令和6年産マンゴーのせん定(8月20日)
 令和6年産マンゴーは8月中旬までに収穫がほぼ終了しました。今後は、早急に樹勢回復を行い、次年産に向けた優良結果枝を確保する必要があります。
 そこで、8月20日にせん定を行いました。せん定は、樹高が高くならないように、伸び上がった枝はできるだけ基部方向に戻って節を残すようにしてせん定ハサミで切除しました。節を残すことで新梢発生を促すことができます。発生した新梢は、芽かきや誘引などで充実させることで10月以降になると気温の低下と共に花芽の形成が誘導されます。
 学生は、せん定の目的や方法などの説明を受けて、実際に枝をせん除して技術の習得を図りました。また枝の切り口には、殺菌効果のある癒合剤を塗って保護しました。(園芸学科果樹コース職員)
せん定を行う学生 枝の切り戻し
癒合剤による切り口の保護 せん定後のマンゴー園