定例会等の開催概要

　平成27年６月定例会は、６月16日から７月９日まで開かれました。
　定例会開会日は、「平成27年度長崎県一般会計補正予算（第1号）」など32件の議案が上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案について提案理由の説明を行いました。
　その後、「長崎県人事委員会の委員の選任について議会の同意を求めることについて」など２件の人事議案に同意しました。
　一般質問では、12名の議員が登壇し、県民所得向上対策、人口減少対策、九州新幹線西九州（長崎）ルート、県庁舎跡地活用、企業誘致の推進、環境対策、世界遺産推進・観光振興、農林水産業の振興、スポーツ振興、道路の整備促進など、さまざまな事項について活発な論議が交わされました。
　平成27年度補正予算は、地域医療介護総合確保基金事業に要する経費、国庫補助事業の内示等に伴う事業費の追加、その他緊急を要する経費で編成され、一般会計で41億7,902万４千円の増額補正となりました。
　本定例会では、「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」など３４件の議案を原案のとおり可決、承認、同意するとともに、「平和安全法制に関する意見書」など５件の意見書を可決しました。
　また、知事が閉会あいさつで「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」については、去る７月５日、ドイツで開催された第39回世界遺産委員会において、世界遺産登録が決定されたことを報告いたしました。