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知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和6年10月23日 記者会見

 ●会見内容●

1.トルコギキョウについて
2.ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について①
3.知事のアメリカ訪問について①
4.職員の勤務時間中の服装について①
5.日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について①
6.長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)①
7.日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について②
8.知事の政治資金について①
9.知事の政務・公務について①
10.長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)②、長崎スタジアムシティとの連携(アクセス道路)
11.職員の勤務時間中の服装について②
12.知事の政治資金について②
13.衆議院議員選挙について
14.知事の政務・公務について②
15.知事のアメリカ訪問について②
16.九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について①、九州新幹線西九州ルートについて
17.九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について②
18.日本スポーツマスターズ2024長崎大会について
19.対馬仏像の返還について
20.職員の勤務時間中の服装について③
21.鳥インフルエンザについて

○広報課長 ただいまから、知事の定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

1.トルコギキョウについて

○知事 すみません、今日は、コサージュの資料を上に忘れてきましたけれども、私も普段からよく使う花なので、私の知識の中でお話をさせてください。
 今日の花はトルコギキョウです。トルコギキョウは、たしか日照時間が長くなると咲く花ということで、夏の時期なんですけれども、長い期間で楽しめるように品種改良されていると。結構日持ちもよくて華やかですので、家庭でも使いやすいというか飾りやすい、非常に素敵な花だと思っています。私もよく買わせていただいておりました。
 花言葉は、先ほど見たんですけど、たしか「優雅」とか、紫のトルコギキョウの花言葉は「希望」ということで、非常に前向きな素敵な花でございます。
 今回は、すみません、産地がたくさんあるんですけれども、県内各地域で作られておりまして、産出額は約2億円あるということで、生産も盛んというお花でございます。ぜひ県民の皆様も楽しんでいただければと思います。

2.ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について①

○知事 冒頭、私からは4点お話をさせていただきます。
まず1つ目です。「ながさきピース文化祭2025」についてでございます。
令和5年、昨年4月に、さだまさしさんがスペシャルアンバサダーに就任していただきましたけれども、このたび、本県にゆかりのあります著名な5名の方にアンバサダーに就任をいただきました。その5名の方々ですけれども、まず1人目がアーティストの浦川翔平さん、2人目が俳優の長濱ねるさん、3人目がジャズピアニストの平戸祐介さん、4人目がイラストレーターのBUSONさん、そして5人目が俳優の水上恒司さんでございます。以上の5名の方々に今回アンバサダーに就任をいただきました。
文化祭ですけれども、開催まで残り1年を切りました。今後、さらなる認知度向上を図るために、様々な取組が必要になってくると考えております。
アンバサダーの方々におかれましては、どの方も本当に幅広い人脈と高い発信力を持っていらっしゃる方々ばかりでございます。そのお力をお借りしまして、文化祭のさらなる機運醸成、また認知度向上につなげていきたいと期待をしているところでございます。
なお、就任に際しまして、アンバサダーの方々にコメントをいただいておりますので、お手元の資料をご覧いただければと思います。

3.知事のアメリカ訪問について①

○知事 2つ目でございますけれども、LA長崎会創立35周年記念アメリカ訪問団ということで、派遣についてご報告をいたします。これもお手元に資料をお配りをしています。
 今年は、南カリフォルニアの県人会の組織でございます「LA Nagasaki-kai」が創立35周年という記念の年に当たります。現地で記念式典が開催をされますので、そのため、10月30日から11月4日まで6日間、徳永県議会議長をはじめ県議会の皆様とともにカリフォルニア州を訪問してまいりたいと考えております。
 今回の訪問におきましては、記念式典に参加をするほか、サンフランシスコとロサンジェルスで、観光、また県産品等のプロモーションを行ってくる予定としております。今回の訪問を契機としまして、アメリカにおいて様々な分野でご活躍されている長崎県出身者の方々と人的ネットワークを一層強化するとともに、観光振興、県産品の販路拡大といったものを促進することで、さらなる交流の拡大につなげていきたいと考えております。

4.職員の勤務時間中の服装について①

○知事 3つ目でございます。職員の勤務時の服装についてお話をさせていただきます。県庁では、これまで5月から10月までの間、クールビズなどを実施しまして、期間を限定して軽装勤務を推奨してきたところでございます。今後、これを通年で軽装勤務ができるようにしたいと考えております。
 これは、職員の方から通年化実施の提案がございまして、職員の働きやすい職場づくり、環境づくりにも資するというふうに考えたことで、職員個人の判断においてになりますけれども、ノーネクタイをはじめとした軽装による勤務を可能とすることにいたしました。快適で働きやすい環境にすることで、勤務をすることで、業務効率、業務能率の向上が期待されるというふうに考えますし、それに加えまして職員の個性の発揮だったり、多様で柔軟な働き方といったことにつながっていけばなというふうに考えているところでございます。
 これからも職員一丸となって県政推進のために力を尽くしてまいりたいというふうに考えておりますので、県民の皆様におかれましては、この取組に対しましてご理解いただきますようにお願いを申し上げます。

5.日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について①

○知事 最後に、皆様のところにも嬉しいお知らせが届いたと認識をしております。日本原水爆被害者団体協議会へのノーベル平和賞受賞決定に際しまして、日本被団協の皆様に対して、県民を代表して心からお喜びを申し上げたいと思います。
 今回の受賞ですけれども、日本被団協の長年にわたります核兵器のない世界を実現するための努力、また多岐にわたる活動といったものが評価をされたものだというふうに思います。そういった取組をしてこられた日本被団協の皆様方に対しまして、深く敬意を表したいと思います。
 核兵器を取り巻く国際情勢、これは本当に厳しさを増しております。そういった中で平和を訴え続ける被爆者の皆様の取組が世界から認められたということは、我々としても、また、核なき平和を実現するために活動されている全ての方々に勇気を与えるものだと思いますし、大変意義が深いものだというふうに考えます。
 県としましては、これまで核兵器廃絶を自分事として捉えていただくこと、もちろん非人道性を知っていただくこと、それが大変重要なことでございますけれども、核兵器廃絶が自分事のイシューなんだということを認識していただくことが重要だと考えております。そのような観点から、今、SDGsの次のグローバル・アジェンダに、この核兵器廃絶を位置づけたいというふうに考えて、広島県、また関係者と力を合わせて取組を進めているところでございます。
 先ほど、長崎被災協の方々からも報告をいただきました。その中でもお話がありましたけれども、今後は波のようにこの取組が広まっていくこと、これを期待したいと、田中会長からもお話があったところでございます。
 我々としても、今回の受賞を契機に、国際社会全体で核兵器廃絶に向けた行動が、まさに波のように広がっていくといったことを期待をしております。それについては、やはり全世界の方々が、自分たちの将来、未来において、この核兵器という存在が持続可能性に脅威を与え得るものだということを認識していただくことが非常に重要だというふうに思っています。ですので、そういった観点からも、ぜひグローバル・アジェンダに位置づけをしていきたいと考えております。
 引き続き県としましても、広島県と、また長崎市、広島市、また関係団体の皆様方と連携を深めながら、「長崎を最後の被爆地に」というこの思いを世界中の皆様にしっかり発信をしながら、核兵器廃絶の実現に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上、冒頭、私から4つお話をさせていただきました。残余につきましては、皆様方からの質問に応じて回答をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

○広報課長 それでは、幹事社のNHKさんから、ご質問をお願いします。

6.長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)①

○記者(NHK) よろしくお願いします。
 まず、今月14日に長崎スタジアムシティが開業しましたけれども、改めて、2週間ほどたって、長崎における今回のこれだけ大きな複合施設の開業がどういった効果をもたらしているというふうに知事として受け止めているのか、また、民間が主導で本気で人口減少対策を食い止めるという大きなビジョンを掲げていらっしゃいます。そのあたりについてもどのように感じていらっしゃるのか、教えてください。

○知事 14日ですね、いよいよ開業いたしましたけれども、その前からいろんなイベントが続いていて、まさに長崎市全体が、長崎県が熱気にあふれているといったように感じております。
 長崎を魅力のあるまちにという思いで、また全国、長崎だけじゃなく全国を元気にしたいといった、地方創生のモデルとなりたいということ、ジャパネットグループの皆様が熱い思いを語っていただいて実現したものだというふうに思いますし、まさに、それが、そういった位置づけでこの取組が進んでいくんだろうというふうに期待もしております。それが達成されたことにつきまして、まずは敬意を表したいと、このように思います。
 長崎スタジアムシティですけれども、これまで様々なイベントに私も参加をさせていただきました。また、昨日は、九州地方知事会と九州地域戦略会議のほうで行政視察としてお伺いさせていただきました。そういった様々な機会を通して、本当に皆様、訪れていらっしゃる方々、笑顔でスタジアムシティで過ごされているのも拝見していますし、また、リージョナルクリエーション長崎の方々からも、こういった状況、いろいろお話を聞きながら、まさににぎわいが生まれているなというふうに感じています。平日の利用も非常に活発にされているということで、今まさに注目を浴びているということもあると思いますけれども、そういった方々の動きが続いていくように、行政としても力を合わせて取組を進めていきたいというように思います。
 本当にこれから、長崎市の中心地にこういったにぎわいの場ができるということで、長崎市民だけではなく、県民の皆様、また県外からお越しの方々からも楽しんでいただけるような施設になること、これを期待をしているところです。

○記者(NHK) 人口減少対策というところで、行政としても、何かやっていける、一緒にやっていけることとか、そのあたりのビジョンみたいなものが何かおありだったりしますか。

○知事 人口減少の観点からは、少なくとも、これまでもいろいろ触れてきましたけれども、質の高い雇用であったりとか、また、まちの中にスポーツに親しめるような場所とか、スポーツだけではありませんけれども、商業施設があったり、非日常になるような場所ということでジャパネットグループの方々もおっしゃっていますけれども、まさにそういった場所がこの長崎市内にできることで、やはり長崎市に愛着を感じてくださる若い方々も、若い方々の人口流出が非常に多い場所でございますけれども、そういったことを思いとどまっていただくとか、また、長崎県民の方だけではなく、ほかのところから「長崎、いいよね」と思って移住していただくとか、そういうことが起こり得ると思いますし、それはもう本当に期待をしたいと思っています。
 そこに行政がどう絡んでいけるかといったことは、本当にいろんな方々のご意見を聞きながら、知恵を出しながらというふうに思っておりますけれども、これは一緒になって、本当に長崎を元気にしたいという熱い思いを実現していただいたというふうに考えておりますから、これは市と県と、またほかの方々とも連携をしながら、ぜひ地方創生を、これを契機に実現していきたいなと考えています。

○記者(NHK) ありがとうございます。

○広報課長 では、続いて同じ幹事社の朝日新聞さん、どうぞ。

7.日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について②

○記者(朝日新聞社) まず一つ、先ほども知事も言及されました日本被団協のノーベル平和賞受賞についての関連の話です。
 先ほどのやり取りの中でも述べられていましたけれども、日本政府が核兵器禁止条約に、その批准をしてないという現状があります。知事は、たしか核兵器禁止条約の会員の賛同人にもなられているかと思いますけれども、まず一つは、基本スタンスとしては、日本政府にもこの核兵器禁止条約について、署名・批准を日本政府もするべきだというお考えにあるということは、まず一つ先に確認させてください。知事は、そういうお考えでいらっしゃいますか。

○知事 日本政府に。

○記者(朝日新聞社) 日本政府がそうするべきだというようなお考えでいらっしゃるとかというのを、まず確認させてください、知事として。

○知事 そうというのは。

○記者(朝日新聞社) 批准すべきだと。

○知事 核兵器禁止条約については、国もおっしゃっているとおり、出口として非常に重要なものだと思っております。これまで、国においては、やはり重要だとは言いつつも、核保有国が参加をしていないとか、そういったことで実効性に課題があるといったようなことを申していると承知をしています。それによって、批准には、現時点で積極的にはなっていないと、まず理解をしておりますけれども、我々としては、やはりまずはどういった議論がされているのかとか、オブザーバーとして参加をいただいて、核兵器がない世界の実現に向けて、唯一の戦争被爆国としての、まずは橋渡しの役割をしていただきたいというように考えておりますので、我々としては、これまでも申し上げてきたとおり、国に対して、まずオブザーバー参加をしていただきたいというように考えております。
 そういったことを通して、やはり長崎県、広島県、また日本国民、世界の方々、皆さんの思いだと思いますけれども、核兵器の廃絶につながっていくということを期待をしています。

○記者(朝日新聞社) すみません、今の言葉なんですけれども、国には、オブザーバー参加をまずはしてほしいと。最終的なところとしては、やはり地元の県知事としては、もしくは政治家大石賢吾さんとしては、最終的なところとしては、これに日本政府も批准、署名・批准をすべきだ、してほしいという願いはあるということでよろしいですか。

○知事 核兵器廃絶につながる、を実現する上で非常に重要な出口だと思いますので、まさにこれが世界中で核兵器廃絶、つくらない、保存もしないと、そういった核兵器自体の存在をなくしていく重要なものだと思いますので、この条約がしっかりと実行されるような環境下であって、核兵器廃絶が実現できるといったことは、それは我々が目指すところと同じだと思っています。

○記者(朝日新聞社) ということで、最終的には、やはり国に、日本政府としてもそれに署名・批准してほしいという思いがあるということでよろしいですか。

○知事 核兵器禁止条約だけが一つではない、答えではないとは思いますけれども、少なくとも、やっぱり核兵器廃絶がなされると、実現するという意味では非常に重要だと思いますので、我々としては、まずはオブザーバー参加を、国が今、批准に対して積極的になってないというお考えもあるところも承知をしておりますので、まずはしっかりとオブザーバーとして参加をしていただいて、そこは積み重ねていっていただきたいというふうに考えています。

8.知事の政治資金について①

○記者(朝日新聞社) 分かりました。
 あと話が変わります。次のお話ですけれども、政治資金、知事ご自身の政治資金問題についてです。
 先般、一つの案件については、通信費とかの問題ですね、不起訴ということで結論が、決定が出されましたということですけれども、引き続き、総務委員会の集中審査もありますし、トピックとしてはまだ続いている状態です。
 知事も、先日、記者会見もされまして、一定説明はされたんですけれども、現時点でできる説明は十分しているというようなお考えかどうかというのを、一つまず聞かせてください。

○知事 先日も県民の皆様にということで、しっかりまとめてお話をさせていただきましたけれども、現時点でお話をさせていただけることはさせていただいています。
 先日も、別の方からもご質問がありましたけれども、今後、新しいことが出たり、何かお話できることがあったらするのかというご質問がありましたけれども、それはもちろん、その状況に応じてさせていただきたいと思いますし、これまでどおり、県民の方々にご理解いただけるような、また議会にも質問、今回集中審査がもう一度行われるということ、継続されて行われるということですので、それに対しては真摯に対応していきたいと思っています。

9.知事の政務・公務について①

○記者(朝日新聞社) 今日、うちの新聞も一つまた記事を書かせていただいたところもありまして、職員さんの政務と公務の話がありましたけれども、この部分、なかなか政治家であり、公職であるというところで切り分けは難しいところもあるかと思うんですけれども、知事としては公務と政務の区分けスタンス、どうあるべきで、自分とどういうふうに今気をつけているというところのご説明をしていただければと思います。

○知事 皆様にいろいろご意見をいただく中で、またご質問いただく中で、この政務と公務の切り分けというのは非常に難しいなと、改めて感じています。
 やはり立場であったり、見方であったりする、どういう立ち位置かということと、また、見方によっても、その要素が変わってくると思いますけれども、今、ご質問の中にもあったように、両方が混在しているということは、本当に切り離せないものばかりだと思っています。ただ、それをしっかり、やはりできる限り納得を得られるような形で整理をしながら対応していくということが重要だと思っております。
 ですので、これまでもそういった混在しているような状況ですので、もちろん、両者にご相談しながら対応してくるということもありましたけれども、今後も引き続き、そういったことを意識しながら、できる限りご納得いただけるような整理に努めるべきだというふうに考えています。

10.長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)②、長崎スタジアムシティとの連携(アクセス道路)

○記者(朝日新聞社) 最後にもう1点、先ほどスタジアムシティの話も出ました。これは一つ、長崎にとって大きな追い風というか、大きな、それこそ波が起きていると思います。
 ついこの間も、先日、「海に眠るダイヤモンド」というドラマが始まりまして、端島を正面から取り上げたドラマでした。振り返ってみると、その前に「きみの色」というアニメもありましたし、さらに、その前には「君が心をくれたから」というドラマもありました。多分、よその知事から見ると、長崎ずるいな、すごいなと。なんでこれだけ長崎ばっかり取り上げてもらえるのかなとうらやましがられるぐらいの状況が生まれているんですけれども、こういうタイミングをどういうふうに活かすかというのも、県としての腕の見せどころでもあり、また、やるべきことだと思うんですね。
 そこをどういうふうに現状を見ておられて、それをどういうふうにこれを広げていきたいと思っておられるか、教えてください。

○知事 今、お話があった作品だけではなく、本当に注目を、五島だったりとか、いろんな場所でテレビに取り上げていただいたり、そういった注目が集まるといったことが続いて、本当にありがたいことだと思います。
 我々としても、そういった注目をしっかり継続的な、持続的なにぎわいにつなげていかなくてはいけないと考えております。
 それぞれ、ロケ地が聖地化されていったりとか、新しいコンテンツが生まれたりとか、そういうことが各地域で起こっていくと思いますけれども、広域行政としても、そういった動きを後押しできるようなことは、知恵を継続的に出していかなくちゃいけないと思っております。
 今回また新たなドラマが始まったばっかりですけれども、非常に楽しみに拝見しながら、長崎のにぎわいづくりにつなげられるところは、みんなで知恵を出しながらやっていきたいと思っています。

○記者(朝日新聞社) 細かい具体的な策というのは、また担当課さんとかとお話しされながら、これから進めていかれるんだと思うんですけれども、一つ、私、課題に思うのが、着地点として空港または特に長崎駅ですね、着いてから目的地までの二次交通のアクセスの部分というのが、なかなかやっぱり分かりにくさ、また、使いにくさの改善が進んでないように見えてしまいます。
 そこのところというのは、県としては何か、県営バスもありますし、積極的に進めていこうというお考えがありますか。

○知事 これは広域行政として、まさしく取組をさらに進めていくべきところだと、その課題認識はございます。これまでなかったものも生まれてきています。例えば、ソウル線が定期として10月27日に飛び始めますけれども、そうした場合に、今までになかったといいますか、ハブ空港でございますので、世界中から今度は長崎空港に入ってこられる。長崎空港を起点として県内を周遊していただくという動きも出てくるかと思います。これまでも上海線とかありましたけれども、それがまたさらに選択肢が増える形でにぎわいができてくると思いますので、そこをどう空港から県内各地に周遊していただくのか。違ったモード、飛行機だけじゃなく、車、また新幹線とか、また船もありますけれども、いろんなものをつなぎ合わせて、利便性の高い二次交通網をつくり上げていくということは、本当に重要なことだと思いますので、これについては関係者と引き続き連携を図りながら、楽しんでいただけるような交通網の整備に努めていきたいと思います。九州MaaSも、そこに一役を担っていただけるんじゃないかなと思っています。
 今回、九州地域の戦略会議、九州地方知事会の中でも、交通も含めて九州が一体となって取り組もうという話も出てきていました。そういった、特に海外から来られるインバウンドの方々というのは、恐らく1県だけではおさまらずに、いろんなところを周遊されたいという思いを持たれている方もいらっしゃると思います。
 そういったことを九州地域としても、しっかりと取り込んでいけるような、そんな取組を県としてもやっていきたいなと思っています。

○記者 分かりました。ありがとうございます。
 幹事社の朝日新聞からは、以上です。

○広報課長 ほかに質問のある方、挙手をお願いします。

11.職員の勤務時間中の服装について②

○記者(NBC) 先ほど、軽装の件が出たので、この件について質問させてください。
 まず、この軽装導入を知事として取り入れようと理由を改めて聞きたいのと、他県の動向をもし把握されているのであれば、他県の動向がどうなのか、教えてください。
 それと最後に、知事は今後公務において、今日はノーネクタイですけれども、公務において軽装をどういうふうな形でしていこうと考えられているのか、あったら教えてください。
 以上です。

○知事 まず、理由ですけれども、先ほど述べたように、きっかけの一つとして、職員の方から、通年で軽装ができるようにといった意見があったこと。やはり私としても、働きやすい、勤務しやすい環境というのをつくってつくというのは、一つ大きな役割だと思っておりますので、その観点からも非常に前向きな意見だなと思いました。
 また、それに加えて、どういった効果が生まれるのかというのは、これからだと思いますけれども、先ほど述べたとおり、軽装することで、例えば仕事とプライベートのところがより近くなったりとか、作業効率が、スーツじゃなく動きやすい格好で、より効率が上がったりとか、いろんなところにつながっていくんじゃないかなというふうに思っていますので、これについては非常にいい動きだと思って、県民の皆様にご理解をいただきながらでございますけれども、ぜひ進めていきたいなと思っています。
 他県の状況は、また改めてお話しいただけると思いますけど、私自身がどうするかということですけれども、TPOをしっかりと意識しながら、できる限り、私がずっとスーツでネクタイをしていると、なかなか周りもしにくいということもあるかもしれませんので、そこは状況を踏まえながらTPOを意識して、しっかりと私自身も活用していきたいと思っています。

○人事課 全国で半数を超える自治体が同じような取組をしております。
 以上です。

12.知事の政治資金について②

○記者(長崎新聞社) 先ほど、朝日新聞さんからもありましたけれども、刑事告発に絡んで1月に知事の後援会が発表された文書の作成のことなんですけれども、この中で知事が政務文書の作成を県職員さんに指示したという報道ですけれども、これが事実であるという認識があるのかということと、これを知事が指示をしたという認識であるのかというところをまず確認させてください。

○知事 一次的に作成をしたというのは、私の責任において作成しています。作成は私だと理解をしています。ただ、コメントでもたしか申し上げたと思うんですけれども、やはり知事としての意見を、見解を求められているところもあって、そういった観点からは、やはり公的な部分もあると思います。もちろん、内容が就任前の話であるといったことで、最終的には後援会のほうから発出をさせていただきましたけれども、作成に当たっては、私が作成者であるということ、また、関係者でお話をして文章化をしていただいたと、打っていただいたといったところは、お願いをしたことも確かに事実でございますので、そこは先ほど幹事社からも質問があった中で答えさせていただいたとおり、今後、そういった状況、ご意見、ご指摘等を踏まえながら、できる限り納得が得られるような整理の仕方を気をつけてやっていきたいと思います。

○記者(長崎新聞社) それから、今回、指示をして作ったというところ…

○知事 今の話であると、どういう回答にするべきかということは議論をしながら、私がこういうことと作成していると。ただ、文章にしていただく、打っていただくということをお願いしたとこはございます。

○記者(長崎新聞社) 今回の対応について、問題があったという認識はあるんでしょうか。

○知事 指摘は受けてしかるべきだと思います。というのは、先ほど来申し上げているとおり、公的な部分もありますし、もちろん政務的な部分もあると思います。公務、政務の両方が混在しているものだと思いますので、やはり政務的な見方をすれば、ご指摘を受けるところもあると思いますので、そこは、そういったご意見を踏まえながら、どうやれば今後、より納得が得られるような整理になるかということは常に考えていきたいと思います。

13.衆議院議員選挙について

○記者(長崎新聞社) 分かりました。
 それと、ちょっと話題が変わって衆院選のことなんですけれども、現在、衆院選の期間中でありますけれど、知事のスタンスについて、どの候補者を応援しているとか、そういったことというのはありますでしょうか。
 また、例えば集会であるとか、決起大会とか、そういったところに参加したとか、そういったことはあるんでしょうか。

○知事 参加とか、そういったことは全くありませんし、どの候補者を応援ということも含めて私は申し上げるべきではないと、このように考えています。

○記者(長崎新聞社) 例えば、昨年秋の衆院の補選では、今、3区で出馬されている金子さんの応援に入って演説をしたりとかして、そのときは政権与党との関係の部分で、なんといいますか、連携をしないといけないと、政策実現力の高い政権与党との連携を深めることが重要だということをその後の会見でおっしゃっていますけど、そこから何か変化があったんでしょうか。

○知事 いや、変化があるわけではありませんけれども、現時点で何かに出るとか、何か行動するといった決まったものがあるわけではないです。

○記者(長崎新聞社) 今回、各候補者に、時々、為書きとか必勝の為書きとか書いて出されることもあるかと思うんですけれども、知事からそういったものを出されたりとかしたことは、今回の件であるんでしょうか。

○知事 今回はないです。

○記者(長崎新聞社) 県外を含めてですかね。県内、県外を含めてですかね。

○知事 はい。

○記者(長崎新聞社) それから、今回、知事は、知事選で自民党県連のほか、維新のほうからも推薦を受けてますけど、そういった他党からも推薦を受けている、複数の党から推薦を受けたというところは影響しているんでしょうか、今回の判断に。

○知事 いえ、そこではなく、政党関係なくです。

○記者(長崎新聞社) 分かりました。
 以上です。

14.知事の政務・公務について②

○記者(西日本新聞社) 先ほど長崎新聞さんから質問があった、文書の作成を県職員がやっていたという話で、ほかの自治体の事例なんかを見ますと、政務を担当できる県職員の方が条例で定められていたりするところもあるようですけれども、長崎県の場合が、そういうことができる自治体なのかどうかを教えてもらっていいですか。

○知事 ないです。特別職の、ないです。

○記者(西日本新聞社) あと、今日、報じられていた部分に関しては、ああいうことがあったんでしょうけれども、現状としては、例えば後援会の秘書の方が政務と思われることは全て担うようになったとか、その当時との変化というのは何かあるんでしょうか。

○知事 先ほど回答の中で申し上げましたけれども、もちろんこれは公務の要素がないということであれば、それは分かりやすいことかもしれませんけれども、やはり非常に公務と政務が混在することが本当に多いものでございます。それは本当に、見る方によっては、これは完全に政務だよねと評価をされる方もいらっしゃると思いますけれども、見方を変えると公務の要素もあるというご意見もあったりします。そこはもう本当にケース・バイ・ケースであって、先ほど申し上げたとおり、それをしっかり、いろんな意見を踏まえながら、より納得感が得られるような整理をしていく、心がけるといったことに尽きると思いますので、そこはそのようにできるように、私ども、気をつけてやっていきたいと思います。

15.知事のアメリカ訪問について②

○記者(西日本新聞社) 別の話で、10月30日からアメリカを訪問されるという件で、これは県外にどれぐらいの県人会が組織されているか、ちょっと私、知らないんですけど、そういう何周年という記念式典がありますというようなことがあって、招待されるようなことがあれば、知事自身が現地に行ってこういう活動をされているのか、それとも今回のアメリカに関しては、何か特別な背景というか、理由があるのかについては、いかがでしょうか。

○知事 私の理解としてですけど、まず、県人会側から参加の依頼があるということと、また節目とか、活動の状況であったりとか、広がりであったりとか、影響力だったり、いろんなものを勘案して決めているというふうに理解はしております。様々なことを勘案しながら行くということで、アメリカの件でいうと、10周年と25周年の際に知事と議長と同じように行っているということは、承知をしています。

○記者(西日本新聞社) ありがとうございます。

16.九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について①、九州新幹線西九州ルートについて

○記者(日本経済新聞社) 昨日、一昨日の九州知事会の件と、それからもう一つ、冒頭にあったピース文化祭の2点についてお伺いします。
 まず、初日が九州地方知事会議、2日目が九州地域戦略会議です。このとき、佐賀の山口知事も来ていましたけれども、2日間を通して、例えばロビーであるとか懇親会だとか、ほかに1対1、バイでお話しする機会はありましたか。

○知事 ありました。

○記者(日本経済新聞社) その中で新幹線についてお話しなさいましたでしょうか。

○知事 新幹線についても、お話ししました。

○記者(日本経済新聞社) どのような内容であって、先方の反応がどうだったかということについて教えてください。

○知事 様々な話なので、具体にはなかなか申し上げにくいですけれども、我々として新幹線が有用であるといったこと、これについてはもう変わりがないと。やっぱりフル規格で全線開通、これを求める立場であるといったことは、そういった概要のお話をさせていただいております。

○記者(日本経済新聞社) 2つの会議も、ある程度オフィシャルな会議なので、そうすると知事のほうから長崎県の立場を、立ち話かなんか知りませんが、そこで言ったということですね。向こうからは、どういう反応だったんでしょうか。

○知事 二人だけの場でもなく複数人いる場所でも話はしましたけれども、やはりこれについては結論を出すような、結論を迫るようなものでは全くございません。その場でというようなものでもありませんので、やはり課題もありますし、これまで積み重ねてきている議論もございます。それを踏まえた上での会話であるということは、ご理解いただきたいと思います。
 今回、九州地方知事会の決議の中でも、東九州新幹線の話も上がってますけれども、県として、やはり九州地域が、新幹線全体としてですけれども、交通網がつながっていくといったことについては、やはりこれは九州が地方創生を実現していく上では非常に重要だと考えています。
 なので、そういった観点からも九州地方知事会の中でも、そういった新幹線をやはりつなげていくといったことについて前向きなお声があるというふうに私は理解をしています。

○記者(日本経済新聞社) トップ同士の会談は重要なので、今回の話の中で、例えば、次いつ会いましょうとか、事務方同士で次こうしましょうというような話は具体的にはなかったんでしょうか。

○知事 今回の話の中で日程の調整ということはなかったですけれども、事務方同士は、常に意見交換をしているというふうに承知をしておりますし、それは今後、私自身も機会を捉えて、やはり腰を落ち着けてお話をするといったことも機会を捉えてやっていきたいと思っています。

17.九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について②

○記者(日本経済新聞社) 分かりました。
 もう一つこれに関連して、2日目の、戦略会議の最後の会見は、宮崎県知事と倉富さんだけで知事はいらっしゃらなかったので改めてお聞きします。
 今回の2日間の成果について、知事はどう見ていらっしゃいますでしょうか。

○知事 今回は、まず、第3期九州創生アクションプランの策定に向けて、現行プラン検証もさせていただきましたし、今後、どうやって取り組むべきかという方向性について決定をした重要な会議だったと思います。
 九州地方知事会だけでなく、経済界の方々が、一堂に会して、官民連携をより進めていくべき分野を決めていく、方向性を議論していくは、非常に九州の強みである部分だと思います。
 その中で様々な分野がありましたけれども、例えば新生シリコンアイランド九州であれば一緒に伸ばしていくため、どういった役割分担があるのか、また、来年行われることになりましたけれども、ツール・ド・九州などについて、どうやって経済界と官が一緒になることで九州を盛り上げていけるのか、それ以外にも子ども施策であったり、いろんなものを議論させていただきました。
 やはり行政が旗を振っただけでは、なかなか進まないことが、民間の力、協力をいただくことで進んでいくということもありますので、そういった意味では様々な課題があって、個別に全部話すことは難しいですけれども、そういった方向づけができたということは、次につながる非常に重要な会議だったかなと思います。

18.日本スポーツマスターズ2024長崎大会について

○記者(日本経済新聞社) ありがとうございます。
 2つ目はアンバサダーですけど、今回、日本スポーツマスターズ大会で髙田明さんにアンバサダーになっていただいて、大会は終わりましたけれども、これに対してどれぐらいのコストがかかっていて、効果がどれぐらいあったかということについて、分かる範囲でお答えください。

○スポーツ振興課 日本スポーツマスターズですけれども、今回の効果としては、参加者、参加者というのは、選手、監督、スタッフ、審査員、あとは家族とか友人等の観光で来る人、そういった方たちで1万人を目標に掲げておりましたけれども、1万人を超える方たちが来ていただいたということで、成果は我々が想定したとおりであったと考えております。

○記者(日本経済新聞社) 質問は、アンバサダーを使ったことで、どういう成果があったかということです。

○スポーツ振興課 1万人を超える参加者につながったと思うんですけれども、髙田明さんと知事に、今回の日本スポーツマスターズのPRビデオに出演いただきました。合計5本を作製したんですけれども、そのPRビデオをYouTube等で放映し、また、そのYouTubeを国内の競技団体に、今回13競技あって、47都道府県で六百数十の競技団体があるんですけれども、その競技団体にも知事とアンバサダーの連名で、そういったYouTubeの案内であるとか、「長崎でお待ちしております」という文書を出させていただきました。そういった成果もあり、1万人を超える参加者に来ていただいたと、そういうふうに考えております。

○記者(日本経済新聞社) 今後、まとめられたときでもいいんですけど、普通、民間企業だとYouTubeの配信がどれだけ、アクセスがどれだけとか、それから、県によっては、それが広告費換算で幾らになったかみたいなことを出しています。
 今、質問しているのは、それについてより詳細にこういう振り返りをするつもりはあるのか、あるいはもうこれで終わりなのか、それを教えてください。

○スポーツ振興課 YouTubeの再生回数については、今、手元にないんですけれども、30万回を超える閲覧があったという状況でございます。詳しい数字は、後ほど調べてお伝えしようと思います。

○知事 今おっしゃっていただいたことは非常に重要だと思います。やっぱり取組に対して、どう効果があったのかということをしっかり見ていくことが重要だと思いますので、今、これからということですから、そこはしっかり検証しながら、どういったことをすれば、効果を数値化していくのは非常に難しい、間接的なものも出てくるかと思いますが、私自身は、やはり髙田明さんにご助力をいただいたことで、発信力だけではなく、非常にアイデアとして私自身が直接競技団体に働きかけるべきだとか、様々なアドバイスをいただきました。そういったところで数字には出てこないところもあったというふうに感じています。
 ですので、そういったところも含めて、なかなか数字にできないところも含めて、効果はあったんだと思いますけれども、それをできる限り表現できるように、我々、整理をしていきたいと思います。

○記者(日本経済新聞社) 今おっしゃったのであれですけど、髙田明さんにお会いしたときに、いろいろ県に助言をして、マスターズは県外もそうだけど、県内の人々に知ってもらうことが大事だからテレビ放送をしてほしいと言ったけど、なぜか拒否されたということをおっしゃってましたけど、これは知事、なんか、余り効果を感じなかったのか、お金がなかったのか。本人はアドバイスする立場でそう言ってたんですかね、あるいはそもそもそういうことは把握してないというか、向こうが勝手に言っているのか、それについて。

○知事 拒否されたということ、ちょっと詳細が分かりませんので、コメントは控えたいと思います。何かありますか。

○スポーツ振興課 今回のマスターズのPRビデオですけれども、基本的には1分間の映像を作製しております。ちょっとどうしてもCMに馴染まないかなというところもありましたので、県の広報誌でYouTubeに誘導するであったりとか。あと大きかったのは、今回、ソフトバンク対オリックスのプロ野球の試合がビッグNであったんですけれども、その時に、試合前に何本か流させていただいたりということで、県内に向けてのPRもしたところです。
 先ほど、30万回を超えると言ったんですけれども、40万回を超えております。詳しい数字をまた後ほどお伝えします。

○記者(日本経済新聞社) 長くなりました。以上です。ありがとうございました。

19.対馬仏像の返還について

○記者(読売新聞社) 対馬の寺から盗まれた県指定文化財の仏像についてお尋ねします。
 韓国側で対馬市側の所有権を認める判決が出てから間もなく1年になりますが、いまだに返還が実現していないことについての受け止めと、今後、韓国側あるいは日本政府に対してどのように働きかけていくか、考えがあれば教えてください。

○知事 まず、受け止めですけれども、今、質問にあったように、昨年10月、韓国の最高裁の判決が出て間もなく1年ということで、それが出てから、今なお、返還が実現できていないといったことについては、本当に憂慮している次第です。
 最近も、返還前に法要を行うことを条件に返すといったことが報道で出たりとかしてますけれども、それが実際に動く、公的なものであるというふうに聞いているわけではないですので、どういったことになるのかといったことについては、確かに分からないところもあるので、そこについては動きを注視していきたいと思っています。
 ただ、我々として、返還についてしっかりと確実に実行されていくべきものだと思いますので、今、具体的にこういったものがということがあるわけではありませんけれども、国に対しては、しかるべく働きかけをしていきたいと思います。

20.職員の勤務時間中の服装について③

○記者(NIB) 1点、軽装の話なんですけど、たまたまなのか、佐世保市の今日の会見で宮島市長がナショラルビズと言って同じような、同じようなと言ったら失礼ですが、軽装でやっていこうと職員から要望が、話があったと。これって、話して、県と市でたまたまなものなのか、こういう話を実はしてたよみたいな。

○知事 私自身はしてませんけれども。

○記者(NIB) そうなんですね。わかりました。

21.鳥インフルエンザについて

○記者(NHK) 鳥インフルエンザのことでお伺いしたいんですけれども、今年、資料が残る中で最も早く北海道のほうで鳥インフルエンザの感染が確認されたということで、県内でも、かなり長い期間、養鶏場の方々に対策をしっかりしてもらうことを要請することになると思うんですけれども、そのあたり、どんな思いでゴールデンウィークを乗り切っていきたいとか、そのあたり・・・県としてどのように認識されているんでしょうか。

○知事 やはり渡り鳥、外から渡ってくるということで、どう発生するのか、いつ発生するのかというのが見えない中で、警戒を、取組を続けるというのは非常に負担感が大きいもので、不安も伴うものだと思います。
 それについては、今回、赤潮も同じように結構早めに出て、お盆といいますか、期間が非常に長くて、赤潮がいつまで続くのかといった不安もあります。そういった生産者の方々の思いというものは、もう本当に我々としても、しっかりと寄り添うべきものだと思っています。
 具体的に、今、何か対策をということが、具体的なものが今時点で長期的な計画としてあるわけではありませんけれども、しっかりと生産者の方々、状況を踏まえながら、コミュニケーションを取りながら、県としてできることは協力してやっていきたいと思っています。

○記者(NHK) ありがとうございます。

○広報課長 ほかにご質問ございませんか。
 以上で今日の記者会見を終わらせていただきます。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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