令和7年9月9日「熟年つんなむ農業塾」キックオフセミナーを開催しました。
- シニア世代の社会参加と健康づくりを目的に、地域の畑で仲間と野菜を育てる新たな取組が始まりました。
- 「つんなむファーム」は、地域の荒れた耕作放棄地を活用して始まった長崎市福田地区の小さな地域農園です。子ども食堂の活動と連携しながら、地域住民や学童と一緒に野菜を育て、育てた野菜は地域の食に役立てられています。世代をこえて、土にふれ、いのちを育む場、それが「つんなむファーム」です。
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本農業塾では、地域に根差した「農福連携」の取り組みの一環として、「福田こども食堂」との協働を進めます。収穫した野菜の一部を地域の子ども食堂へ提供することで、多世代の交流や地域内の助け合いの輪を広げます。また、必要に応じて子どもたちとの共同活動や交流イベントも実施予定です。
- 9月9日、県と長崎市社会福祉協議会ほか関係機関の連携により「熟年つんなむ農業塾」キックオフセミナーを開催しました。当日は、シニア世代の16名の参加者と、8名の学童の参加があり、大盛況でした。
西部包括支援センターの講座 長崎総合科学大学 客員研究員 下高 敏彰氏
◎「地域でつながる健康づくり」社会参加と健康の関係を考える。 ◎「土壌とは何か?」基本的な土づくりの流れを考える。
◎暑い中、農場に移動。空き缶利用で、指導上手なスタッフのもと ◎長崎伝統野菜の「紅大根(俗称)」は、「赤鬼の腕」にみたて
畝に種をまく穴あけ開始。初心者も安心。 節分の時に食べて鬼を退治。地域の食文化を学びます。
◎「紅大根」の種蒔きは円の中に離して蒔きます。 ◎土をかぶせて、たっぷり水やり、子どもたちもしっかりお手伝い。
「おいしい野菜ができますように!」 「みんなで食べるのが楽しみです。」
今後は、おいしい野菜づくりを皆さんで一緒にやっていきます。多くの方と広く交流ができそうです。自身の野菜づくりの悩みなどの質問もあり自分の畑にも応用できそうな土づくり、日当たりなどのアドバイスを頂きました。下高先生、長崎市農業センターの方も参加していただき、参考になります。
子供たちとも関わりながら、収穫した野菜の一部を地域の子ども食堂へ提供し、収穫祭等を考えています。多世代の交流や、地域での交流が広がっていく機会となってほしいと思います。
今後の「熟年つんなむ農業塾」の活動については、長崎市社会福祉協議会のFacebook(https://www.facebook.com/nagasakishi.shakyou/)にてお知らせします。
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