最近は外出する機会が減ったためか、休日に子どもさんと一緒にゲームを楽しむ若いお父さんも多いようですね。
ピコピコと指も軽やかに動き、童心にかえってゲームの楽しさを共有できる年代だからなのでしょう。想像しただけでも心温まる光景です。
そんな皆さんがハマっているのが、無人島への移住プランに参加して動物とともに生活を始めるというゲーム。まわりくどい言い方ですが、そうです、あの人気のゲーム。
このゲームでは、マイホームを建てる際にローンを組むという場面があるそうですが、「マイホームは自己資金を貯めてから一括で購入するほうがいいよ」とアドバイスをしたお父さんもいたとか。社会に出てからも役立ちそうなゲームですね。
もうひとつの話題のゲームが、13世紀後半の対馬を舞台に繰り広げられる元寇をテーマにした時代劇アクションゲーム。購入できるのは18歳以上という年齢制限付きですが、その人気は世界中に広がっているようです。
実写かと思うほどリアルで美しい映像、映画を思わせる迫力満点の戦闘シーン。ゲームに疎い私でも動画サイトを観てワクワクしてしまいました。
ゲームを楽しみ、舞台となった対馬に興味をもち、そして状況が許すようになれば観光に訪れる。まさに地域振興につながるエンターテインメントですね。
長崎県は古くから海外との交流の歴史があり、そこから生まれた独自の文化が各地に息づいています。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」もそのひとつ。
この歴史がどこかの素晴らしいクリエイターたちの目にとまり、映像やゲームとして新しい命を宿し、多くの人々に楽しんでもらえるようになればいいなと思います。
(文:ヒラモトヨシノリ、イラスト:ナカムラタエ)
長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・おらしょ通信(vol-319)
より(毎週月曜日更新)
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