(一財)日本穀物検定協会が実施する「令和4年産米の食味ランキング」において、長崎県産米「にこまる」が、最高ランクである「特A」評価を獲得しました。
「にこまる」は今回で通算9回目の獲得です。
1.食味ランキング結果
「にこまる」・・・「特A」評価(通算9回目)
「なつほのか」・・・「A」評価
「ヒノヒカリ」・・・ 「A」評価
【参考】
- 「米の食味ランキング」とは
- (一財)日本穀物検定協会において、全国から出品された米の食味について、100名の専門の評価員が、「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、食味試験を行い5段階のランキングで評価するもの。
- 食味試験は、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較し、特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、おおむね同等のものを「A’」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価し、毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表される。「特A」が一番評価が高い。
特A>A>A’>B>B’
- 出品基準
- 県内の作付面積上位3位以内(1位ヒノヒカリ4,588ha、2位なつほのか2,193ha、3位にこまる2,054ha)
- 「にこまる」の来歴・特徴
- 「にこまる」・・・九州沖縄農業研究センターで育成された品種で、本県では平成18年に栽培を開始し、令和4年産の作付面積は2,054haとなっています。高温にも強く、「粒が大きくしっかりしていて、食感はなめらかで粘りがある」ことが特徴です。
長崎県では、関係機関と連携し、「にこまる」「なつほのか」を含む高温耐性品種について、令和7年度までに5,135haまで面積を拡大するよう推進しています。
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