ハウス内でみつばちを飼育する場合は、以下の点に注意し、適正に管理してください。
注意点
巣箱の設置箇所
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- 巣箱はハウスの外に置き、ハウスと15センチメートル以上離す。なお、日当たりがよいが30度以上の高温にならない場所に置く。
(上写真)巣箱設置例
- 冬季は、巣箱内の温度が12度以下となりみつばちの活動が鈍くなることを防ぐため、日当たりの良い南面に置く。
- 巣箱は人が近づきにくい、静かな場所に置く。
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管理方法
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- みつばちの花粉交配に適した温度は23度前後。受粉温度は作物により異なります。
- 巣箱を一度置いた場所から動かすとみつばちが戻ってこれなくなるので、動かさないようにする。
- 紫外線カットフィルムで被覆したハウスでは、みつばちが紫外線を感知できず、位置を正確に把握できなくなります。
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薬剤散布時の注意点
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- 薬剤散布前には、ベニヤ板やビニール等で出入り口をふさぎ、薬剤がみつばちにかからないようにする。
- 薬剤散布後はハウス内を換気する。
- 薬剤の種類により、残効性が異なるので、薬剤の影響日数を確認の上、みつばちをハウスに戻す。
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みつばち利用後
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- 買取みつばちの場合、伝染病を防止するため、必ず巣箱ごと焼却処分する。
- リースみつばちについては、養蜂農家へ問い合わせる。
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みつばちの異常について
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- みつばちの伝染病等が発生すると、地域の養蜂業に大きな被害が発生するため、みつばちの大量死、働き蜂の大幅な減少等、みつばちの異常を発見した場合(リースみつばちの場合、養蜂農家へ相談の上)、各地域みつばち連絡協議会(各振興局農業企画課・農業振興普及課)へ報告をお願いします。
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チラシ・管理マニュアル
詳細は、チラシ又は管理マニュアルをご参照ください。
【チラシ】花粉交配用みつばちの適正管理について[PDFファイル/749KB]
花粉交配用みつばちの管理マニュアル(みつばち協議会作成)【外部リンクへ移動します。】
花粉交配用みつばちの管理マニュアル-基本知識と作物別のポイント-(みつばち協議会作成)【外部リンクへ移動します。】