食品衛生月間について
8月1日から8月31日までの間は、食品衛生に関する知識を広く一般に普及させ、あわせてこの時期に多発傾向にある食中毒のより一層の防止を図るため、全国一斉に食品衛生月間が実施されます。
本県においても食品衛生思想の普及並びに食中毒予防対策に関する各種取組を行っております。
以下内容に留意し、食品の取扱いには十分注意しましょう。
- 食中毒予防の3原則
つけない | 手と調理器具はいつも清潔にしましょう! |
増やさない | 食品はすぐに冷却、素早く解凍しましょう! |
退治する | 食品は中心部までしっかり加熱しましょう! |
- 細菌性の食中毒は、気温が高くなるこの時期に多発する傾向があります。特に、鮮魚介類に付着している腸炎ビブリオや、生肉や生野菜に付着しているサルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌による食中毒には注意が必要です。また、手指には黄色ブドウ球菌やノロウイルスが付着している可能性があります。食中毒予防の3原則をしっかり実践しましょう。
- ノロウイルスによる食中毒は季節を問わず発生しています。調理の際や食べる前の手洗いをしっかり行いましょう。
アニサキスによる食中毒予防について
- 細菌やウイルスだけでなく、近年、寄生虫(アニサキス)による食中毒も増加しています。アニサキスは、しめ鯖や酢漬けなどの調理では死滅しません。また食べる際に醤油やわさびをつけても死滅しません。
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消費者の方は以下の点に気をつけてください。
◆魚を購入する際は、より新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 内臓を生で食べないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
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事業者の方は以下の点に気をつけてください。
◆ より新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
◆ 魚の内臓を生で提供しないでください。
◆ 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
◆ 冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍)
◆ 加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)
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- 県南保健所 衛生環境課
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