知事への提案[令和5年度 地域振興]

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  令和5年度(2023年度)にお寄せいただいた「知事への提案」のうち、「地域振興」に分類されるものを紹介しています。
 ご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次

対馬・壱岐の振興及び国内観光客の誘客について

意見・提案
内容等

 県が大々的に推し進めてきた五島プロジェクト、大成功でなによりですが、対馬や壱岐に対してのサポートが全く足りていないように感じております。
 対馬は日本の玄関口です。長年対馬、壱岐は外国からの圧力を受けていて、住民の方々が苦しい思いをされているのに長崎県のサポートは蔑ろの印象を持っております。
 長崎県を守るためにも日本国を守るためにも、対馬、壱岐の活性化の強化、日本国内の観光客を増やしていける施策を打ち出していただきたく存じます。古代からの歴史があり、美しい雄大な自然と美味しい海産物や焼酎や山の幸が豊富な対馬、壱岐。長崎県の守るべき誇りとしての島だと存じます。
 何卒、ご検討をよろしくお願い申し上げます。

受付日:2024年3月2日[県内 40代]

県の回答

<対馬・壱岐の振興について>【地域づくり推進課】
 本県離島の振興につきましては、県政の最重要課題の一つとして、生活基盤の整備や基幹産業である農林水産業、観光産業の振興など、各種施策に積極的に取り組んでいるところです。
 さらに、対馬や壱岐をはじめとする有人国境離島地域においては、航路・航空路運賃の低廉化や輸送コストに対する支援、雇用機会の拡充や滞在型観光の推進など、国の支援制度を最大限に活用しながら、様々な取組を進めてきており、働く場の創出やしまへの移住者の増加など各種施策の成果が表れてきていると考えております。
 引き続き、離島の資源や魅力を活用しながら、本県離島の振興に全力で取り組んでまいりますので、今後ともご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

<対馬・壱岐への国内観光客誘客について>【観光振興課】
 離島の数が日本一多い本県におきましては、離島の活性化を図る上で、離島への観光客の誘客は大変重要であると考えております。
 県では、対馬市、壱岐市を含む離島地域への観光客の誘客を促進するため、地元市町等と連携し、地域資源を最大限に活用したコンテンツ開発を進めるとともに、交通と宿、島での体験プランがセットになったお得な『しま旅』旅行商品づくりを支援しております。
 また、長崎観光旅行ポータルサイト『ながさき旅ネット』等において、本県の離島地域の魅力を発信するなど、国内外に向けて広く観光情報の発信にも取り組んでいるところです。
 その結果、地域差はあるものの、県内全体の観光客数は概ねコロナ禍前の水準まで回復しているところであり、引き続き、地元市町等と連携しながら、観光客の誘客に取り組んでまいります

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県庁跡地・県警跡地の活用について

意見・提案
内容等

 県庁跡地・県警跡地の積極的な利用がなされていないが、市中心部にあれだけの敷地を遊ばせておくのは勿体無い。あの辺りは駐車場がなく、また、長崎くんちやランタンフェスティバルの際などは、空き駐車場が見つからず、皆様困っている。あの場所に大型立体駐車場を建設してはどうだろうか。
 また、あの辺りはビジネス街なのだから、そこで働くビジネスマン達のための施設を併設するアイデアもあるかもしれない。たとえば、コワーキングスペース、貸し会議室、フリースペース、定食屋や和洋中各種の低価格帯のレストラン、ファーストフード店、カフェ、ビジネスホテル。
 女性参画をいうのなら、保育施設やスーパーマーケット、ドラッグストア、病児保育所、小児科医院。ヘルスケアのために内科や心療内科クリニック、またビジネスマンのための相談室。ジムや整骨院なども助かると思う。そうなるとそこに人が集まるから、バス停を入り口付近に移動すると利便性が高い。
 また、休日の利用としては、付近の商業施設数ヵ所と連携して、無料のコミュニティーバスを運行するなどし、ランタンフェスティバルの際はそれ専用のバスを出すのも良いかもしれない。
 あの場所が便利になれば、大企業の誘致なども捗るのではないだろうか。
 県民に『便利になって嬉しい』と言われる施設にしてほしい。

受付日:2023年11月24日[県内 50代]

県の回答

【回答課:県庁舎跡地活用室】
 県庁舎跡地・県警本部跡地の活用につきましては、令和4年7月に、県議会でのご議論や県民の皆様からのご意見等を踏まえながら「県庁舎跡地整備基本構想」を取りまとめたところです。
 基本構想では、整備する主な機能として、県民市民の憩いの場やイベント等による賑わいの場として利用できる広場、歴史・世界遺産など本県の魅力を体感していただく情報発信機能に加え、未来に向けて、新たな価値を創造する交流支援機能等を整備し、若者や女性をはじめ、NPO等の団体、高齢者や外国人など多様な人材による連携・協働の支援を図るほか、産学官等の連携によるオープンイノベーションを推進することとしております。
 現在、基本構想に基づき、敷地をオープンスペースとして開放し、基本構想の具体化と賑わいの創出に取り組んでいるところであり、長崎くんちにあわせて開催したイベントの際は、3日間で約6万人の方のご来場があり、集いや憩いの場として多くの方にご利用いただいたところです。引き続き、利用状況等の検証を行いながら、今後の整備内容等を検討していくこととしています。
 今度ともご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

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  • 県民センター
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    長崎県長崎市尾上町3番1号
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