定例会等の開催概要

　平成30年９月定例会は、９月10日から10月５日まで開かれました。
　本会議初日は、「平成30年度長崎県一般会計補正予算（第２号）」などの議案が上程され、中村知事が県政の重要事項について報告し、当面する諸課題について所信を述べるとともに、提出議案について提案理由の説明を行いました。
　一般質問では、12名の議員が登壇し、人口減少対策、長崎駅周辺地区の都市整備・交通対策、県庁舎跡地活用、道路行政、観光振興対策など様々な事項について活発な論議が交わされました。
　補正予算については、本年６〜７月の集中豪雨・台風７号による被災施設の復旧及び急傾斜地崩壊対策等の災害の未然防止に要する経費のほか、子どもの生活実態等の調査に要する経費、洋上風力発電関連分野に関する産学共同研究開発等に要する経費、ミライon図書館の施設管理等経費及び郷土資料センター（仮称）の設計等に要する経費等について編成され、一般会計16億6,882万4千円の増額補正となりました。
　本定例会では、17件の議案を原案のとおり可決、同意し、「平成29年度長崎県一般会計決算及び各特別会計決算の認定について」など３件の議案について、予算決算委員会に付託され、閉会中の継続審査としました。
　また、「改正健康増進法の円滑な施行を推進するための県議会決議についての請願書」１件が採択されたほか、「キャッシュレス社会の実現を求める意見書」など３件の意見書並びに「改正健康増進法の円滑な施行の推進を求める決議」１件を可決し閉会しました。