国際連合米国政府代表部大使の来県についての知事コメント

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担当課 国際課
担当者名 久間、大場
電話番号 直通:095-895-2083
内線:2083

 本日、国際連合米国政府代表部リンダ・トーマスグリーンフィールド大使におかれましては、米国政府閣僚として初めて本県に単独訪問いただきました。

 核兵器を取り巻く国際情勢が厳しい中、大使が最後の被爆地である長崎で被爆の実相に触れられたことが、核兵器廃絶への国際社会の機運を醸成するうえで、力強いメッセージになるものと考えております。

 今回の訪問の中で、私からは、核兵器廃絶の必要性を世界に訴える被爆地としての役割が、これまで以上に重要性が増していること、並びに、「長崎を最後の被爆地に」との県民の皆様の思いをお伝えいたしました。

 また、本県は、広島県と連携し、次期SDGsの目標に核兵器廃絶を位置づけることで、国を動かす市民社会の動きを作り出すための取組などを推進しており、大使におかれても、その取組の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきたいともお伝えいたしました。

 さらに、米国大統領が近い将来、長崎へご来訪くださることを、県民の皆様も心から待ち望んでいることも合わせてお伝えいたしました。

 今後も、被爆地の使命として、国や関係機関等と連携しながら、一日も早い核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて、力を注いでまいります。