手足口病の予防について(注意喚起)

このページを印刷する
担当課 地域保健推進課
担当者名 松本、佐々野
電話番号 直通:095-895-2466
内線:4658

 令和6年の第25週(6月17日~6月23日)の定点あたりの手足口病の患者報告数(平均患者数)が「5.05」となり、警報レベルの「5」を超えました。

今後も患者報告数が増加するおそれがありますので、県民のみなさまへの予防策等の広報について、ご協力をお願いします。

第25週の手足口病の患者の年齢別の割合は、1歳が47%(104人)、2歳が17%(37人)、1歳未満が12%(26人)となっており、乳幼児への注意が必要となります。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。

 手洗いは、石けんと流水で十分に行ってください。タオルは、共用せずに個別のものを使いましょう。

※5.05=全報告数:222(人)/県内小児科定点医療機関数(44医療機関)

20240628HFMD

症状

 ・手足口病は、口腔粘膜、手のひら、足の裏などに、小さな水泡性の発疹が出現する急性のウイルス感染症です。

 ・基本的に予後は良好な疾患ですが、まれに髄膜炎等を合併することがありますので、

高熱、頭痛、嘔吐症状がある場合は早めに受診しましょう。

感染経路

 ・咳、くしゃみによる飛沫感染

 ・便を介した経口感染

 ・水泡内容物による接触感染

治療・予防法

・手足口病に特効薬はありませんので、症状に応じた治療となります。

・咳やくしゃみが出るときは、服の袖やハンカチで覆うか、マスクを着用しましょう。

・回復後も、ウイルスは長期にわたって便から排出されることがあるため、おむつ交換やトイレの後は、石けんによる手洗いを励行しましょう。

・タオルは、共用せずに個別のものを使いましょう。

詳細

R06.06.28_手足口病の予防について(注意喚起)[PDFファイル/298KB]