県内の発生状況
長崎県内では、7月28日までに腸管出血性大腸菌感染症が28件報告されています。
腸管出血性大腸菌は、汚染された食品や不適切な汚物処理などにより感染が広がることがあるので、感染予防のためには、オムツ交換時や排便後・食事前の石けんによる手洗いの徹底等が重要となります。
本疾患は、例年8月に発生数が増える傾向にありますので注意しましょう。
早期受診が重症化や二次感染を防ぐことにつながるため、自己判断で下痢止め薬を服用したりせず、症状があるときは速やかに医療機関を受診しましょう。
腸管出血性大腸菌感染症の過去5年間の県内発生状況(2024年7月28日時点)
感染予防策等
- 調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後などには、手洗いを流水と石けんにより丁寧に行い、清潔なタオルやペーパータオルで手を拭いて下さい。
- 汚染部分や人の手が触れる部分(ドアノブ等)を消毒用アルコール等で丁寧に消毒しましょう。
- 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮なものを購入し、賞味期限を守りましょう。また調理は十分に加熱して、すぐに食べるようにし、保存する場合は冷蔵庫に入れるようにしましょう。特に重症化しやすい乳幼児や高齢者については、生肉又は加熱不十分な食肉を食べさせないよう注意しましょう。
- 感染した場合は、家庭内で広がるのを防ぐため入浴を控えるか、シャワー浴または最後に入浴するようにしましょう。
詳細
R6.8.2_腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう[PDFファイル/328KB]
資料
担当課 | 地域保健推進課 |
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担当者名 | 松本、佐々野 |
電話番号 | 直通:095-895-2466 内線:4658 |