長崎県 NAGASAKI PREFECTURE

令和5年度の県内市町の普通会計の決算状況及び「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく健全化判断比率等を速報としてとりまとめましたのでお知らせいたします。

令和5年度県内市町普通会計決算状況（速報）［PDFファイル／732KB］

概要

 普通会計の決算状況について

　県内市町の令和5年度普通会計決算については、歳入総額は8,668 億52 百万円で、前年度と比べ14 億85 百万円（＋0.2％）増加しました。
　これは、地方債などの減があったものの、繰入金などの増の影響により、総額としては増加したものです。
　また、歳出総額は8,358 億73 百万円で、前年度と比べ38 億70 百万円（＋0.5％）増加しました。
　これは、物件費などの減があったものの、扶助費や繰出金などの増の影響により、総額としては増加したものです。
　歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支は、201 億円の黒字となりました。

市町の財政状況について

○ 県内市町において、実質収支は、全団体で黒字となっています。
○ 令和5年度末の地方債現在高は、7,410 億69 百万円で、前年度末と比べ244 億23百万円（△3.2％）減少しています。
○ 令和5年度末の積立金現在高は、2,907 億35 百万円で、前年度末と比べ74 億38百万円（＋2.6％）増加しています。
○ 財政健全化法に定める健全化判断比率は、昨年度に引き続き、県内市町すべてが、早期健全化基準未満となっており、将来の財政負担を
　 見据えた適切な財政運営がなされていると評価できます。