日本脳炎注意報について

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県では日本脳炎の流行予測を目的として、毎年6月から9月の間に日本脳炎ウイルスの増幅動物であるブタのウイルス感染状況を調査しています(10頭×8回)。

令和6年度第7回目調査(令和6年9月4日に採血)において、10頭のブタから日本脳炎ウイルスに最近感染したことを示す抗体を検出しました。

日本脳炎ウイルスは、ブタの体内でいったん増えて血液中に出てきたウイルスを「蚊」が吸血し、その上で「蚊」がヒトを刺した時に感染するため、日本脳炎が発生しやすい状況になったと考えられます。

本県では、令和3年(平戸市1例)、平成28年(対馬市 4例)、平成25年(諫早市 1例)に患者の発生届がありました。

肌寒くなってきましたが、まだ蚊の活動時期にあることから、日本脳炎予防の周知にご協力をお願いします。

長崎県と全国の患者発生状況(人)

 

H25

H26

H27

H28

H29

H30

R1

R2

R3

R4

R5

R6

長崎県

1

0

0

4

0

0

0

0

1

0

0

0

全 国

9

2

2

11

3

0

9

5

3

5

6

4

 ※令和6年10月2日時点

日本脳炎注意報の発表~特に幼児や高齢者は注意が必要です~[PDFファイル/255KB]

担当課 地域保健推進課
担当者名 松本、佐々野
電話番号 直通:095-895-2466
内線:4658