目的
今年は、鎌倉時代に起こったモンゴル襲来、いわゆる「元寇」(文永の役・1274年)から、750年目にあたります。近年、水中遺跡である鷹島海底遺跡の調査から、元軍の実態を示す様々な成果が得られています。さらに、鷹島へ至る航路上の島々の水中遺跡においても、同時代の船の往来を示す痕跡が見つかっています。
本シンポジウムでは、これらの成果を比較しながら、元の軍船がどのような航路を辿ったのか、専門家を交えて検討します。
日時
令和6年11月4日(月曜日・振替休日) 13時30分から16時00分
場所
九州国立博物館ミュージアムホール(福岡県太宰府市石坂4-7-2)
プログラム
調査研究報告
- 「モンゴル襲来と大洋路」 九州大学教授 伊藤 幸司 氏
- 「モンゴル襲来と碇石」 放送大学特任教授兼鹿児島大学名誉教授 高津 孝 氏
- 「モンゴル襲来と長崎県」 長崎県教育庁長崎県埋蔵文化財センター係長 宮武 直人
パネルディスカッション
テーマ「元の軍船の航路を探る」
◆パネリスト
九州大学教授 伊藤 幸司 氏
放送大学特任教授兼鹿児島大学名誉教授 高津 孝 氏
長崎県教育庁長崎県埋蔵文化財センター係長 宮武 直人
◆コーディネーター
長崎県教育庁学芸文化課課長補佐 川口 洋平
関連イベント
九州国立博物館では、下記の関連展示も開催中です。
◆パネル展「蒙古襲来」の痕跡を探る
期間:令和6年10月29日(火曜日)から令和6年12月22日(日曜日)
場所:3階イベントスペース
◆文化交流展特集展示「モンゴル襲来の痕跡を探る」
期間:令和6年10月29日(火曜日)から令和7年1月19日(日曜日)
場所:4階文化交流展示室
資料
担当課 | 学芸文化課 |
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担当者名 | 川口・中野・鬼塚 |
電話番号 | 直通:095-894-3384 内線:5852 |