前畑弾薬庫移設先の施設配置案の日米合意についての知事コメント

2025年8月28日更新このページを印刷する

　本日、前畑弾薬庫移設先の施設配置案について、日米合同委員会で合意されたとの発表がありました。

　前畑弾薬庫の移転・返還は、平成23年の日米合同委員会での返還合意からすでに14年が経過しているものの、移設先の施設配置案が決定されないことから工事着工にも至らない状況にありました。

　これまで、県としても、佐世保市と一体となって、配置案を早急に決定し、事業の進捗を図るよう国に強く要望してきたところであり、今般、日米間で配置案の合意がなされたことは、佐世保市や地域の皆様にとって長年の課題である前畑弾薬庫の移転・返還に向けた重要な一歩であると受け止めております。

　また、この件に関しては、私自身も機会を捉えて米国関係者に働きかけてきたところであり、今回の合意を大変喜ばしく思っております。

　地元選出の国会議員をはじめ、これまでご尽力いただいた関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。

　県といたしましては、佐世保港のすみ分けの早期実現に向け、引き続き佐世保市と連携しながら取り組んでまいります。