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主な質問・質疑

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厚生委員会

審査案件  議案  第83号議案「長崎県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」の関係部分ほか8件
審査結果  議案  原案のとおり可決、承認すべきものと決定


議案にかかる主な論議

(質問)  第96号議案「和解及び損害賠償の額の決定について」に関し、事故を起こした公用車は任意保険に加入していなかったが、その理由は何か。
(答弁)  これまで任意保険の保険料総額に比べ、平均的な損害賠償額がより少ないこともあり、任意保険に加入していない。
(要望)  このような車社会において、今までは、たまたま賠償額が保険料より少なかっただけであり、今後は任意保険へも加入するようにしてもらいたい。

(質問)  報告第1号「平成15年度長崎県一般会計補正予算(第8号)」に関し、雲仙ゴルフ場維持管理費の減について、ゴルフ場利用者が減少しているが、県営であっても利用人口を増やしていく経営努力が必要ではないか。
(答弁)  平成13年から活性化検討会議を設置して、地元、地主組合とも協議を続けている。地主組合には、歴史あるゴルフ場を存続させたい意向があり、経営コンサルタントとも相談しながら検討されている。


議案以外の主な論議

(質問)  佐世保市における児童殺傷事件について、事件のあった小学校児童のショックは大きい。子供たちの心のケアについてどのような対策をとっていくのか。
(答弁)  この問題を最優先にすべきと認識している。児童のケアについて、現在は佐世保市の保健所で対応しているが、期間が長引くことも予想され、佐世保市とも細かに情報交換をしながらフォローアップに努めていく。

(質問)  精神科救急医療と思春期の精神医療において、県下の現状はどうか。
(答弁)  県立病院でしかできない医療の中で、どういった患者さんを対象とするかということだが、急性期でも、特に手のかかる方々について、できるだけ早期に、治療なり、対応するようにしている。思春期についても、特に症状の厳しい方を、優先的に受け入れていくこととしている。

(質問)  県立病院新運営計画の策定においてどのようなことをめざしているか。
(答弁)  基本は県立でなければできない部分を担っていくことであり、県民の負託に応えられるようレベルを上げていきたい。最終の目標は経常収支の黒字化と存在感のある病院づくりであり、給与の適正化は 避けて通れない問題であるので、これを含めたところで計画を策定していきたい。

(質問)  自然公園大会の開催について、西海国立公園だけでなく、国立公園指定70周年を迎える雲仙をも取り込んで県全体としての取組ができないか。
(答弁)  雲仙は平成16年が国立公園指定70周年であり、来年度の自然公園大会について、県下全体で何ができるのかを考えたい。

(質問)  県立特別養護老人ホーム眉山の民間委譲についてどのような取組をなされているか。
(答弁)  眉山委譲に関しては、9団体からの応募があり、現在、委譲審査委員会において審査中である。今後、8月上旬に答申をいただき、県での検討を加え、8月末に決定する予定である。

(質問)  県立福祉施設の見直しについて、実際に現場で施設を視察した際、県立コロニーなど、民間に経営委譲されると、利益優先でサービスの低下につながることを心配する入所者の声を多く耳にした。施設が老朽化しているが、管理しやすい建物に建て替えるなどの考えはないのか。
(答弁)  建物の建て替え、指定管理者制度、建設場所などいろいろな課題がある。指定管理者制度の施行期限が、平成18年9月であり、それまでには運営主体を含め、運営のあり方を決めなければならない。議会、関係者の意見も十分聞きながら対応してまいりたい。


その他、交わされた論議
・精神科救急情報センターについて
・島原病院の地域医療支援病院の承認について
・小児救急医療体制について
・大村湾環境保全・活性化行動計画について
・対馬市久田不燃物処分場の火災について
・産業廃棄物税制について
・児童虐待について
・被爆者医療に係る居住条件の撤廃について

 

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