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 環境生活委員会

 

 <審査案件>

  議案:第180号議案「長崎県交通安全対策会議条例の一部を改正する条例」ほか15件

 <審査結果>

  議案:原案のとおり可決すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
 長崎空港隣接地の利活用に関し、空港隣接地の大部分をメガソーラー施設用地として民間事業者に貸付ける計画だが、長崎空港に深夜貨物便が就航するなどして24時間化した場合、必要となる空港関連施設用地は確保できるのか。
(答弁)
 航空貨物の取扱については、他県の事例を参考に、空港関連施設用地として必要と想定される面積、約6万uを確保したうえで、残余の土地を貸し出すこととしている。
(意見)
 選定された民間事業者の今後の経営状況や、社会情勢の変化によっては、撤退等も考えられるかもしれない。あらゆる状況を想定した上で、協定を締結されるようお願いしたい。
 
(質問)
 入札制度の見直しに関し、平成25年度は、大型補正もあり、発注額は増加したが、依然として業界の利益率は低いままで状況は変わらないと聞いている。設計金額に対する最低制限価格の率は、本県では、設計金額が増加するにつれ下がっていくが、他県においては上がっており、状況が異なっている。他県の事例も参考にし、算定式について検討が必要ではないか。
(答弁)
 他県の状況を調査し、業界の意見を聞きながら、再度検討していきたい。
 
(質問)
 長崎駅舎・駅前広場等デザイン基本計画作成業務プロポーザルに関し、駅舎を作るのはJRである。県、市主導で作成する、このデザイン基本計画に、どこまでの効力があるのか。
(答弁)
 制度上の縛りがあるわけではないが、各民間事業者には、デザインを考えるプロセスから一緒に参加してもらうことで、このデザイン基本計画を踏まえた設計をしてもらうようお願いすることになる。
 
(質問)

 PCB廃棄物の適正処理に関し、PCB廃棄物の処理状況、また、民間事業者の保管状況はどうなっているか。

(答弁)
 長崎県PCB廃棄物処理計画に沿って計画的に進めており、県所有のPCB廃棄物は今年度末までに全て処理を完了する見込みである。
 民間事業者の保管状況については、年1回、立入検査を実施し、PCBの保管基準に基づき適正に保管されていることを確認している。
 今後の細骨材の安定供給については、長崎県海砂採取限度量に関する検討委員会からの提言、また、県議会からの意見を受け止め、関係部局とともに対応を検討し、今年度末までに限度量を定める。
(質問)

 法律に基づいて保管等の届出がされている事業所については、きちんと対応されているようだが、届出せずにPCB廃棄物を保有している事業所はないのか。また、その有無をどうやって把握しているのか。

(答弁)
 昨年、県内約12,500の事業所にアンケート調査を実施した。約半数から回答があったが、PCB廃棄物を保有している事業所が、新たに26箇所確認された。
 工場や病院で保有しているケースが多かったので、今後はアンケートに未回答だった病院や工場を重点的に再調査し、実態を把握したいと考えている。
 
(質問)

 県民協働の推進に関し、NPOと県がともに働くプロジェクトの今後の事業スケジュールはどうなっているか。

(答弁)
 本年度採択事業の継続審査と、来年度の本事業の説明会を3月中に行う。来年度の事業についてはその後、合同面談会でNPOや県が取り組みたい事業についてマッチングを行った後、さらに事業を練り上げてもらい、10月の審査会において五事業を採択する予定である。
 採択後はNPOと県で実行委員会を組織し、それぞれの長所が活きるよう、役割分担をしながら、NPOとの協働事業に取り組んでいく。
 
(質問)

 交通安全対策の推進について、高齢者が交通事故の加害者となるケースが増えている。万が一そうなったときのための講習等、どのように対応しているか。

(答弁)
 交通事故の加害者となってしまった際には、負傷者の救護を最優先に行うこと、二次被害を起こさないよう安全な場所に車両を移動すること、適切に通報すること等を、県警が実施している運転免許更新時の高齢者講習や、老人クラブ等が各地域で開催している交通安全講習会などにおいて指導している。
 また、県の交通事故相談所へ寄せられる相談のうち、約3分の1は60歳以上の高齢者からのものであるので、そちらの方でも対応している。
 
(質問)

 諫早駅前ターミナルの再開発に関し、新幹線の開通に伴う、諫早駅前の再開発計画が諫早市から出されている。そのなかで、諫早駅前の一番メインの場所にある、県営バスターミナルがどうなるかは、関係者にとって、大きな関心事だが、当局としてどういう考えを持っているのか。

(答弁)
 諫早駅前の再開発計画については、ターミナル機能を新しい施設の中に盛り込んでいき、乗客の利便性に配慮したバス停のレイアウトにするなど、市と協議しながら進めていくようにしているが、県営バスターミナルを単独で建て替えるという計画にはなっていない。
 また、跡地の問題については、基本的に長崎駅前のターミナルと同じ状況である。県営バスにとっては限られた経営資源であるので、有効に活用していきたいが、まずは収益が見込めるかどうか、そして、県営バスの考えだけでなく、地域全体の街づくりであるので、市などと一緒に、これから検討していきたい。
(要望)

 この諫早駅周辺の再開発では、駐車場と宿泊施設が不足するだろうと思われる。
 そうしたときに、駅の目の前にある、現在の県営バスのターミナルに、駐車場、ホテル、それから県の関係機関等を一つにしたビルを建設すれば、県営バスの経営にもプラスとなるような資産ができるかもしれないと思うので、是非、検討してもらいたい。

 
その他、交わされた論議
  • 幹線道路の整備について
  • 津波浸水想定の設定について
  • 大型補正予算に対応する職員の健康管理について
  • PM2.5の機器整備等について
  • 九州版炭素マイレージ制度について
  • 産業廃棄物の適正処理について
  • 大浦お慶プロジェクトについて
  • 食品の安全・安心条例(仮称)の制定について
  • お買い物バスについて
  • 平成26年4月からのダイヤ改正について

   など環境生活行政全般

 

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