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 環境生活委員会

 

 <審査案件>
  議案: 第114号議案「長崎県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」ほか3件

 <審査結果>
  議案: 原案のとおり可決すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
 第117号議案「長崎県手数料条例の一部を改正する条例」に関し、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進について、現在の、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の長崎県の状況はどうか。
(答弁)
 昨年度10月に住宅セーフティネットの制度が発足しており、当初4件の登録があったが、現在のところ登録件数はゼロとなっている。
(質問)
 登録が進まない理由は、手数料の部分だけでなく、様々な事情があると考えるが、県としてどのような議論がなされているか。
(答弁)
 まず、登録の手続きが繁雑で手間がかかるということで、申請書類の簡素化 及び 手数料の減額について、今回の改正を行った。登録手続き以外の点では、「居住支援協議会」等で議論したところ、一つは登録しようとする住宅の老朽化や耐震性について改修が必要な場合に、住宅所有者側の負担が大きいことなどが考えられる。
 現在、住宅所有者に負担を求めるのではなく、借りる側が負担して改修することや第三者が改修して転貸するなど、住宅所有者ではない方が改修費の負担をして住宅を活用することができないか検討している。
   
議案以外の主な論議
(質問)
 「県の防災対策」に関し、本年は、豪雨災害等で各地に大きな被害が出ているが、昭和57年の長崎大水害を経験した長崎県として、現在、防災対策にどのように取り組んでいるか。
(答弁)
 河川関係については、「長崎県 管理河川流域 大規模氾濫 減災協議会」で、ハード、ソフトの取組みについての議論を進めており、その中で、ソフト対策の取組みとして、水位情報周知河川において、浸水想定区域図や、ハザードマップ、タイムライン等を作成し、関係機関と情報を共有することとしている。
 土砂災害関係においても、ハード事業を進める一方、避難警戒体制などのソフト対策に取り組んでおり、今後は、7月豪雨での広島県の被害の教訓等を踏まえ、地元の実態に則した避難方法・情報提供等を検討していきたいと考えている。
   
(質問)
 「汚水処理人口普及率」に関し、長崎県の汚水処理人口普及率は80.2%で、全国38位となっている。下水道が普及していない市町は、浄化槽整備を行ってはいるものの、全体としての普及率が低いという状況である。
 普及率を上げるためには、県として浄化槽整備に係る補助制度の拡充が必要ではないのか。
(答弁)
 下水道整備と市町村設置型浄化槽整備では、処理施設の違いはあるものの、市町が事業主体となって設置や維持管理を行うという仕組みは同じであるため、県としては、汚水処理普及促進のため、市町村設置型浄化槽への県補助制度を拡充し、市町に対して導入の要請を行っている。
  従来の個人設置型と組み合わせながら、普及率の向上を図りたい。
 
(質問)

 「性的少数者対策」に関し、県において、いろんな施策を講じるには、現状を把握した上で取り組むことが有効 との見解であり、実態調査について研究するということであったが、現在、どのような状況になっているか。

(答弁)
 県内の当事者団体との意見交換の中で、対象者をどう把握するかなど、調査を行う場合の具体的な課題等についてお互い確認したところである。
 今後、これらの課題について精査し、適切な判断をしていきたいと考えている。
(質問)

 今年度の事業の進捗についてはいかがか。

(答弁)
 本年度進めている性的少数者に関する事業については3つあるが、まず一つ目に、LGBTフォーラムの開催については、11月21日に長崎大学で、教育関係者や企業、一般県民の方を対象とし、講演や当事者等による意見交換を行う予定である。
 二つ目は、ロゴマークの募集事業について、これは、中学生、高校生、大学生等に募集を通じて理解の促進と意識の向上を図るものであるが、現在300件を超える応募があり、11月のフォーラムにおいて優秀作品について表彰を行う予定である。
 三つ目に、LGBTの相談デーの設置に関する事業については、現在、県の臨床心理士会と相談員について協議を行うなど、準備を進めているところである。
 
(質問)

 「バス事業以外の収入」に関し、バス事業の経営安定を図るため、バス事業以外の不動産等の資産の有効活用について、交通局としてどのような取組みを検討しているか。

(答弁)
 現在、長崎ターミナルと諫早ターミナルについては、移転新築の計画があり、その跡地についての有効活用は大きな課題となっている。
 特に、諫早駅前のターミナルについては、西友跡地の土地建物の利用について、まだ詳細が明らかになっていない状況であるため、その動向を見据えながら、諫早市が行う駅周辺整備など、まちづくりとの調和や周辺環境との調整を図り、事業手法の検討を進めているところである。
 一定の整理がつき次第、報告していきたい。
 
その他、交わされた論議
  • 長崎駅南口改札について
  • 石木ダム建設事業いについて
  • 中国福建省との環境技術交流事業について
  • PCB廃棄物の適正処理の推進について
  • 犯罪被害者等支援について
  • バスロケーションシステムについて
など環境生活行政全般

 

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