閉会中の活動 令和8年度分

文教厚生委員会

現地調査

委員会名 文教厚生委員会
目的 文教厚生行政現地調査
日時 令和8年5月21日(木)~22日(金) (2日間)
調査先 長崎市、佐世保市、大村市
出席委員 委員長 中村 俊介  副委員長 饗󠄀庭 敦子  委員 堀江 ひとみ  委員 川崎 祥司
 委員 前田 哲也    委員 中島 浩介  委員 ごう まなみ   委員 松本 洋介
 委員 千住 良治    委員 清川 久義  委員 大倉 聡      委員 まきやま大和
概要
1.長崎県遠隔教育センター(大村市)

 「遠隔授業等の取組」について、調査を行った。
 概要と取組等について、長崎県遠隔教育センター松尾センター長から説明を受けたあと、授業見学及び質疑応答を行った。

(1)概要

 ・設 立  令和7年4月(長崎県教育センター内)
 ・愛 称  DECTT(Digital Education Center for Tele-Teaching)
 ・職 員  9名(配信専任教員8名)
 ・対象校  15校
 ・配信科目 数学、地理歴史(地理)、公民、理科(物理・科学・生物)、英語、情報、商業(令和8年度)

(2)役割

 <県内の離島部・半島部に設置された小規模高校>
 ・専門教員を配置できない教科の授業を遠隔配信し、学びの質を向上させる。
 ・複数の分野に分かれている教科について、学校(生徒)が希望する授業を遠隔配信し、学びの選択肢を増やす。
 ・数学や英語については、習熟度別のコースの一部を受け持ち、きめ細やかな指導を行う。
 <すべての県立高校で学ぶ生徒>
 ・外部講師によるオンラインでの講座・講演を配信しキャリア教育、探究的な学びの促進に寄与する。

(3)課題と工夫

 教師にとっては、机間指導やコミュニケーションができない(しにくい)といった課題が、生徒にとっては、画面の文字が見えない(見えにくい)、自分の声が先生にうまく伝わらないといった課題があるため、成果物をチャットで収集しフィードバックを行ったり、Teamsを用いた意見の共有を行ったり、クロマキー合成による教材の指し示しを行い、焦点化を行ったりしている。

【現地調査の様子】
2.子どもと親の心理支援センターつばきの実(大村椿の森学園)(大村市)

 「児童心理治療施設高機能化・多機能化モデル事業」について、調査を行った。
 概要と取組等について、大村椿の森学園山内施設長から説明を受けたあと、施設の視察及び質疑応答を行った。

(1)概要(大村椿の森学園)

 【沿革】
 ・平成14年 社会福祉法人カメリア設立
 ・平成15年 大村椿の森学園開設
 ・令和   6年 子どもと親の心理支援センターつばきの実開設
 【特徴】
 ・(精神科)医療、学校教育、福祉が融合した施設
 ・心理治療、生活治療、家族治療、学校教育の4つの柱で子どもの支援を行う。
 ・複数の専門家による支援あり(心理師、保育士、児童指導員、看護師、医師、栄養士、ファミリーソーシャルワーカー、教員等)
 ・精神科医療モデルに基づいた運用(大村共立病院との協働体制)

(2)つばきの実の取組

 ・親子への心理治療
 ・アウトリーチ(離島とのオンラインを用いた心理支援/市町との協働)
 ・コンサルテーション(保育園の訪問、児童養護施設での研修や事例検討、県内心理職を集めたグループコンサルテーション)
 ・子どもに関わる専門職への研修(全国から有識者を呼んでの講演会の開催)

(3)実績

 ・電話相談件数 760件
 ・親子への心理支援 38組
 ・アウトリーチ 離島へのケース実践・終結3件、離島での研修
 ・コンサルテーションを利用した支援者の数 269名
 ・講演会開催 2回195名の支援者が参加

【現地調査の様子】
3.障害者就業・生活支援センターながさき(長崎市)

 「障がい者の就労支援」について、調査を行った。
 概要と取組等について、障害者就業・生活支援センターながさき原所長から説明を受けたあと、質疑応答及び施設の視察を行った。

(1)概要

 ・開  設 平成20年4月
 ・運営法人 社会福祉法人ゆうわ会
 ・登録者数 563名(令和8年4月末時点)

(2)取組

 ・企業説明・見学会/在職者学習会
   就労のイメージを具体化に繋げ、就労に向けた心構えや職種選択の参考にする。
 ・たまり場
   登録者に集まりの場を提供することで、仲間づくりのきっかけにしてもらう(ボーリング大会等)。
 ・ピアサポート交流会
   同じ課題や環境を体験する障がいのある方同士が、その体験から来る感情を共有することで、就労促進を図る。
 ・企業における障がい者支援担当者情報交換会
   日々の業務における悩みや疑問を相談・解消できる場を提供するとともに、孤立することなく、企業の垣根を越えて相談し合えるネットワークを構築する。
 ・就労支援事業所勉強会
   圏域内の就労支援事業所スタッフに集まってもらい各事業所での取組を発表したり意見交換をすることでサービス向上を目指す。

【現地調査の様子】

以上のほか、社会福祉法人敬天会牧島荘(長崎市)において「介護現場の生産性向上に向けた取り組み」、佐世保市立祇園中学校(佐世保市)において「夜間学級」、長崎みなとメディカルセンター(長崎市)において「経営状況等」、ながさき介護現場サポートセンター(長崎市)において「介護DX」、長崎県ひとり親家庭等自立促進センター(長崎市)において「ひとり親の就労支援」についての調査を行った。