<審査案件>
議案:第121号議案「平成30年度長崎県一般会計補正予算(第3号)」 ほか8件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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総務分科会 | |
(質問) | 航空対策費に関し、香港路線の新規就航を支援し、国際定期航空路線を活用した交流人口の拡大を図る取組とあるが、具体的にどのようなものなのか。 |
(答弁) | 今回、計上している予算は、新規路線に対する着陸料や航行援助施設使用料の支援が主なものであり、航空会社の安定的な運航を促すことを目的としているものである。 |
(要望) | 航空路線を維持するためには、いかに安定的な運航ができるようにサポートしていけるかが課題だと考える。今後は、新規航空会社とも協力し、知恵を出し合い、安定的な運航を目指してもらいたい。 |
文教厚生分科会 | |
(質問) | 特別支援学校施設整備費に関し、空調整備工事については、全額繰越明許費を設定し、執行は来年度になるとのことだが、夏までに空調を設置できるのか。 |
(答弁) | 設計業務を今年度中に終え、来年度に入り入札を行う予定としており、早期に工事が完了できるよう進めているところである。 |
(意見) | 関係団体や企業等と調整を図り、設置が遅れることがないよう取り組んでいただきたい。 |
環境生活分科会 | |
(質問) | 公の施設の指定管理者の指定に伴う債務負担行為の設定に関し、今回、指定管理者の公募及び選定を行った港湾課所管の4施設のうち、指定管理負担金がないものが3施設あるが、その理由は何か。 |
(答弁) | 長崎港常盤・出島地区及び松ヶ枝地区については、水辺の森にある県営駐車場の収入を指定管理者の収入とすることで、収入額が負担金額と均衡するため、長崎港元船地区については、駐車場収入が施設の管理・運営にかかる経費より大きくなることから、逆に納付金という形で県に納めてもらうため、それぞれ負担金は「なし」としている。 次に、早岐港ハウステンボスマリーナ及び ハウステンボスハーバーについては、過去の収支実績より黒字が見込まれることから、今回の公募より負担金は「なし」としている。 また、負担金がある長崎港福田マリーナ及び 長崎出島ハーバーについては、今回、負担金額の見直しを図り、減額して計上しているところである。 |
農水経済分科会 | |
(質問) | 食品加工センター施設整備費に関し、大村市に整備が予定される同センターの利用者及び開設にあたっての目標をどのように考えているのか。 また、開設に向けて、食品加工センターの機能を十分発揮できるよう、市場リサーチや流通などの専門家の知見も、踏まえていくべきではないか。 |
(答弁) | 生産者、食料品製造業者等、幅広い活用を考えており、利用件数年間700件、そのうち試作件数年間50件を目標としている。 より 食品産業の振興につながるセンターとなるよう、今後とも、専門家などの意見を聴いていきたい。 |
(意見) | 効果的な支援で加工品の付加価値を上げ、地元企業の業績を伸ばしてほしい。 |
その他、交わされた論議 | |
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