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〈目的〉
アスパラガスの半促成長期どり栽培では、夏芽は年間収量の約60%を占めますが、夏場の高温条件下での収穫・管理作業は農家負担が大きく、その労力の割に収益性は高くありません。
そこで、夏場の労働改善と単価の高い翌春芽が増収する夏季追加立茎法について検討しました。
〈結果〉
追加立茎以降の夏芽後半(8~10月)の収量は、慣行比約80%減少しますが、翌春芽および翌夏芽前半(5~7月)が増収するため、年間可販収量は同等となり、年間収益は増加しました。
また、収量が増加する翌春芽及び夏芽前半の労働時間は慣行と比較して増加しますが、高温時期の夏芽後半の労働時間は減少しました。