令和7年6月定例会
主な質問・質疑
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<審査案件>
第70号議案「職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例」のうち関係部分ほか2件
<審査結果>
議案:原案のとおり可決すべきものと決定
議案にかかる主な論議 | |
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(質問) |
第74号議案「長崎県立佐世保青少年の天地条例等の一部を改正する条例」に関し、千々石少年自然の家については、指定管理者制度により運営しているが、今年度末での施設の廃止に伴い、現在、勤めている職員に対しては、どのような対応を考えているのか。 |
(答弁) |
県との直接的な雇用関係はないものの、職員が、これまで培ってきたスキル等を活かすことのできる勤め先について雇用主である指定管理者や、千々石少年自然の家所長に対して適宜、情報を提供しており、引き続き、情報共有に努めてまいりたい。 |
(意見) |
県の判断により、施設を廃止するものであり、しっかりとした対応をお願いしたい。 |
議案以外の主な論議 | |
(質問) |
「体罰等に係る実態調査」に関し、今回の調査結果からは、ひとりの教員が複数の体罰及び不適切な指導に関与したことが推測できるが、そのような場合は、私立学校であっても、県が直接赴き指導するなど踏み込んだ対応が必要ではないか。 |
(答弁) |
私立学校の教員の指導、処分、監督の権限は設置者である学校法人にあるものの、学校として発生した事案に対しどういった対応を取ったのか、どのような体制を整えているかについては、私立学校を所管する部局として関心を持ち、私立学校関係者と話をしながら、こどもが安全で、楽しい学校生活を送ることができるよう努めてまいりたい。 |
(質問) |
学校指定型のふるさと納税制度の創設に関し、多くの方々に制度を活用いただくためには、幅広く周知する必要があるが、どのように実施していくのか。 また、発信にあたっては、在校生や保護者等との連携も有効と考えるが、どのように考えているのか。 |
(答弁) |
県の公式ウェブサイトでの発信をはじめ、県外の関係団体等に対し、機会を捉えて周知していく予定としている。 また、学校と連携し、同窓会を通じて呼びかけていただくこととしている。 さらに、発信については、指摘のあった手法を含め、制度の活用につながるよう工夫を凝らしてまいりたい。 |
(質問) |
麻しん風しんの定期予防接種に関し、昨年度、麻しん風しんの定期予防接種に使用されるMRワクチンが不足し、医療機関が希望する数量を入手できなかったと聞いており、希望する方が接種できなかったのではないかと懸念しているが、昨年度の接種状況は、どのような状況であるか。 |
(答弁) |
昨年度は、統計が残っている平成20年度以降最も低い接種率となっている。 国においては、対象期間を超えて接種ができる特例措置が取られており、今後、予防接種の実施主体である市町へさらに働きかけ、保護者に周知するほか、麻しんやMRワクチンに関する適切な情報提供を行うよう努めたい。 |
(意見) |
接種率の低下により、感染力が強い麻しん発生のリスクが高まるものと危惧している。 国が示す接種率等の達成に向け、予防接種の実施主体である市町に加え、教育部門とも連携し、対象者への周知等について、しっかりとした働きかけを行っていただきたい。 |
(質問) |
少子化、未婚化対策に関し、少子化、未婚化等が進む中、歯止めをかけるために、県としてどのように取り組んでいくのか。 |
(答弁) |
結婚や子どもを持つことについては、個人の考えによるところが大きく、難しい課題と認識している。 併せて、国においては、結婚等についての若い方の認識に変化が生じてきているとの分析もされている。 結婚等に消極的となる背景の一つに、子どもに触れ合う機会がなく、具体的なイメージが持てないとの声も聴いていることから、若い世代の方が、将来のライフデザインを描き、それを実現するために必要な知識を身につけていただくよう、企業や関係団体と連携して、セミナー開催等に力を入れてまいりたい。 |
その他、交わされた論議 | |
教育及び福祉・保健行政全般 |