注意喚起・プレスリリース情報本文
5月の連休等で海外渡航を計画されている皆様へ
海外においては、日本に存在しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症があります。 海外に滞在している間にこれらの感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、帰国することができるように、海外 で注意すべき感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けることが大切です。 特に麻しんは海外で流行が継続・拡大しており、これに伴う輸入感染例が報告されています。国内でも、イベント会場 や飲食店、家庭、学校などで二次感染が発生しているため、十分な注意が必要です。 渡航後に体調不良を感じたら早めに医療機関を受診し、必ず海外に渡航したことを告げましょう。
●厚生労働省検疫所ホームページ FORTH(For Travelers' Health)
●厚生労働省ホームページ「海外へ渡航される皆様へ」
国内で麻しんの報告が増加しています
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫 を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。 国内で麻しんの報告が増加しており、県内でも報告がありました。
【症状】感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、 39度以上の高熱と発しんが出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症する と言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
【予防方法】麻しんは感染力が強く、手洗い、マスクのみで予防はできません。最も有効な予防法は、麻しん含有ワ クチンの接種です。定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの 罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。ワクチンを接種することで、 95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にする とともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
●厚生労働省ホームページ「麻しん(はしか)」
●長崎県地域保健推進課 「麻しん(はしか)について」
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう
主な感染経路は、菌に汚染された食品や患者の便で汚染されたものに触れた手を介した経口感染です。2日から9日の潜伏期間の後、腹痛・水様性下痢・血便などの症状を呈します。無症状の場合もありますが、発症者の約6%から7%が、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症を起こし、時には死亡することもあります。特に、抵抗力が弱い小児や高齢者等は注意が必要です。
例年5月ごろから報告数が増加する傾向にあります。次の点に気をつけて感染予防に努めましょう。また、症状があるときは速やかに医療機関を受診しましょう。
発生しやすい時期
食中毒は一般に、気温が高い初夏から初秋にかけて多発します。この時期は、食中毒菌が増えるのに適した気温であり、これに人の体力の低下や食品等の不衛生な取扱い等の条件が重なることにより発生しやすくなると考えられます。
しかしながら、気温の低い時期でも発生が見られることから、夏以外の季節も注意が必要です。