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麻しん対策

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<一般向け>

麻しんとは

  • 「はしか」と称される、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
  • 主に空気感染でヒトからヒトへ感染が伝搬し、感染力が非常に強い感染症です。
  • 免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度発症すると一生免疫を持ち続けます。
  • 春から初夏にかけて流行がみられます。

症状

  • 発熱、カタル症状(くしゃみ、鼻水、結膜炎)、紅斑状丘疹を主徴とします。
  • 感染すると約10日後に発熱や咳・鼻水といった風邪のような症状が現れます。
  • 2から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

合併症

  • 肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に0.5から1人の割合で脳炎がみられます。
  • その他、10万人に1名程度の割合で、麻しんウイルスに感染後(平均7年の期間を経て)亜急性硬化性全脳炎と呼ばれる中枢神経疾患を発症することがあります。

感染対策

  • 手洗い、マスクでは感染予防はできません。
  • 麻しんワクチンの予防接種が最も有効な予防方法となります。

予防接種

  • ワクチンを1回接種することで、95%以上の人が麻しんに対する免疫がつくと言われ、確実な免疫をつけるためには、99%以上の人が免疫がつくと言われる2回の接種が望ましいとされています。
     

 【定期接種】
 1歳児と小学校入学前1年間の幼児が対象となりますので、定期接種の対象者は、期間内に積極的に接種することをお勧めします。

 【任意接種】
 ・過去に麻しんと診断されたことも、ワクチン接種を受けたこともない方は、任意接種をお薦めします。  母子健康手帳を確認の上、医療機関にご相談ください。
 ・海外旅行や国内旅行の前に予防接種を計画している場合は、2週間以上前に接種を済ませるようにしてください。

可能な限り早めのワクチン接種がすすめられる人は?

※1歳以上で2回の麻しん含有ワクチンの接種記録がある場合、検査診断された罹患歴がある場合、十分な抗体価を保有していることが明らかな方は受ける必要はありません。

  • 1か月以内に海外旅行・国内旅行を予定している者
  • 医療関係者(救急隊員、事務職員等を含む)、保育関係者、教育関係者等
  • 不特定多数の人と接触する職業に従事する者
  • 近隣で麻しん患者の発生が認められる、生後6から11か月児(緊急避難的)
  • 0歳児の家族や抗体価陰性あるいは低抗体価の妊婦の家族
  • 免疫異常や重篤なご病気のためワクチン接種が出来ない方(活動性の結核、白血病、免疫異常のある者等)の家族
  • 2歳以上就学前の幼児、小、中、高、大学生、専門学校生等で、麻しん含有ワクチン未接種あるいは1回接種あるいは接種歴不明者

ワクチン接種の効果はいつから?

  • ワクチン接種後2週間経過したころから効果が最大となります。
  • 接種後5から14日は、ワクチンの影響で軽度の発熱や発疹を認めることがあります。体調の変化に注意をしてください。

医療機関受診

  • 症状がある場合は、事前に医療機関へ電話で、麻しんの疑いがあることを説明のうえ受診してください。
    ※受診の際はマスクを着用し、公共交通機関は控えてください。

麻しんと診断されたら?

  • 学校保健安全法では、「解熱した後3日を経過するまで」出席停止となります。
  • 大人については、特に法律上の規則はありませんが、周りへの感染拡大防止が重要であることから、解熱後3日を経過するまでは、勤務を休むことを推奨します。
  • 感染可能期間内には周囲の人と接触することがないようにしてください。
  • 麻しんと診断された方には、感染拡大防止が重要であることから、お住いを管轄する保健所から連絡がありますので、調査にご協力ください。


 [保健所がお訊ねする項目(例)]

・発病経過(いつ頃からどんな症状が見られたか等)
・麻しん罹患歴
・麻しん含有ワクチン接種歴
・行動歴(いつ、どこで、だれと等)※発症1日前からお聞きします
・公共交通機関の利用歴 など

接触者と判断されたら?

  • 法律上の規則はありませんが、周りへの感染拡大予防が重要であることから、周囲の人と接触することがないようにしてください。
  • 接触者と判断された方には、感染拡大予防が重要であることから、お住いを管轄する保健所から連絡がありますので、調査にご協力ください。

 [保健所がお訊ねする項目(例)]
 ・症状の有無
 ・麻しん罹患歴
 ・麻しん含有ワクチン接種歴
 ・行動歴 など

  • 毎日の健康観察(健康記録用紙 (PDF 360KB))を実施してください。
    ※観察期間は、麻しん患者との最終接触日を0日として5日目から14日目(ないしは21日目)に至るまで。
    ※自己記録もしくは家族による記録をお願いします。
    ※37.5度以上の発熱、咳・鼻水・くしゃみ・咽頭痛等の上気道炎症状、倦怠感、発疹等の症状が出現した場合には直ちに保健所に連絡・相談してください。

 

麻しん患者の感染性を有する期間と感染源・感染経路調査、接触者調査説明図 (PNG 348KB)
(保健所における麻しん対策・対応ガイドライン第三版より)

【発病日】
37.5度以上の発熱、カタル症状(上気道炎症状や結膜炎症状)、もしくは麻しん由来の発疹のいずれかの症状が初めて出現した日

【麻しん患者が感染性を有する期間】
発熱前日から解熱後3日間まで
全経過を通じて発熱がみられなかった場合は、発疹出現後5日目まで

【解熱後3日間】
解熱した当日を0日、翌日を1日目として数え、3日目まで

<医療機関向け>

感染症法に基づく医師の届出について

  • 五類感染症の全数把握感染症となっています。
  • 届出基準に合致する場合は、ただちに最寄りの保健所へ届出してください。(届出基準は、厚生労働省のホームページをご確認いただくか、保健所まで問い合せください。)
  • 診断の結果、麻しんが疑われる場合は、まずは最寄の保健所にご相談ください。

麻しんが疑われる患者の検査について

  • 麻しん特異的IgM抗体検査を民間検査センター等で実施をお願いします。
  • 同時に、行政検査として、麻しんウイルス遺伝子検査(PCR法)を実施します。
  • 検査材料は、咽頭拭い液と尿と血液(EDTA入り採血管)の3点セットとなります。
  • まずは、最寄の保健所へ連絡ください。

麻しんが疑われる患者が発生したら

  • 保健所は、感染の拡大防止を図るため調査を実施します。主治医面接、患者及び家族面接、その後、接触者調査を実施します。
  • 医療機関におかれましては、患者様または御家族に、保健所へ麻しんの可能性がある旨連絡すること、保健所から連絡がある旨の説明をお願いします。

 

医療機関における留意点

  • 発熱、発疹、咳、鼻汁、結膜充血等を呈する患者に対する麻しん鑑別診断の徹底

  • 麻しんが疑われる症例を診察する際の標準予防策および空気感染予防策の実施

  • 確定例および疑い例について速やかな保健所への届出

  • 医療従事者自身の麻しん免疫(2 回接種歴または抗体保有)の確認

  • 届出に必要な条件を満たしていない症例であっても、国内外の流行地への渡航・移動歴がある場合など、麻しんの疑いを排除できない場合には管轄の保健所まで相談

このページの掲載元

西彼保健所 地域保健課

郵便番号852-8061
長崎市滑石1丁目9番5号

電話番号 【健康対策班】095-856-5059 【保健福祉班】095-856-5159

ファックス番号 095-857-6663

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