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ガラスの砂浜について

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ここでは、大村湾の環境保全の取組の一つである「ガラスの砂浜」について、その整備の目的や概要、効果などを紹介します。

概要

ガラスの砂浜は、廃ガラスを再資源化した再生砂を活用し、大村湾の環境保全を目的として整備された砂浜です。
長崎県により整備された砂浜であり、沿岸環境の改善を目指して実施されました。

事業目的

大村湾では、沿岸部の人工護岸化が進み、人々の生命や財産を守るといった効果が得られるものの、その一方で生物の生息場所が減少するなどの一面もあります。

このため本事業では、

再生砂を用いた人工的な浅場造成をすることで多様な生物の生息場を拡大させること、
また生物の中でもアサリなどの二枚貝に着目しこれらが有する浄化機能を活用することを目的としています。
(※二枚貝は水中の濁りを濾過する効果があります。)

造成と利用の概要

ガラスの砂浜は、大村市及び時津町の2箇所で整備されています。

  • 大村市森園公園地先

長崎空港の近くに位置し、大村駅から車で約9分の場所にあります。
常時開放されており、自由に立ち入ることができるため、身近に海と触れ合える場所として利用されています。

ガラスの砂浜写真.jpg

森園公園.png

  • 時津町崎野自然公園地内

崎野自然公園内に整備されており、周辺には宿泊可能なコテージがあります。
通常は閉鎖されていますが、イベント時には開放され、自然体験などの場として活用されています。

崎野自然公園写真2.JPG

崎野自然公園地図.png

造成期間や造成面積などの概要は以下の通りです。

造成地 大村市 森園公園地先 時津町 崎野自然公園
造成期間 平成28年1月~6月 平成30年3月~7月
造成面積

約10,000㎡
(1ha)

約1,000㎡
(0.1ha)
再生砂量 約3,000㎥ 約410㎥

環境面の効果

ガラスの砂浜は、環境保全の観点から次のような役割を担っています。

  • 浅場の造成による二枚貝等の生息場の拡大
  • 二枚貝などによる水質浄化作用の促進


造成後のモニタリング調査により、二枚貝をはじめとする多様な生物(カニやヤドカリ等)の生息場となっていることが確認され、造成した浅場が生物の生息場として有用であることを確認しました。

副次的効果

本事業は環境保全を目的とした取組ですが、その結果として、特に大村市に整備されたガラスの砂浜では次のような効果も生まれています。

  • 再生砂による特徴的な景観の形成
  • SNS等で「インスタ映えスポット」として注目
  • テレビなど各種メディアで紹介


こうしたことから、地元の方や観光客が訪れる場所となり、大村湾に対する親水意識の向上や本事業への関心の高まりにつながっています。

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