知事の部屋
平成26年7月29日 定例記者会見
会見内容
movie平成26年7月29日 定例記者会見
会見内容
- 佐世保市内女子高校生の逮捕事案について
- 韓国訪問の結果について
- 佐世保市内女子高校生の逮捕事案について(2)
- 韓国訪問の結果について(2)
- 石木ダム事業について
- 佐世保市内女子高校生の逮捕事案について(3)
- 県庁舎跡地活用について
佐世保市内女子高校生の逮捕事案について
ただいまより、知事の定例記者会見を行います。
まずはじめに、このたび佐世保市内におきまして、県立高校1年の女子生徒が殺害され、その同級生が逮捕されるという、決して起こってはならない痛ましい事件が発生いたしました。
前途ある高校生が、15歳という若さで命を絶たれるという大変悲しい事件でありまして、亡くなられた女子生徒の無念さ、ご家族の悲しみを察する時に、言葉に言いあらわせないものを感じております。
亡くなられた女子高校生のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に対しましても、心からお悔やみを申し上げる次第でございます。
さらにまた、今回、逮捕されたのが同級生であったということもあり、私自身、大変大きな衝撃を受けました。皆様、ご承知のとおり、長崎県では、過去にも子どもにかかわる痛ましい事件が発生したところでありました。(その)過去の事件を踏まえ、命の大切さ、他人への思いやりなど豊かな心を育む教育の一層の充実に力を注いでまいりましただけに、このような事件が再び発生したということは、大変遺憾であり、悔やみ切れない気持ちでいっぱいであります。また、県民の皆様方に心からおわびを申し上げたいと思っております。
現在、警察による捜査が行われているということでありまして、県の教育委員会並びに関係機関において、事件の背景や動機等の解明がなされるものと思っておりますが、そうした状況を見極めながら、これまでの取組に何が足りなかったのか、改めて検証し、再びこのような悲劇が繰り返されることがないよう、全力を挙げて取り組んでいかなければならないと考えているところであります。
韓国訪問の結果について
それから、2点目は、7月23日から26日にかけまして、配付させていただいております行程表のとおり、韓国のソウル市及び釜山広域市を訪問してまいりました。
まず、長崎〜ソウル線就航1周年を迎えましたジンエアー社の馬元(マ・ウォン)代表理事と会談をいたしました。この際には、長崎〜ソウル線の増便をお願いしたところでありましたが、馬代表理事からは、次期冬期スケジュールでは、この長崎〜ソウル線を増便してデイリー(毎日)運航を実現したいというお話をいただいたところでございます。
こういう形で、さらに利便性が向上するということになりますと、県民の皆様方、あるいは韓国からお越しいただく方にも航空路線を利用していただきやすい環境が整ってまいりますので、ぜひ多くの皆様方にご利用をいただきたいと願っているところであります。
また、徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山広域市長とも面談をいたしました。ご当選後、初めてお会いをさせていただいたところでありますけれども、ことし3月25日に友好交流協定を締結させていただいたところでありまして、文化面にとどまらず、スポーツ、環境、経済、まちづくりなど、さらに幅広い分野において交流を発展させていくということがお互いに確認できたところであります。
そしてまた、日韓友好の象徴であります朝鮮通信使のユネスコの世界記憶遺産の登録につきましても、意見交換をいたしまして、両県市で積極的に支えていくことで意見が一致をしたところであります。
また、別途、釜山市の文化財団の南松祐(ナム・ソンウ)代表理事とも会談を行い、日本側の推進団体であります朝鮮通信使縁地連絡協議会と連携を密にして登録実現を目指していくということが確認されたところであります。
2015年は、日韓国交正常化50周年という大きな節目の年を迎えてまいりますので、これから地方交流、民間交流をさらに大きく発展させていくことによって、両国関係が揺るぎないものとなるよう、地方の立場からもしっかり努力してまいりたいと考えているところでございます。
佐世保市内女子高校生の逮捕事案について(2)
幹事社の方から2問ほど質問したいと思います。
先ほど、知事が冒頭触れた佐世保での女子高生の事件についてですが、対応として、今年度当初予算としてはもう編成、可決されていると思うんですが、今後、必要とあれば、新たな対応策を予算計上して対応を講じるとか、そういうところの考えというのは、今のところ、おありなんでしょうか、伺いたいと思います。
先ほど申し上げたように、これからこのような痛ましい事件が発生するに至った動機やその背景といったものが明らかにされてくるものと考えているところでありますが、引き続き、こういった事件が繰り返されることのないよう、足らざる分野があるとすれば積極的に取り組んでいく必要があるものと思っております。予算措置が必要なものがあれば対応を検討していきたいと思います。
佐世保市内女子高校生の逮捕事案について(3)
) 佐世保の事件のこと、冒頭の発言の中で、聞き間違えたらすみません。「心からお詫びを申し上げたい」とおっしゃったかと思うんですが、その意味するところとはどういうところなんでしょうか。
これまでも本県では非常に痛ましい事件が発生して、二度とこういった事件を繰り返さないという思いのもと、さまざまな関係者が力を合わせて、命の大切さ等の理解を進めていくような取組を重ねてきたわけですが、結果として、またこのような事件が起き、多くの県民の皆様方から、今までの取組は何だったのかというようなお叱りの声もいただいているところです。
したがって、今回の事件に際しても、そういった点についてもう一度、背景なり動機なりを見極め、どこが足らざる点であったのか、取組が必要な部分についてはしっかり強化していかなければならない。足らざるところがあったのではないかという思いのもと、お詫びを申し上げたつもりであります。
その関係ですが、冒頭に衝撃を受けられたというふうにお話しされたので、その瞬間、どのような感想を、感慨を抱かれたかを教えて下さい。
それとまた、同様の痛ましい事件が繰り返し起きていることについて、なぜ起きたと、こういったことが起きるというか、その理由について、少しご考察をお伺いします。
私は、長崎県の現状を考える時に、関係者の皆様方、教育行政に携わっておられる方々、地域の皆様方、ご父兄の方々が一緒になって、子どもたちを育てるために懸命な努力をしていただいていると思っております。
そういった中で、時々こういった本当に日本全国を震撼させるような事件が発生する。これはなぜだろうかというのは、これまでも常々考えてきたところであり、またこうした事件が起きたということで、また同じ思いをもって今回のニュースに接したところであります。
したがいまして、やはりこれまでの取組の中で足らざる部分があったのかどうか、これはもう自ら反省を込めて、しっかり検証していかなければならないと思いますし、関係の皆様方とも、そういった思いを共有しながら、子どもたちを健全に育成できるような環境を整えていく必要があるものと思っております。
ただ、まだ、事件の背景等については詳しく承知していないところでありますので、具体的な取組等については、これから私ども行政の立場、あるいは教育関係者の方、地域の皆様方、一緒になって考えていかなければならないと思っております。
知事は今、足らざるところがあったと。今、知事は何が足らなかったと思われるんですか。
先ほど冒頭に申し上げました命の大切さ、人に対する思いやり、こういったものをしっかりと一人ひとりの子どもの心の中に届けていく、そういう教育の推進に力を注いできたところであります。
そういう中で今回の事件の経緯を見ると、私もニュース等でしか知り得ない部分がありますが、さまざまな兆候らしきものはあったのかもしれません。したがって、その時点でしっかりとした対応がとれていなかったのかどうか。そういう点も含めて再度検証をし、関係者が反省をしながら、これからの取組を協議していく必要があると思っております。
★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。