知事の部屋
記者会見
記者会見の動画は長崎県公式YouTubeチャンネル「長崎がんばらんばチャンネル」で公開しております。また、会見録テキスト版は順次このページに掲載します。
・午後3時00分から午後3時54分(54分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年12月23日 記者会見
会見内容
- デルフィニウムについて
- 今年一年の振り返りについて
- 大石県政一期目4年間の振り返りについて
- ドローン「レベル4」のエリア飛行について
- 特定複合観光施設(IR)について①
- 県内企業への支援について
- 日中関係悪化の影響について
- 核兵器保有について①
- 宇久島のメガソーラーについて
- 特定複合観光施設(IR)について②
- 九州新幹線西九州ルートについて
- 特定複合観光施設(IR)について③
- 子ども医療費助成について
- 核兵器保有について②
- 特定複合観光施設(IR)について④
- ドクターヘリについて
- 知事の政治資金について
- 国の経済対策補正について
- 特定複合観光施設(IR)について⑤
- 教育の無償化について
- 核兵器保有について③
デルフィニウムについて
皆さん、よろしくお願いします。
まず最初に、コサージュについて御紹介でございます。「デルフィニウム」という品目だそうです。今日は雲仙市の生産者の方からいただきました、このデルフィニウムですけども、雲仙市・川棚町・佐世保市等で栽培をされて、県全体では30アールほどということでございます。発色・花持ちが非常によくて、ボリュームがあって高い評価を受けているというふうに伺っております。この花言葉ですけども「清明・高貴、あなたは幸福を振りまく」ということでポジティブな言葉が大変多いもので、特にピンクのデルフィニウムは「優しさ・愛情・永遠の絆」といった、柔らかくて温かいような印象の花言葉だそうです。ぜひ、そんな花言葉を有するお花でございますので、様々なシーンで御活用いただければと、そう思っております。
今年一年の振り返りについて
では冒頭、私から1件お話をさせていただきまして、その後は時間の限り御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
1点と申しますのも、1年の最後の定例記者会見でございますので、振り返りについてお話をさせていただきたいと思います。
今年は、私知事に就任をして4年目となります。総合計画も最終年度ということで新たな視点・発想を取り入れながら、積極的に事業の推進に当たってきた年でもございます。
県政の基軸に位置づけておりました「子ども施策」につきましては、やはり子どもたちが健やかに、将来に向けて健やかに成長できるように、今年3月に「こども基金」を創設いたしました。「長崎県こども未来応援基金」ですね。これを創設しまして、今後「こども場所」の充実に向けて取り組むための子育て環境の整備に向けた準備を進めたという年でもございます。
九州発となります遠隔授業の拠点としまして、「DECTT」を4月に開設をして、地理的要因、また学校の規模に捉われづらい多様で豊かな学びへの提供の準備、環境の整備といったところにも力を入れて取り組んだところでございます。
加えて、県民の皆様がより豊かで快適に生活ができるように、最先端技術の活用といったところにも取り組んでまいりました。最近ですと記憶に新しいかと思いますけどもドローンの活用で、本県初となる国家戦略特区の指定に伴って、11月、先月ですけれども全国で初めてエリア単位でのレベル4飛行による医薬品と日用品の配送が実証されたということで、これは今後、本県の物流や配送の未来を変えていく大きな一歩になるんじゃないかなと期待をしているところでございます。
また、農林水産業におきましても、生産者の所得向上を目指しましてスマート技術の導入・拡大を引き続き進めまして、担い手の不足・生産コストの増加といった課題、これに対応するとともにトップセールスによる販路拡大の支援を行うといったことで、まずはやはり儲かることが大切ですけど、儲かる農林水産業の実現に向けて取組を進めてきました。
加えて、製造業におきましても半導体・航空機関連など成長産業の需要を県内に取り込むということで、県内企業の販路拡大、そして技術力向上、人材確保等の支援にも取り組んできたところでございます。企業誘致も進む中、こうした成長分野においても新たな産業の芽が育ちつつございます。そういった動きで本県内でも産業構造にも、やや変化の兆しが見え始めているかと思います。
加えて、今年は県内外の皆様とも交流が進んだ年でもございました。9月から先月まで、皆様方の御協力も得まして、全国規模の文化の祭典「ながさきピース文化祭2025」を開催いたしました。開会式には天皇皇后両陛下の御臨席を賜りまして、本県の多種多様な文化の魅力を全国に発信をする貴重な機会になったものと考えております。
また、10月には国際サイクルロードレース「ツール・ド九州」、これが本県初めてでございましたけれども、佐世保のほうで開催をいたしました。
11月は、「ポケモン GO ワイルドエリア:長崎」が開催をされて、これは海外からも含めて約42万人の方々に長崎県にお越しいただいて、豊富な食・観光地等も楽しんでいただいたという状況でございます。
そして最近ですと、V・ファーレン長崎が念願のJ1昇格を見事に果たされました。長崎ヴェルガも今非常に活躍をしておりますけれども、この活躍も相まって、今後長崎県内外から多くの方々に、またそういったスポーツに親しむような形で楽しんでいただけるような機会も増えていくんじゃないかと期待をしております。
あと、今年は県では、来年度から始まります5か年の指針となります「総合計画」を策定してきました。これは「みんなの未来図2030」というものですけれども、これを策定したところでございます。「ながさきの誇りと希望を力に、みんなで夢あふれる未来をひらく」という基本理念を掲げてございます。これは長崎ブランディング情報発信戦略と組み合わせまして、引き続き多方面から選ばれるような新しい長崎県の実現に取り組んでいきたいと、そう思っております。
もう年の瀬も迫ってきておりますけれども、ぜひ皆様方におかれましては、今年残り僅かでございますが、よき年を過ごしていただいて、また輝かしい新年をお迎えいただきたいと、そう思っております。
では、冒頭私からは以上とさせていただきまして、あとは質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
大石県政一期目4年間の振り返りについて
今お話しいただいたこと、長崎で取り組んだことを挙げていただいたわけですけども、知事個人としては、政治の経験のないところから知事になられて、このように4年弱されてこられたということですけども、その辺り振り返っていただいて、どのように考えていらっしゃるか教えてください。
様々な場面でお話はさせていただいているんですけども、まず4年前を振り返ったときにコロナ禍でした。ほんとに社会全体が初めての経験の中で、働き方が変わったりとかコミュニケーションの取り方が変わったりとか、また恐らく皆様方の人生とか生活とか生き方とか様々な価値観も変わったような時期だったんじゃないかなと思います。そういった中で就任をいたしまして、一番初めはやっぱりコロナ禍の中で、いかに皆様方の命を、健康を守る医療提供体制をどう維持していくのかということに苦心しましたし、感染症そのもの自体もしっかりと抑え込んでいくといったことも、皆様方にほんとに御苦労も御協力も賜りましたけれども、そういったことから始めさせていただきました。
その中で県政の事業としては、やはり県政も継続性が非常に重要でございますので、引き継ぐべきものは引き継ぎながら、変えていくべきものは変えていくと。その変えていく中では、やはり皆様方の声を聞いて、必要なものをより効率的にということで意識をしながら対話を大切に取り組んできたところでございます。
各事業とか産業の成果、伸びというところは、これまでも紹介をさせていただいておりますのでこの場は控えさせてもらいますけども、難しいこともありました。今もまだ人手不足とか物価高騰とか経営コストについては、もう本当に非常に難しい環境にありますけども、その中でもやっぱり各産業が地場企業も含めて、また県外からお越しいただいた企業の力も借りながら、皆さんの頑張りの中で伸びてきた部分があると思っています。
そういったどうにか難しい中でも、今目の前にある形をどれだけ持続可能なものにしていくのか、発展させていくのかという視点でやってきましたけれども、それに加えて、やはり新しいことにもチャレンジしていかなくちゃいけないと。従来の事業を継続していくだけでは、今後競争を勝ち抜いていくというのはなかなか難しいところもあるのも事実でございます。ですので、省力化とか効率化とかそういったところの観点からテクノロジーの導入を支援したりとか、それに加えて、また規制緩和の取組も進めてきたところでございます。そういったことで、今までに起こってないような取組も、ようやく芽が出てきたところかなというふうに思っています。ただそういったことをしっかり止めることなく、しっかり継続をして、社会実装をして、実際の暮らし方とか社会の経済の在り方とか、そういったことをより効率化できるような世界にしていかなくちゃいけないと思っておりますので、4年間ということを考えますと、そういった下準備ができて、ようやく芽が出てきたところかなというふうに思っています。
加えて、県の長年抱えてきた様々な重要プロジェクトがあります。新幹線もそうですし石木ダムもそうですし、そういった事業にも積極的に取り組んできた4年間だったと思います。新幹線については、前回の定例記者会見でも話題になったかもしれませんが、やっぱりまずはコミュニケーションがなかなか取りづらかったという状況でしたけれども、この間非常に九州地方知事会もいろんな枠組みの中で、佐賀県と国と、またJR九州とも交流をさせていただいて、非常に具体的な議論も中ではできるような環境というのをつくれたんじゃないかなと思っています。
そういった動きもある中で、石木ダムも就任当時は左岸側の基礎掘削に入ろうとしていたところだったと思いますけれども、私が就任いたしまして理解を得る努力は重ねてきていますけれども、それと併せてしっかりと工事を進めていくということを心がけてやってまいりました。そういった中でなかなかこれまで難しかったところも、もちろん環境が、時期も違えば環境も違ったと思いますけれども、そういった中でなかなか進められていなかった部分についても、私自身しっかりと県民の安全安心を守るのが私の責任だと申し上げて、その思いでやってきていましたので工事は着実に進めてきております。そういった中で今年度中に本体の本格的な発注をする際に必ず必要となる迂回路、これがようやくできるようになったということで、14年度末までの完成に向けて、今しっかり前に進められている状況になっているかなと思っております。
ほか、たくさん挙げるとあるんですけども、2バース化の取組とか前畑とかですね、いろんなことありますけれども、この4年間で前向きな動きも得られたものも多くあったように思います。ただやっぱり今社会経済情勢を見ますと人口減少の傾向も続いていますし、大変厳しいものもあるのは事実でございます。そういった状況も踏まえて、さらにこういった取組を強力に進めていかなくちゃいけないと。また、新たな取組についても、しっかりもっとチャレンジしていかなくちゃいけないというふうに思いを強くしておりますので、また今後新たな総合計画に沿って、長崎県を前に進めていけるように頑張っていかなくちゃいけないと、そう思っております。ちょっとふわっとした話になりますけど、振り返りでございます。
ドローン「レベル4」のエリア飛行について
ちょっと多くて恐縮ですけども、3点ほど質問させてください。
1点目が、先ほど冒頭のお話にもあったドローンについてで、レベル4のエリア飛行の開始ということで、先ほど物流とか配送の未来を大きく変えていくというお話ありましたが、今ちょっと県のホームページを参照させていただくと、この本実証を踏まえ、ドローンによるオンデマンド配送など、県民の利便性向上に向けての記載があったんですけども、県として、事業者と連携して、ここから先はどう社会実装を広げていきたいと。
スケジュールとしては明確なものはまだないんですけれども、やっぱり今回全国で初めてそのエリア単位でレベル4の実証ができたということで、その前は実をいうと2月ですかね。線形、エリアじゃないもので実証して、すぐに今年中にエリアの実証が進んできておりますので、今回の実証を踏まえて、また事業者、国ともしっかり連携して、これをもっとさらに進めていきたいなと思っています。やっぱり最近、地域、特に離島とか交通でかなり課題が顕在化してきておりますけども、そういったものがまた時間がたつにつれ、より難しくなってくるというのは予測できますので、そういった中で新たなサービスといいますか、新たな形での物流とか配送、そういったものを実現していけるように県としては取り組んでいきたいなと、取り組む必要があるんじゃないかと考えています。
オンデマンド配送というのは注文に応じるという。
そうです。はい。オンデマンドが、何が難しいかというと、やっぱり線形で今まで、ここからこのルートを飛んで届けますということは、そのルートごとに認可を受けなくちゃいけないんですけども、そうじゃなくオンデマンド、例えば私が二次離島で薬が欲しいですと言ったときって、なかなかそれ認可を受けるのは現実的じゃないですね。なので私が欲しいですと言ったところに、そのエリアの中であれば届けられると。そういった未来ですね。そういった景色をぜひ創っていきたい。創っていく必要があるだろうなと思ってますので、オンデマンドがどこまで進んでいくのか分かりませんが、当たり前の世界として、例えば今の食事を届けるサービスとか、もしかするとそういったものが、ここ長崎で実現していくかもしれませんし、そこはもう本当に地域の実情に応じて、やっぱり安全性を確保しながら進めていくというのも、やっぱりそういったことをやっていかないと、今の人手不足とか様々なコストが高くなってきている中で、かなり乗り越えるのは難しい課題も出てくるかと思います。ですのでそういったことを今の段階でも準備をしていくということが重要かと思って今取組を進めています。
特定複合観光施設(IR)について①
2点目がIRです。先週、観光庁のほうから残る2件について、2027年に再公募という発表がありました。まだ先の話なのでこれからということになるかもしれないですけども、今の段階での知事の御意向を聞かせてください。
これは募集を行う期間ですよね、確か。募集を行う期間、申請期間に関するそのパブリックコメントということなので、特段そこについて意見はないんですけども、これからどうしていくかということについては、やっぱりこれまで申し上げてきたとおり、やっぱりその状況を見ていかなくきゃいけないと思います。やっぱり前回のことを振り返って学んだこともあると思いますし、それはもう報告書で報告させていただいておりますけれども、そういったところを、予見可能性をちょっと見いだすことはできるのかということは非常に重要な点だと思っています。
加えて、前回と恐らく異なる、異なるというかまた新たな話になると思うので、前提としてはやっぱり民間が主導するプロジェクトになると思いますので、そういったプレーヤーがしっかり集まるのか、そういった思いがあるのかどうかといったことも重要になると思っています。ですので、現時点でどうこうお話しできることはありませんけれども、前回そういった熱量があったことは事実ですし、我々としても真剣に取り組んできたことも事実でございますので、しっかり今後も情報収集は努めていきたいと思います。
この間、意向のヒアリングみたいのがあったのかなと思うんですけど。
コミュニケーション自体は、多分日頃から、通常から取ってらっしゃるんですかね。ちょっと部局から、はい。
今回のパブリックコメントの前に国から意向調査がございました。長崎県としましては、今知事が申しましたとおり、これまでの経緯を踏まえて、地元の意見を聞きながら対応していくというようなことで回答をさせていただいております。また、県内の地域の動きというのも関係者等と日頃からコミュニケーションを取って、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
県内企業への支援について
ありがとうございます。それでは最後、今回知事選前で最後の会見ということで、知事の実績の考えで少し質問させてください。大石知事はXなどで、大石賢吾が実現した成果を紹介、いろいろ投稿されていて、その中で本県5年ぶり県内企業への支援による上場企業の誕生という記載があると思うんですけど、それは具体的にどういった支援をされていたのでしょうか。
上場企業ですよね。昨年8月にCross E ホールディングスが県内企業として5年ぶりに株式を上場されましたけれども、そのときは管理部門の増員が必要だったということで、令和4年度と5年度両方、上場関連業務の経験者、そういった方々は経営管理、そして経理と財務事務の専門人材ということで、4名ほど雇用するときの支援をさせていただいております。
加えて、スタートアップ交流会も我々やっておりますけれども、そういった交流の場において上場企業経営者、本県出身者いますけれども、そういった方々から上場に向けた助言を受けられるような機会といったことも設けさせていただきました。
あと加えて、上場を目指す意欲のある経営者を対象としました経営管理の在り方、上場に必要なノウハウを学び合うセミナーといったことも行っておりますけども、そういったところにも参加をしていただくとか、そういったところで支援をさせていただいております。
冒頭にあった人材の紹介のところに関して非常に重要な意義があるかと思うんですけれども、例えば内閣府の事業をされてるものだと思うんですね。この辺に関していうと、大石賢吾が実現したと言うには少し強いのかなという印象がありまして、それ別に知事がスタートアップ支援をしてないということではなくて、就任後、補正予算で「ミライ企業Nagasaki」を始められたりとか、今回のスタートアップ企業の方から評価する声もあるということは承知してるんですけれども、幅広く実績を紹介されていることで、逆に大石知事が特に力を入れたことというのが少し、少なくとも私にとっては見えづらい。この実績の情報発信の仕方とかという部分に関して、もしお考えがあれば教えていただければ。
ぜひ御参考にさせていただきます。もう総合行政でございますので、ほんと幅広く。ただおっしゃるとおり、御指摘のとおり、これまでも様々な方々に御指摘を受けておりますけれども、少なくとも全て実績は皆さんのお力があってのことですので、そこについては誤解を与えないようにできるだけ発信していきたいと思います。ただ分野を絞ってとか、もちろん発信の場において時間の制約があったりとか、そもそもお題で何個に絞ってくれと、それはあるかもしれません。そういったときはまた別かもしれませんが、できるだけこういう4年間の振返りというところでは幅広く情報発信するべきかなとは考えています。
日中関係悪化の影響について
上海航路についてお尋ねしたいんですけれど、12月から欠航が五月雨式にあって会社から伝えられている状況です。会社からの説明というのは市場を見てというような説明だけはされているという状況なんですけれども、知事として、この状況をどのような感想をお持ちなのかということと、長崎は総領事館等ございますし、日中関係が長崎と中国の関係、非常に深いものがあると思うんですが、知事として、それに向けて何か考えられているのかということを教えてください。
まず受け止めですけれども、先日も中国に伺った際に、やっぱりこの上海線は長崎と中国とのかけ橋、非常に歴史があるところでございますけれども、それの利用促進をしようということで前向きな話をしていたところでございますので、そういったところが今事情があって止まっているということについては残念に思っておりますが、ただやっぱりそういった両国間の関係があるとはいえ、我々として地域間交流ということをずっと維持をしてきたことは、これまで先人たちが取り組んできた歴史でもございます。ですので、我々としてしっかり状況を踏まえながら、しっかり何ができるのかといった情報収集に努めながら、しっかり今後も交流が維持できるような形を目指していきたいと思っています。
それのために何かやらないのかというところも御質問あったかと思いますけども、総領事館のほうには、こういった状況で地域間交流が止まらないようにということで御協力をお願いをしてますし、また上海路線の利用促進についても、今後一緒になって取り組んでいただきたいということは、担当からではございますけれども伝えさせていただいております。
総領事館に、その御協力をお願いしたというのは、この欠航が決まって以降ですか。
そうです。先週19日です。
協力を依頼したというのは、具体的にどのような。
県として地域間交流を今後も促進していくということ、あと上海路線の利用促進に取り組んでいくということで、それに御協力をお願いしますということをお伝えしております。
何かそれに関して、総領事のほうから何か回答。
回答としては、これまで中国との交流において、常に先頭に立ってきた長崎県におかれては、引き続き積極的に役割を果たしていただきたいということを言われております。
ありがとうございます。来年は旧正月とかも含まれるので観光への影響も大きいかと思うんですけども、その辺りの影響についてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
今ツアーのほうが、上海から本県を訪れる全体で80名程度の団体ツアーが中止になったと伺っております。あと加えては欠航していることと、あと中国発着のクルーズも一部キャンセルが出てるというふうに伺っております。全体としてどれくらいのものかというのは今算出はできておりませんけれども、やはり中国との地域間交流というのは我々にとって重要なものでございますので、それについては今後もしっかり注視をしながら、我々にとってできることはやっていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
核兵器保有について①
官邸の幹部の方が、日本は核兵器保有すべきだと個人的な見解だとかいろんな動きの部分もありますけれども、核兵器を保有すべきだという考えを記者団に示したというのがありました。その前段としての非核三原則の原理について高市首相がはっきりとした言い方を、言い回しをされないというようなこともあり、被爆者団体もそれに対して非常に懸念をして、もうこの際改めて法的にちゃんと非核三原則を位置づけろとかですね、強くアピールしたのがあったばかりにまた同じようなことで、どうも首相周辺官邸方面にそういう考え方を持っている方が少なくともおられるというような状況がだんだん浮き彫りになっていくという状況があります。前段に話した官邸幹部の、日本は核兵器を保有すべきだということについて、長崎県知事大石賢吾さんとして、どういうふうな所感を持っておられるか。また、そういうことも含めて、日本として核兵器とどう向き合うべきか、どういうふうに日本国として向き合っていくべきか。国民の一人でもある知事として、どういうふうに考えておられるかというのを教えてください。
前提として、今事実関係がどこまで明らかになっているのか、はっきり私が今の時点で分かっていませんけれども、一般論というか、この前お話ししたとおり、非核三原則については堅持をしていただいているということ、これについてはしっかり述べられていると私は理解をしております。そういった中で前回ですか、私も定例記者会見で話させていただきましたけれども、それを変えるということについては、受け入れられないと考えておりますので、その考えは全く変わっておりません。
知事におかれては、特に核兵器廃絶というのをグローバルアジェンダということで、かなり熱心に公の場で発言されておられると思うんですけども、改めて核兵器、なぜいけないのか、長崎としてどういう思いを持ってるか、一言では言えないんですけども、知事として、長崎の知事として核兵器廃絶に向ける思いを持っておられると思うので、そこのところを改めてお聞かせください。
ほんと一言で言うのは難しいと思いますけれども、もちろん非人道的なものであるということについては、これまでの80年間、我々長崎県も含めてみんなが発信をしてきたところ、伝えようとしてきたところだと思います。それに加えて、今グローバルアジェンダの話がありましたけれども、やはりこの核兵器が存在する以上、我々地球人の持続可能性に脅威になるんだと。そのことが全世界の方々に伝わっていっていただきたいなと。そういう状況で、いつ起こるか分からない、いつ自分にも起こるか分からない、そういった具体的な脅威であるということをやっぱり御認識いただきたいと思っています。そのためには課題もたくさんありますが、非人道的なものだからなくしましょうということで、はい、分かりましたの話ではもちろんありません。ただ難しい課題、例えば安全保障とかそういったところの議論、これも国が一義的に担うものでありますのでコメントできる立場にはありませんが、そういったものをしっかりと議論しながら、どうやったら無くせるのかといったことを今後も国際的な場で具体的に進めていっていただきたいと。そのためには国の指導者、国家元首たちとしっかり議論していただくために、全世界の方々が自分事として、この核兵器廃絶というものを課題として捉えていただくということが重要だと思いますので、2030年から始まるグローバルアジェンダに、この核兵器廃絶が入るということ、ここについては非常に重要な一歩になるんだろうと期待をしています。
ありがとうございました。
宇久島のメガソーラーについて
今、政府のほうでメガソーラーの開発の規制について、いろいろ意見がありますけども、この長崎県でも宇久島メガソーラー計画の事業が進められていて、地元住民の方の工事差し止めの請求であったりとか、あるいはその専門家の方々の意見書も提出された、要望書ですね。そういった動きがありますけども、県としてはどういったふうにこの事業に対して向き合っていっているのでしょうか。
まず今おっしゃってくださった事業者への要望なんですけど、内容としては2点あるかと思います。まず、自主的な環境アセスメントの実施ということと、あともう一つは専門家・行政と協力した保全対策の実施ということかなと思います。
まず、環境アセスメントについては、これについてはもう既に事業者で実施をされているというふうに承知をしておりますし、追加調査の実施については事業者の判断になってくるかと思います。
あと、行政と協力した保全対策については、これについて、もちろん事業者から相談があれば我々としても可能な限り助言等は行っていきたいと、そう思っております。
特定複合観光施設(IR)について②
あともう1点お伺いします。IRの件で、この報告書の中で、地方が挑戦するにはハードルが高いというようなことをおっしゃられたと思うんですけど、例えばその状況を見なきゃいけないとありましたけど、例えばそういった状況が変わった場合、例えば長崎県として、また再申請する可能性というのは、これあるんでしょうか。
可能性というか仮定ではなかなか難しいと思いますけれども、現時点で何らその方向性は決まっていませんので、可能性を否定するものではないというふうに理解をしてます。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて
まず最初に、九州新幹線長崎ルートのフル規格化のことなんですけど、最近国交省の水嶋事務次官がマスコミのインタビューに応じる形で、西九州新幹線の佐賀県内の未整備区間について、佐賀駅を通る新幹線を整備するなら佐賀空港への交通アクセスの強化に向けた支援を図るといったお考えを示されております。このお考えについて、知事として、長崎県の知事として、どのように感じられたのですか。
交通ネットワークは、やっぱりこの新幹線を考えるときに西九州全体、九州全体でという言葉も使います。この前の人口戦略フォーラムでそんな話出たと思いますけれども、やっぱりエリアで交通ネットワークをどう生かしていくのか、どう整備していくのかというのは非常に重要な観点だと思いますので、新幹線がつながると我々としてはやっぱり佐賀駅を通ってフル規格で全線開通というのがもちろん目指すところではございますけども、それを前提として、例えばほかのネットワークとつながって、佐賀であれば南のほうに空港がありますし、そういったものとつながるような、行きやすくなるような交通ネットワークの整備というのは、地域としても非常に経済の活性化にはつながっていくんじゃないかなと思います。
佐賀空港とのアクセスの部分について、その長崎県だったり佐賀県、JR九州の3者でお話とかというのはされてきているんでしょうか。
地域ネットワークを全体として、大きな絵の中で議論しようということはもちろん話は出たりします。
それというのは今回こういった提案というか支援を図るという考えは、より具体的に提示されたという中で受け止めという。
今回は水嶋次官と佐賀県との間の話なのかなとは思いますけれども、すいません。報道を詳細に把握はしておりませんが、だけどもやっぱりそういったエリアで、じゃあどうやれば効果を最大化できるのかという視点は、我々長崎県としても非常に重要なものでございますし、恐らくJR九州も利用客の方々がどういったところにどういった交通ネットワークとつながって足が伸びていくのかというのも非常に重要なことだと思いますので、それについては我々の関心事として、関心事というか当事者として、やっぱり議論すべきことかなとは思います。
それと三者会談についてなんですけど、できるだけ早くという形でおっしゃっていたと思うんですけど、知事選もありますし、どうでしょうか。それまではなかなか難しいというような理解で。
はい。まだなかなか日程の調整がつかない状況が続いております。
そして、近くやりたいという方向で今調整しているんでしょうか。
もちろん実施するという方向で調整を続けています。
特定複合観光施設(IR)について③
分かりました。それと重ねてIRのことなんですけども、今回申請の期間が示されたというところの中で、長崎県では知事選もあろうかと思うんですけども、これ申請するかどうかの可能性について否定するものでもないのかなという中で、争点というか、ここを県民というか有権者に判断してもらうという可能性というのはどういうふうにお考えでしょうか。誘致をまた再チャレンジするかどうかというところが。
IRに関しては、何も今の現時点で話せることではないかなと思います。やっぱり仮定でどういった条件がどうなればとか、そういったものもなかなか全体像が見えないと話せることじゃないと思いますので、それについてはやっぱり今後どういった形でこのIRが進んでいくのかと、そこをしっかり見ないとなかなか言えるものではないかなと思います。
子ども医療費助成について
分かりました。最後に、知事の実績のことが先ほど日経新聞さん等から出ましたけど、知事のそのXというかオフィシャルサイトの中で、一丁目一番地のその高校生までの医療費助成と保育士の処遇改善、こども教育の施策のことなんですけど、これサイトの中で、当初18歳まで全ての子どもを対象とした医療費助成制度を創設とあったと思うんですけど、最近の中身では、18歳までの全ての子どもを対象とする市・町と連携した医療費助成制度を創設と修正されてるんですけど、この点はどういうふうに理解すれば。
この前指摘を受けて、私としては元のものでも伝わるものだとは思うんですが、より誤解を与えないように修正すべきではないかという御意見もいただいたので、それを踏まえて相談をして修正したところです。
県がやっているのは高校生の部分と一部その未就学児もされてるかと思うんですけど、小・中学生については市・町というところで負担が違うというところを指摘されたと思うんですけど、この点について市・町の首長からも、これ事実と異なるんじゃないかというような指摘も挙がったりするんですけど、現段階でこのワッペンも、ワッペンはそのままで高校生までの医療費助成というふうになっているんですが、この点は修正とかはされることはないんですか。
それはすいません。細かな個別なもので、ここで判断はできませんけれども、もともとの表現でも確かに読み方では誤解を与えてしまうんじゃないかという御指摘があったので、それについてはそれを踏まえて、より誤解を与えないようにという形に今回修正をしました。ですがやっぱりいろんなボリュームとか情報発信の中で制約もありますので、そういった事情を踏まえて、今後できる限り誤解を与えない形で情報発信していきたいと思います。
分かりました。以上です。
核兵器保有について②
核保有発言の絡みでちょっと回答があれだったので改めてなんですけども、官邸関係による核保有発言についてどう思っていますか。
まず事実関係がどこまで明らかになっているのか、今の時点で正確に理解できてないですけども、非核三原則の見直しとか変更に関しては、我々として受け入れられるものではないということは、これまでもずっと繰り返し申し上げていることでございます。
それで例えば抗議とか何らかの意見書だったり、そういうアクションみたいなものは考えたりしないんですか。
その発言が事実であって状況がまた変わってくるようなことがあれば、その状況に応じて適切に判断をしていく必要があるかと思いますが、今私のここの部屋に入ってくる前の段階で、そこがまだはっきり分かってないので、今の時点で何か決まったことがあるわけではありません。
先ほどの受けられることはできないということなんですが、それは被爆県の知事としてというふうに理解して。
そうです。我々長崎県としても、そういう姿勢をずっと取ってきましたし、それは変わっておりません。
分かりました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について④
IRの関係で、県の立場を少し詳細に伺いたいと思います。報告書の中では、これまでの経緯を踏まえてハードルが高いというふうにされていらっしゃって、かつ民間事業者が主導なので、今現在そういう動きがないという話でした。今回再申請の期間が示されたというところでハードルがある程度下がったと見てらっしゃるのか、それともハードルの高さというのは県としては変わってないので、今までの状況とほぼ変わりはないという認識なのか。
今回はあくまで期間の話なので、それ以外のものについては変化がないと思って、そう認識しております。
前回の不採択のときは、いわゆる現行の制度では状況が難しい話だったと思うんですけど、現行の制度がほぼ変わってない中身なので、県としては難しいという理解で大丈夫ですか。
今のところは変化が、私は把握できてない、確認できていませんので、そう認識はしておりますけど、今後はちゃんとしっかりと情報収集はしていかなくちゃいけないと思ってます。
分かりました。ありがとうございます。
ドクターヘリについて
ドクターヘリについてお伺いしたいんですけど、整備士不足で運休が続いていたり、先日もエンジントラブルで運休していたりとあるんですけど、今後見通しとして何か対策といってもあれですけど、県として何かしていきたいというものはあるのでしょうか。
すごく重要なものだと認識をしておりますが、現時点でその見通しというものについて今立てられておりません。というのも原因が今まだ特定をされておりませんので、それに対してどういった対策ができるのか、現時点でははっきりはしていないということです。ですけども、しっかりと我々は離島が多い県でございますので、しっかりとした対応、まだ2機目の導入も年内かなり難しいという状況になっていますから、そういった状況を踏まえて、我々にできることをしっかりと今後も取り組んでいきたいと思います。
知事の政治資金について
ありがとうございます。もう1点、先日も多分記者の前で話したことだと思うんですが、政治資金の件で不起訴相当と出たことについて知事の受け止めをお伺いしてもよろしいですか。
コメントも出させていただきましたけれども、しっかりと審議をしていただいて、審議、議論か分かりませんが、評価をいただいて適正に判断をしていただけたというふうに思っております。ただ私自身これまでもずっと同じことを御説明させていただいておりますので、それについて何ら変わるものではありませんが、一つ大きな判断をいただいたのかなとは思っています。
ありがとうございます。
国の経済対策補正について
11月議会に重点支援地方交付金を活用した補正が最終日に出されたかと思います。これは123億円ほど残りがあるように伺っていますが、今後何かどういった、例えば専決処分で早々にこういったのをやっていくとか、何か予定はあるのでしょうか。
今回は速やかに対策を執行したい。もちろんですね、全てのものにすぐできればいいんでしょうけれども、目的としては長期化する物価高騰への対応ですね。県民の皆様の生活だけではなく事業者の方々、非常に負担が増えているという状況の中で、これまでも交付金等を活用しながら支援をしてきたという経緯がございます。今回の補正においては、生活者と事業者の皆様を引き続き支えていくということからプレミアム商品券とか消費を促すものですね。そういったものとか、あとエネルギー価格の高騰対策とか、あと農林水産業でもセーフティーネットとか原材料価格の高騰が出ていますので、そういった明らかなところについて、しっかり速やかに事業構築できたものについてはやっていくということで一定の規模で出させていただいております。ただ178億円出てきてて、残りも123億円ほどございますので、これについても引き続き早期に執行できるように事業者、生産性向上のための取組もしてきていますけれども、そういったところとかできるだけ早めにまとめて執行していけるように引き続き対応していきたいと思います。
ありがとうございます。確認ですが、今の時点で何月議会にどういった議案として出していこうとかいうのは、まだ今の状況では。
それは、はい。むしろ、それができているんだったら、先にやれてたのかなと思うんですけど。
承知しました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について⑤
ごめんなさい。2回目になりますけど。IRの話が結構出たので現時点での確認という意味合いで一つ質問させてください。県が認められなかった計画について、この先方との国側とのコミュニケーションとか、レギュレーションというんですかね、向こう側が求めているもの、どうやったらどういうものを出したらじゃあいいんですねというところがなかなかそのコミュニケーションの中で示してもらえなかったというようなことがあったかと思います。特に資金の確保についても、県側がこれで十分担保として証明できるものだというふうに思っているものでは認めてもらえなかったというようなこともあったかと思います。国が何か後にですね、いろんなやり取りをする中で、そういう部分がある程度、ああ、こういうことだったのかというふうに見えたのか、現時点で結果的に後になるけども見えたのか、それともやっぱりそういうところが解消されないのでなかなか再チャレンジと言われても二の足を踏んでしまうという状況なのか、そこのところについては現段階では長崎県としてはどうなのでしょうか。
今のところ変化は見られてないという認識でおります。
じゃあやっぱりその事後のやり取りを幾つか重ねたと思うんですけども、その中でもなかなかこういう課題があるとしてあったのは解消されてないというような理解でよろしいですか。
はい。報告書でまとめたところだと認識しています。
分かりました。ありがとうございます。
教育の無償化について
物価高騰の件でちょっと別件ですけれどもお伺いします。先日、自民党と日本維新の会と公明党の3党が、公立小学校の児童について1人当たり月額5,200円を公費で支援する方針を決定されました。単価が上がる形になるんですけれど、急ではありますが、かつ主に市町村の話だと思うんですけれど、県としてこれを受けて動きとして何かありますでしょうか。
どこの話。ごめんなさい。最初が聞こえなかったです。
給食費のことです。
給食費。今のところ具体的な動きですか。いや、まだ議論がこれからだと思っていますので、我々としてはしっかり国で一律にやっていただきたいという考えの下でこれまで進めてきてましたので、その動き自体はどこに住んでても差なくという考え方は非常に賛同するものでありますけれども、ただ地方に負担が生じるかどうかって非常に大きなものだと思いますので、そこについては引き続き見ていきたいと思います。
つまり県としては、恐らくそれこそ単価があるんで市町村のほうの、それこそ補?するというか、そういった形もあり得るかなと思っているんですけども、その点も何か検討する余地とかはあったりするんですか。
給食無償化の関係でございますけども、政府のほうから全国知事会のほうに、自民・公明・維新の3党合意に基づく対応案というのをお示しをいただいておりまして、この給食無償化については国が半分負担をするので都道府県も半分負担してほしいというような内容であったというふうに伺っております。
給食費の設定は、県じゃなくて市・町になりますけれども、5,200円以上の市・町も実はあって、5市町ございます。ですので、基準超過額は総額で単純に計算すると4,200万ほどになるというふうに見込まれています。こういったところで、いわゆる給食費の無償化ということ、その表現をすると、やっぱり負担がゼロになるというふうに期待をするというふうに思いますので、この無償化という文言が誤解、混乱を与える可能性は今の時点でも出てくる可能性はあるかなと思います。ですので、国におきましては、こういった負担軽減を図る措置ということで、正確な周知、理解を、誤解を与えないような形で進めていただきたいなというふうには思います。
分かりました。ありがとうございます。
核兵器保有について③
すいません、最後に1点だけ。先ほどから出ている安全保障政策を担当する首相官邸筋の核兵器保有発言のことで確認というか。このニュースというか発言を知事がお聞きになったときに、率直にどのような感想を持たれたのか。そこをちょっと。
まずは確定して、誰がどの立場の人が言ったのかというのははっきりと書かれてはなかったと理解していますので、それについては、その瞬間に何か物を申すべきではないと思いましたけれども、もしこれがほんとに事実関係が明らかになってきてそういった議論にという話であれば、それは我々の考えとはもう全然違うものでございますので、全く受け入れられるものではないと思います。
どなただというのは、なかなか出てこない状況であっても、いわゆるその官邸筋の話として、中枢の方がこういったことをおっしゃったと。そういう中で、例えば怒りだったり残念だという思いだったりとか、そういった感情的な部分をちょっとお聞きしたかったんですけど。
全然受け入れられるものじゃないですので、それがほんとに事実であれば、それは憤りを感じますし、それについて仮定の話ですので、今そこを申し上げるべきではないとは思います。
分かりました。ありがとうございます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時34分(94分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年11月17日 記者会見
会見内容
- ガーベラについて
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について①
- 「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinながさき」について
- 長崎〜釜山間の国際航空路線の運航について
- お歳暮における県産品の活用について
- 中国から日本への渡航自粛について①
- 石木ダム建設事業について①
- 九州新幹線西九州ルートについて①
- 非核三原則について①
- ドクターヘリの運航について
- 知事選挙について①
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について②、中国から日本への渡航自粛について②
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について③、日本産水産物の中国向け輸出再開について
- 石木ダム建設事業について②
- 非核三原則について②
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について④、中国から日本への渡航自粛について③
- 石木ダム建設事業について③
- 中国から日本への渡航自粛について④
- 非核三原則について②
- 知事選挙について②
- 知事のXの投稿について①
- 九州新幹線西九州ルートについて②
- 知事選挙について③
- ポケモンGOワイルドエリアについて①
- Ⅴ・ファーレン長崎について
- 石木ダム建設事業について④
- 非核三原則について④
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について⑤
- 知事のⅩの投稿について②
- 知事のⅩの投稿について③
- ポケモンGOワイルドエリアについて②
- 知事の政治資金について
- 造船産業について
- 上五島病院での分娩休止について
- 非核三原則について⑤
- 子ども施策について
- 宇久島のメガソーラー事業について
ガーベラについて
今日もよろしくお願いします。
まず初めに、コサージュですけども今日はガーベラです。オレンジのほうは品種がマックス、赤はヴォルデモートという品種だそうです。今回は諫早の生産者の方からいただきました。ガーベラですけども、長崎県は令和5年度で産出額が4億円ということで、これは全国4位、出荷数が645万本、これは全国5位の出荷ということで、産地としては諫早だけではなく、雲仙・佐世保市などでも栽培をされているということでございます。もちろん、ほかの花木とも同じですけれども非常に品質が高いということで、茎が硬くて花もちがいいということでございます。
今回のガーベラは、令和7年度長崎農林業大賞、先日授賞式をさせていただきましたけれども、そこで最高位でございます、農林水産大臣賞を受賞された朝倉花園さんのガーベラになっております。
花言葉は希望・前進ということで、花言葉は非常にポジティブで前向きな言葉が多いものでございます。ぜひ大切な人にメッセージを添えるギフトとしても非常に使いやすい、いいお花だというふうに思いますので、ぜひ皆様方も日頃から親しんでいただければと思っております。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について①
では、私から冒頭4点についてお話をした上で、その後、皆様の御質問に応じてお話をさせていただければと、回答させていただければと思います。よろしくお願いします。
まず初めに、中国訪問について御説明、御報告をいたします。お手元にも資料を配付しておりますので御覧ください。
今月7日から12日まで中国を訪問いたしました。今回の訪中は、中国駐長崎総領事館の開設40周年を記念いたしまして、外間県会議長をはじめ県議会議員の皆様、市町長、経済界など各界を代表する皆様と共に、上海市そして北京市を訪問したものでございます。
上海市におきましては、中国東方航空を訪問いたしまして、長崎〜上海線のさらなる利用促進について意見交換を行いました。また、本県へのインバウンド拡大を目指しまして、長崎県観光連盟主催の観光説明会に参加したことに加えて、本県水産物のトップセールスも実施をいたしました。
北京では、中国政府要人、そして中国人民対外友好協会の楊会長と御面会をさせていただきました。長崎県と中国の良好な関係構築に一層の御尽力をいただくようにお願いをしたところでございます。
また、金杉駐中国日本国特命全権大使とも御面会をさせていただきまして、地域間交流、これを推進することの重要性などについて意見交換を行ったところでございます。
さらに、現地において総領事館開設40周年を記念した祝賀会を開催いたしまして、前駐長崎総領事をはじめ日中友好交流促進に御尽力をいただいております関係団体の皆様、現地で活躍されている経済界の皆様と親交を深めてまいりました。
今回の訪中を契機といたしまして、経済・文化・観光等の様々な分野において、本県と中国のさらなる深化、地域間交流の深化を図ってまいりたいと考えております。
「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinながさき」について
そして2つ目が、お手元にチラシを配付しておりますけれども、「人口戦略フォーラム」の開催について、お知らせをさせていただきたいと思います。
12月21日、日曜日になりますが、出島メッセ長崎におきまして、「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinながさき」を開催をいたします。このフォーラムですけれども、人口減少社会の中で、次の世代に夢や希望を抱くことができるような未来を引き継いでいくための議論、これを通じて全ての人々が人口減少問題に主体的に関わる機運を醸成するために国と連携をして各地で開催をされているものでございます。これは九州で開催されるのは初めてとなりますけれども、今回のフォーラムでは、「若者・女性に選ばれる地方になるために」というものをメインテーマに掲げまして、九州各県知事、そして各分野で御活躍中の皆様によるパネルディスカッションのほか、ながさき宣言の発表を行いたいと考えております。
当日は、人口減少問題に取り組む未来を選択する会議がございますけども、この三村議長をはじめ県内外の産官学金労言の代表、県内学生の方々など様々な関係者に御参加をいただく予定としております。
本フォーラムを通じて、長崎県から日本全国に向けて力強い地方創生のメッセージを発信することができればと考えております。ぜひ、このフォーラムはどなたでも参加することができます。そして無料ということでございますので、ぜひ多くの県民の皆様方にも来ていただいて、地方創生、人口戦略フォーラムの取組についても、ぜひ関心を持っていただければなと思っております。各位の皆様方にも周知を行っていただければ幸いに存じます。
長崎〜釜山間の国際航空路線の運航について
そして3つ目ですが、長崎・釜山間の国際航空路線の運航について御報告をいたします。
皆様も御承知のとおり、10月1日から11日にかけて、韓国釜山広域市の金海国際空港と長崎空港を結ぶ臨時便がエアプサンによって運航をされました。10月16日は、私自身がエアプサン本社を訪問させていただいて、この早期の定期便化についてお願いをするといったトップセールスも行わせていただきました。もちろん部局等々関係者の皆様方のお力添えの結果でございますが、こうした取組の結果、既に報道されておりますけども、長崎〜釜山間のこの航空路ですけども、来年1月4日から3月28日までの間、エアプサンによる週3便の定期運航が決定をいたしております。今、上海、仁川に加えて、釜山は韓国南部の中心都市でもございます。そういった釜山と直行便で結ばれるということで、インバウンドがさらなる拡大をしていくのではないかということを期待してございます。
そして、長崎空港から海外に向かっていく、この利便性も上がるものと期待をしてございます。航空券は既に発売をされておりますので、ぜひ多くの皆様に観光・ビジネス等で御利用いただければ幸いに存じます。
お歳暮における県産品の活用について
そして最後になりますけれども、11月ということでお歳暮のシーズンでございます。ぜひ長崎で生まれ育った長崎県産品を今年も皆様に御活用いただければと思っております。
長崎県産品は、県内の百貨店・量販店のお歳暮コーナーでも取扱いをいただいております。これについては多分お手元にカタログがあると思いますけれども、長崎駅前の県営バスターミナル2階に長崎県物産館がございます。こちらでは全国の方々への贈物として、魅力ある長崎県産品を集めた「冬のギフトコーナー」を設置してございます。これは12月20日まで県産品お歳暮セールとして開催をしておりますので、御活用をよろしくお願いいたします。ぜひこの機会に皆様方におかれましても、全国におられる日頃お世話になっている方々、また親しくされている方々、また御家庭においても、ぜひすばらしい長崎県産品をお使いいただければなと思います。
ギフトカタログでございますけども、先ほど申し上げた県の物産館と、あと東京の日本橋にあります長崎館にも置いてございます。ぜひ県内や首都圏にお住まいの御親戚・御友人にもお伝えをいただければと思います。
そして今年は、県には長崎県の県産酒で乾杯をする条例がありますけども、この乾杯条例の10周年になります。これから忘年会であったり様々な懇親の場が増えるかもしれませんけれども、ぜひ皆様方におかれましても、県産酒での乾杯に御協力いただきますようにお願いを申し上げます。
では、私からは冒頭少し長くなりましたが、4件お話をさせていただきました。
これ以降は質問に応じまして回答させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
中国から日本への渡航自粛について①
発表項目の中で聞かせていただきますけども、日中関係のところです。高市首相の発言を巡って、かなりのぎくしゃくした状況が広がってきています。中国のほうも日本への自粛を呼びかけるようなこともございました。この発表項目の40周年記念の式の中で、大石知事が、大変な厳しい状況の中でも、どんなことがあっても長崎と中国の友好関係を今後大切に継承したいということをおっしゃったということについても、一部のネットなどの発言を見ていると、そのこと自体にかなり批判的な声を上げる人もいるようなそういう状態になってしまってきています。
お伺いしたいのは、そういう状態の中、特に渡航自粛ということの呼びかけがあった中で、やっぱり縁が深い長崎として観光面、また産業面、人的な交友面、こういうところでどういうふうな影響が出かねないと思っていらっしゃるかというところ、またその元になった発言も含めて、今回の事態をどういうふうに見ておられるかということを改めて教えてください。
その場での発言を正確に私は今記憶しているわけではありませんが、私が申し上げたのは、これまで先人たちが長い歴史の中で難しい状況があったとしても、その中でも、この友好の関係といったものを大切に守ってきたと。それはしっかりと受け継いで次につなげていく必要があると。そうしていくという考えを述べさせていただきました。
それは、非常にやはり長崎と中国といった歴史が深い場所での地域間交流といったことで非常に重要なものだと思っています。御発言による影響が今報道でも出ていますけれども、中国からの訪日渡航に関する自粛のお話とか、そういったものが現時点でどのような影響が出るかといったことについては詳細は分かりませんけれども、我々もそういった地域間交流をしっかり大切に取り組んできた長崎県でございますので、しっかり注視はしていきたいと思いますし、そういった中で地域間交流、できることについてはしっかり取り組んでいく必要があると思いますので、それについては今後の状況を見ながら検討・対応していきたいなと思っています。
石木ダム建設事業について①
ありがとうございます。
続いて、石木ダムの関係です。状況が進んだので、そこを踏まえての質問になりますけども、先日、地域振興策の説明を現地でなさいました。また、12月7日には技術問題を巡って会合というか、その話合いの場というところにまた臨まれる予定があるとも聞きます。
まず1つは、その地域振興策の説明が行われて、それについての手応え、どういうふうに知事としては感じておられるのかということが1点。
また、その12月7日のその住民と交えた場で顔合わせの場に臨まれるということで、そこについてどういうふうに臨まれるか、どういうふうに臨まれようと思っているかというところを教えてください。
まず、先日の14日の説明会の件ですけども、直接お会いをしてお話しできたのは非常によかったなと思います。やはりダムを造る造らないだけではなく、ダムができた後、どういう地域振興が行われるのかと、どういった景色になっていくんだろうかといったことについて、しっかりと御説明をしていくこと、これは重要だと思いますので、そういった意味では地域住民の方々、ほんとに多くの方々が参加してくださいましたけれども、その中で私が直接御説明できる機会をいただけたというのは非常にありがたい気持ちでおります。
その説明会では、恐らくもう承知はしていると思いますけれども、特に多かったのが道路とか県道の嬉野川棚線の話、全線開通を求める意見であったりとか、また加えて苦渋の決断で移転をされた方も御発言をされておりました。その苦渋の決断といったものをしっかり受け止めて、完成を実現をしてほしいという御意見もありました。また環境の面でも、やはりそういった影響がある中でダムを造る必要があるのかという御意見ももちろんございました。そういった様々な意見がございましたけれども、やはりそういった意見の中でも特に一番初め触れましたけれども、苦渋の決断の中で立退きをしていただいた元地権者の方、それからこれ以上工期の延長が絶対にないようにというお言葉をいただいたこと、これについては、やはり工事延長をしてきたこの経緯がある中で、今回私知事として初めて工事の延長を14年度末までの決定を、その計画を承認をお認めいただきましたけれども、それを決定した知事の責任として非常に重く受け止めてございます。そしてまた、そういった声を聞く機会を設けてほしいということもおっしゃっておりましたので、改めて元地権者の方の御意見もお聞きをするような機会といったものも設けていきたいなと思っております。
そういったことを通して、しっかりダムの必要性は、もう議論する段階にないと繰り返し申し上げておりますけれども、やっぱりそのできた後、どういった地域の振興につながっていくのかということをしっかり見える化、伝えていくということで理解を得ていきたいと思っております。
今度12月7日開催予定の技術的な説明の場の機会に、また13世帯の方々に説明する場として私も参加してほしいということだったと理解しておりますけど、そこについては、私はずっとそういった機会をいただけるようにお願いをしてきましたので、ぜひお会いしてダムの必要性、そして理解を得られる努力をしていきたいと思います。そういった中で答えられる疑問については、できるだけ私のほうで答えたいと思いますし、そういった振興の内容とか、こういったことにもつながるといったことも、そういった時間とか調整状況にもよるかもしれませんが、可能な限り理解を得る努力をしていきたいなと思っています。以上です。
九州新幹線西九州ルートについて①
ありがとうございます。
もう1点、新幹線問題です。九州新幹線の西九州ルート、整備の在り方はどうするかということがまだ決まっていない武雄温泉・新鳥栖間の話ですけども、フル規格の整備をした場合の建設費の費用負担の在り方などについて、国・佐賀県、あとJRの動きも含め、これまでなかった動きが少しずつ出てきていて、現行の法制度を超えるようなものも含めて議論が動き始めています。これについて長崎県知事大石賢吾さんとして、どういうふうな在り方が望ましいと、建設費負担の在り方として、どういう在り方が望ましいと現状思っておられるかというのが1点と、また今後、長崎県知事としては推進の立場でいらっしゃると思うので、そこについて、今後県知事としての取組をどういうふうに進めていくか、どうしていくか。
まず財政負担に関する動きについてですけども、もちろん財源に係る法令改正については、これ一義的に国で議論されることですので、そこについては県として申し上げることはありません。これはしっかりと、ただ当事者、関係者として注視をしていきたいと思っております。
ただ、地方負担の軽減に向けた取組、議論、これは法令改正が答えになるかどうかも分かりませんけれども、そういった負担軽減の議論が進むということについては非常に前向きだと思いますし、そういったことが起こっていることについては大変心強く思っております。地方負担を含めた様々な課題については、やはり関係者が協力をして一緒になって解決をするということが重要だと思いますので、ぜひ本県としても西九州新幹線に関わる一員として、ここについては引き続き協力して共に取り組んでいきたいなと思っています。
最近の動きを見ますと、先月、佐賀市内におきまして、水嶋次官と山口知事がお会いになられたということで、またJR九州のほうでも国交省のほうに負担軽減についての要望があったということ、いろんな方々の動きが非常に活発になってきていると思います。これは今までと比較しても非常に違う、明確に違うものだと思いますので、ここについては非常に前向きに捉えております。私自身も先月30日の日に次官にもお会いをして、やはりネットワークがつながっていないというこの現状について、しっかり前に進めていかなくちゃいけないという認識の共有であったり、またあと関係者間でしっかり具体策を模索をしていくということ。それとやっぱり佐賀県からのコミットメントも非常に重要だということについて認識は一応しております。佐賀県内を見ても、8月には福岡でシンポジウムが経済関係主催でありましたし、西九州ルートに対する意向についても、県内の意向ということでも、やっぱりフル規格も含めてしっかり前に進めていくべきという声も出てきていると認識をしています。ぜひそういった環境の変化も起こってきていると思いますので、我々としましても、しっかり関係者、佐賀県・JR九州・国とも連携を深めながら、一日も早い全線フル規格開通ということを実現するために、引き続き全力で取り組んでいきたいなと思っております。
ありがとうございます。
財源問題、建設費の負担問題というのは非常に大きな問題ではありますけども、佐賀県としても山口知事がおっしゃる中での複雑な連立方程式というような言葉がありますけども、幾つかの要素の中の、大きいとは言え一つのバロメーターの一つであって、ほかにもいろんな問題があって、それ全てが解決していくか、落としどころで解決したところで実際に前に進むことができると思います。
大石知事としては、建設費負担以外の面で、そういういろんなほかの要素、そこについても議論をどういうふうに進めていきたいと思っていらっしゃるか。特に在来線の在り方などについては、長崎・佐賀が連携して取り組むべき、また取り組んでいけるものがあると思います。だからそういう議論も並行してどんどん進めていかないと、よいものにはならないと思いますけど、そこについてはどういうふうに考えて、どういうふうに進めていこうと思っておられるか。
おっしゃるとおり、その地方負担だけではなく様々な課題が重層的に積み重なってますので、それぞれ順番1個ずつではなくて同時進行でいろんなものをいい形で、みんなが納得いく形で落としどころを探っていくことが非常に重要だと思います。
御指摘の中にもあったように、例えば在来線に関しては、佐賀県と長崎県が共有する部分もありますし、加えて、そのつながった先の活用、新幹線を使った活用も非常にこれは連携して取り組めることが多いものがあると思います。ですので、そういったことをただ通す通さないという話ではなくて課題を一緒に解決する。活用についても相乗効果を見いだせるような形、そして交通だけではなく今両県内で経済的なつながりであるとか、あと医療の関係とか様々なことで連携をしておりますので、災害もそうですけど、そういったこともありますので、いろんなものをできるだけ、整理しながらではありますけれども、新幹線が通ることで受け得るメリットとか、そこから見た、その佐賀県が理解し得る負担の在り方とか、そういったことについては我々としてもやっぱりそういった議論、もし4者の会談とか、負担の在り方が変わらないとなかなか今の現行法制は難しいと思いますけども、そこについては状況を見極めながら、しっかり適切に対応していきたいなと思います。
ありがとうございました。幹事社の朝日からは以上です。
非核三原則について①
大きく3つの項目について質問させてください。まず、高市政権の安全保障政策に対する見解についてです。一部報道で非核三原則の見直し議論を、これを党内で開始させる検討に入ったということが報じられています。非核三原則の捉え方、特に持ち込ませずの見直し議論に対する県の考えをお聞かせください。
まず核の持込みについては、核は保有しない、製造もしない、そして持ち込まないと、これが三原則だと思っておりますので、被爆県として、その持ち込ませないということを変えるということについては到底受け入れることはできません。そのため、今後、高市総理には長崎県が繰り返し述べている、「長崎を最後の被爆地」にという、この思いをしっかり伝えられるようにしていきたいなと思っております。
ちなみにですが、そのお考えを、例えば何か文書であったり声明文的な形で国のほうに送ったりとか、現状そういったことは考えていらっしゃいますでしょうか。
現時点で決定していることはありません。
ドクターヘリの運航について
続いて、ドクターヘリの運航についてお尋ねします。まず、ドクターヘリの運航休止が今続いている中で、12月以降の運航再開に向けた具体的な見通しであったりとか、あと現在の状況というのを改めて説明をお願いします。
まず現状ですけれども、ドクターヘリの運航を委託しております学校法人のヒラタ学園において、整備士の退職、また休業等によって非常に勤務の調整がつかないということで、8月に4日間、10月に6日間、11月に9日間、ドクターヘリの運航を一時休止をしております。12月も整備士不足の状況については変わりなく続くというふうに伺っているのですけれども、勤務調整の結果、ほかの自治体の運休で対応されるということでございますので、長崎県においては通常の運航となる予定でございます。
長崎県においては、やはり離島半島が大変多い県でございますので、このドクターヘリの運休というものは救急患者の搬送にも影響を及ぼし得ることだと思っておりますので、ヒラタ学園に対して整備士の採用のほか、他社から整備士を派遣してもらうとか、例えばそういった対応によって整備士の確保に向けたあらゆる対策を講じていただくよう、その結果、早期に通常の運航体制、これを確保していただくように引き続き強く求めていきたいと思っております。
12月においては、現状その運休になる見通しはないというところですか。
はい。今のところ通常運航予定と聞いております。
あと、ドクターヘリの2機目の運用状況という部分で、当初今年度中導入を予定されていたかと思うのですが、現在どのような状況にあるのかというのをお聞かせください。
今、2機目については今年の秋頃導入という予定をしておりましたけれども、1機目と同じ2機目を、2機目になるRIMCAS、これの運航を委託をしているのが同じヒラタ学園でございます。ですのでそういった状況、整備士不足といったことがあって年内の運航開始は困難な状況となっております。
先ほど申し上げましたけれども、ヒラタ学園のほうにはあらゆる対策を講じて早期に運航開始をするように強く要請をしていきたいと思っております。
知事選挙について①
ありがとうございます。
最後に、知事選挙についてです。まず、前回知事選挙に推薦があった自民党からの推薦を得られなかったことについての所感というのをお願いします。
そうですね。これもどこかでお答えをしたことでありますが、やはり残念にはもちろん思っております。ですけども私自身は県民の皆様の声を直接聞き、県民の皆様と一緒にこの県政を前に進めてきたという思いでおりますので、私自身はその決定を踏まえても、しっかりこれまでと変わらず、真っすぐと県政の発展のために引き続き全力を尽くしていきたいなと思っております。
2点目に、今後他の政党から推薦を受けるべく動くのか、それについてはいかがでしょうか。
もう既に推薦を決定されたという報道で承知をしている政党もございますけれども、やはりその推薦をする、受ける受けないとかしていただくとかは、これは政策についてよく議論をする必要があると思っています。政策なしにお願いしますということも少し違うと思いますので、そういったことをしっかりまずやらないといけないと思っていますので、そこを踏まえて、そしてまた私の関係者の方々からの声もしっかり聞きながら、みんなで相談して検討していきたいと思います。
前回の知事選で、日本維新の会のほうからの推薦は出ていたかと思いますけど、具体的にそちらとも何か相談をしていたりという状況では今のところないのでしょうか。
現時点で決定していることはありません。
分かりました。ありがとうございます。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について②、中国から日本への渡航自粛について②
先ほど朝日新聞さんのほうからも質問ありましたけれども、高市総理の台湾有事に関する発言を巡って、中国にいたときにも現地で先方のほうから何かしらそれに関するコメントはあったのかどうかということについてもお尋ねしたいということと、先ほど知事として、こういうふうにお伝えしたということで、引き続き地域間交流をということでお伝えしたというお話だったのですが、先方から何か言われたこと、それについて言われたことがあれば教えていただきたいと思います。
先方とのやり取りについては、部局から。
相手方の発言内容については、中国側から今回非公開という要請がありまして、その条件の下で今回面会していただいております。したがって現時点では何もお話しできることがないのですけれども、今後公表できる状態になりましたら速やかに公表してまいりたいと考えております。
ただ、雰囲気は和やかにお話をさせていただきました。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について③、日本産水産物の中国向け輸出再開について
分かりました。ありがとうございます。
それから水産の輸入再開の件についてもお話しされたということですけれども、現時点で何かしら、まずはこの水産物からとかというような具体的なお話とか前向きなお話、何か出たのか教えていただけないでしょうか。
特に具体的な品目とかについては、施設登録がまだ本県の中でできてない状況ですのでありませんでしたけれども、長崎産の水産物の品質は高く評価していただいておりますので、早期の再開を望むというような声は今いただいております。
私のほうからは、関係者の方々にもトップセールスをさせていただきました。意見交換も行いましたけれども、やはり長崎の鮮魚に対するニーズといいますか期待といったものは非常に大きなものを感じました。ですので我々としては、関係者に認めていただければすぐ拡大していけるように、しっかり県も一緒になって取り組みますということでお伝えをさせていただいておりますので、それについては我々としては今のところ待ちという状況です。
国対国ではいろいろありますけれども、長崎との関係でいくと比較的今のところ大きな影響ですとか悪影響が出そうだということは考えていないと受け止めていてよろしいでしょうか。
今先ほどの御質問でお答えしましたけれども、その訪日に対する自粛に関してどのような影響が出るのかといったものは現時点で見えておりませんので、そこについては、もちろん現地に上海事務所もありますし、いろいろなところで情報収集をしっかりしながら影響を見て、我々としてできることを県としてもしっかりやっていきたいと思います。
石木ダム建設事業について②
ありがとうございます。
あともう1点、石木ダムの件ですけれども、なかなか元地権者の方だったり、ほかの方とお話しできても、その13世帯の方と直接お話しする機会がなかなか取れていないのかなと感じているのですが、その理解を求めていく上で、どういうふうにこれから向き合っていきたいというふうに考えているのか、今のお気持ちをお聞かせいただきたいと思います。
率直に思いを伝えるのはこれまでもやってきたところです。その中で、まだ疑問点がおありであると思いますので、そこについては可能な限り、またこれまで同様にしっかり受け止めて回答できるものは回答していくと、しっかり丁寧にやっていきたいと思いますし、あとはちょっと状況が変わっているのは水源地域整備計画に関しては素案ができておりますので、そういったことで今回、先日14日の日に出た意見とかそういったものを踏まえて、お伝えできるところはやっぱりしていきたいと思います。やっぱり造る造らないのこの目の前の話ではなく、やっぱりダムができたことによって地域が活性化をしていくという、そういう姿もありますので、やっぱりそういったことをお伝えをしながら、しっかり理解を得られるような努力をしていきたいなと思っています。
ありがとうございました。
非核三原則について②
まず先ほどもお話出たのですけど、非核三原則について先ほど御発言ありましたけれども、高市総理に対して何かというのは、現時点ではまだ決まったものはないということですが、今後もしされるとすれば、どういった形でのお伝えをしていくということを考えていらっしゃいますでしょうか。
今の時点では敬けんに物は申せませんけど、しっかり、状況や動向を注視しながら、我々被爆県としてお伝えすべきことはしっかり伝えていくということをしなければいけないと思いますので、今後検討していきたいと思います。
具体的にどういったところに影響があるというか、どういうところを深刻に受け止めてのそういったお考えなのかを教えていただけますか。
先ほど回答で申し上げましたけど、まず非核の三原則については、これはもう堅持することが我々もうずっと変わっていない話でございますので、そこについて持ち込ませないということについて変更が生じるようなことということは我々として受け入れられないと思っておりますので、そこについて先ほど申し上げたとおり、動向を見ながら必要に応じて適切な対応を検討していきたいと思います。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について④、中国から日本への渡航自粛について③
ありがとうございます。
先ほどまた出た話ですが、中国政府の渡航の自粛を求める呼びかけですけれども、これについて具体的に影響というのはまだちょっと分からないところがあるということでしたが、まずこの中国政府がこういった呼びかけをしたということについて、改めて受け止めをお伺いできますか。
国同士のお話についてコメントする立場にありませんけれども、我々としては今回の訪中を通しても、しっかり地域間交流についてはお互いの間でしっかり受け継いで、より発展させていこうという思いは一致をしておりますので、それに対する影響といったものは我々としても注視をしていかなければいけないと思いますし、そういった状況の中でもしっかり交流を絶やさずやれるような対応といったものをしっかり検討していかなくちゃいけないと思っています。今、搭乗率も少しずつ回復してきている中でございますので、我々としては、これがまたさらに伸びていくということは期待をしております。
何か具体的に対応が何かあるかどうかというのは、今現時点で決まったものはありますか。
今の時点はありません。
石木ダム建設事業について③
あと先ほどの石木ダムの話ですけれども、ちょっと自分が聞き逃してるかも分からないのですが、来月の説明会に知事も参加されると、そういう予定でいいですか。
はい。そういう予定です。
13世帯の方も参加される説明会。
一応13世帯の方に対して御説明をさせていただく機会ということで参加をさせていただきます。
形式としては、これまでのというような、その技術的な話についての説明会という立てつけにはなるのですか。
これまで3回技術的な説明会をしてきたのですけども、それに知事にも出席してほしいという住民の意見があったので、その流れでやっていくということで、あくまでも13世帯の方に説明をさせていただくというふうなことになります。
この説明会、ちなみに会うとすればいつぶりになることになりますか。
あとで報告をさせていただきます。
それを受けて、改めて知事として意気込みというか、どういうところを伝えたいというふうなお話はできますか。
もう先ほど申し上げたとおりで、やっぱりこのダムの必要性について、もう議論するところではないのでその説明です。そして造る造らないだけではなく、やはりこれができた後の地域がどう変わっていくのかとか、また今回新たに14日の日に出た意見として、やっぱり既に移転をされた方々の思いをしっかり重く受け止めてほしいという御意見もありました。そういったことを踏まえて、それは13世帯の方々もよく御承知とは思いますけれども、そういう思いを背負って、私としては御理解を得られるようにしっかりお話をしたいと思っています。ただ、今後そういった対話というものは私自身はやっぱり繰り返し持っていくべきだと思っていますので、そういう機会は今後も12月7日の日もそうですけれども、その後もいただけるのであれば、しっかり私自身も努力していきたいと思っています。
ありがとうございます。
どれぐらいぶりかというのが分かれば。
令和4年9月以降になると思います。
中国から日本への渡航自粛について④
何回も出ているのであれですが、そもそも論として高市首相の存立危機事態を巡る発言で、いわゆる具体的な台湾有事のケースに言及したということ自体が踏み込み過ぎじゃないかというような考えはないですか。
それはコメントする立場にないです。ただ繰り返し申し上げてますけれども、やはり国同士の状況が難しい中でも、我々としては地域間交流というものをしっかり守っていくということは大切なことだと思います。
非核三原則について②
非核三原則に関してです。佐世保には米軍基地があります。持ち込ませずということが揺らぐと、もちろん密約とかいろいろあるかもしれませんが、基地のまちに核兵器を搭載した米艦が行き交うみたいな可能性だってあると思うのですけども、被爆地としてではなく、も含めてですけども、基地のまちを抱える県知事として、どう思っているのかというのを聞かせていただいていいですか。
これはもう変わりません。非核三原則をしっかり堅持をしていくことが必要だと思いますので、それについてはそこを変えるということについて、到底受け入れられるものではないということが私の見解でございます。
知事選挙について②
知事選に関してお伺いです。前回の知事選では、自民党県連の推薦で当選されました。今回自身じゃなくて平田さんが推薦を得たことによって、選挙戦に与えるその自民党県連の推薦の影響について、どのように考えますか。
やはりこれまで一緒にいろんな施策とか、いろんな取組もやってきた中で、推薦を今回得られなかったということは非常に残念に思っております。そういった中でどういった影響がということを私の周りでもやっぱりそういった組織としての決定に対して不安の声をいただくこともありますし、変わらず応援をしたいというお声もあります。そういった中で、どういう影響が出るのかというのは私の立場でなかなか分からないものですけれども、私自身はこれまでやってきたことが何ら変わるものではないと思ってますので、これまでの取組をしっかり前に進めて、よりこれからも発展させていけるように努力していきたいなと、ただそれだけでございます。
知事のXの投稿について①
ありがとうございます。
最後ですけども、10月27日にXで「胸を張り前を向いています」というふうにつぶやかれてます。この前日に県連の選対委員会があって、この判断を受けたものなのかなと思ったりもするのですけれども、このXへの話の真意をお聞かせください。
いろんな方から御心配とかお声をいただいていて、やはりすごい状況でしたので、それについては私自身何ら変わりはありませんと私自身の思いを率直に述べただけでございます。
九州新幹線西九州ルートについて②
新幹線のことで、まず夏でしたかね、佐賀県と長崎県とJRの3者の会談をされたと思うのですけど、次の会談の予定とか決まっていれば教えてください。
今、3者は決まってないです。4者も決まってないと思います。
それと知事のオフィシャルサイトの中で、長年にわたる県政課題というところで、佐賀県知事と対話を15回されたというふうに記載されている。対話を15回された、正確に言うと令和2年から止まっていた新幹線に関連する佐賀県知事との対話15回とあるのですけど、この中でお二人で対話をして、新幹線に特化したような形で話しされたことはあるのでしょうか。
すいません。全部をはっきり思い出せませんけど、2人で話してるときに新幹線の話をすることは結構あります。何回かとか、どこかとかは分かりませんけど。
3者の会談のように新幹線に絞ってというか、をテーマにして2人で話すということはないのですか。
新幹線の話をするためだけに会おうということは恐らく知事同士ではあまりあり得なくて、会うといろんな話をしますので、そこはそういう整理が適切かどうか分かりませんが少なくても2人でお会いして新幹線のことを話すことは結構あると思います。
その中でというか、先ほど今回のその新幹線の問題について、山口知事も複雑な連立方程式といった形の中で在来線の話が出ました。それで在来線に関していうと、長崎においては佐世保線、つまり「みどり」の話になろうかと思うんですけど、この件については、つまり同じ方向を向けるというか、本数であったり運賃であったり、そういったところを佐賀県知事と調整しながらJR九州に求めていくということはできるのかなと思うのですが、こういった方向性でお話しするということはないのでしょうか。
これは3者の中でも、この在来線については同じ方向性というか、その佐世保線に関して佐賀県がどう思われてるかとか、そういった線ごとの別々はありますけど、地方在来線の利便性を求めていくという立場に関しては同じ立場にあると思いますので、今おっしゃってくださったような調整、協議において、やはり在来線大切ですよねという議論は同じ立場でお話しするんじゃないかと思っています。
この点について佐世保市もやっぱり同じ思いで、要は、その「みどり」が乗換えというか快速になってしまうのではないかという、武雄温泉駅あたりでですね。それで懸念をずっと抱えていると思うのですけれども、佐世保市の宮島市長と一緒にそういった佐賀県も巻き込むという方たちでJRに求める、国に求めるなりという方向性というのは今までしたことはなかったでしょうか。
ないと思います。話に出たことはあったかもしれませんが、そういった要望に上がったということは多分なかったと思います。
いずれにしても財源だけじゃなくて、その在来線の部分も同時にということでしたので、この辺りがどうなのかなと思ったのですけど、もう一つ、先ほどから出ている整備負担の中で、一定その法令改正について検討が必要だというふうな流れになってますが、一定その法律上、長崎県が負担するというのはなかなかないのかなと思うのですが、以前その佐賀県が整備するに当たっての全体の2分の1以下が佐賀県の負担だといった発言をされたような記憶があるのですけど、こういったことを考えると、いずれどのような形かで長崎県が負担を求められるようなこともあるのかなと思うのですが、その場合、長崎県も何らかの財政負担というか負担をするというような認識というか考え方なのでしょうか。
それは状況がどうなっていくのか分からない中で発言はできないことだと思います。少なくとも今の現行法令ではそれはできませんので、そこについては今仮定の話で申し上げることではないかなと思います。
知事選挙について③
分かりました。
あと、知事選のことで確認ですけど、先ほど来、維新の会の推薦のことで、前回は維新の会の推薦をもらって戦われたと思いますけど、今回については決まったことはないという理解で、当時その退職金を辞退するということが一応政策として合致する、身を切る改革のようなところで考えられたと思いますけども、次の知事選に当たって、退職金についてどのように対応していきたいというふうにお考えでしょうか。
前回の選挙のときに、その身を切る改革が合致したというか、それはもうそもそも私が言っていた話だったんです。あまり細かい話は必要ないかもしれませんが。答えとして、今政党に対して推薦を求める求めないということを確定していることはありませんし、マニフェスト、今後どういう形で進めていくかということについてもまだ固まってませんので、それについては現時点で申し上げることはないです。
分かりました。以上です。
ポケモンGOワイルドエリアについて①
やわらかい話というわけでもないですけども、先日、「ポケモンGOのワイルドエリア:長崎」というのが行われてびっくりしたんですけども、こんなに人が来るのかという。特に海外の方も含めて、日頃あんまり見かけないような欧米人の、欧米人見かけますけども、観光客としてお見えの人もいます。アジア系の人もおられたりするし、すごい人数がまちのあちこちに来てくださった。また、来てくださった方々も長崎のホスピタリティに非常によい印象を持って満足されたようなところが見受けられました。このような大型イベントというのは長崎にとってはすごく、あそこまでのものというのはなかなかないというふうに思いますけども、1月にはバスケットのオールスターも控えてますし、改めてこういう大型イベントをやったことの効果、またそれと同時に見えてくる課題、例えば宿の問題もありますし、いろんな課題もあると思いますけども、県として、こういうイベントを経験した上での今考えておられることを教えてください。
ありがとうございます。まず、「ポケモンGOのワイルドエリア」については、ポケモン社・ナイアンティック、そして長崎市、関係皆様方のほんとに御協力のおかげで実現できたということで本当に感謝を申し上げます。そして受け入れてくれた長崎市・長崎県民の皆様も、交通だったりとか様々なところで御負担もかけたことだと思いますけれども、そこをしっかりと対応していただけたということ、ほんとにこの場を借りて感謝を申し上げたいと思います。
42万人ということで、私自身、実を言うと初日の途中からいなくなってしまって、それを見れなくてほんと残念だったんですけども、SNSとかいろんなところで皆さんがアップされているのを見て、笑顔で喜ばれているのを見て、ほんとうれしくなりました。加えて、ポケモンGOで盛り上がるのはもちろんですけども、トレーナーの方々がいろんな食べ物だったりとか、すてきな風景だったりとか、そういったことをたくさん上げてくださっていて、長崎はやっぱりすごいと、すばらしいところだとPRしてくださっていたことは非常にうれしかったなと思います。ですのでそういった大型イベントを、これからもぜひ続けていけるように誘致は努力していきたいなと思いますし、とはいえ結構いろんなイベントが最近多く起こってると思いますので、そこで得られた知見とか課題とかそういったこと、今回のポケモンに関しては、これからまた振り返りがあると思いますけれども、しっかり次に生かしていけるように努力していきたいなと思います。
Ⅴ・ファーレン長崎について
ありがとうございます。
もう一つ、スポーツです。「V・ファーレン長崎」ですけども、取りあえず「長崎ヴェルガ」のほうもBリーグで首位を、西地区だけじゃなくて全体の首位ということで頑張っています。また、「V・ファーレン長崎」も23日にいよいよホームラストゲームで首位にいる水戸戦を迎えて、場合によってはこの日、J1の昇格もあり得る。ただし、上位の勝ち点差が詰まっているので、極端にいえばプレーオフに進出できないことも極端にいえばあり得るという何も決まってない状況でここまで来ています。J1昇格について、県としてもやっぱり大きな、地域にとって大きなことになると思いますけども、知事として今期待するところと現状の思いというのを教えていただきたいと思います。
期待はもうもちろん優勝でJ1昇格です。やっぱりプロスポーツクラブ、地元のプロクラブの活躍は、県民の皆さんに感動はもちろんですけど夢とか元気とかいろんないいものを与えてくれるものだと思います。そしてやっぱり県外とか国外とかで自分の地元のスポーツクラブの活躍を聞くと、やっぱりふるさとに対する愛着とか誇りとかあると思います。やっぱり一体感をつくる非常に重要な存在だと思ってますので、ぜひJ1、J2優勝してJ1昇格を決めていただきたいなと思っております。それに向けて、恐らくファンの皆さんはもちろんですけども、サポーターの皆さんはもちろんですけども、県民みんな応援して一丸となって成し遂げていただけるんじゃないかなと期待をしています。
分かりました。ありがとうございます。
石木ダム建設事業について④
石木ダムのことですけど、先日の水源地域整備計画の説明会、事前のまちの広報誌の中では知事の出席は書かれてなくて、その後知事の出席が分かったという形だったのですけれども、知事が何か特別な思いがあって出席を決めたのか、その辺の狙いとか経緯とかありましたら教えていただきたいのですけど。
私自身はずっと、水源地域整備計画のお話はさせていただきたいということはお伝えしていたのですけど。
広報誌の締切りの関係で、まだ知事の出席というのははっきり確定してなかったので載せてなかったというふうなことになります。
その上で、説明会に知事が自ら説明会に立たれたのは、その狙いというのを教えてください。
やはり長年取り組んできた大きな県政の課題の一つでありますし、やっぱり水源地域整備計画ができて地元の方々に対して説明を、直接説明を行うというのも初めてだったので、私としてはそれはダムを造る造らないとかそういう議論をするのではなくて、やっぱりダムができた後にどんな地域になっていくのかというものを私自身が直接御説明をしたいということでずっと部局にはお伝えをしてました。ですので、ただその思いがあって、この前の14日の夜が実現したものと思いますので、私が何か、何かの都合でやったとか、そういったことでは全くありません。
分かりました。
そのときに、知事も先ほどお話しされてましたけど、元住民の方の思いを伝えるという場面があったんですけど、その後、ぜひ機会を持ちたいというお話をされてたのですけれども、こちらのことで何か具体的にこのときぐらいまでにとか、例えば第1期の任期も近づいてますので、その辺りも含めて何か御自身の中でスケジュール感とか考えておられれば教えてください。
今私の中で決まったことは、まだ多分調整前の話だと思います。私としては、やっぱりおっしゃるとおり早めにお会いできたらいいなとは思いますけども、すいません、あのときですね、今までお話を聞いたことがないという表現をしてしまったんですけども、移転をされた方々、立退かれた方々と立退きに関するお話を聞く機会としては設けてないのは事実だったのですけども、そのダムを造ってほしいという、完成をさせてほしいという方々との意見交換の中で、移転をされた方との意見交換というのは実際やったことがありましたので、全く聞いてなかったわけではございません。ですけども改めてやっぱり聞いてほしいというお声を強くいただきましたので、それはできるだけ速やかに私もやりたいなと思っています。
推進の市民の方含めたその協議の中で、元住民の方がいらしたということはあったけれども、その元住民の団体が多分2つぐらいあったと思うんですけれども、との話合いというか面会というのは、これまでなかったという理解でいいのでしょうか。
そうですね。少なくともその完成に向けての話を、直接そこの焦点を絞ってやったということではなかったと思いますので、幅広く意見交換をした中での面会だったろうと思います。
元住民の方も知事にお会いしたいんだということを町を通じて何回か打診していたというお話をされていたのですけれども、なぜ実現できなかったのは、何か理由はあるのでしょうか。
いえ、そこについては特段。私は先日お話を聞いて、確かにそういった機会をもっと増やすべきだと御意見があってそう思いましたので、その場で、やはりそうすべきだというふうに思いましたけれども、これまでその機会が足りてなかったということについては、それはやっぱり我々ももう少し工夫があったのかなと思います。
分かりました。ありがとうございます。
非核三原則について④
非核三原則の件で、今年、被爆80周年ということもあって、例えば核兵器禁止条約の署名、その参加を政府に要望されたりとか、あとNPTの再検討会議の準備委員会への出席などもされて、特に力を落とし入れられてこられたテーマだとは思うんですけれども、そういった中で、こういう政府で非核三原則の見直しという動きが出てきたことに対する率直な受け止めと、あと今後、例えば日本政府の中でこういう動きがあるということが、日本が国際社会に核兵器廃絶を訴えていく上で、どういった影響があるというふうに懸念とかはありますでしょうか。
受け止めとしては、やはり我々として到底受け入れられないというのが率直な言葉です。その見直し自体が、もし変更がなされるのであれば。今後の影響については今の時点でどうなるのか分かりませんけれども、我々としてはもう変わらず、やっぱり核兵器がある以上、長崎が最後の被爆地であり続ける、そんな保障が確定したものがあるわけではありませんので、これは各兵器廃絶に向けて、これからもこれまでの取組をさらにしっかり前に進めていけるような努力をしていかなくちゃいけないと、そう考えています。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について⑤
ありがとうございます。
あともう1点は、その発表資料の中で中国の訪中団のなかで、この11日のスケジュールの中に中国政府の要人表敬訪問というのがあるのですけれども、これはどなたと会われたのでしょうか。
繰り返しになりますけれども、今回は中国側から、面会及び内容は非公開ということで伺っていますので、それは御了承いただきたいと思います。公表できるようになったら、また情報を発信したいというふうに思います。
この表敬訪問自体はされた。
はい。そうです。
知事のⅩの投稿について②
あともう1点すみません。そのXの投稿ででして、10月29日に大石賢吾(長崎県知事)のXのアカウントで、「だから不正なお金なんかもらってないですって何回も言ってるのにいまだに大石さんはお金も問題あるんでしょうな世界」と書き込まれているんですけども、これはXの運用というのは御本人でやられているのでしょうか。
はい。私です。
書き込みも。
私です。
発言の真意といいますか、どうしてこのタイミングでこういった内容を書き込まれたのかなというところをちょっと伺えたらなと。
さっきの率直な気持ちをつぶやいたということでございます。
これは結局、長崎地検の一連の不起訴処分が出たということも踏まえて、こういった書き込みをされたということでしょうか。
これがあったからとか単純な話じゃないですけども、率直な私の思いです。
投稿当時の率直な思いを書き込まれた。
はい。
分かりました。ありがとうございます。
知事のⅩの投稿について③
何度もすみません。そういう話がずっと出ているのでお伺いします。この率直な思いをXで発信されるようになった思い、心境の変化。ちょっと前にワイルドだろうとか、いきなりくだけた表現でワイルドエリアについて投稿されたこともありますけれども、それとは質が違ってて、今まで言ってこなかったようなスタイルで、率直な思いを表にああいう形で出されるようになった思い。また今県政の実績としても、かなり、これはスタッフ運用と断りもついてますけども、ホームページもつくったりして発信されてます。そこの思い、その2つの思いを教えてください。
これまでの間、今回特にというわけでは、特にですね。特になんですが、やっぱり発信の在り方については様々な方からやっぱりいろんな御意見はいただきました。関係者の方々含めですね。その中で思うところももちろんあるんですけども、私自身もやっぱりその発信がどうしても時間的に足りなくて、自分でつくったり書いたりというのが非常に難しかったところもあって、そこは足りてなかったという御指摘も受けましたけれども、そういうことも踏まえて、やはり私自身、可能な限りで伝えていく、その努力をしようと。今まだ十分にできてない、もう既にすごく遅れてしまっている状況はありますけれども、そういう思いで取組をしております。
言葉遣いの砕けた、前向きな言葉で表現すると、くだけたという言葉をあえて使わせてもらいますけども、ああいう形で率直に発信をするという、ある意味スタイルの変化というか、そこの部分というのは今のお話だと、これまでやりたかったけども時間がなくてできなかったから。それができるようになったからやってるというような言い方にも聞こえるんですけども、ちょっと違ってるんじゃないのかなという、率直に気持ちを出したい気持ちになったというところをもう少し分かりやすくというか。
さっき言ったのが全てで、いろんな方々から常に意見はいただいていて、その中でもやっぱり僕が知事という立場でPRをすると、それは行事でこんなことがありましたとかそういったこともあったかもしれませんけれども、それでは分からないところもあると、様々意見はあるわけなんです。そういった中で自分が何ができるのかと、どうやれば伝わるのかといろいろ日々またこれは見直しを、トライアンドエラーもあるかもしれませんけれども、より伝わって、上げれば伝わるというわけでもないと思いますから、そこはいろんな方々の御意見いただきながら常に工夫してやっていきたいなと思っています。その途上であるというふうに捉えていただければ幸いです。
分かりました。ありがとうございます。
ポケモンGOワイルドエリアについて②
先ほどちょっと出てましたけど、ポケモンGOワイルドの件でお尋ねしたいのですけども、8月の長崎市長の定例会見のときに、このポケモンGOワイルドについては長崎市の職員が昨年仙台で開かれたときに熱心に誘致を働きかけにいって、その結果、実現したものだというふうに長崎市長がおっしゃってます。先ほどの知事の発言だと、何かあたかも長崎県が主体となって誘致をして、長崎市とかが協力してくれたみたいな言われ方をしていたんですけども、その辺のいきさつはどうなのでしょうか。
細かないきさつは話せるのか分かりませんが、今お話しいただいた長崎市・県、そしてポケモン社と、あとナイアンティック社、この方々の御理解、御協力があって実現したものだと思っています。もちろん警察とかいろいろほかの機関はありますけれども、みんなで。
県が主体的にやったというわけではないんでしょう。
みんなでやったと思います。
みんなでやったと。長崎市は、長崎市が一生懸命やったというふうに言ってますよ。
その御発言の趣旨については分かりかねますが。
知事の政治資金について
分かりました。
それと先ほどのSNSの話が出てましたけれども、不正なお金は受け取ってないとおっしゃられてましたけれども、じゃあ何で655万円返還したんですかね。
それは不正なお金ではなく、それはそのときは契約に基づいていただいたものを、それが間違えであったのでお返しをしたということです。
結局ですね、その法的に不正かどうかが問われているわけじゃなくて、そういうふうに実態のない2,000万円を貸し付けたことにして、それを後から返したと。そういうふうな政治的、倫理的な姿勢が問われていると思うんですけど、それについてはどう思いますか。
それについては、これまでも何度も答えてきてますけれども、それは誤りであったので訂正は行って、それはもう司法判断が出ていることだと認識をしております。
知事、司法判断の意味って分かってます。
私なりの解釈はあります。
司法判断って、どういうことですかね。
ちゃんと捜査当局が捜査をした上で、法令違反があるかどうかの判断をちゃんときっちりしたと。
司法判断は裁判所の判断ですよ。
それは捜査当局が法令に触れるかどうかという判断をされたということだと。
結局ですね、そういうふうな不正なお金を受け取ってないということを前面に出すことで、何かあたかも自分は何も間違ったことをしないというふうな印象を振りまいてるように見えるんですけど、それについてはどうですか。
私は不正なお金は受け取ってませんと、その事実をはっきり述べさせていただいております。
政治的な倫理的な責任については、何も問題ないと思ってるんですかね。
私の管理不足で報告書等が正確になってなく、それが訂正をしてしまったと。それによって県民の皆様にも議会にも御迷惑かけてしまったということについては申し訳なく思っております。
最後になりますけども、結局ですね、最初の選挙運動収支報告書から、自分は見てないと、何も知らなかったと。その結果、こういうふうになってしまいましたというふうなことをずっと言われてると思うんですけれども、そういうのを一般県民が聞いて、どういうふうに感じると思います。
どういうことを感じるかは分かりませんけれども、私としてはやはりそこが自分の経験不足とか管理不足で皆様に御迷惑かけてしまったということは、繰り返し申し訳なく思うと、これはもう率直にお伝えしてきましたし、ただ不正なお金をもらってるんじゃないかということは、これは全くありませんので、それは否定をさせていただきます。
以上です。
造船産業について
造船業についてお聞きします。10月末に佐世保市の宮島市長と国のほうに要望に行かれたと思います。改めてですけれども、最近の国の造船産業を盛り上げていこうという動きをどんなふうに捉えられているかというところと、その中で長崎のどんな強みを生かして、どんな存在にしていきたいかというところの知事の思いを教えてください。
まず、国の動きについては非常に心強く、チャンスだなと追い風に感じています。造船業が歴史的に盛んな長崎県でございますので、そういった中で戦略的にここを強めていくんだということを国がしっかり後押しをしてくれる。こういった動きを出してくれたのは非常にありがたいと思っています。我々長崎県としても、しっかりサプライチェーンがありますので、そのサプライチェーンを生かして、強みを生かしてしっかりその国の動きに、国策に資するような形で長崎県内を盛り上げていけるようにしたいなと思っています。
長崎の造船の強みというのをどんなふうに考えて。
強みについては先ほど触れたんですけども、既にサプライチェーンがあるということが非常に大きな強みだと思います。その中でも、やっぱり商船だとか防衛だとか、そしてまた洋上風力、海洋エネルギーに関しても全ての分野で対応ができる場所というのは、日本でもここ長崎県だけです。そういったところはほかにはない強みなんじゃないかなと思います。ぜひそういったことをPRしながら、国の方針で具体的にどうやって進んでいくのかと、これから見えてくると思いますけれども、そこについては我々の強みにぜひ国の力を長崎に持ってこられるように、これは県選出の国会議員、そして関係の市町としっかり連携をして取り込んでいきたいなと思っています。
あと1点、課題として人手不足という問題があると思いますけど、そこの問題意識とか、解消の見方、お考えというのをお聞かせください。
もう御指摘のとおりだと思います。先日、国のほうに要望に上がったときに申し上げたことは主に2つあって、1つはやっぱり投資に対して、より長崎県にお力をということを1つお願いさせていただきました。
2つ目は、やっぱりそれに関わる人材の育成と確保、これについてもぜひしっかり国としても取り組んでいただきたいと。我々長崎県には、それに特化した親和性のある大学、教育機関等々ありますので、しっかりそこと連携するような形で、ある資源を有効活用できるような形をみんなで連携して模索していきたいなと思っています。
上五島病院での分娩休止について
新上五島町の病院での分娩休止について、お伺いします。新上五島町で分娩施設がなくなって、妊婦さんとかが本島の病院に通わなければいけないなどの問題が生じているんですけども、県として何か支援策など考えているものがあればお願いいたします。
まず分娩施設が島からなくなると、非常にやっぱり大きな不安が一番かもしれませんが影響が大きいものだと思っています。私自身もそれがよく分かるので、上五島病院に伺わせていただいて産科の状況を聞かせていただきました。やはり行政で財政的なもので続けられるのであればという考えももちろん出てきますけれども、ただ財政的な問題だけではなく、やはりそもそも症例数が少ないと安全にお産を続けることができないと、スキルを維持することができないということを現場の声として伺いました。それは非常に難しいことだと思います。やっぱりなれ親しんだ地元で親元で出産をしたいという思いがあるのはもちろん十分理解しますけれども、そこで安全にお産することができないかもしれないという中で、そこはやっぱり現場の判断もあってしかるべきかなというふうに受け止めております。ただそのような中で、安全に出産ができるようにということはしっかり県としても地元また関係機関とも連携してやっていかなくちゃいけないと思ってますので、今県としては、どうしても、もちろん紹介をして、しかるべき医療機関で出産をするということになると思いますが、そこの中で支援できるところには、もちろん県も携わらせていただきますし、あと先ほど御質問があったドクターヘリ、何かあったときについて、しっかり緊急に運べるように、そういった体制づくりといったことにも引き続き力を入れてやっていかなくちゃいけないと思っています。
少し関連して、今回は新上五島町だったんですけども、今後も各市町村で分娩ができるかという議論はあると思います。大きなところで県の方針として、例えばそこの各市町村の分娩施設を維持していくのか、それとも今後集約していって長崎市や佐世保市でそういうのをまとめて面倒を見る形になるのか、どういうふうに考えているかお伺いします。
これは具体的な議論はこれからになってくると思いますけど、私自身もやっぱりこれについてはずっと話合いの中に入ってきて、私が考えるのは、やっぱりこれ産科だけではないんですけども、診療科ごとに今一自治体に1個ずつとか、そういった時代ではなくなってきていて、やはりその広域的にどこに住んでいても、その必要な医療にかかれるということを広域にしっかり医療提供体制をつくっていかなきゃいけないと思っています。ですので、単純にその産科といってもいろいろあります。ただお産をする場所だったり救急で対応できるような施設であったり様々階層があるわけですけれども、それをちゃんと整理した上でも、しっかりこの地域はここで対応するといったことを漏らさないような形で提供体制をつくっていけるように、これは県がしっかり関与して、それぞれの診療科ごとにそういった医療提供体制というものを整理し、そしてまた問題があるのであれば、その問題を見える化して、みんなで共有をして改善をしていかなくちゃいけないと。これはもう今後の課題だというふうに思っています。あとは、そこにある人材の確保とか、それについていろいろな課題がぶら下がっているとは思いますけども、それもしっかり対応して、喫緊の課題として対応していかなくちゃいけないと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
非核三原則について⑤
先ほどから質問が続いていますけど、非核三原則についてですけれども、その非核三原則のその持ち込ませずの考え方について見直しという検討に入るかもしれないという報道がありますけれども、それが知事としては到底受け入れられないことだということでしたけれども、その受け入れられない理由について教えていただけますでしょうか。
我々は核をなくしていくということ、核兵器廃絶を、これを訴えてきています。その中で、核兵器非核三原則といったものは国もしっかりと堅持をして守ってきたものでございます。それを逆行するような形で変更するという流れについては、我々被爆県長崎として到底受け入れられるものではないということが思いでございます。
ありがとうございます。
これまでも、その歴代のその政権も、非核三原則が国是として踏襲してきたというところに逆行する動きになるとは思うんですけれども、それは被爆県として受け入れられないという、理由はその被爆県だからというところになるのでしょうか。
被爆県としてもです。一つに限る話じゃないかもしれませんが、ただ、この核兵器廃絶については県民の思いでございますので、そこについてはやはり被爆県長崎としては、しっかりと発信をしていく必要があると思っています。
分かりました。
今回その持ち込ませずの見直しについては、やはり日本もその中にありますけれど、アメリカの核の傘、アメリカの抑止力を一定担保するといいますか、その効果を維持するためにも見直しというのが必要じゃないかという理由があるということですけれども、そういう見直しにも理由がある中で、見直してはいけないと、堅持すべきだというところの理屈としては、もう少し詳しく知事として語っていただけないかなと思うんですけれども、それはいかがでしょう。
お答えになっているか分かりませんけども、核兵器を廃絶していくためには様々な議論が必要だと思います。これは非人道性の観点からあっちゃいけない。これは正しいことなのですが、それだけで、じゃあなくなるかというと、今まで歴史の中で、特に最近、非常に難しい状況になってきていると思います。そこで国連で議論して、国連だけではありませんが、国の指導者の方々の中で議論していただきたいのは、この核抑止力に関して、それがほんとに皆さんが安全だと思っている形かということをよく議論をしていただきたいと思っています。核兵器廃絶、これは核がある以上、長崎が最後の被爆地である保障はありません。なくさないと駄目だと思っています。ただ、なくすと単純に言ったところでセキュリティの話、安保の話とかそういったところを抜きにはなかなか難しいと思います。そのため、これは広島県と一緒になって国連の場でも訴えてきてますけれども、この核抑止に対する代替的な安全保障がどんな姿なんだということについても具体的に議論していくべきだというふうに思います。そういったところは非人道性はもちろんしっかりとお伝え、被爆地長崎県としてもしっかり伝えていく必要がありますが、ただそういった、じゃあなくすときに具体的に、じゃあどうやっていくのかという具体的な議論をしっかり進めていけるように我々としては動きを進めていきたいと思っています。
そういった中の一つとして、今のは国の指導者の方々に対することですが、やっぱりその国の指導者の方々を動かす世論というのも非常に重要なものだと思っています。核兵器廃絶は、核兵器はやはり、さっき言ったようにある以上、どこかで使われるリスクというのは常にあります。ある日突然いきなり理不尽に大切な方とか、もしかしたら自分自身が奪われてしまうかもしれないと、そういう可能性がある中で、そういった存在リスクと、じゃあ共存できますかということ。これはもう全世界の方々がやっぱり自分事として、もう一度捉えていただく必要があると思います。これはどこかの遠い国のお話ではなく、自分にも起こり得る現実だと思っています。そういったことを自分事として捉えていただくという動きも、これは絶対進めていく必要があると思います。これは被爆地から発信するのも、その取組の一つですけども、具体的にじゃあ国連の国際的な場で、それを進めていくためには、やはり次のSDGsの次のグローバルアジェンダに、この核兵器廃絶というものを目標の一つとして入れていただきたいということ。これをやっていただければ持続性の観点から、やっぱりその核兵器の存在といったものが非常に脅威なんだということをみんなが改めて認識をしてくださるんじゃないかなというふうに思っています。そのため、そういったゴールに入れ込むために、国際的な場で広島県と連携をして、様々な、これはもう市も独自でやっているかもしれませんが、そういう共感してくれる方々、仲間を増やしていくという動きをこれまでずっと取り組んできています。これについては非常に参加してくださる方々からは期待の声も大きいですし、またその輪といったものを広げていこうという動きになってますので、ぜひ今後も続けていきたいなと思っています。続けていくべきだと思っています。
子ども施策について
分かりました。ありがとうございます。
すいません。話題が替わるんですけれども、県の子ども政策についてお伺いしたいのですけども、大石知事も県政の基軸に一丁目一番地ということで1期目を取り組んでいらっしゃいますけれども、その中でも高校生世代の医療費の助成制度について、お伺いいたします。この政策が、長崎県内のその子育て環境に対して、どのような成果を生んだというふうにお考えでしょうかとお尋ねをします。
まず端的には、やっぱり子どもを育てる家庭、受診するときの金銭的な負担といったものは予算執行しているところで分かると思いますけども、それだけの負担が軽減されているということは明らかだというふうに思います。
そして、いろんな見方があるとは思いますけれども、やはりそこに対する金銭的な負担の軽減と、この前、県と市町の連携会議がありました。市町の連携会議が。その中でもやっぱりこの話が結構議論がされたんですね。皆思うのは、やっぱり一律で皆さんが使いやすいようなもの、そういったものをやっぱりみんなでつくっていくべきだということ。そこについてはいろんな総論賛成各論反対のような非常に課題はもちろんあるわけですけども、ただそういう方向性に今向いて議論が進んでいるということは非常に、18歳までのやつができたことで進んだ部分もあるのかなと思います。ただこれは非常に難しい課題もありますので、関係の市町、そして皆様方とも意見交換をしながら、しっかり丁寧に進めていく必要があると思いますけれども、財源論の話ももちろんでございますし、なのでそういったことはもちろんあるにせよ、やっぱりそういったところに議論が及んで、よりよい生活しやすい環境といったものをみんなが考えているということは、一つ、これが生まれたことでつながっていることかなと思います。
ありがとうございます。
あと、その財源とかの話もありましたけれども、この高校生世代の医療費助成に関して、2年前の2023年度の決算が2.6億円ぐらいだったのが、昨年度は予想よりも大幅に増えて4.3億円ぐらいになっているということがありますけれども、一定もちろん子育てのしやすさとか実際の負担軽減にはつながっている部分はあると思うんですけれども、県の財政も厳しい中で大幅に医療費としては増えてしまっているというところについては、その見込みの甘さとかそういったところについては何か反省すべき点があるのかとか、また今後、医療費として費用が膨らんでもやっぱりやっていくべきなのか、その辺についてのお考えを教えてください。
前段の部分については、部局から。
後段の今後の件ですけども、もちろん財源はしっかり見ながらやっていかなくちゃいけないと思います。それは常に検討が必要な部分ですので、それは無視して進めることは難しいと思いますので、それは状況を見極めながら、さっき言ったように、みんながよりよい形を目指していく。みんなが持続可能で納得する形というものを目指していきたいなと思っています。
前段の部分はまだ来てないみたいですけど、すいません。前年度分のやつが次年度に乗っかったとか、いろんな細かいところは多分あると思いますので、そこはちょっとまた部局から聞いていただければと思います。
担当者が後ほど参りますので、終わってから御質問していただければと思います。
ありがとうございます。
あと1点お伺いします。大石知事は、前回の最初の選挙の中でも公約で合計特殊出生率を2を目指すと掲げられて、その政策に取り組んでこられましたけども、昨年度は特殊出生率としては1.39で過去最低にはなっているという状況があります。少子化対策は、その短期間で何かすぐに成果を上げるというのも難しいものと一定分かるんですけれども、2を掲げた中での、この現状についてお考えを教えてください。
もう全国で非常に下がってしまっている状況で危機感はやっぱり感じます。行政の長としてです。ただ、それ実数の合計特殊出生率が下がったということもそうなんですが、希望出生率、どれくらいお子様を希望するかというところ。その数字も下がってきてますので、そこについてもやっぱり意識の変化というものはあるんだろうと思います。ただやっぱり我々としても社会の持続性とか、やっぱり地域の社会の活性を維持するという観点。あとやっぱり、ある程度の人口で成り立つようなサービスは少なからずありますので、病院とかですね。採算性を取る上で考えると。なので、そういった観点からもちろん注視はしていますけれども、やっぱりコロナであるとか非常にいろんなものが大きなものがある中で、影響は一つでは語れないものがあると思います。ただ、とはいっても、しっかり長崎県の明るい未来をつくっていくためには、そこについても少なくても希望出生率をかなえると、希望したとおりに妊娠・出産ができるような社会づくりといったものは諦めずしっかり絶対に実現しなくちゃいけないと思いますので、これは状況に応じて必要なニーズといったものも変わってくると思いますけれども、そこをしっかり引き続き把握しながら、取り組めることはしっかり、一つでも多く一日も早くやっていきたいと思っています。
ありがとうございます。
希望出生率は、もともと2.08だったのが、昨年の中で1.84ということで、そこを目指すということになりますか。
はい。2を目指すというより、2.08希望出生率ですから、希望をまずかなえるというところは重要だと思っています。ただそこにも、まだ乖離がありますので、そこについては原因は一つでは語れないと言いましたけども、やっぱり総合的に包括的に、できる限りのことはやっていくということが重要ですので、そこは皆様方の声を聞きながらしっかりやっていく方針で、これまでも、これからも変わりません。
分かりました。ありがとうございます。
宇久島のメガソーラー事業について
知事選挙にもちょっと絡む部分があるかなと思うので、宇久島のメガソーラー事業について、お尋ねをします。宇久島のメガソーラー事業、地域活性化の期待もある一方で、今は全国的にこのメガソーラー事業が環境破壊の側面などから全国的に反対運動なども起こっています。さきの福島市長選挙でも争点の一つになっていましたが、これは民間主導の事業であるのであれなんですけども、国内最大級で島の4分の1の規模、これについて、まず知事自身が適切と考えているのかというのをお聞かせいただけますか。
民間主導のことなので私の立場でコメントは非常に難しいものがありますが、何といってもやっぱり地元と交渉をしっかりして、まとまった上で進めていくということ、丁寧に進めていくということが重要だと思っています。
知事自身としては、そのメガソーラー事業自体には期待している部分のほうが大きいのでしょうか。
メガソーラーというか再生エネルギーに関して、やっぱり持続可能な形であって、みんなが100人納得というのは難しいかもしれませんが、しっかり持続可能な形で実現していくということが重要だと思っていますので、そこはやっぱり丁寧に進めて、これはもうソーラーだけではなく、ほかの洋上風力もそうですし様々なものに関して、やっぱりしっかり丁寧に進めていく必要があると思っています。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時48分(48分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年10月9日 記者会見
会見内容
- トルコギキョウについて
- タイにおける県産品のトップセールスについて
- 中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について
- ツール・ド・九州2025佐世保クリテリウムの開催について
- 長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について①
- 知事選挙について①
- 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法について
- 九州新幹線西九州ルートについて①
- 知事の政治資金について
- 知事選挙について②
- 九州新幹線西九州ルートについて②
- 女神大橋での死亡事故について
- スタジアムシティについて
- 石木ダム建設事業について①
- 長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について②
- 知事選挙について③
- 長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について③
- 自民党総裁選について
- 石木ダム建設事業について②
- 最低賃金について
- 被爆体験者の救済について
- 石木ダム建設事業について③
トルコギキョウについて
よろしくお願いいたします。
まず、コサージュですけども、何回か御紹介しますけども、トルコギキョウです。今日、大村の生産者の方から頂きました。これ北アメリカの原産の花でございますけれども、本当にいろんな色もありますし、見た目もかわいらしいので、私もよく普通の生活の中でも活用させてもらってます。
日本で、育種が結構進んでいるそうで色、形というのは日本でもかなり開発されているようです。県内では島原、南島原、諫早、長崎、佐世保、大村と、本当各地で栽培されていて、3億円ほどの産出額があるということでございます。季節としてはこれから、秋から出荷が始まって春ぐらいまで作られるということで、今、まさにこれから使っていただくいい花かなと思います。
花言葉は、優雅、よい語らい、すがすがしい美しさという言葉があるそうです。これ花もち、日もちもよくて、非常に触れやすい、親しみやすい花ですので、ぜひ県民の皆様にも使っていただければなと思います。
タイにおける県産品のトップセールスについて
では、冒頭私から全部で4つです。お話をさせていただいて、その後、皆様のご質問に応じてお答えさせていただければと思います。
まず一つ目です。お手元にも資料を配付しておりますけれども、タイにおける県産品のトップセールスについてでございます。タイへの県産品のさらなる輸出拡大を図るために18日から21日までバンコクを訪問いたします。現地では、県議会や農業団体、そして水産流通業者などの皆様と連携いたしまして、長崎和牛、いちご、水産物等の食や県産酒、観光の魅力を現地のメディアに対しましてしっかりとPRして長崎県の認知向上、そして県産品の輸出増加につなげていきたいと考えております。
私自身も現地、輸入商社の方々と意見交換を行ったり、また、流通関係者とレセプションを行うことにしてございます。それに加えて11月から12月にかけてバンコクのJWマリオットホテルのほうで実施する長崎県フェアのプレイベントを開催してまいります。こういったことを通して長崎県の認知度を上げて、県産品の輸出が増えるといったことを目指してトップセールスをしていきたいと思います。
中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年記念訪問団について
そして、2つ目が中華人民共和国の駐長崎総領事館開設40周年の記念をしまして、訪中団を結成します。このことについて御報告いたします。
今年は様々な機会で申し上げておりますけれども、中国駐長崎総領事館が開設されて40周年の節目の年に当たります。これを記念いたしまして11月7日から12日までの6日間になりますが、外間県議会議長をはじめとする県議会の皆様、関係市町、経済界の皆様とともに北京市と上海市を訪問してまいりたいと考えております。
今回の訪問におきましては記念祝賀会を開催するほか、政府、中国政府ですね。政府や中日友好協会、そして在中国の日本国大使館などを訪問してくる予定としております。
今回の訪問を契機といたしまして、これまでも幅広い分野で交流ありますけれども、経済、文化、観光等の様々な分野において、さらなる関係の深化を図ってまいりたいと考えております。
ツール・ド・九州2025佐世保クリテリウムの開催について
そして3つ目になりますが、いよいよ明日になります。ツール・ド・九州でございます。国際サイクルロードレースでございますけども「ツール・ド・九州2025」がいよいよ開幕いたします。このツール・ド・九州は本県初開催となりますけれども、佐世保のほうでクリテリウムを明日開催いたします。そのクリテリウムを皮切りに福岡ステージ、阿蘇、熊本の阿蘇です。ステージ、そして宮崎、大分ステージといったことでロードレースが行われてまいります。国内外から全部で18チーム、約100人の選手の方々が参加されて、4日間にわたって熱戦が繰り広げられます。
明日、開催されます佐世保のクリテリウムは、1周が1.5キロで30周、周回をするということで、13時にレースがスタートいたします。コースは皆様も御承知のとおり、佐世保の五番街の周りを周回するコースになっております。非常に商業施設も近くて盛り上がるんじゃないかなと思っております。この大会には「ツール・ド・フランス」有名なので知っている方もいらっしゃるかもしれませんが「ツール・ド・フランス」といった世界最高峰のレースに出場経験のある選手も参加しております。ぜひ、世界トップクラスのスピードと、そして技術を目の前で、間近で目の当たりにできるまたとない機会でございますので、皆様もぜひ、この「ツール・ド・九州」注目していただければなと思います。また、レース当日から翌日にかけての2日間、著名人によりますトークショー、そしてBMXパフォーマンスといったことなどのアトラクションです。そして自転車体験会といったことなど様々な関連イベントも開催する予定としております。ぜひ、多くの県民の皆様に佐世保へ足を運んでいただければなと思っております。
最後になりますけれども、レース当日は、させぼ五番街、佐世保駅周辺において11時から15時まで交通規制が行われる予定となっております。地域の方々には本当大変御不便をおかけいたしますけれども、選手の安全確保と、そして円滑な大会運営のために、どうか御理解をいただければと思っております。
長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について①
最後に4つ目、長崎県のカスタマーハラスメント対応基本方針の策定についてお知らせさせていただきます。
恐らく手元に配付資料があるかと思いますけれども、近年行政サービスの現場におきまして、職員に対する暴言、そして過度な要求、執拗な苦情といったことなど、社会通念を逸脱した言動、いわゆるカスタマーハラスメントが課題となってきております。国におきましてもカスハラ対策法案の提出であったり、また、厚生労働省のほうではガイドラインを策定したりといったことなど、制度的な整備が進められております。こういった流れがある中で自治体としても職員の安全と尊厳を守るための対応が求められているものと承知しております。
こういったことを踏まえまして、県庁職員が安心して業務に従事できる環境を整備すること、そして県民の皆様に対してよりよい行政サービスを提供するため、これを目的としまして、このたび、この「長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針」を策定いたしました。御意見や御要望、苦情等に対しましては、誠実にその内容を受け止めて丁寧かつ真摯な対応を行う一方で、過度な要求や職員の人格を否定する言動といったことなど、そういった行為に対しては組織として、やはり毅然とした対応を行っていく必要があると思っております。
今後は、この方針に基づきまして、対応マニュアル等の整備を進めて、職員が安心して働けるような職場環境の構築に取り組んでいきたいと、そう考えております。
以上、私から冒頭4つの点についてお話させていただきました。以後につきましては、御質問に応じてお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
知事選挙について①
来年2月に予定されている知事選について、現時点での考えをお聞かせください。
来年の知事選挙につきましては一部報道でも出ておりますけれども、明日ですね。自由民主党の県連の推薦願の期限が設定されております。そういったこと、そういった中で私自身も多くの方々から、ぜひ続けてほしいというお言葉もいただいて重く受け止めておりましたけれども、やはり先の選挙でも推薦をいただいた団体、そういう政党でもありますし、やはり今の状況を踏まえても、しっかりこの期限を踏まえた対応が必要だと判断をしておりますので、明日、改めて正式にお話しする機会を設けたいと、そう思っています。
原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法について
あと2点目で、8月29日の原子力閣僚会議で原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法に基づく、財政支援の対象自治体が、半径10キロ圏内から30キロ圏に拡大する方針が決定されたことについての受け止めをお願いします。
これもずっと長らく周辺自治体の、県内4つありますけれども一緒になって要望をしてまいりました。といいますのも、やっぱり立地自治体とその周辺自治体で非常に格差があるという状況がありましたけれども、今回、それが拡大されるという方向性が示されたことで、格差是正の大きな一歩になるんではないかなと期待しております。
今後、国のほうで支援措置を検討するということでございますので、我々としては国の動きというものをしっかり注視しながら、引き続き自治体と連携して、この格差是正について取り組んでいきたいなと思っております。
九州新幹線西九州ルートについて①
あと昨日、佐賀県知事が国土交通省の事務次官と会談をされて、その佐賀県の財政負担について引き続き議論していく必要があるということで、一致したということですけれども、それについての受け止めと、あと、今後こういう国土交通省との、同様の会談というのを知事として持ちたいという意向とか、あるいは予定というのはありますでしょうか。
まず、前段の御質問ですけれども、お会いになられてお話をされたというのは報道で承知しておりますけれども、お二人がお会いになってお話されることは非常に意義があることではないかなと思っております。
それによって内容については、まだ詳細については分かりませんけれども、会話を通して一定課題認識が一致したということも報道で書かれてましたし、そういったことで理解が深まっていく、そういったことについては非常に意義が深いことなんじゃないかなと思いますのでいい動きだと、まず、受け止めております。私自身も、ぜひそういった機会があればもちろん積極的にコミュニケーション取っていきたいと思いますし、その中からもしヒントが得られれば、ぜひ、そのヒントに基づいて解決のほうに力を注いでいきたいなと思っております。
ありがとうございます。以上です。
知事の政治資金について
政治資金問題のことなんですけれども、一定その司法判断が出たという中で、改めて説明の場を設けるということのお考えについて教えてください。
これも、これまでそういう御説明をというお声もいただいてましたし、閉会日に議長からもそういった機会を設けるようにという、そういう努力をするようにというお言葉があったと思います。そういったことも踏まえまして、やはりこれまで、やはり双方の主張が平行線にたどって、私としても事実関係については整理をしてお伝えはしてきたつもりでありますが、なかなか交わらなかったというところで、司法判断が出たところが、今、現在位置になってるかと思います。
ですので、そういった御意見と、また、こういった経緯も踏まえて、改めて、これまでの話をおまとめする形になるかもしれませんが、何らかの形で県民の皆様にお伝えするということは行うように検討したいなと思っています。
分かりました。何らかの形でということですが、それは会見とか、そういう実際御自身の言葉でお話しするということなのか、あと大体いつぐらいまでにというお考えがあるのかを教えてください。
現時点では固まってないですけども、すみません。まだ検討する時間も、まだ今、余裕がない状況でございますけれども、できるだけ、そんな遠くなく、できるだけ早くはもちろんしたいなと思っています。私自身も、とはいえ、ちゃんと話す内容とか整理をしたりとか、そういったことはどういった形が一番適切かと、検討する時間が必要だと思いますので、そういったことを通して時期とか、形式とか、そういったことについては固まれば、皆様にもお伝えしようと思います。
知事選挙について②
分かりました。それと先ほども質問があったんですけども、来年2月の知事選のことについて、また明日、改めて説明の機会を設けたいということなんですけど、こちらもその会見という形なのか、大体何時ぐらいに予定しているのかとか、そういったことを教えてください。
時間はまだ確定していません。ですけども、私自身これまでぶら下がりでもお話をしていますけれども、議会からの指摘も受けて真摯に対応してきたつもりでもございます。そういった中で今回12日ですか、司法の判断が出たということで、新たな動きが出てきている状況で、今に至っておりますけれども、そういったことを踏まえて、私自身はやっぱり説明も含めて、今、質問いただいた説明も含めてしっかり丁寧に対応していきたいと考えておりました。
それには、やはり議会中もなかなか時間が取れなかったというのもありますし、終わってすぐおくんちが始まって、明日はクリテリウムがありますけれども、そういったいろんなことがある中で、私自身もなかなか時間が取れないということもありますし、私自身がお伝えをする関係者の皆様方も、それぞれにやっぱり様々お立場があって、お時間とかなかなか取りにくいという状況でもございました。
そういったことを踏まえて、できれば時間をかけて御説明したりとか、丁寧に進めたいということはあったんですけれども、やっぱり期限を10日の日ということで組織として決定されて、お示しをされて、自由民主党の方がですね、出されておりますので、それを踏まえて、やっぱりしっかりとそこを踏まえた形の対応をしていかなくてはいけないと、まず、そこをそう考えております。
ただ、その中でも、明日が期限になっておりますけれども、明日までも、やはり私もお伝えすること、また、お伝えをするための準備とか、そういったことについてはできる限り、時間の限り対応していきたいと思っておりますので、それは明日まで一番いい形で時間の限り、一番いい形を整えられるように、私としても努力していきたいなと思っています。
恐らく、そのこれまでの経緯を考えると出馬の表明をされるのかなと思うんですけど、明日、その具体的な公約とか、政策とか、そういったところまで発表されるようなことになるのか、そういったことも教えていただきたいです。
もちろん思いはですね。お伝えする必要があると思いますけれども、その具体的な内容については、やっぱり時間的な制約とかもありますし、そこはなかなかどこまでできるのかというのは、現時点では分かりません。
できる限りの準備をという形でおっしゃっていると思うんですけど、仮に表明するだけなら、この場で表明できるのではないかなと思うんですけど、そのあたりはどういうふうに受け止めればよろしいでしょうか。
なので、そこにお伝えをするための、伝える内容であるとか、お伝えする環境をつくるところとか、そこについては、私としてはもう少しお時間をいただいて丁寧にやりたかったんですけども、少しでも時間いただけておりますので、明日までそういったところにしっかりと時間を精いっぱい使って考えていきたいなと思っています。
先ほども、その政治資金の説明について場を設けるということでおっしゃっていました。それで、今日会見があり、この短期間に記者会見が3回も設定されることになるのかなと思ったりもするわけなんですけど、この会見を準備されるも職員の方も関わるわけで、なかなかそこのあたりの3回の会見というのが、何か御自身露出を増やそうとしているような印象も受けたりするんですけど、そのあたりをどういうふうに捉えればよろしいですか。
全くそんなことは考えてないです。しかも、この1回はこれ定例記者会見ですから、私自身は何度も繰り返し申し上げていますけれども、より時間をかけられるのであれば丁寧に進めたいということは繰り返し申し上げております。
ただ、そこについては私自身が、その期限を区切るというか、期限を決定する立場ではありませんので、お示しされた期間の中で、それを踏まえてしっかりやっていく必要があるだろうと思っています。
なので、そうですね。明日のその会見については、そういった事情もありますし、それに加えて説明についても、やっぱり節目を一つ結果が出たということで、できるだけ間を置かずに、できるだけ速やかに議長のお言葉もありましたし、そういったことは皆様にできる限り負担が少ない形でできればと思っていますけども、そこについて私が私的な何か思いがあって、そういうふうにしようということは全くございません。
九州新幹線西九州ルートについて②
分かりました。
それでは、すみません。あと先ほど出た九州新幹線長崎ルートのことで、確認の意味なんですけど、今回の山口知事と国交省の水嶋次官のお話の中で、その財源負担が課題ということで意見が一致したということなんですが、佐賀県が以前、佐賀県の実質的負担は最大でも長崎県の2分の1以下だといったお考えを示されたりしてますが、この新幹線整備において長崎県が支出することは法的に難しいというのは理解しているんですけど、何らかの形でその長崎県が負担を求められる場合に応じるというか、何か支援するとか、そういったことを今考えたりとかしていますか。
制度のことなので、私の立場で軽々に申し上げることはできないかと思いますけれども、例えばそのFGTで全線開通をするというときに生じ得た負担とか、そういったところについては全然考える、議論する余地はあるのかなと思いますし、それがフル規格で全線開通になるとなったときに、どこまで我々が裨益する部分について説明できるのか。そこについてはやっぱり議論の余地はあるんじゃないかなとは思います。ただ、現行の状況で、それを我々の立場で何ら言えることではありませんので、やっぱりみんな同じ席について、しっかり国を交えて議論するということが重要なんだろうと思います。
分かりました。
最後に、先日かな、この前佐賀県とJR九州の古宮社長と三者の意見交換がありましたが、その後できるだけ早く集まってということでしたけど、その後スケジュールは決まったでしょうか。
新幹線対策課でございますが、まだ、日程については調整中というところでございます。
分かりました。以上です。
女神大橋での死亡事故について
お世話になります。
1点、まず女神大橋で起きた死亡事故、先日もバイクの事故もありましたけど、トレーラーと普通車による事故の関係で質問させてください。
県議会のほうでも答弁若干ありましたけれども、安全対策のところで女神大橋、県が管理されている道路の安全対策について、これから強化していく部分、見直すべきところあると思うんですけども、現状どういうふうに考えておられるか、特に職員さんも人数限られる中で、負担を、重い負担もありながらの対応されている中で、例えば、そのAIの活用だとか、何かしら最新の技術で補う部分があるのであれば、こういう選択肢もあるよねとか、そういうの今どういう形で対策について検討、協議されているかという状況を教えてください。
検討についてはこれからだと思っています。今、具体的なAIという言葉もありましたけれども、やはり実効性のある監視体制の在り方といったことは技術面も、また、コスト面も含めて様々な角度から議論する必要がある。あるんだろうと思っております。
このモニター監視につきましては、やはり道路管理者として本来の責務ではありますけども、異常気象が起こったりとか、通行の状況、これをしっかりと見ながら、適切な規制を行うとか、そういったことを目的としてございます。そういった中で、やっぱりより実効性のある形ということは、今回のことも踏まえて不断にやっていかなくちゃいけないと思いますので、今いただいた御意見とか、具体例も含めてどういったことが一番いいのかといったことについては、今後、また検討していきたいと思っています。
スタジアムシティについて
はい、分かりました。ありがとうございます。
もう一つ、スタジアムシティが1周年を迎えようとしています。1周年に当たって、この1年間施設としてはかなりお客さん集めたりとかしていますけども、知事として今、1年間迎えてどういうふうにあの施設を見ておられるかというところと、併せて、V・ファーレン長崎、リーグ大詰めで昇格できるかどうかと、かなり地域経済にも大きな影響を与える部分だと思うんですけども、そこについての所感を教えてください。
経済状況はちょっと私の立場では分かりませんけれども、やっぱりスタジアムシティができて、本当に様々なイベント、今までになかったようなものも、ここ長崎市内で実現していただいて、県民の皆様も私個人、個人的にも幾つかイベントに参加させてもらったこともあったんですけど、やっぱり参加すると皆さんすごい笑顔になられているんですよね。なので、今まで本当だったら県外で経験したことが、今、長崎市で経験できているとか、そういった新しい動きにつながっていると思いますし、そこについては経済とは、また、別にして、すごくわくわくするような機会が増えたんじゃないかなと、場所ができたんじゃないかなと思っています。
あと、V・ファーレン長崎の件も出ましたけども、ぜひJ1昇格をてっぺんでやっていただきたいなと思っています。今、おっしゃってくださったようにやっぱりJ1に上がると来られるチームも、また、変わってくると思いますし、それを楽しみに来られるお客様も、また、変わってくるのかもしれませんから、そういったところは、まずは地元長崎として非常に自分たちの、ホームのチームを応援したいという気持ちが一番ですけれども、そこをきっかけにより盛り上がっていくように期待しています。
石木ダム建設事業について①
ありがとうございます。
もう一点だけ、今日、午前中に石木ダムの関係、川棚に行かれるのに合わせて、石木ダムの反対の方々が団結しているテントのところに行かれて、結局会えなかったということがございました。もともとこの11時半頃に現地に行って、この2時からの会見というのがありましたので、かなりタイトな時間で、もし仮に会えたとしてもあまりゆっくり話す時間はなかったと思うんですけれども、確認なんですけども、結局現在、技術的な問題等も含めて話し合っておられる場に、知事も出席の意向を打診されて、知事としても前向きに考えておられる。その調整を進めておられるという中で、その件については改めて出席というか、そこの自分も出たいんだよということを、取りあえず伝えに行くというのが今日の主目的だったという理解でいいんですか。
そうですね。現地でもお話しましたけど、まずは、お話しする機会をいただきたいということをお願いするのが一番の目的でございましたけども、もちろんその場で、もしお話がもっと膨らめば多々、いろんなことはお話できたかなと思います。ですけれども、今日は残念ながらお会いすることはできませんでしたけれども、まずは会ってお話しするということ、これは、これまでもスタンスは変わってないんですが、技術的な説明会の中で住民の方から、私も直接参加してお話を聞きたいということをおっしゃっていただけたと聞いておりますので、それについて非常に私としてもありがたいと思って、今、それを実現に向けて取り組んでいるところでございます。
知事選の関係で言うと、ここのところ知事石木ダムの問題については、よく自分が期限延長を決めたこの期限だから、そこについて自分がしっかりと実行できるようにする責任があるということを強調されておられます。立候補するかしないかの判断の中で、石木ダムの問題、今、言ったとおりのところで、期限を自分が延長したものをきちんと期限内に実行できるようにやらなくちゃいけないという、その責任感、責務の部分、感じておられる部分というのは、もし判断するとしたら、比重は大きなものになりますか。
石木ダムについては、その選挙に関しては全く関係なくて、これまで申し上げているのは、今の現職の知事として、やはり自分が、その延長する計画を、14年度末までに完成させるという計画をつくりました。これについては、やはりそれに私がつくった計画ですので、やっぱりそこについては遅れることなく、今の知事としてやれること、やらなくちゃいけないことはしっかりやっていく必要があるということを、これまで繰り返し述べています。
どこかで何か急いでいるのかという質問を受けたことがあるんですけど、全くそんなことはなくて、これまでも3年半ですね。就任してから工事工程に沿ってやれることをまずしっかりと整理をしながらやりましょうということで、これはずっと現場の職員も、また、担当部局もしっかりコミュニケーションもちろん取りながらではありますけども、安全確保しながら粛々としっかり進めてきてくれています。
今年度中にようやくダム本体をつくるときに使用する迂回路が完成しますので、これの完成になって初めてようやくそのダム本体の、本格的な工事の発注といったことが見えることになってきていますので、それについては、今、タイミングがちょうどそのところにかかってきているということが、ちょっと重なってはおりますけれども、これについては本当にこれまで、本当に丁寧に進めてきてくれた現場と、また、担当部局と、その結果だと私は受け止めております。
そういったことを踏まえて、しっかり計画を14年度末まで延期させてもらいましたので、しっかり責任ある対応していきたいと思います。
ありがとうございました。
長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について②
よろしくお願いします。
配付された資料のカスタマーハラスメントの基本方針なんですけども、これは実際に長崎県庁でも、こういった何か御事例とか、そういうのが認定されたものが何件あるとか、そういったものはあるんでしょうか。
カスタマーハラスメントにつきましては、昨年度、令和5年度中のカスタマーハラスメントと思われる事案についてはアンケートを取っております。はっきりとカスタマーハラスメントであると認定したものではありませんが、それに類するようなものはあったということは確認しております。
今後はこの対応方針にのっとって対応されていくということになるんでしょうか。
はい、こちらにつきましては、まず、対応方針を定めておりますので、こちらのほうに記載をしている類型ごとに、今後、マニュアルの整備を進めることとしております。今年度中には作成予定にしておりますので、それにのっとる形で対応していくことになると考えております。
分かりました。ありがとうございます。
知事選挙について③
よろしくお願いします。
2月の知事選について態度表明については明日会見でということだと思いますが、これまで幾つかの団体から大石知事に出馬要請もあるかと思います。そのとき重く受け止めて慎重に検討するという旨発言されていましたけれども、検討する上で知事が大切にしてきたこと、何を思って出馬するか否かというのを考えてきたのか、そこの部分を教えていただけますでしょうか。
そうですね。何か一つに絞るのは難しいと思いますけれども、やっぱり県政ですので、みんなで力を合わせていける環境づくりは非常に重要だと思っています。ですので、もちろん考えといったものは個人のものでございますので、それは尊重されるべきではございますけれども、どうやったらみんなの力を結集できるのかとか、県政、前に進める体制をつくれるのかとか、そういうことは非常に重要な視点としてはずっと思っておりました。
非常に難しい質問でありますけれども、はい、そこは一つ大きなものだと思っています。
長崎県カスタマーハラスメント対応基本方針の策定について③
ありがとうございます。
あと、カスタマーハラスメントの件でもう一点伺いたいんですけど、カスハラに類するものを確認された。これは職員に対するアンケートということでよかったでしょうか。
はい、そのように聞いてます。
ちなみにですけど、差し支えなければ、その類することって具体的に職員に対してどういったことがあったのかというのはいかがでしょうか。
令和6年度に、実施したアンケートの中では、例えば職員に対する暴言や説教、あとは複数回に及ぶクレームのようなものを確認しております。
今年度中にマニュアルを作成ということですけど、これ今日示された基本方針にのっとって今からやっていくというわけではないんですか。これ自体はもう既に適用されるものという認識になるんですかね。
こちらの対応方針には、まず、こういったことに県庁として取り組んでいくという方向性をお示しさせていただいておりますので、例えば暴言に対しては、こういう対応をしましょうといったものを、マニュアルとして落とし込むようにしております。
じゃあ、基本方針としてはこのタイミングから始まるけれども、より詳しい部分については、今年度中にマニュアルをつくりたいというところですかね。
はい、そのように考えております。
分かりました。ありがとうございます。
自民党総裁選について
お疲れさまです。
先般の自民党総裁選で高市早苗氏が選出されまして、史上初の女性の総裁ということで、まだ、首班指名ですんなり総理になれるかどうかというのは不透明なところだと思うんですけれども、自治体の首長として期待されていることとか、あるいはちょっと懸念されているところあればお聞かせください。
これまでも取材でも何度かお答えさせていただいてはいるんですけれども、やはり今、日本中どこを見ても同じ状況だとは思うんですが、やっぱり地方ですね、非常に今、地方間の競争もあったりとか、物価とか、人材不足とか、本当にいろんな共通する課題ありますけれども、かなり厳しい状況だと思っています。なので、ぜひ新総裁におかれましては、そういった状況に、また、目を向けていただいて、ぜひ、この長崎県含め、地方が元気になっていくような取組を、国として進めていただければなと思っています。
長崎県においては、特にですけれども条件不利地域が非常に多い県でございます。県土で言うと離島半島が7割になります。離島が4割、半島が3割、人口で言うと3人に1人がそこに住んでいる状況でございますので、非常に行政体としては、ハイコストな、チャレンジングな県ではございますけども、そういった状況についても多くの有人国境離島も抱えておりますので、しっかりと国として国土を守る、地方を守るという高い使命の、使命感のもと、ぜひ地方にも目を向けていただくように、私としても地域の実情をお伝えしたいと思いますし、そこの御理解をいただいて、国、県、市、町連携して、みんなで連携してやっていけるような、そんな状況をつくれればと思っています。
加えてもう一つは新幹線について、石破総理の御発言に基づいて、非常に心強く思っておりましたけれども、ぜひ、国の関与いただけるようなお願いといったことを官邸までさせていただいております。ぜひ、これについては国として御発言いただいて、国としてやっぱり要望も受け止めていただいていると思いますので、ぜひ、まだ新総裁で首班指名については分かりませんけれども、ぜひ、リーダーシップを発揮していただいて、国の関与ということをもって西九州新幹線フル規格の実現ということで、ぜひ御活躍いただければなと思っています。
石木ダム建設事業について②
分かりました。
あと石木ダムについてお尋ねしたいんですけれども、今日現場に一度行かれて会えはしなかったけれどもと、先般も市長、宮島市長と波戸町長と一緒に現場を視察されていて、ここ数か月現場に向かう機会が多かったのかなという印象を受けているんですけれども、このタイミングでそういった機会を増やしているというのは何か理由があるんでしょうか。
一つきっかけは、先ほども触れましたけれども、やっぱり技術的な説明会の中で面会をということを言っていただけたのがすごく大きかったのかなと思います。
これまでも、やっぱりお会いする機会はお願いはして、模索はしていたんですけれども、工事を止めないと会えないとか、やっぱり我々としても我々の責任の中で進めなくちゃいけないものがある中で、そういったなかなか難しいものがあったのが事実でございます。
とはいえ、年末年始とかに、私も事ある事に御訪問をさせていただく機会もありましたけれども、なかなかお会いできなかったのが今までの経緯だったと思います。今回、そういった御発言があったということであればぜひということで、もちろん日程調整も進めていただいておりますし、それまでの間でも、なかなかそこの整理する内容も複雑なんだろうと思いますけども、それまでの間でも私自身が行って会えることであれば、ぜひ直接お会いして、まず、お願いさせていただきたいと思って通っております。
先日、原子力防災訓練のときも帰りの道で、週末ではあったんですけども寄らせていただきました。そのときもお会いできなかったんですが、事ある事に足を運ばせていただいて、何とかお会いできるような環境づくりといったことも、私自身頑張っていきたいなと思います。
知事が直接住民の方にお会いすることに関しては、私も大切なことだと思うんですけれども、この事業の経過から見て、単にお願いするというだけではなかなか聞いていただけないのかなと思うんです。やっぱり大事なのは、その住民がどこに疑問を抱いているのか、あるいは、そのどこの部分に不満を持っているのかというところをしっかりすくい取った上での協議でないとなかなか相互理解とか、議論のそのかみ合いとかもうまくいかないのかなと思うんですけど、知事としては、その住民の方々がどこに疑問を持たれていて、それに対して御自身はどう答えようと、今考えられているんでしょうか。
疑問の全体像はかなり複雑なものがあるんじゃないかなと思います。少なくとも技術的な質問については、もちろん評価委員会の御意見にもあったように、我々としてしっかりと努力をするということは、これまでもずっと続けてきていますので、それについては事務方も含めてですけれども、しっかり対応は進めていきたいと思います。
その中で、やっぱりほかにどんなところに疑問があって、どんなところに不満があってということについてくみ取ると、把握をするといったことが重要だということについては、私もそう思います。
ですので、私自身がお会いしてお話聞く機会もあると思いますし、それ以外の、今でもコミュニケーション取ってないわけではないという状況ですので、それについてはできる限り把握しながら、その状況に応じて、一番いい形、一番いいアプローチの仕方といったことをやっていきたいなと思います。
ありがとうございます。
最低賃金について
最低賃金の改正についてお聞かせください。
今回、78円増の1,031円ということで、佐賀県を上回るような水準になりました。労使では賛否が割れるような形になりましたけれども、知事としてこの上げ幅どう見られているか、お願いします。
そうですね。恐らくどの知事も同じような受け止めをされてるんじゃないかなと思いますけれども、やっぱりまず上がって、その経済に返っていくと、回っていくということの流れ、新しい流れについてはそれは歓迎すべきものだと思いますけれども、とはいえ、やっぱり急激に上がるということについては、使用者側の、経営者の側の事情としてはかなり厳しいという状況が事実だと思っております。検討してそこに何ができるのかといったことは、本当にこれも危機感を持って、緊張感を持って、常にやっていく、スピード感を持ってやっていかなくちゃいけないと思ってますので、そこについては我々としても、今までの取組の中で対応していくこと、例えば商工団体がプッシュ型でやっていくために人員増を支援させてもらったりとかして来てますし、そういったことを通して、何とか乗り越えられるような支援ということはしっかりやっていきたいなと思っています。それに加えて国のほうでも、また、経済対策、今後考えられると思いますので、そういった動きということについてもしっかり注視しながら、現場の方々がどんなことを、支援を受けられれば一番助かるのかということをしっかり把握しながら対応していきたいなと思います。
被爆体験者の救済について
よろしくお願いいたします。
被爆体験者の救済についてお伺いしたいと思います。1年ほど前の昨年9月に長崎地裁判決で一部原告の方が被爆者と認められる判決が出て、その後まだ、福岡高裁で裁判が続いております。一方で、やっぱり被爆体験者の方も平均86歳ぐらいになっておりまして、非常に心身ともに厳しい状況にあられる方も多いですけれども、このまま裁判を待っていても、どう解決していくかというのはまだ本当に見えないところがあると思いますが、知事として今後、被爆体験者の救済をどう進めていくか、どう進めていきたいかというお考えを教えてください。
救済については我々として、県と市、これまでずっと歩調を合わせて寄り添う形で何とか救済を、求められてる救済が実現できるようにということで取組はしてきております。ただ、今、その司法の場において手続は進んでいる状況ですので、そこについては、やはりしっかりと議論して、議論というか判断をしていただく必要があるんだろうと思っています。そういった中でも、これまでの間、県と市、また、団体もそうですけども要望して、やはり国のほうからも、今回、昨年、拡充、本当に大きな拡充があったと思っております。そういった動きもあるので、司法の手法は、また、ちゃんと時間がかかるものだとは思いますけれども、その中でもできることについては我々としても、また、力を合わせて実現していけるように引き続き取組をしていきたいなと思っています。また、そういった中で被爆体験者の方々も含めて、非常に御高齢になられていることは、私ももちろん承知しておりますので、そういった状況も含めて、できる限り早く前に進められるような取組ができればとは思っております。
ありがとうございます。
確認なんですけれども、その被爆体験者の救済というときに少し幅が広い言葉になってしまうんですが、昨年度12月から始まっている被爆者と同等の医療費助成というのは、一つ救済の形だと思うんですけれども、一方で、今も裁判を続けられている方たちは、被爆体験者ではなくて被爆者と認定することが救済だというお考えだと思うんですけれども、知事としては、その被爆体験者の救済というときに、目指すべきゴールというのは、やっぱり被爆者認定というところで考えてよろしいでしょうか。
一つではないと思うんですけども、やっぱりその状況に応じて、今の司法の判断でやっていることも、その認定の基準についての解釈、解釈といいますか、そこがどうなのかというところ。今回、一部の方々のもしかしたら受けられるかもしれないというところについて、非常に難しい苦渋の判断であったと思いますけれども、でも、やっぱりそこは何が適用されて、何が適用されてないのかとか、そういったところのテクニカルな部分もありますので、そこはしっかりと必要なこととして整理をする必要がある。私たちは受託事務である以上は、それが、基準がはっきり示されない以上はできませんので、それについてはやっぱり行政としてしっかりやるべきことはやっていかなくちゃいけないと思っています。
ただ、その中でやっぱりこれだけじゃ、これじゃないと駄目だということをコンクリートに持っていくのは非常に大切なことかもしれませんが、とはいえ、その状況に応じて何ができるのかということも、しっかり一つ一つ実現していくことも重要だと思いますので、そこについてはこれだけと限定するのは必ずしも適切じゃないのかもしれないなと考えています。でも、寄り添うことは本当に変わりませんので、これからも引き続き市と、また、力を合わせてしっかり取り組んでいきたいと思います。
石木ダム建設事業について③
すみません。重ねて石木ダムのことでもう一点確認なんですけど、団結小屋について知事として立ち退きの要請とかをするお考えがあるのかというのと、いつ頃そういったことをする場合お考えしているのかというのを教えてください。
現時点では、まず、あそこそもそも所有は県になっていますので、実際立ち退きといいますか、移動していただくということについては、要望はこれまでもずっとしてきております。なので、そこについてはスタンスとしては変わりありませんけれども、今後について、その期限についてどういった形でお願いをするのかと、まずは理解を、努力をするということを申し上げておりますから、今の時点でどういう対応するのかということがまず決まっていることではありませんけれども、先ほど言った14年度末の完成を目指すということを前提にすると、部局から今のところ聞いているのは、来年度に本格的な、そのダムの本体の発注をしなくちゃいけないということは伺って、聞いてますので、それは一つ支障が出ないようにということは考えていかなくちゃいけないと思います。
ただ、今日現場でもお話したんですけども、来年度発注しなくちゃいけないという、その試算というか予測です。それについては業界の状況とか、資材のその供給側の問題とか、そういったことを含めてのお話だと思うので、それは変わる可能性はあるんじゃないかなと思います。それは前倒しになるかもしれませんし、後ろになるかもしれませんし、なので、そういった業界の状況については、しっかり部局にも把握していただきながら、まず、支障がないように適切にその状況において判断はしていきたいと思います。
分かりました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後4時00分(60分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年8月20日 記者会見
会見内容
ひまわりについて
まず初めに、コサージュなんですけども、前回に引き続きひまわりでございます。今回も雲仙市の生産者の方からいただきました。夏の時期ということで、非常に暑い時期ですけども、そういった時期に本当に親しまれる、季節にぴったりのお花かなというふうに思います。前回とちょっと色が変わっておりまして、ちょっと薄いんですけども、ブラウンが入っているバイカラーのひまわりでございます。ぜひ皆様方も、ひまわり、季節の花でございますので、楽しんでいただければと思います。
冒頭、私からは3つ御発言をさせていただいて、その後、質問に応じてお答えをさせていただければと思います。
ながさきピース文化祭について
まず初めに、「ながさきピース文化祭2025」の開催について御紹介をさせていただきます。
開催まで残りいよいよひと月を切りまして、いよいよ目前に迫ってきた「ながさきピース文化祭」ですけれども、9月14日から11月30日まで、78日間、市町をはじめ関係の皆様方と力を合わせて、本県らしい多彩で魅力的な文化プログラムを県内全域で実施する予定としております。
先週の火曜日に発表させていただきましたけれども、本文化祭の開催に合わせて、天皇皇后両陛下の御来県を賜わる見込みとなってございます。大変光栄であり、本番までの残された期間、より一層気を引き締めて、万全の準備を期してまいりたいと考えております。
これまで本文化祭の開催に当たっては、国や市町、各文化団体の皆様方と一丸となって、心に残る文化祭となるように長い期間をかけて準備をしてまいりました。これまで御協力いただきました全ての皆様方にこの場を借りて御礼を申し上げますとともに、引き続き御協力のお願いをさせていただきたいと思います。
本文化祭ですけれども、出演者、御来場者、そして関係の皆様方を合わせますと、約190万人の方々の参加が見込まれております。過去の文化祭の経済効果を見ますと、平均で約154億円という経済効果があったとされております。ぜひ多くの皆様方に御来県をいただいて、長崎ならではの文化・歴史・芸術に触れていただいて、また長崎の魅力でもございます風光明媚な自然、そして魚種日本一とも言われる水産物、豊かな農畜産物、御当地グルメも併せて楽しんでいただければと、そう思っております。
ぜひ、「文化をみんなに」というキャッチフレーズでやっておりますけれども、県民の皆様にも積極的に御参画をいただいて、みんなで盛り上げられるような、そんな文化祭にしていければと思っております。何とぞ御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
大阪・関西万博への出展について①
次に2つ目、大阪・関西万博の出展についてお知らせをさせていただきます。
お手元にも資料をお配りしておりますけれども、今年4月から開催されております大阪・関西万博でございますけれども、こちらにつきましては、長崎県、また加えて、今回は九州一体となってやりますけれども、九州の観光物産の魅力を国内外に広く発信する貴重な機会だというふうに思っております。こうした機会を活用するために、来月3日から5日までの3日間、九州7県合同で大阪・関西万博にブースを出展いたしますので、皆様方にも御周知の御協力をいただければと思っております。
今回、合同出展のテーマは「九州の宝を世界へ〜Treasure Island・KYUSHU〜」というタイトルのテーマになっております。長崎県のブースでは、「ながおし 美食と絶景の街、長崎」をテーマに、本県の豊かな自然、歴史、文化、食といった多種多様な魅力を発信していきたいと考えております。
具体的には、中華街の門、ゲートだったりとか、ランタンの装飾の中で長崎グルメを堪能していただくこと、そして波佐見焼、また三川内焼の展示のほか、佐世保の独楽回しを体験していただくといったことなど、様々な内容を準備しております。
加えて、大型ビジョンを準備いたしまして、長崎県の美食、そして絶景の紹介といったこと、そして人気のゲーム、フォートナイトというゲームがありますけれども、こちらの軍艦島アーカイブの体験といったことも準備をしております。
加えて会場では、県産品として展示をしております波佐見焼、三川内焼が当たるキャンペーンも実施したいと思っております。ぜひ多くの方に楽しんでいただいて、長崎県を訪れていただけるような、そんなきっかけにしていきたいと思っております。
9月3日には、九州各県の知事の皆様と一緒に私もオープニングセレモニーに参加をさせていただきまして、長崎県の魅力をPRしたいと思っております。
県では、今回の出展に限らず、万博開催期間に合わせまして、大阪駅の周辺における観光物産イベントの実施、これも様々な場面で引き続き行っていきながら、本県の魅力を幅広い層の方にしっかりとPRをして、観光誘客、そして県産品の販売促進につなげていきたいと、そう思っております。
ブランドメッセージ及びロゴ等への意見募集について
もう一つ、最後に3つ目でございますけれども、現在行っております長崎ブランドのロゴマークに関する意見募集についてお話をさせていただきます。
今県のほうで、国内外から選ばれる新しい長崎県の実現に向けて、本県の相対的なイメージ向上につながる長崎ブランドの構築に取り組んでいるところでございます。具体的には、県民の皆様が地域の魅力を再認識するということ、それでもっと好きになって誇りを持っていただけるようなブランド価値を見つけて、それを磨きながらみんなで一緒に国内外に発信していくと、そのためにブランディングや情報発信の戦略策定を進めているところでございます。
今回、県内外での調査結果でありましたり、また県内の関係団体、市町、有識者の皆様からの貴重な御意見を踏まえまして、県民の皆様が共感し、誇りに思えるような長崎ブランドの価値を象徴するデザイン、これを2案つくらせていただきました。
お手元にA案、B案あると思いますけれども、その2案を作成いたしております。最終的には1つに絞りたいんですけれども、ぜひ県民の皆様と一緒に選びたいということで、皆様方からの御意見をいただきたいと思っております。
今後、皆様と一緒に長崎県のブランディングに取り組んでいきたいと思っておりますので、現在ウェブでアンケートを行っております。こちらのほうは8月26日まで募集をしておりますので、ぜひ皆様の御意見をお寄せいただければと思っております。
選定をされますと、商品パッケージへの活用だったり、また印刷物、いろいろなものがあると思いますけども、そちらへの掲載といったことなど、県民の皆様に広く活用していただくようなデザインにしていきたいと思っておりますので、ぜひ御参画をいただければと思います。
以上、私から3点、冒頭お話をさせていただきました。以後につきましては、皆様のご質問に応じてお答えをさせていただければと思います。よろしくお願いします。
戦後80年について①
8月15日に終戦の日を迎えました。長崎の被爆から80年、知事はこれまで「長崎を最後の被爆地に」というようなメッセージを訴えられてこられたと思いますが、改めて被爆80年を迎えたことへの所感と、また、核なき世界に向けて、県として、知事として、どういうふうに取り組んでいきたいかということについてお聞かせください。
まず、80年という節目を迎えるに当たって、本当に大きな節目だというふうに認識をしています。被爆者の方々の平均年齢も上がってきており、高齢化が進む中で迎えた80年という節目でございます。日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞し、また世界を見ますと、非常に分断が深まっているような、各種のリスクも高まっていると、そういった中での80年ということは、非常に大きな意味があるのではないかと思います。
そういった中で、今年は広島県、長崎県の両県知事がそれぞれの原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加をさせていただきました。私も広島県の式典に参加をさせていただいて、長崎と少し違うところもありましたけれども、やはり核兵器廃絶に向けた決意、そして平和の尊さといったものを改めて認識したところでございます。
核兵器に関しましては、これまでも訴えてきているとおり、まずは本当に二度と使われてはならない非人道的なものだと思います。私も慰霊の言葉の中で申し述べさせていただきましたけれども、本当に一瞬で大切なもの、二度と元に戻せないものが壊されてしまう、そういった本当に使われてはならないものだと思いますし、ただそういった中で、非常に使用のリスクが高まっていると議論されております。そういった観点からも、我々としては、核兵器が存在している以上、長崎が最後の被爆地である保証はないということで、これは核兵器廃絶を何としてでも、具体的な課題として解決していかなくちゃいけないと、そう考えています。
そのためには、いろいろ課題があると思いますけれども、1つは安全保障に関しては、核抑止ということが今回夏にもいろいろなところで議論されましたけれども、核に頼らない安全保障というものが確立できないのか、これについて、国の指導者の皆様方、そして世界に暮らす皆様、市民の皆様、一緒になって、そこは議論していく必要があると思っております。
そのため、私もNPT等に参加させていただいて、様々なところでお話をさせていただいておりますけれども、それについてはしっかりと公式な場で、NPTとかそういった枠の中で、しっかり核に頼らない抑止の在り方、安全保障の在り方、そういったものが本当にないのかという具体的な議論をしっかりと進めていただきたいと。それは長崎県の知事としても、関係者と力を合わせて求めていきたいと思っております。
加えて、核兵器廃絶に向けた具体的な動きとしては、やはりこれも繰り返し申し上げていますが、核兵器廃絶ってちょっと遠い、もしかすると遠い話題、課題だと思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、今回も慰霊の詞の中で申し上げたとおり、いつ我々世界に暮らす人々に起こってもおかしくはない状況だと私は思っています。そういったことを世界の方々一人一人が改めて自分事として捉えていただく、そういった形にしていく、位置づけにしていく、これが重要だと思っています。
そのためにも広島県と連携をしまして、SDGs、次の国連開発目標が2030年に始まりますけれども、そこにぜひ核兵器廃絶といった目標を位置づけたいと、そう思っております。これは我々一人一人、そして我々の子供だったり孫だったりとか、そういった次の世代にとっても、人類全てに対して、持続可能性に対する脅威であることは間違いないというふうに考えておりますので、そういった観点からしっかり御理解いただける、賛同いただける方々を増やしていって、しっかりこの取組を進めていけるように、我々関係者と力を合わせてやっていきたいと思います。
加えて、長崎県内を見ますと、救済に関しましてはこれまでと変わらず、救済を一日も早く実施していただけるように国に対しても求めていきたいと、そう思っております。
以上です。
知事選挙について①
ありがとうございます。
すみません、ちょっと別の質問なんですが、来年の3月1日に知事の任期満了を迎えます。2月には知事選が実施されるのではないかと思いますが、知事御自身、再選に向けてお考えはあるのか、お伺いしてもいいですか。
現時点で決まっていることはございませんですし、これまでも申し上げてきたとおり、私自身、まず今、目の前に総合計画だったりとか様々なものがありますけども、しっかりそういったものの準備を進めていって、まず県政が前に進んでいくような環境づくりといったものを全力で取り組んでいきたいと思っております。
すみません、ちょっと確認なので、弊紙も含めて既に報道したんですけれども、先日、経済界の有志の方々が平田元副知事に対して出馬を要請するということがありました。こうした動きについて、知事としてどういうふうに見ていらっしゃるのか。
報道では承知をしておりますけれども、私としてはコメントする立場にはないと思いますし、私自身として、しっかりまず県政を前に進めるといったことに全力を尽くす、そういった状況にあると思っておりますので、私の責任をしっかり全うしていきたいと思います。
目の前のことということで、御自身の進退に関して判断する理由と期限みたいなものは、今御自身の中でありますか。
いえ、全く白紙でございます。
ありがとうございます。
最低賃金について
県内の最低賃金についてお伺いします。現在、審議会でも議論されていると思いますが、物価高の中で、知事として引上げなど、金額についての御見解などがあれば、ぜひお伺いしたいです。
これについては、昨年から非常に大きな幅で引上げがありましたけれども、各関係者、労使を含めて、しっかり議論が尽くされることが重要だと思っております。私の立場で、現時点で、そういった目安について触れるべきではないというふうに考えておりますけれども、今後そういった方向性が見えてくる中では、丁寧に進めていただきたいなと、そう思っております。
ありがとうございます。
関連してなんですけど、お答えする立場にないということではありますが、政府は、都道府県だったりが政府が示す基準を上回るような形で最低賃金を引き上げた場合、交付金だったり、補助金だったりというのを支給する方針を示しておられますが、これについて、知事はどうお考えなのかをお伺いしたいです。
これから方針が煮詰められるものだと思いますので、そういった配慮といいますか、準備を議論されることは重要だと思います。ただ、それとは別に、しっかりどういった方針になっていくのかといったことを丁寧に進めることがまず大切だと思いますので、それは別の問題だというふうに思っています。
九州新幹線西九州ルートについて①
昨日行われた九州新幹線の関係でお尋ねです。知事のほうは、総括が必要ということをおっしゃっておりましたが、国に対して具体的なアクションを求める、例えば要請活動などをされる予定はあるのでしょうか。
昨日の時点で三者でまとまってということは、何ら決まったものはありませんけれども、我々長崎県としては、FGT断念の経緯を踏まえて、しっかりと国のほうで解決策を示してほしいということは繰り返し求めてきております。そういったところが見えてこないと具体的な議論が進んでいかないという思いで、これまでも要望してまいりましたので、それは続けていきたいと思いますし、その観点から昨日申し上げたのが、北陸新幹線も含めてですけど、具体的な数字に基づいて議論がなされていると認識しておりますけども、そのためにも、我々としてもアセス、環境影響評価だったりとか、また今事業費に関して様々な影響が生じているものだと思いますので、そういったものをしっかりアップデートした具体的な数字をもう一回弾いてほしいということ、それについて求めるべきではないですかということで、三者の会談の中では申し上げております。
長崎県独自で、例えば上京して知事が要請をされるとか、試算を改めてしてほしいということで書面で何か出したりとか、そういったアクションは予定されていますか。
今後もそういった要望活動はしっかり動いていきたいと思っています。これは具体的に進めていく段階、いとまがないものだと思っております。一日も早く全線フル規格の開通、全線開通をしなくちゃいけませんので、そういったものに絶対必要なものであるというふうに認識をしておりますので、これについては一日も早く前に進められるように、私ができることは全てやっていきたいと思います。
重ねて、昨日の意見交換も踏まえて、例えば一両日中に改めて書面とかで要望を出すとか、そういった動きというのはないという認識でよろしいですか。
今の時点では決まってはございませんけれども、石破総理のお話も先月あったりもしました。そういったことを踏まえて、やはりいろいろな方々の思いとか、地元の思いもございます。そういったことを踏まえて、しっかりと形にすること、要望に上がるとか、お伝えをするとか、そういうことは、私ができることはしっかりやっていきたいと思っています。
ありがとうございます。
知事選挙について②
先ほど西日本新聞さんが質問された2期目の思いなんですけども、1期目が残り半年ということで、これまでの1期を振り返って、所感というか、自身の感想みたいなところをお伺いしたいと思います。
そうですね、様々なことがありましたので、一言で短くまとめるのは非常に難しいところがございますけれども、就任をして課題も山積している中で、目の前にある課題についてできる限り向き合って、できる限りのことをしてきた、走り続けた3年半だったなと思います。
そういった中でも、前に進んだこともありますし、また課題としてじゃなく、これまでの取組じゃなくて、新しく取り組んで生まれたものもあったと認識をしています。そういったこともある中においてですけれども、私自身の問題で多くの方々を巻き込んで御迷惑をかけてしまったということは、もう本当にそこは反省をしているところです。
なので、一言で表すのは難しいですけれども、決して前に進まなかったものではないと思います。その中で生まれている、例えば企業誘致でもそれなりの規模の数字を上げてきていますし、また長崎県として初めて指定を受けました国家戦略特区、これは私いつも言っているんですけども、長崎県というのは西の端にあって、都市部じゃない地方、また離島半島という地方の中でもアクセスに非常に課題を抱えている場所も多くある長崎県でございますので、そういったところで、一律の規制だったりとか制度とか、そういった中でどうしてもなじまない部分というのがあると、私は長崎県の知事として取り組む中で強く懸念を感じておりました。
そういったものを規制緩和したりとか撤廃、そういった取組をすることで、長崎特有の課題を解決していく。今ドローンでやっていますけれども、具体的な例を挙げると医療ですよね。今全国的に遠隔診療については一律で行われてきていますけれども、それを使うのは当たり前なんですが、遠隔で診療して、例えば診察をして、診断をして、処方をして、処方箋を調剤薬局に持ってきてお薬をもらいます。お薬を飲んで、一連の行為が完成するわけですけれども、そのお薬をもらうというところで、離島からまた島を出なくちゃいけないとなると、これは遠隔の効果が非常に限定的になってしまうと思いますので、そういったところに薬をドローンで飛ばすということ。それについて、今お宅の前まで飛ばすのが非常に難しいという規制がございます。そういったところを突破して、離島ならではの、長崎県ならではのソリューションとして、こういった新しい取組を社会実装していく、それができるスタートに立ったのが国家戦略特区の指定だというふうに思っております。
そういったことがこれからも、今具体的な例として1つ挙げましたけれども、それからまた民間の方々が地域のソリューションを生み出す中で、この規制がちょっと難しくなっていると、ボトルネックになっているとか、そういった気づきがあれば、また提案を受けて、それが実際に行政として特区の中で規制緩和できるのかとか、そういった追加のこれからの取組につながっていくものだと思っておりますので、そういったことをしっかり実現できるように努力をしていきたいなと思います。
今お伺いした中で、先ほどまだ白紙というお話があったんですけども、9月で半年になりますので、かなり時間もないといいますか、9月も天皇陛下がいらっしゃるとかいろいろなこともあると思うんですけども、個人的に知事御自身として、白紙とおっしゃいましたけども、いつ頃までにしないと選挙の準備とかも難しいというふうに考えている部分があれば、お伺いしたいと思います。
現時点でいつまでにということは、全くありません。今おっしゃってくださったように、天皇陛下の御来県であったりとか、総合計画の最後の詰めの部分だったりとか、本当に様々なことが今目の前にたくさんありますので、そこをしっかりと全力でやりながら、私なりに県政の発展に努めていきたいと、そう思っています。
分かりました。ありがとうございます。
知事選挙について③
引き続きなんですけども、知事選のことで、出馬するかどうかの判断についてはまだ白紙ということですけど、先ほどからおっしゃっている総合計画の策定については、今まさにいろいろなところで御意見を聞いていらっしゃると思うんですけど、策定状況を考えると、9月の次の議会での表明というのは、何かしら影響があるのかなと思うんですけど、その辺り9月に表明する可能性はあるのかどうか、現時点で教えてください。
何ら決まっていませんので、コメントをすることもない認識でございます。
分かりました。それと、政治資金の問題で、前回6月議会に御自身に処分を科すべきだということで、1か月100%から3か月ということですけれども、3か月と考えると、8、9、10ですかね、この辺り、自らに課された処分が御自身の出馬判断に影響するのかどうかというのは、どのように考えていますか。
そこについては、処分の期間が反省の期間とかそういったものではないというふうに考えておりますので、それは全く別な問題だと思います。私自身、最初は1か月100%ということで、なかなか御理解をいただけなくて、そこは本当に御迷惑をおかけしてしまいましたけれども、より多くの方々に納得いただける、そんな形を模索した結果が3か月の50%ということでしたので、それは別の問題だと認識しています。
分かりました。それから、先ほど平田元副知事の出馬要請のことについて、コメントするお立場にはないということをおっしゃっていましたけども、御自身が一度再任をされた副知事でもありますけれども、平田元副知事について、どのような印象を持たれているのかというのは。
非常に有能な方だというふうに思います。
その方に対する出馬要請ということについては、コメントする立場にないという意味ですか。
はい。それはコメントする立場にないと思います。
九州新幹線西九州ルートについて②
分かりました。それと、話がちょっと戻るんですけども、昨日の三者の意見交換の中で、知事が国に対してフリーゲージトレインの総括を具体的な解決策の提案を求めていくことで、三者の認識が一致したというふうな趣旨でおっしゃっていますけれど、この具体的な解決策の部分で、優先順位というか、どの部分を提示してほしいというのがあるのかを教えてください。
明確な優先順位があるわけではないと思います。ですけれども、一応したのは、これまでの経緯、複雑なものがございますけれども、FGTが断念したということをどう捉えていくのかということ、国としてですね。加えて、具体的な解決策の提示についてはこれまでも求めてきたところですけれども、とはいえ、これがあれば解決しますということが明確に分かっているわけではありませんので、そのためにも、我々の課題を整理していくための三者の意見交換を続けていくべきだと思いますし、そういった中で課題認識を国にも共有をしながら、そういったところに何を提示できるのか、そこはしっかりと国のほうで考えていただいて、提示をしていただきたいと思っております。
例えばルートとか、そこについては昨日お話もあったように、ルートを決めるとなっても、やっぱりアセスをしないと実際に可能かどうかも分かりませんし、事業費を比較するとか検討する上でも、ちゃんとした数字でもう一回弾いてアップデートした形じゃないと、具体的な議論というのもなかなか煮詰まらないと思いますので、そういったところについては、解決策の準備段階として必ず必要になるものだというふうに考えて、昨日、三者の場でも問題意識を共有しましたし、これからもそれについて国にもお伝えをしていきたいと、求めていきたいと思っています。
昨日、特に知事のほうから、環境アセスメントの実施が必要だというところで、これはいわゆる佐賀駅を通るルートに絞っているのか、それ以外、この辺りのアセスの仕方を、もう少し具体的にイメージを教えていただきたいんですが。
ルートに関しては、我々は一貫して佐賀駅を通るルートが一番合理的であるということは、繰り返し述べてきております。ですので、アセスをする際に、そこが軸になることはもう間違いないということだと思いますけれども、ルートに関して、JR九州様と長崎県が佐賀駅ルートという中で、佐賀県は必ずしも明確にあるわけではありませんけども、それとは違う認識があるという状況だと思いますので、そこをどうやればアセスが実施可能なのか、そこについては今解があるわけではありませんけれども、そこが対応可能かどうかも含めて国が実施するものだと思いますから、今後協議をしていっていただきたいなと思っています。
昨日、三者の囲み取材をする中で、どうしてもルートであったり、財源であったり、もう一つ並行在来線の問題であったりというのが、ばらばらというか、一点突破するような雰囲気がないというか、それぞれがそれぞれ言っているような感じで、なかなか進展しないように思うんですけど、その辺りで、もちろん事業費を決めないといけないとか、ルートが決まらないとかあるんでしょうけども、長崎県知事としてここをしっかりしてほしいということを、国に絞って言うというお考えはないのでしょうか。
絞るのは、今の時点で1個が解決すれば全て解決するという解が見えているわけじゃないので、難しいと思いますけれども、まず絶対やらなくてはいけないことは、しっかり遅れることなくやっていくべきだというふうに考えておりますので、アセスだったりとか、事業費の試算だったりとか、そういったところはしっかりやっていっていただきたいなというふうに思います。
1つに絞るというのは、要は佐賀県の費用負担の部分で、国のほうがしっかり手当をするようにといった、そういった形で伝えるとか、そういうところで要請をするということはないのでしょうか。
これはいろいろな考え方があると思います。例えばFGTが断念をしたということの経緯を踏まえると、それはルートが佐賀駅を通るルートであったということは、これは事実ですね、FGTの場合は。それが断念をした経緯を踏まえて、そこのルートであるとFGTを断念してフル規格に変わってしまったということ、そこに対するどういった対応が国のほうでできるのかといった議論になるかもしれませんが、これがルートがまた別になると、FGTと単純比較も難しくなると思います。単純な話じゃなくなってくると思いますので、そういった変数がある中で、こういった解を1ついただければ実現するといった状況じゃないというのが私の認識で、恐らくこれは関係者の認識だと思いますから、そういったところの解をどうやって見いだしていくのかといったことには、さらに意見交換が必要だというふうに思います。
分かりました。以上です。
九州新幹線西九州ルートについて③
引き続き昨日の新幹線の三者協議についてなんですけれども、1年3か月ぶりに実施が今回できたという、この協議を持てたということについての評価と、あとルートについては進展がなかったという受け止めなんですけども、これについての御意見を求めたいと思います。お願いします。
まず、1年3か月ぶりに三者で会談ができたということは、非常によかったなと思います。お互いの認識を改めて同じ場所で共有できたといったことは、非常に意義が深かったなと思います。ただ、この1年3か月の間にそれぞれが会話していなかったかというと、そういうわけではないので、必ずしも三者の会談の期間が空いている、間が空白であるということではありません。
ルートに関しては、合意に至るとかそういったことにはつながってはない、確かにそういった状況ではありますけれども、こういったことを三者会談でしっかりとお話ができるといったことについては、非常によかったんじゃないかなと思います。やはり佐賀県には佐賀県の事情があると、山口知事も常におっしゃっておりますけれども、そういったところをみんなで認識を共有し合うということで、次に見えてくることもあるかと思います。
今回、先ほどの質問で触れていないこととすれば、国が解決策を出していただければ、四者で会うということについては、これは認識は一致をしているところだというふうに私は思っておりますので、そこについて、三者でルートとか、FGT断念の経緯とか、そういったことを率直に話した結果で見いだせたものだというふうに思います。ですので、こういった場というものは、できる限り重ねていきたいなと思います。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて④
引き続き新幹線の話なんですけども、まず確認をしたいのが、知事として国にこれから求めていこうというところが、具体的な解決策を示してほしいということで、それと併せて建設費を引き直すというか、試算、資材の高騰とかかなり状況が変わっているので、改めて直近で出せる数字を議論の基になるように出してほしいということ、アセスの早期実施、それもまた判断材料としても使えていくので、アセスもやってほしいと、この主に3つの点という理解でよろしいですか。
そうですね、その3つを含めてですけれども、具体的な解決策も、さっき言ったように、これを出してくれという明確なものがあるわけではないので、やっぱりそこを具体的に考えていってほしいということ、これまでも申し上げてきましたけれども、その姿勢は全く変わることなく求めていきたいと思います。
具体的な議論をしていくためにも、材料というものは絶対必要になってきます。北陸新幹線も非常に難しい状況になっておりますけれども、あれはやっぱりアセスをやったりとか、具体的な事業費の試算とか、そういったものがあって議論がされていると思いますので、我々も具体的な議論を進めていくためには、そういった準備が必要だというふうな認識の下で求めていきたいと思います。
今のお話の中での建設費の部分なんですけども、昨日佐賀県のほうからの説明の中でも出た話題だと思うんですけども、北陸新幹線の場合、建設費が当初2.1兆円と見込まれていたものが最大5.2兆円になりそうだとか、工期も15年だったものが26年程度になりそうだとか、そういうようなかなりの上振れ、2倍以上の上振れが起きているというような指摘を佐賀県のほうがしていると思います。今の武雄温泉、新鳥栖間についても、これまで出てきた数字よりもかなりの上振れがあると長崎県側としても見ておられるのかというところをお伺いします。
それは分かりません。資材等があるので、それは影響は生じるでしょうけれども、人件費も含めてですね。ですけども、北陸新幹線と単純比較できるものでは全くないと思いますので、そこをしっかりと議論するために、しっかりそこを対応していただきたいということが我々の思いです。
かなり上振れが激しい場合に、長崎県にとって逆風というか、そんなにもかかるようになったんだったらというような議論も起こりかねないとは思うんですけども、そこはちゃんとした数字を基に議論したいと。
それは実現する上で必ず見なくてはいけない数字だと思いますので、それが難しいときにどうするかといった議論になっていくと思いますし、今佐賀県がおっしゃっている1,400億の見込み、それについても実際に正しいかどうかなんて分からないわけですから、そこについて実際に議論するには、根拠のある、ある程度しっかりとした数字というもので議論していくべきだと、そう考えているのが、今求めていこうということの根拠でございます。
分かりました。これらの形について、先ほどからの質問で、要望を国に求めていく、要望していくということ自体は考えとしてあるけども、具体的にいつ頃どういう形でというところまでは、まだ整理がついていないと。
現時点でスケジュールがあるわけではありません。
石破さんが7月のときに来て、これまで中央の政治をやっている方々の認識として、FGTの経緯だとか、いろいろなことを頭に入れた上で発言される方がなかなかいなかったところが、ああいう話をされて、経緯を踏まえた上で、国に佐賀県に納得してもらう責任があるとまで言い切られたと。石破さんが首相でおられるタイミングといううちに、しっかりと言質を取った部分を形につなげていかないと、なかなかこういうチャンスというのはもう来ないかもしれないと思うんですけども、そういう意味で、石破さんが総理でおられるうちに、早いうちにという思いはあられますか。
まず、石破総理が御来県いただいたときに、国の責任においてそういう対応をしていくべきとおっしゃってくださったのは、我々として、国を交えた議論が進んでいくことに対して非常に後押しになるんじゃないかなということで期待をしております。非常に心強い御発言だったなと。
その発言を受けて、地元としてしっかりその思いを、時期とか、相手とか、内容とか、そういったものは検討が必要だと思いますけれども、しっかり伝えていく、発信をしていくといったことは重要だと思いますので、それについては、可能な形で実現していきたいと思います。
戦後80年について②
分かりました。あと話が替わるんですけども、核廃絶の話ですが、この夏、8月9日、6日、核兵器廃絶に向けた広島、長崎の訴えというのも、かなり報道もされましたし、多くの方々が目にする機会も多かったと思います。
その中で、参院選でもありましたけれども、核兵器による安全保障のほうが安上がりなんだという議論を言う方もおられたり、SNSなんかを見ていると、落とされた日本が何で持ってはいけないんだというようなことを言うような人たちというのがいたりとかして、これまで大っぴらにそういうことが、SNSですけども、表の場で、場合によっては実名の議員さんだったりとか、候補者だったりとか、そういう立場がある方も含めて、そういうことを言うような時代にもなってきてしまっているというのをすごく実感しているんですけども、そういう中で、そういう方々に向けて長崎からの思い、何で核兵器は駄目なんだ、何で落とされた側だけども廃絶を訴えているんだというところ、どう伝えていくか非常に難しいと思うんですけども、そこは知事としてはどういうふうに考えておられますか。
基本的なアプローチは全く変わらない、本質的なものは変わらないと思います。被爆者の方々がもう二度と被爆者をつくってほしくないと、そういう思いと、実相に触れている我々として、二度とそういったものが起こってはいけないということが本質だと思いますので、そういった発言が出てきているのが事実だとしても、だからこそ我々としては、この長崎を最後の被爆地にし続けるんだと、その思いをしっかり伝えていくことが重要だと思いますし、ただ我々だけで発信をして受け止めてもらえるかどうかだけではなくて、そういった認識を共有して、自ら動いてくれる方々を1人でも増やしていくということが重要だと思いますので、先ほどSDGsの話をしましたけれども、グローバルアジェンダの中に、自分、全世界の人々の共通の目的、目標として、そこを位置づけるといったことをやっていきたいなと思っています。
ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて⑤
新幹線の件で、今日午前中の特別委員会で配られた資料でもありましたけども、国に新たな事業費の試算を求めるべきではないかと提案したとあるんですが、これはどのルートの試算のことを言われているんですかね。
私がイメージしているのは、佐賀駅を通るルートでございます。そこについて、求めるべきではないかというか、三者の場では、そういった数字を基に具体的な議論を進めていかなくちゃいけないんじゃないかという趣旨でお話をさせていただいております。それは、イコール求めていくということになるとは思いますけども。
分かりました。それと、先ほどからも質問が出ていますけれども、環境アセスの件ですけれども、先ほど知事は、いわゆる佐賀駅ルートを軸にとおっしゃられましたけれども、佐賀県内には、山口知事も南回りルートとかに評価するような発言をされたりとか、過去にもありましたけれども、場合によっては、佐賀駅ルート以外のルートについての環境アセスも知事の中では念頭に置いているということですか。
私の念頭には置いていませんけれども、まずアセスを実施することが大切だと思います。ルートに関しては、一貫して佐賀駅が一番利便性が高い、採算性もいい。JRの採算性がいいということは、負担に関しても受益の範囲でJR九州も検討ができる範囲が広がると思いますから、そういった意味で、我々にとっても非常に重要な点だと思っています。
ですので、ルートとしては佐賀駅ルートですけれども、アセスを実施するために、佐賀駅はそれ以外の認識を持っていて、それが実施者とする国がのめるのであれば、それは国が判断をして実施をされるんじゃないかなというふうには思います。
場合によっては、国がほかのルートのアセスをすることは、許容するということですか。
許容するというか、実施者が判断することだと思います。
国がほかの南回りルートとか、北回りルートのアセスを実施しますと言ったときは、それについて長崎県としては、それについても国が判断することだからどうぞということですかね。
アセスの範囲に関しては国が判断することですけど、我々としてルートについては佐賀駅が適切だということは、ずっと変わらず主張していきたいと思います。
だから、国がする場合は、それは許容するということですかね。
国が実施することだというふうに認識をしています。
それは長崎県として、それは違うんじゃないかというふうに言うべきだと思うんですけれども、そうではないんですかね。
アセスをする、イコールそのルートになるということでは全くないと思いますので、我々として、ルートとしては佐賀駅を通るルートが利便性、また採算性の観点からも非常に合理的であるということを繰り返し申し上げております。
昨日のぶら下がりのときから思っていたんですけど、発言がぶれている感じがするんですよね。過去にもこういうことがあったと思うんですよね。
もう一つ伺いますけれども、過去に国と佐賀県の幅広い協議の中で、国側がいろいろな整備方式でのアセスを提案されたということはご存じですか。
整備方式のアセスかどうかは分かりませんけど、アセスに関する議論があったことは承知をしております。
そこの詳細についてはご存じないんですか。
詳細の定義が分かりませんけれども、ルートを特定しない形でのアセスといったことに言及されたことは承知しております。
ルートではなくて、フル規格とかミニ新幹線とかスーパー特急とか、そういう様々な整備方式について、国土交通省が佐賀県に対して提案をしたけれども、それについては実態として、佐賀県側はフル規格のアセスになるからということで拒否したということがありましたけれども、それについてはご存じないですか。
細かなところは、すみません、分かりません。
その経緯につきましては、国と佐賀県の幅広い協議、これが令和2年から始まっておりますが、第1回から第3回におきまして、佐賀駅を通るルートの中で、整備方式、フル規格でありますとか、ミニ新幹線、フリーゲージトレイン、5つの整備方式で比較検討してはどうかという提案をなさった、その経緯のことだと理解しております。
それは私は存じ上げていますけれども、そういう提案をした上で佐賀県が拒否したという事実を知らないで、今回またアセスルートを実施したほうがいいというふうに提案されたということですかね。
私は、繰り返し申し上げておりますけれども、ルートを確定していく上でアセスは絶対に必要なものでございます。ですので、どうやるにしても通らなくちゃいけないことなので、前に実施すべきじゃないですかということを申し上げております。
ただ、佐賀県が今否定的なこともおっしゃられているかもしれませんけれども、それは佐賀県として事情はおありなんだろうと思いますが、私は必ずしもアセスを実施することがそのルートが決まるということではないというふうに考えておりますので、そこについては切り離して、絶対に必要なものはちゃんとやっておくべきと。これについては、佐賀県に対して負担が生じるわけではないことですので、それについて実施者である国がやるということを決めていただけるのであれば、やるべきだというふうに思います。
すみません、すごく違和感があるんですけど、長崎県の知事として、アセスを実施することが必ずしもそのルートを実現することにならないというふうに言われるのは、ちょっと問題のような気もするんですけれども、それはいいんですかね。
私が申し上げているのは、アセスをまず実施、実現することがまず重要だということを申し上げているのであって、我々として佐賀駅をルートが一番利便性が高いということは、これは全くぶれず繰り返し何度も申し上げておりますので、そこを実現に目指していくと。
ただ、アセスを実施するときに、佐賀県がその条件ではできないということであって、ほかの条件があって、それが実施者の国が納得できる、実施できるということであれば、その形で実施をするということも1つの考え方ではないでしょうか。
先ほど過去の幅広い協議の話を持ち出したのは、そういう経緯を知っていれば、今回アセスの実施を持ち出したところで、佐賀県の山口知事がそれを受け入れないということは分かったというふうに思ったので聞いたんですけれども、結局昨日のぶら下がりとかを見ていても、結局山口知事は、長崎ルートについては、佐賀駅を通るフル規格については全く同意をしていないんですよね。それは幅広い協議が始まったときから一貫して何も変わってないというのが、昨日のぶら下がりを聞いていて思ったんですよね。
要するに大石知事が当選したときに求められたのは、山口知事の根底に何があるのか、いろいろ言われていますけれども、反対する根底のところを、人間関係をつくって解きほぐして、何とか交渉のテーブル、在来線の問題とか、地方負担の問題とか、様々な問題があって、確かにそこら辺は佐賀県にとってはデメリットの部分もあるので、そういったところを解決していかなきゃいけないと、そういうふうな交渉のテーブル、少なくともフル規格に前向きな感じを佐賀知事に持ってもらうために、人間的な関係を築くということが大石知事には求められたと思うんですよ。なので、地方負担がどうだとか、在来線がどうだとか、条件闘争の前の段階なわけですよ、山口知事にしれみれば。そこを、結局3年半かかったときに、知事として、山口知事と腹を割ってそういったことを言い合える関係が築けたと思いますか。
私は、佐賀県知事とはいろいろな会話をさせていただく関係にあると思いますし、腹を割ってというのは、知事同士ですので、お互いの県民を抱えているというところでは、様々な事情があると思いますけれども、今ご質問にあったような趣旨で関係構築を進めてきて、議論も重ねてきている。その中で、先ほどNCCさんのご質問にもありましたけれども、これまでになかったようなものも一歩進んだりとか、そういったものが見えてきているんじゃないでしょうか。
何が進んだんですか。
国の解決策の提示があれば、国と一緒にそれを聞く、四者で会うということについては、私は認識は一致したというふうに思っております。
それは新たな提案があればでしょ。国はこれまでも貸付料の延長であるとか、交付税措置の部分とか、いろいろなことを検討した結果、出せないわけですよ。出せない中で、新たな提案があれば会ってもいいよと言っているだけで、それは前の中村県政のときから、新たな提案があれば長崎県は会ってもいいよという理屈と何も変わっていないわけですよ。そういうことを分かった上で山口知事は言っているわけで、そこら辺ってご理解されています。
無理とか、絶対にのまないとか、そういう前提でお話をしてもしょうがない話だと。難しいことはみんな理解しているので、その中でどうにか解を見つけ出すために集まってお話をしたりとか、そういうことをしているのが現状だと私は認識していますので、私は私の立場でできる限りのことを今後も続けていきたいと、そう思っています。
私からしてみれば、もともと国と佐賀県との幅広い協議の話だったのが、最初は整備方式の話だった、それが今度は整備方式に加えてルートの話まで加わってきた、そしてその後は国と佐賀県の話だけじゃなくて、今度は佐賀県と長崎県とJR九州の話になってきた、その挙句、あちこちでほかのルートはどうかというような動きも出てきたと、完全に佐賀県のペースなわけですよ。フル規格をつくりたくないということで言えば。どんどんどんどん話が複雑になっていっているわけですよ。
昨日、佐賀の山口知事もおっしゃっていましたけど、地元合意ができていないということを言われていましたよね、しきりに。地元合意ができていないのは山口知事だけなわけですよ。JR九州も、国も、政府も、与党も、長崎県も、全部佐賀駅ルートで一致しているわけですよ。だから、何も3年半前と変わっていないんですよね。そのことについてどう思われますか。
合意についてはみんなでするものですので、意見が違っているということだけで、1人が違っているから合意をしていないのは1人だけだというのは、ちょっと違うんじゃないかなと思いますけれども、本当に問題が複雑な中で、様々なことについてしっかり、山口知事も佐賀県の知事でございますので、佐賀県の皆様方が了解できるような、そういったことを腐心されているんだと思います。
我々は長崎県として、長崎県の利益を最大化するため、そして長崎県だけではなくですけれども、西九州地域、九州全体、日本の発展のためにもこれは資するものだと思っていますので、そこについては、我々の主張をしっかりと繰り返しお伝えしていくということが求められているんじゃないかなと思います。そのために私はそのことについて、今後も引き続き、変わらず取り組んでいきたいなと思っています。
戦後80年について③
すみません、話が替わりますが、最後に1点、平和祈念式典のときに長崎市長は平和宣言を述べられて、石破首相も述べられましたね。大石知事も述べられました。
大石知事は、過去の知事と違って、NPTであるとか、そういったところに積極的に参加されて、平和行政に力を入れているというようなことを常々おっしゃられていると思うんですけれども、申し訳ないですけれども、広島県の湯崎知事であるとか、長崎市長の平和宣言であるとか、石破知事の挨拶の中には、それぞれの見識なり、哲学なり、オリジナリティーが非常に感じられたんですよ。実際そういうことは巷でも言われていますし、ネットでもそういうことは話題になっています。申し訳ないんですけど、知事の挨拶の中には、オリジナリティーとか、これまで学んできた見識とか、そういったことが少なくとも私には感じられなかったし、少なくとも巷とかネットで、そういった知事の挨拶を評価するような声というのはなかったと思いますけれども、そういったことについてはどういうふうに感じられていますか。
今ご質問にあったように、本当に皆様方がお話しになられている中には、思いとか共感を生む言葉とか、すごく多かったと思います。私も直接湯崎知事のお話を聞いて、本当に感銘を受けました。それに至っていないと、及んでいないといったご評価は、真摯に受けなくちゃいけないと思いますけれども、私自身も私ができることをしっかりと今後も続けていきたいなと思います。
以上です。
大阪・関西万博への出展について②
お話が大分戻るんですけども、万博で長崎県のブースが出るということで、このイメージも載っていますけれども、まずこのブースについて、イメージを含めて、知事自身はどういうふうに感想をお持ちでしょうか。
九州7県合同で隣接した形で行うんですけれども、それぞれの県、やはり作り込んで、いろいろなキャッチーなものにしていると認識していますけども、長崎県も入ってみたいな、行ってみたいなと思えるような、そんな造りにしていかなくちゃいけないと、みんなで知恵を出して準備をしてきました。長崎ランタンフェスティバル、非常に認知度もあると思っておりますけども、そういったところから流れるような、一方通行で楽しんでいただけるような仕掛けをしておりますので、これは部局も含め、努力がきっと分かっていただけるようなすばらしいものになるんじゃないかなと期待しています。
万博は様々な方が訪れる場所でもありますし、そういったところでこういったブースが出るということに、その意味合いであったりとか、そういったところはどういうふうにお考えですか。
1日1万人ほど御来場いただいている、そんなすごく人流がある中で、また国民の方々が多いかもしれませんけれども、国外も含めていろいろな場所から来ていただく中で、長崎にまだ行ったことない、知らないといったこともあると思いますけれども、そういった方に長崎の魅力を、まず入り口として、触れ合っていただくきっかけとして、知っていただくものにはしていきたいなと思っていますし、その中で観光連盟のインスタグラムを登録していただくようなこともしていきたいと思っています。
なので、その3日間は、入り口として、きっかけとして関わっていただいて、その後にもしっかりつなげて、長崎に実際来ていただくような、そんなところにつなげていきたいなと思っています。
天皇皇后両陛下の行幸啓について
ありがとうございました。
あと、来月文化祭があり、天皇皇后両陛下、それから愛子様も御来県されます。今年は被爆80年ということで、そして平和公園での献花をされたりもあるということですけども、そういった中で、いらっしゃる意義というか、その辺りについてはどういうふうにお考えでしょうか。
天皇皇后両陛下は、御即位をされて初めての御来県をいただきます。先ほど言ったように、被爆80年だったりとか様々な節目が重なっておりますけれども、まず御来県を賜って、そういったものに思いを寄せていただくといったことは、我々県民にとっても非常に大きな励みになると思いますし、県外の方々へのメッセージもすごく大きなものが伝わるんじゃないかなと、そう思っています。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時9分(39分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年7月11日 記者会見
会見内容
ひまわりについて
よろしくお願いします。
まず、今日のコサージュですけれども、皆さん御存じのひまわりでございます。夏の花でございますけれども、今日は雲仙市の生産者の方からいただきました。
長崎県では長崎市、諫早市、雲仙市、佐世保市等々、県内各地で栽培をされております。いろんな形もいろんな色もあるということで、皆さんも写真でいただけているのではないかなと思いますけれども、夏のイメージがあるひまわりでございます。
花言葉は、あなたを見つめる情熱、憧れといったような言葉があるそうです。ぜひ恋人への愛のメッセージだったり、両親への感謝を伝えたいときに適切なお花だというふうに伺っております。
季節のお花でもありますし、日頃親しんでいただければなと思っております。
花瓶で長持ちをさせるためには、茎の産毛があると思いますけれど、これが腐敗を招きやすいということで、水は浅めにと、そして水替えと切り戻しということを毎日行うと、長持ちをするということでございますので、ぜひ皆さんも楽しんでいただければと思います。
ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について①
では冒頭、会見に当たりまして、1つ私のほうからお話をさせていただいて、その後、質問に応じまして、お答えをさせていただければと思います。
私からは一点、ながさきピース文化祭のアンバサダーの就任について、お話をさせていただきます。
先日、「ながさきピース文化祭2025」の開会式に出演いただくことが決定をいたしました佐世保市出身のアーティストEXILE、TAKAHIROさんについて、このたび文化祭を県内外に広くPRしていただくためのアンバサダーとしても就任をしていただくということになりましたので、御報告をいたします。
皆様も御承知のとおり、TAKAHIROさんですけれども、書道や絵画といったことについても造詣が大変深い方でございまして、JR九州在来線の車両のデザインであったり、地元佐世保市のイベントにおきまして、書道作品の制作にも携わられております。
文化祭においても、そうした御自身の作品を展示させていただくこととなりました。TAKAHIROさんにおかれましては、非常に発信力が高い方でございますし、幅広い人脈をお持ちでもございますので、これによりまして文化祭のさらなる機運醸成、認知度向上にもつながるのではないかと期待をしております。
なお、御就任に際しまして、TAKAHIROさんからもコメントをいただいてございます。そのコメントにつきましてはお手元の資料にも書かせていただいておりますので、ぜひ御紹介をさせていただければと思います。
以上、私のほうからは一点、お話をさせていただきました。
引き続きは質問に応じまして、お答えをさせていただきます。よろしくお願いします。
ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について②
よろしくお願いします。
先に発表があったアンバサダーのTAKAHIROさんの関係なのですけれども、直近で例えばアンバサダーの委任状をお渡しするとか、何かTAKAHIROさんが直接長崎へいらっしゃって、何かイベントをされるとかあれば、ちょっとお願いいたします。
記者会見とか委任状をお渡しするといったことは予定はしてございません。
基本的には開会式に出演されるときが、多分、長崎にいらっしゃるのが最初になるかなという感じですか。
まだ具体的なものは決まっておりませんけれども、少なくとも開会式には御参加をいただけるということになっております。
知事の政治資金について①
分かりました。ありがとうございます。
次に、昨日終わった県議会の関係でお伺いしたいのですけれども、県議会で知事の給与減額議案が可決されました。
政治資金の道義的な責任を明確にということで出されたのですけれども、可決されたこと、後は撤回されるとか再提出されたとか、少し混乱があったことについて、先日もお伺いをしたのですが、改めて受け止めをお願いします。
本会議後のぶら下がりでもお答えをさせていただきましたけれども、まずは道義的責任を明確化するためにということで、私の減給に関する議案を提案させていただいて、それについて最終日1日延期していただいての議決になりましたけれども、議決をいただいたことについては感謝をしております。
その内容が、冒頭の1回目の議案については1か月100%という内容で提案をさせてもらいました。最終的には3か月50%ということで、内容自体は変わりましたけれども対象自体は変わっていないと私は考えております。
ですけれども、その過程にあって今回1度撤回して再提案になったということについて、そこについては御負担をかけてしまったこともございます。
県議会も1日延期をしたということで、大変御負担をかけてしまいましたので、そこについては反省をするところも多分にあるというふうに認識をしております。
そういったことも含めて、もちろん減給の内容、道義的責任の対象については、委員会でも本会議でもありましたけれども、私自身反省の意を持ち続けながら、しっかりと丁寧な対応を、今後も続けていきたいと思いますし、そういった議案の提案に当たっては、今回のことも反省をしながら、今後丁寧に対応していきたいと思っています。以上です。
知事選・参院選について①
ありがとうございます。
今回、給与減額議案、道義的責任を明確にということでされました。一般質問でもいくつかお話があった2月の知事選への出馬への思いなのですけれども、一般質問では出馬を期待するような質問をされた議員もいらっしゃいました。
知事として今の現段階で、2月の来年の知事選への出馬への思い、何か考えがあればお願いします。
これまでも申し上げているとおり、今のうちに何ら決まっているものはありませんし、まずはこういった今回の議決も最終日、1日延期になって議決いただきましたけれども、しっかりまず自分自身、県政を前に進められるような、そんな環境をしっかりつくるといったことに専念をしていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。読売新聞は以上です。
九州新幹線西九州ルートについて①
よろしくお願いします。
西九州新幹線についてお伺いしたいのですけれども、未整備区間の協議状況、何か進捗などありましたらお願いいたします。
今、未整備区間に関しましては、幅広い協議だとか、与党PTとかありますけれども、大きな動きは見られておりません。
本県としましては、国、政府与党に対しまして、様々な課題ありますけれども、地方負担であったり、在来線であったりといったことありますけれども、それらについて具体的な解決策の提示をお願いをしているところでございますし、それに加えて、関係者の協議の場といったものを持てるように、お願いをしているところでございます。
三者で、山口知事と古宮社長とお会いする機会もいくつかありましたけれども、その三者の協議についてもまだ調整中というふうに私は承知しておりますし、具体的なことが決まっているもの、段階ではありません。
ただ、それぞれ山口知事と、また古宮社長と、それぞれについては機会ごとに会うこともありますので、そういったところで意見交換させていただいたりはしております。
この間、佐賀の情報、新聞、報道機関等で意向調査もされていることも承知しておりますし、先日、複数回実施しました、JR九州が実施していただきました佐賀県内の園児の方々を長崎県にお迎えをすると、おもてなしをするということはありましたけれども、そういったところでも非常に喜ばれたというふうに伺っております。
ですので、そういったことを見ると、非常に佐賀県のほうでも意識が少し変わってきているのかなというふうには思います。
我々としましては、そういった流れもある中でしっかりと具体的に進めていくといったことが求められていると思いますので、さっき申し上げた関係者の協議の場であったりとか、実現であったりとか、また西九州、これ長崎だけではなく佐賀県にとってもメリットがあるものだと思っておりますので、共に解決をして西九州全体でメリットを享受できるような、そんな形を実現できるように引き続き努力していきたいと思っています。
ありがとうございました。NCCからは以上です。
ツシマヤマネコについて
よろしくお願いします。
まず、大きく2つになっているのですけれども、まずツシマヤマネコについて。
今朝方新聞などでも報道がありましたけれども、ツシマヤマネコから高濃度のPFASが検出されたということなのですけれども、これについて県として何か把握されているということがあれば、教えていただきたいと思います。
私自身も報道で知りましたし、部局にも確認しましたけれども、事前にその内容を承知しているといったことはなかったということでございます。
報道ベースではありますけれども、ツシマヤマネコ、長崎としても、対馬にしても、貴重な存在だと思うのですけれども、そういったところからPFASが検出されたということについて、知事の受け止めをお願いします。
本当に報道でしか存じ上げておりませんので、詳しいことについては分からないということが全てでございますけれども、今回お調べいただいたのが交通事故などで亡くなったツシマヤマネコからそういった数値が出たということでございますので、因果関係とかそういったことが分からない状況である以上、そこについて推測を持ってコメントするべきではないかなと思いますけれども、そういった報道がありましたので、それについては今後、動向は注視したいと思います。
知事の政治資金について②
分かりました。ありがとうございます。
あと先ほど読売新聞さんからもありましたけれども、減給議案について、結果的には一度提出した議案を一度撤回をして、再提出して、1日延びて可決されたということですけれども、この少し混乱というかそういうものがあったのかなというふうに思うのですけれども、そもそもこうなった原因というのはどういうところにあるというふうにお考えですか。
私自身、最初に提案したときに、これ決して軽視をするとか、軽んじるとか、そういったことは全くございませんけれども、私自身、私の処分でございますので、最終的には私がしっかりと検討して判断をするといったことが重要だと思って、そうしたところでございます。これを撤回したとき、再提案をするとき、様々な場面で取材にもお答えをさせていただきましたけれども、やはり議決をいただくという以上は、しっかりと議会、県民の皆様の代表である議員の皆様方にしっかり理解していただいて、承認をいただくということが必要なのは間違いありません。
なので、そういったところで1回目、1か月100%という形で提案したものが、必ずしも理解を得られるような形ではなかったということが結果だと思いますし、2回目、議決はいただきましたけれども、いろんな御意見いただいていたと思います。
そういった中で、提案させていただいて議決はいただきましたけれども、より分かりやすい形として、より分かりやすいというより、より理解を得られるような形で進めていくということの過程に工夫が、見直せる部分はあるというふうには思っております。
なので、どういったように進めていけば、本来はよかったのかなというふうに思いますか。
内容について、やっぱり自分が判断すべきものだというふうには思います。
ただ、理解を得る努力ということは、工夫といったものはあったかもしれませんので、そういったところで異なる考え方、視点であったりとか、そういったものがどういったものがあるのかとか、そういったことについて、より丁寧に検討する過程の中で、工夫がもしかしたらあったのかもしれないというふうには思います。
今回のこの減給議案で、この一連の問題については、知事としてはどういうふうに感じているというか、ある種終止符を打ったというふうに思っているのか、そのあたりについてはどういうふうにお考えですか。
議会でも、ここの点について幕引きという言葉を使われていたところもありましたけれども、私としては道義的責任をしっかり明確化するということでございますし、まだ司法の判断が出ていない中で、そこに対しての幕引きといったものに当たるものでは、私はないと思っています。
ですので、これまで減給ではなく説明責任をという御意見もありましたけれども、その説明についてはこれまでもできる限りの事実関係の整理をして、説明を行ってきておりますけれども、それは続けていきたいと思っています。
なかなか重なるような質問であったり、どうしても理解が得られないと、理解することができないといったところで、平行線になってしまっている部分はあるかもしれませんけれども、そこはそこでまた丁寧に対応していく必要があるかなというふうに思います。
ですので、今回についてはあくまで県議会、県職員含め県民の皆様に、私の一連の問題で御迷惑をおかけしたといったことについての、私の道義的責任の明確化でございますので、そこはまた切り離して考えるべきかなと思っています。
ありがとうございます。
知事選・参院選について②
よろしくお願いします。
現在、始まっている参院選挙のことでお尋ねなんですけれども、報道各社の情勢報道などでは、自民党の公認候補と国民民主の公認候補が先行しているのかなという印象もあるのですけれども、現時点で知事はどちらかの候補、その他の候補を応援、支持するようなお考えとかはあるのでしょうか。
いえ、特段決まったことはありません。
今後、応援に入るとか、そういったことの予定もないのでしょうか。
はい、ありません。
前回の知事選では、大石知事は自民党県連の推薦を頂かれたのかなと思うのですけれど、そういったことというのは考慮とかはされていないのでしょうか。
前回の知事選で推薦をいただいた事実、それはそのとおりですし、そのことについては自分なりに受け止める必要があると思いますけれども、今回の選挙について何ら決まっていることはございません。
九州新幹線西九州ルートについて②
分かりました。
あと先ほどもちょっと出た九州新幹線の西九州ルートの話で、今度8月下旬に経済団体のほうが、福岡のほうでシンポジウムを開くというようなことがあったかと思うのですけれども、この意義と知事も出席したりとかする御予定はあるのでしょうか。
すみません。予定の詳細は分かりませんけれど、意義のところについて、私、答えさせていただきたいと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、この新幹線って決して長崎だけではないと思うのですね、効果が享受できるところは。やはり九州全体、日本全体にとって、非常に大きな効果があると思っておりますし、そういった中で長崎だけではなく、ほかのところも含めて、地域で関係の団体の方々、特に経済界の方々、そういったところで新幹線に関する議論が行われる、シンポジウムが行われるというのは、非常に意義が深いものだと思っております。
我々、長崎県としても、もちろん長崎県の発展のために、これはフル規格、全線開通で全国ネットワークにつながるといったことは実現しなくてはいけませんけれども、しっかりそういった地域でメリットを享受できるような、佐賀県がもし課題があるのであれば、我々が汗をかけるところはしっかりやっていきたいと思いますし、一緒に地域で盛り上がっていけるような形が実現できるように努力していきたいと思います。
予定については。
予定については参加いただけるように、今、日程調整をしているところです。
知事の政治資金について③
分かりました。
それと別の話で、先ほどのその減給に絡んでなのですが、今回自民党会派と自民党県連のほうからの申入れを受けて、こういった流れになったのかなと思うのですけれども、3つ要請がある中で、最後のこの司法判断で責任が問われたときには速やかに出処進退を明らかにするというような申入れもあったと思うのですけれど、この点について、知事はどのように対応しようと思っていますか。
総務委員会でも、その点に触れられましたし、そのときにもお話したとおり、決まったことを仮定でお話するべきではないと思いますけれども、そこは重く受け止める必要があると思っています。そうしております。最終的に最終日の賛成討論の中でもお話があったと思っております。そこについてはしっかり受け止めている次第です。
この中の、いわゆる司法判断で責任がというところは、これはあくまで起訴された場合というふうに捉えているのでしょうか。
責任が問われた場合という、そこはちょっと状況なので、仮定についてはお話すべきではないと思いますけれども、そうですね、その状況によって総合的に判断されるものだと思います。
仮定になるかもしれないので恐縮なのですけれども、例え不起訴であっても、起訴猶予であれば、犯罪の事実が認められるけれども、その情状などを考慮して起訴されないというような状況も考えられるわけですけれども、こういった場合、どのように判断、対応されるように考えていらっしゃるのでしょうか。
仮定についてはお答えは差し控えさせていただきます。
これまで、いくつか告発もされているかと思うのですけれども、現時点で捜査当局から知事が任意で聴取を受けているということはあるのでしょうか。
捜査に関してはお話すべきではないと、これはもう弁護士からも指示を受けておりますので、その点については回答は差し控えさせていただきたいと思います。
つまり、あるのかないのかも。
含めて。
含めてということでよろしいのでしょうか。
はい。
分かりました。
あとすみません、いくつかの政治資金の問題の中で、今回6月の定例県議会の一般質問で、複数の県議からその2,000万円の疑惑の中で、繰越金のことについて何度か質問を受けたと思うのですけれど、この中でいわゆる修正された令和4年度の報告書の残金と御自身のその1つだと思うのですけれど、口座の部分が合致するのかというような質問もあり、ここの部分を開示するべきではないかというような質問も受けたと思うのですけれど、その点について知事はお示しするのは控えたいというようなことをおっしゃったのかなと思うですけれど、この理由というのはどういった点になるのでしょうか。
特定の口座の残高をお示しするといったことは、そこはお示しすべきものではないと、ただ単純にそう認識をしております。
恐らく、ここの部分が合致していないのではないかという疑問があって、実際にそこの部分の額によっては、2,000万円が二重計上ではなくて、意図的にそういうふうに貸しつけたような形になっているのではないかという、その疑問点につながると思うのですけれども、これをある意味開示することによって、その説明責任を果たすというか、先ほどもできる限りの説明を続けたいという中で、この点を開示することがその説明責任につながるような気もするのですけれど、そのあたりはどうお考えでしょうか。
これは議会でもお答えをさせていただきましたけれども、修正前の1,800万円台の残、繰越金額、これについては二重計上であったりとか、選挙の終わったときの剰余金、これは寄附として記載をしておりますけれども、それが記載漏れになっていたとか、そういったものも含まれた金額でありますので、これはずれております。修正した後の繰越金額については残高と、本当おおむね一致しているというふうに思っておりますので、そこについては実態を反映した形であるというふうに考えています。
すみません。おおむね口座の額とその収支報告の額が一致しているという理解でいいのですかね。
はい。実態を把握していると思います。
そうであれば、その部分だけでも開示するということは、より説得力があるような気はするのですけれども。
ここについては弁護士とも相談しましたけれども、特定の口座の残高についてお示しをするといった根拠もございませんし、そこについてはしないという判断を今のところさせていただいております。
今後、それを開示することを検討することも、今のところはしないということですか。
今のところはしないという判断でございます。
分かりました。以上です。
佐賀駐屯地へのオスプレイ配備について
1点です。佐賀空港に陸上自衛隊さんの佐賀駐屯地が開設され、オスプレイの配備が順次始まっています。
将来的には目達原駐屯地から通常ヘリも50機移るということで、木更津に並ぶ国内最大級のヘリの基地、陸自のヘリの基地というのが佐賀空港にできます。距離の近さもありますし、そもそも相浦の水陸機動団との連携を前提にした運用がされる機体でもありますので、当然ながら長崎県内も含めて近隣を飛行する機会もまた、オスプレイまたは通常ヘリが飛行する機会というのがこれからどんどん出てくると思います。
ということで、知事として今回の開設、またオスプレイの配備ということについて、改めてその影響の有無など、所感を、どういう思いを持っておられるかというのを聞かせていただきたいのと、もう一つ、前も1回聞きましたけれども、県としての対応、恐らく基地対策・国民保護課などが情報を伝えたり、収集などを行われたりとか、佐賀県との連携も、情報交換などもされるのでしょうけれども、具体的に今のところ、どういう形で日々の情報収集など、また有事の情報収集などに当たられるかというの教えてください。
所感、思いについては、やっぱり県民の安全・安心の確保が第一でございますので、そこについては県としてしっかり求めていきたいと思っております。
ふだんの対応の状況ですけれど、まず状況は九州防衛局のほうに確認をしておりまして、今、現在ですと8月中旬までに完了する予定と、佐賀のほうに、駐屯地のほうに移動するということは終了というふうに聞いておりますけれども、長崎県への飛来について、県内駐屯地にどれぐらい来るとか、いつ来るとか、そういったことについて、明確な予定が決まっているわけではないということでございます。
我々としましては、しっかりと安全・安心の確保が重要でございますので、適切な情報提供と、またできるだけ住宅地を避けた形で運用をしていただけるように依頼はしてございます。
我々として、これまでオスプレイだけではございませんけれども、安全保障上の我々の役割ということは、十分重要性は認識をしておりますし、それに基づいて国の政策に対して、これについては積極的に協力をするということで、友好な信頼関係をこれまで築いてきたと自負をしております。
今回、オスプレイで本当に御不安もあられるのは承知をしておりますけれども、行政としてその姿勢に変わりはまずございません。
これまで自衛隊の方々との我々との県の関わりを見ますと、長崎大水害であったりとか、雲仙普賢岳の噴火災害であったりとか、本当に多くの大きな災害も経験をして、その都度、災害派遣要請もさせていただいております。
また平素、平時からでも離島の急患搬送であったりとか、本当に多くのところでお力を貸していただいているところでございます。
そういう観点からも、自衛隊の存在といったものは県民の皆様にとって安全・安心
という観点からも、非常によりどころになっているというふうに思いますし、我々としては安全・安心を確保した上で、しっかりと協力をしていきたいなと思っております。
ありがとうございます。確認です。一義的な窓口としては基地対策・国民保護課が当たられるというか、そういう形にはなるのですか、県庁としては。
はい、それで結構です。
基地対策・国民保護課のほうで、防衛省の九州防衛局等から情報を得ておりますし、必要な申し入れ等を行っています。
ありがとうございました。
九州商船の運休について
よろしくお願いします。
九州商船の高速船の件でお伺いします。先日、長崎−有川航路の運休の発表がありました。理由としては競合事業者への新上五島町の補助によって、民間の努力ではもう成り立たなくなったということなのですけれども、運休となると影響は大きいところはあるかなと思うのですけれども、知事としてこの動き、どのように見られているか、率直にお願いします。
そうですね。その背景についてはコメントすべき立場にないかもしれませんが、離島として、離島を抱える県として、離島への航路が減ってしまう、機会が減ってしまうということについては、やっぱり気になるところでございますし、新上五島町のほうからもその観点からやっぱり継続をしていただきたいというお求めがあったと、報道でも承知をしております。
それには我々としては、できる限りそういった航路といったものを、航路だけではございませんけれども、よいアクセスが維持できるような形というのを望んでおりますし、今後の動きについては動向を注視していきたいと思います。
県として、何かしら競争環境を整える財政措置とか、何か検討される可能性というのは、今後あるものですか。
今、決まったものありませんけれど、何か部局からありますか。
長崎−新上五島航路につきましては、今回の九州商船の長崎−有川航路と、別に鯛ノ浦−長崎航路ということで、五島産業汽船が運航しております。
現在の長崎−上五島航路の輸送人員と比べて、今、その五島産業汽船の鯛ノ浦—長崎航路での輸送能力が3倍以上ございますので、やはりそういう観点からいっても、幾分、利用者の方の利便性が低下する部分はございますが、生活航路、人の動きという部分では影響を与えるところまでは至っておりませんので、やはり先ほど知事がおっしゃったとおり、関係自治体ときちんと事業者を含めて、連携取りながら取り組んでまいりたいと考えているところです。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について
石木ダムの地元説明会のことでお尋ねです。
先日の議会の中で、中尾前土木部長のほうから、3回目の説明会についても開催の方向で検討しているというような答弁があったのですけれども、その後何か具体的に決まったことがあるかという点と、知事自身の御出席の意向はあられるかという点についても教えてください。
今、3回目に向けて調整中と、相談中というふうに伺っております。
3回目につきましては、これまで技術的な御説明をするということで続けさせていただいておりますし、それに積み残しというか、まだ残っているところがあるので、それについて御説明をさせていただく会にしていこうという予定にしております。
私自身の参加についても、これについてはぜひお話できる機会があればと思っておりますけれども、技術的な説明会ということとは少し違うものになると思いますので、それについては今後の調整かなと思っております。
ただ、今、委員会、説明の場で、オープンな場で、委員会同席の下でということに御意見があると、御希望があるというふうにも報道で、一部報道ですかね、ちょっと聞いておりますので、そこについては我々としてオープンで13世帯の方々とお会いするということであれば、そこについて同席していただく余地はあるのかなと思いますので、そこはそこも含めて今後調整をさせていただきたいと思います。
技術的な説明については、知事ではなくて事務の、所管の方々からということだと思うので、次もそういった質問が来る可能性があるので、その内容によるのかなとは思うのですけれども、前回の2回目のときに地元住民から知事の出席について触れられたのが、1972年に交わされた覚書についての説明を求めたいという要望だったのですけれど、今時点、知事の覚書に関する認識というのはどういったものなのでしょうか。
これまでも申し上げているとおり、覚書の基本的な考え方、理解を得るとか、そういった考え方に関しては重要だと思っておりますけれども、今、司法の判断が出て、そこについて工事を止めるとか、そういった効力があるものではないというふうに思っております。
ですので、我々として理解を得る必要がないということは全くありませんで、理解を得た上で進めていくということが最善の方法だといったことは、もう変わりなく繰り返し申し上げているところでございます。
ですので、そういった努力をしながら、石木ダムを完成できるように今後も努力は続けていく必要があるというふうに思っています。
すみません。ちょっともう一点。50年以上前の覚書なので、ただ当時の知事の名前で結ばれているものなので、住民としては結構重いものだという認識だと思うのですけれども、それでも今現在、13世帯の同意が得られないまま工事が行われているということに関しては、問題ないという認識でいいのでしょうか。
覚書自体に止める効力がないといったことは、事実だと思っております。
分かりました。
知事の政治資金について④
減給の条例改正案の関係でちょっとお尋ねしたいのですけれど、県政を混乱させた道義的責任を明確にするためということですけれども、県政を混乱というのがちょっと非常に抽象的で分かりにくいと。具体的に県庁業務として、どのような混乱があったのか教えてください。
具体的にこれがと、明確に限定してお答えできるものではないと思いますけれども、私自身の政治資金の一連の問題で、議会を巻き込んで多くの時間を費やしたという御指摘もありましたし、それに実際、それに伴って県庁職員も仕事に追われたということも事実だと認識をしております。
県民の皆様も、やはり県政の課題がある中で、ほかのところを議論すべきということについて、なかなかそこに時間が割かれずに政治資金の議論があったということは事実だと思いますので、そういったことを含めてのものだと認識をしております。
この1年間、今おっしゃられたみたいにこの問題で議会、県庁側もいろいろ忙しかったのだと思うのですけれども、結果的に何かこの1年間を見ていて、重要課題である石木ダムにしても、新幹線にしても、何ら前進している感が見えないと。結果的に今回の一連の問題が、そういったいろいろな重要課題の停滞を招いたという認識はないのでしょうか。
石木ダムも新幹線も、今は進んでいない印象があると、印象について私からコメントはするべきではないですけれども、実際現場を見ますと粛々と工事は進めていただいておりますし、完成に向けて。
あと新幹線についても、様々な関係者の協議であったりとか、働きかけといったことも実際に起こっていますので、そこについては何ら行えてないという状況ではないというふうに思います。
ただ、先ほど申し上げたとおり、よりもっと時間が割かれるべきところに、私自身の問題で時間が消費されてしまったといったことは事実だと思いますので、そこについてはもう真摯に反省をしております。
それと、すみません、今回のその減給、条例の改正で一旦熟慮の末提出したものが、議会側からこれでは駄目だというふうなことを言われて撤回をしたと。その後、また出し直して、結果的に可決するわけですけれども、そのために1日余分に議会会期が延びて、80万円分ぐらい費用弁償だとか、諸経費とかで、余分にかかったと。
知事は189万円ですかね、3か月で減給することになると思うのですけれども、80万円分県民負担が増加したというふうにも捉えられるわけですけれども、そういう県民に迷惑をかけたということであれば、今回の議会で別に急いで改めて提出せずとも、次の議会に提出して、そこで可決なり否決なりするのか分かりませんけれども、しておけば、今回のこの余分なコストというのは発生しなかったと思うのですけれども、そういうお考えはなかったのでしょうか。
はい。これもぶら下がりでもお答えさせていただきましたけれども、タイミングについてはいろいろお考えがあるのだと思います。
1回目撤回をした議案を出したときもお答えしましたけれども、私としてはできるだけ速やかに、いつ司法判断が出るのか分からないといった中でも、速やかにその責任を明確化するといったことで提案をさせていただきました。
結果的に撤回はしましたけれども、そういった思いはまた変わっておりませんでしたので、できる限り提案をした今会期中に議決をいただきたいという思いで、再提案をさせていただいたところでございます。
ただ、それについて負担が生じてしまったといったことについては、やはりこれは反省すべきところだと思います。
司法判断に委ねると言っているのであれば、司法判断が出てから何らかの処分を課してもよかったのではないかと思うのですけれども、それはいかがなのですかね。
これまでも申し上げているとおり、司法判断とは別なものでございますので、司法判断が出てからでもよかったのではないかという御意見はあるので、それについて先ほど触れましたけれども、私自身としては司法の判断とは別の道義的な責任に対して、私の今回の減給議案を提案させていただきました。
何かストンと落ちないのですけれども、結果的に道義的責任を急いだというふうに見えるのですけれども、これは何ら決まったことがないというふうには知事はおっしゃられますけれども、やはり来年の知事選をにらんで、出馬表明の時期までに、できるだけこの問題を片づけておきたいという見方もあるのですけれども、それについて改めて見解をお願いします。
何ら決まったことはありませんので、申し上げることがございません。
以上です。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後3時4分(64分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年5月26日 記者会見
会見内容
ばらについて
よろしくお願いします。
まず初めに、コサージュについてお話をさせてください。今回の花はバラでございます。南島原市の生産者の方からいただきました。先日、カーネーションを御紹介させていただきましたけども、今回バラということで、6月2日ローズの日がございます。そして6月15日が父の日で、これはバラを贈る日ということで知られています。
長崎県ですけれども、西海市、雲仙市、南島原市、今回いただいたところと、あと佐世保市などで栽培されておりまして、4ヘクタールほどございます。先日、私も雲仙のほうに行ったときに、園芸の施設を見せていただいたのですけれども、非常に燃油が高いと、あとまた夏も非常に暑いといったこと、そういったことで非常に苦労されてお花を作られているところを拝見させていただきました。
ですけれども、そういった中でも生産者の方々、本当に努力を重ねられて、高品質な花を作っていただいております。このバラも非常に高品質なものが作られているという評価を受けていると聞いております。
日本でのアイボリーのバラの花言葉ですけれども、魅力、思慮深さ、優雅さといった言葉があるそうです。恐らく去年も話したかもしれませんが、アメリカで父の日にバラを贈るのですけれども、これ赤と白ということですけれども、日本では黄色いバラを贈る習慣がございます。
黄色の花ですけれども、愛する人の無事を願うという意味があるそうですので、バラも楽しんでいただきたいですし、ひまわりであったりとかガーベラとか、本当黄色のきれいな花も県内たくさんありますので、ぜひ県民の皆様もお手に取っていただければとそう思っております。
NPT再検討会議・準備委員会への参加について①
では冒頭、私のほうから2つの項目について御発言をさせていただきます。
まず1つ目、NPT再検討会議・準備委員会への参加についてでございます。去る4月の28日から5月の3日にかけまして、NPT再検討会議準備委員会への参加に合わせましてアメリカのニューヨーク市を訪問しました。その活動内容等について御報告をさせていただきたいと思います。
今年は被爆80年の節目の年でございます。その年に開催された今回の準備委員会につきましては、被爆県の知事として、二度と長崎での惨禍を繰り返させないと、その強い思いを持って徳永県議会議長とともに現地へ赴き、サイドイベントを開催するとともに各国政府代表等と意見交換をさせていただきました。
今回は2つのサイドイベントを開催しております。
まず1つ目でございますけれども、広島県、またモンゴル政府、ユニタール等と連携をしまして、北東アジア地域の平和と安全の強化をテーマとしたシンポジウムを開催しました。ここでは、持続可能性の観点から、核兵器廃絶を次期SDGsの目標の1つとして位置づける取組について、国際社会に働きかけてまいったところでございます。
2つ目のサイドイベントですけれども、こちらにつきましては県と長崎市と長崎大学の三者で構成している核兵器廃絶長崎連絡協議会の主催によりまして、次世代の、次代の平和発信を担うナガサキ・ユースが、核兵器なき世界の実現に向けて様々な地域の若者と、核軍縮と核兵器廃絶に向けた新たな戦略を考えるといったイベントを開催いたしました。
私もこのイベントに参加をさせていただきまして、「長崎を最後の被爆地に」というメッセージを世界に発信するとともに、未来を担う若者たちと核なき世界の実現に向けて意見交換をしたところでございます。
さらにそのほかにも、国際連合のグテーレス事務総長や中満事務次長に面会したほか、アメリカ、ロシア、タイなど、各国軍縮関係者などとも面会をいたしまして、持続可能性の観点から、次期SDGsに核兵器廃絶を位置づけるための取組、そして次代を担う人材の育成などについて意見交換を行ったところでございます。
面会をさせていただいた方々からは、持続可能性の観点からの核兵器廃絶に向けた取組について、御賛同をいただくとともに、人材の育成やサイドイベントでの本県との連携の可能性へ言及いただくなど、大変意義が深かったというふうに考えております。今回得られた貴重な人脈、また意見を生かしながら、1日も早い核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて、長崎県としても取組を進めていきたいと考えております。
また今回の準備委員会ですけれども、来年の再検討会議での議論のたたき台となります勧告案につきましては、採択を目指して議論が続けられてまいりましたけれども、各国間の意見の隔たりが大きいということで採択断念という結果に終わりました。
勧告案が採択されなかったのは大変残念なことでございますけれども、来年の再検討会議において、核なき世界の実現という目標を、世界中の国々が共有をして、最終文書が合意されるといったことを期待しております。本県といたしましても、引き続き被爆地としての役割を果たしながら、核兵器廃絶の実現に努力をしていきたいと考えております。
お中元における県産品の愛用について①
そして、2つ目でございますけれども、恐らくお手元にも資料があると思います。パンフレットがあると思いますけれども、お中元における県産品の愛用について、お話をさせていただきたいと思います。
もう5月も下旬と、早いものですけれども5月の下旬となりました。お中元の時期が近づいております。県におきましては県産品愛用運動を展開をしておりまして、毎年6月と11月、県産品愛用運動推進月間と定めまして、県産品をより多くの方々に使ってもらうための普及啓発を行ってございます。
大切な方々へお中元を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎で生まれ育ったこの長崎県の産品をお選びいただきますようにお願いを申し上げます。この長崎県産品は、県内の百貨店、また量販店など、お中元コーナーで取り扱っていただいております。
また長崎駅前の県営バスターミナル2階にございます長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として、魅力ある長崎県産品を集めた夏のギフトコーナーを設置をいたしまして、6月の1日から8月の12日まで、県産品お中元セールを開催をいたします。
このお中元セールやギフトカタログを通じて御購入をいただきますと、送料が全国一律で400円ということで大変お得になってございます。ぜひこの機会に素晴らしい県産品の数々を、大切な方々へ贈り物として、また御家庭におきましても積極的に御利用いただければと思っております。
なお、ギフトカタログは長崎県物産館や、東京のアンテナショップ、日本橋長崎館がございますけれども、そちらにも設置をしておりますので、県内や首都圏にお住まいの御親戚、御友人にもぜひ御紹介をいただければと、そう思っております。
以上、2件、私から冒頭お話をさせていただきまして、後は御質問に応じまして御回答をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
ドクターヘリについて
よろしくお願いします。
私からまず2点教えていただきたいのですけれども、まず長崎県のドクターヘリについてなのですけれども、まだ再開はしていない状況かなと思うのですが、今の、今後の再開の見通しなどを含めて、今の状況をお伺いします。
今回ドクターヘリは検査の準備をしておりまして、今回、国土交通省航空局から示されておりますのが非破壊検査と言いまして、特殊な検査ということで、運航会社が対応できない分を外部に発注して検査をすることにしております。その関係で日程調整に時間を要しておりまして、現在その日程の調整を行っているところでございます。
度々の延期になる、運航再開が延期になって、使えていない状況が続いていると思うのですけれども、今の状況について受け止めをお願いします。
ドクターヘリですけれども、離島が一番多い本県において非常に重要なもの、欠かすことができないものだと考えております。ですが、まず安全を確保した上での運行が大前提となりますので、我々としては必要、求められている検査といったものもしっかりと対応していきながら、1日も早くまた再開できるように努力をしていきたいと思っております。
現在につきまして、ただないという状況だけではなくて、しっかりと県民の、島民、特に離島を含めた中山間地多くありますけれども、そういったところでしっかり医療提供体制が及ぶように、県の防災ヘリ、また関係機関、佐賀県も連携協定に基づいて行っていただいておりますけれども、それに加えて自衛隊等々、関係の皆様方に御理解をいただいて御協力をしていただいております。
そういったところに対しまして、引き続きこの間お力添えいただくようにお願いをしております。そういったことを通して、県民の皆様が安全に生活していただけるように努めていきたいと思っています。
コメの需給動向や価格動向等について
最近ニュースでも多いのですけれども、米の価格高騰について、今、かなり高止まりの状況が続いていますけれども、知事として今の状況をどういうふうに受け止めているのかお願いします。
まず、本県の米の小売価格につきまして公表はされておりませんけれども、恐らく全国の動向と同じような傾向にあるのではないかと思います。全国見ますと、5月5日から11日、これ5キロ当たり4,268円ということで、スーパーで販売された米の平均価格になっています。米の価格ということだけを見ると、消費者の目線で言うと、やはり物価高騰等がある中で、これ米だけではありませんけれども、様々な物の値段が上がっている中で、やはりお求めやすい価格になっていくということは非常に重要な点だと思っております。
ただ一方で、我々にとって農業も、米の生産者の方々も基幹産業でございます。そういった方々が、本当に生産するコストも上がっている中で、どういった価格が適切なのかと言われると、非常に生産が継続できる、持続できるといったところも重要な観点だと思っています。
ですので、今、国のほうで価格を下げられるようにということで対応をされておりますけれども、そういったところで、まず消費者がお求めやすい価格になっていくこと、かつ、やはりそれと併せて生産者の方々が生産を継続できるという、そういった米価に落ち着いてくれることを期待をしております。
それと合わせて、今日、特に小泉農林水産大臣、農林水産省が随意契約で備蓄米を5キロ2,000円で売れる見通しということで発表しましたけれども、この2,000円という価格についてはどういうふうに受け止めていますか。
すみません、状況はまだ把握しておりませんけれど、先ほど申し上げたとおり、本当に消費者として本当に厳しい状況の中で今、生活をされているということは、1つ事実としてございますので、物価高騰の中でもしっかりとお求めやすくしていくということの国の方向性として、それはありがたい動きだと思いますけれども、ただ生産者の方に、生産の体制に与えるような影響についても、やっぱりしっかりと併せて考えていく必要があると思いますので、その影響については我々も消費者として県民を抱え、また生産者も多くいらっしゃいますので、県としてはそういった動向については注視をしていきたいと思っています。
知事としたら、この2,000円という価格は安いと考えますか、それとも高いと考えますか。
知事としてということはあまり適切ではないと思いますので、そこは控えたいと思います。
ありがとうございます。
NPT再検討会議・準備委員会への参加について②
冒頭の発言でもありました「核なき世界」の実現に向けたという部分ですが、先日、NPTの再検討会議の準備委員会のことで知事も行かれたと思います。もう少し具体的なところで、行かれて成果というか、こういうことがあって、こういうことを感じることができたとか、もう少し具体的なところでどういうことを、現地に行かれて感じてどういうことを、見てこられたか、どういうことを思われたかということを1つ聞きたいのと、あと、これはまたもう少し具体的なところで、なかなか進まない、日本国としてもNPTの参加というところでなかなか進まない現状もありますけれども、県として知事として具体的にどういうふうにこれからアプローチして、実現させていこうというふうに心構えを持っておられるかというのを教えてください。
今年、NPT再検討会議・準備委員会に参加をさせていただいて、本当に多くの方々とお会いをさせていただき、サイドイベントでも大変活発な議論をさせていただきました。
具体的にまずおこなったことを2つ。先ほどサイドイベントの話をしましたけれども、国としてはロシア、アメリカ、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィリピン、タイ、そして国際連合のグテーレス事務総長、中満事務次長にもお会いしました。本当に多くの代表や関係者の方々とお話をさせていただきました。
その中で我々の取組、方向性、考えとか、そういったことを紹介し、議論させていただきました。やはり今、国際情勢が厳しくなっていく中で、核兵器廃絶に向けて取組を進めていくこと、これは既に皆さんにも御理解をいただいているところです。
加えて、我々としてお話をしていることについては、まず長崎県も長崎市、また長崎大学、そして各団体の皆様と協力をして取り組んできた人道性の面でのアプローチです。これについてしっかりとやはり被爆者の方々が高齢化している中で、次代を担う方々の人材育成も含めてしっかりとやっていくということの重要性、これをまず再認識をしたところでございます。
やはりこの核といったものは、1回使われると、その結果といったものは本当に受け入れられないものでございます。したがって、長崎が最後の被爆地であり続けること、この重要性を改めて皆様と協議をしてきました。
我々としては、やはり非人道性を訴えるに当たって被爆地を訪れていただくということが非常に重要になってくると思います。各国、また業界のリーダー、国の指導者であったり政治的なリーダーであったり、またメディアの発信力がある方々、スポーツのリーダーとか、いろんな方々に長崎や広島に来ていただいて、被爆の実相に触れていただくということをしっかりと進めていく重要性を訴えてきました。
もう1つ、核なき平和の実現といったことを議論していく中で、やはり今、核兵器はもちろんいけないものだ、共生できないものだということをしっかり伝えてきましたけれども、ではそのなくなった世界って一体どんな世界なんだろうと、核のない世界というのはどういう世界なんだろうということを、しっかりと議論していくことも重要だと思います。
これは安全保障の観点からだと思いますけれども、やっぱり国の所管であって、県として、地方自治としてそういうことをお話するのはちょっと違うかもしれませんけれども、やっぱり核兵器がない世界ということを目指していく上では、そこがどういう世界なのかということをやっぱり議論していきながら、そこを目指していくということが必要だと思います。
したがって、そういった代替として保障をどうやって、安全をどうやって提供していくのか、環境をつくっていくのかということを、ぜひ国連の場で、国々で議論していただきたいということをお話してきています。
もう1つは、これまで私がずっと申し上げておりますけれども、やっぱり核兵器廃絶といったことは持続可能性の観点から、次のグローバル・アジェンダに乗っていく、乗せる必要があるだろうと考えています。というのは、やはり気候変動とか、グテーレス事務総長もおっしゃいましたけれども、核兵器だけではなくて気候変動であったりとか、非常に進展が進むこの新しい技術とか、そういったものによって、この持続可能性に与える影響があるかもしれないというお話がありましたが、やはりは核兵器廃絶、核兵器の存在といったものも持続可能性に非常に脅威であるということは各国の方々でもやっぱり考えがあるというふうに感じています。
広島県と長崎県はそのことについてやはり正面からしっかり議論していく、していきたい、進めていきたいということを各国代表の方々にお伝えしました。先ほど安全保障の話をしましたが、国によってそういった議論がなされていく場でございますけれども、やはり全世界の方々が自分の未来に、子供たちの未来に脅威を与えると、持続可能性に対して脅威を与える、具体的な脅威を与える存在なんだということを、認識をしていただくこと、自分ごととして捉えていただくことが重要だと思いますので、そういう観点から持続可能性ということで、ぜひ次のSDGs、グローバル・アジェンダに核兵器廃絶をゴールとして設定をしたい。そのため、力をぜひ貸していただきたい、御賛同いただきたいということで協力を訴えてきたところでございます。
したがって、そういったことで、今回私としても複数回行かせていただきましたが、今回初めて核保有国の代表の方にもお会いをさせていただきました。その点についてはやっぱり広島県と両方知事が行ってお話をするといったことで、非常にメッセージ性もあったのかなと、お伝えできたところもあったのかなと思います。
なので、そういったことは具体的にありましたし、ただ一方で難しさを感じた、もどかしさというお話もありましたけれども、そこについては今回勧告案が採択されなかったということで、非常に難しさも改めて感じたところです。
やはり各国の隔たりが大きいということが言われていますけれども、安全保障の考え方であったり、総論賛成で、やっぱり具体的なところに落としていくとではどうやるのかとか、この問題はどうなるのかとかいったいろんな議論がありますので、そういったところを今、丁寧に一つ一つ整理をして、どうにか前に進めようと各国の代表の方々が動いてくださっているのだと思います。
そういった難しいところはある今だからこそ、やはり被爆地から、そういった被爆地の願いといったものを、しっかりと伝えていくことが重要だと思いますし、非人道性と、また核に基づかない安全な世界のあり方への具体的な議論と、そしてあと次期SDGsにしっかりグローバル・アジェンダとして核兵器廃絶といったものを乗っけていく、そういったことをしっかりとさらに進めていく必要があるかなと思っています。
今年は80年なので、いろんな方々にここ長崎、また広島に訪れていただける年だと思います。そういったことを踏まえて、やはり地域として発信できること、取組というものを改めてしっかりと、我々が持っている責任といいますか、役割というものを再認識して取り組んでいく必要があると今、思っております。
すみません、長くなりました。
ありがとうございました。幹事社からは以上です。
知事の政治資金について①
よろしくお願いします。前回の定例会見でもお尋ねしましたが、知事の政治資金の問題について、自民党さん側から、自ら処分を科しけじめをつけるといった要請出ていたかと思いますけれども、その後御自身の処分について、何らか決まったことがあれば教えてください。
現時点で決まったことは、今ここで決まってお話できることはないのですけれども、前回もお話したとおり、私としてはやっぱり一連の問題で、県議会もそうですし、ここにいる県職員もそうですし、本当県民の皆様を巻き込んだ形で混乱を招いてしまったこと、これについては強く責任は感じてございます。
ですので、この場ではまだ決まったことはないのですけれども、責任の取り方、またその内容については今検討を重ねておりますので、しかるべきときに皆様にお示しできればと思っています。
前回もお尋ねしたのですけれども、例えば減給をするとか、そういったことも含めてまだ決まっていないということでしょうか。
決まってから、しっかりとお示しをしたいと思っています。現時点では決まっておりませんので、現時点でお話するのは控えたいと思います。
それと、あとまた政治資金にからんでなのですけれども、政治団体に寄附をされる場合に、個人の献金者の住所が実態と異なる表記がされていたという事例が相次いで発覚しており、知事も78件、約681万円分ですかね、事実が実態と異なると指摘をされていますけれども、この件について知事の問題意識というか、どのように感じているのかということをまず教えください。
まずこの件、報道等でありましたけれども、我々としては法令に基づいて寄附者に申し出ていただいた氏名、住所、職業と、あと連絡先、給付金額といったものを正確に収支報告書に記載をするということになっております。
今回我々としてはその法に基づいて、そのように対応してきたところでございますけれども、今般それが住所が企業とか所属する団体とか、そういったところのものが書かれていることによって、それが個人の寄附ではないのではないのかという御指摘を受けている状況だというふうには認識をしております。
ただ我々としましては、ちゃんと個人からの寄附ということをしっかりと確認を行った上でいただいておりますので、しっかりと法に基づいて対応してきているというふうに認識をしております。
ただ1件だけ、ちょっと御報告をさせていただきたいのですけれども、今回この報道等を通してこの指摘があったことを踏まえて、我々としても事務所で全て確認をもう一度してもらいました。見直しを行ったところ、1件だけ事務的な記載ミスがありまして、これは寄附者の住所を誤って収支報告書に記載がありましたので、この件については既に訂正を行わせていただいております。これについては転記ミスということになりますので、それについてはもう既に訂正をさせていただきました。
この場を借りてお詫びを申し上げたいと思います。
確認なんですけど、私も先ほどその選管のそのページを見たときに、5月23日付で訂正をされていて、その1件だけそこは訂正をしているというところでしょうか。
そうです。はい。
ごめんなさい。もう一度、訂正というのはこれ、いわゆる住所表記でなかったこととまた別ということなのですかね。
これとはまた別で、ある寄附者の方の住所を別の方の住所を書いてしまっていたということで、転記ミスになります。
わかりました。この方についても、完全に間違いだというところで訂正をもうされたということでしょうけど、その前の78件の分については、明らかに事業所であったり会社であったりというところが分かっているかと思うのですけれど、ここについて訂正をするかどうかという点はいかがでしょうか。
これは、一応法令上は確認はしましたけれども、訂正の必要はないと今の時点では考えておりますけれども、今般、御指摘いただいたことも踏まえて、どのような対応が必要か、できるのかといったことは、弁護士も含めて後援会のほうで検討したいというふうに思っています。
指摘を受けた知事の中では、もう訂正をするというふうな話をしているケースもあるのですけれど、大石知事の場合は今はまだ検討段階だというところですか。
訂正可能なもの、これは寄附者の方が御記入いただいた住所をしっかりと正確に書くということが、我々が担っていることですので、そこについて今回の御指摘を踏まえて、それがどのように進められるのか、進めることができるのか自体も含めて検討が必要かと思いますけれど、例えば私変えますということをお申し出ていただいた方、任意で変更するということを申し出ていただいた方に関しては訂正をするといったこともあり得るかと思いますけれども、そこは今後検討していきたいと思います。
大石知事としては、実際その住所ではないというような状態であると思うのですけれども、こういった状況は違法ではないとはいえ、そのままの状態にしておくということについてどういうふうに考えますか。適切と思いますか。
はい。住所につきましては、もう御理解されていると思いますけれども、住所に定義がないというところがございます。実態に即した形で記載をするということを求められておりますけれども、我々としては法において、例えば何か住所に定義があって、それとは違うものであれば訂正を求めるということも可能かもしれませんが、そこについて定義がない状況で、そこをどう進められるかといったことは、必ずしも今の時点で訂正が必要な状況であるというふうに判断できませんので、そこについては、今後ですけれども、それについてはちゃんと専門家の御意見も踏まえて今後対応を検討したいと、先ほど申し上げたとおりですが。
ただそういった中で、我々として今般の一連の御指摘もあっておりますので、そういった状況を踏まえて、我々としてどういったことができるのかと、より誤解を招かないような状況にどうしたらできるのかということは、やっぱりしっかり、今も既に検討を進めていますし、そういった努力をしていかなくてはいけないとは思っています。
例えばですけれども、我々として個人からの寄附しか受けられませんということをお伝えをして、御理解いただいた上で個人としていただいておりますけれども、寄附をいただくときに、そういった意思表示をちゃんと分かるような形で明確にするとか、量的制限もありますけれども、そういったこともちゃんと遵守した形での御寄附ですということをしっかりお伝えすること、また、ちょっとこれは本当後援会と検討しなくてはいけませんけれども、こういった一連、こういった議論がされているということの情報提供も含めて、どういったことができるのか検討していきたいと思います。
我々、やはり政治団体としても、しっかりそういった法令にまず反せず、しっかりと守るということは重要ですけれども、そういった理解を促していくということも重要かと思いますので、そこはしっかりと今後検討して、対応していきたいと思います。
分かりました。
二馬力選挙の問題について
ちょっとテーマ変わるのですけれども、選挙制度に関することで、当選の意思がない人が別の候補者を応援するといったことが他県で問題になったと思うのですけれども、県によっては立候補届出のときに宣誓書、一筆書いてもらうとかいうような取組をなさっているところもあると聞いているのですけれども、長崎県としては何かこういった対策を講じるというようなことは考えていらっしゃいますか。
他県でそういう動きがあるということは承知をしておりますけれども、長崎県独自の対策を行っていくのかどうかといったことは、選挙の管理執行を行っております選挙管理委員会のほうで検討されることだと考えておりますので、知事としてコメントすることではないと考えています。
選管のほうから何かありますか。
今の御質問についてですが、現時点においては、本県で、鳥取県のような宣誓書を提出させることには否定的に考えております。
各種選挙の立候補届出書類については、法令等で定められておりますので、それ以外の書類を求めることに根拠がないということ、仮に提出を求め拒否された場合に、そのことをもって立候補届出を受理しないといったことは、他の候補者との統一的な取扱いにおいて難しいということで、選挙争訟の可能性も踏まえると慎重な判断が求められると考えております。
なお、個別の選挙管理委員会で対応することには限界がありますので、国会における検討の結果も踏まえ、公職選挙法等により必要な対策を講じていただきたいと考えております。以上です。
鳥取県のような対応はしないというのはもう選管として固まった、決まったことでしょうか。
選挙管理委員会の見解として、選挙管理委員会で協議をさせていただきました。
知事の政治資金について②
よろしくお願いします。先ほどの住所の表記問題、政治資金の部分に関してです。また改めて正式に収支報告書を見られたということなのですけれども、今、報道で出ている部分で2021年から2023年で、件数として78件で、総額681万円という報道されていますけれども、これについては実際に数字としては正しかったのか、そのあたりというのはいかがでしょうか。
そうですね。数字はもともとは正しかったと思うのですけれど、1件、先ほどの訂正が、そのうちの1件だったと聞いていますので、もしかすると1つずれるかもしれません。
ただその住所について、企業団体の所在地となっているものの、それは支援してくれる方、個人で書いたものなので、知事としては法的には問題ないものという認識ということでよかったですかね。
はい。それは確認をさせていただいて、それは法として訂正が必要なものではないというふうに認識をしております。
分かりました。ありがとうございます。
パートナーシップ宣誓制度について
同性パートナーシップ宣誓制度というものについての質問です。
先月、市民団体「Marriage For All Japan」という団体が公表した調査結果によると、この制度を利用できる自治体の都道府県別の人口カバー率というのを見たときに、長崎県が40.6%で最下位だったということがありました。
この数字自体、知事が把握されているかどうかは、まだ今、発表したばかりで分からないのですけれども、現実問題として、この制度を利用できる自治体が県内では長崎市、大村市、時津町だけというのを見て、なかなか21市町はまだ進んでいないという現実はあると思うのです。
知事として、この同性パートナーシップ宣誓制度について、どのような認識をお持ちで、どういうふうに考えておられるか、また県としてどういうふうに取り組んでおられるか、また取り組んでいこうと思われるか、ここを教えてください。
報道されていることについて承知はしておりますけれども、県のほうでは、これまでこのパートナーシップ宣誓制度を議会も含め、いろんなところで議論や検討を行ってきておりまして、市町関係団体と意見交換といったことも丁寧に進めてきたところです。
今回、パートナーシップ宣誓制度の導入についてですけれども、昨年度開催をした検討委員会のほうで議論いただきまして、報告書といったことで取りまとめていただいて、御意見をいただきました。
今、こういった検討委員会の御意見といったこと、また、それを踏まえて市町とか、関係団体とか、そういった所と意見交換を引き続きやりながら、パートナーシップ宣誓制度の導入、この方向性についてはしっかり検討していきたいと思っております。
これまでも、時期について御質問いただくこともありますけれども、やはりもちろん使える範囲が、カバー率が低いという見方もあるかもしれませんが、やはり丁寧にしっかりと皆さんの御協力、御理解をいただいた上で進めていくことが重要だと思いますので、県としては皆様のお声をしっかりと受け止めながら、その方向性については検討していきたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて
これは毎回聞かせてもらっていることなのですが、新幹線の問題で、佐賀県、JR、もしくは国までも交えたところなのですけれども、今後の在り方について協議をする場が開かれる見通し、現在どういう状況かというのを教えてください。
今、三者については議題等も含めて調整を、議論をしているところでございます。四者についても、こちらとしては国を交えた形でということでお願いしておりますけれども、具体的な日程が決まっているわけではございません。
ですけれども、先ほど皆さんで新幹線も含めた協議会で、皆様の思いをまたお話になられたところも拝見したところですけれども、我々としてはやっぱり1日も早く全国の新幹線ネットワークにつながるといったことは必要だと考えておりますので、しっかりと対応していきたいと思っています。
これまでの間、いろいろ我々としても要望したりとか議論を促したりとかしてきておりますけれども、そういったことが、協議の場がまだまだ順調にといいますか、ちょっと間が空いてしまっている、与党PTも昨年の7月だったと思いますけれども、私、参加をさせていただいて、また次といったこともまだ行われていませんが、しっかりと県としてはそういったところを求めていきたいですし、ただ一方で、それまでの間、少し西九州地域の意識も少し変わってきているのかなということは感じています。
去年、経済界が主催者となって、1,000人規模のシンポジウムをやっていただきましたけれども、非常に熱気がありましたし、佐賀県からも来ていただいたし、今回、「トレチャッタ」報道にもありましたけれども、佐賀駅の企画で、佐賀の子供たち、大村の車両基地のほうにお迎えをしたということで、非常に喜んでいただいたというふうに聞いております。
アンケートの意識調査でも、やっぱりこの新幹線の全線フル規格開通といったことに対して意識が高まってきている、御理解が高まってきているといったこともありますので、そういった気運をしっかり次につなげていくということが重要かなと思っています。
今日、先ほどの協議会であった「かもめ、その先へ」という言葉が非常によかったなと思っていますので、県としてはしっかりと取組を進めていきたいと思います。
今の件との関連ですけれども、昨日、自民党定期大会の後で小渕さんにも、鈴木市長とともに要望を出されて、その中で2項目のうちの1つ、新幹線の整備促進ということだったと思います。
なかなか伝わりづらいなと、横で聞いてもやっぱり伝わりづらいなというところが、要望の中でも触れられていましたけれども、FGTの断念の経緯を踏まえた上でということ、込められているニュアンスとしては、恐らく費用面のところで、そういう経緯もあるので国としても配慮してほしいというようなところも含まれているのかなとは思っているのですけれども、なかなかそこの部分というのが、一番肝であるのだけれども議論が進まないというか、理解してもらえていないのかなというふうに思います。
長崎県としてはそこのところも含めて、強く国側にも訴えておられると思うのですけれども、なかなかそこが伝わらない部分について、知事としてはどういうふうに思っておられるかということを伺います。
おっしゃるとおり、長崎県、本当に長い経緯がございますので、その中でFGT断念の話もありますし、短絡ルートもありますし、そもそもこの新幹線が始まった経緯、もともとのこともあります。
なので、そういったことを踏まえて、具体的に国としてそれに対して対策を、解決策をどう提供していただけるのかといったことは、県としてしっかり求めていきたいなと、お伝えしていきたいなと、思いを伝えていきたいなと思います。
ただ、小淵衆議院議員に来ていただいて、御要望させていただきましたけれども、その中で1つ御回答として触れられたことで、よかったなと思ったのは、経済波及効果について、やっぱりしっかりと地域でどういった効果があるのかといったことをしっかり見ていきましょうということをおっしゃっていただいたと理解をしています。
ですので、そういったことが見える化されて、やはり、もちろん長崎県にとってもですけれども、佐賀県、そして九州全体、日本にとってもプラスになると思いますけれども、そういったところが理解を進める一助になるのではないかなというふうに期待をしております。
ですので、今後しっかりと三者もそうですし四者もそうですし、個別もお会いをしたときもお話しますけれども、そういったところではしっかりそういったことも踏まえてやっていけるように、御理解いただいて前に進められるように、県知事としてしっかり役割を果たしていきたいなと思っております。
今のメリットのところ、やっぱり長崎側としては当然ながらつながったほうがメリットは大きい、関西と直通というより大きなメリットが得られるということがあるのですけれども、やっぱりメリットと費用対効果の部分のバランスで、それがメリットあるのだけれども、対してデメリットの部分が大きいという認識がなかなか佐賀のところ、佐賀の立場からすると、そこから結局話が進まない理由になっていると思うのですね。
佐賀側ですがメリットあるということはあるのでしょうけれども、それとデメリットのバランスのところの議論を恐らくしていて、そこで止まっちゃっているので、そこを動かす部分というのは、やっぱり恐らく先ほど指摘を申しましたけれども、国側がある程度そのデメリットをどうカバーしていくようなことを打ち出してもらわないと、はっきりもう進まないというふうな気がするのですけれども、そこは知事はどういうふうに考えられるのですか。
今、地方負担に関して言えば、法令に基づいて、法令に規定されておりますので、それについてはやはり国に入っていただく必要があると思っています。だからこそ、国を交えた協議をしていくべきだと言っておりますし、県としてはそこを強く求めていくことに変わりはございません。
ですのでそこはしっかり、ただ地方負担だけではない、いろんなものもありますので、そこについては、まずはでも座組をしてちゃんとしっかり膝を突き合わせてお話をするということで前に進めていかなくてはいけませんので、その議論の、協議の場をしっかりつくれるように努力していきたいと思います。
はい、ありがとうございます。
新たな観光振興財源の確保について
宿泊税の件でちょっとお尋ねしたいのですけれども、先日1回目の会合がありまして、会合見ていて、なかなか制度設計も難しそうだなというのがありました。
先日、長崎市長の定例会見のほうで、県の宿泊税によって長崎市は宿泊税は導入しているわけですけれども、事業者や利用者の方に過度な負担がかからないようにしていただきたいというふうな対応、県に対するそういうふうな対応を求められましたけれども、これについては知事はどのように考えていますか。
そういったお声が上がるのは非常にごもっともだと思いますし、その負担をしっかりお声を聞いた上で検討していくことが重要だと思っています。
今、御質問でもおっしゃってくださったように、5月9日ですかね、1回目委員会開催していただきましたけれども、まだ方向性について何ら決まっていることではありませんし、今おっしゃってくださったようなお声を、専門家の方々も含めてお聞きをしながら整理をしている段階だと思っています。
ですので、私からは先日長崎市のお話もありましたし、地域からのお声も届いておりますので、そういったことを踏まえて、しっかりと丁寧に進めていっていただけるように私からお願いをしているところです。
今後どこかのタイミングで、例えば長崎市さんとそういった調整の場を設けるようなこともあるんですかね。
決まっているわけではありませんが、お声はしっかりと聞いて、しっかり調整はしていく必要があると思っています。
知事の政治資金について③
分かりました。ちょっと別の件で、先ほどもちょっと質問に出ていましたけれども、政治資金収支報告書の住所表記の件ですけれども、知事も先ほどおっしゃられていましたが、実態に即した形でなければならないというふうにおっしゃられましたですよね。これは個人献金なので、そこで個人情報を今の時代に沿っているか、沿っていないかというような、どこまで公表するかということについて、それが時代に沿っているか、沿っていないかという議論はあるかとは思うのですけどけれども、実態に即した形ということであれば、現時点では個人献金なので個人の住所を書くべきだと思います。
実際、全国の各首長、県知事とかも修正を求めている、修正をするという発言が相次いでいるわけですけれども、その実態に即した形でないのに、知事は修正をしないという、修正を求めないというのはどういうふうな考えでそういうふうな対応をされるのでしょうか。
先ほど御質問いただいたところでも回答で少し触れたのですけれども、例えば住所、記載をする住所について、今、お話にあったような実態に即したということの定義がより具体的に示されて、例えば居住している住所とか、登録している住所とか、そういったことであれば、それに基づいてお願いはできる、することが可能かもしれませんけれども、そういった状況ではなく、我々としてそこを求めるということがなかなか今の法令上難しいところでございますので、確認をして、そこについて、正否について我々が求めるということを、寄附者の方に求める、確認するということを求められているわけではないということですので、現時点で訂正ということを行う必要はないというふうに判断をしています。
ただ、先ほども申し上げたとおり、今お話にもあった、実態に即したとか、誤解を与えないようにとか、持たれないようにということについて、努力をする必要はあると思っていますので、そこはできることを検討してやっていきたいと思います。
全国の知事が今回修正をするに当たっては、修正はします、ただ先ほど私もちょっと申し上げましたけれども、個人情報をどこまで公表するのかというようなことについての、時代に合っているのかと、そういった制度設計についての議論をしてもらいたいというのを注文をつけた上で今回は修正しますと、そういうふうな意見が大半ある中で、知事は住所表記が個人になっていないということは、私は実態に即していないと思うのですけれども、知事はそれでもあえて恐らく今の段階でそんなにいないと思うのですけれども、訂正をしないと言われているのですよね。
これが全国でニュースで流れて、非常に長崎県としてのイメージダウンにつながっていると思うのですよ。そういうことについてはどういうふうにお考えですか。
訂正は任意で行える分はあるかもしれませんが、こちらとしてこの住所を書いてくださいということを申し上げることがなかなか難しい状況でございますので、そこを踏まえて回答を差し上げました。
ただ、こういった個人献金ではないのではないかという議論を持たれる、疑念を持たれる可能性があるという、こういったことも踏まえて、我々としてはより個人からの寄附であるということを明確にしていくような努力、これは必要なことだと思いますので、そこはやっていきたいと思います。
こういったことが、我々としては個人からの寄附として受け取っておりますけれども、そうではないのではないかということにつながってしまうこの状況については、今、御質問にあったように、しっかり国のほうで制度を議論していただきたいと思いますし、我々としてはそれを守ることで、よりその後、疑念を持たれないような状況になるということを望んでいます。
ですので、我々としては本当にここはしっかりと法に基づいて対応していきたいと思います。
すみません、私聞いたのは、長崎県のイメージダウンにつながっていることについてはどう思われているのかというのを聞いているのですけれども。
それは私どもとしては、ちゃんと法に基づいてやるべきことをしっかり対応していくということを粛々とやるだけだと思っています。
同じく政治資金問題で、一連の問題についてちょっとお尋ね、2、3点したいのですけれども、知事は常々最初の選挙運動収支報告書については、多忙で確認が不十分だったとおっしゃられていたと思うのですよね。これは全く見ていなかったということですか。選挙運動収支報告書のほうですね、2,000万円の。
全く、そうですね、もう本当、すみません、はっきりと記憶がないのであれですけれど、私が把握できているような状況ではなかったということです。
全く知らなかった、何が書かれているかも全く知らなかったということですかね。
すみません、私は本当に経験がなくそういう状況だったので、大変申し訳ないところですけれども、私自身、選挙運動費用収支報告書といったものが、どういったものだったのかさえもちゃんと理解できていなかったということです。
見ていたのか見ていなかったのかを聞いているのですけれど。
はい。そこははっきりと記憶にありませんけれど、ほとんど見ていないというか、関与できていない状況だったと思います。
自分で2,000万円もの大金を出しておきながら、それがどういうふうに扱われているのかというのは全く関心がなかったということなのですかね。
関心がなかったのではなく、分かっていませんでした。
そこが全く、一般庶民の感覚からしたら分からないのですよね。2,000万円ものお金を出して、それがどういうふうに使われたのかを全く知らないというのを。
これまでも、本当に議会でもいろんなところでも御指摘いただきましたけれども、それは御指摘あって仕方ないかもしれませんが、実態としてそれが真実でございますので、それまで私自身も借入れして、私はそのお金の大きさというものを本当に個人として感じてはいましたけれども、それがどういった形で処理をされるのかとか、報告されるのかといったところまで、私自身が管理できていなかったということが事実でございます。
そのことについては本当に自分の管理不足だったなというふうに反省はしています。
それと政治資金収支報告書を訂正した後に、その2,000万円の二重計上があったということで訂正した後に、390万円を知事名で寄附をされていますよね。
はい。
これはなぜ最初の段階で資金収支報告書に書いていなかったのですか。
それは以前も御説明しましたけれど、抜けていたものを、ちょっと前に、ずっと後援会の1つの口座には入っていて、そこにお金ずっと入っていたのですけれども、処理の記載が漏れていましたので、それを追記をしたという訂正でございます。
これ2,000万円がなかったら赤字になるんですよね。この390万円が入ることで、後援会の収支報告書は黒字になるんですよ。お尋ねしたいのは、この390万円を投票日の翌日に寄附したことになっていますけれども、投票日の翌日に寄附したということを証明できるような通帳とかはお持ちなのですか。通帳にさえ記帳とかされているのですかね。
ずっと同じ口座に入っていて、そうです、ずっとそのまま同じ口座に入っていますので、それが通帳から通帳の内部に動いたわけではありませんけれども、その中でずっと残っているといったことは事実でございます。
結局、2月の21日の段階で390万円を寄附しているというのは、通帳の中に記入があるわけですね。記載があるわけですね、その日付とともに。
いや同じ通帳の中に入っているので、それが通帳の中で移動したという記載はないと思います。
では、2月21日というのは何の日なんですか。
そこは選挙が終わった翌日になりますので、選挙かな、すみません、ちょっと確認が必要です。そこは記憶が曖昧なままで話すべきではないと思いますけれども、一応そこの選挙運動費用収支報告書で出た残金について、取扱いを全くそのまま記載をしていなくて、ただお金自体が後援会の口座に入っていたと。それについて、未記載であったので、未記載というか記載が漏れていたので、改めてそこをちゃんと実態に即して記載をしたということが訂正内容です。
指摘されているのが、2,000万円をなかったことになったということで、そこに390万円を入れて、辻褄を合わせたのではないかというふうにも取れるのですけれども、その390万円もの大金を寄附したということを、最初に書いたとき、収支報告書提出したとき、知らなかったということなのですかね。
それが記載が漏れているということは気づいていませんでした。ただ、今、御指摘にあった2,000万円を消したから、赤字を、何かそれに伴うものをなくすために追記をしたというわけではなくて、実際にずっとお金が、私が2,000万を振り込んで、その1つの口座で管理をして、終わった後もずっとその中に入っておりましたので、何か新しいお金を動かしたりとか、そういったことではなく、もともとずっと入っていたものを、記載していなかったものを、今回ちゃんと実態に即した形で記載をしたということが訂正です。
よく分かりませんけど、以上です。
知事の政治資金について④
すみません、同じ政治資金関係なのですけれども、先ほど住所を訂正されたという話があったのですが、ちょっとすみません、認識の確認で、これは個人献金の住所が会社名になっていたので訂正したというわけではなくて、別の理由という理解で、その理由をちょっと教えていただけますか。
ある寄附者の方の住所のところに、別の方の住所を誤って転記をしていたということですので、その人の、例えば私の職場と私の住所を書き換えたとかそういうわけではなく、別の方のを間違えて転記をしていたということで、本来の形に戻しただけでございます。
点検中に気づかれたということなのですけれど、これは何か例えば寄附をするときに領収書とか見られたのか、何の住所を今回書かれているのですか。
ちょっとそこは事務所で調べていただいたので、ここでは分かりませんけれども、そうですね、この場では分かりませんけれども、寄附をいただくときに、先ほども申し上げたとおり、名前と住所と連絡先、そして金額と書いていただくように制度上なっていますけれど、そこを転記する際に誤ったということなので、恐らくそこに載っている住所と違う住所を間違えて、事務的なミスで間違えてしまったのだと思います。
他の県の知事は個人献金に企業名、企業の住所が書かれているのは不適切だということで訂正される方、いらっしゃいますけど、大石さん、今回の訂正に関してはそういうわけではなくて、事務的なミスということで訂正されたという理解で大丈夫でしょうか。
その1件に関してはそうです。ただ、住所の在り方については先ほど長崎新聞のお2人からも御質問いただいたところで答えましたけれども、そこについて住所の定義があるわけではまずないということでございました、確認したところ。なので、私の立場から、政治団体としての立場から、住所がある属性の定義された住所ではないことについて誤りだと言うことが非常に難しいという状況だと理解をしています。
ですので、ただ論点は、やはり企業献金が認められていないところに対して、企業献金と疑われるのではないかということについて、しっかりと明確化していく、そうではないですということを、ちゃんとはっきりと分かりやすくしていくべきだという御指摘だと私は理解をしていますし、加えて量的制限があるところが、下手したら間違ってしまうのではないかということの御指摘だと思っています。
なので、そういったところについては、ちゃんと住所について、こういった一連の議論があるといったことをしっかりとお伝えをして、それに即した形でできるだけ御理解いただくということも大切なことだと思いますし、我々が寄附をいただく身として、個人献金で、個人からの寄附であるということを、しっかりと分かりやすく、対外的にも分かりやすくしていく努力、そして量的制限があって、それに違反していない形だということを、しっかりと分かりやすく証明できるような形をつくっていくということは努力をしていかなくてはいけないなと思っています。
なので、私としてはしっかり法令に基づいて我々に科されたことをしっかりと守って、遵守していきたいと思いますし、恐らく知事の中でお話されているのも、そういった守ればしっかりと分かりやすく証明できるといった制度になるように、国において議論していただきたいということを皆さんおっしゃっていると思いますし、私も何人かとお話しましたけれども、そういうお考えをお持ちだったのも聞いております。私自身もそう思いますし、そこは国のほうで議論していただきたいと思います。
報道のほうで具体的な数字、78件とか金額のほうも出ていらっしゃいますけれども、特に今回知事のほうが精査をされて、その数字で間違いないという確認をされたのか、それとも一部あるのは確認したけれども、正確な数字まではちょっと把握をしていらっしゃらないか、どちらかお願いします。
事務所から報告を受けているところでは、数字は先ほど言ったように間違いはないというふうに聞いておりますけれど、1件について、先ほど住所の転記ミスがあったものが、恐らくこれに該当する方だと思いますので、1件、金額はちょっと分かりませんけれども、そこはずれるかもしれません。
ということは、今回住所訂正されて、その方は個人の、いわゆる御自宅の住所になったという理解でいいのですかね。
ちょっとそこについては、はい。
お中元における県産品の愛用について②
今日御説明のあったこのお中元に関して、ちょっと御質問させていただきます。
お中元というと、私、百貨店等で扱われているという印象があって、長崎でも浜屋百貨店さんでも販売されるかなと思っています。
こちらは県産品に特化しているという特徴があると思うのですけれども、消費者にとっては、何か特にどういったニーズがある方はこちら使ってもらえればみたいなお気持ちがあれば、ちょっと教えていただけますか。
そうですね。先ほど申し上げたとおり、6月、11月を推進月間ということでやっています。ですので、お中元とかお歳暮とか、そういったことで県外の方とか県内の方を含めて、知り合いの方に送っていただく時にまず使っていただければなと思いますし、また加えて、日頃おつき合いのある方とか、御家族の中でも使われるかもしれませんけれども、そういったいろんな場面で使っていただきたいなと思っています。
ほかは何かつけ加えることあります。私はそういう認識で思っています。
民間との差別化といいますか、重なってしまうことに対する懸念というのか、浜屋さんとか、お中元を販売される事業者との。
もちろん民間の県産品以外のものでも、ご自分のお知り合いの方へ配っていただくことには、県としても、ご利用していただきたいと思っています。
ただ今回御紹介しているのは、あくまでも県産品の愛用月間ということで、我々としましては県産品の愛用をお願いしますというお願いを差し上げているところです。
ありがとうございます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時26分(56分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年4月24日 記者会見
会見内容
- カーネーションについて
- 民間医療搬送用ヘリの事故について①
- 林野火災について①
- NPT再検討会議準備委員会への参加について①
- 民間医療搬送用ヘリの事故について②
- 石木ダム建設事業について①
- 長崎大学の長崎振興局用地取得希望について
- 知事の政治資金について①
- 知事の県内視察について
- 民間医療搬送用ヘリの事故について③
- 林野火災について②
- ローマ教皇フランシスコの御逝去について
- 長崎空港開港50周年について①
- NPT再検討会議準備委員会への参加について②
- オスプレイ佐賀配備について
- 九州新幹線西九州ルートについて
- アメリカによる関税引き上げに伴う県内への影響と対応について
- 長崎空港開港50周年について②
- 石木ダム建設事業について②
- NPT再検討会議準備委員会への参加について③
- 民間医療搬送用ヘリの事故について④
- 知事の政治資金について②
- 備蓄米について
- NPT再検討会議準備委員会への参加について④
よろしいでしょうか。
カーネーションについて
よろしくお願いします。
では、冒頭、まず初めにコサージュの御紹介をさせていただきます。今日は皆さんも御承知だと思いますけれども、カーネーションでございます。今日は、大村のほうの生産者の方からいただきました。このカーネーションですけれども、原産地はヨーロッパから西アジアといわれているそうで、非常に古くから親しまれている花だということです。年間を通じて利用が多い花でございます。特に、日本では、母の日のプレゼントとして親しまれていると思いますけれども、非常に日もちもよくて、日常使いでも本当に適したお花だというふうに私も思って、日々使わせていただいております。
県内では、雲仙市、諫早市、大村市、また佐世保市等で栽培をされていて、全国で産出額は5位ということだそうです。非常にオリジナルの品種も、育成にも取り組んでいるということで評価を受けているところでございます。このカーネーションの花言葉ですけれども、「無垢で深い愛」という花言葉があるそうですけれども、来月母の日がございますが、特に赤のカーネーションは、「母への愛」ということがあるそうです。ぜひ、県民の皆様にもふだん使い、また来月、母の日のことを触れましたけれども、また母への感謝の思い、いろいろな思いをお伝えする機会にも、手に取っていただければと思っています。
民間医療搬送用ヘリの事故について①
引き続きまして、私から冒頭、3点についてお話をさせていただきたいと思います。
まず、1点目、民間医療搬送用ヘリの事故についてでございます。去る4月6日、民間の医療搬送用ヘリコプターの大変痛ましい事故が発生をいたしました。これまで離島の救急医療の要として重要な役割を担ってきていただきましたヘリの事故によって、3名の尊い命が失われたということは、痛恨の極みであり、また改めてお亡くなりになられた方々並びに御遺族の皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、お悔やみを申し上げる次第でございます。また、現在治療を受けている方々に関しましても、一刻も早い御快復を心よりお祈りを申し上げます。
現在、事故原因につきましては、国による調査が進められておりまして、県でもしっかりとした検証を行っていただきたいと考えているところでございます。多くの離島や半島を有する長崎県にとって、ヘリコプターによる患者搬送、これは救命率の向上だけでなく、後遺症の軽減といったことを図ることなど、県民の命を守るために欠かせないものだと考えています。現在、長崎県のドクターヘリの運航を休止してございますけれども、ドクターヘリの安全運行を万全に期した上で、運行を再開したいと考えております。準備が整い次第、改めて運行再開日をお知らせをしたいと思います。
なお、ドクターヘリの運航休止期間中でございますけれども、佐賀県のドクターヘリによる応援でございましたり、あと県の防災ヘリを運用して、救急医療体制には支障がないよう対応したいと考えております。
林野火災について①
続いて、五島市における林野火災について、お話をさせていただきます。この五島市における林野火災につきましては、私も発災をした7日の夜には五島市に入りまして、翌朝から実際に現地を確認をいたしました。幸い人的被害や住宅等の被害が発生することなく、8日午前8時に鎮圧、10日の午前9時30分に鎮火が確認をされました。ただ、住民の皆様には、住宅地の近くまで火が迫る中、大変不安な時間を過ごされたことと思います。火災発生以降、五島市や五島市の消防本部、消防団をはじめ陸上自衛隊や長崎市消防局、佐世保市消防局、また県央地域広域市町村圏組合消防本部、また新上五島の消防本部など、関係機関の皆様の懸命な消火活動などによって被害が最小限に食い止められたと、そう考えております。御尽力いただきました関係機関の皆様に心から感謝を申し上げます。
県といたしましても、市、町や関係機関と引き続き連携しながら再発防止に向け周知啓発に努めてまいりたいと考えております。火災の原因は、現在調査中とのことですけれども、全国的に林野火災の発生が続いておりますので、県民の皆様におかれましても、火の取扱いには十分御注意をいただきますようにお願いを申し上げます。
NPT再検討会議準備委員会への参加について①
そして、最後3つ目になりますが、NPT再検討会議準備委員会への参加について、お話をさせていただきます。4月28日から、アメリカ合衆国のニューヨーク市において、NPT再検討会議準備委員会が開催されます。既にお伝えをしておりますとおり、私も被爆県の知事として、徳永県議会議長とともに現地に赴き、サイドイベントを開催するとともに、各国政府代表等と意見交換を行うことなどしてまいります。今回は、2つのサイドイベントの開催に向けて準備を進めております。
1つ目は、国連の次期SDGsの目標に、核兵器廃絶を位置づけることを目指して、広島県やモンゴル国政府、国連訓練調査研究所などとともに開催をするシンポジウムとなります。
そして2つ目は、県と長崎市と長崎大学、この三者で構成をします核兵器廃絶長崎連絡協議会がございます。この協議会の主催により、次代の平和発信を担う若者たちナガサキ・ユースが、国際会議の舞台において、被爆地の思いを世界に届けるためのイベントを開催する予定となっております。私自身も、このイベントに参加をし、「長崎を最後の被爆地に」という県民の皆様の思いを世界に発信するとともに、未来を担う若者たちと核なき世界の実現に向けた意見交換をしてまいりたいと考えております。このほか、次期SDGsの目標に核兵器廃絶を位置づけることを目指すため、各国の政府関係者が参加する組織体の立ち上げに向けた働きかけを行ってまいりたいと思います。
以上、冒頭、私のほうから3点について、お話をさせていただきました。以後につきましては、質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、幹事社のNBCさんから、どうぞ。
民間医療搬送用ヘリの事故について②
まず、ドクターヘリの運用についてお尋ねです。今月15日に、県のドクターヘリ、機体としては安全性に問題がなかったものの、医療機関などに安全の説明などで時間が要するというところで、今、運航を休止していると思います。再開時期については、まだ未定ということでしたけれども、例えば、来月中であるとか、そういったおおよそのめどというのも今、決まっていないのでしょうか。
現時点で、まだ決まった時期はございません。ですけれども、しっかりとまず安全確保した上で、実施することが重要だと思っております。また、緊急搬送にも影響がないようにという観点も非常に重要ですので、その両方をしっかり、それぞれできることをしっかりやっていきたいと思います。
佐賀県のドクターヘリであったり、県の防災ヘリを今、稼働させているということですが、運航を休止してからの稼働した件数というのは、何件ぐらいあるのでしょうか。
医療政策課からお答えします。運航を休止しました4月7日から昨日まで23日までの件数ですけれども、佐賀県のドクターヘリと、県の防災ヘリで対応しまして、合計8件の要請を受け入れていただいております。
ありがとうございます。
運航再開に当たっては、現場のほうから、例えば緊急時を想定した訓練の必要性という声も聞かれているんですけれども、再開にあたって、機体の安全点検以外で、県としてどういった取組をする必要があるというふうに考えていらっしゃいますか。
医療政策課です。この訓練につきましては、医療機関とも話しているんですけれども、やはりその上空でトラブルがあったときのその対応がやっぱり重要だということで、現在、医療機関のほうで、ドクターヘリに搭乗される医師とか看護師、そういった方々に、そういう上空トラブルで、例えば水上で墜落したりとか事故があったときには、その脱出訓練とか、それは受ける方向で、今、医療機関では検討されているところでございます。
もう一件、ヘリに関して、今回、医療用搬送ヘリの事故を受けて、今年度、RIMCASの運用というのが、予算が確保されて計画されていたと思うんですけれども、こちらのほうに影響というのは何かあるんでしょうか。
今の時点で、2機目を導入することについて、予定に変わりはございません。こちらのほうも、今対応していることと同じですけれども、しっかりと安全運航を徹底をして、運用ができるように努めてまいりたいと考えております。
ちなみになんですが、こちらの運用の開始の時期というのは、おおよそめどは立っているのでしょうか。
医療政策課です。現在、医療機器とか、あと総務省に無線の許可の申請等を行っておりまして、数か月かかるということになっておりますので、今の時点では明確に決まっていないんですけれども、速やかに対応する方向で、準備を進めていきたいと思っております。
少なくとも今から数か月はかかるという御認識ですか。
はい、そうなります。
石木ダム建設事業について①
分かりました。
続いて、石木ダムについてです。先日、11年ぶりに石木ダムの説明会というものが開催されました。知事も内容としては把握されていると思うので、まず受け止めを聞かせてください。
受け止めということですけれども、まず説明会では、市民による石木ダム再評価監視委員会からお示しをいただいた技術的な疑問について、所管部局から説明をさせていただいたというところでございます。
まず、川原地区にお住まいの方々も御出席をされたというふうに伺っております。そういった中で、石木ダムに関する疑問点について、御説明の機会をいただけたということはよかったと思います。当日は、とはいえ時間内で全て答えられなかったというふうにも聞いておりますし、その場で新たにいただいた質問もあったというふうに伺っておりますので、それらに対しても、引き続き丁寧に対応していきたいと思っています。
会の中では、市民団体側から、その石木ダム設計の根拠の雨量データが50年前のままであるといったような指摘もありました。大雨災害の激甚化というのが言われている中で、現在の雨に対しても、石木ダムとしては安全と言えるのかどうか。その辺りは、知事はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
技術的なところもあるかもしれませんが、まず「ダム」といったものが、今回取組を進めていく中で、我々としても、県民の安全・安心を、治水面からしっかりと確保するといった上で、非常に必要不可欠なものであると思っております。
その雨量ですけれども、もちろんダムですので、そういったスペックという観点はございますけれども、ダムができることで守られるものといったものはございます。その雨が降った場合、例えば、想定できてないような量が降ったとしても、それはダムができることで、そのダムの機能として、時間をかせぐことであったり、被害を小さくするといったことの観点もございますので、そういったことでは、ダムをしっかりと完成をしていくと、県民の命を守る、我々の責務といったものは大きなものがあると思っております。
その点は、もちろんそう、おっしゃるとおりだと思うんですけれども、そのデータは50年前のものであると。もちろん担当課としては、その調査の必要はないという判断をされているんだと、発言をされていましたけれども、知事としても同じような考えでいらっしゃるということでいいでしょうか。
はい。一義的には、まず国が定めた基準に沿って、計画をして、今実施をしておりますので、その点については、我々として踏むべき手段を踏んで、対応させていただいているという認識でございます。
はい。またあと、同じように地下水が低いために、漏水が起きるんじゃないかという、そういった可能性も指摘されていました。担当課としては、ダムサイト、ダムを建設する場所としては適切というような回答でしたけれども、知事も、これについては、安全性としても担保されていると。場所としては適切だというふうに考えている。
はい、そういう認識です。
分かりました。今回、質問、時間が足りなかった部分もあって、追加の説明会も検討をされているということですが、その場に、大石知事自身が出ていくような可能性というのは、いかがでしょうか。
現時点では、これは技術的な疑問に対する回答の場でございますので、担当部局から御説明をさせていただくといったことが適切だと思っています。私自身も、今後、状況を踏まえて、総合的に判断しながら、私がもちろん直接行ってお話をするのが適切という判断がされれば、それは対応したいと思っておりますけれども、今回の技術的な説明の場に関しましては、今の形が適切だと、そう判断しています。
ありがとうございます。
長崎大学の長崎振興局用地取得希望について
よろしくお願いします。
長崎大学のキャンパス再編のことでお尋ねをします。長崎大学が先日の定例会見で、経済学部を文教キャンパスへ移転することを前提にキャンパスの再編構想を推進すると表明されました。
この中で、県の長崎振興局の用地の取得を目指すという方針を示されたわけですが、この件について、知事は大学から説明を受けているのか。それはいつで、どのような内容かということを、まず教えてください。
そういう報道があったことは、承知をしております。具体的な話は、まだ聞いておりませんので、具体的な活用方法等、御提案があれば、今後聞いていきたいと思います。
現時点では、直接説明は受けてないという理解でよかったですね。
一定、その報道等で、内容については御存じかと思うんですけれども、この方針そのものに、どのような印象を受けているのかも教えてください。
方針については、長崎大学が一義的に検討して推進をしていくものだと思っております。我々としまして、この長崎振興局については、移転時期もまだ現時点でも未定でございますし、具体的には、先ほど申し上げたとおり、具体的な話を聞いているわけではございませんので、何ら申し上げる段階にはないと思います。
すると、売却するかどうかについても、まだ何も方針というのはないということですね。
はい。
知事の政治資金について①
分かりました。それと、ちょっとまた話は変わるんですけれども、知事の政治資金の問題のことでお尋ねをします。
3月の議会で、百条委員会の動議は採決をされ、そのときに、自民党さん側から、その自ら処分を科してけじめをつけるといった要請が出ていたかと思います。知事のほうにも、直接、自民党県連のほうも含めて要請があったというふうにおっしゃっていましたけれども、御自身に処分を科すのか、処分の内容というのは決まったのか、その辺を教えてください。
私として、この一連の問題によって、県議会、また県職員、また県民の皆様、全ての皆様を巻き込んで混乱を招いてしまったということについては、責任を強く感じております。先ほど御質問の中で触れていただいた自民党会派から、私自身、しっかり責任をとることも検討するようにという申し入れもいただいておりますので、これについても、重く受け止める必要があると考えております。
私としましては、しかるべき時期に、自らに一定の処分を科したいということは考えておりますけれども、現時点で何ら内容が決まっているわけではございません。
御自身、処分を科すというところの中で、内容として想定しているような、例えば減給だったり、そういったことというのは、頭に入れてらっしゃるのでしょうか。
内容については、先ほど申し上げたとおりですけれども、決まってはおりませんで、知事としての立場での取り方、責任の取り方については、検討しているところでございますので、現時点で予断を持って述べる段階にはないと考えております。
分かりました。あと、自民党側から3つほど確か要請があって、その2つ目になるんですけれども、再発防止策について、改めてお示しするようにということだったんですけれども、この件はいかがでしょうか。
その点は、後援会事務所のほうとも、後援会等も協議をして、その対応について、内容を進めているところでございますので、これについても、しっかり対応をしていきたいと思います。
具体的に、どのような内容でとか、いつ頃までにとかいうお考えはあるのでしょうか。
今、具体的に日にちを申し上げることはできませんけれども、できる限り早く、しっかり対応できるような形を整えたいと思っています。
知事の県内視察について
分かりました。それと、ちょっと話が変わるんですけど、昨年、3月のちょっと知事の定例会見の中で出た話で、ちょっと確認というか、当時その新年度、だから昨年度のことですね。できるだけ知事は、火曜日と水曜日に、県内のほう、各地足を運んで、現地視察して県民と対話したいというようなことを、新しい取組としておっしゃったかと思うんですけど、昨年度の実績をちょっと見てみると、あまりそういったことをされてないのかなという印象を受けるんですけど、御自身どのように感じてらっしゃいますか。
まず、その火曜日と水曜日、できる限り、その曜日に視察をまとめていきたいと申し上げたのは、事前に、そういった日程の方針を伝えることで、行事の開催であったりとか、そういったことを、効率よく調整をしていただけるのではないかというように考えて、設定をさせていただきました。結果、実績のことも言っていただきましたけれども、ちょっと振り返ってみますと、火曜日・水曜日では、17回を実施したということで、それ以外の曜日で12回実施をしております。
内容としましては、各地域、各分野での課題共有であったり、ビジョン、また総計もありますけれども、そういったことに関する県民の方々の意見交換ですね。あと、「こんな長崎どがんです会」もございました。そういったことがあったというふうに承知をしております。今後、そういったことがあったとしても、どうしても行事であるとか、なかなか関係者の都合で難しかったとかいうこともございますので、そういったことを踏まえて、今後、どういった形が一番効率がいいのかといったことも、引き続き検討しながら、日程の調整の在り方といったものを考えていきたいと思っています。
先ほどの回数をおっしゃられる中で、多分、そんなに市町を21市町をかなり回れたという感じじゃないというような印象もあるんですけど、その火曜日と水曜日にこだわらず、今後も回っていくとか、そういったことを考えていらっしゃるんですか。
そうですね。そういった思いがあって調整をしようと思ったけれども、なかなかすっきりとそこまでうまくいかなかったところも実際にありますので、そういったことも踏まえて、今後、どういった調整のスケジュールの調整のあり方が一番効率いいのかといったことは、引き続き考えていきたいと思います。
分かりました。最後に、前回の、昨年も聞いたんですけど、いわゆるこれは公務では、政務ではなく公務という位置づけで回ってらっしゃるというところですよね。
はい。
いわゆるその各地を回ることが、知事選を見据えた動きではないかといったことも、そういった見方もあるんですけども、そういったことについては、どのように考えるでしょう。
御指摘には当たらないと思います。
分かりました。
以上です。ありがとうございます。
そのほかご質問がある方は挙手をお願いします。
民間医療搬送用ヘリの事故について③
ヘリコプター事故に関してなんですけれども、長崎県のドクターヘリの運用について、今後、何か今回の事故を受けて、まだ検証などが進んでいない段階だと思うんですけれども、運用とか、そういったものに変更点が考えられたりするのかというところをお願いします。
まず、今後について、今、対応をしているところですので、何ら申し上げる段階にはないと思いますけれども、事故後、厚生労働省であったりとか、日本航空医療学会というものがありますけど、そちらからの通知もきてございます。そういった通知の内容を踏まえて、一時休止をして、機体の再点検であったり、よくありますが、救命胴衣ですね、常時着用できるものの手配を行うといったことの措置をしております。
先ほど申し上げましたけれども、加えて海上保安庁であったり、運輸安全委員会のほうで、今回の原因等々も調査をされております。そういったことも踏まえて、改めて今後の運用の在り方について、これは県だけで決められるものではございません。医療機関、消防とか、また関係者等もしっかり共有を行って検討をしていきたいと思っています。
あと、現在、佐賀県のドクターヘリも協力を得ているということなんですけれども、佐賀県内自体は、特に支障なく、長崎県も佐賀県も見られているような状況なのですか。これは事務方かもしれませんが。
医療政策課です。佐賀県さんに確認しましたけれども、そこは佐賀県さんに支障がなく対応をいただいていると聞いております。
林野火災について②
あと、山林火災の件なんですが、今回の五島支部の火災を受けて、常々山林火災の予防の啓発だったりとかあってると思うんですけれども、それだったりとか、あとこれからどうしていくかっていうところで、消火の在り方というところなんですが、その辺で、どうなど考えられているようなことがあれば。
今回、原因はまだ調査中ということですけれども、啓発を行っていた中で発生したものでございます。そういったことも、しっかり受け止めなくちゃいけないと思いますけれども、まず、今回の対応については、国のほうから、消防庁ですけれども、のほうからも、適切に対応いただいたというふうに伺っておりますし、関係機関、本当に多くの方々、関わっていただいて、その御尽力のもとで被害もなく対応できたものと考えております。
今回のことについて、先ほど申し上げたとおり、周知啓発を行っていた中で発生をしたということもございます。現在、県と五島市と、また五島の消防本部において、初め、初動時のときから鎮圧、鎮火までの対応、また連携といったところについて、検証を行っているところでございます。そういった中で、御意見等はいただきながら、今後、まだ改善点が見いだせるのか、よりよい対応のあり方といったものも見いだしていきたいと思っています。
ローマ教皇フランシスコの御逝去について
2点伺います。
1点目は、ローマ教皇が亡くなられた件についての受けとめを教えてください。
先日、コメントも出させていただいたところでございますけれども、まずはローマ教皇の御逝去の報に際しまして、深い哀悼の意を表する次第でございます。
ローマ教皇でございますけれども、皆様も御承知のとおり、教会関係者に向けて焼き場に立つ少年といった写真がございましたけれども、これを、戦争が生み出したものということで、文言と御自身の署名を記載をして、配布をしていただくよう御指示を出されるといったことが、これは長崎県民の悲願である核兵器廃絶といったことに向けても、本当に大きな勇気を与えていただけるようなものだったと思います。
一般謁見において、日本のキリスト教信者たちが迫害の中、信仰と祈りを守った歴史は模範となるものと言及をしていただいたこともございました。これも、潜伏キリシタンの歴史にも深い関心を寄せていただいたところの証左だと思っています。
私たちは、やはり核兵器廃絶という大きなテーマになりますけれども、ローマ教皇の御意志を未来につなぐためにも、しっかり取り組んでいかなければならないと思ってございます。
長崎空港開港50周年について①
もう1点が、別件ですが、5月1日、長崎空港開港50周年ということになると思うんですけれども、改めてこれまでも、これまでの展望というか、いろいろな就航の話もあるとは思っているんですけど、そこも踏まえつつ、どういう思いで50周年を迎えるかで、イベントもあると思うんですが、その辺についてちょっと教えてください。
日本初の海上空港としてできたこの長崎空港ですけれども、空の玄関口として、半世紀のときを経て、50周年を迎えます。長崎県にとって、この、もちろん交通の拠点としてもそうですけれども、今後、そのにぎわいの場所としても、非常に重要なものになっていくと思いますので、50年の歴史を踏まえて、今後どうあるべきかといったことは、関係者と、また部局も含めて考えていきたいと思います。
周年記念のイベントも本当に多く企画をされていると承知をしております。そういったものも、しっかり盛り上げていけるように、県として連携して、後押しできるところは、共にやっていきたいと思っています。ぜひ、県民の皆様にも、50周年を迎えるといったことを知っていただいて、参加をできるところはしていただきたいと思っています。
NPT再検討会議準備委員会への参加について②
まずは確認なんですが、NPTについては、細かい日程は、担当課さんのほうからまた、聞けば問合せこれは、ここでいただけるということで。
国際課でございます。先ほどプレスリースを行い、日程については出しておりますので確認ください。
はい、分かりました。
改めてですけども、今回行かれることで、この場を、長崎県にとって、どういう場にしたいか。どういう機会にしたいかというのを、知事としてどう考えておられるか教えてください。
今回、参加する意義として、まずはやっぱり被爆80年ということが1つ大きなことであると思います。その節目の年に開催される今回の準備委員会には、議会のほうから議長も御同行いただいて、2つしかない被爆地、広島県と長崎県ということで、共に知事、議長、市長が参加をして、核なき平和の実現に向けて訴えるといった非常に大きな意味があると思います。
また、議会という観点では、昨年の12月、定例県議会でも、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書が可決されました。そういったことを踏まえて、しっかりと被爆80年という節目にあって、いま一度、長崎県の思いといったものを、しっかり世界に向けて発信する必要があると思います。
また、加えて大きく意義を挙げると2つあるかなと思います。
1つ目は、ポストSDGsに核兵器廃絶を位置づけるといったことの観点での話でございます。やはりこれは、長崎・広島被爆両県が連携をして、国際社会に向けて働きかけることは非常に重要だと思っています。その中で、まず一つは、広島県のみならず、今年は、モンゴル国の政府と、あとユニタール(UNITAR)、先ほど国連訓練調査研究所と言いましたが、ユニタールなどの共催でシンポジウムを開催して、次期SDGsの目標とすることへの思いをお伝えさせていただく予定としております。
もう一つ、そのポストSDGsの中の話ですが、各国の軍縮関係者等々面会をいたしまして、次期SDGsの目標に、核兵器廃絶をグローバル・アジェンダに位置づけるために、各国の政府関係者が参加する組織体の立ち上げに向けた働きかけを行う予定としております。
2つ目の意義でございますが、先ほど長崎県と長崎市、長崎大学の三者で構成をしている核兵器廃絶連絡協議会が主催をして、ナガサキ・ユースによるサイドイベントを開催するお話をしました。その中で、私自身も参加をして、直接一緒に「長崎を最後の被爆地に」という強い思いをしっかりと訴えていきたいと思っております。
こういったことをしっかりと積み重ねながら、国際社会において、この停滞しているのではないかと言われている核軍縮の動き、これを再び前に進めていけるように、長崎県としても取組をしっかりしていきたいと思っています。
オスプレイ佐賀配備について
ちょっと話は変わるんですけれども、オスプレイの、陸自オスプレイの佐賀配備の関係の話です。佐賀駐屯地の開設が7月9日には開始ということが決まったようで、8月までのうちに、今、木更津にある17機のオスプレイが全て佐賀空港に移駐されるということのスケジュールが発表されています。
当然ながら、佐世保相浦の水陸機動団との連携を念頭にした機体ですし、訓練も含めて長崎県の上空も含めて、近隣をオスプレイが飛ぶようになります。
で、現時点でこのオスプレイの佐賀配備、近隣にオスプレイが飛ぶことということについて、県としては、どういう形で、その何か情報収集なり、以後どういう体制で臨む予定にしておられるかと。また、その何かトラブルがあったときには、かなり県民の安全を守るためにも、国、防衛省、場合によっては米軍にものを申していく必要が、県のリーダーとしてあると思うんですけれども、そこについては、どういうふうに知事として考えておられるかというのを、教えてください。
まず、今の時点で、その具体的な情報収集の形があるわけではありませんが、これは常日頃、防衛局に関しましても、情報共有をしっかり密にやっていただくように、県としてお願いをしております。もちろん、これはオスプレイに限らずですけれども、自衛隊関連の訓練を含め、活動において、安全の確保といったことは、常々申し上げているところでございます。ですので、今後、隣の県ですので、その配備といったところについて、何らか申し上げる立場でもないかもしれませんが、県民の安全・安心を守るといったことでは、しっかりと県としての役割を、引き続き果たしていきたいと思っています。
九州新幹線西九州ルートについて
ありがとうございます。
最後、1点、確認も兼ねてなんですけれども、毎回聞いているあの新幹線の話ですね。佐賀と長崎、もしくはJR、もしくはさらには国を交えたような形での話合いですけれども、ここまでのところで、何か動きがあったとか、予定が見えてきたとか、もしくは知事と佐賀知事と大石知事が話す機会があったとか、そこの辺ところがあれば教えていただけますか。
私が承知をしている範囲では、日程がはまっているものは、まだございませんけれども、引き続き調整を続けているという段階だと承知をしております。
では、長崎側からも呼びかけでとか、事務方同士で話は進んでいるんだけれども、なかなか日程がつかないよというような状況なんでしょうか。
今、三者ですね、JR、長崎、佐賀の担当者間で調整をしているという状況でございます。
分かりました。ありがとうございました。
アメリカによる関税引き上げに伴う県内への影響と対応について
私からも2点お願いします。
1点が、トランプ関税についてです。長崎が自動車産業の比率というところで、そんなに高くはないかなと思うんですけれども、その幅広い業種への影響を含めて、現時点で知事として、どう見られているかというところと、あと、相談窓口が既に設置されていると思うんですけれども、今後の対応策とか、対応の体制とか、今の時点で考えられているところがあれば教えてください。
今も触れていただきましたけれども、関税の引上げは、自動車であったり、農水産物をはじめ今後の状況によっては、様々な分野で影響を来すということが可能性があると思います。
現時点の話を申し上げますと、各部において聞き取りをしていただいておりますけれども、現時点で、県内企業に聞き取りを行ったところでは、影響は出てないということでございました。ただ、今後の状況に応じて、やはり対応が必要となってくる可能性もあると思いますので、そこについては、しっかり情報共有をしながら関係者と連携を深めていきたいと思っています。以上です。
長崎空港開港50周年について②
ありがとうございます。
あと2点目が、私からも空港についてお伺いします。
コロナから乗降客数が回復しつつあるというところ、今後、国際線の拡充なんかも期待されるところかなとは思うんですけれども、先ほど、地域の拠点にという話はありましたけれども、その路線の拡充とか含めて、活性化に向けた知事の思い、もう一言いただけますでしょうか。
航空路線に関しては、これまでも取り組んでまいりました。国際線を考える中で、やはりそこは戦略的に総合的に判断しながら、実現可能性も含めて、絶えず努力をしていく必要があると思っています。
空から入ってこられて、長崎県にお越しになられた方々に、まず、目的地にスムーズに移動していただくことも重要ですし、加えて、先程、にぎわいと言いましたけれども、長崎空港も、旅行で飛行機を使われる方々にとっては、必ず通る拠点となりますので、そういった意味では、情報発信であったりとか、食、お土産だったりを購入いただくような、重要な場所にもなります。そういった観点でも、今後、どういった機能を付加していく、どういった形が一番、御来県いただいた方々に堪能いただけるのかといったことは、関係者と意見交換をしながら検討していきたいと思っています。
その逆にアウトバウンドというか、昨年度、パスポートの補助とかされてたと思うんですけれども、そこも、もっと増やしていきたいという思いもありますか。
アウトバウンドも、非常に重要だと思っています。もちろん、県内の方々が行かれるといったところへの支援もありましたけれども、ほかの地域に来られたインバウンドの方々が、長崎に立ち寄っていただいて、アウトとして出ていかれるという場所にも、利便性のいいハブ空港への連結といったことも非常に重要になってくると思います。また、やっぱり国際航空路線って搭乗率が非常に重要になってきますけれども、来ていただくだけではなく、出ていくときの搭乗率といったことも考えなくちゃいけません。そういった意味では、片方だけではなく、やはり行くこと、これについては、県民だけではなく、さっき言ったように、地域で楽しんでいただけている方々に、長崎空港を活用、利用いただくといった視点での整備、取組もしっかりやっていきたいと思います。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について②
石木ダムについて、もう少し詳しくお伺いできればと思います。
先ほどの、先日の説明会を踏まえて、引き続き今後も丁寧に対応していくというお考えを先ほど述べられましたけれども、今後も、その形としては、市民委員会というのを介した形での説明会という形で住民へのアプローチを続けていかれるのか。また、それについて、何か期間を区切ったりとか、スケジュールなどを考えられていたら教えてください。
まず、今回の技術的な説明については、まだ完全に答えられてないといったことの報告を受けてますので、時間内で答えられなかったこと、また現場で出た新しい質問といったことについても、また改めて整理をして回答をいただけるような、させていただけるような機会を調整をさせていただきたいと思っています。その対応は、何らお尻が決まっているとか、そういった話はございませんけれども、まずはそこもしっかり対応できるように、今後調整をしていきたいと思っています。
それは、前回のような質疑応答がある説明会という形を考えられているということでしょうか。
現時点で決まっていることはありませんが、それを想定はしておりますが、それでよろしいでしょうか。
河川課でございます。今、現時点で説明会の実施等は、まだ決定していませんけれども、今後、市民委員会の方と、調整しながら決定していきたいというふうに考えているところです。
分かりました。
それから、知事は、今の技術的な説明の段階では、御自身が出席するということは、必ずしも特に必要ではないのではないかというような言い方だったんですけれども、実際に、知事御自身が、住民の前で接触するような場面というのは、どのタイミングが適切というふうに考えられているんでしょうか。
現時点で、この時点ということを申し上げることはできませんけれども、やはり、おおよそ状況を踏まえながら、総合的に判断する必要があると思います。ですので、今後、まずは目の前のこの技術的な回答ということをさせていただきますけれども、例えば、その水源地の整備計画であったりとか、また地元、13世帯の方々だけではなく、やはり地域の方々の御理解いただくことも必要だと思っておりますので、そういった機会もあるかもしれませんけれども、まずその状況に応じて、ほかの公務の兼ね合いもあると思いますけれども、総合的に判断をして対応していきたいと思います。
分かりました。市民委員会の質問の中には、利水に関するものも含まれていまして、また知事が2022年9月に、最後に住民の方々と面会した際は、その利水に関する説明というものも、住民側から求められていたところなんですけれども、それはまだ実現していないと思うんですね。それに関して、何か佐世保市の方に、何らかの打診をしているのか。あるいは、そういった予定があるのかも教えてください。
今回の技術的な説明に関することについて、利水の面もあることについても含めてですけれども、佐世保市へは情報提供をしておりますので、それについては、佐世保市のほうで対応を検討されると思っています。
NPT再検討会議準備委員会への参加について③
分かりました。
ちょっと話変わって、NPTに関してなんですけれども、そのSDGsの中に、核兵器廃絶を位置づけたいというようなことは、知事はかなり以前からおっしゃっていたことだと思うんですけれども、先ほど関税の話もあったんですけれども、アメリカのトランプ大統領が就任してから、そのSDGsが標榜する環境配慮ですとか、あるいは多様性、包括性に関するそのアメリカの態度というのは、結構変わってきているのかなと思うんです。その中で、次期SDGsに核兵器廃絶を位置づけることの意義とか効果は、どのようにお考えなのでしょうか。
そのアメリカの態度については、少し横に置いておいて、気候変動、環境汚染といったことが、SDGsのゴールの一つに掲げられて、起きたことというのは、そういったものが、持続可能性という観点から、全世界の方々一人一人が、自分事として、自分の課題として捉えられたと。それで、ふだんの電力の使い方だったり、見えないところでの自分の行動の変化だったり、そういった行動の変異につながってきているものだと思っています。そういったことが、私はSDGsが成し遂げた大きな効果の一つだと思っています。
核兵器廃絶も、非常に国家間の中で、核軍縮が停滞しているのではないかというふうな議論もありますが、やはり、国家間の中で、安全保障だったり、いろいろな難しい課題がある中で、なかなか前へ進みづらいという状況も、もちろん、今それが、我々は直面している世界だと思いますが、そういう中でも、やはり、世界中の一人一人が、核兵器と共存することはなかなか難しいものなんだと、自分の未来の持続可能性に脅威を与えるものなんだということを、しっかりと認識していただくこと、これが非常に重要だと思っています。
そういった世界でのそういう核兵器廃絶に向けた大きな潮流といいますか、動きといったものを、まずつくっていく必要があると思いますので、そういったものを作っていく上で、SDGsみたいなグローバル・アジェンダといったものは、非常に大きな効果があるものだと考えています。
ありがとうございます。
民間医療搬送用ヘリの事故について④
ドクターヘリの件でお尋ねしたいんですけれども、先ほどその4月7日から23日までに、佐賀のドクターヘリと県の防災ヘリで8件の出動があったということですが、ドクターヘリのその要請が県内であったけれども、飛べなかったという件数はないんでしょうか。
医療政策課です。確認したところ、要請があった件数が8件で、それを全て対応をしていただいているということになっております。
分かりました。今後、その和白病院の医療搬送用のヘリは、当面、しばらくは飛べない状況になると思うんですよね。恐らく県のドクターヘリは、それよりは前には多分、再開するんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、和白病院のほうに運んでた分というのも、結構な件数で、年間あってたと思うんですけれども、そこを、基本、飛ばすときに、福岡がいいですか、長崎がいいですかみたいな患者さん側の意向も聞いたりもしているかと思うんですが、壱岐とか対馬の方、福岡のほうが多いと思うんですけれども、親戚の方とか家族の方がいらっしゃるからですね。その福岡のほうに飛ばしてとか、和白病院のほうに飛ばしてというふうに要望があるけれども、それが、今後はしばらく和白病院のそのヘリが飛べない状況の中で、そこがもう福岡じゃなくて、長崎にしか飛ばせないような状況が起きてくるということは想定されているんでしょうか。
医療政策課です。これまで福岡和白病院さんに、対馬とか壱岐から搬送していただいたんですけれども、それ以外にも、県のドクターヘリとか、防災ヘリでも、福岡のほうの病院に搬送したケースがございますので、私どものほうで、そこは、対応していきたいと思っております。
ただ、その県のドクターヘリの場合は、基本、医療センターの医師とか、ナースが乗るわけですよね。福岡に行っちゃうと、そこからこう帰ってくるときは、またそのドクターヘリのところ、また大村まで帰ってくるみたいな感じになるってことですかね。
そのようになります。実際、ドクターヘリで福岡に搬送したケースもございますので、そこは、傷病がどうなのか、あと御家族の状況とか、そのあたりを踏まえて、搬送先は検討されます。
知事の政治資金について②
分かりました。
それと、もう一件で、知事の政治資金問題をお尋ねしますけれども、確認ですが、知事が二重計上と主張されているあの2,000万円の件ですけれども、知事はその選挙コンサルの方から、その話があって、返してもらえるならありがたいということで、そういうふうなことになったというふうなことを、常々おっしゃられたと思うんですけれども、返してもらえるならありがたいとおっしゃられているということは、それがもう使われているという前提があっての、そういうふうな発言なんじゃないかと思うんですが、その辺はいかがですか。
資金処理として貸付けとすることで、問題がなく返って、返すことができるというお話でしたので、それについては、そうであればありがたいということでございました。それが、全てです。
その2,000万円は、返してもらえるならありがたいということは、それはもう使われているという前提で、そういうふうな話をされているんじゃないですか。
具体的にそこを考えてたかどうかは分かりませんけれども、その資金の処理として、その貸付けということにすることで、何ら問題なく返していただけるということでございます。
ということは、その2,000万円というふうな大金を、一旦出しているのに、それがどういうふうに使われているかどうかということは、全く気にならなかったということなんでしょうか。
「全く」と言う言葉が適切か分かりませんけれども、私自身が、資金管理について、本当に十分に管理して、できてなかったということは、事実でございます。
それが選挙資金に使われたという認識は、なかったということですか。
そうですね。その2,000万円が、どういう形で使われていたかということを、私自身が分かってなかったです。
じゃあ、その2,000万円を誰に渡したか知りませんけど、渡したときには、それは何に使ってもらうとか、選挙資金に使ってもらうというふうな意識はなくて、何に使ってもらうか分からないけれども、取りあえずお金を渡したということですか。
取りあえずそれは、選挙に出る際に、お借りをしたものでございますので、具体的にどういう形で使われるかというとこまでは分かっていませんでしたけれども、そういう目的のもとで、お借りをしたという認識はございました。
選挙資金に使われるものとして借りたということですよね。
そういう選挙に出るために、必要な資金としてお借りをしたということは、そういう認識はございました。
そしたら、それは選挙に使われたという認識があって、返してもらえるならありがたいという話になりませんかね。
だから、そこについて、どういった処理の仕方があるのかの中で、資金、そういう貸付けといったことに処理をすれば、もう何ら問題なく返していただけるということですので、それだったらありがたいということを申し上げただけです。
まあ通常、一般市民の感覚からすれば、2,000万円というものをその選挙に使われる、それで出したあとに、もし返ってくるのであれば、もうそれは返してって、普通は言うと思うんですよね。それもなく、選挙コンサルに言われて、返してもらえるならありがたいというのは、何か非常に何か不自然な感じがするんですけれども、その辺いかがですかね。
その感覚について、一般県民の方々のお考えということは、私で申し上げることは難しいですけれども、私自身が、そういう、こうどういう形で使われたと、使われる予定なのかということを、十分に理解はできてなかったですし、ただ、それについて、返していただけるということが、後で知ったことでございますので、それであればありがたいということを、率直に申し上げた、そう考えたのが事実でございます。
返してもらえるのは後で知ったということは、返してもらえないと思ってたということじゃないんですか。しかも使ったと思ってたということじゃないんですか。
そこまで考えは至ってなかったと思います。
以上です。
備蓄米について
よろしくお願いします。
県内の米の価格についてなんですけれども、備蓄米の放出が始まったと思うんですが、それでもなお、県内、弊社で取材してますと、効果が期待できないという声ですとか、そういった業者さんの声というのも聞こえてきています。
県として、現状、長崎県内の影響というのは、どのように把握されていて、どのように受け止めていらっしゃるのか、教えてください。
これは部局から回答させていただきます。
農産園芸課でございます。備蓄米の関係でございますが、これまで2回ほどの入札が行われて、全国で21万トンほど動いていると聞いています。県内の状況ですが、これについては、全国で動くものですので、県に幾らというのは、全て把握できることは難しいのですが、4月中旬頃から、県内にも卸売業者のほうに入ってきまして、小売のほうにも、徐々に流れていっているというような状況を聞いております。現時点で、把握できているのは、そういった状況ですので、ここから先というのは、これから注視していく必要があるのかなと思っています。
ありがとうございます。
NPT再検討会議準備委員会への参加について④
先ほどからのNPTなんですけれども、被爆県の知事と議長がNPT、核兵器禁止条約の締約国会議ではなくて、NPTにいらっしゃるときに、核保有国との向き合い、もしくは核保有国と非核保有国の橋渡しをすると言っている日本政府への向き合いなり、取組、働きかけというのは、どのように考えていらっしゃるのか。予定があるのか教えてください。
調整状況はちょっと現時点ではお伝えすることは、差し控えさせていただきます。
調整はしていると。
はい。
先ほど言いましたように、その核兵器禁止条約の締約国会議ではなくって、NPTの再検討会議に、被爆県の知事、もしくは議長がいらっしゃる意義とか目的っていうのを、ちょっと改めて教えていただいていいですか。
核兵器禁止条約のほうは、まだ参加したことがございませんが、核不拡散条約、NPTのほうは、これまで核兵器、核保有国も含めて、参加をしている中で、大きな枠組み、本当に基軸となる軸であります。そういった関係者とも、しっかりと連携を図るチャンネルを作っていく、働きかけをしていく。また、国連という場で、その次期SDGsに向けた取組を行っていくこと。これについても、非常に意義があるものだと思っております。
核兵器禁止条約については、これまで参加したことございませんが、先ほど申し上げたとおり、県議会の方でも、12月の定例県議会で核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書が可決されたところでございます。今回、私も日程は分かりませんが、外務大臣が、出席をされるというふうに聞いておりますので、もし会うことができれば、そういった場でも、改めて核兵器禁止条約への署名・批准であったり、またその委員会へ、オブザーバー参加といったことも、求めていきたいと思っています。
ほかにご質問ございますでしょうか。なければ、以上で、知事の記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。今年度もよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
【定例記者会見】
会見内容
令和7年3月19日 記者会見
●会見内容●
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それでは、ただいまより、知事の臨時記者会見を始めさせていただきます。
改めまして、遅くなってすみませんでした。
4月人事異動について発表をさせていただきます。
令和7年度は、長崎県総合計画 チェンジ&チャレンジ2025の最終年度に当たりまして、私としても任期の最終年度に当たります。
県政の基本方針でございます総合計画については、知事就任後、行政の継続性を重視して、計画に掲げる「人が活躍し支えあう」「産業が育ち活力を生む」「地域がつながり安心が広がる」、この3つの柱に沿って、県民や市町、民間団体、大学等の皆様と相互に連携・協働しながら各種施策を積極的に推進してまいりました。
令和7年度は、総合計画に掲げる各取組の目標達成に向けた総仕上げとして、成果が出ている施策はこれまで以上に伸ばし、課題が残っている施策については対策の強化を図ってまいりたいと考えております。
また、新しい長崎県づくりのビジョンにおいて、重点的に取り組む「子ども」「交流」「イノベーション」「食」の4つの分野についても、部局横断、融合した施策のさらなる推進を図り、各分野で相乗効果を生み出しながら、「未来大国」の実現に向けて力を注いでまいりたいと考えております。併せて、令和7年度は、被爆80年、日韓国交正常化60年、長崎空港の開港50周年、また、中華人民共和国駐長崎総領事館開設40周年といったことなど、様々な節目の年に当たっております。
その中で、ながさきピース文化祭2025やツール・ド・九州2025など、大型イベントが県内各地で開催されることから、このような機会や機運の高まりをしっかりと捉えて、本県の持つ多彩な魅力を磨き上げるとともに、発信することで国内外の多方面の方々から選ばれる長崎県を目指してまいりたいと考えております。
このような中で、組織と職員の総合力を活かしながら、具体的な施策を積極的かつ効果的に推進するために、所要の組織改正と人事異動を行うことといたしました。
まず、組織改正については、現総合計画の最終年度であることを踏まえまして、目標達成に向けて着実に事業を推進していくために、現体制の形を基本に、大規模な再編は行わず、当面の対応が必要な改組にとどめてございます。
具体的には、本県が観光立県としてインバウンドの獲得に係る施策を戦略的に実施するための体制強化やIRに係る国への対応や情報収集、調査研究等を、これまでのIRの取組等を活かした地域振興策と、効果的かつ一体的に進めるための体制の構築といったことを目指して改組をするということとしております。
別紙のとおり所要の改正を行っておりますので、ご参照いただければと思います。
人事異動につきましては、具体的な成果をしっかりと出していくために、まず、継続性を重視するとともに、併せて職員の意向、適性、経歴などを見極めながら、職員の専門性や総合力を活かせるような適材適所の人材配置に努めました。
女性職員につきましては、新たに次長級職員へ登用するとともに、さらなる登用を見据えて主管課長への配置をするなど、優秀な女性職員を本庁各課・室長や企画監といった責任ある役職へ積極的に配置をしております。その結果、令和7年の4月1日時点になりますが、課長級以上の管理職に占める女性職員の割合については19.9%となってございます。私が知事に就任して以降、令和4年度が15.4%、令和5年度が16.3%、令和6年度が17.5%、そして、今回が19.9%ということで着実に伸びてきている状況でございます。
加えて、意欲と能力のある職員が、これから管理職として役割を早期に担えるように、年功、性別に捉われず、本庁課長補佐等への積極的な登用を進めております。
このほか、市町との連携をより一層深めて、県と市町とが地域の課題を一体となって解決していくため、引き続き、県・市町職員の人事交流の推進や九州各県との人事交流、また、国、民間等への研修派遣、若手職員が幅広い分野の経験を積めるような人事配置といったことなど、職員の人材育成にも努めているところでございます。
部長級職員の異動人員につきましては、お配りしている資料にまとめておりますので、ご参照をいただければと思います。
冒頭、私からは以上でございます。
それでは、幹事社の西日本新聞社からご質問があればお願いします。
組織改正に関する部分で、最後のページの一覧表が分かりやすいかなと思うんですが、国際観光推進室がインバウンド推進課になりますという部分については、これは国際観光推進室の陣容よりも、メンバーというか課員の方が増えたりするんでしょうか。規模感がどう変わるのかというところ…。
人員が11から12ですよね。11から12に増えます。11名から12名体制となります。
もう一方のIR室を政策企画課に統合するというところで、IRに関わっていく人員というのがどのように変わるのかについてもお願いします。
まず、このIR室を政策企画課に統合する目的、狙いでございますけれども、2年前ですかね、すみません、1年ちょっと前ですね、令和5年の12月になると思いますけれども、区域整備計画の不認定になりましたけれども、その後、令和6年度にはIR室に改組をいたしまして、主に国の審査経過に関する公表資料の調整であったり、また報告書の作成業務、情報公開、訴訟への対応等を行ってきたところでございますけれども、これらの業務も年度内には一定完了して、業務量が減少する見込みとなってございます。そのため、IRに関する情報収集や国との対応、また市町等との調整といったことなどの機能は残しつつ、佐世保市をはじめとする市町との連携体制や連携施策を、より効率的・効果的に構築する必要があるということから、IRを活かした地域振興策を担う政策企画課というところと統合させていただいております。
今後は、一体的に業務を進めることで、そういった効率化であったり、効果的な対応、推進といったことをさせていただきたいと思っています。
人事異動に関するところで、ちょっと改めてになるかもしれないですけど、今回、人事異動を行うに当たってのポイントといいますか、どのような狙いがあってとか、そのあたりの説明をよろしくお願いします。
先ほども触れましたけれども、まず、総合計画が最終年度になりますので、まず、掲げる各取組の目標達成に向けた総仕上げということで、具体的な成果をしっかり出していく必要がある、これはもうこれまでも同じではあるんですけれども。ですけれども、まず、継続性も重視しながら、適材適所の人事異動を行った、努めたところでございます。
その中の考え方としましては、昨年度に引き続いて、新しい視点であったり発想といったことを取り入れることも目的に、40代の職員を本庁課長であったり企画監に積極的に登用してございます。
また、女性職員につきましても、これまで以上に積極的に登用を図っております。女性活躍の場の拡大に努めたことと併せまして、優秀な女性職員を本庁課・室長や企画監といった責任ある役職へ積極的に登用をいたしました。
最後に、本庁の課長補佐等への積極的な登用とありましたけれども、ここも意欲と能力のある職員が、これからの管理職として役割を担えるように、年功とか性別とかにあんまり捉われずに、本庁課長補佐等への積極的な登用も図ったところでございます。
それでは、人事異動に関してご質問のある方、挙手をお願いします
少し細かいところになりますが、まず、女性の管理職の割合ということで、もちろん知事になられてから最高だと思うんですけれども、知事以前含めてこれは過去最高の割合ということでよかったですか。
はい、そのようです。
それと、これもちょっと細かいのであれですけれども、人事異動の部長級とかの割合とか人数の内訳いただいていますけど、退職者の合計の人数というのはどこに書いてあるんですか。
人事課でございます。令和6年度の退職者の総数は、183名となっております。令和5年度は、定年退職が出ない年でしたので、令和5年度は101名、その前の令和4年度でいいますと169名でございます。
分かりました。それと組織改正のところなんですけれども、IR室を政策企画課に統合される形になって、今後もこれを果たしていくと思うんですけれども、具体的に課の中にIR係とかIR担当みたいなものが形として残るものでしょうか。
IRでございますけれども、班という形ではなく、実際そのIR関係の業務を行う者として担当を3名配置する形となっております。1名は東京駐在になりまして、東京での情報収集等に当たる予定でございます。
分かりました。最後に、インバウンド推進課ですけれども、人員一人増強して、具体的にインバウンドの獲得に向けてやる取組としては、これまでと何か分かりやすく変わる部分というのはあるんでしょうか。
取組は、これまで事業とかで体制とはちょっと違ったところになるかもしれませんけれども、これまでどおり戦略的にしっかりとインバウンド客を獲得していけるように、これは幅広く受け皿をやればいいだけでもなく、やはりキャリアの部分もあると思いますし、様々な観点から、ほかの地域間競争に負けないようにインバウンド獲得に向けた取組を進めていきたいなと思っております。ここを推進するためには、これまで国際観光振興室という名前でありましたけれども、今回、インバウンド推進課ということに改組いたしまして、組織についても3班体制に見直すということで、体制としても強化をしたところでございます。
分かりました。ありがとうございます。
まず、組織改正なんですけど、IR室がなくなるということで、これまでIRという看板というか名前がついた専門の部署があったと思うんですけど、これがなくなるということで、知事としてIR誘致に対する思いが後退しているというか、IR誘致に対してどのような考えを今持っているのかを改めて教えてください。
IRについては、これまでも様々な機会で述べてきておりますけれども、まずはじめに、現状において、国において再募集の有無であったり時期というのは未定となっておることで、我々として何ら判断できるような関係じゃないかなと思っております。
昨年6月に公表させていただきました報告書がございますけれども、そちらの方でも再申請の対応には、やはり多大なコストであったりとか、労力、時間が必要となること、あと今回、報告書でも非常に大きな点でしたけれども、審査における国の審査委員会の裁量が非常に大きかったということ、あと審査期間も含め予見することは非常に困難ということ、思われることから、現行制度ではなかなか相当程度ハードルが高いと思っております。こういった状況は変わっておりませんけれども、県としても引き続き、国や県内の市町の動きとか、あと民間等の動きも注視しながら、必要に応じて意見交換とか、適切な対応はしていきたいと思っております。
ただ、組織改組としましては、先ほど申し上げたとおり、業務量といったものが一定落ち着くということになりますので、そこも勘案した形での組織改編ということでございます。
IR誘致することを、今回の組織という形で見ると、もう断念しているんじゃないかなというようにも受け止められるんですけど、そのあたり、知事の考えをちょっとお聞きしたいんですけど。
先ほど述べたとおりで、何ら今の時点で変わっているとか、何か方向性を決めて申し上げるような環境じゃないと思っております。ただ、組織改編という意味では、業務量について一定の減量が見込まれるということでこういった形にさせていただいております。
IRに関して言うと、いわゆる情報収集であるとか、IRの取組に関しては地域振興とか、いろいろあるかと思うんですけど、改めて誘致に絞ってお聞きしているんですけど、現時点でやっぱり体制的にも難しくなっているというふうに見られるのかなと思うんですけど、その辺、すみません、もう一度、知事としては、もう誘致自体がなかなか難しいと思っているのかなというふうに、現状見る限り思うんですけど、体制的に。
体制は、だから業務の量も踏まえて改組をしているということでございまして、先ほど冒頭、幹事社にも申し上げましたけれども、IRに関する情報収集であったり、国との対応とか、市町などとの調整といったこと、その機能は今回も残してございますので、引き続き、そういったことについては対応していくということですけれども、じゃ、再チャレンジするのかとか、そういう質問に対してはこれまでと何ら変わっておりませんので、昨年6月にお示しをさせていただきました報告書にも触れているとおり、やはりハードルは一定程度高いというふうに現時点でも考えております。
人事異動のことで1点確認なんですけど、部長級が退職者が少数であったということですけど、確かに前年と比べると13人から4人ということでかなり少ないんですけど、この要因というか、なぜこんなに少なかったのかというのを、分かる範囲で教えていただければと思うんですけど。
人事課です。60歳に達する方が少なかったという、年齢構成の変動のところで、たまたま今年度末に60に達する方が少なかったということでございます。
そうすると、今、60で部長をやってる方が少ないという、そもそも全体の数が少なかったという、60。
そういうことです。60になったときには、今の制度上、役職は少なくとも降りることになりますので、それが昨年は多く、今年は少なかったということ、単純なそういう事情ということでございます。
分かりました。ありがとうございます。
組織改編のところで改めてお尋ねです、最初の・・・のところ。要は、IRに関して言うと、先般、要するにこの間まで県が取り組んでおられた誘致というプロジェクトに関して言うと、要は残務処理というか事後処理というか、その後の対応の部分というのも、もうほぼほぼ年度内に落ち着いたので、業務量が減るので組織を絞るというか、室から課の中に戻すというか、そういう形のことをされたと、そういうことですよね。
片や、その担当として残される部分ですけれども、東京にも人を置くということで、要は再募集の動きがあったりだとか、そういう情報収集も含めて、見越して担当部署は残すと、そういうことですか。
これまでも申し上げてきましたけれども、そういう情報収集とか、このIRというものは、そもそも民間主体のプロジェクトでございます。なので、そういったお声とか国の動向とか、そういったことを踏まえながら総合的に判断していくことが必要だと思いますけれども、そういったことについては引き続き、改編した後の体制の中で対応していくということでございます。
県としてチャレンジしてかなわなかった部分の要因等、認められるその審査の分かりにくさ、透明性というか、基準の分かりにくさとか、いろいろあったと思うんですけれども、仮にそういうところが改善されるような形で次の募集なりがあったならチャレンジすることもあり得るけれども、そうじゃない限りは、なかなかハードルが高いと、そういう認識でいらっしゃるということでよろしいですか。
まず、現行制度、我々が前回手を挙げた制度については、なかなかハードルが高いというふうに思いますけれども、それがどう変わればといったことについて、仮定でなかなかお話しするのは難しいと思います。そういったところも含めて、まず動向をちゃんと情報収集は続けながら、また、意欲があるのかどうかとか、民間の方々の思いとか、そういったことも情報収集は続けていきたいと思っています。
IR全体というよりは、県が手を挙げて取り組んでこられた部分については、一区切りついたというような認識ですか。
前回のプロジェクトについては一区切りというか、報告書をまとめさせていただいておりますので、今、あれが継続しているという形ではないと。
そのあたりの事後処理というか、事後対応の部分も含めて年度内に一区切りつくと。
そうですね。そういうことです。
分かりました。あと、インバウンド推進課のほうなんですけれども、観光振興課というのもありますよね、県には。ありますよね。そことの切り分けの部分ですけれども、この表現、要はクルーズだとか国際航空便ですね、国際線だとかクルーズ船の、どちらかというと、業務としては誘致のほうに対応される課というような認識でよろしいでしょうか。
国内と国外の違いもあると、ちょっとすみません。
新行政推進室でございます。こちらにつきましては、基本的にインバウンドとアウトバウンドを含めたところで、従来やっております国際観光関係を中心にやるという形になります。
国際観光関係のほうで飛行機の便なり船便なりを誘致すると、5,000人誘致したいとか、維持してもらったりとか、そういうところの取組について主に取り組まれるところ、というのは日本に、長崎に来た後のいろんなことも含めて対応されるものなんですか。
基本的に班体制の方が、企画誘致担当、国際航空担当、クルーズ振興担当となりますので、メインは海外からお客様をどうすればおいでいただけるかというところがメインになっております。
分かりました。ありがとうございます。
女性登用のところについてお伺いしますけれども、約2割、19.9%というこの数字を、知事はまず率直にどのように評価していらっしゃるか、お伺いします。
知事選のときには、女性副知事をという公約を掲げていらっしゃいましたけれども、この2割というのは、何か具体的な数値目標等を持って取り組んできたものなのかどうかも含めて教えていただければと思います。
これまで、人事に関わってきた経験からお話をすると、数字ありきの話では全くまずはないと、しっかりと県政の事業がしっかりと推進されること、これが本当に一義的に必要なことだと思っております。
ただ、この数値目標については、令和3年度から始まっている5年間の計画がございまして、令和7年度で一応区切りになるんですけれども、この特定事業集の行動計画ですね、これで県職に占める女性職員が20%と目標数値をさせていただいております。ですので、今回19.9ということで、若干届いてはおりませんけど、概ね、その計画にのっかっている状況かなと。
で、今後、次期計画も立てていきますけれども、その中で具体的な数値目標をどうするかといったことについては、今の状況も踏まえて、さらにすそ野も広げるために、管理職に上がれそうな方々については、もう積極的に登用していっているという状況ではございますけれども、いろんな状況も踏まえながら、数値目標というものは検討していきたいと思っています。
その2割という数字に関して、知事はどのように評価、少なくとも計画段階ではぎりぎり達成できなかったというところかもしれませんけれども。
目標を立てた時に、様々なことを踏まえて20%といったことを掲げたということだと理解してますので、それについては、今の長崎県のこの県庁にあって、そこをしっかりと目指していくといったこと、決して低くはない数字だったかもしれませんが、その当時からですね、ただ、それが十分かと言われると、それもまた今の状況を踏まえてしっかりと検討していかなくちゃいけないと思っています。ですので、すみません、20%を掲げた当時のことについては、ちょっとわかりませんけれども、様々なことを含めて総合的に判断をして、やっぱりそこをまず目指すべきだと、5年間のうちにそこを目指すべきだというご判断での計画だったというふうに思います。
我々としては、そこを計画的に伸ばしていくということで、少し届きませんでしたけれども、それが19.9ということですので、次の計画の中でそれをどうしていくかというのをまた改めて検討していきたいと思っています。
活躍の点で、人事での登用というのは、非常に重要な一つの観点かと思うんですけれども、人事だけですと、男性職員のモチベーションにもつながる、低下にもつながりますし、女性だからというだけで役職がということであれば、なかなか理解が難しいということもあるかもしれないんですけれども、人事以外の面で、知事が就任してから、女性活躍に関して取り組んでこられたことがあれば教えてください。
人事以外の面で。まず人事の件は、先ほども触れましたけれども、今おっしゃってくださったとおり数字ありきの話ではないと、まずそう思っておりますので、まずは県政の事業をしっかりと推進をされる、実行されるといった体制づくりをまずしっかりやっていかなくちゃいけないと思っています。
それ以外のところですと、お声を聞いたりとか、まず女性の管理職を、数字を上げていくという一つの目的として、やはり女性の視点といったこともしっかり取り入れていくということも一つ、全てではありませんけど、一つの目的になっていると思います。そういったことも、もちろん管理職にいてくださって、そういった視点で事業を、いろいろ施策立案をしたりとか、実行していくということも考えられますけれども、それだけではなく、お声を聞いて、そのお声を聞く、聞いた上でできるだけ反映をしていくとか、そういったことについては、これはもう本当に女性とか年齢とか、そういったことで細かく分けて聞いているわけではございませんけれども、そこについては意識的に、私としても就任してから、性別だけではなく、いろんな声を聞こうとする努力はしてきたつもりでございます。そこは人事とはちょっと違う観点かもしれません。
具体的に、知事がお聞きになった声で印象に残っていることがあれば、幾つか教えていただけますか。
テーマとしては。
今、女性活躍に関してお伺いしているので、例えば女性の管理職の方であったりとか、幹部に今度登用される方のお声の中で、印象に残っているようなことがあれば教えてください。
多分に、非常に個人的なことも含むものもありますけれども、やっぱりロールモデルを見られるということは非常にモチベーションが上がるということもお伺いしたこともありますし、一方で、やはり管理職に伴う責任といったことに対する、何でしょうか、少し踏み出せないような思いもあるといったこと、そういったお声を聞いたこともございます。様々あるかと思いますけれども。
あとはやっぱり家庭の事情とか、いろんなことも聞くことはございますけれども、そういったことを、そうですね、時代も、タイミングも変わったりとか、部署も変わったり、状況も変わったりする中で変化はあると思いますので、それはもう継続的に、私自身もですけれども、県庁内でそれを聞いていく、吸い上げていくといったような風通しの良いような環境づくりは必要なのではないかなと思っております。
ありがとうございます。
ほかに質問はございませんでしょうか。
では、以上で、人事異動に関する記者会見を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時55分から午後5時23分(29分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和7年3月19日 記者会見
会見内容
知事定例記者会見を始めさせていただきます。
ミモザについて
冒頭、私から申し上げることが本日はありませんけれども、花のご紹介だけさせていただければと思います。
今日は、皆さんも多分、見て分かる有名な花かと思います。ミモザですね。ミモザの花ですけれども、日本では「銀葉アカシア」という名前で呼ばれているそうです。これは大村市の生産者の方からお寄せをいただきました。
これ、特徴としては黄色の花、小さい花できれいだなと思っていたんですけれども、銀色のグリーンの葉っぱが特徴だそうで、これは2月から3月の花の時期に小さな花が集まった球体の花を多数咲かせるということで、非常にインパクトも大きい花かなと思います。
長崎県では、長崎市と佐世保市、雲仙市、大村市などで栽培をされております。近年、日本でも3月8日、国際女性デー「ミモザの日」でミモザを贈る人が増えていると思いますので、そういったことで認知されて、認識されている方もいらっしゃるのではないかと思います。
花言葉は、日本では「優雅」、「友情」ということだそうです。フランスでは「感受性」、「思いやり」、イタリアでは「感謝」といった言葉もあるそうです。
先ほど、国際女性デーのことに触れましたけれども、女性たちの社会における権利、また平等への闘いといったことをたたえるものとして、女性に贈られるシンボルの花となっているそうです。かわいらしい花ですし、本当インパクトもあると思いますので、ぜひ県民の皆様にも日頃の生活の中、また贈り物として親しんでいただければと、そう思っております。
では、質問に応じて対応させていただきたいと思います。
高校授業料無償化について
改めて、よろしくお願いします。
高校授業料の無償化の議論が中央のほうでやっていまして、それが実現する見通しになっていまして、この無償化によって、何か公立高校離れといったような懸念とかも言われているんですけれども、無償化による県内で起こり得るメリットとかデメリットに関して、知事はどのようにお考えでしょうか。
まず、一般論としてですけれども、全国一律の制度として高校授業料の無償化については、かねてから国に対しては要望してきておりますので、そういった状況があるということと、今般、授業料の無償化が実現する見通しとなったことで、メリットというかプラスの面としては、家庭の経済状況に関わらず進学先の選択肢が増えるといったことについては、歓迎すべきことじゃないかなと思っています。
ただ、一方で、学校の選択肢が拡大することで私立高校に生徒が集中をするといったことになれば、公立高校の生徒については減少するということになりますので、その点はあるかなと思っております。可能性としてですね。
ただ、引き続き、我々としても公立高校の魅力といったものについても磨いていく、継続して磨く必要があると思っておりますので、今後の動向もしっかり注視しながら、県としても、できることをしっかりとやっていきたいと思います。
そうすると、今回の無償化に関しては歓迎する立場ではいらっしゃるということですかね。
はい。
住民避難受け入れに係る初期的計画について
分かりました。
別のことなんですけれども、有事が起こった場合に、沖縄県の竹富町の住民を受け入れる計画案、長崎県も公表なさっていると思うんですけれども、この計画を作るに当たっての前提条件が、なかなか現実的ではないというような意見もあるようなんですけれども、この点についていかがですか。
恐らく、あれですよね、平時を前提としたとか、そういったところのご質問。
ホテルが空室とか、7,000円の上限があるだとかそういう話。
そこは、まだこれからしっかりと詰まっていくんだろうと思いますので、それを進めていく上で、県としても、課題になりそうなことはしっかりと整理をしながら、より現実的なものになるように意見をしていきたいと思います。
国に対しての要望を出していて、答えが返ってきたような状況では今はないということですよね。
そうだと思います。すみません、担当課からまた改めて。
知事の政治資金について①
あとは、すみません、政治資金の問題に関してなんですけれども、今日、県議会の4会派が出された動議が否決をされたと思うんですけれども、百条委員会の設置を求める動議。
一方で、反対をした自民党からも、自身の処分を検討してくれというような要望というか、提言が出ていたかと思うんですが、その辺に関しての受け止めというか、お考えはどうでしょうか。
この間、先日、記者会見を開かせていただいて、皆様にもご協力いただいたところでございますけれども、まず、百条設置の理由を述べられる中で、やはり、反対討論の中でもありましたけれども、私自身の責任でですね、私自身に関わることで、多大なる労力であったりとか、そういったものが割かれているといったこと、そのことについてしっかりと受け止めることといったことは共通していたことだと認識をしております。
反対討論の中でも自民党会派のほうから、3つの点について、ご要望というか申し入れがあったと思っております。実を言いますと、この会見に先立ちまして、会派長と幹事長から、改めて申し入れをいただきました。
その中でも、先ほど議場でお話が出た1つ目は、まず私自身がまずしっかりと責任について検討することということ。2つ目については、再発防止策を改めてお示しをすること。そして3つ目については、私が刑事責任を問われるといった形になる場合には、そういった場合には、速やかに出処進退について判断をすることということですね。その3つを申し入れいただきました。
このことについては、やはりしっかりと重く受け止める必要があると思っております。今、現時点で具体的に、じゃあ、こうするといったことがすぐに申し上げられる状況ではありませんけれども、しっかり今回のこの申し入れ、ご意見も踏まえて、私なりにも受け止めた上で検討していきたいと思っています。
もう一つ、全員協議会であったりとか、先日の記者会見を開かれたと思うんですけれども、なかなか当時の知事のご記憶もあいまいであったりとか、詳しい状況を鮮明に覚えていらっしゃらないということもあって、事実関係の確認がなかなか取りづらい部分もあるかと思うんですが、これから、ご自身で改めてまた調査を進めて、説明していく場を設けるとかというようなお考えがあるかどうかについて、お願いします。
この前、会見の場でご説明をさせていただいたことは、可能な限り疑問点を集めて、それに対して確認できるところはした上でご説明をさせていただきました。今おっしゃった、触れられたように、どうしても時間を費やしても努力しても、なかなか明らかにならない部分というのは残されていると思います。記憶にゆだねられるところもあると思いますし、先日も、例えば2,000万円の相談をした経緯について、どういったことだったのかというご質問も結構集中していただいたと思いますけれども、その件について、やはり口頭でのやり取りであったとかという状況も踏まえて、なかなかはっきりとしたこと、確認をしても振り返りようがないというか、そういったところもありますので、そこについては、もう本当にわからないことは正直に「わからない」と言った上で、状況から推測するにこういうことだったのかもしれないということでお話をさせていただいたところです。ですので、そういったリミテーションはもちろん、限界はある中ではございますけれども、私に対して問われたことについては、可能な限りは事実関係の努力は、整理と説明については努力をしていく必要があるかなと思います。
ただ、前回も申し上げたとおり、なかなかこの主張が食い違ったままで平行線というところについて、そういったところを説明、はっきりしないところもある中での説明とか、そういった中で終息をしていく、理解を得ていくというのはなかなか難しいところもあるかと思います。それゆえに、多分、私側だけではなく、恐らく問題提起をされている方についても司法の場に判断をゆだねていると思っておりますので、そこについては、やはり事実認定であるとか確認、判断については、司法の場で結果を待つと、司法の結果を待つといったことにも、今そういう状況にあるのかなと思っております。
承諾のない多額の出金があったというふうなこと、されている事案について、県議会議員の皆さんにもそうだと思うんですけど、知事が実は承諾していたのではないかという音声データというものがSNSとかにも一部流れていて、私も聞いたりしたんですけれども、これについては把握されているかどうか。
これについては、事前に通告をいただいていたこともあって、確認を一応、私もさせていただきました。
この動画ですけれども、その中では、私と元事務職員の方との会話らしきものの録音データが引用されておりましたけれども、まず大前提として、この動画が、誰がどういった意図をもってこのような録音をしたのかわかりませんし、この録音データがどのようなルートで出回ってきたということもわかっておりません。その過程で、その録音内容が編集されているのかどうかとか、加工がされているのかどうかといったことについてもわかりません。で、そのことも含めて、やはり出所がはっきりしないとか、正確性も判然としないことに対してコメントするといったことについては、なかなか難しいところがあると思っております、が、この動画につきましては、先日、記者会見の中で私が、後援会から、かつて監査人と呼んでいた方に対して不正に出金がされたと、資金が流出された経緯について説明した内容にも引用をさせていただいておりましたので、その資金の流出の経緯を改めて、話せる範囲で話をさせていただきたいと思います。
私、昨年の6月のころ、その元監査人から、後援会の資金管理等について様々な問題があるといったことは指摘をされておりました。で、その中でその人物から、二重計上となっていたこの2,000万円について、これについては大きな問題になるので、しっかり対応していかないといけないと。そのためには、まず後援会から返済を受けていました655万2,000円の部分がありますけれども、これについては全額返す必要があるということを助言を受けていたところでございます。
ちょうど、この動画にある、恐らく内容はすみません、本当に正確かどうかわかりませんけれども、この内容の会話をした前日にも、元監査人と元事務職員と私の3人で協議を行ったこともあったと記憶をしていますし、その際にもその助言をされたというふうに思っています。
私としては、これまでもずっと言ってきていることなんですけど、何か問題があるんだったら適正に直したいと、適正に対応したいとずっと考えて対応してきたところでございます。ですので、私、そのためには自分で返済をする資金については用意をする必要があるというふうに考えておりました。ですので、もちろんその時になかなか、すぐに655万2,000円といったものを「はい、わかりました」とすぐ出せるような状況ではありませんでしたけれども、返済をするのは自分なので、そこを資金を用意することは当然であると考えて、その元監査人からの助言を受けて、この655万2,000円の部分については、返済をするために資金をまず自分でつくらなくちゃいけないと、用立てをしなくちゃいけないということで、実際にその翌日、ちょうどこの動画が、恐らくこの動画の会話があった日ですけれども、その日の朝に、私のほうから医師信用組合にお電話をさせていただいて、新たな借入れについて利用できる制度があるかどうかといったこと、もしできるんだったら、その申請方法とか条件とか、そういったことなどについて問い合わせをさせていただいております。
ただ、そうしたところ、元監査人のほうからは、借入れについてストップをするようにということでお話をいただいて、その後に後援会からの、この動画の中にあるようなそういった話を、例えば後援会から、その人物にお金を渡して、元職員経由で私に戻すというスキーム、そういったことについて元職員からお話をいただいた、説明を受けていたと。それについては、その前日のところでも、恐らくその話があったように記憶はするんですけれども、私自身は、先ほど申し上げたとおり、やはりそういったお金を返すということであれば、自分自身でお金を準備するべきだと思っておりますので、その翌日の朝に、まず第一で医師信用組合に、お金を借りられますかと、自分で返済したいので、借りられますかということを確認をさせていただいたと。その後に、それについてはストップがかかって、その後の恐らく動画にかかるその会話になっているんじゃないかと、そういう流れでございます。
この元職員に関しましては、元監査人を私に紹介をしてきた方でもございます。二人は親しい、恐らく親しい間柄でもあるように思いますので、元監査人の意を受けて、私に改めてお金の流れといったことを説明してきたのではないかなというふうには思います。
ただ、私はですね、その当時、そのスキームの内容はよく理解できていませんでしたし、適正な方法なのか、まず疑問を感じたところがあります。なので、私は自分で借りようとしていたところもありますし、説明については聞きおきはしたものの、これまで申し上げているとおり、実行について了解をしたことは全くありませんので、そのことは改めて申し上げておきます。
そうしたところで、実際に私が承諾しないままで送金が、6月上旬ですね、後援会から元監査人のほうに、個人に対して合計約460万円のお金が送金をされていたと。
そのお金については、結局、我々後援会のほうから正式に元監査人個人に対して返済は求めさせていただいておりますけれども、この時点までに一銭も返ってきていないという状況でございます。それが実際、その経過、経緯での流れでございます。
ただ、いずれにしても私としては、これまで一貫して申し上げてきたとおりでございますけれども、不正な出金について了承した事実はございませんし、後援会への返金の原資については自分自身で準備をしようとしておりました。
そして、また加えてですけれども、これも先日も申し上げたところなんですけれども、その当時、元事務職員から紹介を受けた元監査人の方については、後援会の資金管理について、もし問題があれば、その問題を整理をして、その問題に対する適正・適法に解決をするような、その方法といったものを助言していただける方と、私自身は本当に信じておりましたので、その立場において、元監査人がおっしゃっている内容、これをどうにか理解をしようとしていた、その中での、本当に正確かどうかわかりませんけれども、そういった中での会話であるということは申し上げておきます。
その録音データの中でも、「ひっくり返されても大丈夫ですかね」というような確認であったりとか、「分かりました」というような、それで承諾したんじゃないかというふうに思われる部分もあるかなと思うんですけれども、悪いことをしているということの確認ではなくて、「これは法的に問題がないんですよね」ということの確認をしたということなんでしょうか。
私としては、さっき言ったように、適正・適法な解決法をお示しくださる、ご助言くださる方だと信じておりましたので、その方が言っていることをどうにか理解をしようとしていたところですね。本当に、その発言の内容とか、正確かどうなのか、ちょっとそこについてはわかりませんし、どういった経緯で出てきているものかもわかりませんので、そこについてはコメントをすることはなかなか難しいと考えていますけれども、私としては、まず一義的に不正な、適正・適法に直そうとしている中で、不正なことをしようとしているわけでは全くありませんので、そこに対して理解をして了承したとか、そういった事実は全くございません。
知事の政治資金について②
今のお話のもう一つの確認が、多額の出金、知らないうちに送金がされたというのは、この460万円の話、今された460万円のことを指していて、前に発言されていたということでいいんですよね。
はい。
で、それが返ってきてないということですけども、改めてですけれども、この件についての刑事告訴なり告発というのは、この間の会見の時にはまだ、そこまで至っていない、判断が至ってないような感じのことをおっしゃっていましたけど、現時点ではどうでしょうか。
今回、本当に短時間ではありましたけれども、できる限り、事前の通告をいただいて、その動画も確認したりとか、その点を踏まえてどうするかとか、いろいろなことを協議はしてきましたけれども、これまで申し上げてきたことでもあるんですけど、元事務職員の方については、元監査人とどうやって知り合ったのかとか、どういう経緯で私に紹介をしてきたのか、総務省から委託を受けて県の会計監査、監査をしている人物ということで紹介をしてきましたけれども、どういった経緯で私に紹介してきたとか、そういったことについて事情を教えていただきたいとお願いをしたところでございますけれども、それについてはお答えをいただけてないという状況でございます。
ただ、今回、この動画がアップされたということでございますので、このことを含めて、改めて事情をご説明いただくようにお願いをしてみようというふうに弁護士ともお話をしております。その対応を見てから、改めて、その弁護士との協議を踏まえて、今後どのような対応をすべきかといったことについては検討していきたいと思います。
説明を求めるというのは、元事務職員の方、元監査人の方、両方ですか。誰に対して説明を求める。
元事務職員の方に。
分かりました。
今のお話の中でもちょっと出てきたんですけれども、適正な解決方法を示してくれる方だと当時は思っていたと。これは、同じようなところで、要するに2,000万円をどうするかの扱いの時に、コンサルタントの方から「問題ない」と言われたから、じゃあ、問題ないんだと思って貸し付けたことに、さかのぼって貸し付けた・・をつければいいというふうな判断をされたということがあってですね。
お話を聞いていると、かなりその、例えば弁護士さんなり、しっかり資格を持って判断をするなり、そういう方ではない方の助言を、正直というか、まともにのみ過ぎるというか、信じ過ぎる方なんだなというような印象がすごくあるんですね。
やはりそこを今日の県議会でもかなり指摘されていた部分もあるんですけれども、知事の資質の部分、リーダーとしての資質の部分で、かなり危うい印象を受けるんですけれども、そこは現時点ではどのように反省というか、自分の中では整理されておられますか。
私自身はですね、もう本当これ言い訳に聞こえるので、経緯については繰り返し述べていますので、ここの場では申し上げませんけれども、ご指摘について、それはもう本当に真摯に受け止める必要があると思いますし、私の経験不足とか、そこの管理不足とか、そういったことで県民の皆様に本当にここまで多大なご迷惑をかけているといったことについては、本当に重く受け止めて反省をする。今後、また再発防止策について、自民党会派からも今回、改めて示すことということで、申し入れの2項目目に書かれておりますので、その問題についてもしっかり受け止めながら、今後このようなことが起こらないような対策といったことを協議をしていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
知事の政治資金について③
よろしくお願いします。先ほどから出ている動画のことなんですけれども、なかなかこれがどういうものかわからない中で、コメントが難しいという前置きがある中で、このやり取り自体は、ご記憶があるという理解でよろしいんでしょうか。
そういった内容の会話をしたと、それは正確かどうかわかりませんけど、そういった内容の会話を、当時、事務職員としたといったことはあったと思います。
それから、先ほど、前日にも3人で話をしたということですけど、大体これはいつごろの話ですか。
6月の上旬、恐らく、たしか10日ごろなんだろうと思います。
そういったものが前日にあって、どこまでそういうやり方が、正しいのかどうかわからないまま、その次の日、こういった話をしているというか、これが。
前日に、多分、恐らくどうにかしなくちゃいけないという話があって、私自身は、さっき言ったように、自分自身でできることはやるべきだと思ってますから、その資金を自分でつくるために医師信用組合のほうに借入れについて確認をしております。これについては記録も残ってますし、そういう努力をしていたということが流れでございます。
それについてストップするということが、元監査人からもお話があったように記憶をしてますし、その中で元事務職員から、これが正確かどうか分かりませんので、元事務職員がこのまま言ったということも、私の立場で申し上げられませんが、そういった内容のお話があったというふうに記憶してます。それが経緯だと思っています。
この件について、知事は3月13日の会見でも、いわゆる不正な出金はしていないとか、不正な出金について了承していないというようにおっしゃってますけど、これまで、昨年6月の段階、28日だと思うんですけど、知事は、もともと不正とかではなくて、不明な出金というような言い方をされていたと思うんですよ。この間に言い方が変わっているような気がするんですけど、そもそも出金自体が、お金を出すということ自体は、この動画であるように認めているという理解で。
まず、その不正であるかどうかは、このときにそれが私自身は適正にやるものだと思って、その理解をしようとしていたけれども、やっぱり自分でお金を準備するといったことが適切だと思って自分はそうしてた、そうしようとしてたと思います。そうしようとしてて、実際に電話をしたりとか、つくろうとしていたと。
そういった状況なので、まだ最終的に、これ実行するといったことを了承していることはないです。そこはないです。資金移動。
お金を出す、資金移動も認めて。
この形で実施するといったことは認めてないと。
その大丈夫なんですかねみたいな、このやり取りの中であったというところで、これ自体、不正じゃないのかというところでの疑問があったということなんでしょうか。
先ほど申し上げたように、私はもう適正適法な訂正方法、解決方法をご助言くださる方だと信じていたので、それをどうにか理解をしようとしていた状況です。
加えて、「ひっくり返されても大丈夫なんですよね」といったことが、本当にこの文脈であったのか、その文言で言ったのか、そのことについては、もうこの時点では分かりませんけれども、もし言ってたとしても、それについては、今思うに、私自身はずっと、やっぱり誰に見られても大丈夫なように適正適法に、問題があるなら整理をしてそれを解決したかったと、その思いでずっとやってきてますので、それについては、やはりそういう状況なんですよねといったことを思って確認をしてる、その証左じゃないかなと思います。
なので、そこについては私自身が問題があると指摘をされていて、解決をしようとしている、この過程にあるわけで、こういう形にすれば大丈夫なんですよねということについては、それはやっぱりしっかりと適正適法にやろうとしていた私の思いというか、それがまさに表れているものなんじゃないかなと私は考えます。
先ほど、「大丈夫なんですよね」の前後の部分もあるんですけど、「迂回みたいな感じになるんですけど」といった事務員の、元事務員の方の発言であったりとか、その後に知事自身が、「この日数とかがポイントなんでしょうね」とか、「2回」とかっていう、なんかこう隠しているというか、そういう主語を用いて何か悪いことをしているような印象にも捉えられるんですけど、そういったことはないんですか。
私は、ずっと理解をしようと努力をしていた状況です。ですけれども、そういったことが理解できてないので了承していないということを申し上げていて、やはりそれが専門家に相談しても、やっぱりそれがおかしいということに気づいたときは、もう即座にストップをして、私自身も1円ももらってませんし、返金を求めてるけど、返ってきてないということが今の状況です。
知事の政治資金について④
今の話に関連して、昨年の6月前後の話だと思うんですけれども、6月時点で知事は元監査人の方から2,000万円の二重記載ということに関して指摘を受けたと。そこはまず間違いないですよね。
はい。2つありますということで、私のほうから恐らく、いや、自分の認識としては1個しかないですと。2つあるんだったら、恐らく、たぶん間違ってますということを申し上げたような記憶はあります。
では、なぜその時点で政治資金収支報告書なり選挙収支報告書を訂正しなかったんですか。
そこを踏まえて、いろんな相談の事実確認とかですね、必要なので、それで時間がかかったというのはあると思います。この前、申し上げていたとおり、複数の専門家とかいろんな方にどういった、その当時は、私はその方が適正に解決する方法を教えてくださる方、助言くださる方だと思っておりましたけれども、今現在は、どういった方か分かりませんが、断定的に申し上げることはできませんが、それを踏まえて私も別の専門家の方々とかお伺いをして、これが適正な形だろうということを整理をした上で、しっかり準備をした上で訂正をさせていただいた。そこについて時間がかかったといったことについては、それはご指摘は受けてしまうかもしれませんけれども、私としては、しっかり正確に適正な方法で対応しようと努めてきたところでございます。
間違いが発覚した時点で訂正することって、できたと思うんですよね。それに時間がかかったというのは、これは幾つかの指摘がありますけれども、隠そうとしたのではないかというような疑義を受けても致し方ない点だと思うんですけど、6月、少なくとも自分の後援会が提出した、自分が候補者として提出した選挙収支報告書なり政治資金収支報告書を訂正するということにはならずに、なぜそんなに時間がかかったんでしょうか。
まず、隠そうとしたことは全くございません。先ほど、繰り返し述べているように、私は、適正適法な、適正に訂正をしていきたいと、誰に見られても問題がないような形にしたいという思いで、先ほどご指摘、信じすぎというご指摘もありましたけれども、周りの方々にご助言をいただきながら、その作業を進めていっていたと。
間違いだとなったときに何の準備もなくさっとやればいいかというと、多分それは僕が今振り返ったとしても違うと思っていて、事実関係を確認をして、しっかりと準備をした上でやっぱりやるべきだと。それがもし間違っていたら、もう一度修正を繰り返すことになりますから、そういったことはやっぱり避けるべきだというふうには思います。それに時間がかかったということについては、やっぱりそれは真摯に受け止めるべきだと思います。
今日、議会でも指摘があった国民の感覚のずれということでお聞きしたいと思うんですけど、この2つの2,000万円の話ですね。知事は、自分の自己資金として、最初、2,000万を選挙資金としてお借り入れになって実際に選挙をして、それが後から後援会から借りたことにすれば選挙資金が戻ってくるというような説明を受けたと。知事は、新人候補として出馬されたわけで、政治資金の仕組みですとか法律に関しても詳しかったわけではないかと思うんですけれども、取り戻せると聞いたときに、そんなことを本当にしていいのかという、知事の本当に感覚として何か疑問に思わなかったかどうかというのをお聞きしたいんですけれども。
その点は繰り返し申し述べてますけれども、それが適法であり問題がないということで言われたので、それは本当にありがたいと思ったのが、本当に率直な、素直な思いです。
今振り返れば、これまでも何度も同じような指摘を受けてますけれども、自分が準備したお金が返ってくる、それで選挙が戦えたとなると、それは少し違うんじゃないかというご指摘は、今振り返れば確かにそうかもしれないなと思いますが、そのときの私にとって、全くそういったことも分からない状況でございましたので、それについてはもう本当に未熟だったんだろうというふうに思います。
そもそも、なぜこの2,000万が戻ってくるようなことになったかということを考えてみますと、知事の後援会ですね、知事選の前後に寄附をされた方が多数いらっしゃる。それが原資となって知事に返済されているということですよね。それに関しては、当時、全く頭にはなかったですか。
ご寄附をいただいている方がいらっしゃるということは、もちろん理解はしてましたし、ただ、それがどういう規模なのか、どういう位置づけなのかとか、会計上どうなのかとか、そういったことについても全く分かってないですし、全体のコストといいますか、支出がどれくらいあるかというのも、申し訳ないですけど、十分に把握できてたかと言われると、そこはできてなかったと思います。
選挙収支報告書に関しては、振り返ってみると、2,000万がないと、大石けんご後援会の会計年度の収支としては2,000万がないと赤字になる計算になるんですよね。最終的に選挙資金の中から公費負担分を除いた分の差額を年度の最後にご自身から寄附されたという形で補?されてますけれども、これがないと赤字になるような状況があったわけです。
つまり2,000万に関してご自身が返済を受けていたという事実がありますけれども、後援会自身にどのぐらいの寄附があって、後援会がどのぐらいの支出をしたかというのも、知事自身は一切把握されてなかったということですかね。
一切という言葉が適切かどうか分かりませんけど、十分には把握できてなかったのが事実だと思います。この正確な数字は覚えておりませんけれども、2,000万と支出の間ですね、その差額について、これについて寄附という形にさせていただきましたけれども、これは以前も恐らく、すみません、どこの場面か忘れましたが、一度ご説明させていただいていると思います。
この差額については、ずっと1つの口座で管理していたということが原因の一つでありますけれども、その口座の中に、その差額についてもずっと入っておりまして、帳簿上が、ただ抜けていたということで、ずっとその口座にあったものについて、選挙が終わったすぐ後に残金については後援会に寄附をしましたということにしておりますので、そこについては赤字になるといったことは、それを踏まえるとないというふうに思います。実際にお金がショートしたといったことは聞いておりませんので。
NPT参加について
話題は変わってNPTに関して伺いますけれども、知事は、議長と一緒に準備委員会に出席される予定ですけれども、被爆地の知事としてどのような気持ちで臨みたいのか。知事ご自身が考える被爆地の知事としての、どういった役割、どういったことが必要なのかということのお考えをお聞かせください。
今回は、先ほど議場の中でも申し上げましたけれども、やはり節目の年ということ、また、日本被団協のノーベル平和賞の受賞もありましたし、それに加えて、まずは国際情勢が非常に不安定になってきているという、そういう背景があるということがあります。
そういったことを踏まえて、包含して、今、被爆地である長崎県、広島県に与えられている役割といったことは非常に大きなものがあると思います。これまでももちろん大きかったんですけれども、そういう機運の高まりということで、その役割自体も増してきているんじゃないかなというふうに感じています。その中で、今回、知事と、議長も議会を代表として一緒に行かせていただきます。そういったことで長崎の思いをしっかりと今まで以上に伝えていくといったことがまず必要だと思っております。
細かいイベントとか活動につきましては、ここでは申し述べませんけれども、私として、これまで取り組んできた中で思っているのは、やはり各国間で今ずっとセキュリティーの話の中で、この核抑止も含めていろいろ議論がなされてきている経緯がございます。
やはりそこはなかなかすぐうまくいかないような、難しさ、課題もあるというふうに認識をしておりますが、そういった中で、やはり国だけがプレーヤーになるのではなく、やっぱり全世界の方々、一人一人がやはりこの核兵器と共存することは難しいんだと、無理なんだということを、やっぱり自分事として認識をしていく、こういう動きが、潮流ができていくということが大切だと思っております。
ですので、広島県と取り組んでいるポストSDGsをゴールの一つに掲げたいということは、そういう思いを込めて取り組んでおりますので、やっぱり気候変動がこれだけ世界中の方々一人一人が自分の問題だと、自分の将来に関わることだという思いで取組が進んだように、やっぱり核兵器といったものが自分たちの将来に、持続可能性に非常に脅威になるものなんだということを全世界の方々にご認識をいただく、市民レベルでですね。そういった動きをつくっていくための動きといいますか、発言していく、動いていく、そういった責任があるというふうに私は思っております。
ですので、こういったNPTの機会は非常に関係者も多く集まりますし、非常に皆様の関心も高い環境であると思いますので、そういった環境の中で、できることはしっかりとやっていきたいなと思います。NPT以外でも活動できることは、しっかりしていきたいと思っています。
インバウンド誘致について
なるべくシンプルにお聞きしますので、端的にお答えください。
インバウンドが非常に重要だということで先ほどの人事の話でもありました。
まず、台湾について、知事はインバウンド上でどの程度重要だと考えていますか。
台湾は、長崎だけじゃなくて、九州にも非常に多くの方が来てくださっておりますし、非常に親日国家であるということ、そういう印象を持っております。実際にそういうお話を聞くこともあります。
そういった中で、やはり我々として、今、エアラインがない状況ではございますけれども、伸び代といいますか、何回もリピートしてくれる傾向もあるというふうな特徴もお伺いしますし、そういった意味では非常に重要なマーケットというふうに認識はしています。
長崎県に来てもらうことが重要だということを考えている、認識しているということですか。
長崎県にとっても重要な存在ではないかなと思います。
分かりました。
それから、知事は台湾を訪問したこと、ないですよね。
はい。
インバウンドは他県との競争ですけと、去年から今年、大分も佐賀も宮崎も行っています。知事は行くお考えはありますか、近々。
現時点ではないです。
なぜなんでしょうか。マーケットとして重要で、トップセールスが重要なのに、例えば、行きたいと、検討しているという答えでいいと思うんですけど、なぜないんでしょうか。
今、具体的に検討している内容が、まずあるわけではないですし、それは台湾に限ったことじゃなくって、ほかの国でも同じでございます。
ほかの国というのは、どこですか。
東南アジアであったりとか、今いろんな、東南アジアだけではありませんけれども、我々として、地域としては、アジアがもちろん近いですので、今後、どういったところが個々になり得るかといったことは、もちろんさっき言ったように、近さであるとか、親日で非常に興味を持ってくださっていてリピーター率が高いとか、そういった特徴はもちろんあるかもしれませんけれども、様々なことを捉えながら。
あと、先ほどちょっと触れなかったんですけれども、長崎県と各地を直でつなぐ、これはもう非常に重要なことだと思っております。上海とソウルがつながりましたけれども、ただ、それだけではなくて、やっぱり今、インバウンドの方々を見ると、ある1県だけを回るということは、ほぼほぼ、恐らくないと思います。行政区域なんて旅行者の方々には、もしかすると長崎にも行ったとか、佐賀にも行ったとか、福岡にも行ったとか言いたい人もいらっしゃるかもしれませんが、そういったところを見ると、少し面で、単一の県とかじゃなくて面で俯瞰的に見たインバウンドの流れとか、そういったことも意識していかなくちゃいけないと思います。
恐らくご理解されているとおり、エアラインの誘致とか非常にコストも労力もかかって、もちろん機材とか実現可能性というところでも非常に課題が少なくないところでございますけれども、そういったことを考えると、じゃ、各県の空港に同じ国から全てエアラインを引くことが重要かという議論もあっていいと僕は思うんですね。
そこはやっぱり役割分担であったりとか、好みであったりとか、いろんな総合的な戦略的判断というのはあっていいと思いますし、そこはいろんな、一つの点とか数字とかではなく、いろんなことを含めて考えていきたいと思ってます。
韓国の話がありましたけど、あと、上海と香港に出してますよね、それで中国も訪問してますよね。要するに、中国も大きなマーケットですけど、台湾も大きなマーケットですね。ここは、じゃ長崎としては中国に特化するということなんでしょうか、そこまで踏み込んで覚悟を持っていらっしゃる感じなんでしょうか。
どこの地域に限るといったことを決めていることもないですし、言っているつもりもありません。
ただ、先ほど言ったように、本当にいろんなことを勘案しながら、どういった形で取組を進めていくべきかというのは、やっぱり判断が必要だと思いますので、それはそのときの状況に応じて、そのときにベストな選択をしたいなと思います。
台湾にトップセールスは取りあえず行く気がないということですので、それ以外でできる部分で、台湾との・・の誘致ですね、インバウンド、どういうことをやろうと思っていらっしゃるのか、教えてください。
台湾は、今、知事が申し上げましたように、継続してコミュニケーションを取っております。現地に、台湾に代理店、レップがございます。まずは情報収集をしっかりやるということ。
それから、この1年、私も台湾に何度かセールスで伺いましたけれども、どうしても長崎県の認知度が低いという現状がございます。これはコロナの期間中になかなか訪問できてなかったというところがございますので、まずは長崎県の認知度を上げていく。それは現地の旅行社を長崎県にファムツアーでお越しいただくのがまず一つ。
もう一つは、私どもがホテル、旅館、飲食に関する情報を持って、台湾の現地に出かけて行って長崎県のセールスを行う現地プロモーション、こういったことに新年度は取り組んでいこうと思っております。
どうもありがとうございます。以上です。
知事の政治資金について⑤
1点だけ。先ほどからちょっと質問が出ている動画の件ですけれども、あの動画を見ると、出金を了承していた会話の一部ではないかというふうにも取れるんですけれども、単刀直入に聞きますが、出金を知事も了承していたから刑事告訴できないのではないんでしょうか。
何度も申し上げておりますけれども、私が不正な出金について了承したといったことはありません。告訴をしない理由についても、先日も、今現時点でそういう環境にないといったことも、先日、記者会見の場でも申し上げさせていただきました。
やはり元事務職員の方の立ち位置とか関係性とか、そういったことが判然としない状況もありますし、そういったことを踏まえて現時点で弁護士との協議の上ですけれども、そういった刑事的な対応をするといった環境にないという判断をしています。
今後、刑事告訴する可能性はあるということですかね。
何ら決定した方針があるわけではないということが、今言えることです。
去年の段階で、最初のときに多額の出金が出され、刑事告訴も検討するみたいなことを結構言われていたと思うんですけれども、それから発言が後退したというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。
後退はしてるか分かりませんけど、今申し上げられることは、先ほど申したとおりです。
以上です。
知事の政治資金について⑥
政治資金の話に戻ってしまうんですけれども、今日、百条委員会の設置を巡って動議があって、結論としては否決だったんですけれども、賛成、反対の両方から意見が交わされていたことは知事もお聞きになっていたかと思います。
その中で、いずれの立場からでも、この問題を巡る様々な検証作業に行政とか議会のいろんなリソースというか、労力、時間を割いて県政が停滞してしまったということは共通する認識だったんじゃないのかなと私は思いました。
その上で、ご自身の処分については、まだ具体的には申し上げられないというふうにおっしゃっていましたが、この一連の問題を巡って様々な県政の停滞ということを招いたことについては、知事自身はご自身の責任ですとか、どう受け止められているのかということと、今後どのように対応していかれるおつもりなのかということをお聞かせください。
まず、県民の皆様、議会だけじゃなく、県庁職員も今もこの話を聞いている中でございますけれども、また、報道の皆様も含め、皆様に私自身の政治資金の管理不足のことでご迷惑をかけているといったことについては、もう本当に申し訳なく思っています。
これについては、このような形が二度とあるべきではないですので、再発防止といったことについては、しっかりと努めていきたいと思っています。
そのような中で、どういった責任を取るのかといったことについては、先ほど申し上げたとおり、現時点で具体なことを申し上げる状況にはありませんけれども、今回、先ほどご質問の中にもあったようなご指摘をしっかりと重く受け止めて、今後検討していきたいと思っています。
私自身は、まずはしっかりと、最終年度もありますので、しっかりと県勢の発展に尽力できるように真摯に、より積極的に、精力的に、自分にできることは全てやっていくというつもりでしっかり県政に向き合っていきたいと思っております。
ほかにご質問はございませんか。
では、本日の記者会見を終わります。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後5時26分(86分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和7年3月13日 記者会見
会見内容
これから、知事の臨時記者会見を始めさせていただきます。
2,000万円が二重計上となった経緯について
よろしくお願いいたします。本日、本当、お忙しい中にお集まりいただきまして、この機会をいただきましたこと、まずもって御礼を申し上げます。ありがとうございました。
私の後援会の資金管理と、また収支報告書の記載内容をめぐって、県民の皆様に、いまだなお、ご迷惑をおかけしていることについて、まずお詫びを申し上げたいと思います。
去る、2月10日と12日に、二重計上となってしまいました2,000万円と、公務、政務の整理について全員協議会が開催をされました。その中でのご議論に加えて、自民党会派をはじめ、多くの方々からご指摘いただいた内容等々踏まえまして、この間、改めて弁護士と協議を重ねて、可能な限り、事実関係の確認に努めてきたところでございます。
本日は、その結果を含めて私から県民の皆様に対してご説明をさせていただきたいと思って、本日、この機会を設けさせていただいたところでございます。
まず、私から、お手元に目次をお配りをさせていただいていると思いますけれども、目次に沿ってお話をさせていただいて、その後、適宜、質問に応じてお答えをさせていただければと思います。
まず初め、1番になりますけれども、2,000万円が二重計上となった経緯についてでございます。
まず、改めて申し上げますと、この2,000万円の問題については、私が知事選に際しまして、医師信用組合から借り入れた2,000万円について、令和3年に提出されておりました選挙運動費用収支報告書において、既に払い切りの自己資金として計上されていたにもかかわらず、私がそのことを認識していないままに令和5年の3月提出の後援会の令和4年分の収支報告書において、私からの借入金として計上してしまったために二重計上となってしまったものでございます。
この経緯につきましては、以前にもお配りをさせていただいておりますけれども、この資料1ですね、スライドにお示しをさせていただいておりますけれども、この資料1に記載をさせていただいておりますので、ご参考にしていただければと思っております。
念のために申し上げておきますけれども、後援会の令和4年分の収支報告書において、私から借入金として計上いたしました2,000万円につきましては、私が知事選の際に医師信用組合から借り入れて後援会口座に入金いたしました2,000万円と同一のものでございます。これとは別に存在しない架空の2,000万円の資金移動をでっち上げて計上したものではございません。
この点について、私は、昨年10月の記者会見以降、繰り返し説明をしてまいりましたけれども、なかなかご理解がいただけていない状況でございます。そのことを踏まえましても、2,000万円の問題につきましては、架空の資金移動をでっち上げてつくったものではなく、実在する一つの資金移動を二重に計上したものであるということ。このことについては、もはや司法のご判断をまつしかないものと考えております。
そのことを前提といたしまして、全員協議会で積み残しとなった疑問点につきまして、1番については①から⑤、その後、2から4までお話をさせていただきたいと思います。
2月10日の全員協議会においては、主に①、この2,000万円について報告書や契約書などの日付がまずばらばらになっていること。2つ目については、選挙コンサルタントに対してどのような経緯で相談をしたのかということ。3番目に、令和4年の後援会収支報告書作成時、選挙コンサルタントから確認するといったような指示があったのではないかということ。4つ目に、選挙委員会から不適正な助言があったのかどうか。そして5番目に、二重計上されていることに気づく場面があったのではないかということ。この5点について疑問が残されていたと考えております。
まず、①の報告書や契約書などの日付がばらばらになっていることについて、ご説明をさせていただきたいと思います。資料2をご覧いただければと思います。
今、こちらのパネルにも映させていただいておりますけれども、同一の2,000万円に関しまして、3つの異なる日付が存在をしております。
まず、一番左になりますけれども、選挙運動費用収支報告書の収入の部における自己資金の2,000万円の計上日が令和4年の1月5日となってございます。しかし、この2,000万円につきまして、私が実際に医師信用組合から借り入れて後援会の口座に入金をしたのは、日付は1月の14日ございました。ですので、収支の状況を正確に反映させるという選挙運動費用収支報告書の目的に照らしますと、1月5日という日付は誤りであって、1月14日と記載すべきでございました。
この1月5日とした理由について、選挙運動費用収支報告書を作成してくださった出納責任者に確認をしたところ、1月14日の2,000万円の入金に先立ちまして、1月6日と7日に選挙事務所の借り上げのための支出が存在をしていたため、そういった形にしたということでございました。
この借り上げ費用は、私が私自身の蓄えの中から立替払いをしたものでございました。私は、その後、2,000万円が入金をされて、1月24日にその2,000万円を原資として精算を受けております。つまり結果的には選挙事務所の借り上げ費用についても自己資金で計上されております2,000万円が原資となったわけでございますけれども、借り上げ費用の領収証が1月6日と7日となっております。そのことで出納責任者としては、収入よりも先に支出が発生しているという記載では具合が悪いと考えて、便宜上、2,000万円の入金日を支出発生前の1月5日にしたということでございました。
以上の事実経過を踏まえまして、自己資金の入金日を1月14日、一番左下に書いておりますけれども、1月14日に訂正することのほか、これに先立つ立替払いの原資を自己資金として追記をする訂正を近日中に行う予定としております。
具体的には収入の部におきまして、自己資金として1月6日の日付で87万5,000円、翌日、7日に69万2,264円を追記する予定でございます。これは繰り返しになりますけれども、どちらも選挙事務所の借り上げの際に私が自らの蓄えで支出をした金額となってございます。
次に、誤って二重計上となってしまいました私から後援会への貸付けとする金銭消費貸借契約書におきまして、契約書の締結日が1月12日となっていた件でございます。これは真ん中の欄になりますけれども、そちらをご覧いただければと思います。
これは、既に二重計上となっていたことで、貸付け自体を収支報告書から削除訂正しておりますけれども、そのことを踏まえましても、契約書の日付は後援会の口座に2,000万円を入金をした1月14日とするべきでございました。この金銭消費貸借契約書につきましては、選挙コンサルタントにドラフトを作成をしていただきましたので、この日付がずれてしまった理由について選挙コンサルタントに確認をいたしました。そうしたところ、正確な理由は判然とはしなかったんですが、少なくとも意図的に日付をずらす理由はなく、単純な記載ミスと思われるということでございました。
これについて、私の推測になってしまいますけれども、後援会の通帳を見てみますと、1月14日の2,000万円の入金が記載をされている行の1行上になりますが、その1行上に1月12日付の後援会に対する寄附の記載があって、そのことからすると、金銭消費貸借契約書をドラフトしてもらう際に、後援会から選挙コンサルタントに対しまして、誤ってその日付、1月12日という日付が伝えられてしまったのかもしれないというふうに考えております。
いずれにしても、金銭消費貸借契約書につきましては、1月14日付で医師信用組合から借り入れて後援会口座に入金をした2,000万円に関するものであったものにもかかわらず、その入金日と金銭消費貸借契約書の日付が一致していなかったと。そのことによって別の2,000万円について貸し借りが行われのではないかという誤解を招いた面があることについては、否定ができず、私としましてもお詫びを申し上げる次第でございます。
なお、この2,000万円につきましては、昨年5月か6月頃、二重計上となっていることに気がついた後、速やかに複数の専門家に相談をしまして、昨年、同年の7月19日、それまでに後援会から返済を受けていた655万2,000円の全額を後援会に返金を私のほうからさせていただきまして、同年8月2日、令和4年分の収支報告書の記載を削除訂正をさせていただいております。
次に、②になりますけれども、選挙コンサルタントに対してどのような経緯で相談をしたのかについて、ご説明をさせていただきます。
私は、医師信用組合から借り入れた2,000万円につきまして、選挙運動費用収支報告書で自己資金として既に計上済みであることを認識しないままで、2022年5月か6月頃、選挙コンサルタントから後援会への貸付金という処理を行えば返済を受けることができると、何ら法令に抵触するものではなく、何の問題もない旨のご助言をいただいて、私から後援会への貸付けとすることといたしました。
そのような助言をいただいた経緯でございますけれども、口頭でのやり取りの中でのことでございましたので、メール等を遡って確認をすることができておりません。選挙コンサルタントの方にもお伺いしましたけれども、よく覚えていないということでございました。
ですから、これは私の曖昧な記憶の限りでのお話になりますけれども、私は、当時、選挙コンサルタントの方と懇意にしておりましたし、一般的な悩みを聞いてもらったり、世間話もするような関係、間柄でございました。その中で私が知事選の際に借り入れた2,000万円を念頭に置きながら、選挙は初めてでございましたので、選挙というのはお金もかかって大変なんですねというようなお話をした可能性もありまして、そういったところで選挙コンサルタントの方が後援会への貸付けとしても問題ないということを教えてくださった流れだったのではないかというふうに思います。
それを聞いて、私としても、これまで申し上げてきたとおり、決して経済的に余裕があるわけではありません。そのような処理ができるのであればありがたいというふうに考えて、また、それに加えて選挙コンサルタントの方によれば、法的にも何ら問題ないということでございましたので、貸付けとして処理をすることとしてしまったところでございます。
繰り返しとなりますけれども、その際、私は、この2,000万円につきまして、既に選挙運動費用収支報告書のほうに払い切りの自己資金として計上済みであったといったこと。これについて認識ができていなかったということで二重計上というミスを犯してしまったのでございます。ですので、その原因といいますか、それはもう、ひとえに私にあると思っておりますし、管理不足であったと反省をしております。
3番目になりますけれども、令和4年の後援会収支報告書作成時に選挙コンサルタントから架空にするといった指示があったのかどうかといったことについて、ご説明をさせていただきます。
まず、この点につきまして、私の後援会の元職員の女性が総務委員会の集中審査の中で、令和5年3月下旬頃に税理士ほか1名とともに選挙コンサルタントの間で電話のスピーカー機能を使って後援会の令和4年分収支報告書の記載の内容について協議をしたと。その際に選挙コンサルタントのほうから架空の2,000万円を私から借入金として計上するという方針が伝えられたという内容の答弁がされたと承知をしております。
しかし、今般、選挙コンサルタントのみならず、税理士ほか1名の方にも聞き取りを行いました。そうしたところ、3名とも、その電話協議の際に2,000万円を私からの借入金として計上するといった方針が話し合われたことは事実だと、そういう記憶はあるといったものの、架空という言葉が出たことは絶対にないというお話でございました。
私自身は、その電話協議の場に居合わせておりませんでしたけれども、税理士の先生が立ち会っておられる協議の場で架空の2,000万円の借入れをでっち上げるといったような話が出たということは、おおよそ常識的に考えても非常に現実味がないのではないかというふうに思いますし、そのことからも元事務職員の方の答弁は記憶違いに基づくものではないかと思っております。
いずれにしても、その電話協議に参加をしました関係者の説明の内容が互いに異なっているということ。このことについては主張が並行線になっておりますので、そういった状況にある以上、この点についても、もはや司法のご判断をまつほかないというふうに考えております。
4つ目になりますけれども、選挙管理委員会から不適正な助言があったのかどうかについてでございます。
この架空の云々の件につきまして、元事務職員の方からは、選挙管理委員会から選挙コンサルタントへの示唆があったような答弁をされたものと承知をしておりますけれども、私としましては、これについても事実に反するものと判断をしております。
まず、選挙コンサルタントの方に確認をいたしました。そうしたところ、確かに知事選に際して選挙コンサルタントの方は、法令解釈の確認等のために複数回にわたって選挙管理委員会に問い合わせをしたといったことは事実であったというふうに回答をいただいております。
ただ、架空の資金移動をでっち上げるような不正について、選管の見解を確認するといったことはするはずがなく、実際にそのようなことはしたことがないとのことです。
また、私のほうでも、失礼を承知の上で選管の担当の方にも選挙コンサルタントの間で架空の2,000万円の資金移動をでっち上げるといったことなどについて、そのことについて相談を受けたことがあるかということもお尋ねをさせていただきました。
そうしたところ、選管では、事実に基づいた報告となるよう回答を行っていると。そのような中で事実と異なるようなことを提案することは考えられないという回答をいただいております。これはもうごく当然なご回答だと思っておりますし、2,000万円の件につきましては、選管は一切関係なく、むしろ私の二重計上のミスによって選管まで巻き込んでしまっていることについて、大変申し訳なく思っている次第でございます。
最後に5番目になりますけれども、二重で計上されていることに気づく場面があったのかどうかといったことについて、ご説明をさせていただきます。
全員協議会におきましては、後援会総会において、令和4年分の収支報告書の承認手続が行われた際に二重計上に気づくことができたのではないかとのご指摘をいただいたと認識をしております。
確かに、後援会の総会の議事録を確認をいたしますと、令和5年11月8日の日に後援会の総会が行われて、そこには私も参加をしておりました。私参加の下で開催をされて、会計責任者から収支の報告がございまして、当日の参加者、約60名ほどいらっしゃいましたけれども、その皆様から承認をされた旨、記録が残ってございました。
当時の資料を確認をいたしましたところ、総会における収支の承認についても、収入及び支出の部について、各科目ごとの金額のみをお示しをしておりまして、全ての個別具体の支出・入まで説明がなされておりませんでした。
このような状況に加えて、会員の皆様の大部分は、知事選直後に提出済みでありました選挙運動費用収支報告書の内容を知りませんでしたので、総会の場で2,000万円について、そういったことも踏まえて二重計上ではないか等の指摘が行われたことはありませんでした。
また、全員協議会の場では、なぜ昨年6月頃に資金管理を見直すことになったのかという趣旨のご指摘もいただいたと思っております。これについては、昨年1月頃から、知事選の際に選挙コンサルタント側に支払われておりました402万円の件について、私も刑事告発されたとの報道が行われておりました。
そういった中で、昨年6月に田中県議から286万円の件についてご質問を受けるといったことなどを受けて、それまでの資金管理の在り方について改めて確認をして、必要に応じて見直そうと考えたことによるものでございました。
402万円の件や286万円の件については、検察当局から既に不起訴とのご判断をいただいておりますけれども、私の資金管理の在り方が十分ではなかったと、そのためにいまだこうして2,000万円について県民の皆様にご心配を、ご迷惑をおかけしているといったことにつきましては、深く反省をしております。
後援会から出金された約460万円について
続きまして、大きな項目の2つ目に移りたいと思います。
後援会から出金をされた約460万円について、少しお話をさせていただきたいと思います。
これまで、昨年6月に私の後援会から、かつて監査人と呼んでいた人物に対しまして、約460万円の資金が流出した件につきまして、その詳細な経緯や今後の対応について、これまで多くのご質問をいただいていたと認識をしております。
昨年、総務委員会の集中審議におきまして、元監査人が、この出金について二重計上となっていた2,000万円の問題を解決するため、不正であることを承知しながら知事を助けるために実行しようとしたと、知事も不正であることを理解をして同意をしていた旨のご説明をし、元事務職員も、これに沿った説明をしたと承知をしております。
しかし、当然ながら、私は、不正な出金について了承はしておりません。私が不正に加担した事実もございません。そもそも私自身は、元監査人と呼んでいた人物のことを、後援会の資金管理につきまして認識できてない問題点を整理をして、その問題について適正、適法に解決する方法を指導していただける方であると、そう信じておりました。これまで、不正であるのであれば刑事告訴を行わないのかといったご趣旨のご質問もいただいたところでございます。
本件につきましては、元事務職員が聴き取りに応じていただいていない状況のために、送金を実行した元事務職員がどのように関与していたのか。そもそも元監査人を総務省から特命委託を受けて県の監査を行っている人物として私に紹介をしてきた元事務職員と元監査人の関係性が判然としない状況である。そういった状況から、現時点においては、直ちに刑事告訴を行う環境ではないと、そう判断をしています。
なお、元監査人に対しましては、昨年の7月になりますけれども、書面で約460万円の返還を求めておりますけれども、現時点において一切の返還はいただいておりません。
資金管理に係る今後の対応について
3つ目になります。資金管理に係る今後の対応についてでございます。
このたび、一連の問題を受けて専門家によるご指導の下、適正な訂正等の対応を講じてまいりました。そのことに加えて、昨年9月には後援会の代表の交代を行ったところでございます。
後援会の代表者につきましては、知事選が終わって以降、ずっと私が務めてまいりましたけれども、私自身の経験不足であったり、時間的な制約等のために十分な管理ができていなかったということが今回の一連の問題にもつながっていたと考えております。そのことを踏まえまして、現在は新たな代表者の下で、より適正な管理体制をまず構築をするといったこと、そこを進めるとともに専門家の指導を受けるなど、再発防止に努めることとしてございます。
政務公務の整理について
最後、4番目ですね、政務、公務の整理について、ご説明をさせていただきます。
これまで公務と政務の線引きにつきましては、私自身、公職の立場として、公職の知事としての立場で対応すべきか、政治家としての立場で対応すべきかということを考慮しながら、これは自分だけではなく、周囲の意見も参考にしながら、その内容に応じて適宜判断をしてきたところでございます。
今回、人事当局や県の顧問弁護士に加えまして、第三者コンプライアンス委員会においても、県職員による、直ちに地方公務員法等の法令に違反する行為は確認されませんでしたけれども、一連のご指摘を受けまして、私自身も改めてこの線引きの難しさ、これを感じたとともに、同時に、やはり重要性を再認識をしたところでございます。これを踏まえまして、知事部局では、線引きをより明確化するために、このたび基本的な考え方を整理して全庁で協議をしたところでございます。
今後は、特に多くの指示を出す私自身が、部下が疑念を抱かれることがないように一層の配慮が必要であると、そう感じております。
例えば、具体的には、事例にも上がっておりました令和4年の7月22日頃、私が用立てた2,000万円につきまして、私と私の後援会との間で貸付けとする契約書について、私が県庁にいなかったということで、当時の秘書課長に代理で私の私印を押していただいた、押印をお願いしたという事例がございました。このときは、当時の秘書課長に対しては、事務所の職員が県庁へ書類を持って来るので、代理で私の私印で押印をしてくださいと、してほしいというお願いをいたしました。
ですけれども、この行為に対しましては、全員協議会でもご指摘をいただいたと理解しておりますけれども、まずはやはり自分が押印できる日に再調整すべきであったと考えますし、緊急でどうしても代理で押印が必要だったとしても、そういった必要な場合であっても、例えば私の私印を後援会の職員にお渡しをして後援会の職員に押していただくといったこと、そういった配慮の余地がまだあったのではないかなと反省をしております。
なお、県職員の行為につきまして、公務なのか、政務なのかとの指摘もありましたけれども、県職員自身にとっては、公務、政務ではなく、一義的に業務であるというふうに考えております。よって、公務と政務の区別は、必ずしも県職員の関与をもって区別されるものではないと考えております。
逆の視点からすると、県職員がその行為を行えるかどうかにつきましては、その行為が公務なのか、政務なのかではなく、その行為が地公法であったり、業務規則等に定められている業務に該当するかどうかといったことによって決まるものであると考えております。
今回のご指摘を受けまして、県職員の業務と認められるものの中にも、やはり異なる視点で見ると政務と捉えられるものがあるといったことを、改めて私自身、経験をしたところでございます。今回、整理をいたしました県職員の関わり方についての基本的な考え方につきましては、全庁的に共有しまして、それに加えて私自身が一層の配慮に努めていきたいと考えております。
以上、長くなりましたけれども、冒頭、私自身、今回、一連の問題によって県議会や県庁職員、そして県民の皆様にご迷惑をおかけしていること、この状況を重く受け止めて反省をし、お詫びを申し上げる次第でございます。
今後は、後援会とともに適正な政治資金の管理に努めつつ、公務と政務の線引きにも一層配慮を尽くしながら、県政の推進に当たっていきたいと思っております。
冒頭、私からの話は以上とさせていただいて、以後につきましては、ご質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
質疑応答
では、幹事社の西日本新聞さんから質問をどうぞ。
先ほど説明があった中で、日付の問題の部分では、これは選挙運動費用収支報告書の1月5日になっている部分を14日として近いうちに訂正をするということでしょうか。
はい。
それは年度内とか、そういう具体的なわかりますか
もう出納責任者の方にはご説明をして、訂正のご協力は理解いただいていますので、これはもう近日、できる限り近いうちにしたいと思っています。
会見用資料の大きな1番の③のところで架空するという指示かがあったのかという部分ですが、これ、電話があったときに居合わせた人に新たに確認をされたと思うんですけど、これはどういう形で聴き取りというか、ヒアリングなのか、そのあたり、どういう形で行われたんでしょうか。
これは私自身が直接というよりは、弁護士を介してお話を聞くべき事項であると弁護士のほうからも言われていますので、それについては弁護士を介して確認をしていただいております。
確認をした人というのは、どなたになりますか、肩書でもいいんですけど。
選挙コンサルタントの方と、あと税理士の方、そして、そこに居合わせた元選挙運動費用収支報告書の出納責任者を務めていただいた方です。
3人で。
はい。
それと後援会から出金された460万円の件で、ちょっと説明、どういう言葉でなされたのか覚えてないんですけど、直ちに告訴することはないというふうなおっしゃりかたでよろしいですか。
はい、そういう環境にはない。
そういう環境にはないと。あと、その可能性としては残されているということなんでしょうか。
何ら決まったことはございません、現時点では。
あと、ちょっと全体的なところなんですけど、今回、県議会のほうから要請をされて開いた説明の場かなと思うんですけれども、自民党会派の方々ら、こういう説明をしてくれというふうな要請というか、が、この目次にある項目なんでしょうか。
決して自民党会派だけではありませんけれども、全協を踏まえ、これまでのご指摘も踏まえ、私自身が必ずしも十分にお答えできていなかったことについて、今回、ちょっとどういった形で・・・か、非常に悩ましく思ったんですけど、この目次の構成で説明をさせていただいたところでございますので。決して限られた一つのソースについて答えたということではございません。
そうすると、今回の説明の中で議会から寄せられた疑問に対して答えられているというふうに知事としてはお考えなんでしょうか。
できる限りお答えをさせていただこうと思って、今回、できる限り、限られた時間ではありましたけれども、事実確認をして整理をしたところです。
最後なんですけど、県議会の一部の会派の中から、再び百条委員会を設置するべきだという動議も出されていると思うんですが、その件に関しての受け止めというか、お考えをお聞かせください。
この件は、具体的な内容が、百条委員会を求めるという具体的な内容が、私はまだ正確に理解できておりませんけれども、私自身としては、先ほど説明の中でも申し上げましたけれども、2,000万円が架空だったかどうかという点について、そして、ちょっと各論になってしまいますけれども、例えば先ほどのお電話の際に、架空にしますという指示があったどうか。そういったことについては繰り返し説明をしてきておりますし、そのことについて主張が並行線をたどっているという状況を踏まえますと、もはや今の状況において司法のご判断をまつということ、委ねるといったことしかできないのではないかというふうに考えております。
ですが、その百条については、議会が必要性を議論し、また判断することだと受け止めておりますので、私自身がコメントする立場にはないと、そう理解しております。
議会からは百条委員会の動議も提出されて、真相解明がなされていないという声もある中で、今日の会見で、一定、説明責任を果たしたと思われていますでしょうか。
私自身が今の立場でできる限りの事実関係を整理をして、お話できることは説明をさせていただいておりますし、今この場でも、ご質問については同じようにできる限りお答えをしたいと、そう思っています。
ほかにご質問があられる方、挙手を。
今回の説明をなぜ全員協議会の場でできなかったのかというのは、いかがでしょうか。
これまで私自身も限られたソースの中で、なかなか聴き取りに応じていただけないとか、時間的な制約もありますし、私自身が自由に動き回れるわけでもございません。先ほど、西日本新聞さんからもご質問いただいた中で、弁護士を介してとかお話がありましたけれども、いろんな制約がある中で、なかなか対応が難しかったことも一つですし、ご指摘ですね、私自身が至らなかったところも、もちろん十分あると思います。
ですので、その都度、その都度、できる限り事実関係の整理をしながら説明はしてきたつもりではありますけれども、ここはなぜ今になったのか。もちろん、状況が変化してきていることもあると思っています。いろんな司法判断の結果が出たりとか、そういったこともありますけれども、それはもうその都度、努力をしてきた結果ではありますけれども、本当に至らない部分があったと思っています。
任期が残り1年を切って2期目というところも考える段階に入っているのかなと思うんですが、そういった中でこういったふうに問題が起きて、どんどん長引いている状況について、自分の、自らの首を締めているような気もするんですが、その辺はいかがでしょうか。
私自身は、できる限りご理解をいただけるように、私にできる限りの事実確認の整理とご説明をさせていただいてきたところでございます。
私の任期云々というよりは、県民の皆様に、本当に県議会、また県職員、県民の皆様に本当にご迷惑をかけているといったことについて、私としては忸怩たる思いで申し訳なく思っていますので、それについてはできる限り、私も引き続き努力をしていきたいと思いますけれども、先ほど来申し上げているとおり、なかなかご理解いただけない部分もありますし、そこについての事実関係、判断といいますか、そういったことについては司法の判断をまつ状況にあるのではないかというふうに考える部分もございます。ただ、そこをまつだけではなく、私にできることは引き続きやっていきたいと思っております。
2期目について影響が出ていると思っていらっしゃいますでしょうか。
2期目については、先日も申し上げましたけれども、現時点で何か考えている、固まっているものもありませんし、まずはやはり皆様にご迷惑をかけているこの状況にしっかり対応すべきが最優先だと思っています。
ありがとうございます。
先日、全協が終わった後だとか、会見の場でもお聞きしていましたけど、その選挙コンサルの方から事務所のほうに電話で、今回は貸付けにするという、架空かどうかではなくですね、貸付けにするという話があった時に、税理士さんがいらっしゃって、出納責任者の方もいらっしゃってという中で、その方たちが選挙収支報告書に記載済み、計上済みであるということに気づかなかったのかという質問をしていたと思うんですけれども、その点について今回何か分かったことがありますか。
その点については、確認をしております。まず、場所が事務所だったかどうかというのは分かりませんけれども、そのことについては確認をしておりまして、お二人とも選挙運動費用収支報告書の中に、この2,000万円が計上されていたと、そういったことについては、もちろん認識はあったということでございました。
ただ、選挙コンサルタントの方から後援会の収支報告書のほうに借入金の2,000万円を記載するといった方針を伝えられた際に、選挙運動費用収支報告書のほうとの整合性については、余り深く考えることはなかったということでございます。
そういったことで、そのときには特に問題意識を感じることはなく、そのように貸付けと借入金として記載をしたということでございました。
そう言われると、そうなのかもしれないですけど、税理士さんはもちろんお金のプロですし、出納責任者は責任ある立場で資金管理に携わっていたと思うんですけれども、その点については、結果的にこういうことになってしまった以上、知事を陥れるというか、ダメージを与える結果になったと思います。
知事としては、その責任者の方々、税理士さんに対して指導というか、注意というか、批難できる立場であると思うんですけれども、そこは知事はどのように受け止めていらっしゃいますか。
まず、出納責任者の方は、私の後援会の会計の収支報告書について、何ら責任がある立場ではないと思っています。これは選挙運動費用収支報告書の出納責任者でございますので、そこは一つありますけれども。
今、ご指摘の点について、そのお二人が問題意識を持たなかったのかということについて、私の立場で批難をするかどうかということ、それは全く考えておりません。先ほども申し上げましたけれども、やっぱりこれはひとえに私自身が本当に管理が行き届いてなかったと、十分にできていなかった。これは私の経験不足もありますし、時間的な制約等もありますけれども、それがひとえに原因なんだろうと思っております。
このお二人の件についても、架空という指示があったのではないかといったことで巻き込んでしまっている状況になっていると思っておりますけれども、その事実は全くないということでございますので、逆に私としては本当に申し訳なく思っている次第です。
460万円の出金の件なんですけれども、ちょっと記憶があれなんですけど、460万という額を知事がお話しされるのは、今日が初めてではないですか、そこは額が出てたんですか。
大体の額は出ていると思います。
今日の段階では、私は了承してないということで、告訴についても直ちにすべきではないと考えているということでしたけれども、これが、460万円が流出した当時の経緯とか、どういうやり取りがあって、全く知らないうちに行われたことなのかとかも含めて、そこは何か説明できることはありますか。
その他のことについて、私もできる限りお話はしたいと思っているんですけれども、その件については、これまでも、今日少しこれまでお話してないところも話しておりますけれども、やはり話すことで影響を与えるべきじゃないということを、弁護士のご指導を踏まえて、そういったことをしてきましたけれども、今、この状況を踏まえて、先ほどNCCさんからも、今までなぜこの説明ができなかったのかという質問にお答えした中で触れましたけれども、やっぱり状況が変わってきているということもありますし、そういった中で、今回、できる限りのお話をさせていただくといったことを協議を重ねてお話させていただいたことが先ほどの話ですので、それ以外のことについては控えさせていただければと思っております。
具体的に460万円が流出したという当時の具体的な経緯については、これ以上のことは今日は言えない。で、今までおっしゃったように、例えば、まだ告訴する可能性もゼロではないというところも理由になっているんですか。
今、何ら決まっているものはございませんので、そういった状況を踏まえて、今のお話できるのが、これです。
まず、最初の2,000万円を医師信用組合からお借りされて選挙資金に充てられたということかと思うんですけど、最初の段階で2,000万円を借りたときに自己資金として選挙費用に充てるという目的というのがあったのではないかと思うんですけど、その点は最初どうだったんでしょうか。
これまでも、恐らく全協だったか、どの場所かは覚えておりませんけれども、お答えしたことがございます。これについては2,000万円を借り入れるときに、そのお金がどういった形で、どう処理されるのかといったとこも全く分かっていませんでした。
その当時、後援会に貸し付けるというようなことを含めて考えてなかったんですか。
それは全然決まってないです。
分かりました。
あと、先ほども少し読売新聞さんのほうから出ましたけれども、税理士さんは、恐らく選挙費用であったり、政治団体の収支報告書、どちらも管理されているから分かったと思うんですけど、このあたり、なぜ二重になるというのが気づかないのかな。結果的に架空になってしまうんじゃないかなというおそれまで気づかないのかなというのが気になるんですけど、その点もうちょっと説明してもらっていいですか。
この点は、私も確認をさせていただいております。これは、お二人にお話を聞いていて、少し分かれているところがあるんですけれども、出納責任者の方は、まず、その2,000万円、両方、選挙運動費用収支報告書に載っているというのは、その認識はもちろんあるんですけれども、その貸付けにすると、後援会への貸付けにするといったこと、お話が出たときに、その2,000万円は同一であったということを出納責任者の方はそう思われたと。ただ、それについて何ら問題はないというふうな認識であったというふうに聞いております。
税理士の方のほうについては、それは2,000万円が選挙運動費用収支報告書のほうにはあると。今回、新たに後援会の収支報告書のほうに2,000万が貸付けであると。これが同一であったという認識はなかったということでございました。
ですので、そもそもが、ただそういった事実があって、その事実を淡々と正確に書いたものだというふうに認識をしたと理解しておりますので、それについては何ら問題認識を持たれなかったというふうに聞いております。
その中で、まず知事は、候補者であるので、そのあたりの選挙費用の収支報告を一応見られたと思うんですね。その後、後援会の収支報告書も確認をされたと思うんですけど、幾つかそれを出される段階で確認したりとか気づくようなタイミングは幾つもあったと思うんですけど、この辺、確認で気づかなかったというのが少しちょっと違和感を感じるんですけど、そのあたりはなぜ気づけなかったのかというのは。
振り返ると、確かに気づくタイミングという機会というのは幾つかあったかもしれませんけれども、事実として気づけなかったというのは私の管理不足だと思います。それはもう本当に反省をしております。
そうなった場合に、一番最初に2,000万円、架空の2,000万をでっち上げるような意図はないというふうにおっしゃったんですけど、結果的に架空のお金が発生するような形になったのではないかと思うんですけど、そのあたりはどうですか。
二重計上になってしまったことで、今回、この混乱を生んでいると思っていますので、そのことについては、本当にひとえに私の管理不足だと思っておりますし、それはもう本当に反省をしてお詫びを申し上げる次第でございます。
あと今回、最初、選挙の収支報告書のところで、公務多忙のために気づけなかったといったようなこともおっしゃっていますけど、基本的に政治とカネの問題について、すごく国民の厳しい視線も注がれている中で、こういったことに対してあまり気になさってなかったのかなというか、そこはすごく注意しないといけない、幾ら公務が多忙であっても。そのあたりはどうですか。
おっしゃるとおりだと思います。もうこれはしっかりと体制を整える必要が、当時、私自身がより配慮すべきだった、意識を向けるべきだったと思いますし、今、現状においてもそれが二度と起こらないような形といったものをつくっていく必要があると思っております。それはもう本当に反省するしかないと。
あと460万のことでは、話せる範囲でみたいなことをおっしゃっていましたけど、直ちに告訴するような状況じゃないというのは、これまでの発言とどう違うのか。結局告訴しないとはおっしゃらないわけで、そうであれば、これまでの発言よりも踏み込んでいるかどうか、ちょっとよく分からないんですけども、そのあたりはどういう認識ですか。
結論が出てない状況について変わりはないと思っています。ですけれども、それについて、なぜそうなのかといったことについては、今回、お話しできる部分についてはご説明させていただいております。
それと460万に関して、不正な出金は認めてはないというふうなことをおっしゃっていますけど、出金そのものは認めているんですか。
出金がされたことは事実です。
出金をするに当たって、恐らくその後援会のお金を出し入れするには、知事の了承なりが要ると思うんですけど。
いえ、それは不正な出金、出金すること自体がまだコンクリートになってないので、それは全然了承はしていません。
してない中でのお金が出ているということなんですかね。分かりました。
一旦、以上です。
時系列に関して伺いたいんですけれども、総務委員会の集中審査等で、選挙が終わった4月20日頃に、後援会じゃなくて、選対の幹部の総会というものがあって、そこで選挙収支報告書に関して報告を受けたんではないか、知事が報告を受けたんではないかというようなお話があったんですけれども、その4月20日頃に選対の役員会というものがあって、知事は出席されたりしたんですかね。
この会見の直前にご質問を寄せていただきましたので、私なりに確認をしてまいりましたけれども、少なくとも後援会の中では分からなくて、関係者に聞いたところ、その日にその役員会みたいなものが開催をされたという記録は残っておりません。
分かりました。続いてなんですけれども、時系列の表の②番のところですね、金銭消費貸借契約書の作成というのがありますね。一方で裏面に、7月22日ごろ契約書を作成という記述がありますね。これは、契約書というのは同じものなんですか。
同じです。
そうすると、ここの②番のところでは契約書が作成されてないんじゃないですかね、時系列の順番でいくと。
この同時点ではできてないですね。矢印が入っているので、別時点ということになります。
この時点ではないということですね。そうすると、令和4年の6月8日時点で、これは資産等報告書というのを知事は自ら提出されていますけれども、そこには貸付金として2,000万の記載がありますね。
はい。
これは、契約書を作成しないまま、貸付金として記載をしていたということですか。
そうですね。この6月8日の後に契約書自体は作成をしております。ですけれども、その貸付けにするという判断は、その前でありますので、その認識で貸付けということで記載をしております。記載じゃない、報告ですね。
常識的に考えて、後援会の代表者が知事で、知事ご本人から貸付けをするということで、全く赤の他人ではないわけですけれども、契約書を作成しないでこの2,000万を後援会に貸付けるというのは、常識的に考えてちょっと分からないんですけれども、その点はいかがですか。
契約書を作成しないままにというのは、作成するとき、ごめんなさい、質問の意図がはっきり分かってないです。
ごめんなさい、6月8日の時点では、貸付金として資産等報告書に記載をしているわけですね。この時点で大石後援会と大石知事個人の間に契約書がなかったということになりますよね。
契約書、そういう認識、判断をしたときに契約書が作られておくべきだというご指摘でしょうか。
はい。
それはそのとおりだと思いますけど、すみません、それは時間がかかってしまっているのは、そうですね、そこはそういう判断をしたときに作られるのがやっぱり適切だと、そういうふうには思います。
適切かどうかということではなくて、2,000万のお金を貸し付けるに当たって、契約書もなしに後援会に渡して、それを資産等報告書というか、条例で定められたものですけど、それに記載するというのは常識的に考えられないんですけれども、知事としてはいかがですか。
契約書が同時に作られてなかったということは、確かにそれは作られておくべきだと、常識的に考えてそうだと思いますけれども、遡って作成をするといったことについては問題がないというふうに理解をしています。ただ、そこが同時の日に作られておくべきということについては、おっしゃるとおりだと私も思います。
その契約書を遡って作成すること自体に違法であるとか、適切ではないのではないかという認識はなかったんですか。
それは問題がないというふうに理解をしております。
それは、誰かから助言を得てそういう理解になったんですか。知事自身が問題ないというふうに考えていたんですか。
そもそも、1月14日に借り受けたそのお金を貸付けに処理をするといったことを、後に判断をして作成をしていますので、そもそもがバックデートして作るといったことになっておりますので、そういうことについて問題がないというふうに説明を受けていましたし、そのように私も理解をしています。
その7月22日に作成した契約書のドラフトとおっしゃっていましたけど、基となるものは選挙コンサルタントの方が作成したんですね。
はい。
分かりました。
あと、別で監査人のことについて聞きますけれども、10月の会見のときに、知事自身が元監査人の方が一体どのような人物かについて、現時点において分かっていないというふうにお答えになっていますけれども、今、この時点において監査人というのはどういう人物なんですか。
はっきりしたことを私が確定的、断定的に申し上げることはできません。
どういう人物かということに関して、お調べになったりとかもされてないということですか。
いろんなお話は聞きますけれども、それが断定的にどういった人物かということを私の立場で申し上げることはできない。
なるほど。分かりました。
あともう一点、10月の会見で、私の後援会の事務職員の方の机の中から、総務省と監査人を当事者といたします特命委託契約書というタイトルの不自然な契約書が出てきていますというのをお話されていましたけど、これに関しては事実で、認識は変わりないですか。
はい、事実です。
分かりました。ありがとうございます。
公務と政務のところに絡むんですけども、460万円にも絡むんですけれども、460万円の件については、起訴などは、対応は考えておられない、現時点では考えておられないというようなことをおっしゃっていましたよね、判断してないというか。
いや、考えていないとは申し上げておりません。
考えていないじゃなくて、
直ちに告訴をする環境にはないと。
ないということですね。元監査人の方による発信なども含めて、かなり知事の発言とされるようなLINEのやり取りだとか、いろんなものがかなり外にどんどん出ていっています。それはSNSで拡散されたりもしています。
そういう中で、公務と政務の部分に関して言うと、例えば秘書課、当時の人も含める秘書課の方とのやり取りとか、も含んだやり取りなども今SNSにも出回るような状況になっています。これ、この状況で、いろいろ流布されているLINEのやり取りだとか、知事の発言とされものというのが、それについて今あまり知事自身触れられることはないですけれども、このままの状態でこれが正しいものなのかどうなのかとか、そこの評価とかも含めて、何がしか知事自身の否定なり釈明なり弁明なり、自身の考え方なりを、ある程度出していくことによって、知事自身の名誉を守るうえでも必要でしょうし、特に、職員さんの、もし事実と異なるのであれば職員さんの名誉を守る必要も出てくると思うんです。そこを含めて法的対応、例えば何がしかの名誉棄損なり、内部の情報を外に出したことに対する何かの法的対応なりというのは、そこは考えておられませんか。
これまで、個別の事案について、私から告訴した事実もございます。ただ、それ以外のものについて、逐一、全部全てに対して個別検討するといったことも、申し訳ないですけれども、それは現実的ではないというふうに思います。ただ、中に、中身によって、例えば職員に対して名誉棄損になってしまう、信用棄損になってしまうとか、あとは今回、人事当局を含め、県の顧問弁護士、そして第三者コンプライアンス委員会も含めてご判断いただきましたけれども、そういったことに判断を委ねると、ご審議いただくようなそういった状況になってしまっているということもございますので、そういったことを状況を判断しながら、個別じゃないですね、総合的に判断していくしかないというふうに思っておりますけれども、その一個一個に対して事実認定がなされて、できるかどうかというのも、それはもう現実的ではないと、まず思っております。
それに加えて、私自身が、それに対してひとつ個別、個別に法的な対応をとるということも現実的ではないと思っておりますので、それはもう状況に応じてするしかないと思っています。
例えば、その選挙管理委員会とかのやり取り、今日の話も少し出ましたけれども、知事サイドから問い合わせをして、それに対する返事をもらったというところが癒着というか、そういう形の解釈をされたりとかしている部分もあったりだとかあると思うんですね。
選挙管理委員会ですか。
選挙管理委員会に対しての後援会側からの問い合わせが、単純な問い合わせ、知事側の認識では単純な問い合わせでやっておられることについて、例えば見る側からすると、そこは何かこう選挙コンサルの方と選管側がぐるになっているんだみたいな解釈をされて出されると、ちょっとやっぱりそこは違うんじゃないのというふうに思われるのであれば、そういうところというのが、そのような状況になったときどうなのかなと思うし、今のお話で、個別に対応するというのはないという、現実、だからないということをおっしゃっていたのでそうなのかなと思うんですけれども、少し見てて気になるのは、やっぱり違うことは違うと言えばいいし、事実そういうことであればそこについては実はこういうことなんだということを、もう少し説明する必要も、状況によっては今後出てくるのかなというふうに思うんです。そういうことです。
状況で判断をしたいと思います。今回、選挙管理委員会について、全く関係がないといったことは、この場ではっきりとご説明させていただいております。
基礎的なところで大変恐縮なんですけれども、この知事が2,000万円の数字が、選挙運動費用収支報告書と後援会収支報告書、この2,000万円の数字が2つあるということに気づいたのはいつなんでしょうか。
昨年の5月か6月頃だと思います。
それはどなたのご指摘で、どういった形で知ったんでしょうか。
今回見直す中で、両方に計上されていると。私はずっと貸付けしかないというふうな認識を持っていたんですけれども、2つあるということを拝見をして、それは2つある、同じものが2つあるのは間違いですということで、その後速やかに専門家の方々にお話を聞いて、どちらが正なのか、誤りなのかといったことを協議をして、ここに記載をしておりますけれども、貸付けといったことはやはり事実と異なるということで削除・訂正をしたというのが経緯でございます。
そもそも2,000万が2つあるというのは、それは誰から指摘されたのではなく、知事ご本人が書類を見る中で、ご自身で。
自身ですが、見直す中で収支報告書、選挙運動費用収支報告書、また後援会の収支報告書を見直す中で2つになっているということを、見直すきっかけは先ほど申し上げましたけれども、286万円の追加告発を受けたといったこともありましたし、ごめんなさい、286じゃなくて402万円ですね。402万円の追加告発を受けたといったこともありましたし、県議会のほうでも286万円のご質問をいただいたと。様々なことがあって見直しをする中で、それについて2つが出ているといったことを気づいて、こういった対応をしたというのが経緯でございます。
見直しの主語というのは、どこが。
私ですね。一義的に私です。
一義的にはどこになりますか。後援会の方であったり、弁護士の方であったりということですか。
そうですね。はい。
この数が2つあるという中で、収支報告書を提出された段階では貸付金というような理解だったと思うんですけど、どうして選挙運動費用収支報告書の自己資金のほうを訂正するというようなほうにはならなかったのかというのを改めて。
理由は、すみません、今まで説明してきてはいるんですけれども、まず、借り入れた、多分一つではなかなか難しいと思うんですけれども、借り入れたときに、まず貸付けにするという事実、合意があったわけでは、私自身にはその理解もあったわけではないということですね。それは一つ大きなことだと理解はしています。
すみません、今ちょっとしっかり整理したものも頭になくて、それ以外のところをはっきりと申し上げられませんけれども。そうですね、そこは協議をした中で整理をして、それが適切だといったことで。やっぱり借りたときに選挙運動費用、選挙のために借りて使い切りのやつで計上しているほうが、そういった合意もない貸付けをするといった目的もなくて借りている、そういう状況にあって、事実に即してないといったことが大きな理由だったと私も理解しています。
その選挙当時の認識というものを重注視したということですか。
こちらが正かということでですね。
もう一点だけ。この時系列の⑥番のところで、令和6年6以降、弁護士からご指摘があったというんですけれども、これは6以降というのはどういうことですか。
ここに書いていました。すみません、今言ったことがこの⑥番の話。
6以降は、だから、そこに気づいて以降ということですね。すみません、5月か6月と言いましたけど、6月と書いていますね。少なくとも、この頃に気づいて、その後に対応を始めたということです。7月下旬に、それまで返金を受けていたんですけれども、先ほど申し上げたとおり、私自身は貸付けだというふうな認識のもとで、正式な返金として返金をいただいておりましたので、返済を受けていただいていましたので、この655万2,000円ですね。これについては、その翌月に後援会のほうに私から全額返金をさせていただいて、この2,000万といった貸付けのところについて削除をさせていただいたのが8月2日でございます。
確認です。弁護士というのは、以前、臨時会見で開かれたときに同席されていたあの弁護士さん、医師会長ともう一人いらっしゃったと思うんですけれども。
複数おります。
ありがとうございます。
2,000万円についてなんですけれども、架空貸付けなのか、二重計上なのかについては、その証言が食い違っているので、どちらがどうというのはなかなか言い難い面はあるのかと思うんですけれども、仮に知事が主張されるように二重計上であったとしても、先ほどもちょっと話があっていましたけれども、令和6年の6月以降に弁護士のほうから、知事選当時に後援会に貸付けの意思がなかった以上、貸付けとするのは実態に即しないという指摘があって、政治資金収支報告書を訂正しているわけですよね。
要は、最初の段階で、もう貸付けという認識がなかったのに、後から貸付けにしたことにして、実際に返済を受けたということ自体が、もうそれ自体が虚偽記載じゃないのかというふうに思うんですけれども、それについての見解を教えてください。
貸付けにして処理をすることで、法的に何ら問題はなく、返金を受けられるといったことを伺っておりますし、私もそう理解しておりますので、それにはご指摘には当たらないと思いますけれども。ただ、結果的に選挙運動費用収支報告書のほうに2,000万円が計上されていたといったことで二重計上になっておりますので、それはやはり適切な、適正な正確性がある記載ではなかった、報告ではなかったと、今は理解しています。
選挙コンサルタントは問題ないと言ったにしても、弁護士は実態に即しないということで問題があるという認識を示されていますよね。
それは直ちに虚偽記載に当たるといったことをおっしゃっているわけではないと私は理解しています。
じゃ、虚偽ではないというふうに主張されているということですか。
はい。
それは知事の言い分としてですね。
私はそう理解をしております。
分かりました。そして、この目次の2番目のところにある選挙コンサルタントに対して、どのような経緯で相談したのかというところで、先ほど、よく覚えてないけど、口頭でのやりとりでみたいな話で、選挙は知事のほうからお金がかかって大変ですねといったことに対して、選挙コンサルのほうが、いや、2,000万円貸付けにして問題ないですよみたいな話を言われたということなんですけども、明らかにそれって、会話としておかしくないですか。なんで、選挙お金かかって大変といったことに対して、選挙コンサルが、いや、2,000万円はという個別具体的な話をしているかが分からないですね。
なので、私が、これはまず前提として、曖昧な記憶の中で、いろんなことを包含をして総合的に考えるとこういうことかなということを先ほど申し上げたんですけれども、今お話しをした中で、選挙というのはお金がかかって大変なんですねという前に、私は先ほど、この知事選の際に借り入れた2,000万円を念頭に話したんじゃないかということを申し上げました。ですので、確かに選挙というのはお金がかかる大変なものですねと、それだけを聞いたらそうかもしれませんけど、2,000万円のことについて、恐らく多分会話には出てきているんじゃないかというふうに考えています。
その際に、知事のほうから2,000万円を何とか返してもらえる方法はないですかという話をされたんじゃないんですか。
それはないですね。
それがないのに、なんでじゃ選挙コンサルタントが貸付けにしたら問題ないですよという話をされるのか。そこが全く論理が飛躍しているとしか言いようがないんですけれども。
でも、そういう話だと私は理解をしています。まずは理解というか、そういうことだと私は思っています。
今回の、今のところもそうなんですけれども、今回の会見を聞いていて、これまでの県議会でも会見などを聞いていて思うんですけれども、知事は自分に不利な発言に対しては、明確に関係者の証言や自分の記憶で否定をされるんですよね。ただ、ここはどういうふうな経緯で相談したのかというところは、もし仮にそこを知事が自分の返済できないかというようなことを相談しているとかいうことがあったとしたら、知事にとって不利な発言に、不利な材料になるわけですよ。
全体的な印象として、自分に不利なことについては、ここの分もそうですけれども、記憶が曖昧だとか、そういうふうな言い方をされているような印象しか受けないんですけれども。
選挙コンサルの方も、ここはどのような経緯で相談を受けたのかということについては、多分詳細にはこれまでも、書面でも明らかにしてないと思うんですよね。なぜここの部分だけ記憶が抜け落ちているのかが非常に不思議でならないんですけど、・・・いかがですか。
私が、私の立場で事実関係を整理をして、回答できることをさせていただいておりますので、それをどう解釈、受け止められているか、今るるお話しいただきましたけど、それについてはそういう意見があるものと理解をしています。ただ、私としては、事実関係をできる限り整理をして、今回回答をさせて、これまでも回答させていただいております。
以上です。
そもそもなんですけど、多分こういった収支報告とか、発端というか根本かもしれないんですけど、代表というお立場上、恐らく代表者という肩書がある以上、つぶさに見てチェックをして、もちろんいろんな方の意見を聞くというのもあると思う、ご自身の目で確認をされていれば、これ防げたとか思いますか。どうですか。
そうですね。本当に私の管理不足が大きな原因だったと、本当にひとえにそれだと思います。なので、私自身がしっかり管理ができていれば、こんな問題が生じなかったのではないかと思っております。なので、今回、私の時間的な制約とか、もちろん私自身のそもそもが経験不足とか、そこもありますけれども、そういったことを踏まえてこういった状況になっているという中で、やはり代表者を続けていくということが適切ではないと、これも後援会の皆様ともお話をして、そういう結論に至りましたけれども、新たに代表者を代わっていただいて、その方だけではなくて、ほかにもちゃんとチェックをすると。こんなことは二度と起きないような体制を構築するということを、また後援会だけではなく、外部ですね、専門家のお話も聞くと、お力も借りると、ご指導いただくといったこと、そういったことを組み合わせて再発防止といったことをさせていただこうと思っておりますので、その点についてはご指摘はごもっともというふうに受け止める次第でございます。
知事の後援会の新しい代表の方というのは、どういった方。
それは公開されているんでしょうか。はい、後援会の関係の方でございます。個人名は控えさせていただきたいと思います。
繰り返しの質問で申し訳ありません。先ほど、共同通信さんから質問があっていますね、2,000万円をどう訂正するかの問題ですけれども、選挙収支報告書ではなくて、選挙のほうじゃなくて政治資金のほうを結果的に訂正されたと。その経緯をもう一度思い出していただいてご説明いただけますかね。なぜそちらを選んだのかという。
だから、2つがあって、どちらが正か、どちらが誤りかというような判断をしなくちゃいけなかったと。それで、専門家の方々にご意見を聞いたり、協議をしたりとかしたんですけれども。その中で、ここに書かせていただいているように、借入れたときですね、貸付けを受けたとき、先ほど長崎新聞さんからもお話がありましたけれども、借り入れたときに貸し付ける意思が、そういった目的があったのかと、予定があったのかといったことを聞かれましたけど、それは確かになかったです。私自身が本当にこの2,000万円がどうなるのか、どういうふうに使われるのかとか、全く分からない状況で、とりあえず借り入れをさせていただいて、それを後援会の口座に振り込んでおりますので、そういったことを踏まえて、どちらが正かということを判断するうえで、そこについて、やっぱり貸付けということを目的としたものではなかったといったことが、やっぱりこっちを消す、削除するといったことが適切じゃないかというご判断だったと私は理解しています。
仮に、選挙収支報告書のほうを訂正すると、知事は選挙に対して貸付金なわけですから、1円もお金を出さずに自分の選挙ができたことになってしまいますよね。一方で、選挙期間中には大石知事を応援しようという医療団体の方とか個人の方とか、そういった方から寄附が起こっているわけです。そこと整合性がとれなくなるから政治資金収支報告書のほうを訂正したんではないですか。
いや、それは違います。
違うんですね。分かりました。
監査人について少し聞かせていただきたいんですけれども、監査人に対して収支報告書の訂正の具体的な方法ですとか、どこが誤っているかとか、そういったことを具体的に相談されたということはあるんでしょうか。
先ほど申し上げたとおり、私自身は、かつて監査人と呼んでいた方が、後援会の収支報告、後援会も含めですけれども、収支報告関係に関して、資金管理に関してですね、まだ私自身が認識できていないような問題があれば、それを整理をして、それについて適正適法に対応する方法、これは適法適正に対応する方法、これを指導してくださる方だと、私は信じておりましたので、それについてはもちろんご助言を仰いだりとか、そういったことはありました。
信じていたとおっしゃいましたけど、今、信じられないんですか。どういうこと、何か変化があったんですか。
先ほど申し上げたとおり、どういった方かということを私の立場で断定的に申し上げる状況にありませんので、その状況で信じる、信じないといったことは申し上げられないと思います。
この監査人の方とは、後援会のほうでは監査の例えば委託契約ですとか、監査に関する何か、当時専門的な知識を持っていらっしゃる監査人だと知事は認識されていたようですけれども、だから、知事の後援会の政治資金の監査等を無償でやっていただいていたというようなことなんですかね。
その方に関しては、先ほど申し上げたんですけれども、今回お話をさせていただいた以上のことについては、伏せさせていただきたいと思います。
それはなぜでしようか。
先ほども申し上げましたけれども、これまでもお話できる範囲でしようと努めてきていましたけれども、やはりお話をするといったこと、これについては捜査当局にもご相談をしている内容でございますので、事案でございますので、こういった場でお話をするといったこと自体が影響を来すという可能性があると、これはもう弁護士からも強く言われております。ですけれども、今回、説明に当たって、どうにか話せることはないかということで、協議を重ねて今回これをお話をさせていただいておりますので、それ以外については控えさせていただきたいと申し上げさせていただいております。
分かりました。
あと、大きく話題が変わって恐縮なんですけれども、いわゆる刑事事件としては不起訴処分になっている286万円に関して、知事はまだ、いわゆる今まで刑事告訴されている立場だということで具体的な説明を避けてきましたけれども、今後、何か説明をされる予定というのはあるんですか。
私自身に整理をしてお話しできることは、これまでしてきたところです。分からないことはもちろんあるかもしれませんけれども、それについてもできる限り、私も努力をしながら努めてきたつもりでございます。そのような中で、今回、司法の判断が出されたと、そう理解をしています。
分かりました。ありがとうございます。
2回目のお伺いをします。2,000万円の返金というか、こういう貸付けるような、後援会にですね、ことになったいきさつの中で、集中審査の中で知事は、コンサルタントのほうから助言があって、その中身が、返していただけるのはもちろんありがたいと、ご自身も借金をされているのでというふうなことをおっしゃっています。この段階で、先ほどこの2,000万が選挙費用の収支に計上されているというか、払込計上済ということは分かってなかった。けれども、この2,000万自体がないというのは、もうご存じだったのかなと思うんですけど、そのあたりはどうですか。
ごめんなさい、2,000万円がないということは。
2,000万円そのものがないということ。会計上は書かれてない。ごめんなさい。この選挙の収支報告書には2,000万書かれているかどうか分からないような中で、その実際の2,000万そのものはないと、返してもらえるというのが、どういう意味でおっしゃったのかなと思って。
冒頭の説明でも申し上げました。私は、この医師信用組合から借入れを受けた2,000万円について、貸付けと処理をすることで法的に問題なく返金を受けることができるということを受けて、それであれば本当に私自身も裕福ではありませんし、用立てをして、借入れをして準備したものでございますので、それはもう返していただけたら本当にありがたいと、そういう話をしたところですけども。
選挙の中で、もうこれは使ってしまったものという認識はなかったんですか。
はい。私自身は、先ほど申し上げましたけれども、昨年の5月、6月ですかね、ぐらいまではずっと貸付けだというふうに理解をしておりましたし、その認識の下で返金も返済も受けておりました。
それと貸付けにするに当たって、契約書を作る中で、以前もちょっと質問したんですけれども、いわゆる利率ですね、医師信用組合に借りた利率と、ご自身がこれまで借りた利率というのが違うんじゃないかと思うんですけど、後援会のほうが高いんじゃないかなと思うんですけど、そのあたりというのは。実際これで貸付けることでより多くのお金が返ってくるんじゃないかというふうに思うんですけど、そのあたりというのは気にされなかったですか。
これ、多分恐らくこの前の全協でもお話になったんじゃないかなと、ご質問いただいたんじゃないかなと思いますけれども、はっきり申し上げたいのは、利差、利率の差で何か益を得ようとか、そういった思いは全くございません。
医師信用組合から借りたときは変動でした。変動でございましたけれども、それで今回の後援会の貸付けの件については固定でやっていたと思います。そのときに、法定利率の3%を設定しておりますけれども、それについてはいろんな違いが、借入れの期間も違いますし、変動も固定も違いますし、そういったことは何ら違和感を持たず、それが適切だと、問題がないものだと、問題意識を持たずに作成をしておりました。
分かりました。最後に改めて確認というか、今回、監査をされた方に指摘をされて気づいたような形になろうかなと思うんですけども、そういったものがなければこのまま、この2,000万円が二重になっているのは続いていた状態になったでしょうか。
仮定は分かりませんけれども、やっぱり一義的には私が本当に二重計上してしまったときに気づくべきだったと、そこはそう思いますけれども、その後、遅くなってしまったということはもう反省するしかありませんし、その後どうなっていたかということ、仮定についてはなかなかお答えが難しいと思います。ただ、こういう状況になっていることについては、本当に反省をすべきことですし、今後、二度とこのようなことがないように、再発防止策をしっかりとしていかなくちゃいけないと思っています。
違法ではないというアドバイスを受けられたと思いますけど、この手法は。こういった後援会に貸付けて、結果的に自分が選挙資金を全く負担しないような形になるというこういう手法についてどういうふうに思われますか。
そのときは違法では、そのときはといいますか、私が貸付けにするということを、そう判断したときですね、そういうふうにしたときについては何ら問題がないということでしたので、それはもうありがたいということを考えて、そういう処理にするということを判断をしたところですけれども、先ほどご質問があったように、じゃ、自分があまり支出をすることなく、選挙を闘えたんじゃないかというご指摘については、そのときはあまりそういう考えに至りませんでしたけれども、今、そういうご質問を受けて、確かにそういった視点もあるかなと思います。
分かりました。以上です。
すみません、2回目の質問なんですが、2,000万円という大きなお金を医師信用組合から借りるときに、書面なんかにサインとか印鑑とか押すと思うんですけど、そのときに用途というか、使途としてはどういうことに使うためというような名目で借りられたんですか。
正確な文言は、今はっきり覚えていないんですけど、選挙に関する費用としてお借り入れをしておりますので、そこをちゃんとお書きしております。
多分選挙活動費という使途で借りられているのかなと思うんですけど、だとすれば、選挙でそのお金が、知事選が終わるころには大分なくなっているというか、かなり手がつけられているものというふうには認識がなかったのでしょうか。選挙活動費という名目で2,000万円を借りているのに、選挙が終わった後も2,000万円がまるまる残っているというか、どういうふうに思っていらっしゃったんですか。
残っているかどうかじゃなく、1月14日に入金をしたお金のその2,000万円について、どういう処理をするかということの判断だと思いますので、それは終わった後の、もちろん事後的にそういう貸付けにするということは決めたんですが、そこの時点で残金が幾らとか、そういう話ではないんじゃないかなと思いますけど。どうでしょうか。その2,000万円は1月14日に借入れをした、その2,000万円が何だったのかという。
選挙を闘うための資金として2,000万円を借りているのに、それが使われてないというか、貸付けられるほどのお金がほかにないですね。そのときにあるものなのかというのが、ちょっと理解ができないんですけど。
そうですね、1月14日に借り受けた2,000万円の処理を、じゃどうするのかといったことで、貸付けとして処理することで、それは何ら問題ないということでございますので、その貸付けた時点での、貸付けじゃない、入金があった時点での判断だと思いますけれども、と私は考えます。
ほかに質問等はございませんでしょうか。
では、以上で知事の記者会見を終わらせていただきます。
本当にお忙しい中に、今回、お時間をいただきまして本当にありがとうございます。そして、改めまして本当に、いまだなお、私のことでご迷惑をかけていることにつきましては、本当に心から反省をしてお詫びを申し上げます。
引き続き、私自身としては、しっかりとご理解をいただけるような努力をこれまでと同様に続けていきたいと思っております。
ご迷惑をおかけしますけれども、今日、この機会をいただけたことにつきましては、皆様についても感謝を申し上げます。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
【定例記者会見】
会見内容
令和7年2月14日 記者会見
●会見内容●
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定刻となりましたので、予算の内訳のほうをお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
令和7年度の当初予算編成の基本方針でございます。
基本的な考え方としまして、まず1点目に、長引く物価高騰への対応を上げております。やはり県民の皆様の生活を豊かにするためには、その基盤となります経済をしっかりと回していくことが重要であると考えております。今年度の経済対策補正予算と一体で、家計の負担軽減や事業者の皆様の経営改善等に資する施策をしっかりと講じてまいりたいと考えております。
次に、2点目にありますように、令和7年度は総合計画の最終年度でございます。ビジョンの推進と併せて、計画の総仕上げに向けて各種施策を積極的に展開をしていきたいと考えております。
そして、3つ目にございますように、次年度は被爆80年など様々な節目の年でもございます。「ながさきピース文化祭2025」や「ツール・ド・九州」など、大型イベントも本県で開催をされます。こうした区切りや節目を契機といたしまして、県勢のさらなる発展を図っていきたいとの思いから、令和7年度の当初予算は、国内外の方々とのつながり、これを広げて、次期総合計画につなげるための予算として編成をさせていただきました。
具体的には、後段にお示しをしておりますとおり5つの重点テーマとして、「こども」、「ブランディング・PR」、「産業」、「安全・安心」、そして「現下の諸課題への対応」という5つの重点テーマを掲げて予算を計上してございます。これによって物価高騰などの直面する課題にしっかりと対応しつつ、経済活性化や安全・安心の確保など、本県の発展のために必要な施策を力強く推進をしていきたいと考えております。
2ページをお開きいただきまして、上段の令和7年度当初予算の規模についてでございます。
令和7年度一般会計当初予算は7,347億円でございます。これは6年連続の7,000億円台を確保している状況でございます。また、職員給与費を除きますと、前年比49億円の増となってございまして、防災・減災対策の推進、子どもや福祉分野におけるきめ細やかな対応と、半導体をはじめとした成長分野への取組支援、また、農林水産業の振興といったことなど、各産業の活性化に力を注いでいきたいと考えております。
そして、下のほうに書かせていただいておりますのは、今年度の経済補正予算と令和7年度の当初予算の一体的な編成のイメージをお示しをしたものになります。
補正予算につきましては、その多くが令和7年度での執行となりますことから、相乗的な効果が発揮されますように、物価高騰対策を含め、令和7年度当初予算と一体的に推進をしていきたいと考えております。
3ページから7ページにつきましては、歳入歳出の動き、また、基金、県債の状況となってございます。これは事前に財政部局からご説明があったということを伺っておりますので割愛をさせていただきたいと思います。
8ページをお開きいただければと思います。
8ページ以降は、国の重点支援地方交付金を活用いたしました追加物価高騰対策をまとめたものになります。長引く物価高騰によって影響を受けております県民の皆様、また、事業者、生産者の方々に対しまして、国の交付金等を活用しながら県民生活を下支えをして、県内経済活動を活性化させるために必要な支援をしっかりと講じていきたいと考えております。各事業の内容につきましては、次のページ以降、ご説明をさせていただきたいと思います。
9ページになりますが、ここは生活者支援の取組となってございます。
[1]と[2]につきましては、子育て世帯の負担軽減、家計負担軽減を図るために、学校給食費等の一部を支援するものになってございます。そして、[3](3)につきましては新規事業となってございますけれども、県民生活の下支え、また、事業者等の売上拡大を目的としまして、市町が行うプレミアム商品券の発行の後押しをさせていただくものでございます。
10ページから12ページにつきましては、事業者の方ほうの支援となってございます。農業、水産業や中小企業、公共交通事業者など各分野の状況に応じまして、省エネや生産性向上等の取組を支援させていただくものとなってございます。
13ページ以降になりますけれども、ここでは令和7年度の当初予算となってございます。冒頭ご説明しました5つの重点テーマに沿って、主な取組をご説明をさせていただければと思います。
14ページをお開きください。
こちらは重点テーマ1になりますけれども、「こ子どもが夢や希望を持って健やかに成長できる社会の実現」に資する取組となってございます。この14ページにおきいたしましては、その中でも主な新規・拡充の内容をまとめたものになります。次のページ以降では、これらを中心にご説明をさせていただければと思います。
まず、15ページ、「こども場所」の充実や支援体制の強化」を図るビジョン事業になります。これまで取り組んでまいりました官民連携の仕組みづくりをさらに推進するとともに、新たに子ども施策を推進するために、「長崎県こども未来応援基金」を創設をして、「こども場所」づくりの支援を充実させていくものでございます。具体的には、官民ネットワークの構築、また、中間支援組織の設置等と併せまして、この基金を活用して、こども食堂など安全・安心な居場所の立ち上げ、それに加えてモデルとなります体験提供を支援するほか、市町と連携したこども食堂の運営への支援や、アンケート等により子どもの意見を聞く機会を設けるなど官民一体となって、子どもが主役となれるような、そのような長崎県の実現を目指していきたいと考えております。
16ページになりますけれども、「こども場所」の充実と「こども時間」の確保」といたしまして、[2]番目と[3]番目につきましては、近年、増加傾向にございます不登校児童生徒への支援体制強化を図るものとなってございます。
具体的には、[2]につきましては、市町と連携をいたしまして、県内の小中学校におけます校内教育支援センターの設置促進でありましたり、指導員の配置拡充を行うものでございます。[3]になりますけれども、こちらのほうでは、児童生徒の心のケア等サポートの充実のために、不登校児童生徒への支援に特化したスクールカウンセラーの配置を支援するものでございます。[4]と[5]番につきましては、「こども時間」の確保のために、共家事・共育ての周知啓発であったり、ひとり親家庭の生活時間の把握等を行うものでございます。
17ページ上段のほうにつきましては、「安心して結婚、妊娠・出産、子育てできる環境の整備」としまして、[2]につきましては、新たな取組といたしまして、産後ケアを希望する全ての方々が安心して利用することができるように、利用者と施設間のマッチング機能等を備えたアプリを導入すること。それに加えて、県内のどこでも、希望する施設を利用できるような仕組みを構築していくといった取組になります。[3]につきましては、子育て環境を整えるために必要な保育人材の安定的な確保に向けて、新たに若年層への幼児教育・保育の現場の魅力発信であったり、DX・ICT化による保育現場の負担軽減を図るような取組となってございます。
下段のほうになりますけれども、「教育環境の充実と教育を支える人材の確保」といたしまして、一つ書かせていただいておりますけれども、長崎県の遠隔教育センターを令和7年度から開設をいたしまして、地理的条件に関わらず遠隔授業であったり、メタバースの活用といったことなどによって、子どもたちの興味や関心、進路希望等に応じた多様で豊かな学びを提供していきたいと考えております。
続きまして、18ページの[2]番になりますけれども、これからグローバル社会において求められる異なる言語であったり文化、価値への理解、コミュニケーション能力の向上を図って、グローバル人材の育成を目指すものでございます。一番下、[5]番目になりますけれども、教員の業務負担軽減につながる取組等を促進をしていきたいと思います。こそのことによって、教育環境の改善であったり、教育を支える人材の確保、これに努めていきたいと考えているところでございます。
19ページからは2つ目の重点テーマになります。「戦略的なブランディングによる国内外の多方面から「選ばれる長崎県」の実現」に資する取組となってございます。これも1つ目の重点テーマと同じで、その中でも主な新規・拡充内容について、ここでまとめさせていただいております。
20ページをお開きください。
「多様な地域資源等を活用した交流人口・関係人口の拡大」といたしまして、[1]つ目に書かせていただいておりますのは、本県のイメージ向上につながる「長崎ブランド」の構築を行うことを目的とした事業でございます。そして、下の[2]つ目になりますけれども、こちらにつきましては、市町と連携をいたしましたアニメツーリズムを推進するビジョン事業になります。これは、現在取り組んでおりますマニア向けのコンテンツづくりや情報発信に加えまして、新たに本県が舞台となったアニメ作品を活用した聖地巡礼ツアー等の取組を市町と連携をして展開をしていきたいと考えております。
21ページ、上から2つ目、[4]番になりますけれども、今年度実施をいたしました調査の結果に基づきまして、モニターツアーの実施、また、ハブ人材の育成など受入れ基盤づくりによって、デジタルノマドの誘致を推進していくものでございます。その下、[5]番につきましては、日本遺産「国境の島」認定10周年になりますけれども、これを契機に、関係市町において講演会や周遊イベント等を実施をいたしまして、さらなる認知向上、そして誘客を促進していきたいと考えております。下から2つ目、[6]番になりますけれども、県内のインフラ施設を観光資源として活用していきたいということでございますけれども、その活用するための地域における受け皿づくり等を進めて、魅力ある観光コンテンツとして創出をしていきたいという取組になります。
22ページになりますけれども、こちらは「インバウンド誘客の拡大と友好交流・平和発信の促進」と帯を書かせていただいております。
[1]番に関しましては、新たに海外のOTAサイトを活用いたしまして、本県の観光、また、食の魅力発信など、インバウンド誘客の拡大に向けたプロモーションを実施をするものになります。そして、[2]番目になりますけれども、国際定期航空路線について、上海、ソウルの2つの既存路線、このれを利用拡大をしていきたいということ。そして、加えて新規路線の誘致にも引き続き取り組んでいくというものになります。
そして[4]番、今年は被爆80周年になります。被爆80年事業でございます。節目の年に当たりまして、長崎市や広島県、関係団体等と連携をしまして、被爆地から世界に向けた平和発信を促進するとともに、次代を担う平和人材の育成、地域や世代を超えた平和教育などに取り組んでいきたいと考えております。次期SDGsの目標に核兵器廃絶が位置づけられるように、共感いただいた団体によるイベント等を支援するほか、若い人たちをはじめとする人材育成等にも積極的に引き続き取り組んでいきたいと考えております。
23ページになりますけれども、こちらは「本県の豊かな食の魅力発信と賑わいの創出」といたしまして、[1]番は、食の賑わいの場の実証や食文化の魅力発信を行うビジョン事業になります。今年度実施中の調査内容を踏まえまして、次なるステップといたしまして、県民や観光客など誰もが本県の食を買って味わえるような食の賑わいの場の創出に向けまして、食の賑わいの試行、そして実証等を推進をしてまいりたいと考えております。
24ページ、[2]から[4]番目のものにつきましては、農林水産物等の輸出・販路拡大を図る取組を部局横断で実施をしていきたいと考えております。そして一番下、[5]番目につきましては、県産品の魅力発信に加えまして、実際に購入できるように、新たに民間のECサイト上に県の特設サイトを開設をするものとなります。
25ページからは、大型イベント等を通じた交流拡大の推進といたしまして、[1]のつ目「ながさきピース文化祭2025」や、[2]つ目の「ツール・ド・九州」の開催に向けて、市町や関係団体等と連携して着実に準備を進めていくということ、また、実施も進めていくということです。[3]につきましては、4月から10月までの半年間、開催をされます大阪・関西万博につきまして、九州7県合同で観光や物産等を発信するブースを設置をいたします。そのほか関西の主要商業施設等において、本県独自のPRを実施をさせていただくなど、年間を通じて、関西エリアにおける本県のさらなる認知度向上に向けた取組を、これも部局横断的に連携を強めて展開をしていきたいと考えております。
26ページ、[4]につきましては、我々の長崎県がに抱える課題の一つとして西九州新幹線がございますけれども、これについて、大阪・関西万博も契機として県外に向けて情報発信等の充実を図るものになります。そして、[5]番目と[6]番目につきましては、プロスポーツクラブと連携したスポーツ振興の取組であったり、バスケットBリーグのオールスターゲームがありますけれども、この機運醸成等を図るものとなってございます。
そして、27ページからは3つ目の重点テーマになりますけれども、「最先端のテクノロジー活用やイノベーションによる力強い産業の実現」に資する取組をまとめさせていただいております。これも1つ目と2つ目と同じように、ここ、一つのページの中に主な新規と拡充内容をまとめさせていただいております。
28ページをお開きください。
まず、1つ目、「新たな基幹産業の育成、新技術の社会実装とチャレンジの促進」といたしまして、[1]つ目につきましては、国内投資が非常に活発化をしてございます半導体関連産業につきまして、大手半導体関連企業からの受注獲得を目指して、県内サプライチェーンの構築・強化や、企業人材の育成・確保を集中的に支援をしていくものでございます。そして、一番下、[3]番目になりますけれども、海洋エネルギー関連産業に加えまして、新たに水素関連産業において参入可能性調査を行いながら、サプライチェーン構築に資する企業間連携の取組を支援するものとなってございます。
29ページは、スタートアップに関連する支援になります。令和7年度は、投資家とのマッチングイベントでございます「ミライ企業Nagasaki」がございますけれども、この充実を図るために、新たに首都圏の交流拠点等と連携をいたしまして、県外からのスタートアップの呼び込み強化、そして、大企業等との取引拡大に向けた支援を行っていきたいと考えております。
30ページ、これはイノベーション分野のビジョン事業になりますけれども、国家戦略特区の指定を踏まえまして、ドローンの活用による地域課題への対応等を図るため、ドローンへの理解を深めるためのイベントの開催、そしてオペレーター育成、ドローンの社会実装に向けた取組の支援といったことも推進をしていきたいと考えております。
31ページ、上段になりますけれども、[6]番につきましては、県内におけます自動運転バスの社会実装に向けて、長崎空港から新大村駅間におきまして実証運行や検証等を推進していくものになります。
そして、下段になりますけれども、「持続可能な農林水産業の推進」といたしまして、我々、長崎県にとって非常に重要な基幹産業でございます第一次産業の振興策を上げてございます。[1]につきましては、農業の分野におきまして、気候変動に強い産地づくりを進めるために、気候変動リスクに対応した品種であったり技術等の開発・実証、資機材の導入支援等の取組を推進していくものとなってございます。
32ページの[4]番につきましては、畜産業におきまして、肉用牛の産地の発展に向けて、繁殖能力の高い雌牛の導入を促進するものとなっております。そして、[6]番になりますけれども、養殖業において、近年、頻発をしてございます赤潮への対応など課題解決に向けて、民間のアイデアを活用しながら技術開発、そして実証を推進していく事業となります。
33ページ、上段になりますけれども、[7]番につきましては、新たに産地における中核的な養殖業者による先端技術の導入、そして販売力強化といったことを目的として、養殖産地の成長を支援していくものでございます。
下段になりますけれども、各分野においてお声をいただいております産業人材等の育成、そして確保に向けた取組になります。[1]につきましては、県と市町が共同で外部デジタル人材を活用できる体制を構築していくものになります。そして、[2]つ目につきましては、セキュリティ・デジタル分野におきまして、大手セキュリティ企業と県内企業とのマッチングなどを行いながら、事業化支援や人材育成の取組を推進していく事業となります。
34ページ、[4]番と[5]番につきましては、高校生や大学生の県内就職の促進に向けた取組でございます。
そして、[6]番からは、外国人の確保・育成に関する取組をパッケージで掲載をさせていただいております。[6]番につきましては、企業向けの相談窓口や受入促進セミナーなどのほか、新たにモデル3市におきまして、企業が実施をいたします受入環境整備への支援等に取り組む事業となっております。
次のページ、[7]番に関しましては、IT人材に関しまして、これはフィリピンからの受入れになります。そして[8]番につきましては観光人材でございますけれども、こちらは現在、ネパールを対象国としておりますけれども、ここを拡大していきたいと、それに向けた取組になります。[9]番、[10]番につきましては、介護分野と農業分野について、新たに外国人材受入れのための居住環境整備等を支援していくものになります。そして、最後[11]番に関しましては、地域における日本語学校の体制強化、内容の充実を図る事業となっております。
36ページからは、4つ目の重点テーマになります。「全世代が豊かで安全・安心に暮らせる持続可能な社会の実現」に資する取組となってございます。
37ページをお開きください。医療・福祉・介護サービスの分野になります。[1]つ目になりますけれども、現行のドクターヘリに加えまして、新たに、病院企業団が有しております離島等の医療連携ヘリ、RIMCAS(リムキャス)というものがございますけれども、これを運航しない日に2機目のドクターヘリとして活用することによって、救急患者の搬送体制を強化していくものになります。[2]つ目につきましては、常勤医師のいない離島の公立診療所におけますICTの活用や普及・拡大を図る新規の事業となっております。
38ページ、[4]につきましては、医師会が設置をいたします看護師等養成所の運営に係る支援の充実を図るものとなっております。[5]番目と[6]番目につきましては、不足をいたします病院薬剤師や離島の歯科衛生士の確保に向けて、新たに県独自の奨学金返済支援制度を創設をするものとなっております。そして、[7]番につきましては、国の基本計画に沿った認知症に係る県計画の策定に向けて調査等を実施するものになります。
39ページ、[8]番になりますけれども、これにつきましては、発達障害の診療等に取り組もうとする地域の小児科医などに対しまして必要な研修等を実施をして、発達障害児の早期診療、早期療育を促進をしていくものとなっております。[9]番につきましては、透析患者の負担軽減に向けて、新たに低所得者を対象に、通院にかかる交通費の助成制度を創設するものになります。[10]番につきましては、法律の施行を踏まえまして、DVや性被害等の困難な問題に直面する女性への支援を実施するものになります。
そして、下段のほうには、誰もが健康で自分らしく暮らすことのできる社会づくりの推進といたしまして、[1]、ながさき健康づくりアプリの「歩こーで!」の一層の活用など、県民が主体的に健康づくりに取り組むことができる環境を整備をしていくという事業になります。
次のページ、[2]になりますけれども、これは高齢者の皆様の社会参加促進に向けまして、セミナーであったり地域貢献活動の実践講座、これを開催をさせていただきたいと思っております。そして、一番下、[5]につきましては、動物殺処分ゼロプロジェクトの取組でございますけれども、人と動物が共生できる住みよい社会づくりの実現を目指しまして、動物愛護管理センターの整備や地域猫活動に係る野良猫の不妊化手術支援などを実施をしてまいります。
41ページは、県民の安全・安心を守る社会基盤の整備と脱炭素社会の実現といたしまして、[1]、今年度実施をいたしました予備調査を踏まえまして、海域活断層の詳細調査や過去に行った本土地区の活断層調査の見直しによる地震アセスメントの実施等を行うものになります。
また、併せまして2月補正では、国の交付金を活用いたしまして、トイレカーの導入であったり、避難所の生活環境の改善に係ります資材の備蓄、災害時のヘリコプター離発着のための適地の調査を実施をいたします。こうした取組によりまして、防災・減災対策のを充実、強化を図っていきたいと考えております。
42ページの[3]につきましては、近年の自然災害の頻発化、激甚化を踏まえまして、5年間延長されました国の緊急浚渫推進事業債などの有利な財源も活用しながら、安全・安心な県土づくりを引き続き推進をしていくものとなっております。下の[4]番につきましては、脱炭素社会の実現に向けて、省エネ・再エネ等の取組を推進するものになっております。
そして、43ページからは最後の重点テーマになりますけれども、「現下の社会経済情勢を踏まえた諸課題への対応」ということでまとめさせていただいております。
44ページは、「地域コミュニティを支える中小事業者等に対する支援」といたしまして、[1]、今、県内の企業者の方々、本当に物価高騰等、様々なコストが上がる中で、非常に厳しい状況で経営をしておられます。そういった中で、商工団体の経営指導体制の強化を図ることによって、小規模事業者の業務効率化や売上拡大等を支援していく取組となります。そして、[2]番につきましては、中小の食料品製造事業者の生産性向上、また、収益拡大に向けた取組等を支援するものになります。[3]番につきましては、離島地域に加えまして、新たに本土の条件不利地域等で生産・加工された産品の販路拡大や、生産者や事業者の商品開発、生産拡大等を支援する事業となっております。一番下の[4]になりますけれども、市町と連携をいたしまして、「こども場所」づくりといったことなど地域課題の解決等につながる商店街の取組を支援をさせていただくものになります。
45ページにつきましては、国境離島交付金の活用状況でございます。引き続き、これも最大限活用しながら予算を編成をしてございます。
46ページのうち、[3]につきましては、離島の海上高速交通の維持・確保のために、老朽化をいたしました高速船ジェットフォイルの更新を引き続き支援をしていくものになります。[4]につきましては、交通事業者等の人材確保の取組や市町によるコミュニティ交通への転換、これを支援するものになります。
47ページにつきましては、IRの取組等を活かした県北地域の振興としてまとめさせていただいております。[3]につきましては、西海橋公園の官民連携によるリニューアルの検討や、県北地域におけますガーデンツーリズムを推進していくものになります。そのほかにつきまして、ツール・ド・九州がございますけれども、この開催のほか、テーマで説明した取組を再掲をさせていただいておりますけれども、説明は割愛をさせていただきたいと思います。
このほか、産業基盤の充実強化といったことなど、当初予算計上事業の執行において、県北地域を含めて実施内容等を選定の上で、関連施策を推進をしていきたいと考えております。今後も引き続き、IRの取組で目指してきました交流人口の拡大や産業振興などの考え方を継承して、その知見や観光資源を活かして、県北地域の活性化はもちろんでございますけれども、その効果を県全体へと拡大をしていけるように取組を進めていきたいと思っています。
48ページは、新しい地方経済・生活環境創生交付金の活用状況でございます。これも引き続き、最大限活用しながら予算を編成してございます。
それ以降、49ページ以降につきましては、2月補正予算の一覧や当初予算の主な取組を分野別にまとめた参考資料となってございますので、これ以降の個別の説明は割愛をさせていただきたいと思います。
冒頭、私から予算に関する説明は、一旦、以上とさせていただきます。
それでは、幹事社のほうから質問をお願いいたします。
私から、まず幾つか質問させていただきます。
今回、予算編成に当たって5つの重点テーマを設けていて、もちろんここに優劣はないと思うんですけれども、トップに「こどもが健やかに成長できる社会の実現」ということで、知事、常々、折に触れて子ども施策の重要性というのはずっと説いていたと思いますけれども、改めてここに込めた思いというのを具体的にお聞きしてもいいでしょうか。
子ども分野についてですかね。子ども施策、分野については、やはり県政の基軸として取り組んできたことでございます。これまでビジョンでも取り組んできましたけれども、やはり子どもがまず主役になれる、そういった環境をつくっていきたいと思っております。それに向けて中間支援組織であったり、今回、基金の創設も目指していくことになりますけれども、まずはそういったこれまでの取組をしっかりと次につなげていけるように、実際にこの検討したものが、新しく中間支援組織として体制をつくっていくと、構築をしていくと。それによって「こども場所」が、これは県だけではつくっていくことは難しいですけれども、様々な主体を巻き込んでいきながら、ご協力をいただきながら一緒に、実際に子どもが主役となって、安全・安心に過ごせるだけでなくてチャレンジができるような、体験ができるような、そういった場所を数多くつくっていけるような、そんな取組につなげていきたいと考えております。
追加で、今お話しされていたことと重複するかもしれませんけれども、先日の総合計画の策定に向けた懇話会でも、例えば、直接的に子どもを支援するという部分だったり、子どもに関わる大人を支援するという部分だったり、いろんな角度があるという話がありましたけど、そういった点で何か気を配った点、工夫した点などはありますでしょうか。
そうですね、これまで県政で本当にいろんな方々の声を聞きながら、もちろん議論をしてきましたけれども、その中で取組を振り返る中で、子育て支援としては、先ほど言った後者の側ですね、子どもを育てる側、子どもを支援していく者に対する充実といったものも本当にきめ細やかに進めてきていただいておりました。その子どもに焦点を当てたといったところについては、もちろんやっていただいておりましたけれども、まだまだやれることがあるんじゃないかなというふうに感じておりましたので、そこについてはやはり両方、どちらに偏るわけではなく、子どもがやっぱり主役になってチャレンジができる、安全・安心に暮らせる、過ごせる、そして、長崎県に生まれたからといって何か諦めることがないようにと、その居住地に限らず、本当に自分がやりたいことを目指していける、学べる、そういった環境を目指していくために、それにつながるような取組を今、進めさせていただいているというところです。
あと、子どもを支援する側ですね、教育であったり親御さんであったり、いろんな方々がおられますけれども、そちらに対する支援といったことも、これも県だけでは難しいですので、基礎自治体であったり関連団体等と連携を重視しながら、そういった取組を進めていけるように予算編成したところでございます。
また、その中で、先ほど触れませんでしたけれども、県として、額はそれほどそんな大きなものではないかもしれませんけれども、今回、産後ケアですね、県内どこでも使えるようにということで取組をさせていただいております。これは、まさに皆さんの協力を得て、県だからこそ調整をしてできたこと、進めていけることなのかなと思っております。こういったことを充実させていきながら、子どもも伸び伸びとチャレンジできるような、そういった環境をつくっていきたいと思いますし、それを支える側も、過度な負担がどこかにしわ寄せが寄っていくわけではなく、みんなで、県民総ぐるみで育てていける、見守っていけるような、そんな長崎県を皆さんと一緒につくっていけたらと、そう思って今回編成をさせていただきました。
私から最後に、話変わりますけど、基本的な考え方にもあるとおり、今年はいろいろな節目があり、周年行事があって、ツール・ド・九州など大型のイベントもあり、県として非常に好機だとは思うんですけれども、一方で、それが何か看板だけになってしまわないかというところが気になるところで、いかにその周辺で有効な施策を打って効果を波及させていくのかというところで、そこが知事の腕の見せどころだと思うんですけれども、一つ具体的に、特に空港50周年でお聞きしたいんですけど、パスポートの取得補助とかPRイベントとかありますけど、もう少し詳しく、それを県全体の観光振興とか経済活性化にどうつなげていくのかという考えが何かあればお聞きしたいんですけど。
空港50周年につきまして、本当にいろんなイベントが1年間、全ては私も把握できてないですけども、関連したイベントも含めていろんなものが行われていくと思っております。そういったことを県としては、やはり広域行政でございますので、まず受入れをしっかり促進をしていくことで、施設として、窓口としてですね、関係者、民間も含めて協力をいただきながら、本当に入り口、窓口というのは、来ていただく観光客の方々との接点の場だと、タッチポイントだと思いますので、そういったタッチポイントをしっかりと有効活用していくと、今まで以上に活用していくという意味でも、その役割といったものを引き続き検討、可能な限りいいものにしていくといった取組は必要だと思っています。
加えて、空港から入ってきていただいた、空港だけではありませんけれども、窓口から入ってきていただいた方を、いかに県内各地に送客していくかという観点も非常に重要だと思っています。これは、決してモビリティだけではなくて、受け皿となる、消費をしていただく、消費ということは恐らく満足度につながると、そういう求め、需要があって消費をするわけですから、そこは消費が生まれるということは、それだけ満足度が高まる可能性が上がっていくと思いますので、そういった環境、宿泊、食、そして体験だったりとか、そういったものを広域的に、みんな底上げをしていきながら、長崎に来ていただいた方に、「やっぱり長崎っていいな」とか、「また来たいな」とか、もしかしたら「住みたいな」とか、そう思っていただけるような、そんな取組を一緒にやっていきたいなと。
ですので、長崎空港50周年といったこと、そのイベントが単発で終わらないようにという観点は非常に重要だと思っています、これは空港だけではなくですね。そういったことを様々、本当にいろんな角度でのイベントが起こっていきますので、その都度その都度、キーとなる主体と連携をして、広域行政としての先ほどの観点を踏まえた支援といったものを、もちろんしっかりとやっていきたいと思っています。
私からは以上です。
空港の関係で私からも伺います。先ほどの長崎空港の50周年に絡んで、今回、予算の中で国際航空路線の利用促進とありますけれども、先ほど新規路線の誘致でも見据えたいという話もありました。具体的には、多分まだ検討中だと思うんですけれども、インバウンドとしてどのあたりを見据えていらっしゃるのか。そして、どういう客層をですね。この前も韓国、中国の路線あれが復活して盛り上がった点もありましたし、その点を見据えて展望を教えてください。
これはもう本当に、一概には言えませんけれども、やはり今おっしゃってくださったように、地域性もありますし、また消費するところで、来ていただく方々の層、ターゲット層というものもまたばらばらだと思います。
長崎県は、よく言われるのがアジアに非常に近いということ、西の端にありますので、そういったアクセス性のよさというところも重要視していかなくちゃいけないと思っています。また、それに加えて、今、上海、ソウルありますけれども、それ以外の例えば観光地と結ばれるということもすごく大切ですけど、そのつながる先がハブであるとか、そういった非常に機能も分かれることになると思いますので、そういったことをその時の情勢に合わせて、また、実現可能性ですね、そういったところも競争が非常に高いですので、そういったことを踏まえて総合的に実現可能性があるところを攻めていくということになると思います。
ありがとうございます。続いて、こどもの居場所、まさしく「こ子どもの場所づくり」の関係ですけれども、未来応援基金を創設されるということなんですが、先日のレクでもちょっと質問もあったんですけど、改めてその基金を創設して対応するというその意味はどういった点にあるんでしょうか。
まず、県としての大きな目的の一つとして、もちろん財源をしっかりとつくっていくことも重要だと考えています。もちろん一般財源でしっかりと捻出をしていくということも大事ですけれども、一般財源だけに、これは子どもに限ったわけではありませんけれども、様々な事業、課改題を解決していくために、その財源をつくる視点というものは非常に重要だと思っています。で、その弾力的な運用ですね、活用方法といったことも非常に重要だと思いますので、そういった観点から、基金といったことは、一つ手段になり得るかなと思っています。
加えて、この財源をつくった先でございますけれども、やはり「こども場所」づくりにおいては様々な課題がございますので、そこに対する経費についてしっかりと捻出をできるような体制をつくっていきたいと思います。
これについて、これからの取組になりますので、それはやりながら、またその状況を踏まえて、できる限りいい形にということになっていくかと思いますけれども、これまで子ども施策に対して応援をしたいと、協力をしたいとおっしゃってくださる企業であったり個人であったり、そういった方々のお声も聞いてございます。一定存在をしているところでございますので、これはもう、そういった企業の方々、個人の方々に幅広くお声をかけていくこと、そしてまた加えて、例えばふるさと納税とか、そういったことも絡めて連携をしていきながら、しっかりと機能するような基金にできればと考えています。
あと、県北振興のIRですね、IRの取組を活かした県北地域の振興の観点でちょっと伺いたいんですが、県北振興の思いというのは常々おっしゃっていますが、イベントですね、今ここにあるのは基本的には、西海橋公園のところは個別で出ていますが、そのほか再掲という点でちょっと、何でしょう、県北振興に向けての改めての考えというかですね、今ここに4個ありますが、そのほかの部分であれば、展望をちょっと伺いたいなというのがあります。
そうですね、県北はやはりIRで目指してきたことで様々、連携だったりとか関係者の思いが一致しているところであるとか、強みはあると思っております。そういったものをしっかり形にしていく、実現していく、実現につなげていくというのは非常に需要だと思っておりますけれども、ここに載せております「ツール・ド・九州」であったりとか食の賑わい、また西海橋とかツーリズムですね、そういったところもありますけれども、これ以外にも、もちろんこういったところは県北で起こっていくような、分かるようなメニューということで分かりやすくまとめさせていただいておりますけれども、これ以外にもやっぱり産業振興であったりとか、周遊も観光もそうですけれども、そういったところも全県下で行いはしますけれども、ここも県北も含まれてきますので、そういったところでやっぱり県北の強み、資源を活かした、そういった県北の活性化といったところには、関係者と関係市町も含めて連携をしてやっていきたいと思っています。
では、ほかに予算につきましてご質問のある方、すみません、挙手をお願いいたします。
知事、1期目の仕上げの年でもあるかと思います。今回の予算に込めた思いについて、改めて聞かせてください。
思いは先ほどからずっとしゃべらせていただいたところでございますけれども、やはりおっしゃるとおり最終年になりますので、今までの経験も踏まえたりとか、今までと違う観点もあったりとか、そういったものはありますけれども、大きくはこれまでと変わらず、しっかりと目指してきたもの、皆さんと練り上げてきたものをしっかり実現していけるような、そういったものにしていく必要がありますので、そこは実現可能性とか、よりバランスのとれた、より発展性のあるといった観点で編成をさせていただいたつもりでございます。
また、今、少し経済対策補正のほうでも触れましたけれども、やっぱり経済的な社会情勢が非常に厳しい中で、本当にきめ細やかに、また補正も含めてスピーディーに対応しなくちゃいけないところもございます。そういったところももちろん配慮、配慮といいますか、しっかりと考えをめぐらせて予算編成をさせていただいたところでございます。
具体的にお話ししますと、まず一つ目を挙げると、やはり長引く物価高騰ですね。1つ目、一番初めのところで3つ挙げましたが、そのうちの一つとして挙げさせていただいておりますけれども、そこにしっかりと対応していくといったこと、補助もさせていただいておりますし、それに加えて、例えば消費であったらプレミアム商品券のものもございます。そういった消費拡大であったりとか生産性向上に向けた取組といったものも2月補正として上げさせていただいて、当初と一体となって予算をしております。
2つ目、子ども分野は先ほど申したとおりですけれども、やはり子どもは長崎県の未来ということをずっと申し上げさせていただきました。我々も年を取っていきますけれども、やっぱり世代が替わっていく中で、未来の長崎県を支えていくのは今生きている子どもたちだと思います。それだけではなく、外から来てくれる方もいらっしゃるかもしれませんが、その方々が、本当に予測するのが難しい社会をしなやかに生き抜いて活躍をすると。
今、技術開発がものすごくて、進歩がものすごくて、10年後、20年後、30年後、10年後はまだわかるかもしれませんが、30年後の未来はどうなっているのか、非常に予測が困難になっている状況かと思います。そういった中でもしっかりと対応能力があって、地元、ふるさとを愛して、そういった子どもたちが育っていくと、そういった環境は引き続き推進していけるように、みんなで、教育だけでやるんじゃなくて、やっぱり地域とか県民みんなで育てていけるような、そんな環境を目指して予算編成、中間支援組織、基金等もお話ししましたけれども、そういったことを意識して編成をしてございます。
それ以外も本当に重要でございますけれども、医療の提供体制、安全・安心の対策、それに加えて、いろんな、全世代の方々がどこに住んでいても安全・安心に暮らせるようにという思いもしっかり込めたつもりでございます。ですけれども、そういった今までの取組をは推進していくことに加えて、一つ特に申し上げさせていただくとすれば、やっぱり今、冒頭で申し上げた経済ですね。
いろんな取組を進めていく上で、人口減少もそうですけれども、やっぱりしっかり所得を上げる、経済を回していくということは非常に重要になると思っております。ですので、半導体にも触れましたし、それ以外の成長産業も今回支援をしっかりとさせていただくと、また、観光もそうですし、我々の長崎県の大切な基幹産業である一次産業、これも本当に今、気候変動等で大変なところもありますけれども、その中でもしっかりと伸びていくと、生産者の方々が頑張った分だけしっかりと収入につながっていくような、そういった状況をつくっていかなくちゃいけませんので、そこはみんなで知恵を出しながら、連携してやっていけるようなことを意識をして事業を組み立てたつもりでございます。
最終年度だからということでどうこうあるわけではありませんけれども、しっかりと今の現状を捉えて、これまでの取組を踏まえて、今、県がやるべきこと、それを意識をして予算編成を行ったつもりでございます。
ちょっと先ほどの質問と重なるところもありますが、最終年の4年目であったり、総合計画の5か年の5年目というところで、これは昨年度の事業数は154件、新規、拡充があったものが、今回80件弱と、およそ半減になっているように見受けられます。その点について、どういった要因があるというふうに思われますか。
事業数といったことはあまり意識はしていなかったんですけれども、でも、今考えると、結構連携をして取り組みましょうということを庁内挙げてお話をしてきました。議論も深めてきたつもりでございます。ですので、もしかするとですけれども、しっかりと見てみないとわかりませんが、今まで2つに分かれていたものが、もしかすると3つが2つとか、2つが1つとか、そういったこともあったかもしれません。
分かりました。
よろしくお願いします。基本的な考え方のことでお尋ねですが、前回、今年度の予算発表の時は、ビジョンを前面に出したような形だったかなと思うんですが、今回の基本的な考え方を見ると、補正予算も含めてでしょうけれども、物価高騰への対応だとか、いわゆる経済活性化の部分で、こういったことを前面に出されていますけれども、このあたり、経済活性化というのを前に出しているところの狙いというのを改めて教えてください。
前、後ろというほどではなく、そこまで、どれも大切なんですけれども、先ほどNCCさんにお答えさせていただいたとおりで、やっぱり今、本当に厳しい状況の中で、賃上げであったり物価高騰がある中で、本当に企業の方々は、苦しい状況の中で競争といいますか、厳しい状況の中で経営を続けられていると思います。そういった中でしっかりと勝ち抜いて、さらに発展をしていくということを考えますと、我々としても、しっかりそこの生産性を向上させていくこと、本当に短期的に今回、経済対策補正もしておりますけれども、そういったことで、限りある財源ではありますけれども、そういったところで必要な補助、支援もしていくという考えも必要でございます。やはりその先にはしっかりと自走していくような、利益を上げながら発展をしていくといった流れにつなげていかなくてはいけませんので、やっぱりそういったことからすると、ただ単に底上げをしていくだけではなくて、県内もしくは県外からの流れということでサプライチェーンをつくっていくということも非常に重要になってくると思います。
なので、そういったことをしながら県民の所得を上げていく、それによって、やはりいろんなものに波及していくことになると思います。消費も増えたり、それによってまた人口、住みよい環境もつくっていけたりとか、そういった好循環になっていくと思いますので、そういった意味ではやはり、昨今の厳しい状況を踏まえて経済対策をしっかりやっていこうということは非常に重要だと、今回、基本的な考え方の1つ目に書かせていただいております。
所得の向上なり、好循環によってやはり人口減少対策にもつながるという理解でもよろしいでしょうか。
人口減少対策は、非常にすそ野が広いといいますか、今回、人口減少対策というようなくくりではやっておりません。それは非常に難しい話であって、多分野にわたり、見方によっては人口減少対策になり得るものがほとんどだと思いますので、究極の総合的な、総合的に進めていかなくちゃいけない課題だと思いますから、そういうくくり方はしておりませんけれども、今おっしゃってくださったように、所得という意味では非常に重要な観点だと思いますので、しっかりそういった観点からも経済を回して県民所得を上げていくということは、もちろん人口減少対策だけではありませんけれども、重要な課題の一つだと認識をしています。
それから、その次の重点テーマのことで、個別の施策のことになろうかと思うんですけど、大石県政は子ども施策を柱に据えていて、これまでも出たかと思うんですけれども、知事、この子ども施策の中で、知事肝いりの子ども関連事業というのは、あえて言えばどのあたりになるでしょうか。
本当いろんな視点があるので、子どもにより視点を当てたところ、子どもが過ごす環境の周りに対する支援とか、本当にいろんな視点があるので、どれとは言いがたいんですが、先ほど取り上げた、長崎県として広域行政として取り組めることというと、やっぱり産後ケアとかですね、それもありますし、あと中間支援組織に関しましては、長崎県で「ココロねっこ運動」が20年来、20年以上続いておりますけれども、そういったネットワークという強みがやっぱりございます。そういったことをしっかり巻き込んでいきながら、県だけではできない取組を、可能な限り多くの方々に参加していただきながら、県みんなで育てようという、この潮流をつくっていくということは非常に重要なことかなというふうに思っております。
それから、子ども施策の中で、ビジョンの新規事業として、こども場所の充実や支援体制ということで新たに基金を創設されるということで、まず、先ほど、財源を確保して弾力的に運用すると、今後何をやっていくかというのは、これからやりながらできることを考えていくのかなと思うんですけれども、もう少し具体的に、このあたりはどのようなイメージがあるのかというのを教えていただきたいんです。
使途ですか。
使い方ですね。
今回、こども場所の運営にかかる支援とか、そういったことを市町、基本的に基礎自治体が担っていくこともあると思いますけれども、そういったところを県としても支援していくこと、今回一緒になってやらせていただくということはありますけれども、そういったことって、今は立ち上げとか初動に対して新しい環境をつくっていこうとしているところだと思いますので、既にあるものに関しましては連携を深めていくとか、コミュニケーションをとっていくとか、また、足りないところは新しいそういう場所、居場所を創出していくとか、もちろん支援はその場その場で、その状況で変わっていくものかもしれませんが、そういったことを維持、発展させていくという意味では、まだまだこれからだというふうに思います。ですので、そういった意味では基金とか、そういったことでしっかりとそれに充てられるような財源をつくっていく、それが重要になると思いますので、これに何年後こういうお金を使いますとか、そういった具体的なものがあるわけではありませんけど、しっかりここが進んでいく方向性として、その財源を確保するという観点では、やっぱりこういったものが必要かなと考えています。
最後にもう一点。ほかの方からも出ましたけれども、県北振興の中で、IRの不認定を受けて幾つか事業を上げられていますけれども、IRで得た、いわゆるレガシーというものをおっしゃったりしますけれども、それを活かすということよりも、地元の方々は、IRに代わる、それと同じぐらいの対策というのを求められているのかなと思います。そういった意味では今回、イベント事が多くて、先ほどもお話出たように単発で終わるという懸念もあるんですけれども、知事としてはこれで十分と考えているのか、ほかに何かできるようなことがあるのかということを、今どういうふうにお考えになっているのかを教えください。
これはどれも、県北対策だけではなくて、どの事業もそうですけど、100点満点ではなかなかないものだと思いますし、なので何を言いたいかというと、これだけで十分と思っているわけでは全くありません。ほかの地域でも、やりたいこと、やらなくちゃいけないこと、本当に限りなくある中でではございますけれども、今おっしゃってくださったような単発で終わらないようにということも、視点も大事だと思いますし、実際に実績といいますか、結果が求められていることも十分認識をしております。ですので、県北のIRが不認定に至ったことで、活性化をしていくことについてが大きく形が変わってしまったということは事実なんですけれども、そこは本当にできる限り、その状況に応じてやれることを一緒につくっていくということが、本当にやれることかなと思っています。
ただ、IRに関しましては民間主導の、本当に大型のプロジェクトでございました。これはもう県政の大きなプロジェクトとして進んできたところでございますので、なかなかそれをそのままそっくりと補完するというのは難しさはあると思いながらも、ただ、やはりその中で、先ほどレガシーという言葉を使いわれましたけれども、議論を深めてきた、協力を深めてきたことで生まれたもの、そういったものについては活用しながら、また、足りないものはつくっていきながら、しっかり県北の方々が期待していけるような賑わいづくりといったものは、県としても関係者団体と協力しながら、何とか実現をしていきたいなと、活性化を推進していきたいなと思います。
分かりました。以上です。
よろしくお願いします。今回の当初予算、総括をして、もういろいろ質問が出たので、今回の当初予算を100点満点で評価するなら、総括して何点と評価しますか。理由も一緒にお願いします。
本当に点数をつけるのは難しいです。やろうと思ったら本当にたくさんやりたいこともありましたし、それも財源の中でもそうですけど、この財源の規模感でよりよい形っていうところは、ほぼほぼ時間のある中で、ほとんどはもう、部局も全力で議論してくれましたし、真剣に向き合っていただいて、キャッチボールも何度もしながら進めてきたところなので、今できることについては、時間的な制限、予算的な財源的な制限がある中でやってきたというふうには思います。
ただ、本当に状況も変われば、求められるものもの変わります。また新たなお話が聞けたり、ニーズが聞けたり、やってみてちょっと違うとかいう意見も出たりとかあると思いますので、それはもう本当に事業を進めていく段階で、過程の中で、できる限り求められたニーズに合うような施行ということをやっていきたいと思っております。
すみません、点数についてはちょっと難しいので、回答は控え・・させていただければと。
今回、周年事業の中で、今年は被爆から80年ということで、それに合わせた予算も3,800万円計上されていますけれども、これについて具体的にどういうことに取り組んでいきたいか、あるいは、それについての思いというのをお願いします。
被爆80年になりまして、日ごろからいろんな思い、思いは一つですが、いろんな活動をされている方々がいらっしゃいます。そういった方々が、被爆地長崎から世界に向けて発信をする、国内に向けて発信をする、もしくは県内に向けて発信をすることもあると思いますけれど、そういった取組を県としても応援をさせていただきたいと思います。昨年、ノーベル平和賞受賞がありましたけれども、そういった中で機運の高まりを感じていらっしゃる方も多いと思いますし、そういった中で被爆80年ということ、また、被爆者の方々は非常に高齢化している中で、本当に危機感をもってそういったイベントに臨まれ、取組を、続けられている方々もいらっしゃいますので、そういったところをやっぱり被爆80年という節目の年を捉えて、県としても一緒になって応援をしていきたい。核なき平和の実現、長崎を最後の被爆地にという思いをしっかりと伝えられるように取組をしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。一つお伺いします。40ページに、動物殺処分ゼロプロジェクト、3億9,400万円というのがございます。事業の予算というのは、金額の多寡たかというのもかなり重要だと思います。この中でいろいろ出てきて、一番高いのがピース文化祭の7億6,000万円ですが、殺処分は2番目に多いんですね。
知事、これ、何をするんでしょうか。愛護管理センターにかかる経費とか、・・でイメージを教えてください。
建設にかかることも、整備にかかることもあると思いますので、内訳は、ありますか。
財政課からお答えいたします。知事が申しましたように、令和7年度から具体的な動物愛護管理センター、仮称ですけれども、その建設に着手いたしますので、その分が3億6,000万円ほど含まれております。
先ほどから皆さんのご質問に知事の思いについてお聞きしているんですが、Xなどで動物殺処分、非常に頻繁に投稿なさっていますけど、その観点から見て、この事業にどういうふうに思い入れがあるか教えてください。
動物殺処分、私も、就任をして、本当に多くの方々にご協力をいただきながら、ご理解をいただきながら取組を進めてきて、本当に数として減少傾向にあるという状況でございます。私、就任する頃に、すごく数字的には改善が必要だったと認識をしておりますけれども、それは非常にいい方向に向かっているというふうに、実際、現状として感じています。
そういった中で、さらに取組を進めていくという観点もそうですけれども、やはり動物愛護管理センターについてはそれ以上に、触れ合うとか、殺処分だけの対応ではなくて、動物と共生をしていく、そういった役割の場にもなっていくと思うんですね、やっぱり接点として。なので、そういった、ただ殺処分に関する視点だけではなくて、動物と触れあう場所、学ぶ場所、そういった機能もぜひ備えたいと思いますし。
もう一つ申し上げるのは、動物殺処分ゼロの世界観というのを我々目指していますので、そういったときに譲渡数じゃない、収容数というのがやっぱり、この計画をしたときと少し、状況は絶対変わってくると思うんです。そういったときに施設の使われ方というのは、もともとあった数字で機能していただけでは対応しきれない可能性もありますので、そこにやっぱり可変性といいますか拡張性、発展できるような、そんな柔軟性も必要だと、弾力的な運用ができるような施設になっていかなくちゃいけないと思いますので、その観点も大切にしながら、いいものに皆さんとしていければなと思っています。
3億6,000万円とかなり大きなお金をかけて造るわけですから、今の段階で、全国でも珍しいとか、こういう特徴があるとか、どういう施設を造りたいか説明してください。
そうですね、今どういった施設にしたいのかは申し上げたとおりなんですけれども、殺処分ゼロの世界観で言うと、これはまだ達成した先の話になるかもしれませんが、長崎県として、ただゼロで満足するわけではなくて、今、我々長崎県としても他県の方に引き取っていただけたりもしていますので、そういったところで逆に長崎県は、ゼロではなくてマイナスの、逆に受け入れられるような、そういった世界観ももしかしたら見えてくるかもしれませんし、そういった拠点として、さっき言ったように譲渡だけではなくて触れ合うとか学ぶとか、そういった場所、そういった機能を有する、人が集うような、そんな場所にできたらいいなと思っています。
他県の殺処分対象の動物を受け入れるというのは、すごい画期的だと思いますので、どうもありがとうございます。以上です。
教えてください。被爆80年事業についてですけれども、いろんな団体が、活動をしている方々が発信をしていくことを支援するというようなことでお伺いしています。柱としてもそういうことが書いてあるわけですけれども、県として主体的に何か発信をしていくこととかですね。また、80年ということで、いよいよなくなってしまうもの、人のこと、思い、言葉含め、文物もありますけれども、なくなってしまうものもある中で、それを伝えていくために何か県としてやることとか、いろんなことも可能性としてやるべきこと、やれることはあると思うんですけれども、今のところは、団体さんの活動を、発信を支援していくというところに今回の予算では力を入れたということですか。
イベントとしてですか。
そうですね、予算としては、要するに県が主体的に何かをやるというよりは、やられているところを応援する、一緒になってやるみたいな形でのところを今のところは予算では盛り込まれていると。
県としては、これまでも次代を担うような人材育成など、そういったことは我々も主体として一緒になってやらせていただいておりますので、そういったところはしっかりと引き続き取り組んでいくことになると思いますし、それに加えて、やっぱり被爆80年、先ほど申し上げたとおり節目でございます。様々な機運の高まりとか、そういったこともありますので、そういった機を捉えてしっかりと、長崎から、また広島とも連携をして、日本からそういった情報発信をしていくといったことを、今年、節目としての捉え方として取り組んでいきたいと考えています。
ありがとうございます。もう1点。これも柱立ての問題ではあるんですけれども、佐世保・県北についてはIRの問題もあり、かなり注目もされ、地域の期待もあるということで取り上げられることが多いですし、力が入った施策、政治姿勢がある施策も出されます。また、離島についても、特殊性もあり、また国境離島新法の話もあるので、そういう中で取り上げられる。
やっぱり気になるのが島原半島の部分について、かなり島原半島の南部とかは、本当に過酷、深刻な状況がどんどん進んでいっていることはもうご承知のとおりだと思います。ここについて多分、一次産業の下支えだとか、周遊だとか、いろんなところで結果的に恩恵は受けるとは思うんですけれども、直接的なところで島原半島ということを意識したような施策というのが、今日の説明の中ではですけれども、直接的な意味ではあまりこう、ちょっと寂しいかなという感じもしたところがあります。
この島原半島について、知事としては、どういうふうに今年度向き合って支えていくかというところ、島原道路の話もありますけれども、どういうふうに整理して向き合っていかれるかというところを教えてください。
半島ということで、特段、島原だけが抜けているわけでは全くなくて、各地域のこと、思いはもう本当、県内全域に至っていますので、それは触れていないからどうのというわけではありません。ほかの地域も、個別には言いませんけれども、触れていないところもありますが。
全体として施策を考える中で、今おっしゃったように島原半島というのは、非常に一次産業も盛んな場所でございます。加えて、一方でアクセスに課題があるのも事実でございますし、また、医療提供体制という観点からすると、まだ課題も別にあるというふうに認識をしております。ですので、そういった分野、分野ごとの課題といったものも、これはもう島原半島に限ったことではございませんけれども、各地域でしっかり精査しながら、全県下の取組の中でしっかり対応していくということが重要になるかと思います。
島原半島には、本当に強みもたくさんあって、一次産業も、おいしいものもたくさんありますけれども、観光であったりとか、そうですね、たくさんいいものもありますので、そういったことを地域の方々はどう活かしていきたいかということは常に耳を傾けながら、我々県として、広域行政としてやれることをしっかり整理をして取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
ちょっと難しい質問にはなるかもしれないんですが、今回の編成された当初予算を一言で表すとするなら、ネーミングをするとするなら、どういうものだというふうに知事自身は思いますか。
えーと、あの、そうですね、まあ、絆は大切だと思います。いろんな方々、子どもの中間支援もそうですけれども、今お話があった様々な主体をつなげるといったことも非常に重要だと思いますので、私が就任して連携、連携、部局も連携、全て連携、連携と、資源は限られているので、効果を最大化していくという考え方、資源も活用を最大化していく、効果を最大化していくということをしてきましたので、やっぱり「つなげる」ということは非常に重要だと思いますし、今年、県の総合計画を策定しますけれども、その次の総合計画につなげていくということも大切だと思いますので、「つなげる、つなぐ予算」でどうでしょうか。難しい質問でございました。
ありがとうございます。難しいと言われて、出てこないのかなと思ったら、ちゃんと出てきたので、助かりました。ありがとうございます。
長崎県づくりのビジョンのことでお尋ねしたいんですけれども、知事は、特に前、後ろはないんだというお話を先ほどされていたんですけれども、昨年度は、ビジョンを中心とした政策の紹介の仕方をされていて、特別事業等もありました。で、知事は、その基盤づくりを進めていくんだというようなご説明をされていたと思います。
今回はちょっと、重点項目を掲げたような従来の説明の仕方に戻っていて、ビジョン関連政策は個別の政策に落とし込まれているような紹介の仕方になっているのかなと思うんですけれども、単純に政策のソート相当の手法が異なるだけの話なのかもしれないんですけれども、今回予算編成の中でビジョンがどのような位置づけになっているのか、特に予算でのプライオリティが下がっていますよとか、そういったことではないのかということをちょっとお聞かせいただきたいんですけれども。
プライオリティが下がったとか、そういったことは全くなくてですね。またむしろ上げたということも全くなくて、やはりどれも大切だという観点は変わりはありません。
それぞれの分野、今回5つのテーマに分けてお示しをさせていただいておりますけれども、その中でビジョン事業ということでご説明をさせていただきました。それぞれの分野が、4つの分野だけでビジョンをですね。昨年は、そのビジョンということもご説明をさしあげて、そのビジョンの中の考え方ということも述べさせていただきながら紹介させていただきましたけれども、今年は、ビジョンだけでもなく、5つのテーマに沿って幅広な、より広い観点からくくり直しをして、その中でビジョンも含めて紹介をさせていただいております。ですので、そういった意味では、恐らく手法による違いといったものが見え方の違いなのかなと思っていますけれども、ビジョンも、基盤づくりというか、一番初めの土台をつくったところから、また次のステップに進んできている段階にありますので、それは全然プライオリティが下がっているというよりも、むしろ次に着々と進めていこうとしている段階にある状況でございます。
また、ビジョンにつきましては、こうありたいと思う、旗印に向かっていくんだと、各事業もこっちを向いていこうねという旗印でもございます。そういった中で、一つの部局だけでは行えないような、むしろ複数の部局にまたがるようなものをみんなで連携して、どういったやり方が一番、限られている資源を有効、最大化できるかということを考えながら議論して進めているものでございますので、むしろこういったものがモデルケースとなって、ほかの事業にも広がっていくといったことで、ビジョンの考え方、部局連携の考え方といったものが広まって、別の個別事業にも広がっていけばいいなと、そうは思っています。
分かりました。その上でなんですけど、4つ、ビジョンの事業が去年あったと思うんですけど、それぞれに新たな段階があるのかなと思うんですけれども、今のビジョン実現に向けたステップとしてはどういう段階なのかということと、知事の中での進捗状況に関して、ここは進められた、ここはちょっとまだ足りないとか、そういった評価軸があれば教えてください。
足りないと思うことはもう多々ありますので、それはもう満足ということは全くありませんけれども、それぞれの柱で、やはり我々が財源さえあれば能動的にできるものばかりではありません。例えばドローンでありますとか、そういったところって、特区は指定いただきましたけれども、その枠組みの中で国の実証事業とか、いろんなものを活用させていただいて実現していっていることもあります。また、子どもで言うと、市町だけでなく民間の方々、また、そこの地域にお住いの県民の方々のご理解をいただいて、ご協力をいただいて進むこともあります。
なので、そういったことで県だけでやれるものではありませんので、その都度、その都度、状況に応じてやれることを積み上げて今の形になっていると、そう認識をしています。ですので、足りないということを上げればきりがないとは思いますが、今できることを今回、予算として積み上げさせていただいているということ、その認識でおります。
ほかにご質問はございますか。では、予算の関係については、以上でよろしいでしょうか。
では、ここで終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時48分から午後5時45分(57分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年2月14日 記者会見
会見内容
知事定例記者会見を始めさせていただきます。
スイートピーについて
お疲れのところ、引き続きよろしくお願いします。
まず、コサージュですけれども、今日はスイートピー、すごくいい香りがしています。今日は、千々石のほうから、雲仙市のほうからいただいています。
スイートピーですけれども、もとは薄紫色の小さな花でございまして、19世紀の頃、品種改良が進んでいろんな色ができてきたというものです。スイートピー、「ピー」って豆ですけれども、これは豆科のお花だそうで、甘い香りがするからスイートピーという名前がついたそうです。
スイートピー、県内ですけれども、雲仙市で栽培がされております。花が大きくて非常に香りもいいですけれども、日もちがいいのが特徴と伺っています。栽培の管理が非常に難しいそうで、量はそんな多くないそうなんですけれども、長崎県のスイートピーは、非常に品質が高くて評判がいいということです。
花言葉としましては、「門出」、「優しい思い出」、また、「永遠の喜び」ということで、非常に明るい言葉が並んでおりますので、ぜひ県民の皆様も、雲仙市で栽培されているということなので、日頃の生活の中で、また贈り物等で使っていただければと思っております。
新技術実装連携“絆”特区の取組について①
冒頭、私からは2つ、お話をさせていただきます。
まず一つは、“絆”特区についてなんですけれども、2月10日、今週の月曜日になりますけれども、昨年、指定を受けました新技術実装連携“絆”特区に関しまして、九州で初めてとなります有人地帯でのドローンの目視外飛行、これはいわゆるレベル4に当たりますけれども、このレベル4飛行の調査・実証事業を実施をいたしました。
具体的には、五島市におきまして、そらいいな株式会社様を中心として、巡回診療車によるオンライン診療と組み合わせて、ドローンのレベル4飛行によってお薬ですね、処方薬を患者宅の軒先まで配送する実証となってございます。
これによって、例えば現在は診療して翌日に人がお薬を持って行っていたという形が、オンライン診療当日にドローンを使ってご自宅まで届けることができるといったことが実現できる可能性があります。これによって住民の利便性向上であったり、医療機関の負担軽減といったことにつながることが期待をされます。
物流分野におけますドローンサービスの社会実装を進めるために、今回の実証を通じましてエリア単位で、今までルート単位でございますが、エリア単位でレベル4飛行の許可を行うための要件の明確化に係る規制、制度改革の提案につなげていきたいと考えております。
今後も、関係事業者や市町などと連携の上、この特区制度等を活用したドローンの推進に取り組んでいきたいと考えております。
自転車のながらスマホ、酒気帯び運転の罰則強化について
2つ目になりますけれども、自転車のながらスマホ、酒気帯び運転の罰則の強化について、これは県警本部から預かっておりますので、一つご紹介をさせていただきたいと思います。
昨年の11月1日に施行されました改正道路交通法によりまして、自転車運転中のながらスマホと酒気帯び運転に新たな罰則が設けられております。日頃、通勤や通学などで自転車を利用される県民の方ももちろんおられると思いますけれども、自転車によりますこれらの行為につきましては、交通事故に直結する危険な行為であることをぜひご理解をいただいて、決して自転車でのながら運転や飲酒運転をしないようにお願いを申し上げます。
自転車は、誰もが手軽に乗れる便利な乗り物でございますけれども、使い方によっては、交通の危険を生じさせるおそれがありますので、自転車を利用される県民の皆様は、まずは自分の安全を、自分の身を守るヘルメットを着用していただいた上で、交通ルールを守って安全で快適な運転をしていただきますようにお願いを申し上げます。
冒頭、私からは2点、お話をさせていただきました。以後につきましては、ご質問に応じましてご回答させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社の読売新聞さんから、ご質問をどうぞ。
知事の政治資金について①
私から、まず、先日の全員協議会の関係でお尋ねさせていただきます。
初日、終わった後のぶら下がりでも同じようなことをお聞きしたんですけれども、2,000万円の貸付け処理に関して、選挙コンサルとやり取りした税理士に確認した結果、「架空」という言葉は出ていないということでした。ただ、この税理士は、そもそも選挙運動費用収支報告書の事務担当者にも名前を連ねており、当然、2,000万円が既に選挙の収支として盛り込まれていることを知っていたのではないかと思います。税理士はその上で、税理士は選挙コンサルから貸付けにしてくださいと言われた時に、何かおかしいと思わなかったのか、この点について税理士がどのように説明しているのかお聞きしたいのと、もしそれを確認していないというのであれば、確認すべきだと思いますけど、いかがでしょうか。
先日、そのご質問をいただきまして、また今回もご質問いただいていますけれども、確認はしてございまして、まだ今投げかけている状況で返ってきてませんので、それは確認途中ということでご理解いただければと思います。
もしかしたら、ここはまた同じなのかもしれないですけど、その場に居合わせていた後援会の別の幹部の方も、そもそも選挙運動費用収支報告書の出納責任者であったのではないかと思うんですけれども、この方に対する聞き取りみたいなものは、どのように考えていますか。
併せて、一応弁護士を通して確認をしておりますので、今まだ回答がきておりません。
再開発事業について
分かりました。
話、変わりまして、少しタイムリーなのでお尋ねしたいんですけれども、昨日の夜に大黒町の再開発の関係の住民説明会がありました。まだ詳細については、準備組合のほうが検討中ということだと思うんですけれども、県も、もちろん市もですけど、絡んでいるということもあって、ここの部分の開発が長崎の中心部にとってどのような意味を持つのか、また、どういう役割を果たしてほしいと考えられているのか、教えてください。
再開発ですけれども、駅前のバスターミナルとその周辺に関しまして、大黒町の地区において、地元の組合と、それによって市街地の再開発事業が計画をされております。今おっしゃってくださったように、昨晩、説明会があったと私も承知をしております。
現在、長崎市では、皆様も日々感じておられるとおり、町のたたずまいが変わっているという状況にあります。そういった中で、この再開発事業ですけれども、持続可能で魅力的なまちづくりに向けて貢献をする民間の都市開発として期待をしておりますけれども、県と市で支援をするという形になっております。それは、やはり駅の目の前で、中心地でございます。長崎市中心地の計画的な都市基盤整備を推進するものと、そう理解をしております。
これによって変わることとしては、バスターミナルが非常に古くなってございますけれども、建物の耐震化、また、高速バスターミナルの機能の更新といったこと。そして、併せて前面に国道がございますけれども、そこを拡幅するということで、バス停の拡充なども今後実施していく計画となります。陸の玄関口として交通の結節点になっていくと思いますけれども、その機能を強化したり、また、地域にとっては防災機能もあると思いますので、その強化。さらには、やはりにぎわいの創出といったことも中心地域に、また新たな拠点ができるんじゃないかというふうに期待をしておりますので、そういった観点からも長崎市中心街のまちづくりの観点から非常に重要なものというふうに認識をしています。
知事選について①
分かりました。
最後に、3月に入ると知事の任期満了まで残り1年となります。先ほどから話に出ているように、現行の総合計画が最終年度になるので、新しい計画をつくっている、作業中ということもあって、考えると、計画をつくった以上、自らそれを推進していきたいと思うのが普通かなと思うんですけれども、次の知事選もありますけど、引き続き、かじ取り役を担っていきたいのかどうか、今のところ、どのように考えているか、教えてください。
県の総合計画に関しては、県が継続して目指していく、推進していくべき計画を定めるわけですから、そこは為政者、誰がやるというわけではなく、みんなが必要とするものを、みんなで議論しながらつくっていくことが必要だと、まずそう理解をしていますし、そう努めていきたいと思っています。
その中で私の次へという話もありましたけれども、これはもう本当に今のところ、全く考えていません。本当に目の前のことをまずしっかりと、今、説明が不十分であるといったことも言われてございます。そういったことをしっかり、まず丁寧に対応して、ご理解いただける、また、信頼を得て県政をしっかりと、任期中ですね、しっかり前へ進めるといったことに全力をまず集中するべきかなと、そう考えています。
知事の政治資金について②、知事の政務・公務について①
今の件とちょっと関わりますが、そもそも全員協議会が終わっての初めての会見という場なので、どういった今の受け止めというか、振り返ってみていただいて、どんな点を感じていらっしゃるのか。
1日目、10日の2,000万円についてに関しては、これまで事実関係を整理しながらご説明さしあげました。繰り返しということもご指摘もありましたけれども、私としては、これまで真摯に事実関係の整理をして、それを説明してきたところでございますので、中には同じことを改めてご説明をさしあげることもあったかと思います。
その中で十分に答えられたところ、答えられていないところ、十分にといいますか、理解が十分に得られていないというのが現状だと思いますので、そこについてはしっかりと受け止める必要があると思っております。これからもしっかりと誠意を持って説明を対応していきたいと思います。
その中でもご指摘いただいておりました日付の確認でありましたり、宿題も、宿題といいますか、確認すべきことも残っていると思いますので、そこについては速やかに、できる限り速やかに対応していきたいと思っています。
12日、公務・政務のことについて全員協議会で協議いただきましたけれども、そのことについても多くのご指摘といいますか、ご懸念の意見を多くいただいたと理解をしております。これにつきましては、私の未熟さとか、配慮の至らなさとか、そういったこともあったと、それは反省をしております。政務と公務の明確な線引きといったものは、今回改めて全員協議会を通しても、みんなで議論したり、自分なりにも考えたりしましたけど、本当に難しいものではございます。
ですけれども、やはりそれを常に見られる立場であるということを改めて認識をすること。そして、中でも私自身が、これは政務、公務両方ですけれども、私自身が多くの指示を出すということ、その立場にあるということを改めて認識する必要があると思いました。やっぱり指示を受けた方々に、それによって不要なご負担がかからないように、ご指摘を受けないように、私自身がより心がけていく必要があると全員協議会を通して感じたところでございますので、今回、いただいたご指摘も踏まえて、引き続き、私自身、よりご指摘を受けないような対応といったものを心がけていきたいと考えています。
これからの動きが、百条委員会を求める声とかもありますけれども、その辺についてのお考えはどうですか。
それは議会がご判断されることだと思います。私自身は、やはり主張が異なること、異なる主張を合わせていくということが、少なくとも話し合いだけでできると、全てができるわけではありませんので、そういった主張が異なっている状況であるからこそ、恐らく主張が異なっている方も、その判断というものを司法の場に委ねているという状況にあると思います。幾つか、ものによりますけれども、私自身もそういった観点で主張が異なっていることについて、司法にその判断を委ねているということもございます。
ですので、そういった主張が異なっている、なかなか、私も、先ほど質問いただきましたけど、できる限りその事実関係の確認といったことはやっていくつもりではいますけれども、なかなか捜査権があったりとか、開示されるべきもので、できるものでないものを開示していただくとか、そういったことを強制力を持ってできるわけじゃありませんので、そういったところについて、やはり今、主張が異なるという状況を踏まえますと、司法の判断に委ねる、そういった段階にもあるというふうには考えております。
ただ、いずれにしても、議会のご決定というのは議会で判断されることだと思いますので、私はその状況に応じて真摯に対応していきたいと思っています。以上です。
新技術実装連携“絆”特区の取組について②
発表案件についてもちょっと伺いたかったんですけど、ドローンの五島での実証実験ということだったと思うんですけど、そもそも今の離島地域のそういう処方薬を配送するうえで困難な点が多分あると思うんですけど、その辺を改めてちょっとご紹介いただきたいのと、このドローンによって、補正予算案にもありますけれども、ドローンをどういうふうに活用していくという展望、乗り物とかもあるんでしょうけど、その辺をちょっとご紹介いただけますか。
課題については、後ほど、もしおまとめあるものであればですけど、展望というか、期待といいますか、考えについてはちょっと述べさせていただければと思います。
やはり離島が一番多い県、半島も多いです。本当に条件不利地域が多くて人口減少、過疎化も進んでいる長崎県においては、やはりそういったマンパワーであるとか、物流においても非常に今後課題が生じていくと、既に生じているところもありますし、それがまた、今後さらに深刻化するという可能性も否定はできません。
そういった中で、やはりより効率的なといいますか、省人化、効率的な物流のあり方とか、物流だけではなく、例えば人が行って点検をする、評価をする、そういったことをドローンを使ってやるとか、農業であっても、今まで見て回る、評価をする、薬をまくとか、いろんなことをやっていたところをドローンを活用したりとか、そういったことで人が減るかもしれないけれども、生産性を上げていく、より収量を上げていくとか、そういったことにつながっていく可能性が期待できる分野だと思っていますし、そこをしっかり活用、実装につなげていくことが、やはり長崎県の活性化に、元気な未来につながっていくと思いますので、そういったところについては県としても、皆様とワクワクする感じといいますか、見たことのない世界を一緒につくりたいという思いもありますから、課題解決でなく、いろんな活用法があるんだということを、トライ&エラーもあるかもしれませんが、そういったことも事業者の取組を見ながら、県として社会課題の解決に一つでも多くつなげていけるように支援していきたいなと、そう思っています。
その中では、今、国のほうで規制をどういった形で緩和していくのかとか、どういった緩和のあり方がいいのかということを評価していただいている、それが特区の趣旨の一つだと思いますので、我々、特区で事業が行われているのを見て、関わっている者として、それをしっかりと国にフィードバックをして、いい形で規制が修正をされていけるように、我々としての責任を果たしていきたいと、そうも思っています。
課題につきましては、何かおまとめがあったら。
1点目の離島での今の薬関係の配送の課題感なんですけれども、大きく薬とは医薬品と処方薬と2種類あります。医薬品というのは薬局とかに薬が常備されるような薬のこと、処方される前の段階ですけれども、今でも薬の配送の課題として、常備薬というのは大体置いてあるんですけれども、医薬品の在庫保持にもなかなか小さい薬局だと限界がありまして、たまにしか出ない薬というのはなかなか置いてないという状態になっています。そういったものは、翌日とか翌々日に薬がやっと薬局に届くというような状態になっていますので、今でもそういった課題に対して、ドローンを活用して、即日でその医薬品を薬局に届けるようなサービスを展開されております。
今回、月曜日に行ったのは処方薬ということで、実際に処方箋が発行された後に、処方薬を個人の患者に対して届けるところに対する課題ということで、現状モバイルクリニックという巡回診療車で患者の居宅を訪問してオンライン診療をして薬を届けるんですけれども、それを届けるのが翌日になっていました。それについてドローンを使って当日にご自宅の軒先まで処方薬を配送するということで、今回、実証を行ったというものになっております。
薬に関しては、やはり運べるお薬と運べないお薬も恐らくありますね、規制上。そういったこともあると思いますし、今言ったように、ドローンで届けられる範囲にお薬があるかどうかというのも課題になると思います。これはもう実際に運用した時にもまた見えてくるかもしれませんけれども。ただ、そういったことをしっかり課題をまとめて、それに対するソリューションを提案していくということも、これこそが我々は実装していくという段階にある者としてやっていく責任があると思います。ぜひ、ここは力を入れて、ぜひこの長崎で、ドローンというものが先進地だと思われるように取組を進めていきたいなと思っています。
ほかにご質問がある方、長崎新聞さん、どうぞ。
知事の政治資金について③
まず、知事の政治資金問題に関してなんですけれども、先月、長崎新聞の別の記者が質問をしたことなんですけれども、不起訴になった公選法違反の疑い、402万円の件ですけれども、この件で領収書に書かれている「ほか」というものが何を指すのか。これはお調べになってお答えいただけるでしょうか。
すみません、時間がかかって大変申し訳なかったです。ほかについてお尋ねしたんですが、もちろん細かな積算とか、そういったところまではお示しはいただけませんでしたけれども、これまで申し上げているとおり、やったこととしてはオートコールと情勢調査ということで、ほかに含まれる内容として電話回線を引いたりとか、それを維持したりといったコストが入っているということはお聞きを、回答いただきました。
この件について、恐らく10月2日、昨年の10月2日に知事が弁護士とか後援会の会長とかと会見をされたと思うんですけれども、この時にも、僕の記憶では情勢調査があったということはおっしゃられたと思うんですよね。それで、そのときにおっしゃられたのに、前回、うちの記者から質問を受けてそこを答えられないというふうなことをおっしゃっていて、そこがやっぱりなぜ答えられないのかなというのは思ったんです、私は。そのあたりはなぜ答えられなかったんですか。
本当にそのとき答えられない、そのことを聞かれて、その内容を、その求められているものが、10月2日にお答えしていた情勢調査、オートコールといったことだったのかということが、そこが正確に私は理解できてなかったということと、しっかりと正確な答えを出すために、私、すみません、急にいただいた質問だと理解していたので、そこはしっかり受け止めた上でご回答させていただきたいと、その思いで申し上げましたけれども、今、改めて振り返りますと、今おっしゃるとおり10月2日の答えが求められていたものだと今理解していますので、そうお答えすればよかったなと思っています。
ちょっと全協でも出たのかなと思うんですけど、一応答弁が、したりしなかったりみたいなところで、議事録というか、そういったものを一度見直すというか、そういったところをしていただきたいなというのが一つありまして、やっぱり1か月後に同じことを尋ねられて回答が得られなかったということだったので、ちょっと声を荒げるような場面もあったかと思うんですけど、そのあたりをしっかりしていただかないと、やっぱりこの会見自体が軽く見られているように思われますので、そのあたりはちょっと誠実に私も対応していただきたいなと思います。
はい。
すみません、ほかにも聞きたいことがあるので、次の政治資金の問題にいきますけれども、全協で出た2,000万円の中で、僕がポイントかなと思うのは、知事は選挙コンサルタントから法令に抵触しないと助言を受けたと、そのうえで貸付けをされたと。それでコンサルタントの方もその回答を出されて、具体的な相談はあったけれども、指示した事実はないと。そこの間というか、その経緯のところだと思うんですよね。要は、助言を受けるまでに何があったか。
それで、先ほど司法の判断のこともおっしゃいましたけれども、そもそも法令に抵触しないというようなアドバイスを受けているのであれば、この部分はしっかりいきさつを確認するべきだと思うんですけれども、このあたりは今後、先ほど幾つか弁護士を介してお尋ねされているようなこともありましたけれども、今後、しっかり進めていくというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
私、可能な限り事実関係の整理といったことは、できることはやっていきたいと思っています。ただ、先ほど来申し上げているとおり、私自身がお聞きしても、やっぱり開示は、記憶がないところは記憶ないしか言えないと思いますし、開示されるべきもの、開示できるものでもないとか、開示をそもそもする必要がないものとか、そういったことについて、これは選挙コンサルタントだけではなくて、ほかの方々も含めてですけれども、その場その場の、その方その方のお考えとかお立場とかもありますので、そこを無理やりということはなかなか難しいと思いますけど、私自身にできることはもちろん今後も努力していきたいと思っています。
それを申し上げた上で、今の点ですけれども、そこも一つ、やはり報道等も拝見するに、疑問が残っているところなのかなと思っています。
全協の場で申し上げたのは、私かどちらが初動なんだというご質問もありましたけれども、それは、ないはずの資金移動をつくって、それを返していただくために、どっちかが相談をしたという前提に私は思っている、そういうふうに感じたんですけれども、そうではなくて、その2,000万円を選挙運動費用収支報告書のほうに計上していたと。そのことの認識がなくて、後援会に2,000万があると。この2,000万円をどうしたほうがいいんだろうかというそこの資金の処理の仕方について助言を受けたという話をしていたんですけれども、その前ですね、何で助言を受けることになったのかということについては、これは私も全協の場で申し上げましたけれども、はっきりしたことは覚えてなくて、もしかすると、その資金処理、体制が変わっていた状況でしたので、選挙の頃から後援会に変わっていく中で、その資金処理をしっかり整理するときに、これは何だろうとか、それについてアドバイスを求めたとか、そういったことはあったかもしれませんし、恐らく、多分ご指摘をされるのは、何もないのにコンサルの方がこの2,000万円について、向こうからお話をしてくるということが、多分あんまり考えにくいとおっしゃっているんだと思いますけれども、それはその感覚は私もそう思いますので、そこの実際のやり取りがどういうことがあったのかは分かりませんけれども、私とか後援会とか、それから関係者の方から、整理をする中でご相談があったということはもちろんあったかもしれません。
コンサルの方が回答の中で申し上げておられた、具体的な相談があったといったことについては、それは事実だと思います。何らそごがある話ではなくて、全協の中でもお話しましたけれども、金利であったりとか回数とか、様々な契約の処理の仕方については、具体的に相談はさしあげましたので、その中で法令的に問題はないという助言をいただいたところです。ですので、その事実については何らそごがある話ではないかなと思います。
繰り返しになるかもしれないですけど、そういった中で、先ほど顧問税理士さんの話であるとか、会計を管理されていた方、そういった方は恐らくそこに選挙運動の収支報告書にも書かれていることは把握されているはずで、その部分が何か違和感というか、なぜ、知事ご自身が知らなかったのかなというところもありますので、やっぱりもう一度確認をされたほうがいいのかなと思いますので、その点は今後もしっかり説明していただきたいと思うんですけど。
そのことについては、先ほどお答えしましたけれども、それを知っていたかどうかというのはこの場で何とも言えない。その方の認識なので、それについては私もその場にいませんし、分かりませんけれども、今、お考えについては確認をさせていただいておりますので、そこは回答を得られたら、またしかるべき形でお話をさせていただければと思います。
政治資金の問題で毎回お尋ねするんですけど、6月28日ですかね、知事が囲みの中で、いわゆる多額の不正な出金の話をされていて、何度も言うんですけども、相手方の刑事告発を含めて考えているといったようなことをお話しされましたけど、このあたりからやっぱりこういう告発だったり、そういうことが始まっているような気が私はするんですよね。一旦、このことについて、どういう結論が出ているのかというのが一度示されるべきではないかなと思うんですけれども、そのあたりは今どのような状況で、どういうふうにお考えですか。
結論は出ていませんので、何ら変わっていない状況でございます。
お話しできる機会があるんですかね、この件については。
状況が変われば、それはその状況に応じてお話しますけど、できることもあるかもしれませんけど、今は何ら変わっていませんので、その件についてはお話しすることはありません。
西海市長選について
分かりました。できればもう一個だけ。
西海市長選のことなんですが、今、現時点で3人の方が出馬の意向を示されていると。お名前はここでは挙げませんけれども、知事はこれまで、いわゆる大石県政と連携したり協力していただけるような方については、大石県政に理解があり、連携を組めるということであれば、たびたび県議選とか市長選に応援に入るといったことがありましたけど、今回、そういったことというのはお考えになっているのでしょうか。
いえ、今のところ、全く考えておりません。
今後、そのあたりというのは各候補の公約というか、考え方を知った上でそういったことに応援をするということは考えられるんでしょうか。
今の時点は全く考えていませんので、そのことだけですね、今は。
分かりました。以上です。
ほかにご質問のある方、挙手をお願いします。
九州新幹線西九州ルートについて
新幹線についてお伺いします。
先日、国への要請というふうな形で上京されたと思うんですが、その場でどんなやり取りがあったかだったりとか、何か決まったことなどあったら教えてください。
我々からは、地元の思いといいますか、これまでも非常に伝えてまいりましたけれども、同じようにお伝えをさせていただきました。やはり今、関西、今回の予算でも関西直通の気運を高めていきたいという話もありましたけれども、最近、九経連のほうからも、こういった西九州新幹線に関する期待といったものも聞かれています。そういったことも含めてお伝えをさせていただいて、もちろん、そこはもう重々ご理解いただいておりました。私のほうからは、それに加えて、やはり実際の現実的な議論を進めていくためには、具体的な案がないと、話し合うときの題材がないとなかなか難しいというふうに申し上げさせていただきましたので、そこについてはまた改めてご理解をお示しになられるようなお答えはいただきましたけれども、そこはやっぱり状況を踏まえながらご検討いただくものだと思います。
我々としては、やはりこれを、今の形をそのままにするわけにはいきませんので、一日も早く全線開通できるように機会を捉えて繰り返しお願いをしていく、また、我々に動けることがあれば、機を逃すことなくしっかり動いていくということが大切だと思っています。なので、何か新しい、具体的に新しいことがあったかと言われるとそうではありませんけれども、しっかりと思いは伝えさせていただいたところです。
有人国境離島法について
ありがとうございます。もう一点ありまして、こちらは事前に通告できてなかったので、分かる範囲で教えていただけたらありがたいんですが、有人国境離島法、これは時限立法になっておりまして、残り2年ほどになっているんですが、今後、国への要望だったり要請含めて、県としてはどういうスタンスで改めて臨んでいきたいかということと、何か課題として感じていることなどあれば教えてください。
有人国境離島法は、我が県にとっては本当なくてはならないものでございます。なので、期限がきますけれども、しっかりと延長をしていけるように関係者一丸となって訴えていきたい、お願いをしていきたいと思っています。これが本当になくなる、あるとないとでは全然、長崎県、離島を抱える県としては、本当に違いますので、ここは本当危機感を持ってしっかりとやっていきたいと思います。
課題といいますか、その中での思いですけれども、やはり離島、今、有人国境離島法がある中でも、なかなか厳しい状況が全て解決できているかというとそうではありません。これは、有人国境離島法だけで解決できるものではないと思っていますけれども、とはいえ、すごくこの有人国境離島に視点を当てた法令でありますので、その枠組みの中で充実させていけるものは、やっぱり充実を求めていきたいと思いますし、それ以外の関連法案とか、また、全国一律に今なっている、例えば医療とか教育とか介護もそうですけれども、そういったいろんなものであっても、離島を含む地方の実情といったものはしっかりお伝えをしていって、やっぱり都市部と違うんだと、そういった状況があって、なかなか今の法令、支援制度だけでは難しいといったことは、地方として声を上げていくべきだと思いますので、そこは有人国境離島法の延長はもちろんですけれども、拡充ももちろんですけれども、それ以外のことに加えても、同じような視点でしっかりと地域の実情を伝えていきたいなと思っています。
新技術実装連携“絆”特区の取組について③
長くなってお疲れのところ大変恐縮です。
まず、発表項目でドローンのことです。特区ですから、要するによその地域ではできないことが長崎だったらできるというのがあると思います。五島のことについては、既に事業者さんがいろんなことをやっておられる事業者もおられるので、そこと連携してまたどんどん進めていけることもできるかと思いますけれども、ほかの地域、またはほかのアプローチでのドローンの活用ですね、ここについて、事業者さんへの声かけ、研究者もしくは研究団体への声かけですね、こういうことをやりながら、多分長崎に来たらできるから来てください、やりましょうというようなことの機運をどんどん引きずり込むような形の取組が必要ですし、されていると思います。
そういう意味で、今、県でそういうドローンを活用したところで、方向性としてこんなことを、先ほども出ましたけれども、こんなところに声かけして、こんなことができるんじゃないかという方向で今、考えているとかいうことがあれば教えていただければと思います。
個別具体は、多分まだ話せること、話せないこと、調整中のものがあるんでしょうけど、方向性として、物流だけではなくて、やっぱり業界で言うと農業とか水産もそうですし、危機管理もそうですけれども、そういったところとか、あとビジネスだけじゃなくて娯楽といいますか、競技とか、そういったところもまた別のコンテンツとして価値もあると思いますので、そういったところを幅広く進められるものを進めていきたいと思っていますし、例えばイベントを開くとか、体験会をやるとか、実際にビジネスとして実装していくとか、そういったことを県外にもお示しすることで、今おっしゃってくださったような新たなプレーヤーを引き入れたいとか、そういったことにつながっていくのかなと思いますので、今は本当に実績をしっかりと一つ一つ実現していくことなのかなと思っています。
知事の政治資金について④
ありがとうございます。あと、一連の政治資金云々のところの話になります。
2,000万円のことですけれども、これまでのご説明で、とりあえず後援会、選挙に当たって用意するように言われたので用意した。ただ、そのお金がどういう処理をされるか、また返ってくる云々とかも全然関係なくて、どういう処理、どう計上をされてどう扱われるかもその段階では考えておられなかったということ。また、そのお金が返ってくるとかいうようなときに、結果的にその形として、大石知事から後援会に貸付けをしたということの契約を作り、翌年度からですかね、その次の年度もですか、お金が実際に戻ってきたということがあって、それは最終的に返されていると思うんですけれども、実際にはお金がそういうふうに戻ってきたということがありました。その戻ってくるときに、これ、何が原資かというところで、返ってきているお金はどこからきているのかといったら、これはまさに後援会に入ってくるお金、つまり寄附金とか後援会の方々の会費というか寄附金とか、そういうものが原資になって返ってきているわけで、そのことについては特に違和感というのは持たれなかったということなんですかね。
返していただいた原資はそうですけれども、もともとは、それは貸付けという理解、そういう認識で正式な返済と思って受けておりますので、その元金のところは貸付けたそのもの、確かに金利を考えると、そこは後援会のつくった財源になるかもしれませんが、そこについては貸付けという認識のもとで正式に契約を結んでやっていることですので、それは適正な返済として、その認識で受けておりました。ただ、それは結果的に二重計上となって間違いだったということが分かっていますので、それは先ほどおっしゃってくださったように、全額を昨年、返金をしております。
なので、県議の先生方も含めて、多くの政治家の方なんかが、議員さんなんかも言われるのが、選挙に出したお金がそもそも返ってくるという認識自体が自分たちには思いもつかないということをよく言われる方も多いですし、実際、自身の選挙で使ったお金が返ってくるということ自体が、やっぱりかなり、そもそものところで違和感を持たれる方も政治家の方で多いです。
そんな中で、知事としては、出したものが契約上問題なく返ってくると言われたんだから、返ってきても問題ないというような、当たり前に返ってきているものだと、貸し付けたものが返ってきているという認識でずっとおられたということですか。
そうですね、問題ないというご助言をいただいたので、問題ないのであれば、もちろん借金をしてやっているので、ありがたいと思っていました。
ただ、今回、全協でも今ご質問にあった、返ってくること自体が違和感を感じると、違和感というか、おかしいんじゃないかというお話をされましたけれども、あったかと思いますけれども、それについては、その時、私にその感覚を持つぐらいの経験も何もなかったというのが本当に正直なところで、今そういったところも含めてあれば、そのときに違和感を感じて、それはちょっとおかしいんじゃないかとかいう思いがあったかもしれませんけれども、それは本当に今回の経験を踏まえて、今後、ちゃんとしっかりした政治資金管理をしていくということに活かしていくしかないかなと思って、それは反省をしております。
ということは、今の話のところで言うと、当時は経験もあまりなくて、いろいろばたばた初挑戦されている中でそういう認識はなかった。そうしておられたけれども、今回の問題を機に、やはり自分が選挙のために自分が出したお金について返ってくるということ自体、かなり違和感を持たれても仕方ない。もしくはご自身としても、よく考えたらおかしかったなというような部分、思いがあるということですかね。
いや、それ、ちょっとそこの法的な解釈について僕は分かってないので、あまり軽々にお話しするべきじゃないかもしれませんが、法的に問題がないのであれば、それはそれで、そういった処理もあるのかなというふうに思います。
ただ、やっぱりそういう違和感といったものに関しては、当時、私がアンテナとして、ちゃんと経験としてなかったこともあるので、そこは今回の経験を踏まえて、視点が一つ増えたというふうには思っています。
ただ、これまで答弁の中でも少しお話しさせていただいたんですけれども、私自身、お金のために知事になろうとか政治家になろうと思ったことは全く、1回もなくって、本当にその場、その場でやれることを、県勢発展のために、ここ3年間もやってきたつもりでございます。だから、その資金処理をするときも、まず考えていたのは、適正・適法に処理をするということを考えて尋ねましたし、その認識のもとで大丈夫であれば、もちろん私も借金をしているので、それはありがたいという判断をしましたけれども、そこが誤りであるということであれば、やっぱりちゃんとした形に戻すべきだと思っていますので、それは気づいたときに、できるだけ早く、適正に対応させていただいたというのが事実でございます。そこはもう本当に、ただ、二重計上となったことについては私の認識不足ですし、経験不足ゆえ起こったことだとは本当に反省をしております。
今、法的に触れなければという部分がありましたけれども、確かにいろんな民間団体を含めて、法的に触れない中でお金の費目をどうするかというところで後で考えたりとかすることもあろうかと思います。ただ、こと選挙費用とか政治資金に関して言うと、もちろん法に触れなければという部分はあるんですけれども、そもそもの趣旨として、どこからどういうお金が入って、どういうふうに何に使ったということを極力明らかにすることによって、その選挙が公正に行われているか、政治が適正に行われているかということをチェックするための目的というのが、もともと大きな目的としてあると思います。そういう意味では、法的に触れる、触れないとはまた別のところで、後から見ても「あれ、これどういうこと?」と思われないような処理の仕方というのはするべきでしょうし、そういう意味では、今回その2,000万円の貸付けについて、1月に実際のお金の動きがあったものについて、5月頃に大丈夫というような話も聞いたということで、実際には7月になって1月の契約書に遡ったものを、2,000万円もの大きなお金の貸付けの契約書を6か月、半年も遡ったものを作ってやっているということで、これは、はたから見るとやっぱり法的に問題ないようにつじつまを合わせるというようなふうに見られても仕方ない部分もあると思います。
議会の中でも、全協の中でも議員さんからも言われていましたけれども、法的な部分とは別として、倫理観とかモラルの部分できちっと考えてほしいところがあるというような指摘もされていました。
改めて今後、政治家として続けていかれる中で、そういうところも含めて、法的に問題ない部分と、それを超えても極力明らかにしなくちゃいけない部分というのをどういうふうに臨まれるかというのを教えてください。
そうですね、おっしゃるとおりだと思います。法的に問題がある、なしというところは、もちろん一つ大きな大切な視点だと思いますけれども、それを超えて倫理観とか、今回のその政治資金管理の処理の仕方だけではなくて、利害関係というか、関係者に疑いを持たれるような立ち居振る舞いとか、そういったこともやっぱり気をつけるべきだというご意見もあったと思います。本当にそういったことも含めて、もちろん法令に反することはしてはいけないことは当たり前の話ですけれども、その手前のところでいろいろ反省することもあります。考えさせられたこともたくさんありますので、そこは今回の経験を次に活かしていくということは、私としてやっていかなくちゃいけないことだと思っています。
それをするに当たって、今おっしゃってくださったように、後ろ向きにこれはどうだったっけと整理をしたのは、もう本当にこれは私の管理不足もありますし、なかなか時間的な余裕も、いろんなものが足りてなかったところはあるかもしれません。ですけれども、それを踏まえて今、いろんな方々にご迷惑をかけている状況にもなっていますので、今後、そういったことをしっかりと前向きに整理をしながら、ちゃんとこういった資金処理といったことを整理をしながら、できる限り誤解も持たれないように、もちろんゼロがベストですけれども、そういった資金管理をできるように心がけていきたいと思っています。
今、すみません、後援会とはちょっと、外にいますので、私の立場でなかなか主体的に申し上げるのは難しいんですけれども、そういう資金管理がされるように、私の立場としてもできることをやっていきたいと思っています。
知事の政治資金について⑤、知事の政務・公務について②
長くなって申し訳ないんですけれども、今回の問題で、公務と政務の混同については、県の秘書課さんのほうもきちんと、改めてこれを機会にルールも作られて、再発防止というか、対策として、同じようなことを、混乱を招かないような形のことを県の秘書課さんとしてはされたと。
で、知事のほうとしては、これまで説明していただいた部分もあると思いますけれども、口座を一つの口座にまとめていたから余計混乱が生じたとか、いろんなことがある中で、再発防止のうえで、一つはお金の流れも含めて、改めてですけれども、どういう形で再発防止のために身の周りのことで体制を改められたかというのを説明していただきたいと思います。
資金管理の話でよろしいですか。
資金管理もですし、例えば、今、公務と政務の部分で後援会の方と話をして、県のほうに、こんなことはもう頼んじゃいけないよとか、誤解されないようにここはしなくちゃいけないようなことを言ったとか、もしくは言おうとしているとか、そこも含めて、どういう形で、今起きているような混乱を今後生じさせないための対策をとられているかというのを改めて教えてください。
政治資金の管理については、口座が一つになっていたというのは、私個人と後援会と確認団体と、別の政治団体がありましたけれども、それがごっちゃになっていたということで、それはもう恐らく選挙の際に、選挙前後であったのでそういったことになっていたと。ですので、現状において、その口座の数が何かしら影響があるわけではないとは思いますけれども、今後、もしそういったことが生じるようなことがあれば、今回の経験を活かしてしっかりと管理すべきですし、あと、答弁の中でも申し上げましたけれども、資金管理について、例えば専門家の方とかに定期的に見ていただく、ご指導いただくとか、そういったことはあると思います。あと、事務体制ですね、そういったことも不十分さがあれば整えるべきであると思いますし、そこは本当に多分に後援会の体制の話になってくるので、私としてはちょっと、後援会の代表の方、会長の方と意見交換しながら、あるべき姿というものを今回のことを踏まえてやっていきたいと思います。
政務・公務に関しましては、先ほども幹事社のほうからご質問があったときお答えしましたけれども、やっぱり私自身が本当にしっかりと認識を新たにしていくこと。あと、やっぱり周りの職員ですね、私の指示によって、そういったご指摘を受けるようなことが不用意にないように、周りの職員の考えとか意見とかもやっぱりしっかり聞いていく必要もあると思いますし、聞いていった中でどうしても視点が一つになっちゃうと漏らしちゃうことがあるかもしれません。そこはもうみんなで考えると。これまでも努めてきたつもりではありますけれども、より、今回のことを踏まえて、基本的な考え方も先ほど申し上げたとおり整理もしていますし、そういったことを踏まえて対応していきたいと思っています。
知事の政治資金について⑥
本当に長くなって申し訳ない。最後に1点だけ。全協の中でSNSの運用についての話が出ました。これは、知事のほうから選挙期間中に発信をしていってくださった、SNSの発信をしていただいたことについて、お金の支払いについては選挙コンサルタントの方に確認をして、支払いはなかったという回答を得たというようなことで答弁があったと思います。その中でも質問、再質問などでも出たんですけれども、とはいえ、県外の方が県内に長期滞在、出入りされながら活動することについて、全くお金が何もなかったというのは、なかなか考えづらいというようなことも指摘もされていましたけれども、現段階、知事としては、やはりそういうお金、何らかの形というのが渡らない形で、もう本当に純粋に手弁当で来ていただいていたというような考え方でおられるということでよろしいですか。
本当にこれ事実を申し上げると、選挙の運動の費用の報酬としてお支払いした事実は全くございません。それがもう事実でございます。
SNSを担当していただいたというご表現があったんですけれども、私は、誰かに一人にお願いしたということは全くないように思っていて、すみません、全員がどういう動きをしていたのか僕も分からないので、本当にそういった正確なことまでは申し上げられないところもあるんですけれども、やっぱり皆さんが得意な分野を持ち寄って、それぞれがそれぞれに協力していただいていたという認識でございます。ですので、今おっしゃってくださったように、どなたかがこの業務を特化してやっていたと、そういったことはまずないと私自身は思っています。加えて、事実としては、お支払いされたということはないということです。
分かりました。長々とすみません。ありがとうございました。大変失礼しました。
知事選について②
冒頭、読売新聞さんから、2期目についての話が出ましたので、それについてのお尋ねです。
2期目、今のところ、まだ考えていないということでしたけれども、ご自身で政治資金問題について説明が足りていないという指摘もあるという認識でいらっしゃるということでしたので、例えば、この政治資金問題について議会の理解が得られなければ2期目出馬しないであったり、ご自身として説明責任を果たしたのであれば出馬の可能性があるであったり、ご自身の今指摘されている政治資金問題と次の出馬について、そのあたりをどのように考えているか教えてください。
2期目については、本当に白紙の状態でございますので、そこはコメントはできませんけど、やはり今、私に求められている説明の部分、そこについては真摯に対応していかなくてはいけないと思っています。もちろん、できること、できないことありますけれども、そこは私にできる範囲のことで本当に努力をしていくことを続けていかなくちゃいけないなと思っています。
それを踏まえて、皆様方の理解とか、また全協の中でもありましたけれども、やはり県政を進めていくためには県民の皆様の信頼を得てやっていく必要がある、それがないとできないというご指摘もいただきました。本当にそのとおりだと思いますので、今、私としてはやはり目の前、しっかり自分の課されたことをしっかりやりながら、かつ、私が知事としてしっかりこなすべきといいますか、合格点以上を目指して取り組むべき日々の公務といったものをしっかりやっていきたいと思っています。それが県勢の発展につながっていくものと信じておりますし、そのことをするために本当に日々、ここにいるみんなにも迷惑かけていますけれども、本当に県庁職員みんながその思いで日々業務に向き合ってくれていますので、その思いを県民の皆さんに届けると、実現していくということの真っ先に、一番先に、先頭に立ってやるのが私だと思っていますから、そこはその責任を改めて認識をして、しっかり務めていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
核兵器禁止条約について
核兵器禁止条約についてですけれども、政府としてオブザーバー参加はしないけれども、自民党の議員を派遣するというふうな話がありますけれども、一方で党の幹部のほうでは、自民党の議員も派遣しないというふうな考えを示す動きも出ていますけれども、この今の状況についての受け止めをお聞かせいただけますか。
まず、オブザーバー参加については、政府として参加しない方向であるという報道があったと認識をしています。その後、国の答弁では、結論に至っていないとの答弁であったように思いますけれども、真剣にご検討いただいているのではないかと思っています。
我々としては、やっぱりオブザーバー参加についてずっと求めてきた立場でございますし、今回、県議会の議決も得て、批准・署名といったことも求めてきたところでございます。ですので、ここについては、ぜひ、国に対しては、オブザーバー参加、またその先も含めて県民の思いに応えていただきたいというふうに思っております。
政府などから、今の対応について何か説明とか、そういうのがあったりするんですか。
いえ、この前、要望をさせていただいたときに申し上げましたけれども、その後は特段、考えは聞いておりません。
何か対応を考えていたりとか、そういうことは今の現状では。
今、真剣に考えていただいていると思いますし、私たち長崎県、そして広島県、また長崎市、広島市もそうでしょうけど、今の考えはお伝えして、ご理解いただいていると思いますので、そのことを受け止めてご検討いただければと思っています。
以上でよろいでしょうか。
では、以上で定例記者会見を終わらせていただきたいと思います。
ありがとうございます。どうも、ご苦労さまでございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時11分(41分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和7年1月24日 記者会見
会見内容
- ラナンキュラスについて
- 旧優生保護法補償金等支給にかかる県の対応について
- ポルトガルとの第1回MOU年次会議について
- サイバーセキュリティ対策について
- 今年の抱負について
- 知事の政治資金について①
- 韓国との航空路線について
- 知事の政治資金について②
- トランプ大統領の非核化発言について
- 核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について①
- 西九州新幹線について
- 知事の政治資金について③
- 知事の政治資金について④
- 知事の政治資金について⑤
- 知事の政治資金について⑥
- 対馬仏像の返還について①
- BSL-4施設に係る特定一種病原体等所持施設の指定について
- 核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について②
- 核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について③
- 対馬仏像の返還について②
ただいまから、知事の定例会見を始めさせていただきます。
ラナンキュラスについて
皆様、今年もよろしくお願いいたします。今日は、2025年初めての定例記者会見です。
まず初めに、コサージュについて、今年もご紹介をさせていただければと思います。今日のコサージュは、ラナンキュラスというお花で、雲仙市の生産者の方からいただきました。このラナンキュラスですけれども、中近東からヨーロッパ南東部が原産地ということで、早春の花だそうです。いろいろ品種改良は、ほかの花と同じで進んでいるそうで、赤、白、黄色といった多くの花の色があって、ユニークな形もあって重宝されているというお花だそうです。県内では、雲仙、諫早、佐世保、壱岐などで栽培をされておりますけれども、県オリジナル品種として「レッドチップ」、「バッハ」、「ホワイトベール」といった品種もあるそうです。
花言葉がすてきで、「晴れやかな魅力」とか「合格」という言葉があるそうです。特に紫色のラナンキュラスの花言葉は「幸福」という言葉があるそうで、これから大事な試験がある方に合格祈願であったり、また合格のお祝いの贈り物に、このお花もお薦めということでございます。鉢植えも人気の花で、1月から3月が流通のピークとなっているそうです。ぜひ皆様も、普段の生活の中で、また贈り物でお使いいただければと思います。
旧優生保護法補償金等支給にかかる県の対応について
続きまして、冒頭、私から3点について発言をさせていただきます。
まず、1つ目、旧優生保護法の補償金等支給にかかる県の対応についてでございます。旧優生保護法補償金等の受付及び相談窓口の設置につきましては、先週、公表をさせていただいたところでございますけれども、改めて私からお知らせをさせていただきます。
旧優生保護法を違憲とし、国に賠償を命じた昨年7月の最高裁判決を受けまして、法に基づく優生手術や人工妊娠中絶を受けられた方々に対して補償金を支給する法律が去る1月17日に施行されました。
旧優生保護法によって、ご自身の意思に反して手術を受けることを強いられた当事者の方々が、心身に多大な苦痛を受けてこられたことを思いますと、大変心が痛むものでございます。法律の事務執行を担っていた県として、ご本人やご家族の皆様に対しましてお詫びを申し上げます。
これに基づき、県では、1月17日から旧優生保護法補償金の専用相談窓口を設置しております。新たな補償金は、対象者が拡大されております。優生手術を受けられたご本人が亡くなられている場合にご遺族からの申請が可能であるほか、配偶者や人工妊娠中絶による被害者も対象となっております。
相談窓口におきましては、ご本人のプライバシーや心情に配慮しながら対応し、また、実際の申請に当たっては、無料で弁護士のサポートも利用できますので、安心してご相談をいただければと思います。また、対象者の方々へ情報が届くよう、ポスター、リーフレットの掲示や新聞広告のほか、市町や医療機関、障害者支援施設等と連携して周知啓発を行っていきたいと考えております。
ポルトガルとの第1回MOU年次会議について
続きまして2点目になります。ポルトガルとの第1回MOU年次会議についてご紹介、お話をさせていただきます。
昨日、ポルトガル政府機関と2023年6月に締結をいたしました連携協定に基づいて、第1回のMOU年次会議を本県で開催をいたしました。概要といたしましては、まず、目的になりますけれども、この会議でございますが、一昨年の6月に締結をした連携協定に基づくこれまでの取組状況、これを検証しまして、今後の展開等について意見交換を行うことを目的に開催をするもので、今回が締結後初めての開催となります。
会議には、駐日ポルトガル臨時代理大使等のポルトガル政府関係者や駐ポルトガル日本国大使にもご参加をいただきまして、MOU締結により新たに始まった人的交流、青少年交流、経済、文化、芸術などの様々な取組について確認をいたしました。また、今後の幅広い分野でのポルトガルとの連携事業の構築に向けて様々な意見交換をいたしました。
さらに、今回の会議開催に合わせまして、これまで長崎日本ポルトガル協会会長として民間レベルでのポルトガルとの交流促進を牽引されている森会長の在長崎ポルトガル国名誉領事就任披露会が開催されました。これを機に、民間レベルでもポルトガルとのさらなる交流促進が期待されることから、今後も、県と民間友好団体が協力しながら、様々な分野でポルトガルとの連携を推進し、長崎県の持続的発展につなげてまいりたいと考えております。
サイバーセキュリティ対策について
最後に3点目になります。県警本部から1件預かっておりますので、ご紹介をさせていただきます。
サイバー空間は、県民の皆様にとって欠かせない公共空間でございますが、全国でランサムウェアやフィッシングなどによる被害も相次いでおり、極めて深刻な情勢にございます。
こうした中、全国で2月1日から3月18日までの期間、「#サイバーセキュリティは全員参加」をテーマに、サイバーセキュリティ月間が実施をされます。県民の皆様には、次の3点について、全員参加で取り組んでいただきたいと思います。
1点目は、ウィルスなどの脅威に備え、パソコンやスマートフォンのOSを最新のものに更新することです。
2点目は、パスワードを他人に盗み取られないように、長く複雑なものに設定することです。
3点目になりますが、サイバー空間の脅威や攻撃の手口を知り、適切な対策をとるために警察やセキュリティ専門機関のウエブサイトなどを確認していただくことでございます。
以上の3点に全員参加で取り組んでいただくとともに、万が一被害に遭った場合は、警察への相談、通報をお願いしますということでございます。
以上、冒頭、私から3点お話をさせていただきました。後につきましては、質問に応じて回答させていただければと思います。よろしくお願いします。
では、幹事社のNCCさんから、ご質問をどうぞ。
今年の抱負について
よろしくお願いいたします。今回、今年1回目の定例記者会見ということですけれども、任期が残り1年となられたかと思いますが、まず今年の抱負を何かおっしゃっていただけますでしょうか。
今年の抱負につきましては、仕事始めの際にも申し上げたとおりでございますけれども、もちろんこれまでの取組といったものに引き続きしっかりと積極的に取り組んでいくことは間違いないんですが、県民の皆様の生活を豊かにするための礎として、やはり経済をしっかり回していくことは大切だと思っております。コロナ禍後の明るい兆しを、より確かなものにしていくために、全県的に拡大していくため、ものづくりはもちろんでございますが、本県の基幹産業である、例えば水産業、農林業を含む1次産業、そして観光産業、観光関連産業にもしっかりと取り組んで、経済活性化にも力を尽くして、本年は長崎県全体で飛躍の年にしたいと考えております。
このことを踏まえた上で、令和7年度には総合計画の最終年度も迎えます。ですので、計画の総仕上げとして、これまでと同様に、またそれまで以上に積極的かつ着実に事業を推進していきたいと思っております。
また、新しい長崎県づくりのビジョンに基づいて、本県の優位性といったものも皆様と再確認しながら、それを活用しながら、県民の皆様が、長崎県、ふるさとへの誇り、また期待感を抱いていただけるように、国内外に存在感を示している未来大国の実現に向けて、様々な関係者の方々と一緒に取り組んでいきたいと思っています。
今年は、仕事始めの際にもご紹介しましたけれども、5つのテーマを設けて、特に重点的に取り組んでいきたいと考えています。
まず1つ目は子どもが夢や希望を持って健やかに成長できる社会の実現、2つ目は戦略的なブランディングによる国内外の多方面から選ばれる長崎県の実現、3つ目として、最先端のテクノロジー活用やイノベーションによる力強い産業の実現、4つ目が、全世代で豊かで安心・安全に暮らせる持続可能な社会の実現、そして最後の5つ目に、現下の社会経済情勢を踏まえた諸課題への対応、こうしたテーマを中心に様々な関係者と連携、融合して、新たな発想や視点を取り込みながら、しっかりと事業を進めていきたいと思っております。
これまで様々なイベントでも触れてきましたけれども、今年は様々な節目の年を迎えます。被爆80年、日韓国交正常化の60年、長崎空港開港も50周年、中華人民共和国の駐長崎総領事館開設40周年など、様々な節目がございます。こうした節目の年において、また大きなイベントもめじろ押しとなっております。
県内では、文化、スポーツの大きなイベントとして、全国規模の文化の祭典であります「ながさきピース文化祭2025」の開幕を9月に控えております。こちらは11月末まで開催期間となっておりまして、県内各地で様々な文化イベントが実施をされる予定となっています。また、10月には、県北のほうになりますが、佐世保で国際サイクルロードレース「ツール・ド・九州」が本県において初めて開催をされます。
こういった大型のイベントがございますので、これらの成功に向けて、しっかりと今後一層、機運醸成と、また、情報発信を含め、市町、関係団体と一体となって取り組んでいきたいと考えております。
経済も含め、大きな飛躍の年に、ぜひ皆様としていきたいと思っておりますので、県内関係者の皆様方のご協力をいただければと思っております。
長くなりましたが、以上でございます。
知事の政治資金について①
ありがとうございます。
続いてなんですけれども、政治資金問題についてお伺いします。
先日、一部不起訴になったものもあったかと思いますけれども、それについての受け止めですとか、現在の進捗などについて教えていただけますでしょうか。
受け止めとしましては、先日もコメントを発出をさせていただいておりますけれども、厳正な捜査の下で適正にご判断いただけたものと思っております。
今後につきましても、引き続き、私としては、まだ残されている分もございますし、県民の皆様のご理解をいただけるように引き続き努力はしていきたいと思っています。
ありがとうございます。
3つ目は、全員協議会が2月に開催される件ですけれども、こちらについて現時点で今どんな思いで臨みたいと思われているか、教えていただけますか。
これまでと変わらず、しっかりと私にできる説明は繰り返しさせていただきたいと思っております。
韓国との航空路線について
ありがとうございます。
韓国の務安国際空港の事故によってチェジュ航空のチャーター便が今運休となっておりますけれども、それについての現在のお考えを教えていただけますか。
こちらのほう、まず初めにですけれども、このたび本当に多くの方々の尊い命が失われております。そのことについて深い悲しみと哀悼の意を表したいと思います。
また、それに加えまして、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りを申し上げます。また、負傷された方もいらっしゃいますけれども、その方々の一日も早い回復をお祈りしたいと思います。
運休に対する受け止めということにつきましては、長崎県では、昨年の12月10日から長崎と韓国の務安国際空港を結ぶ国際チャーター便の運航が始まっております。予定としては、本年の3月29日まで運航が行われるという状況でございました。
そんな中で12月29日に務安国際空港で発生をいたしました、先ほどお話しした痛ましい事故がありましたけれども、その発生に伴って1月2日から7日まで欠航、そして、1月8日以降は運休ということで、合計39往復78便が欠航となっております。
これにつきましては、大変痛ましい事故ではございますけれども、我々として国際航空路線の定期便、また、チャーター便の誘致といったことにつきまして、しっかりと今後も変わらず推進をしていきたいと思っています。
ありがとうございました。
知事の政治資金について②
私からは、政治資金問題について2点お伺いします。
先日、告発されていた公選法違反など計4件が不起訴になったと思いますけれども、その中に286万円のいわゆる迂回献金疑惑、迂回寄附疑惑についてもあったかと思いますが、不起訴にはなりましたけれども、誰が指示したのかですとか、いまだに詳しく分かっていない部分があったかと思います。何か新しく分かったことなどあれば教えてください。
私の立場から新しく申し上げられることはございません。
分かりました。
それともう一点ですけれども、本日、一部で報道があっていますけれども、選挙コンサルタントの方が全員協議会への出席は見送るというふうな報道がありました。以前のお話だと、知事から選挙コンサルタントへ働きかけも検討するというお話であったり、ありましたけれども、何かやり取りがあったのか。県議会のほうでは、コンサルタントの方のお話が聞けないと真相究明になかなか近づかないんじゃないかという見方もいまだに根強くあると思いますけれども、知事のお考えをお聞かせください。
まず、全協見送りといった報道があったことは、私も報道で今日、新聞紙面で知りまして、これまで協力を求めないのかというご質問もいただいておりました。その際もお答えさせていただいていたんですけれども、まず、どのような形で開催をされるのか、詳細まで分かっておりませんし、そういったことでちょっと考えていたんですけれども、報道等も踏まえて、私のほうから弁護士を通してでございますけれども、直接ご参加をいただいてお話をいただけないかという要望はさせていただきました。
ただ、これまでも繰り返しお話したとおり、その決定につきましては、ご本人がご本人のお立場でされるべきものだと思っております。その決定については尊重すべきだと思いますので、もちろん、議会からの今ご質問にあったようなご意見等々あるかと思いますが、そこについてはご本人の判断を尊重すべきかなと思っています。以上です。
ありがとうございます。あと、要望に対してお返事はあったんですか。
いえ、私は受けてません。
ありがとうございました。
ほかに質問がある方、挙手をお願いいたします。
トランプ大統領の非核化発言について
アメリカのトランプ大統領がダボス会議で、核兵器について、ロシア、中国とともに核兵器を削減するということに意欲を示すような発言をしました。この発言について知事としての所感をお願いします。
詳細までは分かっておりませんが、23日、ダボス会議で、今ご質問にあったとおり、トランプ大統領がオンライン参加されて、多くの核弾頭を有するアメリカ、ロシア、中国といったところの非核化に向けた発言をされたということを報道で承知をしております。その発言につきましては、心から評価をしたいと思っています。
やはりこれまでも、就任の際のコメントでもお話をさせていただきましたけれども、国際社会において分断が深まっている状況でございます。核兵器を取り巻く状況が非常に厳しい中で、トランプ大統領には国際協調を通じた平和の実現、国際社会の発展のために積極的にご貢献をいただきたいと、そう期待をしているところです。
我が県としましても、我が国を訪問される際には、ぜひ被爆地を訪問いただいて被爆の実相に触れていただくこと、加えて核兵器のない世界の実現に向けて、国際社会において、積極的なリーダーシップを発揮していただきたいと願っております。
ありがとうございます。知事のほうからアメリカの、何かしら、どこかに対して何か働きかけ、長崎に来てください、被爆地を見てくださいというふうな何か働きかけとか、そういうのはされるおつもりというか、そういうのはありますか。
具体的に今決まっていることがあるわけではありませんけれども、これまでも取り組んできたとおり、国際社会に対して、被爆地長崎からしっかりと核兵器の廃絶に向けた思いを発信していくことが重要だと思っておりますので、都度、しっかりとそういった発信ができるように取組はしていきたいと思っています。
核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について①
ありがとうございます。
あと、それに関連して、知事が石破首相に核兵器禁止条約への署名・批准などを求めるというふうなことがありましたけれども、現在調整しているということですが、その調整の進捗などありましたら教えていただけますでしょうか。
現在、結論から申し上げると、具体的な日程等が定まったという状況ではございません。我々としましては、先日、県議会においても核禁条約の署名・批准を求める意見書、これが可決をされた状況でございます。それを踏まえて、県においても国に対して、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への署名・批准、これを行うように要望したいと考えていると、これまで表明をしてきました。そのような中で、広島県と連携をして国に対して要望を行いたいと考えている次第です。状況については、先ほど言ったとおり、まだ調整中です。
ありがとうございます。
西九州新幹線について
確認というか、教えていただきたいのが、いつも聞いています新幹線のことですけれども、西九州新幹線の今つながっていない部分です。この件で佐賀県側及びJRもしくは国も交えてでもいいですけれども、会談の予定というのは今のところ、新しい年になりましたけれども、何か動きなどあれば教えてください。
現在、決まっている予定については、ないと承知をしています。
なるほどですね。状況としては、やろうということ自体は佐賀県知事、長崎県知事とも意思はあるけれども、調整中という状況なのか、そこら辺はどういう状況なんですか。
私の理解としては、皆、意見交換は有意義だと考えていると理解をしておりますし、それに向けて今調整が進んでいるというふうに承知をしています。
そこが、昨年の末ぐらいからなかなか話が、実現というのがかなっていませんけれども、何か障害になっている部分とか、これがあるから話が進んでないとかいうことはあるんですか。それとも、単純にスケジュールの都合なんですか。
何か、わかる範囲で。
今、スケジュールの調整ということをやっているという状況でございます。
了解しました。ありがとうございます。
知事の政治資金について③
政治資金の話で、先ほどちょっとご質問があったところですけど、不起訴になったとはいえ、今後も知事はその事実確認に向けて努力を続けるということをおっしゃっていて、今のところ申し上げられるようなことはないというふうな答えだったと思うんですけど、実際何か今回のことでまた調べられるために、関係者当たったりとか、そういった努力はされたんでしょうか。
これまで私は、できる限り事実の整理をして、事実関係をお話ししてきましたので、先ほどのご質問にもお答えしたとおり、現時点でそれから何か新しくお話しできることがあるかと言われると、そういう状況ではないというのが現在です。
例えば、当時の選挙関係者とかにもう一度当たったりとか、関係者から直接話を聞いたりとか、そういったことはされてないんですか。
特段の動きは、はい、ないです。
それと、先ほどの確認なんですけど、コンサルタントの方に出席を弁護士通じて要請されて、結局回答がないという状況という理解でよろしいですか。
いえ、それがですね、具体的には今日お伝えをしている、タイミングとしてですね、今日お伝えをしておりますので、まだそのご返答はいただいていないということですけれども。まだ、すみません、私も詳細については紙面で見ただけでございますので、状況について把握をしているわけではございませんけれども、意向を固めたということが報道されておりましたが、私としては直接ご参加いただいて、直接お話しされるといったことが一番思いも伝わると思いますので、その思いを込めて要請は、お願いはさせていただいております。ただ、先ほど、回答でも申し上げましたけれども、そのご判断といったものについては、やはりそれぞれの立場の考え、それを尊重すべきだと思いますので、それを私の要望も含めてもう一度ご検討いただいて、最終的にはご決断をされるんじゃないかなというふうに考えています。
そうすると、今日要請をされて、まだ回答してないというより、回答を待っているような状況というような、回答があるかどうかも含めて。
そうですね。
それと、もう一つ、前回の会見でも質問しましたけど、6月28日に知事が囲みの中で、いわゆる多額の不正な出金というものがあって、その件について刑事告発も含めて考えているようなことをおっしゃっていましたけど、実際その後どのような対応をとるとかということは決まっていますでしょうか。
今のところ、何ら新しいことはありません。
この件について、例えば監査業務をされた方だったり、元職員の方だったりとかいう方が該当するのかなとも思われたりするんですけれども、知事の立場でこういうふうに刑事告訴をするかもしれないといったようなご発言をされる中で、何かしらその結論みたいなものを記者というか、こういった会見でしっかりと発言されるべきだと思うんですけど、その点はどうでしょうか。その考えはあるんでしょうか。
状況に応じてそれは判断をしたいと思いますけれども、現時点でこの場でお話できることはございません。
現時点でするともしないとも言えないという理解ですか。
はい、現時点でお話しすることはありません。
今後、その結論について、何かしらお答えするという機会を設けるつもりはありますか。
機会かどうかわかりませんけど、状況に応じてそれは判断されることだと思います。
判断されるというのは、知事が判断するということですか。
そうですね。それは協議のもとででございますけれども、この件、これまでもずっとお話をしてきておりますけれども、状況等に対してどのような対応をしていくべきか、これは弁護士と協議をしている状況でございますので、それはその状況に応じて判断をするものと理解をしています。
分かりました。以上です。
知事の政治資金について④
前回の会見でも聞きましたけれども、改めて聞きますけれども、この不起訴になった事案ですけれども、公選法違反の疑いで400万円を選挙コンサルタントのほうに振り込んだということで、公選法違反の疑いで告発されたのが不起訴になったというのが昨年ありまして、前回の定例会見のときに通信費、領収書には通信費で、電話料金、SNS通信費ほかと書いてて、ほかについては何なのかということを前回お聞きしましたら、そのときは明確なお答えがいただけなかったんですけれども、それからもうひと月ぐらいたっていますけれども、このほかは結局何だったんですかね。
それは、ご質問いただきましたけれども、それもその状況に応じて必要な対応はしっかりさせていただくということを申し上げました。なので、それについては明確に何を求められているのか、私自身で答えられること、答えるべきものかどうかもあると思いますし、答えられるものかどうかの精査も必要だと思いますが、それを示していただければ対応させていただきたいと思います。
お示しいただければって、誰がお示しするんですかね。
ご質問いただければ。
だから、聞いています、そのほかは何ですかと。電話料金、SNS通信費ほかですから、ほかにその400万円の中で含まれているわけでしょう。そのほかは何ですかというのを前回から聞いているわけですよ。それについて、前回、そこについてはどう答えようかみたいな答弁だったと思うんですけれども、もう1か月たっていますけれども、現時点でほかってもう一回聞いているわけですから、そこはちゃんと答えてください。
今回、ご質問いただけるということは伺っておりませんでしたので、現在ここでは。
知事、ちょっと申し訳ないけれども、それはあまりにも失礼な対応ですよ。前回聞いていて、その場で答えられないからということで、その場で対応を検討するみたいなことをおっしゃられといて、今回、事前に質問がなかったから答えられないって、それはおかしいでしょう、明らかに。そういう答弁で済むと思っているんですかね。しかも、当時の記事を読みますと、知事は、捜査に影響を与えるから発言を控えると言っているわけですよ、理由として。捜査は終わっているわけですよ。そしたら、答えられるわけでしょう。それをなんで答えないのかがさっぱり分からないです。
この前申し上げましたけれども、私が答えるべきものかどうか、また、答えられるものかどうか、それはご質問に応じて判断をさせていただきたいと思います。
だから、それはこの1か月の間にしておくべきことなんじゃないですか。そうでしょう。昨日の今日じゃないですよね。
今日、ご質問いただけるということであれば、準備はしておったかもしれませんけれども、すみません、そのことについては、今日通告をいただいてない。
それはあまりにも不誠実な対応ですよ、申し訳ないけれども。そこはちゃんと答えてくださいよ。ほかって何ですかと。
すみません、現時点でここの場で答えられることはできません。
理由を教えてください。
先ほど来申し上げておりますけれども、本日、そのご質問をいただけるということでは。
それは堂々巡りになりますけど、前回聞いているわけでしょう、こちらは定例会見で。その場で答えを保留したわけでしょう。そしたら、1か月たったら、また質問があるぐらい分かるわけじゃないですか、そんなの。それをね、質問が、今回、事前の質問取りでなかったから答えないというのは明らかにおかしいでしょう。分かりますよね、こちらが言っている意味。
趣旨は分かりますけれども、今回、ご質問があるというふうには伺っておりませんでしたので、すみません、この場ではお答えすることはできません。
じゃ、どの場で答えるんですか。
ご質問いただけるということであれば、質問の趣旨をもう一度確認をさせていただいて。
すみません、この対応ちょっと問題にしますよ、これ。あまりにもちょっとね、対応がね、知事の対応が不誠実すぎる。ちょっとこの対応について、後で内々に話し合ってください。以上です。
知事の政治資金について⑤
先ほどの話に戻るんですけど、政治資金の問題の件で、286万円の分に関しては、長崎地検の結論が出たかと思うんですが、その捜査の過程で、知事ご自身は検察官とかに呼ばれて聴取を受けたりしたことがあったのかどうかを知りたいんですが、言えますか。
すみません、その件については確認していませんので、開示していいのかどうかというところも含めて、すみません、この場では控えたいと思います。
弁護士に確認をしてないということですか。
はい。
知事の政治資金について⑥
確認させていただきたいんですけれども、コンサルの方に出席の働きかけをされたのは、出席されないのではないかという報道を受けて、その後、働きかけられたと、そういう流れになるんですかね。
あのですね、細かい話をすると、非常に時系列として短い話なんですけど、お願いをして、実際、申し訳ないですけど、紙面を拝見したという状況です。
ただ、これまで考えてきたのが、全員協議会が、この前のぶら下がりでも申し上げたんですけれども、どういった形で行われるのか、また通告内容も不明でございました。今日、その通告内容について、私の分はいただいておりますけれども、そのコンサルの方に対する内容というものを聞けないのかということを確認しましたけれども、そこについては私のほうでは分からないということでしたので、そこを確認した上で検討できるのかなと思っていましたけど、これができないということだったので、そこを踏まえてお願いをしたところでございます。ですけれども、先ほど申し上げたとおり、ちょうど前後してしまったんですけれども、本日、紙面でそういった意向が示されたということを私も知りましたので、ただ、それについてはまだ通達といいますか、通知はまだされてない、最終的な判断はされてないと、紙面からは私は理解していますので、今回の私からの要望も含めてご判断をされるのかなというふうには思っています。
なので、出席されないという意向はまだ知らずに要望はされたんですね。
そうですね。具体的にはそうですね。狭義的には、正確に言うとそうなります。
直接お返事はまだないけれども、紙面でそういう意向があるということは確認したというお話。
はい。返事があるかどうかも私には分かりませんけれども、最終的な判断は、少なくても私の要望を踏まえてされるのではないかなと思います。
分かりました。ありがとうございます。
対馬仏像の返還について①
韓国に持ち去られた県指定有形文化財の仏像の返還手続きが、今日午前中、韓国で行われたようなんですけれども、このことについて知事の受け止めを聞かせてもらえますでしょうか。
本日、国立文化遺産研究院で検察庁のほうから仏像を受け取ったということでございました。その後、観音寺のほうと浮石寺の合意に基づいて百日法要のために仏像を貸与するという方向性だと理解をしております。
関係各所の協力によって、12年ぶりになりますけれども、観音寺に仏像が戻ったこと、これについては本当にうれしく思っています。浮石寺の要望を受けて、法要のために今度改めて貸与をするという方向だと思っておりますけれども、県としては、最終的に対馬市の観音寺に仏像が戻るまで、引き続き、国、対馬市と連携をして対応していきたいと思っています。
BSL-4施設に係る特定一種病原体等所持施設の指定について
ちょっとこの会見中のことなんですけれども、長崎大学のほうからプレスリリースが出ていて、BSL-4に関して厚生労働大臣のほうからの指定が今日、本日付で出ましたというようなお知らせが今出ていたので、せっかくなのでお尋ねしたいんですけれども、BSL-4施設については感染症研究の中で様々な期待がされているところでもありますし、一方で地域住民の方から安全性に対しての不安の声も聞かれていて、裁判等も進んでおります。こちらに対して、知事のお考えと地域住民に対しての何かご説明の機会等ありましたら、併せて教えてください。
まず、受け止めですけれども、指定がなされたということですね。これまで、長崎大学におかれては、令和3年に施設が完成をして、指定に向けて地域の皆様に対する説明であったり、安全管理のための基礎基準の整備、また、職員の訓練等、教育訓練等も準備を進めてこられたと承知をしております。
今回、指定が受けられたということであれば、そうした取組が、まず国の審査等において指定の基準を満たしていると、その判断に至ったものだと、まず理解をしています。
今回の大臣指定によって、特定の一種病原体を研究目的で使える日本初の施設となります。厚生労働省の監督の下で、これまで行えなかった高度な研究が可能になるものと考えておりますし、それによってBSL-4病原体に対する研究であったり、人材育成も進んでいくのではないかなと期待をしています。
県では、これまで、平成27年になりますけれども、長崎大学と、あと長崎市の3者で締結をしておりますBSL-4施設の整備に関する協定がございます。基本協定ですね。これに基づいて三者連絡協議会で協議を進めてきておりますし、それに加えて地域住民の代表でありましたり、学識経験者等を委員に加えた地域連絡協議会を設置をして、運用状況や安全対策について協議を重ねてきております。
県の今後の対応としましては、引き続き、安全性が確保されるように、こうした協議会において確認や助言を行いながら、長崎大学にはBSL-4施設の適切な運用をしっかりと要請をしていくということを努めたいと思います。
核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について②
ちょっと確認ですけれども、石破総理との面会の件で、今回、直接国に知事が求めるという形は初めてということでよろしいでしょうか。
批准・署名については初めてになると理解しております。
ありがとうございます。改めて今回の面会について、どんな思いで臨むのか、一言いただけますでしょうか。
思いはもう全く変わりません。核兵器なき平和の実現と、世界の実現といったものに対して、長崎県知事として、しっかりとその役割を果たしていきたいと思いますし、一日も早く、その世界が皆さんと実現できるように訴えていきたいと思っています。
核兵器禁止条約は、その中で非常に意義のある手段の一つだと思っておりますし、やはり唯一の被爆国である日本が、その役割を果たしていくということを期待して要望していきたいと思っています。
ありがとうございます。
核兵器禁止条約署名批准についての国への要望について③
今お話に出ている石破総理の件で、これ時期は固まってないというだけで、会うことはもう決まっているのでしょうか。
それも含めて、まだ確定したものがございません。
今現在、政府側と何らかの調整というのが行われている。
日程調整をさせていただいている認識でおりますけど、何か話せますか。
まだ何も具体的には決まっておりません。
その場合の面会相手というのも、既に一部で報道されているとおり、首相というものを念頭に置かれているのでしょうか。
そこも含めてまだ決まったところがないと理解しています。
対馬仏像の返還について②
分かりました。あともう一点、対馬の仏像の関係で、百日法要が終われば、5月にも対馬に帰ってくる見通しというものがありますけれども、県の立場で今後、実際の返還に際して、何か関わることというのは考えられていますか。
いえ、県としては、先ほど申し上げたとおり、国、対馬市と連携をしながら、動きをしっかり注視しながらということになると思いますけれども、その状況に応じてできることをやっていきたいと思います。
分かりました。以上です。
ほかにご質問ございますでしょうか。では、以上をもちまして、記者会見を終わります。
ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後3時10分(70分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年12月27日 記者会見
会見内容
ただいまから、知事の定例記者会見を始めます。
カラーについて
まず初めに、お花の話をさせていただきます。
今日のお花は、カラーというお花でございます。少し見えにくいかもしれませんが、結婚式でよくお持ちになることがあるかと思います。品種はレッドチャームという品種で、今日は諫早市の生産者の方からいただいております。先ほど話しましたけれども、ブライダルでは、ウエディングを思わせる形ということで非常に重要な飾りの一つになっているということです。花色は、皆さんも見たことのあるような白であったりとか、黄色、オレンジ、ピンク、赤、ブラウン、黒といったものもあるそうです。これは南アフリカ原産の球根植物だそうで、長崎県では、今日いただいた諫早市を含めて佐世保市と壱岐市で栽培をされていると。戸数ですが、5戸の生産者の方々がいらっしゃる、大変少ないという印象を持たれるかもしれませんけれども、品質は非常によいということでございます。花言葉は、「華麗なる美」、「乙女のしとやかさ」ということで、カラーという名前ですけれども、これはギリシャ語で「美しい」という意味の「カロス」からきているということです。大変美しいお花で、皆様も恐らくいろんな写真で見ることもあるかと思いますけれども、ぜひ日頃の生活、また、贈り物で使っていただければと思います。
今年1年の振り返りについて①
冒頭、私のほうから2点、お話をさせていただきます。
1つ目は、1年を振り返ってということで、今年最後の定例記者会見になりますので、今年の1年の振り返りをさせていただきたいと思います。
今年は、知事に就任をして3年目でございます。おおむね10年後のありたい姿と、その実現に向けた施策の方向性を示しました新しい長崎県をつくる長崎県づくりのビジョンを策定いたしました。重点的に取り組む分野をお示ししながら、様々な取組を進めてきたところでございます。
まず、「こども」分野におきましては、子どもは長崎県の宝ものであって、また、我々の未来そのものであるということを繰り返し述べさせていただいておりますけれども、その思いから、出会い、結婚から子育てまで切れ目のない支援に取り組んでいるところでございます。
そうした中で、今年は保育人材の確保に向けて、保育士等の研修に取り組む保育園などに対して、保育士等の処遇の改善を支援する県独自の制度を実現することができました。
引き続き、安心して子どもを生み育てることができる長崎県づくりを進めていきたいと考えております。
「イノベーション」分野につきましては、かねてからドローンを活用した課題解決に向けまして、国の規制改革を訴えてきた結果、全国で初めて新技術実装連携“絆”特区の指定を受けることができました。
さらに、本県では、5年ぶりとなります上場企業が誕生したほか、トランスコスモスやSBエンジニアリング、タスクなどのIT関連企業をはじめ、多くの企業と立地協定を締結しております。それによって雇用の拡大と地域経済の活性化に寄与したものと考えております。また、それに向けて引き続き、企業誘致を進めていきたいと考えております。
一方、今年は8月に、全国高等学校総合体育大会がございました。また、10月に「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」を県内各地で開催しております。そのことで期間中に全国からたくさんの方々にご来県をいただきました。それによって多くの交流が生まれたものと考えております。
運休しておりました長崎─ソウル間の国際定期航空路線についても、航空会社等に対するトップセールスに取り組んできた結果、10月から、これは5年7か月ぶりになりますけれども、運航の再開を果たすことができました。
併せて、これは我が県において長年の課題でございましたけれども、壱岐・対馬と博多を結ぶジェットフォイルの更新について、私としても、先頭に立って積極的に取り組んで国や地元と連携して更新を支援する運びとなりました。
今後、新船の就航によって、島民の皆様の日常的な移動手段としての役割だけではなく、観光、ビジネス等、交流人口の拡大にもつながっていくものと期待をしているところでございます。
また、皆様も記憶に新しいかと思いますけれども、長崎スタジアムシティの開業によって多くの交流が生まれていることに加えて、良質な雇用の場の創出といったことなど、本県経済の活性化にも大きな効果がもたらされているものと考えております。
このほかにも、パリオリンピック柔道男子81㎏級で永瀬貴規選手の史上初となります2連覇、3大会の連続でのメダル獲得といったことなどに加えて、また、最近、長年被爆体験の継承と核兵器廃絶に取り組んでこられた日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞など、本県にとって実り多い1年になったものと考えております。
ぜひ来年は、総合計画が最終年度を迎えますことから、計画の総仕上げとして積極的かつ着実に事業を推進していきたいと考えております。
令和7年1月10日の「110(ひゃくとう)番(ばん)の日」について
もう一つは、県警本部から1件預かっておりますので、お話をさせていただきます。
警察では、毎年1月10日を「110番の日」と定めています。この110番は、事件や事故を警察に通報するための緊急ダイヤルでございます。緊急の事件や事故に遭った場合は、躊躇することなく110番通報をお願いをいたします。
なお、緊急性のない問い合わせやパトロール強化などの要望につきましては、最寄りの警察署や交番、駐在所にご連絡をいただきたいとのことです。警察安全相談電話「♯9110」もご利用いただけます。110番は、緊急性のある方のため回線を空けておく必要がございます。県民の皆様には、ご理解のほど、よろしくお願いをいたします。
これ以降につきましては、ご質問に応じて回答させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、幹事社のKTNさんから。
九州新幹線西九州ルートについて①
幾つか質問させていただきます。
まず、西九州新幹線に関してなんですが、16日にシンポジウムがありまして知事も出席されたかと思いますが、これに対しての受け止めということと、今後のフル規格化に向けて佐賀県や国との調整、協議などの調整の動きがあるかというのを教えていただけますでしょうか。
まず、受け止めですけれども、16日の経済団体主催によるシンポジウムについては、私も来賓として出席をさせていただきましたけれども、長崎県だけではなく、福岡県、また佐賀県からも参加者がお越しになられたと伺っております。参加者も約1,000人ということで、非常に熱気に包まれたものであったと思います。改めて西九州ルートが、西九州地域全体にとって重要なものであるというふうに感じました。
講演では、乗換えの心理的抵抗であったり、関西直通運行による時間軸の変化といったことなど、西九州ルートの課題と将来について数字をお示しになられて分かりやすく説明があったと認識をしています。
中でも、もちろん長崎県に対するメリットもそうなんですが、佐賀県について、フル規格の整備によって名古屋までが4時間圏内に入るということで、それによって我が国の国土軸に組み込まれることで高度な産業立地の可能性もあるというお話もございました。
こうした全線フル規格が佐賀県にもたらす将来のメリットについては、非常に新たな視点だったなというふうに感じておりますし、本当に勉強になったと思います。
パネルディスカッションのほうでは、全線フル規格の効果と必要性に加えて、北陸新幹線の開業効果であったり、インバウンド受入れの可能性といったことなど、大変多くの項目について議論が熱心に実施されたと認識をしています。
これは、経済界の皆様方が主催となって実施をしていただきましたけれども、全線フル規格実現への強い思いの下で、このようなすばらしいシンポジウムを開催いただいたことにつきまして、この場を借りて心から感謝を申し上げる次第でございます。
県としても、経済界をはじめ、関係者の皆様方、今回ご参加いただいた県外の方々も含めて、皆様方と力を合わせて一日も早くフル規格での全線開通をしていきたいと考えております。
今、意見交換の調整状況についてもありましたけれども、佐賀県の山口知事とJR九州の古宮社長との3者の意見交換については、年内のほうでは日程調整がつきませんで、今後の対応は事務方レベルで今調整をしているところでございます。
現時点で具体的な日程があるわけではございませんけれども、やはり意見交換といったことは重要だと思っております。これまで山口知事や古宮社長とも、3者ではなく、個別にお会いした時でもお話はしておりますけれども、そういったことを積み重ねて意見交換を行っていきたいと。
その中では、改めて西九州新幹線の開業効果であったり、今回、話題にも上がりましたけれども、関西直通の効果、必要性といったもの、そういったものを長崎県民の思いをしっかりお伝えをしていきたいと思っています。
やはりこれまでも繰り返し述べておりますけれども、こういった実現に向けて、地域負担だったりとか様々な課題がありますけれども、ルートも含め、そういった課題の解決は、やはり地元だけでは困難だと考えておりますので、3者に加えて、やはり国のほうにも具体的な解決策を提示いただいて、こういった議論に入っていただくと、そういった形で議論が進んでいくといったことについても、長崎県としてできることを努力していきたいと思っています。
特定複合観光施設(IR)について
IRについて伺います。不認定となって、今日で丸1年がたちますが、これまで知事はIR誘致を推進してきたわけですけれども、この1年間で心境に変化というのはありましたでしょうか。
IRは、今おっしゃってくださったように、本県としてですけれども、世界中から多くの観光客の方々を招き入れることで、九州全体の交流人口の拡大であったり、地域経済の活性化といったもの、また、新たな雇用の創出といったことも期待をされて、地域経済に大きく寄与すると、貢献する重要なプロジェクトと認識をしておりましたので、その実現に向けて関係者と連携をして実現に取り組んできたところでございます。
ただ、1年がたったというお話でしたけれども、昨年末、認定を行わないということとした国の審査結果を受けまして、県としては、本年6月、改めて一連の経緯を振り返って、県民をはじめ、長年お力添えをいただいた関係の皆様方にご説明をするために報告書を取りまとめて公表したというところでございます。
この国の審査結果につきましては、県民の皆様、また多くの関係の方々のご期待に沿えず、大変残念な結果となってしまいましたけれども、県としては、九州・長崎IRの誘致によって積み上げてきた準備作業、これが無駄にならないように、引き続きIRの取組を活かした、そこの中で得られたものを活かした県北振興対策を推進をして、県全体の発展につなげていきたいというふうに考えております。
何ら今具体的なものがあるわけではありませんけれども、しっかりとこれまで取り組んできたもので得られたものをしっかりと活かしていくという考えに変わりはありません。
先日、総務委員会で、観光庁からのアンケートに、「県は関心あり」と回答したということがあったんですけれども、その後、観光庁が「関心あり」と答えた自治体に対してヒアリングをするというふうに伺っておりまして、そのヒアリングがいつ行われたかということと、どのようなやり取りがあったか、ヒアリング以外に何か動きがあったら教えていただけないでしょうか。
私のほうでは、アンケートの結果を踏まえて、県の担当者に対して12月の下旬、最近になりますけれども、ヒアリングが実施されたと報告を受けています。
ヒアリングでは、国から現状における県の考え方、また、県内の状況などについて確認があったというふうに聞いています。県からは、IRについては関心はある。しかしながら、報告書に記載のとおり、現行の制度においてはIRの実施にチャレンジするのは相当程度ハードルが高いといったことも含めて、現在の県の基本姿勢について改めてご説明をして、本県の意見としてお聞きしていただいたというところでございます。
それ以外の、ヒアリング以外の動きは、今のところないということでございます。
その6月に公表された報告書の中でも、今のお話でも、「相当程度ハードルが高い」というふうな言葉が出てくるんですけれども、この再チャレンジに向けたハードルというのは、具体的にどういったものだとお考えで、そのヒアリングの際、このハードルについても観光庁に何か話したかというのがあれば教えてください。
先ほど言ったように、ハードルが高いといったことはお伝えをさせていただいております。まず、その前提として、再チャレンジですね、これについては国における再募集の有無と、また、それに関する時期については、未定ということなので、現時点で何ら判断できものではないということは申し上げておきますけれども、県として、そのハードルが何なのかといったことについては、もうこれまでも繰り返し述べているんですが、その対応に当たる際に多大なコストであるとか、労力、また時間といったことが必要になります。
また、審査における国の審査委員会等の裁量が大きかったということも報告書で触れておりますけれども、また、それに加えて審査期間ですね、そういったことも長かったということ、そこを含めて予見可能性を見出すことは非常に困難であるということ、それが今、制度上の難しさとして、ハードルとして認識をしているところでございます。
こういったことについては、担当部署からヒアリングの際にもお伝えをさせていただいております。
ありがとうございます。このIR誘致に関しては、大村市なども今関心を示しているという話がありますが、市町や民間だけでは対応するのは難しい面もあると思いますが、県としては、そういう声が上がってきた時にどう対応するスタンスなのかというのを教えていただけますか。
そのヒアリングの中で、大村市が例えば先日、シンポジウムで民間団体の動きについて、すみません、大村市のほうが民間団体の動きについて言及をされたということも伺っております。報道で触れましたけれども、県としては、地元経済界や立地自治体であります市であったり町であったりといった関係者間で幅広く議論されて理解を深めていくといったことが、まず重要だというふうに考えております。そのことについては、ヒアリングの際にもお伝えをさせていただいております。
今申し上げたとおり、やはりIRといったものは、民間が主体となって行う民間投資のプロジェクトでございますので、これを検討するに当たっては、IR整備法等に基づく様々な要件を踏まえた上で、地元経済界であったり、立地自治体であります市町等をはじめとした関係者間で、まずそこがしっかりと議論されて固まってくるということが非常に重要だと認識をしております。
県としても、そういった動きを注視をしながら、必要に応じて意見交換を行うといったことで適切に対応していきたいと考えております。
来年の抱負について
最後に、今年の振り返りということでお話いただきましたけれども、来年、県として重点的に取り組みたいことというのを教えていただけますか。
そうですね、来年は、先ほど申し上げたとおり、総合計画の最終年度になります。そのことを踏まえて、計画の総仕上げとして、今までと同じですけれども、それ以上に積極的かつ着実に事業を推進していきたいと思っております。
一丁目1番地に上げております子ども施策ですけれども、やはり子どもが夢や希望を持って健やかに成長できる社会の実現に向けて、民間と連携をして、子どもが主役になれる、また、安全・安心でチャレンジができるような子ども場所の充実を図るといったことに加えて、共家事、共育ての促進によります子ども時間の確保といったこと。あと子どもの声を聞くような仕組みづくりについても取り組んでいきたいなと思っています。
全ての県勢の発展のためには、やっぱり基盤になりますのは経済だと思っております。長崎県は、やはりものづくりであったり、一次産業も大切な基幹産業でございます。また、今、コロナ禍を経て、人流が非常に戻ってきている中で、観光業といったことも非常に重要な基幹産業でございます。そういった観光業に携わる方々も含めて、活力ある地域社会の基盤となる経済の活性化にも取り組んでいきたいと思っております。
具体的にも、半導体関連産業であったり、海洋エネルギー関連産業といった成長産業のサプライチェーン強化を支援するほか、ドローンを活用した先進的なプロジェクトも支援をさせていただいて、新しいテクノロジーの活用も進めていきたいと考えています。
こういったことをしっかり本県の産業を活性化して、力を注いで、やはり全ての基盤となります経済の活性化といったものを来年も力強く取り組んでいきたいと思います。
さらに、来年度は皆様もご承知のとおり、いろいろ節目な年になります。被爆80年になりますし、長崎空港開港50年、中国駐長崎総領事館も開設して40年という年にも当たります。本当様々な節目の年になりますけれども、来年ですけれども、9月から国民文化祭「ながさきピース文化祭2025」が県内各地で行われます。10月には、初めてですけれども、国際サイクルロードレースでございます「ツール・ド・九州2025」が佐世保市で開催されます。
本当に大きなイベントも続いていきますけれども、引き続き市町と、また関係団体とも一体となって開催に向けた準備を進めていきたいと思っております。
加えてですけれども、やはりインバウンドの拡大にも取り組みたいと考えています。やはり本県の魅力をまだまだ発しきれてないという声も聞きますけれども、効果的なプロモーション、また、国際航空路線の利用促進であったり、新たな路線の誘致といったことにも取り組んで、交流人口の拡大をさらに進めていきたいと考えております。
あと、全ての世代の方が豊かで安全・安心に暮らせるといったことも非常に重要でございます。今年1月1日は能登半島地震から始まりましたけれども、ハード・ソフト一体となった防災・減災対策、離島の公立診療所といったところにオンライン診療の体制づくりに取り組むほか、また、長崎県の多彩な魅力を県民の皆様と一緒に磨き上げて、やはり多方面から選ばれると、国内外の方々から選ばれるといったことが重要だと思いますので、県全体のブランディングにも力を入れて取り組んでいきたいなと考えております。
長くなりましたけれども。
ありがとうございました。
核兵器禁止条約批准について
まず、核兵器禁止条約の署名と批准についてお尋ねですが、県議会の最終日に、知事は、県議会の意見書を踏まえて、「国に対して唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に署名・批准を行うよう要望したい」というふうにおっしゃっています。これは核兵器禁止条約に賛同する理解で、具体的にどのような行動をとるのか教えてください。
今、具体的なスケジュールが決まっているわけでは、まずないですけれども、やはり核兵器を取り巻く国際情勢は、ロシアによるウクライナ侵攻であったり、緊迫化する中東情勢といったことを背景に、非常に核兵器使用のリスクが高まっているというふうに感じております。
一方で、間もなく、先ほど触れた被爆80年の節目の年を迎えますけれども、そのような中で日本被団協がノーベル平和賞受賞ということで、やはり核兵器廃絶に向けた機運ですね、これは非常に高まりを見せているものと考えております。
私自身も就任をして、令和4年度からNPT再検討会議にも参加をさせていただいております。そういった機会を通して、「長崎を最後の被爆地に」というこの県民の思いを、世界の皆様に発信することに努めてきましたし、これについては広島県、長崎市、また関係の皆様方とも引き続き連携して取り組んでいきたいと考えております。
そんな中で、このたび、県議会において、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書が可決をされました。このことを踏まえて、県として、今後、国に対して、やはり唯一の被爆国でございます。そこも踏まえて、核兵器禁止条約の署名・批准を行うように要望していきたいと考えておりますが、先ほど申しましたとおり、具体については、今のところ、まだ固まってございません。
分かりました。核兵器禁止条約の署名・批准については、県議会の一般質問や定例の会見とかでもたびたび問われていて、その時に明言を避けていたように思うんですけれども、このタイミングになったことについて、ちょっと遅いのではないかというふうに感じるところもありますし、広島県の湯粼知事は率先して明言するようなこともありました。このあたり、この判断はどのように思われていますか。
そうですね、他県での状況もあるかと思いますけれども、本県でもこれまでの経緯を踏まえて、今回、改めて県議会で可決をされたということも加えて今回の判断に至ったわけです。
署名・批准を求めるということを今後させていただきますけれども、それがもう少し早かったほうがよかったんじゃないのかとか、そういったご意見があることは真摯に受け止めて、我々としては、少なくとも核兵器廃絶を一日も早く実現することが目的でございますので、それについてしっかりと県としても取り組んでいきたいと思っています。
石木ダム建設事業について
分かりました。
それと石木ダムの建設についてなんですけれども、県のほうは12月の議会の方で示されたと思うんですけれども、周辺地域の振興策をまとめた水源地域整備計画の素案をお示しされて、地元の方でも説明会を開くと。それから、水没予定地で暮らされる、反対されている住民の方にも、その説明会を申し入れているということですが、この説明会、特に反対されている住民に対して、知事が出席して理解を求めるような場面をつくるというお考えはないのでしょうか。
現時点でそれが具体に決まっているわけではございませんけれども、それは今後の状況を踏まえて検討していきたいと思います。
それと、現地建設予定地を訪れるという意味では、恐らく昨年の12月18日に現地を訪れられたけれども、反対住民とはお会いできなかったというところで、その後、何か現地に行かれたりとか、お会いしたりとか、そういったことなかったんでしょうか、この1年。
お会いする機会はいただいておりませんので、そのことも踏まえて今後状況を見て検討していきたいと思います。
もう既に1年以上も対応ができないという状況で、知事が就任されて年々厳しい状況になっているのではないかというふうに思うのですけれども、現状をどのように感じていらっしゃるでしょうか。
理解を得るというところについては、おっしゃるとおり、これからの進展が期待をされているところだと思います。工事自体は、今回、延長させていただきましたけれども、工事工程に沿ってしっかりと期限内完成を実現できるように取り組んでいるところでございます。ですので、今後も、それについては、理解を得る努力も含めて、今後も引き続き努力を続けていくことが重要かと思っております。
知事の政治資金について①
分かりました。
それと、知事の政治金の問題についてなんですけれども、県議会の12月県議会で百条委員会を設置する動議が否決をされました。2月には全員協議会を開くという流れになっていますけれども、基本的にこの全員協議会というのは、質問に答えるという形になろうかと思うんですけれども、疑惑とされる部分が幾つかある中で、知事としてここをしっかり答えたい、ここを答えなければいけないというところで、何かテーマとか、そういったものはあるんでしょうか。
特段ここがというわけではありませんけれども、これまでも私の可能な限り、事実関係を整理をして、真実を語ってくるということをさせていただいております。そのような中で、まだまだ理解が得られていないというお声があるのは承知をしておりますし、そのような状況になっていることについては、本当に申し訳なく思っております。
私としては、全員協議会が具体的にどのような形になって実施されるのかといったことについて、まだ分かっておりませんけれども、私の立場でしっかりと、これまでどおり事実関係の整理をして、それについて真実を話すということで対応していきたいと思っております。
それと、先日の県議会の後の囲みでも質問があったと思うんですけれども、選挙コンサルタントのコメントについてなんですけれども、ご本人は指示していないし、そういった指示をする権限も一切ないということで報道にコメントを出しています。この内容については、確認されたと思いますけれども、どのように受け止めていらっしゃるのかというのを教えてください。
すみません。まだ、本当現物を見れてないんですけれども、これまで申し上げてきたとおり、指示をしていないと、相談はあったけれども、指示はしていないというご主張をされている、お答えであったということも、私は弁護士を通して確認させていただいておりますし、その事実を述べられているものだと認識をしております。
選挙コンサルタントの方が、全員協議会にも呼ばれるということになろうかと思うんですけれども、これまでの知事と選挙コンサルタントの、一緒に活動されてきた中で、コンサルタントが出席することが、知事にとっても、そこら辺は説明をより深くできるというふうに思うんですけれども、そのあたり、改めて出席をこの場でも要請するというような考えはないでしょうか、今の会見のこの場でですね。
状況に応じて検討はしていきたいと思います。これまでも繰り返し述べていますけれども、やはり出席に応じる、応じないというのは個人の判断によるものだと、それはもう尊重すべきものだというふうに考えますが、これまでの報道、また、皆様方から直接ご意見いただくこともありますけれども、出席をしていただくといったことがやっぱり重要なんだということを繰り返し私も聞いております。そのことを踏まえて、今後、そういった状況になれば、私からご協力をお願いするようなことも検討したいと思っています。
そもそもの話ですが、知事としては、コンサルタントに出席してほしいという思いがあるんですか。
そこは、私の思いを述べるべきではないと思います。先ほど申し上げたとおり、その判断に関しては、個人でしっかり判断すべきだと思いますし、その立場については尊重されるべきだと思いますので。
ただ、先ほど申し上げたとおり、そこについて、やはり求める声があるということも承知をしております。私自身も直接聞くこともありますので、状況を踏まえてにはなりますが、その置かれた状況で参加を、招致に応じるということが適切と思われれば、私からお願いをすることも検討はしたいと思います。
個人が判断するというのは理解するんですけど、知事の思いをここで明らかにするということはしないということなんでしょうか。
全員協議会の開催の具体がまだ見えておりませんので、そこはしっかり踏まえた上で判断すべきものだと思います。
分かりました。ちょっと関連してなんですけど、先日、知事の後援会の、今は元職員になるんですかね、の方が残業代の賃金の未払いを後援会のほうに拒否されたということで、知事を含めて労働基準法違反の疑いで長崎労働基準監督署に告訴をしましたと発表されて、それから、今日なんですけれども、今日、その告訴状が受理をされましたというリリースが出されています。この件について、知事としてはどういうふうに受け止めていて、どういった状況というふうに理解しているんでしょうか。
すみません。まず、詳細では、現状について承知をしておりませんので、それについては何らコメントすることはできませんけれども、後援会に関しましては、私が代表を代わっておりますので、今、外からという立場で申し上げますけれども、新たな代表者にもお話を聞いた限り、しっかり適切に対応していきたいというふうにお話を聞いております。
ですので、そこの要求があっている部分がどういった主張になっているのか、そこまで詳細はわかりませんけれども、それはしっかり弁護士にも協議をしながら、しっかりと適切に対応していきたいというご意向を伺っておりますので、そのように進んでいくことだと思っております。
現時点で、労基署から連絡とか問い合わせとか、訴状みたいなもの、告訴状みたいなものを見られたりとか、そういったことはないんでしょうか。
捜査に関することについては、私は申し上げることはできません。
それは、知っているけど、言えないということですか。
そこも含めてですね。
言えないんですね。分かりました。
もちろんこの職員の方というのは、よく知っている方ということで、本人とやり取りをしようということはないんでしょうか。ご本人と話し合いの中で解決するとか、そういったことは。
私がですか。
はい。
現時点でそれはできておりません。まず、事情をお伺いをしたいといったことは、弁護士を通してお話をしたこと、お願いをしたことはありますけれども、そこについてはまだ応じていただけておりませんので、今後、先ほど申し上げたとおり、今は後援会のほうでそのように、弁護士と協議をしながら適切に対応を心がけたいと、進めていきたいということですので、そのように今後進んでいくこと、進んでいくものと私は理解をしています。
分かりました。以上です。
ほかに質問のある方、挙手をお願いします。
インフルエンザ流行警報の発表について
よろしくお願いします。昨日、インフルエンザの警報が出されたと思うんですが、まず、その警報が出されたことに対する受け止めを教えてください。
そうですね、インフルエンザが非常に増えているということで、これから年末年始に入って、人の移動も増えていくと思います。帰省、旅行といったことで接触の機会が増えますので、ぜひ、これは感染に対して改めて心がけ、予防について心がけていただきたいと思っています。
普段会わないような方々、例えば高齢者の方とお会いしたりということもあるかと思います。そういった重症化リスクが、可能性があるような方々と会われたり、また、大人数で会われるといったことも増えるかと思いますので、これはコロナの中で皆様もいろいろ対応について学ばれたこともあったこともあったと思いますけれども、例えばマスクを着用したり、換気をしたり、手洗いをしたりとか、そういった対応をぜひ皆様にも心がけていただきたいというふうに思っております。
やはり年末年始というのは特に、人との接触が増えるというのは、そこら辺は知事としてもずっと、ここ数か月、ずっと注意報、倍ずつ増えていったと思うんですけど、そのあたりはやはり懸念していたところですか。
今、インフルエンザは特に若い方々が多いというふうに伺っております。コロナのほうは逆に高齢の方が多いということで、それぞれ疾患によって傾向はあるものの、やっぱりいろんな方々、先ほど言ったように普段会わない人が会ったりするようなことも増えると思いますので、ぜひそこは皆様も注意をしていただいて、感染予防に心がけていただきたいというふうに思っております。
また加えて、年末年始に関しましては、受診をする医療機関についても非常に負担が生じる可能性がございます。年末年始の休日夜間の受診に関しましては、当番医が決められておりますので、ぜひ各市町のホームページであったり広報誌をご確認いただきたいと思っております。やはり直接行って診てもらえないということもあると思います。お電話などでお問い合わせをした上で対応していただきたいというのが一つと、また、救急医療に関しましても逼迫する可能性がございますので、休日・夜間であったり、例えばお子様の症状でお困りの際には、子ども相談窓口、医療相談ができます「♯8000」がありますし、また、救急車を呼ぶかどうか迷う場合は、先だってご紹介させていただきましたけれども、救急の「♯7119」といったものもぜひご活用いただきたいというふうに思います。
病院がなかなかつながらないとか、お休みの中で対応するといった時には不安も伴うかもしれませんけれども、ぜひ、まずはかからないといった感染予防に心がけていただくとともに、また、受診に際しては、そういったご配慮をいただければ、ご協力をいただければと思っております。
もともと医療にお詳しい知事ならではの、ご自分のインフル対策みたいなのって何かあったりしますか。
飛沫感染ですので、これまで皆様がコロナでいろいろ学ばれた、コロナ禍の中で学ばれたこともあると思います。ただ、本当に子どもが今インフルエンザが多いですので、そういった中で対策がなかなか浸透しなかったりとかといったこともあるかもしれませんけれども、ぜひ本当に多くの方々が交わる、会う機会が多くなってくる時期ですので、そこについては改めて心がけていただくといったことが大切だと思っております。
また、症状が出た場合に、ぜひ早めに対応していただければと思っております。
今年1年の振り返りについて②
ありがとうございます。ちょっと話は別の件ですけれども、冒頭でありました振り返りのことで、今年1年、どんな1年だったかなというのを、今年の行事などはいっぱいあったと思うんですけれども、知事ご自身で、どんな1年だったかなというのを改めて教えてください。
そうですね、先ほど幹事社様からもお話があったとおり、私自身も、本当に自分の未熟さゆえなところもありますが、本当に県民の皆様に、今なおご理解いただけてないといったことは、本当に申し訳なく思っております。そういった状況は、やっぱり引き続き真摯に、これまでどおりにしっかり対応していくということが重要だと思いますので、そこについてはもう本当にこれからも努力をしていきますということしか申し上げることができませんが。
それを除いて、また別の観点でお話をすると、先ほど申し上げたとおり、新たな動きも多かったように思います。大きなイベントでありますと、やっぱりノーベル平和賞もありました、最近ですとですね。永瀬貴規選手の本当にうれしい、誇らしい功績もございました。
我々県としても、長年取り組んできたジェットフォイルも一つ前に進みましたし、定期航空路線についても、5年7か月振りにソウルとつながったということ。
あと、国家戦略特区も、非常にこれは明るい大きな話だと思っています。長崎県は非常に離島が多い、一番多い離島県でございます。あと半島地域も多くて、半島地域に関しては、県の人口の4分の1が半島に住まわれているということで、非常に条件不利地域が多い県でございます。
そういった中で新たなテクノロジーを入れていく、それも大切なんですけれども、それに加えて規制を緩和していくということが非常にこれからは求められてくると思っています。ですので、国家戦略特区が、ここ長崎で指定を受けられたということは、ドローンの活用だけではなくて、ほかの規制緩和に関しても非常に広がっていく、拡大していく可能性があります。むしろ、それが求められるといったものでございますので、そういった長崎ならでは、長崎だからこそといった取組が、今後さらに進んでいくといったことについて非常に大きな一歩だったのかなと思っています。
あと、企業誘致もですね、本当に多くの企業と立地協定を結ばせていただきました。様々な動きがある中で、やはりまず経済をしっかりと皆さんと力を合わせて盛り上げていくといったことで、スタジアムシティを含めて本当に大きな動きがあった、前向きな動きがあった1年だったのではないかなと思っています。
ありがとうございます。
知事の政治資金について②
幾つかあるんですけれども、一つは、先ほど長崎新聞さんが聞かれた、後援会職員さんの方の話で確認なんですが、元後援会職員さんですね、この方によると、雇用契約を継続している途中で自宅待機を命じられ、そのまま契約がある状態の中で賃金が払われなかったので、未払いになっているので、それを払ってくださいというような主張のようで。
それに対して、先ほど知事は、弁護士さんを通じて事情を聞こうと思っているけれども、応じてもらえないというようなことをおっしゃったのですが、先方さんのリリース文によると、「これ、払ってくれ」と言ったら、「払うつもりはない」と弁護士さんに言われたので、刑事告訴した・・労働基準監督署に告訴したんだということを書かれているんですけども、このあたりの経緯というのは、知事はどういうふうに認識されているんですか。
すみません、先ほど申し上げたとおり、その詳細を把握できておりませんので、そこについては、今のお話をもってコメントは控えさせていただきますけれども、現状としては、後援会のほうでしっかり弁護士と協議の上で適切に対応したいというふうに聞いております。それが、代表もそういうお考えでおられますので、そのように今後対応が進んでいくものと私は認識をしております。
じゃあ、前段の分はともかくとして、現時点では、後援会の弁護士さんのほうから本人にコンタクトを取ろうとしたということと、いずれにしても適切に対応していくということ、そういう理解でいいですか。
そのコンタクトを取ろうとしているかどうかというのは、いつとか、どういう形でとかといったことについては、詳細はわかりませんけれども、弁護士と協議をしながら対応はしていくというふうに聞いております。
これまでの間の中で、その事情がどういった経緯なのかとか、そういったことの確認について、弁護士を通じてしたといったことは事実でございますけれども、それについて、そうですね、詳細、細かいところまではちょっと私も今、この時点では分かりませんけれども、応えられたところがあったのか、少なくとも十分には応えられて対応していただけていないというのは、認識はあります。
今の話、どこかのタイミングでは、いずれにしても弁護士さんのほうから、どのタイミングかは分からないけれども、コンタクトを本人と取ろうとしたけれども、うまく取れなかったというようなことが、どこかの時点ではあったということですね。
はい。それはそうです。
V・ファーレン長崎について
分かりました。
次にV・ファーレン長崎の話ですけれども、残念ながら、J1昇格、今期ではかないませんでした。来季、J2で戦うことになるんですけれども、J2だけ見ましても、大分、鳥栖、熊本と近隣県のチームがひしめいていまして、かなり熱戦にもなりますし、そういうところの方々は数千人規模で長崎にも来て、新しいスタジアムで長崎を楽しんでもらうこともできると思います。この辺のところを期待するところを教えてください。
J1昇格(が叶わなかったの)は、本当に残念、J1を目指していた中での今回の結果というのは本当に残念ではありましたけれども、これまで選手、監督、スタッフ、また応援されるサポーターの方々、本当に熱心に取り組んで、本気で取り組んでいただいていたのを目の当たりにしていたので、それについては本当にお疲れさまと敬意を表したいと思っております。
来年以降、また新たな挑戦が始まると思いますけれども、さっきおっしゃったように近隣県でJ2のチームがあるということ。そうですね、佐賀もバスケットはB1で一緒ですけれども、本当にダービーが近くで多くの方々にお越しいただけると思いますので、そういった方々をしっかり、まずはホストとして、楽しんでいただけるような、あと、駅と会場だけではなくて、ほかのところにも楽しんで行っていただけるような、そういった取組は県だけでは難しいですけれども、県内の関係者の皆様方と連携をして、しっかり体制を整えていけるように努力していきたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて②
新幹線の話ですが、先ほど16日のシンポジウムの話もされまして、私も聞かせていただきました。一つの太い日本全体の軸につながる、直結するその延長線上になるということで意義があるんだということのお話なども興味深く私も聞いたんですけれども、なかなか長崎の思い、要は直通で関西圏まで含めてですねという部分と、佐賀の、特に佐賀市以東のところの思いというのが、現状ではなかなか、やっぱり伝わり、つながりづらいなというのもあって、シンポジウムを聞きながら思ったのが、やはりかなり九州全体、北部九州中心に九州全体にも影響する話なんだよというところの話もかなりシンポジウムで出たと思います。この点については、佐賀の山口知事もかねてより、要するに九州全体の地域の将来像というのがどうなるのか、その中でどういう位置づけをするのかということも考えていった中でないと、そのデメリット、メリットが分からないんだというようなこともおっしゃっていて、いろんなアプローチをする中で、今後もっと、それこそ福岡も交えた、場合によっては熊本北部も交えた、福岡南部の久留米とかも交えたそういうところと一緒に話し合うような機会というのも積極的につくっていく必要があるのかなと思ったんですが、それは知事はどういうふうに捉えていらっしゃいますか。
すごく大切なことであると、その趣旨、ご指摘の趣旨については、まずは、やはり長崎県、佐賀県だけではなく、ほかの方々も含めて、地域にメリットが享受できるものなんだと。西九州地域、九州全体、また日本にとっても非常に重要なものであるという考え方については、本当に賛同いたします。
今回、シンポジウムでお話しになられた中で、もちろん長崎県にとってどれだけメリットがあるのかといったことは、これまで我々も本当に大きな関心事として見てきたところですけれども、シンポジウムでは、佐賀県が非常に受益をすると、メリットが大きいんだということも少なからず述べられた、ところじゃないかなと思っています。
特に、名古屋まで4時間を切るということ、それによって、やっぱり産業ですね、産業的にも非常に魅力が上がるような地域になっていくのではないかという話もございました。
長崎県と佐賀県の違いといいますか、平坦な場所が多いということもありますし、そういった地形の差もありますけれども、やはり佐賀県にとっても非常に大きなメリットがあるといったことが、今回、シンポジウムで議論された大きなことだったんじゃないかなと。
こういったことをしっかりと佐賀県の方々にも知っていただく、認識していただくのも重要だと思いますし、九州としても、佐賀県が例えば産業立地があると、企業立地が進んでいくといったことで、佐賀県だけが潤うわけでありませんので、やっぱり周りで、今、例えばシリコンが非常に九州で伸びてきていますけれども、おっしゃってくださった熊本も含めてどういった活用法があるのかとか、いろんな議論があっていいと思います。それには、やはりまず全線フル規格でつながるといったことが前提になってくると思いますから、そういった明るい未来が、そこから先に見出せるんだといった議論が今後進んでいくことを期待したいと思いますし、県としても、そういったことができれば取組は進めていきたいと思っています。
今のお話も丁寧に説明してくださったんですけれども、佐賀県の知事自体もそこの部分についての、例えば受けるメリットもあり得るということ自体は否定はもちろんされてなくて、その中での例えば南回りルートで熊本までを含めて、高規格道路も含めての物流を絡めたような新幹線のあり方というのを一つの例としても考えられるんじゃないかというようなところもあろうかと思うんですね。
そういう意味で、もう少し何を目指して新幹線をどうしていくかというところの話をもう少し丁寧に周りと、ごめんなさい、これは質問にはならないんで、すみません、この話はまた別にどこかでお話できれば。質問にはならないので、今の話はすみません、取り下げます。
今、お話にあったとおり、どういった世界観を見出していくのかとか、どういったメリットが享受できるのかといったことを、多くの関係者で議論して理解が深まっていくというのは、本当に重要なことだと思いますので、そういったことについては、今後、国にも、やはりルートも含めて具体的な、我々としてはやはり佐賀駅を通るアセスルートが適切だと思っておりますけれども、最も合理的だと思っておりますけれども、そういったことも含めて具体的な案を提示をしていただいて、それによって議論が進んでいくといったことが望ましいかと思っております。
県としては、そういったことも含めて、国に対して働きかけもしていきたいと思いますし、関係者の皆様方と意見交換を続けていきたいと思っています。
大変失礼しました。ありがとうございました。
知事の政治資金について③
たびたび質問が出ている後援会元職員の方に関するところで、ちょっと確認なんですけれども、知事としては、この後援会の元職員の方に人件費がきちんと支払えていなかったという認識があるかどうか、どういう状況なんですか。
人件費が、そこはですね、今ちょっと整理ができておりませんけれども、しっかり人件費はお支払いをしておりました。その求めのところが、どういった形になっているのかといったところは詳細を承知しておりませんので、これをしっかり整理していくことだと思っております。
訴えが今回あったことに関して中身をよく分かってない、まだ精査できない状況ということですね。分かりました。
あと、政治資金、選挙資金に関することで全協が2月に行われるかと思うんですけれども、その申し入れをした自民党会派の皆さんが取りまとめた書面の中では、知事自らが事実関係をきちっと確認をして説明をするように求めている文脈があったんですけれども、これまで、以前開かれた記者会見なんかでも、求めがあって、それに応じる形で知事が説明をしているというような流れがあると思うんですけれども、自分自身で説明の場をつくるというようなお考えはないんでしょうか。
説明の場ですか。
求めに応じてじゃなくて、自分で説明したいからするというような場を設けるおつもりがあるかどうかというのはどうなんですか。
まず、その説明をする努力はもちろん続けていきます。これまで何回も繰り返し述べておりますけれども、できる限りの事実関係の確認、整理をしながら、私としては真実を述べていくといったことは続けさせていただきます。
今、具体的に自分から何か説明の場をといったことはあるわけではございませんけれども、それは状況に応じて必要があれば検討したいと思います。
あと、どこかの質問にもあった、選挙コンサルの方にどのような声かけをするかという話で、もうコンタクトを取られたかどうかは、いかがですか。
事実関係の確認をするときは、もちろんこれまでもあったので、弁護士を通じて、その事実確認はさせていただいております。
先ほど、参考人招致に関して依頼をするかどうかといったところについて、今の時点でお願いをしているといったことは、前提となる環境がまだわかりませんので、そこについてはまだしておりません。
ありがとうございます。
今年の漢字について
うちの今日の新聞の一面のコラムの担当がちょっと書いていたので、あえて聞きますけど、今年の知事にとって漢字を1字で表すとすれば何になりますかね。
すみません、準備をしていなかったんですけれども、強いて言えば「絆」ですかね。
そこに込められた意味はどういうところなんでしょうか。
そうですね、先ほど、いろんな前向きの動きも多くあったという話をさせていただきましたけれども、一つはやはり特区、連携“絆”特区が一つあると思います。また、上海航空路線も開港記念を迎えましたし、ソウルに関しても再開をしたということ。
そして先日、ちょっとあれですけど、スペイン国王から賞もいただきました。スペインは、我々としても深い歴史もございますし、そういった絆というものが、いろいろつながってきたものもあるかなと思います。
あと、先ほど永瀬貴規選手の話もありましたけれども、ノーベル平和賞の話もございました。いろんなイベントを通じて、いろんな方々の連携とか思いとか、そういったものが深まったような一面もあるのかなと思って、その1文字を選ばせていただきました。
知事の政治資金について④
分かりました。
ちょっと話は変わって、これは不起訴になった事案ですけれども、知事選の絡みで、400万円が大石知事側から選挙コンサルタント会社に渡ったということについて、実質報酬に当たるんじゃないかということで、公選法違反で告発されていた分が、先日、不起訴になりました。
これについては、領収書に通信費ということで「電話料金、SNS通信費他」というふうに書かれていました。これまで県議会であるとか、多分こういった会見の場でも出たと思うんですが、この「他」の部分については、捜査への影響ということで知事は発言を控えるということで答弁をされてきたと思うんですけれども、現在はもう捜査も終わりましたので、この「他」については何が含まれていたのかを教えていただきたいんですけれども。
現時点、ここで明確にお答えすることはできませんけれども、必要な情報開示については、それは必要に応じてしっかりやりたいと思いますけれども、それを行うかどうかを含めて弁護士と協議の上で対応していきたいと思います。
今ここで申し上げられない理由は何でしょうか。もう捜査は終わりました。
今この時点で、まず一つは、はっきりとした事実をここの場でしっかり述べられるという状況じゃないです。
述べられる状況ではないというのは、知らないのか、それとも、知っているけれども、言うことによって何か影響があるかもしれないから言えないということ、どちらなんでしょうかね。
今この時点では、正確にどういった状況か、今ここの場で申し上げられるようなレベルに達していないと思いますし、それを申し述べるかどうかについても、しっかり対応、整理をしながらやっていくべきことだというふうに理解をしています。
これまでは捜査に影響があるから発言は控えると言っていたわけで、捜査は終わりましたよね。だったら捜査の影響の捜査の部分はなくなったわけですから、別に答えてもいいはずですし、今の段階で把握していないという状況にはないと思いますけれども、もうかなり年月がたっていますから。それについていかがですか。
どこが質問ですか、それについて認識…
結局、捜査は終わったので。これまでは捜査への影響で発言を控えるとおっしゃられていたわけですから、捜査は終わりました、なので、現時点で答えられる状況になっていると思うんですけれども、なぜそこを答えられないのかが分からないということを聞いています。
改めて、すみません、突然の質問ではございますけれども、しっかり協議をした上で対応できるかどうか検討していきたいと思います。
まあ、結局ですね、そういうふうな状況になるんじゃないかというのは、何となく予想ができていたんですけれども、今回の2,000万円の架空貸付疑惑だったり、286万円の迂回献金疑惑についても、自民党のほうは、要するに捜査、司法判断を待ってからというふうなことを言われているわけですよね。これ司法判断というのは、結局、捜査機関の裁量によるわけで、そこで不起訴なり何なりになったりした場合には、結局、そこについての理由は捜査機関は詳細には説明しないわけで、状況がよく分からない。結果的に真相が分からないという状況ができるわけですよ。
なので、こちらが懸念しているのは、今回、自民党が、ああいう形で捜査機関、司法判断に委ねるということをした段階で、それで、そこで不起訴なり起訴猶予なりなるかもしれません、いずれなるかわかりませんけれども、そういった立件されないという状況になった場合に、また同じような、今と同じような説明を知事はするんじゃないかということを非常に私は懸念しているわけですけれども、それについては今後、明確に明らかにしていく予定はありますか。
繰り返しになりますけど、まず説明をする責任はしっかり認識をして、これまでもできる限りの事実関係の整理をして、真相を述べてくる努力をしてきております。その結果として、主張が食い違っているという状況になっている認識でありますけれども、そこの段階で、今は捜査に委ねるステージに来ているんじゃないかということは、今おっしゃってくださったところかなと思います。
私自身も、これからも求めに応じて、質問にちゃんと答えていく努力はしていきますけれども、それに加えてしっかりと司法判断ということを、捜査当局からの事実関係の認定を踏まえて判断をされるといったことは非常に重要なことだというふうには認識をしています。
結局ですね、この問題が発覚したのは6月の県議会の一般質問ですよね。で、半年たっているわけですよ。半年たって、いまだにこの問題が解決していないというのは、ひとえに知事の説明が全く不自然だというところにあると思うんですよね。
じゃあ、皆さんが言っている、指示をされたとされる、本人は否定していますけれども、選挙コンサルタントの方が出てきて、百条委なり何なりで明確にしゃべるかといえば、それもできていないという状況にある中で、先ほどもほかの記者から質問が出ていましたけれども、知事がそういうふうな説明しかできないのであれば、それはもう選挙コンサルタント、皆さんが名指ししている選挙コンサルタントの方に、「ぜひ出てきて説明をしてください」と、「私はよくわかりませんから」というようなことで知事は説得すべきだと思うんですけど、そこはいかがですかね。
これも繰り返し答弁させていただいておりますけれども、まず、その判断、報じるかどうかの判断については、やっぱり個人の判断になろうかと思います。私から依頼をするかどうかといったところについても、それはどういった環境下で実施されるか、しっかり分かった状況で判断をしたいと思います。
私としては、今、私の説明がなかなか不自然というお話がありましたけれども、これまでも変わらず、事実関係をできるだけ整理をして真相を語ってきたつもりでございますけれども、今後もそのような対応を続けていきたいと思っております。
結局ですね、今回、全然物事がすとんと落ちてこないのは、今日、うちの一面のコラム担当も書いていましたけれども、知事が、説明責任を果たすとか言いながら、結局は自分の身を守るのと、選挙コンサルタントの方を守るというところを一番の主眼に置いてやっているから、全くこちらがすとんとくるような説明ができないというふうに私は感じているんですけど、そういうことはないですかね。
私は、事実関係をしっかりと整理をして真実を述べるという努力を今後も続けていきたいと思います。
では、先ほど、ほかの記者が言ってましたけれども、もう一回、ちゃんと自分から求めに応じるのではなくて、自分の方から、ちゃんとこれまで以上の説明をする場を設けるべきだと思いますけど、それについていかがですかね。
これまでも私としては、事実関係を整理をして、それを皆様にご説明をさせてきていただいております。現時点でそういったことをもう一度述べるといったことが、新しいことが出てくるとか、なんかいろんなことがあれば、その状況に応じて検討はしていきたいと思いますけれども、現時点で具体にそれを行うといった予定はございません。
最後になりますけど、結局、今回の問題で6月の県議会の一般質問のときからそうですけれども、結局、本来、知事を支えるべきであった人たちが、みんなそっぽを向いていっているわけですよ。で、逆に知事を追及する側に回っていたりする人もいるわけですよね。そういうことについては、どういうふうにお考えなんですかね。
今のご質問で、どういうことを詳細にお伝えしているのか分かりませんけれども、今、現時点で主張が、口頭が食い違っている状況でございます。そういった中で私としては、繰り返しになりますけれども、これまでですね、事実関係を整理をして申し述べてきたところでございますけれども、それが食い違っている以上、やはり今の段階では捜査当局に委ねて、しっかり判断をしていただくといったことが重要ではないかなと思っております。
以上です。
対馬仏像の返還について
2点、質問させていただきます。
一つが、対馬の仏像の返還についてなんですけど、こちらも韓国の最高裁判決から1年以上が経過していて、韓国の国内の政局も不安定となってますが、返還に向けて国との調整だったりとか、何か県から韓国政府に働きかけたりとか動きはありますでしょうか。
まず1点目、国に対して何か具体的なものがといったことについては、今、韓国の情勢が少し不安定になっているというお話がありましたけれども、1年経過して、その返還が実現に至っていないといったことについては、大変憂慮しているところでございます。
その政治情勢が流動的といったこともありますし、県から韓国に対して働きかけを行うといったことについては、予定はありません。ですけれども、やはり動きはしっかり注視をしていくということだと思います。
あと、日本のほうですね、国においては、これまでも仏像の返還については、外交問題として対応してきてくださっておりますので、我々としては、引き続き求めに応じたり何かできることがあれば一緒にやっていくといったことは連携をしていきたいと思っています。
補正予算について
もう1点が、今年は物価高というのも、結構、県民は悩まされたかと思っておりまして、米の値段だったりとか、12月にガソリンの補助金が引き下げられた関係で5円実質値上がりで、1月にもまた5円値上がりという状況になるんですけれども、11月の補正予算には、ガソリンに関する直接的な補助はなかったかと思うんですけれども、何か今後、補助だったりとか、そういう経済政策を考えていらっしゃるかというのを教えてください。
今、現時点で具体といったものをここで申し述べることはできませんけれども、11月補正ですね、それは国の補正予算、経済の成長と、また物価高の克服と安全・安心の確保と、この3つの柱がございました。
本県も、それをまずしっかりと速やかに実施をすることが大切だと思って、各種追加補正予算の計上を今回させていただいたところでございます。
長期化する物価高騰につきましては、やはり県では、県民の生活であったり、事業者の社会経済活動に様々な影響を生じるものだと考えておりますので、これまでも国の臨時交付金であったり、いろんなものを活用しながら、各種支援施策をできる限り取り組んできたところでございます。
今回の追加補正予算については、困難な状況にあります生活者、また、事業者の皆様を支えるという観点は、これはもう大切にさせていただきましたけれども、この観点から国の重点支援地方交付金の推奨メニューを参考とさせていただきまして、電気、ガス等のエネルギー高騰支援といったこと、また、農林水産業のセーフティネット活用といった給付的な事業を中心に、特に緊急的に取り組む施策を盛り込ませていただいております。
このほか、県民の安全・安心の確保に向けまして、公共事業等々もありますけれども、そういったところも対応していこうと考えております。
また、今回、36億円計上しておりますけれども、59億円配分を受けております。残りの23億円についても、早期に執行できるように、国の推奨メニュー等も参考にしながら、事業者、また、生産者の生産性向上といった将来につながるような将来に向けた取組を支援していきたいと考えております。
それに加えて、そのほか盛り込まれたメニューのうち、制度等が具体的に提示された施策等については、速やかに活用を検討していきたいと考えておりますので、引き続き、これについては情報収集を行っていきたいと思っています。
いずれにしても、県民の皆様にしっかりと支援をお届することが重要だと思っておりますので、そうできるように補正予算の速やかな編成を含めて引き続き市町と、また、関係団体の方々とも連携しながら、適切に対応していきたいと思っています。
知事の政治資金について⑤
すみません。政治資金の問題でもう1点だけ確認なんですけれども、以前、2,000万円の架空貸付疑惑と言われるものの絡みで、不正な出金があったというところで刑事告訴も含めて検討するというようなことをおっしゃっていたかと思うんですけれども、その後、あの動きについてどのように対応されているのかというのを教えていただけますでしょうか。
まだ協議をしております。
結論・・というのは出てないんでしょうか。
はい。
じゃ、今後、そのような対応をする可能性はあるんでしょうか。
この時点で何にも申し上げることはできません。
分かりました。
以上です。
よろしいでしょうか。
では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後4時54分(54分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年11月22日 記者会見
会見内容
- ダリアについて
- アメリカ合衆国訪問について①
- 務安〜長崎間チャーター便の運航について①
- お歳暮における県産品の愛用について
- SNSを悪用した詐欺等の被害防止について
- 予算編成方針について①
- 九州新幹線西九州ルートについて①
- アメリカ合衆国訪問について②
- 国の経済対策について①
- 務安〜長崎間チャーター便の運航について②
- 国の経済対策について②
- 長崎県職員生活協同組合(県職生協)について
- 特定複合観光施設(IR)について①
- 九州新幹線西九州ルートについて②
- スタジアムシティについて
- 予算編成方針について②
- 特定複合観光施設(IR)について②
- 国の経済対策について③
- 知事の政治資金について①
- 洋上風力発電について
- 被爆体験者への新たな医療費助成について
- アメリカ合衆国訪問について③
- 知事の政治資金について②
- 知事の政治資金について③
- 知事の政治資金について④
では、ただいまより記者会見を始めさせていただきます。
ダリアについて
よろしくお願いします。今日は、コサージュをつけさせていただいておりますけれども、ダリアという花で、品種がティアラというものだそうです。私も知らなかったんですけれども、ダリアはキク科の花だそうで、メキシコから中央アメリカにかけてが原産地ということでした。
ダリアは、非常に華やかなお花でございますけれども、県内では雲仙市で栽培がされているそうです。色も青色以外は全てあるそうで、非常に映えるようなきれいな花でございます。花言葉も、「華麗」、「優雅」、「気品」といったものがあります。大変存在感があって、アレンジメントとか花束とか目を引くようなお花でございますので、ぜひ。長崎県、なかなか栽培戸数は少ないそうなんですけれども、管理を徹底して非常に高品質なものがあるということで、ぜひ皆さんも楽しんでいただければと思います。
アメリカ合衆国訪問について①
では、私、冒頭、4つお話をさせていただいて、県から3つと、あと県警のほうから1つ、お話を預かっておりますので、4つ、冒頭、発言をさせていただきたいと思います。その後、質問に応じてお答えをさせていただきます。
まず1つ目、皆様のお手元にも置いております、アメリカ合衆国の訪問についてお話をさせていただきます。
先月10月30日から11月4日まで、アメリカのカリフォルニア州を訪問させていただきました。その関係についてご報告をいたします。
今回の訪米は、南カリフォルニアの県人会がございますけれども、「LA Nagasaki-kai」という会がございます。こちらの35周年を迎えることで、県人会から、記念式典への参加要請を受けまして、徳永県議会議長はじめ県会議員の皆様と、カリフォルニア州を訪問させていただいたものでございます。
県人会の記念式典は、長年にわたって県人会の発展に尽くしてこられた皆様に、まず感謝を申し上げるとともに、本県出身の皆様方と懇談を通して交流を深めてまいりました。
また、今回、訪米をさせていただくということで、その機会を生かしまして、サンフランシスコ及びロサンゼルスにおいて、観光と県産品等のプロモーションを実施しております。サンフランシスコでは、現地の飲食店事業者や卸売業者の皆様をお招きをいたしまして、長崎和牛、県産酒のプロモーションを実施したところでございます。私から、長崎和牛、県産酒のプレゼンテーションもさせていただきました。プロモーションをさせていただいて、会場にいらっしゃった方々に魅力を伝えたところでございます。形としましては、サンフランシスコで2店舗目となります新たな長崎和牛の指定店の認定式をさせていただいたというところでございます。
また一方、ロサンゼルスのほうでは、外務省が戦略的な対外発信拠点としてジャパンハウスを構えておりますけれども、こちらにおいて多くの観光、また、経済関係者の皆様に集まっていただいて、本県の観光と食のPRをさせていただきました。そこでも本当に多くの本県の多彩な魅力といったものも映像も織り交ぜながら発信をさせていただいたところです。このほか、サンフランシスコの総領事館であったり、ロサンゼルスのJNTO、ジェトロを訪問させていただきまして、インバウンド拡大、また、県産品の輸出等について意見交換を行ったところでございます。
今後は、今回訪問で得られました人的ネットワークを生かしまして、さらなるインバウンド誘客と県産品の輸出拡大に取り組んでいきたいと考えております。
務安〜長崎間チャーター便の運航について①
2点目は、務安と長崎間のチャーター便の運航についてお話をさせていただきます。
韓国との航空路線につきましては、先月27日から大韓航空によりますソウル〜長崎間の国際定期航空路線が再開しているところでございます。
こうした中で、このたびは韓国の全羅南道の務安国際空港と長崎空港を結ぶチャーター便が、チェジュ航空によって運航されることとなりました。
期間としましては、本年12月10日から来年の3月29日まで、週3便48往復で、主にインバウンドを対象として運航されるとのことです。チャーター便の運航は、インバウンド誘客に直結する効果が期待されるものでございますので、県としては引き続き、韓国やほかの国、地域からのチャーター便の誘致に取り組んでいきたいと考えております。
お歳暮における県産品の愛用について
そして、3つ目になりますけれども、お歳暮における県産品の愛用について、お願いをさせていただきたいと思います。間もなく12月ということでお歳暮の時期になっております。大切な方々へのお歳暮を贈る機会がございましたら、ぜひ、長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただきますようにお願いをいたします。
長崎県産品ですけれども、県内の百貨店、また量販店などのお歳暮コーナーで取り扱っていただいております。また、長崎駅前の県営バスターミナル2階にございます長崎県物産館におきましては、全国の方々への贈り物として魅力ある県産品を集めた「冬のギフトコーナー」を設置しております。12月24日まで県産品のお歳暮セールを開催しております。このお歳暮セールであったりギフトカタログを通じてご購入いただきますと、送料が全国一律で400円ということで大変お得になってございます。ぜひ、この機会にすばらしい県産品の数々を大切な方々へ贈る、また、ご家庭におきましても、ぜひ積極的にお使いをいただければと思います。
なお、このギフトカタログでございますけれども、県の物産館と東京にあります「日本橋 長崎館」にも設置をしておりますので、ぜひ県内の皆様はもちろんでございますけれども、関東圏にいらっしゃる方々にも、ぜひご友人、ご親戚にもご紹介をいただければと思います。
SNSを悪用した詐欺等の被害防止について
最後に1件、長崎県警本部から預かっておりますので、お話をさせていただきます。
SNSを悪用した詐欺等の被害防止についてということです。県内において、SNSを悪用して投資金や交際費、副業の登録料や医薬品などの名目で現金をだまし取る詐欺の被害が急増しているそうです。10月末の時点てニセ電話詐欺とSNS型の投資・ロマンス詐欺の被害総額が10億円に迫るといったことなど極めて深刻な状況にございます。
県民の皆様におかれましては、SNSで知り合った相手からお金の話が出たら、まず詐欺を疑っていただいて、家族や警察に相談をしてくださいということでございます。
また、これらの詐欺や全国で発生している強盗事件では、SNSなどで通称「闇バイト」と呼ばれる募集情報を見て応募した結果、加担させられているというケースもあるそうです。「高収入」、「ホワイト案件」、「即日即金」などをうたった募集は、犯罪の実行者を募集しているものでございます。既に応募した方は、速やかに警察に相談してくださいということでございます。
以上4点、私から冒頭ご発言をさせていただきました。以後は、ご質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社の日本経済新聞さんから、ご質問をお願いします。
予算編成方針について①
よろしくお願いします。幹事社から、3つのポイントについて冒頭お伺いします。
まず、来年度の予算編成についてなんですけれども、10月に財政課から方針の説明がありました。たしか11月18日までが要求の期限だったと思います。現段階で知事が来年度、重点的に取り組みたいと思っている施策というかテーマ、2つか3つ挙げていただけないでしょうか。
まず、予算の内容は、これから査定の中で詰めていきますので、具体なところは今の時点では申し上げられませんけれども、基本的な姿勢としては、まず、子どもを含むビジョンの4つの分野ですね。また、成長分野、成長産業ですね、様々ありますけれども、第一次産業も非常に重要なところでございますので、そういったところを含めて産業の活性化といったところには、ぜひ力を入れていきたいと思っております。
あと、最近、自然災害が非常に多くなっておりますけれども、安全・安心といったことも、これも継続的に取り組まなくてはいけないことですので、そういったところにも力を入れていきたいと思います。
全般的に非常に物価高騰であるとか資材高騰、人手不足等々ありますので、そういったことも勘案しながら、また、いろんな議論も踏まえながら取り組んでいかなくちゃいけないと思っています。
九州新幹線西九州ルートについて①
マスコミとしては、それを参考に取材を進めたいと思います。
2番目が西九州新幹線の話なんですが、12月16日に、ホテルニュー長崎で、「実現させよう!全線フル規格」というシンポジウムがあります。これは知事はご出席になられるんでしょうか。
すみません。もう一度いいですか。
12月16日の「九州新幹線西九州ルート整備促進シンポジウム2024」です。
ご出席いただく予定で今、調整しております。
ありがとうございます。調整ということは、まだ決まってないということですか。
そこはお時間をいただいているということです。
これがありますし、佐賀県の知事の発言であるとか、国の動きもありますので、このシンポジウムに向けて、どのようなメッセージを発信したいかということを今お話しいただけますか。
シンポジウムだけではないですけれども、新幹線について、いま少し、まだ国の動きも見ていかなくてはいけないところであるかと思いますけれども、我々長崎県としての考え方は変わりありませんで、しっかりと新幹線の全国のネットワークにフル規格でつながるといったことをしていかなくてはいけません。それは国も佐賀県にも理解をいただく、JR九州も含めてですけれども、関係者の理解、コンセンサスの一致といったものを目指して頑張っていきたいと思っておりますし、それに資するような、例えば経済効果であったりとか、ニーズであったりとか、そういったことを表現できればと思っております。
ただ、それに加えて、この前、九経連の倉富会長からも、非常に心強く、その新幹線に対する思いといったことも発言いただきました。それはやはり経済的な面からも、決してこの長崎県だけではなくて、そういった九州地域といったことからも、非常に期待をしているところが多いということだと思いますので、そういったお声も出ているということも、我々としても非常に心強いものでございますので、そういったことも併せてお伝えをしていきたいと思います。
あと、やっぱり予算ですね。財源確保をしっかりと遅れないようにやっていかなくてはいけないと思っておりますので、そういった意味で我々として、そういった猶予がない、時間的にも非常に緊張感を持って取り組んでいかなくてはいけないものだといったことは、我々の立場として申し上げていきたいと思います。
今、予算についておっしゃいましたが、来年度の予算の中でも、国に対する要望とか、あるいは環境促進について積極的に取り入れていくということですか。
国の整備新幹線に係る予算の枠組みの中で、しっかりと我々としてもそこに入っていくといったことが必要だと思っています。そういったことです。
アメリカ合衆国訪問について②
最後のご質問は、冒頭にあったアメリカの訪問なんですけれども、この配られた資料はホームページにも出てましたけれども、何か所かで、「まだ知られていない本県の魅力をしっかり届けるとか」、「アメリカ市場に浸透していない本県の魅力」とあります。それで、実際に訪問して、なぜアメリカに長崎県の魅力が浸透してないのか、知事の感想をお聞かせください。
決して「長崎」という言葉の認知度が低いわけでは、私はないというふうに感じてます。やはり私もカリフォルニアに住んでましたし、そういったところでも私が長崎県出身だということで、結構やっぱり認知をしていただけているという実感はございます。
ただ、長崎に対するイメージとすると、やっぱり平和なイメージが非常に大きいというところもありますけれども、それ以外のところですね、例えば豊かな自然であったり、食であったり、歴史であったり、そういった部分について、必ずしもまだ、平和と比べて浸透しているということではないかもしれません。
ですので、今回、直接お伺いさせていただいて、先ほど申し上げましたけど、動画とか映像を交えて、私も直接、長崎県自慢をさせていただきました。そういったことをすることで、ああ、こんなとこだったんだというリアクションもありましたし、あと、JNTO、ジェトロさん、総領事館ともお話しする中で、アメリカ本土のほうにも、今までメジャーだった東京とか大阪、京都とか、そういったところに加えて、次、そういった別の魅力を探ろうと、そういったところに対する需要もあるというふうにも伺っております。
そういったときに、やはり九州であったり、長崎であったりとか、そういった歴史も、異国情緒がある、また、おいしいものもたくさんある、そういったところの魅力といったものを求めている、そこに可能性があるという言葉も非常に勇気づけられたものでありましたので、そういったところのニーズを的確に捉えながら、我々として、実際来ていただいて消費をしていただく、そのために何が足りないのかといったことをしっかり精査しながら、今後の取組につなげていきたいなと思っています。
ご質問は、なぜ魅力が浸透していないかということで、簡潔にお答えいただくのは難しいかもしれませんが、そもそも長崎が魅力的じゃないからだということも成り立ち得ると思うんですけど、なぜ知られていないんでしょうか、魅力的だとしたら。
それは、魅力的じゃないからではないと思っています。ただ、いろいろ意見交換をした中で出てきたのは、継続的な関わり合いというか、働きかけが必ずしも十分じゃないというご意見はあったところでございます。これはやっぱり県としても、国際戦略を考えていく上で、それは戦略的に選択をしていかなくちゃいけないところだと思いますが、必ずしもアメリカ本土、西海岸のほうに焦点を当てたものが十分であったかどうか、そういったところは、そのご意見からすると、もしかすると必ずしも十分じゃなかったかもしれないと感じているところです。
なので、そういった働きかけとかですね。これは行政だけではないと思いますけれども、経済界とか、いろんな団体とも連携しながら、今回、人的ネットワークもまた新たに、県人会を訪れさせていただいたことで得たものもありましたので、そういったところからまたつなげていくとか、拡充をしていくような、そんなことにつなげていければと思っています。
そうしますと、政策に落とし込む上では、まず一つは継続的に関わってアピールしていくということでよろしいですか。
海外への継続的な働きかけというのは非常に重要だと思います。そこは主に西海岸になるのか、アメリカという風にですね、そういったところは今後、丁寧に議論はしていく必要があるとは思いますけれども、そういったヒントはいただいて帰ってきたところです。
これに関連して、視察の目的の一つが、県政にいろいろ見分を生かすということで、今回は議長も行かれています。知事自身がUC Davisにいらっしゃったので、サンフランシスコもよくご存じだと思うんですけれども、それに関連して、長崎県は今、脱炭素とか再生エネルギーに力を入れています。カリフォルニアはかなり先進的な取組と聞かれていますが、今回の短い滞在で、県政に生かせるようなヒントとか感想があったら教えてください。
本当に海外の取組を見ることは非常に重要だと思いますけれども、今回は残念ながら、行程の中、旅程の中で、再生可能エネルギー関連のものは盛り込まれておりませんでした。ですけれども、今いただいたご指摘も重要ですので、今後は、そういったことも参考にしていきたいと思います。
幹事社の日経からは以上です。
ありがとうございました。では、同じく幹事社の共同通信社さん。
弊社からは特にありません。
ほかにご質問のあられる方、挙手をお願いします。どうぞ。
国の経済対策について①
お願いします。「年収103万円の壁」の見直しに伴って税収が減るということに関してなんですけれども、そこの部分の試算が一部で報じられていましたが、そこについて教えていただきたいのと、その数字に対する知事の受け止めをお願いします。
まず、試算でございますけれども、もう既に一部報道で報じられておりましたけれども、全国で、国全体で、まず住民税など4兆円、交付税でも約1兆円ということが報じられております。この数値をもとに、本県への影響額を大まかに試算をした結果でございますと、住民税と地方交付税を合わせまして、県のほうで約240億円、県内21市町分で約260億円という減収が見込まれてございます。
これの受け止めということですけれども、見方を変えると、影響が非常に大きなもの、額が大きなものだということはご理解いただけるかと思いますが、そこが地方財政に影響を及ぼさないという前提であれば、今回の見直しに関して、「103万円の壁」がなくなって働きやすく、もっと働く余地が出てくるかもしれないということを考えますと、非常に市場としても、地域社会としても労働力が見込まれるといったこと、そして働く方々からすると所得が増えることも見込まれますし、そういったことでは非常にプラスの面があるというふうに思っています。
ただ、先ほど来申し上げているように、非常に額が大きなものでございますので、地方財政を預かっている身としましては、そこは影響が出ないように丁寧に議論をしていただきたいというふうに思っております。
長崎県の予算は、皆さんもご承知のとおりだと思いますけれども、ほとんどが社会保障とか、そういったものの義務的な経費になりますけれども、そこを除いて残りを、いろんなことをやりくりをして、政策的経費というのは大体500億円ぐらいでございます。そういった中で、事業見直しをしたりとか、いろんな努力をしながら、新しい事業とか施策を実行しているわけですけれども、そういった規模からしても、非常にこの240億円といったものが県にとっては大きなものだということはご理解いただけると思います。
ですので、そういったことをしっかりと国のほうでもですね、既に議論はするというふうに言われておりますけれども、県としては、しっかりそこをやっていただきたいという思いはございます。
務安〜長崎間チャーター便の運航について②
冒頭のチェジュ航空の件について、よろしいですか。知事は、この前の大韓航空も含めて、結構、韓国に熱心に、ご自身も行かれて、こういうふうにつないでくるような感じが、印象があるんですけど、改めて韓国という国と長崎のパイプがどう、これから観光振興に役立つのか、ビジョンを伺えますか。
ご承知のとおり韓国は、長崎県、ほかの県にとってもですけれども、九州の多くの県にとっては、訪日客が一番多い国になっております。恐らく繰り返し来ていただいているリピーターも多いんじゃないかなと思っていますし、そういった意味では非常に我々としても、インバウンドとして魅力を感じる国でございます。
そういったことで、長崎空港を拠点として韓国からお客様が来ていただけるとなると、今まで陸路で入ってくると、必ずしも空港じゃなかったところ、長崎駅とか、船であれば港であるとか、そういったところから県内を周遊していただいておりましたけれども、空港を起点として入ってきてくださることで、それがまた、二次交通はまだ課題は残っておりますけれども、県内各地域に行っていただけるような、そんな可能性を秘めているんじゃないかなというふうに思っています。
今回、務安から長崎に飛んできていただくチェジュ航空は、大韓航空とは違いましてLCCになります。韓国最大手のLCCということで、また客層は少し違ってくるんだろうとは思いますけれども、そういったところをうまくニーズを切り分けながら、県としては、県内全域に経済波及効果が及ぶように、取組を関係者と一緒に情報共有しながらやっていきたいと思っています。ですので、期待しているということで言いますと、もちろんインバウンドですので、消費を期待したいと思いますが、少し客層が違ったりとかしていますので、そういったところをうまく捉えて活用していきたいと思っています。活用というとあれですけど、楽しんでいただけるように、おもてなしをしていきたいと思います。
ちょっと細かいところですが、これは事務方なのかもしれないですが、チェジュ航空の何時、何時、何時とか、わかる範囲で、ちょっと細かく伺えますか。
国際観光振興室です。現在、フライトの予定としましては、火木土の週3便。火曜日が、務安を出発するのが8時45分、長崎着が10時05分、折り返しの長崎発が10時55分、務安着が12時15分。木曜と土曜につきましては、務安発が9時30分、長崎着が11時00分、折り返しの長崎発が11時50分、務安の到着が13時10分の予定でございます。
国の経済対策について②
幾つか質問させていただきます。まず、少し先にあった「103万円の壁」の話ですけれども、様々な前提条件あると思いますが、賛成、反対という二択だった場合に、知事としては、どういう立場で発言されますでしょうか。
これは前提が必要になりますけれども、ちゃんと地方財政に影響が及ばないといったこと。本当に先ほど言ったように厳しい状況でございますので、今回も予算編成する際に、新しいものを始めていくというところでも、やっぱりつくれる財源って非常に細かなものなんですね、それでも大切な財源ではありますけれども、そういったことを踏まえると、やっぱりこの240億円みたいなものを地方に任せられると、これはもう立ち行かなくなります。これはもう本当に難しい状況です。
ですので、それが影響がないという前提であれば、私は、働く方々の選択肢も増えると思いますし、所得が増えるといったことに向けてプラスに働くと思いますので、それは私は賛成です。
長崎県職員生活協同組合(県職生協)について
ありがとうございます。2点目が、数日前から、県職員の生協で不適切会計があったというふうな話がありまして、県としては直接関係ないかもしれませんが、何か今後関わって是正していったりとかすることがあるのかということと、知事としての受け止めがあれば教えてください。
まず、県としては、監督をする立場にあると思いますので、その役割をしっかりと果たしていくということです。
私としての受け止めということで、外の話なので、なかなかコメントはしづらいですけれども、しっかりと我々の役割を果たしながら、各地域のですね、県の組織の中にも、敷地の中にもあったところもありますので、しっかり利便性が図られるような、そんなことにつながっていけばいいなとは思っております。
何かございますか、大丈夫ですか。
特定複合観光施設(IR)について①
ありがとうございます。最後にもう1点、もしわかれば教えていただきたいんですけど、最近、観光庁から県に対してIRに関するアンケートが届いているかということと、届いている場合、内容がどんなもので、県としてはどういうふうな回答をされたかというのを教えていただけますでしょうか。
IRについては、アンケートが来ているのは事実です。それが実施されているのは事実でございますけれども、その内容と回答につきましては、直接伺ってほしいということで、こちらからお答えすることはできませんので、もしあれば、観光庁のほうにお問い合わせいただければと思います。
ありがとうございます。ちなみに、届いたのはいつ頃。
いつでしょうか。話せればですけど。
11月の上旬になります。
11月上旬に、観光庁から県宛てにアンケートが届いたということですかね。
そういうことですね。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて②
まず1点、新幹線の話が先ほど出ましたけれども、佐賀県、JR九州、国、いずれかもしくは全部、プラス長崎県という形でもいいんですけれども、このあたりの協議、話し合いは、今のところ何かこう、予定というか、どういう状況で今考えておられる、進めておられるかというのをまず教えてください。
まず、個別には、お会いした時とかにはお話がありますけど、三者の枠組みはまだ具体的には決まってないところです。国もまだ決まっておりませんので、今、現時点で具体があるものはございません。
分かりました。
もう11月も終わり、もうすぐ12月ということで、「今年も全然話が進まんかったばいね」となりかねないというか、なるような雰囲気で今、やっていますけれども、この間、先日の衆院選の時も来られた国政政党の幹部の方とか、また、国土交通省なり国の役人の方とかとの話とかをいろいろ、直接、間接に聞くところによると、結局、「佐賀を何とかしてくれ」とか「佐賀が動かんからな」みたいな形で言われることが多いんですけれども、大石知事としては、この問題が結局進まない、全然進んでいかないことについて、結局、どこに問題があって、どこをどうすれば進んでいくと現段階では整理されているか、それを教えてください。
簡単な話ではないので、端的に申し上げるのは非常に難しいと思いますけれども、県として考えているのは、話し合いを具体的に進めていく上では、具体的な案が出てこないと、何がだめなのか、何が足りないのか、そういったところにも具体性をもって見えてこないと思うんです。なので、国に対しても、そこについては具体的な案をまずは示していただきたいということもしています。
確かに外形というか、アウトプットだけ見ると、なかなか進んでいないように見えるかもしれませんが、例えば与党PTの場で私も今年行かせていただいて、お話をさせていただきました。訪問の、要望の場で、陳情に上がる際にも、そういったところでも様々、新幹線の話はさせていただいています。そういった中でも、今申し上げた具体例であったりとか、そういったことも申し上げてきていますので、決して話が全く何も変わってきていないというか、進んでいないわけではないというふうに思います。
ただ、そこがしっかりと、先ほど日経さんにお話をさせていただきましたけれども、予算のところに乗り遅れるわけにはいかないと思っていますし、やっぱり整備をする上では一日も早くつながったほうが経済効果ももちろん大きくなるわけですので、そういった意味で引き続き緊張感をもって、我々としてできることを対応していきたいと思っています。
今の話だと、もちろん佐賀側に対して直通することのメリットというのは訴えて理解をしていくというスタンスもこれまでどおりだと思うんですけれども、今のお話だと、国側が何がしか具体的なことを示しながら話を進める姿勢にならないと、なかなかこれは進まないというような認識でいらっしゃると、そういうことでよろしいですか。
国のほうから具体的な案が提示されるということは非常に大きなことだと思います。それを我々が練ることは難しいですし、そこを踏まえて、先ほど申し上げましたけど、何が本当にネックになるのか、そこをやっぱり議論していくことが重要だと思いますので、そこがまず大きな一歩になるとは思います。
スタジアムシティについて
分かりました。
もう1点、毎回聞くんですけれども、スタジアムシティですね、もうオープンして1か月たちまして、私ども、ちょこちょこと様子を見せてもらっているんですけれども、かなり平日も含めていろんな方が出入りして、ジャパネットさんが描かれているような形で、普段使いをして、まちに溶け込むような形での建物、施設としては滑り出しができているように思います。
知事は、この間、スタジアムシティに足を運ばれたりとか、また、バスケの試合なんかでアフロヘアで観戦されたりとかもしていましたけれども、試合を見に行ったりとか、スタジアムシティに行って実際に何か感じられたことってございますか。
アフロは一度だけですけれども、応援をさせていただきました。本当にすばらしい施設で、チームもすばらしいし、ファン、ブースターの方もすばらしいですし、サッカーも、お話ですけど、本当にすばらしいなと。
私が最近行っているかということですけれども、残念ながら、ほとんど式典でございまして、個人的に行けたということは、ないかもしれません、まだですね。行ってみたいなとは思いますけれども。
その間、いろんな行事で参加をさせていただきましたけれども、平日でも、おっしゃるように人がたくさんいて、お食事を楽しまれたりとか、サッカー場を見ながらいろいろ話をされていたりとか、非常に憩いの場として今までになかったような景色も見えているんじゃないかなと思います。
また、ジャパネット様がおっしゃっていた非日常という意味で、今までそれだけ人が集うということが、あそこの地においては特に、そんな多くなかったかもしれませんので、そういった意味で、新しい景色の一つになっているんじゃないかなと思っています。
我々県としては、さっき話したプロスポーツ、プロクラブが2つありますけれども、その方々のご協力をいただきながら、子どもたちを対象とした取組もしていますので、そういったものもまた、あそこができたことで生まれてきている新たなことなのかなとも思っています。
あと、東京にいらっしゃる方にも、この変化といったことをお伝えをしていきたいと思っています。その観点から、「日本橋・長崎館」がございますが、そちらでヴィヴィ君にご協力いただいてPRをやったりとか、そういったこともしていますので、ぜひ今後も、今は非常に順調だというふうに伺っておりますけれども、これが続く、またさらに伸びていくように、県としても一緒に取り組んでいきたいなと思っています。
そこで、Vファーレン長崎ですけれども、いよいよ12月にプレーオフという形で、J1に上がるかどうかで、かなりいろんな、交流人口も含めて変わってくると思うんですけれども、ここについて県知事として期待されるところってありますか。
J1に上がっていただくことを本当に心から期待をしています。
分かりました。ありがとうございます。
予算編成方針について②
よろしくお願いします。まず最初、新年度の予算編成のことで確認なんですけど、いわゆるIRに代わる新しい県北振興策もお話をされていますけど、そのあたりが盛り込まれるというか、盛り込みたいというか、そういった考えというのはあるんでしょうか。
県北をどう、IRのレガシーを活かしながらといったところは、今、案を練っているところでございますので、それが予算に枠として出せるかどうかはちょっとわかりませんけれども、県北に係るようなものについては恐らく、注目したものがあるのではないかと思います。それは今後の議論の中でもちろん出てくると思いますし、県北の振興は、これまで繰り返し述べているように、非常に重要なものだと思っています。県北だからというわけではありませんけれども、しっかりとそういった地域性も捉えていきながらとなりますが、一つ明確にあるのは、ツールド九州に関しては明確に決まりましたので、来年度、そこは入ってくるかと思います。
ですけれども、IRに取り組んできたことによって生まれたものというのは、しっかり継承していかなくちゃいけないと思いますし、間をあけるべきものではないと思いますので、そういったところは重要視しながら、今後の予算編成も協議をしていきたいと思います。
特定複合観光施設(IR)について②
それから、先ほどIRに関するアンケートのことが出ましたけれども、いわゆる新しいというか、県北振興策で再びIRに、県北振興策がIRという可能性というのはあるんでしょうか。
IRに関して、アンケートについては触れませんけれども、先ほど事情を申し上げたとおりなので。ただ、IRに関しては、我々として情報はもちろん収集はしていきますが、現時点で、我々がこの前、不認定に至った時に報告書としてまとめたところ、これは非常に大きなものがございまして、その認定に係る審査の経緯で、我々として、裁量が非常に大きかったというふうに感じています。そういったところはしっかりしていかないと、我々が判断できるものではないというふうに思いますので、判断するには非常にハードルは高いと思いますので、そういったところを踏まえないと、やはり軽々にそういったお話はできないかなと思っています。
国の経済対策について③
分かりました。
それと、「103万円の壁」で1点確認ですけど、影響は大きいけれども、労働力や所得が増える見込みがあり、プラス面もあるということで、地方財政に影響を与えないことが前提とおっしゃいましたけど、この部分で国にいわゆる財政的措置を求めたりとかということは、知事としては考えていないんでしょうか。
現時点では、これから議論されるということですので、現時点で具体を考えているわけではありませんけれども、やはり減税になると恒常的に必要になってくるものだと思います。そういったところを、税というものをどう考えて、どう運用していくのかということになろうかと思いますので、ここは国の議論をまず待ちたいというふうに思います。
知事の政治資金について①
分かりました。
それと、話は変わるんですけど、先月末まであった集中審査のことです。9月も合わせると4回にわたって開かれて、知事の後援会の職員の方とか、各団体の方も参考人として呼ばれました。この集中審査、総務委員会は一旦総括する方向になっていますけど、知事として、どのように振り返っていらっしゃるんでしょうか。
私としては、まず私自身の話ですけれども、できる限りお話をさせて、ご説明をさせていただきました。そこにまだ十分じゃないという意見があるのも承知はしておりますけれども、とはいえ私として話せることはしっかり話そうということで努めさせていただいたところです。
最後のほうですね、集中審査の中でもお話に、議論になっていたと理解していますけれども、主張が食い違っているところでもございました。そういったところはやっぱり、主張が食い違う中で、じゃあ、そこをどうしていくのかと非常に難しいですし、難しい状況であることは間違いないですし、委員の方もお話があったように、そういう状況だからこそ司法にゆだねる段階にあるのではないかというふうにも考えます。そういう状況であるからこそ、訴える方々も司法に訴えを立てている状況であると思いますので、そういったことを踏まえると、段階として、そういった司法の判断を仰ぐといったところに来ているのではないかというふうに捉えています、考えています。
そこの議論の中で、食い違いがあるというところで、一つポイントというか、大石知事の選挙コンサルの方が欠席されているところで、この部分がまだ証言がされていません。選挙コンサルの方に連絡とか、もしくは出席を求めるとか、そういったことはお考えとかはないのでしょうか。
その集中審査の後、弁護士とも相談をしたんですけれども、今、例えば出席をしてくださいと言った時に、出席が実際に求められているものが今はない状況でございますので、今の時点でそれを依頼するのは少しちょっと違うのかなと思います。一義的にはご本人がご本人の立場で判断されることだと、私はこれまでも申し上げているとおりだと思っていますけれども、今後、そういった機会があれば、協力を依頼することも検討はしたいと思います。
今後の流れのことなんですけれども、今、いわゆる百条委員会の設置についても議会の方で意見が上がっている状況で、より強い権限を持つ委員会ということで、こういうものが設置されるという議論が起きていることについて、知事がどうお考えになっているのかということと、それが設置された場合、先ほどのコンサルタントが出席されるような状況を、お話をされるのかと、そういったことはどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。
まず、百条委員会ということですけれども、私の受け止めとして、これまで集中審査において、先ほど申し上げたとおり、私に話せることは話をしてまいりました。できるだけ理解を得られるようにお話をして対応してきたつもりでございます。
そういった中で、やはり主張が食い違っているということで、段階としては司法に判断をゆだねるような、そんな段階にあるかというふうには思ってはおりますが、百条委員会の設置については、議会がその必要性を判断をして決めることですので、私の立場で何ら申し上げるべきことではないというふうに思います。
先ほどの出席の話ですけれども、百条委員会が設置されるかどうかはわかりませんが、その状況において、いずれにしてもやっぱり呼ばれた方の立場で決定をされることが、それが適切な形だと思いますので、それを尊重することに変わりありませんけれども、状況に応じて私のほうから参加の協力を得ると、お願いをするといったことは検討はしたいというふうに思います。
分かりました。
最後にもう1点だけ。この一連の件で、知事自ら名誉棄損で告訴された件もありますけど、それこそもう一つ、以前から言われている不明な出金についてのことで追加の告訴があったりとか、今後それを検討しているとか、ほかの件も含めてそういった告訴をするとか、そういった動きはないんでしょうか。
現時点で、ご報告できるようなことはございません。
分かりました。以上です。
洋上風力発電について
洋上風力発電について教えていただきたいんですけれども、11月に、日本財団を中心とする人材育成の拠点が長崎市に整備をされましたけれども、県として、五島市と西海市で進んでいる洋上風力発電に関してどのように考えているのか教えてください。
洋上風力発電は、今後、本当に可能性を秘めた産業だと思っています。というのも、皆さんもご承知のとおり、長崎県は海洋県でございます。今、そういう人材育成もそうですし、サプライチェーンをつくっていこうと、そういった動きもございます。
そういった中で、今後、海洋県として、もし国がEEZとか広げていく場合には、洋上風力の活躍する場面というのも、もっとポテンシャルも高くなってくると思いますので、そういった意味では非常に期待を持って、市場の状況も含めて注視をしている状況でございます。
被爆体験者への新たな医療費助成について
分かりました。
もう1点、被爆体験者の救済案についてですけれども、知事、鈴木市長と一緒に東京に行かれて、当時の岸田首相から救済案が示されたわけですけれども、12月から実際に受給等の申請が始まるということですけれども、この件について、知事はどのようにお考えでしょうか。
今回、岸田前総理が、できれば年内早い時期にということでご英断いただいて、今回、開始になるわけですけれども、もともとはですね、被爆体験者の方々は、全ての被爆体験者の方々を被爆者として認定をいただきたいという思いがおありになった中で、そこに対して思いが至らなかったといったことは、おっしゃっていた東京に行った時、帰ってきた後、被爆体験者の方々と話をする中でも、本当に強い思いをいただきましたし、我々、鈴木市長と私も、そこに至らなかったことについては本当に申し訳ないということをお伝えをさせていただいたところでございますが、医療費助成に関して、本当に大幅に拡充をされたといったことは、本当に最大限の配慮がなされたというふうに受け止めています。これによって、今まで条件になっていたものが撤廃されたりとか、対象となる疾患が増えたり、医療費が増えたりとか、そういったことで本当に被爆体験者の方々、助かる方々も多いと思いますので、そこは本当に最大限の配慮があったんじゃないかなと思っています。
アメリカ合衆国訪問について③
分かりました。
関連して、知事はちょうどアメリカに行かれていたということですけれども、例えば懇談の中で、ノーベル平和賞に関して現地の方と何かやり取りがあったりとか、トップセールスが主な目的だったとは思うんですけれども、平和関連で現地の方と何か交流があったりしたことはありましたか。
すみません、はっきりと申し上げられることは記憶がなかなかはっきりしておりませんけれども、ノーベル平和賞の件について、アメリカだけではなくて、海外の方々とお話する際に話題になることはよくあります。我々として、核のない世界を実現していこうという話は、もう長崎県民みんなの思いだと思いますけれども、今回、長年の取組によって被団協が受賞されたということ、これは本当にすばらしいことですけれども、裏を返せば、やはりそれだけ注目が集まっていることでもあると、危機感を持っていることだと思っています。
先日、ガーナから来られましたけれども、国連の駐在の代表に来ていただきましたけれども、その際にもノーベル平和賞の話も出ましたし、だからこそ我々として、被爆地の長崎県として、広島とも力を合わせながら、被爆の実相をより広めていかなくちゃいけない。そうですね、次に継承していくといったことを継続していかなくちゃいけないという話になったところです。
今回、被団協の皆様方の長年の取組といったものがこういう形で認められましたので、ぜひ我々として、被爆80周年、今後いろんなイベントが続いていきますけれども、そういったところとしっかり発信事業も組み合わせながら、核なき平和の実現と「長崎を最後の被爆地に」という思いは、ぜひ続けて達成をしていきたいと思っています。
ありがとうございます。
知事の政治資金について②
すみません、もう1点、聞きたいことがありました。県議会の総務委員会の集中審査の時に、県議会に対する抗議文、総務委員会の中で抗議文が出されて、その抗議文を出したことについて、知事が関与しているのではないかというようなお話が、関係者のほうから出ていたかと思うんですけど、その件について、知事として関係しているのかどうかというのを教えていただきたいんですけれども。
その、どういう話が出ているのかがちょっとわかっていないんですが。
総務委員会で、今回、参考人に出られた方についての、どういう人物なのかといったことについて、そういった抗議文を出すに当たって、知事のほうが、そういったものを出させたというか、関与をされたというような話の中で、そういった情報というか、そういった部分が指摘もされていたと思うんですけど、その部分というのはご存じないですか。
それはまず事実じゃないです。そんなことはありません。実際、それが事実かどうかもわかりませんし。
ただ、その抗議文を出されたとおっしゃる方から連絡をいただいたのは事実です。これはですね、1回目の、日付を忘れていますが、1回目の総務委員会の集中審査の日に、それを見られたということで、私宛てに直接連絡をいただきました。ダイレクトメールでですね。
それをいただいて、私は、普段からダイレクトメールを全て見られる状況ではございませんので、本当に申し訳ないですけど、時間がたってしまって、2〜3週間後ぐらいだったと思うんですけど、たまたま開いて、その方からのメールを、ダイレクトメールを見ましたけれども、その中で、やはり非常に大きな損害を、被害を受けているというお話がありましたけれども、私自身もそれが事実かどうかもわかりませんし、その方も存じ上げないですし、いきなり来たダイレクトメールですので、私自身が回答するといったことは、やっぱり軽々にするべきじゃないと思いました。
それは、弁護士の方に、「遅れてしまいましたけれども、こんなことが来ていたんですけど」ということでご相談を差し上げて、相談、協議の結果、私自身というよりは、弁護士にお話を聞いていただくほうがいいだろうということでしたので、私自身は、そのメールを受けて、弁護士に連絡を、お話をしたいということでしたのでということでつないで、そこまでしかわかっておりません。
そうすると、いわゆる抗議文を出すに当たって、知事が指示したとか、そういったことはないということですかね。
はい。
分かりました。ありがとうございます。
知事の政治資金について③
今の抗議文のお話で、ちょっとわかりづらかったので、もう一度教えていただきたいんですけれども、ダイレクトメールが来たのは、抗議文が県議会宛てに出されているんですけど、その前に、知事宛て。
それは前です。なので、ダイレクトメールが来たのは、1回目の総務委員会を拝見したということでメールを書かれていたと思いますので、1回目の総務委員会の集中審査の直後だと思います。
で、知事が気づかれたのは2〜3週間後ということは、抗議文が出された後に気づいて、弁護士さんとお話されたという理解。
いや、それよりは前だと思いますね。
それより前ですね。なるほど、知事は関与されてないとおっしゃいましたけど、弁護士の方がですね、抗議文を出したほうがいいんじゃないかとか、例えばアドバイスされたみたいなことは、いかがでしょうか。
いや、そういった事実があるのは知りません。
ないという理解ですか。わからない。
知らないので、ないとも言えないですけど、私が知っている限りはないです。
ありがとうございました。
知事の政治資金について④
1回目の総務委員会の後に、それを見たというダイレクトメールが来たんですね。
総務委員会の集中審査を見たということで連絡をいただきました。
その後、知事が気づいたのは2〜3週間後とおっしゃいましたね。
はい。
ということは、総務委員会の集中審査が終わった後にダイレクトメールを見たと、2〜3週間も間が空いた。
1回目の集中審査が終わって、多分、その日だったような気がしますけど、メールを送られて、私がそれに気づいたのが多分、2〜3週間後ぐらいです。
そうですよね。間が空いていますよね。
空いています。
そしたら、集中審査1回目ですけど初日ということですよね。
初日というか、2回ありましたよね。最初は1日だけあって、離れて3日あったと思いますけど、その間です。
ほかにご質問はございますでしょうか。
では、以上で定例会見を終わらせていただきます。
ありがとうございます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時19分(49分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年10月23日 記者会見
会見内容
- トルコギキョウについて
- ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について①
- 知事のアメリカ訪問について①
- 職員の勤務時間中の服装について①
- 日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について①
- 長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)①
- 日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について②
- 知事の政治資金について①
- 知事の政務・公務について①
- 長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)②、長崎スタジアムシティとの連携(アクセス道路)
- 職員の勤務時間中の服装について②
- 知事の政治資金について②
- 衆議院議員選挙について
- 知事の政務・公務について②
- 知事のアメリカ訪問について②
- 九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について①、九州新幹線西九州ルートについて
- 九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について②
- 日本スポーツマスターズ2024長崎大会について
- 対馬仏像の返還について
- 職員の勤務時間中の服装について③
- 鳥インフルエンザについて
ただいまから、知事の定例会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
トルコギキョウについて
すみません、今日は、コサージュの資料を上に忘れてきましたけれども、私も普段からよく使う花なので、私の知識の中でお話をさせてください。
今日の花はトルコギキョウです。トルコギキョウは、たしか日照時間が長くなると咲く花ということで、夏の時期なんですけれども、長い期間で楽しめるように品種改良されていると。結構日持ちもよくて華やかですので、家庭でも使いやすいというか飾りやすい、非常に素敵な花だと思っています。私もよく買わせていただいておりました。
花言葉は、先ほど見たんですけど、たしか「優雅」とか、紫のトルコギキョウの花言葉は「希望」ということで、非常に前向きな素敵な花でございます。
今回は、すみません、産地がたくさんあるんですけれども、県内各地域で作られておりまして、産出額は約2億円あるということで、生産も盛んというお花でございます。ぜひ県民の皆様も楽しんでいただければと思います。
ながさきピース文化祭アンバサダーの就任について①
冒頭、私からは4点お話をさせていただきます。
まず1つ目です。「ながさきピース文化祭2025」についてでございます。
令和5年、昨年4月に、さだまさしさんがスペシャルアンバサダーに就任していただきましたけれども、このたび、本県にゆかりのあります著名な5名の方にアンバサダーに就任をいただきました。その5名の方々ですけれども、まず1人目がアーティストの浦川翔平さん、2人目が俳優の長濱ねるさん、3人目がジャズピアニストの平戸祐介さん、4人目がイラストレーターのBUSONさん、そして5人目が俳優の水上恒司さんでございます。以上の5名の方々に今回アンバサダーに就任をいただきました。
文化祭ですけれども、開催まで残り1年を切りました。今後、さらなる認知度向上を図るために、様々な取組が必要になってくると考えております。
アンバサダーの方々におかれましては、どの方も本当に幅広い人脈と高い発信力を持っていらっしゃる方々ばかりでございます。そのお力をお借りしまして、文化祭のさらなる機運醸成、また認知度向上につなげていきたいと期待をしているところでございます。
なお、就任に際しまして、アンバサダーの方々にコメントをいただいておりますので、お手元の資料をご覧いただければと思います。
知事のアメリカ訪問について①
2つ目でございますけれども、LA長崎会創立35周年記念アメリカ訪問団ということで、派遣についてご報告をいたします。これもお手元に資料をお配りをしています。
今年は、南カリフォルニアの県人会の組織でございます「LA Nagasaki-kai」が創立35周年という記念の年に当たります。現地で記念式典が開催をされますので、そのため、10月30日から11月4日まで6日間、徳永県議会議長をはじめ県議会の皆様とともにカリフォルニア州を訪問してまいりたいと考えております。
今回の訪問におきましては、記念式典に参加をするほか、サンフランシスコとロサンジェルスで、観光、また県産品等のプロモーションを行ってくる予定としております。今回の訪問を契機としまして、アメリカにおいて様々な分野でご活躍されている長崎県出身者の方々と人的ネットワークを一層強化するとともに、観光振興、県産品の販路拡大といったものを促進することで、さらなる交流の拡大につなげていきたいと考えております。
職員の勤務時間中の服装について①
3つ目でございます。職員の勤務時の服装についてお話をさせていただきます。県庁では、これまで5月から10月までの間、クールビズなどを実施しまして、期間を限定して軽装勤務を推奨してきたところでございます。今後、これを通年で軽装勤務ができるようにしたいと考えております。
これは、職員の方から通年化実施の提案がございまして、職員の働きやすい職場づくり、環境づくりにも資するというふうに考えたことで、職員個人の判断においてになりますけれども、ノーネクタイをはじめとした軽装による勤務を可能とすることにいたしました。快適で働きやすい環境にすることで、勤務をすることで、業務効率、業務能率の向上が期待されるというふうに考えますし、それに加えまして職員の個性の発揮だったり、多様で柔軟な働き方といったことにつながっていけばなというふうに考えているところでございます。
これからも職員一丸となって県政推進のために力を尽くしてまいりたいというふうに考えておりますので、県民の皆様におかれましては、この取組に対しましてご理解いただきますようにお願いを申し上げます。
日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について①
最後に、皆様のところにも嬉しいお知らせが届いたと認識をしております。日本原水爆被害者団体協議会へのノーベル平和賞受賞決定に際しまして、日本被団協の皆様に対して、県民を代表して心からお喜びを申し上げたいと思います。
今回の受賞ですけれども、日本被団協の長年にわたります核兵器のない世界を実現するための努力、また多岐にわたる活動といったものが評価をされたものだというふうに思います。そういった取組をしてこられた日本被団協の皆様方に対しまして、深く敬意を表したいと思います。
核兵器を取り巻く国際情勢、これは本当に厳しさを増しております。そういった中で平和を訴え続ける被爆者の皆様の取組が世界から認められたということは、我々としても、また、核なき平和を実現するために活動されている全ての方々に勇気を与えるものだと思いますし、大変意義が深いものだというふうに考えます。
県としましては、これまで核兵器廃絶を自分事として捉えていただくこと、もちろん非人道性を知っていただくこと、それが大変重要なことでございますけれども、核兵器廃絶が自分事のイシューなんだということを認識していただくことが重要だと考えております。そのような観点から、今、SDGsの次のグローバル・アジェンダに、この核兵器廃絶を位置づけたいというふうに考えて、広島県、また関係者と力を合わせて取組を進めているところでございます。
先ほど、長崎被災協の方々からも報告をいただきました。その中でもお話がありましたけれども、今後は波のようにこの取組が広まっていくこと、これを期待したいと、田中会長からもお話があったところでございます。
我々としても、今回の受賞を契機に、国際社会全体で核兵器廃絶に向けた行動が、まさに波のように広がっていくといったことを期待をしております。それについては、やはり全世界の方々が、自分たちの将来、未来において、この核兵器という存在が持続可能性に脅威を与え得るものだということを認識していただくことが非常に重要だというふうに思っています。ですので、そういった観点からも、ぜひグローバル・アジェンダに位置づけをしていきたいと考えております。
引き続き県としましても、広島県と、また長崎市、広島市、また関係団体の皆様方と連携を深めながら、「長崎を最後の被爆地に」というこの思いを世界中の皆様にしっかり発信をしながら、核兵器廃絶の実現に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
以上、冒頭、私から4つお話をさせていただきました。残余につきましては、皆様方からの質問に応じて回答をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社のNHKさんから、ご質問をお願いします。
長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)①
よろしくお願いします。
まず、今月14日に長崎スタジアムシティが開業しましたけれども、改めて、2週間ほどたって、長崎における今回のこれだけ大きな複合施設の開業がどういった効果をもたらしているというふうに知事として受け止めているのか、また、民間が主導で本気で人口減少対策を食い止めるという大きなビジョンを掲げていらっしゃいます。そのあたりについてもどのように感じていらっしゃるのか、教えてください。
14日ですね、いよいよ開業いたしましたけれども、その前からいろんなイベントが続いていて、まさに長崎市全体が、長崎県が熱気にあふれているといったように感じております。
長崎を魅力のあるまちにという思いで、また全国、長崎だけじゃなく全国を元気にしたいといった、地方創生のモデルとなりたいということ、ジャパネットグループの皆様が熱い思いを語っていただいて実現したものだというふうに思いますし、まさに、それが、そういった位置づけでこの取組が進んでいくんだろうというふうに期待もしております。それが達成されたことにつきまして、まずは敬意を表したいと、このように思います。
長崎スタジアムシティですけれども、これまで様々なイベントに私も参加をさせていただきました。また、昨日は、九州地方知事会と九州地域戦略会議のほうで行政視察としてお伺いさせていただきました。そういった様々な機会を通して、本当に皆様、訪れていらっしゃる方々、笑顔でスタジアムシティで過ごされているのも拝見していますし、また、リージョナルクリエーション長崎の方々からも、こういった状況、いろいろお話を聞きながら、まさににぎわいが生まれているなというふうに感じています。平日の利用も非常に活発にされているということで、今まさに注目を浴びているということもあると思いますけれども、そういった方々の動きが続いていくように、行政としても力を合わせて取組を進めていきたいというように思います。
本当にこれから、長崎市の中心地にこういったにぎわいの場ができるということで、長崎市民だけではなく、県民の皆様、また県外からお越しの方々からも楽しんでいただけるような施設になること、これを期待をしているところです。
人口減少対策というところで、行政としても、何かやっていける、一緒にやっていけることとか、そのあたりのビジョンみたいなものが何かおありだったりしますか。
人口減少の観点からは、少なくとも、これまでもいろいろ触れてきましたけれども、質の高い雇用であったりとか、また、まちの中にスポーツに親しめるような場所とか、スポーツだけではありませんけれども、商業施設があったり、非日常になるような場所ということでジャパネットグループの方々もおっしゃっていますけれども、まさにそういった場所がこの長崎市内にできることで、やはり長崎市に愛着を感じてくださる若い方々も、若い方々の人口流出が非常に多い場所でございますけれども、そういったことを思いとどまっていただくとか、また、長崎県民の方だけではなく、ほかのところから「長崎、いいよね」と思って移住していただくとか、そういうことが起こり得ると思いますし、それはもう本当に期待をしたいと思っています。
そこに行政がどう絡んでいけるかといったことは、本当にいろんな方々のご意見を聞きながら、知恵を出しながらというふうに思っておりますけれども、これは一緒になって、本当に長崎を元気にしたいという熱い思いを実現していただいたというふうに考えておりますから、これは市と県と、またほかの方々とも連携をしながら、ぜひ地方創生を、これを契機に実現していきたいなと考えています。
ありがとうございます。
では、続いて同じ幹事社の朝日新聞さん、どうぞ。
日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞について②
まず一つ、先ほども知事も言及されました日本被団協のノーベル平和賞受賞についての関連の話です。
先ほどのやり取りの中でも述べられていましたけれども、日本政府が核兵器禁止条約に、その批准をしてないという現状があります。知事は、たしか核兵器禁止条約の会員の賛同人にもなられているかと思いますけれども、まず一つは、基本スタンスとしては、日本政府にもこの核兵器禁止条約について、署名・批准を日本政府もするべきだというお考えにあるということは、まず一つ先に確認させてください。知事は、そういうお考えでいらっしゃいますか。
日本政府に。
日本政府がそうするべきだというようなお考えでいらっしゃるとかというのを、まず確認させてください、知事として。
そうというのは。
批准すべきだと。
核兵器禁止条約については、国もおっしゃっているとおり、出口として非常に重要なものだと思っております。これまで、国においては、やはり重要だとは言いつつも、核保有国が参加をしていないとか、そういったことで実効性に課題があるといったようなことを申していると承知をしています。それによって、批准には、現時点で積極的にはなっていないと、まず理解をしておりますけれども、我々としては、やはりまずはどういった議論がされているのかとか、オブザーバーとして参加をいただいて、核兵器がない世界の実現に向けて、唯一の戦争被爆国としての、まずは橋渡しの役割をしていただきたいというように考えておりますので、我々としては、これまでも申し上げてきたとおり、国に対して、まずオブザーバー参加をしていただきたいというように考えております。
そういったことを通して、やはり長崎県、広島県、また日本国民、世界の方々、皆さんの思いだと思いますけれども、核兵器の廃絶につながっていくということを期待をしています。
すみません、今の言葉なんですけれども、国には、オブザーバー参加をまずはしてほしいと。最終的なところとしては、やはり地元の県知事としては、もしくは政治家大石賢吾さんとしては、最終的なところとしては、これに日本政府も批准、署名・批准をすべきだ、してほしいという願いはあるということでよろしいですか。
核兵器廃絶につながる、を実現する上で非常に重要な出口だと思いますので、まさにこれが世界中で核兵器廃絶、つくらない、保存もしないと、そういった核兵器自体の存在をなくしていく重要なものだと思いますので、この条約がしっかりと実行されるような環境下であって、核兵器廃絶が実現できるといったことは、それは我々が目指すところと同じだと思っています。
ということで、最終的には、やはり国に、日本政府としてもそれに署名・批准してほしいという思いがあるということでよろしいですか。
核兵器禁止条約だけが一つではない、答えではないとは思いますけれども、少なくとも、やっぱり核兵器廃絶がなされると、実現するという意味では非常に重要だと思いますので、我々としては、まずはオブザーバー参加を、国が今、批准に対して積極的になってないというお考えもあるところも承知をしておりますので、まずはしっかりとオブザーバーとして参加をしていただいて、そこは積み重ねていっていただきたいというふうに考えています。
知事の政治資金について①
分かりました。
あと話が変わります。次のお話ですけれども、政治資金、知事ご自身の政治資金問題についてです。
先般、一つの案件については、通信費とかの問題ですね、不起訴ということで結論が、決定が出されましたということですけれども、引き続き、総務委員会の集中審査もありますし、トピックとしてはまだ続いている状態です。
知事も、先日、記者会見もされまして、一定説明はされたんですけれども、現時点でできる説明は十分しているというようなお考えかどうかというのを、一つまず聞かせてください。
先日も県民の皆様にということで、しっかりまとめてお話をさせていただきましたけれども、現時点でお話をさせていただけることはさせていただいています。
先日も、別の方からもご質問がありましたけれども、今後、新しいことが出たり、何かお話できることがあったらするのかというご質問がありましたけれども、それはもちろん、その状況に応じてさせていただきたいと思いますし、これまでどおり、県民の方々にご理解いただけるような、また議会にも質問、今回集中審査がもう一度行われるということ、継続されて行われるということですので、それに対しては真摯に対応していきたいと思っています。
知事の政務・公務について①
今日、うちの新聞も一つまた記事を書かせていただいたところもありまして、職員さんの政務と公務の話がありましたけれども、この部分、なかなか政治家であり、公職であるというところで切り分けは難しいところもあるかと思うんですけれども、知事としては公務と政務の区分けスタンス、どうあるべきで、自分とどういうふうに今気をつけているというところのご説明をしていただければと思います。
皆様にいろいろご意見をいただく中で、またご質問いただく中で、この政務と公務の切り分けというのは非常に難しいなと、改めて感じています。
やはり立場であったり、見方であったりする、どういう立ち位置かということと、また、見方によっても、その要素が変わってくると思いますけれども、今、ご質問の中にもあったように、両方が混在しているということは、本当に切り離せないものばかりだと思っています。ただ、それをしっかり、やはりできる限り納得を得られるような形で整理をしながら対応していくということが重要だと思っております。
ですので、これまでもそういった混在しているような状況ですので、もちろん、両者にご相談しながら対応してくるということもありましたけれども、今後も引き続き、そういったことを意識しながら、できる限りご納得いただけるような整理に努めるべきだというふうに考えています。
長崎スタジアムシティとの連携(県内への効果波及)②、長崎スタジアムシティとの連携(アクセス道路)
最後にもう1点、先ほどスタジアムシティの話も出ました。これは一つ、長崎にとって大きな追い風というか、大きな、それこそ波が起きていると思います。
ついこの間も、先日、「海に眠るダイヤモンド」というドラマが始まりまして、端島を正面から取り上げたドラマでした。振り返ってみると、その前に「きみの色」というアニメもありましたし、さらに、その前には「君が心をくれたから」というドラマもありました。多分、よその知事から見ると、長崎ずるいな、すごいなと。なんでこれだけ長崎ばっかり取り上げてもらえるのかなとうらやましがられるぐらいの状況が生まれているんですけれども、こういうタイミングをどういうふうに活かすかというのも、県としての腕の見せどころでもあり、また、やるべきことだと思うんですね。
そこをどういうふうに現状を見ておられて、それをどういうふうにこれを広げていきたいと思っておられるか、教えてください。
今、お話があった作品だけではなく、本当に注目を、五島だったりとか、いろんな場所でテレビに取り上げていただいたり、そういった注目が集まるといったことが続いて、本当にありがたいことだと思います。
我々としても、そういった注目をしっかり継続的な、持続的なにぎわいにつなげていかなくてはいけないと考えております。
それぞれ、ロケ地が聖地化されていったりとか、新しいコンテンツが生まれたりとか、そういうことが各地域で起こっていくと思いますけれども、広域行政としても、そういった動きを後押しできるようなことは、知恵を継続的に出していかなくちゃいけないと思っております。
今回また新たなドラマが始まったばっかりですけれども、非常に楽しみに拝見しながら、長崎のにぎわいづくりにつなげられるところは、みんなで知恵を出しながらやっていきたいと思っています。
細かい具体的な策というのは、また担当課さんとかとお話しされながら、これから進めていかれるんだと思うんですけれども、一つ、私、課題に思うのが、着地点として空港または特に長崎駅ですね、着いてから目的地までの二次交通のアクセスの部分というのが、なかなかやっぱり分かりにくさ、また、使いにくさの改善が進んでないように見えてしまいます。
そこのところというのは、県としては何か、県営バスもありますし、積極的に進めていこうというお考えがありますか。
これは広域行政として、まさしく取組をさらに進めていくべきところだと、その課題認識はございます。これまでなかったものも生まれてきています。例えば、ソウル線が定期として10月27日に飛び始めますけれども、そうした場合に、今までになかったといいますか、ハブ空港でございますので、世界中から今度は長崎空港に入ってこられる。長崎空港を起点として県内を周遊していただくという動きも出てくるかと思います。これまでも上海線とかありましたけれども、それがまたさらに選択肢が増える形でにぎわいができてくると思いますので、そこをどう空港から県内各地に周遊していただくのか。違ったモード、飛行機だけじゃなく、車、また新幹線とか、また船もありますけれども、いろんなものをつなぎ合わせて、利便性の高い二次交通網をつくり上げていくということは、本当に重要なことだと思いますので、これについては関係者と引き続き連携を図りながら、楽しんでいただけるような交通網の整備に努めていきたいと思います。九州MaaSも、そこに一役を担っていただけるんじゃないかなと思っています。
今回、九州地域の戦略会議、九州地方知事会の中でも、交通も含めて九州が一体となって取り組もうという話も出てきていました。そういった、特に海外から来られるインバウンドの方々というのは、恐らく1県だけではおさまらずに、いろんなところを周遊されたいという思いを持たれている方もいらっしゃると思います。
そういったことを九州地域としても、しっかりと取り込んでいけるような、そんな取組を県としてもやっていきたいなと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
幹事社の朝日新聞からは、以上です。
ほかに質問のある方、挙手をお願いします。
職員の勤務時間中の服装について②
先ほど、軽装の件が出たので、この件について質問させてください。
まず、この軽装導入を知事として取り入れようと理由を改めて聞きたいのと、他県の動向をもし把握されているのであれば、他県の動向がどうなのか、教えてください。
それと最後に、知事は今後公務において、今日はノーネクタイですけれども、公務において軽装をどういうふうな形でしていこうと考えられているのか、あったら教えてください。
以上です。
まず、理由ですけれども、先ほど述べたように、きっかけの一つとして、職員の方から、通年で軽装ができるようにといった意見があったこと。やはり私としても、働きやすい、勤務しやすい環境というのをつくってつくというのは、一つ大きな役割だと思っておりますので、その観点からも非常に前向きな意見だなと思いました。
また、それに加えて、どういった効果が生まれるのかというのは、これからだと思いますけれども、先ほど述べたとおり、軽装することで、例えば仕事とプライベートのところがより近くなったりとか、作業効率が、スーツじゃなく動きやすい格好で、より効率が上がったりとか、いろんなところにつながっていくんじゃないかなというふうに思っていますので、これについては非常にいい動きだと思って、県民の皆様にご理解をいただきながらでございますけれども、ぜひ進めていきたいなと思っています。
他県の状況は、また改めてお話しいただけると思いますけど、私自身がどうするかということですけれども、TPOをしっかりと意識しながら、できる限り、私がずっとスーツでネクタイをしていると、なかなか周りもしにくいということもあるかもしれませんので、そこは状況を踏まえながらTPOを意識して、しっかりと私自身も活用していきたいと思っています。
全国で半数を超える自治体が同じような取組をしております。
以上です。
知事の政治資金について②
先ほど、朝日新聞さんからもありましたけれども、刑事告発に絡んで1月に知事の後援会が発表された文書の作成のことなんですけれども、この中で知事が政務文書の作成を県職員さんに指示したという報道ですけれども、これが事実であるという認識があるのかということと、これを知事が指示をしたという認識であるのかというところをまず確認させてください。
一次的に作成をしたというのは、私の責任において作成しています。作成は私だと理解をしています。ただ、コメントでもたしか申し上げたと思うんですけれども、やはり知事としての意見を、見解を求められているところもあって、そういった観点からは、やはり公的な部分もあると思います。もちろん、内容が就任前の話であるといったことで、最終的には後援会のほうから発出をさせていただきましたけれども、作成に当たっては、私が作成者であるということ、また、関係者でお話をして文章化をしていただいたと、打っていただいたといったところは、お願いをしたことも確かに事実でございますので、そこは先ほど幹事社からも質問があった中で答えさせていただいたとおり、今後、そういった状況、ご意見、ご指摘等を踏まえながら、できる限り納得が得られるような整理の仕方を気をつけてやっていきたいと思います。
それから、今回、指示をして作ったというところ…
今の話であると、どういう回答にするべきかということは議論をしながら、私がこういうことと作成していると。ただ、文章にしていただく、打っていただくということをお願いしたとこはございます。
今回の対応について、問題があったという認識はあるんでしょうか。
指摘は受けてしかるべきだと思います。というのは、先ほど来申し上げているとおり、公的な部分もありますし、もちろん政務的な部分もあると思います。公務、政務の両方が混在しているものだと思いますので、やはり政務的な見方をすれば、ご指摘を受けるところもあると思いますので、そこは、そういったご意見を踏まえながら、どうやれば今後、より納得が得られるような整理になるかということは常に考えていきたいと思います。
衆議院議員選挙について
分かりました。
それと、ちょっと話題が変わって衆院選のことなんですけれども、現在、衆院選の期間中でありますけれど、知事のスタンスについて、どの候補者を応援しているとか、そういったことというのはありますでしょうか。
また、例えば集会であるとか、決起大会とか、そういったところに参加したとか、そういったことはあるんでしょうか。
参加とか、そういったことは全くありませんし、どの候補者を応援ということも含めて私は申し上げるべきではないと、このように考えています。
例えば、昨年秋の衆院の補選では、今、3区で出馬されている金子さんの応援に入って演説をしたりとかして、そのときは政権与党との関係の部分で、なんといいますか、連携をしないといけないと、政策実現力の高い政権与党との連携を深めることが重要だということをその後の会見でおっしゃっていますけど、そこから何か変化があったんでしょうか。
いや、変化があるわけではありませんけれども、現時点で何かに出るとか、何か行動するといった決まったものがあるわけではないです。
今回、各候補者に、時々、為書きとか必勝の為書きとか書いて出されることもあるかと思うんですけれども、知事からそういったものを出されたりとかしたことは、今回の件であるんでしょうか。
今回はないです。
県外を含めてですかね。県内、県外を含めてですかね。
はい。
それから、今回、知事は、知事選で自民党県連のほか、維新のほうからも推薦を受けてますけど、そういった他党からも推薦を受けている、複数の党から推薦を受けたというところは影響しているんでしょうか、今回の判断に。
いえ、そこではなく、政党関係なくです。
分かりました。
以上です。
知事の政務・公務について②
先ほど長崎新聞さんから質問があった、文書の作成を県職員がやっていたという話で、ほかの自治体の事例なんかを見ますと、政務を担当できる県職員の方が条例で定められていたりするところもあるようですけれども、長崎県の場合が、そういうことができる自治体なのかどうかを教えてもらっていいですか。
ないです。特別職の、ないです。
あと、今日、報じられていた部分に関しては、ああいうことがあったんでしょうけれども、現状としては、例えば後援会の秘書の方が政務と思われることは全て担うようになったとか、その当時との変化というのは何かあるんでしょうか。
先ほど回答の中で申し上げましたけれども、もちろんこれは公務の要素がないということであれば、それは分かりやすいことかもしれませんけれども、やはり非常に公務と政務が混在することが本当に多いものでございます。それは本当に、見る方によっては、これは完全に政務だよねと評価をされる方もいらっしゃると思いますけれども、見方を変えると公務の要素もあるというご意見もあったりします。そこはもう本当にケース・バイ・ケースであって、先ほど申し上げたとおり、それをしっかり、いろんな意見を踏まえながら、より納得感が得られるような整理をしていく、心がけるといったことに尽きると思いますので、そこはそのようにできるように、私ども、気をつけてやっていきたいと思います。
知事のアメリカ訪問について②
別の話で、10月30日からアメリカを訪問されるという件で、これは県外にどれぐらいの県人会が組織されているか、ちょっと私、知らないんですけど、そういう何周年という記念式典がありますというようなことがあって、招待されるようなことがあれば、知事自身が現地に行ってこういう活動をされているのか、それとも今回のアメリカに関しては、何か特別な背景というか、理由があるのかについては、いかがでしょうか。
私の理解としてですけど、まず、県人会側から参加の依頼があるということと、また節目とか、活動の状況であったりとか、広がりであったりとか、影響力だったり、いろんなものを勘案して決めているというふうに理解はしております。様々なことを勘案しながら行くということで、アメリカの件でいうと、10周年と25周年の際に知事と議長と同じように行っているということは、承知をしています。
ありがとうございます。
九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について①、九州新幹線西九州ルートについて
昨日、一昨日の九州知事会の件と、それからもう一つ、冒頭にあったピース文化祭の2点についてお伺いします。
まず、初日が九州地方知事会議、2日目が九州地域戦略会議です。このとき、佐賀の山口知事も来ていましたけれども、2日間を通して、例えばロビーであるとか懇親会だとか、ほかに1対1、バイでお話しする機会はありましたか。
ありました。
その中で新幹線についてお話しなさいましたでしょうか。
新幹線についても、お話ししました。
どのような内容であって、先方の反応がどうだったかということについて教えてください。
様々な話なので、具体にはなかなか申し上げにくいですけれども、我々として新幹線が有用であるといったこと、これについてはもう変わりがないと。やっぱりフル規格で全線開通、これを求める立場であるといったことは、そういった概要のお話をさせていただいております。
2つの会議も、ある程度オフィシャルな会議なので、そうすると知事のほうから長崎県の立場を、立ち話かなんか知りませんが、そこで言ったということですね。向こうからは、どういう反応だったんでしょうか。
二人だけの場でもなく複数人いる場所でも話はしましたけれども、やはりこれについては結論を出すような、結論を迫るようなものでは全くございません。その場でというようなものでもありませんので、やはり課題もありますし、これまで積み重ねてきている議論もございます。それを踏まえた上での会話であるということは、ご理解いただきたいと思います。
今回、九州地方知事会の決議の中でも、東九州新幹線の話も上がってますけれども、県として、やはり九州地域が、新幹線全体としてですけれども、交通網がつながっていくといったことについては、やはりこれは九州が地方創生を実現していく上では非常に重要だと考えています。
なので、そういった観点からも九州地方知事会の中でも、そういった新幹線をやはりつなげていくといったことについて前向きなお声があるというふうに私は理解をしています。
トップ同士の会談は重要なので、今回の話の中で、例えば、次いつ会いましょうとか、事務方同士で次こうしましょうというような話は具体的にはなかったんでしょうか。
今回の話の中で日程の調整ということはなかったですけれども、事務方同士は、常に意見交換をしているというふうに承知をしておりますし、それは今後、私自身も機会を捉えて、やはり腰を落ち着けてお話をするといったことも機会を捉えてやっていきたいと思っています。
九州地方知事会議及び九州地域戦略会議の本県開催について②
分かりました。
もう一つこれに関連して、2日目の、戦略会議の最後の会見は、宮崎県知事と倉富さんだけで知事はいらっしゃらなかったので改めてお聞きします。
今回の2日間の成果について、知事はどう見ていらっしゃいますでしょうか。
今回は、まず、第3期九州創生アクションプランの策定に向けて、現行プラン検証もさせていただきましたし、今後、どうやって取り組むべきかという方向性について決定をした重要な会議だったと思います。
九州地方知事会だけでなく、経済界の方々が、一堂に会して、官民連携をより進めていくべき分野を決めていく、方向性を議論していくは、非常に九州の強みである部分だと思います。
その中で様々な分野がありましたけれども、例えば新生シリコンアイランド九州であれば一緒に伸ばしていくため、どういった役割分担があるのか、また、来年行われることになりましたけれども、ツール・ド・九州などについて、どうやって経済界と官が一緒になることで九州を盛り上げていけるのか、それ以外にも子ども施策であったり、いろんなものを議論させていただきました。
やはり行政が旗を振っただけでは、なかなか進まないことが、民間の力、協力をいただくことで進んでいくということもありますので、そういった意味では様々な課題があって、個別に全部話すことは難しいですけれども、そういった方向づけができたということは、次につながる非常に重要な会議だったかなと思います。
日本スポーツマスターズ2024長崎大会について
ありがとうございます。
2つ目はアンバサダーですけど、今回、日本スポーツマスターズ大会で郄田明さんにアンバサダーになっていただいて、大会は終わりましたけれども、これに対してどれぐらいのコストがかかっていて、効果がどれぐらいあったかということについて、分かる範囲でお答えください。
日本スポーツマスターズですけれども、今回の効果としては、参加者、参加者というのは、選手、監督、スタッフ、審査員、あとは家族とか友人等の観光で来る人、そういった方たちで1万人を目標に掲げておりましたけれども、1万人を超える方たちが来ていただいたということで、成果は我々が想定したとおりであったと考えております。
質問は、アンバサダーを使ったことで、どういう成果があったかということです。
1万人を超える参加者につながったと思うんですけれども、郄田明さんと知事に、今回の日本スポーツマスターズのPRビデオに出演いただきました。合計5本を作製したんですけれども、そのPRビデオをYouTube等で放映し、また、そのYouTubeを国内の競技団体に、今回13競技あって、47都道府県で六百数十の競技団体があるんですけれども、その競技団体にも知事とアンバサダーの連名で、そういったYouTubeの案内であるとか、「長崎でお待ちしております」という文書を出させていただきました。そういった成果もあり、1万人を超える参加者に来ていただいたと、そういうふうに考えております。
今後、まとめられたときでもいいんですけど、普通、民間企業だとYouTubeの配信がどれだけ、アクセスがどれだけとか、それから、県によっては、それが広告費換算で幾らになったかみたいなことを出しています。
今、質問しているのは、それについてより詳細にこういう振り返りをするつもりはあるのか、あるいはもうこれで終わりなのか、それを教えてください。
YouTubeの再生回数については、今、手元にないんですけれども、30万回を超える閲覧があったという状況でございます。詳しい数字は、後ほど調べてお伝えしようと思います。
今おっしゃっていただいたことは非常に重要だと思います。やっぱり取組に対して、どう効果があったのかということをしっかり見ていくことが重要だと思いますので、今、これからということですから、そこはしっかり検証しながら、どういったことをすれば、効果を数値化していくのは非常に難しい、間接的なものも出てくるかと思いますが、私自身は、やはり郄田明さんにご助力をいただいたことで、発信力だけではなく、非常にアイデアとして私自身が直接競技団体に働きかけるべきだとか、様々なアドバイスをいただきました。そういったところで数字には出てこないところもあったというふうに感じています。
ですので、そういったところも含めて、なかなか数字にできないところも含めて、効果はあったんだと思いますけれども、それをできる限り表現できるように、我々、整理をしていきたいと思います。
今おっしゃったのであれですけど、郄田明さんにお会いしたときに、いろいろ県に助言をして、マスターズは県外もそうだけど、県内の人々に知ってもらうことが大事だからテレビ放送をしてほしいと言ったけど、なぜか拒否されたということをおっしゃってましたけど、これは知事、なんか、余り効果を感じなかったのか、お金がなかったのか。本人はアドバイスする立場でそう言ってたんですかね、あるいはそもそもそういうことは把握してないというか、向こうが勝手に言っているのか、それについて。
拒否されたということ、ちょっと詳細が分かりませんので、コメントは控えたいと思います。何かありますか。
今回のマスターズのPRビデオですけれども、基本的には1分間の映像を作製しております。ちょっとどうしてもCMに馴染まないかなというところもありましたので、県の広報誌でYouTubeに誘導するであったりとか。あと大きかったのは、今回、ソフトバンク対オリックスのプロ野球の試合がビッグNであったんですけれども、その時に、試合前に何本か流させていただいたりということで、県内に向けてのPRもしたところです。
先ほど、30万回を超えると言ったんですけれども、40万回を超えております。詳しい数字をまた後ほどお伝えします。
長くなりました。以上です。ありがとうございました。
対馬仏像の返還について
対馬の寺から盗まれた県指定文化財の仏像についてお尋ねします。
韓国側で対馬市側の所有権を認める判決が出てから間もなく1年になりますが、いまだに返還が実現していないことについての受け止めと、今後、韓国側あるいは日本政府に対してどのように働きかけていくか、考えがあれば教えてください。
まず、受け止めですけれども、今、質問にあったように、昨年10月、韓国の最高裁の判決が出て間もなく1年ということで、それが出てから、今なお、返還が実現できていないといったことについては、本当に憂慮している次第です。
最近も、返還前に法要を行うことを条件に返すといったことが報道で出たりとかしてますけれども、それが実際に動く、公的なものであるというふうに聞いているわけではないですので、どういったことになるのかといったことについては、確かに分からないところもあるので、そこについては動きを注視していきたいと思っています。
ただ、我々として、返還についてしっかりと確実に実行されていくべきものだと思いますので、今、具体的にこういったものがということがあるわけではありませんけれども、国に対しては、しかるべく働きかけをしていきたいと思います。
職員の勤務時間中の服装について③
1点、軽装の話なんですけど、たまたまなのか、佐世保市の今日の会見で宮島市長がナショラルビズと言って同じような、同じようなと言ったら失礼ですが、軽装でやっていこうと職員から要望が、話があったと。これって、話して、県と市でたまたまなものなのか、こういう話を実はしてたよみたいな。
私自身はしてませんけれども。
そうなんですね。わかりました。
鳥インフルエンザについて
鳥インフルエンザのことでお伺いしたいんですけれども、今年、資料が残る中で最も早く北海道のほうで鳥インフルエンザの感染が確認されたということで、県内でも、かなり長い期間、養鶏場の方々に対策をしっかりしてもらうことを要請することになると思うんですけれども、そのあたり、どんな思いでゴールデンウィークを乗り切っていきたいとか、そのあたり・・・県としてどのように認識されているんでしょうか。
やはり渡り鳥、外から渡ってくるということで、どう発生するのか、いつ発生するのかというのが見えない中で、警戒を、取組を続けるというのは非常に負担感が大きいもので、不安も伴うものだと思います。
それについては、今回、赤潮も同じように結構早めに出て、お盆といいますか、期間が非常に長くて、赤潮がいつまで続くのかといった不安もあります。そういった生産者の方々の思いというものは、もう本当に我々としても、しっかりと寄り添うべきものだと思っています。
具体的に、今、何か対策をということが、具体的なものが今時点で長期的な計画としてあるわけではありませんけれども、しっかりと生産者の方々、状況を踏まえながら、コミュニケーションを取りながら、県としてできることは協力してやっていきたいと思っています。
ありがとうございます。
ほかにご質問ございませんか。
以上で今日の記者会見を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後7時14分(134分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和6年10月2日 記者会見
会見内容
ただいまより、記者会見を始めさせていただきます。
はじめに
本日は、改めましてお集りをいただきまして、ありがとうございます。
まず、私の後援会の資金管理や収支報告書の記載内容をめぐりまして、県民の皆様にご心配をおかけしていることに心からお詫びを申し上げます。
私は、8月2日になりますけれども、後援会の令和4年分の収支報告書を訂正をさせていただきました。その経緯等につきましては、これまで議会での答弁、また8月5日になりますけれども、全員協議会でもお話をさせていただきました。現在、開会中の県議会でもご質問いただいたところでございますし、先日は総務委員会で集中審査もいただきました。そういった中でできる限り説明を行ってまいったところでございますけれども、本日は改めまして県民の皆様に、今回の一連の事象等についてお話し、ご説明をさせていただきたく、この場を設けさせていただきました。
また、今議会に当たっては、自民党会派のほうからも申し入れを受けていたところでございますし、それも重く受け止めております。また、これまで私自身も県民の皆様に、こういった形でお話をするといった機会が十分でなかったというふうに認識をしております。ですので今日、できる限り、これまで皆様におかれましては、同じような内容もあるかもしれませんけれども、改めてご説明をさせていただければと思います。
今日は、医師連盟の森崎会長と、私がご助言を受けております弁護士の一人である貞弘弁護士に同席をいただきました。今回の会見では、できるだけ正確な説明をさせていただきたいと考えております。森崎会長には、医師連盟のお立場からご説明をいただいて、貞弘弁護士からは、私の説明が不十分である場合、また、法的に正確な説明が求められるような場合について、必要に応じて法的な観点から補足を行っていただきたいと考えております。
それぞれ、少し自己紹介も兼ねてお話しいただければと思います。
ただいまご紹介いただきました、長崎県医師会の委員長をしております森崎正幸です。
私どもが、2022年の知事選挙において、後援会員の皆様に、医師連盟というのは13支部あるんですが、その13支部の支部長にお願いして、大石けんご後援会への寄附の依頼をいたしました。その件の一部の医療法人からの寄附について、いろんな、説明不足とかという話がありましたので、本日は、私で補足できるところであれば補足したいということで出席いたしました。よろしくお願いいたします。
弁護士の貞弘賢太郎と申します。よろしくお願いいたします。
私は、今回の一連の大石知事の政治資金の問題、収支報告書の関係について、弁護士としての立場からご助言申し上げている者でございます。
本日、こうやって同席はさせていただいておりますけれども、あくまでも、説明は知事が基本的にはご自分でされる、するということでございます。私は、本当に、先ほど知事がご説明あったとおり、もし不十分なところがある、不正確なところがある、あとは、法律的にここはもう少し補足したほうがいいというようなことがあれば、必要に応じて少し口は挟みますけれども、基本的には知事から説明をするという会見でございますので、ご承知おきください。よろしくお願いいたします。
選挙コンサルタントについて
では、今日、レジュメをお手元に配付をしていると思います。すみません、今日はお二人のご都合もありまして、できれば1時間と思っております。冒頭、私ちょっと長くなってしまうかもしれませんけれども、できるだけ分かりやすくお話はさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
レジュメに沿って、順にご説明をさせていただきたいと思います。
まず初めにですけれども、おとといの集中審査、審議に参考人として招致をされました元監査人の答弁で、繰り返し、選挙コンサルタントの方への言及があったと思います。その選挙コンサルタントの方のことについて、ご説明をまずさせていただきます。
まず、知事選における私の選対本部の構成でございますけれども、私は、選挙経験が豊富な政治家の先生方、また森崎会長をはじめとする医師連盟の方々、そのほかも多くの方々にサポートをいただきました。選対本部の皆様にご助言をいただいて、私自身も選挙運動を展開をさせていただきましたけれども、私の認識で申し上げますと、この選対本部の意思決定といったものは、都度、そのことごとによって、関係のメンバーが集まって意思決定をしていたというふうに考えています。
そして、私の陣営の選挙運動に関して、企画立案等についてご助言をいだたくようなコンサルタントを入れること、また、その人選についても、選対のほうでご意見を出していただいて、話し合っていただいてご決定いただいたものだというふうに思っております。私自身、その人選であったりとか、入れることについては、これまでも申し上げておりますけれども、関わってはいませんでした。
しかし、当然ながらですけれども、私自身も選挙運動の期間中、その選挙コンサルタントの方ともよくお話をさせていただきましたし、その方ですけれども、非常に選挙に関する知識も豊富ですし、政治資金の管理などについても非常に知識が深い方でございます。私の相談にもよく乗っていただいておりましたので、選挙期間中はもちろんですけれども、選挙が終わってからも、信頼してお付き合いをさせていただきました。そういった間柄でございます。
元監査人について
3番の元監査人についてでございますけれども、おととい、参考人招致をされておりましたが、私がこの元監査人と知り合ったのは今年の5月下旬頃でございます。これは、私が信頼をします事務職員から紹介を受けて知り合った経緯がございます。
この元監査人の方ですけれども、今年の1月頃に、私の後援会職員から連絡を受けたと答弁をされておりましたけれども、私が、その後援会職員から元監査人を紹介されたのは今年の5月下旬でございます。ですので、これについては記録が残っておりましたので、今年の5月下旬に、この元監査人と私が知り合ったということは事実でございます。
この事務職員の説明によりますと、この元監査人でございますが、総務省から委託を受けて、都道府県の会計監査を担っていらっしゃる方だというふうに伺っておりました。
その事務職員の方でございますけれども、知事選挙後、私の事務所に入っていただきまして、本当に一切を取り仕切っていただいているような、本当に心から信頼をする方でございましたので、私としては、その方がおっしゃる、紹介をしてくださる方ということで、信用してお会いをしたところでございます。
お会いしたところ、この元監査人の方でございますけれども、やはり会計に関する知識が非常に豊富な方だというふうに印象を受けましたので、私も、紹介いただいたということもそうですけれども、その方を信用してご助言をいただいていた、相談をしていたというところです。
一方で、6月の下旬頃に突如、元監査人の方から「任務を終了します」ということで不可解なご連絡がございました。その際、弁護士の方と相談の上で、その後、一切の相談をやめているという状況でございます。
その後、私の後援会の事務職員の方の机の中から、総務省と元監査人を当事者といたします「匿名委託契約書」というタイトルの不自然な契約書が出てきたりもしておりますけれども、これについて、総務委員会でもお話しましたが、確認をしたところ、そのような契約が締結された事実はないということでございました。
この点につきましては、総務委員会において真偽を問われていたというふうに認識をしております。その際でも元監査人から、今回の調査には関係ないということで明らかにはなっておりません。このようなことから、事務職員や元監査人本人から受けていた経歴等に関する説明にも疑義が生じている状況にございます。
以上のような次第でございまして、本当にお恥ずかしい限りではございますけれども、結局、元監査人の方が一体どのような人物なのかといったことについては、現時点においてわからないということが、これはもう本当偽らざる私の本音でございます。
選挙コンサルタント経営の会社に支払った402万円について
これから少し、政治資金に関する説明をさせていただければと思います。レジュメでは4番になります。402万円のことについて、お話をさせていただきます。これはもう報道によれば、令和4年2月の私の選挙に関しまして、私の後援会から選挙コンサルタントの方が経営をする会社に対して402万円が支払われたことについて、選挙運動に対する報酬であって、公職選挙法に違反するという内容の刑事告発がされているというふうに承知をしています。
一方で、知事選に際しまして、私の陣営では、当該の業者に対しまして、オートコールの業務であったり、選挙情勢分析の業務を外注をしておりました。この402万円につきましては、実際にその業務を実施していただいたことに対する委託費としてお支払いをしたものでございます。
ここで、オートコールということをあまり聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、これはシステムを使いまして、実施対象の地域の住民の方々、皆様にご自宅等にお電話をおかけをして、応答いただいた場合には、投票を呼びかける私の音声メッセージが自動的に流れるといったものでございまして、私の陣営では、オートコールのためのシステムの構築を業者に外注をしていたところでございます。
選挙運動については、時々刻々と情勢が変わっていくものだと思います。選挙情勢を把握することが必要でありますので、選挙情勢の分析に豊富な経験を有する当該業者に対しまして、この選挙の情勢分析を依頼をいたしました。このように、この402万円につきましては、選挙運動の報酬として支払ったものではなくて、選挙運動に関して委託をした業務の委託費として支払ったものでございまして、公職選挙法に違反するものといったことをご指摘をいただくようなものでは全くございません。
県議の後援会からの286万円の資金移動について
5番目になります。県議の後援会から286万円の資金移動があったことについて、お話をさせていただきます。これにつきましては繰り返しご説明をしてまいりました。ですけれども、今回改めて県民の皆様にお話をするということですので、この図に沿ってご説明をさせていただければと思います。ぜひ、お手元に置いていただければと思いますけれども。
まず、令和4年の2月になりますけれども、真ん中の、ここの赤丸のところになりますけれども、令和4年の2月、286万円が県議の後援会から私の後援会に、お金が入ってきております。
この時でございますけれども、繰り返し申し上げているとおり、県知事選挙に出馬した当時、私は初めての選挙でしたし、一人でも多くの方々にお話を聞いていただきたい思い、伝えたいということで、県内中を走り回っていた状況でございました。そのため、選挙の事務所にも昼間、夜もかかわらず、本当に空いている時間に短時間でどうにか立ち寄るといったぐらいの程度だったように思います。そういった中で、資金だったり日程の管理といったことをはじめとする選対本部の運営については、これもスタッフの皆様に全般的にお願いをしていたところでございます。私自身が、その詳細とか組み立てとか、そういったことまでは管理をすることは全く、把握することはできておりませんでした。
資金管理について申し上げますと、私自身は自己資金として2,000万円を準備をしまして、振込みをしましたけれども、それ以外のご寄附の状況だとか、選挙資金の支出の状況の詳細については、今、説明をしております286万円の件も含めて、把握はできておりませんでした。
この286万円につきましては迂回献金ではないかというご指摘がございます。しかし、まず、資金の受け手となりました私でございますけれども、この令和4年の2月当時、資金がまさに受け入れた当時、私、この資金の流れについては把握はできておりませんでした。医療法人から、もちろん医療法人から、県議の後援会等の口座を介して、私は資金を受け取ろうという意思があったことは全くございません。ですから、私が今回、脱法的な手段を用いて、あえてこの政党支部から県議の後援会を迂回させて医療法人から寄附を受け取ろうとしたといったことについては、全くご指摘は当たらないというふうに考えております。
なお、今般、このご寄附につきまして問題を認識しましたので、私は、この資金の出し手となりました医療法人側の意図について、今日同席いただいておりますけれども、医師連盟の会長に複数回にわたって確認をさせていただいております。本日は同席していただいておりますので、後ほどご説明があるかもしれませんけれども、まずは、これまで私が、医師会長をはじめ、状況を整理した上でご説明をしてきた内容についてお話をさせていただければと思います。
会長によりますと、会長は、知事選で私の支援を行っていただく際、私を応援してくださった政党支部に所属する議員の先生方に、その立ち位置を確認されたと伺っております。これに対して先生方からは、政党所属議員として私を応援するというお言葉をいただいたということで、それならば医師連盟として、私を応援する先生方が多く所属する政党支部のほうへ、政治活動を応援しようという考えで、医療法人からの寄附先を政党支部にしたというふうに伺っております。
会長は、これまでもいろんな選挙に関わってこられていると思います。企業から政治家本人への寄附をすることはできないといったこともご理解いただいていたと思いますし、政党支部から、私の後援会のほうにお金が移動されるといったことを認識していたわけではないというふうに考えております。
一方で、総務委員会の中でも出てきましたけれども、この医療法人のほうに寄附を呼びかけるFAXがあるというふうに承知をしておりますけれども、この内容の記載に関しまして、大石けんご後援会への寄附ということで呼びかけるような内容になっていたと認識しておりますが、これについては会長のご意思とはそごがあるというふうに聞いておりました。これは事務的に作成したものとはいえ、やはり誤解を与えるような内容になっていたというものです。
なお、この点に加えまして、286万円が政党支部から県議の後援会、また県議の後援会から私の後援会に、まさにこの図でございますけれども、この図にあるような資金移動について、誰の指示だった、誰の判断によるものかといったものが、これまで明らかにされていないという状況でございます。この点につきましては、これまでもずっとご説明してきておりましたけれども、私自身も、私の立場で説明責任を果たすために、関係者の皆様方に、私自身もそうですし、弁護士を通じてもそうですけれども、できる限りの方々にお話を聞いてまいりました。総じて10名近くの関係者にお話を聞いておりましたけれども、この関係者の方々に聞いた中でも、関係者によっては当時の記憶があいまいになっていましたり、やはりもう時間がたっておりますので、話が違っているといった状況になってしまったりということで、どなたの判断によるものか、どなたの指示によるものかといったものについて、はっきり把握するところには至ってございません。
例えば、報道でも出ておりましたけれども、ある県議からの説明では、選挙コンサルタントの方の指示に従って資金をしたというお話もあったということです。ただ、選挙コンサルトの方の説明によれば、選対本部からご相談はあったけれども、それ以上の記憶はないということで、話が違っている状況でございます。
また、これまで県民の皆様方がご納得いただけるような説明をできていないということにつきましては、本当にここは心苦しく思っておりますけれども、これまでそういった多くの関係者の方々にお話を伺ってきたといったことは、私の責任として努力をしてきたところでございます。
また、このお金に関しまして、286万円につきましては、借入から寄附に訂正をさせていただいております。この理由につきましても、多くご指摘を、ご質問をいただいておりますので、この点についてもお話をさせていただければと思います。
改めてこの配付資料を見ていただきまして、まず、県議の後援会と私の後援会の間の資金移動につきましてですけれども、この赤丸のところに書いてございます。こっちですね。この中に、上段の矢印、左から右にいっておりますけれども、令和4年2月、286万円が入金をしております。そして、令和4年の12月に、私の後援会から県議の後援会に返金をしているといった状況でございます。
この入ってきた当時でございますけど、先ほど申し上げたとおり、私はこの入金があっているという資金の流れについては把握をしておりませんでした。令和4年の年末頃、12月頃に、終わり頃になって、その入金のことについてお話を伺いまして、この流れについて聞いたところ、迂回の疑惑を抱かれるような可能性が、おそれがあるというふうに聞いておりました。ですので、私自身は、やはり何ら疑いを持たれるようなことはしたくないと思っておりましたので、この令和4年の12月に286万円の全額を県議の後援会のほうに返金をいたしております。令和4年の2月に、この県議の後援会から私の後援会に入ってきて、12月にこれを全額返しているというのが、端的に申し上げますけど、資金の動きでございます。
これを踏まえて、令和4年分の収支報告書の記載についてご説明をさせていただきます。図表の下の方に時系列で書いておりますけれども、こちらのほうを見ていただければと思います。
1番、①ですね、R5、3月31日に提出をしております。この時、2月にお金が入ってきて、12月に返しているということでしたので、これについては貸借だと考えるのが自然だと思っておりました。ですので、このR5年、昨年の3月に報告をしました収支報告書の中につきましては、借入金の286万円ということと、その返済、借入金の返済の286万円ということで記載をしておりました。
ただ、今年になりまして、お話、286万円について質問を受けたところでございますけれども、それで、複数の弁護士含め、専門家の方々にお話をしました。相談をしたところ、やはり端的に言うと、借入と返金といったことは、という評価は実態に即していないんじゃないかというようなご指摘をいただいたところでございます。その理由につきましては、まさにこの赤丸の上の令和4年の2月にお金が入ってきた当時、私はこの時にお金の入ってきたことをわかっておりませんでしたけれども、やはり貸借というと2人、双方の合意に基づいてお金を貸します、お金を借りますといった合意の下で資金の移動があって貸借がなされると、そういったものが貸借だと思いますけれども、令和4年の2月の時に私がそのお金の流れを知らなかったということに照らし合わせますと、それはやっぱり実態に即していないのではないかということが、借入とすることが実態に即していない理由でございます。
一方で、寄附にする理由ですけれども、寄附に関しましては、貸借と違って、一方の提供する側の意向によって行われるものでございます、資金移動がですね。そういったものに対し、県議の後援会のほうから資金が入ってくるといったことに対して、その時、私が認識していなかったので、それは借入、貸付ではなく寄附と記載するのが、評価するのが適切であろうということが、寄附に変更した理由でございます。
それをもとに、今年の8月2日でございますけれども、借入金286万円というところを、寄附金286万円に訂正をしております。そして、借入金の返済の286万円を寄附金の返金という形で286万円、記載を変更してございます。
ですので、今回の変更、訂正は、どうやって返したか、返すというところの記載を変えただけであって、今般よく、この記載の訂正を行うことで、また改めてお金の移動があるのかといったことをご指摘をいただきますけれども、そのようなことは全くございません。令和4年2月に入ってきて、12月に返しましたといったことについての記載を変えるだけでございますので、そこについてはご理解をいただければと思いますし、念のため申し上げておきます。
選挙資金2000万円の計上について
そして、6番目になります。2,000万円の計上についてでございます。これについてもお配りした資料がございますので、見ていただければと思います。
先ほど触れましたとおり、私、知事選挙に際しまして、自己資金で2,000万円を準備いたしまして、後援会の口座のほうに入金をいたしました。
ここで、一部報道で、2,000万円の入金の記録がないといったことも少し見られますけれども、2,000万円を後援会のほうに入金したことは間違いございませんので、この場で念のため申し上げておきます。
この2,000万円につきまして、時系列で申し上げます。ここの右手の四角の枠の中に時系列で書いてありますので、皆様も見ていただければと思います。
令和4年の3月7日の時点で、選挙運動費用収支報告書が提出をされております。①ですね。その中には、私の自己資金として記載をされておりました。その頃、この括弧の中で書いておりますけれども、2月20日の投・開票で行われた県知事選挙で当選をいたしまして、就任した直後でございました。初めての公務で、本当にいろんなことが一度に起こって、大変忙殺されている状況でございまして、記載の内容について確認が不十分になっておりまして、記載の内容について十分に把握できていなかったという状況です。実際に提出された選挙運動費用収支報告書には、この2,000万円について、私からの自己資金と記載をされておりましたけれども、このことについても、私の中で十分に認識ができていなかったというところです。
ただ、一方で、令和4年の5月前後の頃だったと思いますけれども、私は、選挙コンサルタントの方から、2,000万円について、私から後援会の方に貸付けというような処理をすれば返金を受けることができるということをお聞きをいたしました。また、そのような処理をすること、先ほど、286万円のところでもお話しましたけれども、私として不正なことはしたくないという思いが強くあります。ですので、そのことについて、問題がないのか確認をもちろんいたしました。何ら法令に抵触をするものでなく、問題もないということでございましたので、この2,000万円について、私は借金をして振り込みをさせていただきました。ですので、大変苦しい中での捻出ではございますけれども、そういったお金を返していただけるのであれば、本当にありがたいというのが正直なところでございまして、そのことについて、貸付けということにお願いするということにして、判断をしまして、私と後援会の間で、元金が2,000万円、金利が3%という形の契約書を結ばせていただいております。
このことは、③に書いておりますけれども、このような経緯で貸付金として契約書を作成しておりますので、令和4年6月8日、私の資産等報告書を提出しておりますけれども、この中でも貸付金として2,000万円を記載をさせていただいております。
そして、この契約書に基づきまして、すみません、もう一個ですね、④に関しましては、この事実がございますので、令和4年度の後援会の収支報告書につきましては④番になりますが、こちらについても借入金として、後援会の借入金として2,000万円の記載をしております。
で、⑤番になりますけれども、この契約に基づきまして、令和5年の3月に、後援会のほうから私のほうに、元金400万円と利息分60万円の返金を受けております。そして、今年の3月になりますけれども、こちらは合計195万2,000円の支払いを受けたということです。これにつきまして、令和6年、今年の6月以降になりますけれども、これが、失礼しました、順番が間違えました。
この令和4年の収支報告書を見直しをしておったところの中で、この2,000万円といったものが、選挙運動費用収支報告書と令和4年度の後援会の収支報告書、こちらのほうに二重計上になっているということに気がつきました。この点につきましても、専門家の方々にご助言を仰いでおります。そういったところ、この2,000万円を後援会に貸付けとしていた私の以前の認識、この処理につきましては、やはり実態に即していないということのご指摘をいただいております。
この理由につきましては、私がこの2,000万円を入れた時に、先ほどの286万円の時もそうですけれども、貸付けるといった合意があったわけではございませんので、どちらが二重計上になるといったら、自己資金で選挙費用、運動費用収支報告書に自己資金として記載しているほうを正とすべきということに、判断に至ったわけでございます。
その認識に基づいて、令和4年の後援会の収支報告書の借入金といったところの記載について削除をさせていただいて、加えて私は、先ほど申し上げたとおり返金を令和5年と令和6年に受けておりました。これは合計で655万2,000円というお金でございますけれども、これについても、これは貸付けという契約書に基づいてお支払いをいただいていたものですので、これについては私のほうから後援会のほうに全額返金をさせていただいております。それが、今回のこの2,000万円の経緯と、また、訂正の内容、また訂正をした理由についての説明になります。
ここから先は、もう一つあるんですけれども、この460万円の支払いを受けているのが令和5年3月になります。460万円のお支払いを受けたことに関しまして、400万円は元金だったんですけれども、60万円の分が利息分になりまして、この60万円の利息について、雑所得として記載をすべき、報告をすべきではないかというご指摘もいただきました。結論から申し上げますと、この60万円に関しましては、確かにこれは雑所得にすべきものだったと認識をしています。これは私の、本当に、もっぱら私の認識不足で記載が漏れてしまったということが本当に事実でございます。
少し詳しく説明をいたしますと、所得等報告書といったものがございます。それは、報告を提出するのが4月ぐらいなんですけれども、令和5年分の所得の報告をした際に、本来であれば令和5年中に、お支払いを受けた460万円のうちの60万円、これについては雑所得として入れておくべきだったということでございますけれども、それを漏らしておりました。ただ、これについては本当に私の認識不足でございまして、漏らしてしまったといったことが実態でございます。
というのも、後援会の収支報告書のほうには460万円の借入金の返済といったものをちゃんと明記をしております。このことについても、本当に反省すべきところでございますけれども、もっぱら私が隠そうとしたものではないということは、どうかご理解をいただければと思います。正確な内容で所得等報告書を作成、提出できなかったことについては、本当にこれは反省をしております。
現時点におきましては、この2,000万円ですね、60万円の記載をどうするのか、漏れていたことをどうするのかといったご質問を受けるかと思いますけれども、これについては、2,000万円自体が誤って記載をしていたと、その事実が適切ではなかったということで削除をしてございます。ですので、460万円、合計665万2,000円のお支払いも、それに基づくものですので、これも適切ではなかった、誤払いになっておりまして、これは全額もう返してございます、私のほうから後援会のほうに。ですので、現時点では、この460万円についても誤払いというとになって、所得として記載すべきものではなくなってございます。そのことを踏まえて、所得等報告書の訂正について、県の担当部署に確認をいたしましたけれども、これについては訂正を行うことではないという判断でございますので、訂正は行わないと、行う予定は今のところございません。
供託金300万円について
長くなって大変恐縮ではございますが、⑦番の供託金300万円についてお話をさせていただきます。知事選挙の時に、私の後援会の口座から300万円が出金されて、この300万円、私が選挙の供託金に使ったと。その後、返還された300万円について、後援会に返さずに、私が自分のものにしたのではないかというような告発がされたというような報道があったかと思います。これについては全くの事実無根でございます。
まず、300万円出金されたのが令和4年の2月2日でございますけれども、この献金は、選対本部のほうで主に小口として使われていたものでございまして、これについては記録もございます。
一方で、供託金の300万円はどうしたのかという話ですけれども、これは私自身が親族から借入れをして供託金を納めてございます。その供託金が返ってきた後、それもしっかりと親族のほうにお返しをしているということでございます。なので、後援会の口座から出金をしたものを供託金に使ったといった事実は全くございませんし、これについて、違反をしているというようなことについて言われる筋合い、それは当を得ないというふうに考えております。
確認団体「新しい長崎県をつくる会」について
⑧番、910万円になります。これは、確認団体の「新しい長崎県をつくる会」についてというところになりますけれども、これは、後援会の令和4年分の収支報告書に記載しております、新しい長崎県をつくる会に対しまして合計910万円の寄附をしたことについて、架空寄附ではないかというような告発が行われているという報道があったと認識をしております。
新しい長崎県をつくる会は、いわゆる確認団体というものになります。この確認団体ですけれども、公職選挙法が規定をする範囲の中で、選挙期間中においても、候補者の名前の記載のない、例えばビラの配布等の政治活動を行うことが認められている、例えば都道府県知事の選挙をはじめとする首長選挙、市長選挙で活用されているというふうに承知をしております。
私は、知事選の選挙運動期間中、資金管理につきましては、先ほど申し上げたとおり、選対本部のスタッフの皆様にお任せをしてしまっておりましたけれども、その当選後、スタッフの方々にお話を聞いたところ、確認団体として支出をすべきものについては確認団体に振り分けて支出を行ったというふうに伺っております。
ただ、知事選の当時、私は、知事選に立候補したのが11月21日だったと思います。準備期間が非常に十分ではなくて、関係団体の資金管理のための口座として、後援会名義の口座を一つしか用意をできておりませんでした。確認団体からの支出についても、実際の支払いは後援会の口座から行われておりました。このように、確認団体としての支出についても後援会の口座からとなっていましたけれども、あくまでも経理上は後援会と確認団体、これは別、区別をしておりましたので、そのことを踏まえて、後援会から確認団体に合計910万円の寄附の記載が行われているものと承知をしております。ですので、その寄附が架空のものだったというような指摘は、当を得ないものだというふうに考えております。それが、⑧番の新しい長崎県をつくる会についてのご説明でございます。
今後の対応について
⑨番、今後の対応になりますけれども、最後に、私の後援会の口座から元監査人に対する多額の出金がなされたということについてもお話をさせていただきます。
県議会でもご説明をさせていただいておりますけれども、この件につきましては、捜査当局に情報提供を行っている状況でございます。そういった中で、捜査に支障を来たすおそれがありますので、現時においても、提供した情報の内容であったりとか、当局とのやり取りの状況について公言をすることは控えます。できません。
ただ、おとといの集中審査において、元監査人の方が、多額の出金について、私が不正を了解していたかのような説明をされたことにつきましては、事実に反するものであることは申し上げておきます。
私は、元監査人の方に、後援会の資金管理を適法、適正に行っていただきたいというふうにお願いをしておりましたし、それをしていただける方だというふうに信用をしておりました。そのような方が、県議会におきまして、私と一緒に不正なことをしようとしていたかのような答弁をしたことについては、私自身も困惑をしております。
いずれにしても、今後につきましては、この件について、しっかり弁護士とも協議をしながら慎重に対応してまいりたいと考えております。
最低制限価格の見直しについて
そして、⑩番と⑪番についても少しお話をさせてください。
最低制限価格の見直しについて、⑩番になります。こちらについては、先日、観光生活建設委員会においても集中審査がなされたというふうに承知をしております。その中でも説明があって、見直しの手続については、私が就任する前からずっと検討がされていたことでありますけれども、正式な手続にのっとって見直しがされていることが説明されたというふうに伺って、承知をしております。
私自身、それに対して、見返りを求めるとか、そういったことをやったこと、この事実は全くありませんし、実際にそのことによって何か便宜が図られて、私に何か利益が生じたといったことについては全くありませんので、そのことについてははっきりと申し上げさせていただきます。
後援会会費の見直しについて
最後に、後援会の会費の見直しについても、一言だけお話をさせてください。一部報道で、私が秘匿性を確保するために、この後援会の会費の見直しを行ったのではないかというようなご指摘がございました。これについては、指摘は的を射ておりませんで、これについて、会費と後援会の中に入ってくる資金を集めるための収入といったところに当たるものについては、大きく2つあると思います。会費とまた寄附といったものがありますけれども、この会費につきましては、確かにお名前を載せる必要はありません。寄附につきましては、ある一定額以上はお名前を書くと。
これは、もっぱら応援をする方の政治信条等々、理解をして応援する、支援をしたいと思われる方が、ご自身の判断によって会員になったり、また寄附をされたりすると、そう理解しておりますけれども、やはりその応援をする方々の中にもいろんな声があるものと理解をしています。ある方は、応援はしたいけれども、名前を収支報告書の中に出すと、また住所も載ります。そういったことについて非常に懸念をされる方も、不安を感じる方もいらっしゃいます。だけども応援はしたいというお声もあります。
そういった中で、我々として、後援会として、その選択肢として会費、また会費をしっかりと改定をしていくという議論をしていきましたし、そういった中で様々なお声を聞きながら、それにお応えをする形で様々なオプションを、見直しを行ったと、これについては後援会の総会で了承を得てやっていることでございます。
じゃ、秘匿性があることで私が何か利益を得たのかといいますと、そこも当を得ないものだと思います。会費につきましては、確かに秘匿性、お名前を出さなくてもいい、住所が載らないということがあるかもしれませんが、寄附のほうにつきましては、寄附によって控除を受けられます。ただ、会費に対してはこの控除がございません。
これはやはりそういった寄附をする、会員になる、会費を納めるという個人の方々がご判断されることだというふうに思います。ある方は、そういった控除がなくても会費を納めて、会費を払って応援をしたいと、また、会員となって応援をしたいとお気持ちをお伝えくださる方もいらっしゃいますけれども、それ以外の方々は、やはり控除を受けながら寄附として応援をしたいという方もいらっしゃいます。そういったお声がいろいろある中で、後援会の運営をしっかり安定的に行っていく上で、協議をして検討して見直しを行ったものでございますので、何か、名前を出さなくていいことで、私が不正にお金を集めようとしたとか、そういったことは全くございませんので、そのことについてもご理解をいただければというふうに思っております。
ちょっと長くなってしまいましたけれども、一応、一通りお話をさせていただきました。追加で、ご質問があれば、ご質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社のNHKさんからお願いします。
質疑応答
よろしくお願いします。
県民の方々に対して説明をされましたけれども、県民の方々が、この説明で納得を得られたと思うかどうか、そのあたりの受け止めをお話しください。
これまで県民の方々に、皆様に直接こういう形でお話をするという機会がなかったので、まず、現状、申し上げられることをしっかりと整理をしてお話をさせていただきました。それについて、受け止めといったところについて、私の立場で申し上げられませんけれども、私としては、今ある精いっぱいのことをお話をさせていただいておりますし、今後、説明をできる限り丁寧にさせていただきたいと思っております。また、追加でご質問いただくこともあるかと思いますので、それにも対応しながら、できる限りの理解を得る努力を続けていきたいと思っております。
元監査人の側に対しての知事側からの刑事告発なり、刑事告訴なり、そのあたりはするか、したか、今後どうするのかとか、など教えてください。
それは、総務委員会でも、今も申し上げましたけれども、やはり捜査機関に情報提供を行っている状況でございますので、その具体については公言すべきではないというふうに考えています。
10月の末にもまた、集中審査が3日間行われることになりましたけれども、また県政の停滞じゃないですけれども、そのあたり問題もあるわけですけれども、そのあたりについて責任の取り方というか、どういうふうに考えていらっしゃるか、教えてください。
総務委員会の日程について、私自身はまだ把握はしておりませんけれども、委員会に関しましては、議会がしっかりご判断、ご検討されてご判断をされたことだと思いますので、それに対しては、私の立場でできる限り対応していくべきことだと考えています。
県政に関しましては、それはそれでしっかり対応する必要があると思いますけれども、本当に県政、諸課題が山積をしておりますけれども、私の立場でそれに対してはしっかりと、これまで同様、尽力をして、一つでも多くの課題を一日でも早く解決できるように努力をしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
今、様々な点で政治資金について、知事ご本人からご説明いただきましたけれども、様々なこういった疑惑が生まれている、この原因について、知事は何が、こういった訂正ですとか様々な疑惑、どういったことが原因になっているというふうにお考えですか。
私自身の把握ができていなかった部分で、例えば収支報告書の記載が不正確になってしまったりとか、先ほど申し上げた所得等報告書が一部不正確な部分があったとか、そういったことはあるのも事実ですし、そのことについては本当に心から反省をしますし、今後ないように努めていかなくてはいけないというふうに考えております。
一方で、全く事実無根なこともございます。そういったことについてあるのも事実ですので、そういったことを疑惑ということで指摘を受けた、受けることにちゃんと説明をしていく必要があるんだろうと思っています。
根本的に、政治資金に関して訂正がなされているわけですけど、その原因について、知事はどのように考えていますか。
今申し上げたとおりで、その事由によって異なるものだと思います。私の認識不足だったりとか、把握が十分でなかったことで生じているものもあると思いますし、事実無根なこともあるというふうに思っています。それについては、都度説明をしていかなくてはいけないと思います。
あと、やっぱりそういったことが起こらないように、今後しっかりと私自身も努めたいと思いますし、それに加えてほかの方々、専門家の方々とかも含めて、お力もご指導もお借りしながら、適正なものになるように、本当に反省を踏まえて対応していかなくちゃいけないと考えています。
もう一点。知事、一連のこういった話に関して、ご自身の政治的な責任についてはどのようにお考えでしょうか。
本当に今回、改めて県民の皆様に説明をさせていただく機会をいただきましたけれども、本当にご心配をかけてしまっていること、また議会でも時間を割いてご質問をいただいているということも、今回の議会でもご指摘いただいております。そういったことにつきましては、本当に心からお詫びを申し上げたいというふうに思います。
また、多くの方々、巻き込まれてしまった方々も、巻き込んでしまっている方々もいらっしゃると思いますし、また、県庁職員も、本当に毎日いろんな課題がある中で、真摯にこれまでどおり業務に向き合って仕事をしてくださっている中で、こういった形で説明をしなくてはいけなくなっている、そういった状況になっているといったことについても、本当に申し訳なく思っています。
ですので、これにつきましては、私自身、先ほどから申し上げているとおり、ものによって違いますけれども、私自身に原因が由来しているところもあると思います。そこについては、もう本当に心から反省をしながら、今後こんなことが起こらないように努めていく必要があるというふうに思っています。
責任を果たすというふうにお話されましたけれども、それは知事給与の返納ですとか、様々な責任の取り方ってあると思うんですけれども、そういったことについてお考えはないですか。
現時点で、そういった具体的なものはありませんけれども、やっぱりしっかりと説明をしながら県政を前に進めていくといったことは、私に与えられた使命だと思っておりますので、それについては私のできる範囲の、できる限りの力を尽くして取り組んでいきたいと思います。
幹事社としての質問は以上です。
少し具体的に知事にお尋ねしたいんですけれども、まず、2,000万円の問題についてお尋ねしたいんですけど、発端なんですけど、最初、知事から選挙コンサルの方に、例えば2,000万円は返ってこないのかとか、返してもらう方法はないとか、知事から投げかけたことに対して助言があったのか、あるいは選挙コンサルのほうから突然、「あの2,000万円、貸付け扱いにすれば返ってきますよ、違法性はないですよ」という助言があったのか、そこの経緯を教えていただけますでしょぅか。
正確な細かいところはわかりませんけれども、私の認識としては、そもそもそういった時期に記載のこと、処理の仕方について、私自身がほとんど関われていませんでした。ですので、それを処理する時に「どうしますか」というようなお話があったと私自身は認識をしていません。
それで、同じことで、もともと自己資金の選挙用に捻出された2,000万円だったと思うんですけど、それがもし返ってきたとしたら、ご自身の選挙で自分の手出しが一切ないことになります。もっと言うと、返ってくるばかりか、利息分ももうけることになると思うんですけど、普通の感覚だと明らかにおかしいと思うんですけど、そこに違和感は特になかったんでしょうか。
それは何ら法令に問題がないことだというふうに伺っておりましたので、それについては、そのように理解をしていました、問題がないということ。
その2,000万円が戻ってきた場合、既に選挙では選挙運動費用収支報告書に載っているように、1,800万円ぐらいの支出があったわけですけど、じゃあ、その支出の原資とは、何が原資になったんだろうとか、そこも何も思わなかったんですか。
そのことについても把握をできておりませんでしたので、そのこと自体に意識が向いていないというのが、本当にそれが事実でございます。
分かりました。あとまた同じことで、先ほどちょっと説明があって理解したんですけど、もともといただいていた資料だと、2,000万円の件で、令和6年6月以降に弁護士の方からは、貸付けの処理は実態に即さないというふうに説明を受けたというふうな記載がありましたが、その際に、例えば、「これ選挙運動費用収支報告書にも載っているから二重計上ですよ」とか、「あってない貸付けで返済金を得ていることになりますよ」という、そこの指摘までその時点であったということですか。
すみません、私の説明が言葉足らずだったかもしれませんけれども、二重計上になっていると、それが2つあって整合しないという形ですけれども、どちらが正で、どちらが誤となるのかということについてご相談もしておりました。
その中で、やはり先ほど申し上げたとおり、貸付けとしたところについては、私が入金した当時、そういった合意があったわけではないですし、そういったことを踏まえて、自己資金としたほうの2,000万円、これが適切であって、貸付けとしたほうについては実態に即さないということで、そちらのほうを削除させていただいたということです。
分かりました。
ちょっと続けてで申し訳ないんですが、医師会長に伺ってもよろしいでしょうか。
まず確認なんですけど、森崎会長は、当時も知事の後援会の会長でいらっしゃって、今も後援会の会長。
今も後援会の会長。後援会の代表者は、大石賢吾から先日代わりましたけど、会長は森崎です。
分かりました。
それで、286万円の寄附の話、医療法人からの寄附の話なんですけれども、取材の過程で入手している資料の中には、先ほどおっしゃっていましたが、医師連盟のほうから会員に向けた依頼書やFAXもありますが、その寄附申込書の中で、当初、「法人での寄附をご希望の場合について」ということで、そこの説明として「政治資金規正法上、法人からの寄附は後援会で受けられないが、一般財団法人国民政治協会で受けられる」と、まず書かれていました。ただ、それが実際に寄附してもらう段階では政党支部が受け皿になっていたわけですけど、そこはどういう仕組みなんでしょうか。
そこがかなわなかったということで、一旦。それは1月21日の寄附の依頼の文書だと思います。ところが、そこは受けられないというふうな判断をいただいたので、困ったなということは考えておりましたが、今回、医療法人の多くが、現職知事を推薦していたといいますか、よくわからないんですが、現実、多くの医療法人は寄附を控えたというところはありました。ところが、幾つかの医療法人の方々から、そういうふうな好意をいただいたので、じゃ、何とかしようということで。ちょっとフリップを出していいですか。
実は我々は、1月10日に自民党の推薦状をいただいたんです。そこから選挙が始まって、ずぶの素人の私どもが選挙をしても、とても勝てる相手ではない。その時に、みんなから言われたのは「負け戦になんで戦うんだ」ということでした。
私どもは、崇高な思いのもとにやったわけです。一つは、世代交代で新しい長崎県をつくる、もう一つは、分裂した長崎県を一つにするということがありました。分裂した長崎県、県議会ですね。
それで我々は、さっき言った13支部あるわけですが、そこから推薦を得るのが大変だったんです。皆さん現職にお世話になっているから。先ほど言いました12月21日に記者会見して、大石賢吾さんが発表されました。そこから1週間かけて、28日にやっとこさ、13支部のうち11支部が賛成していただいて、推薦願を出しました。12月29日の選挙対策委員会で推薦を決定していただき、先ほど言いました1月10日に推薦状をいただきました。そこから選挙です。
我々では戦えないので、1月14日に第1回の選対会議、合同会議を開いたのが、このフリップです。この赤枠のところが後援会です。後援会といっても、私が会長で、数人の秘書が名前を連ねているだけの実態組織がない後援会です。こちらのピンクのところが自民党県連です。
で、この会の最初に私が尋ねたのは、「この選挙は誰の選挙ですか、誰が主体の選挙ですか」ということを尋ねました。そうしたら三役の方が、すかさず「これは自民党県連主体の選挙です」と言っていただきました。それでほっといたしました。そこから戦いが始まったわけです。
そして、「じゃあ、資金は医師連盟が主体となって集めてください」ということで。推薦団体が3団体ですよ、医師連盟と薬剤師連盟と看護連盟。もう一方の候補者のほうは、推薦団体が2,000団体、とても対抗できる資金ではないです。そこで個人の。
私は、先ほど知事もお話しましたように、個人は後援会に入れられるけれども、法人とかの団体は後援会には入れられないということは知っておりましたので、個人はこちらの流れで後援会に入れていただきました。法人からは、こちらでということを画策したんですが、その時に第8支部の選対本部長である、この真ん中にいる、ごうまなみさんの支部に入れてもいいですよという許可といいますか、お知らせをいただきました。
それで、1月21日に出したのが最初の寄附の依頼ですが、1月26日以降にFAXで支部への入金をお願いしたわけです。ところがタイトルは、先ほど知事がミスだったと言いましたけど、本来なら「大石賢吾選挙へのお願い」、「選挙への支援のお願い」とすべきところを、「大石後援会寄附への依頼」としました。それは私の手違いかもしれません。
しかしながら、当然ここに入れられて、そのお金について把握しておかないといけないのに、私も実は支部のお金はほとんど把握できてなかったんです。ですから、その先のお金の動きについては全く、先ほどの14ページの(4)以降については、私は何もわからないんです。
それで皆様方が、マスコミの方々が、その法人に電話をしておられます。そうすると皆さんが、「いや、私は大石賢吾個人を応援したんだよ」と言われるかと思います。多くの先生に電話をして、こういうことで個人はこちらに、法人はこうということになっておりますから、こうさせていただきましたと納得していただきました。
ただ、大口のところが1件あって、なかなか理解できないようだったので、わざわざ出向いて行きまして、その先生にもお願いしました。そうしますと、すごく激怒しておられたんです。何に激怒しておられたかというと、「私はあんなに多くの金額を寄附したにもかかわらず、知事と数回お会いしたけれども、何のお礼の言葉もない。先日、県会議員の方が、集中審査でも、『普通はお礼をやりますよ』と言われましたが、そういう言葉すらない」ということで、そういう情報共有ができていなかったというのは、我々の不手際かと思います。
それぐらいに、迂回とか、そんなのを考えられる状況ではなかったんです。だから、迂回というのが私には初めて・・、迂回という言葉は知っているけど、迂回寄附があるというのは知らなかったので、我々はあくまでも、今までもそうですけど、個人は後援会に、法人は団体に、そこまでしか我々は、一般の我々の医師会員に、医師連盟の会員にお願いしたことはありません。
ですから、迂回については、私は全く我々の関知しないところなので、分からないというのが実情だと思います。以上です。
それは、先ほど知事もおっしゃっていたように、森崎会長としては、医療法人からの寄附は、あくまでも政党支部で活用してほしいと思っていたんでしょうか。
先ほど言いましたように、自民党県連は一生懸命に戦ってくれたんです。それは県議たちが動いてくれて、長崎、県央、佐世保、どこもそうですが、その方々が、手弁当でしっかりといろんなことをやりながら選挙活動をしていただいた経費に使われるんだなというふうに私は理解しておりました。
政党支部。大石後援会に渡るのではなくて、政党支部の周辺で…
選対本部として使うということです。選対本部の中に、後援会と自民党県連があるわけです。(資料提示)これが選対本部です。右が後援会で、左が自民党県連。
そしてもう一つ、先ほどおっしゃったように、自民党の支部に寄附をするようにという指示、許可があったとおっしゃっていましたけど、それを医師連盟に対して指示してきたのは誰かというのはわからないんですか。
指示したのは誰かわかりませんが、ごうまなみさんから「受けてもいいよ」という返答がありましたということを、担当の事務職の方が聞いて、それで、ありがとうといことで、そこに入れるようになりました。
わかりました。とりあえず、私からは以上です。ありがとうございました。
私からは、最低制限価格の見直しなどについて、ちょっとお伺いしたいんですけれども、2024年2月7日です。グルーブラインで大石さんは、「建設業協会へのアプローチをしようと思っています。最低制限価格の見直しにおいては」、県議さんの名前はぼかしますけれども、「S県議が尽力してくれていたので、S県議も発言力があると思っています」とメッセージを送信していらっしゃいます。
このメッセージの意図、どういう趣旨だったのかということを教えてください。
その内容について、出所がわかりませんので、その真偽も含めてコメントはいたしませんけれども、資金をお願いする、協力をお願いするに当たってでございますけれども、これはできる限り、もちろん集めるといったことが目的でございますので、どうやったら一番集められるかということを考えるのは普通なことでございます。その中で、建設業だけではありませんけれども、団体のほうへご相談する際に、その団体の方々のことをよくご存じの方々に、もちろん私のことを応援してくださる、理解してくださる方々に協力をするといったことは、普通にこれは行っております。今お話しいただいた方々、これはお名前を出していいと言われておりますけれども、瀬川さんと宅島さんですね、に関しましては、本当、日ごろから、これまで建設業協会、業界が抱えるような課題について、その課題解決に向けて非常に取り組んでいらっしゃったことを私もよく知っております。その中で建設業協会の方々に非常に知り合いが多いといったことで、お力添えをいただければ、そういったお話を我々の後援会として支援をいただけるといった機会も増えるのではないかというふうに考えてきたことは事実でございます。
ただ、これについてお願いをしたからといって、その方々が何かしら強要をされるといったことは全くない、ありませんし、最低制限価格の見直しの見返りとして協力をしてくださいと、お願いしてくださいと言ったことは全くありません。そのお二人からも、協会に対して、そのことを持ち出して協力を依頼したといったことがないといったこともちゃんと確認をしております。
お話自体は持ち出していないということでしたけれども、引き上げに尽力した瀬川さんの影響力を考えれば、それを利用して協会に後援会を集めてもらおうというふうに思ったのではないかとも考えられるんですけれども、そちらはいかがでしょうか。
そこについて、それが発生しているということは全くありませんので、それは全く今のご指摘は当たらないと思っています。
我々として、私としても、もちろん先ほど申し上げたとおり、協会の方々の中にお知り合いが多いということ、そこでより多くの支援がいただけるのではないかと、それを期待したのはこれはもう事実でございます。それが資金集めの当たり前の目的でございますので。
だけども、その中で、最低制限価格の見直しをしたから協力してくださいとか、そういうことを言ってくれと言ったこともないですし、実際に、その県議の方々から協会に対してそういったことを言ったということもないというふうに聞いております。
わかりました。ただ、最低制限価格の引き上げについては、決裁権を持っていらっしゃる知事が、陳情をした相手に対して多額の資金集めを依頼するということについて、この点については県民の理解を得られるというふうに思っていらっしゃいますでしょうか。
そこについては、今回いろんな報道もありましたけれども、報道があったのでご説明をさせていただいております。それについては全く無関係だということを今申し上げております。
ただ、それについて、誤解を与えかねるとご指摘をいただいているのであれば、それは本当に真摯に受け止めますし、そういったことがないように私としても今後も、これは建設業に限らずでございますけど、そういった疑問を持たれないような、そういったご支援の募り方をしなくてはいけないと思っています。
今回に関しては、疑惑があるということでご指摘をいただいておりますので、それは全く無関係でございますということをご説明をさせていただいています。
ちょっと話は変わりますが、後援会費についてです。後援会の会費としてこだわって資金集めをしようとされていたというふうに思っているんですけれども、寄附ではなく後援会費として集めることのメリットについてはどのように考えていらっしゃったのか、教えてください。
何をもってして、この後援会費にこだわってとおっしゃるのかわかりませんけれども、先ほど申し上げたとおり、会費と寄附という大きな2つの枠があると思います。我々として、会費に関しましては、やはりこれは応援をしていただけるというお気持ちが継続することが大前提ではありますけれども、会費としては年に一度納めていただくといったもの、ご支援をいただくといったものだと思います。寄附については、都度行われるものです。
もちろんご存じだと思いますけれども、後援会事務所については、本当に日々活動する中で様々な支出が伴います。そういった中でしっかりとした安定的な運営をしていくためには、もちろん安定的な資金を獲得していくということ、これはもう必要な、不可欠なことでございます。そういった観点からすると、会費といったものは年に1回お支払いをいただくといったことで、ある程度の推測をしやすいもの、そういった性質があるものだとは理解しています。
ただ、繰り返し言いますけれども、それについては、その方、支援する方が応援してくれるという意思を継続するかどうかによりますし、それは自由意思でございます。どちらを選んでいただくか、もちろんどちらともされる方もいらっしゃいますけれども、そういったところについては、先ほど申し上げたような、お名前を載せたくないという方もいらっしゃいますし、そんなこと関係なくて両方したいという方もいらっしゃいます。それはもう本当に個人の自由なんだと、こういうふうに思います。
わかりました。では、もう1点、2,000万円の件についてお伺いしたいんですけれども、ご説明ではコンサルタントの方から言われたために貸付けとして計上されたというお話でしたけれども、それ以前、2,000万円を入金した当初は、知事の認識としては、この2,000万円は、自己資金として入金された時は自己資金と認識されていらっしゃったという理解でよろしかったでしょうか。
まず、言われたためではなくて、そのような貸付けにすることでお返しすることもできるという話があったと私は認識をしています。それで、先ほど申し上げたとおり、違法性がないと、何の問題がないといったことを確認をして、それであれば、もう本当に返していただけるならばありがたいと。私も本当に、これは申し上げますけれども、そういった借金をしたということでわかるかと思いますが、それだけ出せるものではありません。そういった中で、お返しいただけるということであればありがたいと判断したのは事実でございます。
その2,000万円を準備した当時の認識ですけれども、それについては具体的なことさえも、これが何なのかと、「資金は出してください」と、「準備してください」と言われたままに準備したものでございます。それが一体何なのか、どういうふうな処理をするのかなんて、そういったことまでは考えられなかったのが、本当にこれは本音でございます。
よろしくお願いします。今回、2,000万円も286万円の件も、選挙コンサルの方の指示があったのかどうかというところが大きなポイントになっているかと思うんですけれども、今回、この場に同席を求めたりとか、今後、集中審査についても欠席をされましたけれども、そういったところでお話をしてもらうようにとかは、促したりされなかったんでしょうか。
この場に関しては、求めはしておりません。
集中審査に関しては、私が求める立場ではありませんので、議会の求め、委員会の求めに応じて、それぞれの参考人の方々が、それぞれの状況に応じて判断をされるものだと思います。
286万円の件についても、実際、自民党県議さんが、コンサルの指示があったというような発言をされて、それで弁護士の方を介してお話を聞いたということですけれども、その中で、「選対本部から相談はあったけど、それ以上の記憶がない」といったような回答ですけれども、誰から相談があったのかとか、記憶がないというところをもう少し細かく聞いたりとかしたりはしていなかったんでしょうか。
それが正式な答えでしたので、それはもう本当、正式な答えとして受け取って、皆様にお伝えをさせていただいております。
それから森崎会長にもご確認したいんですけれども、こういった中で自民党県議さんが、コンサルの指示があったというふうなことで送金をされています。このことについて、どういうふうにご理解されているんでしょうか。
先ほど言ったとおりで、法人からは支部にしか。
皆さんご存じのように、政治資金の流れの中に禁止行為というところが、法人から後援会等には禁止行為となります。ほかは認められています。そして、支部から支部、支部から後援会には何の禁止行為もありません。ですから、私としては、法人から支部にいただくことは、選挙をやる上ではありがたいことだという認識でした。
そもそも森崎会長は、選挙コンサルタントと面識なりお話をすることはあったんでしょうか。
話は数回ありました。初めて会ったのは1月ですね。
その中で、コンサルタントから、どういう状況だったのかというのは確認されているんでしょうか。
そういうところは全く。
私は、選挙の費用がどれぐらいかかるとか、例えば先ほど出ましたオートコールが幾らかかるとか、私は資金面を用立てする立場にありましたから、支出を抑えたいということで反対したのが全戸ポスティングでした。1,600万円、それはやめてほしいと、そういう相談はしました。そういう相談はいたしました。
それから、政党支部にお金を入れて、寄附してもらうことで、自民党県連も推薦する中で、大石知事を応援することになるというような理解だったと思うんですけど、この使い方について、支部のほうとお話はされていなかったんでしょうか。
使い方については、全く話はしておりません。
それはなぜでしょうか。
それは、選挙費用として使っていただくということで、はい。
知事にいただいている資料の中で、これちょっと読み方もあると思うんですけど、「大石を応援する議員の多くが所属している」というように書いてありますけど、この政党支部にはどれくらいの議員が所属しているという理解なんでしょうか。
我々のいた支部ですか。それは、県議の一人の人の支部です。支部というのは、皆さんお持ちなんですよね、各議員の方がね。各議員の方々は、後援会と支部を持っておられます、両方ね。その中で多分、資金の移動はあっているんだと思います。一人の方が両方持っておられます。
しかしながら、市長とか知事というのは、その支部を持てないんです。後援会しか持てないわけです。ですから、今回、支部へお願いしたということなんです。例えばこれが議員の人へのお願いであれば、支部に入れても後援会に入れても、その人のところにいくわけです。ところが、公職たる市長とか県知事は、その支部を持たない。ですから、我々は自民党県連と一緒に戦い、自民党県連と一体化した選対本部の中で使っていくということで、後援会は個人から、法人は支部へということで入れていただいたということです。
知事にもお聞きしたいんですけど、結果的にこのお金は使われていないということになると思うんですけれども、こういった迂回を疑われるような形になったということについて、どのように思われますか。
これ、令和4年12月のころにお話を伺った時に、迂回という疑問、疑惑を持たれる可能性があると、疑念を与えてしまう可能性があるという話を伺いましたので、それを私は踏まえて、じゃあ、返したいですということで返しています。
なので、今こういうふうに思われていることは非常に、そういう対応をした上で思われてしまうことは、非常に心苦しく思っていますし、私としては本意ではもちろんございません。そういった思いで迂回を受けようと思ったつもりもありませんし、本当にそれが私の率直な本音です。
その後、6月の県議会でこの問題が指摘されて、先ほどのご説明の中で、元監査人とのご関係とか、最終的に6月下旬ですか、突如、不可解な連絡があって、この関係が切れたというようなお話がありましたけど、この不可解な連絡というものがどういったものなのかというのは、もう少し詳しく教えてもらえないでしょうか。
具体は申し上げませんけれども、「任務を終了します」ということをいただきました。
結果的に今回、県議との間の貸し借りから寄附ということになりましたけど、この元監査人が言ったとおりに戻っているように思うんですけれども、何かこの元監査人が指導したことが間違っていたとか、そういったことはあるんですか。
個別具体は申し上げまませんけれども、確かにご助言をいただいていたところもございます。だからこうなったというわけではなくて、6月中に訂正を行うといったことが時間がかかってしまったことについてもたくさんのご指摘をいただきました。その中でも本当に多くの方々に、専門家の方々に相談もしましたし、ご助言もいただきましたし、その中で今回の訂正に至っております。ですので、そこだけの話ではないということは申し上げておきます。
2,000万円について、一つ聞きたいんですけど…
すみません、できればですね、半までにはどうにかと思っております。いろいろ聞きたいところもあると思いますけど。
そうしたら、とりあえず以上で終わります。
どうしてもあれば。
2,000万円の貸し借りというか、年利3%で元金が2,000万円とおっしゃいましたけど、その元になっている、恐らく県医師信用組合のほうからお金を借りられたと思うんですけど、その年利というのは幾らだったんでしょうか。
正確な数字は、ちょっと覚えておりませんけれども、そんな離れていないはずです。
そこで私的な利益を得たということはないでしょうか。
利益を目的にして設定したと、そういったことは全くありません。
私が入手している資料では年利2.2%とかになっていて、少し差があるように思うんですけど、そこで利益を得ているんじゃないかと思う部分があるんですけど、その辺はいかがでしょうか。
それを目的にして設定したことはありません。
わかりました。以上です。
知事にまず1点。一般質問で286万円の問題が出た後に、修正をするとおっしゃった。その後に私たちの前で、事態が変わったという趣旨のことで説明をされました。多額の出金がなされたというようなことで、詐欺罪に当たることも考えられるので、刑事告訴も検討するみたいなことをおっしゃったと思うんです。あの件はどうなったんですか。
というのも、公の立場にある知事が、報道陣の前でああいうことをおっしゃるというのは、私どもの受け止めとしては、当然証拠もがっちりと固めた上で、きちんと対応できるものだから、おっしゃっているんだというふうに理解をしましたが、結局、その後にその部分についての説明がない状態なんですけれども、ここはどうなんでしょうか。
これまでも繰り返し申し上げてきておりますけれども、その件については、捜査機関に対して情報提供を行ってきております。現在も、その状況を総合的に勘案しながら慎重に検討する必要があると、そして対応していく、対応を続けていく必要があると思っておりますので、今後についても、今の時点でそういう状況ですので、内容については公言しませんけれども、今後は、引き続き弁護士とも協議をしながら慎重に対応していきたいと思います。
わかりました。
森崎さん、すみません、まず一つ確認させてください。医師会としては会長さん、医師連盟としては委員長ですよね。
今、お話で、お金の流れはあくまでも政党支部にお金としては入れてもらったということだけども、結果的にそれは後援会のほうにお金が流れていった。お金に色がついているわけではないですから、あれですけれども、同額が実際に会計的なところとしては資金が移動されていますし、これはやはり外形的な形としては迂回して後援会にお金が流れていったというふうな理解が一般的だと思うんです。
そういうことになってしまったことについては、どういうふうに思われているんですか。
私どもとしては想定していなかったことなので、その額が、どこが幾らいただいた、個人の寄附については医師連盟にリストがあります。それについては、私はお礼を申し上げました。大口が3口とかですね。
ところが、医療界支部のはリストがなかったので、情報共有していなかったので、それは後程、随分遅れてからリストをいただいたんですけど、そういう状況で、私どもとしては想定していなかったんです。それが後援会に移動するとかね。資金が移動するなんてことは、もう直接、寄附は寄附だという認識でした。それは私は今までも国会議員とか県議会議員に対して、自分のクリニックは医療法人と個人とがあるわけです。医療法人からは支部に、個人は個人にということでやっていましたので、それが移動するとは思っておりませんでした。
想定外であったと。
そう、想定外でした。今までの経験から、それはもう想定外でした。
先ほどご説明の中で、資金を用立てする立場にあったともおっしゃったので…
うん?
資金を用立てする立場にあると…
そうそう、用立て、用意する。
あるとおっしゃったのでですね。その場合、後援会として選挙運動をしていく中で、費用を、じゃあ、何が幾らかかるから、これだけのお金をどこから持ってこようかという算段をする中で、286万円というまとまった額が後援会として使えるとなった時に、当然ながら出所はどこなのか、というところになりますよね。そこは疑問に思われなかったんですか。
それは全く、286万円も把握していなかったです。それで、私が把握しているの、総額をその会計の人に聞いていたんですけど、出費が幾らというのは、第1回の選対会議で、計画書の中でありました。それに対して我々が用立てするお金って限られています。その半額程度です。ですから、それは一生懸命、選挙資金を集めるのが精いっぱいで、内容がどうのこうのとか、その支部に幾ら入ったなんてことは全く把握できていなくて、「全体で幾ら入っていますか、赤字出ていませんか、足りていますか」ということはお聞きしておりました。
なるほどですね、わかりました。
やっぱり選挙を陣営の中で戦ったことがない、私などもないわけですけれども、選挙運動で使うお金について、団体からまとまったお金で寄附を受けることがあれば、その団体から政治的な問題、いろんな問題で左右もされる、こういうこともあるので、そもそものところで趣旨として団体からのお金を政治家個人の後援会のところに流れないようにしようという形で、そもそも法の趣旨としてはあると思うんです。
今のお話を聞いていると、法的にはこれは問題になるから、じゃあ、違法じゃない、法的には問題にならない形で、結果的にはまとまったお金が大石さんの選挙に使われるという形になるんですけれども、ここのところというのが、それをやっぱり「あれ?」と思うのは、甘いんですかね、私のほうが。
最初に私が言ったでしょう、2つ、崇高な思いを持って選挙をやったと。自民党の分裂を一緒にしたい、そしてまた世代交代で新しい長崎県をつくる、この閉塞感のある長崎県を救うという、その2つです。
あのね、私はこの2年間、知事室に要望を持って行ったことは一度もありません。ある地方紙が、社長が、医師会に忖度して、そして子どもの医療費を無料化したというのを出したんです。それなんて、私に取材に来ませんよ。ファクトではないんです。その要望書を出したのは違う団体です。医療系ですけど、医師会ではありません。
私はそれは、今言われたようなことが嫌で、知事室には行っていません。2年間、要望も出していません。違う要望は出していますけどね、それはいろんなことがありますので。そういうことです。
もう1点だけ、最後に知事に話が戻ります。
資金移動の話、286万円、これ要は、政党の支部にまず医療法人からお金が入ります。で、政党の支部から後援会、県議さんの後援会、この政党の支部と後援会というのは同じ県議さんの話なので、そこからそこへの資金移動、かつ、政党支部から、県議さんの後援会から知事の後援会にいくという流れですけれども、結局、実際に流れていく中で、かなりの部分を担った、しかもとっかかりになるような、お金の流れのとっかかりの部分の移動を担った県議さんが、コンサルの指示だったとおっしゃっている。かたやコンサルは、そういう記憶がないというような言い方をされているんですよね。していない、じゃなくて。
この場合って、記憶がないので、実際にお金を動かした方がコンサルの指示だったとおっしゃっているのであれば、じゃあ、コンサルの指示だったんだねと、普通だったら素直に思えばそう思えるんですけれども、知事はそう思わないんですか。
主観の話を、そういった事実認定をする立場には、それはもう私のコメントできるところではないと思います。冒頭申し上げたとおり、私はそこについて、皆様にどういったことだったのかといったことを説明したいという思いから、本当に多くの方々にお話を聞いたり、聞いてもらったりもしております。でも、その中でやっぱり食い違うといった時に、こっちが言っていることが正しい、こっちが正しくないとか、それはやっぱり私の立場でコメントすることはできない、判断することはできないものだと思います。
それぞれの言い方が、それぞれ言っていることが、それぞれこういうことを言っているというところの評価にとどめるというですね。
何度もこれは申し上げていることなんですけれども、今おっしゃってくださった、全体の流れで私が実際に関わっているというか、当事者として、全体は私の選挙でございますので、そういう意味では私も当事者でございますが、私が知り得ているところって、ここなんですね、やっぱり。この県議のところから入ってきて、返すというところ、ここの知らなかったことについて、今回いろいろと本当に皆様に疑惑、疑念ということでご質問、ご指摘をいただきますけれども、そこについてはできる限り、私の立場でも説明をしたいというふうには思っています。なので、これまでも様々な方に聞いてきましたけど、そこに対して明確な答えを出していないこと、これはもう本当に申し訳なく思っております。そこについてはご理解をいただければと思います。
わかりました。すみません、ありがとうございました。
大変申し訳ありません。本当にたくさんあると思うんですが、時間が…
知事、90分のうちに50分ぐらいは自分で説明されておいて、一方的に質問を制限するというのはおかしくないですか。まだ質問したいことは各社あると思うんですよね。
本当、冒頭に申し上げたように、できるだけ1時間でと思ったんですが、最初に私が長くなってしまったのは申し訳なく思っております。
ちゃんと質問が途切れるまで、質問に答えて・・・
両者の、(発言する者あり)もうちょっと対応できるということですので、できる限り。
最初、森崎さんにお尋ねしたいんですけれども、医療法人に対して寄附金を募る文章が幾つかあると思うんですが、いずれも「大石けんご後援会への寄附について」と記載されてます。先ほどもちょっと、冒頭、知事がおっしゃっていましたけれども、「森崎さんの意思とはそごがあった」とおっしゃいましたけど、この文書は誰が作られたんですかね。
それは、私どもで出した文書は私と考えて結構です。それで、それほどタイトルを変える余裕もなく、最初の1月21日に出した後援会への依頼文書と同じタイトルになってしまったということです。
で、本来であれば、どういうふうに書くべきだったと思われているんですか。
先ほど言いましたが、「大石賢吾候補の長崎県知事選挙への支援について」ということに書くべきだったのかなと思っています。
であれば、それはいつの段階でそういうふうに書くべきだったと気づいたんですか。
最近です、それは。それはもう皆様方から迂回、迂回と言われて、そこまで迂回という認識もないし、迂回というのが出始めたのが、私の認識では5月、6月のことだろうと思いますので、その時点で、これはこうすべきだったんだなというふうに認識しました。
それは言われて気づいたということは、言われなかったらそのままだったわけで、それで言われたから気づいたので、やっぱり間違えてましたという言い訳は通用しないと思いますけど、どうですかね。
それはですね、それほど余裕がなかったということで、FAXを見直したらそうだったと。FAXを出したのが、6月の24日に、FAXをもう一回、記録があったら出してということで出してみたんですね。そしたらタイトルがそうなってたということです。
知事にちょっとお尋ねしたいんですけれども、令和4年度の収支報告書について、県議からの借入れが記載されていることだったりとか、田中県議が一般質問を6月にする前に、迂回献金について質問されることを心配しているというようなLINEやメールが出回ってます。で、迂回献金の批判は当たらないと先ほどから知事はおっしゃっていますけれども、一般質問の前の段階で、少なくとも迂回献金がばれてしまうという認識があったんじゃないんでしょうか。
その情報が何なのか定かではございませんけれども、これまでも申し上げてきたとおり、6月県議会の質問において、私は、この286万円の資金移動について問題がないというふうにお話も聞いておりましたし、私自身もそう考えておりましたので、これについては、ご質問いただいて真摯にお答えをするというつもりでおりました。
すみません、2,000万円についてお聞きしたいんですけれども、知事は、冒頭の説明の中で、2,000万円の入金があっているのは確かなので、そこは勘違いしないでほしいということをおっしゃっていましたけれども、選挙運動費用収支報告書と政治資金収支報告書に、それぞれ2,000万円の記載があるのですから、本来であれば4,000万円の入金がないといけないわけですよね。なのに2,000万円の入金しかないと。そういうことが分かっているのに、あえて2,000万円の入金があっているということを、このライブ映像が流れている状況で自ら発信されるというのは、ミスリードを生みませんかね。
これは、今日、説明をする必要性が生じていることそのものだと思いますけれども、私が2,000万円を1月にお振り込みをしました、準備をしました。そのことが、2,000万円が一つということで、これが記載として、選挙運動費用収支報告書に自己資金として記載がされている。そして、後援会のほうに貸付けとして記載がされている。この2つがあって、それぞれ整合がとれないと。これをどうすべきかといったのが今回のご説明の2,000万円に関する主たるところだと思います。
なので、2,000万円を振り込んだといった事実は、これはファクトでございます、事実でございます。ただ、それが…
実際は4,000万円を振り込まなきゃいけなかったのに2,000万円しかあってませんというのが、正確な表現ではないでしょうか。
それが2つになっている、二重になって計上されているので、今回、訂正をさせていただいたといったことが事実だと思います。
それと、先ほど他社からも質問があっていましたけれども、2,000万円を信用組合から借り入れて選挙運動費用として提供したときに、この段階では、もう選挙に使えば戻ってこないお金と分かってたんじゃないですかね。
どういった扱いになるか、全く分かってません。
じゃ、その段階で、返ってくるかもしれないというふうなことも思ってたわけですか。
なので、全く考えてなくて。ただ、今回、訂正を行ったときに理由として申し上げましたけれども、返ってくるということが合意があったわけでは、これはないです。それは事実です。なので、返ってくるという確証があったわけではない、それはファクトだと思います。
そういうふうな確証もないし、そういうこともその段階で思ってないのに、新たに貸付けをつくったとなれば、それは架空であるとか、もともと信用組合から借りてる2,000万円の返済の原資を得るために、そういうふうなスキームをつくったとしかとれないんですけど、それについてはどうですかね。
架空とかではなくて、先ほど申し上げてるとおりに、選挙が終わって、5月前後だったと思いますけれども、それについてどう処理をするかと。貸付けにすることで返金を受けられると。それは何ら法令に反することではなく、問題もないということをお聞きしましたので、それを、本当に返していただけるんだったらありがたいと。私が借金をしてつくったお金でございますので、そういうふうに判断をして、そういった処理をお願いをして契約書を作成しているということです。
知事になって実際どのくらいお金が日常的に必要になるかというところは、よく分からなかった部分もあるかとは思うんですけれども、実際に知事になって、いろいろ政治活動をしたり公務をこなしたりする中でお付き合いとかもあったでしょうから、そうこうするうちに金銭的に非常に厳しいと。
そういう中で、知事のほうから選挙コンサルタントの方に、これをどうにかして返してもらう方法はないかと相談したというのが事実ではないんでしょうか。
それは事実じゃないです。これまでも繰り返し申し上げておりますけれども、私自身、就任をして公務に忙殺されているところもありました。決して県民の皆様、ほんと、税金から収入をいただいている身で、苦しいとか、意欲が出ないとか、そういったことを軽々に申し上げることは、私はすべきじゃないと思いますけれども、ただ、そういったものでは全くなくて、本当に公務に向き合う、日々向き合う中で、そういった報告書の処理についてどういう形にしますかと、返金することもできるということをお聞きして、それは本当、返していただけるのはありがたいと、ただそれだけで判断をしてお願いをしたと。
結局は、それが今回結果として訂正を必要になってしまったことにつながってますので、それはもう本当に心から反省をします。ですけれども、そのことについてお金が足りないからどうのとか、そういったことでは全くないということは申し上げておきます。
知事のほうから選挙コンサルタントの方に働きかけたとか相談をしたことが事実でないとおっしゃいましたけど、じゃ、事実は何なんですかね。
今申し上げたことです。本当にそのときは忙殺をされて、具体的にいつとか、そういったことまでは分かりませんけれども、3月2日に就任をして、本当に公務、県庁内のことも学ばなくてはいけないこともございます。もちろん県庁外に出ることもございます。
そういった中で、これはお恥ずかしい限りですけれども、選挙運動費用収支報告書とか収支報告書とか、そういったことに対しても、もう本当に目が行き届いてなかったのは反省すべきところですが、そういう状況でございました。
なので、そういった中で「どうしますか」というお話をいただいて、先ほどの流れになったことですので、私が違法にお金を自分の、なんか収入を増やそうとしたとか、そういったことは全くございませんし、もともと不正なことはしたくないという気持ちが強くありますので、そういったことを思ってやったことでは全くございません。そのことだけははっきりと申し上げておきます。
じゃ、選挙コンサルのほうからどうしますかと、選挙コンサルタントのほうから、知事のほうに提案があったということですか、最初に。
そういうふうに認識はしております。こういう2,000万円の記載処理をどうするかといった話の中で、先ほどの流れのお話があったと。
最初に読売新聞の方が質問したとき、そこについてはよく分からないみたいなことをおっしゃいませんでしたか。
なので、本当に正確なことは分かりません。だけども、読売新聞の方にもお話ししたとおり、私の認識としては、本当に公務で、この選挙収支報告書をどうしようかとか、そういったものを一つ一つやれるような状況では全くございませんので、そういった中でお話を受けて判断に至ったというふうに、今、私の認識としてはそうです。
ただ、道々に何月何日にその話があってとか、誰からあってとか、そういうことまでは本当に分かりませんので、そういったことでは正確には分からないということを申し上げました。
ちょっと話を変えます。今年6月の県議会一般質問についての登壇順位であるとか、田中県議の手書きの質問通告書なんかについて、あと、元監査人の方にメールで一般質問が始まる前に送っているというようなものが流出しています。こうした内部の県庁の文書を部外者に提供することについては、どう考えているんでしょうか。
その個別具体なことは申し上げませんけれども、一般的に、具体、個別なこと、案件に関して秘密保持をしている中で、それに対して助言をいただくと。その助言をいただくために必要な情報を共有、それに関しては、行うこともあるというふうに認識はしています。
けど、元監査人の方とかは、あれですよね、公務のところとは関係ないですよね。
そこについて、そのこと、事由についてお話ししませんけれども、触れませんけれども、ただ、公務、政務とか関係なく、例えば今回の選挙の収支報告書を見直すに当たって、どういった見直しが必要かとか、どういった解釈が適切かとか、相談をする場合には、やはり個別の専門家の方のご助言を仰ぐといったことは十分にあることだと思いますし、それについて、今、例に挙げられましたこういった質問があるかもしれないということの情報を、限られた方で情報の秘密保持をする中で共有をするといったことはあると思います。
ちょっとそこは非常に今の発言は疑問なんですけれども。
今回の一般質問に絡んで、以外に、ほかに県内部の、極めて機密、秘密が高い情報とかですね、公益通報目的以外で県の関係者以外に提供したケースというのはないんでしょうか。
主観的な●スキルが入っているので、それについてはコメントはできませんけれども、先ほど申し上げたとおり、必要性に応じて、それをできる環境下において情報共有するといったことは、もちろんあるというふうに思います。
ただ、それが今おっしゃったような、極めて機密性の高いとか、そういったお言葉で表現するのがどういったものなのかといったものについては、はかりかねますので、それに対してのお答えにはなってはないかもしれませんが、一般的に行われることだと思います。
田中県議の一般質問の前に、ある会場で、田中県議の行動確認をするようなメールを何度も元監査人に送ってますよね。これはどういう目的だったんでしょうか。
その件につきましては、お会いをすると、お会いしたことは、元監査人の方が当該の県議の方にお会いしたといったことは事実です。で、お会いしに行くと言ったことも知っていたのも事実です。お会いされる予定も知っていたのも事実でございますけれども、その中で、どういった状況ですかというご質問、趣旨のご質問をいただいていたので、それに対してお答えをしていたということです。
これ、集中審査のときも質疑があってましたけれども、知事のほうが、この286万円について尋ねる質問について、どうにかしてほしいという意図があったということなんじゃないんでしょうか。
質問を止めてほしいといったことを依頼したのはありません。私としては、先ほども申し上げましたけれども、286万円の資金移動について問題がないと考えていましたし、もちろんそういうふうに説明も受けておりました。なので、それについては質問をしていただいて、しっかりと真摯にお答えをするというつもりもありましたし、その予定でおりましたし。ただ、これまでも申し上げてきましたが、質問いただく中で、やはり問題意識をしっかり把握をしておくこと、考え方を伝えること、それによって、より充実したものになるとは思いました。
なので、ただ、お会いをしに行くといったことが、今ご指摘があったように質問を止めるとか、そういった趣旨にとられかねないんじゃないかということ、そういったことをご指摘を受けるのも、今となっては、それはそのとおりかもしれないと思いますので、今となって、そういう疑念を与えかねないことについて、やっぱり止めるべきだったなと反省はしています。
本来であれば、その質問通告の内容などを確認することについては、そういった部外者の人でなくて、政務みたいなものについては、担当の副知事であるとか、内部の職員が質問の意図を確認しに行くとかということをすればいいのに、なんでそういう部外者の方にお願いしているのかが分からないですね。
ご指摘がちょっと分かりませんけれども、それは、でも問題がないということを、問題がないというか、考え方を事前に説明をするといったことをご本人からも言われてましたし、それについて私自身は、先ほど申し上げたとおり、今となっては、やはり誤解を与えかねないということで止めるべきだったなというふうに今思いますけれども、そのときには、考え方を伝えておくことで、より建設的といいますか、充実した質疑ができるんじゃないかというふうには思っていました。
もっと言えば、知事本人が話せばよかったんじゃないですか。
その可能性があったのかもしれませんが、そこについては、その場面では、そういうふうには考えておりませんでした。
以上です。
今日、森崎会長から、286万円について選対本部で使われると思っていたというご発言があったかと思うんですけれども、そもそも改めてこの医療法人から女性県議の政党支部に渡った286万円が、なぜ知事の後援会に資金移動されていたというふうに受け止めておられますでしょうか。
全く分かりません。私には理解できません。私は、もうそういう考えはなかったので、当然そこの選対本部、支部で使われるべきものと理解しておりました。
知事側の後援会に渡ったことについては、どう思われますか。
随分後で、それを「迂回という構図になってますよね」と言われて、「えっ、それ、渡ってたの?」ということが実感でした。
会長のご認識としては、ごうさんを通じて選対本部で使われるというふうに思っておられたんですか。
選対本部長ですからね、ごうさん。
分かりました。
いろんな問題が、疑惑などが出てきてから、私たちは、事あるごとに大石さんに説明を求めて、いろんな質問をさせていただいてきたと思うんですけれども、最初は「精査したいので何も答えられない」というお話で、しばらく時間がたった後は、「もう捜査に支障を来すので何も話せない」というご説明だったと思うんですけれども、今日は会見を開いていただいて、私としては十分とは思えないですけれども、一定のご説明をいただきました。
なぜこのタイミングで一定お話をいただけるようになったのか教えてください。
もう本当にそれぞれの状況において、できる限りのことをやるということが全てですけれども、今日この場において、この状況において、この時点においてできることがこれなんだと思います。これまで不十分だったとか、対応が適切じゃなかったというご指摘もあろうかと思いますけれども、それは本当にもう真摯に受け止めるしかないと思います。
ですので、今後も、その場面場面、状況においてではございますけれども、しっかり私の立場でできる限りの説明はしていきたいと思います。十分に理解を得られることはできないかもしれませんが、それを得る努力だけはしたいと思います。
私は、何が真実かを知りたいなと思って、ずっと取材させていただいているんですけれども、今日の説明の中でも、分からないみたいな部分も幾つかあったと思います。そういうところで、大石さんがどれぐらい本気で真相を明らかにしてくれようとしているのかというところが、ちょっとつかめないなと思っているんですけれども、そのあたりはどういうふうにお考えなんでしょうか。
例えば、・・と言われて、それでもう、いろんな方にお話を聞いたということも言われてましたけれども、記憶にないとか、お話がちょっとかみ合ってないところも、今の説明だと、そのままで置かれているのかなと思うんですけれども、そこを突き詰めていくですとか、追求していくという気持ちはおありなんでしょうか。
それはもう、記憶がないというのが正式な回答の中で追求をしていくというのは、どういったことを意味しているのか分かりませんけれども、私としては、私の立場でできることを、本当にこれは私の説明をしていく中でできる限りのことをやっていくということだけしか申し上げられないと思いますし、それをやっていくことが私の責任だと思いますので。それはもう本当、やる気がどれくらいか、はかりかねるというご指摘はお受けしますけれども、そこはもう本当に努めていくということをご理解いただければと思います。
今日いただいた説明がマックスだと思ったらいいのか、それとも、その都度何か新しい情報が出てきたら、私たちや県民に対して発信、教えていただけるのか、そのあたりはどういうふうにお考えでしょうか。
お伝えすべきことが出てきたら、もちろんお伝えをさせていただきたいと思います。
今の時点では、今日のこのご説明で、もうマックスというか、今持てるものを全て出していただいたということなんでしょうか。
もちろん、記憶の中で小っちゃなところがあるかとか、そういったことはもう申し上げられませんけれども、本当これが今、現時点で整理をして皆様にお伝えできること、準備をしてやってきていますので、それはご理解いただければと思います。
分かりました。ありがとうございます。
選挙コンサルタントについて聞きますけれども、まず、この選挙コンサルタントって、どなたなんですか。
個人名は、お出しはしないです。
分かりました。
選挙コンサルタントというのは、選挙コンサルタントですから、知事選に出馬するに当たって助言等をもらったと思うんですけれども、これは知事とはどういう関係で契約をしていたり、どういった関係で報酬を支払っていたりしたんでしょうか。
冒頭申し上げましたけれども、コンサルに入っていただいてご助言をいただくことだったりとか、その人選、それに関しては、私は関わっておりません。私との関係の中で起こったことは、402万円のお話の中で触れましたけれども、オートコールをお願いをしたり、あと情勢調査についてお願いをしたという関係で、その後も、非常に信頼できる方だと私は思っておりますので、付き合いをさせていただいております。
選挙コンサルタント、知事選が終わった後もずっと関係があったということですけれども、これはどういった立場で関係があったんですか。例えば、業務を委託して、コンサル料を支払って知事のアドバイザーですとか、私設秘書なのか分かりませんけど、どういった立場で選挙コンサルの方とは、これまでずっと、今までお付き合いをされているんですか。
ご助言をいただく関係性で、そのコンサルとかはありません。
助言をいただく関係でということは、特に業務の契約とか、そういったことはされてないんですか。
都度そういった、例えば何か個別なものをお願いするとか、そういったことに対しては委託をして、それに対する対価はお支払いする、もちろん関係はありますけれども、常に何か契約をしているとか、そういったものではありません。
例えば助言をもらう案件、個別の案件一つ一つに関して契約を結んで、その都度報酬を支払うというようなことが今までも続いているということですか。
その認識です。
選挙コンサルタントとして、例えば知事の政治資金に関しても、一つ一つアドバイスを受けていたようですけれども、この一つ一つに関して契約を結んで報酬を支払ってたということですか。
個別具体なものは、なかなか表現するのは難しいですけれども、例えばですよ、何かクリエーティブなものをやるとか、そういったものに関してお願いすること、発注することはあると思いますけれども、日々のお話の中で、「これどうですかね」というご相談に対して個別に、一個一個に契約をするということは、まずないです、もちろんでございますけれども。
知事と選挙コンサルの関係というのは、毎回毎回、契約を結んでいたという、個別具体的なことは避けるとおっしゃいましたけど、例えば政治資金に関して助言を受けるとかですね、そういったことに関しては、何か知事との関係というのは、どういった立場で契約を結んでいたんですか、コンサルタントなんですか。
コンサルタントではないです。通年ずっといるような、そんな話ではなくて、何かクリエーティブなものをつくるとか、そういった案件が生じたときにご相談をして、お仕事を受けていただけるんだったら受けていただくと、そういった認識です。
その契約は、知事の後援会とコンサルタントがしているのか、知事本人とそのコンサルタントが個人的にしているのか、どちらですか。
そのものによると思いますけど、基本的には後援会のお仕事をお願いしているという認識でございます。
分かりました。
あと、所得等報告書について聞きますけども、これ、知事が今年の4月に提出したもので、60万円が記載漏れになっているとおっしゃいました。これは総務委員会の知事が出席されてないところの質疑の中で、秘書課から、いわゆる確定申告と連動しているというようなお話がありましたけれども、知事は、この時点で、これと同じ確定申告を提出されてるんですか。
確定申告も同じです。60万円が抜けてる状況になっていて、今回、この460万、60万円が雑所得であるべきということを気づいたときに、もちろん税理士には相談をしています。私としても、やっぱり必要なものは納付すべきだと思ってますので、訂正納付に関して相談をしましたけれども、現状として、今年7月に、返金を受けている655万2,000円、全額返してますので、そもそもその460万の60万の利息の部分も含めて収入として申告すべきものではないということで、税理士からも確定申告の修正は必要ないということでございましたので、それについては、それ以上のことはないと。
訂正納付等はしてないんですね、この令和5年度に関しては。
訂正納付が必要ないということを説明を受けてます。
この460万円というのは、報道機関等から指摘があって発覚したものですよね。これ結局、そのままにしていたら60万円脱税になりますよね、その認識についていかがですか。
返済をしてるので、収入として扱うべきものではないという判断に基づいて、お支払いはしてないと。
結果的に返済をしたので脱税に当たらないというようなお話ですけども、指摘がなかったら、このままになっていたわけですよね。
その時点では、少なくとも今の時点では、訂正を行わなかった時点ではそうかもしれませんけれども、今回ちゃんと訂正をして、納付の必要がないということを確認して対応しておりますけれども、その後、そのままだったのかどうかについては分かりません。
ただ、今回について実際に抜けてしまったと、漏れてしまったということ自体は、これはもう本当事実ですし、それは私の認識不足だったので、そこは反省をしています。
漏れているということは、漏れているんじゃなくて、これは脱税ですよね、当時、この時点では。
漏れてしまって、令和5年の時点で納めるべきものだったことが漏れてたことは事実です。だから、それに気づいて訂正をしようとしましたけれども、その訂正は、もう返済をしてるということで、訂正は必要ないということが税理士からの回答でしたので、それはそのように適切に対応していると認識しています。
訂正の是非について聞いているんでなくて、これ、県税等徴収する県のトップとして、適切な確定申告ができてなかったということですよね。この認識についていかがですか。
そこが漏れてしまっていたということについては、反省をしています。
分かりました。
今回、会見を開いていただいて説明する場を設けられたのは、非常に前進かと思いますが、この会見自体は公務になりますか、それとも政務に当たりますか。
すみません、今、両方の見方があると思います。
まず、知事選ということは、知事になる前になった問題に関しての回答をなされているのであれば、それは、この場でやるかどうかということ、もう少し検討する余地があったのではないかと思うんですが。
両方の、ご指摘はいろいろあると思いますけれども、総じて、すみません、明確に白黒な世界ではないと思います。
分かりました。
最後に、弁護士の先生、今、説明をされました森崎先生も含めての説明の中で、何かご指摘であったりとか、不備であったりとかというものは、今のところはないという認識でよろしいですか。
ございません。
分かりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。
なければ、以上で記者会見を終了させていただきます。
最後に、また冒頭改めてになりますけれども、このたびは、今回、県民の皆様に、ようやくといいますか、本当に時間をかけて、遅くなってしまって申し訳ございませんけれども、一連の経緯についてご説明をさせていただく機会をいただきました。この間、県民の皆様に本当にご心配をおかけしてしまったことに関しまして、本当に心からお詫びを申し上げます。
ただ、今回の件で、本当に多くの方を巻き込んだ形になってしまって、ご迷惑をおかけしてしまっていることだと認識をしています。また、県庁職員も、日々、真摯に業務に向き合っている中で、こういった私が説明をしなくてはいけないと求められる、十分じゃないというご指摘を受ける、そういったことについて本当に申し訳なく思っております。
また、先ほど医療法人の方のお話もありました。本当にこれまで多くの方々に、形はいろいろ、また、立場もそれぞれ、やり方もそれぞれだと思いますけれども、私のことを応援したいという思いで、それぞれの行動を起こしてくださったこと、そういったことがたくさんあると思います。そのことについて私自身が、本当に礼節を欠いてしまったところも多くありますし、それに対してご指摘も受けて、本当に自分の至らなさといいますか、そういったことについては反省をしているところでございます。
今後もご協力いただく、ご支援いただく、応援していただく皆様に感謝をしながら、また、今回ご迷惑をかけてしまっているこの状況について真摯に重く受け止めながら、こういったことがないように、私のできる限りを努めていきたいと思っております。
今日、平日の夜に、この時間になってしまって、皆様、報道機関の皆様方にも、本当にご迷惑、ご負担をおかけしてしまっていることだと、そう理解しておりますけれども、本当に今回のことに関しまして、関わっていただいた、ご迷惑をかけてしまっている、負担をかけてしまっている皆様に、改めて本当に心からお詫びを申し上げたいと思います。
今日は、本当にこういった機会をいただきまして、ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時15分(45分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年8月21日 記者会見
会見内容
- ディスバッドマムについて
- 永瀬貴規選手の県民栄誉賞特別賞受賞について①
- Cross Eホールディングスの上場について①
- 長崎〜ソウル間の国際航空路線の運航について①
- 「デコ活」へのご協力について
- 知事の政治資金について①
- 知事の政治資金について②
- 被爆体験者の救済について①
- 石木ダム建設事業について①
- 永瀬貴規選手の県民栄誉賞特別賞受賞について②
- 知事の政治資金について③
- 岸田総理の次期総裁選不出馬について
- 長崎〜ソウル間の国際航空路線の運航について②
- 九州新幹線西九州ルートについて①
- Cross Eホールディングスの上場について②
- 九州新幹線西九州ルートについて②
- スタジアムシティについて
- 石木ダム建設事業について②
- 知事の政治資金について④
- 被爆体験者の救済について②
では、ただいまより、知事の定例会見を始めます。
ディスバッドマムについて
よろしくお願いします。
今日は、最初、コサージュについてお話をさせていただきます。今日のコサージュは「ディスバットマム」という菊になります。これは洋菊になります。日本の菊が、ヨーロッパなどで品種改良されたものということで、日本の輪菊とはちょっと変わった色付きだったり咲き方が特徴でございます。
長崎県の菊なんですけれども、産出額は29億円ということで、全国第5位の品目になっています。結構広い場所で作られていまして、島原市、諫早市、長崎市、雲仙市、佐世保市、東彼杵町、南島原市といったところなど、各地で栽培されているということです。
花言葉ですけれども、「高貴・高潔」という言葉で、菊は仏花のイメージが強いかもしれませんけれども、このディスバットマムは、豊富な色と形でアレンジにも非常に適しているということでございます。
9月9日は「菊の節句」とも呼ばれる重陽の節句になります。皆様には「おくんち」とか「おくにち」とか呼ばれて親しまれていた経緯がございますけれども、長崎でおなじみの「長崎くんち」も、その名残とする説が有力だそうです。
そういったお花でございますので、ぜひ県民の皆様にも、全国5位という品目でございますので、楽しんでいただければというふうに思います。
永瀬貴規選手の県民栄誉賞特別賞受賞について①
冒頭、それに加えまして私から4件、お話をさせていただきます。
まず1つ目、本県出身の永瀬貴規選手についての話になります。永瀬選手におかれましては、パリオリンピック柔道男子81㎏級において、史上初となります2大会連続での金メダルを獲得されました。また、混合団体におきましても、2大会連続で銀メダルということで、大変すばらしい成績を残されたところと認識をしております。
永瀬選手には、2大会連続での金メダル獲得というこのたびのご活躍をたたえまして、今回、県民栄誉賞特別賞をお贈りすることといたしました。日程はこれから調整をいたしますけれども、後日、県庁にて表彰式を開催したいと考えております。郷土の選手の活躍は、県民の誇りであり、また、今回の偉業は、県民の皆様方はもちろんでございますけれども、日本中の多くの皆様に感動と勇気を届けていただきました。県民を代表して、改めて感謝を申し上げます。
Cross Eホールディングスの上場について①
2つ目、県内企業の株式上場についてお知らせをいたします。
今月29日、佐世保市に本社を置きます「Cross Eホールディングス株式会社」が、福岡証券取引所において上場される予定となっております。本県では5年ぶりの上場企業でございまして、関係者の皆様方に心よりお祝いを申し上げます。
県では、今年度から実施をしております「上場チャレンジステップアッププロジェクト事業」によって、上場を目指す県内企業の後押しに取り組んできております。今回、この事業に参加されております同社が株式を上場され、県としても大変喜ばしく、一定のご支援ができたものではないかというふうに受け止めているところでございます。
同社は、今回の上場を機に、「存在感と知名度、信頼感を高めて、人材採用を優位に進める環境を整えて地域経済に貢献したい」とされております。県としましては、同社の今後ますますの発展を祈念いたしますとともに、引き続き成長を目指す県内企業の支援を通じて、本県産業の発展を図っていきたいと考えております。
長崎〜ソウル間の国際航空路線の運航について①
3つ目になります。長崎とソウル間の国際航空路線の運航についてお知らせをいたします。
長崎とソウルを結ぶ定期航空路線につきましては、平成31年3月から運休となっておりました。県では、この間、航空会社等に対してトップセールス等を行ってまいりました。このたび、その経緯を踏まえて、本年10月27日から、大韓航空による運航再開の運びとなりました。なお、詳細については韓国側で最終調整を行っているところでございます。これに先立って、9月13日から9月22日には、韓国からインバウンドのお客様を対象としたチャーター便が4往復運航することになりました。上海に加えて仁川という世界的なハブ空港と、直行便で結ばれることで、インバウンドの拡大が期待されますけれども、それに加えまして、長崎空港から海外への渡航がますます便利になると考えております。運航再開の際には、ぜひ多くの皆様に観光やビジネスで長崎〜ソウル線をご利用いただければと思っております。
なお、明日8月22日から23日にかけまして、私も韓国を訪問させていただいて、大韓航空本社や旅行会社等において、長崎とソウル線の運航と利用促進に向けた意見交換や本県のPR等を行う予定としています。
「デコ活」へのご協力について
最後に4つ目になりますけれども、県民の皆様に「デコ活」のお願いをさせていただきたいと思います。
国におきましては、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしをつくる国民運動として「デコ活」を展開されております。県としても、デコ活と連動しながら、県民の皆様とともに脱炭素の取組をさらに進めてまいりたいと考えております。
本日から、「ながさきデコ活ゼロカーボンアクション12キャンペーン」を、その考えに伴って実施をさせていただきたいと思います。キャンペーンでは、脱炭素につながるこうした身近な取組を、毎月1つずつ紹介をすることとしておりまして、本日よりYouTubeの広告や県の公式Webサイトにおいて動画を配信させていただきます。
例えば、宅配便のうち1割以上が再配達をされているというふうに聞いております。置き配を利用して1回で荷物を受け取っていただければ、無駄な燃料の消費を抑えて二酸化炭素の排出を減らすことができます。ぜひ、この内容も様々出てきますので、ご覧いただいて、紹介している取組を参考に、ご自身に合ったデコ活を実践いただきますようにお願いを申し上げます。
以上、冒頭、私のほうから4つお話をさせていただきました。以後につきましては、質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。
では、幹事社のNBCさんからどうぞ。
知事の政治資金について①
8月5日に全員協議会を開いて、政治資金をめぐる問題についてご説明をなさったかと思うのですが、今日の時点で新たに知事のほうから説明できることがあったらご説明いただきたいと思います。
全員協議会で、事実をしっかり整理をさせていただいて、お話をさせていただきました。まだまだ説明が、理解が及んでいないというお声も多くいただいておりますけれども、現時点で何ら、この前お話したこと以上にお話することはありませんけれども、また改めてお話をさせていただくと、今、報道もされております286万円の件について、全員協議会でもお話をさせていただきましたが、資金移動をされた当時、私はそれを把握していませんでしたし、その後、恐らく2022年の最後のほうだったと思いますけれども、その資金移動を聞いた際には、違法ではないけれども、疑念を与えてしまう可能性があるということもお聞きをして、そういったことは本意ではないと思いましたので、そのお話を聞いたときにお返しをさせていただいたところでございます。
今回の訂正なんですけれども、その訂正については、収支報告書の中で借入としていた、お金を返してはおりますけれども、借入と借入返済としていたところを、寄附と寄附の返済ということに記述を変更、訂正をさせていただいたところでございます。ですので、何らお金の動きがまた出るわけではございませんけれども、そこの記述を訂正させていただいたところでございます。
ですので、今回、こういったことについて県民の皆様にご心配を与えているといったことについては、改めて申し訳なく思っておりますけれども、私として、もちろん迂回献金といったものを受け取ろうという意思は全くありませんでしたし、もちろん、そういった思いがなかったということを改めてご理解いただければと思いますし、私自身、実際に何らお金を今いただいているわけではございませんので、そこについては県民の皆様にもご理解いただければなと思っています。
ただ、全員協議会の中でも話がありましたけれども、改めて告発があったということを報道で承知をしております。ですので、そのことについては、どういった対応、今、現状なっているか分かりませんけれども、もし受理をされて捜査機関等に協力を求められれば、それは真摯に対応していきたいと思います。以上です。
ありがとうございます。捜査のめどがつき次第、回答するというようなお話とかもこれまでもあったかと思うんですけれども、現時点で、議会だったり、県民に対して、改めて、いつ説明できるかなと、知事の中でめどというのは立っていらっしゃるんでしょうか。
今ご説明させていただけることは、先日、お話をさせていただきましたので、それに対してご理解が得られてないということは、本当にじくじたる思いはありますけれども、そういったお話は繰り返しさせていただくことが必要なのかなと思っています。
NBCから以上です。ありがとうございます。
知事の政治資金について②
私から、政治資金の問題関連で、286万円の貸借を寄附に訂正した件について、今回、当事者の一人であるごう県議が、県民に疑念を抱かせたということで、昨日、議運の委員長を辞任する意向を正式に示しました。この受け止めと、もう一方の当事者である知事についても、何か自身の責任の取り方について考えていることがないか、教えてください。
まず、ごう県議が、議会運営委員長を辞任したいという旨の申し入れをされたということは報道で承知をしておりますけれども、それについては、ごう県議のご判断だと思いますので、私の立場でコメントするところにないと思っています。
私としましては、これまでもお話してきたとおり、県政にしっかりと向き合うことで、私の県政に対する責任を果たしていきたいと思っています。
分かりました。
あと、また関連で、以前知事が、「承認なく後援会から多額の出金があった」とお話しされていた件で、知事が検討していると言っていた告訴や被害届の提出が現状どうなっているのか教えてください。
それについては、詳細は、お話は控えたいというふうに思います。今般、関わる人物から、私の発言に対して名誉棄損がされたということでございますので、そういったことも踏まえまして、発言は厳に控えるようお話しされていますので、それについては、大変恐縮ではございますけれども、ご理解いただければと思います。
この件については、確かに名誉棄損で告訴をされているとは思うんですけれども、もともと多額の出金があったということは知事が自ら公表していて、もう既に周知の事案になっていると思います。また、この出金の件があったから、本会議での答弁の内容を一旦留保して、収支報告書の訂正も延期に至った経緯があると思います。これを考えると、この件については、例えば正式に被害届を提出しましたとか、あるいは、ないと思いますけど、「実は勘違いでした、警察への相談もやめました」とか、何らか、その結末を説明する責任があるんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
ご指摘は受け止めたいと思いますけれども、繰り返しになりますけど、捜査に関することについてはコメントを控えたいと思います。
被爆体験者の救済について①
次に、被爆体験者の救済についてお尋ねします。
先日、来県した岸田首相が、解決に向けて具体的な対応策を検討するよう厚生労働大臣に指示しました。まず、この受け止めを教えてください。
8月9日の被爆者団体から要望の際に、被爆体験者の救済について、岸田総理から、今お話にあったように、政府として早急に課題を合理的に解決できるように、厚生労働大臣に対して、長崎県と市と含めて、具体的な対応を、対応策を調整するようにという指示があったというふうに発言がありました。
これにつきましては、高齢化がまず進んでいて、また病気にも苦しみ続ける被爆体験者の方々の救済に向けて、一歩前進となる発言がなされて大変ありがたいというふうに感じているところです。この発言があった後、私もその日のうちに武見厚労大臣に直接お電話をさせていただいて、被爆体験者の救済についてお願いをしたところでございます。
今後の対応については、国と、また長崎市と調整を図った上で、被爆体験者の救済に向けて対応が進んでいくものと思いますけれども、県としてもしっかりとそれが実現できるように取り組んでいきたいと思います。
その関連で、今度27日にも、指示を踏まえて厚労省、県、長崎市による協議が行われる見通しとなっています。その場で、少し重複しますけど、具体的に県としてはどのような訴え、提案をしていくお考えか教えてください。
その27日に協議を行うという報道がなされているところではございますけれども、厚生労働省に確認をしたところ、現段階で検討を行っている状況で、具体的に決まっていないということでございました。
厚生労働省においては、今後も、先ほど申し上げたとおり、被爆体験者の皆様の救済に向けて、スピード感をもって対応していただきたいと思っております。
県としては、先ほど申し上げたとおり、長崎市と、また国とも連携をしながら、救済が実現できるように働きかけていきたいと思います。
石木ダム建設事業について①
また別件で、石木ダムについてお尋ねします。
先日の評価監視委員会で、県のほうから工期を延長して事業費も増額するという方針が示されました。事業採択からかなり長い時間がたっていて、まだ稼働もしてなくて、費用対効果も下方修正となっていたと思います。
今回のこの工期延長などの判断について、改めて知事のほうから簡単に説明していただければと思います。
先般、県が事業主体であります治水面について、再評価委員会が開催をされて、まだ正式な意見書はいただいておりませんけれども、石木ダム事業の継続が妥当であるとの審議結果であったと受け止めております。
工期や事業費の変更につきましては、人件費、また資材価格の高騰、建設業における働き方改革の取組といったことに加えて、反対住民の方々による妨害活動等の影響もあって、変更が生じることは避けられず、やむを得なかったというふうに考えております。
石木ダムは、これまでも申し上げてきましたけれども、渇水や洪水などの自然災害から地域の皆様の安全・安心を確保するためには必要不可欠な事業であるということについて変わりはありません。そういった思いから早期の完成を目指すことに変わりはございません。
ただ、住民の皆様のご理解、ご協力をいただいた上で事業を推進していくことは最善であるというふうに考えておりますので、この点については引き続き、努力を重ねていきたいと思っております。
また、加えてですけれども、現在、水源地域の整備計画の策定を行っております。素案については、できるだけ早く公表できるように努力をさせていただきたいと思っておりますけれども、それによって川棚町の皆様に地域振興策に対する具体的なイメージをお持ちいただいて、石木ダム事業への理解促進につなげていきたいというふうに考えております。
永瀬貴規選手の県民栄誉賞特別賞受賞について②
最後に、今日の発表事案の永瀬選手の話なんですけれども、知事はこの金メダルを取った瞬間は、どこでご覧になって、どういう気持ちで見届けていたんでしょうか。
リアルタイムでその瞬間は見れてなかったですけれども、報道ですぐに知りまして、本当に先ほど申し上げたように、まずうれしかったですし、誇りに思いましたし、元気をもらいました。これは、本当長崎県民だけじゃなくて、日本中がそういうふうに勇気、感動をいただいたんじゃないかなと思っています。ですので、そういったことも、また改めて県民の皆様と分かち合えればと思います。
以上です。
では、ほかに質問があられる方、長崎新聞さん。
知事の政治資金について③
政治資金の問題で改めてお尋ねをしたいんですけど、本日、知事の後援会の元監査人の方が、新たに4件の告発をしたというふうにプレスリリースをされています。
内容としては、286万に関する事後買収、これは知事に関することなんですけど、あとほかにも所得税法違反というか、脱税とか、そういったものになるんですけども、この話をご存じなのかということと、こういったふうにさらに告発をされると、長崎地検に。こういった状況について、どのように受け止めていらっしゃるのかというのを教えてください。
すみません、承知しておりませんので、コメントできません。
先ほど、これまでに告発された分に関しては、受理された場合は捜査には協力するという、この考えはお変わりないでしょうか。
はい、それは変わりありません。もちろんです。
分かりました。それと、あと8月5日の全員協議会の件なんですけど、各議員さんのほうから質問がある中で、質問の中で知事のLINEであったりとか、メールであったりとか、あとボイスメモみたいなことまでおっしゃっている議員もいらっしゃいましたけど、こういったLINEの情報とか、こういったものというのは、これは実際本物というか、実際知事のものということで理解してよろしいんでしょうか。
詳細が分かりませんので、コメントできません。
分かりました。それと、先ほどとちょっと重複するんですけど、昨日、県議のごう県議が議運長を辞任される意向を示されました。知事の立場としてはコメントすることはないというふうにおっしゃいましたけれども、知事選に絡んで、いわゆる選対長をされた県議さんだと思います。そういった中で、ご自身の選挙に関して、こういった役職を降りられるという方向になっていることについても、やっぱり立場上コメントできないと、そういうことでよろしいんですか。
ごう県議の決断、判断について、私がコメントすることは、そういう立場にないと思いますけれども、私の選挙に関わることで、今回、県民の皆様に対してご心配をおかけしていることについては申し訳なく思っています。
分かりました。あと最後にもう一つ。
今回の286万の前の402万、いわゆる公職選挙法の事後買収、オートコールの件で知事も告発の対象になっていると思うんですけど、この公職選挙法違反の関係で、現時点でも複数の選挙の関係者が地検から任意の聴取を受けているというふうに聞いています。その中で、知事ご自身は、これまでに検察の聴取を受けたことがあるのか。もしくは、今後、そういった聴取を受ける予定があるのか、そういったことを教えてください。
捜査に関することについては、コメントは差し控えたいと思いますけれども、先ほど来申し上げているとおり、捜査機関に、もし協力依頼がされれば、それについてはしっかりと真摯に対応したいと思います。
それは聴取を受けているかどうか、そこの部分もお答えできないということですか。
捜査に関することについては、お話は控えたいと思います。
なるほど、分かりました。以上です。
ほかにご質問はございませんでしょうか。
岸田総理の次期総裁選不出馬について
1点、岸田総理は、新総裁選に不出馬の意向を示していて、新しい総裁がこれから選ばれると思うんですけど、新しい総裁にどんなことを、長崎県として国への要望等もいろいろあると思うんですが、どんなことを、どんな人になってほしいかということを教えてほしいですね。
まず、出馬されないという報道に触れたときは驚きました。ですけれども、本当課題も、長崎県の課題、たくさんありますけれども、もちろん日本中で見ても大きな課題もございます。今、知事会でお話をしている人口戦略もそうですし、地方創生10年たって、その評価といったところも、また難しいものがあると思いますけれども、そういった課題にどうやって向き合っていくのかといったことは、恐らく議論されるんだろうと思っています。
ですけれども、長崎県にとって喫緊の話、先ほどのお話にもつながりますけれども、まずは8月9日の救済のお話については、しっかりと政府としての対応を継続していただきたいと思いますし、救済がまず実現できるように、県としても、市と協力をして、国と連携しながら実現に向けて頑張っていきたいなと思っています。
そういったことも踏まえて、しっかりと日本の未来を明るいものにしていただけるような、そういった方になっていただければいいんじゃないかなと思っています。そういうふうに期待をしています。
長崎〜ソウル間の国際航空路線の運航について②
ソウル便のことについてなんですけれども、再開するということで、そのきっかけといいますか、再開の経緯、どういう理由で再開することになったのかということについて教えてください。
5年半前に運休となり、これまでも働きかけは行ってきたところでございますけれども、インバウンドで今一番多いのは、航空路線を抜いても韓国からのお客様でございます。そういったことも踏まえて、関係機関との協議を重ねてきましたし、私自身も先ほど申し上げましたけれども、直接働きかけも行わせていただきました。
そういったこともあって、今回、運航再開といった形になりましたけれども、本当に多くの方々にご協力いただきました。その点については、本当に感謝を申し上げる次第でございます。先ほど申し上げたとおり、インバウンドももちろん増えてくると思いますけれども、長崎から海外に行かれる方々にとっても、非常に利便性が向上するんじゃないかと思っておりますので、皆さんに活用いただき経済活動が盛んになっていくような、そんなことにつながればなと思っています。
再開に当たっては、どういうところが評価されて再開ということになったというふうに認識されていますか。
先ほど申し上げましたけれども、外国人延べ宿泊者数で言うと、航空路線がない中、韓国からの方が最も多い状況でございます。そういった観点からも韓国からの路線の誘致は重点的に取り組んできたところです。
もちろん、定期航空路線が一番恒常的に利用がされやすいと思いますけれども、まず、チャーターを検討してきたところでございます。定期航空路線の就航に、前倒ししてチャーターも今回実現することができました。
経緯としましては、先ほどから申し上げているように、一番お越しいただいているというつながりが強いこと、また、距離的にも非常に使いやすいですし、アウトバウンドも含め世界的なハブであり、利便性が非常に期待できるといったこともあろうかと思います。本当に、多々メリットはあると思いますけれども、そういった観点から働きかけを行って、今回実現にこぎ着けたということです。
期間はいつまでか、特に、そういうのはないですか。
まだ、詳細については調整中です。
九州新幹線西九州ルートについて①
あと、ちょっとお話変わりまして、新幹線について、23日に佐賀の方で国との幅広い協議ですね、非公開で初めて行われますけれども、そこについて所感をお願いします。
今回は、クローズというふうに聞いておりますけれども、8回目ということで、県としては具体的な議論がなされるように、国のほうに対して具体的な策を提示していただけないかということを提案しているところでございます。
ぜひ、そういったクローズのお話ということですので、ルートとか地方負担とか、在来線等の課題もありますけれども、そういった解決に向けて議論が深まってほしいというふうに期待をしています。
ありがとうございました。
Cross Eホールディングスの上場について②
冒頭にお話があった上場について伺います。
まず、上場チャレンジセミナーなんですけれども、県が予算を取ってこういった上場しやすいという、そういうスキームでは今回が初めてということでよろしいんでしょうか。
新産業推進課でございます。今回初めての取組になります。
それから、募集段階で10社ぐらいということで選考するということで、7月に1回目やっていますけれども、何社参加したかおしえていただけますか。
その際は、オンラインを含めまして9社参加をされていらっしゃいます。
特に、全部長崎県内の企業とか、あるいは業種だとか、オープンできるものがあれば教えてください。
後ほど、確認してお答えします。
じゃ、もう一つは、知事はそのご説明の中で、Cross Eホールディングスが上場したことに関して、一定の支援ができたとおっしゃっていましたけれども、具体的にどういう支援をなさったんでしょうか。
これは、先ほど言った事業に参加いただいておりますけれども、4月に県が主催をいたしました上場企業経営者との座談会に参加をされまして、上場企業の経営者からアドバイスを受けられたというふうに聞いております。こういった取組、もし何か追加があれば、またお話いただければと思いますけれども、そういった取組を県としてさせていただいたと。
Cross Eホールディングス様からは、上場を目指しているというお話は伺っておりまして、先ほど知事が申し上げたように、上場企業の社長様との交流会で、ご助言等々をいただいたというご支援をさせていただいたところです。
ご助言したのは、県側のコンサルティングの方々がCross Eホールディングスに助言をしたということですか。
上場企業の社長様が、ご助言くださいました。
九州新幹線西九州ルートについて②
先ほどの話、新幹線の話で一つ確認をまずさせてください。
先ほど、具体的なことを提案していただけるようにということをお願いしたというようなことをおっしゃいましたけれども、これは長崎県側が、国に、もしくは佐賀県側、どこにそういう提案をされたんですか。
PTの中でもお話をさせていただいておりますし、国とのお話の中でも、やはり一つ具体的にお話をする中では、やはりそういった例が、具体的な案があると議論が先に進むんじゃないかということでお話はさせていただいています。
知事のほうから、そういう場とかで国側に具体的な部分でということをされていると、そういうことが今回、佐賀と長崎が、国と長崎の間でまた話をする中で、具体的な話をもとに話が進んでいけばいいなということを思ってらっしゃるということですかね。
やはりそういった地方負担とか、様々な課題がありますけれども、具体的に解決していくためには、やはり国を交えた話し合いが必要だというふうに思っていますけれども、ただ、その話し合いの場がそうなればいいだけではなくて、やはり具体的に、例えばどういった形で実現ができるのかとか、そういった案が出てこないと具体的な議論というのは非常に難しい部分もあろうかというふうに思いますので、そういったところにお示ししていただければというふうにお願いをしたところでございます。
特に、建設費負担などは、JRの社長さんもそうですし、長崎県側もですけれども、国、何をおいてもまずは国の考え方というのがないと話が進まないということでありますけど、例えば従前から、いわゆる地元という意味で、長崎及び、またこの間のJR社長、JR側ですね、そういったところでの協議というのも、引き続き求めてられる部分もあるかと思うんですけれども、これについて長崎県側から改めて、また話をしようねということを投げかけているのか、今後、投げかけたいという思いがありますか。
3者での意見交換については、先ほど申し上げたような地方のみで解決できるような課題だけではありませんので、どういった位置づけで、どういった目的で進めていくのかといった整理は必要だと思いますけれども、少なくてもこの新幹線に限らず、3者で意見交換するといったことについては、それについてはメリットもあるかと思いますので、そこは積極的にこちらが求めているというか、新幹線を実現するためには、恐らく国を交えた4者の協議を進めていく必要があると思いますけど、3者の意見交換については、現時点で何か具体的なものが進んでいるわけではございませんけれども、それについては求めがあれば、それはその都度検討したいと思います。
在来線の問題について、長崎の場合は新幹線がどうなるかによって、佐世保がどうなるのかという話もあると思うので、そこは全て3者で、繰り返しになるけど、3者でも同時に話していくのも大事かと思うんですけれども、それはやっぱり同じように大事だと思いますか。
フル規格で全線開通を実現するとなると、やはり全て関係してくることだと思いますので、それはやはり国を交えた議論が必要だというふうに思います。ただ、今おっしゃってくださった在来線の問題であるとか、そういったことについては県にとっても非常に重要なことでございますので、それは機会を捉えてしっかりと確保できるように働きかけは行っていきたいと思います。
スタジアムシティについて
もう一点、スタジアムシティの話です。10月14日ということで、盛大な催しなどもどんどん発表されて、ライブビューイングも県内全市町、時津は長与と合同ですけれども、そういうのが行われるということで、県内全域に発信しようというようなジャパネットさん側の思いというのが伝わってきます。
そこで、改めてですけれども、長崎県側として、現時点で連携してこんなことをやりたいなとか、できていく、中・長期的に、将来的にあそこを活用して一緒に連携することでこんな長崎が描けるんじゃないかと、どういうふうに見ていらっしゃるかということをお話しください。
具体は、すみません、今お答えできますか。具体的な案がありますか。できないですか。ですけれども、県全体で今盛り上がってきているところでございますので、県としても、その盛り上がりに一緒になって連携をして、長崎県全体の元気につなげていけるように取組はしていきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
石木ダム建設事業について②
石木ダムの件なんですが、先ほど知事は、ずっとこれまで繰り返しているように、住民の理解を得て進めることが最善というふうにおっしゃっていますが、昨年の12月に一回行ってからも、地元の住民の方とは会えずに、ずっとまだ膠着状態が続いている状態であります。この事業を進めるために、知事が、また新たにどういうふうに地元の理解を得ようとしているのか、その点お願いします。
本当にご理解いただく、ご協力いただくことは非常に重要だと思っています。今、ご質問の中でもお話しいただいたとおり、昨年末、ご訪問させていただいて、その時はお会いできなかったという経緯もございますけれども、そういった中で、ほかのいろんな公務がある中で、もちろん行ける、行けないといったことは、優先順位を考えながら総合的な判断になろうかと思いますけれども、その中でもコミュニケーションをとる努力といったものは、私だけではなくて現場の職員であったりとか、様々な形でやっていくことが必要だというふうに思います。また、議論を、具体的なイメージを持っていただいたりとか、そういったことも必要だと思っていますので、先ほど触れました水源地の計画についても、できるだけ早く形にできるように努めていきたいと思っています。
水源地の計画なんですが、大体どれくらいに示すというのを、もう具体的な予定とかあるんでしょうか。
水源地整備計画の素案についてですけれども、現在、佐世保市と川棚町と一緒になって進めているところでございます。詳細な時期については、今お示しすることはできませんけれども、できるだけ早い時期に策定していきたいというふうに考えています。
分かりました。ありがとうございます。
知事の政治資金について④
政治資金問題についてお尋ねします。先ほども質問が出ていましたけれども、知事のものとされるLINEであったりメールであったりが出回っているんですけれども、先ほど、詳細は把握されてないとおっしゃられていましたけれども、こういうのが出回っていること自体は、知事は認識されているんでしょうか。
この前、全員協議会でお話が上がっていた部分もあります。そういったことが、お話が出ていたのは承知はしています。
そのものを見たことはあるんでしょうか、出回っている。
個別のことになるので、今、申し上げることはできませんけれども、そういったお話が出ているのは、承知はしています。
それが知事のものとされて出回っている現状にあって、それを自分のものなのかどうなのかということを、もし違うのであれば「違う」というふうにはっきり言わないと、あたかもそれが知事のものだということで出回ることは、県政としての危機管理上も、まずいと思うんですが、それについていかがお考えですか。
そのものが、個別のものがわかりませんので、この場でコメントは差し控えたいと思いますけれども、そういったことで疑念を持たれるといったことについては申し訳なく思っています。
もう一点、全員協議会のときに、286万円の資金移動について、それを誰が作ったか正確に把握できてないというふうにおっしゃられたと思うんですけれども、その後、県議のほうが、当時の選挙コンサルの指示でお金を振り込んだということをおっしゃられています。このコンサルとは、知事は今でも接触があるかと思うんですけれども、そこについては知事は確認はされたんでしょうか。
これはもう全員協議会でもお話しましたし、その後のぶら下がりの取材のときもお話をさせていただきました。今、ご質問の中で、時系列は少し違うのかなと思いますけれども、既に全員協議会の前に、そういった県議から、アドバイスを受けて資金移動したというご発言はあったと、報道があったというふうに認識はしています。そういったこともありましたし、加えて、これも全員協議会で話しましたけれども、医療法人のほうから、私に対する寄附であったというようなお話があったという報道もございました。そういったことを踏まえて、医師連盟であったりとか、関係者に確認をしたけれども、それについては、詳細は把握できなかったということを全員協議会でもご回答させていただきました。
先ほどご質問にあったところですね、選挙コンサルに確認をしたかという話もございましたけれども、これもぶら下がりのときにお答えをさせていただきましたけれども、弁護士を通じて、今、告発を受けているということもあるので、直接お話をするとか、そういったことは簡単にできませんけれども、弁護士を通じて確認をさせていただいて、そちらのほうからいただいたご回答としては、選対本部の関係者の方からご相談があったけれども、それ以上の記憶はないということでございましたので、そういったことを踏まえて、詳細の把握に至っていないというご回答をさせていただいたところでございます。
弁護士を通じて選挙コンサルタントに確認をしたけれども、分からなかったということですか。
はい。双方の弁護士を通じて確認をさせていただきました。
それで「はい」というふうにはなかなかならないんですけれども。知事が直接、選挙コンサルタントに確認すれば済むだけのような気がするんですけれども、なぜそこに一々弁護士を通すのかがよく分かりませんけど。
先ほど申し上げましたけれども、選挙コンサルの方と私は、別件で刑事告発をされているということもございます。私自身が、その方との連絡、面談等行うことは、今、差し控えているところでございます。ですので、双方の弁護士を介して確認をさせていただきましたけれども、それは正式な回答としていただいているところです。
その件のやり取りについても、知事のものとされるメールのやり取りあたりがネットで出回っているんですけれども、それについては承知されていますか。
すみません、ちょっと具体が分かりませんので、コメントを控えたいと思います。
先ほどから「具体が分からない」とおっしゃられているんですが、いろんな疑惑が知事の知らないところで、メールやらネットやらで出回っている中で、それを否定されないと、県政全体にとってもマイナスイメージがつきまとうと思うんですが、そういったことを自ら確認して否定するお考えはないんでしょうか。
すみません、先ほどから申し上げておりますけれども、そういった疑念を持たれているということについては、本当申し訳なく思っております。けれども、どのことを申し上げているのか、ちょっと分かりませんので、コメントは控えたいと思います。
以上です。
被爆体験者の救済について②
被爆体験者について、1点だけ。
先ほど来から、救済を国のほうと連携して求めていきたいという話をされていました。具体的に救済というと、どういった中身を要望されていくのか教えてください。
救済の内容、具体的内容、要望の内容ですね。
原爆被爆者援護課でございます。被爆体験者の方々の思いとしては、被爆者健康手帳の交付を望んでおられますので、それに向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
政府施策要望の内容ではなくてですね。
いわゆる被爆体験者の方々は、これまでも、救済の措置の範囲の拡大ではなくて、被爆者と認めてくれというふうに訴えているわけですけれども、その場合、県としてどういうふうに国に、救済という中身という点でいうと、どういったことを求めていくのかというのがちょっと気になったものですから。
しっかり要望している内容が実現できるように、県としても取り組みたいと思います。
以上です。
ほかになければ、以上で定例記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時50分から午後3時34分(44分間)
【定例記者会見】
会見内容
令和6年7月19日 記者会見
会見内容
- クルクマについて
- 知事の政治資金について①
- 特定複合観光施設(IR)について
- 長崎県救急安心センター(#7119)の運用開始について
- 令和6年度 全国高等学校総合体育大会について
- 九州新幹線西九州ルートについて①
- 国への要望について
- 知事の政治資金について②
- 知事の政治資金について③
- 知事の政治資金について④
- 知事の政治資金について⑤
- 九州新幹線西九州ルートについて②
- 知事の政治資金について⑥
- 九州新幹線西九州ルートについて③
- 知事の政治資金について⑦
- 知事の政治資金について⑧
- 知事の政治資金について⑨
- 九州新幹線西九州ルートについて④
- スタジアムシティについて
- 知事の政治資金について⑩
- 石木ダム建設事業について
- 国立公園への高級リゾートホテル誘致について
- 原爆の日について
ただいまより知事の定例会見を行います。知事、よろしくお願いいたします。
クルクマについて
よろしくお願いします。
まず初めに、コサージュについてお話をさせてください。
今日の品種ですけれども、活用品目が「クルクマ」ということで、品種名が「パルビフローラ」という花ということで、雲仙市のほうから頂きました。この「クルクマ」ですけれども、ちょっとエキゾチックな感じがしますけれども、東南アジア原産の植物ということで、暑さに強くて、夏に飾るのに最適な花というふうに聞いております。本当に色鮮やかな花でございますけれども、香りも非常にいいお花になっています。長崎県では、雲仙市と佐世保市等で栽培がされていて、夏の花で今の時期に多く出荷されるということです。
この花言葉は、「乙女の香り」、「あなたの姿に酔いしれる」といったお花の言葉があるそうで、非常にユニークなお花になっております。ぜひ季節のお花でございますので、皆様も是非楽しんでいただければというふうに思っています。
知事の政治資金について①
冒頭、私から3件お話をさせていただきますけれども、その前に県民の皆様に対しまして、このたび、私の後援会の資金管理、また、収支報告書の記載内容をめぐって皆さんにご心配をおかけしていることにつきまして、心からお詫びを申し上げます。引き続き、できるだけ早く適正な対応ができるように努めてまいりたいと思います。
特定複合観光施設(IR)について
冒頭、私から今日は3件、発言をさせていただきたいと思います。
まず一つ、IR審査結果に関する報告について申し上げます。
九州・長崎IRにつきましては、一連の経緯を振り返りまして、審査結果に関する総括、今後の対応等記載した報告書を取りまとめまして、6月4日に公表の上、県議会においてご議論をいただいたところでございます。
県議会でも申し上げましたけれども、改めて県民の皆様をはじめ、ご支援とご協力を賜りました全ての皆様に対して、ご期待に添えず、大変残念な結果となりましたことを深くお詫び申し上げますとともに、これまでのお力添えに心から感謝を申し上げる次第でございます。
県としましては、佐世保市・県北地域の振興は、喫緊の課題であると認識をしております。九州・長崎IRの誘致を通して積み上げてきた広域観光周遊等の取組や、県内外の関係皆様との連携、事業構築推進に係るノウハウの蓄積などをレガシーとして今後の県政の推進にしっかりと活かして、佐世保市・県北地域はもとより、県全体の発展につなげてまいりたいと考えております。
県民の皆様をはじめ、関係皆様におかれましては、今後ともご理解とご協力を賜りますようにお願いを申し上げます。
長崎県救急安心センター(#7119)の運用開始について
そして2つ目、次に「長崎県の救急安心センター♯7119」の運用開始について、お知らせをさせていただきます。
来月の1日、木曜日になりますけれども、午前9時から、この「長崎県救急安心センター♯7119」というものの運用を開始させていただきます。「♯7119」でございますけれども、県民の皆様が急な病気やけがをしたときに、救急車を呼んだほうがいいのか、それとも今すぐ病院に行ったほうがいいのかといった迷った際の相談窓口となります。
今日、お手元にもリーフをお配りさせていただいておりますけれども、電話で看護師や医師から、24時間・365日、いつでもアドバイスを受けることができるものでございます。急な病気やけがによる不安を和らげることができる、また、それに加えて受診をためらいがちな方々に適切な助言をすることで重症化を防ぐということにもつながることが期待をされます。
ご利用は、固定電話、携帯電話、どちらからでも大丈夫です。「♯」を押した後に「7119」を押していただければと思います。ぜひ皆様方、ご利用をしていただければと思います。よろしくお願いを申し上げます。
令和6年度 全国高等学校総合体育大会について
そして最後に、インターハイについてお知らせをした上で、また、お願いも重ねてさせていただければと思います。
このインターハイの愛称で親しまれております全国高等学校総合体育大会でございますけれども、今回、テーマが「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」というものになっております。これが本県を含めた北部九州4県を中心に、いよいよ開催されます。
長崎県では、7月21日、あさってから行われますソフトボール女子を皮切りに、8月12日までの23日間、県内6市町において、9つの競技の熱戦が繰り広げられる予定となっております。
期間中、全国各地から選手、監督が約1万人、役員、観客を合わせますと約15万人の方々がご来県されることが見込まれております。選手の皆様をはじめ、全ての関係の皆様にとってすばらしい大会となるように、そして、また長崎に行きたいと思っていただけるように、ぜひ県民の皆様と一緒におもてなしの精神でお迎えをできればと思っています。
また、県民の皆様や、全国から多くの皆様に競技会場に足を運んでいただいて、本県高校生の活躍に加えて、全国トップレベルの高校生のプレイに大きな声援を送っていただきたいと思っています。
ぜひ、報道機関の皆様におかれましては、ここ長崎県を舞台にして繰り広げられるインターハイについて、ぜひ県内外に広く報道していただいて、大会を一層盛り上げていただければと思っております。
以上、冒頭、私のほうから3件、発言をさせていただきました。以後につきましては、質疑に応じて回答させていただきたいと思います。
では、幹事者の毎日新聞さんからどうぞ。
九州新幹線西九州ルートについて①
大きく3点お伺いしたいんですけれども、1つ目が西九州新幹線についてです。
与党検討委員会からのヒアリングの依頼があれば出席されるというふうに議会でお話しされていたかなと思うんですけれども、こちらについて日程ですとか決まったお話があれば教えてください。
今、日程の話は、今月の24日もしくは30日で調整中というふうに伺っております。決まりましたら可能な限り、私のほうが出席をしたいと思っています。
ありがとうございます。
関係してなんですけれども、佐賀県の山口知事は、ヒアリングに対して欠席されるというふうに表明していらっしゃいます。こちらについての受け止めをお聞かせいただけますか。
欠席となった事情がちょっと分かっておりませんので、コメントはなかなか難しいと思いますけれども、いずれにしても、関係者の方々が集まってしっかりとお話をするということは次につながるものじゃないかなと期待をしていますので、今回、私として初めて参加を、もし可能であれば参加になりますので、私としては長崎県の思いをしっかり伝えてきたいと思っています。
国への要望について
2点目です。先日、中止が発表さました政府への要望についてなんですけれども、日程は調整されるというふうに伺っておりましたが、決まりましたでしょうか。
今後の調整という形になります。
まだ未定ということですね。
知事の政治資金について②
毎日新聞から最後の質問になります。
本日、県議会で各派代表者会議が開かれておりまして、大石さんに対して、いろんな疑惑に対して説明を求めようということで、全員協議会を開催する方向でお話が進んでいるようです。こちらについての受け止めをお聞かせください。
まず、現在、どのような形で話がまとまっているのか承知をしておりませんので、そのことについてはコメントができないと思っておりますけれども、先日も可能な限り、お話し、ご報告をさせていただきましたけれども、今後も議会の求めに応じて可能な限り対応していきたいと思います。
同じく幹事社のNIBさん、ご質問をどうぞ。
知事の政治資金について③
先日の収支報告書の件でお話がありましたけれども、結局、訂正をされるめどというか、いつまでにというところは決まりましたでしょうか。
現在、訂正を行う作業を進めているところでございますけれども、これについては先日も申し上げたとおり、弁護士と、また選挙管理委員会と協議の上で、できるだけ早く必要な訂正をしたいと思っております。これまでにと明確な期日を申し上げることはできませんけれども、繰り返し申し上げているとおり、できるだけ早く実施をしたいと思います。
先ほどもありましたけれども、全員協議会が開催されるかどうかというところもはっきりしてないですけれども、開催された場合、知事に説明を求めるとなった場合に、先日、説明いただいた以上の詳しいご説明というのは、その場でできるのかどうかというのは、どうでしょうか。
現時点で仮定についてお話しするのは難しいと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、議会の求めに応じて可能な限りの対応をしたいと思っています。
ありがとうございます。
ほかにご質問の方。
知事の政治資金について④
先ほどの質問と同じ流れなんですけれども、収支報告書の関係で、可能な限り対応したいというのは、ご自身がもちろん出席をされて全員協議会で説明をするということでよろしいんでしょうか、開催された場合は。
その求めが、どういった求めになるのかですね、まだはっきり分かってませんので。すみません、どういった形でお話がまとまっているのか、私は今現在、承知をしておりません。
それと、今日の議会の中で、各派の代表者会議の中で知事ご自身が説明なさったことに対して説明が不十分だという声がまた聞かれたんですけれども、その点に関して、もし、これも一緒ですね。
承知をしておりません、すみません。
各派代表者会議での説明が不十分であるという声に関しては、どういうふうに考えていらっしゃいますか。
今回、私の認識も含めて事実関係については、コメントを差し控えるということで申し述べさせていただいておりますけれども、やはり弁護士からは、正確な事実関係を述べた場合であっても、やはり公職者が公の場で捜査に関する発言を行うことで影響を与えかねないというふうに伺っておりますので、それについてはご理解をいただきたいと思っております。
先日の記者のぶら下がり取材においても、捜査中の可能性、今後、捜査が行われる可能性があるということで詳しいコメントを差し控えるというお話だったんですけれども、今回、議会での全員協議会があるとすれば、それよりも踏み込んだというか、詳細な説明をするべきなのではないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。
ご意見は受け止めますけれども、やはり繰り返し述べているように、捜査に関しまして支障を来すといったことがないようにしっかりと協力していくことが必要だと思っていますので、その点は繰り返し述べさせていただいておりますけれども、発言を、事実関係も含めてですけれども、発言は控えたいと思っています。
知事の政治資金について⑤
まず、6月24日の一般質問で知事が答弁をされて、その修正、修正というか、報告書を訂正する、しないのところで保留されていたかと思います。それで結論としては、こういう寄附にするということでおっしゃっていて、先日の囲み取材でも確認したんですが、議会答弁そのものは、もう前回お答えになったとおりという理解でよろしいんでしょうか。
議会議事録の修正が行われるかどうかですが、それはできないですね。
そこについては議会事務局とも調整しておりますけれども、あくまでも6月中の収支報告、訂正の予定であるという形でございましたので、その時点での、今のところ、議会の答弁そのものは変更ない。また、6月中に訂正する予定であるというところについて、その経過についてご報告するというような経緯と伺っております。
分かりました。その中で、答弁の中では、結局、この286万の取扱いについて、大石知事の後援会が、オートコールと情勢戦略に関する業務委託をしていた選挙コンサルティング運営社から、こういう貸し借りの会計処理をするよう提案を受けたという発言をされてますが、この発言を幾つか誤解を招きかねないということで急に訂正をすると。結果的に、このとおりになったと思うんですけど、そういう理解でよろしいんでしょうか。
これまでの私の発言でございますけれども、先日、17日に述べさせていただきましたけれども、本当にこれは私の不徳のいたすところで、私の発言自体がですね、捜査に支障を来すおそれがあると今申し上げているこのことについて、理解、また配慮が不足していたというふうに思っています。
ですので、この時点で発言は控えさせていただきたいと思いますけれども、6月24日の答弁の中での発言に対する私の認識についても、それについては現時点で発言を控えたいと思います。
そうすると、この答弁そのものが信憑性というか、はっきりとこれでいいというようにまだ言えないというところがあるんでしょうか。
私の認識を含めて、そのことはコメントを差し控えたいと思います。
もし何らかの違いがあるようであれば、ここも修正をしないといけないのかなと思うんですけど、その点はどうでしょうか。
その点については、ちょっとテクニカルな、すみません、今の時点で何ら決まっていることはないというふうに認識はしておりますけれども、すみません、繰り返しになりますけれども、その発言内容に対する理解、また、認識というところについては、コメントを差し控えたいと思います。
議事録というのは、ずっと残るもので、これを県民の皆さん、見ると思うんですけど、この言葉を信じていいんでしょうか。
議事録自体は、今のところ、変更がないという予定だと理解をしています。
分かりました。
それから、結果的に寄附に訂正をするというところで、今回、関係された自民党の県議の方がいらっしゃいますけど、その後、お話をされて了解されているのでしょうか、そのあたりを教えてください。
先日も既にお話をさせていただいておりますけれども、県議のほうに弁護士を通じて既に私どもの訂正の方向性といったものはお伝えをさせていただいたと、既に17日の時点でお話をさせていただきました。
今後についても、弁護士を通じて適切に対応していきたいと思っています。
この件は訂正するにしても、一方で県議の方も同じように訂正なりをしないと整合性がつかないと思うんですけれども、その点、一緒にするということになるんでしょうか。
現時点で私が申し上げられることは、私どもの訂正の方向性といったことは弁護士を通じてお伝えをしているということ。また、繰り返しになりますけれども、今後も弁護士を通じて適切に対応していきたいと思っています。
弁護士の方にお願いをされていると思うんですけど、両方、訂正されないという状況というか、そこが時間がかかる理由になるということはあるんでしょうか。
適切に今後も対応していきたいということのみ申し上げさせていただきます。
九州新幹線西九州ルートについて②
分かりました。それでちょっと話が戻りますが、西九州新幹線のことなんですけど、九州新幹線ですね。ヒアリングに佐賀県の山口知事が欠席をされるということですけど、一方で佐賀市の市長さんが出席をする方向で調整をされているというふうにお聞きしているんですが、この佐賀市の市長さんが出席されるということの受け止めと、何か、どういうふうに語ってほしいというか、思いを伝えてほしいとか、そういったことというのはあるんでしょうか。
後段の質問については、特段私がコメントすることではないかと思います。それぞれの立場でお考えを述べられると思いますけれども、沿線市の動きに関しては、2日前ですね、大村市のほうでも協議会が主催してイベントがあっているかと、シンポジウムがあっているかと思いますけれども、このシンポジウムでも地元の経済団体とか嬉野市の観光協会からも参加があっているというふうに伺っております。
やはりそういった場所で西九州新幹線の開業効果であったり、また、我々も同じ思いですけれども、全線フル規格での開通と、それに向けた意見交換が行われるといったことは非常にいいことだと思っています。
ぜひ、沿線市におけるまちのたたずまいとか、交流人口がどうなったのかとか、どういった効果があったのかとか、そういうことも含めて意見交換がさらに広まっていけば、深まっていけばいいなと思っています。
確認で、佐賀市の場合は沿線というか、いわゆるアセスルートの一つの駅があるところで、佐賀市のトップが参加されるという方向についてどう考えておられますか。
それは注目をしたいと思います。すみません、どういったお話をされるかというところまでは把握は、もちろん分かりませんけれども、それは高い関心を持って見守りたいと思います。
高い関心というか、どういったところを注目しているのか。
我々としては、アセスルートが一番合理的なルートだと考えておりますので、その点からしても、やはり佐賀市がどういうお考えをお示しになられるかというのは、非常に重要なことだと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
知事の政治資金について⑥
先ほど、2,000万円の二重計上の関係なんですけども、訂正はほかの件も含めてできるだけ早くと言ってましたが、655万円の返還は直ちに行うとおっしゃっていたと思うんですけど、そこは今どうなってますでしょうか。
もう返還は済みました。
ちなみに何日付でということですか。
日付まではあれですけど、もう既に済んでおります、この時点で。
この間説明いただいてから今日までの間に後援会側にもう返したということですね。
はい。
その2,000万円に絡んで、知事が2022年8月に資産等報告書を公開されていると思います。そこに貸付金として2,000万円が記載されています。それは後援会の収支報告書に借入金として記載されているのを削除するとおっしゃっていた2,000万円と同一なのでしょうか。で、同一なのであれば、その資産等報告書も訂正する必要があると思うんですけど、いかがお考えでしょうか。
いずれにしても、今回の訂正に関わるもので、必要があれば適正に訂正をしたいと思います。
分かりました。
それともう1点、286万円の件で、この間、知事が弁護士と話して寄附にしたほうが実態に即しているという整理になったとおっしゃってました。そこの意味が少し分からなくて、私なりに考えたんですけど、当時、医療機関、知事説明されてないと思いますが、医療機関側が知事を支援する目的で寄附をしていたとした場合、寄附、寄附、寄附と最後までいくのが寄附者の意図に即している、一方でそれが県議のとこで止まって、最後が貸付けになっていると寄附者の意図に反するという意味で、最後まで寄附にして、それを返還するという形にしたほうが実態に即しているというような理解でよかったんでしょうか。
内容の認識についてもコメントを差し控えたいと思います。
これについて、知事がご自身でそういうふうにおっしゃったので
実態に即した形での訂正というふうに弁護士からもお話がありましたので、そういった理解で今回の訂正の方向性を出させていただいております。その他の個別具体の件については、コメントを差し控えたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて③
最後に新幹線の関係で、日程調整中ということですけど、24日となると、もともとNPTの準備委員会に出席する予定だった日付で、そこでじゃ、それをキャンセルしてるのに新幹線のほうに行くかというと、ちょっとどうかなと思うんですけど、そこはどうなんでしょう、30日の可能性が高いと思っているんですけど、どうなんでしょうか。
すみません。調整状況について私は把握しておりませんけれども、何かコメントできますでしょうか。
今、両方を含めて調整されているという状況で、正式な通知というか、連絡がまだ来てないというところでございます。
分かりました。ありがとうございます。
知事の政治資金について⑦
弁護士を通じて我々の訂正の方向性をお伝えをしているということです。
じゃあまだ調整中なんですか、寄附で合意はして…
内容についても、その状況についても、コメントを差し控えたいと思います。
あと、全員協議会が、今日、各派の代表者が合意したということなんですけれども、承知していないということだったんですが、一応、各派の代表者としては、これまでの知事の答弁や、その後の変更点などの説明が十分ではないということで、議長もその後の取材で、「全員協議会では知事は議会や県民にしっかり説明してほしい」というふうに話してたんですけれども、仮定のことでコメントできないとはいえ、マスコミ、県民、議会としては、知事の説明は説明責任を果たしてないというふうに現時点では多くの人が思っていると思うんですけれども、知事としては、自身の説明が現時点で十分か不十分か、どういうふうに思っていますか。
先日も、17日の時点でも申し上げさせていただきました。これも議会にも同じことを申し上げさせていただいておりますけれども、収支報告書の記載が正確性を欠くといったものになった理由について、私自身は説明責任を果たしたいという思いは持ってございます。
ただ、繰り返しになりますけれども、最近の状況を見ますと、私の政治資金に関する、収支報告書に関連をして刑事告発がされているという状況がございます。これを踏まえて弁護士と対応を協議しておりますけれども、弁護士からはやはり、繰り返しになりますが、捜査当局による捜査が進んでいるというふうに考えられる、そのような状況のもとで告発事実に関することを私が発言をすると、公の場で発言をするといったことは、捜査に支障を来たす恐れがあるというふうに聞いておりますし、厳にそれは慎むべきと強い意見も聞いているところでございます。
これについては私も説明責任を果たしたいという気持ちはある一方で、捜査に支障を来たすといったことは避けるべきと考えてもおりますし、必要があれば当局による捜査に積極的に協力をすべきだというふうに考えております。そのような考えのもとで、今、発言を控えているということをご理解いただければと思います。
知事としては、説明責任を果たしたいという気持ちがあるけど、状況的に言えなくて、結果的に説明責任を果たせていないという自覚があるということですかね。
現時点では、事実関係ですね、先ほどから申し上げておりますけれども、私の認識も含め、事実関係のご説明といったことは差し控えさせていただきたいと思っております。
それによって、説明責任を現時点では果たせてないというふうに自分でも思っていると。
事実関係を含めて、ご説明ができない部分があるということでございます。
NHKからは以上です。
知事の政治資金について⑧
また同じ質問で申し訳ないんですが、今日、全員協議会を開くということで、議会として。まだやっぱり説明が不十分であるという話の中で、やっぱり踏み込んだ説明を知事がされない限り、議会ももちろん納得しないと思うんですけれども。
先日の囲みの時にもありましたけれども、捜査中だから言えないということであれば、例えば弁護士を同席させて、ここで説明できるところまで説明をするとか、ある程度踏み込んだことをしない限り、議会側も納得をしないと思うし、我々マスコミももちろん納得しないと思うんですけど、そこについて何かしら考えはないですか。
先日も申し上げましたけど、ご意見として承りたいと思います。
検討していただけるということなんですか、そこの日に向かって、ある程度、今までよりも一ランク踏み込んだ形で説明をするように努力するというか、弁護士を入れるとか、そういうところを含めて検討されるということでよろしいんでしょうか。
先ほど申し上げたとおり、私としては可能な限り対応したいと思っておりますので、そこについては何ら形としてお示しすることはできませんけれども、そういった気持ちを持っているといったことは繰り返し申し上げさせていただきます。
じゃあ、まあ検討をしていただけるというふうな認識で、私としてはおろうと思います。ありがとうございます。
知事の政治資金について⑨
聞きたい県政上の課題はたくさんある中で、やっぱりこの話ばっかりいろいろ聞かなくてはいけないというのは、非常に私としても嫌なんですけれども、まず一つは政治資金の問題です。
当初、知事は、精査中であるということを理由にお答えを差し控えるということでおっしゃってました。今現在、捜査中であることを理由に答えを差し控えたいとおっしゃっています。
精査作業自体は終わり、全容はもう概ね把握をされた上で、分かっているんだけれども言えないという状態になったということでいいですか。
状況も含めて、コメントを差し控えたいと思います。
捜査がですね、いつになったら説明できるのかというところで、検察とか警察とか、何か記者発表して「捜査が終わりました」と言ってくれるわけでもなく、何をもって、どのタイミング、どういう状況になったら捜査が終結して話せるようになったというふうにお考えですか。
特にですね、286万円の問題については、報道を見られてもわかるように、刑事告発を現段階でされたとして報道されている部分について、286万円については含まれていません。ただし知事は、この件についても将来的に告発される可能性もあるからというようなことでおっしゃっていますので、先々の可能性まで含めた上で、じゃあ、それを言い始めると、いつ捜査が終わって、いつしゃべれるようになったのかという話になると思うんです。
知事は、そこはどういうタイミングで判断して話せるようになったというふうに考えられるんですか。
まず、仮定で申し上げることはできませんけれども、申し上げられるのは、当局による捜査が終了した際には、直ちに一連のことについてはお話をさせていただきたいと思っております。
それに加えて286万円のことについてお話がありましたけれども、先日も申し上げたとおり、私の立場として、どのような告発が行われているかといったことを正確に把握できるような立場にございません。
で、この286万円の件についても、先日も申し上げましたが、既に告発が行われている、もしくは今後告発がなされる可能性を考慮する必要があると申し上げました。また、その理由として、本件が疑惑として報道されているということを挙げましたけれども、それに加えて、実際に第三者から、286万円についても告発することを示唆する文書が届いております。
このような状況に鑑みて、捜査を前提として、支障を来たすことがないような慎重な対応が必要と考えているところでございます。
その捜査が終わったという判断を、どういう形で、何をとらまえて終わったというふうに判断されるのかというとこをお伺いしたかったんですが。
具体的に仮定によってお話しすることはできないと思います。
九州新幹線西九州ルートについて④
分かりました。
話が行ったり来たりで新幹線の話になりますけれども、一つ、北陸新幹線の延伸建設費について、2016年の計算されていた建設費の2.1兆円から、いろんな建設資機材の高騰などで2倍の約3.9兆円まで上振れしたというような報道もされています。
この点、西九州新幹線も事情が同じで、佐賀県も2019年の建設費からさらに、一番直近が、たしか2019年の試算があると思うんですけれども、それが、県の独自試算でもう倍以上になってきている、県が試算しただけでも倍以上になっているということで、建設費の負担が、県の全体の負担もですし、それに伴って佐賀県の負担もどんどん膨らんでいるというようなことを従前指摘されていまして、まさに同じような状況で、ほかの新幹線も上振れしたというようなことになりました。
この状況というのが、西九州新幹線の、西九州新幹線じゃないですね、武雄温泉−新鳥栖間の建設問題に、この北陸の上振れというのが影響してくるかどうか、そこはどういうふうに今、知事はお考えでしょうか。
その影響については、コメントは難しいかと思いますけれども、まず北陸新幹線の今申し上げた建設費用の件については、報道で触れましたけれども、やっぱりこの区間の多くに地下トンネルも含む難工事があるというふうに予想されているというふうに聞いております。そういった要因も、今回の費用高騰に影響しているのではないかというふうに考えておりますけれども、新鳥栖−武雄温泉間の建設費用について、それを基にお話しするのはなかなか難しいと思います。
いずれにしても、今後、関係者間の協議が進む中で試算をされるというふうに考えておりますので、県としてもそれは注視をしていきたいと思います。
与党PTに行かれた場合というのは、知事の主張というか、お話しされる部分に関わってくると思うんですけれども、先ほども合理的なルートだということで佐賀駅を通るフル規格のルートのことをおっしゃいました。確かに、終着駅である長崎と博多を結ぶ、そういう意味では長崎からすれば一番合理的、直線的で早く引けるということで合理的でもあるし、また経営の観点からしてもJRさんからもそうでしょうし。
ただ、それに伴って佐賀県にとって合理的かどうかというのはまた違うから、佐賀県が違う判断を今主張されているんだと思うんですけれども、そこについて、例えば今言った地方負担の部分なんかで、これもこれまでおっしゃっていましたけれども、今回行かれるに当たって、佐賀県への配慮というのを、負担面なり何がしかのところで国側に訴えるおつもりというのはございますでしょうか。
この地方負担については、もう皆様もご承知のとおり、法令に基づいて決まっているというところでございます。ルールが定められているという状況でございます。
ただ、これまでも、今回だけではなくて政府与党に対して、やはりフリーゲージトレインの導入断念といった経緯と、また、地元の意向も十分に踏まえて、この地方負担の軽減を図るように求めてきた経緯もございます。
ですので、そういったことについては、貸付料だったりとか交付税措置とかの方法も含めて、地方負担軽減策については引き続き我々としても要求をしていきたいと思っています。
基本的には、法令に定められた形での処理にはなるんだけれども、それ以外のところで、それをカバーするような形でのフォローというのを何がしか求めていきたいと、そういうお話でしょうか。
はい、いろんな方法が、どんなことができるのか、まさにそれがやっぱり国を交えた議論で協議がされるべきだろうと考えておりますので、ぜひそこは国を交えた協議体で意見交換が進めばと思っています。
スタジアムシティについて
少し顔がほころぶというか、明るい話なんですけど、スタジアムシティがいよいよ10月ということで、どんどん近づいていっています。福山雅治さんのライプも、フリーライブということでかなり反響があり、すごい賑わいになるということが予想されている中で、見てみると、長崎、諫早、大村など、比較的交通のアクセスが良いところについては、宿泊施設がかなりもう埋まって、取りたくても取れない状況だという状況になっています。
片や、島原だったりだとか周辺の部分というのは、空きがあるんだけれども、よく考えると夜に終わってからどうやってアクセスするのかとかですね、なかなか利用者としては行きづらい。ただ、せっかくこの大きなものをこうやって造っていただいて、大きなイベントがある時に、その需要というのをいかに県内に広く、離島も含めて波及させていくのかというのが、ある意味、知事の腕の見せどころですもんね。
ここについて、例えば県が音頭をとってもう少しバックツアーとか、分かりやすい利用者への呼びかけ、こういうところにはこういうアクセスがあるよとか、県営バスを使って臨時便を出しますよとか、そういう取組を県が積極的にやっていくことで、効果を最大に県内各地に広げていくことができると思うんですけれども、今後何かそういうところで強化されていくおつもりというのはございますか。
非常に重要なところだと思っていますし、我々長崎県が、みんな連携して取り組んでいかなくちゃいけない課題だと思っています。これはもうスタジアムシティに限らずだと思いますけれども、やはりしっかりと基礎自治体を超えた、また地域を超えた広域周遊をどうしていくのかとか、宿泊施設をどうしていくのかとか、そういったものをしっかり連携をしながら取り組んでいかなくちゃいけないと思っています。
今、ちょうど市町連携検討、市町連携会議の場で、スタジアムシティに、中での話ですけれども、非常に期待をするお声もありましたし、それだけではなくてインバウンドをどうしていくのかとか、意見交換の場でも結構出ました。
そういったこともやっぱり各基礎自治体でも抱えている課題も別ですし、期待していることも多分異なると思いますので、そういったことをしっかりと集約をしながら、情報共有しながら、どういった方向性が一番いいのかということを考えていく上で、県がなすべき役割というのは非常に大きなものがあると思います。ですので、今おっしゃってくださった、ご指摘いただいた観点は非常に重要だという認識のもとで、それを乗り越えて、より、ただ課題を解決するだけではなくて、それが魅力となるような形で、長崎県に来ていただいた方々をおもてなしできるような、そんな環境づくりは、ぜひ目指していきたいと思います。
以上です。
知事の政治資金について⑩
度重なる質問で申し訳ないんですけれども、本日、全員協議会を県議会としては申し入れるという結論に至ったという件について、まずお尋ねさせていただきたいと思います。
いろいろと知事としては、今ご説明できる範囲で説明しているとは思うんですけれども、やはり皆さんが納得できないということで、その全員協議会を全会一致で申し入れようという事態に至ったことについて、どのように受け止めていらっしゃるのかというのをまず教えていただけないでしょうか。
すみません。決まったということが、今ここで皆さんから聞いている状況なんですけれども、やはり説明、コメントできないところがあるといったことについて、皆様からも繰り返しご質問いただいている状況ですので、そこについて十分に対応ができていないというご意見があることは十分理解をいたします。
ですけれども、先ほど来、繰り返しになりますけれども、やはり捜査が進んでいるというふうに考えられる状況のもとで、支障を来たすことがないように対応していかなくてはいけないと思っておりますので、私ができる限りで今後も対応していきたいと思っています。
それと、先ほども、ではいつ説明できるのかというお話がございましたけれども、通常でいきますと、捜査の終結という意味では、検察の場合は起訴か不起訴かの判断が出たときで、起訴となった場合は裁判の場などになるのかなと思うんですけれども、そのような状況でいくと、お話しできるようになるにはかなりのお時間を要するというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
私が捜査の進捗に対してコメントする立場にありませんので、そこについてはコメントできないと思っています。
石木ダム建設事業について
分かりました。ありがとうございます。
ちょっと話は変わりまして、前回の知事会見だったと思うんですけれども、石木ダムの完成時期の見直しですとか総事業費の見直し、今、調整中というお話がございましたけれども、その後の検討状況というのがいかがか、お尋ねしたいと思います。
まず、完成時期、総事業費ですね、事業費と工期につきましては、現在、最終的な精査を行っているところでございます。公表については、公共事業の評価監視委員会において、事業費、また今申し上げた工期といったものをお示しできればと考えています。
国立公園への高級リゾートホテル誘致について
そう遠くない時期には開催されるとは思うんですけれども、その場でということで、承知しました。
それから、本日、岸田総理大臣が、国立公園に高級ホテルを誘致するというビジョンを発表されたんですけれども、県内にも国立公園がある中で、今、インバウンドも徐々に長崎にもやって来ているという中で、こういったお話をどういうふうに受け止めていらっしゃるのか、教えてください。
これは私も報道で触れたばかりですので、詳細についてはまだ把握をしておりません。それを申し上げた上でになりますけれども、やはり地方にとって、国の関与と国からの支援といったものは非常に重要なものでございます。特に長崎県においては、非常に財源に乏しい県でございます。そういった中で、我々が県外に、また国外に誇る、この国立公園、自然といったもの、これを活かして観光なり、また地域の活性化といったものをやっていくことは非常に重要なことだと思っておりますので、その点について国からの関与、また支援といったものが強まっていくといったことは非常に心強いと思いますし、長崎県としては、もし何かそういったものができるのであれば最大限活用できるように検討していきたいと思います。
原爆の日について
わかりました。ありがとうございます。
それから最後に1点お尋ねしたいんですけれども、去年は8月9日、台風の影響などもありましてイレギュラーな過ごし方をされた方が多かったと思うんですけれども、知事ご自身としては、今年はどういった形で8月9日を迎えられたらと思っていらっしゃいますか。
おっしゃるとおり、昨年は荒天のために参加がかなわなかった、私も含めてでございますけれども、祈念式典に参加できなかったといった方々がいらっしゃったと思います。
ただ、その中で、やはり皆様の平和を願う思いといったものは変わらなかったと思いますし、それぞれの場所で、皆様方がそれぞれの思いをまた新たにした一日だったんじゃないのかなというふうに思います。
私も、ここ県庁で去年は過ごさせていただきましたけれども、今年については、今のところ参加させていただく方向で考えておりますので、昨年とはまた違った形で、例年の形で、知事としての役割といったものをしっかり果たしていきたいなと思っています。
ありがとうございました。
ほかにご質問はございませんか。よろしいでしょうか。
では、以上をもちまして、知事の記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時16分(46分間)
【定例記者会見】
会見内容
令和6年5月29日 記者会見
会見内容
- バラについて
- 日本スポーツマスターズ2024長崎大会のPR動画について
- お中元における県産品の愛用について
- 電源三法交付金制度の見直しについて
- 高レベル放射性廃棄物について(1)
- 県北部地域を中心とした地域振興について
- 原爆の日について
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- クルーズ振興について
- 長崎県物産振興協会の情報漏えいについて
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(1)
- 大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(2)
- 人口戦略会議公表「持続可能性自治体」について
- 大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 長崎コンファレンス2024in大村について
ただいまより知事の定例会見を行います。知事、よろしくお願いいたします。
バラについて
皆さん、こんにちは。
まず、はじめにコサージュの花についてお話をさせていただきます。今日はバラでございます。品種は「ソラーレ」という品種だそうで、南島原市の生産者の方から頂きました。
バラは、皆さんもご承知のとおり「花の女王」とも呼ばれます。美しさ、気品、また香りといったもので、プレゼントのまさに定番になっている花だというふうに思います。6月の第3日曜日になります6月16日は「父の日」になります。このバラは、父の日の花としても知られているところでございます。県内では、西海市、雲仙市、南島原市、佐世保市などで栽培をされているということでございます。ほかの花と同じように長崎県のバラは、非常に生産者の方々が丁寧に、端正に育てていただいて、花が大きくて日持ちがいいのが特徴だというふうに伺っています。
黄色いバラの花ことばって、いろいろあるそうなんですけれども、日本では「思いやり」「幸福」「暖かさ」といったような花言葉があるそうです。
ちなみに、父の日にバラを贈る習慣になったのは、アメリカでドット夫人という方が、お父様の墓前に添えたというのが始めだったそうです。ただ、アメリカでは赤と白らしいんですけれども、日本では黄色になっています。これは「日本ファーザーズ・デイ委員会」というものがあるらしいんですけれども、それが黄色いリボンを父の日のときにキャンペーンをしたらしくて、日本では黄色になったということがきっかけらしいです。
ぜひ皆様方も、父の日、また普通の生活の中でもお楽しみいただければというふうに思っています。
日本スポーツマスターズ2024長崎大会のPR動画について
〇知事 加えまして、冒頭、私から2点についてお話をさせていただきます。
まず1点目はスポーツマスターズについてでございます。今年の秋に開催をされます「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」でございますけれども、先月、大会アンバサダーの高田 明さんと共同会見を行わせていただいて、制作をしたPR動画のうち、予告編と本編1本をお披露目させていただきました。本日、PR動画の第2弾といたしまして、水泳と野球とサッカー、3本を特設ホームページで一挙公開をさせていただきましたので、お知らせをいたします。
動画は、私自身が、マスターズで実施をされます3つの競技に挑戦をする内容となっています。本県ご出身の元乃木坂46の川後陽菜さん、元プロ野球選手の下柳 剛さん、サッカー元日本代表の徳永悠平さんにもご共演をいただいております。大会を楽しくお知らせする内容となっていますので、皆様にもぜひ動画を活用いただいて、大会の一層の周知にご協力をいただきますようにお願いをいたします。なお、現在、舞台裏をご紹介させていただくようなメイキング動画も制作中でございますので、楽しみにしていただければと思います。
詳しくは後日改めてお知らせをしますけれども、6月20日木曜日に、カウントダウンボードの序幕などを行います100日前イベントを予定しております。県といたしましては、こうしたイベントを通して、引き続き機運の醸成に取り組むとともに、市町や関係団体と連携しながら、開催に向けた準備を今後も着々と進めてまいりたいと思っています。
お中元における県産品の愛用について
2点目は、お中元における県産品の愛用についてのお願いでございます。5月も下旬になりました。お中元の時期が近づいてきているところでございます。県におきましては、毎年6月と11月を県産品の愛用運動推進月間としまして県産品愛用運動を展開しています。それによって、ふるさと産品の普及啓発を行っているところです。
大切な方々へお中元を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただければと思っています。長崎県産品は、県内の百貨店、また量販店などのお中元コーナーで取り扱いをしていただいています。また、長崎駅前の県営バスターミナル2階にございます長崎県の物産館では、全国の方々への贈り物として魅力ある長崎県産品を集めたギフトコーナーを設置いたしまして、来月1日から8月12日まで、お中元セールを行っております。このお中元セールであったりギフトカタログ、皆様のお手元にもお配りさせていただいていると思いますけれども、このギフトカタログを通じてご購入をいただきますと、送料が全国一律300円とお得になるということでございます。ぜひこの機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々へ贈り物として、また、ご家族でも楽しんでいただければというふうに思っています。
最後に、このギフトカタログですけれども、物産館と東京の「日本橋・長崎館」でも置いているということですので、県内、また東京にいらっしゃる関東圏の皆様方にも、ぜひご紹介をいただければというふうに思います。
以上2点、冒頭、私からのお話をさせていただきました。残りは質問に応じて回答させていただきます。よろしくお願いします。
では、幹事社の日経新聞さんから質問をお願いいたします。
電源三法交付金制度の見直しについて
よろしくお願いいたします。県政記者クラブ代表質問として3つ、ポイントをお聞きします。
まず、佐賀県玄海町の原発をめぐる話なんですけれども、2日前ですか、友田松浦市長がいらして、まず、ポイントが2つあって、1つは30キロ圏内にあるので、原発の電源交付金を見直してほしいという要望がありました。その場でも知事はお答えになっていると思いますが、改めて、それについてどういうお考えがあるのかというのをお聞かせください。
まず、安全・安心を守るといった観点では同じになるかもしれませんが、そういった確保をできることが、まず重要だと思っております。それに必要な措置につきましては、しっかりと国のほうにも配慮をいただく必要があると思いますので、県として必要な対応を行っていきたいと思います。
つまり、立地自治体並みに交付金を出すように国に要望していくということですよね。そういうことでよろしいんですね、県としても。
具体の内容は、そのとおり、要望を行っていくということになります。
高レベル放射性廃棄物について(1)
それと、その時に話題に出た、いわゆる最終処分の核のごみの問題ですけれども、これについて、現段階で知事はどういうお考えをお持ちか。佐賀県の知事は、受け入れないということを言っていますし、それから玄海町長も、この間、東京での会見ですか、受け入れたくないみたいなニュアンスも伝えられていますが、それも踏まえて、今のお考えをお聞かせください。
これについてはコメントも出させていただいておりますけれども、まずは大前提として、近隣の動きであること、また今、文献調査の段階であるということですので、そういったこともありますけれども、県内にも、今お話にあった松浦市であるとか、近隣の自治体がある中で、やはり県民の方々の安心の確保といったことは重要なものだと思っています。
加えて、コメントの中でも触れたとおり、長崎県の基幹産業でもあります一次産業等にも風評被害等が及ぶ可能性もあるというふうに考えておりますので、そういったところはしっかりと我々としても踏まえながら対応していかなくちゃいけないと思っております。
それに加えて、一部のところですけれども、近隣する自治体の中では、そういったところのお声がしっかりと聞き届けられていないのではないかという声もあるというふうに承知をしておりますので、そういったことを国においてしっかりと踏まえた上で、しっかりと対応していただきたいというふうに思っています。
県北部地域を中心とした地域振興について
ありがとうございます。
2つ目は、カジノを含む統合リゾート施設に関してですが、現時点で長崎県としては事実上、追加的な申請の動きをしないように受け止めておりますけれども、それに伴って県の北部の振興について、この間から「ツール・ド・九州」を誘致するという話があります。
それ以外に何か、県北地域の振興のために考えていらっしゃることがあれば教えてください。
県北振興ですけれども、IRにかかわらず、やはり重要なものだと思っています。その観点からも、これまでも県と佐世保市の政策ミーティング等含めて、佐世保市だけではございませんけれども、関係者と意見交換を行ってきたところでございます。今お話にあった「ツール・ド・九州」の佐世保開催についても、県北振興の対策の一つになるんじゃないかと期待をしているところです。これについては、「ツール・ド・九州」に加えて、やはり県北の目玉の一つでもありますハウステンボスとか、そういったものを基軸とした広域的な観光周遊であったり、また、佐世保には基地がございますので、基地を活かしたまちづくり、また国民文化祭の開会式もございますし、これは佐世保市だけではなくて、ほかの県内全市町にご参画いただきますけれども、そういったものを幅広く皆さんで取り組んでいくことが、まず大事だなと思っています。
IRに匹敵するかどうかという観点から言うと、IR自体が民間主導で行われ、大体4,400億円ぐらいですか、本当に大きな規模の投資効果があるというふうに見込まれていたものでございますので、その同程度の投資であったり波及効果を望むというのは非常に難しさもあるというふうには認識をしておりますけれども、先ほど申し上げたとおり県北地域の振興というのは非常に重要なものだと考えておりますので、県と地元市町と連携をしながら、県北地域に投資を呼び込むようなものを、しっかりと今後も協議をしながら、意見交換をしながら、どういったものが効果的なのか、実現可能なのか、そういった意見を出して、地域経済の活性化につながるように取り組んでいきたいなと思っています。
ありがとうございます。
重要とご指摘になった県北振興で、今週の土曜日に「佐世保クルーズセンター」の開所式があります。それはご出席になりますか。
出席する予定になっております。
じゃあ、それを踏まえて。クルーズセンターの開所によって、クルーズの、当日も来ますけれども、その観光の効果について、知事はどう見ているか、それからどのような形でサポートしていくかについてお話しください。
効果について、今この場で申し述べるほど、まだ把握できておりませんけれども、クルーズ船が来ることで、非常に交流人口は増えてくるというふうに思います。それによって消費ももちろん増えますし、消費だけではない、その次の交流にもつながっていくんじゃないかなというふうに思いますので、これは佐世保含めて県北地域、西九州地域にとって非常にチャンスになるんじゃないかなというふうに思います。
私も参加させていただいた折には、関係者の方々、船会社の方もいらっしゃますので、そういった方々にも、ぜひPRをさせていただきたいと思います。
原爆の日について
最後が、8月9日の原爆の日のことなんですけれども、昨年は、天候の問題もあって残念ながら知事はご出席になられなかったと。今年は通例どおりだと思うんですけれども、それに向けて、改めて平和の文化なり、被爆の実相をどういうふうに発信していくか、今の段階でお考えがあれば教えてください。
そうですね、昨年は本当、天候の問題で残念な形になってしまいましたけれども、ぜひ今年も、もし参加できればさせていただきたいというふうに思っています。
そういった中で、これまでもいろんな場所でお話ししてきましたけれども、まず一つは、被爆者の方々は非常に高齢化してきているという中で、次世代を担っていく方々をしっかりと養成していくと、育成していくといったことは非常に重要だと思っています。
昨今の国際情勢を踏まえても非常に不安定になってきている、戦略核の使用のリスクといったものも高まっているというふうに認識をしています。そのような中で、長崎県、広島県、長崎市、広島市、我々の担っている役割といったものは非常に重要性が増してきているというふうに思っておりますので、まずは、この長崎を最後の被爆地のままでずっとしていくということ、この思いをしっかりとお伝えをしていきたいというふうに思っています。詳細につきましては、まだこれから固めていくことになると思いますけれども、そういったことをお伝えできればと思っています。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
よろしくお願いいたします。
弊社からも数点お尋ねしたいんですけれども、まず、新幹線につきまして、5月13日にJR九州さん、そして佐賀県の山口知事と三者協議をなされたときに、四者協議、国を交えたものをできればというご提案をされていましたが、現時点で、そちらの話に何かしら進展とか、それ以外にも何か新たなお話が出てきているかどうかというのを教えてください。
具体的なものは、私が把握している分にはありませんけれども、先日も、合同総会のときですかね、お話をさせていただきましたけれども、国の方でPTを今国会中にというお話もあっているというふうに承知していますので、そういった動きも踏まえて前に進んでいけばいいなというふうに期待はしております。
〇記者(KTN) わかりました。
その会合の際に、新幹線以外にもいろんなお話をしたことで会議の時間も長く要したという話もありました。ほかに、新幹線以外の部分で、どういったお話を意見交換されたのか、もし可能な範囲で教えていただけるのであれば、お願いします。
そういった話があったのかどうかわかりませんけど、ほとんどは新幹線の話でございました。
クルーズ振興について
承知しました。
それから、先ほど日経新聞さんからも質問がありましたクルーズのことで、交流人口が増えるというありがたい側面もあるんですけれども、既に長崎市内もクルーズ客の方は多くいらっしゃいまして、ややオーバーツーリズム気味といいますか、公共交通機関が混みあっていたりとか、そういった受入れのキャパを超え始めている部分も出てきているのかなと感じているところもございます。さらに今後2バース化なども見据える中で、そういった部分のフォローアップといいますか、足りていないところなどを、どうやってリサーチして、今後、より受入れ体制を充実させていくのかというのを教えてください。
状況は非常に流動的だと思っています。なので、それは関係者から常に情報は収集していかなくちゃいけないだろうと思いますけれども、その状況に応じて役割分担をしながら、どう解決していくかというのは議論しながら取り組んでいかなくちゃいけないと思っています。
ただ、とはいえですけど、長崎と県北と、また違った港でございますし、そこからアクセスしやすさであったりとか、先ほど、県北だけじゃなくて「西九州地域として」という言葉を使いましたけど、非常に広域に波及効果も及ぶものだと思いますので、そういった意味では県内だけでなく、いろんな関係者の方々と、隣県も含めてですけれども、できる限り、来ていただいた方々に満足していただけるような受け皿の環境整備といったものは取り組んでいきたいなと思っています。
長崎県物産振興協会の情報漏えいについて
ありがとうございます。
あと1点、確認したいんですけれども、先ほどご紹介いただいた県産品の夏の贈り物、とてもいい取組だとは思うんですけれども、先日、県物産振興会のほうで、個人情報が漏れた可能性があるというような会見なども行われました。そういった点で利用者の方は不安を感じる方もいらっしゃるのかなと思いますので、そのあたりの対応とか、再発防止策は現状どのようになっているのかを教えてください。
まず現状を把握しているところですけれども、物産振興協会のサイトから個人情報が漏洩したという可能性がある事案については承知をしております。
現在の状況ですけれども、物産振興協会におきまして、被害の有無等について調査が進められているというふうに伺っております。なので今後、その調査結果を待つところではございますけれども、それに基づいて適切に対応していただきたいというふうに思っています。
KTNからは以上です。ありがとうございます。
そのほか、質問がある方がいらっしゃいましたら、挙手をお願いいたします。長崎新聞さん、どうぞ。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
よろしくお願いします。新幹線の三者協議、三者の意見交換のことに関連してお尋ねなんですけど、大石知事のほうから、国を交えての四者協議を提案されたと思うんですけど、山口知事のほうは、先日23日の定例会見で、これを拒否するというか、あまり望まないような発言をされていると思うんですけど、このことについての受け止めを教えてください。
私としては、課題ですね、地方負担も含めて、もちろんルートもそうですけれども、これは国を交えて協議をする必要があると思っています。ですので、地方、三者だけで解決できないものもありますので、そういった意味では、その必要性を理解していただいて、四者で協議をするといった機会が実現できればなと思っています。
〇記者(長崎新聞社) それに関して、いわゆる地元合意の形成を山口知事は求めていると、求めるというか、図れないかというところだと思うんですけど、地元合意というのは、大石知事はどのようにご理解していて、例えばルートだったり財源だったり、並行在来線とか、いろいろあると思うんですけど、どの部分から進めるべきだというふうにお考えですか。
〇知事 これは、三者の意見交換の場でも結構時間を使ってお話ししたところですけれども、まず山口知事がおっしゃっている地元合意というものがはっきり理解できているわけではありません。といいますのも、これが、例えば武雄温泉から新鳥栖間の未整備区間についての合意ということであれば、それはもちろん佐賀県内の話ですので、長崎県が合意をするといったことで、位置づけとして非常に理解がしにくいところもあると。
ただ、西九州ルート全体としてという話であれば、長崎県内も一部もう完成しておりますけれども走っておりますので、そういった意味では参加する意義といいますか、理解もできるとは思いますけれども、それでしたら、これも三者の意見交換のときにぶら下がりで話したんですけれども、やはり西九州全体ということで考えると、もともと六者で始まって、今は機構の前身となります公団も入った上でやっておりましたので、そういった意味ではやっぱり三者という意味ではなく四者、少なくとも国を入れてですね、引き続きの合意といいますか、どういった形で実現できるのかといった協議が必要じゃないかなというふうには思います。
〇記者(長崎新聞社) わかりました。
先日、自民党の森山総務会長が長崎のほうに来られまして、先ほどおっしゃった与党検討委員会を今国会中に開くということですけど、これまでおっしゃった四者の協議を与党の方からも促すというか、そういった働きかけみたいなことは、県のほうからしたりはしないんでしょうか。
〇知事 率直に私からは四者協議が必要だと考えていることを申し伝えています。あと、三者の意見交換の中での話とかですね。ここで皆様にもお話ししているようなことをもう一度ご報告をさせていただいたところです。
その中で、PTが開かれて、PTのほうでも、国のほうでも議論が前に進むことで四者協議、ひいては最後のフル規格での全線開通といったものの実現につながればなというふうに、それは期待をしています。
特定複合観光施設(IR)について(1)
わかりました。
話変わってIRのことなんですけど、IRの不認定の結果をまとめた報告書案を3月にまとめられたと思うんですけど、今後の予定というかスケジュールといったものと、もう一つ、県議会のほうで、大石知事が今回の結果について県民にメッセージを出すべきではないかといった指摘もあったかと思うんですけれども、特別委員会であったと思うんですけど、そういった、直接知事のほうから県民に対するメッセージを出すということは考えていらっしゃらないのか、会見とか、そういったことも含めてですね、そこがあったら教えてください。
〇IR室 IR室です。報告書につきましては、委員会等のご指摘を踏まえて、今後、公表に向けて最後の調整をしているところでございます。
私が情報発信をするかといったことは、必要性をうかがいながら、必要があれば検討したいと思います。
先ほど言った県議会のIRに関する特別委員会で、議論の中で、IR誘致について、「知事もはっきりと断念しているわけではない」という委員からの発言等もあってですね。実際、今回の計画については不認定ということを受け入れたと思うんですけど、今後、知事は、任期中にIRが再公募等あったときに申請することはないということで、申請する可能性はあるのか、ないのか。現行制度の中では地方での申請は相当程度ハードルが高いというようなことをおっしゃっていますけど、任期中に申請をするということは考えられるのかどうか、そのあたりをもう一度お聞きしたいです。
現時点で、今ご質問の中にあったように、方向性を現時点で示すのは非常に難しいと思います。
仮に現行制度に何かしらの変更があった場合でも・・・
〇知事 それは、仮定に仮定でお話しするのは非常に難しいかなと思います。
〇記者(長崎新聞社) 断言をしているというか、今後申請をしないということも含めて、何らか方向性を示すのは難しい・・・
それは、どういったことが今後行われていくのかというのがわからない中で発言するというのは難しいと思います。
そうすると、特別委員会で発言があったような「知事もはっきりと断念しているわけではない」というのは、間違いじゃないというようなことでしょうか。
その発言の詳細を承知していないので、何とも言い難いところでございます。
わかりました。
大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(1)
今月なんですけれども、大村市が、男性カップルの住民票の続き柄欄に「夫(未届)」と記載して交付したんですけれども、このことについて知事の受け止めを聞かせていただいてもいいでしょうか。
まずその事象についてですけれども、大村市の取り扱いについては自治事務で、国が定める事務処理要領があると思いますけれども、それに沿って自治体の裁量権の範囲内で判断をされたと、そう理解しています。
今後の対応につきましては、報道でも報じられていると思いますけれども、総務省が、大村市から聞き取りを行って今後の対応を検討されるというふうに聞いております。ただ、一方でパートナーシップ制度が広まりを見せているといった中でのこういった動きですので、関心は高く、今後の状況を見守りたいというふうに思います。
大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(2)
よろしくお願いします。今の質問に関連してなんですけど、知事自身は、今回の大村市の手続については好意的に受け止めているのか、そのあたりというのはいかがでしょうか。
今、問題じゃないですけど、整理をすべき事項がどういったところにあるかといったものを、総務省が聞き取りをして検討しているというふうに思いますので、その結果を踏まえて考えるべきことかと思います。今の時点で、整理すべき事項があるという状況で、なかなか、評価するのは非常に難しいなと思っています。
今、知事はパートナーシップ宣誓制度にもちょっと触れられましたけれども、長崎県内でいいますと、現状は長崎市と大村市のみで、2つの自治体にとどまっているということで、九州でも最も少ないレベルだと思います。お隣の佐賀県は、県がリーダーシップを発揮して全自治体でパートナーシップ制度が導入されていますけれども、そのあたりの導入について、知事のお考えというのはいかがでしょうか。
パートナーシップ宣誓の制度については、今回の住民票の制度とはちょっと切り離して整理、議論する必要があるのかなと思います。まず住民票の業務については、先ほど申し上げたとおり基礎自治体の事務ですので、我々が申し上げることではないかもしれませんけれども、パートナーシップに関しては、県の方でも検討を重ねてきています。ただ、人権に関する課題も非常に多様化してきていますし、複雑化もしてきているというふうに認識しておりますので、改めてこの人権施策を進めていく上で基本的な考え方を整理していく必要があるというふうに思っています。基本的な考え方、視点といったもの、また県の施策の方向性について、県の方では今後、有識者を交えて検討会を開催させていただきたいと思っています。その検討会で議論していただくことの内容を参考にしながら、今後どういったことが課題になるのかとか、どういった方向性で進めていくべきなのかとか、そういったお考えを踏まえながら、県としての対応を検討していきたいと思っています。
今おっしゃった検討会というのは、具体的にいつぐらいの時期に開きたいであるとか、そのあたりのスケジュール感とかはいかがでしょうか。
人権・同和対策課でございます。開催時期につきましては、今、委員の方と日程を調整しておりまして、6月中には第1回を開きたいと考えております。
人口戦略会議公表「持続可能性自治体」について
ありがとうございます。
もう1点質問があります。先月、人口戦略会議が、消滅可能性自治体について発表をしています。県内では11の市町がそれに該当するというような分析が出ました。これについての受け止めをまず、知事の考えをお聞かせください。
その発表、公表されたときは私も会場におりまして聞いておりました。本県は、今お話しくださったように11の自治体が消滅可能性自治体ということで報告がされたと認識しています。時系で言うと、2014年に日本創生会議で公表されました消滅可能性都市のリストからは2つ減ったということだと思っています。ただ、そういったところに11該当しているということで、非常に重く受け止めているところです。
この人口減少に対する考え方なんですけれども、長崎県でもやっぱり人口減少が非常に、これは全国全てですけれども、長崎県でも人口減少が激しいという状況で、子育て世代をターゲットにした移住促進など、いろんな取組をしておりますけれども、自然減、社会減の両面から対策をしているところでございます。施策の効果といったものも一部では見られていると思いますけれども、やはり大きな流れといったものを変えるには至っていないというふうに認識をしており、特に社会減は深刻で、若い世代の方々、特に女性の流出が非常に大きいというふうに認識をしています。
ただ、地方からの人口流出の受け皿となっている、東京とかですね、ブラックホール型という表現になっていましたけれども、そういった都市部の出生率も非常に低いといったことも、全国的に見れば、非常に人口に与える影響というのが大きいかなと。出産可能な若い女性の大体3分の1が関東圏、東京にいらっしゃるということです。長崎県も含めて九州地方は出生率が非常に高い傾向にありますけれども、そういったところに人口分布として若い女性が集まっていない状況があると思っていますので、ポイントは2つあるかなと思っていて、1つは、女性が集まっている東京、都市部の出生率が低いということ、それが1つかなと。もう1つは、人口の偏在といいますか、出生率が高いところに若い女性、若い世代の方々が集まっていないという状況、この2つは非常に大きなものかなと思っておりますので、これは地方だけが主として責任を負うことは難しいところではございますけれども、全国知事会等々、こんな議論等しながら、長崎県からもそういった訴えといったものはさせていただきたいなと。国を交えて、国を巻き込んでの今後の対応が必要になってくるんじゃないかなと思っています。
今の知事の話だと、県だけで取り組める範囲としては限りがあるというニュアンスだと思うんですけれども、長崎県にいますと、特に離島とかはかなり厳しい分析もなされていました。そのあたりで県として、人口減少対策として取組としてはどういったことを、できる範囲での話になると思うんですけれども、いかがでしょうか。
〇知事 自然減対策、社会減対策は、もちろん分けて考える必要があるというふうに思います。
自然減は、やっぱり安心して妊娠して出産して子育てしやすい環境、負担が少ない環境、これは重要だと思っております。これまでも長崎県でやってきたように、医療費の問題、支援であるとか補助制度だったりとか、子どもの居場所づくりとか、保育士の資質向上と処遇の改善とか、多々ありますけれども、そういったことで包括的に対応していく必要があると。
また、社会減の方に目を向けると、例えば雇用の創出であったりとか、それだけではなくて人に来てもらう、知ってもらうという取組も必要だと思いますので、ノマドワーカーとかワーケーションで来てもらう方とか、交流人口をいかに増やしていくか。また、人材も人口流出によって非常に減ってきておりますので、起業をしっかりと拡大していくためには県外の人材を取り入れていく、これはもう国内だけではなく国外の人材も取り入れていくということが必要ですので、昨今、様々な大学と連携を結ばせていただいたりとか、海外からも来ていただけるようなプロジェクトを組んだりとか、そういったことを取り組んでいますけれども、社会減もしっかりと取り組みながら、全体として人口減少、県としてやれることをやっていくというふうなことは、これまでと変わらず取り組んでいきたいなと思っています。
ありがとうございました。
大村市のパートナーシップ制度に係る手続きについて(3)
いずれも今まで出た話の補足、関連なんですけれども、1つは同性カップルの話です。知事のお考え、基本的には市町の対応プラス国としての方針、方向性というところで注視していきたいということだと思うんですけれども、引っ越しをされる、県内に移転される方などもおられる、今後想定されますし、ある程度県としての考え方というかですね、県としては統一性があるような判断というのは、近い将来というか、必要になってくるのかなと思うんです。
知事としては、国のところについて、早く何がしか指針を示してほしいみたいな思いというのはあるかというのを少し聞かせてください。
先ほど申し上げたとおり、住民票業務とパートナーシップは、ちょっと切り離して考える必要があるかなと思っています。
パートナーシップについては、おっしゃってくださったように対応がちぐはぐにならないほうがよろしいかと思いますので、そういったことは市町と協議をしながら、先ほど言った有識者会議とか、そういったご意見も踏まえながら、どういったものが適なのかと、適切なのかといったことを皆さんと議論していきたいなと思っています。
住民票に関しては、先ほど言ったように総務省の検討といったものをしっかり踏まえて、今後、考えていく必要があるんじゃないかなと思っています。
国のほうとしても、何がしかのきちんとした見解を早急に示してほしいというようなところはあるということでよろしいですか。
何に対して?
住民票の部分については。
これは各市町が、基礎自治体が所管している業務ですので、そこは私の立場として申し上げるところではありませんけれども、しっかりそういったところを踏まえ、適用することによって、例えば住民票で「夫(未届)」と表記することで何か混乱が生じ得るのであれば、それが整理されて議論される必要があると思いますので、それが何かは今の時点ではわかりませんけれども、そういったところがないように、国のほうではしっかりと検討されるものだというふうには認識しています。
九州新幹線西九州ルートについて(3)
わかりました。
もう1点、新幹線の話で、佐賀県知事の発言などを見ていると、三者協議はJR社長と大石知事と山口知事が会われた場で、佐賀県知事のほうから、長崎県の費用負担というかですね、長崎県側もお金を出す考えはあるのかみたいなことを言ったみたいなことを佐賀県知事がおっしゃっているようなんですけれども、実際にやり取りの中でそういう、長崎県にも負担を求めるようなことを佐賀県知事は発言されたのか、また、もし発言されたとしたら大石知事はどういうふうに返答されたのかというのを教えてください。
具体的な、正確なお言葉は記憶しておりませんけれども、地方負担の在り方については三者の意見交換の場でも話をしたところです。それについても、地方負担の在り方といったものが法令で明記されていますので、そこをどう知恵を出すかといったことも含めて、やはり国を交えての議論が必要だろうということは申し上げたところでございます。
区間は武雄温泉−新鳥栖ということで、佐賀県内ということで、今の枠組みの中では長崎県が追加で負担するということはない枠組みになっていますよね。
法令としてですね。法令の解釈としてはそうだと認識しています。
そこを何がしか国が変えるなり、協議の中で変わっていく場合に、長崎県として負担することは受け入れられるのか、もしその議論の中で「長崎県も負担してよ」というふうに、国も佐賀県との議論の中でそういう方向性になったときに、県として受け入れる考えはあるのか、ないのか。
なかなか今の時点でそれを申し上げるのは難しいと思います。なので、四者でしっかりと膝を突き合わせて協議をすることが重要かなと思いますので、四者の協議の機会を実現するのが、まず第一歩かなと思っています。
難しい話に、ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて(4)
IRと新幹線についてお尋ねしたいんですけれども、新幹線については、この前の三者の意見交換の後に、佐賀県知事が日経新聞のインタビューに答えられて、佐賀県の主張は・・て、九州版に載ったので九州各地の人たちが読むような形になっていると思います。どちらかというと長崎県は、県議会も含めて、これまで佐賀県側をあまり刺激しないようにというようなことで、あまりそういった長崎県の言い分なんかを広報をしたりとか、要望をしたりとか、比較的控えていたというような印象があるんですけれども、佐賀県にしてみれば、今の在来線の状況は悪くないと、博多までの状況を考えると、そんなに新幹線の必要性は感じないというところがあると思うんですけれども、長崎県が言っているのは、博多までの話を言っているわけではなくて、関西方面からの誘客がすごくメリットがあるということを言っていて、それは佐賀県にとってもメリットがありますよということは前もおっしゃっていたと思うんですけれども、そういった長崎県の主張を、長崎県民だけではなくて、特に佐賀県民に対してPRして、フル規格の必要性を喚起するというようなメディア戦略なんかも必要なんじゃないのかなというのは日経新聞を見たときに思ったんですけれども、そういったことについて、知事が今後、情報発信をもっと強力にやっていくというようなお考えとかはないんでしょうか。
議論が高まるのは、おっしゃるとおり重要だと思います。適切な在り方というのはちょっと、今、何か具体的なものがない状況ですけれども、佐賀県内でいろんな、勉強会とか、どうあるべきかという議論する会とか、そういったことが起こっているのを承知しておりますし、そういったことが引き続き増えていくことは重要だと思います。
一つだけ、先ほどの話の中で、今の環境が悪くないというお話はあったと思いますけれども、三者の意見交換の場でも、これは少しお話があったんですけれども、今の状況が悪くないとお考えになられているといったことはその場でも聞きましたけれども、私から申し上げたのは、さっきおっしゃってくださったように、つながった世界観の中で関西圏から、三千数百万のインバウンドがあって、その方々を呼び込める可能性があるとか、加えて在来線の問題を一つとっても、今は環境としていい状況かもしれないけれども、今後の持続可能性を考えた時に、そういったインバウンドの方々を取り込むとか、西九州地域として盛り上がっていくことで、それがより良くなる可能性の方が大きいのではないかという考えもお伝えをさせていただきましたし、逆にそれを成し遂げられない場合は、今後、今あるいい環境、比較的悪くない環境といったものがどれだけ維持していけるのかといったことは、皆さんで話はしたところでございます。ですので、そういった視点とかも含めて、もちろん県内でいろんなところで意見はもう既に出てきているところですから、そういったことも恐らく、発信なのか、外向けに「こういったことが話し合われました」というご報告なのかわかりませんけれども、出てくる機会は増えてくると思います。なので、そういったことで各地域ですね、長崎、佐賀だけではなくて福岡とか、ほかの地域で、この西九州新幹線の全線フル規格での実現といったものが、気運が醸成されていけばいいなというふうに期待はしています。
期待は大事でしょうけど、個人的には、そういったのを長崎県としても今後、情報発信を強めていって、佐賀県側の、佐賀県民の人たちのフル規格への理解を深めてもらって、推進することができればいいなということで、要望というか個人的には、知事にはそういうものの情報発信をもうちょっと頑張っていただければなというふうに思いました。
特定複合観光施設(IR)について(2)
あとIRなんですけど、先ほど、報告書を今後公表に向けて最終調整ということだったと思うんですけれども、これはあれですかね、記者会見とかをして、メディアを通じて県民に対して説明するというようなことも考えていらっしゃるんでしょうか。
今の時点で具体があるわけではないです。
何年か、数年かけて多額の税金をつぎ込んだ結果、残念ながら不認定ということになったということはあるんですけれども、それだけのお金をかけて、何年もかけてやってきたということを考えたら、例えば報告書を出しましたというだけではなくて記者会見、県議会でもいいでしょうけど、そういった場でちゃんと県民に対して説明をするという姿勢が必要だと思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。
それは我々も、県民皆さんに広くお伝えする意味で報告書を作成していますので、それはお求めに応じて、できる限り適切な対応をしていきたいと思います。
わかりました。以上です。
長崎コンファレンス2024in大村について
幹事社ではなく個別にお聞きしたいんですけど、同じく6月1日に日本青年会議所九州地区長崎ブロック協議会が主催して「大村ビックバン」というイベントで、知事が園田市長とお話しになると告知されていますけど、今なぜ、今のこの時期に大村で何を話すのかというようなことがあったらちょっと、意義づけについて教えください。
私が理解しているのは、未来大国についてちょっと議論をさせていただくということを聞いております。いろんな話が、多分、当日出ると思いますので、それはその場の状況に応じてかなと思っています。
これを知事が、お耳に入っているかどうかだけを知りたいんですけれども、要するにIRの問題、さっき長崎新聞もおっしゃっていましたけど、あれは地域の商工会議所とか、いろんなところが提言すればいいということで、大村市でも、あそこに呼びたいということを言っている人はいるようなんですけれども、それについて知事は、お聞きになったことがありますか、あるいはないですか。
正式に要望を受けたとか、噂話がどこまで聞いた・・すみません、記憶も確かじゃないところもありますので、正式に何か要望を受けたとか、そういったことはまだないです。
わかりました。以上です。
ほかに、もうよろしいでしょうか。
では、以上で、知事の定例会見を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時30分から午後3時4分(34分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年4月18日 記者会見
会見内容
- カーネーションについて
- 「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」 大会アンバサダーとの共同記者会見について
- ニセ電話詐欺等の被害防止対策について
- 九州新幹線西九州ルートについて
- スタジアムシティについて
- 高レベル放射性廃棄物の最終処分について(1)
- 衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第3区)について
- 高レベル放射性廃棄物の最終処分について(2)
- 国民スポーツ大会について
- ライドシェアについて
- 豊後水道での地震について
- 知事の県内視察について
- 高レベル放射性廃棄物の最終処分について(3)
- 大島造船所香焼工場の開所式について
- 地方自治法改正案について
- トランス・コスモススタジアムについて
- メガソーラーについて
ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
カーネーションについて
よろしくお願いします。
まず、今日のお花ですけれども、カーネーションです。皆様もよくご存じだと思います。品種は「ユカリドレスチェリー」という品種だそうで、今回は諫早市の生産者の方からいただきました。
このカーネーションですけれども、皆様もなじみが深いと思います。母の日のプレゼントとして定番となっているお花でございます。長崎県では、雲仙市、諫早市、大村市、佐世保市といったところを中心に栽培をされているそうで、産出額は全国で6位と、結構多くのカーネーションが、この長崎でつくられています。長崎県の特徴は、商品性の高い県オリジナル品種の育成に取り組んでいるということで、非常に品質がよいというふうな評価を受けているということです。私も、結構日持ちがいいもので、個人的にもよく買わせていただいた好きな花の一つでございます。このカーネーションの花言葉が「無垢で深い愛」といったもの、ピンクのカーネーションは「感謝」とか「気品」、「温かい心」といったような花言葉があるということです。
皆様方も、母の日をはじめとしたイベント等にでも、ギフトとして最適なものだと思いますので、ぜひご活用いただければと思います。
「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」 大会アンバサダーとの共同記者会見について
冒頭、私から2点、お話をさせていただきます。
1つ目はスポーツマスターズに関してです。2024長崎大会でございますけれども、これにつきましては、市町や関係団体と連携をしながら、開催に向けた準備を着々と進めているところでございます。本番までいよいよ5か月余りといったところになりましたけれども、大会の機運が全国的に一層盛り上がるように、また、本県への興味・関心が高まるように、このたび新たな取組を行うこととしております。
来週の22日になりますけれども、月曜日に大会アンバサダーの郄田明さんと共同記者会見を行って、詳しい内容を皆様にもお知らせをしたいというふうに思っております。報道機関の皆様方におかれましては、大会の機運醸成にぜひお力を貸していただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
なお、来週の会見に先立ちまして特設のホームページを開設しております。ですので、ぜひ「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」で検索をしていただいて、ご参照いただければというふうに思います。重ねてお願いを申し上げます。
ニセ電話詐欺等の被害防止対策について
2つ目ですけれども、県警本部から話題を一つ預かってございますので、ご紹介をさせていただきます。
県内において、ニセ電話詐欺等の被害が相次いでいるそうで、3月末現在で認知件数、被害総額ともに昨年の同時期を上回る深刻な状況にあるということです。昨年以降は、特にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通じたメッセージ交換によって信頼関係を構築してお金をだまし取る手口の投資詐欺や、またロマンス詐欺といった被害が急増しているといったことです。会ったこともない相手と電話やSNSを通じてお金のやり取りといったことをするのは大変危険なものでございます。
県警では、県民の皆様の大切な財産を守るための広報活動や情報発信を行っておりますので、詳しい犯行手口や被害防止対策等を確認していただきますようにお願いをしたいということです。ぜひ、報道の皆様方からも発信をしていただければというふうに思います。
以上2点、冒頭、私からのお話をさせていただきました。以降の項目につきましては、質問に応じて回答させていただきます。よろしくお願いします。
では、幹事社の朝日新聞さんから、どうぞ。
九州新幹線西九州ルートについて
まず、幾つか幹事社としての質問をさせていただきます。
1つは西九州新幹線の問題で、佐賀県知事及びJR九州社長さんと長崎県知事大石さんとの会談というのが5月に予定されているかと思います。現時点でのスケジュール、日時、場所、分かっている範囲でということと、あと、初回ということもありますが、どういう形でどういう話をしていきたいと現時点で思っておられるかというのを教えてください。
まず、調整については事務方のほうからお答えさせていただきますけれども、話したい内容については私からお話をさせていただきます。
まず、これについては自由な意見交換ということで伺っておりますので、長崎県としては、やはり全国の新幹線ネットワークにフル規格でつながるといったこと、それによって西九州地域全体で、また九州全体が享受し得るようなメリットといったものもお話をさせていただいたうえで、早期の全線フル規格の実現に向けた我々の思いといったものをお伝えをさせていただきたいというふうに思っています。
調整状況、何かありましたら。
日程調整につきましては、まだ事務レベルで5月中の実施に向けて調整をしている状況でございます。
スタジアムシティについて
分かりました。幹事社の質問、もう一点。
長崎スタジアムシティ10月開業ということで、いよいよ半年を切るようなタイミングまで迫ってきています。長崎駅中心に市内中心部で進んできた開発の中、大きなものの一つの区切りを迎えることでもあり、また、非常に集客力のある施設が県都のど真ん中にできるというところについて、かなり注目度も高いんですけれども、長崎県としてどういうところに期待しておられるかということと、施設及びV・ファーレン長崎、長崎ヴェルカクラブなど、支援を県としてもし考えておられること、もしくは連携してこんなことができたらいいなと思っていること、そこら辺のところを教えていただければと思います。
今おっしゃってくださったように、長崎にまた新たな魅力ができるということで、非常にわくわくしているところでございますけれども、期待することとしては、V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカのホームゲームが観戦できるといったような、新スタジアムと新アリーナでは、今の施設よりももっと多くの方々に入っていただけると、収容人数の増加のほか、試合をもっと楽しめるような工夫もされているということですので、スポーツ観戦がより身近になるんじゃないかというふうに期待をしております。また、それによって県内外、県内だけではなく県外からも多くの方々が来ていただけるんじゃないかなというふうに思いますので、そういった交流人口が増えていくといったものにも期待をしています。
スポーツだけではなくて、商業施設であったりとか温浴施設もあるというふうに伺っております。またホテルもあるということで、本当にいろんなものが合わさった複合施設として多くの方々に親しまれるような、また、いろんな方々が交流して思い出が生まれるようないい場所になっていく、素敵な場所になっていくんじゃないかなというふうに思っています。
加えて、雇用につきましても1,000人規模で雇用をされるということで、特に若い方々がそういったところでお働きいただけたりとか、県外に流れ出ていた方々がとどまるといったことにも効果があるんじゃないかなというふうに期待をしています。
我々としてですけれども、これまでもう既に各市町等と連携をしまして、今の時点では離島の子どもたちを対象にした観戦体験ツアーであったり、県民の応援フェアといったものを開催しているところですけれども、今後についてはそれを拡充していきたいというふうに思っています。
県外からも多く来ていただけるように思いますので、対戦相手、我々だけではなくて対戦相手の方々とも、クラブとも連携をしながら、発信力の高いクラブの公式のSNSだったりとか、そういったものを活用させていただいて、試合だけではなく観光情報等々も一緒に発信をさせていただくとか、そういった取組についても検討をしていきたいというふうに思っています。
加えて、ホームゲームの開催日以外、グラウンドとスタジアムとアリーナとありますけれども、そういったところを試合がない時にどうやって活用していくかというのも、非常に魅力が生み出せるような可能性があると思いますので、ぜひ事業者と、また長崎市のほうとも連携をして、スポーツ大会はもちろんですけれども、そのほかのスポーツイベントとか、あらゆるものを誘致してこれるように、いろんな取組をしていきたいというふうに思っています。
高レベル放射性廃棄物の最終処分について(1)
ありがとうございます。
挙げてない質問であれなんですが、直近のトピックということで1点、知事に幹事社として聞きます。
佐賀県玄海町で核のごみの最終処分場について文献調査を受け入れてほしいというような動きが出ていて議論が起きています。長崎県は隣の県、また、海を介して非常に密接な位置関係でもあるところなんですけれども、知事としては、今、佐賀県でそういう動きが起きていることについて、どういうふうに見ておられるかというのを教えてください。
まず、今、そういう動きがあっているというのは報道で承知をしております。もちろん手続上は、今、町長の判断において文献調査といったものを受けるかどうかということが決められるので、手続上、我々の意見を求められるといったことではありませんけれども、今お話があったように隣県ですし、今後の動きについては高い関心を持って見ていきたいと思います。
幹事社、朝日からは以上です。
続いて、共同通信さん、お願いします。
衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第3区)について
私からは1点お伺いします。
16日に告示された長崎3区補欠選挙についてお伺いします。
長崎としては、10月以降、約半年ぶりの補欠選挙ということで、一般的には補欠選挙はなかなか投票率が上がらないという実態がありまして、かつ今回は、政権与党の裏金問題、裏金事件に関係する議員さんの辞職に伴っての選挙ということもありますが、今回の補欠選挙、知事としてはどのような意義があると考えるか、お答えください。
国政の補欠選挙ということで、やはり各候補者の方々がどんなお考えを持たれているのか、それを聞きながら県民の方々がそれぞれの考えをまとめていただくような重要な機会になるんじゃないかと思っておりますので、その選挙区の県民の方々におかれては、高い関心を持って、しっかり候補者の声に耳を傾けてほしいなと思います。
ありがとうございます。
関連してなんですけれども、今回の補欠選挙は、政権与党の公認候補が不在であるという事態になっていますけれども、そのあたりはどのように考えているでしょうか。
そこについてはコメントする立場にはないと思っています。
分かりました。
また先日、日本維新の会の馬場代表と、こちらで表敬訪問という形で会われる機会がありましたけれども、今後、特定の候補者に対して知事が応援に入られるとか、そういった日程、予定等はありますでしょうか。
特段ありません。
分かりました。幹事社からは以上です。
ほかに質問があられる方、挙手をお願いします。
高レベル放射性廃棄物の最終処分について(2)
先ほど、朝日新聞さんの方から質問があった玄海町での核のごみの最終処分場のことなんですけど、佐賀県知事は、新たな負担を受け入れる考えはないというふうにおっしゃって反対を表明されていますけど、この反対表明についてどういうふうにお考えになられているかということと、大石知事は、実際、賛成、反対の立場でいうと、どのようなお考えをお持ちなのか、教えてください。
まず、佐賀県の知事のご意見といったところですけれども、それは佐賀県知事の立場として、いろんなものを勘案してお話しになられたことだろうというふうに思います。
私自身の考えは、これまでも申し上げてきましたけれども、やはり広域行政として、まず、長崎県としてですけれども、県民の安全・安心を守るといったこと、様々な影響といったものを勘案しなくちゃいけないと思っておりますので、直ちに賛成をするといった立場にはないというのが、これまでも申し上げてきましたけれども、その立場に変わりはありません。
国民スポーツ大会について
分かりました。ありがとうございます。
それと、ちょっと話は変わるんですけど、国民スポーツ大会、旧国体のことなんですけれども、この在り方をめぐって全国の知事から廃止だったり見直しだったりという求める声が上がっていますけれども、大石知事の考えを教えていただきたいと思います。
この国民スポーツ大会、名前は変わりますけれども、これまで多くの競技者の目標であり、また、国民に対して勇気とか希望とか感動とか、そういったものを与えて、また、子どもたちにもスポーツの力を感じていただくような、実感させるような、本当に重要な機会になっているというふうに認識をしています。
ただ一方で、開催地にとっては、各知事も言及されておりますけれども、大会運営であったり、施設整備のための財政負担に加えて、また、開催に向けた準備等の人的負担といったものが非常に大きくなっているのが事実でございます。
こういった課題を踏まえて、改めて国民スポーツ大会の意義、また、スポーツの魅力といったものを再認識しながら、時代に合った持続可能な大会運営の在り方を議論していくといったことが必要だというふうに考えています。
ですので、必ずしも現時点において廃止といったものを支持するわけではございませんけれども、そういった議論を進めていただきたいということ、また、それを進めていくに当たっては、国であったり、日本スポーツ協会と共同で大会を運営する広域自治体の声を十分にお聞きいただくようにご配慮いただければなというふうに思っています。
ありがとうございます。以上です。
ライドシェアについて
ライドシェアについて伺います。
昨年の11月の記者会見でお尋ねした時、知事は、「今後、国において具体的な検討が進んでいけばと思う」と話されていましたけれども、今月、東京などではライドシェアが実際に始まりました。長崎県内での制度の活用見込みや期待することについて知事のお考えを聞かせていただけますでしょうか。
まず、今回創設された制度の背景ですけれども、コロナ禍で加速した運転士の離職といったところが背景にあったんだろうと思います。そういったことを背景にタクシー不足が全国的に顕在化をしているという中で、今回のタクシー事業者の管理の下で一般ドライバーが有償で運送サービスを提供するというような制度が創設されました。
今回の制度ですけれども、対象地域等は国交省が指定をすることになっています。ただ、現時点で対象とされておりますのが、東京といった大都市の12地域が指定を受けておりますけれども、そのことからもこの制度は主に都市部での運用を想定した制度設計じゃないかなというふうに考えています。
現在、長崎県内を見ますと、タクシー事業者において本制度の活用について具体的に検討されているという話はお聞きをしてございません。しかし、今後、運転士不足への対応と、また、観光需要への対応といった面で活用の可能性があるものというふうに考えられると思っておりますので、本県は多くの離島、半島を抱えてございます。そういった地理的に条件不利な地域がある長崎県の地方部において、この制度が活用されていくといった中で、そういった地域が取り残されないような運用がされていけばいいなというふうに思っております。
今回のライドシェアの制度創設に加えて、いわゆる自治体のライドシェア、そういったものの運用改善も併せて行われるというふうに伺っておりますので、特に長崎県においては、離島地域とかにタクシー事業者がいないといったところもございますので、そういった地域において生活に必要な移動手段の確保といった課題への対応策としても、そういった活用をされることを期待したいと思います。
ありがとうございました。
豊後水道での地震について
昨日の夜11時過ぎに、震度6弱を最大で観測する地震がありましたけれども、今回は南海トラフの可能性はそんなにないと、関連はないということでしたけれども、今後、いつ起きるか分からない地震について改めて考える機会になった方も多いと思います。
県としましても、今年、結構地震が頻発する中で、もしそういった情報が出ました際にはどういった対応を検討されているのか、県民の皆様に改めて普段から注意、意識していただきたいことがあれば教えてください。
おっしゃるとおり、今年1月1日に能登半島で地震が起きて、また、今回も大きな地震が起きたということで、非常に関心が高まっているんじゃないかなと、また、不安も高まっているんじゃないかなというふうに思います。
県としても、こういった大きな地震を踏まえて、今後、実効性のある対応を確実に準備を進めていかなくちゃいけないというふうに思っておりますので、これは不断の見直しを行いながら、平時からこういった緊急の対応といったものをしっかり行えるような体制づくり、また、情報発信等々に努めていきたいと思います。
県民の皆様に対しましては、日頃から、地震だけではなく、大雨とか暴風雨だったりとか、警報が出る、警報だけではありませんけれども、情報が出るたびに情報発信をさせていただいています。日頃から身の安全を守るような情報収集といったものに心がけていただくように引き続きお願いをしていきたいと思います。
知事の県内視察について
ありがとうございます。それから、もう一点お尋ねしたいんですが、新年度になって、知事、県内各地を回る機会をつくりたいというふうにおっしゃっていましたけれども、実際、もう回られて、何か手応えなど感じる部分があったのかなど教えていただけないでしょうか。
毎週回れるわけではないとは思いますけれども、できる限り効率的にといいますか、日程調整もバラバラだと非常に難しいこともありますので、そういった意味で、できる限り火曜日と水曜日の午前に充てるといったことを考えています。
まだ、始まってすぐですので、日程を調整しながらといったことを、手探りではありますけれども、今後もそういった調整を優先的に行いながら、現地の、各地の生の声といったもの、また現状といったものを直接拝見させていただいたり、また、これまでも行ってきたんですけれども、「こんな長崎どがんです会」とか、結構地域に出ることもありましたけれども、そういった機会とかをあわせて使いながら、できる限り効率のいいような日程調整といったものを実現していきたいなと思います。
直近でどこか伺う予定が決まっていたりとか、今の時点で決まっているものはございますでしょうか。
今週だとアニマルポートと長崎空港に行かせていただいて、現地で業者の方々と意見交換だったりとか、そういったことはさせていただきました。
今後については、今のところ、私は把握しておりませんけれども、いずれにしても、毎週、絶対出るといったことを言っているわけではありませんので、そこは状況を見ながら調整をしていきたいと思います。
ありがとうございます。
高レベル放射性廃棄物の最終処分について(3)
幹事社質問にもあった玄海町での動きに関してなんですが、玄海町内で文献調査が行われるような事態になれば、県内との距離的な近さもあって、一次産業とか観光業に県内での影響というのが出てくるというふうにお考えかどうかというところをお聞かせください。
文献調査がですか。
文献調査です。
高い関心を持って注視はしていきたいと思いますけれども、現時点で仮定でお話をするのは非常に難しいかなと思います。ですが、先ほど申し上げましたとおり、我々としても県民の安全・安心を守るといったことが非常に重要なことでございますので、それは状況に応じて我々の考えを伝えるといったことが、手続上、必要にされているわけではございませんけれども、状況に応じて必要な対応をとっていこうと思います。
その必要な対応というのは、何か意見を申し述べたりとか、そういう活動のようなことになるということでしょうか。
いや、現時点で決まったものはないというふうに思っておりますけれども、仮定でお話しすることでもないというふうに思いますので、現時点でコメントは控えたいと思います。
大島造船所香焼工場の開所式について
来週の予定なんですけれども、23日の大島造船所の香焼工場の開所式は行かれるんでしょうか。
はい。参加させていただきます。
じゃ、その前提で伺います。長崎を支えていた三菱重工の香焼工場が大島に移るということで、このことの意義と、それから今後期待することについてお話しください。香焼工場が新しく開所することについて、今後の期待とか、どう見ていらっしゃるかについてお話しください。
やはりものづくり、造船を中心にものづくりで発展してきたまちでもありますので、また活気が出ればいいなというふうに期待はしてございます。そうですね、また形は変わるかもしれませんけれども、ぜひ活気がまた長崎に出てくればいいなと。
もう少し踏み込んで伺うと、県としては、上場企業がないこともあって、県の産業を支えていくというのがあると思うんですけれども、三菱は東京の会社で、今回、西海市の企業が引き受けるということで、ここら辺は長崎県の経済の自力を高める上で何か期待できるとか、そういったことがあればぜひ伺いたいんですけれども。
そうですね、もちろんこれまでの経緯といったものを踏まえると、新しい取組に思えるかもしれませんが、やっぱり情勢も変わってきていると思いますので、その社会情勢にあった形でこの港が活用されていくということが非常に重要なことかなというふうに思います。今回の動きもそのうちの一つかなと思いますので、ぜひこれに限らず、造船以外の分野でも時を捉えた、機を捉えたような産業振興といったこともやっていきたいと思いますし、新たな成長産業、特に先日取材もされておりましたけれども、航空機関連であったりとか、また半導体とか、そういったことも長崎県単体ではなく、広域的な連携を深めながら、戦略的に九州を盛り上げていけるような、そこは九州地方知事会や経済団体とも連携して進めていきたいなと思います。
どうもありがとうございました。
地方自治法改正案について
追加で一問お伺いします。全く話が変わってしまうんですけれども、先月、政府が国会に提出された地方自治法の改正案について、全国知事会であったり、ほかの都道府県知事のほうから、その内容であったりとか、透明性について懸念するような声が各地で上がっているんですけれども、大石知事としてはこの改正案についてどのように考えているかというのをちょっとお伺いしたかったんですけれども。
内容を把握してないです。
今、具体に把握してないので、また改めて。
以上です。
トランス・コスモススタジアムについて
朝日新聞として2点。先ほど幹事社としても聞きました長崎スタジアムシティの関連で、逆に言うと諫早のトランス・コスモススタジアム長崎、これは県立総合運動公園陸上競技場なんですけれども、ここが長年地域ににぎわいも含めてもたらしてきたシンボルでもあったんですけれども、そこが一つの役目を終えるということなんですが、私も諫早の人間なので寂しかなと思うところもあってですね。
今後、V・ファーレンが拠点を移した後の何か、あそこを使ってこんなことをやってみたいなとか、こんなふうに地域を再び元気になるようにこんなことで臨んでいきたいなというところをどういうふうに思っておられるかというのを一つまず教えてください。
現時点で具体的な案が決まっているわけではないんですけれども、今、ご質問にあったとおりV・ファーレン長崎が移動されるということで、これまでどおりの活用方法ではない活用を見出していかなくちゃいけないというふうに思っています。
私も先日、近くに行く機会があって、ちょっとのぞかせていただいたんですけど、本当に週末になると子どもたちが非常に多く、スタジアムだけじゃなくて運動公園に来てくださっていて、親しまれている施設になっているなというふうに感じています。
また、サッカーの日は駐車場も増設をして対応をしているぐらいにぎわっていますし、そういったV・ファーレン長崎が活用していただいたことで根づいたものがあるというふうに思っておりますから、ぜひ今後も、そういったにぎわいといったものが絶えないようにいろんな案を検討して、また地元とも相談をしながら、関係の皆様とも相談しながら、活用法を見出していきたいなと思っています。
メガソーラーについて
もう一点。またちょっと話は変わりますけれども、宇久島のメガソーラーについてですけれども、近々、また本格的な工事が始まるというような話もあります。一方で、近年は大規模な太陽光発電施設については、周辺環境への影響、また災害時に崩れるなどの二次災害を誘発したりとか、そのものが二次災害を起こしてしまったりというようなことも起きたりとか、あと火災発生など、いろんな問題もまた改めて注目されているところです。
宇久島については県のアセスの対象外ではあるとは思うんですけれども、とはいえ、全国トップクラスの規模のものができるということ、また、離島にできるということで、なかなか県の現行制度の中でできる範囲でどういうふうに工事を見守り、かつその後の運営についても適正な状況で管理されているのかというところも含めて、どういうふうに見ていくかというのが県民の生活を守るうえでは大事かと思うんですけれども、現時点で知事として考えておられること、考えることを教えてください。
そこは民間での取組ということで、事業者によって適切に対応はされているという認識ではあるんですけれども、すみません、担当はいらっしゃいますか。この件についてどういった取組をされているのか。
すみません。
分かりました。あともう一点、先ほど私も言ったように、近年になるとかなり規模によって、また管理のあり方によっては、かえって地域にマイナスのものをもたらす可能性があるというようなことで、そういう側面からも注目をされている部分があります。現時点、県としてアセスの対象外ではあるということですけれども、今後、何がしか長崎県として、新しいものがこれからできるものについて、何か向き合い方を変えて、もう少しチェックを厳しくするなり、県として姿勢をまた変えていくようなお考えというのはございますか。
制度上、適切な対応をしていくということだと思いますので、すみません、詳細について今把握しておりませんので、後ほど担当から回答させていただきます。
分かりました。最後に聞いたのは、宇久島の話ではなくて、今後新しくできる時に対して、もう少し長崎県として何かチェックを強めるようなお考えがあるかというところなんですけれども、それは知事としては特に今のところはないですか。
その定められた制度設計に、手続きをしっかりと守りながら、しっかりと県としての役割を果たしていく必要があるんだろうと思いますけれども、具体的なものをおっしゃっているわけではないという認識をしておりますので、その状況において県の責任を果たせるようにしっかりと対応していきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
ほかに質問はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時24分(24分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和6年3月15日 記者会見
●会見内容●
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ただいまより、人事関係の記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さん、よろしくお願いします。
4月1日付の人事異動を発表させていただきます。
令和6年度ですけれども、私に与えられた任期の折り返しの年になります。「新しい長崎県づくり」のビジョンの実現と、「長崎県総合計画チェンジ&チャレンジ2025」のさらなる推進に向けた各種施策に、職員と一丸となって全力で引き続き取り組んでいく必要がございます。
まず、県政に当たる姿勢と申しますか、今回、ビジョンを掲げさせていただきましたけれども、このビジョンの実現に向けては、「こども」、「交流」、「イノベーション」、「食」の分野で特別事業を構築して先行的に取り組むこととしてございます。まずは、各分野のありたい姿の実現に向けて最初の1歩目として、施策を推進していくための基礎づくり、土台づくりを来年度、中心に力を注いでいくこととしてございます。
また、事業の構築に当たりましては、従来の事業の枠を超えて、複数の部局が連携・融合して取り組むこととしてございます。ありたい姿の実現に向けて、市町や民間等と一体となって取り組むことで具体的な成果につなげていきたいと考えています。
さらに、ビジョンの実現のための施策と併せまして、県勢のさらなる発展を図るために、総合計画の推進にも力を注いでいく必要がございます。注力すべき分野を示しながら、積極的な事業展開を図っていきたいと考えています。
こうした具体的な施策を積極的かつ効果的に推進するために、所要の組織改正並びに人事異動を行うこととしております。
この組織改正につきましては、「ながさきピース文化祭2025」の開催準備が本格化することに伴う体制整備や、今後の新興・再興感染症や災害等による健康被害、健康危機への備え、また、カーボンニュートラルの実現に向けた洋上風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入促進、九州・長崎IR区域整備計画の審査結果を受けた対応など、新たな行政ニーズへの対応と、効果的、効率的な体制づくりを基本として、別紙のとおりとしてございます。
また、広報やデジタルなどの分野においては、民間の知見を引き続き取り入れる観点から、それぞれの事業の中で民間人材を積極的に活用して、より一層の事業の推進を図ってまいりたいと考えています。
人事異動においては、職員の意向、適性、経歴など見極めながら、職員の専門性や総合力を生かせるような適材適所の人事配置に努めております。特に、4つのビジョン、特別事業に積極的に取り組んでいくために、当該分野の勤務経験のある職員や、事業を強力に推進していく力を持った職員を事業に関係する所属に配置をしまして、ビジョンの実現に向けた推進体制の構築に努めたところでございます。
また、産業部門や農林水産部門におきましては、地域や業界の実情を熟知した職員を部長に配置をしまして、力強い産業の振興に向けて取組を引き続き強化をしていきたいと考えています。
女性職員につきましては、議会事務局長など、これまで女性の配置がなかったポストへの初めての女性職員を登用するなど、女性の活躍の場の拡大に努めたほか、本庁課・室長や企画監への配置といったことも進めるなど、優秀な女性職員の責任ある役職への積極的な登用を行ったところでございます。その結果、令和6年4月1日時点の課長級以上の管理職に占める女性職員の割合は17.5%となってございます。前々年度が15.4%、前年度が16.3%ということでしたので、着実に伸びてきている状況でございます。
加えて、意欲と能力のある職員が、これからの管理職として役割を早期に担えるように、年功、性別にとらわれず、本庁課長補佐等への積極的な登用も進めたところです。
このほか、市町との連携をより一層深め、県と市町が地域の課題を一体となって解決していくために、引き続き県と市町職員の人事交流の推進であったり、九州各県との人事交流、国、民間等への研修派遣、また若手職員が背幅広い分野の経験を積めるような人事配置など、職員の人材育成にも努めたところです。
部長級職員の異動及び異動人員につきましては、お配りしている資料のとおりとなってございます。
冒頭、私からは以上でございます。
それでは、幹事社の方から質問をお願いします。
よろしくお願いします。KTNから2点お伺いします。
まず1点目ですが、来年度先行的に取り組むとされています、「こども」、「交流」、「イノベーション」、「食」の新たな4つのビジョンの実現に向けては、具体的にどんな意図を持って、どのような規模感で異動を行ったか、また、十分な異動ができたかなどの所感を改めてお願いします。
人事に関してですか、それとも予算も含めて。
人事に関してです。
今、冒頭のご挨拶でも申し上げましたけれども、まず、分野に関わるような経験を持った職員を関与するような部署に配置をさせていただいたり、また、今後そういった、ビジョンでお話をしているとおりに、縦割りの一つの事業で、一つの部局で事業を担っていくものではありませんので、それはチームプレーできるような、そういった配置を全体的には意識をして取り組んでございます。
規模感は、第一歩目として、まず土台づくり、基盤づくりといったところを進める予定としておりますので、必要となる計画策定だったりとか、協議体の設置だったりとか、そういったものが中心になろうかと思いますけれども、それを踏まえて、じゃ、どういったことは、どういった方針でやれば、より効率的に、効果的に事業を進めていけるのかといったものも今後しっかりと見ながら、今後の規模感といったものも検討していきたいと思います。
ありがとうございます。2点目なんですけれども、管理職における女性の割合、今回17.5%ということで、一昨年度、昨年度よりも増えているということでありますが、今回の17.5%という数字についての所感と、今後、女性管理職の割合を、例えばいつ頃までに何割とかという目標の数字などがあればお教えください。
まず、数値の目標なんですけれども、令和7年度に管理職に占める女性の割合が20%という目標が、まずございます。そういったところに向けて、17.5ということですので、まだ届いていないという認識ではございますけれども、徐々に増えてきているといったこともありますし、やはり管理職をいきなり増やすといっても、管理職を担える人材ということは、育成ということは非常に重要だというふうに考えております。
ですので、管理職候補となる課長補佐級の登用にも今回努めたところでございますけれども、そちらも20名ほど増えている状況ですので、今後もそういった人材育成も含めて女性の登用といったところは進めていきたいと思います。
KTNからは以上です。
よろしくお願いします。日経からは1点お伺いします。
知事談話の紙の最後から2ページ目に、組織改正の概要とありまして、福祉保健部のところで、感染症対策室を地域保健推進課に変える、それから福祉保健課の一部の業務をこちらに動かすということで。
年初、能登半島の地震もありました。それから感染症については、長崎大学を中心に次の感染症に備えるような準備とか、あるいはコロナの対応の反省もあって非常に関心が高いところでありますけれども、この新しい地域保健推進課というのは、危機対応の医療体制を整えるというのが柱のように読めますけれども、具体的にどういう陣容で、どういうような業務を担っていくのかということをご説明ください。
今回、福祉保健部で地域保健推進課を新設していますけれども、これは従来ありました感染症対策室といったものを、新型コロナウイルス感染症対策というところでやっていたわけですが、関連の法改正、国の制度も種々整備されたということもありまして、そういう臨時的な対応だけではなくて、今後の新興であったり、あるいは再興であったり、そういった感染症対策というもの、それから今まさにおっしゃった災害等における危機管理、健康危機に備えまして、平時からの、いわゆる通常の体制として、そういった予防の体制といいますか、きちんとした体制をとっておこうということで、今回、一部、福祉保健課の健康危機管理に関する支援業務なども移管してトータルで見るような課を新設といいますか、平時においても備えるというような形でつくらせていただいたものでございます。
体制というところからいきますと、感染症対策室が13名おりまして、福祉保健課で健康危機などを行っていた職員が3名おりまして、という体制で事務を行っていたんですけれども、今回、地域保健推進課のほうは19名の体制というところで仕事をする。これは仕事の量に応じて、またこれからいろいろ考え方は変わってくると思いますけれども、制度改正なども踏まえた上で、こういった体制というものを現場の意見も聞きながら組織改正を行わせていただいたところでございます。
もし可能なら、3月31日時点で何人だったのが4月から19人とか、そういうことは言えるんでしょうか、あるいはなかなか難しいんでしょうか。
人員としては今申し上げたような形でやらせていただきたいと思います。
何人増えるとか、そういう
そうですね、新しい課になりますので、数という意味では前後比較がなかなかできないんですけれども、従来の体制が13名、それから3名といった部分の仕事をしていたものというのを、今回19名体制ということでやらせていただこうということで考えているものでございます。
ありがとうございます。
今のご説明を踏まえて、知事のお言葉で、今回の地域保健推進課をつくった意味について簡単にご説明いただけますか。
組織改編、改組、全てに係ることですけれども、まず、効率的に、効果的に事業を進めていくといったことが必要になろうかと思いますので、そういった観点からは、人員がちょっと増えてはいますけれども、そこの新しい業務が増えたりとか、そういった人員配置の理由はありますけれども、私の思いとしては、しっかりとそういったチームとして取り組むことで、別々ではなく一緒の課として取り組むことで、より事業がスムーズに進められるんじゃないかと期待しております。
幹事社からは以上です。ありがとうございました。
すみません、若干補足というところで。先ほど19名体制と申しましたけれども、専務か兼務かというのもあったりして、その全部を合わせた数ということで、担当する事務は13名がいわゆる専務といいますか、6名が兼務ということで、仕事のやり方としては19名体制で兼務も含めてやるというところでご了解いただければと思います。
では、質問のある方は挙手をお願いします。
まず1点、IR推進課がIR室に変わりますけれども、これはもう国への行政不服審査請求もしないということで、大分やることも、業務が変ってくるというところだと思うんですけれども、改めてここの部分ですね。
まず、どれぐらいの体制から何人体制になるかというのを、数字的なものを言えるのであれば教えていただきたいというのと、このIR室になってから、書いてありますけれども、どういう業務を担っていくのかという部分を少し教えてください。
事務的なところから申し上げますと、体制としては、今、IR推進課は19名おりますが、今回改正後、6名の体制で考えているところでございます。具体に事務といいますのが、今後、審査結果を受けました国との調整ですとか情報開示等に対する対応といった業務が残っていると、ありますということで、そういった事務の体制を継続していくために、どのぐらいの人員体制かという時に、今申し上げたような体制で来年度は考えているというところでございます。
19から6ですね。分かりました。
知事、もう1点。雇用延長というか、60歳定年ではなくて残ってまた業務を続けていただく方々というのが、これから5年間ですかね、やっていくわけですけれども、こういう方々の活用というか、要は経験豊富でいろんなノウハウもあって、マンパワー、戦力としても非常に優秀な方々もたくさんおられる中で、そういう方々をどう活用していくかというので思い描いておられること、どういう県庁にしていきたいなと思い描いておられることというのをちょっと教えてください。
先ほどの談話でも、冒頭ご挨拶でも申し上げましたけれども、やはり経験だったりとか、ご本人のご意向もあると思いますし、そういったことを幅広くお伺いしながら、適材適所、やっぱり人材は我々、宝物でございますので、しっかりご活躍いただけるような組織といったものをつくっていきたいなと思っております。
分かりました。ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。大きく2つありまして、まず、民間の人材の活用についてなんですけれども、具体的に次年度から人数が増えているとか、そういうことはありますか。
まず、登用という観点では、新たに組織で登用といったことはございませんけれども、先ほどのご挨拶でも申し上げたとおり、各事業の中で民間の方々に関わってもらうというか、力をお貸しいただくとか、そういった形で今年度は活用を進めさせていただきたいと思っています。
広報やデジタルなどの分野でということですけれども、これまでもそういった分野で多く登用されていたのでしょうか。
そうですね、いろんな分野で、もちろんお力をお借りしているんですけれども、例えば広報とかだったら、どういう伝え方がいいとか、広報の例えば評価の仕方とかですね。広報事業がどれくらいの効果があったのかというところ、評価の仕方も含めて様々な観点で、やはり民間の方々の目といったものは非常に参考になる視点ですので、そこは広報に限らず、いろんな分野に活用させていただきたいなと思っています。
あともう一つですね。新産業創造課が新産業推進課とエネルギー推進室になるということですけれども、この改正に込めた、何か狙いというか、あと、何か知事の思いというか、ありましたらお願いします。
まず、事務的なところで。
事務的なところで、事務的なところから申し上げますと、新産業創造課というのがもともとありまして、この中で企業のDXの取組ですとか、あと、その中の一部の班において、いわゆる新しい分野のエネルギーのようなものの仕事をしていたんですけれども、今回、新産業推進課、それから新エネルギー推進室と再編することで、前者の方は、先ほど申しました県内企業のDXの取組ですとか、スタートアップ企業の創造を推進とか、すみません、資料にあるとおりなんですけれども。
それから、新エネルギー推進室というところでは風力発電とか洋上風力の発電とか、そういったものをしっかりと担当するような形で組織を再編させていただいたというところであります。
もともと、この新産業創造課自体、19名の体制でやっていたところですけれども、こちらのほうを新産業推進課として14名、新エネルギー推進室として7名、もともとエネルギーを担当していた班が6名でしたが、そのような形で体制を整えてしっかりと対応していくという、こちらも現場のお声を聞いて組織再編を行ったものでございます。
私のほうから思いといいますか、先ほど、日経新聞様のご質問に答えたのと、ちょっと反対方向になるかもしれませんが。
この取り組んでいる2つ、民間企業の方々のDX推進とか、そういったところと再エネの促進といったもので、一つの課でそれを担っていたんですけれども、それぞれのものが、やっぱり今、目の前にある非常に大きな課題であると、今後の地域間競争、長崎県が伸びていくためには、どちらとも急いで取り組んでいかなくちゃいけない、2つの大切な領域だと思っておりますので、そこを明確化したといったことはございます。DX推進と再エネといったところが、親和性が必ずしも大きいものではないですので、今回そういった組織改組で、しっかりと明確化した上で専門的にやっていただくという思いはございます。
違いを明確化して、よりしっかり力を入れて取り組んでいけるようにという意味での。
そうです。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。先ほどのNHKさんの質問にちょっと関連してなんですけど、民間人材の積極活用の点で、先ほど、関わってもらうとか、力を貸してもらうというようなことをおっしゃっていましたけど、これは何か、例えばアドバイザーとか、そういった形で県民の見える形になるのでしょうか。そういったところはどういうふうにイメージされているか教えてください。
やり方はそれぞれ、その事業ごとに違うというふうに思います。もちろんクローズの場でアイデアをいただくこともあるでしょうし、もちろんオープンの場で、例えば有識者とか、そういった形でご意見をいただくこともあると思いますし、それは事業によって変わってくるかなと思います。
分かりました。
あともう一つ、先ほどの談話の中で、4つのビジョンの特別事業に積極的に取り組んでいただくため、該当分野の勤務経験のある職員や、事業を強力に推進していく力を持った職員を事業関係に、事業に関係する所属に配置し、こういったビジョンの実現に向かっていくということなんですけど、これ、もう少し具体的に、どういう形に配置をされたのかというのを教えていただけないでしょうか。
個別具体の名前は出すわけにいかないですけれども、そういった関連する分野ですね、業務経験が、例えば農林だったら農林とか食の分野に関わるような方を配置させていただいたりとか、それは必ずしも目的だけで選ぶことはできませんけれども、やはり総合的にチームで対応していく中で、そういった経験者、経験をした方々が多く含まれるような、そういった配置の工夫はさせていただいていると思います。
分かりました。
あと、このビジョンの推進に当たってなんですけど、策定は企画部のほうで中心となってされたのかなと思うんですけれども、今後、ビジョンの実現とか進捗だとか、こういったものをまとめていくような部署とか、そういう役割を持った職員さんとか、そういったものは配置されたのかどうか、その点を教えてください。
ビジョンの進捗管理ですかね。
全体のという意味で。
今、明確にここがというところは、この時点でないですけれども、そこは重要な視点だと思いますので、今後のやり方は検討していきたいと思います。
現時点では、そこは置いていないということでしょうか。
分かりやすいのは、組織が何か変わったりですとか、専務する者がいるとかということですけれども、そこは特に何か今年度と変わった部分というところはございませんけれども、今ほど知事からもお話にございましたとおり、今回、令和6年度初めてビジョンと特別事業というものを今後進めていくに当たって、今後、どういうふうな組織の体制というのがあるべきかといったものは、随時見ながらということにはなろうかというふうに考えて、今回の人事配置ないし組織改正をしているところでございます。
ちょっといいですか。恐らくですね、私は今聞いていて、どうかなと考えていたんですけれども、やはり部局横断の取組ですので、どこかの部局がとか組織がというのは非常に難しい問題だろうと。じゃ、誰がやるのかということを考えたんですけど、それは自分だったり、副知事だったり、しっかりと横断的に見られるような者が進捗を管理していくといったつもりで、私は感覚的にですけれども、おりましたので、そういったものを担える、どういった形で組織化、制度化していくかというところは、今後検討していきたいというふうに思います。
ほかにご質問はございませんでしょうか。
では、以上で、人事異動の記者発表を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時24分から午後3時6分(42分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年3月15日 記者会見
会見内容
- 啓翁桜について
- 国立公園「雲仙」指定90周年について
- ながさき県民の森リニューアルについて
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- 任期折り返しについて(1)
- 石木ダム建設事業について
- 半導体産業振興に係る熊本県との連携について
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
- 特定複合観光施設(IR)について(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(3)
- 特定複合観光施設(IR)について(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(5)
- 九州新幹線西九州ルートについて(4)
- 諫早湾干拓調整地での水上太陽光発電について
- 九州新幹線西九州ルートについて(5)
- 任期折り返しについて(2)
ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
啓翁桜について
引き続き、よろしくお願いします。
まずはコサージュなんですけれども、今年度最後になりますが、今回は桜でございます。これ、桜の中でも「啓翁桜」という品種のようで、桜は、もちろん皆さんもご承知のとおり、日本人として歴史的にも非常に親しみが深いお花、植物でございます。お花見の時期はソメイヨシノが非常にきれいに咲きますけれども、切り枝としては非常に多くの品種があるようで、12月から4月頃まで比較的長い間楽しめる植物になっていると聞いています。
この桜の花言葉ですけど、「精神の美」であったり「純潔」といった言葉があるそうですが、非常に明るい、いいイメージを持たれる花ではないかなと思っています。
これから卒業であったり、先ほど人事の話をしましたけれども、入学といった人が動くような時期にも、門出を祝うにふさわしいお花ではないかなと思っています。
ウェザーニュースによりますと、今年の桜の開花予想が3月25日です。満開予想が4月の頭ということですので、ぜひ皆様方も日本人にとって非常に親しみがあるような桜を、また楽しんでいただければというふうに思っています。
国立公園「雲仙」指定90周年について
引き続き、私から冒頭に2つお話をさせていただいて、その後、質疑応答をさせていただきたいと思います。
まず1つ目ですけれども、雲仙の国立公園指定の90周年についてお話をさせていただきます。
長崎県を代表する自然の観光地であります雲仙ですれども、明日で国立公園指定の90周年を迎えます。明治以降、長崎県を訪れた多くの外国人に避暑地として親しまれてきた雲仙ですけれども、県民の熱意に押されて、昭和9年3月16日に、日本で初めての国立公園に指定をされております。その後、今日まで関係の皆様のご努力によって、日本を代表する国立公園として長年にわたって自然環境の保護と、また、持続可能な利用が図られてきたところだと承知をしています。
90周年を迎えるに当たりましては、昨年12月に環境省、県、地元3市及び関係団体による実行委員会が設置をされています。それに基づいて今年は90周年にちなんだ様々な行事が予定をされています。
まず3月24日に、雲仙において、国立公園及び島原半島のさらなる振興につなげるために記念式典や講演会が開催されます。県民の皆様におかれましては、ぜひご来場いただきますようにお願いをいたします。
県といたしましても、90周年、さらには10年後には100周年になりますので、それに向けて国立公園の価値を改めて皆様に認識をしていただき、さらに価値を高めていけるように、引き続き関係の皆様方と取組を進めていきたいと考えています。
ながさき県民の森リニューアルについて
もう1つです。長崎県民の森のリニューアルについて、お知らせをさせていただきます。
長崎県民の森は、昭和43年3月に開園しております。これまで多くの県民の皆様にご利用いただいているところだと承知をしています。
このたび、子どもたちや子育て世代の皆様に1年を通して安心して楽しんでいただけるように、新しい遊具を整備するなど施設をリニューアルいたしましたので、お知らせをさせていただきます。
具体的には、利用者のアンケートに基づきまして、雨の日でも楽しめる屋内遊具のほか、幅広い年齢層の子どもたちが遊べる屋外の木製遊具やアスレチック施設を充実させております。また、小さなお子様連れのご家族に安心して楽しんでいただけるように、森林館に授乳室や木のおもちゃなどを備えたエリアも新たに整備をしたところです。
こうした新しい遊具などの利用開始に当たりまして、3月30日、土曜日ですけれども、朝10時から、長崎県民の森 森林館前でリニューアル記念式典を開催させていただきたいと思います。長崎県産のヒノキのカスタネットづくりの体験であったり、プレゼントがもらえる○×クイズといったものも実施する予定でございますので、この楽しいイベントにも参加していただければと思います。
県民の皆様におかれましては、ぜひ引き続き県民の森に足を運んでいただいて、新しくなった遊具等を楽しんでいただきたいというふうに思います。皆様のお越しを心からお待ちをしております。
以上2点、冒頭、私からお話をさせていただきまして、残りについては質疑応答とさせていただきます。よろしくお願いします。
では、幹事社のほうから質問をお願いします。
特定複合観光施設(IR)について(1)
よろしくお願いします。KTNから3点お尋ねします。
まず、IRについてなんですけれども、不服審査請求などの見送りを決められて、現行の制度では断念するという意思を示されてますけれども、長きにわたって取り組まれてきた事業への今の思いと、今後の事務業務など、どういう対応があるのかということを改めてお尋ねします。
思いですけれども、今日、議会でも挨拶の中で述べさせていただきましたけれども、これまで本当に長くの間、多くの関係者の方々にお力添えいただいて、それも県内だけではなくて、県外の皆様にも本当にご協力、ご理解をいただいて進めてきたところです。
今回、本当に残念な、目標としていた形では終わらなかったことに対しては、本当におわびを申し上げたいと思いますけれども、それ以上に皆様方にも感謝の気持ちをお伝えをしたいというふうに思います。
今後の事務作業については、何かありますか。
今後、様々な情報開示を含めて、国との調整がございます。それとあと訴訟を今継続しておりますので、そういったものの調整が出てまいります。このほか、先ほど知事も触れられましたけれども、十数年にわたるこのIRプロジェクトの取組の振り返りを整理していく必要があろうかと思っております。
以上でございます。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
2点目、お尋ねします。
西九州新幹線のフル規格化についてなんですけれども、佐賀県議会でもいろいろな議論が行われていますが、空港や佐賀駅を通るルートなど、様々なルートの案が出てきております。長崎県として従来どおりということであれば、佐賀駅を経由するルートが前提だと思いますが、現在、長崎県としてどういうルートを想定しているかというところと、今後、佐賀の山口知事との協議の予定はあるかというところをお尋ねします。
まず、ルートについてですけど、これも今回の議会でもお話をさせていただきましたけれども、まず、利便性であったりとか、様々な観点から、利便性、費用対効果、いろいろありますけれども、与党PTであったり、JR九州といった主要な方々がアセスルートが最適だというふうにお話をされていること、これは非常に重要だというふうに、尊重すべきだというふうに考えております。
県としても、そういった費用対効果、利便性を含めた、そういった持続可能性といったものは非常に重要だというふうに考えておりますので、そういったルートにおいて、主要な方々が最適だとおっしゃっていることは、非常に重要だとまず考えてございます。
そのほかのルートについては、詳細な情報も持ち合わせておりませんのでコメントする立場にはないかなというふうに思っております。
もう1点、山口知事との面会ですけれども、前回の定例会ですかね、お会いするという調整をしているという話でしたけれども、なかなか日程が合わなくて、実を言うと、バルーナーズと長崎ヴェルカのダービー戦が長崎であるときに同席する予定だったんですけれども、時間がずれてしまったことによって、それが会えなくなった、参加することができなくなったというふうなこともありました。
なので、そこの日程はなかなか難しかったんですけれども、またその後、三者でのお話し合いをと、意見交換をということがございまして、そちらの調整も進めておるんですけれども、なかなか、現実に私が把握しているところでは、日程がなかなか合っていないというところだというふうに承知してます。
任期折り返しについて(1)
3点目、年度末ということになりますけれども、後半の3年目に向けて改めて力を入れたい政策についてお教えください。
まずは、今回、ビジョンを皆様にお示しをさせていただきましたけれども、このビジョンといったものは、やはり10年後、長崎県がこうあったら県民の皆さんが自分の県を「よかろう」と自慢していただけるんじゃないかと、そういった前向きなビジョンを明確に、分かりやすくお示しするものとして「未来大国」といったものをコンセプトとしてお示しをさせていただいています。
今回、4つの分野にまずは取りかかっていこうということでお示しをさせていただいておりますけれども、これについてはしっかりと進めていきたいというふうに思っています。これまでやったことがない、単一の部局ではなく、横断的に一つの事業を一緒につくるといった、行政としても非常にチャレンジングなことをさせていただいております。
これはもう県庁職員は非常に手探りの中で一番いいものをつくっていこうと議論を喧々諤々しながら、一歩ずつ進んでいるところではございますけれども、やっぱり長崎県が勝っていくためには、一つの、単一の部局の事業だけでは、なかなか効率的にやっていけないと思っておりますので、ぜひ長崎県民の皆様が自慢したくなるような長崎県、自分たちの長崎県を好きでいてくれるような、愛するような、そんな長崎県を皆さんでつくっていきたいなというふうに思っています。
もう一つ、折り返しに当たってということでは、ちょっと違うかもしれませんけれども、前回か前々回の定例記者会見でも話をさせていただいたんですけれども、新年度から、もう少し県民の皆様の話を聞いたり、状況を見せてもらったりといった機会を増やしていきたいというふうに思っています。
具体的には4月から、おおむねですけれども、火曜日と、あと水曜日の午前はできる限り外に出させていただいて県民の方のお話を聞いたりとか、各地域を見せていただいたりとか、そういったことに当てさせていただきたいというふうに思っています。それによって式典等々、火曜日、水曜日午前といったところは、なかなか出にくくなりますので、そこは関係の皆様方にも調整を前もってお願いしたりとか、また、報道関係の皆様方にも少しご負担をかけるかもしれませんけれども、そういったところをご理解いただければと思っています。
石木ダム建設事業について
幹事社として3つの項目でご質問いたします。
まず、石木ダムの進捗状況なんですけれども、直近ですと昨年の12月の後半に11か月ぶりに現場を訪問なさって、そのときは面会なさらなかったようなんですが、住民の方々との面会に向けて何か具体的にアクションとか予定などがあれば教えてください。
面会は、私は、おっしゃってくださったように直接はお会いできませんでしたけれども、その後も担当からは小まめにといいますか、できる限りコンタクトを取らせていただいて、私自身もお会いさせていただくような機会もいただくように働きかけは継続しているところです。
私自身がなかなかお会いできない中でも、そういったコミュニケーションは取れておりますので、そういった機会を使いながら引き続き理解を求めるような取組は継続していきたいと思っています。
それに関連して工事の進捗状況は、予定に比べどうかという点では、簡単にどういう状況かをご説明いただけますか。
担当からいいですか。
担当課からご説明させていただきます。
現在、工事工程に沿ってダム本体の掘削工事や付替県道工事等を進めております。特に、堤体工事の着工に必要な付替県道の1工区及び迂回路の進捗に努めているところでございます。
ありがとうございました。
半導体産業振興に係る熊本県との連携について
2点目なんですけれども、シリコンアイランド九州に関連して、非常に、20兆円規模とか、政府の発表や報道を見ても盛り上がってきています。
それで、お聞きしたいのは、熊本県との連携の在り方についてこれからどうお考えになるかで、一つは具体的に、しばらく前に熊本市長と島原市長が面会をして、シリコンシーラインをつくりたいという話が話題になっていました。そういう観点も含めて知事としてどういうふうにお考えになっているか教えてください。
まず、シリコンアイランドですね、熊本にTSMCが来るということで九州自体も非常に盛り上がっているところだと認識をしていますけれども、長崎も集積が非常に進んできているなと。
今後、サプライチェーンを形成していくといった意味では、まず、熊本、長崎だけじゃなくて、物流自体もしっかりと整えていくということが重要な観点だろうと思っています。
九州地方知事会でも、やはり一県、一県とかではなくて、九州としてしっかり取り組んでいくんだといったことも確認をさせていただいておるところですので、インフラも含めて、物流等々を含めて何ができるのか、今後、そういった観点でもしっかり検討していきたいと思います。県ができることはしっかり取り組んでいきたいと思っています。
島原と熊本のシーラインの話ですけれども、島原という地域が、まず非常に魅力的な場所だと思っていて、ものづくりの高い技術があるところですし、学校もあったりとか、また、水もある場所だと思いますし、そういったところと熊本といったところ、海を、航路を使ってつながるというのは非常に魅力的な話じゃないのかなと、可能性に溢れるような話じゃないかなと思ってますので、まだ詳細は話を聞いておりませんけれども、今後、県として何か一緒にできることがあれば、それはぜひ検討していきたいと思います。
ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(2)
最後のご質問はIRに関することで、今日の県議会の本会議でご説明があったことなんですけれども、IRにかかわらず、県北の振興にしていくということで、もう一つは行政不服審査はやらないということなんですけれども、知事のお考えとしては、今後、IRに関しては、もうタッチしないというか、積極的に誘致する運動をしないのか、それともあと2年任期が残っていますけれども、何かチャンスがあればやりたいと思っているのか、そこについて教えてください。
端的に申し上げると、現時点で国のほうが再募集をするかどうかという方針も決まってないですし、そういった段階でコメントできないのが一番だと思いますし、少なくとも、今回の審査制度を振り返って、そこを経験した思いですね。今回と同じようなものに取り組むといったところで、仮定でお話をすると非常に予見可能性が難しいというところもあります。そういったことを考えると非常にハードルが高いんじゃないのかなという感覚は持っています。
そこはちょっと私が理解不足なのかもしれませんが、知事は挨拶で、総合的に知事が判断して今回は不服審査をしないということですね。例えば、原発の誘致とか、原発の再稼働とか、あるいはこの間の対馬もそうですけど、議会がどう言っても、知事が最終的に総合的に判断してやると、あるいはやらないということですね。そこは今の段階で総合的に判断して、2年間の中で再チャレンジするのかどうかというのを聞きたいんです。
というのは、2年後に選挙があれば、もしかしたら公約で出してくる人がいるかもしれないし、そうなったらまた状況が変わりますよね、横浜がそうでしたし。
だから、今の時点でIRをしたいのか、したくないのか、それについてできればお考えをお聞きしたいということです。
そこを判断するのは非常に難しいということです。それはご理解いただきたいなと思いますけど。それはこれまでも高い、非常にチャレンジをするといった意味でも、人的なコストもかかりますし、時間もかかります。そういったことを、今、ものすごく大きなものをかけて取り組んできたということ、それはもう我々も認識してますので、それを踏まえて軽々にやれるということも見えないような状況にありますので、そこは今の時点で判断するのはなかなか難しいんじゃないかなと思います。
最後にしますけれども、要するに、長崎県民とか東京とかの人がテレビとか新聞を見て判断すると思うんですけど、恐らく今は事実上断念するということになっていると思うんですけど、視聴者が知りたいのは、事実上というよりも、知事はどうするのかということを知りたいと思っているんですね。それで聞いているわけです。要するに、ハードルが高いとかって、そういうことじゃなくて、やりたいのか、やりたくないのか、そこを、最後ですけど、教えてください。
本当、繰り返しになりますけど、これは今の時点で判断するのは非常に難しいというふうに思いますので、それをご理解いただきたいと思います。
どうもありがとうございました。以上です。
では、ほかに質問のある方、挙手をお願いいたします。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
先ほどもお話があったんですけれども、新幹線について佐賀の知事のほうから3者で話をしたいという話があったことについての受け止めというのは、どういうふうに受け止めていらっしゃるんでしょうか。
まず、コミュニケーションを取ることは非常にいいことだと思います。3者で会うか、会わないかという話ですけれども、今回の新幹線の、まず、根本的に新幹線の整備の在り方、これについて検討するといったことは、協議をするといったことは、やはり国を交えてやるべきだというふうにまず考えております。それがベースです。
今回、発言があった3人での意見交換といったものですけれども、これはあくまでも協議ではないというふうなことで確認をしてございますので、そういった意味で意見交換であれば、もちろんJR九州の古宮社長、JR九州のほうの考え方も踏まえてですけれども、そういったことでお会いするといったことはいいんじゃないかなと思っておりますので、内容を確認しながら、関係者のご意向も確認しながら、日程を調整するのであれば進めていきたいと思ってます。
佐賀のほうから日程の調整というか、そういった何かアクションというのはあったんですか。
今、進めているところです。
日程が合えば会ってそういう場面。
そうですね、目的によると思うんです。先ほど申し上げたとおり、協議であれば、やはり新幹線整備の在り方といったものは、我々の長崎、佐賀、JR九州で決められるものでは全くありませんので。ではなく意見交換ということであれば、お話を聞くといったことは重要なことかなと思います。それに応じて対応していきたいと思います。
ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(3)
IRに関してなんですけど、改めて、この行政不服審査請求の断念といいますか、見送った理由についてお伺いしてもいいでしょうか。
これは、様々な意見を聞いて、一つだけの理由ではありませんけれども、これまで検討を重ねてきましたけれども、その中で県としては法律の専門家等々も含めてご相談したところでございますけれども、まずはその立地の契約も切れていると、そこを訴えることの利益も喪失しているんじゃないかといったことも言われましたし、様々な観点からハードルが高いよねと、国の審査委員会の裁量が非常に大きい中で、今回の結果が覆るといったことも難しいんじゃないかというご意見もいただきました。
そういったことを踏まえて、またもう一つ、KRJのほうからも不服審査は行わないということを示されたことも重要なことだと思いますし、県議会等々での議論も踏まえて、総合的に判断をしたといったところが、繰り返しになりますけれども、理由でございます。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(3)
次に、新幹線についてなんですけど、NHKさんの質問ともかぶるところがありますが、佐賀議会で現行のスキームの中では合意するのは難しいということもおっしゃっていたかと思うんですが、山口知事が。そのことについてはいかがでしょうか。
その発言について承知してないので、すみません、申し訳ないです。
アセスルートにこだわらずということでの意味だと思うんですけれど、知事としては、やはりアセスルートでということでしょうか。
これまで議会の中でも申し上げたとおり、やはり持続可能性ですね、収支を含めた持続可能性といったのは非常に重要な観点だと思いますので、与党PT、またJR九州が、アセスルートが最適であると言っていることは尊重すべきだと県としても考えています。
ありがとうございました。
特定複合観光施設(IR)について(4)
IRについて何点かお伺いをさせてもらいます。
今回、行政不服審査請求は見送るということに関してなんですけれども、知事は、12月下旬に国のほうから不認定となった際に、その国の審査結果に対しては納得ができない部分があるというふうにおっしゃっていたと思います。現時点で質問書に対して正式な回答等もない中で、納得できない部分があるというところの認識は、今も変わらないままなのかどうかというのをまずお伺いしてもいいですか。
認識の差は埋まっていないというふうに思っています。
今お答えいただいたように、国の審査委員会と県の認識に対しても大きな隔たりがあるというところも県の見解だったと思うんですけど、そこは今も変わらないということですか。
そうですね。今申し述べたとおりです。
分かりました。
今回、審査請求はしないということなんですけれども、約2か月間の中で国の審査結果に至った理由ですとか、国の考えみたいなところで、県として理解できた部分だったりというのはあるんでしょうか。
国からの回答を踏まえて分かったところを。
私のほうから説明いたします。
県としましては、これまで国際的な商慣習を含めて、金融機関でありますとか、アドバイザーの助言に基づいて区域整備計画を国へ提出して取り組んでまいりました。
今回の国からの回答の中で、21の質問に対して4項目は推察できましたけれども、それ以外につきましては、審査の基準でありますとか、判断の根拠、そういったものが明らかになっておりませんので、認識の差という意味では、残る結果にはなりますけれども、IRという事業が刑法上の特例的な措置であるがゆえに、審査委員会を設置をし、そこで裁量的な判断をなされるということが明らかになったということをもって私どもも理解せざるを得ないというふうに認識をいたしております。
分かりました。理解せざるを得ないというところ、今、回答があったんですけれども、今後、国との認識の差を埋めるみたいな作業というのは、例えば2月19日には知事が実際に観光庁の長官と会われて県の見解等も示されたと思うんですけれども、今後、その認識の差を埋める作業というのは、県として何かしらのアクションがあったりとか、そういう予定等はあるようなものなんでしょうか。
今の段階で決まったものはないと私は認識をしております。というのは、観光庁長官とお話をした際も、これ以上の回答はないということを聞いておりますので、それを踏まえて我々がどうできるかといったことは、状況が変わればあるかもしれませんが、今、現時点では何かあるわけではありません。
分かりました。なぜこれを聞くかといいますと、12月下旬の段階、不認定となった段階で、知事のほうから県民に対して、なぜこういうふうになったのかという説明を今後していきたいという話があったと思うんです。今、現時点でも国との認識の差というのがある中で、県としてもなかなか理解できてない部分があるというところで、今後、どのように県民に対して説明をしていくのかというところが非常にちょっと気になる部分なんですが、12月時点と認識が変わらないのであれば、県のほうから何かしら説明ができると思えないんですけれども、今後、どのように説明をされますか。
十分にできないところはあるというふうに思います。それは我々が説明するために必要だと思った質問を送って、それに対する、先ほど担当から答えさせていただきましたように、十分に回答が得られてないという状況ですので、それは限界があると思っておりますけれども、今後、過程の資料の開示であったりとか、そういったところがどれだけ可能なのか、そこは恐らく担当とまた観光庁との協議になっていくと思いますので。
そういったことを我々としては可能な限り県民の皆様にも見ていただきたいと思います。もちろん特定の企業とか、そういったお名前も入っているので配慮しなくちゃいけない部分はありますけれども、それを踏まえても可能な限り丁寧に開示をしながら説明していきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(5)
なかなかIRのことは現時点でという条件つきの中で答えにくいというのも非常に分かります。基本的なスタンスのところで、まずIR、カジノを含む大型のリゾートというものをつくって地域を振興していくということ自体の魅力というのは、知事として現時点でどういうふうに考えておられますか。
大型施設ができるということですかね。
IRですね、カジノを含む今回のIR。
IRに関しては、県として長年取り組んできたことですので、それは大きな期待を寄せておりましたけれども、それ以外でまた似たようなものが代替できるようなものがあるかどうか、まだ分かりませんけれども、やっぱりそういったにぎわいの場とか、ショーケースになるような機能を持った施設とか、そういったことは、可能性は常に見ていくべきだと思いますし、また、国と連携した形で進められるといったものは非常に注目を浴びるといった意味でも、また、国との連携ということで非常に財政等々、好条件もあるかもしれませんので、そういった可能性は常に、不断に求めていきたいなと、探していきたいなと思います。
魅力としては非常にあるものだけれども、例え話をするのも変なんですけど、山の上にすごくきれいなものがあると、これは間違いなくいいものだとは思うんだけれども、そこにアプローチしていくためのルートがいまいちよく分かんない、リスクも高そうだというところが今回チャレンジしてみて見えてきたので、現時点で同じようなやり方でアプローチしても難しいだろうということで、再チャレンジについてはかなり慎重な姿勢で今おられると、そういうイメージでいいですか。
そうですね、フィジビリティは非常に重要だというふうに思います。どれだけいいものであっても、それが達成できるかどうかという予見可能性というのは非常に重要な観点です。我々行政として、県民のお力を借りながら、それを達成しようとする際には、その実現可能性をしっかりと見極めなくちゃいけないと思ってますので、その観点において、なかなか現時点で見出すことができなくて、先ほど日経新聞様にもお答えさせていただいたんですけれども、判断が現時点では難しいというのが現実です。
逆に言うと、そこにたどり着くためのルートなりプロセスのところがもうちょっと分かりやすくなるだとかというようなときに、もしかしたらチャレンジ、もともといいものだとは思っているのでチャレンジすることはあり得るけれども、現時点では、そこがそういう状況ではないので、現時点では一旦、何という表現がいいでしょうか、終結というのか、断念というのか、どういう言葉が一番ふさわしいですかね。
分かりませんけど、状況が変われば、その状況に応じて検討、判断しなくちゃいけないことだと思います。
分かりました。
九州新幹線西九州ルートについて(4)
次は新幹線の話でして、先ほど、現行スキームという話があって、ちょっとルートの話のような流れになったんですけれども、多分これはお金の話をされていて、お金の出し方も含めて現行の整備新幹線という枠組みの中では難しい。要するに、地元の要望でつくるものだというような流れの中での枠組みでは難しいというようなことを多分おっしゃっているのかなというふうな気が、先方の知事の発言などを見ていると思うんですね。
要するに、JRさんを交えて新たな合意形成を探るのも選択肢の一つだと。だから、できるだけ早くJR、長崎県と議論をしていきたいというようなことをおっしゃって、合意形成の部分ですね。6者合意という、前もちょっと質問したことがありますけれども、6者合意という形のものというのは、一定、現状で区切りがついて終わったものなので、これから先、進めるのであれば、新たに合意形成を地元としていった上で、そこがスタートになるんじゃないかということをおっしゃっていると思うのですが、そこは知事は向こうの知事の発言とかを見て、どういうふうに捉えていらっしゃるんですか。
すみません、その仮定が分からなくて、今現在分からないんですけれども、いずれにしても、ルートも含めて新幹線の整備の在り方といったものは、国や与党PTといったもの、関係者も交えながら議論の中で決定がなされていくんだろうというふうに思います。
最終的にそういうふうになっていくんでしょうけども、スタート時点で整備新幹線というものはですね、地元が欲しいと言ってるから、じゃ検討してつくっていきましょうというような形だと思うのです。そこは地元が欲しいと言っているという部分が、佐賀が欲しくないと思っている以上は、じゃ、これで話は終わってしまいますけども、それじゃ話が進まないから、長崎も含めて地元という意味で地域が欲しがっているという、欲しがっているかどうかはともかくとして、そこの合意形成という一番取っかかりのところから始めていこうというような趣旨だと思われるんですけれども、そういう考え方については、知事はどういうふうに思われますか。
すみません。合意形成といったことに対する解釈といったものが、恐らく仮定の話になってしまいますので、なかなか軽々にコメントがしづらいとこです。
知事と向こうの知事と会うときに、逆に言うと、そのような状態で行かれて何を話すのだろうというふうな気もするんですけれども、まずは向こうが、今、大石知事も向こうの知事の発言を直接聞いてないから分からないというような、趣旨が分からないということだと思うんですけど、まずは向こうの知事さんがおっしゃっていること、何を言っているのかというのを聞くという意味からお話し合いが始まる、始めにいくというような、そういうことなんですか。
佐賀県知事さんが考えていらっしゃることを聞くことは非常に重要だと思いますし、そういった機会が設けられれば、私としても長崎県が享受しているこの状況、得た効果であるとか、また、全国の新幹線ネットワークにつながることで西九州地域、九州全体が享受し得るメリットといったものは、私の立場からも申し上げたいと思いますし、そこは本当にたくさんな意見が出るんじゃないかなと思います。
長崎県側の立場を伝えるということですね。
もちろんです。
分かりました。
諫早湾干拓調整地での水上太陽光発電について
これ、最後ですけれども、もう1点、話が全然違うところで、諫早湾干拓の調整池に太陽光をということで方針を出されました。これ、今後また少しずつ新年度になったら動いていくんだろうと思うんですけども、現時点で話を進めていく上では、長崎県と、あと諫早市と雲仙市というところで進めていかれるんだろうと思うんですけれども、調整池の問題、水の問題ですね。これがどっちに転ぶんだろうかなと。上に蓋するじゃないですけど、大きな太陽光のパネルを並べることによって、アオコの問題というのが解消のほうに向かうのか、もしくは水質の悪化を招くのか、そこら辺で大分有明海に与える影響というのも変わってくると思うんですね。
ここの部分というのは、まず一つは、知事として現時点であそこに、調整池の上に大規模なパネルを並べた時の調整池への水質への影響というのを現時点でどういうふうに考えておられるかということと、これ、話を今後進めていく中で、佐賀県を含めて有明海沿岸で漁業をやっておられる方も、福岡、熊本もいらっしゃいますし、特に海苔については、ここ近年、水質にかなりデリケート、ナーバスになっておられて、作柄も不安定なところも出てきているということで、そういう佐賀、福岡、熊本など有明海の海につながっている自治体のところについて、何かしら説明をしていくような考えというのはあるか、それを教えてください。
一つ目の影響の話ですけれども、現時点でどうなるのかという詳細を私のほうから述べるのは難しいですけれども、まず、関係者の方々のご理解をいただけるといったことがまず重要だというふうに思いますので、進めていくにしても、しっかりと丁寧に説明したいと思いますし、心がけたいと思いますし、そういったお話を聞く場といったところも整えながら進めていく必要があるんだろうというふうに思います。
関係者というのは、今の発言の趣旨だと、そういう有明海沿岸の漁業者とかも含めた関係者というような考え方を現時点で持っておられるんですか。
今、具体に申し上げるのが分かりませんけれども、何か担当からありますか。
担当のほうからお答えします。
地域の関係者の皆様にも私どもから、この事業について検討が可能かどうかということできちんと話していくということで考えております。
そこの地域のというのが、雲仙市、諫早市にとどまるのか、もう少し広い範囲で捉えておられるかというのを聞きたくて質問を再三しておるんですけれども、そこはどうでしょうか。
佐賀県、熊本県、福岡県と、有明海沿岸の県や漁協など、そちらのほうにも説明をしていかないといけないというふうに考えております。
分かりました。ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(5)
新幹線のことで確認を含めてなんですけど、3者での意見交換について、先ほど知事は、協議ではなくコミュニケーションを取る上で意見交換ということであればというふうに前向きに答えられたと思うんですけど、今回、佐賀県側、知事も含めてと思うんですけど、まず、一から地元で合意形成を図るための意見交換というような趣旨でおっしゃられていると思うんですけど、そもそも一から地元で合意形成を図ることについて、知事としては賛成しているというか、それを受け入れているのか、その点をもう一度確認させてください。
一から合意形成を図るための意見交換ということになっているとは私は認識していませんけれども。
去年の12月の末にも、アセスルートを白紙に戻すとか、一から合意形成を図るというような趣旨で佐賀県はおっしゃっていると思うので、その流れにあるというふうに私は理解しているんですけど、その点はそうじゃないということですか。
私は、少なくともそのように認識を今してません。
そうすると、一から地元で合意形成を図るという流れの中での意見交換じゃないという理解でよろしいですか。
私は、そう認識しております。
分かりました。
任期折り返しについて(2)
それと、もう1点また別のことで。先ほど、知事が幹事社さんの質問の中で、新年度は県民の意見をもう少し聞きたいと、こういうようなことで火曜日と水曜日午前中ですか、できるだけ外に出たいということで、これは県内を回るという理解ですか。
それは場合によって変わると思います。とりあえず県勢の発展に資するような視察であったりとか意見交換の場だったりとか、そういったところをはめる枠として、おおむねですけれども、毎回と決まったわけではありませんけれども、そういった火曜日と水曜日の午前といったものを優先的に使いたいということです。
これまでの2年間ですね、かなり県民の方とも意見交換されたり、車座集会とかされてきたと思うんですね。それでもまだやっぱり足りてないという認識でしょうか。
はい。もっと持つべきだというふうには感じています。
そうした場合、かなりのペースだと思うんですが、随行の方であったりとか、職員の方とかも一緒に行く中で、県政の業務に対する遅れというか、遅延とか、そういったことというのは生じないでしょうか。
進めるためにやることですので、影響が出るようであれば、それは調整をしなくちゃいけないと思いますけれども、今年度も含めてですけど、移動中のレクとか結構いろんな取組をやりながら時間を捻出してきたことがあります。そういった中で得た経験値からノウハウといったものも蓄積してきているところもありますので、それは工夫しながら影響が出ないように。
あと、出ることで得ることも非常に大きいと思いますから、これはもう県の施策を進めるための取組として、やっぱりやるべきだというふうに思っています。
これは県内、県外も含めてかもしれないですけど、こういうふうに各地を見て回るというのは、これはあくまで公務という理解でいいですか。
もちろん。
何といいましょうか、県民であったり、いろんな企業さんと会ったりとかもあるかもしれないんですけど、ちょっとうがった見方をすると、知事の任期が折り返しを迎える中で、次の知事選も近づく中で、外に出ていろんな人に会うというものが、次の選挙を意識しているんじゃないかというふうに見られることはないのかなと思ったりもするんですけど、その点はどういうふうにお考えでしょうか。
私自身は、県勢の発展のために必要なことだと思って視察も含めてさせていただきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
では、以上で定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後4時22分(52分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和6年2月13日 記者会見
●会見内容●
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ただいまより、令和6年度当初予算(案)の概略について、ご説明させていただきます。
皆様、よろしくお願いします。
まず、令和6年度の当初予算は、県民の皆様に2つのことを思いを込めてつくらせていただいております。
まず1つ目、「新たなビジョンの始動による期待感」です。もう一つが「きめ細かな対応による安心感」を抱いていただける予算を目指して編成をしました。
具体的には、今回策定をいたします「新しい長崎県づくりのビジョン」を実現することと、また、「長崎県総合計画チェンジ&チャレンジ2025」のさらなる推進に向けた各種施策を積極的に推進することとしております。
まず、「新しい長崎県づくりのビジョン」実現に向けた取組について、お話しをさせていただきます。
「こども」、「交流」、「イノベーション」、「食」といった4つの分野でビジョンの実現に向けた特別事業を推進いたします。これらの事業につきましては、従来の枠を超えて複数の部局が連携、融合して一つのプロジェクトを構築しています。初年度であります令和6年度につきましては、施策を推進していくための基礎づくり、また土台づくりを中心に展開をしていきます。
次に、県総合計画の推進による各種課題へのきめ細かな対応として、総合計画に基づいて、資料の下の方の枠の中にお示ししているような項目について、令和6年度に注力すべき分野を示しながら事業を展開してまいります。
こうした施策を着実に推進することで、県民の皆様と一緒に国内外から選ばれる「新しい長崎県づくり」の実現を目指してまいりたいと考えております。
2ページ目は、上段になりますけれども、令和6年度当初予算の規模についてでございます。令和6年度の一般会計当初予算は7,348億円でございまして、5年連続7,000億円台を確保してございます。昨年と比べますと、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対策経費の減などがあって167億円の減となっています。
下段になりますけれども、今年度の経済補正予算と令和6年度の当初予算の一体的な編成のイメージをお示ししたものになります。補正予算につきましては、そのほとんどが令和6年度での執行となりますことから、相乗的な効果が発揮されるように、令和6年度当初予算と一体的に推進をしていきたいと考えております。
3ページから7ページになりますけれども、こちらでは歳入歳出の動きであったり、基金、県債の状況等となってございます。事前に財政部局からご説明があったというふうに聞いておりますので、ここでは説明を割愛させていただきます。
次、8ページをおめくりください。8ページ目以降は、ビジョンの特別事業になります。各プロジェクトの内容については、次のページ以降で順次ご説明をさせていただきます。
まず、9ページ、「こども分野」の「こども場所等官民連携プロジェクト」になります。子どもが主役のこども場所をみんなでつくるという社会の実現を目指しまして、令和6年度になりますけれども、こども場所充実に向けた全体構想を策定するといったほか、長崎県青少年育成県民会議等と連携をしまして、多様な主体の活動を支援する体制の構築、整備や、また、民間団体等による居場所づくり支援のための持続可能な仕組みを構築するといったことを進めていきたいと思います。これらは今後の基盤となる仕組みづくりになると思っておりますので、これらのことを中心に、しっかりと進めていきたいと思います。
10ページにつきましては、「交流分野」の事業で、「マニアが集う長崎プロジェクト」でございます。様々なジャンルの聖地、本場、拠点として、県内各地に多くのマニアが集うことを目指しまして、令和6年度は、官民連携でコンテンツを磨き上げる体制を整備するほか、先行して、アニメ、小説、また県産酒の分野において、誘客に向けた情報発信であったり、受入れ体制の充実に取り組むこととしております。令和7年度以降は、こうした体制づくり等を通じて、新たなコンテンツの発掘や誘客促進につなげていきたいと考えています。
11ページにつきましては、「イノベーション分野」の「空飛ぶ未来を拓くドローンワールドプロジェクト」でございます。本県が全国を代表するドローン活用の先進地となることを目指して、令和6年度は「長崎県ドローンプラットフォーム(仮称)」という専門サイトをまず設置したいと考えています。ここでは、ドローンサービスの利用拡大に向けて、分野を超えた事業間のマッチングなどを推進するといったほか、ドローンオペレーター自体も、資格取得経費を支援することによって、しっかりと確保していく、育成をしていくといった取組をしていきたいと思います。また、これに加えて、農業、建設業、教育分野において、具体的なドローン活用拡大に向けた実証などにも取り組んでいきたいと考えています。そのほか、ドローン社会実装に向けたプロジェクトへの支援にも取り組んでまいります。
12ページにつきましては、「食分野」の「長崎・食の賑わい創出プロジェクト」でございます。長崎のおいしい食を買える、味わえる、また体験できるといった食のショーケースの実現を目指しまして、令和6年度は、先進事例の調査、また県内での可能性調査を実施したいと思います。それとともに、長崎空港等において、可能性調査と連動した形で、食の賑わいの場づくりの試行を行いたいと思います。それらを基に、目指す姿であったり、その実現に向けたロードマップを策定していこうと考えております。
13ページになりますけれども、こちらではビジョンを下支えする取組について、ご説明をさせていただきます。ビジョンの実現に向けた各分野の施策を効果的に推進していくため、こちらのビジョンを下支えする事業にも取り組んでまいりたいと思います。
上段につきましては、ビジョン全体や一括計上したビジョン特別事業に係る広報関連予算として、民間の知見も取り入れながら、戦略的また統一的な情報発信、PRを推進するものになります。
また、下段につきましては、県と市町が連携しまして地域課題の解決を図っていくことが、ビジョンのコンセプトである未来大国の実現にもつながると考えております。そのため、市町における地域活性化等の取組を支援してまいりたいと考えております。
14ページ目以降は、県総合計画に基づく令和6年度に注力する分野の事業になります。
15ページは、1つ目になりますけれども、「子ども施策」にぶら下がる事業一覧になります。
16ページ、安心して子育てできる環境づくりや、きめ細やかな子ども支援施策の充実強化についてでございます。
例えば、1番につきましては、市町と連携しまして幼児教育・保育の質の向上、また保育人材の確保につなげていくために、保育士をはじめ、保育教諭や幼稚園教諭の処遇改善を支援する県独自の制度を創設するものでございます。
2番につきましては、子育て夫婦が相互に協力して子育てを行う共育て推進のための情報を発信するものでございます。
3番でございますけれども、不登校児童生徒に対しまして多様な学びの場や居場所を確保していくために、市町と連携して県内の小中学校における校内教育支援センターの設置を促進するものでございます。
また、4番と5番につきましては、発達障害児に対しまして、地域における療育支援の中核的役割を担う児童発達支援センターの機能強化を図るほか、子どもと親の心理支援センター(仮称)を開設いたしまして、診断前の非常に待ち時間が長いという課題がございますけれども、診断前の児童に対する早期の適切な支援体制を構築していこうとするものでございます。
17ページになりますけれども、上段、6番につきましては、特別支援学校において、福祉タクシーを活用した通学車両に看護職員が同乗する支援制度を新たに構築したいと考えております。これによってスクールバスの利用が困難な医療的ケア児の通学を支援するものでございます。
8番につきましては、児童相談所業務のデジタル化を進めまして、生み出した時間で、より一層、児童であったり、保護者に対するサポートを行っていただく、充実していただくというものでございます。
下段につきましては、次代を担う子どもたちの教育環境等の充実についてになります。例えば3番につきましては、離島留学に関しまして、検討委員会の報告書を踏まえて、離島留学支援員の増員であったり、里親を対象とした研修の充実、生徒や里親に対するサポート体制の強化や受入れ体制の充実、教員の負担軽減の取組など、制度改善を図るものになっております。
18ページ目は、下段にありますけれども、国の子ども・子育て支援加速化プランへの対応についてとなっています。具体的な説明は割愛をさせていただきます。
19ページ、2つ目の「長崎県版デジタル社会の実現」にぶら下がる事業の一覧となっています。
20ページ目は、先端技術を活用した地域課題の解決、行政デジタル化の推進についてでございます。例えば2番につきましては、次世代モビリティであったり、また都市OSといったものをはじめとする本県のDX推進における重点分野について、今後の実装に向けたロードマップを作成するとともに、メタバース空間を活用した新たなコミュニケーション手段の構築、また活用促進、市町や民間と連携をしまして、さらにデータ連携基盤を活用した新たなサービスを創出していきたいと考えています。
3番につきましては、県庁業務におけるDXのさらなる推進を図るために、デジタル改革推進専門チームといったものを設置したいと思っています。デジタル技術の活用によって、業務プロセスの改善等につなげていくことを目的としております。
21ページは、各分野におけるデジタル化やDXの推進についてとなります。例えば、2番、3番にお示しをしておりますけれども、水産業分野におきましては、養殖業における様々な課題の解決に向けて、民間のアイデアを活用した新たな技術の開発及び導入を促進するものでございます。農業分野においては、環境制御装置等のデータ駆動技術であったり、遠隔・自動化技術の導入、各産地におけるデジタル化の中核的な人材の育成等を支援するものになっています。
4番、5番については、介護分野において、介護職員の負担軽減と介護の質の向上を図るために、介護ロボット等の導入、活用による生産性向上を支援するセンターを開設するとともに、介護現場におけるデジタル機器の実装を加速化していくものでございます。
22ページは、教育分野になります。令和7年度から、長崎県の教育センター内に長崎県遠隔教育センター、これは仮称になりますけれども、これを開設いたしまして、ICTの活用だったり、遠隔授業配信など、離島・半島地域の小規模高校の生徒を中心に、多様な学びを提供することとしております。そのため、機器整備やコンテンツの開発等の準備を進めるほか、国の制度を活用しまして、小中学校における一人一台端末等の更新費用を支援するものになっております。
23ページ目は、3つ目になりますけれども、「戦略的な情報発信、ブランディング」のぶら下がり事業一覧でございます。
24ページは、本県ならではの資源を活用したPRの強化についてでございます。例えば、1番になりますけれども、他県との差別化によって、まず選ばれる長崎県にならなくてはいけませんが、そうなれるように現在の県産品を取り巻く環境変化等を踏まえてブランド流通戦略を再構築するといったことなど、長崎ブランドの構築に取り組むものになっています。
3番になりますけれども、民間事業と連携しました本県の食と観光コンテンツを組み合わせた旅行商品の造成や若年層をターゲットとしましたSNSによる情報発信の強化などによって、本県への誘客を促進するものでございます。
25ページの5番になりますが、これは市町と連携をしながら、先進地調査であったり、有識者会議等を通じて、ワーケーションのさらなる誘致に向けたロードマップを作成しまして、仕事の場所を変えながら働いていらっしゃる、いわゆるノマドワーカーにも選ばれる長崎県を目指すものでございます。
26ページになりますが、文化・スポーツ各種大会を契機とした情報発信についてになります。これは1番から3番についてになりますが、令和6年度に開催いたします、日本スポーツマスターズ2024長崎大会や全国高総体、また令和7年度の開催予定のながさきピース文化祭2025に向けて、着実に準備を進めるとともに、市町や関係団体等と連携しながら機運醸成を図っていく、また積極的な広報、魅力発信を図るものでございます。
27ページは、4つ目、「人材の確保・育成」にぶら下がる事業一覧となってございます。
28ページ、各分野における活躍する人材の確保・育成についてお示しをしています。2番につきましては、国の制度を活用しまして、看護補助者や介護・福祉職の処遇改善を支援するものになっております。
29ページにお示ししておりますけれども、介護分野、公共交通の人材確保・育成に取り組むほか、教員の確保について、小中学校及び県立高校において、業務支援員を配置するとともに、県立中学校・高校において、デジタル採点システムを導入するといったことなど、教員の業務負担軽減を図ることによって、なり手不足の解消につなげてまいりたいと考えております。
30ページになりますが、外国人材の活用についてお示しをしています。例えば2番になりますが、人材不足が大きな課題となっております県内宿泊施設におきまして、外国人インターンシップ制度を活用した新たな受入れ体制を構築するために、関係団体による相手国との協定締結であったり、学生の受入れに向けた取組を支援するものになります。
3番目になりますが、こちらはIT関連業界の専門人材ニーズに対応するために、関係市や県内大学等と連携しまして、外国人IT人材の確保を支援するものになっております。
31ページは、5つ目、「市町や民間団体、企業等との連携施策のさらなる推進」のぶら下がり事業となってございます。
32ページになりますが、こちらは多様な主体との連携強化について記載をしています。2番について、若い世代を中心とした巡り会いイベントについて、令和6年度は、開催地を県内各地域に拡大しまして、市町や民間団体のイベント等と連携して実施することによって、交流人口の拡大を通じた地域の活性化につなげていきたいと考えています。
33ページですが、例えば5番目になりますが、民間団体と連携しまして空き家の活用などの対策に取り組む市町の支援を実施するものになります。
また、7番になりますが、事業承継を契機としまして、後継者が新たな事業の創出であったり、業態転換などへの挑戦をする取組を関係機関と一体となって支援を行っていきたいと考えています。
34ページは、6つ目、「力強い産業の振興」のぶら下がり事業一覧となってございます。
35ページをお開きください。新たな基幹産業の創出やスタートアップ等への支援についてお示しをしています。今後、需要拡大が見込まれます半導体、航空機関連産業や海洋エネルギー関連産業が本県の新たな基幹産業として育成、発展をしていくことが重要だと考えています。それに加えて、意欲ある企業の新たなチャレンジを引き続き積極的に支援をしてまいりたいと考えてございます。それに連なった事業となっておりますけれども、事業ごとの説明は割愛をさせていただきたいと思います。
また、36ページと37ページになりますが、こちらは農林水産業の振興になります。農林水産業は本県の基幹産業でございます。その振興に向けて、新規就業者の確保・育成であったり、新たな技術の導入等によって生産性の向上を図っていく、そういった各種施策を推進していきたいと考えております。こちらも事業の内容は説明を割愛させていただきます。
38ページ、インバウンド対策の強化についてになります。コロナ禍を乗り越えて、今、ようやく海外から観光客の方々も来てくださっていて回復しつつあるかなと感じておりますけれども、引き続き、インバウンド対策については注力をしていきたいと考えております。こちらも、これまでも様々やってきておりますけれども、事業ごとの説明は割愛をさせていただきたいと思います。
39ページ、7つ目になります。「安全安心な社会づくり・みんなで支え合う地域づくり」のぶら下がり事業一覧となっております。
初めに、40ページになりますが、県民に寄り添った医療、福祉、介護の確保・充実についてお示しをしています。
例えば、1番になりますが、各市町と、また健康事業団と連携をしまして、がん検診のウェブ予約システムを構築したいと考えています。これによって働く世代や若年層の受診定着を図るほか、若い世代のがん患者に対する在宅ケアを支援する制度の創設、また精密検査が可能な医療機関の登録制度の導入を進めていきたいと考えています。
3番目になりますが、今、救急搬送にドクターヘリを使っておりますけれども、今後も増加が見込まれますこの救急搬送要請に適切に対応していくことが重要になります。そのために、長崎県病院企業団が運航しております医師搬送用ヘリ、これはRIMCAS(リムキャス)といった呼び名で呼ばれておりますけれども、これを活用しまして、ドクターヘリの運航時間の拡大に向けた環境整備を進めていきたいと考えています。
また、4番になりますけれども、これは県内の全市町と連携しまして、急な病気などの際に病院受診等を電話で相談できます救急安心センター(♯7119)の導入を図るものでございます。
41ページ、7番にお示ししておりますが、人工透析患者の通院などの負担軽減を図るために、令和7年度の新たな送迎支援制度の構築へ向けて、市町や関係団体と協議や実態調査を実施していきたいと考えています。
また、8番のケアラー支援の充実などを含め、安全・安心な社会づくりに向けて、各種施策の推進を図ってまいりたいと思います。
42ページは、県民の安全・安心な暮らしの確保、災害に強く命を守る強靱な地域づくりについてお示しをしています。
まず、1番に書かせていただいておりますが、本県近海の活断層における地震アセスメント調査を実施するといったことなどの対策を推進していきたいと思います。
また、ハード面につきましては、公共事業費の確保に努めつつ、例えば2番にありますように、自然災害防止や河川等の浚渫事業についても積極的に推進をしていきたいと思います。
43ページは、8つ目、「ダイバーシティやSDGsの推進」、「その他」のぶら下がり事業となっております。
44ページから45ページは、誰もが自分らしく活躍できる環境の充実や循環型社会への転換に向けた取組の推進についてお示しをしておりますが、事業ごとのご説明は割愛をさせていただきたいと思います。
45ページの6番、これは動物殺処分ゼロに向けた取組としまして、離島等での不妊化手術であったり、老朽化しているアニマルポートの再整備などを実施していくものになります。
また、下段、その他の1番になりますが、九州・長崎IR区域整備計画の審査結果を受けまして、専門家のホームアドバイザリー支援をいただきながら、国との調整であったり、今後の情報開示等に関する対応を実施するものを挙げさせていただいております。
46ページはデジタル田園都市国家構想交付金の活用状況、47ページは国境離島交付金の活用状況になっております。引き続き、これらの交付金を最大限活用しながら予算を編成していきたいと思っております。
48ページ目以降は、2月補正予算、これは経済対策分になります。学校給食費、寄宿舎運営費等への支援など、重点支援地方交付金を活用した事業であったり、国補正予算への対応分になってございます。
49ページからは具体の事業を掲載しておりますけれども、事業ごとのご説明は割愛をさせていただきたいと思います。
冒頭、長くなりましたが、予算に関する説明は以上とさせていただきます。
それでは、幹事社の毎日新聞さんのほうからご質問をお願いします。
まず、特別事業ですけど、「こども」、「交流」、「イノベーション」、「食」、4つの分野がありますが、中でも、知事が力を入れて訴えたいということはございますか。
これは全部だと思います。なかなか1つに絞るのは難しいです。どれも思い入れがありますし、本当にどれも大切、喫緊な取組だと思いますので、四兎以上を追うことになりますが、しっかりとみんなで力を合わせて実現していきたいと思います。
あと、例えば今回の新年度予算、名づけるならば、どういうふうになりますか。
説明の中でも申し上げたんですけれども、やっぱりビジョンが始まると、ビジョンが始動することによる期待感、これは一つ大切だなと思いますし、あと、きめ細やかな対応による安心感、これも大切だと思いますので、その2つを県民の皆様にお届けする予算ということにしたいと思います。
ありがとうございました。
人口減少というのは、やっぱり長崎県の大きな課題になろうかと思うんですけれども、その人口減少については、今回の予算で、どういうものを柱にしてなのか、もしくはどういうことを戦略として今回の予算を通じて対応していきたいかということを教えてください。
人口減少は我が県にとって非常に大きな課題だと思っています。ただ、人口減少を議論する中で、これがあれば解決するといった明確なものがない、それが困っていることだと思いますけれども、なので、しっかりと幅広にといいますか、様々な分野で課題を残していかないように、一つでも多く課題をクリアしていくことが重要だと思います。そして、何よりも大切なのは、県だけではなくて、市町であったり、関係団体の皆様方、関係機関の皆様方と力を合わせて取り組んでいくことだと思いますので、そういった視点で、今回の予算につきましては、いろんな方々をつなぐと、連携をしながら力を合わせて一緒に前に進んでいくといったところには非常に意識をして努めてきたと思います。ですので、今、全ての分野について概要をお話しさせていただきましたけれども、しっかりと、これを予算執行だけではなくて、まず内容をしっかりと実現していくといったことをやっていきたいと思います。
そういった意味でも、たとえば「こども」の分野については、様々な民間団体等と、そういったところも含めて、連携というのを大事にしていきたいということが分かりました。
改めてなんですけれども、今回の予算に込めた思いというか、そして今回の予算を通じて、どんな長崎県にしていきたいか、改めてお伺いいたします。
改めて、長くなりますが、総論としてご回答させていただきたいと思います。
まず、冒頭申し上げましたけれども、今回の当初予算編成に当たりましては、大きく2つの観点で編成を行っています。
まず1つ目は、「新しい長崎県づくりのビジョン」の始動、これによって県民の皆様に期待感を抱いていただけるような予算、もう一つは、県総合計画に基づく各種課題へのきめ細やかな対応によって、安心感をもたらすような予算にしたいということでございます。
まず、ビジョンについてでございますけれども、これまでもいろんな場所で申し述べてきたとおり、私自身もですが、県民の皆様が、本県への誇り、また未来への期待感といったものを抱いて、本県で大きな夢を描いていただける長崎県をつくっていきたいというふうに思っております。そのために、今回、「新しい長崎県づくりのビジョン」を策定することにしています。
この新たなビジョンにおいては、未来大国をコンセプトに掲げまして、概ね10年後のありたい姿と、また、その実現に向けた施策の方向性をお示しすることとしております。令和6年度につきましては、先行的に、先ほどお話があった「こども」、「交流」、「イノベーション」、「食」といった4つの分野において、事業実現のための4つの特別事業を構築させていただいています。
この特別事業になりますけれども、縦割りの従来の事業の枠を超えて複数の部局が連携、融合して一つの事業を構築したこれまでにない取組になります。また、先ほども申し上げましたけれども、市町や民間等と一体となって取り組むことで具体的な成果につなげていきたいと考えています。
2つ目の総合計画の推進に関しましてですけれども、この推進に当たっては、計画に沿った各種施策を基本としまして、令和6年度に注力すべき分野をお示ししながら事業展開を図ることとしてございます。
具体的に、まず県政の一丁目1番地、基軸といったものは、引き続き、子ども施策を位置づけをさせていただきまして、安心して子育てできる環境づくりや、また、きめ細かな対策として、今回例示を挙げさせていただいておりますけれども、県独自の、保育士等の処遇改善を支援する制度を新たに設けるといったこと、市町と連携した不登校児童生徒の学び場の確保、発達障害に係る診断前の早期の適切な支援体制の構築であったり、医療的ケア児の通学支援などを計上させていただいています。
また、喫緊の課題であります、各産業界のいろんな方とお話しする際に必ず出てくるのが人材の確保・育成だと思います。そこの対策としまして、例えばITや観光分野における外国人材の受入れ体制の構築であったり、介護や看護、公共交通や教員といったところ、幅広い分野において確保に向けた新たな取組を進めるほか、人材がすぐに集まるわけではないかもしれませんので、そういったところと抱き合わせとして人材不足の解消につながるようなデジタル化、DXのさらなる推進といったことも図っていきたいと思います。
そのために、県内の中小企業であったり、農業、水産業などのデジタル化、介護分野においては、ロボット、ICT機器の導入加速化、教育分野においては、遠隔教育センター(仮称)で述べさせていただきましたけれども、この開設のためのコンテンツ開発といった施策に取り組んでいきたいと思っています。
また、経済活動もしっかりとつくっていかなくてはいけませんので、産業分野施策としましては、半導体、航空機関連、海洋エネルギー関連産業といった本県の新たな成長分野における取組への支援も盛り込んでおります。
また、それに加えて農林水産業の振興に向けて新規就業者の確保対策であったり、新たな技術の導入といったことによって生産性の向上を支援していくこととしています。
観光面につきましては、インバウンド対策の強化に向けて、これは本当、県だけでやることはできませんので、市町、また民間の方々との連携を図りながら、例えば、飲食店の受入れ環境の整備であったり、空港のグランドハンドリング事業者による受入れ体制整備等を支援することとしております。
安全・安心な暮らしの確保としましては、今回、若い世代のがん患者の方への支援を創設させていただきたいと思います。また、ドクターヘリの運航拡大、県内全市町と連携しました「♯7119」の導入といったことに取り組むほか、自然災害ですけれども、例年、何かが起こってしまうといった状況になってきております。頻発化、激甚化が進むような自然災害の中、県民の生命、財産を守る防災・減災対策にもしっかりと重点的に取り組んでいきたいと思っています。
人口減少対策のところでも申し上げましたが、本当、幅広い課題がある中で、厳しい財政状況ではございますけれども、必要な事業に優先的に財源を振り向けることができたのではないかというふうに考えております。
そのほか質問がある方、挙手をお願いいたします。
ビジョンの事業の件なんですが、今現在、ビジョン策定中かと思うんですが、改めて今回の新年度に特別事業、4事業されてますが、この位置づけと、今後どのようにこのビジョンというもの、この事業というのを展開させていくか、そこら辺の展望というか、考えをお聞かせください。
確かに、ビジョン、今ちょうど策定中でございます。ですので、これから見えてくるものももちろんあると思いますけれども、このビジョンにつきましては、おおむね10年後のありたい姿を描いて、その方向性を示していくといったものになります。
ですので、まず令和6年度につきましては、10年を走り始めるといった年になりますので、しっかりとした体制整備であったり基盤づくりといったところがメインになってこようかと思います。
なので、今後、固まってくるビジョンの礎となるようなものだと考えておりますし、また、汎用性も必ず必要になるようなものを盛り込ませていただいております。中には試験的に試行するようなものもございますが、そういったことを踏まえて、また次年度以降、しっかりとつなげていきたいなと思っています。
では今後、ほかにこの分野以外というのも増やしたりとか、このビジョンにぶら下がっていく事業というのは、今後も増えていくというふうな考えでよろしいでしょうか。
はい。その認識でいます。やはり最初から100点を取れるかどうかはまだ、一番いいものをと思ってみんなで知恵を出して工夫してつくっておりますけれども、こういったところは、もっとこうなれば、もっと誇りに思うんじゃないかとか、イメージ自体が違うんじゃないかとか、そういったご意見もあるというふうに思います。
ですので、ビジョンについては、そういったご意見も踏まえながら、やっぱり県民みんなで、「こうなったら長崎ってよかよね」と、「長崎よかろうと自慢できるよね」と、「来んね、長崎にって言えるよね」といったものにしていきたいと思っておりますので、それは今回策定をするものがずっとそれで終わりではないと思っています。
分野についても、そういった議論の中で、例えばこういう分野は部局連携して、民間の方々も連携してやるべきじゃないかといったものがあれば、ぜひそのビジョンを描いていきたいというふうに思います。
これ、事前にお話をお聞きしたときにも大体お聞きしたんですけど、ながさきPR戦略課をプロジェクトに多くかませているというところの狙いなんですけれども、これ、こういうことで県としてやるんだよということを県民に周知するとともに、先ほど、国内外から選ばれる長崎というふうにおっしゃいましたけれども、長崎県の考え、取組というのを広く同時にアピール、対外的にもアピールしながら、広く長崎を知ってもらう、選んでもらうというところにつなげていく、そういう狙いがあるんでしょうか。
そうですね、狙いは幾つかございます。例えば以前もお話ししたんですけれども、広報に関しましては、これまで結構それぞれの部局の事業にぶら下がって広報をやっていたりとかしましたので、結構ばらばらに、リソースも含めてばらばらになっていることが多く見受けられたところがあります。
ですので、今回、このながさきPR戦略課ですね、そういった組織をしっかりとつくっていくことで、そういった事業が連携していくといったこと。これは非常に、財源も含めて効率化を図っていくことは期待をしていきたいと思います。
また、それに加えて質ですね、戦略的広報に関する質についても、そういったノウハウが一つのところに、必ずしも一つじゃないかもしれませんが、広報に関わるような、しっかりと軸になるようなところに蓄積をしていくといったこと。それが非常に今後の広報においても重要なことになっていくかというふうに思っています。
そういったことがこうした部局に込めた、期待していることになります。新たな取組ですので、試していく中では不断に見直しは行いながら、よりよいものにしていきたいなと思っています。
IR関係ですけれども、今回の当初予算の中では2,300万円、この後、国への審査結果への対応ですね。国との調整や情報開示などに関する対応を実施するということで、当初予算としてはこれだけが盛られていて、今後、何か動きがあったときには都度都度、補正を組みながら対応していくと、そういうことで。
そうですね。まず、今、審査結果の精査をしております。恐らくこの後また質疑があるかもしれませんが、そこを進めていっておりますので、まずは県議会であったり、関係皆様のご意見をお伺いしながら今後の対応方針を検討することが重要だと思っています。ですので、令和6年度予算においては、そこの部分の必要な予算を計上しているということです。
県としては、まだ断念ということを決めたわけでもないし、発表されたわけでもないと思うんですけれども、とはいえのところで、例えばこれまで一緒にプロジェクトを進めてきた関係者とか事業者ですね、こういう方々と引き続きまだ断念しない以上は関係をつないでいきながら一緒に動いていく必要性もございましょうし、あと、一番大事なのはハウステンボスの土地の問題ですね。こちらのほうでも、やはり諦めない以上、土地も県有地ではないので使える状態に、何かしらつないでいく必要があると思うんですけれども、そういう意味での必要なお金というのは、とりあえず当初では特になかったということでしょうか。
先ほど申し上げたとおり、まずは審査結果の精査といったところ、これに必要な予算を計上させていただいております。
分かりました。ありがとうございます。
新たなビジョンのことで確認なんですけど、今、選定中というところで、今年度、このビジョンの策定についてはいろいろ検討されてきたと思いますが、今回の事業の中に重点的に取り組む分野として健康が入っていたと思うんですけど、これが盛り込まれなかった理由を教えてください。
いろいろございますけれども、ビジョンについて、やはりこれは連携して関係者が非常に多く含まれるものでございますので、少しその調整、しっかり絵を描くといったところに時間を要しているといったこともございます。
ビジョンについては、県民の皆様に分かりやすく、ああ、こういう姿になったら長崎県はよかねと思っていただけることが重要だと思いますので、そこは拙速に出すものではないかなと思って、今回はまず4つについて注力をして取り組むこととさせていただいたところです。
それから、これからビジョンの最終案ができると思うんですけれども、その中から重点分野から健康というものをなくす可能性はあるんでしょうか、それとも続けていくということなんでしょうか。
僕は重要だと思っていますけれども、それは何らここで決まっているものはございませんので、今後の議論を見ていきたいと思います。
分かりました。
それと人口減少のことについてお尋ねなんですけれども、1月下旬に総務省が発表した人口移動報告で、長崎県のいわゆる転出超過が6,500人近くで全国ワースト5位と。昨年度のワースト6位から1,220人、悪化をしているんですけれども、知事としてこれをどのように受け止めているのか教えてください。
今、予算に関してですので。この後の記者会見で。
なるほど。
そういう状況がある中で早急な対策というのも必要かなと思うんですけれども、今回の予算案とか事業で、こういった緊急的な状況にすぐ取り組むようなものというのは、何か盛り込まれているんでしょうか。
短期的、中期的、長期的に効果を発揮するものってあると思います。やっぱり目に見えて、例えば処遇改善をするものとか、そういったものに関しては非常に効果が早いものだと思いますし、教育だったりすると、やっぱり複数年単位の時間が必要になってくると思いますので、そういった観点からは類型化は可能かと思いますが、どれが短期的でということをここで申し上げることができませんが、人口減少対策に対して前向きにつながるような施策は盛り込めているというふうに思っています。それは我々が予算を編成する中でも非常に重要視している点でございます。
分かりました。ありがとうございます。
簡単に3つ聞かせてください。
一つは、次世代基幹産業育成で、特に関心のある半導体の関連なんですけれども、提示されている資料を見ると、航空機とか、それから金属系とか、併せて半導体関連としてここに書いてあるのは、企業と大学の共同事業の補助金などをやるということです。
半導体については、国策という側面、それから地域活性化、もう一つは地域の競争というのがあります。これを踏まえて今回の予算で半導体の育成について長崎としてどういうふうに取り組んでいくかということについてご説明ください。
今回の予算に限ったことではありませんけれども、今、ご質問でも触れられたとおり、半導体に限ってではございませんが、それぞれの産業において、しっかりと地域で勝っていくと、サプライチェーンの関係ですね、地域でしっかりと連携をしていくといったことが重要になると思います。それは長崎県内だけでできることもあれば、長崎県だけではできないこともあると思います。特に国策について触れられましたけれども、CEMICONの世界でアイランド九州をつくっていくんだという流れができております。これは熊本でTSMCが大きな話、第二工場の話がありましたけれども、TSMCだけでできる話ではありませんので、長崎県であったり周辺の県としっかりと連携して九州としてやっていくと、これはもう国にもしっかりとお力添えをいただきながら進めていくことが重要だと思います。
そういった観点で、今回、連携といったことは重視をして今後の事業を進めていきたいと思っています。
書いてあることを見ると、共同研究などの新たな取組ということですので、これは随時、今年度中にやっていくということでよろしいんですか。今の段階でこういうことを具体的にやるということよりも、むしろ随時やっていくと、そういうことなんでしょうか。
執行については、できるだけ早く進めていければと思っています。
分かりました。
2番目は、冒頭の4つの特別事業ですけど、これは今回の予算の目玉事業というような言い方をしてもよろしいんでしょうか、4つ。
新たな取組だと思います。少なくとも、単一の部局で予算の編成を、事業の構築をしていたといったことがこれまででしたけれども、今回のビジョン特別事業については、複数の部局が、例えば食だったら農林とか水産とかですね、また、食に関わるようなほかの部局が一緒になって一つの事業を構築しております。これは決してホッチキスになるような形ではなくて、みんなで一緒に、どの分野が、どの部局が、どういう関わり方をしたら効果が最大化できるのか、長崎県民が自慢できるような世界観をつくれるのかといったことを議論してつくってきておりますので、これは非常に新たな取組だと思いますので、全て目玉だと言いたいところではございますけれども、新たな取組として捉えてはおります。
なぜ聞いたかというと、ジャーナリズムで皆さんに告知するときに、重点事業3つとか目玉事業という言葉を使ったほうが分かりやすいので、違和感がなければ目玉事業ということでよろしいでしょうか。
ぜひ新たな取組として。はい。
3つ目は、朝日新聞社さんがお聞きになったことと絡むんですけれども、ながさきPR戦略課というのが、令和5年4月にできてますが、知事から見て、この約1年間でどんな成果をあげたか、挙げていただけますか。
担当は全力で頑張ってくれて非常に苦労しているのを見ているんですけれども、これまで部局の事業にぶら下がっていた広報といったものをどうやっていくのかとか、どうやれば高効率化できるのか、何が課題なのか、そういったところは徐々に整理して明確になってきている分があると思います。また、今、現状だけでできるものもなくて、今後、どういった評価をすればもっと方向性を見出せるのかとか、新たな課題も見えてきています。
そういった中で、今やっている、やっていかなければいけない広報といったものを、どうやれば最大化できるのかといったことが目の前にありますので、できることはやっていくといったことで、例えば、先ほどビジョンの全体の広報であったりとか、ビジョン事業の広報であるといったところは、一義的にそこで担当するといった形ができてきているんじゃないかなと思います。
また、これからは議会にお認めいただければということにはなりますけれども、しっかりと今以上に民間の知見も取り入れられるような形、それを目指していきたいなと思っています。特に、PDCAを回すときに我々行政が評価をするよりは、民間でどういった評価をされているのかとか、そういった観点も非常に重要なところだと思いますので、ただ単に打ち出すものをどう打ち出せばいいのかではなく、打ち出したものをどう見ればいいのかも含めて民間の方々のお力を借りていくような方向性にしていきたいなと思っています。
以上です。ありがとうございました。
冒頭からおっしゃっていたと思うんですけれども、部局間の連携だったりとか、市と町との連携、団体との協力といった部分が今回のポイントなのかなと思うんですが、いろんな組織が複数関わることになると、合意形成とかに結構時間がかかってしまうんじゃないかという、ちょっとリスクもあるんじゃないかなと思ったんですが、その辺はどのようにクリアしていくというふうにお考えですか。
おっしゃるとおり、関係者が増えれば合意形成が難しくなるということはあろうかと思います。ですけれども、やっぱり事業の目的とするもの、達成しようとするものについて、例えば県だけで対応できないもの、県で無理くりやろうとしても、やっぱりそこはうまくいかないと思います。なので、そこは必要な合意形成だというふうに捉えて、これはもちろん労力が発生するかもしれませんが、関係する主体となるような方々は積極的に巻き込んでいきたいと思いますし、例えば子育てだったら県民みんなで育てたいというふうに、そういったテーマを置きながらやっていきたいと思います。
それはやっぱり我々行政だけではなく民間の使用者であったりとか、子育て世代が働く経営者であったりとか、もしくは普通の一般県民として公共交通機関を一緒に使う方だったりとか、いろんな立場があると思いますけれども、みんなで育てるといった意味では、関係者に幅広く関わっていただいて、これは無駄に広げようとしているわけではございません。そこはより効率的に、先ほどおっしゃったように合意形成にクリティカルな遅れが生じないような形を模索しながらやっていきたいなと思います。
ほかにご質問はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
では、以上をもちまして予算案についての記者会見を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時22分から午後4時48分(26分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年2月13日 記者会見
会見内容
それでは、引き続き定例記者会見を始めさせていただきます。
福地茂雄氏のご逝去について
それでは、冒頭私から2つお話をさせていただきたいと思います。
まず1つ目ですけれども、福地茂雄さんのご逝去についてお話をさせていただきたいと思います。
皆様もご承知のとおりと思いますが、去る1月29日、元アサヒビール社長、また、元N HKの会長であられました福地茂雄様がご逝去されました。福地様は、アサヒビールの経営やNHKの運営などを通じまして、産業の活性化や文化の振興、国民の生活の質の向上のためにご尽力をされてきたところは、皆さんも承知だと思います。それに加えて、NHK大河ドラマの「龍馬伝」の放映等、本県の世界遺産の登録推進といったことなどで長崎県の発展にも非常に大きなご貢献をいただいております。
福地様にご貢献いただいたことは大きなものがございますけれども、今回、ご逝去されたということで、数々のご功績に対しまして、県民を代表して深く敬意を改めて表したいと思いますし、御霊の安らかなご冥福をお祈りしたいというふうに思います。
子育て応援啓発動画「『やさしさ』を考える鑑賞会」について
もう一つ、子育て応援を啓発する動画についてお知らせをさせていただきます。
今、子育て応援啓発動画の「やさしさ」を考える鑑賞会といったものをユーチューブに公開しています。テレビCMでも放映されているというふうに伺っています。地域ぐるみで子どもを育てるココロねっこ運動の一環としまして、県と青少年育成県民会議が共同して制作をしたものになります。内容は、子育てをテーマにした劇の鑑賞会を開いて子育て真っ只中の方だったり、今は子育てをしていない方も含めて、幅広い年齢、性別の方に劇の感想をインタビューするものになっています。
子育て場面の演劇を見た人の感想を通して、子育てにやさしい社会をつくるために一人ひとりができることについて視聴者に考えていただいて具体的な行動を促すような動画になっております。動画では、私も観客の一人としてインタビューに応えております。
私自身は、劇を見て子育てされている方の頑張りだったりとか、本当に難しさというか、苦しさといいますか、楽しさも含めてですけれども、ご苦労を改めて感じましたし、周囲からのほんのちょっとした気遣いが子育て家庭の大きな助けになるといったことを改めて感じたところでございます。
県としては、地域のみんなで、先ほど申し上げたとおり、社会で、みんなで育てたいと言いましたけれども、地域のみんなで子育てに関われるように、声かけであったり、手助けがしやすいような雰囲気づくり、環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。
動画は、今後、ココロねっこ運動関係のイベントや研修等でも上映させていただきますし、行政機関や民間団体などとも連携しながら活用を広げていきたいと思っています。ぜひ多くの方にご覧いただいて、子育てについて皆さんのお考えを練っていただける一つの機会にしていたただければというふうに思っています。
冒頭、2つ、私からの発言とさせていただいて、あとは質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。
ミモザアカシアについて
最後になりましたけれども、花をお知らせしたいと思います。
今日はミモザでございます。これは2月から3月ぐらいがお花の時期なんですけど、黄色い玉のような花がついていますが、これは一つ一つ、小さいのがお花になっているそうです。今回、長崎市のほうから頂きました。人に関する感謝とか友情、エレガンスといったような言葉が花言葉になっているそうで、皆さん、「ミモザの日」って知っていますか、3月8日が「ミモザの日」となっています。これは国際女性デーで女性たちの社会における権利であったり、平等への戦いを讃えるものとして女性に贈られるシンボルになっているということです。
本県では、長崎市、佐世保市、雲仙市、大村市で栽培されておりまして、今回、長崎市からいただいております。そういったところで主につくられているものだと伺っています。ぜひ恋愛や人の思いにまつわるいい言葉が花言葉になっておりますので、大切な人に贈っていただいたり、ご自身でも、ぜひご家庭でも使っていただければと思います。
すみません。順番が前後しましたけれども、あとはご質問にお答えしたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
九州新幹線西九州ルートについて
前回の定例会から引き続きの新幹線ですけど、長崎ルート、未着工区間の新鳥栖〜武雄温泉間のルートについて、佐賀県が検討に値するとしていますが、検討に値するという南回りルート、空港関連のルート、これについてもう一度、長崎県のお考えをお聞かせください。
ルートに関しましては、前回、お話ししてから様々な報道がございましたけれども、また、ルートについて佐賀県内でも複数の意見があるといったことは承知をしております。
長崎県としましては、これまでと基本的な考え方は全く変わってないです。フル規格で全国の新幹線ネットワークにつながること、これはもちろん重要だと思いますけれども、これに加えて新幹線効果が最大限発揮されること、これもやっぱり重要だというふうに思います。与党PTだったりJR九州からは、佐賀駅を通るアセスルートが最適とされているというふうに認識しております。その上で利用者の利便性であったり、収支を含めた新幹線事業の事業可能性など、様々な観点から関係者間で総合的に判断をされなければいけないと思っております。
県としましては、先ほど申し上げたとおり、まずはつながることが重要だと思っておりますけれども、JR九州様であったり与党PTといったところが、最適のルートとしてアセスルートを挙げているといったことは尊重すべきことの一つだというふうには思っております。
もう1点、佐賀県の山口知事との対談の見通しなんですが、現状どうでしょうか。
調整をずっとしておりますけれども、お互いが議会とか、決して後ろ向きじゃなくて、大変日程調整が難しくなっていて、今は3月を視野に調整をまだ続けております。
特定複合観光施設(IR)について(1)
まず、IRについてなんですけれども、質問書ですね、観光庁に送られていたものなんですが、その後、何か回答があったりとかはありますでしょうか。
質問書の回答なんですけれども、2月9日付で観光庁から県の質問書に対する回答として審査委員会の関係資料の送付があったところでございます。
これは長崎県から送らせていただいていた質問書の個々の項目に対して解説をされたものではございませんでした。審査委員会の関係資料などをもって回答とされているということですので、現在、県においてその内容の精査を行っているところでございます。
送付していただいた関係資料なんですけれども、申請者である長崎県とKYUSHUリゾーツジャパン株式会社以外の法人に関する情報等、これは非公開の情報が含まれておりますので、申請者限りの扱いというふうに明記をされている状況でございます。
その内容を見せていただくとか、そういうのは厳しいでしょうか。
公開するのは、取り扱いとしては難しいと思います。
その審査委員会で出た資料をそのまま送ってきているという形でしょうか。
補足して説明いたします。
観光庁から送付されてまいりましたのが、観光庁が審査委員会で説明をした資料の抜粋になります。
全部で何ページぐらいあるものでしょうか。
受領した資料の具体的な内容等については、今、現時点では公表、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
それはいつ頃、お示ししていただけるものになりますか。
今後、公表する資料の有無について、先ほど知事から予算の発表がございましたけれども、弁護士等とも協議を行う予定としておりますので、いつ公表されるかということについては、現時点では不明でございます。
国から公表されるということですね。
はい。国からです。
知事は、現物はご覧になっておられますか。
全ては見れてないです。
どういった部分をご覧になられたんでしょうか。
関係資料、一部は拝見させていただいております。
分かりました。こういう形での回答ということについて受け止めをお願いします。
まず、まだ内容が全て、今、精査、精読しているところですので、我々の質問に対する答えが全て答えられているのかどうかというところはまだはっきりわかりません。それを踏まえた上で今コメントするのは非常に難しいと思いますけれども、そこはもし不十分なところがあれば、お答えできなかったこととか、お答えいただけるようにとか、そういった働きかけは場合によってする必要があるかなと思います。まずは精読をした上で検討したいと思います。
この時期については、一応期限というか、そういうのを過ぎているわけですけども、この時期に返されてきたというのについては、どういうふうにお考えでしょうか。
そこについて理由をまだ伺ってないのでコメントしづらいところがありますけれども、前回もお話ししたとおり、やはり1月1日に発災をした能登半島地震もありましたし、その対応にあたられていたということも承知をしておりますので、様々な事情が重なったものではないかなとはお察しをいたします。
ただ、理由については分かりませんので、コメントは差し控えたいと思います。
この回答を受けて今後どういうふうに対応されていくかということを聞かせてください。
まずは精査をして、我々の質問に対する回答が得られているかどうか、そこをまずチェックしたいというふうに思います。それによってもし不十分であるのであれば、そこについての対応が必要になってくると思います。そこがどういったオプションになってくるかというのは、まだ今の時点では確定はしておりませんけれども、まず状況を確認した上で検討したいと思います。
ありがとうございます。
ほかにご質問はございますでしょうか。
特定複合観光施設(IR)について(2)
今の幹事社の質問に関連してなんですけれども、今、2月9日付での回答ということだったんですが、これは県としては、今、回答というふうに受け止めているのか、今後、精査してその辺を、回答かどうかというのを見極めるのか、そのあたりどうなんですか。
先ほど申し上げたとおり、観光庁からは今回の資料送付をもって回答とするといった旨、伺っております。ですので、まずは回答が送られてきたという認識ではいますけれども、その内容を見て我々が質問を送っていた内容、質問に対する回答が十分にあるかどうかといったものは、先ほど申し上げたおり、今の時点ではっきりしてませんので、まずそこをしっかりと精査をした上で今後の対応を検討していきたいと思います。
以前から回答があって初めて次のステップへ進むという話があったと思うんですけれど、9日に回答があって、今日で4日間経過していて、まだちょっと精査段階というのは、ちょっとのんびりしているのかなと正直思ってしまうんですけれど、これ、いつまでに次のステップといいますか、例えば今回回答でないのであれば、改めて国のほうにちゃんとした正式な回答を求めるとかというのも、恐らくこの精査の後になされるかと思うんですけど、次の対応というのは、いつまでにやっていくとかありますか。
現時点でいつまでにと決まったものがあるわけではありませんが、先ほど言われた4日間のんびりしていたわけでは、私はそうではないというふうに認識しています。担当としても本当に根を詰めて対応いただいている認識でいますし、中では、9日の何時に来たか分かりませんが、10日から13日はお休みだったわけで。
9日の14時30分ごろメールで送信されてきましたけれども、先ほどのNHKさんのご質問にもありましたけれども、送られてきた資料のボリューム等を含めて、どのような作業をこの3連休でやってきたかというのは、私たちのみで作業をやっていますので、弁護士協議を含めてのんびりしているという評価には当たらないと認識をいたしております。
私の思いとしては、一日も早く、しっかり説明責任をまず果たすといったことも大切だと思いますし、それを踏まえてどういう方向性にするのかという判断もしていかなくちゃいけないと。その問題意識は持っておりますので、そこは、何といいますか、答えられない部分もありますけれども、いましばらく時をいただければというふうに思います。
最後に、行政不服審査法に基づいた審査申立、審査申請というところの選択肢は、まだ残っているという認識でいいんでしょうか。
選択肢の一つだとは思っています。
分かりました。とりあえず以上です。
特定複合観光施設(IR)について(3)
先ほど、予算のところでも聞きましたIRの関係ですけれども、まず一つ、今、話が出た行政不服審査の話、3か月ですかね、期限が国としてありますけれども、早いもので、もう2月も終わろうかとしていて3月で3か月になるということで、結構時間的に、そこを見れば結構迫っている感じがするんですけれども、今のお考えのような対応を一つ一つやっぱり丁寧に進めながら、ぎりぎりになっても判断していくというような感じですか。
期限があることは事実でございますけれども、まずはしっかりと対応していかなくちゃいけない。今おっしゃってくださったように丁寧にしていかなくちゃいけないと思っています。
その中で不服審査といったものが選択肢の一つとして排除することは、もちろんこれはできないわけですけれども、今後も県議会をはじめ関係者の皆様方、また、法務面を含めて様々な方々のご意見を聞きながら判断をしていきたいと思います。
ほかに取れるオプションというか選択肢というのは、当面それ以外はないということでしょうか。
今の、我々、何か一つの行為のためにやっているわけではございませんけれども、まずはしっかりと我々が状況を理解するといったこと、それに加えて県民の皆様に説明すること。それに基づいて今後の判断をしていくこと。その判断をしていくことの中に今おっしゃってくださったような不服審査に関する、やる、やらないの選択肢があるんだろうと思いますので、全体としてそこだけではないのかなと思います。
観光庁、国から送ってきたものというのは、先ほど観光庁が審査委員会で説明した資料の抜粋というふうなことでおっしゃられましたけれども、ここには観光庁の何がしかの評価も一定含まれるものなのか。評価とか含めずに単純に長崎県はこうだよというのを説明した資料そのものの抜粋なのか、それは意味合い的にはどういうものなんですか。
お尋ねの送付された資料の内容等については、今、公表できる状況ではございませんので、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
観光庁が説明した資料の抜粋といったら、長崎県が提出したものとほぼほぼ同じものが、そのまま送り返されてきたみたいなことにもつながりかねないので、それだったら送り返してきてもあんまり意味がないのかなと思ったんですけれども、そこも含めて、評価を含んでいるかとか含まないとかも含めて現時点では答えられない、言えないというようなことですかね。
そのようなご理解で結構です。
ただ、長崎県さん側から見て一定何らかの判断があったんだろうというのが酌み取れるものではあるということでいいんですか。要するに、精査すれば、酌み取れるようなものであるという理解でいいですか。
一応、観光庁から送付された資料をもって観光庁が回答するとおっしゃっていますので、私たちは、その資料を受け取って、IR事業者と一緒になって、その送付された資料を読み込んでいくと。で、我々独自の判断を今後調整していくということになろうかと思います。
分かりました。あと、先ほど予算のところでもちょっとお伺いしましたけれども、断念しない以上は、今の話にも出ました事業者さんだとか、あと、土地を持っておられるハウステンボスさんとかとの関係の継続というのも続けて、少なくとも断念するまで続けていかなくちゃいけないと思うんですが、そこのところ、特にハウステンボスとは今どういう状態にあるんですか。契約としては、多分年末の段階で、国から審査ではねられた段階で、一旦、県とハウステンボスさんとで結んだものが白紙になるみたいな、そこで一旦区切りになるみたいな理解をされているという話もあったんですけれども、実際のところ、ハウステンボスさんとはどういうやり取りをして、どういう状態にあるのかというのは、どうでしょうか。
先ほどお尋ねにありましたとおり、ハウステンボスとの土地の売買予約契約については、12月27日の「認定されない」という結果をもって失効した状況になっております。
要は、その状態だとハウステンボスさんが別の事業をこれからするから、もう土地は別の目的で使いますというふうに決めてしまったら、もう計画自体、再チャレンジの芽が、チャンスが回ってきても難しくなってくるかと思うんですけれども、そこは、そういう状態のままで知事としても了とされておられるんですか。
私が了としてできることでは、権限が及ぶ範囲ではないと思います。そこはハウステンボス様のお考えがあると思います。
そこで何がしか、とりあえずもう少し判断を待ってもらえるような交渉とかいうのも、特には今のところ、されてないということでよろしいですか。
この1月以降、知事はじめハウステンボスの会長、社長とは、これまでの間の事業協力へのお礼と、今後については、県議会の全員協議会等でも議論になっていますけれども、関係皆様のご意見を含めて、観光庁からの回答を踏まえて検討するという状況ですし、私も今月、高村社長と面会して、その旨お伝えしておりますので、今後の件については、これからということで認識をいたしております。
分かりました。じゃ、特に具体的に何か契約とか、何かしら具体的な関係継続のための、とりあえずは県の現在の立ち位置、立場というのを説明しながら理解を求めている、そういうことだということでよろしいですかね。分かりました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(4)
引き続きIRのことで確認なんですけど、その観光庁から届いた回答、そういった資料を精査しているという中で、誘致先の佐世保市も加えてそれをされているのでしょうか、そのあたりはどういう状況ですか。
2月9日に送付された通知については、佐世保市とも共有をいたしております。しかしながら、添付されてきた審査委員会での説明資料等については、申請者限りということで明示がございましたので、私ども県とIR事業者限りで把握しておりますので、佐世保市とは共有はいたしておりません。
そのあたり、あと県議会のほうにどのように説明するのかというのは、どういうふうにお考えでしょうか。
本日、議会運営委員会等で2月議会の説明等がなされたと認識しておりますので、本日14時半ごろ、全議員へ国からの回答の通知文は一斉にメールでご案内したところでございます。
次の定例会の中の委員会などでそのあたりを審査するというか、議論してもらうとか、そういったことは特に考えてないんでしょうか。
本日、国からの回答の通知を送付いたしましたので、今後、一般質問ですとか、常任委員会等での議論には及んでくるものと想定いたしております。
分かりました。あと、関連して新年度のIR推進課の体制なんですけれども、組織やその人員とか、そういったものをどのように考えられているのか。まだ先行き見えないところもありますけど、現時点でお考えがあれば教えてください。
まず、体制ですけれども、審査結果を受けて、6年度のIRに関する組織体制は、国と調整が必要だったりとか、情報開示等に関する対応など、業務に応じた規模にすることを今の時点では検討しています。
業務に応じた規模というのは、基本的に縮小するという理解でいいんでしょうか。
その可能性もあると思います。業務がどういったものになるか等しっかり見極めながら、今後、組織については決めていきたいと思います。
縮小も含めて検討していくことになるだろうということですね。分かりました。ありがとうございます。
ほかにご質問、ございますでしょうか。
住民基本台帳人口移動報告について
1月下旬に総務省が発表した人口移動報告で、転出超過が6,439人、全国ワースト5位と。そのことについて、前年よりも悪化したと思われますが、どう受け止めるかを教えてください。
受け止めとしては、大きな課題だと思っていますので、今回の数字、転出超過だということについては、重く受け止めています。ただ、住民基本台帳人口移動報告だけでは移動の理由や背景が分かりませんので、そういったところも含めて、今後、長崎県異動人口調査であったり、移動理由アンケートなど、それらと併せて分析して要因の把握をしていきたいと思っています。
わかりました。ありがとうございます。
ほかにご質問、ございますでしょうか。では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時59分(59分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和6年1月26日 記者会見
会見内容
- 令和6年能登半島地震について(1)
- ラナンキュラスについて
- シンガポール訪問について
- サイバーセキュリティ対策について
- 令和6年能登半島地震について(2)
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 今年1年の抱負について
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- 谷川弥一衆院議員の処分を受けて
- 長崎県知事選挙について
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
- 平和行政について
- 九州新幹線西九州ルートについて(3)
- 令和6年能登半島地震について(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて(5)
- 特定複合観光施設(IR)について(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(6)
では、定刻となりましたので、知事の定例会見を行わせていただきます。
令和6年能登半島地震について(1)
皆様、こんにちは。よろしくお願いします。
記者会見の前に、一つお話をさせていただければと思います。令和6年の能登半島地震について、お話をさせていただければと思います。
1月1日、16時10分頃に発生をしましたけれども、このたびの大規模な地震によって、本当に多くの方々がお亡くなりになりました。お亡くなりになられた方々に対しまして深く哀悼の意を表したいと思いますし、今もなお、被災されて影響下に置かれている方々が多くいらっしゃいます。その皆様方に対しまして心から、県民を代表しましてお見舞いを申し上げたいというふうに思います。
本県から被災地への支援状況ですけれども、まず、5日になりますが、令和6年の能登半島地震に対しまして、長崎県緊急支援室といったものを設置いたしました。ここで支援についての情報収集を行ったり、実際の情報発信等も行って、要請に機動的に対応する体制を整えたところでございます。
被災地への人的支援も行っておりますけれども、こちらについては国だったり、また、全国知事会の枠組みの中で要請に基づいて動いております。それによって専門職員等の派遣を行っているところでございます。
先日、活動報告をいただきましたけれども、DPATは石川県庁のほうに派遣させていただきまして、DPAT調整本部の運営に係る支援に当たったというふうな報告を受けたところでございます。
また、それに加えて、輪島市内の避難所等において、住民の方々の健康支援を行ったほか、保健師に健康管理をしていただいたことのほか、土木職員の方々にも行っていただきまして、志賀町の漁港施設の被害状況等の調査を行っていただいたところでございます。
加えまして、石川県が設置しました避難所の運営支援などのために、本日26日から第一陣として県職員5名を派遣することとしています。また、それに加えて市町職員も5名、行っていただくことになりまして、本県から計10名の方が派遣をされます。また、応急仮設住宅建設の支援のために県職員3名、こちらは2月18日から派遣をすることとしています。
このほか住宅支援として、被災者の皆様の一時避難のための相談窓口、こちらは県庁内に設置をして対応しているところです。本県への避難を希望される方に対しましては、もう既に皆様に報道いただいておりましたけれども、県営住宅等を提供いたしまして、当面の生活に必要な布団だったり家電といったものも貸与することとしております。現在の利用状況ですけれども、1世帯の方が入居されていると承知をしています。
また、1月5日からは、本県においても災害義援金の受付を開始しておりまして、1月19日時点で320万円を超えるご支援が寄せられています。
長崎県も、これまで大水害であったりとか雲仙・普賢岳の噴火災害等々ございました。その都度、このような大規模な自然災害にも全国からの温かいご支援をいただいて、復興を成し遂げてきたという経緯もございます。そのような支援に対する感謝の気持ちを持って、県民の皆様のご理解とご協力をいただきながらではございますけれども、今回は長崎県全体で、被災地の復旧、復興が一日も早く進むように支援をしていきたいというふうに思っています。
本当に被災地の方々におかれましては、寒さだったり大変なことがある中で、今もなお生活をされているというふうに思っております。我々も、離れた場所ではございますが、しっかりと支えていきたいと思っておりますので、引き続き、希望を持って生活をしていただければというふうに思っています。
長崎県から、一日も早い復興を祈念して、私の冒頭の発言とさせていただきます。
ラナンキュラスについて
引き続き、記者会見をさせていただきます。
お花を冒頭に。今日は、ラナンキュラスというお花で、私は初めて名前を知りまして。このラナンキュラス、皆さん見てお分かりのとおり、花びらが非常に特徴的で、重なっているきれいなお花です。色も赤、白、黄色といろいろあるようで、形が非常にユニークな早春の時期の花らしいです。県内は、雲仙、諫早、佐世保、壱岐といったところで栽培されていて、県のオリジナル品種の育成にも取り組んでいるようで、商品性が非常に高いと。
いつも長崎県のお花を紹介していて思うんですけど、花が非常に大きくて日持ちがいいというのが長崎県の花の特徴みたいで、このラナンキュラスは海外からも非常に評価が高くて、東アジアだったり中東にも輸出をされているそうです。
花言葉なんですけれども、「晴れやかな魅力」と「合格」という花言葉があるそうで、これから大事な試験がある時期になってきますけれども、合格祈願の贈り物だったり、合格のお祝いのために贈る花として非常によいお花ということですので、県民の皆様にもぜひご活用いただければというふうに思います。
シンガポール訪問について
冒頭、ちょっと長くなっておりますけれども、2つだけ追加でご発言をさせてください。
一つは、シンガポールの訪問についてお話をさせていただきます。先週の18日から21日までシンガポールを訪問させていただきまして、農産物の輸出促進に取り組んでまいりましたので、その概要をご報告いたします。
まず19日に、長崎和牛と、いちご、みかんといったものを取り扱います現地の商社、3社を訪問させていただきました。シンガポールにおける本県の農畜産物の認知度向上、また需要拡大と輸出促進に向けて協力をいただく、そういった協定を3社それぞれと締結したほか、今後の輸出拡大に向けて意見交換を行ってまいりました。
また、同日、現地のイタリアンレストランで県主催のレセプションを開催いたしました。このレストラン、シンガポールで3番目となります新たな長崎和牛指定店になっていただきまして、その認証式も行いました。現地流通関係者やメディアの方々に来ていただいて、長崎和牛だけでなく、いちご、水産物、県産酒、焼き物等についてプレゼンを行わせていただいて、県産品を活用いただくようにPRをしたところでございます。
翌20日、現地の百貨店におきまして「長崎フルーツフェア」のオープニングセレモニーを行いまして、県産のいちごとみかんを現地消費者に直接、PRをさせていただきました。現地のインフルエンサーの方は非常に若い男性で魅力がある人物だったんですけれども、その方とも直接トークショーをさせていただいて、長崎にも来ていただいた方ですが、本県の青果物だけではなくて、観光としての魅力も一緒に発信をしていただいたところです。
今回の訪問については、私自ら県産の農畜産物を売り込むことで、現地商社との信頼関係を深める貴重な機会になったのではないかなというふうに思っています。
県と県議会、農業団体が一体となってトップセールスに取り組んだことで、県内外の流通関係者、また県内の生産者の皆様に対して、輸出拡大へ向けた前向きなメッセージを発信する機会になったんじゃないかなというふうに思っています。引き続き、こういった取組も可能な限り実施をしていきたいというふうに思っています。
サイバーセキュリティ対策について
2つ目、県警察本部から話題を1つ預かっておりますので、ご紹介をさせていただければと思います。
こちら、サイバーセキュリティについてです。
サイバー空間は、県民の皆様にとって欠かせない公共の空間でございますけれども、全国でランサムウェアだったりフィッシングなどによる被害が相次いでいて、極めて深刻な情勢ということです。
こうした中、全国で2月1日から3月18日までの期間、「サイバーセキュリティ月間」が実施をされますので、県民の皆様には、次の3点について全員参加で取り組んでいただきたいということです。
まず1つ目は、パソコンやスマートフォンのOSを最新のものに更新をしていただいて、ウイルスなどの脅威に備えていただきたいということです。
2つ目は、パスワードを他人に盗み取られないように複雑に設定をして、使い回しはしないでいただきたいということ。
3つ目、サイバー空間の脅威や攻撃の手口を知って適切な対策を取るために、警察やセキュリティ専門機関のWebサイト、こちらを確認していただきたいということでございます。
以上、3点に取り組んでいただくとともに、万が一、被害に遭った場合には警察へ相談、通報をお願いしたいということでございます。
冒頭、長くなりましたが、私からの発言は以上にして、後は質問に応じてお答えをさせていただきます。よろしくお願いします。
では、幹事社の西日本新聞、ご質問どうぞ。
令和6年能登半島地震について(2)
先ほど、最初に発言がありました能登半島地震に関連してなんですけれども、石川県は安否不明者の氏名を公表する対応を取っているんですけれども、長崎県で地震など大災害が起きた場合に、安否不明の段階で氏名を公表するような考えというか、用意というものがありますか。
はい、昨年の8月に改正をした基準に基づきまして、大規模な災害が起こった際の安否不明者につきましては、迅速・効率的な救出・救助活動等につなげるために、原則として氏名等を公表することとしてございます。ただ、その該当者の都合によって、住民基本台帳に公表制限があるといったような場合には非公開とすることとしてございます。
分かりました。
特定複合観光施設(IR)について(1)
話題は変わりましてIR整備計画の話なんですけれども、これが不認定になったことに関して、23日の県議会の全員協議会でも議論がなされたかとは思いますけれども、その不認定の通知があってから、国に対して質問書を送付したという県議会での答弁があったんですが、今日まで何らかの返答というか、返事があったかどうかはいかがでしょうか。
現時点において、国のほうから直接的な回答はあってございません。
遅れるけれども、返事はしますよというようなコミュニケーションはとれているんでしょうか。
コミュニケーションは観光庁ととっておりますけれども、この質問書に対する回答ということに関しては、今現在、コメントはあってございません。
私のほうからもその旨は、この前、県議会のご意見だったりとか、やっぱりしっかりと真摯に対応して回答いただきたいと、我々も説明責任を負っている、そういう認識でいますので、皆様方にしっかりとご理解いただけるように、できるだけ速やかに行いたいと思っていますし、その観点からもご対応いただけるようにお願いをしようと思っています。
知事が直接話を聞く機会を調整したという答弁もあったんですけど、それは引き続き、そういう機会をつくるように調整していくのか、それはもうなくなったのかというのは。
それは、そのときのは、答弁させていただいたとおり、ちょっと都合でできなかったんですけれども、今申し上げたとおり、この前の県議会の意見とか、皆様方のご懸念も、ご意見も私には届きますので、そういったことをしっかりと国の方に伝えるといったのが私の責任だと思いますので、そこは引き続きお願いをしていきたいと思います。
あと、行政不服審査請求、3か月以内という期限があるのかなと思うんですけれども、県議会とか関係者の考え方というのはあると思うんですけれども、知事本人としてはどういう考えで今いらっしゃるんでしょうか、対応については。
これも答弁させていただいたんですけれども、もちろん選択肢の一つとして排除することはできないものですけれども、やっぱりしっかりと、なんでそうなっちゃったのかと、その回答を。今、質問を出させていただいていて、それを踏まえた上で判断しなくちゃいけないことだと思いますので、それは今後、回答いただくことをまずお願いをしながら、慎重に判断をしていきたいと思います。
あと、次の年度の当初予算だったり、組織の部署であったりとかというところの影響については何かありますでしょうか。
現時点でまだ固まっているものはないですので、まだ検討中です。
ありがとうございます。
今年1年の抱負について
今年最初の定例会見ですが、知事の今年1年の抱負や、特に精力的に取り組みたいことについて教えてください。
今年は、もういろんなところで申し上げたんですけれども、まず、任期の折り返しに当たりますので、しっかりとこれまでも取り組んできたところではございますけれども、新しい長崎県、長崎県からもそうですし、県外、国外からも選ばれるような長崎県づくりの実現に向けて、引き続き全力を尽くしていきたいと思っています。
そのために、一番どういったことを取り組みたいかということを年始のときにも聞かれたように思いますけれども、これから長崎県がどうなっていくのか、どういう姿を目指していくのかといったことを県民の皆さんと共有をすると、イメージを共有することが非常に重要だと思っています。
現在、ビジョンを作成、「未来大国」というコンセプトのもとでビジョンをつくろうとしておりますけれども、これも何となく長崎県ってしぼんでいくんじゃないかなとか、人口が減ってきて元気がなくなっていくんじゃないかなと、そういう不安、憂いだったり、そういったものを払拭して、もっと長崎って明るいんだと、今後、元気になっていくんだ、まだいいものがたくさんあるんだということを、県民の皆様に、「こうなったらいいな」という絵をできるだけ分かりやすくお示しをしたいと思っています。
おおむね10年後を、全ての分野だと総論的に非常に大きな絵になってしまいますけれども、今掲げさせていただこうとしている4分野、子どもの分野、交流の分野、イノベーション、あと食ですね、そういった分野で「10年後、こがんなったら、やっぱり長崎県よかろう」と、「長崎県に来たかろう、よかろう」って県民の皆さんに言っていただけるような、そんな自慢できるような世界観を描いて皆さんにお示しをしたいなと思っています。
最初から100点は取れないかもしれませんけれども、皆さん、それを見ていただいて、「いやいや、そうじゃなくて、もうちょっとこういう世界観のほうがいいんじゃないのか」とか、いろんな意見があるかもしれませんが、そういった声をしっかり皆さんと一緒になって議論しながら、前を見て、上を見て県政を前に進めていけるような、そんな動きをつくれるような1年にしたいなと思っています。
併せてですけれども、県が直面をするデジタル化だったりDXといったものの推進、最近報道でも出ていますけれども、西九州新幹線の整備だったりとか、また石木ダムもそうですし、これまで取り組んできた多くの県政の課題といったものがございますので、それらもしっかりと引き続き向き合っていきながら、着実に前に進めていけるように努力はしていきたいと思います。
また、イベントで言うと、今年は非常に大きなイベントが続きます。スポーツでも、北部4県でやります高総体だったりとか、日本スポーツマスターズもきますし、10月にはいよいよスタジアムシティも開業いたします。そういったところで新たにサッカーが見られるとか、バスケットもそうですけれども、いろんなものが動く年になってくると思いますので、本当、年末の話でIRは非常に残念ではありましたけれども、明るい、前に進むような1年にできたらなと思っています。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
ありがとうございます。今お話の中にもありましたが、西九州新幹線について、未着工区間について久留米駅を通るルートの意見が出ていますが、知事はどう考えていますでしょうか。
ルートは、やはり関係者が議論して決められることだろうと。それは今まで議論の中でも出てきたとおり、いろんなものが、持続可能性だったりとか様々な観点が必要だと思いますので、今後、県である佐賀県と国交省、与党PT等々で協議が進むんだろうと。その中で長崎県としてできることは、もちろん話し合いに応じたりとか、そういうところはやっていきたいと思います。
知事としては、佐賀駅を通るルートが望ましいとか、その辺はありますか。
今、出てきている中で一番経済効果が高い、経済波及効果が高い、B/Cが出るといったところが、そういったご意見があるというのは承知しておりますけれども、それだけでなく、いろんなことを踏まえて考える必要があると思いますので、そこは佐賀県のお考えを尊重することが必要なのかなというふうに思います。
ありがとうございます。
谷川弥一衆院議員の処分を受けて
次の質問ですが、県選出の谷川弥一衆議院議員が略式起訴だということについて、知事としての受け止めを教えてください。
まず、その所感を述べる前に、谷川前代議士におかれましては、本当に長年にわたって、国境離島新法の制定など、長崎県にとっては非常にご尽力をいただいたと認識をしています。それを踏まえたとしましても、長崎県議会議員、衆議院議員として、これまで長く政治に携わってこられた谷川氏が、政治資金の収支報告に関して適正に処理をしていなかったということは、決してあってはいけないことだと思いますし、そのことについては大変遺憾に思います。
長崎県知事選挙について
同じく政治と金についての質問なんですが、2022年の県知事選において、公職選挙法違反の容疑で知事に追加での刑事告発書を提出したということについては、いかがでしょうか。
私に対する告発状が提出されたという報道に触れたところです。そのことについては既にコメントを出させていただいておりますけれども、県民の皆様、また本県を応援してくださる皆様に対して、ご不安を与えたことに関しては本当に心苦しく思っているところです。
私としては、これまで申し上げてきたとおり、法にのっとって適正に対応してきたと認識しておりますし、今回の報道に触れても、その考えは全く変わりはありません。
私としては、コメントの中でも申し上げたとおり、今、新しい長崎県づくりの真っただ中であると思っておりますので、先ほど申し上げたような山積する県政の課題に対して全力で向き合っていきたいと思いますし、県勢浮揚を最優先として、引き続き全力を尽くしていきたいと思っています。そのような中で、弁護士に一任をさせていただいて、対応していただくことにしています。
私からお伝えすることは、私の立場は何も変わっていないため、特段ありませんけれども、今後、捜査当局等々から対応を求められれば、しっかりと協力をしていきたいと思います。
ありがとうございます。
では、ほかにご質問はございますでしょうか。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
よろしくお願いします。九州新幹線のことについてお尋ねですけれども、昨年12月28日に国土交通省と佐賀県の副知事が協議をされて、その中で佐賀県側から提案するような形で、長崎・佐賀両県の協議をできるような場を設けてはどうかというようなお話がありましたけど、その後、国側から、そのお話が県に説明があったでしょうか。
国からはありますか。
国からはまだ、長崎の方には連絡はきておりません。
わかりました。
それから、先日、佐賀県の知事、副知事のほうから、長崎県の馬場副知事と面会をされたことを明らかにされましたけれども、この経緯を教えていただけますでしょうか。
経緯につきましては、佐賀県側からお話があって、お会いしたいと、ご説明をしたいというお話があり、お受けしたという流れになっております。
その中で、佐賀県の副知事のほうからですけど、長崎県から話をしたいことがあればいつでも応じるというふうにお答えされたと思いますけれども、今度、長崎県のほうからお話をしたいと、そういうふうなお考えというのは知事としてはあるでしょうか。
新幹線に限って。
はい。
それはあります。これまでもそうしてきましたし、率直に意見を交わせるような関係でいると思っていますので、何ら、そのご発言によって変わるものではないかなと思っています。
今後、年も明けましたし、山口知事とお会いするような機会をいただけないかというふうに、今ちょっと調整をお願いしているところです。
それは、この新幹線の件で、山口知事とお会いしたいと。
新幹線も含めて、もちろん話すことになると思いますけど。
なるほどですね。その中で、今後話をしたいことというところですけど、具体的にどういったことを話を、新幹線の絡みでお考えですか。
そうですね、今回、副知事がお話を聞いて、その中では、国土交通省とのお話ですよね、佐賀県と国土交通省のお話の内容を報告を受けたというふうに私も聞いておりますので、そういったことをまた知事同士でもお話を聞いた上で、今後どういった形だったら実現できるのかとか、そういったことは率直に意見交換をしていきたいと思いますし、これまでも申し上げてきたとおり、長崎県と佐賀県が両方、懸念として、課題として感じるところは、認識するものはありますので、例えば利便性の確保だったりとか、そういったところはどういう形が理想なのかとか、そういったところは率直な意見を積み重ねていきたいなと。これまでもやってきましたし、そういったものをまた積み重ねればと思っています。
それから、先ほど利便性のことのお話がありましたけれども、そこの部分について、在来線のことについては、それも含まれて長崎県としては考えていきたいと。
長崎県にとっても、在来線は非常に重要だと思っています。
佐賀県側のもう一つ懸念されているところで、財源の負担についてあると思うんですけど、このことについて何か踏み込んでお話をされたいとか、そういったことはありますでしょうか。
これは、財源については法令にのっとって対応されるものだと認識をしていますので、そこは佐賀県、長崎県で解決できるものでもないのかなというふうに思います。
もちろん法的なスキームがあるかとは思うんですけれども、その方法以外で、長崎県側が佐賀県の負担を一部肩代わりとか、支援とか、そういった新しい方法とか、そういったものは考えてはいないんでしょうか。
負担ルール自体が決められているので、そこはなかなか難しいと思います。
そもそも佐賀県の南里副知事のほうから、ルートの実質的な負担について、長崎県の2分の1以下というような考えをおっしゃっていますけど、このことについて知事はどういうふうに捉えていますか。
それも、全体としてのルールの中で法にのっとって行われることだと思いますので、そこは両県だけで解決できることではないのかなと、まず率直にそう思います。
県としては、地方負担、在来線の話もありましたけれども、地方の課題について、これまでFGTが断念になったということがやっぱり大きなものだと思いますので、そういった経緯であったり、地元の意向をしっかりと国のほうにもご理解いただけるように、与党に対してもこれまで求めてきましたし、これからも求めていきたいと。そういったところは、恐らく佐賀県と認識が重なるところもあるんじゃないかなというふうに思います。
わかりました。ありがとうございます。
平和行政について
もう1点、別の課題なんですけど、平和行政のことについてお伺いしたいと思います。知事は、昨年夏にNPTの準備委員会でウィーンを訪問されたと思うんですけれども、そのときの渡航費などは、要は本年度の当初予算に計上されていたのかなと思いますけれど、新年度、またスイスのほうでNPTの準備委員会が開かれますけれども、今、新年度の当初予算を編成中という中で、渡航費を盛り込む考えはあるのか、そもそも準備委員会に出席する、したいという意向があるのかどうか、この辺を教えてください。
出席する意向はもちろんありますけれども、予算についてはまだ議論中ですので、何ら今の時点で申し上げることはできませんけれども、核なき平和の実現に向けて、我々長崎県、また長崎市もですけれども、しっかりとその実現に向けて、被爆地の首長としてできることを重ねていきたいと思っています。
その関連で、昨年のことでちょっと恐縮なんですけど、平和行政に力を入れる中で、昨年11月末にニューヨークで開かれた核兵器禁止条約の第2回締約国会議には出席されなかったと思うんですけど、これはなぜ出席されなかったんでしょうか。
それはいろいろ理由があるんですけれども、まず、NPTのときのように関与できる形というところが、多分TPNW(核兵器禁止条約)の時にはなかったんですかね。核不拡散条約(NPT)のときは、サイドイベント等をやらせていただきましたけれども、そういった具体的なところがなかったというふうに認識をしておりますけど、どうですか。
核兵器禁止条約については、本県として、まだ(日本政府に)批准を求めているまでにはスタンスがなっておりませんので、今回、特に参加については検討していなかったというところであります。
長崎県としては批准を求めていないという…
批准は求めてなくて、オブザーバー参加を求めています。
なるほどですね。この締約国会議については、広島県の湯崎知事が参加されて、もちろん長崎、広島の両市長は出席されていますけれども、知事の中で、NPTと核兵器禁止条約の推進というので何か違いというのは、先ほどおっしゃったことなんですか。
我々が、批准じゃなく、まずオブザーバー参加を求めているというところは、TPNWとして、これは広島とも、恐らく国とも認識は一緒なんじゃないかというふうに思いますけど、(核兵器のない世界への)出口としてTPNWが非常に重要だということは、これまでも申し上げてきています。
ただ、TPNWというのが、私の理解が正しければですけれども、核の撤廃といったものが即時求められているという認識なんですけど、そこはどうですか。
県といたしましては、まず日本国政府が、核兵器禁止条約については、核保有国が参加していない中で、いろいろ課題があるということで批准をしないという方針を示されています。
そういう中で本県としては、現実的な取組として、まず日本国政府にはTPNWにオブザーバー参加していただく中で、核保有国と非保有国の橋渡しをしっかりやっていただきたい。その先に核兵器廃絶の道筋が見えてくるというふうに考えているところです。
すみません。先ほど、広島のほうも批准までは求めてないという…
いや、批准は求めてます。
広島県は批准まで求めているということで。
はい。
このあたり、やっぱり長崎県と広島県のほうで想いに違いがあるのかなというふうにちょっと受け止めてしまうんですけれども。
いや、同じところを目指しているとは思っています。その形が、今おっしゃった一つの点においては違うところがあるかもしれませんけれども、核なき平和を、核兵器廃絶を求めているということは、一日も早くと求めているということは全く違いはないと思います。
分かりました。知事としては、オブザーバーとしての参加は、もちろん日本政府に求めていると。ただ、そこに慎重な姿勢を推し進める政府に対しては、どういうふうに今お考えですか。
これは、TPNWのオブザーバー参加は、私もNPT等々で(政府関係者に)お会いしたときも直接お願いはしておりますし、それは変わらない対応です。
ただ、政府の立場、さっきありましたけど、橋渡しとしての役割を担う中で、政府のお立場も理解をしますし、そういった中で我々としても、今後、核なき平和を実現するために長崎県としてどういった形で貢献できるのかというのは、不断に検討しながら対応していきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(3)
先ほどの新幹線の関係で、担当課のほうから補足がございます。
補足説明なんですけれども、佐賀県が長崎県との協議をということで申出があっているんですけれども、これにつきまして、いわゆる地元の合意が必要ということをまず佐賀県がおっしゃっていまして、これは国土交通省に対してご発言されているということで、地元合意形成に向けた協議というのは今、国土交通省の中でご検討されていると。
その上で、それとは別に佐賀県さんは、長崎県に対して話があればいつでも応じるということをおっしゃっていまして、それについては、今、事務レベルで調整をしているという補足でございます。
詳しくは、協議の場は国にお願いをしていて、こちらとしては、そのご報告を受けたということをおっしゃっているんですね。
今、合意形成とか、そういった協議の場はどうするかというのは、国が実際検討されているんですけれども、それとは別に、それとはかかわらず、長崎県から話があればいつでも応じると言われておりまして、それについては事務レベルで今、調整を行っているところでございます。協議とは別ということでご理解いただければと思います。
私としても、合意形成が何を意味されているのかというのは、必ずしも明らかではございませんけれども、やっぱりそういった関係者ですね、国、与党PT、またJR九州、佐賀県、長崎、そういった関係者が集まって意見を交換することは非常にいいことなんじゃないかなと思いますので、そういった枠組みの中で求めがあれば、その目的をしっかり精査した上で、可能な限り対応していきたいと思います。
令和6年能登半島地震について(3)
新幹線の話も聞きたいんですけど、まず、今回の地震の関係で。
長崎県は、地形的にも海岸線が非常に日本一長いとも言われていますし、似通っていて、半島もあり、また島もあるということで、かなり県も関心を持って見られているんだろうと思います。
そこで、幾つか質問させていただきたいんですけれども、一つは、どこかの地震で被災者の生存率が落ち込むとされている発災後72時間までに、幹線道路の寸断などによって物資の輸送とか安否の確認、また、救助作業が妨げられるというような問題が起きました。
同じような規模の地震が長崎県内で起きた場合に、同じような問題が生じ得ると考えておられるか、なぜそういうふうに起こると考えられるかということと、それを防ぐためにはどういうことが必要かというのをまずお聞かせください。
理由は、なかなか明確な理由は難しいですけれども、もちろん起こり得ると思います。今回、地形もそうですし、本当に大規模な地震だったということで、そういった事例が、もし発災した場合に本県で起きてもおかしくはないかなと思います。
そのために、災害発生時でも機能するような道路ネットワークの整備は引き続き進めていかなくちゃいけませんし、道路が寸断した場合であっても、船舶だったりフェリー、今回、ちょっと隆起して船が入りにくいといったこともありましたけれども、そういった様々なモビリティを使って救助であったり支援活動ができるように、平時から市町であったり関係機関、そういった方々と連携をして、具体的な対策の検討は、これは不断にやっていかなくちゃいけないんだろうと思っています。
今後、安否確認も含めて、訓練等を通じて実効性の高いような対応といったものをつくり上げられるように、引き続き、関係者の方々と連携をして対応を進めていきたいと思います。
ここのところは国道が1本しかなかけん難しかばいとか、急いで何かせんばいかんばいみたいな、何か喫緊の課題として考えている具体的なところってありますか。
優先順位の1番というのは非常に難しいと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、可能性としてどういったところにそういった事例が生じる得るのかといったことは、常に見直しをしていかなくちゃいけないと思いますし、道路であったり、本当にアクセスが今非常に大変というのは、我々も情報を得ております。特に海洋県の長崎県でございますので、船以外にも飛行機等々、様々なアクセスを実効性のある形で行使できるように、それは平時の頃から備えをしていかなくちゃいけないと思います。
2つ目ですけれども、今回の石川も過疎地で、かつ高齢化率が50%前後の自治体のところで、かなり被害が拡大しているという現実があります。そういうところで起きると、人も少ない、また、高齢化も進んでいるということで、コミュニティーの担い手が日頃から少ない中で発災すると、やっぱり住民による共助というものが、自分たちで支え合う、助け合うというところがかなり難しい面も出てきていると思われます。
この場合、長崎県も同様の事情もあるかと思いますけれども、そういうものに対しては、どのような対策がこれから必要になってくると思われますか。
まず、現状としては、今おっしゃってくださったように、非常に高齢化、過疎化が進んでいる中で、共助というものを担う組織として、自主防災組織の充実には努めておりますけれども、そういった社会情勢を踏まえて支援の担い手が減少しているといったことは、本県でも大きな課題だというふうに思っています。
このような課題に対しては、やはり基礎自治体が担う部分は非常に大きなものがございますけれども、地域の実情に合わせて構成する単位を、例えば拡大をしたりとか、自主防災組織の充実・強化は、地域の状況を見ながら検討していかなくちゃいけないだろうと思います。
現在、市町において策定中の個別避難計画といったものがあります。そういった中でも、高齢者等の要配慮者ごとに支援者だったり避難先をあらかじめ決めるといったようなこともされています。そういった市町の取組といったものも県としては支援をしていきたいと思いますし、避難期間が今回のように長期化するような場合も想定をして、やはり受援というのは非常に難しいものがあると思っています。他県からの応援職員だったりボランティアといったものを必要なタイミングで迅速に受け入れる、効率的に受け入れる、その受援のシステムといったこともしっかり検討しておかなくちゃいけないと思っていますので、そういったところも市町と連携して、平時から、どうやるかとか、そういった流れもともに確立をしていくことも重要だというふうに思っています。
分かりました。
九州新幹線西九州ルートについて(4)
話は変わりますが、新幹線の話なんですけれども、今ちょっと担当課さんのほうから話を聞いて、んっと思ったところがあるので。
まず、そもそものところで、今の現状認識のところで、佐賀県側の話を聞くと、要は六者合意で、こういうふうなものをつくろうねというものについては、FGTはできなかったけれども、もともと在来線を活用して武雄温泉から新鳥栖までを結ぶという形自体は、現在でも出来上がっているんだよということで、要は六者合意で既に合意したものについては、そこで一つ区切りになっていて、これから先のルート、武雄温泉から新鳥栖を結ぶ上では、新しく地域での合意というのが必要、そもそものところに立ち返って考えるべきなんじゃないですかというのが、佐賀県側がそもそも国交省に提案していることだというふうなようなんですけれども、そこについて、要は六者合意の流れで今ずっと続いているのか、一旦そこは今回の西九州新幹線の開業によって、六者合意という部分から、また次の合意というのが必要なステージに移っているというところについては、大石知事はどういうふうに考えられますか。
その六者合意の取扱いは、ちょっとはっきり分かりませんけれども、私としては、やはり長崎県としてフル規格でつながることをどう実現していくか、これはもう佐賀県の理解をいただきながら、また、関係者ですね、その六者に入るかもしれませんが、JR九州であったり国、両県だけでできるかという話でもございませんので、そういった関係者の方々が、こういった形で実現できるといったものを見出すといったことは必要なことだと思います。
なるほどですね。佐賀県との協議の話なんですけれども、これも12月の終わりに国交省と佐賀県が話をしたときに、佐賀県側から、今の私が質問させていただいたように新しい合意、地元合意というのが必要、立ち返るべきなんじゃないかということで、それを国交省に水を向けられたというところがあるんですけれども、佐賀県側として、長崎県に特に話し合いを求めているというよりは、考え方としてはそうなんじゃないかという指摘はしたけれども、別に佐賀県から長崎県に話をしたいと求めているわけではないというような認識のようなんですね。
要は、地元が造りたいから合意をして新幹線を造っていくというところに立ち返ると、造りたいところが、地域があれば、それが合意をして、それで国と話をしていくのが本来の姿だというところで、特に佐賀県が呼びかけているというよりは、長崎県が話をしたかったらいつでも聞ける用意はありますよというようなスタンスのようなんですけれども、そこのところの認識はどうなんですかね。
佐賀県のスタンスがどうというのはちょっと分かりませんけれども、これまでも新幹線も含めてですけど、先ほど申し上げたとおり、山口知事含め佐賀県側とは非常に率直に会話ができる関係でいると思っていますので、そういった中で長崎県としてフル規格で全線開通をするといったことは繰り返し述べていますし、それは国も与党PTも、関係者も含めて、そういったことを申し上げているのは、全然相手が変わるからと何ら変わっていることはなく、今後も引き続き求めていきたいというふうに思います。
すみません、もう一点だけ。
県議会の特別委員会を聞いても、要は両知事が新幹線問題について話すことはあったのかというような質問が特別委員会でもありましたけれども、そういう中で都度都度、折を見てというような形の回答はありましたけれども、担当課さん自体も、いつ、どこでどういう話をしたのかについて言うと、分野が違ったりもしているのでよく分からないというようなことも答弁されていて、新幹線の担当課としては、スポーツ分野で知事同士が会われているとか、全てのいろんなところでの機会を把握しているわけではないので、いつどこでというのは、というような形の回答を特別委員会の中でされていましたし。
結局のところ、新幹線問題について、佐賀県知事と長崎県知事が話をしたというのは、いつあったか。要するに、バスケットボールの試合で顔を合わせる機会がありましたよとか、都度都度と言われても、バスケットボールの試合で会ったときに新幹線の話をどこまでできるのか、ちょっと想像つかないですし。佐賀県知事と長崎県知事が新幹線問題をめぐって話をしたというのは、結局いつが最新というか、どの場面であって今に至っているんでしょうか。
申し訳ないですが、それは全ては分からないです。分からないというか、話している機会が結構多いと思いますので。ただ、新幹線だけを話すということは、恐らくそうそうないと思います。だけど、それぐらい率直なご意見を交わす機会もあるというふうに認識をしています。
水面下の部分で、例えばホットラインでいつも日頃から電話しているよと、だけども言えないんだよと、そういうことなのかとよく分からないんですけれども。
例えば、今例示しましたバスケットのときに顔を合わせましたよというときに、会って話をしたと、それがどのくらい分数があってお話をしたのか分からないんですけれども、そのときに、新幹線のルート問題をじっくり話すかといったら、多分できないと思うんですね。そういう意味で、新幹線問題を話そうねということで話をした機会というのはあるんですかね。
新幹線だけはないですね。
ないですか。それは就任してからずっと、今のところないという形ですか。
恐らく、恐らくですけれども、はっきり覚えておりませんけれども。
先ほどちょっと言及されました、今、これから両知事が会う場面を申し入れているというか、調整を進めている状態だと。
これは新幹線の話の中で流れているので、新幹線のことにフォーカスしてしまっていますけど、長崎と佐賀県って、共通の課題も多く持っていますので、両知事が新幹線だけということで話すことは、そうそう考えられないと思います。医療だったりとか経済だったり、新幹線も含めての交通もありますし、様々な課題がありますので、そこはもちろん知事として長崎県の発展のために佐賀県と連携すべきところはしなくちゃいけないですし、そこはやっぱりこれまで申してきたとおり、1県で勝っていくという世界ではもうなくなってきていますから、しっかり地域として、シリコンもそうですし、いろんなものをどうやって一緒に伸びていくかと、本当に幅広い視野で議論はしているところです。
ということは、いろんな包括的なこと、いろんなことを話すような時間というのを、両知事が話す時間というのを、いずれにしても申し入れられていると。
そうですね。そういうのは非常に率直に意見ができるような間柄だと私は認識をしています。
分かりました。長くなってすみません、ありがとうございました。
今の話でちょっと確認なんですけど、先ほど補足説明があったように、地元の合意は国交省さんのほうで調整されていて、それとは別の枠組みで、事務方で対話について調整されているということなんですけど、先ほどの発言にあった、佐賀県の山口知事と直接お会いしてというのは、あくまでも新幹線に特化したお話をしたいというのではなくて、両県の知事で、重なるようなマターについて包括的に議論をしたいという意味でお会いしたいということでよかったんですかね。
新幹線の話もしたいと思っていますけれども。
その中では新幹線の話もされると。それは、先ほど説明があった事務方での調整を今しているという段階なんですか。それとも…。
それとは別です。
それとはまた別になるんですか。
私は、率直に、年も明けましたし、新幹線だけではなく、いろんな分野でのお話もしたいなと思っていますので、そういった意味でお会いをさせていただきたいと。日程が、まだ調整が多分ついてないんだと思います。
具体的な時期については、まだこれからということですかね。
私は、早いほうがいいなとは思っていますけれども。
いつまでにと思って、ご希望はありますか。
それはもう日程次第かなと思います。
あと、ちょっと前後して申し訳ない、1点だけ。
特定複合観光施設(IR)について(2)
長崎IRに関することで、先日の全員協議会の中で、行政不服審査の審査請求についても言及があったかと思うんですが、それに加えて、いわゆる再公募がもしあった場合に、長崎県として手を挙げるかどうかというようなご質問もあったと思うんですが、これまで長崎県としては、IRを招致、推進する立場としてこれまで進めてこられたと思うんですけど、県北地域の地域振興に当たってIRがない、IRなしでの地域振興策というのも選択肢として今後考えていかなきゃいけないとは思うんですが、現状としては、そういった再公募があった場合には手を挙げる可能性はあるんでしょうか。
これも答弁で申し上げたとおりなんですけれども、まず再公募があったとして、同じような手順で再募集があるかどうかというのは全く分かりません。ですので、制度の中身を前提で話すのはなかなか難しいですけれども、この前、全員協議会の場で申し上げたのは、今回の回答が、回答というか結果がなぜそういうふうな形になったのかということを、非常に認識に隔たりがあるというように私は思っていますし、そこがはっきりしないうちはですね。
大切なものですから、これまで非常に労力もコストもかけてきたわけですけれども、そういった重要なプロジェクトであるけれども、次、もし手を挙げるとなったときは、同じ労力、コストがかかることも想像できますので、予測されますので、なんでだめだったのかと、認識の差は何なのかということをはっきりしていかないと、やっぱり知事として、そこに自信を持って「やります」ということは、非常に慎重に判断をしなくちゃいけないというふうに思っています。
ですので、現状として、我々の認識の隔たりというところ、審査における裁量というのは非常に幅があるように感じていますし、その幅が何なのか、どうやればクリアできるのかといったところが見えてくれば、それは予見性が出てくるようなことだと思いますし、そういうことをしっかりと積み重ねて判断できるような状況をつくっていく必要があるんだろうと思います。今の時点では、そういう課題から、なかなか申し上げることは難しいかなと思います。
最後にちょっと確認で。今、予見性というお話もありましたが、あくまでも今、県として提出している質問書の回答があって、次のステップにというか次の段階に進んでいくものかなと思うんですが、もし回答があった場合には、改めてそういう説明の場みたいなものを設ける予定はありますか。
そうですね。具体的にどういった形でやるかはあれですけど、皆様には説明をしていきたいと思いますし、可能な限り開示しながらやっていきたいと思います。
ありがとうございます。以上です。
九州新幹線西九州ルートについて(5)
まず、先ほどからの新幹線なんですけれども、トップとしての話というのは、先ほどのおっしゃったことに限ると思うんですけれども、この前のような副知事同士でのやり取りというか、そういうのを今後予定しているとか、そういうのはありますか。
今のところ、決まったものはないと認識はしておりますけれども、もちろんそういった機会が増えていくといいなとは思っています。
分かりました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(3)
あとIRについてなんですけれども、観光庁への質問書ですね、長崎県のほうから期限を一応指定した上で送って、そこから何の反応もないということなんですけれども、その観光庁の対応についてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
我々は説明責任をしっかりと果たそうとして、全員協議会の日程もございましたので18日にお願いをしておりましたけれども、それにご回答いただけなかったということは非常に残念と申しますか。ただ、向こうも発災して対応に追われているという状況もありますので、そういった状況を推しはかると、いくばくかはしようがない部分もあるのかなというふうには思います。
ただ、しっかりと我々としては県民の皆様に、特にご協力、ご期待くださっていた皆様方には、できるだけ速やかに明確に説明をしていきたいと思っておりますので、そこはしっかりと県知事として回答、対応を求めていきたいと思います。
ありがとうございます。今後、いつくるかが分からないということだと思うんですけれども、ただ待っているわけにもいかないというところがあると思うんです。そういったところで区切りというか、いつまでにとか、その次の対応を決める上での何かポイントというか、そういうのをもし考えていらっしゃれば教えてください。
できるだけ早くいただくことが、まず第一だと思います。その回答なしに、我々として認識の隔たりを埋めるすべがないですので、私としては、この前の県議会のご意見だったりとか、様々な方々からご意見をいただくことがありますので、そういった声も踏まえて、含めて、しっかり国に届けられるように、直接私からもお願いできるような機会をいただけないか、今、調整はしていただいておりますし、それが叶えば、対応いただけるようにしっかりと思いを伝えていきたいと思います。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(6)
新幹線のルートのことなんですけれども、これまでどおり長崎県はフル規格実現を求めていくという立場に変わりはないですよね。
はい。
その中で、これまでフル規格実現を求めるというと、多くの県民が、佐賀駅を通るアセスルートをイメージしていると思うんです。フル規格実現という中に、それは佐賀駅を通るルートだという、考える認識が違うのでしょうか。ちょっとすごく、何というんですかね、お伺いしづらいんですが、長崎県が求めているフル規格実現というのは、佐賀駅を通るルートだということではない。さっき、考える余地が、佐賀県のお考えも尊重しないといけないというのがあったので、そのあたりをお聞かせください。
佐賀駅ルートじゃないとだめかと明確に聞かれている認識でよろしいですか。
そうですね。
これまで申し上げたこともありますけれども、やっぱりルートも含めて、持続可能性があって、利便性が確保できて、持続可能性の観点からもちろん採算がとれなくちゃいけないと、いろんな観点があると思います。また、佐賀県の事情もあると思いますから、そういった様々なものを含めて総合的に判断されることなんだろうと思いますので、我々として申し上げているのは、まずはフル規格でしっかりとつながると、それによって利便性が、長崎県からのアクセスが全国のネットワークにつながるといったことがまず第一であって、それを、ただつながればいいというわけでもないのが事実ですけれども、利便性、持続可能性、ちゃんと営利的に成り立つといったことも非常に重要だと思っていますので、そういったことが確保されるような形で実現すればいいなというふうに思っています。
では、今いろいろ起こっている議論については、佐賀県知事が歓迎するというか、そういったニュアンスのコメントがありますけれども、知事としては、そういう議論がたくさんなされることは大変好ましいことと前もおっしゃっていたかと思うんですが、それでよろしいですか。
議論は、もう本当にしていくべきだと思いますし、実際にそれが報道で出るといったことも非常にいいことかなと思いますし、皆さんの思いとか課題とかをしっかり整理しながら、どういった形で、今さっき申し上げていたような課題を、非常に難しい難解なパズルかもしれませんが、うまく解いていけるのかというのをみんなで解を探すということが大切なんだろうと思います。
よろしいですか。では、以上をもちまして、本日の定例会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時55分から午後2時57分(2分間)
【定例記者会見[番外編]】
会見内容
movie令和5年12月28日 記者会見[番外編]
会見内容
今年の漢字について
今年の漢字は「動」(うごく)です。
昨日までは「進」(すすむ)だったのですけれども、IRがあって「動」(うごく)に変えました。
今年一年、いろいろ「動き」がありました。新型コロナウイルス感染症、G7保健大臣会合、アミュプラザ長崎新館の開業もありました。「長崎くんち」の4年ぶりの開催も大きかったですね。長崎ヴェルカもありました。
話にはでなかった中で、今年は、県内各地に行かせていただきました。「こんな長崎どがんです会」もそうですし、本当に大変な被害でしたけれども、1月にはびわの寒害がありました。橘湾の赤潮問題。最近は降雹(こうひょう)の被害がございました。そのような現場に実際に行かせていただくことで、現状を体感することができましたので、来年は地域に出ていく機会をより増やしていきたいと思っています。
より、「動く」ようにしたいと思います。
今年の漢字は「動」ということです。
来年については、また次の機会に改めてお話ができればと思います。
「動く」機会につきましては、試行的になるかもしれませんが、例えば、週の半ば1日とか1日半とかを、この日は外に出ますというのを事前にお知らせして、できるだけ外に出るような努力をしていきたいなと思います。
どうしても今は、毎日いろいろな行事が入ってくるので、事前にお知らせをすることでそういった調整がやりやすくなるのではないかと思います。
様々な工夫をしながら、来年も地域をまわらせていただきたいと思います。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時55分(55分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年12月28日 記者会見
会見内容
- バラについて
- ビワのクラウドファンディングの取組について
- シンガポールにおけるトップセールスについて(1)
- 「長崎デザインアワード2023」の選定結果公表、表彰式開催について
- 長崎県特定事業主行動計画における男性職員の育児休業取得率の目標変更について(1)
- 職員の名札について
- 長崎県特定事業主行動計画における男性職員の育児休業取得率の目標変更について(2)
- 今年1年の振り返りについて、来年の抱負について
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 政治資金の問題について(1)
- 宿泊税の導入について
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 県が発送した郵便物の不着に関する件について
- 九州新幹線西九州ルートについて
- シンガポールにおけるトップセールスについて(2)
- 石木ダム建設事業について
- 政治資金の問題について(2)
- 任期3年目について
- 米軍オスプレイ墜落事故について
定刻となりましたので、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
バラについて
よろしくお願いします。
今日は、年内最後ということで、恐らく質疑応答も多々あるかと思いますけれども、冒頭、私から5つ、お話をさせていただきます。ちょっと長くなってしまいますけれども、お話を聞いていただければと思います。
その前にコサージュについて。今日は、ばらで、品種名が「セクシーローズ」という名前だそうです。今日は、南島原市の生産者の方から頂きました。このばらなんですけれども、皆様もご承知のとおり「花の女王」と呼ばれていますけれども、本当に姿が美しくて、気品もあってと、香りもよくてと、本当、プレゼントでも定番のものかなというふうに思います。たくさん色があるので、シーンに合った、花言葉も色によって違うといううわさを聞いたことがございますけれども、本当に楽しまれる花じゃないかなと思います。
県内ですけれども、西海市、雲仙市、南島原市、佐世保市などで生産が行われていまして、5ヘクタールほどあるということで、これも本当に生産者の方々、燃油など高くなって厳しい状況の中ですけれども、本当に丁寧に、大切に育てていただいて、花が大きくて、日もちが大変いいという評判でございます。
この花言葉ですけれども、「あなたを愛しています」、「愛情」、「情熱」、「美」という、本当に美しい、前向きな、明るい花言葉が多い花でございます。
ぜひ皆様方も日々の生活の中で使ったり、大切な人に送っていただいたり、いろいろな使い方をしていただければなというふうに思います。
では、冒頭の発言をさせていただきます。
ビワのクラウドファンディングの取組について
まず1つ目、先日、私から個人的にSNSで広報させていただいておりましたクラウドファンディングの状況についてお話をさせていただきます。
長崎のびわの産地復興を目的として、県として初めてチャレンジをしたクラウドファンディングなんですけれども、元を申しますと、本年の1月、寒波でびわの果実が被害を受けてしまったということで、収穫量が大変減になったということがございました。この長崎のびわの産地の復興支援を目的に、このクラウドファンディングの取組を始めたところでございます。
内容としましては、8月31日から12月29日までの間、明日までの間、ふるさと納税のさとふるさんで寄附を受け付けていたところでございます。
この取組を行うにあたりましては、これまで県人会や長崎ゆかりの会で周知を行ったほか、県のSNSや秋のイベント等において、直接、また間接的に情報発信を行ってきたところでございます。
今回初めてということでいろいろ考えたんですけど、まずはさとふるさんで取組を始めましたけれども、この取組を進める中で課題も幾つか見えてきたところです。具体的には、様々な方にお願いをするんですけれども、さとふるでしかできないということは非常に制限になってしまっていることがありました。また、個人だけではなく、企業の方からも、ぜひ支援をしたいというお言葉をいただいたところでございます。さらには、高齢者の方にとっては、やはりサイト上での手続が煩雑であったといったこと。そういったことも見えてきたので、今後に生かすべき様々な課題が得られたんじゃないかなというふうに思います。
そうした課題を踏まえまして、今回、さとふる以外で多様な寄附を受け付けることにいたしました。本趣旨に賛同する複数の個人、また、企業の方々から、その手続の手段を増やしたところ、多数の寄附の申し出をいただいているところでございます。
本日の朝9時の時点で寄附金額が、個人様の直接寄附で1,015万3,000円、企業様からの寄附で382万5,000円、もともと使っていたさとふる様のほうで163万6,000円となっておりまして、合計で1,561万4,000円となっています。目標金額を1,300万円としてございましたけれども、これは達成する見込み、既にしている状況になっています。
改めまして、ご支援をいただきました個人様、企業様に対しまして、この場を借りて心から感謝を申し上げたいと思います。
このご支援いただいた寄附金につきましては、次世代に引き継がれるびわの産地づくりに向けて、びわ園地の基盤整備と、また、寒波被害を防止する簡易ハウス栽培の導入など、そういった支援に活用させていただきたいと思います。この活用状況につきましては、県のホームページなどで改めてご報告をさせていただきます。
クラウドファンディングによる寄附は、明日で終了するんですけれども、企業様からご相談がまだ複数寄せられている状況でございますので、企業様からの寄附については、今年度末、3月31日まで受付をさせていただきたいと思います。
シンガポールにおけるトップセールスについて(1)
2つ目、シンガポールにおけるトップセールスについてお話をさせていただきます。
現在、シンガポールにおきましては、長崎和牛指定店の拡大とともに、いちごやみかんなど、県内の青果市場を経由した輸出ルートが確立をされています。
こうした中で、お手元の資料をご覧いただければと思いますけれども、輸出のさらなる拡大を図るために来年1月18日から21日にかけて、シンガポールの輸入商社向けのトップセールスと消費者向けの長崎フェアにおいて、オープニングイベントを開催することといたしました。今回、県と県議会、農業団体が一体となってトップセールスに取り組むことで、現地商社等との強固な協力関係の構築を目指していきたいと思っております。
また、長崎フェアでは、私自ら、県産いちごの魅力等を消費者に直接アピールさせていただきまして、国内外の流通事業者や県内の生産者等に対して、輸出拡大に向けた強いメッセージを発信できればと考えております。
「長崎デザインアワード2023」の選定結果公表、表彰式開催について
3つ目でございますけれども、長崎デザインアワード2023の選定結果と表彰式の開催についてご報告をさせていただきます。
県では、県内企業のデザイン力向上による販路拡大を目的といたしまして、平成23年度から、この長崎デザインアワードを開催しておりまして、デザイン性に優れた商品を表彰しております。
これまで受賞された事業者の方からは、「販路や売上げの拡大につながった」ということ、「企業や商品の認知度、価値の高まりを実感した」、また、「次の商品改良へのきっかけとなっている」といったような声もいただいているところでございます。
今回、13回目となりますけれども、県内60事業者の皆様から、えりすぐりのデザインの商品72点をご応募いただいたところです。審査の結果、大賞1点、金賞2点、銀賞5点、選定委員会特別賞2点、計10点の受賞商品を決定いたしましたので発表させていただきます。
大賞は、ここにありますけれども、株式会社五島列島酒造の五島芋、五島麦の焼酎の180mlのアソートセット5Aです。この商品なんですけれども、五島の特産品のかんころ餅が有名ですけれども、その原料となる芋や五島の麦、椿の酵母、花の酵母でつくった焼酎を小っちゃい平形の小瓶で高級感あふれる上質な商品に仕上げられております。生活空間にも違和なく溶け込む洗練されたそのデザインに高い評価が集まったというふうに聞いております。大賞受賞、株式会社五島列島酒造の皆様、誠におめでとうございます。
金賞以下の受賞商品につきましては、長崎真鯛を使用したレトルトカレーや波佐見焼、壱岐焼酎、五島うどんなどが受賞されております。
この表彰式につきましては、来月16日、年明け16日の午後3時から県庁1階のエントランスホールで開催させていただきたいと思います。
また、受賞商品は、1月20日から28日まで、長崎駅にあります長崎街道かもめ市場の土産品店で、展示・販売を行います。
そして、県の公式ホームページにおいても、ほかの販売店等の情報と併せて受賞結果の詳細を公表いたしますので、ご覧いただければと思います。
今日、このお話をさせていただいた理由なんですけれども、やはりお客様に選ばれるためには、パッケージなどのデザインが大変重要だと考えています。長崎で生まれた商品が、デザインを通じて県内外の売場でひときわ目をひく引く存在となって、ますますそういった商品が増えていってほしいと思っています。
本事業では、受賞商品に対する首都圏での大規模展示・商談会などの販路拡大の支援のほか、今回、惜しくも受賞できなかった商品に対するデザイナーの無料相談なども支援を実施していきます。
また、今回、応募の有無にかかわらず、幅広い事業者の方々が、このデザインについて相談ができる窓口を窯業技術センターの中に設けてございます。ご案内する内容によっては費用をご負担いただくといったことも考えられますけれども、ぜひこのパッケージ、非常にデザインというのは重要だと思いますので、ぜひご活用をご検討いただければと思います。
本日、記者室の横の309号室、会議室に今回受賞された商品20点を展示しておりますので、ぜひ皆様方もお時間を見つけて実際の商品をご覧いただければと思います。
長崎県特定事業主行動計画における男性職員の育児休業取得率の目標変更について(1)
4つ目になりますけれども、長崎県職員の男性の育休取得率の目標の引き上げについてお知らせをさせていただきます。
現在、長崎県特定事業主の行動計画の中では、令和7年度に男性の育休取得について30%になるように目標値を設定してございます。実績を見ますと、令和4年度の取得率で、もう既に39.8%となっておりまして、目標値を上回っている状況ではございます。
県においては、子ども施策を重点的に進める中で、子育てを社会全体で支えること、また、その楽しさを実感できる環境づくりが重要であると考えております。子育てをする方々を地域や家庭の中で支え合うことが必要だというふうに思っております。県が率先して今回の目標引き上げですけれども、この育休取得促進のさらなる取組を進めることで、県全体の取得率向上につなげていきたいと考えています。
そこで目標値ですけれども、現行の30%から、個人の事情によって取得が難しい職員、どうしてもいるとは思いますけれども、その方々を除いて100%取得していただけるように目指していきたいと思います。
男性職員が育児休業等を取得することによって、やはり家族のきずなが深まるといったこともあるかと思います。また、子育てを通じて、自身の成長にもつながるものと考えております。様々な境遇にある職員が、互いに理解をし合って支え合う働きやすい職場環境づくりが重要でありまして、男女を問わず、育休取得は当たり前となる職場環境づくりを、私としても進めていきたいと考えています。
今後は、具体的な対応ですけれども、育児休業について、まず取得を原則として取扱うこと、また、所属長の責任において、取得を前提とした業務調整、また面談等を実施して育休取得を促していただくようにしたいと思います。また、職員全体に対しましても、さらなる周知を行うことで、育休取得をはじめ多様な働き方を受容する雰囲気づくりの醸成に取り組んでまいりたいと思います。既に対象の職員に対しましては、これまで私からも育休取得に向けてメッセージを発信するなどの取組を行ってきたところではございますけれども、今一度、積極的な育休取得の促進を呼びかけてまいりたいというふうに考えております。
県内企業の皆様におかれましても、男女共同参画社会の実現に向けて、引き続き積極的にお取り組みをいただきますようにお願い申し上げます。
職員の名札について
最後になります。長くなって恐縮ですけれども、本県職員の名札の変更についてお知らせをさせていただきます。
県職員の名札につきましては、これまでフルネームで記載をさせていただいておりましたが、そうしたところ、近年、SNSの普及などによって、ほかの自治体において、長崎ではないですけど、県ではありませんが、ほかの自治体において、職員の氏名が検索をされて、外部の方からメッセージを受け取るといったような事例が確認をされております。また、フルネームの表記では、名前の表示が小さくて見えづらいといったような声も受けていたところでございます。
ほかの自治体では、名札を苗字のみに切り替える団体も徐々に増えてきておりますので、長崎県においても、来年1月から、職員の名札の表記を苗字のみに変更したいと思います。
なお、もちろん、氏名を示す必要がある場合には、これまでどおり職員証明書であったり、名刺の提示によって対応させていただきたいというふうに思います。
冒頭、長くなってしまいましたけれども、5件、私からのお話をさせていただきました。以降につきましては、質問に応じて対応させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、幹事社の朝日新聞さんからどうぞ。
長崎県特定事業主行動計画における男性職員の育児休業取得率の目標変更について(2)
よろしくお願いします。まず、発表項目のところで1点。男性職員の育児休業の取得率ですけれども、なかなか上がってこないところで、知事として、どういうところにハードル、障害があって上がってこなかったかというところを、今のところ分析されているのかというところ。
かつ、育児休業については取得を原則として取り扱うというのは、これは例えば他県の例ですけれども、たしか、取得するときに取得願いを出すのではなくて、取得しない人は取得しない願いを出す、理由を出すみたいな形ですね。もう取るのをデフォルトにするような形をさらに促すような仕組みもある。
長崎県としては、原則として取り扱うというのは、どういう形でそれを具現化していく考えでしょうか。
今、方針を示したところは、今の時点でお示ししたところは、所属長の責任によって、まず、取得することを前提として業務調整をしていただくと。やはり取りたい人が「取りたいです」と言って業務調整を行うとなると、心の負担もあると思いますので、そういったことを所属長の責任でやっていただくという環境をつくることが大切かなと思います。それを前提にした面談等も行って、より取得をしやすい環境をつくっていくことが重要だと思います。
なぜ今進んでいないか、目標は超えて進んではきているんですけれども、なぜ100%になっていないかという理由については、何か聞いてございますか。
取得していない理由を職員に聞き取りをしているところですが、やはり業務の状況を考慮してというようなことであったり、あるいは、配偶者の方が専業主婦なので取得の必要がないというようなところであったりということでございますので、その業務の状況につきましては、先ほど知事から申し上げたとおり、所属長がより一層の配慮を進めるということ。それから、配偶者が対応できるのでという部分は、まさにそこは意識の問題の部分であろうと思いますので、男性も家庭の中で互いに支えるというようなところを、その意識を高めていくというようなことであろうというふうに考えております。
今年1年の振り返りについて、来年の抱負について
わかりました。ありがとうございます。引き続き、幹事社として。
年内最後ということですので、いろんなトピックがこれから質問されると思うんですけれども、最初に、今年は知事にとってどんな年であって、来年は長崎県、また知事にとってどんな年になっていくと思われるかというのを、まずは教えてください。
1年を振り返ると長くなってしまいますけれども、ご容赦いただければと思います。
まず、今年ですけれども、就任して2年目を迎えました。私にとっては初めて当初予算も編成をさせていただいたところでございます。この予算編成に当たりましては、人口減少が進行する中で、子どもたちへの投資を未来への投資というふうに捉えまして、子育てを中心とする子ども施策を県の基軸として、一丁目一番地として位置づけて、急ぐべきものから積極的に進めてきたところでございます。
今年は、こうした取組を進めてしっかりと成果に結びつけることが、一部ではございますけれども、できたのではないかと思います。具体的には、医療費助成制度でございます。本県独自に市町と連携をして、18歳まで全ての子どもたちが安心して医療を受けられる体制を構築させていただきました。
また、不妊治療のうち保険適用外の先進医療費の一部を新たに助成するといった、不妊に悩む方々へのきめ細やかな支援にも心を砕いて対応してきたところでございます。
さらに、物価高騰が続く中で、県民生活の下支えに取り組むとともに、企業誘致に関しましては、京セラ株式会社やトランス・コスモス株式会社などをはじめ、多くの企業と立地協定を締結して、雇用の拡大と地域経済の活性化に向けた動きもあったのではないかと思います。
併せて、健康面では、「歩こ〜で!」と、皆さんも使っていただいていると思いますけれども、アプリを使ったり、しまのビジネスコンテストの開催といった、いろんな分野で新しい視点での施策も動き始めたところだったかと思います。
一方で、今年は5月に新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけが変更になったことを契機に、社会経済活動がまた戻ってきたような動きもございました。
9月に開業1周年を迎えました西九州新幹線につきましては、多くの方々にご利用いただきましたし、駅周辺の再開発や沿線市についても非常ににぎわいが出てきたと思います。
スポーツでは、長崎ヴェルカがB1昇格をして、今も非常に頑張っているところだと思います。来年の10月には、長崎スタジアムシティの開業も予定されておりますので、また、来年はいい流れが出てくるんじゃないのかと期待をしています。
今年の5月は、長崎県で初めてとなりましたけれども、G7の保健大臣会合がありました。これは本当にハイレベルなもので、セキュリティから接遇まで本当にいろんな課題がありましたけれども、県職員はもちろんですけれども、県警察、関係団体の方々のご尽力のおかげで、無事に終えることができました。本当に大きな成果であったと思います。
また、私自身も動いたこととしては、今年6月にポルトガルに行かせていただきまして、長崎県として初めてポルトガル政府との連携協定を締結することができました。8月にはベトナムに行かせていただいて、長崎県への人材支援を、一層進めていただきたいという協力関係だったり、各国や各地域と様々な分野で協力していきましょうという関係深化に努めることができたんではないかと思います。今後も、本県と交流がある国々の政府要人であったり、経済界の方々と意見交換を行って、交流促進に取り組んでいきたいと考えています。
また、核兵器廃絶に向けた動きもありました。被爆県の知事として、平和への願いの発信にも取り組んだ一年でございます。7月末にNPTの再検討会議準備委員会の開催に合わせてオーストリアのウィーンを訪問させていただいて、核兵器廃絶の実現に向けて「長崎を最後の被爆地に」というメッセージを広く世界に向けて発信をしました。
8月9日は、荒天のために平和祈念式典への参列がかなわなかったことは残念ではございますけれども、県民の皆様が、それぞれの立場とそれぞれの場所で祈ることで平和の大切さを再認識されたのではないかなと受け止めております。私自身は、ビデオメッセージで追悼の辞を述べるとともに、当日は県職員の原爆慰霊追悼式に参列をさせていただきました。
国へ長崎での開催を働きかけておりました国際賢人会議も、今月、長崎市で開催をしていただきました。委員の皆様方に「長崎を最後の被爆地に」と、NPTの準備委員会でも発信を常々させていただいているこのメッセージを受け止めていただいて、世界に向けて、核兵器廃絶に向けた力強いメッセージを発信していただいたと認識をしております。今後とも、この平和につきましては、長崎市など関係機関と連携を取りながら、世界恒久平和、一日も早い核兵器廃絶の実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
来年、どんな年になるかと、なったらいいかというご質問がありましたけれども、多くのイベントが目白押しで、今年もたくさんありましたけれども、来年も本当に多くあります。そういった一つ一つのイベントをしっかりと関係皆様と協力をしながら、その効果を最大化していくことが重要であると思っています。
例えば、スポーツで言うと、高総体が北部3県でありますし、長崎で初めてとなります日本スポーツマスターズも来年ございます。そういったスポーツのイベントも多くの方々が来ていただけると思いますので、ぜひ県民の皆さんと一致団結しておもてなしする環境、また、無事にそのスポーツのイベントを完遂できるようなそういった環境をつくっていきたいと思います。
県としましては、今、議会を踏まえて皆様に意見をいただいているビジョンの策定が来年しっかりつくっていけるように、具現化できるように策定を進めているところです。やはり県民の皆様と長崎県は今後どうなっていくんだというイメージをしっかり共有することが重要だと思います。ビジョンの策定に当たっては、長崎県はどうなりたいのか、どうなったら県民の皆さんが自分の県に対して誇りを持って自慢していただけるのか、そういったイメージをしっかりつくれるように、その道筋、それに向けた事業をしっかりお示しできるように準備を私としても進めていきたいと思っています。それを踏まえて、皆様と本当に同じ方向を見て、前を見て進んでいけるような、そんな1年になれば、新年になればと期待をしています。
先ほど知事が、北部九州の高総体の話で3県と申しましたが、本県を含めて4県になります。補足させていただきます。
特定複合観光施設(IR)について(1)
幹事社として、大きな問題としては、昨日今日起きたので、これは幹事社として聞かざるを得ません。IRの問題について、もう一つは政治とカネの問題についてということで質問させてください。
まず、IRのほうです。昨日、国のほうから認められないということで決定が出ました。これについて、昨日の段階で、昨日の今日で、まだまだ分析中とは思いますけれども、昨日の段階で、知事も担当課の方も「認識の違い」ということを強調されておられました。
現時点で進めている中で「認識の違い」とは、結局どこのところが、少なくとも今、知事の頭の中にあるうえではどういうところの認識の違いがあってこういうことになったというふうな考え方を持っておられますか。
今、もうご質問の中でご配慮いただいたご発言だったと思いますけれども、いまだ精査中ですので、全てを申し上げることはできませんけれども、先ほど、県議会の全員協議会でもお話をさせていただいた中に、少し例示を踏まえてお話をさせていただきました。
例えば、大きく審査結果でお示しされていたのは2つあるのかなと思っています。まず、1つは資金調達の確実性ということ、2つ目がカジノ事業の収益の活用によってIR事業の継続的な実施等が挙げられております。
まず、1つ目の資金調達の確実性といったところですけれども、強いて例を挙げれば、その中の理由の中、通知の中に理由が示されていましたけれども、そこの(2)の1点目に書かれていたものでございますけれども、令和5年9月時点での出資・融資予定者は、申請時から大きく変わっているというようなご指摘がございました。これにつきまして、我々のスキーム自体は変更はもちろんありません。審査期間が長期化する中で、出資と融資の構成に関して金融情勢等を踏まえて国への補足説明を行いながら、その補足説明を行うことを、対応を反映させていった結果がその変化だったのではないかなというふうに思っています。今日、全協でお話をさせていただいていますので、ぜひ参考にしていただければと思いますけれども、こういったことがあって、ほかの部分もありますけれども、それがどういったことなのかという、観光庁が使われている言葉がどういった意味があるのかとか、どういったニュアンスで使われているのかといったことも確認しながら対応していかなくてはいけませんので、ちょっと整理に関しては時間をいただければというふうに思います。
時間をということで、もちろん分析には時間がかかると言うんですけれども、とはいえのところで、やはりある程度早い段階で県としてどういう、少なくともどっちを向いているのか。断念をするのか、もしくは、引き続き続けていこうというような強い意志を持って臨むのかというところの表明というのは早い段階でしなければ、やはり投資を集めているという性格上もあって、なかなか進みたくても今度は前に進めないということになっています。
例えば、行政不服審査については3か月の期間というのが決まっていますけれども、知事としては、どれぐらいのタイミングでそういう決断を、要するに県としてはどう臨むんだということを広く打ち出したいと思っておられるんですか。
今、ご質問の中で、本当にそのとおりだというふうに思います。
やっぱりいろんな方々が努力をして関わってきてくださっていますので、その決断はできるだけ早くやるべきだということに対しては同意をいたします。
ただ、現時点で、昨日も申し上げましたけれども、どうするのかといったことを判断できる状況にないと思いますので、先ほども申し上げているように、我々の認識と今回通知でいただいた回答と、そこの差が何なのかといったところは、まずはしっかり精査が必要なのかなと。それはできるだけ早い段階でやれるように努力はしていきたいと思います。
IRについてもう一点、すみません。その認識の違いが生まれた部分なんですけれども、行政機関同士のやり取りの中で、やはり少し違うなというところが生まれてくるのは、何となくあり得るのかなという気もするんですけれども、ここまで、平たく言うと、昨日の決定の文書を読ませていただくと、長崎県が考えてよしとされていたものが、ほぼほぼゼロ点というか、認められている分がほとんど厳しい評価しか受けてないような書きぶりのことでした。
それだけの認識のずれというのが生まれてしまった部分について、どういうふうに、なぜそうなって、今それを越えるなら、どう越えなくちゃいけないというふうに考えておられるか。
まず、通知の中で採択をしないという理由について述べられていたように私は捉えています。ですので、ご質問の中にあった全てがネガティブに評価されていたわけでは、私はないというふうに認識をしています。
ですので、我々が取り組んできたもの、本当に多くの方々のご協力を得て、専門家のご指導を得てやってきたことで評価されている部分ももちろんあるというふうに認識をしております。ただ、今回の通知に関しては、そこに焦点が当たったものではないと思っております。
一方、どうして認識の差が生まれたのかという点については、まさにこれからその確認の作業が始まるんだろうと思います。我々として審査会の中でどんな議論がされているのかとか、そういった分からない部分ももちろんございますし、先方が今回書かれている通知の内容についても、いろいろと確認が必要な部分もございますので、そこはこれから詰めていかなくちゃいけないところかなと思っています。
分かりました。
政治資金の問題について(1)
あと、政治とカネの問題です。県内の県選出の議員さんの名前が挙がるなどしておりますけれども、政治資金パーティーをめぐって、いわゆる裏金づくりが行われているのではないかなど、政治とカネの問題で非常に世間の注目が集まっているところです。
知事ご自身として、今、そういう状況をどう見ておられるか。また、ご自身の政治とカネの問題についてどう臨むかというところ、臨んでいるか、もしくはこれを、例えば政治資金パーティーが今回きっかけにもなっているわけですけれども、それに対して知事としてどういうスタンスで臨まれているかというところを教えていただければと思います。
今報道されている一連のものについて、個別に、具体にコメントする立場にはまずないと思います。
ただ、政治とお金という分野の話につきましては、私自身としては、やっぱりごく一般的な話ではございますけれども、しっかり法にのっとった適切な対応をしていくべきだと認識をしていますし、これからもそういうことを遵守した形で対応していきたいと思います。
法にのっとった形で適正に行われるのであれば、政治資金パーティーという形態の在り方というのも、もちろんありだということですか。
はい。それは適法な取扱いの中で考えられる手段だと思います。
分かりました。
長くなりましたが、幹事社からは以上です。
宿泊税の導入について
よろしくお願いします。宿泊税についてお尋ねいたします。
県議会の常任委員会でも話題に上がったようですけれども、法定外目的税である宿泊税の導入の是非について、知事はどのようにお考えでしょうか。
長崎県の観光は、今、現状を見ますと、ほぼコロナ前の水準まで上がってきています。今後もさらに観光誘客であったり、観光消費額の拡大に向けて、今後、時代の変化であったり、旅行者のニーズも結構変わってきていると思いますけれども、そこに対応しながら必要な施策を打っていかなくちゃいけないということで、新たな動きもきっと求められる状況だと認識をしています。
そのためには安定的な財源の確保、これはもう本当に重要な課題でございます。その手法の一つとして、おもてなしといった様々なサービスの受益者である観光客の皆様に、ご質問の宿泊税を負担いただくと、お願いすることは、税負担の本来の姿ではあるというふうに思います。この宿泊税の導入の検討については、ご質問にあったとおり、県議会からも貴重なご意見をいただいたと受け止めてございます。
一方で、税の徴収窓口となります宿泊事業者のご負担といった多くの方々への影響も考慮しなくちゃいけないと思います。ですので、導入目的であったり、関係者の皆様の納得が得られるような手法、また、制度について丁寧な意見交換を今後重ねるところから検討を始めていきたいと思っています。
ほかに質問はございますでしょうか。
特定複合観光施設(IR)について(2)
質問は2点あって、1点目がIRの件ですけど、昨日から認定されなかった件について、長年、事業者、関係者の中では頑張ってきたところ、この結果になって納得いかない部分があるということなんですけれども、そのIRをめぐっては、県民の中では反対意見というのもあって、県庁の中では頑張っていこうという一枚岩になったかもしれないんですけど、県民の中では必ずしも一枚岩になっている状態ではなかったと思うんですけれども、今後、不服審査するなり、いろんなアクションを検討する中で、反対している人の気持ちとか、そのあたりはどういうふうに考えていかれるんでしょうか。
反対をされている方々の意見があるのも承知をしております。それを聞くことも重要だというふうに思います。ただ、それが今回の結果をどう対応していくかというのは、また別問題なことだと思いますので、まず、今回の不採択の通知をいただいた内容をしっかり精査して、それが本当に適切なものなのかというところの確認をしっかりしていかざるを得ないと思いますので、しっかりそこをまず対応していきたいと思います。
ありがとうございます。
県が発送した郵便物の不着に関する件について
2問目なんですけど、昨日、NHKでニュースにしたんですけれども、県民と県民センターの間で文書のやり取りがあった際に県民の方の住民票の写しが郵便事故によって紛失となっているということなんですけれども、この件についての知事の受け止めをお願いします。
県から発送した文書が相手の方に届いていない件ですね。報告は受けてございます。
まず初めにですけれども、住民票の写しを普通郵便で送ること自体は、違法ではまずないというふうに認識をしております。ですので、普通に行政手続において通常利用されている方法じゃないかなというふうに思います。ただ、そういったことが防がれるような対応を今後できる限りやっていくのが行政サービスの向上のために重要な視点だと思います。
今、県では、利便性向上のために電子申請ですね、オンラインの手続を進めてきております。こういったことをやっていくことで、恐らく今回、紙のやり取りの中で発生してしまったようなものも、オンライン手続を進めていくことで解決していけるんじゃないかなというふうに考えておりますので、そういった取組も同時にやっていきたいなと思っています。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて
九州新幹線長崎ルートについてお尋ねしたいんですけれども、本日、佐賀県庁において、佐賀県の副知事と国交省の鉄道局の担当者が未整備区間について協議をされていると承知しています。改めてこの件について、知事のご見解をお聞かせください。
コミュニケーションがとられることはいいことだと思います。これまでも佐賀県と国交省の間で協議が行われてきていると認識はしておりますけれども、今回もまた、新たな一歩として前に進むことを期待したいと思います。
シンガポールにおけるトップセールスについて(2)
冒頭にご紹介があったシンガポール訪問について、具体的なことをお聞きします。目的のところで知事は、まず長崎和牛指定店というのがあって、シンガポールに対して長崎和牛の輸出が増えていると。それもあってトップセールスをするということなんですけれども、まず、長崎和牛の指定店というのは何かというのを教えてください。ホームページにも一応出ているようではあるんですけれども、お願いします。
では、担当から。
長崎和牛の指定店ということで、長崎和牛を常時販売いただける飲食店、量販店、また流通業者、こういった方々に長崎和牛指定店ということで申請していただいて、それを認証する制度として取り組んでおります。
それで、この長崎和牛銘柄推進協議会のホームページを見ると、海外に何店舗かあるんですけど、これは国の名前も書いてないのがあったりして、ぱっと分からないんですが、シンガポールには何店舗あるんでしょうか。
現在、シンガポールには流通業者が1店、あと飲食店で1店、計2店舗が指定店として認証しております。
今おっしゃった流通というのはAダイレクトですか。
そのとおりでございます。
もう一店は。
もう一店は飲食店です。
名前は。
名前は、飲食店の名称はありますけれども、ここで飲食店まで言ったほうがいいですか。
後で結構です。分かりました。
それからもう一つ、長崎和牛が増えているということで、長崎和牛の生産額というのは、今どれぐらいなんでしょうか。
すみません、長崎和牛の生産額は、今ちょっと手元にないんですけれども、出荷頭数でいきますと1万1,000頭ということで伸びてきているという状況になります。
手元にある数字で、2020年で出荷頭数が1万100頭となっているので…。
それが令和4年度で1万1,000頭という形で伸びてきている状況です。
あと知事が、シンガポールへの輸出が増えていると言っていましたけれども、具体的に何トンから何トン、あるいは何万円から何万円に増えているかという数字を教えてください。
長崎和牛でよろしかったでしょうか。長崎和牛は、シンガポールにおいては令和3年度が約1,200万円、それが令和4年度は約2,900万円ということで増加している状況でございます。
では、最後に知事にお伺いします、今のことで。
シンガポールだけではなくて、アジアなどを中心にいろいろ長崎和牛の出荷先は多いと思うんですけれども、今回、シンガポールをあえて選んだということ、先ほどの説明以外に特にあれば、ちょっと補足してお話していただけますか。
これは多分、私より部局が詳しく答えられると思いますけれども、私として期待をしているところは、やはり様々な国に対して、今回水産物の輸出が止まったというところもありますけれども、様々な場所を開拓していく必要があるだろうということがまず一つと、シンガポール、非常に人口自体はそこまで多くないかもしれませんけれども、やっぱり地域のショーケース、富裕層が集まるショーケースであるということもすごく重要なことだと思います。我々、長崎和牛は本当にすばらしいものでございますけれども、なかなかたくさん一度に食べるのが日本人として消費量がなかなか伸びていかないというところも今後考えられますので、そういうところを海外に販路を見出していくといったところは重要なポイントかなと。
知事がおっしゃったとおりです。
知事の思いで結構です。どうもありがとうございました。以上です。ありがとうございます。
もう一点だけ。若杉さんのお話の中にあったんですけれども、和牛とかだけではなくて、こういったトップセールスに行く機会というのは非常に重要だと思いますので、今回、和牛だけではなく、いちごもそうですし、トップセールスの中でいろんな特産品とか、一緒に販売をする、そんな努力もしていきたいと思いますけれども、今後のトップセールスにつきましてはそういったところも行く機会を、例えば農林だけではなくて水産とかと一緒にやるとか、特産品を物産と一緒にやるとか、そういった機会の効果の最大化といいますか、そういった視点で、より効果的なトップセールスをやれるように努めていきたいなとは思います。
そうすると、長崎の産物を、ある程度パッケージとして売り込んでくるということでしょうか。
そういうことです。
そうすると、和牛といちご以外では何を考えていらっしゃるんですか。
青果輸入業者には、長崎のみかんとか、あと知事のレセプションの時には長崎の青果物だけではなく、長崎の真鯛とか、ヒラマサとか、あとは県産のお酒ですね。それと、レセプションをするときには波佐見焼、こういったものを一体にしまして、長崎の食材、また食器、そういったものをしっかりやらせていただきたいなと思っています。
どうもありがとうございます。以上です。
ちょっと長くなっておりますが、ほかに質問があればお願いします。
石木ダム建設事業について
石木ダムに関することでお伺いいたします。基金の設立後、住民の方の移転とか、生活再建に向けたお話を推し進めていかれるのかと、スピード感も含めてお伺いしたいのと、先日、建設予定地に知事も行かれたと思うんですが、年内もうそろそろ終わりになっていますけれども、近く、住民の方とお話、意見を交わすご予定というのがあるのか、あとは工事の進捗について、合わせて3点お伺いしたいです。
まず基金ですけれども、現在、佐世保市と川棚町と協議をしながら準備を進めているところでございます。恐らく1月以降、設立ができるんじゃないかなと期待はしてございますけれども、この話し合いに関しましては、設立に関わらず、やはりしっかりとコミュニケーションをとる努力はしていかなければいけないというふうに思っています。次の会える機会といったことは、今のところ確定をしているものはありませんけれども、努力は続けさせていただきたいというふうに思います。
工事の進捗なんですけれども、先日、公務では本当に久し振りに行かせていただきましたけれども、改めて、お会いできなかったということもあったんですけど、時間があの後にありましたので、少し見させていただいたんですけれども、非常に様々な場所で工事の進捗が本当に目に見えて実感することができました。
一方で、やっぱり人件費とか資材が高くなっているといった問題もありますし、妨害行為でなかなか思うように進まないといったところもあるかと思います。今後も、さらに働き方の改革に向けた取組とか、そういった課題もございますので、引き続きこれについては工事工程に沿って進捗を図っていくというその方針に変わりはないです。
政治資金の問題について(2)
ありがとうございます。あと、幹事社からも質問ございましたけれども、谷川議員の政治資金に関することなんですけど、報道で収支報告に記載があった件が報道されていますけれども、県の選管としては、今のところ事実確認等は、確認中というか、ちょっと状況がもしわかればお伺いしたいんですが。
後ほど、選挙管理委員会に確認いただければと思います。
承知いたしました。
任期3年目について
あと、最後に1点ですね。まもなく任期3年目になりますが、先ほどもビジョンを、県の方向性を示していくというお話がありましたが、改めて2024年度に最も力を入れたい、取り組みたいと思われていることをお伺いしたいです。
非常に難しい質問でございます。一つに絞るのは非常に難しいですけれども、先ほどもお話をしましたが、子育て施策を基軸とし、包含する視点として、ビジョンはしっかりと皆様にお示しをできるようにしたいと思っています。
何回もお話していますけれども、長崎県は人口減少、少子・高齢化が進む中で、また地域に行くと非常に過疎化が進んでいる現状がございます。そういった現状を踏まえて、どことなく閉塞感であったり、先細り感といったものがあるように思っていました。この先、長崎県はどうなるんだろうとか、大丈夫なのかといった不安、憂いといったものもあったように感じています。
ですので、そういったものを、そうじゃないんだと、長崎県の未来って本当に明るい、魅力ってたくさんあるということを、いま一度、県民の皆さんと改めて一緒に認識をしたい、見たい。「こうなっていけば、長崎ってよかとこよね」と、「長崎って、よかやろう、来んね」と言ってもらえるような、自慢にできるような長崎県ってどんなものなんだろうというものをしっかり描いて皆様にお示しをしたいと思っています。
それによって皆さんが、「おう、じゃあ、やろうで」と、「協力するばい」と、そういった前向きな動きが、機運がつくれていければと思っていますので、それはぜひ広報も含めて、見せ方も含めて、伝え方も含めて、しっかり見せられるものをつくること、それに実効性を持たせること、しっかり伝えること、そういったことを踏まえて、来年しっかりと前に進めたいと思います。
米軍オスプレイ墜落事故について
オスプレイの問題で、屋久島沖で墜落する事故がありました。事故自体、鹿児島の南のほうの話でもありますが、佐賀空港への陸自のオスプレイの配備計画というのは今着実に進んでいる状況で、新しい駐屯地もできている。これができると、県内に拠点を置く水陸機動団との連携ということで、訓練を含めて県内上空をオスプレイが飛ぶというのも、来年、再来年ぐらいからどんどん始まっていくようなことも考えられます。
まず一つは、今回の屋久島沖の事故について、県として、安全性とか、どういうことでこうなったのかみたいなことを国や防衛省へ問い合わせをするなど、県として何か具体的なことを、今回の事故について行われたかどうかを教えてください。
まず、冒頭になりますけれども、今回、その事故で亡くなられた8名の乗員の方々がいらっしゃったと認識をしていますけれども、その方々と、またご家族、ご関係者の皆様方に本当に心から哀悼の意を捧げたいと思います。
一方で、このような重大事故が発生したということは、県民をはじめ全国民に不安な思いを与えたのではないかなというふうに思っております。
ご質問にあった国に対しての問い合わせ、要望を行ったのかということですけれども、まず、相浦駐屯地が所在をいたします佐世保市とも連絡を密にしながら、防衛省を通じて事故に関する情報収集を行ったところでございます。
加えて、長崎県が副会長を務めております渉外知事会がありますけれども、渉外知事会として、防衛省と外務省に対しまして、早急な原因究明と確実な再発防止、そして自治体への情報提供、加えて安全が確認されるまでの米軍の全てのオスプレイの飛行停止などの要望を12月12日に行っています。
分かりました。冒頭申し上げましたように、これが遠い話ではなくて、再来年には県の、県民にとって非常に身近な問題になります。国防に協力するという立場と同時に、県民の安全を守る、命を守るという職責もあられると思うんですけれども、改めまして、オスプレイの配備ということについて、それが県内を飛ぶというような状況になったときに、どういう形で臨まれるかという知事としての思いを教えてください。
佐賀空港に配備をされます陸自のオスプレイにつきましては、導入に当たって、国において責任を持って安全性を確認したというふうに伺っています。
国においては、今回の事故を受けて、事故の状況が明らかになるまでの当面の間でございますけれども、飛行を見合わせることとされております。ですが、事故原因を踏まえた確実な安全対策などの、安全が確認されるまでの間の飛行停止、そして自治体への情報提供ですね、県民の皆様が安心できるといった丁寧な説明を求めたいと思います。
ありがとうございます。
では、以上をもちまして、知事の定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時36分(36分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年11月20日 記者会見
会見内容
- キンギョソウについて
- 中国福建省への訪問について(1)
- こどもまんなかサポーター共同宣言及び長崎ひまわりプロジェクト5周年記念フォーラムの開催について
- 年末年始の犯罪被害防止について
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- 国際賢人会議の長崎開催について
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
- 長崎駅周辺の整備について
- 個人情報利用停止請求にかかる報道について
- ライドシェアの導入について
- 九州新幹線西九州ルートについて(3)
- 大村市長選挙について
- 九州新幹線西九州ルートについて(4)
- 石木ダム建設事業について
- 長崎駅周辺の整備及び企業誘致の現状等について
- 中国福建省への訪問について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて(5)
- 教育長の人事について
それでは、定刻になりましたので、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
キンギョソウについて
よろしくお願いします。
まず冒頭に、コサージュのお花の紹介をさせていただきます。
今日のお花はキンギョソウです。長崎市の生産者の方からいただきまして、キンギョソウは皆さんもご存じだと思うんですけれども、形が金魚に似ているということで、本当にかわいらしい、いろいろな色があって、私も好きな花なんですけれども、長崎県では、長崎市、佐世保市、諫早市、雲仙市、島原市といったところで幅広く生産されているということでした。
長崎県のキンギョソウは、ボリューム感が大きいのが特徴ということで、今も非常に甘い香りがしておりまして、値段もお手頃というところで、皆さんも親しみやすい、私も非常に親しみやすいお花で、好きな花ですので、買わせていただいています。ちょうど秋の頃から出荷が始まって春ぐらいまで楽しめますので、ぜひ県民の皆様もお手に取っていただければと思います。花言葉が「清純な心」だそうで、本当に素敵なお花で、皆さんも楽しんでいただければと思います。
冒頭、私のほうから3件お話をさせていただきます。2つは知事部局から、もう一つは県警から預かっているお話がありますので、よろしくお願いします。
中国福建省への訪問について(1)
まず1つ目ですが、中国福建省への訪問についてお知らせをさせていただきます。
来る11月23日から26日までの間、徳永県会議長とともに中国の福建省を訪問させていただきます。
今回の訪問では、福建省人民対外友好協会と福州市のお招きによって、中日の黄檗文化交流大会に参加をさせていただきます。それに加えまして福建省庁など要人とも会見をさせていただく予定となっております。
中国訪問ですけれども、私、知事に就任をして初めてとなります。現在、水産物の輸入など国家間での課題もございますけれども、本年は日中平和友好条約締結の45周年記念といった節目の年でもございます。この機をしっかりと捉えまして、長年にわたり築いてきた長崎県と福建省との友好と信頼の絆を大切にしながら、さらなる交流拡大に努めていきたいと思っております。
こどもまんなかサポーター共同宣言及び長崎ひまわりプロジェクト5周年記念フォーラムの開催について
2つ目ですが、こどもまんなか応援サポーターの共同宣言と、ながさきひまわりプロジェクトの5周年記念フォーラムについてお知らせをさせていただきたいと思います。
現在、こども家庭庁のほうでは、こどもまんなか応援サポーターを募集されております。10月末現在で23の道府県でサポーター宣言がされております。長崎県では、子どもに関する支援として22年間にわたって県民総ぐるみで子どもと子育てを応援する県民運動、ココロねっこ運動に取り組んできております。私としましても、これをより一層進めながら、こどもまんなか社会づくりに取り組みたいと、かねてより考えていたところです。
長崎には、このココロねっこ運動に女性の立場から参画をされている「子どもを守る長崎ひまわりプロジェクト」という団体がございます。このひまわりプロジェクトの団体ですけれども、県内23の女性団体、約12万人の会員の方がいらっしゃいます。この皆様の力を結集して多様な主体を巻き込みながら、子どもを守り育てている全国でも例を見ない団体でございます。この団体ですけれども、来る12月2日に、発足5周年記念のフォーラムが開催されると伺っております。
そこで、今回、このフォーラムの場において、このひまわりプロジェクトとココロねっこ運動を推進しております長崎県青少年育成県民会議と長崎県、この3者で「こどもまんなか応援サポーター共同宣言」を行う運びとなりました。あらかじめご承知おきいただきたく、お知らせをさせていただきます。
この宣言の詳しい内容につきましては、当日、会場での発表となりますけれども、多くの関係者と一緒になって子どもと子育てを応援していく宣言になればなと期待をしてございますので、皆様方からもご賛同を得られればと思います。よろしくお願いします。
年末年始の犯罪被害防止について
最後に3つ目なりますけれども、長崎県警察本部より周知の情報をいただいておりますので、代読をさせていただきます。
年末年始においては、多額の現金を扱う機会が増えるなど、犯罪被害に遭うリスクも高まります。そこで、県民の皆様が犯罪被害に遭わないために、次の3点に心がけていただきますようにお願いを申し上げます。
1つ目は、盗難被害防止のための鍵かけでございます。今年発生した盗難事件のうち、住宅への侵入被害の約66%、自転車被害の約84%が鍵をかけていない状態であったということです。外出時や自転車を駐輪するときは、玄関や窓、自転車にも必ず鍵をかけて盗難被害に遭わないようにお願いをいたします。
2つ目は、いわゆる置き配による被害防止でございます。ネットショッピングなどで、いわゆる置き配を利用される方々も多いと思いますけれども、この置き配で配達された荷物を盗まれるという被害も多く発生しているそうです。置き配を利用されるときは鍵のかかる宅配ボックスを利用するなど、被害に遭わない対策をお願いいたします。
そして3点目は、ニセ電話詐欺の被害防止です。被害は増加傾向にあるそうです。特に、未納料金があるといってコンビニエンスストアで販売されている電子マネーカードの利用券をだまし取られる事案が多発しているということです。電話でお金の話があったときは警察などに相談していただくようにお願いをいたします。
以上、年末年始に犯罪被害に遭わないための長崎県警察からのお願いということでございました。
以降は質問に応じまして回答させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
では、幹事社から質問をお願いします。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
新幹線についてお伺いさせてください。
西九州新幹線の武雄温泉駅から九州新幹線までの未整備区間について、与党の検討委員会が佐賀県側に、佐賀駅の南側を通る新ルートの議論を進めるというふうに伝えています。
これまで滞っていた整備方式の協議が前に進む可能性もあるのかなと思うんですけれども、ここについての大石知事の受け止めをお願いします。
新たなルートに関しましては、山口知事の動きや与党幹部の発言について報道で承知をしているところです。ルートそのもの自体については、佐賀県内のことですので具体的なコメントは差し控えたいと思いますけれども、長崎県は、これまでフル規格で全線開通を望むといったことで、皆様方にも協議が前進するように働きかけを行ってきておりました。
県としましては、引き続き、この協議の状況を注視しながら、関係者との対話は引き続き行っていく必要があると思っています。今回の動きについてで、この協議が前に進むことを期待しているところです。
国際賢人会議の長崎開催について
あと別件ですけれども、国際賢人会議が12月に長崎市で開催されるということで、岸田首相の出席も検討されていて、外務省が主導して日程など組んでいくことになるかと思うんですけれども、県として、この会議の開催に合わせて、今のところ、イベントとか何か考えていらっしゃることがあればお聞かせください。知事の期待感とか。
まず、具体的に決まっていることがないかということですけど、今のところ、確定はないということです。
この国際賢人会議ですけど、これまで私もいろんな場で、首相も含め、お話しする機会がありましたけれども、ぜひ長崎でということはお願いをしてきたところですので、今回の開催実現を心からまず歓迎をしたいというふうに思っています。
やはり長崎と広島県ということは、世界の中でも核兵器のない世界に向けて非常に特別な責任を負っているんだという声を国際会議の場でもよく、私も直接言われることがあります。
ですので、今回、この核軍縮に関する重要な会議が、この長崎で開かれるということで、世界に向けて核兵器廃絶に向けた力強いメッセージが発信されていけばなというふうに期待をしているところでございます。
皆様には来ていただけるので、被爆の実相に触れていただくということはもちろんですけれども、具体的に「長崎を最後の被爆地に」という県民の強い思いを受け止めていただいて、この廃絶に向けた具体的な道筋につながっていくことも期待をしているところです。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
先ほどの新幹線の話、改めてになりますが、ルートがこれまで示されてきた、いわゆるアセスルートというところと、与党検討委員会で技術的に困難だと言われた佐賀空港を通るルート、間を通るようなルートでの検討というところが報道されているわけですが、知事としてのお考えとして、このルートに関わらず、長崎県としてはフル規格でとにかくつながることが重要だというお考えなのかどうかというのを教えてください。
まず、フル規格で全国の高速ネットワークにつながるということ、新幹線ネットワークにつながるということが重要だと思います。その上で利便性であったりとか、持続可能性であったりとか、そういったところはしっかり関係者皆様で考えていくことだと思いますけれども、そういったところも含めて検討がされるべきだというふうに思っています。
加えて、山口知事もおっしゃってますし、報道の中では森山委員長もおっしゃっているという話ですけれども、福岡空港がかなり発着便が多いという中で、佐賀空港の活用というところも視野に入れての佐賀空港周辺での検討というところを山口知事も訴えてこられたというふうに聞いてますが、先日、大村市の園田市長も言ってましたけれども、長崎空港もあると、大村にも新幹線駅があるというところで、空港を結ぶ3つの、福岡空港、佐賀空港、長崎空港を新幹線でつなぐというところでも、かなり、九州全体として大きな意味があるんじゃないかという話をされてたんですけれども、この空港を利用するという意味での新幹線のルートの案というところは、知事としてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
ルートそのものがどうなるかは、まだわかりませんけれども、空港との連結という意味では非常に重要な視点じゃないかなと思います。これはもう空だけではなく、船もそうですけれども、様々なものが有機的に連携をすると、ユーザーにとって使いやすいものになるのが一番だと思いますから、そういった観点からは、ぜひ議論が前に進む、いい形で進めばなと思います。
ありがとうございます。
長崎駅周辺の整備について
もう一つ、先日、アミュプラザ長崎新館が開業されまして、駅周辺、これも新幹線と関わる話ですけれども、かなりにぎわっているという話ですが、この開業の効果、そして、今後盛り上げるというところでの引き続きの県としての取組というところを教えてください。
まず、新館なんですけど、私まだ行けてなくて、行きたいなと思っています。開業日も非常に長蛇の列ができたというふうに聞いてますし、その後も多くの方々で賑わっているというふうに聞いています。本当にうれしいなと、私も行ってみたいなという思いでいますけれども。
アミュプラザって、僕も高校のときとか長崎市内におりましたので、本当に思い出深く、駅前の広場のいろんな思い出がありますけれども、新館が開業したということで、長崎駅と、また駅周辺の地域においては、非常に大きな節目のところじゃないのかなというふうに思います。
これからですけれども、やっぱりみんなに愛される、また、地域と一緒に新館が、より人が集まる場所、にぎわいを創出する場所として一体となって取組が進められていくような、そんな関係になっていけばいいなと、区域になっていけばいいなと思います。
県としましては、もちろんいろんなところで、場所を借りるという意味で事業でお世話になることもあると思いますし、せっかく開いた新しいにぎわいの場ですから、様々な機会を捉えてそういった情報発信とか、より大きな賑わいができるように情報発信とかしていきたいなと思います。
ありがとうございます。
ほかに質問があれば挙手をお願いします。
個人情報利用停止請求にかかる報道について
先日、NHKで報道したニュースについてなんですけど、県立の学校で働いていた女性が職場のパワハラについて外部相談窓口に匿名希望で相談したけれども、県の文書に実名で名前が記録されて、公文書ですね、それがまだ保管されていたという問題が分かったんですけれども、これについて知事の受け止めをお願いします。
今回、県の個人情報保護審査会において、県に対する匿名希望による相談への対応の中、今さっきお話しいただいた中で、一部不適切な対応があったという答申がなされたと承知をしています。この答申については、尊重する必要がありますし、それに基づいて対応していく必要があると考えてございます。
個人情報については、言うまでもないですけれども、適正かつ慎重に取り扱われるべきというふうに考えてございます。
今後は、個人情報保護制度にのっとって適切な対応を図っていきたいと思っています。
実際、パワハラとかハラスメントの相談は、すごいセンシティブなところでこういうことがあると、今後、相談しづらいふうにもなっちゃうかなと思うんですけど、再発防止策ですとかそのあたり、何か県としてありますか。
おっしゃるとおり、これが与える影響というのは、決して小さくなく大きいものだと思っておりますので、しっかりと受け止めて、再発防止は本当に重要だと思います。本件だけではありませんけれども、我々が一部不適切なところがあったということは真摯に受け止めて、しっかりと今後の対応を検討したいと思います。
実際、実名が載ってしまった女性が県に対して謝罪とか、そういった対応を求めているんですけれども、そのあたりはどのように対応するご予定でしょうか。
一部不適切な取扱いがあった点、これにつきましてはお詫びを申し上げる次第でございます。
それは知事としてということでしょうか。
はい。
この場で、今申し上げられたと。
それはもうおっしゃるとおりだと思いますので。
ご本人に対してどう対応するとかはあるんですか、県として。
具体的なところはありますか。
文書のほうで、そこは対応したいと考えております。
文書から名前を消去するということですか。
そういった部分と謝罪の分も含めてですね。ご本人に対して文書での対応ということを考えてございます。
今後。
はい。
分かりました。ありがとうございます。以上です。
ライドシェアの導入について
今、全国的にライドシェアに関する議論が広がりを見せていると思うんですけれども、知事はライドシェアについてどのような見解をお持ちでしょうか、お聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
長崎県は、本当に多くの離島、半島がございます。少子・高齢化だったり過疎化が進んでいるという中で、地域公共交通インフラを確保、維持していくということは非常に重要な課題であるとまず認識をしています、これは一般論としてです。
また、コロナの影響によって、タクシーだけではありませんが、ドライバーの方々が離職をされたというふうに承知してますし、それの後にインバウンドが非常に回復を見せているということで、観光地や、また過疎地においてタクシー不足が深刻化しているというふうに思います。
今国会において、岸田総理がライドシェアの課題について取り組む旨、表明されておりますけれども、今後、国において具体的な検討が進んでいけばなというふうに思います。
ライドシェア導入につきましては、交通空白地などにおいて有効な交通手段となる可能性もあるというふうに思いますけれども、運行管理であったり安全性などの課題が存在することも指摘をされていると承知しています。まず、国による十分な検討が必要だというふうに思います。
九州新幹線西九州ルートについて(3)
九州新幹線長崎ルートのことで加えてお尋ねなんですけども、10月の下旬に佐賀県の山口知事と与党PTの森山委員長がお話をされて、新しいルート案なども取り沙汰されていて、知事は先ほど、協議が前に進むことを期待しているというふうにおっしゃってましたが、これまでの与党PTと佐賀県の動きというのは、何か知事のほうにもお話とか相談とか、そういったことはあったんでしょうか。
お二人でお話をされているという件ですか。具体の内容は、どこまでの深度か、お会いしているという話は聞いたことはありますけれども、具体的な内容は、どこまでかというのは控えたいと思います。
差し控えるということですか。
はい。
分かりました。
それと、協議の進展を期待されるという中で、今後、財政負担というか、未整備区間の整備費用みたいなところも議題に上がるのかなと思うんですけれども、基本的な考え方としては、国とJRと地元佐賀県の負担になるのかなと思うんですけど、今後、負担を長崎県のほうに求められるようなことがあれば、それに応じるというようなお考えはあるのでしょうか。
これは現状をお話しますと、法令に基づいて負担が決められていることだと思いますので、それについて長崎県が負担する形になるという、現状の整理ではならないというふうに認識をしています。
今後、そのような事情がある中で長崎県として何ができるのか。我々としては、フル規格でまず全線開通すると、全国の新幹線のネットワークにつながることがまず第一だとお話ししてきましたけれども、それを実現する上での役割というところは、今後の協議をしっかり注視をしながら検討していきたいと、可能なことがあれば検討していきたいと思います。
法令の枠組みではなかなかできないけれども、それ以外の方法は検討するということでしょうか。
同じ課題も、共通する課題もあると思います、在来線の利便性の確保であったりとか、先ほどお話が出た空港の活用だったりとか、空港だけではないと思いますけれども、様々なものとつなげていくとか、そういった広域的な連携ということは、一緒に見出せるものがあるんじゃないかなと思いますので、そういった活用について我々と一緒に、負担する形ではないと思いますけれども、一緒に連携してやっていけるものについては、一緒に取り組んでいきたいと思います。
先ほど、在来線の部分で共通課題もあるのかなとおっしゃったのは、一つ、佐世保線に係ることもあるのかなと思うんですけれど、先日から宮島市長とお話をされたりされてますけど、そのあたり、佐世保市長とお話しというか、今後、一緒に動くとか、そういうことは話されているんでしょうか。
佐世保市長と、この前の県と市の政策ミーティングですかね、あのときは新幹線の話が出たか、記憶が定かではないですけれども、普段からそういったコミュニケーションは取っております。しっかりと利便性が向上していけるように一緒になって取組を進めましょうという話はしております。
分かりました。
大村市長選挙について
あともう一つ、少し前のことになるんですけれど、10月29日でしたかね、大村市長選の結果についてお聞きしてなかったなと思ってまして、現職の園田市長が当選されましたけど、この結果をどのように受け止めているのかということ。
これまで大村市長がやられてきたことへの評価ではないかなと思います。県としましては、大村市ですね、いつも園田市長が「交通の三種の神器」があるんだとおっしゃっている、交通の要衝だというふうに私も思っておりますし、県の県央に位置する非常に重要な都市でありますので、そういった観点から県と市がしっかり連携をしていくといったことが重要になってこようかというふうに思います。
今後も、大村市と地域の課題も含めて、また、県政全般の課題も含めてコミュニケーションを取って、さらなる県勢の発展につなげていきたいなと思います。
今回、大村市長選において、最終的にどの候補かを支援されたりとかはされたのでしょうか。
いえ、特段何もしておりません。
これまでの大石知事の選挙に対する動きのことで確認というか、お尋ねなんですけど、例えば、県と市で連携ができたりとか、知事選で支援を受けられた方について県議選とか佐世保市長選で応援に入られたのかなというふうに理解しているんですけれど、これまでの発言とかを考えると、知事選で大石知事を熱心に応援された北村貴寿さんなんかを支援されても不思議ではないような感じがするんですけれど、今回、そういった応援をされなかった理由というのは何かあるんでしょうか。
一つのことだけで説明できることではないと思いますけど、やっぱりこれまで申し上げてきたとおり、県勢の発展に資する連携ということをしっかり、その都度、判断していかなくちゃいけないということだと思います。
ですけど、今回はそういった立場から特段何もしなかったということが現実でございます。
考え方としては、これまでと変わってないというところですか。
変わってないですね。
その中で考えて今回の行動の結果ということですか。
はい。
分かりました。ありがとうございます。以上です。
九州新幹線西九州ルートについて(4)
先ほどから複数話が出てます新幹線の関係ですけれども、佐賀県側として「環有明海」という言葉で大牟田とか熊本の玉名とか、あの辺のところからぐるっと島原までですね、そのエリアの発展という形と、新幹線のルートの在り方、使い方というところもかなり意識しながら、いろんなことを検討していると承知しています。
そういう意味で、まさに知事が胸につけておられるようなお花とかも、場合によっては新幹線で物流するということもあるでしょうし、観光面でもいろんなアクセスの仕方で長崎にも影響してくると。
なかなか、報道の範囲とかというところでいろいろ伝わってくることばかりだとは思うんですけれども、長崎県知事として佐賀県知事と直接お話し合いをする。平たく言うと、「今、何ば考えといしゃとですか」というようなことを腹を割って話すような機会というのを積極的に設けられるようなお考えはあるかというのを教えてください。
県勢の発展に資することですので、可能な限り、そういう機会を設けたいと思いますし、実際に率直にご意見を交わすこともありますので、そういった中で、お互い知事同士ですので、県の発展に資するような判断をしていかなくちゃいけなということで、佐賀県はやっぱり佐賀県のご事情があられると思います。ですけれども、先ほどおっしゃってくださったように、環有明海といいますか、様々な可能性を総合的に判断する必要があると思いますので、そういった幅広い協議の中でそういった観点の議論が進んでいくんじゃないのかなというふうに思ってます。
そういう場を設けてみようかなとか、呼びかけてみようかなというお考えは。
何度も申し上げますけれども、機会を捉えてそういうお話をさせていただいていますので。もしかすると、イメージされているのがオープンの場でとか、そういうことでしょうか。
そうですね。
オープンな場でお話しできることと、多分そうでないものがあると思いますので、それはその状況に応じてやっていくことかなと思いますね。
分かりました。
石木ダム建設事業について
もう1点だけ。石木ダムの話ですけども、早期に整備を進めてくれという声があり、反対をされている方もあるという状況だと思いますけれども、時間はどんどん過ぎていく中で、もう11月も終わりですし、年内とか年度内とか年月の区切りというのが来るわけですけれども、年内とか年度内に向けて、どこかのタイミングで知事としてアクションを起こされたり、何かの判断をされたりというようなことを考えることがありますか。
特別これをということはないですけども、これまでどおりだと思います。やっぱり一日も早く治水、利水の面から完成をさせるというのは、県民の安全・安心を守る上では県に課せられた責任だと思ってますし、一日も早い完成に向けて、工事工程に沿ってしっかりと進捗を図っていくということがまず第一だと思っています。
その中で、やっぱり現地の方々にご理解いただくという努力は引き続きやっていかなくちゃいけないと思ってますので、昨年の9月になってしまいましたが、お会いをさせていただいて、それから直接の対話ができていないということですけれども、その間でも毎月のように担当課に行っていただいて、その話し合いの場を設けさせていただきたいという働きかけをしてますし、本当、丁寧に進めていく必要がございますけれども、しっかりできることを一つ一つやっていく、これまでどおりでございますけれども、これが大切かなと思っています。
だからというわけでもないですけれども、例えば年内とか年度内とか、どこかの節目を区切ってというような考えではなく、今までのやり方で。
工事工程に沿って一日も早く完成を目指すということです。
分かりました。ありがとうございました。
長崎駅周辺の整備及び企業誘致の現状等について
今朝、アミュプラザの新館のほうでオフィススペースの入居企業の内覧会があっているんですが、駅前の再開発に合わせて幾つかオフィスビルの新しいものが建っているかと思います。その中で県外からの企業誘致の県の現状だったりとか、オフィステナントのニーズについてはどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
これは担当からお話しできることがありますか。
オフィスニーズはあると思ってます。特に立地が非常にすばらしいと思いますので、そこは県としても有効活用できるように、魅力的な企業に入っていただいたらなと常に思っています。つまり今、現状でどういった話ができるのか、私はここで持ち合わせておりませんので、後ほどお答えしたいと思います。
ありがとうございます。
中国福建省への訪問について(2)
冒頭にご説明があった福建省へのご訪問で、特に長崎への観光誘客についてお聞きしたいんですが、スケジュールがかなりタイトで、そこら辺のご予定はないのかもしれません。ただ、メディアの取材を通じてとか、あるいは要人との宴会の場とかあると思いますが、知事ご自身のお感じ方として、長崎のどういうところを今の局面でアピールしていきたいかというのがあれば教えてください。
長崎と福建省は非常に歴史が深いものがございますし、飛行機も運航が、上海からの便が戻りましたので、そういったものを活用していただいて、ぜひ長崎にお越しくださいということは機会を捉えて申し上げてきたいなと思います。
また、冒頭で話したんですが、水産物の輸入についても、それは要人とお会いすることになろうかと思いますので、これまでも総領事館を通してお話をしてきましたけど、重ねて私からもお願いをしてこようかなと思っています。
観光に絞って、特に海外の方と情報交換してると、ランタンフェスティバルが非常に中国の方には、これ、具体的にこういうことを何かアピールするということはないですか。
具体的に何をということは考えてなかったですけど、ぜひランタンもお伝えしてこようと思います。
ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて(5)
繰り返しで恐縮です。新幹線についてなんですけれども、佐賀空港を経由したいわゆる南回りルートですけれども、これは知事のお考えとしては、これも選択肢に当然入ってくるものというふうにお考えなのか、その辺はいかがなんでしょうか。
ルートに関しましては、本当、佐賀県内のことですので、私として、先ほど申し上げたとおり、利便性だったりとか、持続可能性だとかそういったもの、あと、ほかとの連結、連携だったりとか、そういうことはやっぱり重要なものだというふうに認識はしておりますけど、どのルートがどうとかということは、特段コメントする立場にないというふうに思ってます。
おっしゃった利便性の点でいいますと、長崎県民からすれば、佐賀駅ルートが一番アクセスもよいのではないかなというふうに思ったりもするんですけれども、その辺は今後も通して佐賀側に県としての考えを伝えたりとか、要望を伝えたりとか、そういう機会はないんでしょうか。
それは意見交換の場はあると思いますし、これまでもありましたけれども、いろんな見方があるんだろうと思います。先ほどお話もあったように、空港の利活用、連携だったりとか、必ずしも今おっしゃってくださったように、佐賀駅を通るルートがベストということだけではないのかもしれませんので、そこは本当に様々な視点から、角度から見て総合的に判断されるのではないかなと思います。
先ほど来からおっしゃってます利便性という点でいいますと、利便性はどのルートにも少なからずあると思うんですけども、大石知事として利便性といったときに、どこを重視していくのかとお考えなんでしょうか。
新幹線の利便性を語る上で、新幹線の何を見るかによると思うんですよね。例えば、福岡、博多駅までの時間とか、本数であるとか、それ以外のものに、例えば空港に行くための足だとか、そういったことで必ずしも一つでは語れないものだと思いますので、そこは私の立場からのコメントは控えたいと思います。
自民党のPTについてですけど、これは県として何か関与していくということは、特にはないんでしょうか。
まずは、協議がどのように進んでいくのかは、しっかり注視をしていきたいと思いますし、先ほど長崎新聞さんからご質問いただいてお答えしたように、それが実現する中で、我々としてどんな役割を担えるかというところは不断に検討していきたいと思います。そのような中で何かしらできることがあれば、もちろん働きかけをさせていただきたいというふうに思いますし、一緒に実現に向けてやっていければなと思っております。
教育長の人事について
話は変わりまして、教育長がこの間辞職されまして、執行代理者の方が務められていると思いますけれども、その選任案についてどうされていくのか、人事についていかがお考えなのか教えてください。
人事は、現在、廣田教育委員に職務代理者として業務に当たってもらっております。まず、教育行政の推進に支障がないように対応を進めていかなくてはいけないというふうに思っています。
後任につきましては、もちろん検討は進めておりますけれども、しかるべきときに県議会に対しまして選任議案を提出したいと思っています。
分かりました。
ほかにご質問はございますでしょうか。
では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後3時32分(32分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年10月24日 記者会見
会見内容
それでは、定刻になりましたので、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
U18マイナカード生活応援事業について
皆さん、こんにちは。今日もよろしくお願いいたします。
今日は、冒頭に4点と1つお話をさせていただければと思います。
まず、1つ目なんですけれども、「U18マイナカード生活応援事業」についてお知らせをしたいと思います。
デジタル社会の実現に向けまして、マイナンバーカードの利活用を促進するために、18歳以下のマイナンバーカードを持つ県民の皆様を対象にしまして1万円分のデジタルポイントを付与する「U18マイナンバーカード生活応援事業」を実施しております。
申請受付は、本日から12月28日までとなってございます。申請手続は、カード情報を読み取ることで手続を簡素化してございますので、スマートフォンのみで完了することができます。
申請のためには、マイナンバーカードを持っていることが必須となりますので、マイナンバーカードを取得された上で、ぜひ多くの皆様に申請をいただきますようにお願いをします。
なお、マイナンバーカードの取得申請から交付までには、現在のところ、市町にもよるんですけれども、約1か月ぐらいかかるということが分かってございますので、ただ、このため、現在、申請期限の延長について継続して事業者と調整を行ってございます。できる限り申請期間を確保できますように取り組んでいるところでございますけれども、調整が整い次第、また改めてお知らせをしたいと思います。
マイナンバーカードをお持ちでない方におかれましては、取得申請を早めにしていただきますようにお願いをします。本事業の詳しい内容につきましては、コールセンターへのお問い合わせをいただくか、専用のホームページでご覧をいただければと思います。
こちらの方ですね。お手元にあると思いますけれども、どうぞご確認をいただければと思います。あと、この事業の詳細につきましては、会見終了後に担当課から改めてご説明をしたいと思いますので、もしご質問があるようでしたら、そちらの方でご確認をいただければと思います。
お歳暮における県産品の愛用について
そして、2つ目なんですけれども、お歳暮における県産品の愛用についてのお願いでございます。10月も下旬になりまして、お歳暮の時期が近づいてまいりました。県においては、毎年6月と11月を県産品愛用運動推進月間といたしまして、県産品愛用運動を展開してございます。それによってふるさと産品の普及啓発を行っているところです。大切な方々へお歳暮を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただきますようにお願いをいたします。
長崎県産品は、県内の百貨店や量販店などのお歳暮コーナーで取扱っていただいてございます。また、駅前の県営バスターミナル2階にございます長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として魅力ある長崎県産品を集めました冬のギフトコーナーを設置しております。11月1日から12月24日まで県産品お歳暮セールを開催をいたします。
今年は、令和3年度の私の名刺に1年間載せさせていただきました、特産品新作展で県知事賞を受賞していただきました「鯨つけちゃんぽん」も新商品として出ていると。合計で21の商品が初めて出品をされると伺っております。
また、お歳暮セールやギフトカタログを通じてご購入いただきますと、送料が全国一律300円になるといったお得になってございます。ぜひこの機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々へ贈り物として、また、ご家庭におきましても積極的にご利用いただければというふうに思います。
また、このギフトカタログですけれども、長崎県物産館のほか、東京のアンテナショップ、日本橋にありますけれども、長崎館というものがございます。そちらにも設置してございますので、県内や首都圏にお住まいのご親戚、ご友人おられましたら、ぜひご紹介いただければと思います。
「#長崎の米風景フォトコンテスト」について
3つ目、「長崎の米風景フォトコンテスト」ですね。こちらの方にチラシが入っているかと思いますけれども、この開催についてお知らせをいたします。
現在、県のほうでは、子育て世帯の支援と県産米の魅力発信、また食育を目的としまして、18歳以下の子どもがいる世帯に県産米限定のお米券を配布をしてございます。この取組に合わせまして、新米の季節となったこの機会にフォトコンテストを開催いたします。
本キャンペーンは、棚田などの農村風景を見つけることで県産米の普及促進や県の農業を学ぶ機会につなげる、そういったことをしていただきたいと考えまして実施をすることといたしました。
この実施期間は、明日10月25日から12月31日まででございます。長崎県産農産物応援団のインスタグラムのアカウントがあるんですけれども、そちらをフォローしていただいた上で、ハッシュタグを「長崎の米風景」とつけていただいて写真を投稿していただければと思います。
今回のキャンペーンにつきましては、県内の企業、団体様から多くの協賛をいただいております。これを用いまして優れた作品につきましては商品等を贈呈することとしてございます。県民の皆様におかれましては、お米を食べる笑顔の風景だったり稲刈りの風景など、長崎県産米がつなぐ食と農を見つけていただきまして、ぜひ多くのご投稿をしていただきますようにお願いをいたします。
お米券の申請の期限は11月30日までとなっています。また、お米への引き換えは12月31日までとなっておりますので、まだ申請されてない方は、お早めに申請をお願いいたします。
こちらのフォトコンテストにつきましても、会見終了後に担当課からお答えをさせていただく時間を持ちたいと思いますので、何かご確認等がありましたら、そちらでご質問いただければと思います。
長崎和牛を食べて応援キャンペーンについて
4つ目になりますけれども、今日、はっぴを着させていただいておりますけれども、長崎和牛でございます。「長崎和牛を食べて応援キャンペーン」の実施についてお知らせをさせていただきたいと思います。
県のほうでは、今、生産者と農業団体、流通業者、また県も入りまして構成しております長崎和牛銘柄推進協議会というものがございますけれども、こちらにおいて長崎和牛の消費拡大キャンペーンなどに取り組んでいるところでございます。
現在、肉用牛の生産者の皆様方におかれましては、飼料価格の高止まりであったり、子牛の価格の下落によって厳しい状況に置かれております。
そこで、長崎和牛の消費を拡大いたしまして生産者の応援につなげるために、11月1日から12月17日まで、「長崎和牛を食べて応援キャンペーン」を実施いたします。このキャンペーンでは、長崎県内外の長崎和牛指定店がございますが、そちらのほう、もしくは協力店がございます。合わせて約500店舗ございますけれども、こちらで対象期間に長崎和牛を購入、お食事をされた方を対象に抽選で長崎和牛であったりチョーコー醤油株式会社の鍋つゆが合計280名の方に当たります。ぜひこのキャンペーンを機に、県民の皆様には県内の生産者が本当に一頭一頭愛情をこめて育てていただいた長崎和牛、日本一の獲得の実績もございます。本当においしいこの長崎和牛を食べて、生産者の方々の応援をしていただければと思います。皆様、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。
ということで、今の4つの点が冒頭でございました。ちょっと失礼いたしまして、すみません、いつものモードに戻ります。
スカビオサについて
では、改めてよろしくお願いします。
本日のお花のお話でございます。今日は「スカビオサ」というお花でございます。雲仙市の生産者の方からいただきました。このスカビオサというお花ですけれども、和名は「マツムシソウ」というそうです。マツムシという虫が秋になると鳴くそうですけれども、その頃に咲くお花ということでマツムシソウという名前がついているそうです。花の形が非常にユニークなんですけれども、課題としては非常に茎が柔らかいというものがあったそうなんですけれども、長崎県では非常に育種が進んで、品種改良が進んで、非常に茎がしっかりしていて、お花の色のバリエーションも多いということで、結婚式とかアレンジの中でも非常に主役になるぐらいきれいで大きいものがあるそうです。
生産地は、今回いただきました雲仙市、また諫早などで栽培されていると。また、品質が高いので海外からも非常に人気だということで、アメリカだったり東南アジアの方に輸出をされているそうです。あと、花言葉が「魅力」、また「風情」といった花言葉があるそうです。ぜひ皆様方も贈り物だったり日常の生活の中でお花を、県産のお花に親しんでいただければというふうに思います。
長くなりましたけれども、冒頭、4件とお花のご紹介をさせていただきました。
以降につきましては、ご質問に応じまして回答をさせていただければと思います。
よろしくお願いします。
幹事社の方から、ご質問をお願いします。
衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第4区)について
まず、衆院の補欠選挙についてお伺いします。
長崎4区補選では、自民党公認の金子容三さんが当選をしました。まず、この選挙結果について知事の受け止めを教えてください。
あとすみません、当選された金子さんに政策面で特に何を期待されるかというのも併せて教えてください。
分かりました。まず、このたび補欠選挙で当選されました金子容三様、つい先ほどですけれども、当選証書付与式を執り行いまして、県民の皆様を代表してお祝いを申し上げました。
今後、国政の場でご活躍を期待しております。ふるさと長崎県の発展のためにお力添えと、県政のご指導、ご助言を国会議員の立場からいただければと考えています。
今回ですけれども、金子容三様が目指されると出された中に5つの政策というものがございましたけれども、県政重要課題、たくさんありますけれども、これに向けた取組であったり、また、国、県、市の連携、県勢発展に向けて必要な政策も多く盛り込まれていたというふうに思います。
加えて、私、「新しい長崎県づくり」というフレーズをよく使いますけれども、そのキーワードを含む「新しい長崎県づくりで豊かな未来」という政策も掲げられておりました。やはり県政に対しての考え方、共通することがあるのではないかというふうに感じてございます。
この新しい長崎県づくりを進めていくためには、県と市町の連携に加えて、やはり国と連携を進めていくということが非常に重要だと思っております。つまり政策実現力の高い政権与党との連携を深めること、これも重要だと思っております。
金子容三様は、政権与党である自民党の公認でございました。これらの点が非常に総合的に考えて期待できる点だと思っておりますので、今後の活躍を私としても期待をしているところでございます。
ありがとうございました。少し重なるかもしれないんですけど、大石知事は、選挙期間中に金子さんの応援の方に佐世保市などに入られたと思いますけれども、改めてその理由を教えてください。
今申し上げたとおりなんですけれども、以前から金子容三様とはお話しする機会があって、本当にふるさと長崎県に対する熱い思いもその頃からお持ちでございました。同年代、同じ学年でございます。同年代の方ということ、先ほど申し上げたとおり、長崎県の発展のために考えていらっしゃることは非常に共通点が多いなというふうに感じてございました。しっかりと長崎県の地域の課題、思い等を国にしっかりと伝えていただきまして、国会議員の立場から長崎県の、県北の発展のためにお力添えいただけるのではないかと考えています。
それと、大石知事は、これまでも県議選だったり、佐世保市長選で応援に入る場面が見られますけれども、こういった県民の代表ともいえる立場で、知事が特定の候補者の応援に入ることで県政運営に支障とか、そういったことはないのでしょうか。
これまでもお答えしてきたとおり、やはり政治家という立場もございます。やはり県勢発展に資するような動きということをしていかなくてはいけないと思っておりますので、しっかりそれは、この先どうとかいう決まったことはございませんけれども、その場その場でしっかり総合的に判断をして行動していきたいと思います。
大村市長選挙について
あと選挙についてもう一つ。県内では、22日に大村市長選が告示されたと思いますけれども、知事はいずれかの候補を応援したりされているのか、また、今後、応援に入ったりするというお考えはあるんでしょうか。
今、現時点で現職と新人の3名の方、立候補されているということを伺っておりますけれども、私の対応については何ら確定したことはございません。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
もう一つ、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格についてちょっとお尋ねをします。
佐賀県の山口知事が、9月の県議会なんですが、全線フル規格で整備する場合の協議の在り方について、佐賀空港との連携に触れながら、新しい発想での議論が必要だと見解を示されています。
国に対して、いわゆる南回りルートでの議論を促した形となっていると思うんですけれども、今月の記者会見でも、「この南ルートについて十分協議する価値がある」とか、「協議の準備を整える」とか、こういった発言もありますけれども、長崎県知事として一連の発言をどのように受け止めているのか、教えてください。
まず、今日の件は存じ上げておりませんけど、以前、そのような発言が山口知事からされたということは報道で承知しております。
ルートだけでなく、在来線等いろいろなものを今佐賀県と与党PT、また、関係者において議論がされているというふうに認識をしておりますけれども、その発言を踏まえて斉藤国土交通大臣からも、今回の発言を含めて議論を積み重ねるといったご発言があったと記憶をしています。
このルートにつきましては、やっぱり佐賀県内のことということですので、なかなかコメントするのは難しいところでございますけれども、西九州全体の発展に資する全線フル規格の整備といったことは、本県にとって非常に重要だと思っておりますので、佐賀県が今回そういう発言をされたという背景につきまして詳細まで把握しているわけではありませんけれども、課題解決に向けて、そういった佐賀県の視点もお伺いしながら、引き続き、知事と対話を重ねていきたいと思います。
最後にもう一点、南回りルートについて、知事ご自身の考えというか、評価というか、国のほうは「困難」というようなことも一定言っている中で、この南ルート自体はどういうふうにお考えですか。
まず、国のほうが、今おっしゃってくださったように困難と結論を出したと認識をしてますので、なかなか実現するのは難しいんだろうなと思いますけれども、佐賀県が南ルートをなぜ議論する価値があるとおっしゃったのか、その背景についてもしっかりと把握する必要があるんだろうと、理解する必要があるんだろうと思いますので、今後はそういったところも踏まえてお聞きをした上で県として何ができるのか、それは考えていきたいなと思います。
わかりました。ありがとうございます。
以上です。
中国における日本産水産物の輸出規制について
私からは中国への水産物の輸出のことです。
中国政府が輸入を禁止して、ちょうど今日で2か月たつかと思います。これまでの2か月の間で長崎県が受けた損失といいますか、それが分かっていればその損失の額、どんなことが具体的にあったのかというのを教えていただきたいというのが一つ。
それと、実際に県として水産業者の方々への支援というものを何か新たに行われているということがあれば教えていただきたいんですけれども。
担当課から回答させていただきたいと思います。水産加工流通課です。
まず1点目、県内の損失についてですけれども、県としてこれまでに業者からの聞き取り等で把握している範囲では、中国向けを国内に振り替えたことによって販売単価が若干下がったケースがあるという事例を聞いておりますが、それ以外に現時点で大きな損失が出たという情報は聞いておりません。
2つ目、県としての支援についてですけれども、輸出が停止したその対策としては、国内消費の拡大、もしくは中国以外の新たな輸出先の開拓などが考えられますが、これらは国の事業や、それから県の既存事業の中にもあらかじめ用意されたメニューで支援が可能となっておりますので、今のところ、県として専用の事業というのは持ち合わせておりませんが、こういった事業の活用について希望のある事業者とは個別に具体的な検討をしているところでございます。
以上です。
ありがとうございます。実際、今、そういうふうに損失としてはあんまりなさそうだということですが、長崎県は中国とは交流が深くあるかと思います。そうした中で個別に国とは別に中国政府との間でのお話とかいうのもできる関係かなと思うんですが、そこの点について知事は何か考えていることとかありますか。
まず、これまでの経緯をお話ししますと、中国でそのような対応になってからすぐに副知事のほうから領事館のほうにお話をさせていただいております。領事館からは、「しっかりと本国に伝える」というご回答をいただいた上で、私からも張総領事にお会いする機会に改めて私からもお願いをして、同様の回答をいただいております。そういった機会を捉えながら、県として働きかけを行えるところはやっていきたいと思います。
やはり国の決定ということで、なかなか地域間だけではクリアできることではありませんけれども、そういった地域のつながりとか、おっしゃったくださった長崎と中国との関係とか、そういったところにも糸口をどうにか見つけたいなと思っておりますので、これは引き続き可能な限り対応を図っていきたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
ありがとうございます。
先ほど長崎新聞さんから新幹線の話が出ましたけれども、ルート的なものというと、佐賀県内の中でのルートなのでお話がなかなかできないということなんですけど、どのルートを通るかということによって長崎県までの時間ですね、博多からの時間というのはちょっと変わってくるのかなと思うんですけども、そこもなかなか難しいかと思うんですけども、もともと予定していたルートから考えると、例えば、どれぐらいまでだったら遅くなってもいいとか、そういうものというのは、ある意味、感覚的なものかもしれませんけど、もしおありだったらお聞かせ願えればなと思います。
所要時間だけでは語れないものだと思います。やはり新しくできたときに親しまれる新幹線にならないといけないと思いますし、持続可能性があるものでないといけないと思います。また、安全なものでないといけないと思いますので、そういった多くの観点をしっかりと総合的に判断をされてご決定されていくのじゃないかなと、協議が進んでいくのじゃないかなというふうに期待をしておりますので、長崎県としては、しっかりフル規格でつながって、先ほど言ったように、利便性があって、持続可能性があるとか、そういったところがしっかり確保できるように、我々としてできる限りの努力はしたいと思いますけど、先ほど申し上げたように、ルートに関しては、なかなか佐賀県内のことですので、非常に我々の力が及ばないところがあるかもしれませんけど、関係者との協議の場とか、そういったところは観点としてもう既にお持ちだと思いますけど、意見は申し述べたいと思います。
ありがとうございます。
ほかに質問があられる方、挙手をお願いいたします。
九州新幹線西九州ルートについて(3)
今ちょっと新幹線の話が続いていたので、まずそのことについて。
8月まで佐賀にいたので向こう側の事情はある程度知ってまして、まず、南回りルートについては、佐賀空港べたづきの、要するに軟弱地盤が一番ひどい海側のところを通るルートについて国交省側が検討した結果、駄目と言って、そこの場所指定、そもそも佐賀県はしてないよということで、もうちょっと陸地側の軟弱地盤じゃないところを通るルートというのもあるんじゃないかみたいなところから今話がいろいろ進んでいるのだと私は承知してます。
佐賀県側の中の、経済界の方とかの考え方の中で物流というのを一つ加味した上、新幹線というのを考えている方もおられまして、平たく言うと、2024問題、ご承知のようにドライバー不足になる中で、朝いちに例えば1便でも2便でも生鮮食品を、果物とか生鮮食品を東京、大阪の大都市まで新幹線で運ぶような機能も付加した上での新幹線なら、ただ時短のためだけにお金をかけて走らせるよりも可能性があるんじゃないかみたいな議論もあると思うんです。
今のお話、物流なども含めて新幹線のただの人を運ぶ以外での可能性もというところについて、知事としては、今、お話を聞かれてどういうふうな所感を持たれるかというのを教えてください。
詳細は把握しておりませんけど、新幹線のあるべき姿というか、持つべき機能といったところには議論があっていいだろうと思いますけど、やっぱりそれは運営主体があってのことだと思いますので、我々としては、先ほど申し上げたとおり、利用される、今回の場合は生産者の方も含まれるかもしれませんけど、そういった方々の利便性が確保されて、事業として持続可能性があること。そういった観点が非常に重要だと思いますので、そういったものがクリアできるのであれば、新たな機能が付加されるといったことは非常に議論があっていいことかなと思います。
長崎ヴェルカについて
ありがとうございます。
もう一つ、話が全然変わるんですけれども、長崎ヴェルカの話です。非常に好調で、今、いっぱい・・してますけども、かなり勝ち星も重ねています。会場もかなりお客さんも入って盛り上がっているような状況がございます。
来年秋にはスタジアムシティもできて、V・ファーレンとともに長崎にスポーツの大きなイベントが定期的に開かれる状況というのがさらに強まっていくわけですけれども、県として、平たく言うと、他県のチームを応援しに来るブースターなり、サポーターなり、アウェーの人たち、こういう方々が来るということをこれからどうやって生かしていくかというので今考えておられることを教えていただければと思います。
具体的なものは事業があるわけではありませんけど、非常に大切な視点だというふうに思います。これはバスケットで来られた方々だけではないですけれども、ご来県いただいた方々をいかにもてなすかと、その場所だけではなく、それ以外の場所にもどうやって送客をしていくか、全体としてどうやって受け皿としておもてなしをするかというのは、常に取り組まなくちゃいけないことだと思いますので、それは市町ともしっかり連携をして、関係団体もありますけど、その方々ともいろいろ協議をしながら、ご満足いただけるような、また繰り返し来ていただけるような、そんな取組をしていかなくちゃいけないなと思っています。
ヴェルカの雰囲気って非常にいいなと思って、サポーターの方、ブースターの方々同士、両チームの方々も非常に入り交じって応援してて非常に仲よくされているように思いますので、そういった方々でまた街の中で触れ合いができるような、そんな雰囲気がもっと伸びてくるとうれしいなと思います。
もう一つだけお願いします。
行政側としての後押しの仕方なんですけれども、例えばお隣の佐賀県の場合は箱も含めてかなり県が前面に出て、県知事が前面に出て、来た人に市内で使えるクーポンを配ったりとか、箱自体もそもそも県営ですし、かなり行政主導でやっている。長崎の場合はジャパネットさんという大きなところでありますけれども、民間主導でやっている。これ、どちらかだけでは、なかなかやっぱり難しいと思っていて、民主導で進んでいる長崎であっても、ある程度、公的なサポートも含めてやっていくところも必要かと思うんですけれども、そのあたり、これから知事が考えておられるスポーツとの県としての関わり方について、何か支援とか考えていることがあれば教えてください。
支援だけではないかなと思いますけど、連携をしていろんな取組もやっていくことが長崎県の発展のためにも、まずはジャパネットさんの営利の目的のためにもならないといけないと思いますけど、子どもたちとかプロ選手を間近に見れると、実際に目の前で見れることで非常に、やっぱりすごい経験だと思いますので、そういったことを県としても生かさせていただきながら連携を深めていくという視点は重要だと思います。その中で支援とかそういったことは各論で議論されることだと思いますので。
我々としても、やっぱり限られた財源をしっかりと県勢全般の発展につなげていかなくてはいけない責任がありますので、それはしっかりとその場において議論したいと思います。
ありがとうございました。
特定複合観光施設(IR)について
IRの関係ですけれども、認定申請からいったら1年半ですかね。現時点で何か国からの打ち返しとか、審査の進捗状況とかあれば教えていただければと思います。
毎回同じことで大変申し訳ないですけど、まだ審査対応中でして、我々としても、一日も早い区域整備計画の認定といったところを心待ちにしておりますけれども、今のところ、特段お話しできる進展があるわけではございません。
長崎駅周辺の整備について
別案件で、11月10日にアミュプラザ長崎新館が開業します。先ほど新幹線の関係でもあったと思うんですけど、期待する点と、あと、それを生かしてまちづくりをどういうふうに進めていくか教えてください。
期待はしています。一長崎市民、県民としても、非常に新たなにぎわいができるんだろうなというふうに期待をしています。そこだけではなくて、周りの地域ともしっかりとつながっていくということが大切だと思いますので、新たなにぎわいの拠点としてそういった場所ができますけど、周りともしっかりと、市のほうとも連携しながら、にぎわいを全体でつくっていけるような、長崎市だけではなく、新幹線を使っていただいたり、バスを使っていただいたり、船を使っていただいたり、いろんなものを使っていただいて長崎県全体で効果を、これは新幹線のときから言っていることですけど、享受できるような、そんな波及を実現していければなというふうに思います。
ほかにございますでしょうか。
では、以上をもちまして知事の定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました 。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時51分(51分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年8月22日 記者会見
会見内容
- トルコギキョウについて
- NPT 再検討会議準備委員会への参加について(1)
- ベトナム訪問について
- 西九州新幹線開業1周年記念イベントについて
- 警察相談の日(9月11日)について
- 対馬の核ごみ最終処分場について(1)
- ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(1)
- 令和5年8月に発生した橘湾での赤潮による養殖魚被害について
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(2)について
- こども医療福祉センターの虐待疑い事案について
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 北朝鮮からの「人工衛星」打ち上げ通報について
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- 対馬の核ごみ最終処分場について(2)
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 石木ダム建設事業について(1)
- 県の重要施策について
- 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典について
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について
- 石木ダム建設事業について(2)
- ハワイ州マウイ島における山火事について
- ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(2)
- ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(3)
- 長崎空港24時間化について
定例記者会見の前に、一つお話をさせていただければと思います。
山本二三さんのご逝去についてでございます。去る8月19日、本県の五島市出身でございます、アニメーション映画美術監督の山本二三様がご逝去されました。
山本様は、数多くのアニメーション作品で、皆様もご存じのとおりでございますけれども、美術監督を務められる一方で、山本二三美術館の設置や、ライフワークとして五島列島の風景を描いた「五島百景」を制作いただき、また、ふるさと五島や長崎の魅力といったものを精力的に発信してくださいました。
また、本県の世界遺産登録実現に向けた作品制作、長崎県美術館における展覧会の開催など、山本様は、これまで本県の文化・観光振興への数々のご功績を残しておられます。
県民を代表いたしまして深く敬意を表しますとともに、故人の安らかなるご冥福をお祈りしたいというふうに思います。
続きまして、定例記者会見を行わせていただいてよろしいですかね。
それでは、ただいまから知事の記者会見を始めさせていただきます。初めに知事からお話がございます。
トルコギキョウについて
また、お花を失礼します。今日のお花なんですけれども、コサージュを今日も頂いております。今日はトルコギキョウで、川棚町の生産者の方から頂いております。
僕も知らなかったんですけど、「トルコ」と名前についておりますけれども、実を言うとトルコではなくて北アメリカの原産の花だそうです。日が長くなると咲くらしいんですけれども、いろいろな品種改良をして、日が長くなくても出荷ができるように品種改良されているということで、県内では川棚町をはじめ島原市、南島原市、諫早市、長崎市、佐世保市など多くの場所で栽培されていまして、2億円ほどの産出があるということでございます。
恒例の花言葉なんですけれども、「優美」「感謝」「希望」ということで、非常に前向きな言葉があります。非常に種類も多いんですけれども、映える花なので結婚式とか使われるそうですけれども、非常に花もちもよくて、私も個人的に買ったりしています。ですので、ぜひ皆様も、家庭でも日常生活の中で楽しんでいただければというふうに思います。
NPT 再検討会議準備委員会への参加について(1)
冒頭、私から4つお話をさせていただきます。
1つ目は、NPT準備委員会への参加についてでございます。去る7月31日から8月3日にかけまして、NPT再検討会議準備委員会へ参加するためウィーンを訪問しましたので、まずはその活動内容等についてご報告をさせていただければと思います。
現在、世界各地で核兵器の使用リスクが高まってございます。そのような中、被爆県の知事として、「二度と長崎での惨禍を繰り返させない」という強い決意を持ち、今回準備委員会に参加をさせていただきました。
現地では広島県と連携しましたサイドイベントを開催して、次期SDGsに核兵器廃絶を目標の一つとして位置づけて、世界中の人々を巻き込む大きな動きを作り出すことを国際社会に働き掛けてまいりました。今後、この取組への賛同の輪をしっかりと各国政府や市民社会へとさらに広げながら、持続可能性の観点から核兵器廃絶の取組を、引き続き両被爆県が連携をして推進していきたいと考えております。
また、ナガサキ・ユースによる平和発信イベントに参加をさせていただきまして、次代を担う若者たちの活躍を、長崎市、長崎大学と連携して支援するとともに、「長崎を最後の被爆地に」というメッセージを世界に発信いたしました。被爆者の高齢化が進む中、ナガサキ・ユースをはじめとする若者たちの活躍が、今後ますます重要になってくるものと考えます。そのため、国連が実施する次世代リーダー、「ユース非核リーダー」という名前で呼ばれておりますけれども、育成プロジェクトとの連携も今後図っていきたいと考えてございます。
さらに現地では国連の中満次長、準備委員会のビーナネン議長、核禁条約の第1回の締約国会議で議長を務められたクメント大使、また、キリバスのシト国連大使と面会をいたしまして、被爆地が果たすべき役割や、本県のポストSDGsへ取組、次代を担う人材の育成などについて意見交換を行ったところでございます。面会をした全ての方々から、このような困難な時期であるからこそ、被爆地の役割が特に重要であると、そのような意見を頂いております。加えまして、持続可能性の観点から、一般市民を巻き込んで核兵器廃絶を推進することの重要性についてもご賛同をいただいたところでございます。今回得られた貴重な人脈や意見を活かしながら、一日も早い核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて、皆様と取組を進めていきたいと考えております。
このほか、日本政府代表として参加をされました武井外務副大臣と面会をいたしまして、核禁条約に日本がオブザーバー参加することを改めて要請をしました。国には、唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国との橋渡し役としての重要な役割を果たしていただきながら、核軍縮に向けた国際的な動きを主導していただくこと、これを期待してございます。
今回の準備委員会も、昨年の再検討会議開催時と同様、核軍縮に対する逆風の中での開催となりました。議長総括が公式文書として残せないなど参加国の対立が表面化したところだと認識をしています。このような形で閉会を迎えたことは残念ではございますけれども、3年後の再検討会議の開催に向けて、核なき世界の実現という目標を世界中の国々が共有をして、核兵器廃絶の具体的な動きが前進することを、被爆県の知事として願っています。本県としても、引き続き被爆地として役割を果たしながら、核兵器廃絶の実現に、関係団体、関係者とも連携をしながら尽力をしていきたいと思います。
ベトナム訪問について
2点目、ベトナムとの外交樹立50周年記念訪問団の派遣について、お話をさせていただきます。お手元に資料を配付してございますけれども、今年は日本とベトナムが外交樹立をして50周年、50年という記念の年でございます。また、長崎県との関係を見ますと、昨年になりますけれども、ベトナムのクァンナム省と友好関係樹立をして5周年という節目の年でございました。昨年はコロナの影響によって記念事業の実施が見送られていた状況でございます。そういったこともありますけれども、8月27日から9月1日までの6日間、徳永県議会議長をはじめ県議会の皆様、経済界など民間の方々と共に、クァンナム省やダナン市などを訪問してまいりたいと考えております。
今回の訪問におきましては、クァンナム省やダナン市の人民委員会委員長や人民評議会議長のほか、ベトナム中央政府関係者との会見もさせていただく予定でございます。今回の訪問を契機として、クァンナム省をはじめとするベトナムとの友好交流関係や人的ネットワークを一層強化するとともに、人材、文化等の分野でさらなる交流の拡大、発展につなげてまいりたいと考えております。
西九州新幹線開業1周年記念イベントについて
3つ目でございますけれども、西九州新幹線の開業1周年記念イベントについてお知らせをさせていただきます。
西九州新幹線は、昨年9月23日の開業から間もなく1周年を迎えます。県では、県内21市町やJR九州と連携をしまして、9月23日と24日、出島メッセ長崎や長崎駅を会場にしまして、西九州新幹線開業1周年記念「ながさきかもめフェス」を開催いたします。
長崎県の広報大使をしていただいています長濱ねるさんのトークショーをはじめ、JR九州の運転士や乗務員などの皆さんで構成する「JR九州応援隊」のよさこい演舞、県内21市町のご当地グルメや特産品が一堂に会するなど盛りだくさんなイベントになるというふうに予定をしております。
また、諫早駅や新大村駅でも記念イベントが開催されるほか、JR九州からは1日乗り放題の切符も販売されると伺っております。さらに、子どもたちを対象にしまして、西九州新幹線の無料乗車会を10月14日土曜日に実施をいたします。募集人数は約1,000人で、明日23日から、県のホームページで募集を開始したいというふうに思います。こうしたイベントを通しまして、多くの県民の皆様に開業1周年をお祝いしていただければというふうに思います。
今お話をしました詳細につきましては、県のホームページにも掲載をさせていただきたいと思いますので、ご確認いただければと思います。
警察相談の日(9月11日)について
そして4つ目、最後になりますけれども、長崎県警察本部から話題を1件預かっていますので、ご紹介をいたします。
警察では、毎年9月11日を警察相談の日と定めて、県民の生活の安全・安心を守るために、各種相談に対応しているということです。警察本部警察安全相談室では、相談員が相談窓口で対応するだけでなく、相談専用ダイヤル♯9110が設置をされまして、電話相談にも対応しているところです。また、薬物や偽電話詐欺、性犯罪などの相談について、専門の担当部署につながる相談専用ダイヤルも設置をされています。そのほか県下各警察署には相談担当の職員が配置されておりますので、最寄りの警察署でも相談を受け付けております。お悩みやお困りの方は、ぜひご相談をいただければと思います。なお、事件・事故などの緊急を要する事案につきましては、24時間対応になっております110番に通報していただくように、県民の皆様にはご協力をお願いいたします。以上、長崎県警察からのお知らせでございました。
以上4件、長くなってしまいましたけれども、冒頭の私からの発言でございます。この後につきましては、ご質問に応じて対応させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
先ほどのベトナムの関係の資料は後ほどお配りいたします。しばらくお待ちください。
それでは、幹事社のほうから、ご質問を願います。
対馬の核ごみ最終処分場について(1)
まず、対馬の核ごみ処理最終施設、文献調査をめぐることについてです。3項目、質問したいと思っています。
先週、対馬市の特別委員会で、受入れの促進を求める請願がなされたと聞いております。賛成多数で採択されました。これについての知事の受け止めです。
それともう1点、今後、この核ごみの施設についての問題が議論されると思いますが、現時点での知事の、この核ごみ施設への受入れ賛否について、改めてお考えをお聞かせください。
あと、対馬市の比田勝市長との意見交換など、もし予定がございましたら、お願いします。以上です。
まず、請願が採択されたことについての見解だったと思いますけれども、対馬市議会の特別委員会において、文献調査の受入れ促進に関する請願、調査受入れ検討の請願が採択すべきものと決定をされたと承知をしております。今後、本会議において、その請願の取扱いが正式に諮られると伺っております。文献調査の受入れの是非につきましては、今後、対馬市長において、市議会の判断や市民の皆様とのご意見を踏まえながら総合的に判断されるものと認識をしております。県としては、引き続き、そのような動向もしっかりと注視をしていきたいと思っています。
今の、現時点でのスタンスということですけれども、先日の会見でもお話をさせていただいたとおりで、まず第一に考えなくてはいけないことは、やはり県民、市民の方々の安全の確保、また生活を守ることが大事だというふうに思います。また、本県基幹産業であります観光業、また第一次産業がございますけれども、風評被害のおそれなど様々な影響についても十分考慮しながら慎重に検討する必要があるというふうに思います。
こうしたことに加えまして、先日も触れたとおり、広域行政という立場からは、対馬だけではなく、ほかの地域での影響についても慎重に評価をしていかなくちゃいけないというふうに思います。また加えて本県は被爆県でもございますので、そういった意見も県内にあるということも留意しながら、今後検討していく必要があるんじゃないかなと思います。
3つ目に、市長からのご相談の話がありましたけれども、現時点で相談はあっておりませんけれども、あった場合には、2つ目の質問でお答えしたような考えのもとにお話をさせていただきたいと思っております。
ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(1)
複数お尋ねしたいんですけれども、まず1点目が、本日、岸田総理大臣のほうからも福島県の処理水を放出する、24日からという方針を示されました。
長崎県も海に近い県であるということ、それから漁業が盛んな県であることも踏まえて、現時点での知事の受け止めというのを、まず教えていただきたいと思います。
今、ご質問にあったとおり、本日午前、関係閣僚会議を開いて、24日に多核種除去設備処理水の海洋放出を決定したというふうに聞いてございます。やはり海洋放出の影響を懸念する声は本県の漁業関係者の中からも聞こえているところでございます。引き続き国において、関係者に対して丁寧な説明をしていただくといったことが重要だと思っております。
県としても、水産物の流通、特に輸出への影響を懸念してございますので、国には処理水の放出の決定による、先ほど話した風評被害が生じないようにですね、適切に対応していただきたいというふうに考えています。
令和5年8月に発生した橘湾での赤潮による養殖魚被害について
ありがとうございます。それから漁業関連なんですけれども、先日、橘湾の広い範囲で赤潮が発生して、一旦は落ち着きましたけれども、フグやタイなど多くの養殖魚が死ぬ被害が出ました。さらに、台風が通り過ぎた後もまた、九十九島を含め新たな赤潮というのが発生していて、県内各地で今後も被害が出るのではないかと懸念されていますが、先日、視察されての受け止めと、今後の支援など具体的な検討が進んでいるものがあれば教えてください。
そうですね、今回の赤潮、8月2日に始まったというふうに聞いておりますけれども、7日には私も現地を訪問させていただいて、直接、へい死魚の状況を確認させていただきました。今回の被害は、過去の例と比較しても非常に大きいもので甚大なものになると、まず想定をしてございます。
この赤潮発生が確認されて以降、養殖業者をはじめとする皆様は、餌止めをしたりとか、また、赤潮防除剤などを散布いただいたりとか、へい死を防ぐために懸命の作業を続けてこられたと承知をしています。それにもかかわらず、このような甚大な被害が生じたということは、やはり養殖業者の皆様方の落胆といったものは非常に大きいものだというふうに思いますし、私自身も本当に残念な思いをしております。
養殖業者の皆様方からは、へい死魚の処分も大変ですし、また、へい死した養殖魚の代わりとなる魚を購入するときの支援、また、経営再建、事業継続に向けた金融支援などのご要望があったところでございます。橘湾における養殖業は、長崎市と雲仙市の基幹産業でございます。一刻も早く養殖産地として復活を図る必要がございますので、被害を受けた養殖業者の皆様方に寄り添いながら、できる限りの支援を努めてまいりたいと考えております。
具体的な検討ということですけれども、現在、長崎市と雲仙市の重要な産業である養殖業を継続していくために、両市の当局とも協議をして支援策を検討しております。具体的にお話が出ているのが、へい死した養殖魚の代わりとなる魚の購入に対する支援と、へい死魚の処理と防除剤の備蓄への支援、また、金融支援の充実といったところが検討中の事項として挙がっております。また、今後、両市とも連携をしまして、国のほうにも要望に上がりたいというふうに考えております。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(2)について
ありがとうございます。それから、先ほどお話にありましたNPT再検討会議の準備委員会に合わせてウィーンを訪問された件なんですけれども、現地での活動はご説明いただいたんですが、そこでできた人脈などを生かして今後どのようにしていきたいか、何かきっかけが見つかったものがあれば教えてください。
これまでの取組を見てみますと、昨年もですけれども、今年も様々な方々とお会いして、いろんなお話をさせていただきました。やはり被爆の実相をしっかりと世界に向けて発信をしていく、伝えていくといったことは、これはもう続けていかなくてはいけないですし、これまで本当に強力に進めてきていただいた長崎市の取組といったことを重要に思っております。我々としても、そこはもちろんサポートできるところはしたいと思いますけれども、そのようなことを踏まえた中で、今、本当に国際情勢が非常に厳しいということもございます。我々として、先ほど申し上げたとおり、核兵器廃絶を自分ごとにしていただく、市民の方々、世界の市民の方々に、やっぱり核兵器廃絶がなされないと持続可能性が危ういんだということを自分ごととして受け止めていただくことが重要だと思っておりますので、そういったことを広島県と、今、非常にいい連携をさせていただいていますので、連携をしながら、各国だったり、また関係団体の方々にご協力いただきながら、SDGsの次のグローバルアジェンダに入れ込むことで、世界中の方々に自分ごととして捉えていただけるような取組を進めていきたいなと思っています。今回得た人脈とかネットワークというのは、きっとそういったところに欠かせないものだと思いますし、生きていくものだと思っていますので、1回、2回で終わるものではないと思いますけれども、しっかり今回獲得した実績を次につなげていけるように努力をしていきたいと思います。
こども医療福祉センターの虐待疑い事案について
ありがとうございます。それから、先日、県のほうでも記者会見がありました、こども医療福祉センターで虐待疑いの事例があったという件についてお尋ねいたします。
県の調査などの対応が遅かったのではないか、それから処分が甘いのではないかというふうなご指摘も関係者の方からは聞かれております。当該の職員が配置転換のみだったということで、利用者からは、継続して利用する施設に対する不安の声なども聞かれていますが、県のこれまでの対応についての知事の受け止め、それから改善策ですとか、利用者の今後のケアについてどのように考えているのかを教えてください。
まず受け止めですけれども、子どもの心と体の発達の支援を行う、また治療を行うといった県の拠点となるべき施設でこのようなことが起こったことにつきましては、私としても非常に重く受け止めております。
これまでの対応について、やはり事実確認を慎重に行ってきたというところから、一定の時間を要したといったところもございます。また、対応を振り返った際に、虐待疑いの事案に該当するのか、また、職員の認識に不十分な点があったというふうに聞いておりますし、結果的にですけれども、迅速な対応にならなかったと、見えなかったということは組織としてやっぱり反省すべき点ではないかなと考えております。そのようなことも踏まえて、担当部局であります福祉保健部には既に、早急に事実確認を行うとともに適切に対応するよう指示をしているところでございます。
また、加害が疑われる職員につきましては、緊急的な措置として、施設を利用される方の直接的な処遇に関わらないよう配置転換を行いましたけれども、ほかにも虐待が疑われる事案がないかなど現在も調査を進めているところでございます。その結果を踏まえて、当該職員の処分については、今後、適正に判断をしていきたいというふうに思います。
また、これも大切なことだと思いますけれども、不安を抱かれている利用者や保護者の皆様方の心のケアについても、センターに相談窓口を設置をいたしまして専門スタッフが対応しているところでございます。
いずれにしましても、二度とこのようなことを起こさないように、しっかりと再発防止の取組を徹底して、県民の皆様が安心して利用できるような施設となるように全力を尽くしていかなくてはいけないと考えております。
特定複合観光施設(IR)について(1)
もう一点だけお尋ねさせてください。IRの件なんですけれども、担当課からは審査が継続というふうに伺っております。資金面など何らかの問い合わせというのが県のほうにあっているのか、それとも全く変化がないのかという現状をお尋ねしたいということと、UBSによるクレディスイスの買収に関しては、大規模な人員削減や訴訟とか、ちょっと不安になるようなニュースも報じられていたところもありましたので、現在の長崎のIR認定審査への影響について、そのあたりも含めてどう受け止めているのかを教えてください。
問い合わせについては、これまでも申し上げておりますけれども、国から公表されている内容以上についてはコメントできないということで差し控えたいと思いますけれども、開催状況は、もうご承知のとおり、観光庁のホームページに掲載されているとおり7日に行われたということを把握しております。
また、クレディスイスの買収に関する影響についての受け止めなんですけれども、これについてはIR事業者から、クレディスイスから、UBS買収後も当面の業務を継続すると連絡を受けていること、また、資金調達計画には変更がない旨の報告を受けてございます。
県としては、区域整備計画を国へ申請している立場でございますので、審査への影響についてはコメントする立場にはございませんけれども、引き続き情報収集はしっかりと行いながら、国の審査にしっかり対応していきたいと思います。
それでは、それ以外、質問のございます方、どなたか挙手をお願いいたします。
北朝鮮からの「人工衛星」打ち上げ通報について
今朝、北朝鮮から海保のほうに人工衛星を打ち上げるという通報があったわけで、ちょっと長崎からは若干離れてはいますけれども、長崎への影響もないとは限らないというところで、そのあたり受け止めをお伺いできますか。
我々として、やはり県民の安全・安心を守るのが責務、重要な責任の一つでございますので、しっかりと情報収集をしながら、必要に応じて国とも連携して、しっかり対応していきたいと思います。
何か今回の件を受けて対応を取られたりとか、そういうのは特別何かありますか。
今、具体的なことは決まってございませんですね。何かありますか。
今後、消防庁とも協議をして、本県の対応については決めていきたいと思います。現時点では決まっていません。
万が一、Jアラートの発出ですとか、そういった場合には、県民の方に対してはどういうふうな呼びかけというのをされますか。
そうですね、まずしっかり対応できるように、可能な限り速やかに適切な情報発信をしたいと思いますけれども、平時からしっかりと、そういったときの有事に対する対応も、訓練等々を含めしっかり県民の安全を確保できるように、県としての責任を果たしていきたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
ありがとうございます。あともう一点、新幹線についてですね。来月に1周年を迎えるということですけれども、新幹線が通ったことによる効果といいますか、影響とか、何か考えられるものがありましたら教えてください。
そうですね、実績をちょっと見ますと、開業から300日間で200万人ほど来ていると、1日に換算すると6,500人ほどが来ているということで、これはコロナ禍前になりますけれども、2018年の在来線特急の水準と同じだというふうに聞いております。JR九州からは、非常によい結果だと前向きなコメントをいただいておりますので、しっかり効果は出ているんじゃないかなと思っています。
今後は、新幹線の利用者数だけではなくて、県内各地にしっかりと、来ていただいている方々の経済活動が届くように、関係市町と、関係だけではないですね、全市町としっかり連携しながら、経済効果の波及に努めていきたいなと思っております。
一方で、全線フル規格でのというのは、まだなっていないという状況ですけれども、依然としてまだそういう状況にあるということについてはどういうふうにお考えでしょうか。
これもこれまで申し上げているとおりで、まずは県として基本的な姿勢としては、やはり全国の新幹線ネットワークにフル規格でつながるといったことが長崎県の発展に資することだと思いますので、必要不可欠だと思いますので、しっかりとこの西九州地域、佐賀県も含めてですけれども、メリットを享受できるような形で全線フル規格整備がされるように、我々としても可能な限り努力は続けていきたいというふうに思います。
そのために、しっかり佐賀県のご理解もいただく必要がありますので、先ほど申し上げたとおり、地域でどうやればそのメリットを享受できるか、一緒に享受できるかといったことも一緒になって考えながら、積極的に佐賀県知事と関係構築をしっかりやっていきたいなというふうに思います。
また、国のほうにも機会を捉えて、国だけではありませんけれども、関係者の方々に、我々ができる限りの努力をしたいということはお伝えをしていきたいと思いますし、そのような方々との意見交換の中で、何か具体的な行動が見い出せれば、それはもう対応していきたいというふうに思います。
ありがとうございます。
対馬の核ごみ最終処分場について(2)
幹事社から出ました対馬の核の最終処分場について一つ伺います。法律的な立てつけを踏まえてのお答えで結構なんですけれども、ケースとしては市長が承認して応募するということもあります。その場合に、長崎県知事として助言なり意見表明なりというのをするタイミングというのは、例えば比田勝市長が応募すると言ったタイミングなのか、それとも文献調査が終わった後なのか、あるいはその次なのか、どういうふうに想定していらっしゃいますか。
仮定で答えるのは非常に難しいと思いますけれども、まず、比田勝市長からご相談があれば、その際に、先ほど申し上げたようなことを踏まえて、知事として意見交換は臨みたいと思います。その後につきましては、やっぱり結果に基づくものだと思いますので、現時点でなかなかお答えするのは困難かと思います。
私も調べきれてないんですけど、恐らく法律で決まっているんじゃないでしょうか、どの段階で県知事がこう…。
法的な役割としては、文献調査の決定は市の長がやりますけれども、その後、実際に進むときには県知事の承認でやるということ。
つまり、文献調査が終わった段階で先に、第2ステップへ進むというときには、知事として何らかの意見を出すということですか。
私が判断することになると思います。
どうもありがとうございました。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(3)
NPTの再検討会議の準備委員会のことについて、経過等お話されたと思うんですけれども、確認というか、知事は昨年も再検討会議でアメリカのほうに行かれましたけれども、このときの行動であったりとか活動とか、そういったものというのは何か反映された上で、何か今回につながったものはあるんでしょうか。
まず、広島県との連携は非常に深まったと思います。また、今回、キリバスのシト大使とお会いさせていただいたときに、実際にキリバスで被害を受けられたご家族をお持ちの方が、実際に1回目のNPTが終わった後、長崎に来ていただいて、シト大使との面会のときも同席をしていただきました。やはり全て、100%全部つながっているかというと、そうじゃないところもあるかもしれませんが、その中で得られた人脈といったものが発展して、今年のNPTの会議につながったものはあるというふうに思います。
ありがとうございます。それと、知事は、SDGsの後継目標に位置づけるために活動されているというふうにおっしゃっていますけど、今後、NPTの準備委員会で具体的にどういうふうに進めていくかといった議論というか、国連の方等含め、そういう今後のスケジュールとか計画とか、どういうふうにお考えになっているでしょうか。
具体的なスケジュールは、もちろん今後しっかり検討していかなきゃいけないと思いますけれども、先ほど申し上げたとおりSDGsに入れると、グローバルアジェンダに入れ込むというのは、やはり国単位でのプレーヤーになるというふうに認識をしています。というのは、グローバルアジェンダをどうするかという議論は、そういった国が参加国となって、プレーヤーとなって議論がなされるので、我々としては県の立場としてそこに議決権を持って参加することはできませんけれども、被爆県である長崎県と広島県ということで、我々としてその被爆の実相とかそういったことをしないわけではなく、長崎県だからこそ、そういったプレーヤーの方々に働きかけられるところがあると思いますので、それは広島県としっかりと協議をしながら、具体的に参加国の方々に、グローバルアジェンダに入れ込むことについてご賛同いただけるように、今年の3月、在京大使館関係者の方々にも働きかけを行いましたけれども、そういった取組を継続して、賛同いただける方々を増やしていきたいなというふうに考えています。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
分かりました。あと県政の重要課題について幾つかお尋ねしたいんですけど、先ほども九州新幹線長崎ルートの話がありましたけれども、佐賀県と協議をしながらという流れの中で、なかなか議論が止まっている現状で、何か打開するような策というのはないんでしょうか。
新幹線に関して、これは相手があってのことですので、こちらからこれをやればということはなかなか申し上げにくいと思いますけれども、しっかりと関係構築をしていくことと、先ほど申し上げたとおり、やっぱり地域でメリットを享受できるんだと、そういった環境をつくっていくために何が課題なのかということを関係者の方々とも整理をすると、一緒になって考えることが大切なんじゃないかなと思います。
特定複合観光施設(IR)について(2)
それと、先ほどもあったIRについて、審査中ということでコメントがなかなかできにくいとは思うんですけど、県としてもやはり誘致に向けての動き自体はされているというところで理解してもよろしいんでしょうか。
もちろんです。
石木ダム建設事業について(1)
それともう一つ、石木ダムの建設なんですけれども、反対住民との対話が止まっている現状で、こちらもなかなか再開するめどが見えないような感じがするんですけど、このあたりはどういうふうに取り組まれているんでしょうか。
これまでとスタンスは全く変わっていませんで、まず、石木ダムについては、県民の安全・安心を守るためにこれは必要なものだという認識は変わっておりません。また、話し合いについては、昨年の9月だと思いますけれども、前回が終わってから現地の方々とお会いできていないという状況でございますけれども、我々からは、必要性について説明させていただく場をいただきたいと毎月のようにアプローチを継続させていただいておりますので、そちらはそちらでしっかりと理解を得る努力は続けながら、工事工程に沿って、完成に向けて努力をしていきたいというところです。
県の重要施策について
分かりました。大石知事は、もう知事に就任して大体1年半ぐらい経過したと思うんですけど、こういった重要施策がなかなか進まないような印象も受けますけれども、こういったことをどういうふうに受け止められて、どういうふうにお感じになっているでしょうか。
重要施策といいますと、具体的に。
先ほどの新幹線であったり、石木ダムであったりIR、大体大きな重要施策と言われるものについてですが。
私自身だけで解決できるものではないですので、それは相手、相手の事情もあるかと思いますけれども、それぞれについて、やっぱり県民の皆様の関心ごととして非常に強い思いを持たれているということも承知をしておりますので、私としては引き続き努力を続けて、一日でも早く解決できるように、一つでも多くの課題を解決できるように全力を尽くしていきたいと思います。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典について
分かりました。最後にもう一つ、8月9日の平和式典のことについてなんですけど、今年は台風のため、残念ながら屋内での開催となって、知事は出席できませんでした。改めて今、できなかったことについてどのようにお感じになっているのかということを教えてください。
私としては、ぜひ参列してメッセージを伝えたいという強い思いがございましたので、実際に市主催の祈念式典に参加できなかったということは本当に残念に思っています。ただ、やはりその強い思いがありましたので、6日の日だったと記憶をしておりますけれども、市のほうから、例外はなく来賓はお断りをさせていただくという旨の決定がなされたというふうに認識しておりますけれども、その後も、どうにか参加できないかということは担当課を通じて問い合わせをさせていただきました。それでもやっぱり難しいと、お認めいただけないということでしたので、そういった経緯も踏まえてビデオメッセージをさせていただきました。
当日は、これまでなかなか参加ができなかった県庁職員の慰霊祭にも参加させていただきましたので、その際、いろんな難しいこともありますけれども、それぞれの県民の方々が、普段、毎年やっているように、場所は違えど、私の思いの中で平和を願う、また追悼する、そういったところを行えたということは、例年とは違った形であっても、世界平和の願いは変わらないのじゃないかなというふうに思っています。ですので、県民の皆様方も、私だけではなくて、市の平和祈念式典に参加できなかった方もいらっしゃると思いますけれども、今後もいろんな様々な事情によってできないこともあるかもしれませんが、ぜひ県民一人ひとりのお立場で、それぞれの胸の中で、追悼の意と、また平和への願いをしていただければなというふうに思います。
結果的に長崎市としての対応というのは、正しいというか、理解をされるところでしょうか。それと、今後また同じように気象については天候が悪くなることもあると思うんですけど、何か求めるようなこととかはありますでしょうか。
いや、まず主催者としての判断ですので、やっぱり私としては尊重しなくてはいけないというふうに思います。
私としては、私の立場で、私の中でやれることを、その状況に応じてやっていくというふうに思っています。それだけかなと。また、県民の皆様にも、先ほど申し上げたとおり、それぞれの立場で、それぞれの状況で、そういった祈りの日、長崎県民にとっては祈りの日ですので、しっかりと追悼と、また平和への願いを表していただければというふうに思います。
分かりました。ありがとうございます。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について
1点お尋ねで、潜伏キリシタン関連遺産が登録から5年がたちまして、新型コロナも5類に移行したということで、今後さらなる展開が期待されるところだと思うんですけれども、現時点で課題として認識されているところと、今後、この世界遺産をどのように県として活用していきたいか教えていただきたいです。
まず、課題なんですけれども、保全の面から、構成資産の地域で過疎化、高齢化が進んでいるということがあります。今後、担い手の減少によって適切な保存が行われなくなるんじゃないかと、そういった懸念がある、それが一つございます。
また、活用の面からは、新型コロナウイルスの感染拡大があって、構成資産への来訪者が、令和3年度ですと、登録された平成30年から比べて3割まで落ち込んだという状況でございました。昨年、令和4年度につきましては、その7割まで戻ってきてはいますけれども、まだ十分ではないと認識しておりますので、しっかり社会経済活動が本格化する中で、登録年数値に近づけられるように取り組んでいかなければいけないなというふうに思っています。今後は、しっかりとそういった課題も踏まえながら、関係者と連携を深めて、活用をしっかり拡大していけるように、県として可能な限りの努力を続けていきたいと思います。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダムについて伺います。来月ですか、事業認定から10年を迎えますけれども、ここで買受権の問題が出てくるかと思うんですが、改めて、買受権への知事のご認識と、今後、今は工事工程に沿って進めるというお話でしたけれども、例えば代執行であったりとか、そういった別のステージにいくようなことはあるのか、そこら辺のお考えをお聞かせください。
認識ですけれども、これまでも申し上げたとおり事業の用には供していると認識しておりますので、買受権は発生しないと県は考えてございます。ですけれども、実例も判例もないですので、しっかりと専門家の方々にもご相談をしながら対応はしていきたいと思います。
今後、どういった展開になるかということですけど、これも粛々とですね、しっかりと県民の安全・安心を守るために工事工程に沿って進めていくということだと思います。
行政代執行につきましては、本当に最終手段だと思います。まずは、先ほど質問もあったように、現地の方々の理解を得ることも継続しながら、しっかりと県民の安全・安心を守れる、そういった県の責任、行政の責任をしっかり果たしていきたいと考えています。
ハワイ州マウイ島における山火事について
ありがとうございます。もう1点、別件で。ハワイのマウイ島で山火事が発生して甚大な被害が出ていますけれども、ほかの自治体とかだと、ハワイのほうに義援金とか見舞金を送ったりだとか、支援する動きが出ていますけれども、今のところ長崎県のほうで何かそういった動きがあるのか、教えてください。
私レベルで具体的な案件は、決定事項はしておりません。
今のところ、そういった動きは、検討しておりません。
本当に状況を見極めながら、何ができるか検討してみたいと思います。
通常、友好都市であるとか、交流があるところについては、県のほうでそういった動きをしておりますけれども、今のところでは状況を見ているという状況でございます。
ありがとうございます。
ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(2)
対馬でも核の問題が今、上がっている中、本日は政府が、福島第一原発の処理水の放出を決めたという報道がありました。それについて、知事の受け止めをお願いします。
そうですね、先ほど、風評被害についてはしっかり対応いただきたいという旨、お話したところでございますけれども、やっぱり我々にとって輸出というのは非常に、特に水産物ですね、非常に大きなところですので、そういった風評被害が生じないよう、国に対策はお願いすると思うんですけど、我々としてもやっぱりしっかり本県の水産物が輸出できるようにといった取組は可能な限りやっていきたいというふうに思います。
去る8月1日に、中国総領事館には我々からこの件はお伝えをしておりますし、従来どおりの体制、我々として海はやはり中国と面しておりますので、海域的には安全だというふうに考えておりますし、定期的に検査もしておりますけど、何も問題がない状況ですので、そういったところもご理解いただいた上で、しっかりと輸出の再開をさせていただけるように働きかけは行っていきたいと思っています。
本日の発表、処理水の放出ということについてはどのような受け止めを。
放出、受け止めですか。国としてしっかりと適切に対応していただきたいと、それに尽きるかと思います。
ALPS(他核種除去設備)処理水の海洋放出について(3)
今の幹事社さんの質問で、8月1日に総領事に、何をどのように話して、どのような答えがあったのかというのを教えてください。
鮮魚の放射能検査体制を従来どおりに戻すこと、ですね。それについて、本国関係機関に働きかけてほしいという要請をしてございます。総領事からは、要請を本国に報告をするというご回答をいただいています。
つまり、隣接した国家間の問題のようですけれども、長崎県は水産県であるということを踏まえて、自治体の長として総領事に依頼したと、そういう理解でよろしいですか。
そうですね、我々にできることをさせていただきたいと思いますし、やっぱり輸出という意味で中国は第1位でございます。令和4年度の輸出額が71億円ですけれども、そのうちの35%が中国ということで、我々としても非常に重要なマーケットでございますので。あと我々として、先ほど申し上げたとおり検査を継続的に定期的にやっておりますけれども、異常がないということですので、しっかりとその旨をお伝えさせていただいて、しっかりご配慮いただけるようなお願いをしているというところです。
ありがとうございます。以上です。
長崎空港24時間化について
長崎空港の24時間化に向けた実証実験の一環が今日から始まっておりまして、早朝とか夜間の便が増えたりということもしております。
先ほど、世界遺産の教会とか、そのあたりを守る人がいないという点とか、来訪者を増やしたいという点では、キリスト教の方が多い韓国などからも以前は多くの方が来てくださっていたので、国際線とか、そういったところの復活だったりとか、誘致活動というのも今後、課題とか検討事項に上がってくるのかなというふうに思っているんですけれども、今後の24時間化に向けた部分への期待とか課題、それから国際線の復活に向けても、そういったところを含めて今の時点での今後のプランというのを教えていただけないでしょうか。
24時間化は、様々な可能性を広げるために重要なことだと思いますけれども、空港だけあってもだめだと思っております。今までなかった、開業している時間帯以外のところでも来ていただいた方をおもてなしさせていただくような、そういった体制づくりも必要だと思いますし、あと、国際線については相手との交渉も必要ですけれども、本県がまだ再開できていないところでございますので、今後もしっかり検討していきたいというふうに思います。それがどこになるかとか、そういうふうなことは、その時の状況をしっかりと把握して、可能な限り早期にと考えております。
今度、ベトナムを訪問される際に、そういったお話とかしたりというのはないでしょうか。
そうですね、ちょっとそこのアジェンダに入っているかどうか分かりませんけれども、もし機会があれば、そういったお話も検討したいと思います。
ありがとうございます。
それでは、もうお時間になりましたので、これにて知事の定例記者会見を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時13分(13分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和5年8月8日 記者会見
会見内容
令和5年台風第6号について
定刻となりました。ただいまから、知事の臨時記者会見を始めます。
皆様、こんにちは。今日は、急ではございましたけれども、お時間をいただきましてありがとうございます。
今日は、2件、私のほうからお話をさせていただきたいと思います。
まず一つは、今回の台風について、県民の皆様に私から呼びかけをさせていただきたいと思います。
台風第6号でございますけれども、気象台によりますと、本県は明日の9日、朝から暴風雨域に入りまして、夕方から10日の明け方にかけて最接近するというふうに聞いてございます。今回の台風の大きな特徴としては、進行速度が非常に遅いということ。そのために暴風、高波、高潮、大雨などが長引くことが予測されます。
県民の皆様には、不要不急の外出は控えていただきまして、海岸や河川には近づかないようにお願いをいたします。
また、気象情報や市町が発表する避難情報に留意をしていただきまして、早めに避難するなど、身の安全を確保していただくよう、併せてお願いをいたします。
報道機関の皆様におかれましては、気象情報を適時適切にご発信していただきまして、県民の皆様の安全確保にご協力をいただきますようにお願いを申し上げます。
お盆に向けた感染対策について
そしてもう一つ、お盆に向けた感染対策についてお話をさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症につきましては、ご承知のとおり、5月に5類感染症に移行しまして、感染対策は個人や事業者の判断に委ねることが基本となったところでございます。来週からお盆の時期を迎えます。帰省などで人との接触の機会が増加することから、私のほうからお盆に向けた感染対策について改めて県民の皆様にお願いをさせていただく機会とさせていただければと思います。
県内では、直近の定点報告数が、5類移行後、初めて30を超えるなど、感染の拡大傾向が続いております。それですので、さらなる感染拡大を招かないように県民の皆様のご理解とご協力をいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、資料を出しておりますので、よろしくお願いします。
まず最初に、感染の推移を皆様と確認をしたいと思います。
感染者数は、7月以降、グラフにもお示ししていますとおり、急激に拡大をしているところでございます。直近の第30週の定点観測が30.29と30を超えたところでございます。続いて、入院者数もそれに合わせまして増えてきているという段階でございます。
そこで、県民の皆様へお願いということで書かせていただいておりますけれども、先ほど申し上げましたとおり、帰省等で普段会わない方との接触機会が今後増加するという状況にあると思います。それによって感染のリスクが高まる可能性がございます。この時期は、例年、感染の拡大が確認されておりますので、県民の皆様には、基本的な感染防止対策へのご協力を改めてお願いを申し上げます。
3つ目に書いておりますけれども、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化をするリスクもございます。特にご留意いただくようにお願いを申し上げます。
4つ目、これは普段からもお気をつけいただいていると思いますけれども、発熱など体調不良がある場合には、無理せず外出をお控えいただきたいと思います。やむを得ず外出される場合には、ほかの方に感染を拡大させないためにも、感染している可能性もございますので、マスクの着用をお願いをいたします。
医療逼迫を防ぐために、症状が重い場合を除いて、医療機関の受診は、なるべく平日の診療時間内にお願いしたいと思います。
最後の4ページ目には、県のホームページにも載せておりますお盆に向けた感染対策として、1枚紙で書かせていただいております。お時間のある時に、ぜひお手に取って見ていただきたいと思いますし、報道関係者の方々には、ぜひ周知のご協力をお願いできればと思います。
以上、簡単ではございますけれども、2点、私からお話をさせていただきました。これ以降につきましては、ご質問に応じて対応させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
幹事社から質問をお願いいたします。
台風についてなんですけど、明日、台風接近ということで、県内の交通機関が乱れたり、諸々な影響が予想されています。
その中でも、明日、長崎の平和祈念式典を縮小するということで、当初でしたら国内外から、そして、県内外から多くの被爆者の方も、この日のために駆けつける予定だったと思います。平和を訴える一つの大きな節目のこの式典、これが台風によって中止または縮小された。それについて知事の思いをお聞かせください。
被爆者やご遺族代表をはじめ、総理、各国大使等のご来賓も参列がかなわなかったということは、本当に残念に感じております。8月9日という大切な日に原爆犠牲者を慰霊すること、平和へのメッセージを広く発信するということは、我々長崎県にとっても非常に重要な機会でございました。ですけれども、ご参加いただかない中でも、一人一人の方々の胸の中でそれをしていただくことになるかと思います。そのことは形としては残念な形になってしまいましたけれども、非常に大きな意義があると思いますので、県民の皆様には、毎年と変わらない対応をしていただければと思います。
また、今回の決定につきましては、参列者の方々の安全を確保するため、本当に苦渋の決断であったろうというふうに感じているところでございます。その決断については、本当に難しかったと思いますので、それはやむを得ないことではないかなと、尊重したいと思います。
新型コロナのことに関してなんですが、先日、長崎市の消防局からは、救急車が足りませんという直接的なメッセージも発出されるなど、熱中症とコロナの感染者が増えている中で対応が難しくなっているようなお話も所々で伺います。
そういった県内全体の現状というのを、どのように今受け止めていらっしゃるのかということと、なるべく平日の受診をということですけれども、医療機関の入院だったりとか、そのあたりの状況というのはいかがなのか、改めて教えてください。
両方に係る回答になるかと思いますけれども、ちょうど昨日、コロナの感染流行警戒連絡会議というものを開催してございます。その中で医療関係者等からご意見をお伺いしておりますけれども、入院・外来ともに大きな逼迫や混乱が生じているという話はなかったと聞いております。
ただ、長崎医療圏においては、熱中症も重なって救急搬送困難事例が増加しているということを聞いております。救急体制の負担が広がっているというような状況もかいま見えますので、症状が軽く緊急を要さない場合には、平日の診療時間内に医療機関を受診するといったような、救急医療体制に負担をかけないような対応を県民の皆様にはお願いをしたいというふうに思います。
それともう1点追加ですが、今回、台風の接近だったり、お盆で休みになったりする医療機関もあると思うんですけれども、そういった時に体調が悪くなった、コロナかもしれないと思った場合、皆さんにどういうふうに対応していただきたいかを教えてください。
緊急を要す場合には、迷わずやはり救急車等を使っていただきたいというふうに思います。あと、本当に休日でも診療時間外であっても体調が悪い場合には受診をされていただきたい、それは迷わずに受診をされていただきたいと思います。それ以外の場合には、お待ちになれる場合には、しっかり様子を見ていただいて、その後に診療機関にかかっていただければというふうに思います。
ありがとうございます。
ほかに質問があられる方は挙手をお願いいたします。
まず、感染者数の経緯、増え方ですけれども、県としては、ピークというか、今後の増え方をどのように予想されているのかを教えてください。
あくまで現時点でのシミュレーションではあるんですけれども、熱研の有吉教授に少しお話をお伺いしまして、そのお話によると、お盆あたりがピークになるんじゃないかと、その後に徐々に減っていくお見込みだということで、一つの指標にはなるのかなというふうに捉えています。
ありがとうございます。
あと、今後、第8波を超えるような動きとか、そういったことというのは考えられると思っていらっしゃるでしょうか。
今のお話で、次の定点のところでどうなるかわかりませんけれども、もうピークが来るとなると、それほど、前回の第8波ほどのところまでいくかどうかということは、読むのが非常に難しいですけれども、大きく超えるといったところは、先ほどの推定に基づけばですけれども、それはないのではないかなと思います。
最後にもう1点、知事がこういった形で会見を開かれるのは久しぶりかなと思うんですけれども、会見の開き方というか、7月以降、急に拡大している状況の中で、もう少し注意喚起のタイミングが早くてもよかったのかなと思うんですが、その辺はどういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。
5類に移ったということで、前回と事情は大分変わっていると、状況は変わっていると、そういうふうに思います。
ただ、今回はお盆で人の移動が増えますし、また、コロナに対しては警戒ということの基準がまだ示されておりませんけれども、一つ、インフルエンザでは定点30というところが警戒の域値になっていますので、そこを超えたというところを注意を促すために今回は会見を開かせていただきました。
ありがとうございます。
台風の関係ですけれども、明日、暴風とか雨もかなり強いということで、明日、9日の平和祈念式典については、知事は参加される有無というのは、どういうふうになってますでしょうか。
長崎市の平和祈念式典ですか。
はい。
平和祈念式典は、直接参加して言葉を述べたかったんですけれども、主催者である長崎市のみで行われるということで、参加がかなわないということでしたので、直接の参加はせずに、ビデオメッセージでお伝えさせていただくという予定になっています。
明日の長崎市の平和記念式典はビデオメッセージでと。
はい。
明日、9日に何か式典とかイベントとかに参加される予定がありますか。
例年、長崎県庁職員の慰霊がありますけれども、そちらのほうに、例年は参加がかなってなかったんですけれども、明日はそちらのほうに参加をさせていただきたいと思っています。
県民へのメッセージを伺いたいんですが、明日、慰霊の日の9日ですけれども、台風が近づいて外出は難しい、暴風とか雨で気象条件も悪いという予報ですけれども、明日、慰霊の日ですけれども、県民の皆さんに、どういうふうに過ごして、どういうふうに迎えてほしいというのがありますでしょうか。
冒頭に申し上げたとおりです。直接参列をされて例年どおりにやるといった形にはならないかもしれませんけれども、県民の皆様一人一人の胸の中で慰霊の意を表していただければと思いますし、それを続けていくことが長崎県として核なき平和を実現するためにも非常に大きな意義があるというふうに思っています。
明日は、台風でなかなか外出ができない状況になるかもしれませんけれども、県民一人一人の皆様で、それぞれで慰霊をしていただければと思います。
ご自宅でと、そういうニュアンスですよね。
安全を確保できる状況でやっていただければと思います。
分かりました。ありがとうございます。
ほかに質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。では、以上で知事の臨時記者会見を終わらせていただきます。
今日は、急にお時間をいただきましてありがとうございました。よろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時39分(39分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年7月19日 記者会見
会見内容
- ヒマワリについて
- 長濱ねるさんによる県内周遊プロモーションについて
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(1)
- ながさき健康づくりアプリの愛称について
- サイバー犯罪(フィッシング)被害の防止について
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(2)
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(3)
- 対馬の核ごみ最終処分場について
- 知事と中核市の市長による意見交換について
- 新型コロナウイルス感染症について
- 特定複合観光施設(IR)について
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(4)
- NPT再検討会議準備委員会への参加について(5)
- 長崎県産米限定お米券について(1)
- 鷹島海底遺跡について
- 長崎県産米限定お米券について(2)
ヒマワリについて
では、定刻となりました。知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
最初に知事のほうからお話がございます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
冒頭は、私から4件お話をさせていただきたいと思います。
まず、1つ目、長濱ねるさんによる県内周遊プロモーションについてお話をさせていただきます。
お花の紹介を先にさせていただきます。失礼いたしました。
今日のコサージュですけれども、諫早市の生産者の方から頂きました、ひまわりでございます。県内では諫早市、雲仙市、佐世保市といったところで盛んに栽培がされているということで、夏のイメージ、子どもたちももうすぐ夏休みということで、時期にも合ったお花ですので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいなと思っています。
花言葉、恒例ですけれども、「あなただけを見つめる」「情熱」「憧れ」といった言葉があるそうです。英語でもサンフラワーですので、太陽がさんさんと輝くこの時期に合ったお花じゃないかなと思いますので、ぜひ県民の皆様も楽しんでいただければというふうに思います。よろしくお願いします。
長濱ねるさんによる県内周遊プロモーションについて
話を戻しまして、1件目、長濱ねるさんの周遊のプロモーションについてでございますけれども、西九州新幹線については、昨年9月の開業以降、これまで大変多くの方々に利用していただいております。今後、新幹線駅からさらに足を延ばして、より多くの方々に県内を周遊していただきたいというふうに考えています。
そこで、西九州新幹線、長崎県の広報大使をしていただいております長濱ねるさんを起用いたしまして、新たな動画とポスターを作成しましたので、お知らせをしたいと思います。
今回、長濱さんには、東彼地域、県北地域と、また島原・雲仙地域の自然豊かなロケーションで撮影をしていただいたり、また、ご当地グルメをご堪能いただいたところでございます。昨年、動画をつくりまして、それでは主に新幹線駅の周辺地域を中心とした内容になっていました。今年度は、新幹線駅から二次交通を使って県内各地を巡っていただくといったことを想定しております。このプロモーションを通じて、県内の魅力をさらに感じていただいて、誘客促進につなげていきたいというふうに考えております。この動画とポスターは、西九州新幹線開業の10か月を記念いたしまして、明後日、7月21日(金曜日)に県のホームページと、また県の公式YouTubeチャンネル「がんばらんばチャンネル」で公開をしたいと思いますので、お楽しみにしていただければというふうに思います。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(1)
そして2つ目、NPT再検討会議準備委員会への参加についてお話をさせていただきます。オーストリア・ウィーンにおいて、今月の31日からNPT再検討会議準備委員会が開催をされます。被爆県の知事として私も、昨年に引き続いて現地に赴いて、サイドイベント開催であったり、各国政府代表者等との意見交換などを行うことを予定しています。
今回は、2つのサイドイベントの開催に向けて、現在、準備を進めています。
一つは、軍縮関係者と核兵器廃絶に取り組む国際NGO等を交えたパネルディスカッションになる予定です。これは、昨年に引き続いて、国連の次期SDGsの目標に核兵器廃絶を位置づけること、これを目指す取組の一環として、長崎県と広島県が共催で開催をするものでございます。
もう一つは、県と長崎市、また長崎大学の3者で構成する核兵器廃絶長崎連絡協議会の主催で、次代の平和発信を担う若者たち「ナガサキ・ユース」が、国際会議の舞台において、被爆地の思いを世界に届けるためのイベントを開催する予定としております。私もこのイベントに参加をして、若者たちとともに「長崎を最後の被爆地に」という県民の思いを世界に発信していきたいと思います。なお、イベントの詳細については、今月21日にナガサキ・ユース自ら記者会見を開いてご説明をいただくというふうに聞いております。
このほか、被爆地に期待をする役割等について意見交換を行うために、各国の軍縮関係者、また国連関係者、国際NGO等との面会について、現在も調整を行っているところでございます。
ながさき健康づくりアプリの愛称について
続きまして3件目になります。ながさき健康づくりアプリの愛称についてお話をさせていただきます。今年2月にリリースをいたしましたながさき健康づくりアプリについて、県民の皆様に愛着を持っていただくために愛称を募集していました。そうしたところ、912名の皆様からご応募をいただいたところでございます。応募された愛称の中で多かったものの中から、デザインの専門家の方のご意見も踏まえて検討した結果、お手元にあります「歩こーで!」という愛称に決定をいたしました。今後、より県民の皆様に親しみを持って活用していただけるように、この「歩こーで!」の愛称で本アプリの活用促進を図っていきたいというふうに思います。
9月には、アプリの企業登録機能を活用いたしまして、企業対抗による歩数競争の開催を予定しております。1位の企業を県で表彰をいたしますので、ぜひ参加いただければというふうに思っております。近日中にプレスリリースも行う予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
本アプリですけれども、2月にリリースをしまして使っていただいております。まだまだ、今後いろんな機能を改善していかなくちゃいけないというふうに思っていますので、現在、機能改善を行うためにアンケートを行っています。アプリの中で、そのアンケートに答えられるようにメニューから入力できますので、ぜひご回答いただければと思います。これが7月21日までとなっておりますので、どうぞ皆様にもご意見をお寄せいただければと思います。
現在、登録状況を見ますと、3万3,000人というところまできています。今年度の目標が5万人ですので、最近、少し伸び悩んでいるかもしれませんので、皆様からもぜひ広報でお力をいただきまして、県民の皆様により親しんでいただけるようなものに一緒になってやっていければというふうに思っています。どうぞよろしくお願いします。
サイバー犯罪(フィッシング)被害の防止について
そして、最後、4件目でございますけれども、長崎県警本部からフィッシング被害の防止についてお話を預かっておりますので、ご紹介を差し上げます。
全国や県内で、携帯電話会社、宅配業者、金融機関をかたる手口でのフィッシングに関する相談が警察に多く寄せられております。県民の皆様にはご注意をお願いしたいということです。
このフィッシングとは、皆様の携帯電話に、実在する企業やサービスをかたる偽のメールであったり、また、SMSを送りつけて、偽サイトに誘導してIDやパスワードなどの利用者情報を盗む手口をいいます。情報が盗まれますと、金融機関の口座から他人の口座に預貯金が不正に送金をされたり、またネットショッピングの代金を肩代わりさせられるといったような被害に遭うおそれがあるということです。このような被害に遭わないためには、次の2つの対策をお願いしたいと伺っています。
まず、1つ目は、メールやSMSに添付されたリンクはクリックしないということです。公式サイトや正規のアプリを活用しまして、何か情報があったとしても、そういった正しいサイトに接続をして対応いただければということです。
そして2つ目は、セキュリティ機能を利用するということです。携帯電話会社が提供する迷惑メッセージブロック機能などを活用して、フィッシングのメールやSMSが届きづらい設定をお願いします。
また、フィッシングに関する相談があった場合には、最寄りの警察署、または警察相談ダイヤル「♯9110」にお願いをしたいということですので、どうぞよろしくお願いします。
以降、もしご質問があれば、ご質問に応じて対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、幹事社のほうからご質問をお願いいたします。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(2)
先ほど、冒頭ありましたNPT再検討会議の準備委員会について、2点お尋ねがあります。大石知事としては、去年に引き続き2回目だと思うんですけれども、改めて長崎市、いわゆる被爆地の長崎市だけではなくて、県の代表として出席するという意味、県の役割ということをどのように考えているのかというのが1点です。
もう1点が、去年も参加され、出席されて、去年の反省だったりとか、去年初めて出席して、今回生かしていきたいことについて聞かせてください。
まず、役割分担による意義をお話したいと思いますけれども、参加する意義については大きく3つあるというふうに考えています。
まず、1つ目は、この持続可能な世界というものを実現するために、核兵器廃絶といった問題提起をしっかりと行うことです。ポストSDGsに核兵器廃絶を目標の一つとして掲げるという取組を、これまで広島県と長崎県でやってきておりますけれども、この被爆両県が連携をして国際社会にしっかりと訴えていくということは非常に重要だと思いますし、こういった機会も、NPTといったところは非常に適した場所じゃないかなと考えております。
2つ目は、各国の軍縮関係者、また国連関係者、国際NGOと面会をするといったことで、被爆地に期待する役割であったり、核兵器廃絶に向けた若い世代の育成、またグローバルのネットワークの形成といったことも今後必要になってきていますので、そういったことを獲得できるいい機会かなというふうに考えています。
3つ目は、先ほど冒頭お話したんですけれども、県と長崎市と長崎大学合同で運営しております核兵器廃絶長崎連絡協議会というものがございます。それの主催でナガサキ・ユースが現地でサイドイベントを行います。このユースたちと一緒に活動するといったことも非常に意義があることだと思っておりますので、こうした取組を通じて、国際社会において、この停滞しているように思われる核兵器廃絶といったところ、この動きが再び前に進んでいくというところの一助になれればなというふうに考えています。
そんな中で、長崎市との役割という話もございましたけれども、まずは、これは当たり前の話ですけれども、核兵器廃絶を実現するためには、世界中の人々が核の非人道性といったものを正しく理解して、やっぱり三度使用されてはならない兵器だということをしっかりと共有することが大切だと思います。これまでも、県と市が連携したり、また、相互に補完し合うといった形で取組はしてきましたけれども、今回、準備委員会においては、鈴木市長は平和市長会議のほうで副会長として演説を行うと伺っています。一方で、私は広島県の湯粼知事と連携をしまして、先ほど申し上げたポストSDGsにこの核兵器廃絶ということを目標の一つとして位置づけるといった取組をさせていただきたいと思います。
このように、被爆地の自治体それぞれが必要な役割を果たしながら、核兵器廃絶といった共通の目標に向かって進み続けるといったことは重要であると思います。それぞれやっていることは、担っているものは別々ではございますけれども、長崎市ともしっかり連携しながら、また広島県とも連携しながら、「長崎を最後の被爆地に」という思いをしっかりと訴えて、実現をしていきたいというふうに思っています。
そしてもう一つ、何でしたっけ。
去年参加して、そこで得た反省だったり、今年2回目の参加ということで、生かしていきたいことがあれば聞かせてください。
去年は初めて県知事として参加をしまして、初めてでいろいろと手探りなところもあったんですけれども、まず、得たものとしては、やっぱりシンポジウムを開催、これは広島県としましたけれども、シンポジウムを開催できたことと、今回の目的にも入っておりますけれども、核軍縮の関係者と意見交換を行えたということは非常に有意義なことだったと思います。また、それらを通してですけれども、国外の方々から、被爆県である長崎県と広島県といったところに非常にスペシャルな、特別なオブリゲーションがあるんだと、責任があるんだという話がございました。そういったことも非常に長崎県と広島県、また、長崎市、広島市に対する期待といったものも非常に感じましたし、NPTの参加後の展開としましても、広島県との共催で在京大使館の関係者に向けて活動、先ほど言ったポストSDGsの話もさせていただきまして、その時はたしか90か国ぐらいの関係者が来てくださったというふうに認識をしています。そういった取組にもつながっていますし、最近、4月だと思いますけど、世界各国の若者をNGO関係の方が長崎に連れてきていただいて、そういった核兵器廃絶に取り組むネットワークといったものも、今までなかったものだと思いますけど、つながったものだと思います。
こういったことで、前回初めて参加したところでございますけれども、そういった新たな動きができてきたこと、また、今年の動きにもつながっていると思いますので、これをしっかりと実現できるような流れにつなげられるように、今年もしっかり活動していきたいと思います。
以上です。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(3)
関連なんですけれども、鈴木長崎市長は準備委員会の場で演説というか、発言がある予定だというふうに今おっしゃいましたけれども、大石知事は委員会の中での発言というか、演説のようなことはあるんでしょうか。
あくまでNGO枠でサイドイベントを開催するということになっております。
挨拶、問題提起。
サイドイベントの中での問題提起ですね。
サイドイベントですね。そうですね。
対馬の核ごみ最終処分場について
分かりました。
それと、発表事項とはちょっと外れるんですけれども、前回の記者会見の時にお尋ねした、対馬での核のごみの最終処分場をめぐる議論なんですけれども、前回の知事会見の後に市民団体が県庁を訪れて、知事宛の要望書の提出があったんですけれども、それで、先ほど知事もおっしゃった被爆県長崎として明確に反対の意思を示してくださいというふうなことが盛り込まれていたんですけれども、それを受けるような形で何か考え方というか、スタンスに変化があったのかということをお聞かせください。
まず、スタンスに変化があったかと言われると、それはありません。今、対馬のほうで議論されているというふうに認識しておりますけれども、県としては、やはりこれまでも申し上げているとおり、高レベルの放射性廃棄物の最終処分場といったものを置くとなった場合にも、まずは県民の安全・安心を確保することが一番だというふうに思います。
これまで申し上げているとおり、基幹産業である1次産業であったり、また観光といったものもございます。そういったものもしっかり影響を見極めながら考慮する必要があると思います。広域行政としては、やはり対馬だけではなく、ほかのところへの影響も考えていかなくてはいけませんので、少なくとも現時点では、直ちに推進するといった立場にはないという形には変わりはありません。
ですけど、今ご指摘のとおり、被爆県であるからこそということで、皆さんの中で反対してほしいという声があるのも承知はしています。
知事と中核市の市長による意見交換について
ありがとうございました。
それと、人口減少を中心として議題に上がる部分なのかなと思うんですけど、県内の中核市の佐世保市と長崎市の両市長と意見交換会が明日から開かれると聞いているんですけれども、まずは佐世保市長との意見交換の場が明日あるということで、この意見交換の場をどのように位置づけをして、具体的にどういうふうな成果を出していきたいかというところについてお尋ねします。
まず、明日初めてになりますので、具体的にどういったものになっていくのかは、明日のお話を踏まえてになるかと思いますけど、やっぱり県市連携はこれまでもお話ししてきたとおり、長崎県の発展を考える上では、これは必要不可欠なものだと思いますので、ぜひ、佐世保市が抱えている課題であったり、そういったものをまた改めてお話しすることで認識を合わせていくこと、またそれぞれの役割をしっかりと認識すること、それによって、限られた資源であっても、同じ方向を見て効率的な施策立案、実行ができるといったような流れになっていけばというふうに思っています。
では、それ以外の質問のある方、どなたか挙手をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について
よろしくお願いします。最近また、新型コロナとかインフルエンザの感染者、さらにはヘルパンギーナなども増えているというふうに報告が上がっているかと思います。
この感染者が増えている現状を受けてどのように考えていらっしゃるかということと、これから夏休みを迎えるに当たって、皆様に注意喚起したいことが何かあれば教えていただきたいということ。
それからもう1点、医療関係者の方は、今回5類になったということで、患者が来てもなかなか対応がうまくいかないところとか、医療機関として経営的な負担があるという話も伺っております。そういったところへの今後の支援だったり、対応というものが何かあれば教えていただきたいと思います。
まず現状ですけれども、全国的にも定点で10を超えているところが出てきているというふうに承知をしています。本県においても、先週の数字が11.50ということで、5類移行後、初めて10を超えたと、注意レベルになっています。先々週から比較しても、6.93というところからほぼ6割、7割ぐらい伸びているということですので、やはり拡大傾向にあるということで、動向をしっかりと注視していく必要があるというふうに思います。
ご質問の中にもあったように、これから夏休みに入って移動だったり、帰省とか、人と触れ合う機会が増えていきますので、これもコロナの2類相当であった頃からお話ししていることではありますけれども、やっぱり県民それぞれの方々が、自分が出る時も受け入れる時も、基本的な感染防止対策といったことは気をつけていただいて、感染拡大をできる限り予防していくといった努力が必要かなというふうに思います。
今後、県としても、感染動向であったり感染拡大防止に関するような情報といったところは、ホームページ等々を通じてしっかりと周知はしていきたいというふうに思います。
質問にあった外来対応をするような医療機関ですけれども、これまでも申し上げてきたんですけれども、やっぱり必要な・・・できれば平日に受診していただくといったことを県民の皆様にお願いをしたいと。本当に緊急な場合は、夜間でも週末でも、それは受診されることが必要だと思いますけれども、緊急を要しない場合には平日に行っていただきたいと。
また、感染対策に必要になります設備に対する支援につきましては、今、その経費を支援するような事業をしております。コロナ患者の診療、検査、入院対応、通常の医療として対応していただく医療機関をさらに拡大していく必要がございますので、そういった感染防止対策に必要な設備に対する支援は活用いただきまして、できる限り多くの医療機関に通常の医療として受け入れていただけるように、ご参画いただけるような体制を、県としてもしっかり整備に向けて支援をしていきたいというふうに思います。
外来に加えて、入院患者も最近増えているということで、その対応が少し追いつかなくなりつつあるという現状も医療機関から伺ったりもするんですけれど、その点についての対応は今後、いかがでしょうか。
今、入院数は増えているというふうに伺っておりますけれども、救急搬送困難事例とか、そういったところは必ずしも多く発生しているわけではないということ、また、医療現場からもヒアリングはしていると報告を受けていますけれども、医療逼迫をしているといった状況にないというふうに聞いておりますので、現時点ではそういう状況ではあるとは認識はしておりますけれども、先ほど言ったように拡大傾向にあるということは事実ですので、しっかりと動向を見ながら、必要に応じて迅速に対応できるようにしていきたいと思います。
特定複合観光施設(IR)について
ありがとうございます。
話題は別の件なんですけれども、IRに関してなんですけれども、大阪のほうでも29年の開業は難しいというようなお話なども出てきておりますが、長崎のほうも、当初の計画からこのままだと遅れてしまう部分も心配されていると思います。長崎の認定に関する進捗を含め、今後のスケジュール感を改めてお示しいただけないでしょうか。
進捗は、本日お話しできることは、まずありませんけれども、おっしゃっているように、大阪で予定したところには間に合わないかもしれないと、一部報道でそういった発言があったと承知をしています。
現在も、国から具体的な認定のスケジュールということは示されておりませんけれども、スケジュールや収支計画といったところは、改めてIR事業者と調整をしながら、その結果を踏まえて県議会や国に対して相談させていただくこともあろうかとは思いますけれども、時期については、本当にまだわかりませんので、その状況に応じて対応していく必要があるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。以上です。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(4)
よろしくお願いします。NPTの準備委員会のことですけど、ちょっと確認で、現地に行かれるということで、いつからこちらを出られて、いつお戻りになるのかというのをまず教えてください。
今のところ、31日に出て、4日に戻ってくる。
行動自体は長崎市長とは別というふうになるんでしょうか。
いえ、現地でも一緒もあれば、それぞれ別のところもあります。
それと、今回、準備委員会に出席するというよりも現地を訪れる、訪問するという意味合いでよかったんでしょうか。
サイドイベントは、先ほど申したとおり2つ開催をさせていただきますし、また、要人の方々との面会も今、調整中ですけれども、確定はしていないですね、調整中です。
要人の方にお会いされるということですけれども、その中に核保有国の政府関係者とかは予定されているでしょうか。
まだ、調整中です。
候補には上がっているような感じでしょうか。
そういうことは今のところは・・
今のところは、講演も入っていないというところですかね。なるほど。
それと、先ほど、前回の会見でもちょっと質問しましたけれども、長崎市長との役割の違いの中で、ポストSDGsの位置づけを広島県と一緒に進めていくんだ、核兵器廃絶の目標を進めていくんだということでしたけれども、一方で、知事のNPT準備委員会に出席というか、現地に赴くということに関しては、取材していると例えば経済関係者だったり自民党の関係者などからも、長崎市長が行くのに、あえて知事が準備委員会に行くという位置づけはよくわからないというか、疑問の声をよく聞くんですけれども、そのあたりはどういうふうに理解されていますか。
どういった背景でそういったご発言があったのか、誰からあったのかは今の質問からはわかりませんけれども、先ほど申し上げたように担っている役割は別ですし、そういったことがわかりにくいというご意見自体はしっかりと受け止めながら、そういったことに理解をいただけるような、しっかりと活動していきたいというふうに思います。
もちろん平和行政ということで重要な部分だと思うんですけど、そこら辺の理解が進まないと、やっぱり二重行政みたいなふうな形に見えるのかなとも思うんですけれども、今後何かこう、県としての位置づけ、役割というのはどういうふうに。
先ほど申し上げましたけど、どなたの発言でどういった背景があって、誰が言っているのかわかりませんけれども、そういった意見があるということは事実だろうと思いますので、そういったことがそういった方々にも理解を得られるように、しっかりと役割の説明だったりとか、それから得られたもののご報告だったりとか、そういったことをしっかりとやっていかなくちゃいけないかなというふうに思います。
準備委員会には今回、現地に行かれるということで、今回の事業をどのように評価していくかというか、どの部分で実際に知事が行ったという意義があったのかというのを評価するのかと、どのように考えればよろしいでしょうか。
一個で評価するのは難しいと思いますし、今回の1点だけで何かが変わるといったものではないので、やっぱりこう、継続的に見ていく、評価していく必要があると思います。
我々の2つのうちの1つのサイドイベントでは、先ほど申し上げたとおり、ポストSDGsの位置づけといったことは非常に重要だと、まず思っています。ここまでクライメートチェンジが世界中から自分事のように受け入れられたというのは、僕は、SDGsに位置づけたことは非常に重要だと思うんです。
核兵器廃絶も、世界の方々が、やっぱり核兵器がない世界といったもの、持続可能な世界を実現していくためには、それが重要なんだと、自分事なんだということを認識していただくことが非常に重要だというふうに思っていますので、そこをしっかりと、広島県と連携しながら、次のグローバル・アジェンダにのっけていくといったところ。それができたら非常に大きな一つの成果かなというふうに思いますけど、ただ、それは今回のNPTの準備委員会だけで達成できることはありませんので、そこは全部つながっていくうちの一つかなと思います。
あともう一つのサイドイベント、ユース・ナガサキの件ですけれども、やっぱりこれから、今も非常に高齢化が進んで、しっかり平和行政を担っていかれる方々といったところの育成も求められているところです。これはもう県にも、恐らく市にも、そういった声が届いていると思いますけれども、県としても、そういったところをしっかりと受け止めて、人材育成を一緒にやっていけるように、幅広くやっていけるように取組を進めていきたいなというふうに思います。これも1点だけではなく、継続的にやっていかなくちゃいけないと思います。
継続的にということですけど、そういった場合はまた、来年以降の準備委員会、こういった場面にも、できるだけ出席したいというような、出席というか、現地に赴きたいというお考えでしょうか。
現時点では決まっていませんけれども、今回のことも踏まえて、しっかりと検討をしていきたいと思います。
分かりました。
あと、もちろんポストSDGsについては、位置づけるということは意義があるとは思うんですけれども、もう一つ、核兵器廃絶という県民、市民の願いの部分で、やっぱり核保有国に対してアプローチしていくというか、話をしていかないと実現は難しいと思うんですけど、その辺で、例えば8月9日の平和祈念式典を含めて、知事が各国の関係者にそういった呼びかけをしていくということは、していくお気持ちはないんでしょうか。
可能性はあると思います。ただ、NPTもそうですし、8月9日もそうですけど、やはり様々な方々が一堂に会する場でございますので、非常に限られた時間、限られた場所だというふうにも認識をしております。そういった中で何が実現できるか、それまでに準備を進めていかなくちゃいけないもの、多々あると思いますので、そういったところをしっかり継続して取り組んでいく中で、どこかで実現しなくちゃいけないことだと思いますので、そこはしっかりと可能性を常に考えながら対応していきたいと思います。
最後にもう一つ。一方で、例えば佐世保市は米軍の基地があり、知事は基地の司令官とも交流があると思いますけれども、そういった米軍の関係者と、核保有国の方々、そういったところとこういった議論というのはされたりすることはないんですか。
こういった議論というのは。
・・長崎県の考え方について。
私の考えを述べることはもちろんあります。
その場で、述べることはある。長崎県のスタンスとしてということですか。
はい。私の考えをお伝えすることはもちろんございます。
わかりました。ありがとうございます。
NPT再検討会議準備委員会への参加について(5)
よろしくお願いします。大きく分けて3つ、質問があります。
まず、NPTに関してなんですけれども、2つ、サイドイベントを開くということですが、それぞれ日程というのはもう決まっていますでしょうか。
広島、長崎の共催イベントを8月1日です。ナガサキ・ユース・・サイドイベントを8月3日、どちらも13時15分から。
同じような形で行うということですかね、それぞれ。
広島県とのサイドイベントはパネルディスカッションということで、同じような形式です。ユースのイベントは初めてですね。
長崎県産米限定お米券について(1)
ありがとうございます。
もう1点は、お米券の申請状況を、今、教えていただければと。
誰か、状況をお答えできますでしょうか。
後ほど、担当の方からご説明します。
鷹島海底遺跡について
分かりました。
最後、もう1つです。松浦市の海底遺跡の部分で。先日、知事も実際に遺物を見られて、陳情は昨日だったかと思うんですけれども、まず、遺跡を実際にご覧になっての感想という部分、それと、遺物だったりの意義というのを知事自身はどういうふうに考えているのかというのを教えてください。
感想は、もともと重要なものだというふうに感じた、認識はあったんですけど、実際に見せていただいて、本当に数多く当時のままで残っていますし、船が実際に沈んでいる場所とかを教えていただいたんですけど、すぐ近くなんですね。こんな近くに。また、湾があって、当時、多分これぐらいの船がいただろうみたいな、イラストでしたけれども、イメージ図でしたけれども、そういったものを見せていただいて、当時の松浦市の陸から見た時の感情、気持ちだったりとか、そういったところも実際に感じて、すごいものが起こっていたんだなということを実際に感じました。
この遺跡の重要性というのは、もちろん国で最初の水中遺跡というふうに指定を受けていますけれども、本当にポテンシャルが非常に高いものですし、そのもの自体も、歴史を解明していく中で非常に価値というものは重要なものだと思います。
あと、それを保存する技術というのが、実際に現場に行って教えてもらったんですけれども、世界でもあそこでしか行われていないものとかあるというふうに伺っています。そういったものを、やはり今後も国としてやっていく必要があると思いますけれども、どうしても県、市だけが主導でやっていっても、予算にもマンパワー的にも非常に苦しいところが、限界があるということで、国のほうには、そういったところにご助力いただくように、理解を求めるとともに助力を、協力をいただけるようにお願いをしてきました。
それによって、実際に予算がついたりとか、研究体制が整ったりとか、そういったことで、長崎県にある水中遺跡が世界に、歴史を紐解くような形で広まっていけばいいなというふうに期待をしています。
実際に・・大臣にお話しされたと思うんですが、そこでの反応だったりとか、そのあたりの手ごたえ的な部分というのはいかがでしたでしょうか。
非常に重要なものだと、認識は同じ方向だということをおっしゃっていただきましたので、非常に前向きに検討していただけるんじゃないかなと思います。
同時に、しっかりと機運醸成を高めていただきたいと。鷹島神崎遺跡のことを、より多くの方々に知っていただきたいと、知っていただく努力もお願いしたいということでしたので、そこは松浦市と早速、昨日お話をして、今後も一緒に連携してやっていきましょうということをお話ししたところです。
ありがとうございます。
長崎県産米限定お米券について(2)
先ほどのお米券について。
申請状況と、あと、目立ったトラブルだったりとか、そういったものが起こっていないかという部分を。
お米券の申請状況ですけど、もともと見込んでいる約11万件に対しまして、本日19日11時現在で4万6,292件、大体42%ぐらいの申請状況になっております。
トラブルは、最初なかなか入りづらいとか、ボタンが押せないとか、そういうトラブルはありましたけど、現在は特に聞いておりません。
今後、スケジュール的な部分での変更だったりとか、申請期限の変更とか、そういった部分はもう特に今のところはないですか。
今のところ、11月30日まで申請を受け付けて、お米券の引換えを12月末までということで予定しております。そこは変更はありません。
ありがとうございます。
ほかに質問はありませんか。よろしいでしょうか。では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございます。お米券の申請をできるだけ早めにやっていただけるように、周知いただければと思います。よろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時27分(27分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年7月3日 記者会見
会見内容
6月30日からの大雨について
ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
まず、冒頭に大雨についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。
6月29日以降になりますけれども、活発化した梅雨前線の影響によって、九州、また山口県を中心に記録的な大雨となっております。これによって死傷者や行方不明者が相次ぐなど、非常に大きな被害が生じております。
まず、お亡くなりになられた方並びにご遺族の皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、被害を受けられた方々に衷心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
本県におきましては、現時点で人的被害は確認されておりませんけれども、住家の被害等が発生をしている状況でございます。明日にかけて、まだ大気の状態が非常に不安定ということで引き続き注意が必要とされております。県民の皆様におかれましては、引き続き災害情報などにご留意いただきまして、安全を守る対応をしていただければというふうに思っております。
ガーベラについて
それでは、お話をさせていただきます。
まず、コサージュですけれども、今日は諫早市の生産者の方からいただきました。ガーベラは皆さんもご存じと思いますが、ガーベラという花でございます。長崎県では、実を言いますとこのガーベラは非常に多く生産されているそうで、生産地の面積でいいますと480アール、これは全国6位でございます。本数も646万本で全国5位ということです。産地としては、諫早市、雲仙市、佐世保市等、各地で栽培されているということです。
花言葉ですけれども、「希望」や「前進」と。また、ピンク色のガーベラは、「思いやり」、「感謝」といった言葉があるそうで、非常に前向きでポジティブな言葉が多いですので、皆様もお花をお贈りされるというときには非常にぴったりなお花だと思います。
また、非常に花もちがいい。私は、花は結構好きで買ったりするんですけれども、ガーベラは茎が柔らかいものが多いんですけど、茎が非常にしっかりしていて花もちがいいというのが長崎県のガーベラの特徴だということですので、皆さんもぜひお手に取っていただければというふうに思います。
長崎県産米限定お米券の申請受付開始について
それでは、冒頭、私から4点についてお話をさせていただきます。
まず初めに、長崎県産米限定のお米券の申請受付開始についてお話をさせていただきます。
子育て世帯の家計の負担軽減を図る目的で、長崎県産米限定お米券の配布を行っております。お手元に本日、リーフを置かせていただいております。その記載のとおり、6月28日から申請を受け付けております。対象は、本年4月1日現在で県内に住所を有する18歳以下の子どもがいる世帯となります。申請手続は、スマートフォン、パソコンをご利用いただきまして、申請フォームの画面で入力する電子申請が便利です。実をいうと私も昨日やってみましたけれども、非常に便利ですぐ終わりました。
電子申請が難しい方につきましても、コールセンターに問い合わせていただければ申請方法についてご案内をさせていただきますので、ご利用いただければと思います。
申請いただいた世帯から順次お米券をお送りすることとしておりまして、最初のお届けは8月上旬頃を予定しています。この申請期限は11月30日までとなっているんですけれども、お米の引換え期限が12月31日となっておりますので、ぜひお早めに申請いただければと思います。最後の月に3人分となると非常に多くのお米を消費しなくちゃいけませんので、ぜひお早めにご申請いただければというふうに思います。
長崎県産米は非常においしいお米ですので、この機会に皆様にもご賞味いただければというふうに思います。
JR九州×長崎県共同事業「新幹線で世界へ!?NAGASAKI」について
2点目なんですけれども、6月29日に発表させていただきましたJR九州と長崎県共同事業として行っております西九州新幹線の利用促進と県内周遊を目的とした企画乗車券のご紹介でございます。
7月1日から、「かもめで世界へ?NAGASAKIきっぷ」や「みどりで世界へ?SASEBOきっぷ」を販売しております。この切符ですけれども、九州の主な駅からJR券と観光施設やグルメをお得にお楽しみいただける観光チケットがセットになったものでございます。施設での特典や割引などもあって非常にお得な商品となっております。
この機会に西九州新幹線や特急みどりに乗って、歴史、文化、食など、海外との交易によって異国情緒あふれる本県にお越しいただいて、「世界」へという言葉が入っておりますけれども、あたかも海外に行ったかのような非日常を楽しんでいただけるような取組となっておりますので、ぜひご利用いただければと思います。
今回の商品のほか、今後も県内を周遊できる商品を販売する予定としております。JR九州の公式サイトに切符の情報と商品の予約ができるページがございますので、ぜひ皆様も九州の友人、また、県外におられる方々に、九州に限らず、ぜひこの切符についてお話をいただければと、ご紹介いただければというふうに思います。
令和5年夏の交通安全週間について
続きまして3つ目になりますけれども、令和5年夏の交通安全週間についてお話をさせていただきます。
7月14日から20日までの7日間、夏の交通安全週間を実施いたします。今回の週間では、重点項目として3つございます。まず1つ目、子どもをはじめとする歩行者の安全の確保です。2つ目、自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底。そして3つ目、飲酒運転の根絶を掲げまして、交通安全活動を推進することとしております。併せて、特別広報といたしまして、安全横断「手のひら運動」というものの呼びかけを行ってまいります。
県内における交通事故の発生状況を見てみますと、5月末現在で前年と比較して、発生件数、死者数、負傷者数とも大幅に増加をしている状況だということです。
県民の皆様におかれましては、一人一人が交通ルールを守って、交通マナーを高めて、交通事故に遭わないように、また、起こさないようにご注意をお願いしたいと思います。
水難事故の防止対策について
最後に4つ目ですけれども、長崎県警察本部からのお知らせでございます。今回は水難事故の防止についてです。
7月から8月にかけて、県内では例年10件前後の水難事故が発生をしているそうです。昨年は2件となって減少していたそうですけれども、その背景には新型コロナウイルス感染症の感染拡大で水遊びを控えるご家庭が多かったことが考えられるそうで、今年は海や川で遊ぶ機会が多くなることも想定をされます。そこで、川や海でのレジャーを予定されている皆様へ2点お願いがあるということです。
まず1点目は、ライフジャケットの着用です。釣りや船遊び等で海や川に行くときは、必ずライフジャケットを着用してください。また、着用する際は体のサイズに合ったものを選んで正しく着用するよう、お願いを申し上げます。
そして2つ目、保護者の方などの付き添いでございます。子どもだけで水遊びをすることがないようにしていただいて、水遊びをするときは保護者等が付き添っていただいて目を離さずに見守っていただくようにお願いを申し上げます。
県民の皆様が安全に夏のレジャーを楽しんでいただくために、注意事項について県警の公式SNSやホームページに掲載されているそうですので、皆様もぜひ参考にしていただければというふうに思います。
以上、冒頭に私から4件お話をさせていただきました。以後はご質問に応じて回答をさせていただきます。
ありがとうございました。では、幹事社のほうからご質問をお願いいたします。
副知事交代について(1)
女性副知事についてお伺いしたいんですけれども、まず、馬場さんになった人選の理由を1つ目と、あと、知事の公約の一つにこの女性副知事が入っていたと思うんですけれども、就任から1年余りとなって、その間に副知事が代わったタイミングでも男性が選ばれていた中で、1年余り時間がかかってしまった理由というのをお知らせください。
まず、この女性副知事ですけれども、副知事というものは非常に重要なポストです。そこに女性を登用して県政にこれまで以上に女性の意見を反映していくということは、非常に重要だと思っております。また、それに加えて女性がそのような重要なポストで活躍をされるということで、ロールモデルとしても非常に大きな意味があると考えていました。
これまで様々なところでご質問を受けておりましたけれども、そういった観点から女性の副知事ということは公約でもありましたけれども、何としても達成したいと、実現したいという思いでこれまで検討を進めてきたところです。過程はいろいろあるんですけれども、検討を進めてきたところ、非常にやっぱり重要なポストということで慎重に検討はしてまいりました。
そのような中で、今回、適任者が見つかったということで、7月4日に選任議案を上程させていただくことをさせていただいたところでございます。
そうですね、本当に重要なポストで、しかも適任だというふうに思っておりますので、自信を持って選任をお願いしているところでございますので、今後は、実力を存分に発揮していただいて、長崎県の発展のために尽くしていただくよう期待をしているところです。
ありがとうございます。時間がかかった理由が重要なポストで慎重に選んだということだと思うんですけれども、今お話にあった適任者だと思うという部分については、馬場さんの経歴なども踏まえて、知事としてはどのようなことが、どのような部分が適任だと思って、どのようなことを期待しているかがあればお知らせください。
そうですね。県側からすると、これまでも国交省から副知事ということをお迎えしているのが続いておりますけれども、やっぱり本県の重要施策を見ても、新幹線であったり、また石木ダムであったり、いろんなインフラ整備も含めて様々国交省と関係したものがございますので、そういった意味で密接に国交省と関係を築いていけるというのは非常に重要なことだとまずは思っております。
馬場さんのほうから見ますと、これまで国際系の部署であったり、鉄道局でのご経験もございます。そういったものは先ほど申し上げたとおり、本県の重要課題と非常に親和性の高いものではないかなと思っておりますし、現在は国土強靭化室でご勤務されているということで、災害の多い本県においても、非常に心強い候補者であるんじゃないかなというふうに思っております。
ありがとうございます。NHKからは以上です。
対馬の核のごみ最終処分場について
対馬市の核のごみの最終処分場に関してなんですけれども、文献調査の誘致を巡って対馬市内で賛成派と反対派がそれぞれ市議会に請願を出されるなど世論が分断されているような印象も受けるんですけれども、その件について知事としてはどのように感じていらっしゃるのかということが一つと、もう一つは、対馬市長が市議会の一般質問で、「最終的に判断をするに当たって知事も相談をしながら」という答弁をされているんですけれども、知事としてはどのような、話し合いが実現するかどうかわかりませんけれども、どういうふうな考えでいらっしゃいますか。
まず、受け止めということですけれども、現状として、今ご質問にあったような動きがあることは承知をしております。そのような中で、比田勝市長から、市民が分断されるんではないかというふうな危惧をされているということも承知をしております。
この最終処分場については、やはり地域の安全確保であったり、県民・市民生活への影響であったり、また、本県にとって重要であります観光業であったり、また第1次産業ですね、1次産業等への風評被害のおそれなど様々なことを検討していく必要があるというふうに思っています。ですので、まず受け止めとしましては、県としてもこれまで申し上げてきたとおり、地元において十分に議論がされる必要があるというふうに思っておりますので、引き続き動向については注視をしていきたいと思います。
2つ目のご質問であった市長とどのような話をということですけれども、先ほど申し上げたとおり、まず、県民・市民の安全確保がまず第一だと思いますし、本県の観光業であったり1次産業だったり様々なものについての影響ということもしっかりと検討する必要があると思います。また、県としては、これまでも述べてきましたけれども、広域行政として対馬市だけの問題ではないというふうに捉えております。ですので、広域的な影響についても留意していく必要があると思いますので、どういったお話があるかはまだまだ分かりませんけれども、そういった観点を踏まえながら、お話はしていきたいなと思います。
やはりまだこの件について、対馬市長と議論していたわけではないということですね。
そうですね。
ありがとうございました。
ほかに質問がある方、すみませんが挙手をお願いします。
ポルトガル訪問について
大石知事は先月、ポルトガルに行かれて連携協定を結ばれたと思うんですけれども、それについて、実際に行って現地を視察しての感想と、今後、県政にこういった部分を生かしていきたいというその2点をちょっと教えていただけますでしょうか。
本当に感想になりますけれども、非常に前向きで有意義なものだったというふうに思います。長崎県と非常に歴史が深い国ですので、そういったところももちろん勉強して行きましたけれども、行って実際に感じたというところが感想で大きくあります。
今回の訪問で得られた成果に目を向けますと、やはりポルトガル政府とのネットワークの構築と関係強化というのは非常に重要だったんではないかなと思います。今回、お会いさせていただいた中では、大統領と外務副大臣とも面会をさせていただきました。そのほかにもポルト市長とか様々な方にお会いしましたけれども、それもそうなんですけれども、やはり連携協定という形あるものを実現できたということは非常に大きなことだったというふうに思います。
今後、これまでもポルトガルと長崎県ということで様々な取組をやってきましたけれども、こういった形あるものを踏まえて、しっかりと今後の動きにつなげていきたいなというふうに思っています。具体的には文化であったりスポーツ、あと観光産業といった幅広い分野において連携強化が図れるように、今回は外務省も含めて国ともしっかり連携をして進めてきましたので、国とも引き続き連携をして、この連携協定を実りあるものにしていきたいと思っています。
ちなみになんですが、まだ協定を結ばれたばかりだと思うんですけど、具体的に今後何か、ポルトガルと長崎県でこういうことをしましょうみたいな話がその時にあったりは…。
いろんな話は出ましたけれども、まだ具体的なところは詰まってからご紹介させていただきたいと思います。
子ども政策に関する継続的な補助等について
もう一点お伺いさせていただきます。大石知事は、就任当初から子どもに対しての施策を最重要課題として挙げているかと思うんですが、今年度新たな事業として、最近ではお米券、先ほどもお話にありましたお米券、そしてマイナンバーカード18歳以下、そして、高校生への医療費助成と様々な政策を打ち出しているかと思いますが、今後、一時的な補助、サポートではなく、継続的な補助は何か考えているかどうか、教えてください。
端的に申し上げますと、これまで子育て施策というものを県政の基軸に置いて、持続的なものというもの、何ができるかずっと考えて、皆さんと一緒に議論しながら県庁内でも議論尽くしてきましたけれども、これだけで十分ではないと思っていますので、しっかりと今後も検討していきたいと思っています。
今年度から、今、お話の中にあった医療費助成制度であったり不妊治療のこともあります。そういったものを、まずしっかりとやっていくことだと思います。また、今、国のほうでも新たな動きもございますので、そういったところを踏まえながら、しっかりと今後何ができるのか、引き続き考えていきたいというように思います。
習い事クーポン、教育分野への補助について
引き続きになりますが、これからも考えていくというお話がございましたが、他県のお話で恐縮なんですけれども、福岡市が生活保護などを受けるなど経済的に苦しい世帯に対して、8,000人を対象として習い事クーポン、月1万提供というようなおもしろい企画をやっているなという印象を受けています。
今日、街頭でたくさんの方にお話を聞いたところ、大学までの教育費に関して何か補助があったら、今、中学までの児童手当になっていますけれども、高校生、大学生まで補助していただくと大変ありがたいですとか、習い事ができるように県として何か補助をしてくれたらなと、教育分野での補助というのは非常に期待されているようでしたが、何かまたこういった政策というのは今後取り組む予定というのはありますでしょうか。
現時点で具体的なものを申し上げるのはありませんけれども、そういったお声をしっかり聞いていくことは大事だと思います。しっかり今後も財源等の関係もありますけれども、そういったお声をできる限り聞いていけるような、ニーズに合ったような施策を打ち立てていけるように県庁内でも議論を深めていきたいと思います。
ありがとうございます。
副知事交代について(2)
まず、女性副知事の件で確認なんですけれども、今度新たに就任されるご予定の馬場さんについて所管事務についてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。
まず、基本的には平田副知事の業務を引き続き担っていただくということが基本でございますけれども、企画部のうち政策調整課と政策企画課に関する事項については浦副知事に担当していただくことと現時点ではしております。
確認ですが、重要案件の石木ダムであったり新幹線であったりIR、この辺はどうなんですかね。
その所管事業、部署によって分かれるわけですね。そこの具体的な案件についてはその事案だからここというわけではありません。
分かりました。
県・市町連携について
それと別件なんですけど、県庁舎跡地のことに関係してなんですけれども、先日、長崎市長が公会堂に代わる新たな文化施設を、もともと長崎市庁舎跡地に造る計画でしたけれども、これを「県庁舎跡地活用の議論や建設費高騰などの状況を見極めて、建設地が適切か再度整理する必要がある」と発言されています。以前、県庁舎跡地に文化施設を造るというような議論もあった中で、知事はどのように受け止めていらっしゃるのか教えてください。
どういった思いがあられてご発言があったのかと詳細までは把握はしてございませんけれども、やはり長崎県と市がしっかりと連携をして、長崎市の所管ではございますが、まちづくりというのをしっかりやっていくということは大事だと思っていますので、引き続き連携を深めながら、意思疎通をとって協力しながらやっていけるように努力していきたいと思います。
この件について事前に長崎市長とのやり取りとかってあったんでしょうか。
市役所の件に関して。
はい。
市役所の件に関してはありません。
あと、すみません重ねて。大体2014年ぐらいだと思うんですけど、もともと県庁舎跡地に文化芸術ホールを整備できないかという議論があったかと思うんですが、現在の県庁舎跡地整備基本構想というのは広場と情報発信と交流支援などというふうになっています。この構想について、全くホールの機能を加えたりとか見直しとか、そういったことというのは今考えていらっしゃいますか。
現時点で市役所に関するご発言があったことで何か変わったということは全くありませんけれども、今後の議論については可能性は全てについてあると思っていますので、しっかりと皆さんの意見を聞きながら議論していきたいと思います。
そうすると、長崎市と話をする余地はあるという理解でよろしいでしょうか。
長崎市だけではなくて、様々な方々のご意見を聞くべきだと思っていますので、これまで進めてきた議論というところをしっかりと踏まえながら、今後にもつなげていきたいと思います。
分かりました。あともう一点。
NPT再検討会議準備委員会について
NPT(核拡散防止条約)再検討会議の準備委員会についてなんですけど、当初予算に今回も参加されるという方向で組まれていますけど、知事は実際に渡航されるご予定があるのか、また、何日から行くご予定なのか、そのあたり決まっていたら教えていただきたい。
日程は調整中だと思いますけれども、行く方向で検討しております。
この件について、準備委員会について長崎市長も参加されるというふうに聞いているんですけど、あえて知事が現地に行く目的等を教えていただきたいんです。
前回、昨年参加させていただいたときも議論になっていたことも記憶をしておりますけれども、前回は私も県知事として初めて参加をいたしましたし、その中で得たことというのは非常に多くあったなと思って、これまでもご回答させていただいていると思いますが、まず、広島県と連携をして核廃絶に向けたシンポジウムを実施しました。そのほか核軍縮の関係者ともお会いできたりと、本当いろんな人脈だったり関係構築ができたんじゃないかなと思っています。
それを踏まえてですけれども、参加後の展開もやはりつながっているなと思っていまして、一つ例を挙げますと、今年の3月に、広島県と共催で東京の大使館の関係者向けに核廃絶に向けた働きかけを行わせていただきました。その際は90か国の大使館関係者が来てくださいまして、核兵器廃絶に対する関心の高さといったものと長崎県と広島県に対する期待といったものも非常に感じたところでございます。
その後も、前回NPTに参加して核軍縮関係者ともお会いしたんですけれども、実際にそのとき会ったNGOの方が、今年、長崎県庁に若い方々を連れてきてくださって、核廃絶に関する議論をさせていただいたりと新しいネットワークが広がってきているというふうに思います。
確かに長崎市が担う部分と県が担う部分とあると思いますけれども、非常に県が参加することによって新たな動きが出てきていることも事実だと思いますので、我々としてしっかりと担うべき役割を果たしながら、新たな展開をつくっていけるように核廃絶の実現に向けて引き続き尽力していきたいというように思います。
長崎市とまた違った役割があるというようなことをおっしゃいましたけど、このあたりは長崎市長ともお話をされた中で役割分けみたいなことはされているんでしょうか。
会話の中でそういった話は、平和行政に関して話すことはございます。ただ、部局を交えてというところはまだ実現はしてないですけれども、今後はしっかりと意思疎通はとっていくべきだと思います。
検討会議だけではなく、準備委員会にも来年以降も毎年参加されるというふうなお考えでしょうか。
現時点では決定してはおりませんけれども、今後、何ができるのかといった、今回の動きも踏まえてしっかり検討していきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について
IR認定についてなんですけれども、決定見送り、継続審査となっているわけですが、現状の課題などあればお聞かせいただきたいと思います。
何ら変わっておりませんので、現時点でお話しできることがございません。
国からの連絡とかというのも現段階ではないということですか。
ホームページに掲載のとおりでございます。
ほかにございますでしょうか。よろしいですか。
では、以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後4時31分(31分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年5月24日 記者会見
会見内容
北村誠吾衆議院議員のご逝去について
ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さん、お疲れさまでございます。本日は、冒頭、私から5つについてお話をさせていただきます。
まず初めに、北村誠吾衆院議員のご逝去についてでございます。
去る5月20日、本県選出の北村誠吾衆議院議員がご逝去されました。北村議員におかれましては、佐世保市議会議員、県議会議員を経て衆議院議員8期を務められまして、防衛副大臣や地方創生担当大臣等を歴任されるなど、国政の場において大変ご活躍されましたし、本県の多様な分野についてもお力添えを賜ってまいりました。今後とも、山積する県政の諸課題について、ご指導、ご鞭撻を引き続き仰ぎたいと思っておりましたけれども、本当に大変残念でなりません。北村議員のこれまでの数々のご功績に対しまして深く敬意を表しますとともに、安らかな眠りにつかれますように心からお祈りを申し上げる次第でございます。
野粼元治氏のご逝去について
また、もう一つ、ご逝去の話になりますけれども、元長崎県商工会議所連合会会長の野粼元治様がご逝去をされました。
野粼様におかれましては、商工会議所の会頭や県観光連盟会長などの要職を歴任されまして、県内経済界の先頭に立って、本県経済の発展や文化・観光の振興など幅広い分野において、県のためにも本当に多大なお力添えを賜りました。野崎様のこれまでの数々のご功績に対して改めて深く敬意を表しますとともに、同様に安らかな眠りにつかれますように心からお祈りを申し上げる次第でございます。
第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭の会期、開閉会式会場、統一名称(愛称)・キャッチフレーズについて
3つ目になりますけれども、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭についてお話をさせていただきます。
先ほど、第2回目の実行委員会の総会がございましたけれども、会期と開・閉会式の会場、また、愛称、キャッチフレーズが決定をいたしました。
会期は、令和7年9月14日から11月30日までの78日間になります。
開会式の会場は、佐世保市のアルカスSASEBOです。また、閉会式の会場は、長崎市の長崎ブリックホールに決定をいたしました。
また、愛称とキャッチフレーズにつきましては、広く皆様から募集をいたしまして、全国から約1,500点という応募をいただきました。その結果、選考委員会において選考が行われましたけれども、愛称は「ながさきピース文化祭2025」、キャッチフレーズにつきましては「文化をみんなに」に決定をいたしました。
本日、先ほど申し上げたとおり、この定例記者会見の前に県の実行委員会の総会を開催させていただきまして、愛称とキャッチフレーズの入賞作品の表彰式も行ったところでございます。お手元に恐らく資料が配られているかと思いますけれども、選考理由等については資料に記載してございますので、ご覧になっていただければと思います。
今後は、この愛称とキャッチフレーズを生かしまして、県外、県内、また国外の方々に見ていただけるように広く可能な限り周知を図っていきたいというふうに思っております。
お中元における県産品の愛用について
そして、4つ目になりますけれども、お中元についてお話をさせていただきます。
そろそろお中元の季節となってまいりました。県においては、毎年6月と11月に県産品愛用運動の推進月間としてこの期間を設定いたしまして、県産品愛用運動を展開してございます。それによって普及と啓発を行っているところでございます。
大切な方々へお中元を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎の県産品、生まれ育った長崎県産品をお選びいただければというふうに思います。
この長崎県産品でございますが、県内の百貨店であったり、また量販店などのお中元コーナーにそろえてございます。長崎駅前の県営バスターミナルの2階にございます長崎県の物産館、ここでは、全国の方々への贈り物として魅力ある長崎県産品を集めた夏のギフトコーナーを設置いたしまして、来月1日から8月12日まで、県産品お中元セールを開催する予定としております。
ギフトカタログにつきましては、もちろん物産館にもございます。そのほか長崎のアンテナショップ、日本橋にあります「日本橋・長崎館」というものがございます。こちらにも設置しておりますので、もし首都圏にお住いの方々がいらっしゃいましたら、併せてご紹介いただければと思います。
本当に、カタログを私も拝見しましたけれども、すばらしい県産品の数々が並べられておりますので、ぜひ皆様もお手に取っていただいて、お中元はもちろんですけれども、ご家庭においてもすばらしい商品だと思いますので、積極的にご利用いただければというふうに思います。
薬物乱用防止について
そして、最後になりますけれども、5つ目、薬物乱用防止について、長崎県警本部からお知らせをいただいておりますので、お話をさせていただければと思います。
最近も警察と税関の合同で薬物検挙があったとお聞きしておりますけれども、薬物事案が増えているというふうに伺っております。
覚せい剤や大麻をはじめとする薬物の乱用は、精神と身体の両面に悪影響がございますけれども、中でも大麻というもの、これは若年層を中心に危険性がない、また、依存性がないなどといった間違ったイメージを持たれています。しかしながら、厚生労働省によりますと、大麻は乱用を続けることで脳への障害を引き起こす、また、依存性もあるということで、自分の意志でやめることが困難となる極めて危険な薬物だというふうに聞いております。
違法薬物の所持、売買などは、もちろんですけれども、犯罪でございます。自分の将来を台なしにするだけでなく、家族や友人など大切な人をも不幸にしてしまうこと、これを忘れないでいただきたいとのことです。
この長崎から違法薬物を根絶するためにも、違法薬物に関する相談がある場合、また、薬物情報がある場合などは、最寄りの警察署であったり、薬物相談窓口等への相談、また積極的な情報提供をお願いしたいということです。この相談窓口の連絡先等は、県警察のホームページに掲載されているということですので、ご覧いただければというふうに思います。
長くなりましたけれども、以上5件、私から冒頭のお話でございます。
G7保健大臣会合について
では、幹事社さんから、ご質問をどうぞ。
よろしくお願いします。まず、G7の保健大臣会合が13・14日にありましたけれども、それの知事としての総括として、開催に当たっての収穫であったりだとか、開催したからこその課題とか見えてきたと思うんですけど、そこがあれば教えてください。
まず、長崎にとっては初めての政府系の国際会議ということでございました。まずは、万全のセキュリティーの下、所期の目的をしっかりと達成できて、つつがなく2日間を過ごせたということは、本当によかったなという気持ちでおります。
会合の開催に当たって、本当にたくさんの方々に、推進協議会の皆さんもそうです、県民の皆さんもそうですけれども、本当にご理解とご協力を賜りましたことを、この場を借りて、また、報道関係者の皆様にも大変ご苦労をかけましたけれども、ご協力いただいたことに心からお礼と感謝を申し上げたいと思います。
会期中ですけれども、各国の要人をはじめ関係者、また長崎県外からもメディアの方々がいらっしゃいましたけれども、協議会が設置した、例えば展示物であったり、各国の大臣におかれましては、昼食会を開かせていただきましたけれども、その際にも長崎県産品をたくさん使っていただいて、本当にすばらしい料理ばかりでしたけれども、料理を撮影したりと本当に喜んでおられました。
昼食会後は、G7の7か国とEUの閣僚が初めておそろいで平和公園を訪問いただいて献花と黙とうを捧げていただきました。このことは本当に大変意義が深いものだというふうに思っています。発信力と、もちろん発言力もある各国の大臣でございますので、会合の成果とともに、長崎の多彩な魅力、また、被爆地の長崎の平和への思いといったものをお持ち帰りいただけたものというふうに思います。
今回の会合をしっかりとレガシーとして今後の新たな国際会議の誘致につなげていくこと、もちろんそれは大切なことですけれども、今後もあらゆる機会を捉えて、このような取組、各国の要人をはじめ、できるだけ多くの方々にこの長崎の地を訪れていただけるように、長崎の平和以外のものを含めて、多彩な魅力も含めて、しっかりと発信をしていきたいというふうに思います。
振り返りの課題等ですけれども、まだまだこれからだと思いますので、現時点ではこれといって申し上げることはできませんけれども、しっかりと生かして、今後、MICEの国際的な都市としてしっかりと実力を伸ばしていけるように、改善は可能な限り努力をしたいと思っています。
G7広島サミットについて
もう1点お願いします。広島サミットのほうですけれども、核兵器のない世界を目指す一方で、核抑止を前提としてNPT体制を堅持するというふうな内容、核軍縮に関するG7首脳広島ビジョンを出されましたけれども、これについて各所から様々な意見だったり、声が上がっていますが、知事としてのこの広島ビジョンの評価をお聞かせください。
まず、広島ビジョンにつきましては、被爆の実相に触れたG7の首脳の皆様が、初めて被爆地から核兵器のない世界といったものを、実現を訴えたという点においては、非常に意義が大きいものだというふうに思います。
ただ、一方で広島ビジョンでは、ウクライナを核で威嚇をしているロシアであったりとか、核兵器の開発をしている北朝鮮であったりとか、いろんな状況がありますけれども、それらを念頭に西側の諸国の核抑止力といったものを認めている。これは目下の厳しい安全保障環境があってのことだというふうに認識をしております。
ただ、各国首脳が原爆資料館にも行っていただきましたけれども、その際に芳名帳に記載をされておりました。その中に核兵器のない世界を目指すということを記載されていたというふうに伺っております。やはりこれこそが、首脳の方の、書いてくださった方の本当の思いではないかなというふうに、私はそう思っています。
「長崎を最後の被爆地に」と、これまでも強く訴えてまいりましたけれども、やはりそれは私の中にも常にありますし、今回のサミットを機に核兵器廃絶への取組が進んでいくこと、G7の各国のみならず、全ての国々に具体的な行動を起こしていただきたいというふうに期待をしてございます。
分かりました。ありがとうございます。
G7首脳会議の誘致について
ほかに質問がある方、挙手をお願いします。
先ほどの幹事社質問にもあったんですけれども、知事が長崎市の鈴木市長と平和公園で取材に応じていただいた時に、次の議長国である年に長崎サミットを目指すというようなニュアンスのやり取りがあったんですけれども、こうした点について、誘致に意欲を示していらっしゃるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
たしかぶら下がりの際にその話が出たのは、そうだと認識はしていますけれども、まずお話を私から申し上げたのは、2030年に次にサミットがあるかもしれないと。その時に、サミット本体が応募できるかどうか分かりませんけれども、声を上げられるとしたら、それに堪えられるだけの国際的なMICE都市になっていくということはすべきだということで、もちろんこれは鈴木市長ともお話をしていて、そういった認識で一致はしております。
ですので、この時点で必ず誘致しますということを決めることではありませんけれども、やっぱり冒頭に申し上げたとおり、今回の結果をしっかりと検証した上で、さらなる国際MICE都市としての実力をつけていきたいなというふうに思っています。
ありがとうございます。
対馬の核ごみ最終処分場について(1)
対馬市の高レベル放射性廃棄物の処理場の問題についてお尋ねをします。
対馬市の商工会議所などが、今度、6月の定例市議会のほうに文献調査の受入れ検討を求めるような請願を提出するような動きがあります。一方で市民団体などが反対をしているような状況がありますが、今後、議論が進めば知事も意見を求められることになろうかと思うんですが、現時点での知事のお考えとかスタンス、こういったものを教えてください。
まず、この最終処分場については、今、ご質問にあったとおり、対馬市において誘致をするという動きがある一方で、誘致に反対する動きもあるというふうに承知をしてございます。
この最終処分場の確保については、広く国内で議論すべきだとまず思いますし、本県で検討するにあたっては、まずは県民の方々の安全確保であったり生活の影響といったものを十分に検討すべきだろうと思います。
加えて、本県ですけれども、やはり観光県、水産県でございます。また、観光業、第一次産業においては、やはり風評被害等が生じないかといったことも考えなくてはいけません。
様々な影響を考慮しながら慎重に検討する必要があるんじゃないかなと、現時点でそう考えております。
ありがとうございます。この件について、現地の比田勝市長とお話をされたりとか、そういったこととか、ないんでしょうか。
いえ、今のところはないです。
分かりました。
あと、別件でもう一問いいですかね。
はい。
特定複合観光施設(IR)について
長崎IRについてなんですけれども、継続審査が決まってから1か月が過ぎたようなタイミングで、これまで国の審査会とどのようなやり取りをされているのかを教えてください。
今、これまでもお話ししたとおり、審査は継続してございますけれども、それについての情報というのは、やっぱり公表されている以上のことはコメントできないという状況ですので、対応等につきましても、やはりコメントを差し控えたいと思います。
重ねてなんですけど、特に資金調達について外資系の金融機関等、こういったことに懸念が集まっているのかなと思うんですけれども、何かこの辺で資金調達先からの連絡とかやり取りとか、そういったことというのはありますでしょうか。
まず、IR業者からは、本県のIR資金調達計画について、現状においては変更がないというふうに伺ってございます。しっかり情報収集というのは、我々としても継続はしていきたいというふうに思っています。
分かりました。ありがとうございます。
メタバースの活用について
人口減少や移住促進対策として、6月から秋田県がメタバースを利用するという動きが出ていますが、長崎県として、この人口減少対策としてメタバースの利用を検討しているかどうか。また、検討を考えているか、考えていないかにかかわらず、その理由もお聞かせいただければと思います。
積極的に活用していきたいなと、検討したいなと思ってます。というのは、やっぱりメタバースは物理的な制限といいますか、距離的なもの、それを乗り越えるだけの可能性があると思いますし、離島であったり半島が多い本県においては、特に可能性が高いものじゃないかなというふうに思います。
どういったものに使っていくかというのは、今、検討中ですけれども、秋田県でも書かれている体験だったりとか情報発信も非常に有能なものだと思いますし、それ以外にもコミュニケーションといった面でも可能性があるんじゃないかなというふうに思っています。
できる限り早い段階で活用できたらと思ってますので、今後も検討は進めていきたいと思います。
人口減少対策以外で行政が利用する可能性というのもあるというふうに受け止めてよろしいでしょうか。
はい、可能性はあると思います。
石木ダム建設事業について(1)
石木ダム関係のことでちょっとお聞きしたいなと思ってます。
石木ダム関係ということで、いろいろと、私どもからすると膠着した状態が続いているというふうに考えてます。
そうした中で、今、物価高等々でいろんな業界で最初の計画の予算と比較すると、大分いろんなもので高くなって、いろんな計画を維持するには厳しい状態になっているというようなことを聞きます。
そうする中で、石木ダムもずっとこう、これまでの中で、特に最近の物価高でという部分でいくと、新たにかかるお金という部分が出てくるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
そうしたのを現時点で県として何か再検討しているとか、ちょっと考えないといけないなとかいうようなことというのがあるのかどうかというのをちょっとお聞かせ願いたいんですけども。
まず、そういった状況が社会的な現状として、物価高ですね、というのが要素としてあると、それはもうおっしゃるとおりだと思います。我々としては、その中でもやっぱり予算の中でしっかりと完成させるということをまず第一に考えてやることだと認識をしてますので、これまでどおりしっかりと対応していきたいと思います。
分かりました。
それともう1点、やはり石木ダムに関してなんですけれども、やはり住民の方々が抗議活動をやられてます。そうした中で、その方々が土地収用法に基づく明渡期限を実際過ぎても住んでらっしゃると。
そこで、この方々が実際にそこに住んでいることについてのいろんな意見があるかと思います。そうした中で一般的な考え方という部分にしかならないのかもしれませんけれども、その方々の生活権といいますか、その場所に住んでいる、定住しているという部分についての考えというのをもしお聞かせ願えるのであればお願いしたいと思います。
これまでも石木ダムというものは、治水の面、利水の面、両方ですけれども、県民の安全・安心を守るために必ず必要なものだというふうに思っております。
ですので、それを確保することが我々県として行政の責務だと思いますので、そこはしっかりとまず完成を目指してやっていく必要があるという状況です。
その中で、やはり13世帯の方々がまだご理解をいただけてなくてお住まいになられているということですけれども、我々としては、一日も早く県の責務を果たせるように完成に向けて工事はしっかりと進めていかなくてはいけませんので、工事に対してしっかりと理解をいただくと。また、転出につきましてもご理解いただければと思いますし、それをお考えいただけるのであれば、我々としてできることは可能な限りもちろん向き合って取り組んでいきたいというふうに思っています。
これまでも話してきましたけれども、膠着とおっしゃいましたけれども、我々としては、しっかりと取り組まなければいけない責任があること。その中で、どんなに難しくてもお話し合いの機会をいただくと、ご理解いただくための努力というのは継続していかなくてはいけないと思っておりますので、この間もしっかりとお話し合いのための調整は、働きかけはさせていただいておりますので、そういった努力も継続していきながら、可能な限り早くご理解をいただきながら完成に向けて取組を一層進めていけるように取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
対馬の核ごみ最終処分場について(2)
先ほど、長崎新聞さんからも、高レベル放射性廃棄物の追加で質問なんですけれど、最終処分場の運転については、2007年の対馬市議会のほうで誘致を反対する決議というのが可決された経緯があります。当時の金子原二郎知事は、被爆県である長崎県において、そういった処分場を誘致するということに対しては否定的な立場を取っておられたと思うんですね。
今回は、処分場そのものの誘致ではなく、その前提となる文献調査に関する応募をするかしないかというところで今議論がされているところではありますが、知事は、そもそもこの最終処分地を誘致するということに対して賛成のお立場なのか、それとも反対されるお立場なのか。そこら辺、ご自身の立場というのは明確におありでしょうか。
まず、先ほど申し上げたとおり、いろいろ慎重に考えるべき、広域行政としてですね、考えるべきものがあるんじゃないかなというところが答えです。ですが、現在、質問の中にもありましたとおり、対馬市のほうで議論がされているところだと承知をしています。
あと、前回、2007年のときのお話をされましたけれども、今回、誘致と文献調査という、質問の中にもあったように、事情も違うというふうに思っております。
それを踏まえた上で申し上げますけれども、先ほど言ったように、風評被害であったり、観光面、水産面、いろんなものに影響があると思います。
また、広域行政という立場からすると、おそらく対馬だけではなくて、いろんな方々の意見とか、そういったところも聞いていく必要があるんじゃないのかなというふうに思いますので、そういった影響が考えられる中で、少なくとも今の時点で推進をすぐにするというような立場にはないというふうに思います。
少なくとも推進をする立場にはないと。
現時点において、そういった課題があると、慎重に検討すべきものがあるという中で、少なくとも現時点で推進をするという立場になるとは考えておりません。
確認ですけど、明確に反対をするとか、そういう立場でも特にはないですか。
今、議論がされていると認識をしておりますし、先ほど言った文献調査というのは県で決定するものではございませんので、そこについては全く申し上げる立場にないかなと思います。
しかし、そういった考えを尊重すると、どういった答えが出るか分かりませんけれども、そういった声を聞く責任は私にはあると思いますし、ただ、申し上げたとおり、県としてしっかりと考えなくてはいけない、検討しなくちゃいけないものもまだたくさんあるというふうに認識をしておりますので、少なくとも今の時点で推進という形ではないというのが現状です。
分かりました。以上です。
対馬の核ごみ最終処分場について(3)
今、皆さんからもあったので、僕も念のために確認なんですけれども、大石さんのお立場としては、賛成ではないという理解でいいんでしょうか、それとも否定的な立場ということなんでしょうか。
少なくとも賛成、推進という立場を今の時点で提供することはできないと考えます。
もろもろ考えることがほかにもあるというご発言があったと思うんですけれども、具体的に今後、対馬市との協議だったりとか、国との話し合いだったりとか、今後、この推移に関してどのように見守るというか、見つめていくような形なんでしょうか。
どのようにかは分かりませんが、今も議論が行われてますので、その状況については、常に把握はしていきたいと思います。その状況に応じて必要なことを検討していきたいと思います。
石木ダム建設事業について(2)
もう一つ、NBCさんからもあった石木ダムの件で、少し具体的になるので、もしかしたら当局になると思うんですけれども、今後、予算の見直しのタイミングだったりとかボーリング調査の結果を受けた検証だったりとかという場面は、今後、どのタイミングで想定されているのか、もしあれば教えていただければと思います。
現時点では、今後と、そういうこともあるかもしれませんけど、そういった予定は今のところございません。
知事の情報発信について
知事がかねて重点課題として挙げている情報発信についてお伺いします。
今日は、TwitterとInstagramについて伺います。
Twitterに関しては、知事ご自身でやっているんでしょうか。
私の名前のアカウントは私…
文章を書いたりとか…
それもします。
写真の選定も、ご自身がやっていらっしゃるんですか。
そうです。
分かりました。2020年から始めて、フォロワーがたしか5,000人とかで、「いいね」がついているのが、ヴェルカのときなんかで400とかですけど、今のパフォーマンスをどう判断していらっしゃいますか。
もっと広めていく必要があると思ってます。
ただ、この分野は素人がやってもなかなか難しいというのは皆さんご存じです。例えば、アドバイザーを頼むとか、県庁内でタレントを集めるとか、そういう形で強化するお考えはありますか。
私なりにいろんなところで学んでいきたいというふうに思っています。活用できるものがあれば、ぜひ勉強したりとかはしたいと思います。
状況は分かりました。
Instagramなんですけれども、こちらもご自身でテーマも写真も選んでいるということですか。
はい。大分、方向性は違うと思いますけれども。
分かりました。こちらもフォロワーが1,000人台で、こちらをもうちょっと増やしたいと思っていらっしゃるんでしょうか。
どちらとも増やしたいなと思っています。
こちらも同じなんですけれども、やはり専門家がやらないといけないところがかなりあって、今、波佐見町を見ると2万人いってますが、あそこは東大の学生なんかがやってますけど、情報発信に強化するのであれば、やはり県庁内のタレントを集めるとかが必要であると思うんですけど、そこら辺どうでしょうか。
私個人のアカウントとして、先行事例だったり好事例だったり、そういったところに学ぶということはもちろんしていきたいというふうに思います。
県の情報発信という観点から申し上げると、必ずしもSNSだけではないと思ってますので、今、新しい部局もできましたし、今後、体系立ててどういった広報戦略を取っていくべきかというところはしっかり検討しながら、その中で私も情報発信、個人としてやれるところ、公人としてやれるところがあれば、もちろん協力はしていきたいと思います。
どうもありがとうございました。以上です。
ほかに質問はございますでしょうか。
では、以上で本日の定例記者会見を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時36分(36分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年4月28日 記者会見
会見内容
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(1)
- G7長崎保健大臣会合開催に伴う警戒警備・交通対策への協力依頼について
- ニセ電話詐欺被害防止対策について
- ストロベリーワルツついて
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(2)
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(3)
- 特定複合観光施設(IR)ついて(1)
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(4)
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(5)
- 統一地方選挙について(1)
- 石木ダム建設事業について
- ChatGPTについて
- 新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(6)
- 核のごみについて
- G7長崎保健大臣会合について
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 統一地方選挙について(2)
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(1)
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
よろしくお願いします。ちょっとコサージュを今取りに行っていますので、後でお話はさせてください。
まず、冒頭に3つだけお話をさせていただきたいと思います。
1つ目は、新型コロナウイルスに関しましてです。
昨日、国において、5月8日からの5類移行が正式に決定をされました。これまで、県民の皆様のご協力と医療に携わる皆様、また、高齢者施設等に従事する方々のご協力とご尽力によって、これまで8回にわたって感染拡大の波がきましたけれども、それを乗り越えて今があるというふうに思います。それについては、まず、深く感謝を申し上げる次第でございます。
この間、県民の皆様、事業者の皆様には、外出制限であったり、営業時間の短縮、また、様々なお願いをさせていただきました。大変ご負担もかけたというふうに思っております。特に、子どもたちには、一斉休校であったり、学校行事の中止といった、地域社会を守るために過度の負担を強いざるを得なかった点もあったかと、心苦しく思っております。
一方で、オミクロン株の特性を踏まえた上で、特に私の就任以降は、一部の医療機関に患者が集中する、そういったことがないように、現状は早急に改めるべきというふうに考えて、全国知事会等を通して5類移行に向けて早急に検討してほしいということを国に要望してきたところでございます。
このたび、ようやく5類感染症に見直されるということになりまして、感染対策は個人個人の判断に委ねられることになります。また、幅広い医療機関でコロナ患者に対応いただく仕組みに移行するということになります。この移行に伴って、これまで実施してきた各種施策の多くは終了いたしますけれども、相談対応や高齢者施設等における感染対策など、必要な対策は、当面の間、継続をしたいと考えております。また、県民の皆様に不安や混乱が生じないように努めてまいります。詳細につきましては、この記者会見が終わった後に、改めて担当部局から説明をさせていただく予定としてございます。
私からは、基本的な考え方と、県民の皆様、医療関係の皆様に対してお願いをさせていただきたいというふうに思います。
この資料をご覧になりながらお話を聞いていただければと思います。
まず、繰り返しになりますけれども、1枚おめくりいただきまして1ページ目、5月8日から、新型コロナウイルス感染症は、季節性のインフルエンザ等と同じ5類感染症というふうに見直しがなされます。
これによって、感染対策ですけれども、これまでは法律に基づいて行政が様々な要請を行いながら関与をしていく形でございましたけれども、5月8日以降、主体的な選択を個人であったり、また事業者の皆様に判断をしていただく形となります。
「県民のみなさまへ」と下に書いておりますけれども、これからは個人による自主的な感染対策となりますので、本人の意思に反して感染対策を強いることがないようにお願いを申し上げます。また、事業者の感染対策につきましても、実施の要否につきましてはそれぞれの事業者の判断となりますので、ご理解をいただければと思います。
続きまして2ページ目、基本的な感染対策の見直しとなっておりますけれども、基本的な感染防止対策は変わりません。ですが、これから、個人や事業者の判断に委ねることが基本となります。マスクにつきましても同様でございますので、皆様もご理解をいただければというふうに思います。
下の方に「感染者の療養期間等の見直し」と書いておりますけれども、これまでは感染症法に基づいて要請を行っておりましたけれども、今後は推奨という形になります。感染者の療養期間の目安としましては、発症翌日から5日間、かつ軽快後1日程度ということになります。また、感染後10日間はマスク着用、濃厚接触者の特定はしないというふうな方針となっております。これは、これまで要請でしたけれども、繰り返しになりますが、これはあくまで推奨ということですので、その点ご理解いただければと思います。
医療提供体制についてもお話をさせていただきます。
冒頭触れましたとおり、これまでは限られた医療機関によって特別な対応をされてきましたけれども、5月8日以降は、幅広い医療機関によって自律的な通常の対応に切り替わっていきます。
そこで、県民の皆様にお願いでございます。発熱など、コロナ感染の疑いがある場合も、通常の疾患と同様に、かかりつけの先生を含めて、近くの医療機関に連絡をして受診をお願いいたします。この際、受診相談センターにつきましては9月末まで継続をする予定としております。5類移行後は、ほかの疾患の患者様とコロナ感染者の方が同じ病棟になったりすることもあるかと思います。その点もご理解いただければというふうに思います。
4ページには、5類感染症移行後の発症から受療、療養の流れをお示しさせていただいております。右側上のほうに発熱等の症状が出たらということ、または検査キットで陽性となった場合、症状が軽い場合は、左の縦線がありますけれども、症状が軽い場合、自宅での療養をしていただくと。受診をご希望される方は、先ほど申し上げたとおり、かかりつけの先生に電話相談をする。かかりつけの先生がいない場合は、お近くの医療機関に事前にお電話をしていただければというふうに思います。ここで、正当な理由で、もし患者さんが診られないということでありましたら、医療機関が診療機関、診療可能な別の医療機関をご紹介するというふうになっております。
お近くの医療機関をお探しの方は、医療機関の検索サービスサイトがございます。「長崎医療機関情報システム」というものがありますので、参考にしていただければと思います。
その後、医療機関を実際に受診していただきまして、そこはもう先生としっかりお話をしていただいて、自宅療養、また入院が必要な場合は入院という流れになります。
一つ、右下に点線で囲ってございますけれども、医療費についてお知らせもしておきたいと思います。基本的には自己負担となります。自己負担となりますけれども、高額医療制度につきましては、自己負担限度額から原則2万円を減額した額を自己負担となります。また、治療薬につきましては、コロナ治療薬については公費負担という形になるそうです。
最後に、医療提供体制についてということで、医療機関の皆様へ最後に書かせていただいております。
まず、1つ目ですけれども、入院病床の確保であったり、感染者の診療など、これまで本当にご協力、ご尽力いただいた医療機関の皆様、本当にご苦労もあったし、制限もあったし、表には出ていない我慢も多くあったと思いますけれども、その中で県民の命、健康を守るためにご尽力いただいたことについては、厚く感謝を申し上げます。
5類移行後は、インフルエンザを含めた風邪症状等の疾患と同様に、幅広い医療機関の皆様に患者を受け入れていただくことが、まず基本となります。正当な理由で患者さんの受け入れができない場合、これについては診療可能な医療機関をご案内いただければというふうに思います。これまで行政が担ってきた入院調整というものは、今後は医療機関間で行っていただくことになります。ご理解とご協力をいただければというふうに思います。
コロナについては以上で、残り2つですね。
G7長崎保健大臣会合開催に伴う警戒警備・交通対策への協力依頼について
県警本部からお話を預かっておりますので、ご紹介をさせていただきます。
1つ目は、5月13日と14日の2日間、出島メッセ長崎において、いよいよ開催をされますG7長崎保健大臣会合の警備に関連した県民の皆様へのお願いということで2点あります。
1点目が警備関係でございます。テロ等の不測の事態の発生を未然に防止するために、期間中、警戒警備を一層強化するということだそうです。
県民の皆様には、いつもと違う、何かおかしいなという違和感がある不審な人物や物件を見かけられた際には、迷わず110番等で警察に通報していただきますようご協力をお願い申し上げます。また、期間中、警備警戒を行っている現場でありましたり、その周辺におきまして、警察官から安全上の指示が出された場合には、指示に従って速やかに行動していただきますようお願いを申し上げます。
そして、2点目は交通関係でございます。会場等、会合関連施設の周辺では、期間中に交通規制が実施されるなど、交通渋滞が懸念をされます。長崎市中心部で期間中に自動車の利用を予定される方や、業務で車両を使用される事業者の皆様には、交通渋滞の緩和のために、可能な限り使用日時の変更等をご検討いただきますようご協力をお願いいたします。
交通規制情報につきましては、県警のホームページに載せているそうですので、ご確認をお願いいたします。安全な会合開催と、安全・安心な県民生活の確保に向けて、皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
ニセ電話詐欺被害防止対策について
2点目になります。2つ目は、ニセ電話詐欺被害防止対策についてでございます。
長崎県内のニセ電話詐欺の被害は、今年1月から3月までに29件発生しております。被害額も約6,600万円となっておりまして、そのうち5件、約2,000万円の被害は固定電話をきっかけとしたものだそうです。また、今年に入ってからは、従来からの市役所職員をかたるケースに加えて、防犯協会であったり、民生委員などをかたる不審電話が県内で相次いでいるそうです。
県警では、今年度も、本県出身の前川 清さんに「ニセ電話詐欺等被害防止広報大使」を委託しまして、広報、CMなどを通じて県民の皆様に被害防止について訴えていただく予定とのことです。
また、NTTにおかれましても、ニセ電話詐欺被害防止のため、70歳以上の契約者、または70歳以上の方と同居している契約者の回線を対象に、ナンバーディスプレイサービスとナンバーリクエストサービスを無償化する取組を5月1日から実施をするということです。
ナンバーディスプレイサービスでは、電話をかけてきた相手の番号がディスプレイに表示をされます。身に覚えのない番号であったり、番号非通知の電話への警戒を強めることができるということで、被害防止につながるものと考えられます。
また、ナンバーリクエストサービスは、番号非通知で電話をかけてきた相手の方に対して、電話番号を通知してかけ直すようにという音声メッセージで応答するサービスでございます。ナンバーディスプレイ機能がない電話機を使われている方でも利用することができるそうですので、被害防止に効果的と考えられますので、どうぞご利用をご検討いただければと思います。
県民の皆様におかれましては、ぜひ、ニセ電話詐欺等の犯人グループから電話を受けない対策として、こうしたサービスを利用していただければというふうに思います。
一応2項目、私からお話をさせていただきました。
ストロベリーワルツついて
本日の花ですけれども、バラでございます。「ストロベリーワルツ」というピンクの花で、今日は南島原市の生産者の方からいただきました。花が大きくて日持ちがいいというのは本当に高品質の特徴で、この生産者の方々も、燃油だったり、肥料とか高騰が続いている中で、本当に日々頑張ってくださっているところです。
この1本の茎から分かれて複数の花が咲く、スプレーバラと呼ばれるそうですけれども、バラ、いつも言っている花言葉は、色だったり本数だったりで変わるということでございます。ただ、スプレーバラの花言葉もありまして、「愛情」だったり「包容力」、また「告白」というものがあるそうです。
今後、6月2日は「ローズの日」ということ、また6月18日が父の日でございますので、そういった機会にも、ぜひお花を利用いただければというふうに思います。
長くなりましたが、以上、冒頭からの私のお話とさせていただきます。
では、幹事社さんのほうから、ご質問をお願いします。
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(2)
コロナの考え方の部分で、知事も冒頭におっしゃっていましたけど、子どもたちにこれまでいろいろな制限があったかと思うんですけれども、学校生活だったり部活動だったり、その辺はもうコロナ以前に戻るようなイメージというか、考え方でしょうか。
基本的にそのとおりですけど……じゃあ、私から話しましょうか。
濃厚接触者の特定はまず行われないと、さっきお話しましたとおりでございます。あと、同居しているご家族に陽性者が出た場合でも、発症していない場合は特段、同じにみなすとかいうこともありませんし。
文部科学省の通知が本日きたということで、例えば学校ですと、学校保健安全法というものでインフルエンザの時に休んだりとかありますけど、それで同じような扱いで、発症して5日間と軽快後1日までですかね、それで出席を止めると。あとは、疑われる場合でも校長の判断でそれはできるということですので、5類の対応という形になると思います。
これからも、基本的に感染防止対策はそれぞれの環境でやっていただくことになると思いますけれども、特段、これまであった感染法上の要請等々はなくなるという認識でおります。
あと1点。ゴールデンウィークがもう始まるというところで、改めて県民の方にメッセージというか、どういうふうに過ごしていただきたいというのをお願いします。
これまで数年間、自粛もあった中ですけれども、いよいよゴールデンウィークですね。全くその要請がない中でくるということですので、皆様には楽しんでいただければなと思いますけれども、その中でも、大臣もおっしゃっていましたけれども、コロナが移行するといっても、なくなるわけではございませんので、やっぱり感染防止対策をそれぞれでやっていただきながら楽しんでいただければというふうに思います。
まず、5類化ということで、県民アンケートとかしてみますと、非常に両方の意見が。この前、210件ぐらいきたんですけど、回答がすごくあって、「ありがたい」とか、「やっと元の生活に戻れる」という前向きな話と、さっき知事もおっしゃいましたように、コロナのウイルス自体が変わるわけじゃないので、非常に怖いという意見が、特に基礎疾患を持った方や高齢者から多くきています。
そういった中で何となく、正しい知識をもって正しく怖がるということをできればいいと思うんですが、そこをどう啓発していくのかという部分と、やはり分断された部分について今後どうやって元に戻していくかというところを、知事としてのお考えがあれば聞きたいと思います。
おっしゃるとおりで、正しく恐れるといいますか、実際どういった状況になっているのかと知ることは大切だと思いますので、例えば重症化率がどうとか、持てるものは出していきたいと思いますし、皆さんにも、おっしゃるとおり感染がなくなるわけではありませんから、そういった正確な情報を可能な限り発信をしながら、自分と大切な人の健康を守りながら過ごしていただけるようには努力していきたいなと思います。
もう1点なんですけど、マスクが3月13日から自己判断と、それから学校においては4月1日から自己判断ということになりましたけれども、周囲を見ていても、自分の子どもに聞いても、マスクを外している人はほぼいないという状況です。学校でもですね。一般社会を見てみても、専門家に聞くと、外でマスクをすることはほぼ意味がないということを皆さんおっしゃっているにも関わらず、外のマスクの率が非常に高いなと思っています。
そこについて、知事は積極的に、外せる場面は外していらっしゃるように感じるんですが、何か、個人的な話をしても仕方ないですけど、もっと緩めていいんじゃないかと、場面、場面でですね、思うんですが、そこがなかなか浸透しないので、何かお考えとかメッセージがあれば、お願いします。
まず、ご本人の決断、判断ですので、そこについてはコメントは差し控えたいと思いますけれども、つけている方にもコロナだけではない方もいらっしゃいますので、花粉だったりとか、いろんなものがございますので、それは本当に一概には言えないんじゃないかなというふうに思います。だけれども、不安については、そういった専門家の方の知見であったりとか見識だったり、そういったものを踏まえながら、各個人でご判断いただければというふうに思います。
私個人は、積極的に外せるところは外していきたいなと思っています。
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(3)
先ほどのコロナの情報発信というところも関連すると思うんですが、今後、すごく感染が広がった時であったり、幅広い医療機関で受け入れるとしても逼迫する可能性は十分まだ残っていると思うんですが、そういう場合の県としての何か注意喚起であったり、今まであったような県民への呼びかけの仕方というところ、警報なのか何なのか、そういったところを出すというところのお考えというのはいかがですか。
これまでやってきたような感染法上の要請ということは今後はなくなりますので、そこはまず大きな違いかなというふうに思います。
これまであったような、行政が一辺倒でこちらから求めるといった形よりも、各個人と医療機関間で調整を行うような自律的な対応になっていくと思いますので、まず、第一は波がこないように、皆さんに感染防止対策はそれぞれで気をつけていただくことはもちろんですけれども、幅広く医療機関にも対応いただけるような形であったり、福祉施設とかも可能な限り平時から、これまでの取組から学んだことを生かして、対応力を高めていけるような取組は継続してやっていきたいと思います。
ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)ついて(1)
別のことで1点。先日から出ているIRのことについて、現状何か進捗などありましたら教えてください。
前回の記者会見以降も継続して情報収集を行っていますが、特段、新たにお話しできることはありません。
ありがとうございます。
では、ほかに質問はございませんでしょうか。あられる方は、挙手をお願いします。
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(4)
よろしくお願いします。先ほど、冒頭の発表でもありましたけれども、幅広い医療機関で受診ができるようになるということだと思うんですけれども、正当な理由なく「うちは診療しませんよ」というような対応が、ひょっとしたら出てくるかもしれないと思うんですが、その辺は何か県としての情報発信であったりとか、説明であったりとかというのは、どういうふうに進めていかれるおつもりでしょうか。
今のところ……もちろんあると思います、それぞれの事情はおありになると思いますので、どうしても感染症対応ができないとか、今後やっていくんだけど時間が必要だとか、そもそも予約制にしているのでとか、いろいろあると思います、事情はですね。そういった事情があってもちゃんと診ていただけるように、協力要請は継続してやっていきたいと思いますし、先ほど申し上げたとおり、正当な理由があって断る場合は、やむなく断る場合は、その医療機関が、受診できるところをご紹介していただくと、そういう方針になっていますので、そういった受診できる医療機関というところを我々としてもしっかりと把握をして、可能な限り共有をしていきたいというふうには思っています。
ありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(5)
よろしくお願いいたします。今回、新型コロナの5類への移行というのもあると思うんですけれども、水際対策も大分緩和されてきまして、長崎県でもクルーズ船の受け入れなど進んでいますが、5月8日以降、さらに何か対策を変えていく部分があるとか、変更があれば教えていただけないでしょうか。
特段…水際対策。一つあるのは、旅行支援のお話…
現状ありますのが、直接的な関係ではありませんけれども、旅行支援の関係が、昨日、もう夜だったと思いますけど、通知がまいりまして、基本的には、5月8日以降、今、陰性証明だとか、ああいうものを求めているところは今後求めないという話がございました。
また、県としての事業の終わり方といいますか、というところはこれからまた、決まり次第に随時発表させていただくと。
水際対策のほうは、港湾管理という観点では、やはり対応を行っていくべきところがありますので、そこは国との協議が整い次第変えていくという形になりますし、それ以外の本当に水際対策のところは、国のほうで今発表されているのが全てだという形になります。
分かりました。ありがとうございます。
統一地方選挙について(1)
それから、さきの統一地方選挙で長崎市、そして佐世保市など、トップが代わったり、新たな顔ぶれとなったところがありますけれども、今後どういうふうに連携を図っていきたいというふうにお考えか、そのあたりをお聞かせいただけますでしょうか。
当選された皆様方には、これまでのご経験だったりとか、強い思いをお持ちになった方々だと思いますので、ぜひ、その思いを形にできるようにご活躍をいただきたいというふうに思います。
各候補の中には、県との連携ということを訴えてくださった方々もいるというふうに承知しておりますので、まずは、そういった方々とコミュニケーションをしっかり、言っていなくてもコミュニケーションをとっていくことになると思いますけれども、しっかりとそれを具体化していけるように、まずはお話をしていきたいなと、疎通を図っていきたいというふうに思います。
分かりました。ありがとうございます。
現時点ではまだ、特にお顔を合わせて具体的にお話ししたとかいうのはない…
昨日、鈴木市長に来ていただきました。表敬をいただきました。会合でも、鈴木市長とは何度かお会いしました。
いろいろなお話はこれからということですね。
はい。
石木ダム建設事業について
それともう1点、石木ダムについてなんですけれども、先日から、柵などをこれ以上、設置しないように、など通知も出されていましたけれども、今後、県としてどういうふうに対応して向き合っていくのか、また、ご説明に伺う予定などがあるのかなど、何かございましたら教えてください。
これまでと何ら変わりはありません。まずは工事工程に沿って進めるということは大切だと思いますし、県民の皆さんの安全・安心を守るというのは行政の責任だと思いますので、そこはしっかりと進めていくということです。
ですけれども、これまでもずっと申し上げてきたんですけれども、理解を得ると、現地の方々の理解を得るということもやっぱり、それはどんなに難しくてもやっていくべきだろうというふうに考えておりますので、引き続き、コミュニケーションをとる努力をしながら進めていきたいというふうに思います。
分かりました。ありがとうございます。
ChatGPTについて
よろしくお願いします。先週の21日、県庁でChatGPTの活用に関する県職員さん向けのセミナーが開催されましたけれども、県庁で活用するということを前提で開催したわけではなく、導入した場合のメリットやデメリットなどを考えてもらうための、あくまで勉強会ということだったようなんですけれども、知事は、県庁でのChatGPTの活用の可能性について、どのようにお考えでしょうか。
可能性はあるというふうに思います。ただ、それについてどういった課題があるのかということをしっかりと精査する必要があると思いますので、それを主眼に置いたお話し合いを進めていく必要があるかなと思います。
新型コロナウイルスの感染症の5類移行について(6)
知事は、知事選の時の公約で、コロナの対策をやりますということを力強く訴えられてきたかと思います。そうした中で今回、一定のめどが立って、新たなステップにいくということで、率直な今のご感想を聞かせていただきたいんですけれども。
冒頭に申し上げたとおり、これまで長きにわたって、本当に県民の皆様、関係者の皆様に、ご尽力もいただきましたし、負担も強いてしまいました。それについては本当に心苦しく思うとともに、感謝を申し上げたいと思います。
このコロナのパンデミック、今回は8回の波がありましたけれども、その一連の流れを受けて、我々としてもしっかりと振り返ることも必要だろうというふうに思います。それは各業界だけではなく、行政として何ができたのか、何ができなかったのか、今後また新たに新興・再興感染症が起こった時に、どういうことをすべきなのかといったところをしっかりと学び取っていくことが、我々の責任だろうと思いますので、そこはしっかりと機を捉えてやっていきたいと思います。
核のごみについて
すみません、またちょっとそのテーマなんですが、対馬市での核のごみの件で1点お伺いしたいです。
今、現時点で、対馬市の商工会のほうで、核のごみ最終処分地に向けた文献調査を市の議会のほうに請願書を提出するという動きがあります。今、現時点で文献調査をしている自治体さんとしては、北海道の2町村さんがあって、鈴木知事は、当初から文献調査も含めて否定的なお立場をとっておられたんですが、現状、知事、この動きについてはどういったお考えをお持ちでしょうか。
すみません、今、現状を詳細まで把握していなくてですね、なかなか申し上げるのが困難でございます。
分かりました。
このゴールデンウィーク2日、3日に西村環境大臣が長崎入りされます。3日には対馬市のほうで知事もお会いされると思うんですが、本件について、何か大臣と議論する予定なんていうのは、今、現時点でありますでしょうか。
議論する内容ですか。
この核のごみの問題について、何か議論をされる予定というのはありますでしょうか。
すみません、具体的なその内容を、まだ私も把握していません。
まだ分からないということですかね。
後ほど、担当者からご連絡します。
分かりました。
G7長崎保健大臣会合について
2点お伺いします。まず、冒頭にも警備の話がありましたG7の保健大臣会合ですけれども、近づいてきましたので、改めて報道することになると思うんですけれども、まず、現時点で、いわゆる受け入れとかおもてなしも含めて、どのような状況かということをお話しください。
それは担当からいいですか。いますか。G7担当、いますか。
まだ、日程は、詳細はきてないというふうに認識をしておりますけれども、すみません、調整状況は話せますか。
警備の関係ではなく、全体の会合の関係ということですか。
そうです。知事、前の会見でも日付などおっしゃっていたので、長崎大学がプレイベントをするとかなども含めて、今の段階で、こういう受け入れ体制になっていて、期待しているなり何なり、そういうようなコメントがあればいただきたいということです。
日程の詳細等々は、まだ、先ほど申し上げたとおり、まだきておりませんけれども、それに付随する形、付随しているのか、ちょっと判断は難しいですけれども、その周辺前後に様々な動きは出てきていると思いますので、そういった動きを点々ではなく、しっかりと面で一致団結して、できる限り盛り上げていけるように。あと、特に長崎県の魅力、これまで培ってきたものを世界の要人の方々に知っていただく、本当にいい機会だと思いますので、そういったところはできる限り、余すことなく伝えられるように努力していきたいなと思います。
ありがとうございます。何回かそういうことをおっしゃっているので、あえて感染症なども含めて、長崎は出島の伝統もありますし、そこら辺をこういうふうにアピールしたいとか、もしあればですね、この機会に改めてお願いします。
本当に感染症に関するその分野での実績とか、これまでの経緯というのは、本当にすばらしいものがあると思っていますけれども、先ほど申し上げたんですけれども、やっぱりこれから、これを踏まえてしっかり評価をしていくべきだろうというふうに思います。それは行政だけではなく、やっぱり医学的にはどうなのかとか、社会的にはどうなのかとか、そういった多角的な視点で感染症研究、感染症医学というところの素地があるこの長崎県だからこそ、その振り返りができるところでもあるかなと思いますので、そういったところはいろんな関係者にご協力いただきながら、振り返りをやっていきたいなというふうに思います。これはG7に向けたものではありませんけれども、そういった取組も今後やっていきたいというふうに思っています。
どうもありがとうございました。
特定複合観光施設(IR)について(2)
もう一点は、幹事社さんからもご質問があったIRの件なんですけれども、状況については国からの情報もあっているのは分かっておるんですけれども、ただ、既に認定を受けた大阪のケースでいきますと、60%ぐらいの得点で、なおかつ依存症対策であるとか、防災対策であるとか、幾つかかなり注文がついて、これは我々もあまり、こんな注文がつくというのは予想してなかったんですけれども、この大阪のプランに対する注文、これをどのような感想を持たれましたでしょうか。
すみません、詳細まで全部把握してないんですけれども、しっかりと審査をされているんだなという印象を受けました。それを踏まえて、我々も国から対応を求められればしっかり取り組みたいと思いますし、実現に向けて引き続き頑張りたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
統一地方選挙について(2)
鈴木市長と面会されたということです。どういった内容を話し合われたとかは、言える範囲で伺ってもいいでしょうか。
表敬でございます。就任の挨拶です。
まだ特段、県・市連携の具体的な政策の中身とかまでは、お互いに話し合ったりとかはないということですか。
これから、できる限り早い段階でやっていきましょうという話をさせていただきました。
分かりました。あと、鈴木市長をめぐってなんですけれども、表だった支援表明は選挙前はされてなかったと思うんですけれども、投開票日に事務所に行かれていたというそこの意図というのはどういったものがあるんでしょうか。
当選が確定しましたので、まずご挨拶ということで伺わせていただきました。
一応、県都の市長ということもあって行かれたということでいいんですか。
長崎市長も行かせていただきましたし、佐世保市長のところにも行かせていただきました。
ちなみに、知事としては、今後の首長選の市長とかの選挙があって、当選された方のところには行かれると、そういう。
できないこともあるかもしれませんけれども、今回は可能な日程でしたので、できる限りは、今後、連携に資するような、県政の発展に資するよう取り組んでいきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
そのほかにご質問ございますでしょうか。
では、以上をもちまして、知事の定例記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時42分(42分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年4月14日 記者会見
会見内容
- アルストロメリアについて
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 最近の交通事故情勢等について
- 春の連休期間中における山岳遭難の防止について
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 新型コロナウイルス感染症について(1)
- 特定複合観光施設(IR)について(3)
- 特定複合観光施設(IR)について(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(5)
- 統一地方選について(1)
- 離島留学検討委員会の設置について(1)
- 県産米限定お米券の配布について
- バイデン大統領の長崎訪問の見送りに関する報道について
- 特定複合観光施設(IR)について(6)
- 石木ダム建設事業について(1)
- 統一地方選について(2)
- 離島留学検討委員会の設置について(2)
- 統一地方選について(3)
- 石木ダム建設事業について(2)
- 統一地方選について(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(7)
- 新型コロナウイルス感染症について(2)
- 統一地方選について(5)
- 統一地方選について(6)
- 離島留学検討委員会の設置について(3)
アルストロメリアについて
それでは、定刻となりましたので、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。
まず、今日のお花ですけど、コサージュですね、アルストロメリアというお花で、諫早市の生産者の方から送っていただきました。花が大きくて、とても花色がいいということ、また日持ちがいいということで非常に評価が高いようです。最近、県内でも作付けの栽培面積が広がってきているということでした。
これの花言葉ですけど、「未来へのあこがれ」と「気配り」ということと、私、知らなかったんですけれども、英語でも花言葉があるそうで、friendshipですね、「友情」と「献身的な愛」という言葉もあるすてきなお花みたいです。皆さんもぜひ、日ごろから手に取っていただければというふうに思います。
特定複合観光施設(IR)について(1)
冒頭ですけれども、私のほうから3件、お話をさせていただきたいと思います。
まず、1つ目、IRについて発言をさせていただきます。IRに関しては、皆さんもご承知のとおり、本日、大阪府・大阪市の区域整備計画が認定されるということが発表されました。本県については、引き続き審査を行っているという国土交通大臣の発言がありました。今後とも、早期認定に向けて、国の審査に対してしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。
最近の交通事故情勢等について
そして、残り2つは、長崎県警本部からお話を預かっておりますので、ご紹介をさしあげます。
まず1つ目は、最近の交通事故情勢等についてでございます。県内では、交通事故、交通死亡事故が多発をして深刻な事態となっているそうです。県内の交通事故情勢に関するお話をさせていただきます。
4月13日、昨日現在で交通事故の死者数は12名で、前年同期と比べて8名増加をしておりまして、この死者数の増加率は全国ワースト1位となっているとのことです。本県の交通死亡事故は、歩行者関連事故の多さや高齢者の割合の高さなどが特徴だそうで、また、最近の交通事故では、歩行者の左右確認が不十分ではないかと疑われる事案が多発しているということです。
そこで、歩行者の方は、道路を横断する際、必ず左右を確認していただきたいと思います。自動車は、思った以上に速いスピードで近づいてまいります。また、夜間の外出等は、反射材や明るい洋服を着用するよう心がけをお願いします。
また、運転者の方は、前をよく見て運転に集中するとともに、歩行者保護を意識した運転をいま一度、お願いをしたいと思います。
県民の皆様におかれましては、こうした本県の現状を認識していただくとともに、自分の身を守るため、交通ルールの順守をお願い申し上げます。
春の連休期間中における山岳遭難の防止について
2つ目は、春の連休期間中における山岳遭難の防止についてでございます。春の連休期間中に安全に登山を楽しんでいただくための注意点としてお知らせをさせていただきます。
県内では、登山中の遭難は、年間を通じて発生をしているそうですが、遭難で最も多いのが、登山道が分からなくなって道に迷ってしまう事例だそうです。そこで、春山、この季節に登山を計画されている県民の皆様に、3つ注意をお願いしたいと思います。
まず1点目、登山道が分からなくなって道に迷ったと思うときや、けがなどによって救助が必要になったときは、すぐに110番通報や119番通報で救助を呼んで、安全な場所に避難をして助けを待つということを徹底していただければと思います。
2つ目、自分の体調や経験に見合った山を選択して、事前に登山計画書や登山届を自治体や警察に提出するほか、家族や知人の方にも登山することをお伝えしておいて、防寒着、雨具、非常食、携帯電話と、その予備バッテリーなどを準備していただきたいと思います。
そして3点目ですけれども、あらかじめ気象情報と日没時間をチェックしていただきまして、事前に準備していた装備品をしっかりと点検をすること、また、登山中は小まめな休憩、水分補給を行って、天候急変や体調不良のときは直ちに下山するということをお願いしたいと思います。
今、お伝えをした3つの内容につきましては、県警察本部のホームページにも掲載されているそうですので、ご確認の上、安全な春の登山を楽しんでいただければと思います。
冒頭の私からのお話は以上でございます。
それでは、質問をお願いいたします。幹事社からどうぞ。
特定複合観光施設(IR)について(2)
先ほど言及のあったIRのことについて、2点お尋ねします。
まず、今回は大阪が認定をされて、長崎は継続審査ということになりました。大阪と同じタイミングで認定を得られなかったことへの所感、受け止めをまずお聞かせください。
タイミングは、大阪とは切り離して、必ずしも一緒じゃないということなんだろうとは思いますけれども、継続審査ということ自体は不認定ではないというふうに理解をしていますので、認定されるチャンスはまだ十分にあるというふうに理解をしてございます。
IRの誘致の成功というのは、県政の重要課題だというふうに思っておりますので、引き続き、早期に区域認定をいただけるように県としては取組を進めていきたいというふうに思います。
今おっしゃった取組のところなんですが、しっかり取り組んでいくということなんですけれども、認定に向けてどのような取組、どういうふうに取り組んでいかれるんでしょうか。
国のほうで審査はしっかり継続をしていただけていると思いますけれども、それに対してお求めがあれば、それに対して対応するということだろうと思います。
新型コロナウイルス感染症について(1)
今の分とは別で、新型コロナウイルス感染症の5類移行が迫っている中で、県として準備を進めていること、対応として変化があるもの、今決まっていることなどがあれば教えてください。
幅広くあるので、ちょっと担当から。
5月8日に5類に移行するに当たっての移行後の県の対応につきましては、医療体制につきましては、限られた医療機関による特別な対応から、幅広い医療機関による自律的な通常の対応に移行すると、体制と、という方針でございます。
そのほか、また、医療現場の逼迫や県民の皆様に混乱が生じないように協力をいただきながら、応招の義務の周知であったり、入院時の受け入れ調整など、通常の医療提供体制の移行に向けての調整を今、進めているところでございます。
5類移行になって、いろんなものが制度上も変わってまいります。例えば、症例の把握の方法、これも届出から定点把握に変わるということですので、そういったところも移行されますし、5類へ移行することによって、宿泊療養も終了するという方向であります。
様々な変更もあるかと思いますので、しっかりとそういった情報を、今後も、県としても県民の皆様に分かりやすくお伝えをしていきたいというふうに思います。
ちょっと追加なんですけど、幅広い医療機関で受け入れるというところで、厚生労働省は、全国で最大6万4,000施設で診られるようにというふうなところを掲げていたかと思いますが、現時点で県としてどれぐらいの医療機関で対応をできるかなど、決まっている分かるところがあれば教えていただけますか。
把握していますか。
まだ今、現時点で調整中でございまして、現時点で明確な数字は申し上げることはできません。
ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(3)
先ほど、長崎新聞からもお話があっていました、IRについてちょっと追加でお尋ねがあります。
今回、継続審査となった理由について、先ほど、課長の会見の中で国から報告等はないということでしたが、現状考えられ得る理由として、大石知事はどのようなものを考えていらっしゃるでしょうか、教えてください。
事実として、まずその内容について公表はあっていないということ、あと様々なことがあるとは思いますけれども、それはしっかりと審査をしていただいているということだと思いますので。ただ、可能性があるものを言及するのも審査に影響があるかと思いますので、特段、私からは、コメントは現時点では控えたいと思います。
現在の計画では、2027年秋頃の開業を見込んでいたと思いますけれども、これがずれ込む可能性、そもそも10月に認定が出るという前提だったと思うんですけれども、その計画がずれ込んでいく可能性については、どのように考えていますでしょうか。
可能性はあるというふうには思います。あるとも、ないとも言いきれないというのが現実だと思いますけれども。今、お話の中にもあったように、昨年の秋頃と想定をしておったというところですけれども。でも、その中でもできる限り早く区域認定をいただきたいと、その努力を継続するとともに、いつできたとしても、できる限り早く実現できるように、それはいつ出るかは本当に分からない。今日、大臣のほうでもそういったコメントがありましたけれども、我々としては、その中でも可能な限りの努力をしていく、それだけだというふうに思います。
ありがとうございます。NHKからは以上です。
ほかにご質問ございませんでしょうか。
特定複合観光施設(IR)について(4)
IRについて、引き続きお伺いなんですけれども、今回、継続審査ということで、一部報道で先行して出ていましたけれども、知事としては、認定されるだろうという思いで待っていたと思います。その中で、認定でもなく、不認定でもなく、継続審査ということになったことについて、区域整備計画を出した県のトップとして、仕方ないと思っているのか、残念だと思っているのか、率直な思いをちょっと伺いたいんですけれども。
率直に、どちらでもないです。同じタイミングで出れば、それはうれしいことではあると思いますけれども、同じタイミングというのは、早ければですね。今回のタイミングで出るか、出ないか、全く分からない中でしたので、そういった中で審査が継続しているということですので、これまでと変わらず、実現に向けてしっかり取り組んでいきたいなという気持ちです。
知事としては、継続審査というのは、想定の中にあったんでしょうか、出るか、出ないか以外の中でですね。
あらゆる想定の中で、可能性としては、そういったこともあるのかなと思いますし、決してこのタイミングで結論が出るということがあったわけではありませんので、もちろん、審査が今も行われているというふうに思っていますし、それについては、特段コメントはございません。
残念でもないということで、このタイミングで細かいですけど、仕方ないかなという感じですか。
認定が一つ出た中で、我々の認定がそのタイミングでなかったというのは、心情的には早く決まったらうれしいなという気持ちはもちろんありますけれども、それだからこそ、終わったとか、そういったわけでは全くないですし、冒頭申し上げたとおり、認定の可能性は十分あるというふうに思っていますから、それは引き続き、これまでと同じように頑張っていきたいと思います。
今回、大阪が出した認定が通ったということで、その大阪が通ったことについての受け止めを伺いたいんですけれども。
それは大阪が希望されて、それが認定を受けたということなので、それはもう本当にお喜び申し上げたいと、お祝い申し上げたいというふうに思います。
報道ベースでですけれども、クレディ・スイスの経営危機など、あと、コミットメントレターの話もありますけれども、資金調達についての懸念の声というのもあったと思いますけれども、その辺の説明については、知事として観光庁であったりとか、国の第三者委員会について説明はできたとか、解決できたとか、その辺のご認識はいかがでしょうか。
審査の内容については、これまで申し上げたとおり、コメントすることはかないませんので、そこは控えたいと思います。
ありがとうございました。
特定複合観光施設(IR)について(5)
IRの件で確認的なことで2つ。
まず、NHKさんのご質問の中で、お答えで、できるだけ早く区域計画を実現してほしいということを、これはもう知事として政府のほうに伝えたということでしょうか。
というのは、当初、10月頃と言っていたのが、どんどん、どんどんずれてました。なので、これまでに実際伝えてきたのかということを教えてください。
いろんな場所では言っていますけれども、直接、文書等々で私から直接ということはありません。
この記者会見の場も情報発信の場ですけれども、公式の場で早くやってほしいということを言ってきたと。
一日も早くとは思っております。
もう一点は今後のことなんですけれども、一応、国と地方は対等だということを前提に、できるだけ早く実現してほしいということを具体的に要請するなり、そういうことをするお考えはありますか。
現時点ではございません。
そういうことはないですか。
そういう機会に恵まれれば、それはもちろんしますけれども。
統一地方選について(1)
幾つか質問がありまして、間もなく行われる長崎市長選挙、それから佐世保市長選挙についてなんですけれども、知事本人としては、どなたか特定の方を応援しようという考えは今ありますでしょうか。
全体的にですか。
今、まだ立候補予定者の段階ですけれども、実際に届出を出されて、この方を応援しようと思っているとか、応援に入ろうと考えられている方がいらっしゃったりはしますでしょうか。
これまでも既に、先月、記者会見でお話はさせていただきましたけれども、佐世保市長選において、宮島大典氏を応援したいという思いは変わりはございません。それぐらいです。
長崎市長選挙のほうは、特に特定の候補者はいらっしゃらないということですかね。
これは、どこの市長選と限ったわけではありませんけれども、私として強く関心を持っておるのは、やっぱり県・市連携をしっかりできるのかどうかというところは非常に強い関心を持っております。ですので、いろんな方々がそれについて触れられてもおりますし、今後、どういったことを訴えていかれるのか、注視はしていきたいというふうに思います。
離島留学検討委員会の設置について(1)
あともう一点、先日、県教委のほうから発表がされていました離島留学検討委員会についてお尋ねしたいんですけれども、具体的にどういった内容について、議論だったり検討されていくかというのを教えてください。
離島留学制度につきましては、県内、5つの県立学校で実施をしております。そういった中で様々な家庭の状況ですとか、あるいは不登校を抱えている、そういう生徒が入ってきております。
そういう状況の中で、生徒を支える支援体制として十分なのかどうなのかということについて検討してまいりたいというふうに思っております。
それと、例えば具体的にいついつ会合を開いたりとか、そういった部分の計画というのはもう立っているんでしょうか。
4月20日に、まず第1回の検討委員会を行いまして、その後、部会のほうで調査や聞き取りなどを行いまして、第2回を6月の中・下旬に行いたいというふうに思っております。3月下旬を目途に取りまとめて、支援内容を公表したいというふうに思っております。
県産米限定お米券の配布について
最後に1点、お米券の配布についてお尋ねをしたいんですけれども、物価高騰が続く中で、いまだに未定というふうに今なっていると思うんですけれども、今後、いつ始めるとかいうご計画があったりとか、そのあたりというのはいかがでしょうか。
お米券につきましては、今、どういった形で配布をするかということを含めまして、今、検討中です。
今後、できるだけ早い段階で、県民の皆様にきちんと行き渡るように準備を進めていきたいということで、今、準備を進めている段階であります。
できるだけ早い段階と、例えば来月とか、そのあたりの具体的な時期までは、まだ今のところは…。
今、調整を進めているところですので、もうしばらく待っていただければと思っております。
ありがとうございました。
バイデン大統領の長崎訪問の見送りに関する報道について
ちょっとまた話は変わるんですが、G7サミットに関して、アメリカのバイデン大統領が長崎への訪問は見送られるという公算が高くなったと連日報道されているところなんですが、県として、バイデン大統領の訪問案について、今、どれぐらいその情報を収集されているのか、どういった報告がなされているのかということと、あと、連日の報道に対する知事の受け止めについて、2点教えてください。
まず、ファクトとしてどういった情報をということですけれども、今回の件については、まず、県として報道ベースで承知をしているところでございます。外務省等から情報提供は現時点では受けていないというふうに聞いております。
これまでも1月ですかね、長崎市長と一緒に要望させていただきましたけれども、やはり被爆の実相に触れていただける絶好の機会だというふうに思っていますので、同大統領に対して本県にお越しいただいて被爆の実相に触れていただく、直接見ていただくと、聞いていただくと、そういった機会がいただけたら、本当にこれは心強い一歩になるんじゃないかなというふうに思いますので、それは引き続き期待をしております。
特定複合観光施設(IR)について(6)
IRの関係なんですけれども、今回、継続審査、審議が決まって、不認定ではないと思うんですけど、決まらないという、いわば宙ぶらりんのような状況になっていると思うんですけど、こういった状況だと、今投資を考えている人も投資を見送るとかという話にならないのかなという心配もあると思うんですが、その点、知事はどういうふうに思われていますでしょうか。
そうですね、関わる方々が期待をして待っていらっしゃる。決まらないことに対して不安を抱かれる。そういったことはあるかもしれませんけれども、しかし、今審査もしっかりと行われていると思いますので、これまでどおり、しっかりと、繰り返しになりますけれども、少しでも早く区域認定をいただけるように、県としては対応を求められればしっかり対応していきたいというふうに思っています。
今回、大阪の審査結果を見ますと、IRの評価基準の25の基準を1,000点満点で採点して、600点以上が認定の条件となっておりまして、大阪は657点で、評価の仕方によると思うんですけど、結構600点ぎりぎりだなと思って、長崎も大阪に引けを取らないような高評価を取る必要があるのかなと思うんですけれども、長崎県として、その25の基準のうち、どこに自信というか、高評価が得られるというふうに思っていらっしゃるのか、ちょっと具体的に挙げていただけたらありがたいんですけれども。
ちょっと項目が…。
IR推進課から補足して説明いたします。
大阪の評価の内容については、1,000点満点中657点ということで確認をいたしております。今、各評価項目について、どういうふうな傾向が読み取れるのかというところを分析中でございます。特に、本県では、この間申しておりましたアジアとの近接性ですとか、九州が持つ歴史、文化、観光資源が豊富であること、また、県内、また佐世保市内での合意形成、議会での議決の状況ですね、こういった地域住民に受け入れられているという、この歴史的な取組ついては評価が十分得られるということで、本県の特徴ではないかという認識を持ってございます。
ありがとうございます。あと、昨年の4月に、同じタイミングで計画を出して、今回、長崎だけ継続審議になったということなんですけど、知事としては、その計画に不備とかがあったというふうには考えていらっしゃらないでしょうか。
今のところはないというふうに思います。
石木ダム建設事業について(1)
あと石木ダムのことでちょっとお話を伺いたいんですけども、反対の住民の方が、先日、県庁を訪れて、稲作とかに使う耕作地とか用水路が土砂で埋められたということで抗議したということです。
所有権は国のほうに移っているんですが、その田畑は、まだ現地の生活の方々が使っているという状況ですけれども、耕作地で工事を続ける考えなんでしょうか。
これまでも申してきたとおり、県民の皆様の安全・安心を守るということは行政の責務だと思っておりますので、一日も早い完成を目指して、工事工程にのっとって進めていく必要があるというふうに思います。
耕作地でも必要であれば工事も行うという理解ですかね。
一方で、知事は、反対住民との話し合いはまだ継続するというお考えだと思うんですけれども、その耕作地での工事も始めていて、以前より緊張感も高まっているのかなというふうに思うんですけれども、こういった状況でお話ができるような状況ではないのかなと思うんですけれども、これについてはいかがでしょうか。
繰り返し申し上げますけれども、県民の皆様の安全・安心を守るというのは行政の責務だと、まずそう思っております。それを踏まえて、しっかりと工事工程に沿って、一日も早い、予定どおりの完成を目指さなくてはいけないというふうに思っています。
ただ、それまでは、中でも一番いいのは、現地の方々のご理解をいただいて、同意のもとで進めていくということが一番いい形だというふうに思いますので、ご指摘のとおり、非常に難しいという状況にあるかもしれませんが、どのような状況であっても、その話し合いをさせていただく、ご理解を得る努力を県としては諦めずに続けていきたいというふうに思います。
現在、話し合いの予定というのは入っていらっしゃいますでしょうか。
今、調整中と聞いていますけれども、決まったという事実は、私は聞いておりません。
知事は、従前から工事工程に沿って進めるというので、今もその考えは変わらないと思うんですけれども、このままで工事が進んでいくと、いずれその本体工事の完成のためには、小屋の撤去というのが必要になると思うんですけど、この撤去に関しても工事工程に沿って進めていくというお考えなんでしょうか。
工事工程に沿って、すみません、個別のスケジュールは分かってないんですけどどうですか。
スケジュールというか、いずれのタイミングかで小屋というのを…。
完成に必要な作業で、工程があるところは対応しなくてはいけないというふうに思っています。
そうすると、行政代執行もやむなしという、そういうお考えなんでしょうか。
行政代執行になるかどうかは、分からないと思います。
その小屋の撤去に関しては、知事はどういうふうに対処されるご予定なんでしょうか。
これまでどおり、ご理解いただくということを継続しながら、しっかりと工事工程にのっとって作業を進めていくということだと思います。
分かりました。ありがとうございます。
統一地方選について(2)
長崎市長選で確認なんですが、特定の候補を応援されるつもりではないということで、そろそろ告示なんですけれども、このまま選挙戦は、長崎市長選についてはフラットな立場でいかれるという認識で大丈夫でしょうか。
今、決まったことがあるということではないというのが事実です。
分かりました。
離島留学検討委員会の設置について(2)
あと、これからの離島留学検討委員会なんですけれども、これは何か基本的には県とか市、自治体の方が参加されていて、有識者も含まれていますが、どういうふうに客観性を担保した上で課題を検討していくのかということと、最終的にどういった形で、支援の内容を発表するという話もありましたが、どういった、例えば最終報告書という形で出てくるのか、そのあたりはいかがでしょうか。
どのような客観性を担保するのかというお話でしたけれども、今、ご指摘いただきましたように、有識者のほうも弁護士の方、それから臨床心理士の方、そういった専門家の方をメンバーに入れておりますので、そういったところで客観性や公平性というのは担保できるのかなというふうに思っております。
また、最終的には、離島留学制度が持続可能なものになるかどうか。そして、離島留学生が安心・安全な生活環境の中で送れていくかといったところをしっかりと検証して、そういう制度を構築してまいりたいというふうに思っております。
ありがとうございます。その有識者のところは、特に今、県と利害関係があるとか、何かお金をもらって顧問をやっているとか、そういう関係性はない方々ということでよろしいでしょうか。
特段ございません。
分かりました。ありがとうございました。
統一地方選について(3)
先日行われた県議選についてお尋ねなんですけれども、複数の候補の方に応援に知事も入られていたかと思うんですけれども、入った方と入られていない方もいらっしゃるんですかね。この知事部局と議会って、是々非々というか、中立な立場でつき合っていくものだと思うんですけれども、応援に入られた方と入られなかった方、どういう判断に基づいて、知事のどういう姿勢に基づいて入られたものかというのを教えていただければと思います。
ご指摘のとおり、県議会議員選挙においては複数の候補のところに応援に入らせていただきました。これは、自分なりには基準を設けてしっかりと判断をして行ったところです。
まず、自民党の県議団の方々のところにも入らせていただきましたけれども、知事選挙のときに自民党長崎県連から推薦をいただいたという経緯もございます。その中で、当時、県連と政策合意をしているということ、また、これまでも支持をしてくださるという意思表明も繰り返しありました。
大石県政にご理解をいただけているという候補については、そんなことを踏まえて応援に入る用意があるというふうに自民党県連に対して、まず事前にお伝えをしておりました。
その上で応援の要請があった県議会議員候補については、日程の調整が可能な範囲で入らせていただいたというところです。
この点については、これまで、一応報道で私も見たんですけど、これまでどういったお立場にいられたかとか、そういったことは関係なく、大石県政にご理解をしていただいて連携を組めるという、そういった視点から応援をさせていただいたところでございます。
ほかの無所属の候補の方々等につきましては、それぞれ大石県政に同じ軸で県政にご理解をいただけるということ、それが確認できた候補に対しましては応援の要請があったところで、同じように日程の調整を行って、可能なところに入らせていただいたというところです。
無所属の、今回、新人の方で、応援の要請をしていないのに知事がいらしてくれたみたいな、そんなお話も聞いたんですけど、そのあたりは。
それはちょっと承知しておりませんけども。
では、基本的には応援の要請があったから、無所属新人の方とかについては行かれるというふうな認識でよかったですか。
はい、今、話したとおりでございます。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダムについてちょっと細かいところで伺いたいんですけど、この間、フェンスなどの撤去で19日までというところですけど、これが土地収用法ではなくて、民法に基づきだったと思うんですが、何か理由はあるんでしょうか。
あくまでも、土地に付随しているものについて、符合しているものについては民法の適用を受けるということで、土地収用法ではないというふうな考えでございます。
代執行に当たらないという理解ですか。
そういう判断でございます。
ありがとうございました。
統一地方選について(4)
先ほど、NCCさんがお尋ねされた県議選の関連でお尋ねしたいんですが、今回、現職の方が落選されたり、無所属の方が当選されたりとか、いろいろあったと思うんですが、率直に今回の県議選の結果について、知事はどのように受け止められているのか、まず教えてください。
個別の選挙結果については、コメントは控えたいと思います。ですけれども、今回、46名のうち11名の方が初当選ということです。再選された皆様を含めて、今回初めて当選された方も含めて、これまでの経験であったり、新たなお考え、そういったことを政治手腕を存分に発揮して県政の山積する課題についても、時折、我々もご指導いただきながら一緒に魅力ある新しい長崎県をつくっていくと、選ばれる長崎県づくりも一緒に進めていただければなというふうに思っています。
先ほど、大石県政に協力してくれる方には応援に入ったということを言われていましたけど、知事が応援に入った方で受かった人もおれば落選された方もいると。そういったことも含めて、今回の県議選の結果については、知事としてはどのように受け止めるのかというのをちょっと聞きたかったんですけれども。
個別の選挙結果については、コメントは差し控えたいと思います。
今回、知事が応援に入られた方と応援に入られてない方がいらっしゃいますけれども、応援に入られなかった方とか、ほかの一般の人とか、いろんな方から、知事の今回の行動については、住民から直接選挙で選ばれた知事がそういった特定の候補に肩入れすることについては批判も起きていますけれども、それについてはどのように受け止められていますか。
私には、知事の立場と政治家の立場がございます。その中で、県政の推進に資する立場で一定の連携を図れるか、先ほど申し上げましたけれども、それに理解が得られるかといったところについて、一定の基準を置いて判断をしたところでございます。そういったご意見もあるというふうには受け止めますので、そこはしっかりとご指摘として、ご意見として受け止めたいと思います。
先ほど、NCCさんもちょっと触れられていましたけれども、県と議会というのは協力関係というよりは、どちらかというと、こういうことは知事には釈迦に説法だと思うんですが、それでも改めてちょっと聞きたいんですけれども、いずれも住民が直接選挙で選んだ者同士、いわゆる二元代表制ということで、緊張感を保ちながら県の執行に対して県議会はそれをチェックすると、そういうふうなのが、いわゆる地方自治の二元代表制だと思います。
一方で、いわゆる国政のほうでは、議会で多数を占めたところが首相とか内閣を握って進めていくと、こちらは議院内閣制ですよね。その認識、その違いというのを認識した上で今回の行動をしたのかどうか、そこをちょっと教えてください。
まず、議員と知事という立場で緊張性を保つ、緊張がある関係を保つべきということは私もそう思います。ですので、今回は、もう選挙が終わって、これから知事と議員として、それぞれの、もう候補ではなくなりましたけれども、当選された方々は活躍されるわけですから、そこはしっかりと是々非々、喧々諤々の議論をしていくべきだろうというふうに思っていますし、そうなるというふうに思っています。
議院内閣制を意識して判断をしていたかというと、正直言うと、そこは必ずしもそうではないかもしれませんけれども、申し上げたとおり、県政の推進に向けて一定の連携ができるかどうかというところを、しっかりと評価をしつつ判断をしたというところが基準でございます。
すみません、ちょっと端的に聞きますけど、いわゆる国政の議院内閣制と地方自治の二元代表制の違いを認識した上で、今回の行動をしたかというと、そこはちょっとよく認識していなかったかもしれないというふうなことですかね。
それが基準ではなかったということだと思います。
お話を聞いていて、「大石県政に協力してくれる人を応援している」と先ほどからおっしゃられているんですけど、それ自体が二元代表制を、いわゆる緊張関係にあって、要するに県のチェック機関としての議会、そういったものを理解してないようにこちらとしてはとれるんですけれども、そこはいかがでしょうか。
ご意見として受けとめたいと思います。
それについて意見として受けとめるということは、知事としては、そこは別にそういうふうには思っていないということですかね。
はい。繰り返し申し上げますけれども、これからは、知事と議員として緊張のある関係をしっかりとつくって、ともに県政の推進に尽力していくんだろうと、そういった関係性をつくっていくんだろうというふうに思いますので、そこには全く当たらないというふうに思います。
以上です。
特定複合観光施設(IR)について(7)
何点かあるんですけど、IRについてなんですが、大阪が先に認定されて、県が当初見込んでいたのは、認定の可否が出るのが去年の秋頃というふうに見込まれていたと思うんですけど、そもそもここまで、長崎のほうだけ認定の可否が長引いている理由というのは何だと思いますか。
それは公表されていませんので、分かりません。
いや、公表というか、国がどう思っているかじゃなくて、知事としては何が原因だろうというふうに考えられていますか。
正直言って分からないです。
分かりました。
新型コロナウイルス感染症について(2)
コロナなんですけど、5類になった後というのは、感染者数の発表というのは、県としては毎日されないという理解でいいんでしょうか。
定点的になりますので、そういった形では決まってるんですか。
5類移行後は、定点把握になりますので、週1回の週報という形になります。どのような形で公表するかということについては、今検討中でございます。
分かりました。週報になった場合というのは、どのくらいのずれが生じるんですか。発表、実際の時期と発表までのタイミングはどのくらい。
インフルエンザとかだとどれくらいですか。数日。
今のところ予定しているのは、月曜から日曜日の報告数を翌週の、今のところ木曜日前後にお知らせできるんじゃないかと思っております。
分かりました。
統一地方選について(5)
またちょっと話が変わるんですけど、長崎市長選についてなんですけど、自民党が推薦されている鈴木さんなんですが、知事等も県・市で連携していきたいみたいな、知事が求めるようなことを言われていたりはするんですけれども、知事選のときに推薦をされた自民党さんも同じく推薦されていまして、そういう意味で現状、支持というか、支援というか、支持する人は、長崎市長選では今のところは決まってないということなんですけど、鈴木さんがなんで、普通に考えると支持していいんじゃないかというふうに思うんですけど、なんでしないんですか。
本人と先日お会いする機会がございまして、政策についてお話を聞いて、今おっしゃってくださったように、県・市連携はしっかりやっていくんだということをおっしゃっていただきました。それについて、そういったことを訴えられる候補予定者が出てこられたということは、県としても非常に心強く、期待を持てるかなというふうに思います。
その中で具体的に応援をしてほしいという要望があったわけでもありませんし、本当にすべからく全ての候補予定者の施策を今のところ拾えているわけではございませんけれども、県・市連携を訴えられている方はいらっしゃいますので、そういうところも含めて、いま一度しっかりと注視をしていきたいなと、どんなことを訴えられるのかは見ていきたいなと思います。
分かりました。
統一地方選について(6)
あと、終わった県議選についてなんですけど、知事が応援に入った人って、何勝何敗だったかって分かりますか。
分かりません。すみません。
分かりました。
離島留学検討委員会の設置について(3)
あと、壱岐の留学制度の検証の件なんですけど、これ、今回、教育委員会がされるということで、知事部局としてはされないという理解でいいんですかね。
いえ、知事部局も一緒に入ってですね。
知事部局も一緒になって、窓口が県教育委員会なだけで、知事部局も一緒になってされるということですね。知事としてどういうふうな期待というか、何と言ったらいいのかな、どういうふうに検証が進めばいいというふうに考えられていますか。
まず、しっかりと状況を把握することは大切だと思いますけれども、制度自体が、先ほど担当から申し上げたとおり、まず、持続可能なものになるように、それに携わる方々が本当に安心に利用できるというところが一番だろうと思うので、そういった形がどういったものなのかというところも含めて議論していただいて、それを参考に結果をまとめていきたいというふうに思います。
ありがとうございます。
ほかに質問がございますでしょうか。
では、以上で本日の定例記者会見を終わらせていただきます。お疲れさまでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
〔14:43 終了〕
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時12分(12分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和5年3月17日 記者会見
会見内容
令和5年4月1日付人事異動について
それでは、ただいまから、人事異動に関する記者会見を始めさせていただきます。
皆さんこんにちは。令和5年4月1日付の一般職の人事異動を発表する前に、特別職の副知事の選任についてご報告を申し上げます。
平田修三副知事が、今年度末で辞任されることに伴って、その後任として、浦真樹企画部長に副知事をお願いしたいと考えております。
本日、県議会のご同意もいただいたことから、副知事として県政の推進に力を発揮していただきたいと考えてございます。
それでは、令和5年4月1日付の人事異動を発表いたします。
令和5年度は、新しい長崎県づくりの実現に向け、重点テーマに基づく主要施策の柱に沿った各種施策に全職員一丸となって全力で取り組んでいく年度となります。
人口減少が進行する中、子どもたちへの投資を未来への投資と捉え、子育てを中心とする子ども施策を県政の基軸に位置づけ、最重要テーマとして、子どもが夢や希望を持って健やかに成長できる社会の実現を推進していくこととしてございます。
子ども施策の着実な充実・強化を契機とし、若者や女性、子育て世代等から選ばれる、魅力ある長崎県の実現を目指して、本県の最重要課題である人口減少の抑制にもつなげていきたいと思います。
また、人口減少のほか、新型コロナウイルス感染症、デジタル化、SDGs等の社会環境の変化に適切に対応しつつ、県総合計画の実現に向けて各種施策を推進していくに当たり、4つの重点テーマに沿って取り組んでいくこととしてございます。
このような中、組織と職員の総合力を生かしながら様々な課題の解決や目標の達成に向けて具体的な諸施策を積極的かつ効果的に推進するために、所要の組織改正及び人事異動を行うこととしてございます。
組織改正につきましては、戦略的な情報発信体制強化、危機管理分野の体制強化を行うこととしており、二つの部を新設するなど、組織の体制強化を図るほか、統轄監を発展的に解消することといたしました。
具体的には、選ばれる長崎県の実現に向け、県の魅力発信やトップセールスなど、分野横断的な視点で戦略的に実施する体制を強化するため、秘書・広報戦略部を新設するとともに、基地対策や国民保護の取組を強化するため、危機管理部を新設するなど、新たな行政ニーズへの対応や効率的・効果的な体制づくりを基本に、所要の改正を行いました。
人事異動においては、特に部長級の職員について、県政全体を俯瞰しつつ、様々な関係者と対話を行い、自ら課題を見極めチャレンジして政策目標の達成に全力を傾注する能力と意欲を持った職員の積極的な登用を図ったところです。
新しい視点や発想を取り入れるため、若手職員を本庁課長職等に積極的に配置もいたしました。また、行政の継続性と専門性を保ちながら、様々な課題の解決や目標達成に向け、効果的・効率的に取り組んでいけるよう、一定必要な期間在職させることとし、併せて職員の意向、適性、経歴などを見極めながら、職員の専門性や総合力を生かせるような適材適所の人事配置に努めたところでございます。
女性職員の登用につきましては、新たに次長級職員への登用を進めるとともに、さらなる登用を見据えて、主管課長に配置するなど、優秀な女性職員を本庁課長や企画監といった責任ある役職へ積極的に配置しました。加えて、本庁課長補佐等への女性登用を進め、意欲と能力のある女性職員が、これからの管理職として役割を早期に担えるようキャリア形成に意を用いました。
このほか、市町との連携をより一層深めて、市町と県とが地域の課題を一体となって解決していくため、引き続き県・市町職員の人事交流を推進するとともに、九州各県との人事交流や、国、民間等への研修派遣を行うなど、職員の人材育成に努めたところでございます。
人事異動の主なもの及び人事異動については、事前にお配りしている資料のとおりでございます。
人事関係につきましては、以上でございます。
それでは、幹事社のほうからご質問をお願いします。
西日本新聞から、特にありません。
大丈夫です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
今回、副知事人事で、平田修三副知事から、浦企画部長に代わるということです。当初、知事は、女性副知事の登用を公約に掲げていました。今回、女性が登用されなかった理由と、浦企画部長を副知事に選んだ経緯について教えてください。
まず、浦企画部長を副知事に選任した理由ですが、先ほど申し上げたとおり、令和5年度につきましては新しい長崎県づくりの実現に向けて非常に重要な年になりますので、全職員が一丸となって全力で取り組んでいかなければいけないと思っています。
そのためには、組織と職員の総合力をしっかりと結集すること、施策の推進に力を注ぐことが必要ですので、経験豊富で内情に詳しい方ということが非常に重要であったと思います。
浦部長は、これまで、企画部門、総務部門、観光部門など、幅広い分野に経験がございます。現在も、企画部長として、私も1年間、様々な面で一緒に取り組んでまいりましたけれども、人口減少をはじめとして非常に幅広い分野で、分野横断的な考え方も一緒に共有をしてきたところでございます。行政課題の総合調整を担っていただいているということもあり、県政が抱える様々な課題の解決、目標に向けて非常に理解も深いと思っておりますので、そういった点から期待をして選任させていただきました。
女性副知事の登用でございますけれども、今後もしかるべきタイミングで実現できるように検討を継続していきたいと思っております。登用に向けて取り組むということについては変わりございません。
当初、候補の中に女性は、知事の頭の中にはなかったのでしょうか。
人事のことなので、そこは控えたいと思います。繰り返しになりますけれども、女性副知事の実現ということについては、引き続きしっかり検討していきたいと思います。
女性副知事の件で伺います。女性副知事の登用については、知事は公約に掲げられています。これまで知事就任後の昨年の4月、7月、今回と3回の登用のチャンスがありましたが、現時点で公約を果たせていないわけですけれども、それについてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
公約ですので、まずしっかりと実現する責任があると思っています。
これまで実現できなかったということについては、本当に一日も早い実現ということが望まれているというのは理解をした上でですけれども、しっかりと現状を踏まえて、副知事という任を全うしていただけるような人材を精査した上で今回の人事をさせていただいております。そういったことで今回、タイミングが合致しなかったというのは心苦しく思いつつも、県勢の発展のためには必要なことだと思っております。
繰り返しになりますけれども、女性副知事の実現については、引き続き対応を続けていきたいと思っております。
現在の副知事2人が、ともに任期を全うすると、大石知事の1期目の任期では女性副知事の実現は難しくなるのではないかと思います。知事の1期目での女性副知事登用は、まだあきらめていないということでしょうか。
状況に応じてはではございますけれども、人事ですので、現時点ではっきりしたことは決まっていませんし、申し上げるのはできませんけれども、その中でも実現できるように取組は進めたいと思います。
女性副知事の実現について、知事が考える難しい点、障害、ハードルとなっている点は何だと考えていらっしゃるでしょうか。
今回は、本当に県勢の発展のために必要な人材を選任したということですけれども、それがたまたま浦企画部長で、男性であったということです。女性副知事の実現が難しいということではなく、適材適所というところで、今回、適切な人材が男性であったということだろうと思います。
知事の1年前の施策公約発表の際に、私も出席していました。改めて、知事が公約に女性副知事の登用を挙げた理由というのをもう一度教えていただけますでしょうか。
これまでも繰り返し申し上げてきましたけれども、県政を考える中で、女性の意見、女性ならでは意見を取り入れるということは非常に重要だと思います。また、「こんな長崎どがんです会」の際にも出たんですけれども、女性が活躍していく上でのロールモデルとしても、非常に大きな意味があると思います。
ただ、女性であればいいという話ではないと考えてはいますけれども、そういった能力を持っていらっしゃる適任となる方が県政を引っ張る姿を県民に見ていただき、職員にも見ていただくということは非常に意味があるものではないかなと思います。
ありがとうございます。以上です。
今回管理職に女性を積極的に登用したということですが、管理職に占める女性職員の割合を教えてください。
お答えします。昨年度15.4%だったものが、今年度16.3%で、昨年度と比較してプラス0.9%という形でございます。
確認ですが、割合としては過去最も高いというとこでよろしいでしょうか。
おっしゃるとおりです。
以上です。
ほかにございませんでしょうか。
それでは、以上をもちまして、人事異動に関する記者会見を終了いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時15分から午後2時49分(34分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年3月17日 記者会見
会見内容
カーネーションについて
ただいまから、定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
まず、今日のお花ですけれども、「カーネーション」でございます。皆さんも馴染みが深いものだと思いますけれども、今日は、諫早のカーネーション部会からいただきました。
長崎県のカーネーションですけれども、産出額が全国5位ということで非常にハイレベルな産地でございます。
長崎県のカーネーションは、花が大きくて茎が固く、日もちが良い。非常に高品質が特徴であるということで、県内では諫早市だけではなく、雲仙市、佐世保市を中心に若い生産者が多いということでございます。
長崎県のオリジナル品種として5種類あり、「だいすき」、「あこがれ」、「ほほえみ」、「ももかれん」、「ひめかれん」ということです。それぞれが特徴的で、高品質なこともあって、全国の市場から引き合いが非常に強いということでございます。
花言葉は、「深い愛」ということで、皆様もぜひカーネーション、母の日で用いることも多いかもしれませんけれども、本当に日もちがいいので、私も日頃から飾ることが多いのですけれども、ぜひ皆様も親しみを持って使っていただければと思います。
新型コロナウイルス感染症について(1)
冒頭、私から2つお話をさせていただきます。
まず一つは、新型コロナウイルス感染症についてでございます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、3月に入ってからも、新規感染者数、病床使用率ともに減少傾向で推移をしており、おおむね落ち着きを保っているものと考えてございます。
そうした中、3月13日からは5類移行に先んじてマスク着用のルールが見直され、個人の判断が基本となりました。本日は私もマスクを外しております。3月10日には、5類移行後の「医療適応体制」や「公費支援」等について国の方針が示されました。5類移行後は、医療費に係る公費支援の在り方も含め、これまでの行政の関与を前提とした、限られた医療機関による特別な対応から、幅広い医療機関による自律的な通常の対応に移行することとなります。
県としましては、県医師会など関係機関等にご協力いただきながら、遺漏なく準備を進めるとともに、医療の現場や県民の皆様に混乱が生じることがないよう、ホームページ、新聞など、各種媒体を活用し、必要な情報についてしっかりと周知していきたいと思います。
これから年度末、年度初めということで、人の流れが非常に多くなりますし、会合の機会も増えるのではないかと思います。県民の皆様におかれましては、インフルエンザも含めて基本的な感染防止対策を改めてお願いできればと思います。
進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化について
もう一点は、長崎県警本部から、進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化についてお話をあずかっておりますので、ご紹介差し上げます。
例年、この季節は、進学・進級等による生活環境の変化に伴って、少年が深夜徘徊、喫煙、飲酒等の不良行為や万引き、薬物乱用等の非行に走りやすく、また、SNS等を利用して犯罪被害等に遭うおそれがあるということでございます。
さらに、この時期は、少年が初めて自分のスマートフォン等を手にする時期でもあるそうです。
そこで、進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化について県民の皆様に3点お願いをさせていただきたいとのことです。
まず1点目でございますけれども、ペアレンタルコントロール機能の活用をお願いしたいということでございます。ペアレンタルコントロールとは、子どものスマートフォンや、タブレット、ゲーム機の利用状況を保護者が把握したり、安全管理を行ったりすることができる機能です。保護者の皆様は、ペアレンタルコントロール機能を活用し、お子様のゲーム機のプレイ時間の制限や調整、課金等の管理、ネットワーク利用の制限、年齢区分のチェック等を行うようにしてください。
2点目でございますけれども、親子でのルールづくりをお願いしたいということです。
お子様にスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等を使用させるに当たっては、使う機械、使う時間や場所、使用方法等について、あらかじめ親子でよく話し合い、ルールを決めていただくことが大切とのことです。家族の皆さんでよく話し合い、我が家のルールを作っていただきますよう、お願いを申し上げます。
そして、最後に3点目は、フィルタリング機能の活用をお願いしたいということです。
フィルタリングは、有害な情報やアクセスによるトラブルから子どもを守る機能でございます。お子様にスマートフォンを持たせる場合や、使わせる場合には、保護者の皆様がフィルタリングを設定してお子様を犯罪等の被害から守っていただきますよう、お願いを申し上げます。
以上、3点、長崎県警本部からのお願いでございます。
以後につきましては、質問に応じて回答させていただきたいと思います。
幹事社から質問をお願いします。
石木ダム建設事業について(1)
石木ダム建設事業の買受権についてお尋ねします。佐世保市長が今日の記者会見の中で、買受権を発生させないためにも強制収用した全ての土地で工事に着手する必要があるという趣旨の発言をされています。発言に対して知事の受け止めと、改めて買受権に対する県の見解を聞かせてください。
佐世保市長の発言については、まだ詳細を把握しておりませんけれども、県としての考え方としては、既に事業の用に供しているということで買受権が発生するとは考えてございません。そこについては何ら認識が変わるものではないと思います。
ありがとうございます。
令和5年度当初予算について(1)
今日、議案が全て原案どおり通りました。改めて知事が取り組んだ新年度予算の中で、暮らしという面で新年度からここが進むぞという意気込みと、物価高騰対策について、この事業はこうだぞというのがあったら一つずつ教えてください。
一つずつですか。4月から、本当大きな話で、今日、議会での平田修三副知事への挨拶の際にも申し上げましたけれども、18歳の医療費助成については、市町との協議においても非常に大変なところもありましたが、まずは始められるということになりました。周知も含めて、導入に時間がかかるところもあるかもしれませんが、4月から始められるということで、皆さんの生活にもいい影響が出てくるのかなと期待しています。
物価高については、経済補正もやらせていただきましたが、一つの事業だけで解決することは難しいと思いますけれども、今やれることは盛り込めたと考えておりますし、今後も状況によって国の動きもあるかと思いますので、必要に応じてしっかりと可能な範囲で迅速に対応を継続していきたいと思います。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
特定複合施設(IR)について(1)
IRの関係でお尋ねいたします。県は、IR区域整備の資金調達に関してクレディ・スイスグループを関係企業として公表しております。ここ数日の間でクレディ・スイスの経営不安が世界的に再びクローズアップされています。クレディ・スイスの問題が長崎IRの資金調達計画に影響を及ぼす可能性があるのかどうか、知事の見解をお聞かせください。
まず、状況として、アメリカのシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行の破綻をきっかけとして、金融機関への影響の拡大を懸念する動きがあると認識していますし、その中でクレディ・スイスの経営に対する不安感が広がっていることは、報道等で聞き及んでいるところでございます。
県としましても、その間、IR事業者や、アドバイザーを通して、適宜、情報収集を行っております。これまでの情報によると、スイス国立銀行、中央銀行になりますけれども、と、金融監督局がクレディ・スイスに対する支援を表明し、クレディ・スイスは、スイス国立銀行から最大500億スイスフラン、約7.7兆円を借り入れるということを伺っております。
スイス国立銀行と金融監督局は、クレディ・スイスの経営に大きな問題はないとの認識を示していることから、現時点で、本県IRの資金調達計画に影響を及ぼすものではないと考えてございますが、引き続き、動向はしっかり注視していきたいと思います。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(2)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。国の方針も示されている中、ほかの自治体では発生届を県独自で換算したり、動向を調査するというような取組も出てきています。長崎県として、今後、5類移行後の体制について具体的なものがございましたら教えていただけますか。
5類移行後の感染者数の把握については、国の対策本部によって発生届は終了という形になると伺っております。今後は定点医療機関による発生動向の把握に移行することが決定してございます。これはインフルエンザでも普段からやっていることですけれども、本県においても県内70のインフルエンザ定点医療機関で実施していただくように関係機関と調整を行っているところです。
県の医師会や現場の方々と、5類移行後の具体的なお話はされているのでしょうか。
今後どうしていくかということについては、コミュニケーションはずっととってきています。5類移行を迎えるということで、幅広い医療機関で対応できるように、応召義務が整理されることになると思いますけれども、その中で実際に多くの医療機関が、コロナ患者と、コロナかどうか分からない発熱患者の対応をいただくことが何よりも重要だと思っておりますので、そういった点も含めてコミュニケーションはしっかり取っていきたいと思います。
経済的な面でいうと、これまでは国からの支援というのも大きかったと思います。今回、5類移行に伴って国からの支援も変わるという中で、課題をどのように解消していこうとお考えですか。
どこまで支援が出るかというのは非常に難しいところだと思いますけれども、先ほど申し上げたように、まずは医療を受けられる方がしっかり受けられる環境をつくるということが重要です。これまでは発熱外来を中心に対応してきていたところを、幅広い医療機関に受けていただけるような医療提供体制をまずは整える。その中で、費用の面がどうなるかということは、状況を踏まえながら、県として対応が難しいことであれば、国に対してもしっかり伝えていかなくてはいけないと思います。状況に応じて可能な限りの対応をしていきたいと思います。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダム建設事業についてお尋ねします。今後、反対住民の方々との話し合いについて具体で何か決まっているものとかございますか。
まだ調整中で、決まった日程はありません。これまでも繰り返し申し上げてきたとおり、県民の安全な暮らしを守るというためには、治水、利水の面から事業をしっかり進めていく必要があります。そのような中でも、現地の方々のご理解をいただいてから工事を進めるということは非常に重要だと思っていますので、お会いしていただけない、なかなか実現が難しい、日程もありますけれども調整が難しい中でも、理解が得られるようなチャンスをいただけるよう、努力はしっかりと続けていきたいと思います。
特定複合施設(IR)について(2)
IRについてお尋ねします。クレディ・スイスの経営不安が県の計画に今のところ大きな影響を及ぼすものではないということは、区域整備計画について、新たな資金調達先の確保であったり、資金調達の規模等、計画を見直す考えは今のところないと考えてよろしいのでしょうか。
今は、承認いただいて、計画を作成して申請をしております。申請した計画について審査を受けているという認識でございます。
国の審査を待っている状態ということですけれども、クレディ・スイスの今後の状況次第で、計画を見直す可能性はあるのでしょうか。
計画の見直しを国から具体的に求められたりといったものがあれば、できる限りのことをやりたいと思いますけれども、そういった状況がない中で動くということがどういった意味があるのかということは、労力もありますから、そこは状況によって応じていくことになると思います。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて
西九州新幹線についてお伺いします。タイミングとして、23日で開業から半年ということ。先日、県議の八江議員が中心になって、長崎新幹線建設推進実行委員会の会合が開かれましたし、JR九州では、いわゆるハーフバースデー、半年を記念して利用促進策などを打っています。
全線フル規格について、現時点でどのように推進していくお考えか改めてお聞かせください。
これはもう本当、これまでお話ししたとおりですけど、本県がフル規格全線開通を望むということは、もう重々お話ししてきているのでご存じかと思います。2月16日に開催された与党PTの中でも佐賀県との議論が進められるように、新幹線だけではなく、道路、河川、空港等、そういった関係を含めて、どういった役割を新幹線が担えるのかということが、森山委員長の方から話がありました。その中で、国交省全体で取り組むことが求められておりますし、その議論の進展に応じて、新しい動きも出てきていますので、進捗が図られるように、県としても何ができるのかについては、動向をしっかり見極めて、やれることはしっかりやっていきたいと思います。
ですけれども、ルートに関しましては、佐賀県の中での課題でもありますので、どうやってお互いがメリットを享受できるのか、長崎県も協力することでその効果を最大化していくには、どういったことができるのかということについては、しっかり本県としても考えていきたいと思いますし、山口知事とも疎通する中では、そういったところも話せたらなと思っています。
ちょっと聞き取りにくかったので、どうすると効果を最大化できるとおっしゃいましたか。改めてお願いします。
これは新幹線だけではない話ですけれども、単県や一つの駅だけでメリットを大きくしていくというのは非常に難しいと思います。どうやったらその効果を最大化していけるのかについては、新幹線を活用した取組、集客、送客、そういった面から幅広く協力していくべきだろうと思っています。与党PTでも、新幹線だけではなく、ほかのものとのつながりの中で新幹線がどういった役割を担えるのかという視点も出てきています。そういった幅広い視点から、どうやったら長崎県と佐賀県でメリットを最大化していけるかというのは、幅広くお話はしていきたいなと思います。
今、「長崎県でできること」とおっしゃいました。知事の思いをお聞きしたいのですけれども、今の段階で何ができるとお考えでしょうか。
佐賀県あっての、相手があってのことですので、なかなか私から「これです」と言うのは難しいですけれども、例えば、新幹線を楽しみにして来てくださる方々を、佐賀県だけ、長崎県だけではなく両県でおもてなしをするとか、観光で取り込みを図るといったことは具体的に思い浮かびますけれども、幅広く、そういった取組を含めて、新幹線の価値、メリットをお互いが享受できるような環境づくりをしっかりやっていかなくてはけないんじゃないかなと思います。
それに関して、あえてちょっとエピソードを申しますと、長崎新幹線建設推進実行委員会で、八江議員が最終的に言ったのは、「とにかく今は佐賀県に頼むしかない」と他力本願みたいなことをおっしゃっており、議論を聞いていても、なかなか進展がなかったんですけれども、これも含めて、知事としてはむしろ積極的に、例えば、佐賀県の知事と次に会うチャンスはどういうところかというところまで考えていらっしゃいますか。
日程はわかりませんけれども、新幹線を目的にお会いするすということは、私が覚えている限り、今のところ予定はないと思いますけれども、佐賀県知事とは、九州地方知事会等いろいろな場面でお会いして、新幹線の話もしますし、新幹線以外の話ももちろんしますので、そういった中でお互い連携して、新幹線も含めたメリットを一緒に享受していくような連携をやっていきましょうということは、積極的にお話ししていきたいと思います。
今の段階で佐賀県知事に、新幹線に関して面会を調整しているということはないということでしょうか。
今のところは、予定はありません。
どうもありがとうございました。以上です。
統一地方選挙について(1)
統一地方選挙についてお尋ねします。長崎市長選挙で、応援、支援する方は決まりましたでしょうか。
まず、一般的な考え方として、私は、基礎自治体と県がしっかり連携していくということは非常に重要だと思います。単一の行政だけで、今後、観光や産業といったところで勝ち抜いていくというのは非常に難しい状況ではないかと思います。そういった視点からは、しっかり県と基礎自治体と連携していく関係性は必要だろうと思います。
それを申し上げた上で、端的に申し上げると、何か決まっているものはありません。今後、そういった関係性が構築できるのか、連携ができるのか、各候補予定者の方々がどのようなことを考えていらっしゃるのか、よく聞きながら、しっかり考えていきたいと思います。
鈴木史朗さんと1月に浜町でお会いになったという噂もお聞きしました。お話になっての印象とか、期待されていることはあるんでしょうか。
浜町でお会いしたか記憶が定かではありませんけど、一度、年明けの長崎魚市場の初市式で、お会いしたと思います。
長崎市の発展を考えて、今、意欲を示されていると思いますので、長崎市の未来を存分に語っていただき、市民の方へ訴えて、ご自身の考える長崎市の未来を実現できるように頑張っていただきたいと思います。
ただ、だからといって鈴木さんを表立って支援するというわけではないということですか。
はい。先ほど申し上げたとおり、何ら決まったものはございません。
分かりました。ありがとうございます。
令和5年度当初予算について(2)
新年度の予算が今日可決されました。個別案件で、医療的ケア児の家族負担を軽減するためのレスパイト支援事業がありました。県は今回、保険適用外の部分について助成を7,500円、年間96時間までやるということで県として制度をつくりました。いわゆる県、市、町が予算を負担し合って実施する中で、現在、市町で実施予定の県内自治体は、4市しかなく、あとの17市町については、まだ実施していませんし、一番人口が多い長崎市についても検討中ということになっています。今後、こういった医療的ケア児を抱える親御さんたちがレスパイトをしっかりとれるために、知事として、各首長に対して、この制度を積極的に活用できるよう求めていく考えはありますか。
それはもちろん、あります。この事業を立ち上げたのは、医療的ケア児と暮らす方々が、例えばご自身が病院に行く等、ご自身の時間が必要な時にしっかり利用できるようにという思いでつくっています。しっかり活用していただけるように、県としても周知を図る等していきたいと思います。
知事として、各首長に働きかけていきたいということでよろしいのでしょうか。
直接は難しいかもしれませんけど、せっかくできた事業ですので、活用していただけるようには取り組んでいきたいと思います。
分かりました。
令和6年度の子ども施策について
医療的ケア児と絡めて、例えば今回の子どもの18歳までの医療費助成であるとか、不妊治療の助成であるとか、知事が公約で掲げていた子ども関連の政策というのは、全部かどうかはわかりませんが、結構な部分が今回の新年度予算で制度として組み込まれたと思います。少し気が早い気もしますが、今回、こども政策局長、こども政策局の2つの課の課長も替わり、いわゆる幹部が代わり新しい体制になりますが、知事が令和6年度に向けて、子ども施策としてこういうことをやりたいとか、こういうふうにしていきたいとか、もし具体的なものがあれば教えてください。
ちょっと具体的ではないのですけれども、これまでにあった、必ずしも十分ではなかった視点として、部局横断的な取組は進めていきたいと思います。確かに、こども政策局の幹部職員が変わりますけれども、ただそれだけではなく、ほかの部局ともしっかり連携した形で、様々な取組の中で子育てしやすいまち・県ということをしっかりつくっていきたいと思います。これまで縦割りぎみになっていたところもあったかもしれませんが、そこを少し幅広に、いろんな部局と連携して取り組むことで、さらに効果を出していけるような、そんな体制づくりを心がけていきたいなと思います。特に令和6年度に向けて、令和5年度の間にしっかりやっていきたいと思います
統一地方選挙について(2)
統一地方選の佐世保市長選についてお伺いします。どなたか応援する予定の候補者の方はいらっしゃいますでしょうか。
まだ全ての候補予定者とお話をしたわけではございませんし、まだ交流をしているわけでもないのですけれども、少なくとも佐世保市長選挙については、県議会議員であった宮島大典さんといろいろお話をする中で、政策も一致点が多いですし、県と市が連携した新しい長崎県づくり、新しい佐世保市づくりの実現に向けては協力関係が築けると期待をしてございますので、そういった判断の下で支援をしていきたいなと思っています。
佐世保市長選にはもう一人、自民党県連の推薦する橋之口さんもいらっしゃいますけれど、この方とお会いしてお話ししたことはあるのでしょうか。
会合でお会いしたことはございます。
宮島さんと橋之口さんともお会いした上で、いろいろと考えた上で、橋之口さんではなくて宮島さんと。
決して、橋之口さんが訴えていらっしゃることがどうとか、自民党県連が推薦される方のお考えが間違っているといったことではありません。そういったことではなく、宮島大典元県議が考えていらっしゃる、進めようとしていらっしゃることの中で、非常に一致することが多いということと、もう一つは、繰り返しになりますけれども、県・市連携というところで、いい関係が築けるのではないかと期待しての判断でございます。
宮島さんと考えていることが一致しているという部分で、具体例を挙げていただけるとありがたいのですけれども、どういったところを評価されていらっしゃるのでしょうか。
そうですね、項目で言うと、違いが出るところではありませんけれども、石木ダムもそうですし、IRもそうですし、医療提供体制についても非常に議論をさせていただく中でも方向性が、どこにいてもしっかりと安全・安心に医療にかかれるような環境づくりを進めるべきという考えも重なるところが多いと思います。
ほかの施策で言うと、今、グローバル教育も一つございます。これは、私もいろいろ基地に行かせていただいたり、いろんな方々とお話をして思うところがあるのですけれども、佐世保ならではというところもありますし、アメリカ海軍があると、基地があるということで、そういった国際色を生かしてグローバルな教育というところは一つ大きな魅力になるのではないかなと思いますし、そういったところを活用していったり、それだけではなくても、ふるさと教育の大切さであるとか、DX、また先ほどから繰り返し申し上げていますけれども、県・市連携が非常に重要だという視点だとか、そういったところは非常に親和性を感じるところです。
宮島さんの選挙事務所には、知事は、為書きを送っていらっしゃるのですけれども、自民党県連の推薦する橋之口さんの方には為書きを送っていらっしゃるのでしょうか。
すみません、ちょっと確認をさせてください。
分かりました。確認をお願いします。
今の話でちょっとお聞きしたいのですけれども。先ほど長崎市長選については、基礎自治体との連携が必要ということで、具体的にどなたを支援するということはおっしゃられませんでした。今のお話だと宮島元県議を支援するということですけれども、基礎自治体の連携が必要ということであれば、政治家ですからどなたを支援しようと、それは政治家としての立ち居振る舞いなので、とやかく言うつもりはないんですけれども、基礎自治体の連携が必要ということであれば、仮に宮島元県議ではなく、ほかの方が当選されたときに、知事が宮島元県議を支援したとなれば、基礎自治体との連携がうまくいかなくなる可能性もあるかと思いますが、その件についていかがでしょうか。
仮定の中で話をするのは非常に難しいですけれども、仮にそういう状況になった場合でも、県勢の発展のためには連携をしていけるように、その置かれた場面でできる限りのことを尽くすのが私の役割かなと思います。
長崎市長選の対応の関連で質問します。先ほど佐世保市長選の場合は宮島元県議ということでしたけれども、長崎市長選の場合はまだ決まっている人はいないというお話でした。今はいないとしても、後刻聞かれた場合には、支援する候補者について何かしらの答えは出すつもりでいるのでしょうか。いかがでしょうか。
それはもう状況に応じてだと思いますし、先ほど申し上げたとおり、県・市連携は非常に重要だと思います。あと、見ている方向性が多く共有できることも非常に重要だと思いますので、各候補予定者の方々がどういった施策を打ち出されていくのか、どういった思いを語られるのか、引き続きしっかり注視をしてまいりたいと思います。その間であるかもしれませんけど。
例えば、長崎市長選の候補予定者には鈴木さんや赤木さん等がいらっしゃいますが、実際にお会いになってお話を伺うような機会というのはあったりするのでしょうか。
私自身が、なかなか時間が十分取れなくて。もちろん皆さんもご存じのように赤木県議につきましては、議会でお会いすることはありますけれども、それくらいで特別何かそれのためにお会いするとか、時間を設けているとか、そういったことは今のところないです。
以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時34分から午後5時3分(29分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年2月13日 記者会見
会見内容
ラナンキュラスについて
まず、今日のお花でございますけれども、「ラナンキュラス」というお花で、私も初めて身に着けておりますけれども、諫早市の若手生産者のグループの方からいただきました。
長崎県のオリジナルの品種が8品種あるそうで、花びらの形がカールしているということが特徴とのことです。生花店からも人気があり、このオリジナル品種以外の品種も含めて、ブライダルや家庭向けの使用用途が多いということです。ちょっとこれは嬉しいことですけれども、近年、アメリカやドバイといった海外からの引き合いもあるということで、輸出量が徐々に増えてきているということでございます。
ちなみに、花ことばは「華やかな魅力」ということでございますので、ぜひ県民の皆様も長崎県のラナンキュラスを楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。
ながさきデジタルライブラリー事業について
本日は、冒頭、私から3つ、お話をさせていただきます。
まず1つ目です。ながさきデジタルライブラリー事業についてでございます。ミライon図書館のDX(デジタルトランスフォーメーション)を活かしたサービスになりますけれども、ご案内をさせていただきます。
県立長崎図書館では、これまでも「インターネット協力貸出とりよせくん」や、「遠隔地返却サービス」など、遠方にお住いの方のための各種サービスを実施しておりましたが、デジタルで図書館をもっと身近にご利用していただこうと、3つの新しいサービスを開始するということでございます。
まず第一弾として、今月の2月25日土曜日から電子書籍サービスを開始いたします。電子書籍は、長崎県在住の方で図書館の利用カードをお持ちの方であれば、ネット環境とスマートフォンやパソコンなどの端末を用いて、24時間いつでもどこでも、約1,900のコンテンツを閲覧できるということでございます。その中で、音声読み上げ機能や文字の拡大もできるコンテンツもあるということで、使い勝手の良いものとなってございます。
次に、第二弾として、来月3月9日木曜日からは、「ミライon図書館アプリ」というサービスを開始いたします。マイナンバーカードやスマートフォン、スマートフォンアプリなどを活用することで、図書館に来館することなく新規利用者登録が可能となり、また、電子書籍サービスを利用することができるようになるようです。
さらに第三弾として、昨年、長崎市立山にオープンしました県立長崎図書館郷土資料センターのデジタル資料をインターネットで閲覧できる「郷土資料のデジタルアーカイブ」を3月28日火曜日に開設する予定と聞いております。
これらのサービスの開始によって、これまで来館が難しかった遠隔地にお住いの方や、子育てやお仕事で忙しい方をはじめ、より多くの県民の皆様に図書館サービスを利用していただけるものと期待してございます。詳しくはミライon図書館のホームページに記載をしておりますので、ご覧いただければと思います。よろしくお願いします。
令和4年中のニセ電話詐欺被害発生状況について
2つ目、3つ目は、長崎県警察本部のほうからお話を預かっておりますので、ご紹介を申し上げます。
まず1つ目は、令和4年中のニセ電話詐欺被害発生状況についてでございます。令和4年中の「ニセ電話詐欺被害」の発生件数は、113件で、前年よりも16件増加して、5年ぶりに100件を超えたとのことです。被害額も約2億161万円と、約6,700万円減少したものの2年連続で2億円を超えたとのことで、相変わらず多くの県民の大切な財産が脅かされているような状況にございます。
被害件数のうち最も多かったのが「架空料金請求詐欺」の84件で、全体の約74%を占めているということでございます。この架空料金請求詐欺で多いのは、パソコンの画面にウイルスが感染したように表示をさせたり、スマートフォンの画面に「登録完了」と表示させたりして、修理名目や登録料・解約料名目でお金をだまし取る手口であるということでございます。
これらの手口では、コンビニエンスストアなどで売られております電子マネーを買って、その番号を教えるように言われることがほとんどということです。電子マネーを買って番号を教えるように言われたら、まず詐欺を疑っていただきたいと思います。
また、ニセ電話詐欺全体の令和4年中の被害額については、1,000万円以上の件数が5件ございまして、被害者の多くは高齢の方とのことです。このような被害が高額になるケースでは、自宅の固定電話に犯人からの最初のアプローチがある場合が多くなっているということでございます。自宅に固定電話を設置している方は、常時留守番電話にするか、警察が設置促進を図っております「自動通話録音・警告機」を導入いただきまして、電話がつながる前に犯人側に電話を切らせるような対策を実施していただきたいとのことでございます。今年に入ってから、もう既に被害が発生しているということでございます。大事な財産を守るため、電話やメールでお金の話をされたら詐欺を疑い、家族や警察に相談をいただきますようにお願いを申し上げます。
ゾーン30プラスについて
2つ目は「ゾーン30プラス」についてでございます。この「ゾーン30プラス」とは、主に住宅街などの生活道路で、一定範囲の区域を設定しまして、最高速度時速30キロメートルの交通規制を行う「ゾーン30」の区域内に、横断歩道の部分が道路より1段高くなった「スムーズ横断歩道」や、道路の両側にポールを設置するなどして道路の幅を狭くする「狭さく」等の道路上の構造物を整備して、速度抑制を図るという生活道路における交通安全対策となっております。
県内では、今年度初めて、佐世保市内の2地区でゾーン30プラスの区域を設定いたしました。佐世保市の事業として、佐世保市浜田町にスムーズ横断歩道、佐世保市大塔町に狭さくが整備される予定であるということでございます。
今後、子どもや高齢者、身体に障害がある方などの交通弱者の交通安全を確保する対策として、警察や各自治体と協議しながら県内の各地に、「ゾーン30プラス」の区域を設定していく予定であるとのことです。この対策を推進するためには、対象となる地域にお住いの方々のご理解とご協力が必要となります。また、対象区域の付近を通行される運転手の皆様が区域内を抜け道として通行しないこと、また、やむを得ず通行する場合には規制速度を守って歩行者にやさしい運転を実践してもらうことが重要とのことですので、県民の皆様のご協力をお願いいたします。
以上、冒頭、私から3件のお話をさせていただきました。以降につきましては、ご質問に応じてお答えをさせていただきたいと思います。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について(1)
まず、新型コロナウイルス感染症に関してお尋ねします。政府は来月3月13日からマスク着用の指針の見直しについて発表し、マスク着用は基本的に個人の裁量にゆだねるというような指針に変わりました。知事として、この指針についての受け止めと、県の感染症対策にどのような影響があるのかお伺いします。
マスクの受け止めは前回もお話をさせていただきました。マスクの着用を個人の判断にゆだねるという方針は示していただいておりますけれども、その中でもインバウンド等、いろいろな取組の中での方針ということもあると思います。そういった観点からは、地域差が出ないように、ある一定の方針を示していただけるとありがたいなと思っていますし、そのような機会があれば、そういったお話はしていきたいと思います。
ただ、一方で、今後、感染症法上の位置付が5類に向かっていくということで、既に5類に分類されていますインフルエンザや、飛沫感染で感染経路がはっきりしているものもございます。そういったところも踏まえながら、状況に応じて個人の判断ということもしていかなくてはいけないところもあると思いますので、県としても、わかりやすい情報発信等も踏まえて今後取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて
西九州新幹線に関してお尋ねします。国土交通省が2月9日、佐賀県に対して、佐賀空港を通る南回りルートが現実的な選択肢にはなり得ないとする検証結果を伝えました。佐賀県側は批判があり、議論がかみ合わなかった状況ですけれども、知事として、今回の検証結果についてどういった受け止めがあるかということと、今後、佐賀県知事等含めて、佐賀県側との対話の機会というのはあるのかというところについて教えてください。
まず、幅広い協議について、佐賀空港を経由するルートの検証を行ったわけですけれども、与党検討委員会として議論を進める上で、これまで国と佐賀県との幅広い協議の中で取り上げられたことを踏まえて、その課題を整理するために実施された経緯だと理解をしてございます。そうした中で、今回改めて整理・検討がなされて、「現実的な選択肢とはなり得ない」という結果が示されたものと思います。
また、これに続いて幅広い協議において、空港ルートの検討結果について国土交通省から佐賀県に説明をし、その上で議論がされたと認識をしておりますけれども、その中で佐賀県から、「この説明を受けること自体が不思議で、フル規格を求める国側がメリットを示すことが先である」といった意見があったと承知をしております。
与党検討委員会では、森山委員長から国土交通省に対して、引き続き佐賀県と丁寧な交渉を重ねて協議をすることをお願いされたということでございます。また、斉藤国土交通大臣からは、「九州地域、西日本地域の未来にとってどのような整備の在り方が望ましいかという議論を積み重ねていきたい」という前向きなお声があったと思います。
いずれにしても佐賀県内の区間でございますので、今後も与党検討委員会や、幅広い協議を中心に議論はされていくものと思いますけれども、長崎県としては、その状況もしっかりと注視をしつつ、これまで申し上げたように、新幹線に限ったことではあまりせんけれども、西九州地域がしっかりと連携をして、メリットを享受できるような取組がどういった形であれば達成できるかという枠の中で、新幹線も含めてお話をしていきたいと思います。
知事間で協議をする等、具体的なスケジュールは今のところはないということなのでしょうか。
そうですね、新幹線に限ってお話をするという予定はありません。
分かりました。以上です。
新型コロナウイルス感染症について(2)
知事は先ほど、マスク着用の在り方について「地域差が出ないように、ある一定の方針を示していただけるとありがたい」とありましたが、私は理解できませんでした。今は、混雑した電車やバスでは着用を推奨し、学校では4月から基本マスク着用しなくてもいいということですが、それとは別に地域差というのがどういったものを指していらっしゃるのでしょうか。
まだ今、全ての状況が見えていないのでなかなか申し上げにくいところですが、まだ長崎がどういう形になるかはわかりませんけれども、例えばインバウンドで国外からの旅行客が、全国を旅行して回る際に、例えばマスクが不要な観光地を旅行して楽しんでこられた方が長崎に入ってきた際に、長崎がもしマスクをまだ重視している状況であれば、少しずれが生じる可能性もあります。今は、仮定の仮定でお話をしましたけれども、そういった差が、広域行政である都道府県のみでは解決しづらいところもあるかと思いますので、ある一定の枠を意識しながら方針を示していただけるとありがたいなと思います。
分かりました。
学校の卒業式のマスクの在り方というのが話題になっています。政府の方針では、児童や生徒、教職員はマスクを外し、来賓や保護者は基本マスクを着用するということで戸惑いの声も上がっています。県内の学校での卒業式でのマスク着用は、政府の方針どおりというふうに理解してよろしいのでしょうか。
文部科学省から、卒業式の教育的意義を考慮し、児童生徒及び教職員は式典全体を通じてマスクを外すことが基本とされました。県内においても、県立学校及び各市町教育委員会に、そのような形で周知をさせていただいております。県立学校については県の教育委員会で所管をしておりますので、各学校に通知しております。小・中学校については、市町の教育委員会で判断をされることになります。
分かりました。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
令和5年度組織改正(案)について(1)
予算案と一緒に発表された条例案でお尋ねします。組織改正について、秘書・広報戦略部と危機管理部を新設するということです。まず、この狙いを教えてください。
まず、広報、戦略的なブランディングというところは、今年度もお話をさせていただいておりますけれども、今行っているPR活動について、財源が限られている中で、縦割りで事業ごとのPRを行っていくということは、効率性の観点からも必ずしも最適ではない可能性があります。その質を高めていくということ、効率性を上げていくという意味では、ある程度の関連性があるものをくっつけてみたり、連携した形で広報を行ったり、デザインの統一性を出したり、いろんな方法があると思いますので、そういったところを一体的に所管して効率を上げていくといった観点から部を新設したいと考え、組織改正を行うというものでございます。
危機管理部は、これは長崎県特有ですけれども、佐世保に米軍基地を抱えているということ、また大村市に自衛隊の水陸機動団の3個目の連隊も配置が決まっているということで、そういったことをより一体的に対応して、また、抱えている課題等にもしっかり対応していけるように組織改正を行うというものでございます。
条例の中では、部の新設ということに触れられてありました。例えば基地対策に関しては知事の公約の中にも入っていましたけれども、部の下に紐づく課について教えてください。
危機管理部の下には防災企画課と基地対策・国民保護課を具体的に置かせていただきまして、今、危機管理監の下にぶら下がっています消防保安室はそのまま据え置くという形になってまいります。基本的には防災企画課で、現在所掌しています防災対策等をやっていくとともに、基地対策・国民保護課で、知事からもご説明がありました基地の関係や、市町や関係機関との連携といったことを担っていく形になります。
今の危機管理監自体というのは、危機管理対策監としてそのまま継続されます。その上に部を掲げるような形になってまいります。
秘書・広報戦略部は、ぶら下がりとしては秘書・広報戦略部の下に3つの課がぶら下がります。秘書課はそのままスライドになり、広報課は2つに分かれる形になります。ながさきPR戦略課と広報課になりまして、広報課は今までのある意味ベーシックなところをやっていくようなイメージ、ながさきPR戦略課というのが、先ほど知事から申し上げましたところで分野横断的な視点のマーケティングやブランディングや情報発信といったところを所管していく形になります。
分かりました。ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症について(3)
マスクの着用に関して、知事にお伺いします。先ほどあったように卒業式については、県教育委員会としての方針を本日示されたということですけれども、ここ3年、子ども達はマスクが当たり前の生活の中で学校生活を過ごしてきました。卒業式という一生に一度の機会に、基本としては卒業生はマスクを外せるということに関して、知事はどのように受け止めていらっしゃいますか。
マスクを外せる社会になっていくのは非常にいいとは思います。ただ、今回このタイミングですぐ外せるかというと、マスクを着けないことで不安を感じられる方もいらっしゃると思いますので、そういったところへの配慮も含めて考えなくてはいけないのではないかと思います。
小・中学校は市町の教育委員会の判断になります。また今後、頭を抱える方もいらっしゃるかなと思うのですけれども。
そのとおりだと思います。一律にこうしましょうとしないことが示されたことだと思いますので、事情に応じてご判断されることだと思います。
先ほどの質問でも、地域差が出ないようにというような回答をされました。県をまたいだ移動も含めていろいろな考えはあると思いますが、政府の方針に対する県としての今後の方針は、示されるというご予定はありますでしょうか。
現時点で一律にこうしましょうということを申し上げる段階ではないと思います。状況に応じて臨機応変に対応できるようにしていきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症について(4)
マスクの着用の県庁内での方針について、今後知事はどうされるのか、もし決まっているのであれば教えてください。
県庁内でのマスクの着用について、今、現時点で決まっているものはありませんので、今後、状況を見ながら検討していきたいと思います。
女性副知事の登用について
選挙公約だった女性副知事の登用について、この方針について決まっていれば伺えますでしょうか。
現時点で話せることはありませんので、引き続き、実現に向けてしっかり取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
長崎港松が枝2バース事業に係る世界遺産「明治日本の産業革命遺産」への影響について
今、松が枝地区で実施されている長崎港の整備事業に関してお伺いします。国際機関であるユネスコとのやり取りですので、国で対応されているというふうには認識していますが、一方で、実際に整備事業予定地が、世界遺産である旧グラバー住宅のバッファーゾーン内で実施されるということで、今後、こういった大規模な開発行為に対して、ユネスコや国に報告する義務・必要が県にはあるのかお伺いしたいです。
文化振興・世界遺産課でございます。お尋ねがありましたユネスコへの報告につきましてですけれども、まず国、県、市の認識として、ユネスコから現在において懸念を示されたという事実はございません。そうした中でありますけれども、世界遺産に影響があるのかどうか、また、その影響に関して評価が必要かどうかといったことについては、国へ相談をしながら検討をしているという状況です。ユネスコに報告するかどうかというところは、影響の度合いにもよりますけれども、ここは国が判断をすることになっています。
分かりました。ありがとうございます。
令和5年度組織改正(案)について(2)
秘書・広報戦略部でお尋ねします。広報課は、広報課とながさきPR戦略課に分かれるということですが、広報の内容はどのように区切る形になるのでしょうか。
基本的な予算立てとしましては、現状とあまり変わることは考えておりません。例えば各部局で持っているPR経費などは予算の中でもご説明していますけれども、そのまま部局のほうに付けるというふうになっていくと思います。
ながさきPR戦略課を通してしっかり実施のところをやっていく、あるいは来年度予算に向けては予算組みのところ、事業の組み立て自体を、ながさきPR戦略課を通していくという形を想定していますので、予算立ての中では、実際上ながさきPR戦略課が関わっていくというような話になってくると思います。
一方で、広報課のほうは、もともと県政広報紙などもそうですけれども、一定幅広くやらせていただいているのをそのまま持っていくようなイメージでおります。
広報予算は、各部局がそれぞれ持っているということですが、各部局が広報や広告を打つとき、全てがながさきPR戦略課を通さないと打てないというわけではないということでしょうか。
そこは今、少し整理をしているところであります。例えば予算規模がものすごく小さくて、定例的に行っているものは、もしかしたらながさきPR戦略課を通らない可能性もありますし、一方で予算の規模は小さくても新規性やメッセージ性が強いようなものというのはながさきPR戦略課を通っていくと思います。そこは少し組織を運営しながらの部分も出てくるかと思っております。
PRの戦略というのは非常に難しい問題だと思います。例えばながさきPR戦略課の課長や、課の職員の中に民間人等を登用する考えなどはあるのでしょうか。
組織の中に、幹部職員を含めまして民間・外部の方に入っていただくことを考えております。
分かりました。以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後4時34分(64分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和5年2月13日 記者会見
会見内容
令和5年度当初予算(案)と令和4年度2月補正予算(経済対策)(案)について
それでは、ただいまから、令和5年度当初予算(案)に係る記者会見を始めさせていただきます。
では、よろしくお願いいたします。
令和5年度の当初予算は、新しい長崎県づくりを実現するために策定をいたしました「令和5年度重点テーマに基づく主要施策」の柱に基づいて編成をしてございます。(資料令和5年度当初予算(案)のポイントP1)
まず、子育てを中心とする子育て施策を最重要テーマとして推進をいたします。安心して子どもを産み育てることができる社会の実現に向けて、結婚、妊娠・出産から子育てまでの切れ目のない支援や、仕事と生活の調和の実現、きめ細やかな対応が必要な子どもと親への支援など、関連施策の充実・強化を図ってまいりたいと思っております。
また、子どもたちが予測困難な社会を生き抜いてチャレンジする資質や能力を身につけるための教育環境の整備、また、教育における地域や民間等との連携などに取り組んでいく予定としております。
さらに、4つの重点テーマでございます。1つ目、「全世代の豊かで安全・安心な暮らしの確保」、2つ目、『みんながチャレンジできる環境づくり〜「みなチャレ長崎」の推進〜』、3つ目が『「長崎県版デジタル社会」の実現』、4つ目が「選ばれる長崎県のためのまちづくり、戦略的な情報発信・ブランディング」に沿って施策に取り組むことといたしております。
こうした取組を着実に推進することで県民の皆様と一緒に新しい長崎県づくりの実現を目指してまいりたいと考えてございます。
2ページをご覧いただければと思います。
上段は、令和5年度の当初予算の規模についてお示しをしております。令和5年度一般会計当初予算は、昨年度予算額と同規模の7,515億円でございます。3年連続になりますけれども、約7,500億円を確保してございます。このうち新型コロナウイルス感染症対策としては440億円を計上してございます。
下段は、今年度の経済補正予算と令和5年度の当初予算の一体的な編成イメージをお示ししています。補正予算につきましては、そのほとんどが令和5年度での執行となりますので、切れ目なく効果が発揮されるように、令和5年度当初予算と一体的に推進をしていきたいと考えてございます。
2月補正予算、経済対策になりますけれども、この主な内容としましては、国の2次補正への対応と物価高騰等の影響を踏まえた生活者支援と事業者支援の本県独自の経済対策を編成してございます。
なお、経済対策の趣旨に鑑みて事業効果が早期に発現されるように、2月補正予算経済対策については、2月議会において先議をお願いしたいと思っております。
3ページは、歳入歳出の総括表になります。詳しい説明は歳入歳出のそれぞれの箇所でご説明をさせていただきます。
4ページをご覧ください。
歳入の状況のうち県税収入、交付税等の状況を示しています。令和5年度の県税収入は、地方税の大幅な増額によって、税収の予算額としては過去最高の1,376億円、対前年度で159億円の増となってございます。
また、一般財源であります税・譲与税・交付税等の合計は約140億円の増となりますけれども、地方消費税の都道府県間の清算や、市町村への交付金を差し引いた実収ベースの一般財源は53億円の増となってございます。
右上の矢印の先に記載をしてございますけれども、この53億円の増ですけれども、給与や社会保障関係費、エネルギー価格高騰分などの義務的な経費に吸収されることになると見積もってございます。
したがって、税収の大幅な増はありますが、財政運営上、収支が極端に改善する状況ではないと見込んでございます。
5ページをご覧ください。
こちらのほうは主な歳出の状況をお示ししております。税収の大幅な増に伴って歳入と連動する税関係交付金等が168億円の増となってございます。次のページでご説明をいたしますけれども、公共事業費が80億円の増となっております。新型コロナウイルス感染症対策費は、全国旅行支援の皆減等によって212億円の減となっております。
以上が主な特徴となっております。
また、令和5年度当初予算の特殊要素としては、定年引上げによって退職手当が減ってございます。その影響相当額については、国の考え方や他県の取扱いを踏まえて退職基金に積み立てて管理することとしてございます。
6ページをご覧ください。
こちらでは公共事業費の状況をお示ししております。令和5年度の公共事業関係予算は787億円を確保しております。令和4年度6月補正予算との違いについて、これまでもお話しておりますが、令和4年度の6月補正予算につきましては、補正編成時期に公共事業費の内示額が判明してございましたので、内示による減が反映された予算となってございました。一方で、令和5年度当初予算につきましては、内示前の予算額となってございます。そのため、前年度との比較においては、増の要因として、この内示差が大きく影響しているところだと思います。
いずれにしても、令和4年度11月補正において計上した国の経済対策分と合わせまして、県民生活の安全・安心の確保、また、地域の活性化につながる道路や河川等の整備を積極的に推進してまいります。
7ページをご覧ください。
上段は、財源調整のための3基金の取崩額と年度末残高の状況を示したものになります。予算編成過程において、歳入歳出両面から収支改善に取り組んだ結果、令和5年度当初予算においては、財源調整のための基金は取崩額が約179億円と、前年度と同程度となってございます。
なお、先ほどご説明を差し上げましたけれども、県税収入の増額については、実収ベースで義務的経費に吸収をされるところでございます。
次に、下段につきましては、県債の状況を書かせていただいております。令和5年度末で約1兆2,418億円と見込んでございます。臨時財政対策債を除く残高につきましては8,682億円で、令和3年度や令和4年度2月補正後と比較をしますと増加する見込みとなってございますけれども、これは国の国土強靱化や、緊急自然災害防止対策事業、緊急浚渫推進事業などの交付税措置率の高い有利な県債事業を積極的に活用した結果となっているところでございます。
8ページ以降は、令和5年度における最重要テーマ、子ども施策に基づく事業となります。内容については、次ページ以降で順次ご説明をいたします。
まず、9ページ目でございますけれども、結婚、妊娠・出産から子育てまでの切れ目のない支援の項目で整理をしてございます。
まず、高校生世代に係る医療費助成につきましては、高校生世代に対する医療費助成費用を県が負担する本県独自の医療費助成制度になります。市町と連携して導入することで既存の制度と併せまして18歳までの全ての子どもたちが、より安心して医療を受ける体制が構築できると考えております。
次に、不妊治療に要する経費の支援について、保険適用外となっているものの、保険診療と並行して受けることが可能な先進医療について、その一部を助成するものになっております。不妊症に関する関心を持ってもらって、さらに先進医療の治療費に対する助成を行うことで、不妊治療に早い段階で取り組む環境を整備していきたいと考えております。
そのほか、会員制データマッチングのお見合いシステムの利便性向上や、社会全体の子育てを応援する機運醸成を図るための情報発信にも取り組んでいきたいと思います。
10ページ下段では、男性の育休取得促進や、女性が活躍できる環境づくりを進めていくような事業も盛り込んでございます。
11ページは、きめ細やかな対応が必要な子どもと親への支援についてお示ししています。
[1]のところですけれども、医療的ケア児の家族負担を軽減するものになります。医療的ケア児等の家族の負担を軽減するために医療機関が実施するレスパイト、これは短期の入所型の支援でございますけれども、サービス及び医療保険の適用外となる通院等、外出先への訪問介護に要する経費の一部を支援するものとなってございます。
[2]番の子どもの居場所づくりにつきましては、子ども食堂や、学習支援等の子どもの居場所づくりに関心のある団体等に対する研修会や、交流の場の提供によって居場所づくりの後押しを進めるものでございます。食品関連事業者などからの寄附を受けまして、必要としている人や施設に食品等を提供するフードバンクの活動をサポートいたしまして、居場所等と連携することで各地域の子どもや子育て世帯への支援を推進するものとしております。
一番下の[3]番は、長崎、大村、島原に加えまして、佐世保地区への児童家庭支援センターの新設に対する支援を実施するものでございます。
12ページは、子ども教育環境の充実についてお示しをしています。
[1]番ですけれども、長崎県遠隔授業配信センターについては、離島・半島部の高校では小規模化によって教員数が減少してございます。多様な科目開設が困難な状況となってございますので、ICT環境の活用で小規模校の生徒に多様な学びを提供するため、R7年度開設に向けての準備を進めていくものでございます。
[3]番には、幼児教育センターについてお示しをしております。幼児教育・保育の質の向上を図るために幼児教育センターを今年の4月に設置することとしております。乳幼児期において、生涯にわたり生きる力の基礎を培って、小学生以上の教育へ円滑に接続することができるように市町、関係団体とともに一緒になって取り組んでいく内容となってございます。
13ページは、教育における地域や民間等との連携についてお示ししています。
まず、1つ目、[1]なんですけれども、小中高の一貫性、系統性のあるふるさと教育のカリキュラムを構築しまして、将来、ふるさとの未来を担う人材を育成するほか、高等学校が市町と連携をしまして、持続的な地方創生の核としての意識を持って魅力化を推進していくものとなっております。
[2]番については、不登校の児童生徒に対して市町が行う多様な学びの創出を後押ししていくものになっております。また、特別支援学校に通う生徒たちに対して、キャリア教育の充実を図るものもございます。
14ページは、重点テーマ1に係る事業の一覧になっています。
15ページは、医療・福祉・介護の確保・充実についてということで、[1]番は周産期医療と救急医療の提供体制ということで、持続可能な医療提供体制を構築していくものということです。併せて「#7119」の導入検討も行う予定でございます。[3]は再掲です。
[4]につきましては、ケアラー条例の施行に併せて、実態調査や、支援推進計画の策定と広報啓発を推進するものとなっております。
16ページは、保育・看護・介護人材の確保・育成及び離職防止や職場環境の改善という題で書いております。
[1]と[2]につきましては、保育士と看護師の確保対策に係るものでございます。
[3]と[4]につきましては、介護の仕事魅力伝道師などを活用して、魅力発信支援に取り組むほか、介護業務の負担軽減等を図るために、働きやすい環境の整備を推進するため、ロボット等を導入するための経費を支援するものとなってございます。
17ページは、上段、健康革命ですね。健康長寿日本一を目指した「長崎健康革命プロジェクト」の推進についてでございます。下段については割愛をさせていただきます。
18ページになりますけれども、上段は動物殺処分ゼロプロジェクトの推進について書かせていただいております。収容数を削減する入口対策も必要ですし、また、譲渡を推進する出口対策ということも重要になってまいります。それぞれに基づいた取組を今後進めていきます。また、市町や県民との連携強化として、動物愛護管理条例施行を踏まえた市町との連携による周知・広報、関係部局と連携した子どもたちへの動物愛護教育のための教材作成や、多頭飼育解決に向けた研修会、地域猫活動や譲渡会活動を行うボランティア団体等への支援などを実施してまいりたいと思います。
19ページは、重点テーマの2に係る事業の一覧となっております。
20ページ、スタートアップ、ミライ企業Nagasaki 2023としまのビジネスチャレンジについて書いております。
[1]と[3]につきましては、本県にゆかりのある起業家や、都市部スタートアップ等を県内に呼び込むというものでございます。様々な取組も行ってまいります。
[2]につきましては、「ミライ企業Nagasaki 2023」で、本年も開催をしたいと思います。
21ページ、新たな基幹産業創出や成長分野参入促進、IT企業等の誘致、人材育成・確保ということで書いてございます。
[1]と[2]につきましては、世界的な需要拡大が見込まれる航空機・半導体関連産業の基幹産業としての育成を目指すものになっております。これは、企業だけではなく、産学官学のネットワーク強化や、県内企業と大学等との共同事業を促進するものでございます。
[3]につきましては、中小企業のデジタル化・DXについて経済補正とも一体的に進めてまいりたいと思っております。
22ページ下段になりますけれども、もうかる農林水産業のための環境づくりとチャレンジする人材の育成、UIターンを含めた人材確保について、[1]と、次のページになりますけれども、[2]が農林になります。[3]から[6]が水産の取組になります。これらも推進をしてまいりたいと思います。
24ページは、脱炭素社会の実現に向けた環境整備の推進になります。[1]は脱炭素化の推進に向けて、県有施設への太陽光発電設備の導入や、施設の省エネ化、県公用車の電動化の推進並びに民間での導入促進に向けた働きかけを強化していくものになっています。
25ページからは重点3に係る事業になります。
26ページは、先端技術を活用した地域課題解決のための事業者の呼び込みや、実証フィールド等の創出・拡大、社会実装の推進について書いてございます。
[1]については、先端技術の普及と企業間マッチング等を行う「ながさきデジタルDEJI-MA産業メッセ2023」と仮ではありますけれども、民間の方々とともに開催をするものになっております。
[2]につきましては、民間や市町におけるデジタル化及びDX推進の取組や、様々な分野におけるデータ連携基盤を活用したサービス創出など、県内各地域の課題解決に向けた取組を支援していくつもりでございます。メタバース空間を活用してコミュニケーションを円滑に推進していくという取組にも取り組んでいきたいと思います。
26ページから27ページにつきましては、多様な産業分野におけるデジタル化やDXの推進について書いてございます。
27ページの[2]でございますけれども、観光客の満足度の向上につながるコンテンツ造成や、効果的なプロモーションの実施に向けたデジタルマーケティングを強化していこうと考えております。
[3]、[4]につきましては、農林分野、水産業の分野において、これらの取組を推進していくというものになっております。
28ページ上段は、マイナンバー制度の利活用やキャッシュレス等による県民サービスの向上について書いております。また、下段につきましては、最先端の学びや学習環境の改善に向けた教育におけるAI等の活用について記載をしてございます。
29ページからは、重点4に係る事業になります。
30ページをご覧ください。30ページは、西九州新幹線の開業効果を継続・波及させる取組のほか、本県ならではの強みや街のたたずまいの変化も踏まえた観光・文化・スポーツのまちづくりについて記載をしております。
[1]は西九州新幹線について、[3]については長崎空港です。長崎空港につきましては、活性化に向けまして航空会社と連携をして、運用時間の延長や、ネットワーク拡充につながる施策を推進していこうと考えております。
31ページは、若者、女性やUIターン者に向けた情報発信等の取組についてになっております。内容は割愛をさせていただきます。
32ページは、私自身のトップセールスも含めた県産品や観光・文化・スポーツ資源などの本県のPRについて記載がございます。
[1]について、観光客の満足度の向上につながるコンテンツ造成、これは先ほども申し上げましたけれども、デジタルマーケティングを強化していくもの、[2]につきましては、九州のゲートウェイである福岡からインバウンド誘客プロモーション、また高付加価値旅行の推進による早期需要回復を目指すための観光DXを推進するものになっております。
[3]について、中国をはじめとするアジア地域を中心に、これまでに構築した現地パートナーとの関係性を最大限に活用しまして輸出拡大をしていこうと考えております。新規販路開拓につきましては、輸出対象国の消費者ニーズ等をしっかり、これは品目を重点化していく必要がございますので、重点化を図った上で民間事業者のこれまでの知見等も活用しながら、農水産物について重点国等に向けたトップセールスや、販売促進活動、戦略的プロモーションの強化を推進していきたいと考えております。
33ページ下段は、グローバルな視点に基づく本県ならではの強みや取組の発信ということで、[1]について、これは本年度も取り組んでおりますけれども、核なき世界の実現に向けて、ポストSDGsの国連開発目標に核兵器廃絶を位置づける活動や、被爆地の思いや実相を世界に広げる取組を広島県とも連携をしながら実施をしていきたいと考えております。もちろん、広島県のみならず、いろんな関係者ともしっかり連携をして進めていきたいと思います。
34ページは、IRの実現に向けた取組になります。説明は割愛をさせていただきます。
35ページは、デジタル田園都市国家構想交付金の一覧になっております。
36ページは、特定有人国境離島地域社会維持推進交付金の一覧になります。
37ページは、2月補正予算(経済対策)の全体像になります。総額は46億4,300万円、内訳は県独自経済対策31億5,300万円、国の二次補正等の対応が14億9,000万円となってございます。
38ページは、県単独の経済対策、生活者支援分の項目になります。
[1]につきましては、子育て世帯への県産米のお米券配付になります。子育て世帯の家計負担軽減を図るとともに、子どもたちへの県産米の魅力発信と食育推進のために子育て世帯に、子ども1人当たり10キロ相当の県産米限定のお米券を配付するものになります。
[2]から[4]につきましては、学校給食費、寄宿舎運営費、低所得者世帯の授業料減免への支援でございまして、物価高騰の影響を受けている子育て世帯に対して、6月補正と同様のスキームで支援をするものとなってございます。
39ページからは、県単独経済対策の事業者支援分の項目になります。上段は公共交通事業者、下段は中小企業の支援になります。
中小企業の支援[1][2]につきましては、事業継続やサービス産業事業者の経営多角化、業務転換などの取組を支援するものとなっております。県内の中小企業を幅広く支援をしてまいりたいと思います。
[3]につきましては、令和5年度の緊急資金繰り支援資金の後年度の保証料について支援を行うもので、その財源をあらかじめ基金に積み立てるものになっております。
40ページ、人材育成を中心としたデジタル力の向上を、各産業の分野の実態に応じて支援するもので、当初予算と一体となって実施をしてまいります。
41ページは、観光関連の支援になります。そのほか、下段になりますけれども、指定管理者のエネルギー高騰分への支援や、県民の森において、老朽化に伴い撤去していた遊具の設置等を実施するものになります。
42ページは、国の2次補正予算への対応等となっております。
[1]は、全国旅行支援の追加に伴って増額を行うもの、下段につきましては、介護施設等の設備導入など、国の2次補正予算に対応したものになります。
長くなってしまいましたが、以上になります。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
まず、県政の基軸に据えた子ども施策について伺います。今回、子ども施策として30事業、13億円の予算を組んだということですけれども、知事がこの30の事業で達成したいと思っていることを、ねらいも含めて教えてもらいたいのと、特に、この30事業の中で最も力を入れたものがあれば、それも含めて教えてください。
達成したいことというのは、1年でどこまでというのは非常に難しいかと思いますけれども、今回、新しいものも含めてございます。特に、2つ目の後段の質問につながっていくかもしれませんけれども、医療費助成や、不妊治療といった新たな取組もございますし、そういったものを行う中で、県だけでやれないこともたくさんございます。もちろん国に入ってもらわなくてはいけないこと、市町に一緒にやっていただくべきもの、たくさんありますけれども、県も一緒になって頑張るということで、国も市町も、そういった機運ができてくればと思いますし、次につながるような形になっていけばと思いますので、まずはできることからしっかりとやっていくというところかと思います。
ありがとうございます。今回、基軸ということなので、子ども施策が初めて位置づけられたと思うのですけれども、規模感で見ると、13億円というのは決して多くはないように感じるのですけれども、もう少し大胆な予算措置というものはできなかったのかなと思うのですけれども、そのあたりの知事のお考えを。
これは悲観的にならず、今後への期待も含めて申し上げますけれども、財源というものは今、非常に限られているというところだと思います。それは皆さんもご認識があるかと思います。
私が知事に就任して初めての当初予算になりますが、当初予算を初めて編成をしまして感じることというものもございます。その中で一つあるのが、当初を一回やれば全てをがらりと変えられるわけではもちろんありませんので、継続性のある事業の中で、その時の状況も踏まえて修正も必要ですし、継続していくものももちろんございます。そういったところで、財源を今後どうやってつくっていくかというところも併せて考えていかなくてはいけないなと当初予算を編成して思いましたので、それにつきましては、確かに十分な規模ではないかもしれませんけれども、それは決してほかのところから削って持ってくるというだけではなく、今後、財政をどうしていくかということは幅広く考えていかなくてはいけないと思っています。
今回13億円ですけど、こういった規模感での予算というのを続けていきたいというお考えですか。
可能であれば増やしていけるように努力はしていきたいと思いますけれども、それは、総合行政ですので、全てのほかの分野との兼ね合いもあるかと思いますので、幅広く検討しながら、先ほど申し上げましたけれども、財源をつくっていくという観点も、しっかり増やしていくという観点も大事にして、今後の課題として取り組んでいきたいと思います。
今回の予算で、知事が子ども施策をとても重視しているということですけれども、取り組めなかった事業、今後こういったこともやっていきたいという今後の展望も含めて、あればお願いします。
例えば子どもの医療費助成で言いますと、まずは18歳を県の10分の10でやるという形にさせていただきましたけれども、これで終わりでは全くないと思います。これは国の責任で、どこに住んでも安心・安全に医療を受けられるような社会にしてほしいということは申し上げてきましたけれども、県としても一緒に汗をかいていくところもあると思いますし、市町の負担いただいているところもありますし、そういったところを考えると、ようやくスタートに立ったというところかと思いますので、これにつきましても、医療費助成だけではありませんけれども、より安全・安心に住みやすい社会の実現に向けて頑張っていきたいと思います。
医療費助成についてはこれで終わりではないというのは、今、市町が負担している部分も県で助成していきたいということでしょうか。
方向性がどうかはわかりませんけれども、今回協議を重ねて現在の形になっておりますけれども、その検証も今後やっていかなくてはいけないと思いますので、協議は継続してやっていくべきかと思います。
分かりました。
あと、人口減少対策についても伺います。最近発表されたデータによると長崎県から出て行ったという転出超過が5,000人で、長崎県は全国で7番目の多さで、九州では最も多かったんですけれども、人口減少が歯止めがきかない中で、今後、知事が新年度予算でどのように対策を打っていきたいと思っていらっしゃるのか、お願いします。
人口減少対策ということを、これまでもいろんな場所で議論・お話をさせてもらいましたけれども人口減少対策って本当に幅が広いなと、何度も議論して思うのですけれども、改めて思うのはそこなんですね。なので、この事業をやったから一発で解決するというものではないと思いますし、これまでも県政において、ずっと取り組んでこられたものだと思います。そういう認識でおりますけれども、その中でも一歩一歩、やれることを重ねていくということだと思います。
自然減につきましても、プラスマイナスではなくて生まれる子どもの数というところで、子育て世代施策を基軸に置いておりますけれども、それも、今回やれたことだけで全てが解決するというものではないというのは十分認識を持っておりますので、今後も引き続き、先ほどの財源のお話も含めて、本当にやれることから一つずつ、一つでも多く、一日でも早くやれるように取組を進めていきたいと思います。
ちょうど知事の就任から間もなく1年ということもあって、公約の関係で伺いたいのですけれども、今回、新規または拡充した施策というのは110あるということを聞いています。この中で知事の公約に関連するものというのはどのくらいあるのか、もし把握されていれば教えてください。
どれくらいかというのは判断がしづらいものもございまして、マニフェストに関連しているかどうかというと、ほとんどのものが関連していると認識はしておりますけれども、そのマニフェストに紐づく集計というのは今回やっておりません。
それでも、知事の感覚というか考え方でいいのですけれども、公約の達成具合というのは、数字で評価できるものではないと思うのですけれども、知事自身は今回、1年経って当初予算を組んでみて、自分自身の公約がどのくらい進んだかなと感じていらっしゃるのでしょうか。
数字は非常に難しいですね。公約に手をつけたもの、達成できたもの、いろんな段階のものがあると思いますので、数字で表すのは非常に難しいと思いますけれども、いずれにしても、しっかりとマニフェストについては、一つでも多く一日も早く達成できるように頑張っていきたいと思います。
分かりました。
最後に、前回の6月の肉づけ補正のときにも聞かれたことを伺いたいのですけれども、当時は就任数か月目だったので、独自カラーを出すという意味では、ちょっと控え目な印象だったのですけれども、今回、自分の大石カラーをどのくらい出せたかというのは、前回、2〜3割と知事は述べられたんですけれども、今回、改めて1年たって、どのぐらいと言えるのでしょうか。
この前、2〜3割という話をしたときって、どんな議論だったのか。誤解を与えてしまうかもしれないので具体的な数字は控えたいと思うんですけれども、先ほど申し上げたとおり、県政ですので、それぞれの事業においてしっかり継承していくべきものと、シーリングの部分もありますけれども、新たに取組を変えていくものとあると認識をしてございますけれども、その中で新たに取組を、今まで行ってきた事業の修正ももちろんありますけれども、そういった議論の中ではしっかりとこれから県政が目指すべき視点というものは盛り込んでいけたのかなと思います。もちろん、まだ十分ではないという認識はございますけれども。
ありがとうございます。とりあえずは以上です。
今回の基本方針の中で4つの重点テーマの最重要テーマとして子ども施策を持ってこられた意義について、改めて教えていただいてもいいでしょうか。
子ども施策の意義、基軸の意義ですよね。これまでも申し上げておりますけれども、未来への投資というところに尽きるかと思います。これからの長崎県の未来を引っ張っていくと、担っていくというところ、長崎県を愛して長崎県の未来を引っ張っていくんだという人材をしっかりと育てていかなくてはいけないと思いますし、そういった中で、ちょっと先の未来のことを考えますと、我々が育ってきた、事後だから分かることもあるかもしれませんけれども、今から20年後の世界は、なかなか予測するのはできないと思いますけれども、テクノロジーの発展等に伴って、予測困難な世界になってきていると思いますし、そういった中でも柔軟に、しなやかに、たくましく生き抜いて活躍していく、そういった子たちを育てていかなくてはいけない。そういう長崎県民を育てていかなくてはいけないと思いますので、まず、安全・安心に長崎県で暮らせるということももちろんですけれども、その中で子どもを産んで育てたいと思えるような社会にしていきたいと思って、この基軸に位置づけております。
ありがとうございます。昨年、こういった会見の場や、議会等でも知事がおっしゃっていたように、合計特殊出生率「2」に向けた取組というのをずっとおっしゃられていたと思います。今回、テーマ等を見ても、そういった文言というのがなかなか見つけられないのですが、県としては、合計特殊出生率「2」に向けた取組というのは、今後も引き続き行っていくのか。今回の予算にはどのように反映されているのかというのを教えていただけますか。
言葉では確かに出てきてないかもしれませんけれども、その方向性というのは全く変わっておりませんで、県の目標もありますけれども、しっかり合計特殊出生率「2」を達成できるような施策をしっかりと取り組んでいきたいと思いますし、今回、「2」という数字が出ていなくても、医療費助成でもそうですし、一つ一つできることを積み重ねていった先に「2」という数字が達成できる世界があると思いますので、しっかりそこは意識しながら頑張っていきたいと思います。
ありがとうございます。最後に、先ほどもおっしゃっていた、今回初めての当初予算編成というところで、昨年6月の肉づけ補正のときの重点テーマと比較すると、今回、『「長崎県版デジタル社会」の実現』というのを新しくテーマとして設定されていますが、それ以外の3つというのは継続したものだと思います。なかなかがらっと変えられない、継続しなくてはいけない事案がたくさんあるとおっしゃったのですが、今年度、特に本県における課題や、1年間知事をなさって、新しく自分の中で出てきた課題があれば、どういったものがあるのかというところと、今回の当初予算に限らず、補正等でどのように取り組むのか、方針を教えてください。
課題、これはもしかすると私自身の課題かもしれませんけれども、もうすぐ就任1年になりますが、その中で感じたことは、長崎県は人的にも財源的にも非常に制限があり、必ずしも十分にあるわけではないと思いますので、その中でより重点化して、財源を使った先の効果をしっかり最大化していくという取組が必要だと思います。
そこをやる上で、県と基礎自治体、また、関係団体等いろいろありますけれども、それぞれの役割分担というのは非常に意識をしていかなくてはいけないというふうに思いますし、その役割分担の関係の中で、県がどういったところを取り組むべきか、限られた財源と人的資源をどれだけ振り分けるべきかということは、非常に課題が多いなと感じております。ですので、そこは今回も意識して議論を重ねたつもりではございますけれども、引き続き継続して検討を進めていきたいと思います。
分かりました。幹事社からは以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
今回初めての予算編成で、「子どもたちの未来への投資」といったような言葉もありました。来年度の予算案に名前をつけるとしたら、何予算と名づけられますか。
また、具体的に点数をつけるとしたら何点かというのも併せて伺えればと思います。
まず、点数はちょっとつけられません。
テーマですね。実を言うとずっと考えていたのですけど、ここに来るまで思いつかなくて。ちょっともう少し時間をいただければと思います。何かイメージがあればご提案いただければ。
検討されてということですか。
検討します。
分かりました。ありがとうございます。
医療費助成制度について、現状どういう状態で、今回の助成をすることによってどういうことになるのか、どういうことが実現できるのかというところをもう少し聞かせていただければと思います。
医療費助成制度、事前にお話はあったかと思いますけれども、内訳をお話ししますと、まず、約3億5,500万円のうち、医療費の部分が約2億6,000万円と。市町における事業実施に要する経費として、事務費約9,500万円となってございます。支給方法につきましては、県が実施する福祉医療費の助成が償還払いということが原則になっているということもありますし、事情はいろいろあるんですけれども、市町と協議をした結果、現物給付を実施する市町への助成については、償還払いを実施した場合に相当する額ということにしてございます。
所得制限は設けておりません。自己負担の考えとしましては、既存の事業と同じで1日800円、月の上限は1,600円。
事務費の助成内容ですけれども、この内訳につきましては、制度導入に係る経費として約7,600万円、事業を実施するために必要な経費として約1,900万円となっています。
ほとんど多分ほかでお話している内容かなと思いますけれども。私に答えられることがあれば。
現状、市町で実施している分、各市町で対応に差があった部分を県が今回の高校生までというところで、一律で県内全域で18歳というところになるという理解でいいでしょうか。
小・中学生の医療費については、市町のご努力によって、既に全ての市町で実施なされているところでございますけれども、市町で支援はなされていると思います。
その上で、厳しい財政状況は先ほどから申し上げているとおりなんですけれども、まずは県が支援をすることで18歳までの全ての子どもたちが、より安心して医療にかかれるようにという思いで、市町と協議を重ねて現在の形になってございます。
ですので、小・中学生は、これまでどおり市町で、現時点ではやっていただきまして、今回、高校生の18歳までの部分について県が償還払いの見合い分について支援をするという形になっています。
分かりました。
ご自身で就任前に掲げられた目標と、県が今抱えている課題や現状を照らし合わせての今回の予算案だと思います。例えば、県のもともとのプランニングの中で、この予算というのも並行して考えられていると思いますが、何年後にはこうあってほしいという具体的な数字や、子育てに関することで、合計特殊出生率や、例えば、子育てする人が、今、何世帯ぐらいだけど、これぐらいに増えたらとかという具体的な目標というのはありますか。
現時点で、今日お示しできるものはございませんけれども、今後、総合計画の見直しや、これから先10年後ぐらいのビジョンであったりといったところは取りまとめてお示しできるように、よりイメージしやすいような形で説明ができるように努力はしていきたいなと思います。
今回初めて取り組まれる事業もあり、また来年度、さらに次の年度とブラッシュアップされていくものもあると思いますが、これぐらいの規模感でやっていかれるのかという検討はされていますでしょうか。
そうですね。全ての事業については、継続した見直し評価が必要になると思いますし、その中で、もちろん理想は狙ったものが全て達成できるのが一番いいとは思いますけれども、世の中の情勢によっては必ずしもそうではないものも出てくると思いますので、そういったものを見直しながら、さっきお話にも出させていただきましたけれども、財源の確保についても、頑張っていきたいと思っていますので、そういった状況も踏まえてできる限りの努力をしていきたいと思います。
あと一点、財源の確保に関してなんですけれども、どういうところにもっと投資をしたいというふうなお考えがあればお聞かせください。
投資ですか。
その財源の確保として、こういうところがもしかしたらいけるのではないかというものがあれば。
いろんなところがあると思いますけど、地方税の仕組みの中でできることと、またほかのところ、例えばふるさと納税みたいなものであったり、企業版も含めてですけれども、いろんなところがございますので、それはまた、みんなで継続して知恵を出し合って最大化できるように努力していきたいなと思います。
重点4のところの「選ばれる長崎県のためのまちづくり」というところで、いかに長崎に人を呼び込むかというところも大事なところだと思うのですけれども、長崎で言えば昨年9月に西九州新幹線が開業して、今、長崎市内でまた100年に一度の再開発が進んでいて、来年には駅近くにスタジアムシティが開業するということで大きなチャンスがきていると思います。県としてそのチャンスをどう生かし、発展させるかというところについて、今回の予算案での施策も含めて改めて教えてほしいと思います。
これは、先ほど幹事社から質問が出たときにお答えしたのですけれども、やっぱり県の役割分担とはというところも継続して考えなくてはいけないと思うので、それは非常に難しいところでございますけれども、県としてはやはり広報ですね、戦略的にブランディングをしていくところや、基礎自治体にまたがるような横断的な取組といったところについては積極的にやっていきたいと思いますし、その中でも各地域の事情を踏まえて基礎自治体がどのような支援を求めているのかというのは継続して聞いていかなくてはいけないと思っています。
県だけがこの方向で、こうやれというのではなかなか難しいところもあると思いますので、今回の予算を組むときも意識はしたところではありますけれども、引き続き、各自治体にどういったニーズがあるのかというのは常に聞きながら、そのニーズに応じた形で支援をしていきたいなと思います。交通もサービス業もいろんな分野があると思いますけれども、そこは引き続き、意識をして頑張っていきたいと思います。
今、ニーズという話がありましたけれども、今回の予算の中で、例えば担当市町からこういうニーズがあったから県として予算を新たに付けましたというのがあれば教えていただきたいんですけれども。
あればまたお示しします。
ありがとうございました。
まず、今回、子ども施策が基軸ということですが、知事として子育てや教育をめぐる長崎県内の環境状況を現在どのように分析しているのか、まずそこから聞かせてください。
子育てについては地域差が非常に大きいと思います。いろんな地域で子育てについてお話を聞く機会がありますけれども、地域によって家族の構成もやや違うように印象を持っています。というのは子どもと親の世代だけで住んでいるところと、祖父母と一緒に暮らされているところもありますし、それによって都市部と、地方でも求めるものというのはやや違うような印象もありますので、子育てについては、一律にこれがあれば解決するというものではないと思います。
その地域によって子育てするに当たって何が必要か。例えば、買い物する場所や遊ぶ場所、医療はどこでも必要になりますので、そこはやっていけることかなと思いますけれども、そういった地域に応じた必要なものを整理しながら、市町としっかり連携をして、それを解決していけるような取組が、今後、より必要になってくると思っています。
今の段階で、県でできるこというところで、今回、不妊治療や、医療費助成制度等、包括的にカバーできるようなもの、また実現可能性のあるものというところで今回取り組んだところでございますけれども、今後においては、先ほど言ったように地域性のあるものに取り組んでいく必要があると思っていますが、まだ全然十分ではないと思っています。
教育についても本当に地域において多様性があると思いますけれども、例えば、都市部と離島で、先ほども説明のときに少し触れましたけれども、小規模化していく中で、どう維持していくのかと。これは学校自体を維持していく、機能を維持していくという観点ですけれども、そういった課題もございますし、また、その中で、質を維持していくだけではなく、上げていく必要があると思いますので、そういったものをどうやっていくかというところについては、これまでどおりアナログに人を配置するだけではなく、遠隔教育システムを今回上げていますけれども、そういった取組を含めて解決していかなくてはいけないだろうと思います。
今の話を平たく言うと、地域によっていろいろ事情があるというようなことに尽きると思います。例えば子育て環境において、この分野において長崎県は遅れているであるとか、教育についても、例えばこの分野においてこの辺が足りないからこういうものが必要だとか、そういった分析をもう少し具体的に聞きたいのですけれども。
分析かどうか分かりませんけど、子育てで足りてない部分、今回の予算で上げているものであれば、子どもの居場所について、全県下でより進めていく必要があると考えております。市町で取り組んでいただくことも大いにありますけれども、それを県としても一緒になって頑張っていきたいということで、後押しする形の支援を盛り込んでいるところでございます。
教育についても、本当にこれはもう長崎ならではだと思いますけど、離島と半島と中山間地が多いということで、高齢化と人口減少が起こって人的資源が非常に乏しくなっているという事情や、生徒数が少ないという事情があるところもありますので、そういうところをどう学校を維持・向上させながら継続していくのかというところは本県ならでは課題かなと認識はしております。
教育については、以前から離島は抱えているわけで、その中で今回、遠隔授業配信センターを大村の教育センターにつくるというのは一定意義のある事業なのかなと思っています。子育てについて、今回、医療費助成で不妊治療がありますが、非常に幅広い乳幼児、学齢期から、高校生ぐらいまでだと思いますけれども、もともと医療費助成というのは公約に掲げていたので、政策化するということなのでしょうけれども、子育てというぼやっとしたような枠組みではなく、もう少し具体的に聞きたかったというのがあります。今の話であれば、子どもの居場所がということですけれども、子どもの居場所というのは、どういうことか、もう少し具体的に教えてください。
子どもの居場所でございますけれども、家庭や学校以外での子どもの居場所ということで、例えば今お話がありました子ども食堂でありますとか、学習支援の場でありますとか、そういったところを私ども考えております。以上でございます。
子どもの居場所という話で言うと、例えば学童保育というのがどこの自治体にもあって、自治体から一定補助受けながら運営しているような状態です。しかし、学童保育の運営というのはお金の面で厳しく、保護者の負担が大きいという状況もあったりすると思います。例えば学童保育について全県下に広く、県がバックアップして市町を支援し、保護者の負担を軽減する等、もう少し具体的なものがあるのかなと思ったのですけれども、そういったことについて、今のところは、先ほどおっしゃられた子ども食堂等という認識ということでよろしいのでしょうか。
やっていないからやらなくていいわけではなく、やりたいことはたくさんあって。その中で特に人口減少対策や、子育て支援というところは非常に幅が広いものだと思います。おっしゃられたような全県下で、広範囲で共通して支援できるところという考え方ももちろんありますし、それは財源との兼ね合いになってくると思いますけれども、現時点では今やるべきこと、やれることということで今回の予算で組ませていただいたというところでございます。
今回、子育て関係に限らず、新規事業で「新」と書いている事業が幾つもあります。それぞれ取材してみると、過去にも似たような事業をやっていて、例えば前はオンラインでやっていたけれども、今回リアルでやるから新規事業という話があったりします。行政の継続性というのは一定あるとは思うのですけれども、知事に投票された方が、何かこれまでと違ったことをやってくれるのではないかという期待感があったと思うのですが、そういった意味では誠に申し訳ないのですが、新規事業と言いながらもこれまでの枠からあまり出ていないような印象を受けたのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
新規事業と拡充という定義について、必ずしも新規事業をまるっきり新しいものではないという印象を持たれるということはあると思います。それは新規事業と拡充の定義によるものだと思いますので、それはその振り分けだと思います。
それに、また県民の皆様がこの前の選挙のときに大石を支援したというところで期待があるということについても、私もそう思います。その中でも、冒頭申し上げたのですけれども、やれることを一日も早く一つでも多くという気持ちは変わらず持っていますので、今回それが少ないという印象を持たれるかもしれませんけれども、実現したものもございますし、気持ちは大切に今後もしっかりと取り組んでいきたいなと思います。
分かりました。補正予算で新規でお米券の配付とあります。この目的はいわゆる家計支援に加えて、子どもたちへの県産米の魅力発信や、食育の推進ということになっていて、約12億円積んでいます。一時的な家計支援ということについては否定するものではありませんが、そもそも、食育や県産米の魅力発信ということについて言うと、非常にその効果について疑問に感じるのですが、それについていかがでしょうか。
ご意見は多々あるとは思いますけれども、我々が考え得る予算規模の中で実現可能性を踏まえて検討して、今回は経済対策ということもありますけれども、その趣旨に外れない中で子どもの食育や県産米の魅力発信、食育推進ということを絡めて、最大公約としてできることを検討した上での事業だと認識しております。確かに食育だけを考えれば、また別のやり方もあるかもしれませんけれども、それはいろんな事情を重ねて検討した事業だということでご理解いただきたいと思います。
少し補足します。今回、ここの事業は国費の臨時交付金を充てさせていただいておりまして、実際にかなり裁量性をもった交付金でありますけれども、ある程度国のほうからメニューが示されているということになります。
その中で子育て世帯の家計の負担軽減といったメニューがございますので、その中でそのメニューをとるときに、どういう手法が一番ある意味広がりが大きいのかと、それはもちろん現金配付というところからいろいろパターンはあると思いますけれども、という議論の中で今回設定をしておりますので、先ほどおっしゃっていただいたほかの、例えば食育だとか、そういった観点というのも同時に満たしていけるような予算づくりという観点で今回仕込みをさせていただいております。
私、ずっと県産米食べています。子どももいますけども、誠に申し訳ないのですが、正直子どもたちがそれで県産米の魅力を感じているとか、食育の推進になっているかというと、多分なっていなくて、普通に出されたご飯をそのまま食べているだけという感じです。家計の支援ということは一定、一時的なものであったとしても理解はするんですけれども、臨時交付金ということなんで、どのように施策を打つかということで時間的な制限もあっかたかとは思いますが、もう少し、今後につながるとか、何か残るような施策が打てなかったのかなと率直に感じるのですが、それについてはいかがでしょうか。
ご指摘はあると思いますので、それはしっかりと受け止めたいと思います。
でも、食育という観点からも、確かに継続性や効率ということでは、別の考え方もあるというご意見はあってしかるべきだと思います。今回こういった形で県産米が広く言われることで、子どもたちも意識する部分もあると思いますし、効果が全くないということは、私はそう思いませんので、ご意見を受け止めつつも、今回の事業にもご理解いただきたいと思います。そもそも、食育推進というところが軸になって出てきたものではございませんし、限られた財源の中でいろんなものを含めてやれる中で、食育も含めた形で今回の支援事業をやるということを決定したところでございますので、どうぞその点を含めてご理解をいただきたいと思います。
私からは以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、これをもちまして、令和5年度当初予算(案)についての会見を終わります。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前11時00分から午前11時29分(29分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年1月31日 記者会見
会見内容
胡蝶蘭について
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
まず、本日のお花のお話ですけれども、本日は「胡蝶蘭」でございます。島原市の生産者の方からいただきました。この胡蝶蘭ですけれども、長崎県の胡蝶蘭は、いつもご紹介しているとおり非常に高品質で、特徴としては、着花輪数というらしいですけど、花の着きが、非常に数が多いということ。また、今日も大きいですけれども、花がとても大きくて立派ということ。ほかの産地と比較して、いいものだそうで、非常に注文数が多く、実際に競りに回る量も少ないため、価格も非常に安定しているということでございます。
また、生産の特徴は、特に若手の方が多いそうで、新しい栽培技術の確立などにも取り組んでいらっしゃるということで、今後も非常に楽しみな分野じゃないかなと思います。
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」ということですので、県民の皆様にも、ぜひ、胡蝶蘭を楽しんでいただければと思います。
新型コロナウイルス感染症について(1)
冒頭に私から5件発言をさせていただきたいと思います。
まず、新型コロナウイルス感染症についてでございます。新型コロナウイルス感染症につきましては、医療提供体制のひっ迫状況を踏まえまして、今月17日に「医療ひっ迫警報」を発令し、県民の皆様に保険医療の負荷を軽減するための取組等についてお願いをしたところでございます。
その後、新規感染者数や病床使用率、院内感染等は、徐々に減少傾向で推移しておりますが、一部の医療機関ではクラスターが確認されており、また、季節性インフルエンザの流行も拡大していることから、依然として医療の現場は厳しい状況が続いていると伺っております。
県民の皆様には、改めてマスクの着用、手洗い、手指消毒、密の回避、定期的な換気などの基本的な感染対策を徹底いただくとともに、発熱等に備えて事前にコロナ抗原検査キットや解熱鎮痛薬をご準備いただくことをお願いできればと思います。また、若い方や基礎疾患がない方など、重症化リスクの低い方々は、ご自身で検査、自宅療養などにご協力をお願いいたします。
また、医療機関を受診される際には、重症化リスクの高い方や重い症状の方を除いて、自宅で医師の診療が受けられる、電話・オンライン診療の活用もご検討いただければと思います。なお、その際には、県のホームページに診療可能な医療機関のリストを公表しておりますので、ご確認の上、事前にご相談をお願いします。
改めて、本県の医療を守り、県民の命と健康を守るためにも、お一人お一人のご理解とご協力を改めてお願いできればと思います。
「ながさき健康づくりアプリ」リリース、「長崎県警察健康革命」について
2つ目になりますが、「ながさき健康づくりアプリ」のリリースと「長崎県警察健康革命」についてお話をさせていただきます。
私自身も旗を振りまして、県民の皆様と一緒に「長崎健康革命」の取組を進めてきておりますけれども、その一環として導入を進めていた「ながさき健康づくりアプリ」を、明日、2月1日にリリースいたします。このアプリは、日々のウォーキングや、健康イベントへの参加、健診受診等の健康づくり活動を行うことでポイントを獲得することができます。この獲得したポイントを使用することで、地域の協力店でサービスを受けられるほか、県産品等が当たる抽選会に参加できる予定となっています。さらに、市町独自の健康イベントの開催や、企業対抗歩数競争など、市町や企業と連携した企画にもアプリを活用しながら積極的に取り組んでいく予定となっています。
また、2月5日に開催いたします「G7長崎保健大臣会合100日前フォーラム」において、長崎健康革命のブースを設け、本アプリのダウンロード促進イベントも開催する予定です。
早期ダウンロードキャンペーンとして、3月31日までダウンロードしていただいた方には、後日、追加でポイントを付与する予定としています。
今後、このアプリの愛称についても募集をしていくこととしており、後日、ホームページに掲載しますので、ご応募いただければと思います。
「長崎健康革命」に関連いたしまして、県警本部でも「長崎健康革命」の趣旨に賛同していただき、「長崎県警察健康革命」を立ち上げ、1月から県警全体で組織的な取組を実施していただいております。内容は、長崎健康革命と同様に、「運動」、「食事」、「禁煙」、「健診」の4項目を推進項目としてございます。このうち、「運動」に関しましては、その一環として、1月17日、中村県警本部長が自らの足で歩いて、『安全横断「手のひら運動」』を実践しながら交番巡視を行われております。
「禁煙」に関しましても、県と同様に、本年4月1日から県警施設敷地内全面禁煙を予定されております。県警本部では、県警のマンパワーを維持するための取組の一環として、職員の健康増進を強力に進められており、今後も各種対策を実施されることとお聞きしております。
県では、様々な機会を活用しながら、県民の皆様へ「長崎健康革命」の浸透を図って、長崎県警察本部とともに、庁内、市町、企業等と連携して健康長寿日本一の長崎県の実現に向けて取り組んでまいります。
先ほどのながさき健康づくりアプリと併せまして、県民の皆様も一緒に長崎健康革命に賛同して参加をいただければと思います。
マイナンバーカード取得促進について
3つ目になりますが、マイナンバーカードの取得促進についてお話をさせていただきます。
本県における令和4年12月末現在のマイナンバーカード交付状況につきましては56.0%となっており、全国平均の57.1%を1.1ポイント下回っている状況でございます。
マイナンバーカードは、対面での本人確認、これは、いわゆる今までだと運転免許証などを使っていたと思いますけれども、その対面での本人確認や、内蔵される電子証明書を用いたオンラインでの個人認証ツールとして使用できるものでございます。
現在、健康保険証や一部の行政手続等に利用できるほか、将来的には運転免許証との一体化も予定されております。民間分野も含めて、今後、ますますの用途拡大が考えられるところでございます。
さらに、一部のスマートフォンにカード機能を搭載することができるようになり、スマートフォンだけで様々な手続ができるようになるなど、マイナンバーカードは今後のデジタル社会の進展に欠かせないものになります。
そこで、本日は、私から県民の皆様へマイナンバーカード取得のお願いを申し上げたいと思います。その一環として、キャッチフレーズ「マイナンバーカード、取るは一時の手間、取らぬは一生の手間」と、ちょっとクラシカルな感じがしますけれども、こういったキャッチフレーズでお願いをさせていただきたいと思います。
モニターにもお示ししておりますけれども、これからのデジタル社会において、マイナンバーカードをお持ちでない場合、行政手続が不便となったり、給付金などの振込に時間や手間がかかったり、また、医療費の初診料が割高になるなど、マイナンバーカードを持たないことによる不利益が生じる社会に変わっていく可能性がございます。
さらに、今後、県としても、限られた財源や人員で効率的に行政サービスを提供していくためには、このマイナンバーカードの利活用が必要になってくるものと考えております。それを利用しない従来型の行政サービスの維持も、困難になってくるという可能性もございます。
なお、マイナンバーカードには、プライバシー性の高い情報は入っておりませんので、安心してカードの取得をご検討いただければと思います。
これらの視点から、これからの暮らしにマイナンバーカードは手放せない一枚となりますので、まだ取得されていない県民の皆様におかれましては、ぜひマイナンバーカードの取得をお願いします。
また、2月から3月にかけて、県内約20か所の商業施設において、マイナンバーカードとマイナポイントの申請サポート窓口を開設しますので、そちらもぜひご利用いただければと思います。このマイナポイントですけれども、マイナバーカードを取得して、申請すると約2万円のポイントを付与するというものですけれども、現在、県内でまだ取得していただいてない方々を積算しますと、新たに約100億円規模の経済効果もあるという捉え方もできますので、ぜひ申請期限中に皆様にご検討いただいて、カードの取得とポイントの申請をお願いいただければと思います。
長崎県立鶴南特別支援学校西彼杵分教室(小・中学部)設置・分校化について
そして、4つ目ですけれども、長崎県立鶴南特別支援学校西彼杵分教室の小・中学部の設置及び分校化に伴う、特別支援学校の環境整備と教育の充実についてお話をさせていただきます。
西海地区への特別支援学校小・中学部の設置について、西海市立大瀬戸中学校内に県立鶴南特別支援学校の西彼杵分教室小・中学部を設置いたします。既に西彼杵高校内に設置されております高等部と併せて「県立鶴南特別支援学校西彼杵分校」とすることといたしました。
西海地区に特別支援学校の小・中学部分教室を設置することによって、障害のある児童生徒が、地域で専門的な教育を受けるための教育環境が充実することに加えて、小学校部から高等部の一貫した教育の充実につながるものと考えてございます。
設置は、令和7年4月を予定していると聞いており、現在、教育委員会のほうで準備を進めている状況でございます。
なお、第二期長崎県特別支援教育推進基本計画 第一次実施計画の概要を資料としてお配りしておりますので、ご覧いただければと思います。
サイバーセキュリティ対策について
そして、最後になりますけれども、サイバーセキュリティ対策についてお話をさせていただきます。
毎年2月1日から3月18日までは、「サイバーセキュリティ月間」として、国を挙げてサイバーセキュリティの普及啓発に向けた取組が行われるということで、長崎県警察本部から「サイバーセキュリティ対策」についてのお話をあずかっております。
今や、インターネットは、日常生活や社会経済活動に不可欠なものとなってございます。その一方で、IDやパスワードをだまし取るフィッシングや企業のデータを暗号化するランサムウェア攻撃などの脅威があっている状況であり、サイバー空間は深刻な情勢が続いているそうです。
そこで、皆様に安全にインターネットを利用いただくため、長崎県警本部から基本的なセキュリティ対策について3つの紹介があっておりますので、ご案内を差し上げます。
1つ目は、「パソコン等のOSは、常に最新の状態にしましょう」ということです。OS、即ち基本ソフトを更新していないとウイルスに感染してしまう危険性がありますので、お使いのOSは常に最新の状態でご利用いただきたいということでございます。
2つ目は、「ウイルス対策ソフトを導入しましょう」です。IDやパスワードを盗むウイルス、遠隔操作を行うウイルス、ファイルを勝手に暗号化するウイルスへの感染を防ぐため、ウイルス対策ソフトを導入し、そのソフトを常に最新の状態に更新していただきたいとのことです。
3つ目は、「パスワードを強化しましょう」でございます。パスワードは、長く複雑にして、推測されないようにするとともに、万一盗まれても被害の拡大を防ぐため、使い回さないようにお願いをしたいとのことです。
ご不明な点がございましたら、長崎県警のサイバー犯罪対策課までお問い合わせをくださいということでございます。
以上、長崎県警本部からのお話でございました。
長くなりましたけれども、5件、私からの冒頭のお話でございます。以降につきましては、質問に応じて回答させていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症について(2)
それでは、幹事社のほうからご質問をお願いします。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが大型連休後の5月8日に5類に引き下げられることへの知事の受け止めを聞かせていただけますでしょうか。併せて、マスクの着用は、個人の判断に委ねられるようですけれども、マスク着用の在り方について、知事はどのようにお考えでしょうか。
まず、受け止めということですけれども、5類への移行については、最終的な出口を早急にお示ししていただきたい旨を国に対してこれまでも求めてきたところでございますので、今回の引き下げを決定いただいたことで、社会経済活動がコロナ禍より前にあった状況に、より近づいていくのではないかと期待しているところでございます。
一方で、新型コロナウイルス感染症は、今後も変異を繰り返しながら、流行を繰り返すような状況も十分に考えられますので、国におきましては、まず外来・入院など保健医療の提供体制や、重症化リスクの高い方々、特に高齢者などへの対応、また医療費の公費負担の在り方などについても、できるだけ早く明確な方向性を出していただければと思います。
マスク着用のルールについては、状況を見極めながら、症状によっても違うと思いますけれども、地域差が出ないように、ある一定の方向性も出していただけるとありがたいなと思います。
県としては、今後、国から示される具体的な方策も踏まえながら、市町や有識者等とも連携の上、5類への移行に向けてしっかりと取組を進めていきたいと思います。
ありがとうございました。
長崎県離島振興計画(素案)について
よろしくお願いいたします。人口流出の関連でお伺いします。昨日、総務省が2022年の人口移動報告を公表しました。長崎は九州の中でも転出が多かったということで、これに関連して、離島振興に関して、今、「長崎県離島振興計画(素案)」が出ており、その中で長崎県内の離島の振興策について幅広くいろいろな目標の数字が出ています。その中で、人口の維持についてお伺いします。目標年次である2027年までに「しまの人口の社会増減数」をプラス・マイナス・ゼロにするという目標を掲げています。人口維持という点に関して、どのような施策をとっていかれるのか。あまり幅広いようでしたらポイントだけをお話しいただければと思います。よろしくお願いします。
おっしゃるとおり、プラス・マイナス・ゼロというところを目標にしてございますけれども、現状をお話しますと、有人国境離島法の施行以前は1,000人単位で推移していたのですけれども、法施行後は毎年600人前後で、一部の市町では社会増も実現したというところです。令和4年はマイナス529人で、法施行後では最小の水準にまで改善してきているという状況です。
人口の社会増減の均衡を図るためには、これまで以上に市町や、関係団体と一体となって、雇用の場の創出や、滞在型観光の促進といった、国の施策を最大限に活用するような形で対策を講じていく必要があると考えています。
コロナ禍やデジタル技術の進展を背景にして、「場所に制約されない働き方」が普及してきており、こうした流れを捉えて、ワーケーションの受入れ促進やサテライトオフィスの設置等を通じて、移住や定住を獲得していければと思っています。
また、加えて離島地域においては、海洋等の自然環境を活用した再生可能エネルギーの導入や最先端のデジタル技術を活用した実証事業といった先駆的な取組も進んできています。こういった取組としっかり連携しながら、新しいことにチャレンジできるような環境を整えていくというところで、ただ単に人口の維持を目指すだけではなく、より発展していくような形で対策を進めていければと思います。
ありがとうございます。あえて確認です。プラス・マイナス・ゼロという位置づけについて、現実的に考えるとそれしかないということでしょうか。意欲的にもう少し伸ばすとか、あるいは逆に、減ってしまうけれども、減少を最小限にとどめる等、考え方を教えてください。
目標は目標ですので、目標がプラス・マイナス・ゼロということだと思いますけれども、もちろん、それよりも増えていくほうがいいと思いますので、それは意欲的に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
長崎スタジアムシティについて
先週、ジャパネットホールディングスが、長崎スタジアムシティの現場で、関係者、知事、田上市長も参加で下見の会がありました。その際、知事のぶら下がり取材がありましたが、高田社長が、夜にまたいろいろ細かくお話をしたいと話されていました。それにはお出になられたのでしょうか。
はい。参加させていただきました。
では、それを踏まえて、ジャパネット側から県に対して具体的にこういう協力をお願いしたいとか、あるいは知事のほうからアイデアベースでも、このようなことを一緒にやりたいとかというお話があったら教えてください。
詳細には、話せること話せないことはありますけれども、しっかり連携していきましょうということが大枠の話でございます。長崎市においても、長崎県においても、非常に大きなプロジェクトですので、産官学、また金融も一緒になって、しっかりと盛り上げていけるように連携をしていきましょうというお話でございました。
ありがとうございます。幹事社からは以上です。
新型コロナウイルス感染症について(3)
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の5類引き下げについてお尋ねします。5月の連休明けというタイミングについて、知事として時期が早いとか遅いといった見解はありますか。
私としては、少しでも早くということで国のほうにはお願いをしてきたつもりでございますけれども、様々なことを考慮した上での決定だと思いますので、それは一定の理解をしなければいけないのかなと思います。
政府が、マスク着用について個人の判断に委ねるという見解について、どうお考えなのか、知事はお医者さんでもあるので教えてください。
個人の判断に委ねるといったところについては、地域差、個人差が生じないように、ある一定の方針は示してあげたほうがいいのではないかなとは思いますけれども、私見を聞かれれば、症状に応じた着用や場面に応じた着用は今までよりは少し緩和する形になるかもしれませんが、当たり前のことですけれども、例えば熱があるといったような、ごく一般的な症状がある時にはマスクを着けましょうとか、高齢者の方々、ハイリスクの方々と会う時にはマスクを着けましょうとか、そういったところは場面や状況に応じて設定することは考えられるかなと思います。
公費負担についてお尋ねします。先ほども公費負担についても、具体的な方針を示してほしいと言われましたけれども、知事として要望はありますか。
そうですね、今の全額公費負担から急激に、5類となって自己負担も生じる状況に変わった時に、受診控えや治療を受けない選択をする方々もいらっしゃるかもしれません。そこについては受診機会を喪失しないような対応をご検討いただきたいと思います。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(4)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。実際に公費負担のお話もありましたが、政府側から今後もう少し詳細なものは示されると思いますが、実際に県内の保健医療体制を考えると、いつまでに方針を示していただきたい等、私見も踏まえてありますでしょうか。
一日でも早く。具体的な日数は申し上げることはできません。
子ども施策について
教育や子育てについて、今回改めて県でも予算編成を行っていると思いますが、岸田総理からも倍増という方針も示されています。一部、その財源に関して、まだ不透明感が漂っていて、地方負担もという指摘もあります。この点について知事としてのお考えを改めて聞かせてもらえますでしょうか。
まず、子ども支援施策については、地域差が出ないように、国のほうで進めていただきたいなという気持ちはあります。平等にという観点からですね。
ただ、地域負担につきましては、例えば東京都が発表された5,000円程度を給付する案を、長崎県で同じ条件で実施すると、100億円規模のお金が必要になるということで、長崎県で同じことをやりますかと言われると、非常に難しいという状況になると考えています。
そういった観点から、財政負担をどれだけ求めるのかということは、国の考えを踏まえて、仮定の上ではお話しできませんけれども、そういった厳しい財政状況が地方にあるということを踏まえた上でご検討いただきたいと思います。
福岡市や東京都、こういったタイミングで方針を示されたことに関しては、県知事としてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
都道府県単位でそういったことができるということは素晴らしいことだと思いますし、本県においても、これからも子育て施策を基軸にやっていくという上では、可能な範囲でしっかりやっていきたいなと思っています。
ただ、繰り返しになりますけれども、どこに住んでいても同じように支援を受けられるという世界が、あるべき姿なのかなと思います。今回、国において大きな議論がされていると認識しておりますので、国のほうで、地域差が出ないような支援の在り方というものをしっかりと検討していただきたいと思います。
わかりました。
佐賀空港オスプレイ配備計画について
佐賀県でオスプレイの配備計画が進んでいます。長崎県には駐屯地や、長崎空港にA滑走路があります。運用に関して佐賀県との意見交換や、九州防衛局との協議はあっているのでしょうか。あっているのであれば、どういった協議が行われたのか教えてください。
事務的に確認して、お伝えをいたします。
以上です。
新型コロナウイルス感染症について(5)
新型コロナウイルス感染症の対策で、5類引き下げによって、都道府県では、認証店について既に基準の見直しなどが始まっているところでもあります。長崎県は、認証店の制度について今後どのように対応していく方針でしょうか。
認証店制度自体というのが、国の一定の基準の中でやってきたというのもあります。ただ、一方で安心して飲食店を利用いただけると、基準外のところの部分というのもありますので、今、具体的にまだ検討を始めているわけではないのですけれども、今後、認証店の在り方というのは検討していく必要があると考えております。
分かりました。以上です。
佐世保市長選挙について
春の佐世保市長選挙についてお尋ねします。各政党も推薦を決めたりしていますけれども、支援などについて知事のお考えを、現時点でお聞かせいただける範囲でお願いいたします。
佐世保市だけではありませんけれども、基礎自治体と県との連携というのは非常に重要だと思っています。特に地方にある、西の果てにある長崎にとって、行政単体で行政の取組の効果を最大化していくというのは、本当に至難の業だと、私は、もう少しで就任1年になりますけど、そう感じているところでございますので、市と連携できるような形というものを目指していきたいなと思っておりますが、現時点でどういった形で選挙に向けて取組をしていくのかということについては、何ら決まっている状況ではございません。今後については、各候補予定者の方々がどのような取組をしていくのかということについてしっかりと見ていきたい、お聞きしていきたいなと思っています。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時24分(24分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和5年1月17日 記者会見
会見内容
医療のひっ迫状況について
それでは、ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症については、年明け以降、約3,000人を超える感染者が確認されるなど、感染の拡大が継続している状況にございます。
病床使用率も1月5日以降、継続して県の感染段階「レベル3」の基準である50%を超過している状況にあります。
保健医療の分野では負荷が高まっているという状況がありますけれども、一方で、福祉サービス、公共交通、教育などの社会機能全体としては深刻な影響が生じている状況には至ってないということであり、また、重症病床の使用率も低い水準で推移をしていることから、現時点では県の感染段階「レベル2」の体制を維持したいと考えてございます。
ただし、保健医療については、入院患者の増加に加え、医療スタッフのコロナ感染、インフルエンザの流行などによって医療体制への負荷が高まってきている状況にあります。
本日は、こうした医療の現場についてご説明をさせていただいた上で、保健医療の負荷を軽減するための取組等について県民の皆様方にお願いをさせていただきたいと考えております。
それでは、資料「医療のひっ迫状況について〜県民の皆様へのお願い〜」に沿ってお話をさせていただきます。
まず、本県の医療の現状ということですけれども、1ページをご覧いただければと思います。
現在、コロナ感染による入院については、地域の住民を守るため、新たに発生したコロナ患者が入院できる病床を確保してございます。表の中に青色で書いているところになりますけれども、計画に基づいて病床を確保するもので、現在、病床使用率が56.4%ということで、第7波のピークでございました63.8%に近づきつつある状況でございます。
また、これに加えて、赤い枠で囲っているところでございますけれども、コロナ以外の疾患で病院に既に入院している患者の中でコロナに感染している方もいらっしゃいます。これは確保病床以外の一般病床等に入院をしていただいている方ですけれども、そういった方の中でもコロナ患者が出てきており、医療従事者の負荷が増大をしているという状況でございます。
これらのことを併せて、下の黄色で囲ってございますけれども、本県の医療は、病床使用率以上に大変厳しい状況にあるということをご理解いただきたいと思います。
2ページをご覧ください。
一般医療の制限状況ということで書かせていただいております。先ほど申し上げたとおり、コロナ患者が増えているということ。また、医療従事者の方々の中にもコロナの感染者が出ているということから、コロナ病床が非常に逼迫し、コロナ以外の一般医療にも影響が出てきているという状況でございます。
医療従事者の休業状況については、右のグラフに示しておりますとおり、受入医療機関の9割以上でコロナ感染による医療従事者の休業が発生しているという状況です。1か月前の12月6日に比べても3倍以上の休業者の数になっております。入院中の患者のコロナ感染につきましては、受入医療機関44施設において、約6割の施設で、他疾患で入院中の患者のコロナ感染が発生しているという状況でございます。
続きまして、3ページをご覧ください。一般医療の制限状況として救急医療についてもお話をさせていただきたいと思います。
まず、現状ですが、コロナ感染者の急増もあり、救急搬送件数、これは長崎、佐世保の状況を右のグラフに書かせていただいておりますけれども、増加傾向となってございます。中には緊急度の低い患者の利用も一定数ございまして、緊急度の高い患者の搬送に影響が出ているという状況でございます。
下に対応状況を書かせていただいておりますけれども、まず、入院患者の急増に加えて、インフルエンザの流行等によって救急搬送者や、休業する職員の増加といったことが重なって、救急外来についてもひっ迫をしているという状況でございます。特に、救急医療を制限する医療機関の増加に伴って、地域の救急基幹病院に患者が集中してしまっているという状況でございます。
救急搬送の困難件数を見ましても、約1か月前の12月の第1週は、長崎市で21件ありましたけれども、今月の第1週を見ますと62件ということで約3倍。佐世保におきましても、同様に2.3倍ということで、増加傾向にあるという状況でございます。
4ページをご覧ください。受入医療機関の61医療機関を含め、医療関係者の方々から聞き取りを行いました。その中で現場の声としまして、4つの点をご紹介させていただきたいと思います。
まず1つ目、コロナによる入院患者の増加、医療スタッフの感染によって、体制維持ということが非常に厳しくなってきているということです。現場は、数字で見る以上に厳しさがあるという現状をまずご理解いただきたいということが1点目でございます。
そして、2つ目、院内感染についてです。入院患者の感染も増えておりますけれども、感染力が非常に強いということもあって、医療の現場で感染防止対策をとっても、処置の際に密接に触れ合うこともありますし、色々な医療を施す上で感染対策に限界があるという状況もございます。そういったことで院内の感染を完全に抑えることはできないということをご理解いただきたいと思います。
3つ目、救急搬送の受入れや入院の制限、病状に応じた退院促進の厳格化を行っておりますけれども、こういった状況下で医療体制を維持していく上で、患者の皆様への影響も避けられない状況であるということをご理解いただきたいと思います。
そして、4点目、医療従事者の方々は、それぞれのご自宅の事情であったり、大変な状況にあっても、皆様の健康・命を守るために力の限り尽くしていただいてございます。疲労が限界にある中で努力をしていただいており、色々なご負担もおかけしていることも影響しているとは思いますけれども、患者の方々や、ご家族の方々からご理解いただけないということもあって、厳しいお言葉をいただくこともあると。それによって、さらに疲弊が増してしまうというお声もお聞かせいただきました。
このような、大変厳しい状況の中でコロナ禍の診療に対して尽力をしてくださっておりますことに、私からは本当に感謝を申し上げたいと思いますけれども、県民の皆様方も、どうぞご理解いただければと思います。
今のお話をまとめましたのが5ページの図になります。
上の緑の枠からご覧ください。入院患者の増加、スタッフのコロナによる休業という要素もあり、使用できる病床の減少がまずベースにあります。こういったことで救急・外来・入院といった医療の現場の対応は大変厳しい状況になってきています。
それによって、スタッフの方々は、本当に頑張ってくださっていますけれども、疲弊している状況で、限界に達している方については離職をしてしまう。その結果、医療提供体制がさらに低下をしてしまう。こういった悪循環が今の状況であると思います。
また、このスタッフの疲弊ということで、先ほど聞き取りをした4つ目のお話になりますが、この厳しい現状というものがベースにあるということは重々理解をしておりますけれども、そういった状況から、患者やご家族の不満や、また、コロナ禍の対応自体が長期化しているということもあって、疲弊が重なっているという状況でございます。
こういった状況の中でも、医療スタッフの方々は、県民の皆様の命を一つでも救おうと、よりよい医療を提供しようということで頑張ってきてくださっていますので、どうぞ県民の皆様には、現在、限界に近い中で頑張ってくださっているということを、いま一度ご理解いただきまして、感謝の気持ちを持って医療資源を守るようにご対応いただければと思います。
これらを踏まえまして、6ページになりますけれども、県としましては、「医療ひっ迫警報」を発令したいと思います。
その内容です。まず、救急外来がひっ迫しているということでございます。これまでお話してきたとおりですが、発熱や咳などの症状による救急外来受診や歩行可能な方の救急車利用によって救急外来がひっ迫している状況がございます。症状が重い方など、真に医療が必要な方に医療資源を使っていただくという観点から、救急外来を県民の皆様も一緒に守っていただければと思います。
下にお願いを書かせていただいておりますけれども、重い症状以外の方は、できる限り平日の診療時間内の受診をお願いしたいと思います。重い症状とは、水が飲めないことや、呼吸が苦しい、ぐったりして動けない、顔色が悪いなどです。
また、2点目も以前から申し上げていることですけれども、「コロナ抗原検査キット」と「鎮痛解熱薬」を事前に準備いただき、ご自身での検査、自宅療養等の対応にご協力をいただければと思います。
加えまして、7ページになりますけれども、コロナ・一般とも入院病床がひっ迫をしてございます。コロナ患者が増えたことに加え、コロナ感染により休業する医療従事者が増えているといったことから、病床使用率以上に医療がひっ迫している状況であるということをご理解いただければと思います。
そこで、ここでも県民の皆様へのお願いになりますけれども、1つ目、新たな入院患者を受入れるため、病状によっては早期の退院をお願いすることがあるということ。これについて、長崎県においてはコロナ療養者に占める入院者の割合は7.2%となっております。九州全体では5%と、他県に比べても多くの方々に入院をしていただいているという状況でございます。それは本当に現場が頑張って、多くの患者を入院によって治療させていただいているという状況もございます。
そういった医療資源が限りある中で、医療従事者の方々は患者を守るために全力を尽くして頑張っているという状況でございますので、皆様のご理解とご配慮をお願いできればと思います。
県としましても、皆様が安全・安心に暮らしていけるような対策を引き続きお願いをしていきたいと思っておりますけれども、本県の医療を守るためにも今が正念場というところでございますので、改めて県民の皆様お一人お一人の感染防止対策、意識の徹底をよろしくお願いをいたします。
8ページにつきましては、基本的な感染防止対策、感染対策の徹底についてということで改めてお願いをしているものになります。
インフルエンザの流行状況については、定点観測で1.11という数字がございましたけれども、1月の第1週の時点で約7倍の7.11となってございます。流行の指標を超えておりますので、インフルエンザに対しても感染防止対策を徹底いただければと思います。
下に対策が5つ記載がありますけれども、一つはワクチンになります。あとの4つはこれまでもお話をしてきたとおり、基本的な感染防止対策をお願いできればと思います。
それではご質問をお願いします。
今日、「長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催されていますが、そこでは何をされたのでしょうか。
今回は、コロナに対して何か対策を行っていくというよりは、医療関係の窮状をお伝えしたいということが主眼でありましたので、会議の内容としましては情報伝達に近い形になります。
「医療ひっ迫警報」の説明をお願いします。
以前に会見をさせていただき、目安という形で一定の病床使用率に達したときにはこのような対策をとっていきますということであらかじめ定めさせていただいております。その中におきまして、これは国の認定ということにもなりますけれども、「レベル3」に至りましては「医療ひっ迫防止対策強化宣言」、その後も感染拡大が続く場合などには、「レベル4」に至る前に「医療非常事態宣言」を発令していくという形にしております。
ただ、この目安自体が、医療のひっ迫と社会機能の制限状況が比例関係で進んでいくという形の想定をしていた目安でございます。先ほど知事から申し上げましたとおり、現状としましては社会機能の制限状況というのはそれほど見られないという一方で、医療側のひっ迫が非常に強くなっているということでございますので、あらかじめ定めていた目安で描いていた世界とは少し違うことになっているということでございますので、医療に着目した形で医療がひっ迫しているという警報、お知らせをするという形の位置づけでございます。
警報を発令する条件はあるのでしょうか。
条件ということよりは、医療がひっ迫しているという状況をお伝えするという形です。
例えば「レベル3」であれば「医療ひっ迫防止対策強化宣言」を、病床使用率の目安を定めて宣言すると思います。同様に「医療ひっ迫警報」を発令する目安はあるのでしょうか。
それは特段ございません。
発令するかどうかはどうやって決めているのでしょうか。
特段数値を設けているわけではありませんが、医療界の声、現状というもの、意見を踏まえてという形になります。
これは、特に先週からですけれども、先週の金曜日の夜に医療関係者の皆さんと意見交換会を開きました。これまでも医療圏ごとには毎週のようにそのような会議は開いていますけれども、今回は県の福祉保健部と長崎市と佐世保市とそれぞれの福祉保健部の部長さんにも来ていただいて、その上でコロナ受入医療機関の60以上の医療機関、郡市医師会の医師会、長崎大学の方々等に集まっていただいて、全保健所長も参加の上で、まず県のほうから現状をご説明した上で、各医療機関の皆さんのご意見を伺ったという状況でございます。
その中で、今、知事から説明があったとおり、医療界から様々な声があって、ぜひ独自の警報的なものを出してほしいと。出すのはどうかということをこちらからもお話をしまして、そういった形で県民に訴えてほしいということでありました。
そのときに、医療関係の皆様からは、いろいろな意見がありましたけれども、その多くは「社会経済活動とかを止めてほしい」ということではなく、「今の医療の状況が、これだけひっ迫しているという状況を県民の皆さんに分かっていただきたい」、その上で、今回出した警報は2つポイント、救急外来と入院のひっ迫状況を踏まえて生活していただきたいということをしっかり訴えようということで、今回警報を発令したという状況でございます。
今回の警報を解除する目安はあるのでしょうか。
それも、特段数字的なものはございません。当然我々も、毎週データをとっていますので、そのデータと医療関係の現場の声も聞いた上で判断という形になります。特段数字的なものは設けておりません。
「レベル3」で発令する「医療ひっ迫防止対策強化宣言」と、今回の警報との主な違いはどういったところでしょうか。
強化宣言のほうは、国が基本的には実施していくという制度のもとでの運用でございます。一つは国の基準がある程度あろうかというところと、大きく違うのは、強化宣言は、対策として県民の皆様に、ある意味抑止的な行動を行っていただくということがセットで発令されるものだと思っております。今回に関しましては先ほど触れさせていただきましたとおり、何か新たに行動の抑止をしていただくというよりは、医療側の現状をお伝えしたいということの趣旨でございます。
ありがとうございます。
ほかにございせんでしょうか。
今回、レベルの引き上げや、医療ひっ迫防止対策強化宣言を出さなかった理由として、社会機能の制限がまだそれほどではないということをおっしゃっていましたが、「社会機能の制限」というのは具体的にどういったものでしょうか。
具体的には複数ございます。一般医療、福祉・児童サービス、公共交通機関、教育、行政機能につきまして、今、県で一定期間毎にモニタリングをしております。数字は定量的にお示しできないのですけれども、それぞれがどういう状況になっているかというのをモニタリングしております。モニタリングのそれぞれの数字をとったときに、今はまだ制限状況が深刻な状況にないという形でございます。
ありがとうございます。
年末年始の移動等、感染者が急増した理由について、県としてどのように捉えられているか、見解があれば教えてください。
当然複合的な要素でありますので、なかなか断定は難しいところでありますが、一つは今言われたような年末年始の移動ということもあったのであろうと思います。そう考える一つの理由として、年代別に見ますと、特にこの年末年始は、10代の方の感染が若干減って20代の方がそれまでと比べ若干増えたということもありますので、人流の動きということも多少あったと思います。
また、ワクチンの効果や減衰効果ということも当然あると思いますし、年末年始に受診した人、あるいは年が明けてから受診した人ということもありますので、様々な要因が加わっているのだろうなと思います。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。
それでは、以上をもちまして、新型コロナウイルス感染症に関する記者会見を終了いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時24分から午後2時43分(19分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和5年1月17日 記者会見
会見内容
スイートピーについて
それでは、ただいまから、定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。今年1回目の定例会見ということで、またお花の話をさせていただきます。
今日はスイートピーでございます。雲仙市からいただきました。
この雲仙市のスイートピー。大変花が大きくて花の色がいいのと、私も実際につけていて、今すごくいい香りがしているのですけれども、香りが非常に強いところが特徴だと伺っています。
スイートピーは日本海側が主要産地と聞いておりますけれども、そこに比べて長崎県は日照量が少ないということから、栽培環境としては非常に厳しいところではあるそうですけれども、生産量は少ないながらも品質は大変良く、県内外の生花店から引き合いが強いと伺っております。
スイートピーの花言葉は「門出」ということで、形を見ますと、蝶々が羽ばたくような形をしていることから、1年の始まりだとか新たな挑戦ということにおいては非常にぴったりの花だと伺っております。
皆様も、どうぞ長崎県のスイートピーを楽しんでいただければと思います。
長崎の黒い雨等に関する専門家会議報告書に対する国の見解について(1)
冒頭、私からは1件、お話をさせていただきたいと思います。
長崎の黒い雨等に関する専門家会議報告書に対する国の見解について、お話をします。
長崎で「黒い雨」等に遭った方も、広島と同じように認定・救済していただくために、長崎の黒い雨等に関する専門家会議を立ち上げ、取りまとめた報告書を昨年7月に厚生労働省に提出をいたしておりました。
その報告書のポイントは2つございました。
1つ目は、長崎で「黒い雨」等に遭った方を被爆者健康手帳交付の対象とすることについては、過去の被爆体験者訴訟の判決と矛盾するものではないということ。
そして2つ目は、平成11年度原子爆弾被爆未指定地域証言調査証言集というものがございますけれども、この証言集は、降雨に関する客観的な資料であるということでございました。
県としましては、専門家会議の報告書を判断材料として評価をしていただき、広島と同様に長崎でも救済につながることを期待していたところでございます。
昨日、報告書に対する国の見解が示され、先ほどお話しした2つのポイントの内容につきましては慎重であるべきであり、現時点で県が期待をしていた救済は難しいという内容でございました。長崎で「黒い雨」等に遭った方も、広島と同じように認定・救済につながるような回答が得られなかったということにつきましては、残念に思っております。
今後は、長崎市にも意見を聞きながら、国の回答について精査し、引き続き被爆体験者の支援に向けて、国と協議を継続してまいりたいと考えてございます。
冒頭から1件のみでございますけれども、私からのお話は以上とさせていただきます。以後につきましては、ご質問に応じて回答させていただければと思います。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
長崎の黒い雨等に関する専門家会議報告書に対する国の見解について(2)
長崎の黒い雨等に関する専門家会議報告書に対する国の見解についてお尋ねします。国の見解が出ましたけれども、県としての考え方である認定・救済を求めるという方向性は変わらないという理解でいいのでしょうか。
それについては全く変わりませんし、国からの見解を見ましても、一番最後に「引き続き、長崎県・長崎市の意見をよく聴きながら、対話を続けてまいりたい」と書いてございますので、報告書にまとめられていることも含めてですけれども、しっかりと我々が訴える、被爆体験者の方々の救済につながるように取組を継続していきたいと思います。
県からは専門家からの意見も踏まえて報告書を提出されました。それでも国からは認定・救済はできないという内容だと思いますが。今後、認定・救済してもらうためには、どういうところが必要になってくると思いますか。
そうですね、そこをしっかりと検討していくうえでも、まずは精査、精読をして、内容を確認していきたいと思います。
県もかなり力を入れて報告書を準備され、被爆体験者の期待もかなり大きかったのかなと思います。国の姿勢は、にべもない感じで一蹴されているようにお見受けします。知事として、くやしさとか怒りみたいなところはないのでしょうか。
まず、先ほども申し上げたとおり、今回、県が期待していた内容ではなかったということについては本当に残念に思いますけれども、繰り返しになりますが、国も、今後もしっかりと対話を続けていきたいというお話をしてくださっています。そこについては、県としてこれまで取り組んできたものを一日も早く達成するということを軸に、取組を継続していきたいと思います。
ありがとうございます。
昨年7月に県が厚生労働省に提出した報告書の今後の取扱いについてお尋ねします。今回の国の見解を受け、例えば、内容をブラッシュアップして再度提出する等、今後の取扱いについて何かお考えがあれば教えていただけますでしょうか。
現時点で専門家会議をどうこうするということについては、何ら予定はございません。
国際クルーズ船の受け入れについて(1)
国際クルーズ船の受入れ再開が間もなくということで期待されているところかと思います。現時点での県内の主要な港の予約状況と、今後の受入れ促進に向けた施策などあれば教えてください。
まず、期待を述べさせていただきたいと思います。コロナ禍以前のようなクルーズ船のお客様でにぎわうような日を、一日でも早く取り戻したいと思っているのが県の気持ちでございます。
現時点では、今年3月の受入れ再開を目標として、受入れ体制を関係者含めてしっかりと調整を行っているところでございます。これからもその取組はしっかりと続けていきたいと思います。予約状況につきましては、今の時点では、しっかりとした予約とした形ではないということですが、問合わせにつきましては、複数の企業からお問合わせは受けていると伺っています。
長崎の黒い雨等に関する専門家会議報告書に対する国の見解について(3)
昨年7月に県が厚生労働省に提出した報告書の今後の取扱いについて報告書を再提出するのかという質問で、回答が聞きづらかったので再度お尋ねします。専門家をどうこうする予定はないというのはどういうことでしょうか。
専門家会議を再度開催したり、また検討していただいたりする予定は今のところはないと。
昨年7月に県が厚生労働省に提出した報告書をもって、専門家会議としては一区切りというか、また同じ専門家に集まってもらう予定はないと。
今のところ予定はございません。
見解を精査するということでしたが、国の見解のまとめの部分に、証言集の信憑性に関して、「一つの評価を一方的に論じており」と記載されていて、結構な言われようだと思います。そこに対して、どのように受け止められたかについて、改めて伺ってよろしいでしょうか。
私もまだ内容全てを把握できていませんので、そこも含めて精査したいと思います。
その「一つの評価を一方的に論じており」という国の見解に対して、この場でできる反論みたいなものはないでしょうか。
しっかりと把握をしてからですね。
特定複合施設(IR)について
IRの区域認定についてお尋ねします。令和4年内の認定の可否の判断は難しいということでした。その後、認定の可否の判断時期について国会開会前等、色々な話が出ていますけれども、昨年末以降の進展があれば教えてください。
現時点でご報告できる進展は、今のところございません。
石木ダム建設事業について
先日、石木ダムの反対住民の元に行かれて挨拶をされましたが、住民からは、話し合いをするための、今後どういう話し合いをするのかという話し合いをと提示されました。その後、何か具体的にやりとりとかはありますか。
先日お伺いした時には、事前に伺うということをお伝えして参りましたけれども、当日、新年のご挨拶のみにしてほしいということをいただきました。
昨年の12月に、話し合いの場を設けさせていただきたいというお手紙を県から出させていただきました。それに対しての回答を、あの場で全ていただけるとは思ってはいませんでしたが、それについてもお話ができなかったということは残念に思っています。
ただ、その場で、話し合いにはいつでも応じるという話をしてくださいました。それについて、私が直接というのは、日程も遅くなってしまうこともあるので、担当者で、まずは話し合いのための話し合いという位置づけなのかもしれませんけれども、どういった形で実現できるのかという打ち合わせをさせていただくように指示をしたところでございまして、実施は現在検討中という段階です。
バイデン大統領の長崎訪問について
G7サミット関連で、先日、アメリカのバイデン大統領の長崎訪問を要請されました。その後の反応等何かございましたら教えてください。
要望に上がった後を含め、その後、何ら情報が入ったり、要望の動きがあったりということはありません。
国際クルーズ船の受け入れについて(2)
国際クルーズ船の受入れ体制に関して、何かしら県として組織づくりや、仕組み等、受入れ体制に関することで何か決まっていることがございましたら教えてください。
県独自というような新たな取組というものはないのですけれども、コロナ禍において、いろいろ学んだことはありますし、そういったことを踏まえて、できるだけ安心に、安全・安心に旅を楽しんでいただけるような体制づくりということは、関係市町、関係者も含めて整えていきたいと思います。
県庁舎跡地の活用状況について
県庁舎跡地の活用に関してお尋ねします。昨年、幅広い活用を模索するために広く供用を開始されました。利用状況や反応等、今後の活用に関して何か見えてきたものがございましたら教えてください。
今、旧県庁舎正面玄関前広場を、午前10時から17時まで開放ということで供用を始めています。解放している間、スタッフが常駐しておりまして、来場者にアンケートをしているという状況でございます。
実績ですけれども、2か月間で約4,000人が来てくださっています。来場目的を申し上げますと、敷地内の見学、散歩、子どもの遊び場、楽器の練習、ミニコンサートの開催などと伺っています。
反応については、アンケート調査や意見交換なども行っているそうです。それに対する反応は非常にいいと伺っています。アンケート調査に関しても、来ていただいた方は協力してくださいますし、意見も、様々なアイデアも含めて出してくださるというふうに聞いており、関心の高さを改めて感じたところでございます。
先に開放していた第二別館跡地においては、既に県民の皆様が主体となって、キャンプイベントなどを開催していただいております。開放を始めています玄関前の広場につきましては、一般貸付けを11月下旬に開始をしておりますけれども、それについてもお問い合わせをいただいているという状況でございます。今後も、その活用が、なお一層本格化していけばいいなと期待をしております。
県においても、主催イベントや、ワークショップ等を積極的に開催していきたいと思います。現地で活動する方々のチャレンジをバックアップするために、備品の貸出し等、支援環境を整備していこうと考えています。本年半ばごろまでには敷地内の整地等を完了しまして、全体をオープンスペースとして開放する予定としております。利活用の幅も今後広がっていくと思いますので、関係者の皆様方と連携を図りながら、さらなる活性化をできるように、引き続き努力をしていきたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて
新幹線について伺います。佐賀県の山口知事が再選された後、面会等をされたのかということと、今後の予定はいかがでしょうか。
実際にお会いできた機会はありませんでした。今後は、ご挨拶も兼ねて、伺える機会は模索しようと思いますし、個別に会う機会ももちろん、それ以外の機会もあろうかと思いますので、色々な場面でコミュニケーションを重ねていきたいと思います。
先日、大村市長などが県に要望に来られ、フル規格で早期の整備をということで、今後の工期を踏まえた上で、今年は勝負の年というニュアンスのお話で要望されていました。佐賀県の理解を得るため、今年、これまでと違って、一歩踏み込んで、アプローチの仕方などで変わる部分はあるのでしょうか。
これまでの姿勢と何か変わることがあるかと言われると、特段ありません。一日でも早くという思いは、大村市、またほかの関係者とも同じでございますので、それについては、私の力の及ぶ限りで頑張っていきたいと思います。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後4時25分(55分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年12月28日 記者会見
会見内容
- 高病原性鳥インフルエンザの防疫対策の進捗について
- 新型コロナウイルス感染症について(1)
- 被爆体験者への支援拡充について
- G7長崎保健大臣会合に係る広報デザインについて
- 国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の統一名称(愛称)・キャッチフレーズ募集について
- 世界遺産絵画コンテストの作品募集について
- 道路事業の完成供用について
- 令和5年1月10日の「110番の日」について
- 新型コロナウイルス感染症について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて
- 今年の漢字1文字について
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 長崎市長選挙について(1)
- 知事が今年実現できなかった政策について
- 部活動等での体罰等への対応について
- 長崎県産のみかんについて
- 女性副知事の登用について
- 京セラ(株)の諫早市での新工場建設について
- 「開かれた県政」に向けた検討会等の公開への取組について
- 長崎市長選挙について(2)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 石木ダム建設事業について
- 長崎市長選挙・佐世保市長選挙について
- G7サミットについて
アルストロメリアについて
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さん、こんにちは。
恒例のお花でございますけれども、今回のコサージュは諫早市の生産者の方からいただきました「アルストロメリア」という品種でございます。アルストロメリアは、私も関東にいた頃、買ったことがありましたけれども、長崎県のアルストロメリアは、花が大きくて色がよくて日持ちがいいと、注目度が上がってきているそうです。徐々に栽培面積も増えてきていると聞いております。
花言葉ですけれども、「未来への憧れと気配り」ということで、すてきなお花ですので、ぜひ皆様も楽しんでいただければと思います。
冒頭の発言ですけれども、本日はちょっと多くて8件ございます。少しお時間をいただいて発言をさせていただければと思います。
高病原性鳥インフルエンザの防疫対策の進捗について
まず、1つ目、高病原性鳥インフルエンザの防疫対策の進捗についてです。
令和4年12月21日に佐世保市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザでございますけれども、防疫作業の実施状況については、12月22日に疑似患畜が確定しまして、同日午前7時から殺処分を開始し、2万9,698羽の処分を翌23日午前3時に完了しております。
その後、処分鶏や卵、飼料及び堆肥など、埋却作業と農場の清掃、消毒を行いまして、発生農場での防疫措置、いわゆるウイルスの封じ込め作業につきましては、24日20時30分に全てを完了しております。
今回の防疫作業につきましては、長崎県建設業協会、長崎県バス協会、JAや共済組合など、多くの団体、関係市町のご支援・ご協力によって、作業開始から61.5時間と、目標とした72時間よりも前倒しして作業を完了することができました。
これも各団体様、企業様のご支援・ご尽力によるものと深く感謝を申し上げたいと思います。
今後につきましては、令和5年1月4日に移動制限区域内に該当します1戸の養鶏場について清浄性確認検査を行い、1月10日に検査結果が判明する予定となっております。
そこで、陰性と判明すれば、搬出制限区域(3キロから10キロ圏内)の解除、さらに、新たな鳥インフルエンザが発生しなければ、1月15日に移動制限区域を解除しまして、全ての防疫措置を完了という形になります。
生産者の皆様におかれましては、今後も本病の発生を防止するために消毒の徹底等を継続していただきまして、万全の対策に取り組んでいただきますようにお願いを申し上げます。
新型コロナウイルス感染症について(1)
そして2つ目、新型コロナウイルス感染症に関してです。
今月に入って新規感染者数の増加が顕著になってございます。現在、新規感染者数は週平均で1日当たり約1,800人というところでございます。病床使用率も50%に近づきつつある状況になっております。
また、一部の地域では、季節性インフルエンザによる学年閉鎖が出始めるなど、コロナとの同時流行も懸念されております。
明日から多くの方が年末年始の休暇に入ります。この年末年始は、帰省や初詣、成人式など、人との接触や、会食の機会が増えてきます。皆様も楽しみにされていると思いますけれども、普段以上に感染リスクが高まります。感染から身を守るためには、基本的な感染対策の徹底やワクチン接種が重要でございます。
そこで、県民の皆様には、次の6つについてご協力をお願いしたいと思います。
まず、1つ目、これまで繰り返しお願いしているところでございますけれども、「会話時のマスク着用」、「三密回避」、そして「換気」ということで、基本的な対策の徹底を改めてお願い申し上げます。
そして、2つ目、自らの健康や家族・仲間などの大切な人を守るために、コロナワクチンの接種に加えて、この冬は特にインフルエンザのワクチン接種につきましてもご協力をお願いいたします。
3つ目、会食の際は認証店をご利用いただいて、感染防止対策にも工夫をしていただければと思います。
4つ目、感染不安や発熱など症状がある場合には、人に会う機会をお控えいただいたり、自己検査、医療機関の受診などもご検討いただければと思います。
5つ目、年末年始は、帰省先等で高齢の親族等と接する機会も多くなるかと思います。帰省される前や帰省から戻られた際に無料検査等の受検も検討していただければと思います。
最後の6つ目になりますけれども、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する際、重症化するリス久の高い方につきましては、家庭内でも特に感染対策に注意いただければと思います。
なお、年末年始期間中は、多くの医療機関が休診になります。年末年始期間中の診療体制を強化するため、医師会等のご協力によって、12月30日から1月3日までの5日間、診療可能な医療機関を追加することとしてございますけれども、感染の拡大に伴って、徐々に医療のひっ迫が進んでいる状況でございます。
症状の重い方や重症化リスクのある方に適切な医療が行き届くように、以下の2つについて、改めてご協力をお願いしたいと思います。
まず、1点目。医療機関・医療資源を守るというところでございますけれども、休日、夜間の救急外来の負荷を軽減するために、「水が飲めない」、「呼吸が苦しい」、「ぐったりして動けない」、「顔色が悪い」など、心配な場合は受診を積極的にしていただきたいと思いますけれども、こういった症状がなく、様子を見られる場合には夜間の救急外来等の受診を控えていただければと思います。
そして、2点目になりますけれども、診療・検査医療機関等の負担を軽減するために、発熱に備えてコロナ抗原検査キットと解熱鎮痛薬の事前のご準備をいただければと思います。高齢者や基礎疾患をお持ちの方、症状が重い方等以外は、症状をよく見た上でご自身での検査、自宅療養等の対応についてもご協力をいただければと思います。
県といたしましては、引き続き、県医師会、長崎大学等の関係機関や市町と連携を図りまして、県民の皆様の安全・安心の確保に万全を期してまいりたいと考えてございますけれども、今後も感染の拡大が継続するようであれば、年末から年始にかけて、病床使用率がさらに高くなるという可能性もあります。
感染段階「レベル3」への移行や「医療ひっ迫対策強化宣言」の発令に当たっては、病床使用率の50%超過ということが一つ基準になってございますけれども、その使用率のみで機械的に判断するのではなくて、一般医療や福祉サービス、公共交通等の社会機能の状況、重症病床使用率も勘案しながら、総合的かつ慎重に判断することとしたいと思います。
また、国に対しましても、こうした状況を踏まえて事前に協議することが求められておりますので、今後の「病床のひっ迫状況」や「社会機能の状況」等を注意しながら、対応に努めてまいりたいと思います。
最後に、改めてのお願いになりますけれども、感染の拡大を抑えるというためには、県民一人ひとりの心がけが大切ですので、年末年始は、ぜひご家族、ご友人、大切な方々とすてきな時間を過ごしていただきたいと思います。改めて感染対策等にご協力をよろしくお願いいたします。
被爆体験者への支援拡充について
3つ目になりますけれども、被爆体験者への支援拡充についてお話をさせていただきます。
被爆体験者への医療費助成については、これまで、対象合併症の拡充などを強く国に要望してまいりましたけれども、そのうち、がんについては一貫して対象外とされてまいりました。
そのような中、長崎原爆の日である令和4年8月9日、岸田内閣総理大臣から、がんの一部を被爆体験者への医療費助成の対象に加えることを検討するとの考えが示されました。
これを受けて、国において令和4年12月1日に、「被爆体験者精神影響等調査研究事業の拡充に関する検討会」が開催され、来年令和5年4月から7種のがんを医療費助成の対象とするなどの方針が示されたところでございます。
これによって、被爆体験者のがん罹患者のうち、約5割の方々のがん治療について医療費が支給されることとなります。
また、医療費助成の対象拡充のほか、手続の簡素化に加えて、県外転出者への事業拡大方針が示されたことは、高齢化が進む被爆体験者への支援における大きな前進だと思っております。
今回の被爆体験者の支援拡充にご尽力いただきました県議会をはじめ、県選出国会議員、また、関係者の皆様に対して心から感謝を申し上げたいと思います。
県としましては、これにとどまらず、残された課題につきましても、長崎市と連携の上、本県の被爆体験者への支援対策のさらなる充実・強化が図られるようにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。
G7長崎保健大臣会合に係る広報デザインについて
G7長崎保健大臣会合に係る広報デザインについて、お話をさせていただきます。
この「G7長崎保健大臣会合」ですけれども、来年令和5年5月に長崎で初めて開催されます。会合につきましては、G7長崎保健大臣会合推進協議会というものを発足させていただきまして、そこを中心として会合開催の周知や歓迎意識の醸成を図り、おもてなしの心でお迎えをできるよう万全の準備を進めているところでございます。
こうした中、本日、推進協議会から発表されたとおり、今後の広報活動で使用する広報デザインが決定いたしました。
デザインのモチーフやコンセプトにつきましては、既に推進協議会から説明があっているかと思いますけれども、県といたしましても、この「広報デザイン」を積極的に使用して、会合に向けた機運醸成を図ってまいりたい考えております。
県内企業の皆様におかれましても、ぜひ、このデザインを使用していただきまして、歓迎意識の醸成にご協力いただきますよう、お願いを申し上げます。
また、県民の皆様におかれましても、歓迎ムードを高めていただきまして、会合当日は、おもてなしの心で皆様をお迎えしていただきますように、ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の統一名称(愛称)・キャッチフレーズ募集について
5つ目になります。5つ目と6つ目は募集の周知になります。
令和7年度に本県で開催予定の「第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭」について、両文化祭を象徴して広く県民の皆様に親しんでいただけるような「愛称」と「キャッチフレーズ」を募集しております。
「愛称」は、長崎県らしさあふれる言葉で表された文化祭の名称や呼び名という位置づけで、「キャッチフレーズ」は、長崎県で開催される文化祭の趣旨や目的、文化祭に向けた思いを印象づける言葉となってございます。
募集期間は、既に令和4年12月5日から開始をしておりまして、来年の令和5年1月31日までが募集期間となっています。
応募資格に制限はなく、どなたでも応募いただけますので、ぜひ県内外の多くの方々に応募をいただければと思っております。
応募作品の中から、「愛称」、「キャッチフレーズ」について、「最優秀賞」、「優秀賞」、高校生以下が対象なる「学生優秀賞」と、その3つをそれぞれ1点ずつ選定をして、賞状と賞金を授与したいと思っております。
入賞者の発表につきましては、来年の令和5年5月頃を予定しております。最優秀賞作品につきましては、正式な「愛称」と「キャッチフレーズ」として今後広く使わせていただきたいと考えています。
世界遺産絵画コンテストの作品募集について
そして、もう一つの募集についてですけれども、来年度(令和5年度)本県の世界文化遺産であります「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、世界遺産登録5周年を迎えます。それに向けて、現在、「未来へつなげる“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”」をテーマとした絵画コンテストを開催してございます。小学生から大学生までの方を対象に、広く作品を募集しているところでございます。
これから未来を担う子どもたち、また若者が、世界遺産に触れていただくことで、本県に伝わるすばらしい文化や地域の魅力を改めて感じていただける機会にできればと考えております。
こちらに応募いただいた作品から、「最優秀賞」、「優秀賞」、「自治体特別賞」を選定することとしてございます。
入賞者の発表は、来年の令和5年3月頃を予定しております。
募集期間は、年明け令和5年1月13日までとなっておりますので、ぜひ多くの子どもたちに冬休みなどを利用して絵を描いていただいて応募いただければと思っております。
道路事業の完成供用について
続きまして、道路事業の完成供用についてお話をさせていただきます。
高規格道路の完成供用になりますけれども、西彼杵郡時津町内で建設を進めております「西彼杵道路」の時津工区につきまして、来年令和5年2月18日、午後3時に供用することといたしましたので、お知らせをさせていただきます。
この時津工区ですけれども、時津町の日並郷から野田郷間の3.4キロメートルの自動車専用道路でございます。平成26年から県で整備を進めてまいりました。
今回の供用によって、並行する国道206号の交通混雑が緩和されて、物流の効率化や交通事故の減少によって安全・安心の向上が図られるものではないかと期待をしているところでございます。
開通に先立ちまして、午前10時から式典の開催を予定しております。
引き続き、西彼杵道路を含めた高規格道路の整備を重点的に進めて、地域の皆様の利便性の向上、安全・安心の確保といったところに努めていきたいと考えております。
令和5年1月10日の「110番の日」について
そして、最後になりますけれども、長崎県警本部から、『令和5年1月10日の「110番の日』についてお話を預かってございますので、周知をさせていただきます。
警察では、毎年1月10日を「110番の日」と定めてございます。そこで本日は、県民の皆様に110番通報の利用方法について、改めてお話をさせていただきたいと思います。
まず、この「110番」ですけれども、事件や事故を警察に通報するための緊急ダイヤルとなっております。事件や事故に遭った場合は、躊躇することなく110番通報をお願いしたいとのことでございます。
次に、「落とし物」や「運転免許の更新」などに関しましては、110番ではなく、最寄りの警察署や交番・駐在所へお問い合わせをお願いしたいとのことです。
また、騒音、違法駐車、近隣トラブルなどの困りごとやパトロール強化などの要望につきましても、最寄りの警察署や交番・駐在所にご連絡いただきたいとのことです。
そのほかに、警察安全相談電話、「♯9110」もご利用いただけるとのことです。
「110番」は、緊急ダイヤルとなってございますので、こうした警察署や交番・駐在所等に連絡いただく案件は、直接交番・駐在所等に連絡をいただきまして、「110番」につきましては、緊急性のある方のために回線を開けておいていただきたいとのことです。県民の皆様には、ご理解のほどをよろしくお願いをいたします。
また、警察では、本年10月1日から新たに「110番映像通報システム」の運用を開始していると伺っております。これは、110番を通報された方が、所持するスマートフォンやタブレット端末といったところから、事件や事故などの現場の映像や画像を警察本部通信指令室に送信いただいて、現場の状況を早急に把握した上で適切な初動対応を図ると、そのためのシステムだそうです。これまで110番を通報された方には、映像等の送信のお願いに快く応じていただいておりまして、感謝をしていると伺っております。県民の皆様には、今後とも「110番映像通報システム」の運用にご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。
大変長くなってしまいましたけれども、以上8点につきまして、冒頭の発言でございました。
以下につきましては、質問にお答えさせていただければと思います。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について(2)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。先ほども知事からも呼びかけ等ございましたけれども、今日も新規感染者数が2,500人を超え、今後もさらに感染者数が増えることが想定されるかと思います。発熱患者の受付や診療に関して、佐世保市では市営駐車場を一部制限して、そちらに回せるようにという対応もございました。何か県のほうで、新たに対応されることがございましたら教えてください。
お答えします。知事の発言の中にもありましたが、県では、休日等の外来支援、医療機関の支援事業としまして、年末年始、12月30日から1月3日までの間、郡市医師会の協力を得まして、発熱患者さんに対応する外来診療の拡充を図っております。
もし、普段より増える数等、あれば教えてください。
年末年始、12月30日から1月3日までの期間において、延べ87の医療機関からのご協力をいただく予定となっております。対応医療機関につきましてもホームページ上で公開をしているところです。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて
西九州新幹線に関してお伺いします。
お隣、佐賀県の知事選挙では山口知事が再選をされて、新鳥栖〜武雄温泉間の整備方針に関しては、在来線の現状を上回るぐらいのメリットがなければならない等、改めて慎重な姿勢を示されました。
大石知事も、従前から課題の解決に向けて佐賀県と一緒に知恵を絞っていくという考えをお示しですけれども、今後、どのようにしてこの課題解決に向けてアプローチをされますか。
これについては、これまでも申し上げておりますけれども、できる限り率直に意見交換ができるような関係性を構築すると。新幹線に限ったことではありませんけれども、そういった関係構築に努めてまいりました。この新幹線の未整備区間につきましては、長崎県として人口減少は本当に大きな問題でございますし、関係人口を増やしていくという意味では、全国の新幹線ネットワークにフル規格でつながるということは、実現しなければいけない課題だと思っています。
その中でどうやって進めていくかというところについては非常に難しい話ではありますけれども、現在、佐賀県と国のほうで課題の整理をされております。そういった課題も地域で一緒にクリアしていけるように、長崎だけではなく佐賀県とも、また九州全体でも、そういったメリットを一緒に享受できるような解決策と、持続可能な形での実現が重要だと思っておりますので、関係者の皆様方ともしっかりと連携をしながら、その課題の解決に向けて意見交換を率直に行っていきたいと思っております。現時点で新幹線に限った形での何か予定が入っているということでは特段ありませんけれども、様々な機会を捉えて、そのような話もできればと思っております。
今後の新幹線の活用方法に関してお尋ねします。今年、開業したということ、全国旅行支援やいろいろなプロモーション等も重なって、観光面にプラスの動きもございましたけれども、来年以降、この効果を持続させるために、付加価値をつけていくために、方向性ですとか具体案がございましたら教えてください。
今おっしゃられたように、開業効果もあって注目もされておりますし、また、全国旅行支援等々もあって、今のところは順調に使っていただけていると思っております。今後、付加価値を高めていく、この価値を高めていく、維持していくというところを考えますと、新幹線だけで終わらないということが重要なのではないかと思います。
これまでももちろん取り組んできたことではありますけれども、新幹線の沿線市だけではなく、この新幹線を起点として、県内全域にこの効果が波及するような二次交通対策や、受入体制の強化は引き続きやっていかなくてはいけないと思いますし、各地域に魅力というものはあふれていますので、そういったものをしっかりと活用しながら、来ていただいた方にも、1度ではなく2度、3度とリピーターとして来ていただけるような取組を各市町と関係者の皆様と一緒にやっていく必要があるのではないかと思っています。
ありがとうございます。
今年の漢字1文字について
今年最後ということで、今年2022年、大石知事にとっても大きな変化があった1年だと思いますが、今年を1文字とか、何か言葉で表現されるとしたら何でしょうか。
今年の漢字1文字は「始」でございます。「始める」「始まる」という言葉ですね。
その文字に込めた思いをお願いします。
これはすごく悩みました。実をいうと、各所で皆様がいろんなことを言ってくださっていて。候補がたくさんあって、その中から選ぶのは難しいなと思ったのですけれども、この「始まる」と言ったのは、今年は私個人にとってもいろいろなものが「始まった」ところでございました。
振り返ると、今年は、2月20日に長崎県知事選挙の投開票もありましたし、3月2日に就任をさせていただいた後、本当に新たな県政の「始まり」の年でもあったなと思います。先ほど話にも出た新幹線も、半世紀のときを経て「始まった」。これは開業して終わりではありませんので、先ほど付加価値をという話がありましたけれども、これから「始まって」、さらに伸びていくと、そんな年だったのかなと思います。
事業の話をしますと、今年度から「始めた」事業としては、最近ですと「ミライ企業Nagasaki」といったスタートアップの事業もありました。私が就任してからの「こんな長崎どがんです会」では、県民の皆様に直接お話を聞けて、いろんなアイデアをいただいて、本当に重要な会だなと思っています。まだまだ不十分なところはありますけれども、そういった新たな動きも「始まってきた」1年だったのかなと思います。さらに、これで終わりではなく、これからしっかり伸ばしていくという思いを込めて、「始」という一文字にしました。
ありがとうございます。
特定複合観光施設(IR)について(1)
よろしくお願いします。
まず、IRの件でちょっとお伺いします。
先日、観光庁からもお話がありましたけれども、年内での認定は難しいというお話が出ています。そもそも、区域整備計画の段階では10月の認定を受けての計画だったかと思います。年内に認定がなかったというところで、その受け止めと、今後もし影響が出るとすればどういうところを懸念されているか、知事の見解をお願いします。
まず、受け止めですけれども、認定が期待していた秋頃ではなく、年内は難しいという報道に触れたところでありますけれども、審査委員会において慎重かつ十分に審査してくださっており、それに時間がかかっているのかなと思います。審査をしっかり乗り越えて、認定を獲得したいという思いに全く変わるところではありませんし、非常に大きな期待をして待っているところでございます。
影響につきましては、今の時点で認定時期を読むのは非常に難しいと思いますけれども、認定をいただけた場合、すぐに動けるように、しっかりと準備は進めていきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
長崎市長選挙について(1)
先ほどの被爆体験者の支援の件でも、長崎市と連携もしっかりと取っていきたいというお話がありましたが、来年4月には長崎市長選が予定されております。現職の田上市長は不出馬の意向を示されてますけれども、現時点で知事として、どなたを支援されるのか意向があれば教えてもらえばと思います。
具体的なことは何もございません。
分かりました。幹事社から以上です。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
知事が今年実現できなかった政策について
今年、知事になられて、この12月までにできなかった課題を教えてください。
たくさんありますね。
たくさんある中で、主に挙げるとしたら何でしょうか。
いや、そちらのほうが多過ぎで、どれを言えばいいのか。一つ一つ挙げるのは非常に難しいですけれども。今、令和5年度の検討テーマということで挙げていること、まだまだ始まったばかりで、なかなか形にできていないというところだと思います。来年はうさぎ年で飛躍の年ということで、一つでも多く、一日でも早く実現していけるように頑張っていきたいなと思います。非常におおまかな話で申し訳ないです。
具体的にはないですか。
先ほど話しをした新幹線もまだ道半ばでもございますし、既に開業している部分の付加価値を上げていく。また全線開通もしっかりやっていくということもあります。すみません、挙げればきりがないんですけれども、よろしいでしょうか。
分かりました。以上です。
部活動等での体罰等への対応について
部活動などでの体罰や暴言について質問させてください。
全国的に、公立、私立にかかわらず、一部の学校では、依然として指導者による体罰や暴言があっています。先日、長崎市内では私立高校の運動部での体罰と暴言が明らかになりました。
県として、これまでにも体罰のアンケート調査を行っているとは思いますが、実態把握や対応をとる予定があれば教えていただきたいです。
まず初めに、今回、私立高校運動部の体罰、また、暴言で被害を受けた生徒、また保護者の方々に対しまして、お見舞いを申し上げたいと思います。
子どもたちの安全・安心で、また、大切な場所であるべき学校というところで体罰事案が発生したことにつきましては、やはり驚きますし、大変残念に思います。
体罰自体は、学校教育法で禁じられております。また、暴言につきましても、子どもたちに精神的な苦痛を与える不適切な行為だと認識しておりますし、最悪の場合、自殺にもつながりかねない、あってはならないことだと考えてございます。
私立高校につきましては、現在、所管課を通じまして、改めて報告を求めてございます。ほかの全ての部活動についても、体罰などがないか調査をするよう要請して、学校が調査を実施すると聞いております。
県としましては、当然のこととして、学校に生徒の心身のケアをしっかりやってもらうこと、再発防止策を策定していただきたいということ、必要に応じて県としても助言・指導を行っていきたいと思っています。
また、ほかの私立学校につきましては、今回の事案を受けまして、改めて体罰の未然防止に取り組んでいただくように通知してございます。また、これは公立、私立問わずです。県内全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を対象とした体罰の実態調査を毎年実施してございまして、12月から2月にかけて、今年も調査することとしてございます。
県として、学校現場の状況をしっかりと把握しながら、体罰根絶に取り組んでいきたいと思います。
今の話の中に、ほかの私立学校に改めて通知しているという話がありましたけれども、何か文書を私立学校に送っているということですか。
文書にて各学校に通知をしております。
公立学校には何か送られたりしていますか。
公立学校のほうでは、12月9日に、この体罰の事案の前ですけれども、通知したところでありました。それから、12月13日付で体罰の調査を発出しております。
ありがとうございます。
長崎県産のみかんについて
長崎県産品の振興についてお尋ねします。中でも長崎のみかんについてお聞きします。みかんについては、知事もかねてから、シートマルチ栽培等により品質がいいということをおっしゃっています。改めて長崎のみかんの味覚の魅力や、どういうふうにアピールしていくのかお話しください。
みかんですね。長崎みかんは、各所からたくさんいただいておりますけれども、本当に甘くて、どれを食べてもおいしいです。
東京の市場でもPRをさせていただきましたが、全国の方々から期待も含めて評価が非常に高いと感じております。非常においしいし、きれいだし、本当に魅力的なものだと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思っております。
今の話、報道されているかもしれませんが、東京の市場での生の声というか、反応で、もし何かあれば教えていただけますか。
そうですね。朝、市場でトップセールスという形でお話しさせていただきましたけれども、非常に高い価格で卸していただいて、「長崎のみかんを待っていた」と、「今後も頑張って生産をしてください」ということで、今後に対する期待の声もいただきましたし、実際に試食していただいたのですが、おいしいということで評価もいただいています。
知事として、おいしい長崎のみかんの見分け方というものが、もしあれば教えてください。
何ですかね。ちょっとはっきりわかりません、すみません。
女性副知事の登用について
知事の公約で女性副知事登用をしたいとしています。6月の時点ではできなかったけれども、諦めていないというようなお話がありました。具体的に、どの程度人選が進んでいるか、あるいは白紙なのか、実現時期について教えてください。
状況的には変わっておりません。人事のことなので、状況についてはなかなかお話はできませんけれども、一日も早くしっかり実現できるように、今、対応を進めているところです。
以上です。ありがとうございました。
京セラ(株)の諫早市での新工場建設について
2点お尋ねします。
1点目は、先日、京セラが諫早に新工場を計画しているという発表がありました。1,000人規模の従業員になるということです。この工場が来ることによる、経済波及効果が期待されるのか教えてください。
工場を設置するに当たって、今後、課題として人材確保等、どのようなことが想定されるのか教えてください。
新工場建設の決定についてですけれども、南諫早産業団地は15ヘクタールと非常に大きな土地でございます。購入をいただくということについては本当に深く感謝を申し上げたいと思います。
今お話もありましたけれども、1,000人規模ということで、これは平成20年の長崎キヤノンや、最近も続いておりますけれども、ソニーグループの工場の規模拡大といったものと並ぶ、非常に大きなお話だと思います。
このように、魅力的な雇用の場の創出ということで、人口減少が課題になっている本県については、若い世代の県内定着や、UIターンの促進ということにもつながるかと思っておりますので、非常に期待をしているところでございます。
どういった経済効果が生まれるのかということですけれども、まだ、具体のどういったものを生産していただけるのか、その具体については今検討中と認識をしておりますので、その中で経済波及効果が見えてくるのかなと思います。地場産業としっかりと連携した形で、その効果も県内のほかの企業にも及ぶようになっていけばと思っております。
課題ですけれども、これはどこの企業誘致もそうだと思いますけれども、人材の確保ができるということは、一つ大きなファクターだと思います。
今回の、大規模ではございますけれども、ほかのIT系や半導体系の人材というのは需要が非常に高まってございますので、そういったところも、ニーズをしっかりと見極めながら、関係団体等と連携をして、諫早市とも連携をしながら、しっかりと支援をしていきたいなと思っています。
分かりました。
「開かれた県政」に向けた検討会等の公開への取組について
これは日頃、取材をしていて感じることですが、県が主催する様々な検討会等において、頭撮り(冒頭だけを取材)させて、あとは非公開ということがままあります。その場合、例えば個人情報や企業の機微な情報が含まれるということであれば、非公開もやむを得ないのかなというところもありますが、非公開の理由を聞いていても、なぜ非公開にするのかがよく分からない。もっと言えば、公開・非公開の範囲について検討した形跡もなく、頭撮りがスタンダードのような感じのときもままあります。
県政というものは、県民に開かれたもの、できるだけ開かれたものであるべきだと私は思います。そういった意味でも、公開できるところは公開できるように積極的に検討していただいて、メディアを通じて県民に発信するという発想がもっと必要じゃないのかなと不遜ながら思ったりもします。検討会等の公開・非公開のあり方について、知事はどのようにお考えでしょうか。
今ご指摘いただいたこと、ご質問いただいたところですけれども、県政の様々な諸課題に取り組む上で、何よりも大切なところは、県民の皆様に理解をいただくこと、協力をいただくことだと思います。そのためには、ご指摘のとおり、議論が見える形で進めていくということが重要だと、まず思います。
その点を踏まえまして、県が主催をする検討会等につきましては、できる限り公開したいと考えています。
これまで公開してこなかったものにつきましても、改めて検討するように各部局に指示を出したいと思います。
ただし、今お話の中にもありましたが、公開している会議の中には、会議の参加者、第三者の権利や利益、個人情報等への配慮から会議の内容を一部クローズ(非公開)にするということもせざるを得ない状況もありますので、そこについてはご理解をいただければと思います。
ですけれども、そのような場合にあっても、会議後にどのような話をしたのか等、その内容について共有できるような工夫はしていきたいと思います。
分かりました。以上です。
長崎市長選挙について(2)
長崎市長選についてお尋ねします。今後、特定の候補を支持・支援する可能性というのはあるのでしょうか。
県勢発展、推進の観点から、方向性を共有できたり、目指すものを共有できたりする方につきましては連携をしていくということは、一般論としてでございますけれども、十分あると思います。
いつまでをめどに検討されるとかというのは、今の段階でありますか。
なかなか期日を申し上げるのは難しいかと思いますけれども、いろいろなことを踏まえて検討はしたいと思います。
特定複合観光施設(IR)について(2)
IRについてお伺いします。県議会の委員会において、昨今の物価高騰に伴って費用負担が増えるのではないかという懸念がありました。県の理事者は、その可能性は否定できないというような答弁でしたが、知事も同じ見解ということで間違いないでしょうか。
国際情勢等の状況によって変わるものだと思います。影響が出る可能性については、全く否定することはできないと思いますが、それを乗り越えて実現できるように全力で取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
IRについてお尋ねします。県が想定していた時期よりも認定の可否が遅れています。県が予定されている2027年度開業予定に与える影響をどのように考えていますか。
今のところは、影響なく乗り越えられると認識しております。
国に対して、いつ頃までに審査を終えてほしい等の要望があれば教えてください。
要望は、しておりませんし、今のところ予定もありません。もちろん早く終わることに越したことはありません。現在、吉報を待っている状況ですので、それがいつになるかは、国の審査次第だと思います。
石木ダム建設事業について
石木ダムについてお尋ねします。昨日12月27日、佐世保市長らが知事と会われて、来年度の予算措置を要望されました。まだ予算がついていない大きいものでいうと、ダム本体工事があります。その工費について新年度予算にどう反映させていくか、方針等があれば教えてください。
工事は、工事工程に沿って進めていきたいと思っております。令和5年度の予算については、令和7年度のダム完成に向けて、現場の進捗状況を見ながら検討していきたいと思います。現時点で何ら決まっていません。
長崎市長選挙・佐世保市長選挙について
統一地方選の長崎市長選と佐世保市長選についてお尋ねします。長崎市長選では、原さん、鈴木さんが出馬の意向を表明されて、県議会議員の赤木さんも出馬の意向を固められています。
佐世保市長選は、宮島さん、橋之口さん、萩原さん、3人が出馬表明をしています。出馬予定者について、もし印象みたいなものがあれば教えてください。
今、長崎市長選でお話が出た3名の方ですけれども、どういった方針で施策を進めていかれるのか、マニフェスト等もまだ把握できていません。今後どういった方向性で施策を進めていかれるのか、県との連携も含めて、方向性も含めて、注視はしていきたいと思います。
赤木さんは、県議会で何度かお話をしたことはございますけど、他の方について、施策の情報を含めて把握できていないので、今後注視していきたいと思います。
佐世保の3名の方ですけれども、宮島県議会議員につきましては、これまでも県政報告会等々に参加させていただきましたし、その中でも子ども施策や、県北が中心でしたけれども、医療提供体制の在り方、また、地域の強みを生かした産業振興等の施策でも非常に共感することが多かったと思います。お人柄も、皆様も感じられることもあるかもしれませんが、柔らかくて非常に芯があると。いろいろな施策についても協議をさせていただくことはありますけれども、その際も、スマートでウィットに富んだご発言をされると思います。話していて思うのは、県北への思いは本当に真っすぐに感じるところがございます。あと、県政を進めていく上で、県と連携をしていきたいということもおっしゃってくださいますので、そういったところについては本当に重要なところかと思います。
橋之口さん、萩原さんにつきましても、これからいろんなところで目指す方向性や施策等もお話しされていくと思います。これまでそういった観点からお話をしたことがありませんので、現時点でどうこうと言えるものはございませんけれども、長崎市長選についてお話したことと同じく、今後の施策等の発信についても注視はしていきたいと思います。
G7サミットについて
G7サミットについてお伺いします。先日、バイデン米大統領が、G7サミットの開催に合わせて長崎市も訪問するという案が検討されているという報道がありました。そのことについての知事の受け止めと、県と国との間でどれぐらい調整が進んでいるのか、現状を教えてください。
まず、国から本件についての情報提供や依頼はありませんので、後段の質問につきましては、今のところ何らないという状況でございます。
ただ、私の受け止めというか、期待ということを申し上げますと、現役のアメリカの大統領が長崎に来られるということになれば、これは初めてのことですし、長崎に来ていただいて被爆者の声や思いを聞いていただける機会ができれば、核なき世界の実現に向けた取組としても非常に大きな一歩になると思いますし、何より被爆者の方々の勇気になり、被爆者の気持ちにお応えになられる取組の一歩になると思いますので、長崎に来ていただける可能性があるのであれば、県としてできることは協力していきたいと思います。
ありがとうございます。具体的な話は、なかなかまだ現段階では出ていないとは思うのですけれども、もし来られるということであれば、どういったところを見てもらいたい、どういったメッセージを伝えたいことはありますか。
バイデン大統領も核なき世界の実現ということについては、いろいろご発信をされていますけれども、最後の被爆地である長崎に来ていただいて、この地を最後の被爆地にというようなお話をしていただいたり、リーダーシップという形で全世界に発信していただくようなことはしていただきたい。発信していただければ本当に大きな一歩になるのではないかと思います。ぜひ見ていただきたいものとしては、被爆の実相について触れていただきたいと思います。先ほど申し上げたように、被爆者の生の声や思いを聞いていただくということ。また、被爆を学べる場所もたくさんありますので、原爆資料館等いろいろな施設も時間が許す限り見ていただければと思います。
ありがとうございます。以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了します。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時34分(34分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年11月22日 記者会見
会見内容
ただいまから、県知事記者会見を行います。よろしくお願いいたします。
毎回お話ししている本日のお花でございます。JAながさき西海の佐世保市からいただいた「アスチルベ」でございます。アスチルベという花は、私も初めて知ったのですけれども、色が10色あるそうです。カラーリング技術が非常に特徴であるということですので、ぜひ皆様も楽しんでいただければと思います。
ちなみに、アスチルベの花言葉は、「自由」、「恋の訪れ」、また「繊細」という言葉らしいので、ぜひ皆様も生活の中で楽しんでいただければと思います。
県庁舎等の敷地内禁煙の実施について
冒頭で私から3つお話をさせていだたきます。
まず一つ、敷地内禁煙の実施についてお話をさせていただきます。
県民の皆様の健康寿命を延伸するために、今年の4月から、「はじめる!長崎健康革命」を訴え、県民の皆様の健康づくりに邁進しているところでございますけれども、その柱の一つに「禁煙」がございます。
私が就任してから、庁内で敷地内禁煙について検討を重ねてまいりました。今回、令和5年の4月1日から、県庁舎等の敷地内禁煙を実施することといたしました。本庁舎行政棟の喫煙所の廃止につきましては、経過措置として、12月以降、利用時間の制限や、喫煙所の閉鎖を段階的に実施し、4月から常時敷地内禁煙とすることとさせていただきます。
県自らが敷地内禁煙を実施して、率先して禁煙対策に取り組むことは、職員の健康増進のみならず、健康に対する意識を高めて、本県が目指す「健康長寿日本一」につながると考えてございます。来庁者の皆様につきましても、様々なご意見があると思いますけれども、ご理解をいただきますようにお願いを申し上げます。
引き続き、県自らが率先して健康づくりに取り組んでまいります。皆様もご理解とご協力をお願い申し上げます。
年末交通安全県民運動について
続きまして、残りの2つでございます。本日は、長崎県警本部からお話を2ついただいてございます。
まず1つ目でございますけれども、令和4年年末の交通安全県民運動についてでございます。
この運動は、12月14日から23日までの10日間、実施されると聞いております。歩行者関連事故の多さ、高齢者の割合の高さを踏まえて、「あぶないよ 青でもきちんと みぎひだり」というスローガンで実施をしまして、歩行者の道路横断時の交通事故防止を推進することとしていると伺っております。
年末年始は、飲酒の機会も増えることになるかと存じます。飲酒運転等の悪質危険な運転の根絶も推進しながら、運動の初日である12月14日には、佐世保市体育文化館において、「飲酒運転追放大会」が開催されると伺ってございます。
この大会では、飲酒運転追放の機運を高め、悪質危険な飲酒運転の根絶を図ることを目的としてございます。県民の皆様におかれましては、こうした時期でもしっかりと交通ルールを守っていただき、安全な年末年始をお迎えいただければと思います。
年末年始の犯罪防止対策について
そして、2つ目でございますけれども、年末年始における犯罪被害防止についてでございます。
あと10日ほどで、いよいよ12月となります。年末年始は帰省や初詣など外出の機会が増える一方で、多額の現金を扱う機会も増えるかと思います。そういった状況を踏まえ、犯罪被害に遭うリスクも高まるかと思います。そこで、県民の皆様に心がけていただきたいことを2つお話しさせていただきます。
まず1つ目、盗難被害防止のために鍵かけをお願いしたいということでございます。
県警本部によりますと、本年発生した窃盗事件のうち、住宅への侵入による窃盗が約67%、自転車の窃盗では約86%が鍵をかけていない、つまり「無施錠」という状況であったそうです。外出する時は、玄関や窓など必ず鍵をかけていただきたいと思います。また、自転車や自動車から離れる時も、必ず鍵かけを行っていただくとともに、貴重品を車内等に置いたままにしないなど、犯罪の被害防止に努めていただきたいと思います。
そして、2つ目ですけれども、以前もお願いをしましたけれども、ニセ電話詐欺の被害に遭わないように注意していただきたいということでございます。
県警本部によりますと、ニセ電話詐欺につきましては、今年の10月末時点で、声かけなどによって136件の被害を防止できたと伺っております。その一方で、残念なことに99件の被害が発生しており、被害の増加傾向は止まっていないという状況でございます。特に、「未納料金がある」と言ってコンビニエンスストアにおいて販売している電子マネーの利用券をだまし取られる事案が多発しているということです。
今後も年末に向けて、だましの電話やメールが増えることも予想されますので、特段の注意を払っていただきまして、電話などで心当たりのないお金のお話などがあれば警察や家族へ相談いただくよう、お願いを申し上げます。
皆さんで明るい新年を迎えるためにも、こういったことに心がけをしていただきまして新年を迎える準備を進めていただければと思います。
冒頭、私からのお話は3件、以上でございます。
では、幹事社からよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。このところ県内でも新規感染者が増加傾向にあり、全国的には第8波の懸念も高まっています。これから年末年始を迎えるに当たり、忘年会・新年会や、帰省で人の移動が増えるシーズンとなります。そこに向けた知事のお考えや、県としての対策などのお考えがありましたら教えてください。
まず、現状の受け止めということですけれども、おっしゃるとおり、10月下旬以降に新規感染者数、また、病床使用率ともに増加傾向にあるということは事実です。数字で表しますと、前々週から前週は、1.14倍と増加傾向が見られております。一方で前週から今週は1.03倍ということで、伸びは緩やかではありますけれども、増加傾向という状況です。
また、北日本と比べますと、九州の感染者数の伸びは比較的緩やかとなっておりますけれども、本県でも徐々に感染者数が増えてきていますので、全国的に見ても第8波という認識が広まってきておりますけれども、それに近づいてきている状況ではないかと思っています。
また、これまでの傾向からしますと、過去2年間、年末年始にかけて、感染が拡大しているということで、今後さらに拡大する懸念、リスクがあるかなと思っています。
コロナだけではなく、インフルエンザが同時流行する懸念があるということで、県民の皆様には、さらなる拡大を招かないよう、改めて感染対策を徹底していただき、またワクチンも、今、オミクロン株対応ワクチンが出てきておりますけれども、インフルエンザワクチンと併せて接種のご協力をいただければと考えてございます。
感染者が増加傾向にある中で、感染段階レベルの引上げも含めて、県としての対策など、今の時点でお考えの部分は特にないということでよろしいでしょうか。
感染の拡大防止という観点からは、基本的な感染防止対策と、ワクチン接種といったところでございますけれども、今後の拡大した状況においての医療的な体制等々につきましては、現在も準備を進めているところでございます。
知事がおっしゃったように、これから年末年始に向けて会食の機会が増えるということですけれども、その点を踏まえて県民への呼びかけを改めてお願いできますでしょうか。
これまでも申し上げてきた姿勢は変わっていないのですけれども、経済活動をしっかりと楽しんでいただくということは大切だと思いますし、年末年始に、大切な方々にお会いする機会ということも増えると思います。そういったことを安全・安心にやっていただくために、県民の皆様には改めて感染防止対策の徹底、ワクチン接種の協力を改めてお願いしたいと思います。
特定複合施設(IR)について
IRの区域整備計画について、国への認定申請から半年が過ぎました。現時点で、国からの打ち返しや、審査の進捗状況、認定の可否判断が出される見通しなど示されているものがあれば教えてください。
まず、審査委員会の会議につきましては、国の基本方針において「公開しない」とされております。また、審査の結果及び評価の過程については、「認定後、速やかに公表する」ということでございます。審査の状況については、今の時点でコメントすることは控えたいと思っております。
認定の時期について、国からは示されていない状況でございます。
ありがとうございます。
県庁舎等の敷地内禁煙の実施について(2)
知事が冒頭におっしゃられた県庁舎敷地内禁煙の件でお尋ねします。来年の4月1日から敷地内を完全に禁煙するという理解でよろしいでしょうか。
はい、そのとおりでございます。
今、喫煙所は、行政棟については8階と1階にあるのでしょうか、8階だけでしょうか。
1階にもございます。
行政棟は喫煙所が2か所あるということですね。禁煙後、今の喫煙所は、どのように活用していくのでしょうか。
現時点では、まだ活用方法までは決まっていないところです。
現時点で、喫煙所を閉鎖していくまでのスケジュールということで、その先はまだ検討していないということです。
12月に利用時間の短縮ということですが、具体的にどのような運用になるのでしょうか。
基本的には勤務時間内・外という形で分けていくという形になります。場合分けがあるので、後ほど詳しく説明差し上げます。
議会棟にも、1階に喫煙所があります。これについてはどのようにされるのでしょうか。
議会棟につきましては、議会事務局が管理者となってございますので、当面は存続する方向というふうに伺っております。
禁煙の取組そのものは、否定するものではありませんが、議会棟の喫煙所が当面存続するということであれば、職員が議会棟の喫煙所に流れていく懸念もあります。その点についてはいかがでしょうか。
行政棟の敷地内禁煙を実施するに当たって、ご懸念の議会棟の喫煙所を利用するということは、それはご指摘のとおりだと思います。利用については制限をしようと考えてございます。
要するに、職員は利用しないということですね。
はい。
全国の色々なところで起きている現象ですが、ある建物を禁煙してしまうと、その建物ではたばこは吸わないけれども、近くの吸えるところで吸いに行った先で迷惑がられるようなことが起きたりします。そのようなことについてはどのようにお考えでしょうか。対策等もし何かあれば教えてください。
そのようなご指摘もあると認識をしておりますので、そういったことがないように、しっかり今後検討、対策を進めていきたい、準備をしていきたいと思います。
分かりました。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
スタートアップ事業について
スタートアップ事業について、1問お聞きします。
11月20日日曜日に、長崎県が、十八親和銀行と共同で「ミライ企業Nagasaki2022」というイベントを開きました。知事もご出席になり、コメント等も新聞等報道に出ておりました。このイベントは、大石知事の大石カラーを打ち出す政策の一つとして位置づけられたと思います。今回のスタートアップイベントを振り返って、改めてどのような感想を持たれたか教えてください。
まず、今回のスタートアップマッチングイベント「ミライ企業Nagasaki2022」ですけれども、全部でチャレンジ部門が5組、スタートアップ部門が6社に出ていただきました。学生や、若手起業家、また主婦の方も参加いただきました。本当に幅広い方々にエントリーいただいたと認識をしています。
県が進める、「みんながチャレンジできる環境づくり」という観点からは、そういった幅広い方々が参加できるこのイベントを見える形で実施できたことで、環境づくりにも一つ寄与したものではないかと期待をしてございます。
開催に当たっては、第1回目でございましたので手探りで、また時間も限られた中ではございましたけれども、ご尽力いただいた十八親和銀行の皆様をはじめ、関係者には本当に感謝を申し上げたいと思います。
また、その結果にもなりますが、スタートアップ企業の6社については、最後にマッチングイベントの札上げがあり、本当に多数の投資家の方々が興味を持っていただきました。1回のイベントだけで終わらずに今後も続いていくものではないかなと期待をしています。
それに関連して、令和5年度の予算編成も始まりますが、今のスタートアップ支援に関して、方向性でも結構ですので、来年度どのように取り組んでいくべきかということについてお話しください。
まず、スタートアップ支援についてはもちろん継続をしていきたいと思います。その具体的な内容は、今回のイベントも踏まえて、しっかりと、よりよい形を常に考えながら、さらに練り上げて磨き上げていきたいと思っています。
どうもありがとうございました。
県庁舎等の敷地内禁煙の実施について(3)
庁舎敷地内喫煙についてお尋ねします。今回、喫煙所を制限するということで、どのような効果を狙っていらっしゃるのでしょうか。喫煙者が減るという効果があるでしょうか。
端的に、色々な効果があると思います。直接的なものとしては喫煙率が下がること、受動喫煙を防ぐこと、また、県民の皆様の健康に対する意識というところも変えていけるのではないかと思います。そういったところにも寄与するのではないかと期待をしております。
喫煙所は、議会棟には残りますが、4月から行政棟はなくなるので、いわゆる喫煙者には我慢してもらうということになるのでしょうか。
喫煙はできなくなりますね。
県庁の外では喫煙できるが、県庁内では我慢してもらうということでしょうか。
敷地内では禁煙になります。
ちなみに、職員の喫煙率は把握されているのでしょうか。
喫煙率のご質問ですが、喫煙率につきましては、推計ではございますが、18%となっております。
これは県庁内でという理解でよろしいでしょうか。
県庁の本庁と地方機関を含めた、アンケート結果による推計でございます。
分かりました。県庁内で吸えなくなると、外に出て、路上や公園で喫煙する。そうすると、喫煙しない人の受動喫煙が増えるおそれもあるということです。例えば閉鎖的な喫煙所をどこか公園等に設置するという手もあると思います。何か受動喫煙対策として具体的に考えていることはございますか。
今の時点で、具体的に喫煙所を設置するということはございません。
そうしますと、どのようにして受動喫煙のリスクを減らしていくのでしょうか。
県庁内での話ですか。
県庁の外、道端や公園等で喫煙者が増えてしまうと、受動喫煙のリスクが増えると思いますが、そういったことへの対策として何か考えていることがあれば教えてください。
今回の敷地内禁煙とどのようにつながっているのかはわかりませんけれども、そういった街中での受動喫煙を防ぐためにも、県民の意識を高めるということは重要だと思いますし、県庁が率先して禁煙をするということが大事になってくると思います。ご指摘の部分は、庁舎内の禁煙だけでは確かに解決できないものかもしれませんけれども、引き続き、県民の健康増進のために有効な取組については検討していきたいと思います。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(2)
第8波について、先ほど知事は、「全国的に見ても第8波という認識が広まってきております」という表現をされました。これは第8波に入っているのか、それとも入口にあるのか、その認識をもう少し詳しく伺えますでしょうか。
はっきりは、非常に難しい定義だと思います。全国的にそういった認識が広まっているということは事実だと思います。九州の感染者数の増加傾向が緩やかだというところを踏まえると、完全に全国と同じ認識でいくべきなのか。ただ増加傾向にあるということで、本当に入口に近いところか、入ってしまっている可能性も否定できないのではないかなと思います。増加傾向にあるという認識ではおります。
確定的には言えないけれども、もしかすると入っているかもしれないと。
入っていてもおかしくないと思います。
ありがとうございます。
ワクチン接種についてお尋ねします。基本的感染対策と併せてワクチン接種を呼びかけていらっしゃいます。一方で利用者の方々からは、予約が取りづらいといった意見もでてきています。今後、会場や予約枠の拡充等、検討状況を教えてください。
県の接種センターについてということで回答します。
現在、長崎会場は確かに予約が詰まっている状態ですが、佐世保会場につきましては、まだ余裕があるという状況でございます。今後の様子を見ながら、枠の拡充等は検討してまいりたいと思っております。
これは県内だけではなく全国的にも見られていますが、年代毎に接種率にばらつきがあり、今、幼児の方々の接種も始まっていますが、接種率が悩んでいます。また、ある医療機関では予約の申し込みがないという状況もあっています。この接種率に関してどういう見方をされていて、今後、どういった対策や呼びかけをされる予定なのか教えてください。
ワクチン接種については、小児も含めまして乳幼児の接種が最近始まったところです。小児については20%程度の接種率で、ほかの年代に比べると高くないという状況です。保護者の方にメリット・デメリットをしっかりご理解をいただいた上で、ぜひ積極的にご検討いただきたいと思っております。
以上です。ありがとうございます。
衆議院議員選挙区の区割り変更について
先週、国のほうで成立しました衆議院の区割りの変更についてお尋ねします。
長崎県内では、衆議院の選挙区が「4」から「3」に減って、特にその中で離島地域が分割されて異なる選挙区に組み入れられる形となりました。選挙区における離島地域の影響力が少し小さくなるのではないかという不安の声もあると思います。知事として、今回の区割りの変更というものが離島地域に及ぼす影響や、懸念点があればお聞かせください。
まず、今回の選挙区の改定については、区割審議会が勧告を行い、それを受けた国会による審議を経て法改正に至ったということですので、それは重く受けとめる必要があるのだろうと思います。
それを踏まえた上で、おっしゃるように離島の影響力が小さくなったり、人口の増減だけで議員数を決めてもいいのかという話もございます。そういった影響懸念というものはあるかもしれませんけれども、少し見方を変えると、これまで県内の離島というところは3区に集中しておりましたけれども、今回の改定で離島地域を選挙区とする議員が増えるということにはなるかと思います。ですので、本県にとって、この離島の地域振興ということは最重要課題の一つだと思いますけれども、そういったことについては、国会の場に離島の意見を届けるということについては、担当する代議士の数は増えるのではなかろうかと思います。
大きな自治体と離島の選挙区が合わさることで、選挙区内における離島地域の人口比率が小さくなることへの影響を懸念する声も取材の中で聞こえます。そこについてはどのようにお考えになりますでしょうか。
人口のみで国会議員の数を決めるということではなく、地方の声をしっかりと聞いていただけるような形にすべきだという意見は確かに私のところにも届いておりました。これは非常に難しい問題だと思いますけれども、多くの離島を抱える長崎県としても、そういった地域の声をどう届けるかということについては継続的に検討していかなくてはいけないと思います。
分かりました。
今回、区割り案が示された6月に新3区について、「選挙区全体の一体性に課題が残る」ということで知事コメントを出されました。具体的にどういった点について「一体性に課題が残る」のか詳しく聞かせてください。
区割審議会の区割り改定案の作成方針における区割り基準では「地勢、交通、その他の自然的社会的条件等を総合的に考慮するものとする」とされております。
この新3区につきましては、県北地域と下五島地域を航路等交通的に直接結ばれているところがないということもあり、そのようにコメントをしたところでございます。
特に下五島は長崎市に近いというような声も聞こえます。交通も含めたこれまでの距離感とといったものについて「一体性に課題が残る」という認識でよろしかったでしょうか。
そうですね、人口等色々なところがある中、市町間の一体性等も確保しながら、3つの選挙区に決めたということだと思います。本当に色々な中で苦慮されながら今回の決定がなされたのだと思いますけれども、それを踏まえた上で、先ほど申し上げたように、交通の面で見ると、やはり一体性に課題が残っていると思います。
分かりました。ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(3)
2点、コロナに関して伺います。
1点目は、今、県内の病床使用率は20%前後を落ちたり上がったりしている状況で、県内の感染段階は「レベル2」の位置に該当するような数字になります。レベル判断についての状況を教えてください。
今、「レベル1」と「レベル2」のちょうど境界にあると思いますので、レベル判断については、今後も状況を注視しながら検討していきたいと思います。
厚生労働省の審議会で、塩野義製薬の飲み薬の承認に関して議論が進められています。低いリスクの人が使えるような飲み薬が広がることについてのご見解を伺います。
それはもう期待でしかないですね。やはり使えない方、禁忌の指定がない軽症の方でも使えるという薬が出てくるのは、本当にいいことだと思います。国でも今、鋭意審議中だと思いますけれども、そういった審議の行程も迅速にやっていただきたいと思いますし、さらにほかにも候補があるのであれば、しっかりとそういった開発の支援についても行っていただきたいと思います。
ありがとうございます。
サッカーワールドカップについて
サッカーのワールドカップが開幕しました。明日、11月23日に日本は初戦を迎えますが、森保一監督、キャプテンの吉田麻也選手は長崎出身というところで、知事からエールなり期待なりあればお願いします。
ぜひ頑張っていただきたいと思っています。スポーツは、僕もラグビーをやっていましたけど、やっぱり県の出身者が活躍すると非常にうれしいです。これは競技の種を越えてだと思いますけれども、本当に盛り上がると思いますので、ぜひご健闘を、ご活躍を願っております。
ありがとうございます。
県庁舎等の敷地内禁煙の実施について(4)
敷地内禁煙の関連でお尋ねします。健康革命ということで、喫煙者を少なくしていこうという考えだとは思いますが、一方で県内では、知事の出身地の五島市や、前の中村知事の出身地の南島原などで葉タバコの栽培が盛んですが、そういう方たちが葉タバコの栽培で生計を立てられている中、県として、たばこをやめていこうという姿勢を示すことで、肩身の狭い思いをされる方もいらっしゃるのかと思います。例えば葉タバコをほかの作物に替えていく等の考えは今ございますでしょうか。
葉タバコをほかのものに替えるという具体的なアイデアがあるわけではありませんけれども、ご指摘のご意見はあると思います。確かに私の耳にも入っておりますが、健康を守る上では本当に重要なことだと思いますので、禁煙ということをまず進めていく。そういった観点から、今回は決定をさせていただきました。
今回、葉タバコの生産、たばこ税も関わってきますけれども、そういったところは、18%ということで、数字的には約720人ということで、影響は小さくはないと思いますので、そこの状況についてはしっかり注視していきたいと思います。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時22分(22分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年11月9日 記者会見
会見内容
菊品種「ディスバッドマム」のご紹介
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、私の胸につけているお花からお話をさせていただきたいと思います。本日は、「ディスバッドマム」という菊の花を雲仙市からいただきました。長崎県の菊の販売単価は全国1位ということでございます。菊の花言葉が「高貴」、「高潔」と、花風水が「健康や幸せを運んできてくれる花」ということです。
菊もコロナ禍で需要が大変落ちたと聞いております。また、燃油や肥料の高騰というところで、大変厳しい状況ではございますけれども、生産者の方々も本当に頑張ってくださっておりますので、県民の皆様も、ぜひお花を楽しんでいただければと思います。
では、冒頭に、私から5つお話をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症について(1)
まず初めに、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症については、現在、県内の感染段階「レベル1」の状況にありますけれども、新規感染者数は、10月下旬から増加傾向に転じております。直近1週間の感染者数は3,163人で、前週の2,568人からおよそ1.2倍と増加傾向で推移しております。
これから年末にかけては、人の流れが活発になることから、さらなる感染拡大も懸念されます。また、今年の冬は、季節性のインフルエンザとの同時流行の可能性も懸念されておりますので、どうぞ皆様、感染防止対策についてご協力をいただければと思います。
現時点において、県内のインフルエンザ罹患者はそれほど多くありませんけれども、今後、空気が乾燥してきますと、気道が荒れて粘膜機能が落ち、感染しやすくもなりますので、皆様、どうぞお気をつけいただければと思います。
感染防止対策につきましては、コロナもインフルエンザも共通しております。会話時のマスク着用、三密の回避、また、これまでも取り組んでいただいておりますけれども、こまめな換気等、皆様のご協力をお願いいたします。
また、ワクチンの接種の進展も非常に重要でございます。コロナワクチンの年内接種に加えて、今年度はインフルエンザワクチンの接種についても、ぜひご協力をいただければと思います。
県においては、11月11日から、「新型コロナワクチン接種センター」でのワクチン接種を開始いたします。毎週、金、土、日曜日の実施で、まずは長崎と佐世保からスタートいたします。今回は、諫早、島原にも新型コロナワクチン接種センターを設置いたしますので、ぜひご利用いただければと思います。
ティールブルージャパンキャンペーンについて
続きまして、ティールブルージャパンキャンペーンについてお話をさせていただきます。
11月は、「子宮頸がん予防啓発月間」でございます。このたび、世界保健機関(WHO)が主催する「子宮頸がん撲滅世界一斉イルミネーション」と連動した「ティールブルージャパンキャンペーン」が国内で開催されます。
本キャンペーンは、子宮頸がん検診の受診啓発とHPV(ヒトパピローマウィルス)ワクチンの正しい知識の理解促進を目的としておりまして、一般社団法人シンクパールが主催するものでございます。子宮頸がんを撲滅する活動のカラーテーマである「ティールブルー(青緑色)」をアイコンに、日本各地のランドマークをライトアップするプロジェクトになります。
本県におきましても、この趣旨に賛同いたしまして、今回11月14日から20日に長崎県庁をライトアップいたします。
また、長崎市におかれましては、長崎みなとメディカルセンター、稲佐山電波塔でライトアップするのに加えて、大村市におかれましては、大村公園、新大村駅において、それぞれ11月17日と18日にライトアップが行われる予定となっております。
今後も、子宮頸がんの知識の普及やワクチン接種と定期的な検診を呼びかけ、予防や早期発見の環境づくりに県としても取り組んでまいりたいと考えております。
第2弾認証店利用拡大キャンペーン開始について
3つ目、第2弾の認証店利用拡大キャンペーンの開始についてお話をさせていただきます。新型コロナウイルスの感染拡大による影響が大きい飲食店の利用拡大、また、県内需要喚起のために、ながさきコロナ対策飲食店認証制度の認証店舗で使用できるクーポンを配布するキャンペーンを、明日11月10日から来年1月10日まで実施することとしております。
認証店が来店者にクーポンを配布し、利用者は配布当日から使えるものになります。飲食代が2,000円以上となる場合に1,000円のクーポンを一人1枚使用することができます。このクーポンの配布や利用期間につきましては、店舗によって異なる可能性がありますので、詳細につきましてはご利用店舗に確認をいただければと思います。また、飲食店の皆様におかれましては、認証制度に引き続き参加をお願いできればと思います。
お歳暮について
そして、4つ目ですけれども、お歳暮における県産品の愛用についてお話をさせていただきます。
県においては、毎年6月と11月を「県産品愛用運動推進月間」と設定いたしまして、県産品愛用運動を展開しております。今回も、その中でふるさと産品の普及啓発を行いたいと思っています。
11月になりまして、お歳暮の時期となってまいりました。大切な方々へお歳暮を贈る機会がございましたら、ぜひ長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただきますようお願いいたします。
長崎県産品は、県内の百貨店、または量販店などのお歳暮コーナーで取り扱っていただいております。加えて、長崎駅前・県営バスターミナルの2階にある長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として冬のギフトコーナーを設置しており、12月24日まで「県産品お歳暮セール」を開催しております。ギフトカタログにつきましても、物産館までお問い合わせいただければお届けすると伺っております。
また、長崎のアンテナショップ「日本橋 長崎館」においても、同じようにギフトカタログを設置しておりますので、首都圏にお住まいのご家族、ご友人がおられましたら、ぜひ情報提供していただければと思います。
皆様におかれましても、ぜひこの機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々への贈り物として、また、ご家庭におきましても積極的にご活用いただければと思います。
子供のインターネット被害防止について
最後に、長崎県警本部より、子どものインターネット被害防止についてお話をさせていただきます。
国におきましては、子供・若者育成支援推進大綱において、毎年11月を「子供・若者育成支援推進強調月間」と設定しております。
長崎県警におきましては、「子ども性被害撲滅」を11月の広報重点としております。特に、子どもの性被害のきっかけとなっている「子どものインターネット被害防止」についてお話をさせていただければと思います。
スマートフォン等の普及によって、中学生、高校生だけでなく、低年齢の児童にもインターネットの利用が広まっており、全国的にSNSに起因する犯罪の被害児童数が高い水準で推移をしている状況でございます。この背景には、スマートフォンの普及率の増加によって、児童にとってSNSがより身近な存在となって、様々な内容の書き込みから被害に巻き込まれている状況があるものと考えられていると伺っております。
そこで、改めて長崎県警本部より、県民の皆様に2点お願いをしたいと伺っております。
まず1点目は、「親子でのルールづくり」でございます。お子さんにスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機等を使用させる場合に当たっては、使う時間や場所、使用方法等について、あらかじめ親子でよく話し合ってルールを決めていただくようお願いしたいということです。
もう一点は「フィルタリングの活用」とのことです。お子様にスマートフォン等を持たせる場合には、フィルタリングの積極的な活用をお願いいたします。フィルタリングには、子どもの年齢等に応じて利用時間を設定したり、アプリケーションの利用を個別に許可、または制限することができる機能もございます。
お子さんを犯罪から守るためにも、保護者の皆様が積極的にフィルタリングの設定をしていただくようお願いしますとのことです。
以上、長くなりましたが、5つになります。
それでは、幹事社からご質問をお願いします。
九州新幹線西九州ルートについて
九州新幹線西九州ルートについて質問です。
開業以降、長崎県議会、佐賀県議会で意見交換を行うなど、フル規格に向けた機運の高まりというのは、動きとしても見られますが、まずはその受け止めをお聞きします。加えて、大石知事自身、佐賀県知事との話し合い等、今後決まっていること、考えていることを教えてください。
まず、長崎県議会が佐賀県議会を10月27日に訪問し、申入れを行い、今後それがきっかけになって両県議会で意見交換がされると伺っております。関係者間で意見交換が行われることは非常に有意義なことだと思います。
今回の動きにつきましては、議会の考えをもって進められていることと認識しておりますので、まずそれを尊重しつつ、適宜、私たちとしても情報収集はしていきたいと思います。
また、今後の進め方についてでございますけれども、普段から佐賀県の山口知事とは、幅広い分野で連携をしていこうという話をしております。その中で新幹線についても率直に意見交換させていただくこともありますけれども、そういった機会もタイミングを捉えながら引き続き重ねていきたいと思っています。
具体的に、佐賀県知事との次の話し合いの予定は決まっているのでしょうか。
新幹線としてお会いするという予定は、今のところ、ありません。佐賀県の山口知事とは、会合等でお会いした時には、色々な分野の話をするので、そういった中でタイミングを見てお話しできればと思います。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(2)
先ほど、県内でもコロナの感染者が増えてきているというお話が出ました。この状況を第8波の入り口と捉えていらっしゃいますか。
増加傾向にあるということには間違いないと思いますけれども、まだ8波の入り口かどうかということについては、もう少し状況を見る必要があるのではないかと思っています。
第8波に備えて何か県内で取り組めることがあれば教えていただけますか。
県民の皆様は、基本的には今までどおり感染防止対策をしっかりやっていただくことだと思います。
また、今後、人流も増えてきます。様々なところにお出かけいただいたり、今、キャンペーン等々もやっておりますから、そういった利用者の方々と触れ合う機会も多くなってくると思いますけれども、その中でも皆様一人一人が改めて感染防止対策の徹底をお願いできればと思います。
第7波では医療体制が逼迫した医療圏もありました。第8波ではインフルエンザとの同時流行を懸念する専門家もいます。県として、今、医療体制はどのようになっているのか、備えについてお聞かせください。
まず、国からインフルエンザを踏まえたフローはお示しいただいておりますので、それに沿った形で医療機関にしわ寄せが偏り過ぎないように対応を進めているところでございます。詳細については、担当から説明します。
コロナの医療体制につきましては、今まで県民の相談窓口である受診・相談センターから案内できる医療機関が約4割にとどまっているということで、一部の医療機関に発熱患者が集中しているということも起こったところです。
そのため、受診・相談センターからの案内について、さらに拡充するべく診療検査医療機関等に依頼をかけまして、現在は全体の6割近くまで増加しているところです。
このように第8波に向けまして県内の医療体制を強化するように、今、協議を進めているところです。以上です。
あと1点、感染症法の改正案が今国会で成立する見通しで、都道府県の権限が強化されます。改正によって県が変わることやメリット等あれば教えていただきたいと思います。
可決した法案の内容をしっかり精査した上で、また改めてお話しさせていただければと思います。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆さんからよろしくお願いします。
特定複合観光施設(IR)について
知事は、9月6日の記者会見でIR区域整備の資金調達に関して、「クレディ・スイスグループ」を関係企業として公表されました。クレディ・スイスは経営不振に陥って増資などの経営再建策を先日公表しております。クレディ・スイスの問題が長崎のIRの資金調達計画に影響を及ぼす可能性があるのかどうか、知事の見解をお聞かせいただけますでしょうか。
今お話があったとおり、クレディ・スイスが財務体制の強化に向けて投資銀行部門の見直し等を含む経営再建策を公表したことは承知しております。
本県IRの資金調達計画への影響について、IR事業者へ確認を行ってございます。その中でIR事業者は継続して、クレディ・スイスと協議をしている状況でございます。「経営再建策で投資銀行部門が再編されるが、本県IRへ直接影響を及ぼすものではない」と伺っています。
また、本県のコンサルタントからも同様の見解を伺っています。
以上のことを踏まえて、県としては現時点でIRの資金調達について直接的な影響が生じるとは考えておりませんけれども、引き続き、今後の動向については注視をしていきたいと思います。
ありがとうございました。
佐世保市長選について
佐世保市長選についてお尋ねします。
先日、宮島県議が佐世保市長選への出馬を明らかにしました。知事は、宮島県議の県政報告会に出席され、知事と宮島県議のツーショットのチラシもありました。佐世保市長選では、宮島県議を応援するということになるのでしょうか。
まず、県政報告会については、「県北・佐世保の未来を知事と語る会」というものだったと思いますけれども、宮島県議から参加の依頼がありまして、県政報告会として参加したところでございます。
この時点で宮島県議が佐世保市長選挙に立候補の表明をしていなかったと記憶しております。来春実施予定の統一地方選挙での私のスタンスということについては、現時点で何ら具体的なことはありません。
知事はそのような発言をされますけれども、周囲では、宮島県議を大石知事が支援しているのではないかという見方が広がっています。そのことについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
繰り返しになりますけど、市長選について具体的なものがあるわけではございませんし、それについて、今、私の立場で申し上げるべきではないと思っていますので、コメントを差し控えたいと思っております。県政報告会の場でもいろいろとお話をさせていただいておりますけれども、宮島県議の政策の方向性等々につきましては、共感できる部分もございますので、そういったところは県政報告会を通して一緒にお話ができたところかなと思います。
宮島県議は、先日の出馬表明の会見の席で、当選したら知事と連携をとっていきたいとおっしゃられていました。今のお話を聞くと、相思相愛のようにも見えますが、いかがでしょうか。
繰り返しになりますけれども、政策については、非常に共感できるところが多いと認識しております。
わかりました。以上です。
石木ダム建設事業について
石木ダム建設事業について1点お尋ねします。知事は、これまで反対住民の方々とお話し合いをしてこられましたけれども、先月10月は話し合いの機会がなく、時期的に少し空いてしまったのかなと思います。今後の反対住民との話し合いの予定や、その内容について何か考えていることがあれば教えてください。
現地の反対住民13世帯の方々については、話し合いを継続していきたいという立場に変わりありません。今、日程については調整中で、その日程は決まっていないという状況です。
特にもうこれで打ち止めというわけではなく、今後も、このまま話し合いは続けるという認識でよろしかったでしょうか。
県としては、継続していきたいと思っています。
朝長佐世保市長等の要望の中で、ダムの必要性そのものについての議論は、する必要もないのではないかという意見もありました。そのことについてはどうお考えでしょうか。
これについては私どもも繰り返しお話をしておりますけれども、まず、このダムというのは必要不可欠であるというところについては繰り返し申し上げているところでございます。また、司法の判断も出ている中で、話し合いにおいて必要性というところを議論するという段階ではないというのは、繰り返し述べておりますので、その認識については、我々も同じということでございます。ただ、ダムの必要性についての「理解」について、まだ十分認識いただけてないということですので、それについては、先日、佐世保市等の皆様が、議会の方も含めて要望にいらっしゃいましたけれども、私から話し合いの場に協力していただけるようにお願いもしたところでございます。今後も佐世保市の皆様ともしっかり連携を図りながら理解を得られるように頑張っていきたいと思います。
終わります。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前11時00分から午前11時34分(34分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年10月24日 記者会見
会見内容
- 大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(1)
- 新型コロナウイルス感染症について(1)
- 令和4年度犯罪被害者週間について
- 九州新幹線西九州ルートについて
- 全国旅行支援について
- 都道府県魅力度ランキングについて
- 新型コロナウイルス感染症について(2)
- 大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(2)
- 新型コロナウイルス感染症について(3)
- 大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(3)
- 新型コロナウイルス感染症について(4)
- 基地政策に特化した部署の設置について
- 子ども医療費の助成について
- 新型コロナウイルス感染症について(5)
- 2月の知事選挙について(1)
- とちぎ国体の結果について
- マイナンバーカードについて
- 2月の知事選挙について(2)
大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(1)
ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、冒頭に私から3点についてお話をさせていただきます。
まず、1つ目です。県民の皆様と一緒に取り組みを進めている「長崎健康革命」について、今年度のスペシャルサポーターに、元サッカー日本代表の大久保嘉人(おおくぼ よしと)さんにご就任いただくことになりました。
今回の就任に当たって、大久保嘉人さんから県民の皆様へのメッセージがございますので、まず、そちらをご覧いただければと思います。
(動画再生)
11月から年度末にかけまして、テレビCMやインターネット広告、新聞等で周知・広報を行ってまいりますので、これから皆様の目に入る機会も増えてくるかと思います。
私自身も、引き続き健康づくりに取り組んでいきたいと思っておりますので、県民の皆様も一緒に長崎健康革命を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について(1)
2点目になります。新型コロナウイルス感染症について、お話をさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症につきましては、県民の皆様方のご理解とご協力によって、これまで最大の流行となりました第7波も改善傾向で推移をしております。去る10月7日には、感染段階レベルを「1」に引き下げたところでございます。
一方で、現在も一定の感染者数が確認されております。また、直近では、前週の同じ曜日を上回る日も確認されるなど、決して楽観はできない状況にあります。
また、これから冬にかけて季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されております。インフルエンザは新型コロナウイルス感染症と症状が似ていることから、症状のみでは判断がつかないところがあるかと思います。インフルエンザが同時流行した場合には、診療・検査医療機関に、これまでと同様に逼迫が生じる懸念がされているところでございます。
そこで、県民の皆様にお願いでございますけれども、インフルエンザワクチンについては、コロナワクチンと同じく「発症」や「重症化」の予防というところに一定の効果がございます。自らの健康と本県の医療を守るために、コロナワクチンに加えて、今年度はインフルエンザワクチンの接種についても、ぜひご協力をお願いいたします。
また、このコロナワクチンについてでございますが、オミクロン株対応ワクチンの接種を、去る9月22日から順次開始しているところでございます。ただ、BA.1対応型ワクチンに加えて、このたびBA.4/5の対応型のワクチンの接種も、市町の状況にはよりますけれども、10月中旬から開始できることとなっております。
現時点においては、どちらのワクチンも副反応、効果に大きな差はないと判断されております。国においては、有効期限の到来が早いワクチンを優先して使用していただきたいと見解をお示ししているところでございます。
一方で、現在の感染の主流はBA.5でございます。この状況でBA.1ワクチンから接種を始めますと、BA.4/5のワクチンの開始を待つ「接種控え」が生じることが懸念されます。
「接種控え」による県内ワクチン接種の遅れを防ぐために、県民のニーズが高いと思われるBA.4/5のワクチンを優先して、積極的に使用することについて基本的に努めていただきたいという旨を、接種実施主体である県内の市町宛てに、先日、依頼をしたところでございます。ただ、BA.1ワクチンについても一定の需要が見込まれると思われますので、接種できる会場を1か所以上は確保いただきたいということも併せてお願いをしているところでございます。
感染の再拡大を防止して社会経済活動を維持していくために、このワクチン接種は非常に重要だと思っております。県民の皆様方におかれましては、インフルエンザとコロナ、それぞれのワクチン接種について、ぜひご協力をお願いいたします。
令和4年度犯罪被害者週間について
最後になります。令和4年度犯罪被害者週間についてお話をさせていただきます。
犯罪の被害に遭われた方や、そのご家族、ご遺族が置かれている状況について理解を深めることなどを目的として、毎年11月25日から12月1日までの期間が「犯罪被害者週間」として定められています。
一人でも多くの方に、犯罪被害者の方々が置かれた状況をご理解いただいて、支援のためのご配慮、ご協力をしていただくことが重要であるところ、今年もこの週間とその前後において、これらを目的として様々な啓発事業が実施されます。
その一つとして、長崎県、長崎県警察及び長崎犯罪被害者支援センターの共催によって、11月23日水曜日、祝日ですけれども、14時30分から、セントヒル長崎において、犯罪被害者のご遺族を講師としてお招きし、犯罪被害者等支援講演会を開催いたします。
大切なご家族を理不尽な犯罪によって失われたご経験を踏まえて、その時々のご心境や犯罪支援の在り方について、お話をいただける貴重な機会と伺っております。
県民の皆様におかれましては、ぜひご参加をお願いするとともに、こうした啓発事業などを通じて、犯罪被害者支援について理解を深めていただければというふうに思います。
以上、私のほうから、冒頭3点お話をさせていただきました。この後は質疑応答をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それでは、幹事社の方から質問をお願いいたします。
九州新幹線西九州ルートについて
よろしくお願いいたします。まず、西九州新幹線に関してお尋ねします。開業して1か月が経過した所感と、近々、新幹線与党PTの衆院選後初会合が開かれる予定です。今後、政府与党に求めること、期待したいことを併せて伺えますでしょうか。
まず、開業から1か月というところの所感でございますけれども、まだ具体的な数字というところは把握できていません。ですが、開業後、10月1日からの佐賀・長崎ディステネーションキャンペーンの開催や、全国旅行支援の開始、また特に長崎駅周辺では、「ながさき大くんち展」等が開催されるなど、週末を中心に県外から多くの方にお越しいただいていると感じております。
さらに、県内を周遊する「ふたつ星4047」も週末金曜日から月曜日に運行しておりますが、1か月先の運行日までの予約状況の平均が90%を超えているとお聞きしております。観光列車を利用して、多くの方々が県内各地域や西九州地域にお越しいただいているのではないかなと考えています。
このほか、新幹線沿線地域だけでなく、県北地域、島原半島地域など県内を周遊できるフリーきっぷ「長崎スローラインきっぷ」というものがございますし、西九州地域を周遊できるフリーきっぷ「いい旅!西九州きっぷ」などの販売もされていますので、これらを活用した周遊効果も期待されているところかと思います。
県としては、この開業効果を持続させて県内各地域に波及させていくために、引き続き、受入れ体制の整備や、二次交通対策の充実に今後も取り組んでいきたいと思っています。
2つ目の与党PTの件ですけれども、人口減少が課題である本県にとって、全国の新幹線ネットワークにつながるということで交流人口を拡大させることは非常に重要です。その手法として、全線をフル規格で整備することが必要であるということは、これまでも申し上げているとおりでございます。
ただ、この実現には、これまで申し上げてきたとおり、佐賀県を含めた関係者の理解を得ることが、重要であると考えており、佐賀県の課題解決に向けては、関係者が知恵を絞っていく必要があると思います。そのため、政府・与党など関係する皆様に対しては、これまで佐賀県の課題解決に向けた対応を、長崎県としてもお願いしてきたところでございます。
今後、在来線、地方負担、ルートなどの在り方について幅広く柔軟に検討していただき、課題解決に向けた議論を前進させて、西九州地域にとってよりよい結論を得られるように、与党PTにおかれましてもご尽力賜れればと考えているところでございます。
ありがとうございます。
全国旅行支援について
全国旅行支援について、始まって2週間が経過しました。本県の観光業への影響を、知事はどのようにご覧になっていますでしょうか。
これについても、まだ具体的な数字は把握できていないと聞いております。
ただ、幾つかの旅行会社や宿泊施設によりますと、ブロック割から全国対象に拡大されたことで、問い合わせや予約数も増えていると伺っています。各観光地でも賑わいが見られておりますし、西九州新幹線開業とあいまって、多くのお客様にご来県いただいているものと考えています。コロナ禍で大変厳しい状況にある本県の観光産業の回復につながればと期待しているところでございます。
ただ、このキャンペーンをきっかけに本県に訪れていただいた方々が、リピーターとなって今後何度も来ていただけるということが重要であると思いますので、今後も市町と連携をして、魅力ある観光まちづくりを推進していきたいと思います。
都道府県魅力度ランキングについて
都道府県魅力度ランキングにおける長崎県の順位は9位と、去年より順位を一つ落とす結果になりました。受け止めと今後の取組について伺えますでしょうか。
都道府県魅力度ランキングについては、複数のメディアで取り上げられており、世間の皆様の注目度も高いものだと認識しています。調査の結果につきましては一つの指標とは考えておりますけれども、順位の変動については一喜一憂するものではないと思います。
これまでも、魅力度向上については非常に力を入れてきたところでございますし、当該ランキングの結果に関係なく、これからも本県ならではの強みを活かして、観光・文化・スポーツのまちづくりや、本県の総体的なイメージ向上につながるブランディングなど、様々な取組によって、さらに本県の魅力を高めて、「選ばれる長崎県」の実現につなげていきたいと考えています。
ありがとうございます。以上です。
それでは、各社の皆様からのご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について(2)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。第8波の予測も報道されるようになっています。それについて、知事の見解はいかがでしょうか。
予測するのは非常に難しいとは思います。これまでの株ではない新たな株が発生する可能性も否定できませんし、第8波がくるということについても可能性は否定できないと思います。
可能性が否定できない中で、取り組みたいことはありますでしょうか。
具体的には、先ほどお話しましたけれども、インフルエンザの流行時期とかぶってしまいますと、症状が似ていて見分けがつかないというところで、医療側も、かかった本人も、非常に判断が難しくなると思います。そういった状況で、今は新型コロナウイルス感染症において発熱外来をやっていますけれども、医療機関に負担がまた生じてしまう可能性があります。そういったところの整理や、また、ご尽力いただける協力機関についてもさらに充実させていかなくてはいけないと思いますので、今から危機感をもって準備を進めていきたいと思います。
第8波がある可能性について、県民に呼びかけたいこととかは何かありますか。
第8波に関わらずの呼びかけでございます。これまで第7波は本当に大きな影響がありましたけれども、県民の皆様のご理解とご協力があって、感染状況が落ち着いてきている状況だと思います。今、旅行等の観光も徐々にと再開が進んできており、人と人とが接触する機会も増えてはきていますけれども、そのような中でもこれまでと同じように感染予防をしていただいた上で楽しんでいただきたいと思います。
以上です。ありがとうございます。
大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(2)
今回、長崎健康革命で、スペシャルサポーターという形で大久保嘉人さんに依頼した経緯を教えてください。
大久保嘉人さんは、国見高校時代から県民の皆様の認知度が高いということがまず一つございます。その後も、日本代表に選出されて、非常に県民の皆様に親しまれている方だと思います。また加えて、私自身も含めた30代から50代の方については、特に親しみが強いのではないかと考えています。長崎健康革命で、30代から50代の年代もしっかり力を入れて革命を起こしていこうと思っておりますので、そういったところの親和性の強さというところについては一つの要因かと思います。
任期は、いつからいつまででしょうか。
一旦、今年度でお願いをしております。
新型コロナウイルス感染症について(3)
新型コロナのワクチン接種についてお尋ねします。県内の自治体にBA.4/5対応ワクチンから優先的に使用する依頼を行ったということです。県内の自治体にはいつ頃依頼を行われたのでしょうか。
先週10月18日に、「事務連絡」という形で県の考えをお示ししたところでございます。
これは、県内の各自治体はそれに従って、BA.4/5ワクチンを優先して使用するという形になったということでよいのでしょうか。
今のところ、県から「事務連絡」で県の考えを示したというところです。今後、県からの事務連絡を基に各市町で検討されると認識しております。
最終的な判断は、市町でされるということですね。
そういうことになります。
わかりました。ありがとうございます。
大久保嘉人氏の長崎健康革命スペシャルサポーター就任について(3)
健康革命についてお尋ねします。先ほど、新聞広告等、いろんな形で呼びかけ、露出を増やしていくとおっしゃられました。例えば、大久保さんが県内に来て、イベントをされたりする予定があれば教えてください。
今年度は、今のところ、イベント等の開催は予定しておりません。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(4)
オミクロン株対応ワクチンに関してお伺いします。接種センターの開設に向けて準備を進められているところだと思いますが、現在の準備状況を教えてください。
現在、11月11日に開設する方向で準備を進めているところでございます。開設期間は、11月11日から令和5年2月5日までで、そのうち毎週金曜、土曜、日曜の3日間、計36日間、接種を行う予定としております。
会場としまして、これまで長崎市と佐世保市でやってまいりましたけれども、今回は、より広範な地域の皆様にもご利用いただきたいということで、県央地区と県南地区でも実施を予定しております。会場としまして、長崎地区を県庁、佐世保地区につきましては前回と同じくレオプラザホテル佐世保、県央地区につきましてはトランスコスモススタジアム、県南地区については島原文化会館を予定しております。
接種の規模は、1日1会場当たり500人で、計3万5,500人を予定しております。
予約開始時期は11月の初頭を予定しておりますが、決まり次第、またお知らせをしたいと思っております。
ありがとうございます。
基地政策に特化した部署の設置について
知事にお伺いします。先日、佐世保市議会基地政策特別委員会の方々が、危機管理課に、基地政策に特化した専門部署を新年度から新設するよう要望書を提出されました。組織改正に向けて、改めて知事のお考えをお聞かせください。
佐世保市の新たな基地政策方針の策定や、水陸機動団の3個目連隊の大村市への配備決定、また、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している状況などを踏まえて、多くの基地を有する本県の役割は、今後ますます重要になってくると認識をしています。
こうした状況を踏まえて、県として、地元自治体や関係機関との連携強化に係る課題や担うべき業務等、組織の在り方も含めて今、検討をしているところでございます。来年度に向けて、そういった組織改正の議論を進めているところでございます。
ありがとうございます。
子ども医療費の助成について
知事、子ども医療費の関係でお尋ねします。知事は公約でも18歳までの子ども医療費拡充を掲げておられました。改めて、拡充に向けた考え方をお示しください。
子ども医療費は、これまでも申し上げてきましたけれども、どこに住んでいても同じように医療を受けられるという状況をつくっていく必要があると思います。
最終的には国において、子ども医療費の支援についてはしていただきたいと思っておりますけれども、まず、長崎県に住んでいる方々が、どこにいても、18歳まで支援が受けられるような形を何とか作り上げたいと考えているところでございます。
実現するためには、市町のご協力が必要ですので、そこはしっかりと丁寧に対応しながら、実現に向けて頑張っていきたいと思います。
予算の関係がいろいろあると思いますので、なかなかすぐには前に進みにくい状況も見えつつあります。改めて、どうしてなかなか前に進めにくいのか。これから取り組むとはおっしゃっていますが、課題はどのような点にあるかお示しください。
もちろん財政、財源というところが一つ大きな、一つというか、大変大きな課題の一つでございます。
あと、支援の在り方。これはお金があればできるという話ではありません。事務的な負担も生じます。そういったところも、市町や医療機関等々にもしっかりとご理解いただく必要もございます。そういったところの協議は非常に丁寧に進めなくてはいけないと思っておりますので、これまで何がクリティカルなものだったのかというのは、簡単に申し上げることはできませんけれども、そういった課題があることは認識をしておりますので、今後もしっかりと整理をして、乗り越えて実現できるように頑張っていきたいと思います。
18歳までの拡充によって、もちろん子育てしやすい環境というのは大きいと思いますが、その先に見えるものというのは、知事はどのように見ていらっしゃるのでしょうか。
これは受益される方々、一人一人で受け止めは違うと思いますけれども、医療費の拡充については、まず、長崎であれば、子どもを安心して育てられる。子育て支援というのは幅が広いものですので、医療費だけがどうにかなれば済む話ではありません。しかし、一つの心配事、懸念の一つにはなると認識していますので、まずそこをしっかりと、できるところから進めていくというところだと認識しています。
新型コロナウイルス感染症について(5)
新型コロナウイルス感染症の関係でお尋ねします。政府が10月7日、感染症法等の改正案を閣議決定しました。都道府県と中核病院が事前協定を締結し、病床や外来医療の確保などを義務づけて、違反した場合は減収につながる罰則を設けるのが柱ということになっています。
第7波の時には、長崎県でも感染が拡大し、医療機関等はかなり積極的に協力していました。一般診療にもかなり影響が出る中、いろいろ悩みながらも長崎県内の医療機関は協力されたと思います。
この感染症法の改正案で、罰則を設けてまで病床確保を義務づけることについては、医療機関からも反発の声も聞こえるのですけれども、それについて知事の見解はどうでしょうか。
医療機関に強制力をもって病床を確保するという観点は、本当に究極の状況の中での話だと思っています。普段から、ベッドコントロールは、一つの病院の中でもいろんな科で調整をしながら、非常に難しい中でやってくださっていると思いますので、そういった状況下でも、感染状況等、例えば今回のコロナウイルス感染症であれば、地域の医療を守るために病床を空けていただきたいという要請に応じないと罰則が生じてしまうといった強制的な対応について、病院からそういった声が上がるのは、理解できます。
そういったところをどのようにクリアしていくのかというところは、国の今後の議論の中でもしっかり整理をしていただきたいと思いますし、そこは、難しい課題があると認識しています。
まだ閣議決定されただけで、法案そのものは可決、成立していないので、今後、国会の中でどのような議論になるかというところを待ちたいという感じでよろしいでしょうか。
はい。
わかりました。
ワクチン接種についてお尋ねします。BA.4/5ワクチンの接種を進めていくということですが、これを進めていく理由を分かりやすく教えてください。
主流がまずBA.5だということです。BA.5が主流である中で、BA.1ワクチンを打ちたいと希望される方、BA.4/5ワクチンを希望される方、これは打たれる方のご判断ではございます。必ずしも先につくられたBA.1ワクチンを使っていくというだけではなく、両方の選択肢を持っていただけるようにしていただきたいと、市町にはお願いをしているところでございます。
2月の知事選挙について(1)
知事選をめぐる告発の関係で、前回の定例会見から、違う告発状も受理されたということもあります。聴取等の動き等は何かございますか。
特にございません。
とちぎ国体の結果について
先日終了した国体で長崎県は総合で45位という順位になりました。競技関係者からするとショッキングな順位だと思います。知事としての受け止めを聞かせてください。
まず、大会に参加してくださった選手の方々、監督の方々、関係者の方々は本当に全力を尽くして頑張ってくださったと思っています。
その中で結果が出てきたところでございますけれども、本県としても、この結果をしっかりと受け止め、今後、さらに順位を上げていけるように、各団体等とも協力をしながら、競技力の向上を図っていかなければいけないと思っています。
知事は、もともとラグビーをされていてスポーツへの理解も深いと思いますし、先ほどの魅力度ランキングの中でスポーツのまちづくりという話もありました。競技力を上げていく上で、知事のビジョンや目標等、何かあれば教えてください。
そうですね。競技によって環境が違うと思いますけれども、まず、スポーツに親しめる環境づくりということは重要だと思います。
あともう一つ、先日もサッカーの国際試合の誘致に行ってまいりましたけれども、プロの世界最高レベルのものに触れる機会をつくっていきたいと思っていますし、そういったところに子どもや指導者の方々が来ていただいて、さらに夢を持って、さらなる高みに挑戦していく流れがつくれるといいなと思います。
これはサッカーだけではなく、色々な競技がありますけれども、様々な取組を包括的に進めて、皆さんにスポーツを通して健全な育成を行っていただけるように盛り上げていきたいとに思います。ラグビーもですね。
ありがとうございます。
マイナンバーカードについて
マイナンバーカードに関してお伺いします。政府は、現行の健康保険証を原則廃止し、2024年の秋をめどにマイナンバーカードを保険証の代わりに使うという方針を発表されました。
医療の場面での法律化ですとか、転職時、就職時に保険証を切り替える必要がなくなるメリットもある一方で、例えば、紛失時に個人情報が漏洩してしまう懸念もあります。知事は、この方針についてどのようにお考えでしょうか。
まず、機能の集約という意味で、今後デジタル社会が進展していく上では、行政としてそういったものがマイナンバーに紐づけられ、機能を集約化していくことは、非常に理にかなったものだと思いますし、必要なインフラになっていくのだろうと思います。
後段のセキュリティーに関しては、おっしゃるとおり、使用する者の不安というものはしっかり解消していく必要があると思いますので、課題を整理して、万全の対策をしていく必要があると認識しています。
一方で県内での交付率は、先月時点で50%を切るような状況だったと思います。今後、交付率の向上に向けて、県としてどのように取り組んでいかれるのかお伺いします。
市町の負担が本当に大きいと思いますので、そういったところをしっかりと認識しながら、市町に取り組んでいただけるよう、県としても、啓発や情報発信等、できることはやっていきたいと思います。
わかりました。ありがとうございます。
2月の知事選挙について(2)
知事選の関係で、お尋ねします。現時点では聴取など新たな動きはないということです。先日もおっしゃっていたように、知事の姿勢としては、求められれば捜査に協力する姿勢というのはお変わりないでしょうか。
変わりありません。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後3時30分(30分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年10月12日 記者会見
会見内容
全国地域安全運動について
ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
冒頭に、私から1件、発言をさせていただきます。
令和4年全国地域安全運動の実施についてでございます。
令和4年全国地域安全運動については、10月11日から10月20日までの10日間、実施されます。
この運動は、地域の皆さんとともに安全・安心なまちづくりに取り組み、連携を強化することで、犯罪や暴力のない、安全で安心して生活できる地域社会の実現を目指すもので、昭和52年から毎年、全国一斉で開催をされております。
今年の運動の重点は、「ニセ電話詐欺の被害防止」と、「子どもと女性の犯罪被害防止」の2点でございます。ニセ電話詐欺につきましては、7月に、この会見で私と県警本部長から県民の皆さんに向けて発信した「ニセ電話詐欺根絶に向けた緊急メッセージ」で呼びかけを行わせていただきました。
その後、被害件数につきましては、一時、抑えられた時期もありましたが、8月末の時点で、県内でのニセ電話詐欺の被害が73件と、昨年の同じ時期よりも12件増加している状況でございます。被害額も約1億6,700万円と高額で、非常に厳しい状況が続いております。また、子どもや女性を狙った街頭でのわいせつ犯罪が増加しているほか、声かけ事案なども相次いで発生をしております。
そこで、県民の皆様に2つお願いがございます。
まず一つ目ですけれども、電話やメールでお金の話が出た場合については詐欺を疑い、相手に連絡する前に、まずは家族、友人など身近な人や警察に相談をしていただきたいということでございます。
また二つ目につきましては、子どもと女性の犯罪被害防止のため、地域における防犯パトロールや見守り活動などといった活動につきましては積極的にご参加をお願いしたいということでございます。
本運動期間中、安全・安心なまちづくりのため、県警を中心として各種防犯活動を展開して県民の皆様に協力を呼びかけていくこととしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
冒頭の発言は以上の1件でございます。この後は質疑応答で対応させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
全国旅行支援について
それでは、幹事社のほうからご質問をお願いします。
昨日10月11日から全国旅行支援が始まり、Go Toトラベル以来の全国規模の旅行支援となりますけれども、期待をお聞かせいただけますか。
まず、9月23日に新幹線がようやく、待ちに待った開業となりました。また、10月1日からDC(デスティネーションキャンペーン)の実施など、いろいろな動きがある中で、全国規模の旅行キャンペーンが再開するということで、本当に期待をしております。
全国の方々に長崎に来ていただいて長崎の魅力を体感していただく良い機会だと思いますので、おもてなしの体制づくりは、引き続き市町と連携して取り組んでいきたいと思っております。県としましても、PRもしっかりとしていきたいと思っています。
新型コロナウイルス感染症について
今後、気温が下がってインフルエンザの流行期にも入ってきます。新型コロナウイルス感染症の今後の再拡大防止に向けた県の取り組みをお聞かせいただけますか。
おっしゃるとおり、新型コロナウイルスについても、今後、年末等々にかけて、人と接触する機会も増えてこようかと思います。また、インフルエンザについては、南半球の状況から、感染が拡大する可能性も懸念されています。
コロナもインフルエンザも症状が似ているということで、区別がつきにくいというところがございます。
そのことからも診療に当たっていただく医療機関の逼迫ということが懸念されることから、現在、確保している診療・検査医療機関について、受診相談センターで案内できる医療機関のさらなる拡充に向けて、引き続き、取組を進めてまいりたいと思っています。
また、コロナへの感染や発症、重症化を防ぐためには、オミクロン株対応のワクチン接種を迅速に進めていただく必要があると思っておりますので、11月11日から「長崎県新型コロナワクチン接種センター」を設置する予定でございます。
このほか、インフルエンザワクチンの接種の呼びかけや、コロナワクチンとの同時接種が可能な医療機関の公表についても、市町へ働きかけて重症化リスクの高い高齢者等を守るための対策にも引き続き取り組んでいきたいと思っています。
報道の皆様も既にご存じだと思いますけれども、政府分科会においても、今月中にインフルエンザとの同時流行を想定した第8波の対策が取りまとめられる予定と聞いております。国の方針も踏まえながら迅速に対応をしていきたいと思っています。
ありがとうございます。
西九州新幹線について(1)
西九州新幹線開業から20日ほど経っています。その評価はどのように考えていらっしゃいますか。
運行については、開業6日間で、コロナ前の2018年との比較でも増となっています。数字としましては約4万6,000人のお客様にご利用いただいたということで、順調な滑り出しではなかったのかなと思います。
特に10月1日から、DCが始まりました。私も、1日、2日と長崎駅で来県者の方々をお出迎えさせていただきました。非常に多くの方々が本県にいらしてくださったこと、また、笑顔で、非常にわくわくされているような表情があって、非常によかったなと思っています。
県内を周遊する「ふたつ星4047」も、週末の金曜日から月曜日に運行がされております。こちらも多くのお客様でにぎわっていると伺っておりますので、これもいい動きではないかなと思っています。
また、検索データの分析では、いろいろな地域の検索も増えているということです。沿線地域だけではなく、県北や島原半島地域等にも人が行っているということもあるのではないかと期待をしているところでございます。
いずれにしても、今後、この開業効果を持続していくことが重要だと思っています。また、県内各地域に波及させていくために、引き続き、市町と協力をして、受入体制づくりや、二次交通対策について、充実をさせていきたいと思っています。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(1)
石木ダム事業の進捗、そして今後の展望をお聞かせいただけますか。
展望については、これまでと変わりません。先般工事差止訴訟における最高裁の決定も出ましたけれども、それによって何か変わるというわけではありません。まずは、しっかりと川原地区の住民の方々のご理解をいただく努力を重ねながら、早期完成に向けて頑張っていきたいと思っています。
石木ダムの工事については、現在、工事工程に沿ってダム本体の掘削と付替道路などの工事を進めているところであります。
今後も、早期完成に向けて、切れ目なく工事を実施していきたいと考えております。
以上です。
ありがとうございます。
西九州新幹線について(2)
西九州新幹線の未整備区間について山口佐賀県知事と年内に話し合いの場を設けられる予定はありますでしょうか。
九州地方知事会等で会う機会はあるかとは思いますけれども、西九州新幹線についてお会いするという予定は今のところございません。
分かりました。以上です。
石木ダム建設事業について(2)
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
石木ダムの関連で、昨日10月11日に、推進派の団体と佐世保市の方々が要望で県庁を訪れました。その中で気になっている点として挙げられていたのが「買受権」の問題でした。「買受権」について、知事は「今後、専門家について聞き取りを行うなど検討する」と回答されました。具体的に専門家に何かヒアリングなどを行う等、今後の買受権に関しての動きを教えてください。
具体的に決まっているものは、現時点でありませんが、しっかりと対応していきたいと思います。
全国旅行支援について(2)
全国旅行支援に関してお尋ねします。早速、大手の旅行サイトでは、長崎県の旅行商品が販売停止になった部分もありました。大変好評で、ありがたい話ですけれども、予算措置に関わることで、県の予算額に達しそうな場合は、国に相談をするというお話もありました。現時点で、今後を見据えて予算を追加したり、国に相談したりする予定があるのか、お伺いしたいです。
今朝の報道等で出た分については、これまでの送客実績を基に、旅行代理店にそれぞれ配分枠というのを設定しております。それが事業者によっては売り切れてしまった代理店が幾つかあるというような状況でございまして、全体の枠が不足しているということではございません。売り切れた代理店さんに対しては、追加配分で今調整をしておりますし、全体の枠が不足するようなことになれば、当然、国にも相談してまいりたいと考えております。今の時点で、すぐすぐどうこうということではないということです。
被爆体験者訴訟について
被爆体験者訴訟に関してお伺いします。10月3日に長崎地裁が、原告、被告双方の意見が一致しないので和解を進めることは難しいという判断を出されました。
どのような理由で反対意見を出されたのかお尋ねします。
7月28日に被爆体験者訴訟の原告側から、裁判所が主体となって「和解条項を提示」するよう、長崎地方裁判所に上申書が提出され、10月3日、裁判所からは、「和解を進めるかについて、双方の意見が一致しないので、この時点で裁判所から和解案を示して進めるのは難しい」という考えが示され、「審理を続行する」という判断がなされたということだと思います。
裁判所が和解案を示すのは困難だと判断し、その結果として審理が続行しておりますので、理由等については、係争中の事案であるということから、コメントは現時点では差し控えたいと思います。
県・市としては、被爆者健康手帳の交付事務は法定受託事務であることから、訴訟についても国と協議をしながら対応していきたいと思います。
石木ダム建設事業について(3)
石木ダムの買受権についてお尋ねします。「買受権は発生しない」という認識を発表されていますけれども、権利が発生する可能性も否定はできませんので、収用地の所有権が国から住民に移る可能性もあります。そうすると、土地の所有権の問題を県はまた抱えることになりますが、知事として、買受権が発生する来年9月6日の期限前に収用した土地で工事を始める必要性についてどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
県としては、これまでもお話をしておりますけれども、現在、工事を鋭意進めているところでございますので、事業の用に供しているということから買受権は発生しないと認識をしております。
ですけれども、おっしゃるとおり、実例も、判例もないということでございますので、今後も専門家に相談しながら対応を検討していきたいと思っております。工事につきましては、工程もありますので、早期完成に向けてしっかり頑張っていくというところにとどめさせていただければと思います。
来年の9月6日という期限にかかわらず、必要であれば収用した土地での工事も始めるということでしょうか。
工事の進捗状況に応じてしっかりとやっていくということだと思います。
今まで、知事は、反対住民の方と2回話し合いをされています。一方で県議会は建設推進の決議を可決しましたし、昨日も佐世保市長等との面会もありましたが、県は2025年度の完成というのを変更していません。そういった中で反対住民との話を続けていますけれども、知事が考える話し合いの目標地点は一体何をイメージされているのでしょうか。
これまでもお話していることですけれども、まずは必要性について理解を得るということが大切なこと、重要なことだと思います。それを理解していただいて工事にご協力いただくということ、それがゴールだと思います。
理解を得るというのは聞いておりますけれども、理解を得るというのは、具体的にそのダムの必要性というのを理解した上で反対運動をやめてもらうということも含んでいるのでしょうか。
やめてもらうではなく、建設についてご協力をいただくということです。
今、反対住民は収用された土地にいますけれども、そこから出ていってもらうということも含めてでしょうか。
工事を進めるということについて、必要なことについてはご協力いただかなくてはいけないと思います。
いつまで反対住民との話し合いを続けていくのかというのは、2025年度の完成を目指している中では重要なのかなと思います。それについては、まだ決めていないということなのでしょうか。
その期限を示すことは難しいと思います。
2月の知事選挙について
知事選についてお尋ねします。先週、政治団体が、知事の陣営二人について、公職選挙違反の疑いで告発状を提出したと発表しました。これについての知事の見解をお願いします。
これまでも申し上げたとおりですけれども、公職選挙法に則って適切に対応してきたということは、私の考えでございます。本件について、県民の皆様に不安を与えてしまっているというところは、本当に心苦しく思っております。今回、告発状を受理されたという報道でございましたけれども、当方としては、捜査当局に求められれば、捜査に全面的に協力する考えでございますので、捜査によって早期に真相が解明されることを強く願っているというところでございます。
今回の件に関して、知事自ら何か対応するということは、今のところ考えていないのでしょうか。
今のところ、何も求められてございません。
知事としては、いわゆる当該の公職選挙法に抵触したという認識ではないと理解してよろしいでしょうか。
はい、それは今申し上げたとおりでございます。
知事がそのように判断される根拠が何なのかを知りたいのですけれども。というのも、今回、告発状で問題と指摘しているのが、選挙コンサルタントに払った電話代402万円で、その電話業務が再委託された可能性があり、知事のあずかり知らぬところで、その402万円の中に報酬が含まれているかもしれないということを指摘しています。知事はその選挙コンサルタントに依頼した業務については、前回、きちんとしていただいたと述べていますけれども、その402万円の内訳について、幾らがオートコール代で、幾らがショートメッセージ代というのは、知事はご存じなのでしょうか。
すみません、今この場でちょっと分かりませんけれども、本当適切にやっていただいたという認識ですし、個別具体に聞かれている内容については、この場では承知していません。それは求められればしっかり対応はしたいと思っております。捜査によって真相が早期に明らかになってほしいと思っています。
知事自ら、その選挙コンサルタント会社に、電話代402万円の内訳について問い合わせはしていないのでしょうか。
すみません。今、即答はできません。
今回の報道があった上で、自分の自らの意思で確認という意味で問い合わせはしていますか。
捜査機関から求められれば対応したいと思います。
ありがとうございます。
今の質問に関連してお尋ねします。当時は大石賢吾名でジャッグジャパンに払っており、領収書には、「電話料金・SNS通信費ほか」と記載されています。朝日新聞さんは、その「ほか」のところが何なのか、細かいところまで知事が選挙コンサルタント会社に問い合わせたのかという質問をされていたかと思いますが、それについて、問い合わせをしたのか、していないのか。いかがでしょうか。
ここで即答できるほど、はっきり覚えておりません。すみません。
結局、そこは選挙運動の報酬ということではなく、例えばジャッグジャパンが402万を電話事業者に支払ったということであれば、実費ということで法には抵触しないということになると思います。そういった詳細についてもよく承知してないという理解でよろしいのでしょうか。
私から、はっきり申し上げられるのは、依頼した業務の内容について、しっかりと対応していただき、その費用について適切に支出をした、それが402万円と認識しております。
分かりました。以上です。
安部元首相の国葬について
先月、知事が出席された安倍元首相の国葬についてお伺いします。
知事同様に国葬に出席された平戸市の黒田市長が、個人のツイッターの中で、一部の国葬に反対されている方々を指したような形で、反日勢力だというような内容のツイートをされました。そのツイートの文面等に関して、知事はどのようにお考えなのかというのを教えてください。
正直申し上げて、コメントできるほど詳細は把握しておりません。
知事としてご覧になってないのですか。
目にしてはいますが、具体的な内容までは、覚えていないです。
国葬をめぐっては、アンケート調査等でも、国民の半数以上の方が反対という意見を出しているような世論調査等もあります。国葬に反対されている県民の方もおられると思いますけれども、そういった方々について知事はどのようにお考えなのでしょうか。
反対という意見について、自由な考えでいいと思います
そういった方々に対して、分断をするような平戸市長のツイートだったと思うのですが、知事の見解は特にはないということなのでしょうか。
すみません、そのツイート自体をしっかりと把握していないのでコメントできないという状況でございます。
知事は、出席されて、現場でそういったデモ活動等をされている方をご覧になったのでしょうか。
直接は拝見してないと思います。
国葬について、実際に出席されて、知事は現地でどのように感じられましたでしょうか。
故人を送るというところで厳かに執り行われた非常に厳粛な会だったと思います。
今、臨時国会が開かれていますけれども、政府の国葬をめぐる説明責任等について、知事は果たされていると考えていますでしょうか。
コメントできるほど、詳細の把握はできておりませんけれども、求められたことについては説明すべきだろうと思います。
「求められたことについては」というのはどういう意味でしょうか。
具体的な内容で、どういったことを求められているかというところまでは、コメントできるほど承知していません。
その説明責任を果たされているか、果たされてないかということについても、知事は見解をお持ちでないということですか。
申し訳ないですけれども、そこまでしっかり把握できてないですね。
説明責任を果たされているかどうかですとか、国民のそういった意見等もある中で、改めて知事が国葬に出席された理由を改めて教えていただきたいのですけれども。
行政として国から招待を受けて、県の代表として参加をさせていただいたと。それについて、元安倍総理につきましては、本県の発展についても本当に多大なるご尽力をいただいたという認識をしておりますし、県の代表としてもしっかりと対応してきたという認識でございます。
分かりました。ありがとうございます。
平戸の黒田市長のツイートについて、今から読み上げるので、ご感想を聞きたいのですけれども、いいですか。
どうぞ。
当日の朝にツイートされたもので、『本日国葬を迎える。地元の自宅でテレビを観ていた妻からのメール。「一般献花する人の列がすごいね。今まで、テレビは国葬反対の人ばかりを映していたから、賛成の人の静かな反撃を感じるよ。」まさにそのとおり、妻と共感できて少し涙ぐむ。テレビよ、反日勢力よ、この静かな反撃を直視せよ』とツイートをされています。文脈から読むと、「反日勢力」という表現は、国葬に反対している人を指しているようにしか見えませんが、その後、黒田市長に取材などをすると、「反日勢力というのは国葬に反対する全ての人を指したわけではない、反安倍勢力は反日だ」というようなことを言われています。今のことを踏まえて、このツイートというのが適切だったかどうか、いかがでしょうか。
すみません、全く私がコメントするものではないと思います。今の状況だけでは判断できないので、コメントは差し控えたいと思います。
自治体の長である首長が、どんな形であれ国民に対して「反日勢力」という言葉を使うことについてはどう思いますか。
いや、ちょっとその状況が分からないので、「反日勢力」という言葉を使うという、その仮定だけでコメントはできないと思います。
分かりました。
全国旅行支援について(3)
全国旅行支援についてお尋ねします。仮にコロナの感染拡大した際の中断の基準は設けられているのでしょうか。
今のところ、目安的なものは設けてございません。今後の感染状況に応じて判断していくという格好になります。
県民割のときは、ある程度目安を示されていましたが、今回、目安を設けてないのは、何か理由があるのでしょうか。
その感染状況が、オミクロン株等の流行によって、以前想定していたところと全く違うようなところも出てきましたので、また、今後、どういう状況になってくるかというところも少し想定ができないところもあります。その時、その時の状況により判断するほうが適切ではないかと考えているところです。
オミクロン株によって状況が変わったと言われましたが、県民割のときの中断の基準自体はオミクロン株を踏まえて作ったものだと理解しているのですけれどもいかがでしょうか。
国の停止基準に合わせて設定をしていたというところではあるのですが、今回、国は「緊急事態宣言」、あるいは「まん延防止等重点措置の適用」になると「事業停止」ということは示しているのですけれども、果たしてそれが適切なものなのかどうかというところも検討する必要があるのではないかと今考えている状況です。
分かりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時22分(22分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年9月28日 記者会見
会見内容
県内の感染段階の切り替え(レベル2-Ⅱからレベル2-Ⅰへ)
それでは、会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
改めまして、本日はお忙しい中、こうした場を設けさせていただきまして、ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症については、お盆明けの8月19日をピークに感染者数は減少に転じておりまして、8月末には60%を超えていた病床使用率も、9月以降は減少傾向で推移しております。9月20日時点で、県内の感染段階「レベル2−Ⅱ」の基準である35%を下回る水準まで改善をしている状況でございます。
一方、医療圏ごとに見ると、依然として高い水準にある圏域があったことから、それも含めて感染状況等を見極めてきたところですけれども、継続して減少傾向が続いているという状況にあります。
本日は、そうした現在の感染状況を踏まえた県のレベルの判断、また、県民の皆様へのお願い等についてお話をさせていただければと思います。
それでは、私のほうからお話をさせていただきます。
お手元の資料1ページに、「はじめに」と書かせていただいております。県民の皆様にまずは感染防止対策やワクチン接種へのご協力について深く感謝を申し上げます。皆様のご協力のおかげで、県内の感染状況は改善傾向にあると認識しております。
また、医療従事者の皆様におかれましては、大変厳しい状況の中にもかかわらず、引き続き県民の命と健康を守るために懸命のご努力をいただいておりますことについて敬意を表したいと思います。本当にありがとうございます。
続いて2ページになりますけれども、入院医療の状況についてでございます。
昨日、9月27日の時点になりますけれども、県全体の病床使用率は21.1%になります。ただし、医療圏ごとに見ますと、県南医療圏の病床使用率が47.3%ということで依然高い状態ではありますけれども、減少傾向ということでございます。
続きまして、3ページは新規感染者数と病床使用率の推移でございます。
先ほどもお話ししましたけれども、8月下旬にピークを迎えて、それから減少傾向という状況になっております。
続いて4ページをご覧ください。
この2つの円グラフですけれども、入院者と死亡者の年齢構成について、データをお示しさせていただきます。
左の円グラフは入院者の年齢構成になります。円グラフからも分かりますとおり、入院者の90%以上が60代以上の高齢者が占めている状況でございます。
死亡者の年齢構成ですけれども、右の円グラフを見ていただきますと、60代以上の高齢者で死亡者の98%が該当するという状況でございます。
このような状況からも、重症化リスクの高い高齢者等に重点を置いた対策が引き続き必要だと認識をしております。
5ページになります。
県内の感染段階レベルですけれども、先ほども申し上げたとおり、新規感染者数の減少傾向が続いており、判断指標である県全体の病床使用率が8日連続で35%を下回っている状況でございます。医療圏別に見ても、県南医療圏を除く全ての医療圏が35%を下回っている状況でございます。
また、今後もオミクロン株に対応した4回目のワクチン接種も始まったことから、今後も基本的な感染防止対策を継続することで、感染状況については改善傾向で推移することが予想されます。
こういったことからも、明日、9月29日から県内の感染段階レベルを「2−Ⅰ」に引き下げたいと思います。
続きまして6ページ、今後の方向性についてです。1つ目は、基本的な感染防止対策というものは変わりません。基本的な感染防止対策やワクチン接種を継続しつつ、重症化リスクの高い高齢者等を守るために、コロナ病床や診療・検査医療機関の確保など、医療提供体制の強化については、引き続き取り組んで行かなければならないと思っております。加えて、高齢者施設等における対策も継続してまいります。
ただ、2つ目になりますけれども、一方で、感染が収まりつつある現状を踏まえまして、当面、コロナ禍で大変大きな影響を受けておりました飲食・観光等の立て直しにも注力していきたいと思います。
続いて、感染対策のポイントということで7ページをお開きください。
まず初めに、オミクロン株対応のワクチンについてお話をさせていただきます。
このたびオミクロン株対応のワクチンとして、従来型とオミクロン株であるBA.1の2価ワクチンの接種が始まります。
接種対象者としましては、1回目接種と2回目接種が完了した12歳以上で、前回接種から5か月を経過した方ということで、接種の順序は、4回目接種対象者で未接種の方については9月20日以降、順次開始していきます。それ以外の方々については10月中旬以降を予定しております。
効果も書いておりますけれども、ファイザー社製、モデルナ社製の2価ワクチンのオミクロン株に対する抗体価は、従来型ワクチンと比較して、どちらとも高いという状況でございます。副反応については、従来型ワクチンと概ね同様ということでございます。
今後、接種対象者の拡大に伴って接種希望者が増えるということも想像されますので、県ワクチン接種センターの設置について、11月をめどに調整を進めていきたいと考えています。
続いて8ページをお開きください。ワクチン接種の効果について、少しお話をさせていただきたいと思います。
本県における接種回数別の感染等の状況です。左側の青いグラフですけれども、これは新規感染者数の割合でございます。一番左が未接種、真ん中1回または2回と、一番右は3回以上になります。新規感染者の割合は、接種を重ねることで減っていくという傾向がございます。
また、右のグラフは入院者の割合です。同じように未接種、初回接種済、3回以上ということで、これも差がついているという状況でございます。
これらのことから、やはりワクチンは効果があると認識しております。自らの健康を守るため、また大切な人を守るため、そして医療を守るためにも、早めの接種をお願いしたいと思います。
続いて、医療提供体制の強化等ということで、9ページをお開きください。
インフルエンザとの同時流行に備えた診療・検査体制の強化が必要になると思います。これまで南半球では、既にコロナと季節性のインフルエンザの同時流行が報告されております。日本においても、この冬、同時流行が起こる可能性があると思います。
インフルエンザは、コロナと比べても、発熱や倦怠感といった感冒症状が主で、症状が似ており、見分けるのは非常に難しいということです。インフルエンザが流行した場合、一般医療機関では、発熱患者を診療しないという可能性もあるかと思います。これによってコロナ診療・検査医療機関が再度逼迫することが懸念されます。ですので、今後も診察・検査医療機関の拡充をしていかなくてはいけないと思っております。
この拡充の状況ですけれども、6月30日時点で515施設だったものが、9月14日時点で590施設と75施設増えている状況でございます。
ただ、受診・相談センターが案内できる施設というのは37%の219施設となっておりますので、さらなる拡充を今後も図っていきたいと思います。
また、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンについては同時接種が可能となっております。また、同時接種できる医療機関のリスト公表についても、各市町と調整をしている状況でございます。できる限り受診回数が少なく、また、医療機関への負担が少ないような工夫を考えていきたいというふうに思います。
続いて10ページ、飲食キャンペーンについてです。
飲食キャンペーンについては、現在開会中の9月定例会に予算案を提案しております。第7波により大きな影響を受けている飲食店に地元客に加えて、回復基調にある県内外のお客様・観光客を取り込んで県内の需要喚起を図るということを目的としております。
内容としましては、キャンペーンに参加している認証店を利用した方を対象に1,000円分のクーポン券を配布いたします。
前回と大きく違うのは、当日も利用可能ということです。2,000円使った場合に、その場で1,000円分のクーポンが配付され、その分安く飲食が楽しめます。キャンペーンの期間は令和4年11月から令和5年1月までを想定しております。
「飲食事業者の皆様へ」ということで、感染防止対策の観点から、認証店を今回の対象としておりますけれども、新規認証申請も随時受け付けております。ぜひご利用を検討いただければと思います。
続いて、11ページ、観光キャンペーンについてです。
国の全国旅行支援の実施決定を受けて、本県においても10月11日から全国旅行支援を実施する予定でございます。これに併せて現在の県民割支援である九州ブロック割について、10月10日まで期間を延長したいと思います。ページの下は支援の内容を記載させていただいております。
最後に12ページになります。現在、新型コロナウイルス感染症ということで影響が長期に渡っておりますけれども、それに加えて原油価格高騰や物価高騰の長期化によっても、県民生活や社会経済活動に様々な影響が生じていると認識しています。
これらの事情もしっかりと把握をした上で、国の動きも注視しつつ、必要な追加対策についても早急に検討していきたいと思っております。
本日お話しさせていただきたいことは、以上でございます。
では、幹事社のほうからご質問をお願いいたします。
今のコロナの現状についての認識についてお尋ねします。いわゆる第7波というのは収束したというような認識でしょうか。どのように認識されているでしょうか。
「波」の定義が難しいと思いますけれども、今まで非常に高い波であったものについては、現在、落ち着いてきているという認識でおります。また、これから先、更に新規感染者が減少していくかどうかというところであり、波の底にいるのかということについては評価が難しいと思いますけれども、一定、感染が拡大していた勢いは、収まってきているのではないかと思います。
県内の感染段階のレベルを明日9月29日から1段階下げるということです。従来は、レベルを下げた後に会見をされているケースが多かったと思いますが、対策本部会議を明日開かれるということでしょうか。
対策本部会議自体は、既に今日開いております。今日の対策本部会議で、明日から県内の感染段階「レベル2-Ⅰ」を適用するということを決めたということです。
何か理由はあるのでしょうか。いつもは対策本部会議を開いた当日から下げているような気がするのですけれども。
県内の感染段階のレベルを上げるときは当日からすぐに上げるということが多く、レベルを下げるときは、周知の意味も込めて、少し余裕がありますので、翌日からレベルを下げるというのが今までの一般的なことだと思います。
分かりました。
あと、全国旅行支援についてお尋ねします。長崎県でも実施されるということを言われました。各都道府県の実施の判断については、手挙げ式のような感じでしょうか。
都道府県の判断で、実施する、しないを判断するということになっています。
分かりました。ありがとうございます。
資料5ページの感染段階レベルについて確認です。今の県内の感染段階「レベル2−Ⅱ」から「レベル2−Ⅰ」に明日9月28日から引き下げるということで、今の「特別警戒警報」が「警戒警報」に引き下げられるということでよろしいのでしょうか。
そうです。
わかりました。
資料4ページで、入院者・死亡者の年齢構成がありました。高齢者はリスクが高いというのは、お話があったとおりだと思います。改めて県民が、どういうふうにコロナと付き合っていったらいいのか、考え方やスタンスについてどのように持つべきなのか、改めて大石知事の考えを聞かせてください。
今回、県内の感染段階が「2−Ⅱ」から「2−Ⅰ」になるということで、これまでリスクが高いと言われる高齢者の方々については、例えばリスクが高い場所への外出を控えていただく等、「レベル3」で講じるべき対応を前倒してお願いをしておりました。それを今回、「2−Ⅰ」に下げるということで、一旦はその要請を終了する形になると認識しております。
ただ、リスクが低くなるわけではありません。今回データを出させていただいたのは、そういったところがあるんだよ、リスクは高いものがあるんだよということを県民の皆様に改めて意識していただきたいということでございます。
感染者数が減ってきて、市中で感染するリスクは総体的には下がってきているとは思いますけれども、今後、経済活動を楽しんでいただく、家族との時間を楽しんでいただく、また、ご自身の時間を楽しんでいただく中で、引き続き、感染防止対策と、また、家族や友人等、大切な方を守るために、そういった接触する機会があるときは、改めて感染防止対策を徹底して楽しんでいただければと思っています。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
病床使用率についてお尋ねします。県南医療圏だけが病床使用率が高いまま残っているとについて、何か要因は分析されていますか。
幾つかの医療機関に状況等を確認しておりますが、若干回転率が悪い医療機関もあるというふうには把握をしております。
ただ、当然、各地域の医療状況によって、後方支援医療機関が少ない状況等もありますから、そういった中で医療機関がしっかりと対応しているということも聞いておりますので、当然、医療機関の判断になります。それ以外に大きな理由というものは見当たらないという状況です。
回転率が悪いということは、一旦入院されたら入院期間が長くなっているということでしょうか。
そういった傾向がある医療機関もございますが、ただ、個々の患者さんの状況までは把握できておりませんので、当然、それだけ重症の方がいらっしゃるというふうに認識をしています。
分かりました。
ワクチン接種について、県の接種センターを、11月をめどに設置するということです。設置はこれまで同様、長崎市、佐世保市の2か所と考えていいのでしょうか。
そこも含めて今調整中でございます。ほかの地域も含めてということで今調整をしているところでございます。まだ結論は出ておりません。
あと、全国旅行支援の中身で確認をしたいのですけれども。日帰り旅行での5,000円割引は旅行代理店の商品を使ったときに支援ということでしょうか。
そうですね。基本的にはこれまでと同様、例えば日帰りバスツアーでありますとか、そういった商品を活用したときというふうに認識しています。
極端に言えば、家族で車で旅行に行って、ガソリン代等を含めて使った費用の40%を上限の範囲内で支援してもらえるということではないということですね。
そういう形ではないと考えています。
分かりました。ありがとうございます。
観光キャンペーンについてお伺いします。全国の旅行支援が来月11日から12月下旬まであるとのことです。既に予約した分も適用されるのでしょうか。
現状、国からの説明では、そういったところも対象にというようなことはございますが、ただ実務的に、例えば早期の割引の商品や、システム上対応できるのか等、宿泊施設ごとに色々なパターンがありますので、今、既に入っている予約全てが振り替え可能かというところについては、少し注意が必要と考えております。
既に予約をしている宿泊施設に直接問い合わせるのが一番手っ取り早いということでしょうか。
今日の段階では10月11日から実施ということでご案内をさせていただいておりますが、実は、国のほうからは今週の月曜日に発表された概要レベルの内容までしか示されておらず、細かい取扱いの部分がまだ示されておりません。細かい取扱いの部分は近日中に示されるというふうに伺っておりますので、それを受けまして私どもも細かい取扱いの部分、例えば、ここで休日というような表現をしておりますけれども、休日が何曜日なのか、あるいは上限の泊数があるのかといったようなところを報道機関の皆様を通して県民の方々にもお示しをしたいと考えております。詳細については、また改めてお知らせさせていただければと思います。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時35分(35分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年9月6日 記者会見
会見内容
- 台風第11号による被害状況について
- 新型コロナウイルス感染症について
- 西九州新幹線開業イベントにおけるブルーインパルスの展示飛行について
- 特定複合施設(IR)について(1)
- 秋の全国交通安全運動の実施について
- 特定複合施設(IR)について(2)
- 石木ダム建設事業について
- 安倍元首相の国葬への対応について(1)
- 九州新幹線西九州ルートについて
- 安倍元首相の国葬への対応について(2)
- 2月に行われた知事選挙について
- NPT(核不拡散条約)再検討会議について(1)
- 特定複合施設(IR)について(3)
- 安倍元首相の国葬への対応について(3)
- NPT(核不拡散条約)再検討会議について(2)
- 長崎の被爆体験者救済について
台風第11号による被害状況について
ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
皆様、こんにちは。本日は、お忙しい中をお時間いただきましてありがとうございます。
冒頭に、私から、本日は全部で5件、お話をさせていただきたいと思います。
まず、初めに台風第11号による被害状況について、お話をさせていただきます。
大型で強い台風第11号は、五島や壱岐、対馬、県北地域などを暴風域に巻き込みながら通過をして、県内各地域に被害をもたらしています。負傷され、また、被害を受けられた県民の皆様方に、まず初めに、心からお見舞いを申し上げます。
今回の台風対策に当たっては、長崎地方気象台、国土交通省九州地方整備局からリエゾンを派遣していただいております。お力添えを賜りましたことに心から感謝を申し上げます。また、報道機関の皆様におかれましては、台風接近に関しまして、事前の対策や避難の重要性などについて丁寧に報道していただきまして、重ねてお礼を申し上げる次第でございます。
また、県民の皆様におかれましては、暴風に対する事前の備えや、自らの命を守る行動を実践していただいたこと、これによって被害が最小限に抑えられたのではないかと考えております。皆様のご協力についても感謝を申し上げます。
被害の状況でございますけれども、本日9月6日12時現在で把握をしたところによりますと、人的被害につきましては、五島市在住の80代の女性が、強風にあおられて転倒し、軽傷を負われた1件でございました。
また、12時現在、平戸市や松浦市など県内10の市町で約1万戸の停電が続いております。関係機関において、早期復旧に取り組んでいただいているところでございます。
現時点において、農林水産業等の個別の被害状況は把握できておりませんけれども、生活インフラ等を含めて被害が確認されたものから、関係機関と連携をして復旧・復興に努めてまいりたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症について
2件目、新型コロナウイルス感染症についてでございます。新型コロナウイルス感染症につきまして、ご報告でございます。
9月1日の記者会見で、「医療機関及び保健所の負担軽減」について、本県の対応を説明させていただきましたけれども、その後の経過につきまして、既に報道等でご存じの内容もあるかもしれませんが、改めてご報告をさせていただきたいと思います。
まず、ご自身で検査をするための仕組みとして、「Web申し込みによる抗原検査キットのご自宅へのお届け」と、陽性が確認された場合に、その旨をご連絡いただく「陽性者判断センター」の開設につきましては、当初の予定どおり9月2日から運用を開始しております。
昨日9月5日までの実績を申し上げますと、まず、抗原検査キット配付センターでは、運用開始から4日間で2,673件の申し込みをいただきました。
また、陽性者判断センターにつきましては、同じく4日間で412件の連絡をいただき、そのうちの約7割となる293件の陽性を判断したところでございます。
これらの運用によって、医療機関を受診することなく、陽性を確定することができるようになることから、患者の皆様のご負担の軽減と、医療機関における検査や受診の集中緩和にもつながりますので、症状が軽く、また重症化リスクがない方は、ぜひご活用いただければと思います。
続きまして、感染者の全数把握の見直しに関して、現状をご報告させていただきます。
去る9月2日、新型コロナウイルス感染症の緊急避難措置、発生届けの対象者の限定の適用を受けるため、厚生労働大臣宛てに発生届けの限定に係る届出を行っております。
厚生労働大臣による告示は、届出後3営業日以降と伺っておりますので、早くとも明日9月7日以降の告示、その後、国が示す一定の周知期間を経て、適用となる見込みでございます。
医療機関の負担軽減を図る観点からも、告示後の速やかな対応に向けて万全を期してまいりたいと考えております。
最後に、新たな感染者につきましては、県民の皆様方のご協力もあって、8月下旬以降は減少傾向で推移をしております。しかしながら、病床使用率は、依然として50%を超えており、医療機関によっては現在も厳しい状況が続いております。
県民の皆様におかれましては、引き続き、会話時のマスク着用や三密の回避、こまめな換気など基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いをいたしますとともに、ワクチン接種につきましても引き続きご協力をお願いいたします。
西九州新幹線開業イベントにおけるブルーインパルスの展示飛行について
3件目になります。ブルーインパルスの展示飛行についてでございます。
9月23日、西九州新幹線開業日に、航空自衛隊第4航空団第11飛行隊、いわゆるブルーインパルスによる展示飛行が決定をしております。航空自衛隊から情報をいただきましたので、本日、皆様にもご報告をさせていただきます。
ブルーインパルスは、あらかじめ宮城県の航空自衛隊松島基地から福岡県の築城基地へ移動し、開業当日は築城基地からの出発となる予定となっております。13時30分から長崎駅周辺上空を中心として飛行することとなります。上空では、約10通りの展示科目が予定されていると伺っております。場所としまして、見晴らしのよい水辺の森公園や、長崎駅東口のイベント広場においては、自衛隊による実況放送も行うこととなっておりますので、こちらの会場でお楽しみいただけるのではないかと考えております。また、開業日前日に予行練習を行うこととお聞きしておりますので、2度、ご覧いただくチャンスもあるかと思います。そのほか、飛行ルートや展示飛行の演目等、詳細については、まだ検討をなされていると伺っています。
新幹線開業に彩を添えて、より一層、盛り上がりに期待をしているところでございますので、県民の皆様も、どうぞお楽しみいただくことをご検討いただければと思います。
特定複合施設(IR)について(1)
そして4つ目になりますが、IRの区域整備の推進ということで、資金の調達について、情報を開示すること、大変お時間を要して、皆様にもご不安を与えてしまったかと思います。IR区域整備に要する資金の調達に関して、関係企業の開示について、IR事業者を通じて関係先と調整を行っておりましたけれども、このたび、その調整が整ったクレディ・スイスグループとアメリカのキャンター・フィッツジェラルド証券株式会社を、関係企業として公表させていただきます。両社は、既に公表しているCBRE社と共同で、九州・長崎IRの資金調達に参画をいただいております。今後も、出資・融資に関わる企業については、事業者間の協議が整い次第、速やかに公表していきたいと思います。
秋の全国交通安全運動の実施について
そして最後、5つ目になりますけれども、令和4年秋の全国交通安全運動についてお話をさせていただければと思います。
この運動は、9月21日水曜日から30日の金曜日までの10日間実施される予定となっています。県内における交通事故の発生状況は、おおむね減少傾向にはありますが、死者数は昨年同期と同じく、既に17人の尊い命が失われております。中でも高齢者の占める割合が7割以上を占めるほか、歩行者関連が過半数を占めている状況でございます。
そこで、今回のこの運動の県としてのスローガンは「手を上げて 運転手さんに ごあいさつ」とさせていただき、「子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保」を推進したいと思います。このほかにも、「夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶」や「自転車の交通ルール遵守の徹底」も進めてまいります。本運動期間中、県を挙げて悲惨な交通事故を1件でも減らせるように、各種交通事故防止活動を展開していくこととしております。
県民の皆様におかれましては、ご自身で事故を起こさないよう、また、事故に遭わないように、この際に認識を新たにしていただきまして、ご協力をいただければと思います。
以上、私のほうから、冒頭に5つの件についてお話をさせていただきました。以降は質疑応答とさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
特定複合施設(IR)について(2)
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
今説明されたIRの件についてお尋ねします。今説明された2社は、どういう関わり方をされるのか、金額面ではどのくらいになるのか教えてください。
既にご報告をさせていただいているCBRE社と共同で出資・融資に協力いただくということです。その具体的な内容につきましては、まだ公開する状況ではございません。了承はいただいていないということですので、現時点ではお示しすることはできません。
分かりました。
石木ダム建設事業について
石木ダムについてお尋ねします。明日9月7日に、反対住民の方々と面会されます。前回の面会で住民側から出た質問に回答されるということですが、具体的にどのような話をされるのでしょうか。
ちょっと幅が広いですけれども、まず、前回8月10日の面会の際にいただいたご意見、ご質問等にしっかりお答えをさせていただくということと、追加でお話をされることもあろうかと思いますので、お話を伺うということになろうかと思います。
県側から何か提案される予定はありますか。
具体的に提案を予定していることはありませんけれども、話し合いをまずしっかりと続けていくこと、ご理解をいただきたいということは重ねて申し上げていきたいと思います。
安倍元首相の国葬への対応について(1)
最後に安倍元首相の国葬についてお尋ねします。知事個人として国葬への参列や、弔意を示す予定はありますでしょうか。
お声かけいただければ、私としては参加しようと思っています。
今の時点で、案内はきていないということですか。
そうですね、未着でございます。
仮の話で大変恐縮ですが、参加される場合は、公費で出張されることになるのでしょうか。
お声かけをいただいて参加するということは公務だと考えますので、それは公費での参加になると考えます。
県の対応について、前回の定例会見の時に、国の要望に倣うと言われていました。対応の変更はないのでしょうか。
一応、国の方針をしっかり伺った上で検討はしたいと思います。
九州新幹線西九州ルートについて
九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。先月8月29日に、佐賀県の山口知事が、九州新幹線西九州ルートの与党PTの森山委員長と非公式で会談をしました。整備方式が決まっていない新鳥栖〜武雄温泉間について、議論の行方が今後注目される中、長崎県として今回の動きを一定の前進として捉えているのか考えを聞かせてください。
そして、改めて長崎県として、今後、佐賀県とどのように向き合っていくのか、新たに長崎県から佐賀県への働きかけなどを行っていく考えはあるのかお聞かせください。
まず受け止めということですけれども、これまでも申し上げてきたとおり、佐賀県のご理解を得るということは、フル規格で全線開通を実現する上でも非常に重要なことだと思います。
その中で、与党PTの森山委員長と佐賀県知事がお会いになられたということは、非常に良いことだと前向きに受け止めております。そういった対話を重ねて、課題の整理や、どういった形で実現をしていくのかということを見出していけるのではないかと思いますので、お会いになられたことについては前向きに捉えたいと思います。
長崎県として、どう連携をしていくか、どう働きかけを行っていくかということについては、今、幅広い協議が国と佐賀県で行われていますけれども、そういった話し合いの中で、県としては、当事者の一人として一緒に知恵を絞る、知恵を出すというところなのだろうと思います。
もう一つは、意思疎通の部分で、1対1でお話をされるということもあろうかと思いますし、当事者の一人として、別のチャンネルとしてお話をするということもあろうかと思います。
長崎県としては、佐賀県の経緯も含めて共有をしている当事者の一人ですので、そこも踏まえてしっかりと、佐賀県の問題意識・課題を一緒に整理をし、その課題の解決に向けて、これは西九州地域だけではなく九州全体、ひいては関西方面も含めてですけれども、そういったところに波及するものだと思いますので、そういったメリットを享受できるような形というのを目指していくということが我々の取り組むべき方向性かなと考えております。
ありがとうございます。
安倍元首相の国葬への対応について(2)
それでは、各社の皆さんからご質問をお願いいたします。
国葬について、追加でお伺いします。知事も招待されれば知事として公務として公費で参加するということですが、葬儀当日は、政府は各省庁に対して、黙祷や弔旗を掲揚するということにしています。県や教育委員会において、葬儀当日、何かしらの弔意表明をするご予定はありますでしょうか。
これについては、地方自治体に対して協力を求めるわけではないという方針は示されているかと承知しております。その内容については、まだ、国から通知等が届いていない状況でございます。その通知等を踏まえて、しっかり検討していきたいと思います。今の時点で何かするということがあるわけではありません。
政府から何かしらのものが届いた時点で、また検討するということでしょうか。
それはしっかりと見た上で検討したいと思います。
2月に行われた知事選挙について
知事選に関する告発についてお伺いします。
前回の会見で選挙コンサルタント会社に依頼したオートコール業務について質問しました。知事は、業務がどのように実施されたのかについては承知していないと説明され、その後、後援会事務所から選挙コンサルタント会社に確認した内容が発表されました。ご対応いただきありがとうございました。
それを踏まえてお尋ねします。今回、選挙コンサルタント会社が業務を再委託した可能性もあるということでした。再委託した可能性があるのであれば、委託先の領収書が添付されるべきではないかと思いますが、知事はどのように思われているのでしょうか。もし、再委託したのであれば、領収書が必要なのではないかと思いますがいかがでしょうか。
そのオートコールの業務については、ジャッグジャパンに一任をしておりまして、依頼した分の業務はきちんと、行っていただいたという認識でございます。
ジャッグジャパンにおける業務の実施に当たって、仮に再委託されたとしても、当方がお願いした業務についてはきちんとしていただいている以上、現時点において再委託先の領収書まで確認する考えは、持ち合わせておりません。
なお、再委託先の領収書を添付されるべきということですけれども、公職選挙法においては、選挙運動に関する収入及び支出の報告に当たって、支出を受けた者から領収書を徴収して、その写しを添付する必要がありますが、再委託先の領収書までを添付することは求められていないと認識しています。
ありがとうございます。再委託先の領収書を確認するつもりはないということですけれども、今回、告発人が問題だと指摘しているのが、この402万円についてです。今回のケースは再委託したことさえ確認すれば、選挙運動の報酬であるということは否定される可能性もあると告発人も述べています。知事が再委託したかどうかを確認すれば、問題点も払拭できるのではないかと思うのですけれども、この点はどうでしょうか。
ご指摘を受けてから、後援会事務所を通じて、ジャッグジャパンに再委託の有無について確認をしたところ、先方からは事業に関わる話であることから個別の実施の方法・詳細の公表は差し控えるという説明を受けています。
ジャッグジャパンへの業務依頼に当たって、具体的な実施方法は一任をしておりますので、依頼した業務についてきちんと対応していただいているという状況を踏まえて、これ以上の確認は予定しておりません。
その402万円について、知事は「オートコールなどの通信費」と述べています。「オートコールなど」の「など」はどういった内訳があるのか、ご存じでしょうか。
ショートメールサービスの送信費用と伺っております。
オートコールとは別に、ショートメールで有権者へのメッセージを送ったということでしょうか。
はい、ショートメールの送信費用と伺っています。
それが全てになるという理解でいいのでしょうか。
それは含まれると聞いています。
では、「など」はオートコールと、ショートメールということですね。
ショートメール、はい、SMSですね。
分かりました。選挙コンサルタント会社との契約期間を把握していれば教えてください。
契約期間だけではないですけれども、その具体的な内容については、私の選挙の対応に関わることですので、ここでの回答は差し控えたいと思います。
ありがとうござました。
NPT(核不拡散条約)再検討会議について(1)
NPT再検討会議についてお尋ねします。今回、会議が決裂に終わりましたが、そのことについての受け止めを改めて教えていただきたいというのと、今回、ロシアのウクライナ侵攻による核使用の脅威が高まる中での決裂ということになったということに関しても、どのように受け止めていらっしゃるかお聞かせください。
まず、採択されずに終わったことについて、今回の会議には長崎県の知事として初めて参加をさせていただいたこと、核軍縮の進展に向けた機運の醸成等を図るためにサイドイベント等も開催をいたしました。それに加えて、閉会直前には、最終文書の採択を願って、締約国宛てに広島県知事と連名で緊急メッセージも発出する等、様々な取組もしておりましたので、被爆県の知事として懸命に取り組んだというところはあるのですけれども、こうした思いが最終文書の採択につながらなかったということにつきましては、やはり残念だと思っております。
ロシア等の核兵器の使用の脅威が高まる中で決裂となったことについての受け止めということですけれども、先ほどから申し上げているとおり、今回の再検討会議というところについては、核軍縮に向けた取組が進展をし、核使用のリスク軽減につながる動きが出てくることを期待しておりましたので、非常に残念だと思います。
これからの行動というところになるかもしれませんけれども、やはりこの核使用のリスクを低減していくには、これまで以上に国際社会が協調する必要があると思います。それをするために、対話と行動を積み重ねていくということが重要になろうかと思います。そのために、まず、核兵器は決して使用してはいけないということについて関係国が共有することは、極めて大切だと思います。
被爆地の知事としては、あらゆる機会を捉えて、各国政府に被爆地を訪問して被爆の実相に触れていただくよう働きかけながら、併せて各国政府を動かす市民社会の世論を喚起するために、広島県やNGOと連携した平和発信の取組についても引き続き取り組んでいきたいと思います。
核兵器禁止条約の締約国会議や、今回のNPT再検討会議の場で活躍する若者の姿ということについては、事前に行く前にも表敬を受けまして、非常に力強さを感じたところでございます。こうした次代を担う人材の育成にも、県としてはしっかりと取り組んでいかなければいけないと考えています。
その中で、先般、岸田総理がNPTでもお話はされていましたけれども、「ヒロシマ・アクション・プラン」では、各国の若者を被爆地に招いて、核軍縮・不拡散に取り組むリーダーを育てるとされておりますので、これについても被爆地としてできる限り協力をして、国境を越えたさらなる広がりの場としていきたいと思います。
ありがとうございます。今回、知事が初めてNPTの現地に行かれたということの意義についてお尋ねします。NPTの結果を受けて、今回行った意義、意味はどういったものだったのか、どう受け止めていらっしゃるかお伺いしてもよろしいでしょうか。
今回の会議というのは、非常に難しい状況の中での開催になったと思います。そのような中で、開催前から採択というのは非常に難しいのではないかという評価も目にはしておりましたけれども、締約国の各国の方々は、最後の最後まで努力をされていたのだろうと感じています。まずそこに向けて、合意に向けて懸命な努力をされたということについては敬意を表したいと思います。
しかし、これからが大切なのだろうと思います。そういった意味では、今回、被爆県として会議に参加をして、核廃絶への思いを同じくする関係者と連携をして、サイドイベントの開催や、国際社会に共同でコメントを発信したことは非常に意義があるものであったと考えています。
そして、こうした被爆地の思いを発信する取組を通じて、国際社会の機運の醸成といったところに一定の貢献ができたのではないかと思います。
今回広島県と連携して取り組ませていただきましたけれども、世界に2つしかない被爆地ですけれども、そういった特殊な場所というところの知事として、世界の核軍縮においては特に特別な役割があるのではないかと思います。NPTでは、今回は採択には至りませんでしたけれども、NPT強化のために作業部会の設置などが示されたこともありますし、こうした動きを止めずに、さらに前に進めていけるよう長崎県としても取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
特定複合施設(IR)について(3)
冒頭で公表なさったIRの金融機関との関連について、お尋ねします。
まず、クレディ・スイスと、キャンター・フィッツジェラルドとおっしゃいました。この2社ということでよろしいですか。
はい。
クレディ・スイスは、日本ではクレディ・スイス証券という窓口があって、キャンター・フィッツジェラルドはキャンター・フィッツジェラルド証券というのがありますけれども、この2社が出資をするのか融資をするのか、それについてはどこまで開示できるのでしょうか。
先ほどお話したCBRE社と共同で出資と融資、双方の資金調達に関与をするという状況です。
資金調達に関与する予定だということですね。
はい。
先週の金曜日に観光関連の県議会の特別委員会がありました。小林県議会議員からコミットメントレターはあるのかないのかという話の質問の中で、クレディ・スイスについては県側から言及があったようです。これはクレディ・スイスからコミットメントレターを受け取ったという理解でいいのでしょうか。
はい、コミットメントレターは、私も確認をしております。
キャンターのほうはいかがでしょうか。
キャンターも見ています。
コミットメントレターの中身について、金額や、それは融資なのか出資なのか、あるいはどの程度法的な責任を持つものか、開示できるものがあれば教えていただきたいのですけれども。
現時点では、その内容については、開示はできないという状況です。
分かりました。最後に、今回発表された2つの会社の日本法人のホームページを見ましたけれども、特にニュースリリースとか出ていませんでした。2社と話し合った上で、何らかの形で県と両社が発表するような予定はあるのでしょうか。
現時点では、ありません。
以上です。ありがとうございました。
安倍元首相の国葬への対応について(3)
安倍元首相の国葬についてお尋ねします。先ほど案内が届けば参列するということでした。国葬をめぐっては連日新聞報道もされていますけれども、世論を二分するような状況になっています。世論を二分する状況の中で、県のトップである知事が参列する方針ということの理由はどういうところにあるのでしょうか。
長崎県としても非常にお力添えいただいている関係性もございますし、国の方針ということもございますので、そこはしっかりと県としての対応をするべきと判断をします。
「お力添え」というのは、安倍元首相から長崎県の施策などについてお力添えをいただいたということでしょうか。
はい、それもございます。
政府は、地方自治体や教育委員会などについては、弔意表明の協力を求めないという方針を示しています。現時点で、県がどのように対応するのか決めてないということですが、地方自治体や教育委員会に弔意表明の協力を求めてないけれども、県としては何らかの形で弔意表明をする可能性があるということでしょうか。
はい、可能性があるかという質問については、出てきたところをしっかり確認した上で検討したいということです。
「出てきた」ところというのは、何が出てきたということでしょうか。
国からの方針です。
国の方針としては、協力は求めないという方針を政府は示していますよね。
その具体的な内容が、まだ届いていないという状況です。
具体的な内容というのは何が届くのでしょうか。
前回で申し上げますと、閣議決定の後に各省庁から、県で言うと総務省から各自治体に対してこういうことをしてほしいということの通知がきています。今回、その方針の決定というのが、地方自治体に協力を求めないという方針を立てたというのは聞いているのですけれども、それがどういう形で担保されていくのか。求めないという文書がくることは考えにくいのですけれども、不確定要素がありますのでということになります。現時点の材料だけを考えると、協力依頼をしていくということは考えておりませんけれども、今後、国からの具体的なアクションが明らかになれば、そのような可能性はまだ残っているということです。
可能性は残っているということですね。分かりました。
例えば、半旗の掲揚や、職員が黙祷することだと思うのですけれども、よく言われているのが、公務員であっても内心の自由があると思います。黙祷を求めたりすることで内心の自由が侵されることもあるかと思いますが、知事はどうお考えでしょうか。
強要するという形にはすべきではないと考えています。
強要、強制。
今、一律に求めるという形で強要すべきではないのではないかと思います。
分かりました。以上です。
NPT(核不拡散条約)再検討会議について(2)
NPTについてお尋ねします。国が広島、長崎訪問を通じた核の実相の理解促進のために国連に基金1,000万ドルを拠出し、若者の軍縮教育を促進するというお話がありました。その件で具体的なことが何も示されていません。その点、県が何か聞いていらっしゃることがありますでしょうか。
また、そこに関わっていきたいというお話でしたけれども、どのようなプランで関わっていきたいと思っていらっしゃるのかというところをお聞きしたいです。
前者については何も聞いません。
どういった形で関わっていくかということについては、その内容によりけりかと思いますけれども、示された内容の中では、次世代のリーダーを育てるために現地に派遣をするという内容もありました。それについて、もし長崎にということであれは、ぜひ受け入れたいと考えますし、我々県としてできることがあれば、可能な範囲でやりたいというのが今の状況です。
こちらから何か提案していくことは、今のところないのでしょうか。
もし、提案の余地があれば、それは検討したいと思います。
分かりました。
長崎の被爆体験者救済について
長崎の被爆体験者救済についてお尋ねします。8月9日に岸田総理が「がん」の一部を追加することを至急検討するということでした。その件について、厚生労働省から県にはどのような説明があって、今どのようになっているのか、また、県として救済に向けてどのような動きをされていくのかというところをお願いいたします。
ちょっと状況が分からないですね。担当部局から状況についてご報告させます。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時50分(50分間)
【臨時記者会見】
会見内容
令和4年9月1日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症に関する医療機関及び保健所の負担軽減について
それでは、会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症については、お盆明けに過去最多となる4,500人を超える新規感染者数が確認されたところでございますけれども、その後は徐々に減少に転じている状況でございます。
また、病床使用率につきましては60%前後で推移をしておりまして、依然として高い傾向にあるという状況でございます。
この間、県民の皆様方におかれましては、日々、感染防止対策に取り組んでいただき、まずもって感謝を申し上げます。引き続き、基本的な感染防止対策の徹底、ワクチン接種へのご協力をよろしくお願いいたします。
また、医療従事者の皆様におかれましては、大変厳しい状況の中で、県民の命と健康を守るため、懸命のご努力をいただいておりますことに心から敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。
本日は、2点についてお話をさせていただきます。まず1つ目は、明日9月2日から前倒しで実施をします有症状者に対する抗原検査キットの配付についてでございます。もう一つにつきましては、国の方針の見直しに伴う全数把握の方針の見直しというところについてお話をさせていただければと思います。
その内容に入る前に、まずオミクロン株についての県の考え方についてお話をさせていただきたいと思います。(資料P1)
オミクロン株は、大変感染力が強く発症間隔が短いため、接触者に連絡した時点では既に発症していることも多く、全ての方に対する基本的な感染防止対策の徹底が何よりも重要だと考えています。
関係者のご尽力によって、これまで感染者の全数把握に努めてきましたが、感染者の急増に伴い、全てに対する感染症の発生動向把握及びその分析による対策は非常に難しくなっている状況でございます。
感染拡大に伴って外来医療が逼迫している状況にあること、また軽症者がほとんどを占めている中、医療を重症化リスクのある方に重点化をし、県民の命と健康を守ることがまず大切だと考えております。
そのような中、明日から運用を前倒しして開始しますけれども、発熱等の有症状者が医療機関での診断を行うことなく、自己検査等で陽性を確定できるようにする取組を始めます。(資料P2)
取組の対象者は、重症化リスクの低い、小学3年生以下を除く64歳以下の方にさせていただきたいと思います。
具体的に、1点目。抗原検査キットの自宅への郵送配付を始めます。到着まで1日から2日程度を要しますけれども、県民の皆様方の利便性を高めるため、希望する有症状者に対して抗原検査キットを配送させていただきます。これについては後ほど詳細をご説明させていただきますけれども、これによって、医療機関における検査や受診の集中緩和にもつながることが期待されます。
それに伴い、「陽性者判断センター」を開設いたします。これまで「陽性者登録センター」という名前でお話をさせていただいておりましたが、今回、「陽性者判断センター」と改めたいと思いますので、どうぞご承知おきをいただければと思います。これは、抗原検査キットによって自己検査や無料検査所での検査の結果、陽性であった場合、ご自身で陽性者判断センターに連絡することで、医療機関を受診することなく速やかな療養が可能になることになります。
今までは、自己購入された検査キットや、無料検査で陽性が出た場合、診療・検査医療機関を受診し、保健所に報告が上がるという流れでした。今後は、自己購入された検査キットも使えますけれども、それに加え、検査キットの自宅配送が新たに設けられます。これで陽性になった場合、陽性者判断センターにご連絡をしていただくことで、陽性の確定ができるという流れになります。
2点目になります。(資料P3)これは今後、国への届出が必要になりますので、すぐに開始というわけではございませんけれども、今般、新型コロナウイルス感染症の全数把握について国から見直しの方針が示されたところでございます。それを踏まえ、新型コロナウイルス感染症に係る医療機関からの発生届を高齢者やコロナ治療薬の投与者等に限定をすることといたします。
なお、これはあくまで暫定的な対応になりますので、あらかじめご承知おきください。報道等によりますと、9月中旬頃に、国から一律に方針を示すということが言われております。それによっては、内容が見直しになる可能性もあるということでございます。
内容について1つ目。発生届の対象者を限定することになります。
医療の逼迫状況を踏まえ、医療機関において入力に時間を要していた全感染者数の届出を、今後は「65歳以上の方」、「入院を要する方」、「重症化リスクのある方」、「妊婦の方」に限定いたします。これによって医療機関の負担が軽減され、重症化に対する診療に、より専念できることが期待されます。
また、その他の方につきましては、医療機関、先ほどお話した陽性者判断センターから、総数と年代のみ保健所への報告となります。
なお、自宅療養に関するお困り事や、宿泊療養を希望される場合には、この後詳細にお話ししますけれども、健康観察センターにご相談いただければ対応可能となりますので、ご承知おきください。
2つ目、市町ごとの感染者集計が見直されることになります。今後は、県全体における年代ごとの感染者数についてはこれまでどおり毎日公表されることになります。ただ、発生届の対象者を限定するため、市町ごとの公表数については、現在「全感染者数」が公表されておりますけれども、「発生届が提出された患者数」に変更になりますので、あらかじめご承知おきいただければと思います。
この後、発熱症状者等の診療・検査のフローなどについて、担当部長からご説明をさせていただきます。
福祉保健部長の寺原でございます。4ページ以降をご説明させていただきます。
4ページのフローに関しましては、明日から始まりますキットの郵送と陽性者判断センターの開設・運営に伴う診療・検査のフローでございます。
まず、発熱等有症状の方にご確認いただきたいのは、ご自分が「65歳以上、また小学3年生以下かどうか」、「重症化リスクがあるかどうか」、「妊婦さんであるかどうか」、「症状がきつく、医療機関に診察を受けたいかどうか」の確認をいただきたいと思います。このいずれかに当てはまる方に関しては、これまでどおり、診療・検査医療機関を受診いただきたいと思います。診療・検査医療機関の受診スキームはこれまでどおりで、かかりつけの医療機関がある場合には、かかりつけ医に行っていただく、かかりつけがない場合に関して、パソコン、スマートフォンを持っている方は、県の検索マップで近くの医療機関、発熱外来をご検索いただく、ない方に関しては受診相談センターにお電話いただくという形になります。
一方で、右側のフローでございますが、今申し上げた項目に当てはまらない方に関しては、まず「パソコン、スマホを持っているか」、「解熱鎮痛剤を用意できるかどうか」という確認をいただきたいと思います。この解熱鎮痛剤でございますが、今、医療機関においては出荷制限が一部かかっておりますので厳しい状況の医療機関もありますが、一方で、市販薬の解熱鎮痛剤に関しては、十分に在庫もありますので、ぜひ市販の解熱鎮痛剤を事前に、今のうちにご購入いただきたいと思います。
スマホを持っている、解熱鎮痛剤を持っている方に関しては、抗原検査キットを持っているかどうか確認いただく。事前にご購入いただいている方もいると思いますし、昨日からはネットの販売も始まっております。そこでご確認いただきたいのは、一般診断用の医療用のキットであるのか、あるいは研究用というものも一部出回っております。行政からは、研究用の方は販売しないようにとは言っていますが、販売は止められないものでございます。研究用の検査キットで検査をすることは推奨しておりませんので、そこはお気をつけいただければと思います。
多くの方がキットを持っていらっしゃらないと思いますので、持っていない方に関しては、WEBで検査キットをお申し込みいただきますと、自宅に1〜2日のうちに郵送で届くというものでございます。ご自分で検査をしていただきますので、対象者は、先ほど知事が申し上げたとおり、小学4年生から64歳までの方でございます。
自分で検査をしていただき、完全に陰性という方に関しては、これは陽性者判断センターにご連絡いただく必要はありません。ただし、陰性であってもコロナにかかっていないという保証はありませんので、しっかり自宅療養を続けていただくという形になります。
陽性の方、あるいは線がよくわからず陽性か陰性か悩む方に関しては、陽性者判断センターにご連絡いただければ、しっかり判断をするということでございます。
右側のスキームの方に関しても、いわゆる65歳以上また小学3年生以下等に当てはまらない方に関しても、医療機関に行ってはいけないということでは決してありません。医療機関の受診を止めるものではありませんが、発熱外来が逼迫をしておりますので、軽症者の方等に関しては、ぜひこのキットの使用を考えていただきたいと思います。
5ページになりますが、こちらは発生届の限定についてでございます。先ほど知事から話がありましたとおり、明日、国に届出を行いますので、その後、おおむね3営業日以降に国から告示が発出されるという形になります。ただ、事務連絡にも出ておりますが、国がおおむね3営業日後に告示を出しても、その日から適用になるということではなく、その告示に適用日が書かれるということで、適用日に関しては、今のところ不明、これは国が決めるものということでございます。
左側の図になりますけれども、今後引き続き、HER-SYSでの発生届を保健所に提出いただく方の対象者としては「65歳以上の方」、「入院を要する方」、「重症化リスクがあり、かつコロナ治療薬の投与が必要な方」、「重症化リスクがあり、かつ酸素投与が必要な方」、「妊婦さん」に関しては引き続き医療機関を受診いただいて、医療機関から発生届を保健所に提出をいただきます。ですが、重症化リスクがある方全員ではなく、重症化リスクがあり、かつコロナ治療薬の投与が必要か、酸素投与が必要な方になります。これはコロナ治療薬ですので、解熱剤等は適用にはならないという状況でございます。
医療機関に行かれて、今申し上げた方以外に関しては、発生届は提出がなくなりますので、医療機関から年代別の陽性者の人数を保健所に報告してもらうという形になります。
もう一つの自主検査で陽性となった方に関しては、陽性者判断センターに連絡いただいて、そこで陽性者かどうかの判断をいたします。陽性者判断センターから県に年代と人数別の陽性者を出していただきます。県としては、毎日、年代と人数別を集計しまして公表するという状況でございます。
中ほどにある健康観察センターについては、次のページでご説明をいたします。
また、先ほど知事から話がありましたとおり、「陽性者判断センター」ですが、明日から準備をしておりますチラシには「陽性者登録センター」となっています。「登録」という言葉が発生届等と困惑するということで、この「登録」の名前を変え「判断センター」とさせていただきますが、当分の間、チラシには「登録」と入っていることをご理解をしていただければと思います。大変申し訳ございません。
次に、6ページが見直し後の健康観察についてでございます。健康観察については、真ん中に書いておりますが、これまでと仕組みは基本的に変わりません。これまでが上段、今後は下段になりますが、まずこれまででございますが、発熱の患者さんは皆さん医療機関を受診されています。全員の方をHER-SYSへの入力を医療機関でして、保健所に発生届を出します。保健所において症状で振り分けをし、重症化リスクが非常に高い方は保健所が毎日健康観察をしています。それ以外の重症化リスクの低い方に関しては健康観察センターが健康観察を行いますが、毎日、健康観察しているわけではなく、自宅療養者が何らかの不安を覚えた時等に自ら健康観察センターにご連絡をいただいています。これは現在もこういうスキームになります。今後でございますが、医療機関を受診した方でHER-SYSの入力対象外の方は、必然的に重症化リスクが低い方になります。発生届を出した方は、保健所において、先ほどと同様で、症状等で振り分けをしまして、重症化リスクの高い方、重症化リスクの低い方に振り分けをします。
今回から、明日から始まる検査キットに関しては、陽性者判断センターにいきますが、陽性者判断センターから、重症化リスクの低い方は、健康観察センターにご案内をするという形になります。ただ、この陽性者判断センターが始まるのが明日からでございますが、この発生届の限定が、早くても1週間後以降でございますので、その間に関しては、陽性者判断センターの方もHER-SYSの入力が必要になりますので、保健所にいきますから、今ご説明しているのは、あくまでもこの発生届の限定後の話になります。
真ん中のところをもう一度見ていただきますと、重症化リスクの低い方が自らご連絡をいただくというスキームはこれまでどおりでございます。
健康観察センターでは、看護師が電話相談や症状悪化時の助言等を行っております。現在、この重症化リスクの低い方で、自ら健康観察センターに連絡いただく方の電話が、佐世保市と長崎市を除いた県立の健康観察センターにおいてですが、大体一日当たり50~60件の、お電話があります。ただ、多くが自宅療養等の留意事項や不安の声であり、症状の相談、医療機関につなぐ必要性があるかもしれないという相談は一日数件という状況でございますが、ここもしっかり強化をしていくという状況でございます。
次の7ページが、発生届がない感染者に対する自宅療養や宿泊療養の対応でございます。真ん中の健康観察センターのところが、自宅療養者からの連絡先、ワンストップ窓口の連絡先になります。今申し上げた、症状悪化時の相談をしていただく。それから、宿泊療養施設の入所を希望する方も健康観察センターにお電話いただきまして、健康観察センターから各所管の保健所に連絡をして、宿泊療養の入所の調整をする。食料品も同様でございます。パルスオキシメーターも、ご希望者は健康観察センターに連絡をいただいて、県の感染症対策室から配付の調整をするという状況でございます。
もう一つ今回新しく加わるのは、医療機関の紹介のうちオンライン診療でございます。これまでは、全ての方が最終的には医療機関を受診して診断をされますので、健康観察センターにお電話をいただいた時には、基本的には診断をいただいた医療機関を受診するようにお伝えをしておりますが、今後は、自主検査で陽性者判断センターを通過する方に関しては医療機関を受診しない方になりますので、その方に関しては基本的にはオンライン診療先をお伝えするという状況になります。ただ、もちろんオンライン診療は難しいという場合には、直接医療機関に行っていただくという状況でございます。
次の8ページが、発生届の限定後の公表内容でございます。つまり早くとも1週間後になるだろうと思いますが、発生届の限定後の公表内容でございます。左側が現在の公表内容でございまして、市町別の発生件数、うち、疑似症患者数というものを出しております。それが右側の今後の公表、これはイメージになりますので、より分かりやすくしようと思いますので、少し変更は出てくるとは思います。
まず、1番の発生状況ですが、県全体の感染者数というものは、これまでどおり出ます。先ほど申し上げたとおり、医療機関から届出をする方以外も含めて毎日、年代別の陽性者数というのは届出をしてもらいますし、陽性者判断センターからも同様に届出をしてもらいますので、県全体の感染者数はこれまでどおり出ます。その内訳としましては、医療機関で診断された感染者数、これには届出する方も含まれるという形です。もう一つは、陽性判断センターでの感染者数になります。
一方で、市町別の発生件数については、これはHER-SYSの届出の方しか市町別には分かりませんので、市町別発生件数は発生届出の対象者のみ、つまり重症化リスクがある、発生届をする方のみという形になります。
もう一つは、左側にありますとおり、検査系統ということで、「新規」「関連」「確認中」というのがあります。この知事記者会見の中でも、感染要因ということで、家庭内感染、あるいは学校、医療関係、福祉関係というものの分析結果をお出ししておりますし、県のセンターでも週に1回、分析結果をお出ししておりますが、それが今後はデータがないということになりますので出なくなるということでございます。
ただ、クラスター対策は、今後も引き続き保健所で対応いたします。現在も、高齢者施設等の高リスク施設に関しては保健所がクラスター対策をしておりますので、それは今後も同様に継続するという状況でございます。
次の9ページが、発生届の限定に対する留意事項でございます。今後、早くとも1週間後になると思いますが、発生届の限定について国から許可が出たとしましても、行動制限自体は変わりません。陽性者に関しては基本10日間、無症状者は基本7日間の自宅待機などの行動制限は変わりません。それから、陽性者の同居家族の方は濃厚接触者になりますので、これも変わらないということで、行動制限等の考え方はこれまでどおりでございます。
また、コロナの公費負担や宿泊療養施設入所などの制限もありません。これも、発生届をする方もしない方も同様でございます。先ほど申し上げたとおり、健康観察の仕組みも発生届をする方、しない方、これまでと同様でございます。
最後に事業者の皆様に、先に知事からもお願いをした件でございますが、改めてお願いをいたします。これは医療機関からも強く言われておりますが、療養証明書の提出は求めないでいただきたいと思います。
ただし、民間の保険等で、どうしても必要ということがありますので、それを止めるものではございません。現在は全員HER-SYSに入力してもらっていますので、HER-SYSからご自分で療養証明書を出すことは可能でございますが、今後はそれができなくなりますので、医療機関を受診した方で、どうしても必要という方は医療機関で出していただくしかありません。これは、医師会を中心に医療機関の皆さんにはご説明をいたしまして、ご理解をいただいていますが、今回、医療機関の逼迫を抑えて、より重症化のリスクが高い方に医療を集中することによって県民の命と健康を守るための対策でございますので、療養証明書の発行のために医療機関が逼迫すると大きな問題になりますので、ここはご理解をいただきたいと思います。
一方で、陽性者判断センターを介した方で療養証明書を希望される方については、これは県のほうに申請いただければ発行するという状況でございます。
最後の2ページに関しては、参考でございますので、説明は省略いたします。以上でございます。
それでは、幹事社の方からお願いいたします。
先ほどの全数把握の見直しについて、時期の説明はありましたけれども、具体的にいつから始められるかという目途としてもないという状況でよろしかったのでしょうか。
はい。毎週金曜日に届出という形になるもので、本県は明日、届出を行いますが、その告示が厚生労働省から出るのが3営業日後となっていますので、そのとおり出れば、9月7日あたりに告示が出ると思います。ただ、開始をする適用日はその告示に書かれるということで、何日になるかということは現在は不明という状況でございますが、1週間も2週間も先になるということではないだろうと厚生労働省からは聞いております。
わかりました。
大石知事に改めてお聞きしたいのですけれども、今回、全数把握の見直しに至ったところで、冒頭に説明がありましたけれども、改めて今、県内の現状や、訴えたいことというのをお話しいただいてもよろしいでしょうか。
まず、県内の状況ですけれども、まだ高い新規感染者数が続いています。少し、減少傾向というところが見えているところもありますけれども、これが続くということがわかっているわけではありません。これが再拡大しないように本当にお願いしたいのが、一人一人が改めて感染防止対策を徹底していただくと。また、ワクチンも接種のご協力をいただければと思います。
ありがとうございます。NHKからは以上です。
佐世保市、長崎市も含めた県内全域で一律の取扱いにするという理解でよろしいでしょうか。
はい。そのとおりです。まず、明日からのキットの郵送に関しては、当然県内在住の方が適用になりますので、県全体の適用になります。それから、明日、届出を行う見直し、限定化については、佐世保市、長崎市の中核市長の賛同の下にお出しをするという状況でございます。
国の方針が今月中に出るということですけれども、今回、全数把握の見直しを先行して実施されると理解をしました。今のところ緊急避難的な対応で認められているということですが、これを全数把握に戻す目安というのがありますか。
現時点で、その目安というものは明確にあるわけではありませんけれども、暫定の対応という言い方をしたのは、国の方針について、どういったものが表に出てくるのかまだわからない、見えていないというところでございます。
先ほど、全国知事会でもお話をさせていただきましたけれども、先行して取り組む自治体の取組が混乱しないよう、支承が出ないように、国でもしっかりと検討をいただきたいということは申し上げております。
陽性者判断センターと健康観察センターの体制を教えてください。
陽性者判断センターと健康観察センターはそれぞれ別々の組織になります。仕組みを先に少しご説明させていただきますと、保健所に発生届を出す方に関しては、保健所から自宅療養の留意事項、健康観察センターの連絡先を教えます。陽性者判断センターに介する人に関しては、陽性者判断センターから自宅療養の留意事項とか健康観察センターの連絡先を教えます。現在、健康観察センターは25回線ございまして、この25回線で十分に空きがあるところですが、そこをさらに補強しようという調整をしているところでございます。これはあくまで県立の健康観察センターですが、長崎市、佐世保市も同様に健康観察センターをしていますので、そこを補強いただくようにお願いをしているという状況でございます。
陽性者判断センターは、電話8回線で13人の人員という状況でございます。
発生届の限定の取扱いに変更することによって一番懸念されるのは、発生届を出さないような方への健康観察がしっかりできるのかというところだと思います。今までの陽性者の中で、結果的に亡くなった方で、今回変更後の発生届が不要と判断されるような方が亡くなったことはあるのでしょうか。
7月の初旬以降に、全例確認をいたしましたけれども、まず65歳以上の方が95%以上でございました。残りの方に関しても基礎疾患があって入院する方ですので、7月の初旬以降、全例調べた限りにおいては全員、この発生届の限定後も発生届の対象者になる方でございます。
それでは、各社のほうからお願いいたします。
先ほどの福祉保健部長の話では、9月7日ぐらいに告示がり、そこから1、2週間もかからないということであれば、早ければ来週中にも発生届の限定が始まるという理解でよろしいのでしょうか。
はい。ただ、これは国が決めることなので、正直、何日になるかわかりません。担当から聞いているレベルでは、概ね営業日3日後となっていますので、7日に告示で、それから数日後が考えられると聞いていますので、来週末なのか、再来週なのかというのは今時点では不明でございます。
すみません、しつこいようですが、早ければ来週中にも限定が始まるということでよろしいのでしょうか。
可能性は否定できないと思います。
わかりました。
重症化リスクの低い64歳以下の方で、丸括弧で小学3年生以下を除くとありますが、これは9歳以下の子どもは除きますという理解でよろしいですか。
わかりやすいように小学3年生以下とさせていただいています。逆にいえば、キットを使われる方というのは小学4年生以上とさせていただいています。これは色々な医療機関からご意見を聞いて、様々な意見がありました。あくまでも自己検査でございますので、基本は、親ではなくご自分で検査をしていただく形になります。小学4年生で検査ができるお子さんもいらっしゃれば、難しいお子さんもいらっしゃいます。あくまで、小学4年生以上で、ご自分で検査ができる方がキットの対象になります。ですので、小学3年生以下に関しては医療機関を受診してくださいということでございますが、小学4年生以上に関しても医療機関を受診してはだめということでは全くないということでございます。
わかりました。
配付される抗原検査キットですけれども、有料でしょうか、無料でしょうか。配送料を含めてお願いいたします。
無料でございます。
そうしますと、県民からしてみれば、市販で買うより、こちらにお願いしたほうがいいという話になるのでしょうか。
経済的な面ではそうだと思います。
ただ、1点だけ、有症状者に対して送ることになりますけれども、到着まで1日から2日程度かかりますので、タイムラグは少し生じるかと思います。
抗原検査というのはPCRよりは精度が落ちます。陽性なのに陰性と判断される人も出てくる気もしますがいかがでしょうか。
これは今、医療機関で抗原検査キットを使って検査をしていますので、そういった意味では同じになりますが、当然、PCR検査よりは感度は低い状況でございますので、陰性だからといって必ず感染していないとは言い切れないということでございます。これはしっかりとご説明する必要があると思います。ただ、今、発症前確率といって、症状がある方の多くが、3割4割近くが感染者ですので、有症状者については国もこのキットの使用を認めているという状況でございます。
もう一つは、郵送に1日から2日かかりますけれども、発熱直後の日よりも2日目以降のほうが、感度が高くなりますので、そういった意味では、すぐに検査をするのではなく、届くまで少し待っていただくということでお願いできればと思っています。
発生届の限定の話に戻るんですけれども、3ページに、「高齢者、コロナ治療薬の投与者等」というのは、いわゆる重症化リスクのある人に限定するという理解でいいのでしょうか。
はい。これは医療機関で、重症化リスクが非常に高い方に関しては、抗ウイルス薬ですとか中和抗体薬を使うと思いますから、そういった方ということでございます。
わかりました。
市町ごとの公表数については、全感染者数から発生届が提出された感染者数を公表する。発生届が提出される感染者数は、重症化リスクのある方です。これは市町ごとに全感染者を公表することがシステム上できないということなのでしょうか。
もし医療機関から市町ごとの感染者の情報を上げてもらうということがあればできると思いますが、今回は、医療機関の負担を減らすための見直しでございます。
国から、医療機関は、年代別の感染者数だけは出すようにということで、様式も決められておりまして、それに基づいて行いますので、市町別に関しては発生届けの分しか分からないという形になります。
居住地が分からないということになります。
居住地がデータとして上がってこないということですね。分かりました。
検査キットの申し込みはWEB上でとありますが、県のホームページから入れるのでしょうか。
県のホームページからも入れますし、チラシ等にはQRコードを付けて、分かりやすい形にしようと思っています。
分かりました。
陽性者判断センターに自己検査の結果を確認して入力するとありますが、入力内容についてはどういった内容を入力するのでしょうか。陽性・陰性以外にどういった内容を入力するのでしょうか。
キットを自分で写真を撮っていただき、それを送っていただく。それから、本人確認をするために免許証か保険証。自分の写真が入っていなくても構わないので、免許証や健康保険証等を送っていただくという形になります。そのキットの送られた写真をもとに陽性かどうかを判断するという形です。
携帯電話番号等の連絡先も入力するのでしょうか。
携帯番号は入力をいたします。その携帯番号にショートメール等で自宅療養の留意点と、健康観察センターの連絡先をお伝えするという形になります。
それは7ページにあります、自主検査で陽性になった感染者に対して、陽性者判断センターが「案内」というのが、登録した携帯電話にショートメールで届くということになるのでしょうか。
はい、そのとおりです。
療養証明書の発行についてお尋ねします。必要なもの以外は提出は求めないでくださいとありますが、必ず必要なのはどのような時でしょうか。
まず、お仕事をお休みされるときには、国からも通知を繰り返し出されています。これは知事から申し上げているとおり、企業側に療養証明書を出す必要はありませんので求めないでくださいということでございます。これは必要ないというものになります。一方、民間保険に入っている方で、コロナの自宅療養に関して給付をもらいたいということで療養証明が必要という方もいらっしゃると思いますので、それを止めることは非常に難しいですので、そういった方が対象になると思います。
分かりました。
今後、市町別の発生件数については発生届出の対象者のみ、いわゆる重症化リスクのある人だけに限るということになりますが、この数字自体にはどのような意味合いがあるのでしょうか。これまでは、感染者全員を市町別に公表することで、どの地域で感染者が多く発生しているなど、地域ごとの状況が分かっていました。重症化リスクがある人だけに絞って公表することの意味合いというのはどういうことになるのでしょうか。
これは大きな転換だとは思いますけれども、初めに知事から県の考え方について話があったとおりでございます。感染者数や、感染要因を可能な範囲で分析はしてきましたが、もともとの把握が難しくなったということです。その感染状況や市町の感染状況に応じて個別の対策が難しい状況になったということになりますので、感染者数や、感染要因の状況はもう把握ができなくなります。
一方で、今後守るべきは重症化リスクが高い方でございます。重症化リスクが高い方がどこに入院しているかというものも大事ですが、どこに住所があるかを公表する形になりますが、それによって何か大きく対策が変わるわけではありませんけれども、市町についてもご自分のお住いのところで、どれくらい重症者がいるかということをお知りになりたいと思いますので、可能な範囲で出せるものはお出しをするという考えでございます。
分かりました。
それと最後に知事にちょっとお尋ねします。今、全数把握の見直しは、政府も、医療機関や保健所の負担軽減が目的だと言っています。感染数が少なく、周囲への感染拡大防止を図るという意味で全数把握は必要だと思います。それを考えると、現状では、発生数も膨大になり、濃厚接触者をいちいち特定して、さらなる感染拡大を防止するための隔離をしていないということを考えると、全数把握そのものの意味合いがない。発生動向の把握だけ必要ということを考えれば、インフルエンザのように定点把握だけでいいと思うのですけれども、知事の考えをお聞かせください。
まず、全数把握がもう意味がなくなってしまったというわけでは僕はないと思います。リソースが豊富にあって、それこそ全数把握を、確実に悉皆性をもって、これは各都道府県、各地域で違うと思いますけれども、そういった意味で、全国で悉皆性をもってやれるのであれば、それ以外でも県内でも悉皆性をもってやれるのであれば、それはやることに意義はあると思います。
ただ、今回、それを見直すということは、非常に国でも苦渋の決断だとは思いますけれども、今回の目的としてまずあるのが、医療機関と、保健所の負担を軽減すると。全数把握による負担というところを軽減するということが目的だと思います。
2点目、定点把握でもいいのではないかということですが、それについては僕も一理あると思います。先ほど、届出の数を市町別で見るのにどういった意味がありますかというご質問がありましたけれども、もしかすると定点把握のほうが使い勝手がいいのかもしれません。データの読み方というのが非常に難しいと思いますけれども、定点把握をどういったところでやるかにもよるかとも思いますけれども、指定医療機関でコロナ患者が入院をし、そういったところで定点把握をすることであれば、ある程度の傾向はつかめると思います。それはもう定点把握をどういうデザインにするかというところに限ると思いますが、そのメリットがあるということは確かに私も同意はいたします。けれども、それをやるかと言われると、一概にそれをやるべきということもなかなか言えないかなと思います。
分かりました。以上です。
県が今後発表する感染者数について、65歳以上などを、医療機関が保健所に提出する発生届けの数として発表するということでいいのでしょうか。発生届にプラスしてHER-SYSに入力していないけれども把握できた感染者数、あるいは陽性者判断センターから報告する感染者数は、今後は県の発表にも含めないということでいいのでしょうか。
8ページのところですが、少し出し方はより分かりやすいように工夫しますけれども、これが実際出せる、把握できる内容になります。今ご質問があった、医療機関で診断した数は年代ごとに出しますし、陽性者判断も年代別に出しますが、市町別のものはHER-SYSに入力するもの以外は把握ができないので、市町別に出すものは居住地が分かるHER-SYS入力の方のみという形になります。
自主検査での陽性の連絡の方法について、もう一度確認してもいいでしょうか。
まず、キットが届きましたら、ご自分で検査をします。結果の線を見て、明らかに陰性だということであれば連絡はしなくていいのですが、陽性の方や、よく分からないという方に関しては写真を撮っていただき、ご自分の免許証や保険証を撮っていただいて、WEBで陽性者判断センターに送っていただくという形です。
その後、陽性者判断センターから、陽性・陰性の結果が届きます。陽性者に関しては、自宅療養の留意点や、健康観察センターの連絡先をショートメール等でお伝えするという状況でございます。
ありがとうございます。症状があるのに陰性であった場合、感染者からははじかれてしまうというような危惧もあります。先ほどPCR検査と比べると感度が低いという問題もあるので、そこではじかれてしまう可能性というのは特に考慮されていますか。
もちろん検査は全能ではありませんので、偽陰性といって陽性だけども陰性で出る方というのは一定数いらっしゃいます。それは、今、医療機関に行っている方も多くはキットを使っていますので、医療機関で診査される方もご自分で検査される方も、そういった意味では同じでございます。
分かりました。
知事にお伺いします。今回の全数把握の見直しということに関して、一律ではなく、各自治体に判断が委ねられており、ほかの都道府県等では全数把握を維持される自治体も多数あります。そういった各自治体に裁量が委ねられているという状況について、今、どのように考えておられますか。
これは、政府が一律で行うという方針も言っていますので、なかなかコメントしづらいところでありますけれども、まず、暫定として、国でこういった形をとったのは本当に苦渋の決断なのだろうとお察しをいたします。その中で悉皆性をもった全数把握の調査ということを天秤に乗せての苦渋の決断だと思いますけれども、そういった苦渋の決断の中でも、各都道府県の厳しい状況をしっかりとおもんばかって、本当に難しいのであれば、都道府県知事の判断で、そこを中止することもよいという方針なのだろうと思います。それは我々の長崎県の状況において、今の医療の現場、保健所の状況を見て、こういった対応が必要だろうということを判断したという状況でございます。
状況に応じて全数把握の方針に戻すという可能性もまだ残っているということでしょうか。
それは、可能性として否定することはないと思います。疫学調査として全数把握の意味はもちろんあると思っています。ただ、リソース等の問題がありますので、そこは非常に難しい判断になるとは思いますけれども、状況に応じて検討する可能性はあると思います。
分かりました。ありがとうございます。
健康観察センターを拡充ということで、先ほど、現在25回線あるということでしたが、拡充する数ははっきり決まっているのでしょうか。
また後ほどお答えする形でよろしいでしょうか。ただ、今、25人態勢で十分足りているので、人数を増やすというよりも機能を強化するということです。オンライン診療先等を伝えるという業務が加わりますので、今、委託先とも可能かどうか調整をしており、必要があれば人員も増やすという形になりますが、機能拡充というのは人員だけではなく、内容を増やすという意味も含めた機能拡充でございます。
この健康観察センターというのは、オープンなものではなく、感染した方が医療機関や陽性者判断センターで陽性となった方に対して連絡先を教えるというもでよろしかったでしょうか。
はい、そのとおりです。
分かりました。
検査キットについて、先ほど研究用は対象外ということで、「推奨してない」という表現でした。完全に対象外ということで考えていいのでしょうか。
完全に対象外です。
分かりました。ありがとうございます。
検査キットについて無症状の人でも簡単に申し込めてしまいますが、有症状を県は確認されるのでしょうか。
これは県民の皆様のことを信じて、有症状の方に届け出ていただくという形になりますので、例えば県から電話するものではありませんし、県から電話しても、それが本当かどうか確認はできませんので、これは有症状の方に届出していただきたいと思います。
無症状の方は、当然ながら、不安があれば無料検査を受けていただきたいと思います。
有症状の方がWEBの検査キットを申し込む方法をもう一度改めてお伺いしてよろしいですか。
QRコードで読み込んでいただき、住所等を入れ申し込んでいただくということになります。16時までに申し込んでいただければ翌日に検査キットが届きます。それ以降になると2日後になる可能性もあります。
届くときには、ご予約をして、「玄関前がいいですか」という形で確認をするんですが、例えば玄関前に置いていただくと。実際届けるときにインターホンを押し、応答があれば、もともと予定していた玄関前等に置きますが、応答がない場合には不在者票を置いて持ち帰るという形でございます。
4ページに「長崎県抗原検査キット配付センター」とありますが、この文字をWEBで検索しても出てくるということでよろしいですか。
はい、そういう要領でございます。
分かりました。ありがとうございます。
ほかに、よろしかったでしょうか。
なければ、以上で終了になります。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前11時00分から午後0時04分(64分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年8月23日 記者会見
会見内容
- 新型コロナウイルス感染症について(1)
- NPT(核不拡散条約)再検討会議について(1)
- 石木ダム建設事業について(1)
- 2月に行われた知事選挙について
- 新型コロナウイルス感染症について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて(1)
- 新型コロナウイルス感染症について(3)
- 知事就任半年間の感想について
- 長崎の被爆体験者救済について
- HISのハウステンボス売却について
- 新型コロナウイルス感染症について(4)
- NPT(核不拡散条約)再検討会議について(2)
- 新型コロナウイルス感染症について(5)
- 安倍元首相の国葬への対応について
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 新型コロナウイルス感染症について(5)
- 石木ダム建設事業について(2)
- 九州新幹線西九州ルートについて(2)
新型コロナウイルス感染症について(1)
それでは、ただいまより知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
冒頭に、私から一つ発言させていただきたいと思います。新型コロナウイルス感染症についてでございます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、お盆が明けて8月18日、19日と、連続で過去最多となる4,000人を超える感染者が確認されたところでございます。感染段階レベルの判断指標の一つである「病床使用率」についても、レベル3の基準である50%を超える水準で推移をしているところでございます。
また、先日の会見でもご説明しましたように、発熱等有症状者の急増によって、休日・夜間の救急外来や、二次救急医療機関の負荷も依然として高い状況にございます。私は、先週、幾つかの医療機関を見て回る機会を得まして、現場の状況を確認させていただきました。
現場では、スタッフのコロナ感染による休業者が増加していることに加えて、休日・夜間における緊急を要さない救急外来の受診が急増しているために、残されたスタッフは心労がピークに達しながらも、地域の医療を守るために、本当にぎりぎりのところで昼夜を問わずご尽力をいただいている現状を目の当たりにいたしました。
医療の現場では、「病床が50%も空いているのに、どうして入院できないのか」といった声もあるとお聞きしましたけれども、入院の判断に当たっては、症状の程度や、スタッフの休業など数値だけは判断できない様々な事情があるということを、県民の皆様には、ぜひ、改めてご理解をいただきたいと思います。
このような状況にある中で、日夜、コロナ診療にご尽力いただいている医療機関の皆様方に対して深く敬意を表しますとともに、改めて心から感謝を申し上げたいと思います。
県民の皆様には、先日から引き続きのお願いとなりまして大変恐縮ではございますけれども、「水が飲めない」、「呼吸が苦しい」、「ぐったりして動けない」、「顔色が悪い」など、症状が重い方以外の救急外来の受診、検査を目的とした救急外来の受診は、お控えいただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、二次救急医療機関や一部の診療・検査医療機関に業務が集中しないよう、まだ診療・検査医療機関に登録いただいていない医療機関におかれましては、早期の登録と医療機関名の公表にぜひご協力をいただきますよう、お願いいたします。既にご登録いただいている医療機関におかれましては、かかりつけ患者以外も含めた診療へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
さらに、入院医療につきましても、現状では、必ずしも高次医療を必要としないと思われる方が、本来、最後の砦となるべき大学病院等に入院しているケースが少なからず発生をしております。大学病院等における高次医療を守るために、より多くの医療機関の皆様に、コロナ病床の確保や受入れについて、ご協力をお願いいたします。
なお、感染段階のレベルにつきましてですけれども、もう一つの判断指標である「社会機能の制限状況」については、一般医療や公共交通機関で一部制限が生じており、一般医療については、職員の休業や入院患者の増加等によって、外来や入院、救急受入れを制限しており、特に入院は、約3割が予約の停止や延期など制限が生じている状況でございます。
また、公共交通については、乗務員の感染などによって、バスや路面電車等において減便が生じておりますけれども、現時点でこの減便の延長予定があるわけではなく、改めて状況判断を行うと聞いております。
このように、医療や公共交通などに具体的な影響が生じてきておりますけれども、公共交通への影響については、現時点では必ずしも継続的ではないこと、また、関係者に状況をお伺いしましたけれども、業務継続のために行動制限を求めるという、そこまでの声が現時点ではないというところですので、現時点で行動制限は行わず、現状を継続したいと考えています。
ただし、医療機関によっては、ぎりぎりの状況で持ちこたえている状況でございます。また、公共交通においても、さらに影響が拡大する可能性もあるため、県民の皆様におかれましては、会話時のマスク着用、三密の回避、こまめな換気などの基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いいたします。
また、ワクチン接種につきましても、昨今、発症予防のデータも報じられておりましたけれども、改めてご協力をお願いいたします。
県といたしましても、引き続き、県医師会、長崎大学等の関係医療機関、関係機関や市町と連携を図りまして、県民の皆様の安全・安心の確保に万全を尽くしてまいりたいと考えております。
以上、私からの冒頭のお話を終えさせていただきます。
それでは、幹事社のほうからお願いいたします。
NPT(核不拡散条約)再検討会議について(1)
NPTの再検討会議についてお伺いします。知事は、8月上旬に再検討会議に出席されていますけれども、出席された所感をお伺いします。また、ドイツ政府の代表とも意見交換されたと聞いています。ドイツは、ウィーンで開かれた核兵器禁止条約第1回締約国会議にもオブザーバー参加されています。そのドイツとどのような意見交換をされて、被爆国としてどのようなアピールをされたのか、教えてください。
所感ですけれども、会議においては、国際NGOなどの世界各地で核軍縮・核廃絶の実現に取り組む関係者の活動や考えに触れ、また、被爆地への期待も伺うことができました。今後の平和発信事業にこれまで以上にしっかり取り組んでいかなければいけないと、参加を通して感じたところでございます。
また、ドイツ政府代表のゲーベル大使との意見交換においては、「ドイツ政府としては、安全保障上の観点から、核兵器禁止条約に批准はできない立場をとっているけれども、NPTと核兵器禁止条約は対立するものではなく、それぞれの役割がある」との考えを示されたところでございます。
本県としてアピールしたということにつきましては、本県としましても、核兵器禁止条約の枠組みにおいて、日本政府が一定の役割を果たすべきという思いがございます。引き続き、日本政府に対してオブザーバー参加を働きかけていくとお伝えをしたところでございます。
また、大使に対しましても、次期SDGsに核廃絶を明確な目標に位置づける取組について賛同を求めたこと、また、被爆地長崎を訪れて被爆の実相に触れていただきたいという思いをお伝えいたしました。
大使からは、被爆地への期待として、「世界が、長崎で起きたことを知ることが非常に重要であり、被爆の実相や、核なき世界への被爆地の思いを、今後も発信してほしい」というご意見をいただいたところでございます。
また、平和教育につきましては、「ドイツもナチス時代の悲惨な経験に基づいて平和教育に取り組んでいる。世界が同じ過ちを繰り返さないためにも、被爆地として平和教育にしっかりと取り組んでほしい」とのご意見をいただき、被爆地として平和の発信に取り組んでいく意義ということを感じ、また、その決意を新たにしたところでございます。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(1)
石木ダム建設事業について伺います。先日、石木ダムの建設に反対する地元住民らと面会されました。住民の方々が訴えているのは、「話し合いを続けるのであれば、まず工事の中断を」ということです。工事の中断の要請に応じて話し合いを進めるというご予定はあるのでしょうか。
これは、前回は話し合いの場のところでもお話しさせていただいたのですけれども、洪水や渇水といった自然災害から県民の安全・安心を確保することは、行政の重要な責務だと考えております。ですので、地域住民の皆様の安全と安心を確保するためには、やはりダムの建設が必要であるということですので、そこについて一日も早くそういった状況をつくり上げるということは、我々の責任であると思っています。
現在、川原地区にお住まいの皆様と話し合いの環境を整えるために工事の段取りを調整しまして、付替え県道工事や迂回路工事、法面工事、地質調査を先行して実施をしているところでございますので、引き続き、皆様の話し合いを継続できるよう、環境の調整も含めて取り組んでいきたいと思います。
工事を中断するというご予定はないという認識でよろしいでしょうか。
話し合いの場でも申し上げたのですけれども、我々が守ろうとしているものは県民の皆様の安全・安心ですので、それを達成するためには、何の目安、位置づけもなく中止するのは難しいと考えています。
改めてですけれども、家屋の撤去などを伴う行政代執行の取扱いについて、知事の見解をお願いします。
これまでと何ら変わりはありません。選択肢として排除することはできないと思っておりますけれども、あくまでも最後の手段ということですので、まずは皆さんのご理解を得られるように努力をしたいと思います。
2月に行われた知事選挙について
ありがとうございます。
最後に、ちょっと昔の話ですが、知事選をめぐる時の刑事告発の件ですけれども、これまでも会見で、知事が述べていただいているんですけれども、改めて問題と指摘されている通信費の約402万円についてですけれども、県議会の一般質問で、知事は402万円については自動音声によるオートコールなどの通信費であると言われたのですけれども、ちょっと私も分からなかったのですけれども、オートコールの具体的な内容、知事がどのような選挙運動を依頼したのか教えていただけますでしょうか。
オートコールの内容については、私の声で投票依頼を行ったのと、私の思いを語るというとこだったと思いますけれども、件数等の具体的な内容につきましては、選挙の対応に関わることですので、この場でのご説明は控えたいと思います。
いずれにしましても、これまで申し上げたとおり、しっかり適切に実施したという認識でございます。
ありがとうございます。
あと、実際、通信費402万円というのは、選挙コンサルト会社に対してなんですけれども、選挙コンサルタント会社がオートコール業務をしているということなのでしょうか。
それは具体的に、実施、電話までしているということですかね。
業務として、選挙コンサルタント会社がオートコール業務を担っているということでしょうか。
すみません。そこの定義がはっきりわかりませんけれども、あくまで私としては、お願いをしたという認識であります。
そこは、確認はされてなくて、例えば、選挙コンサルタント会社がオートコール業者に別途発注したということではないのでしょうか。
具体は確認をさせてください。
今の時点では、知事は把握されていないということでしょうか。
私としては、お願いをしたという認識でございます。
そこは、また後日情報提供をお願いできますでしょうか。
はい。
幹事社からは以上です。
新型コロナウイルス感染症について(2)
コロナ関連でのおたずねです。伺いたいと思っていた内容を先ほど知事はお話しくださったのですけれども、先日16日の知事会見の後に、19日に医師会も会見をしました。知事も現場を見られたということでしたけれども、その実感をもう少しお伺いしたいです。
あと、公共交通機関の減便があるけれども、延長の予定があるわけではないというような発言もありました。医師会の中ではお盆の影響もあって今感染が増えているのではないかという見方もあったのですけれども、知事のお考えの中で、やはりそういう見方があって、これから少しは改善していくというようなお考えもあり、今のご発言になっているのか、そのあたりも教えてください。
まず、実感というところですけれども、現場の方々のご意見を直接聞いて、数字だけでは見えない、本当に厳しいものがあるということを改めて実感いたしました。具体の内容を踏み込んで話すのはなかなか難しいですけれども、医療者として非常に思いが高いところで、モチベーションを高く維持されておりますけれども、実情も先ほどあったように、数字だけでは分からないところや、本来であれば、まだ待てる状況の方々が来てしまって受診に追われてしまう、大切な優先すべきものと、やるべきことになかなか注力できないというような状況もあるといったところをお伺いした上で、我々として、行政としてそこをしっかりもう一度発信をして、県民の皆様にご理解をいただく必要があるなというように思いましたので、そういったところを踏まえて、先ほどのお話をさせていただきました。
我々として負担を軽減していく、また、現場で頑張っている方々が、心が折れてしまわないように、何とか思いをつないでいくということをどうにか実現していかなくちゃいけないなと思っているところでございます。
現状での見通しについて、確かにお盆というところで人流が増えたというところはあるかもしれませんけれども、それ以上に一人一人の感染防止対策への意識というところが非常に大きいと思います。ですので、そこを改めて皆様に今回お願いさせていただいたことと、現時点で行動制限を行わないという判断をしたのは、先ほどもお話ししましたけれども、関係者にも継続的にお話を聞いていますので、そういったところのお話、影響の継続性というところも、ある程度お話を聞いた上での判断でございます。
もう一つ加えて、そうした会見の中でも、「行動制限を求めていません」という医師の方もいらっしゃれば、「かつて緊急事態制限があった後には感染者が減るという実態が見えたので期待したい」というようなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。それも踏まえて、再度よろしいでしょうか。
効果というものはもちろんあろうかと思いますけれども、天秤に載せるものによって起きる影響というのも大きいものがございますので、それは総合的に、これまで申し上げているように総合的に判断しなければいけないものだと思います。
ですので、今できることというのは、繰り返しになりますけれども、現場で頑張ってくださる方々の負担をいかに軽減しつつ、感染規模を小さくしていけるかというところだと思いますので、ここに関しましては、県民の皆様の一人一人の心がけというものを改めてお願いしたいというふうに思います。
それでは、各社のほうからお願いいたします。
九州新幹線西九州ルートについて(1)
今日が8月23日で、新幹線の開業まで1か月の受け止めと、この1か月間でやらなければいけないこと、まだ準備できていないことや取組があれば教えてください。
また、開業した後にフル規格に向けてまだ課題がありますが、佐賀県や国との対話をどのように進めていきたいのか、開業後の進め方についてお伺いします。
まず、受け止めというところですけれども、現在、残り1か月となっておりますけれども、これまで県内の気運醸成や、県外からの誘客対策、来県された方々の受入体制等、しっかり準備を進めてきているところでございます。
開業当日の祝賀会や、駅開業式の準備を進めるほか、沿線3市をはじめ、県内各市町において、来県者を迎えるための地域イベントの開催に向けた準備等が今も鋭意進行中だと認識をしています。
例えば、これまで取り組んできたこととして、先日も報道に取り上げていただいておりましたけれども、県外からの誘客対策として、8月20日と21日に、JR大阪駅において市町と協力の下で本県をPRするイベント等を開催したところでございます。それに加えて関西圏の駅のデジタルサイネージ、JR車内広告等、色々なものを使って長崎県のPRをしているところでございます。これらのPR活動については、大阪、関西圏だけではなく、今後、中国地方、福岡都市圏、色々なところで同様にPRを進めていきたいと思っています。
受入体制づくりについては、来県してくださった方々が沿線市や県内各地を周遊していただけるような二次交通を利用した周遊プランの構築や新幹線駅でのお出迎えの準備というところも同時に進めているところでございます。
開業まで残り1か月、いよいよ1か月というところになりましたので、こういった取組もしっかり進めてきたところではありますけれども、さらに取組を進めまして、来県いただく方々に満足していただけるように、県内市町と、また関係者と連携をしまして、準備を万全にしたいと思っています。
2つ目のやり残しというところですけれども、我々県がすることはしっかり着々とやっているところでございますので、まずそこをしっかりとやることだと思います。それ以外のことについても、継続して注視しながら、やれることはしっかり途中からでもやっていくということに意識は向けておきたいと思います。
また、フル規格につきましては、これまでもお話はしておりますけれども、長崎県は日本の最西端に位置して、人口減少、少子・高齢化と、地域の力が非常に衰えていっている中では、全国の交通ネットワークにつながるということは非常に重要なことだと思います。関西に行って感じたことでもございますけれども、長崎県の注目というのは、期待は高いのですけれども、そこに対するアクセスというところについては、非常に期待が、お声が大きいところがありましたので、そういった意味ではフル規格で全線開通というところをしっかりと一日も早く実現できるように取り組んでいきたいと思っておりますけれども、佐賀県のご理解をいただく必要もありますし、昨日も会見の場で佐賀県知事のほうからお話がありましたけれども、ルートの問題、負担の問題、在来線の問題、また、これまでの経緯についても言及がありましたけれども、そういったところをしっかりと整理をして解決していけるように、私としてもしっかり知恵を絞っていきたい、連携して進めていきたいと思っています。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(3)
知事は、先ほどコロナの病院の状況等で、かなり逼迫しているというのを視察でも感じられたということです。県内の医療体制の立て直しに向けて、今の段階で具体的な取組の予定があればお願いいたします。
「医療崩壊」という言葉が、もしかすると受けられる方にとっては解釈が難しいかなと思います。誤解を与えてしまうかもしれないので、一つだけ補足をさせていただきます。
私たちは、これまで何回かお話をさせていただいていますけれども、特にお話をさせていただいたのは、救急外来についてです。本来診るべき重症の方々ではない方々が、検査目的や、軽症で必ずしも緊急を要さないという状況で、緊急かつコロナを積極的に診療してくださっているところに押し寄せてしまっていて、負担がかかってしまっているという状況であるというお話をさせていただいております。
そういった観点からは、そこへの負担をいかに軽減していくか、また、それ以外の医療機関も、これまでずっと頑張ってきてくださっている中でこんなことを申し上げるのは非常に心苦しいのですけれども、分担をして診ていただきたい。高次医療という話をさせていただきましたけれども、高次医療が必ずしも必要でないかもしれないという方々が、本来、高次医療を担うべきところに行っているという状況を避けるためにもしっかりと分担をして、さらに診ていただける方々を増やしていくところは重要だと思います。
一般的な医療提供体制の在り方ということにつきましては、必ずしもコロナというところに縛られるものではないと思いますので、特に地域格差が今ある中で、そこはしっかりと地域の声と連携をしながら医療提供体制を整えていきたいと思っています。
医療従事者のご負担を減らすという部分で、抗原検査キットを無償で配布している自治体もあります。県内では、今、薬局で購入ができるというところでホームページにも掲載がありますが、他の自治体のように無償配布の計画が現段階であるのかどうかお伺いします。
これは先日もお話ししましたけれども、現在、鋭意調整中でございます。来月上旬ぐらいになるかもしれませんが、有症状者の県民の方向けに郵送でお送りする。ただ、その先、調整には、抱き合わせが必要でございまして、今、課題にもなっておりますけれども、自分で検査をして陽性になって話が終わるわけではないので、そこでしっかりと証明という形で、受診という形につなげていく。検査を自分でして、病院に検査して陽性でしたというと、そこでまた負担が生じてしまいますので、陽性という結果をしっかりと診療につなげるという形を抱き合わせで行う陽性者登録センターを整備しておりますので、そこを調整した上でできるだけ早く、一日も早く解消したいと思っております。
ありがとうございます。
知事就任半年間の感想について
間もなく知事就任から半年になられますが、そのご感想と、これまで半年間で力を入れてこられたことについて具体的にどういうものがあったか教えてください。
まず、就任半年ということで、政策面での感想になります。これまで県の施策の継続性ということが失われないように、継続すべきものは引き継ぐということを意識しながら、その一方で変えるべきものは可能なものから少しでも変えていくということで、県民の皆様が安心して暮らしていける長崎県の実現を目指してきたところでございます。
そして、その際には公平・公正な県政運営を推進して、県勢の発展につなげていくうえでは関係者との対話を行うということが重要だと思います。また、信頼関係を構築することも重要ですので、就任からこれまでの間、県内の市町長や関係者、本県の将来を担う若者、ひいては先ほどお話がありました佐賀県や他県の方々、各県知事との意見交換や政府・与党への働きかけというところも幅広く行ってきたと思っています。それを実際にできた、受けていただいたということは、本当にうれしく思っているところでございます。
就任後、速やかに取り組んだものとしましては、先日も行いましたけれども、県民車座集会「こんな長崎どがんです会」を定期的に開催しておりますし、子育て支援の充実のために医療的ケア児支援センターの開設、さらには、デジタル化の推進のための民間人材登用の早期実現に向けて作業を進めているところでございます。もちろん、これでは全然十分ではないというのもしっかりと認識しており、まだまだやるべきことが山積している状況でございます。
また、喫緊の課題として新型コロナウイルス感染症への対応や、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格・物価の高騰もございます。
先ほどから申し上げてはいますが、コロナにつきましては、社会機能が維持できる範囲であればコロナと共生し、可能な限り社会経済活動を維持していくという方針で対応を進めてきました。しかしながら、今般の医療機関の状況というのは、二次救急医療機関を中心に逼迫が生じているという状況でございます。医療機関への負担をできるだけ軽減して、コロナ診療・検査医療機関の登録促進や、先ほど申し上げました陽性者登録センターといったところの取組をしっかりと進めて継続性を確保していく必要があろうかと思っています。
原油価格・物価高騰についても、県内でも複数の事業者の経営破綻が報道されております。様々な分野で、県民生活や、社会経済活動への大きな影響が生じていると認識をしております。今後も予断を許さない状況であると危機感を持って対応していきたいと思います。
県としては、こういった厳しい現状を踏まえ、事業者の皆様や金融機関などの声を聞きながら実態把握にもしっかりと努めていき、相談窓口や様々な支援策の周知のほか、県の制度資金による資金繰り支援など、県内企業の事業継続のために支援をしっかりと継続していきたいと思っております。
本当に、まだまだやるべきことがあるなというのが私の実感でございます。
もし、100点満点で自己採点するなら何点でしょうか。
なかなか難しいですね、まだまだ、点数をつけるのは難しいです。
知事選で初当選されました。取材していて感じたのは、変化を求める声に押されたという側面が少なからずあると思います。この半年の県の施策を見ていると、就任後まだ半年というところもあり、なかなか大胆な、大きな変化が目に見えないなというところがあります。色々な公約を掲げられましたけれども、今後、その実現に向け、絶対に実現したい公約を、スケジュール感を含めて教えてください。
ご指摘の重要性は非常に認識しているところでございますけれども、公約の実現に向けては、直ちに実行可能な施策や、早急に取り組むべき施策等について、可能な限り補正予算に盛り込みながら施策の推進を図っているところではございますけれども、今後に向けても、「新しい長崎県」の実現を目指して、私の思いを県政に反映してまいりたいと思っています。
そのため、公約に掲げる内容も含めて、来年度の予算編成に向けて、重点的に検討すべきテーマについて、庁内に検討指示を行っているところであり、9月議会でお示しできるように準備を進めております。
また、中長期的な視点に立って取り組むべき施策については、総合計画の見直しも含めてしっかり検討していく必要があると考えています。引き続き、県議会をはじめ県民の皆様のご意見をしっかりと丁寧に聞きながら、可能な限り、公約の早期実現に全力を注いでまいりたいと思います。
長崎の被爆体験者救済について
被爆体験者の救済に関して、岸田首相が8月9日に、現在の被爆体験者事業に「がん」の一部を追加することを至急検討するとおっしゃいましたが、その受け止めをお願いします。また、県として、広島の「黒い雨」の救済が、今年から始まったところで、長崎も同じような事情にあったということを言われ、国にも要望をされていますが、今回の岸田首相の方針発表を踏まえ、県の方針転換はあるのかどうか教えてください。
方針転換というものはないと、お話ししておきます。ご質問いただいた、「がん」の一部を追加することへの受け止めですけれども、この支援事業というのは平成14年から、被爆体験による精神的要因に関する疾病と、それに関連する合併症について医療費を支給する事業として開始をされております。その後、平成28年から平成31年まで、対象合併症の拡大が図られてきた経緯がございますけれども、被爆体験者から要望が強い「がん」につきましては、これまで一貫して対象外とされてきたと認識をしております。
その中で総理から、一部とはいえ「がん」を対象とすることを検討するという話があったことは大変ありがたく、感謝を申し上げたいと思います。多くの被爆体験者が支援の対象となるように、できるだけ多くの「がん」を対象にしていただけるように検討していただければと思っています。
「黒い雨」についての受け止めということですけれども、県では、独自の専門家の会議を立ち上げ、これまで課題とされてきた過去の最高裁の判決との整合性や、「黒い雨」が降ったとする客観的な資料がないとされていることに対して、分析と検討を行っていただいております。その報告書を添えて要望したところでございまして、総理から、長崎の被爆体験者も救済するという話が今般なかったということについては残念に思っております。
一方、専門家会議の報告書からも、長崎で「黒い雨」に遭った者を認定の対象とすることは最高裁の判決と必ずしも矛盾しない。また、「黒い雨」が降ったという客観性もあるということが報告書で報告されておりますので、国におきましては、専門家会議の報告書の内容をしっかり確認していただき、被爆地を分断することなく、長崎で「黒い雨」に遭った方々も救済していただけるように検討していただければと思っております。私自身としても、これまでもやってきたとおり、例えば8月9日に原爆平和祈念式典の時に、公明党の山口代表にも直接要望させていただきましたけれども、そういった取組を通してしっかりと国にも働きかけを行っていきたいと思います。
HISのハウステンボス売却について
ハウステンボスの売却話について、HISが売却を検討されているという報道もあっていますけれども、県としての受け止めと、報道後にHIS側と県との間で何かやりとり等の動きがあったりするのでしょうか。要望等を県からされたりするのかどうか、そのあたりを教えてください。
状況として、HIS側にお話をいただくというのはまだ実現していませんが、状況を聞きたいと思っています。IRへの影響につきましては、その事業用地について、ハウステンボスと佐世保市との間で不動産売買予約契約については既にしっかりされているということで、影響はないということを確認しております。
契約というのは、IRのことですか。
ハウステンボスのIR用地ですね。
今、契約がしっかりされていると言われたから。
用地については、しっかりと確保はできているという認識でおりますので、そこのことを聞かれていなかったら申し訳ないですけれども、そこではないんですか。
その売却話全体についてお尋ねしたい。
IRに対する影響は、少なくとも用地はしっかりと確保できているという状況だと認識しています。
HISと県は、話はされたいけれども、まだそういう話はできていないという理解でいいですか。
少なくとも、さっき言ったのは私の立場としてですけれども、担当として、HISと連絡をとっているかどうかの具体的なところは把握しておりません。私もしっかりと、お話を聞きたいなと思っています。
新型コロナウイルス感染症について(4)
コロナについてお尋ねします。先ほどからの説明では、医療体制はぎりぎりで、公共交通機関に支障が出ているけれども行動制限はされないということです。知事の認識としては、社会機能全体については深刻な影響はないと現在もお思いであることから、行動制限はしないということでしょうか。
今までの報道で、私が感じている、「社会機能全体として深刻な影響がない」という端的な言葉で表現できるかどうかは非常に難しいと最近考えておりますけれども、少なくとも分割して、医療機関のように本当に場所によってはぎりぎりの状況という認識でおりますし、公共交通機関にも支障が生じているという現実も目の当たりにしておりますが、先ほど申し上げたとおり、医療機関につきましては、しっかりと分担できるような取組や、現場でもいろんな取組を工夫して何とか継続していきますというお話をいただいております。
また、公共交通につきましても、影響が持続するという状況にないということと、また、直接関係する方々からもお話を聞いてみたところ、行動制限で、業務継続をするために、行動制限をして守ってほしいということではないと、現時点では、必ずしもそういう状況ではないということをお聞きしていますので、そういったところを踏まえて行動制限をしないという判断をいたしました。
行動制限そのものについては、専門家の中でも、行動制限したとしても効果が限定的であるといった意見や、これまでの飲食の営業時間短縮についても行動制限の効果があったのか等、いろいろなことがあるので、はっきりとしたことは言えないと思いますが、今は感染者が4,000人台ですけれども、今後さらに感染者が5,000人や6,000人なり、さらに影響が出た場合は、行動制限を考えていくということになるのでしょうか。
それは、検討する必要性は出てこようかと思います。状況に応じてですけれども。それは、どこにするかとか、そういったところはしっかりと、その感染状況を分析しながら検討する必要があろうかと思います。
そういうふうにならないために、先ほどから知事は、コロナの感染者を減らすことが重要であるとおっしゃっています。では、具体的に感染者を減らすためにはどういった対策を考えられているのでしょうか。
対策は、これまでずっとお願いをしてきていることと、今、現時点で変えることはございませんので、負担軽減をしながら、また、県民の方々におかれましては、改めて感染防止対策とワクチンの協力のお願いをしたいと思います。
負担を減らすということの中で、例えば、緊急を要しない人や、検査のための通院、軽症といった方々が来ているということです。医療者側からしてみれば、確かにそのような感じになるというのは理解できますが、一般県民からしてみれば、これまで普通に病院にかかっていたような感覚で病院かかっているだけだと思います。その意識を変えてくれと言われても、非常に難しいと思いますが、それについてはどのように考えますか。
有症状者であっても、軽症の方であっても、日中に受診されることを止めているわけではございません。それを控えてほしいと言うつもりはないです。夜間救急外来といったところに必ずしも緊急を要さない方に受診していただくのは、現状を踏まえて控えていただきたいというふうにお願いしています。
確かにおっしゃるとおり、わかりにくいと、判断が非常に難しいということはごもっともだと思いますので、今般、県のほうで、学会から出されているものを紹介したところでございますけれども、フロー図をご紹介させていただきました。長崎新聞にも取り上げていただきまして、本当に感謝しておりますけれども、そういったところを参考にしていただきながら、ご判断いただけるようにお願いできればと思います。
ただ、受診を悩まれても、症状がきついといった場合には、相談していただくことが重要だと思いますので、必ずしも絶対に受診するなと言っているつもりはございません。
これまでの会見とかを見ていて、私なりに理解しているのは、できるだけ緊急を要しない場合はちょっと待ってくださいという、いわゆる県民に対するお願いベースと、もう一つは、診療検査医療機関の数が九州でも一番低いということなので、そこを増やすということだと思います。県民にお願いをするのであれば、知事は県医師会の推薦を得て知事に当選をされているといったこともあり、現状逼迫している状況で、登録している医療機関が少ないということであれば、医師会ともっと強力にタッグを組んで数値を上げていかないと、県民にお願いをしても、なかなか説得力を持たないと思うのですけれどもいかがでしょうか。
これまでもやってきた中ではございますけれども、それぞれの事情があるかと思いますけれども、その中でもさらにご協力をいただけるように、私としても努力をしていきたいと思います。
国で全数把握の件についての見直しが早々にあるという報道も出ています。いわゆる検査のための外来を控えてと行政が言った時点で、もう既に全数把握するということの矛盾が生じていると思います。これまでは、ちょっと何か気になって受診して陽性ということになるけれども、そういうことをするなということになれば、これまで陽性とカウントされていたような人たちも陽性とカウントされない。そうなると全数把握の意味そのものがないのではないかという気がするんですけれども、いかがでしょうか。
それは少し違うと思います。我々がお願いしているのは、夜間に必ずしも救急外来が必要ではないと思われる方々が行ってしまい、救急外来が逼迫しているという状況を何とか改善をしたいということであって、その方々が陽性という状況で症状が続いた場合は、日中に受診してくださいとお願いをしています。日中の受信で陽性になるわけですから、そこで数は把握できるものと認識をしています。
先ほどから検査目的の外来を控えてというのは、それは夜間の話ということですか。
そうですね。夜間を中心にして、検査ですね。まず、そのものの検査としましては、色々な窓口がございますので、救急外来よりも、検査医療機関をしっかり利用していただきたいと思います。
全数把握について、知事としは見直した方がいいという見解ということでしょうか。
そうですね、今の、これは前提になりますけど、オミクロン株の特性と、現状を踏まえた上で実情に合ってはいないという認識をしておりますし、それは疫学的な調査でしっかりデータが取れるというバランスは検討が必要かと思いますけれども、全数把握をこのまま継続していくというのは、現状にそぐわないと認識をしています。
わかりました。
NPT(核不拡散条約)再検討会議について(2)
知事はNPTに関連して渡米する際に、コロナ対応など職務に専念できないということで職務代理者を立てました。
前知事の中村法道氏は、海外出張をする際にも職務代理者を立てたことがなかったのですけれども、今回の渡米は、コロナの感染者が急拡大している時期と重なっており、保健所や医療機関は業務が相当逼迫していました。知事が今回そのような状況の中で渡米したこと、並びに職務代理者を立てて職務に専念できなかったことというのは、職場放棄ともとれますが、この一連の対応は、知事は適切だったと考えているでしょうか。
まず、状況としましては、ご指摘のとおり、渡米の際にコロナ感染者が拡大傾向にあり、また、保健所や医療機関の負担が増加していた状況ではございましたけれども、コロナ対応については、今回は職務代理者としてお願いをした平田修三副知事も含めて、県庁一丸となって対応していたところでございます。
一方でNPT再検討会議は、これもコロナと同様に重要なものだと認識をしております。NPT再検討会議については、被爆県の代表として、どうしても私が参加しなければならないと思っております。
もちろん私のほうでも、最新の感染状況も含めて適宜情報を把握して、必要な時に指示ができるように体制を整えてはおりましたけれども、今回は、渡米中に想定をはるかに超える感染拡大等によって、例えばレベルの引き上げや、さらなる対策の強化を行わざるを得ない状況を想定し、あえて平田修三副知事を職務代理者としてお願いをしたという経緯でございます。
少し話がよくわからないのですけれども。県のトップですよね。司令塔ですよね。司令塔がない中、長崎県民にとっては、今、命と健康を守るということでは、コロナ感染の対策というのは非常に、イの一番に重要な対策だと思うのですけれども、その間にトップが職務に専念できないという状況については、どのようにお考えですか。
そこもしっかりと認識した上で、しっかりと体制を整えて臨んだということでございます。
職務代理者を立てるということでですか。
それはしっかりとその能力を発揮できると判断をした者であったということも、一つ大きな要素でございますけれども、そのように判断をいたしました。
コロナ対策というのは、県知事が権限を持って、コントロールできる裁量が非常に大きいところだと思います。核廃絶も大切ではありますけれども、私の中では、長崎から長崎市長も参加されていたところに、知事が参加する必要性について非常に疑問を感じたところでもあります。そういったことから考えても、やはりコロナ対策を優先すべきだったと思いますけれども、それについていかがでしょうか。
そういったご指摘はあろうかと思いますけれども、両方大事だと認識をしておりますし、その中で最大限できる対応をしたと認識をしています。
それと、7月の定例会見で、NPT関連で渡米するに当たって、県民一人ひとりが平和の訴えをできるようになる取組をしっかり考えるとおっしゃっていましたけれども、具体的に、NPT関連で渡米をしたことで、どのような事業に取り組むことにしたのでしょうか。
今回、会議に参加した中で感じたことについて申し上げますと、一つは、関係者の皆様と意見交換をする中で、やはり被爆者の皆様の存在や、核なき平和な世界を願う一人一人の強いお気持ちが核廃絶に向けた原動力になっていると、改めて感じた次第でございます。
そうした中で、世界に2つしかない被爆県として、被爆者の皆様の思いを、今を生きる皆様や次の世代を担っていく皆様に伝えて広げていくことが本県に課された重要な責務であり、このため、被爆者の皆様の生の被爆体験に触れる平和教育に力を注ぐ必要があると考えています。
県でも現在、被爆体験講話者を県内市町等へ派遣する事業を行っておりますけれども、こうした被爆者の生の声に触れる機会をこれまで以上に提供できるように、取組の充実をまずは検討していきたいと思います。
また、6月に開催された核兵器禁止条約の締約国会議においても、若い世代の活躍が非常に印象的でしたが、NPT再検討会議においても、長崎や広島のユース代表団の皆様が非常に活躍されていました。
そして、今回の会議では岸田総理から、「ヒロシマ・アクション・プラン」ということで、各国の若者を被爆地に招いて、核軍縮・核不拡散に取り組む次世代のリーダーを育てるための基金創設が提案をされたところです。被爆者の方々の意思を引き継いで、次代の平和活動をリードしていく人材を育成していくことが被爆県として重要な役割であると考えているとともに、この基金の事業についてできる限りの協力を行って、国境を越えたさらなる場の広がりに力を尽くしたいと思っています。
今後の平和発信事業については、今回の会議に参加して感じたことや、今回お会いできた方々の思い、また考えも含めて、人脈も生かして具体的に検討していきたいと思います。
わかりました。
新型コロナウイルス感染症について(5)
まだ現在はコロナの感染については拡大をしている状況でありますけれども、知事は近く外遊、海外出張の予定はございますか。
今はないです。
長崎県庁にいて、コロナ対策に取り組まれるということですか。
もちろん、それ以外のこともたくさんしますし、国内でもいろいろ行かなくてはいけないところもありますけれども、コロナ対応もしっかりとやっていきたいと思います。
安倍元首相の国葬への対応について
安倍晋三元首相の国葬が来月実施される予定です。県や関係機関が半旗を掲げたり、弔問所を設置したり、何らかの形で弔意を示すようなことは考えていらっしゃるでしょうか。これについは教育委員会についても同様にお答えできるのであればお答えいただきたいのですけれども。
まず、弔意を示す何かをするかどうかについては、今回、国葬ということですので、国の方針に沿って対応したいと考えております。国の方針を待って、沿う形で進めていきたいと思います。県教育委員会への質問について改めて教えてください。
知事部局が県教委に対して、例えば弔意を示すことへの配慮などを通知するといったことについても、同じように国の方針に沿って対応していくということになるということでしょうか。
その方針がどうなるかわかりませんけれども、今の時点で県教育委員会に何らか配慮を求める通知はするつもりはありません。
特定複合観光施設(IR)について(1)
IRについてお尋ねします。毎回お尋ねさせてもらっていますが、出資企業、融資企業についての公表について、現状はどのようにする予定でしょうか。
いつもお聞きくださっている中で、大変心苦しく思うのですけれども、やはり相手があってのことですので、それは調整が整い次第というところで、今のところ改めてお話ができるものがない状況でございます。
わかりました。以上です。
特定複合観光施設(IR)について(2)
IRの件でお尋ねします。ハウステンボスの売却の関係で、事業主体であるカジノオーストリア側とは、今回のこの売却について何か話す機会はあったのか、そして今後ある予定があるのでしょうか。
カジノオーストリア側は、HISと同じ状況です。具体に担当レベルでどんな話をしているかは、把握しておりません。
新型コロナウイルス感染症について(5)
コロナについてお尋ねします。お盆期間を終え、8月も間もなく終わり、また新学期が始まります。無料検査期間の延長や、先ほど、診療・検査機関の登録のお話もあったと思いますが検査機関の拡充について、具体的に今後の対応、対策について教えていただけますでしょうか。
医療機関の対応については、できることをやっていくということですけれども、何か具体にお話しできることがありますか。
無料検査期間は9月末まで延長しております。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダムについて、お尋ねします。先日、反対住民の方と対面で話し合いをされ、その後に認識の差というのを改めて感じたとおっしゃられました。改めてその「認識の差」というのはどういったところで感じられましたか。
これまで長い経緯がございますので、簡単に表現するのは非常に難しいとは思います。まず一つ確実に言えるのは、県として、ダム事業についてこれまで色々な機会を捉えて説明をしてこようとしてきたと認識はしています。前回の話し合いにおいてですけれども、住民の皆様からは、これまで納得できる説明がなかったということなど様々なご意見をいただきました。そういったところについてはしっかり丁寧に対応していかなくてはいけないと思っています。そこについてははっきりとしております。
2025年の完成を目指す中、対話というのは非常に重要なことだとは思いますが、いつまでも対話を続けていくということではないと思います。対話を続けるとして、いつごろまでという目途はあるのでしょうか。
ご指摘の問題意識は認識しておりますけれども、令和7年度の完成を目指すというところはしっかり目指していきたいと思いますし、その中でここまでと期限を区切ることもできないと思いますので、まずはしっかりとそこを達成できるように、何とか話し合いを続けていくというところが現状かと思います。
その話し合いの中で、男性の方から、真意はわからないのですけれども、「行政代執行を早くやってくれと、そうするともう座り込みもしなくてよくなる」という話がありました。そういう言葉を聞いて、知事としてどのように感じられましたか。
本当に真意が図りかねるので、何とも言い難いと思いますけれども、そういう発言が出るぐらいの強い思いがあられるというのは感じておりますので、しっかりと誠意をもって対応していきたいと思います。
次の話し合いをできるだけ早くというふうにおっしゃいました。その何か決まっているものがあれば、教えてください。
まだ調整中と聞いておりますけれども、来月中にできたらと思っています。現場で、月に1回ぐらいという言葉も出ていたかと思いますので、そう期間を置かず、我々も話し合いをしていきたいと思います。頂いた色々な指摘もありますので、しっかりそれを準備して臨みたいと思います。
すみません、最後に、胸元の紫の花が鮮やかだなと思って見ていたのですけれども、それは何でしょうか。
触れていただきまして、ありがとうございます。
生産者の方からいただきまして、今回は雲仙市の方からいただいて、着けさせていただいております。コサージュですね。トルコギキョウということで、花言葉は「優美と希望」ということでございますので、本当に皆様大変な思いをされている状況ではございますけれども、皆様のご協力をいただきながら、現場の方々も大変な思いをされている中で頑張っていただいていると、そのことを県民の皆さんにもう一度実感していただいて、私ももちろん改めてしっかりと受け止めて、みんなでこの難局を乗り越えていくと、その思いを一緒にできればと思いますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて(2)
西九州新幹線の開業まで1か月ということで、今日、予約が始まり、事前申し込みもありました。予約は始発分が10秒で完売してしまったということで、関心の高さがうかがえます。
この開業1か月前ということを知事自身、肌でどのように感じられて、わくわく感や、期待をもう一回、改めてお伺いしてよろしいでしょうか。
私自身、一般の県民の皆様より、イベントに接する機会は多いと思いますけれども、その経験、体験を通して、非常に熱量を感じますし、それが県内だけではなく、県外からもそういった期待が大きいと思います。
長崎県としましては、佐賀県も含めてですけれども、関係県と、自治体だけでなく業界も含めて、しっかりとおもてなしの体制を改めて力を入れてやっていかなくてはいけないと思っております。県民皆様一人一人におかれましても、そういったところで一緒に盛り上がっていただけるように、本当に難しいことも辛いこともありますけれども、その中でも開業ということは、長年我々が目指してきたものでございますので、ぜひ当事者の一人として開業を祝っていただけるように、気運醸成にお力添えいただければと思います。
ありがとうございます。ちなみに、知事も始発に乗られるのですか。
始発には、乗れないですね。式典等いろいろあったかと思います。別のところでたくさん、盛り上げたいと思います。
わかりました。ありがとうございます。
では、以上をもちまして終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時39分(39分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年8月16日 記者会見
会見内容
本県の医療の現状について
それでは、ただいまより、記者会見を行います。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。まず、お忙しい中、このような機会を与えていただきましてありがとうございます。
本日は、新型コロナウイルス感染症について、お盆前には3,000人を超えるなど、現在も多くの感染者が確認されており、病床使用率も上昇傾向にございます。
こうした状況の中、県民の皆様におかれましては、日々、感染防止対策に努めていただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいと思います。
また、医療従事者の皆様におかれましては、職員の感染や濃厚接触者による休業者も増えている中で、診療等に日夜ご尽力いただいておりますことに感謝を申し上げます。
本日は、本県の医療の現状についてご説明させていただいた上で、県民の皆様方や医療関係の皆様方に、私からお願いをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、資料に沿ってお話をさせていただきます。(資料「本県の医療の現状について」P1)
まず、「県民の皆様へお願い」と書いておりますけれども、まず、現状からお話をさせていただきたいというふうに思います。
発熱や咳などの症状による救急外来受診や、歩行可能な方の救急車利用によって、現在、救急外来が逼迫している状況でございます。
症状が重い方、例えば水が飲めない、呼吸が苦しい、ぐったりして動けない、顔色が悪い等、こういった方々のために救急外来を守れるよう、県民の皆様にご協力をお願いしたいと思います。
具体的には、症状が重い方以外は、救急外来の受診はお控えいただきたいと思います。特に検査を目的とした救急外来の受診はおやめいただければと思います。仕事や家庭の都合により、夜間が受診しやすいなどのご事情もおありかと思いますけれども、現在の医療の現状をご理解いただいて、ご協力いただければと思います。
参考までにではございますけれども、新型コロナウイルス感染症に感染しても、発症当日では陰性になる可能性も高くございます。正確な結果を得るためにも、落ち着いて症状を見極めた上で受診の必要性を検討いただければと思います。
次のページをお開きいただきまして、2ページになります。
どのような場合に受診するのかについては、後ほど改めてご説明をしたいというふうに思いますけれども、発熱や咳の症状が出た方は、まずは市販の解熱鎮痛剤などで様子を見ていただき、症状が続いた場合には、平日の日中に、最寄りの診療・検査医療機関を受診していただきたいと思います。
受診先については、まず初めにかかりつけ医、その次に自らマップで検索していただく、マップは我々どもで「コロナ診療マップ」というものを準備してございます。資料にQRコードも載せておりますけれども、「長崎県コロナ診療マップ」でも検索できますので、ぜひご利用いただければと思います。それでもつながらない、見つからない場合につきましては、受診・相談センターにお願いできればと思います。現在、受診・相談センターのほうも、曜日と時間帯によってつながりにくいというようなご意見もいただいておりますけれども、我々としても回線を増やして対応しておりますので、ぜひこちらのほうもご利用いただければというふうに思います。
また、事業者の皆様へお願いでございます。
従業員の方々が新型コロナウイルス感染症に感染をして、自宅などで療養を開始する際に、医療機関や保健所が発行する「検査の結果を証明する書類」を求められるというケースがあるかと思います。こういった書類のために、わざわざ受診されるという状況もあるというふうに伺っております。厚生労働省からの事務連絡も出ておりますけれども、書類を求めないようにしていただければと思います。これも救急外来を守るためにも非常に重要なことだと思いますので、ご理解いただければと思います。
次いで3ページ、医療機関の状況を少しお話させていただきたいと思います。
先ほども申し上げましたけれども、職員の感染や濃厚接触による休業者も増えている中、2年以上に及ぶコロナ禍での診療に対し、医療従事者の方々に、改めて心から感謝を申し上げたいと思います。
コロナ診療に尽力されている医療機関に今、偏りが見られておりまして、二次救急医療機関を中心に医療逼迫が生じている状況でございます。
具体的に1つ目、約7割弱の診療所が診療・検査医療機関に未登録という状況でございます。これは本県の指定割合は、九州最下位という状況でございます。
2つ目ですけれども、診療・検査医療機関515施設のうち約6割の診療所がかかりつけ患者のみの対応となってございます。
また、3つ目になりますけれども、診療・検査医療機関のうち、約2割の診療所が週に100件以上の発熱外来の診療をしていただいている一方で、同じ割合の約2割の診療所については、週10件以下の診療件数にとどまっている状況でございます。
また、休日・夜間に発熱した県民の皆様に、地域によっては受診・相談センターから在宅当番医や、救急夜間急患センターを紹介できないという状況もあると伺っております。
次の4ページになりますけれども、このように発熱された方が、診てくださる医療機関にたどり着けずに、結果、直接、二次救急医療機関で受診されているケースが少なからずあると認識をしております。
こういった状況を踏まえて、二次医療機関の医療従事者からは、優先度の高い救急患者の診療に支障が生じている。大変なご尽力をいただいている診療所もありますけれども、もっと多くの診療所の先生方にご協力をいただきたい、軽症の方を診ていただきたい。中核病院なのだから、軽症であっても発熱患者をすぐ診るのは当たり前とお??りを受けてしまうといった声があると。そういったことを踏まえて、救急外来の現状をご理解いただきということが寄せられております。
これらを踏まえてでございますけれども、医療機関の皆様へ改めてお願いでございます。もちろん、中には非常に、ぎりぎりまで頑張ってくださっている方々がいるのは重々理解した上でのお願いで大変恐縮ではございますけれども、改めて1つ目でございます。診療・検査医療機関の登録と公表及びかかりつけ患者以外も含めたご診療を何とぞよろしくお願いいたします。
また、2つ目になりますけれども、休日・夜間は、受診・相談センターから、在宅当番医や、休日夜間急患センターのご紹介をさせていただくこともございますので、その場合はご理解いただければと思います。
最後になりますが、改めまして、日夜、コロナ対応にご尽力いただいている医療機関の皆様に、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。
私からは、以上でございます。以後、先ほどお話した受診、判断のフロー等、細かい現状につきまして部局長から説明をさせていただきたいと思います。
私のほうから、より詳細なデータ等についてご説明させていただきます。
5ページの一般医療の制限状況になります。コロナ患者受入医療機関のうち、45施設から、毎週、診療等の制限状況について伺っているデータになります。
まず、職員のコロナによる陽性や濃厚接触者による休業の状況でございますが、8月5日時点で650人近く休業しているという状況でございます。そのこともあり、外来、入院、救急ともに、何らかの一般医療を制限している医療機関が増えているという状況でございます。
次は6ページでございますが、休日・夜間の救急外来の現状でございます。今回、本土地区の主要な8つの医療機関から、7月、8月、それぞれ上旬の6日間の救急外来の受診の実績をお伺いいたしました。7月と8月を比べていただきますと、夜間休日の救急外来の受診者数が1.3倍に増えている。そのうち発熱等コロナ疑いの患者数が2.2倍に増えています。また、救急車による搬送者数が1.6倍に増えているという状況でございますので、このデータから見ましても、診療時間外、休日・夜間の救急外来の医療機関の負担が増えているという状況が分かると思います。
また、救急搬送困難事案も、長崎、佐世保の合計でございますが、こちらも徐々に増加傾向でございます。
この救急外来を対応している医療機関の医療従事者から直接ご意見を多くいただいております。ご紹介させていただきますが、「症状が軽く歩くこともできる方が検査のために救急車で来院される。」「夜間に検査してほしいと来院される方が多数おられる。」「そのため一般医療に影響が出ている。」「優先度の高い救急患者の対応に支障を来している。」というお声でございまして、安易な受診はぜひ避けていただければと思います。
また、「陽性と判明すると騒ぎ立てられる方がいらっしゃる。」「時に心ない言葉を浴びせられる。」「救急外来の医師も看護師も疲弊をしている。」「職員の心労がピークに達している。」ということで、発熱等で受診されるご本人、また、ご家族の方も大変な状況かと思いますが、医療従事者の皆さんも懸命に闘っておりますので、ぜひ医療従事者へのご配慮も忘れずにご対応いただければと思います。
次に、オミクロン株の重症化率をインフルエンザと比較したものでございます。これは一度、記者会見でご説明させていただきましたが、改めてご説明いたします。
全国のオミクロン株の重症化率と季節性インフルエンザを比べていただきますと、60歳未満においては、いずれも0.03%が重症化するという状況でございますので、高齢者以外の方の多くは重症化率が低いという状況でございますから、症状が軽い方は、慌てずに、急いで受診する必要はございません。
次に、8ページが発熱外来受診のフローでございます。日本救急医学会や感染症学会の主立った4学会が8月2日に出した声明からの引用でございます。
まず、発熱や喉の痛みなどの症状が出た場合には、仕事や学校を休んでいただいて自宅療養を始めてください。その上で重い症状に当てはまるかどうかということを見ていただければと思います。先ほど知事が申されたとおりですが、水が飲めない、ぐったりして動けない、呼吸が苦しい、顔色が悪いといった症状がある時には、躊躇せずに救急外来を受診していただければと思います。
また、救急車をどういう時に利用すればいいかということに関しては、救急車利用のリーフレット部分にQRコードをつけておりますので、こちらもご参考にしていただければと思います。
この重い症状にどれも当てはまらない方に関しては、この次のフローに進んでいただきまして、発熱が4日以上ある、65歳以上である、基礎疾患がある、妊娠中である、このどれかに当てはまる方は、救急受診ではなく、平日の診療時間内に受診をいただければと思います。
一方で、今ご説明したいずれにも当てはまらない方に関しては、市販の薬をお使いいただき、自宅療養をしていただければいいと思いますので、必ずしも受診が必要ということではないと考えています。
市販の解熱鎮痛剤に関しましては、お近くの薬局やドラッグストアに在庫が十分ございますので、そちらで事前にお買い求めいただければと思います。
繰り返しになりますが、受診が必要な場合におきましても、特に緊急を要する場合以外は、日中の診療時間内にかかりつけ医等の受診をお願いいたします。
最後の残り3ページは参考でつけておりますので、口頭での説明は割愛させていただきます。
以上でございます。
それでは、幹事社のほうから質問をお願いいたします。
会見の題目は、「本県の医療の現状について」ということではあったんですが、やはりこのタイミングで一番おっしゃりたいのは、救急外来受診を考えていただきたいというところが一番大きいのでしょうか。現状として、医療がとても厳しい状況になっているということをおっしゃりたいのでしょうか。
おっしゃるとおりですけれども、まず、救急外来の状況が逼迫してきていると認識をしています。救急車の利用というところも一つではございますけれども、直接、ラインされる方も相当数いらっしゃるということですので、そちらの両方を今回お願いさせていただいております。
これは県側、医療現場のほうからもお声がとても大きかったということが背景にあるんでしょうか。
2つございまして、一つは、県民の皆様からのお声ということで、受診・相談センターにも多数お声をいただいておりますし、昨日、県庁の本庁にも直接県民の皆様からお声をいただいていて、非常に二次救急、初めの発熱外来が受診できないので二次救急に行っているというようなお声も入っています。
また、医療機関のほうからも、特に中核病院ですとか救急外来の先生方のほうから、逼迫している状況というのをお伺いしているという状況でございます。
それでは、各社のほうからお願いいたします。
資料11ページに、「病床使用率はレベル3基準(50%)を超過しているが、「社会機能全体」としては、深刻な状況には至ってない」という評価になっています。今、説明をお聞きしていると、深刻な状況になっているという印象も受けます。改めて、「社会機能」というのは何を指しているのか、「深刻な状況」というのは、どういうことを指しているのか教えていただければと思います。
まず、繰り返しになりますけれども、これまで申し上げてきたとおり、県の感染段階「レベル3」以降の状況については、経済活動に大きな影響を及ぼすような、より強い行動制限の実施を検討する段階にあると考えております。そのため、判断に当たっては、病床使用率の50%超過に加え、一般診療、福祉サービス、公共交通、行政機能など、社会機能全体への影響を踏まえて、総合的かつ慎重に判断する必要があると思います。
病床使用率については、8月15日時点で、58.6%で50%を超過しております。社会機能の制限状況については、一般医療への影響が徐々に高まりつつあると認識をしておりますけれども、児童・福祉サービス、公共交通、行政機能などを含めた社会全体の機能としては深刻な状況が生じている状況には至っていないと思います。
この深刻ということは、判断をクリアに示すことは非常に難しいと思いますけれども、そういう状況だと認識をしております。
なお、医療の分野につきまして、担当部局からは、医療関係者から、負担が大きくなってきているというような先ほどの声もあったと思いますけれども、行動制限をすべきという声や要望は上がってきていないという状況と聞いております。
そのため、現段階においては、県の感染段階を「レベル3」に引き上げ、強い行動制限を実施する段階にはないと考えておりますけれども、引き続き、この社会機能の状況については、注視をしていきたいと思います。
子どもが受診するクリニック等で検査キット等が不足し、受付をストップするという事例も出ているようです。そういう状況は深刻な状況ではないと言えるのでしょうか。
検査キットにつきましては、全国的な問題ではございますけれども、メーカーには在庫が十分にあるということを、直接メーカーにも確認をしているところでございます。
医療機関で不足しているというようなお声も直接入っていますが、県内の卸で在庫を持っているところもあります。通常、医療機関が個々に契約されている卸さんではキットを持っていないところもありますが、その時には大きな卸さんは持っているから、そちらからもらってくださいということを各医療機関に呼びかけております。在庫を卸から医療機関に運ぶような動きを今しっかりと連携を進めているところでございます。
もう一つは、先日、知事も申されましたけれども、9月の初旬になると思いますが、今、医療機関には順次、無償で国からもらっているキットを一部お渡しする手配を進めているという状況でございます。
陽性者の全数把握について、事実上取りやめる県も出ているという報道もあります。長崎県としては、見直しについてどのように考えていらっしゃるでしょうか。
これについては、全国知事会等でも発言してはいるのですけれども、全数把握という状況が、医療現場には非常に負担が大きくなっていると認識をしています。今回のオミクロン株の特性を踏まえて、しっかりと見直していくべきということを政府に求めている状況でございますので、県としては、より適切な、現実的な対応に変えていくべきだろうと考えています。
現時点で、県独自で判断するということはありますでしょうか。
現時点でそれについては、まず、しっかりと国の方針に沿った形で対応できるように、県としては最大限努力をしていくというところでございますけれども、現状を踏まえて国には、一部報道では見直しを始めると報じられていると承知しておりますけれども、そこを踏まえて、機会を捉えてしっかりと、そういった動きになっていくように要望していく、お願いをしていくということだと思います。
ありがとうございました。
県の感染段階を「レベル2—Ⅱ」のまま継続ということで、まん延防止等重点措置についてはまだ国へ要望はしないと思いますが、どういった場合に要請に踏み切るのか、判断基準を教えていただいていいですか。
現時点で明確にあるものではございませんけれども、感染状況を踏まえて、社会機能全体が非常に深刻な状況になる。また、これは、オミクロン株を前提としたお話になっております。流行株が変わってしまう、例えば非常に毒性が高い、病原性が高い、そういうところではまた変わってくるかと思いますが、その時で判断するべきことだと理解をしています。
病床使用率が50%を切っている地域もあるかと思うんですけど、仮に全地域で病床使用率が50%を超えてくる状況になっても社会機能全体を踏まえて判断ということでしょうか。
そのように認識をしています。病床使用率のみでは判断をしないというふうに考えています。
分かりました。ありがとうございます。
資料3ページに「約7割弱の診療所が、診療・検査医療機関に未登録」とありますが、なぜ長崎は登録率が低いのでしょうか。
なぜ低いかというのは、非常に難しいところですが、県からも、あるいは県の医師会からも、各郡市医師会を通して会員皆さんにはお願いをしているところでございます。
意見が多いのは、非常に高齢の先生に関しては、自分や職員に感染するから難しいという声もありますし、また、発熱外来の動線等が対応できないというような声もありますが、ただ、県としては、動線に関しても駐車場での発熱外来ということもできますし、時間的な分離もできますから、そういったことで呼びかけを繰り返しているという状況でございます。
毎日発表されるコロナの感染者で、最近、お亡くなりになられる方も多いと思います。例えば、自宅療養中に急変して、結果、お亡くなりになられたみたいなケースというのは、例えば月単位での集計はあったりするのでしょうか。
個別事案ですので公表はできませんが、少なくとも、ご本人やご家族が入院を強く希望されたが、入院ができずに自宅で亡くなったというような方は出ていないという状況でございます。
すみません、個別事案というか、全体として何人いるかということを聞いているので、別に個別にこの人がということを聞いているわけではありません。今、強く入院を要望された人はないとおっしゃられましたけれども、逆に言うと、それ以外の人はあっているという理解でいいのでしょうか。
例えばですけれども、自宅で、がん等のターミナルの状況の方で、もともと基礎疾患が非常に悪い方で、コロナにかかられて入院は希望されずに自宅で亡くなられるというような方があると思いますが、それをどう出すか、出すべきかどうかということは、非常に難しいところかなと考えています。
別に個別事案で教えてくれというわけではなく、ある程度統計として出したりはしないのでしょうか。例えば、7月にそういうケースが何件あったとか。
繰り返しになりますけれども、本来、入院すべき方、また、ご家族や本人が入院を希望されて、かつ病状的にも入院すべき方が自宅で亡くなったという場合には、ご家族のご理解が得られればお話をすべきだと思いますが、そういった事例は出ていない中で出す意味というのはなかなか見出せないというふうに思いますし、かえって県民の皆様に誤解を招くのではないかなというふうに思います。
先日、知事が会見で、陽性者登録センターを9月上旬頃に設置するという発言がありましたけれども、医療機関の負担が増えている中で、その設置、運用開始を前倒しするお考えというのは、今のところありますでしょうか。
今、急いで準備をしておりまして、その上での9月上旬になりますので、それ以上、今月中に前倒しというのは、厳しいという状況でございます。これは医療機関の皆さんのためにも少しでも早くしたいと思っていますが、9月上旬を目指しているという状況でございます。
ありがとうございます。
最近、コロナの療養中に亡くなる方が増えている印象があります。非公表の方もいらっしゃるので、あまり言えない部分もあるかもしれませんが、やはり高齢の方や基礎疾患のある方、福祉施設での感染が増えているといった傾向はあるのでしょうか。
高齢の方で、かつ基礎疾患のある方がほとんどでございます。これは計算していただければ出ると思いますけれども、感染者に占める死亡者の割合というのは、第5波までと比べると大きく低くなってはおりますが、感染者がこれだけ増えておりますので、やはりお亡くなりになる方もいらっしゃるという状況でございます。
メインは、高齢者でかつ様々な基礎疾患がおありの方でございます。
そうした背景に、医療機関の逼迫が影響しているというようなことは、今のところはないのでしょうか。
これは以前もお話ししたかもしれませんけれども、入院している方の約3割が中等症以上ですが、7割の方はコロナに関しては軽症ですけれども、非常に高齢の方で様々な基礎疾患を持っている方なので、入院せざるを得ない方が当然入院しているという状況でございます。医療界の皆さんからは、介護のほうが非常に大変だというようなお声は聞いておりますので、第5波までもそれだけ、非常に負担が強くなっているというような声は聞いております。
先ほど、来月初旬にも医療機関の方々に対して検査キットの配布の準備を進められているということでした。福祉施設のスタッフ向けの定期検査のキットの準備状況はいかがでしょうか。
すみません、先ほどちょっと説明が不十分でしたが、医療機関のほうへの無償キットの配布は、十分な数とは言えませんけれども、今、順次進めているところでございまして、陽性者登録センターと県民の方の有症状者に対する郵送の配布に関しては、9月上旬という形でございます。
高齢者施設の従事者に関しては、今、順次、もう送り始めています。そういう状況でございます。
細かいことで恐縮です。送り始めているということは、来週にもスタートするということでしょうか。
既にスタートしています。
スタートしているということですね。ありがとうございます。
さっきから会見を拝見していて、部長の明確な答えはありがたいのですけれども、赤い文字の資料を見ていると到底、医療は逼迫していないとは言えなくて、危機感は相当あるのではないかという気がしています。
長崎新聞社にも、医療機関の方から相当数、社会経済活動は分かるけれども、あまりにも自分たちの実態と乖離があり、街には人があふれていて、飲食店にも行く、観光客も来る、帰省もばんばん来る。その挙句、イベントが終わると、陽性者が出て、何々まつりに行きましたという患者を診ているというような話がありました。何となくですけれども、知事のリーダーとして、本当に大変な状況なんですよという危機感が、少なくとも私には伝わってこないんですよ、さっきの説明ぐらいだと。
医師の資格を持っていらっしゃる知事ですが、僕が聞く医療機関の方々と、今の会見の知事以下の方々の雰囲気が、せっかく会見してくださっているのに、県民に危機感が伝わらないような気がしていて、そこがちょっと違和感があるんですけど、改めて知事が、本当に長崎県の医療は危機的状況なんだという感覚がおありなのか。おありだとしたら、どういうメッセージを県民に発したいのかというのを改めてお願いしたいです。
ご指摘はしっかりと受け止めたいと思います。まず、危機感を持っているのかというお尋ねに関しては、危機感をもって、今回対応させていただいております。それが伝えられなかったというのは、私の至らないところかもしれませんけれども、それを踏まえた上で、やはり救急外来をしっかり守っていくということを県民の方々にお願いしたいと思います。それだけではなく、現在、本当に頑張っていただいている医療機関もございますけれども、それをまたみんなで分けて、一緒に乗り越えていただけるというふうに、残りの医療機関の方々についても、今後、改めて協力いただければというふうに思って、今回の会見に臨ませていただいております。
分かりました。保健所管内ごとの指定医療機関割合というのを手元に持っていまして、長崎新聞にもつい先日、載せたばかりですけれども、地域ごとに相当差があります。例えば長崎保健所管内だと、私が持っているのは7月19日時点の数字ですが、指定医療機関というのが28%しかありません。西彼や県央は4割を超えていて、10ポイント以上の差があるということです。
ただ、具体的にその医療機関の方に聞くと、やっぱり県央は県央で、もうむちゃくちゃ偏りがあって、大変だと見ている。新聞にも書きましたけれども、長崎市の別のクリニックの方に聞いたら、一般診療をやっている、検査をやっている、ワクチンの受付もやっているということで、もうとにかく電話は鳴りっぱなし、患者は来まくり、そういう状況の中で28%という数字をその方にお教えしたら、指定されている医療機関にお願いしたら、断られてこっちに来たと。だから、実態は28%どころではないんだと、そこまでもないんだというお話すら聞こえてくるわけですね。だから、本当にあまりにも差があり過ぎて、一般診療しか診ない、かかりつけの患者さんしか診ないというところがあって。ただ、これは国難と言われるぐらいの危機があるわけですよね。にもかかわらず、そういう温度差があって、本当に県の方が、あらゆることで努力していらっしゃるのは取材を通じて垣間見えるのですけれども、とはいえ、少なくとも、自分は長崎市民ですけれども、長崎市が28%というのは、医者としての責任を果たしていないという人があまりにも多いのではないかという気がして、記者というよりは、市民として怒りすら感じるんですけれども、そこについて以前、福祉保健部長に聞いた時は、いわゆる陽性者を診るということによる差別をされるのではないかとか、一般の人が来にくくなるのではないかとか、さっき動線の話もありましたけど、県の医師会長に話を聞くと、今はもう時間ごとに分けることによって、昔ほど厳しい動線は必要ないと。だから、お昼休みの2時間つぶしていると医師会長もおっしゃっていたのですが、その間に診ることができるとか、そういうやり方はあるわけですよね。だから、あるにもかかわらず、この数字がなかなか伸びないという話を聞いています。
だから、ここは、もうあえて言いますけれども、どうやったら伸びるのか、どうして伸ばしていきたいのかというのを、県もお願いしているという福祉保健部長の答弁は分かるのですけれども、何か知事としての覚悟をお尋ねしたい。
なぜかというと、知ったかぶりして大変申し訳ないのですけれども、お医者さんが最初に診て、投薬までして、この人は入院が必要なのか、自宅療養で十分なのかというところの判断ができると、その後の医療の流れというのが非常にスムーズになると。これは誰に聞いても同じことを言うんですよね。にもかかわらず、それを診られない状況にあるということ。だから、今日、長崎市が、みなとメディカルセンターの駐車場で検査をやるという公表をしていますけれども、本当はかかりつけ医というか、クリニックの方が診てくだされば、こういうことさえ多分要らなくなってくる。
インフルエンザと同じ、まさに重症化率は同じと福祉保健部長はおっしゃいましたけれども、長崎大学の学長によると、重症化率がほぼ同じであれば、インフルエンザはみんな診てくださるんだから診てほしいということまでおっしゃっているにもかかわらず伸びない。この堂々巡りでは、もう本当に、医療逼迫するしかない。
国には要望するけれども、全数把握は可能な限り続けていきたいともおっしゃる。だから、余りにも社会の状況と医療の状況が乖離している気がするので、本当にどうにかしてでもこれを増やしていくという覚悟みたいなものが欲しいなと思うんですよね。
登録している診療所については、佐賀県は48%と聞いています。大分県も48%、熊本県も43%で、長崎県のような3割台は本当に少ないわけです。未登録率について長崎県の取組が悪いのか、それとも医者の方々が非協力的で、県民なんてどうでもいいと思っているのか。そこら辺の覚悟とか、お願いするじゃなくて、本当に引き上げていくためにどうすべきなのかというところを、具体的に欲しいと思います。お願いします。
まず、ご協力いただくというところについては、これまでもお願いしてきておりますし、今もそのお願いをしているところでございます。ご指摘のとおり、まだ診ていただける可能性があるところというのは十分余白があると思っています。
ただ、これまで各医療機関、診ているところも、バックアップとして一般医療を受けていただいているところも、様々、それぞれの場所でご尽力いただいているという背景もございます。
そういった状況を踏まえて、今回あえて医療機関の皆様にこういった形でお願いをさせていただいていると。そういったことも酌み取っていただいて、私としては県民の皆様が安全に生活できるような、そんな環境を整えていくのが責務だと思っておりますので、そこは強い覚悟を持ってやっていきたいと思います。
ほかに、よろしかったでしょうか。
では、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時57分(57分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年7月28日 記者会見
会見内容
感染段階対応の目安の改定について
ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。知事、よろしくお願いいたします。
皆様、こんにちは。よろしくお願いします。
改めまして、本日は、お忙しい中、こうした機会を設けさせていただきまして、ありがとうございます。
また、本日は、私が全国知事会に、参加をしている関係で、今回はオンライン形式での会見となりましたこと、不自由もおかけするかもしれませんけれども、どうかご理解をいただければと思います。
新型コロナウイルス感染症については、前回7月21日に会見の機会をいただきまして、県内の感染段階を「レベル2−Ⅱ」に引き上げたところでございます。その後も7月26日、27日と2日連続で2,000人を超える感染者が確認されるなど増加傾向が続いており、病床使用率も上昇傾向にございます。
本日は、現在の感染状況等を踏まえまして、「レベル3」以降のレベル判断の考え方について、また、感染段階対応の目安の改定について、まず、担当部長からご説明をさせていただきます。
その後に、そのことに伴う県民の皆様への新たなお願い等について、私から改めてお話をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、私のほうから県内の感染段階「レベル3」以降のレベル判断の考え方と感染段階対応の目安の改定について、ご説明申し上げます。
まず、資料「今後の新型コロナウイルス感染症への対応について」の1ページ目をお開きいただければと思います。こちらはふだんご覧いただいております県内の感染状況等についてということでございます。病床使用率につきましては、7月27日公表分ということでございますけれども、45.1%という状況でございます。
2ページ目をお願いいたします。入院医療の状況ということで、7月27日公表分の病床使用率45.1%を医療圏域別に分類したものでございます。長崎、佐世保・県北医療圏につきましては、50%を超えております。長崎医療圏が51.0%、佐世保・県北医療圏が50.0%、また県南医療圏につきましても74.4%という形で高い入院率になってございます。
また、入院患者でございますけども、重症の方が今現在1名いらっしゃるという状況で、中等症・軽症の方が256名という形になってございます。
3ページ目をお願いいたします。「レベル3以降のレベル判断の考え方」ということについて説明した資料でございます。
まず、「レベル3」以降の段階ということで想定しております状況ということでございます。高齢者や基礎疾患をお持ちの方の感染者数や入院者数の増加により医療がひっ迫しているという状況に加え、医療従事者をはじめエッセンシャルワーカーにも感染者が増加し、幅広く社会機能に影響が生じている状態が、「レベル3」以降の段階だろうと考えております。
そのためには、より強い行動制限の実施を検討する段階にあるということで考えておりますけれども、一方でこうした対策というのは、経済活動に大きな影響を及ぼすということでありますので、「レベル3」以降のレベル判断に当たりましては、病床使用率や一般診療、福祉サービスへの影響等といったことを踏まえまして、総合的かつ慎重な判断が必要だと考えております。
なお、この「レベル3」への移行につきましては、国からも、病床使用率により機械的に判断をするのではなく、複数の指標や、社会機能の状況といった今後の見通しを踏まえて総合的に判断をするようにという形で求められている状況でございます。
こういったことも踏まえまして、4ページ目、5ページ目で、これまで感染段階対応の目安ということでお示しをしてきておりますけれども、こちらの改定を行いたいと考えております。
前回の会見でも申し上げましたけれども、本来であれば、国がオミクロン株に対応したこの目安を改定し、それに基づき、本県の対策・目安の改定を講じていくべきでありますけれども、現時点で、国から目安の改定という動きが見えてまいりませんので、今回は本県として、現在の材料を基に目安の改定を行うものでございます。
4ページ目でございます。改定の趣旨ということを記載しております。
現在の目安につきましては、昨年11月に公表させていただきました。第5波をベースに国が示した目安の考え方を参考に策定をしていたというものでございます。ご案内のとおり、その後、重症化率や入院率など特性が大きく変化をしているということがございまして、レベルごとに講じる対策や参考指標に乖離が生じているという状況にございます。そのため、より実態に合った目安に改定していこうというものでございます。先ほど触れました国のレベル基準の考え方が改定された際には、必要に応じて目安を改定していきたいと考えております。
その下、主な変更点でございます。まず、感染段階レベルの主な変更点でございます。基本的な感染対策が主となります「レベル1」から「レベル2−Ⅱ」につきましては、病床使用率を中心に判断いたしますけれども、より強い行動制限を要請する「レベル3」、「レベル4」への移行につきましては、病床使用率に加え、社会機能の制限状況等も踏まえ、慎重に判断をしていくというのが1点でございます。
また、2点目といたしましては、これまで「レベル0」を置いて、「感染者ゼロ」のレベルということで位置付けておりましたけれども、オミクロン株の特性を考えますと、感染者がゼロという状況はほぼ考えにくいということがございますので、「レベル0」を廃止し、「レベル1」(維持すべきレベル)と統合したいと考えております。
また、3つ目でございますけれども、ウイルスの特性により、新規感染者数の伸び幅や入院率、重症化率が大きく異なってまいりますので、現時点におきまして適切な指標を設定することが困難ということを理由とし、参考指標として置いておりました新規感染者数・療養者数の指標については削除するとともに、重症化しにくいという特性も踏まえ、重症病床使用率については参考資料として扱いたいと考えております。
もう1点は関連対策で、こちらも3点ございます。
1点目といたしましては、コロナと共生し、社会経済活動を維持するという観点から、外出自粛などの行動制限については、原則「レベル3以降に要請」をしていきたいと考えております。
一方で、高齢者等の方々につきましては、重症化のリスクが高いとされておりますので、こういった方々を守るという観点から、「レベル2−Ⅱ」において、高齢者等の方々に絞り、要請を前倒しで実施をしたいと考えております。
3点目でありますけれども、レベル判断に関わらず、医療圏ごとに病床のひっ迫状況というのは異なりますので、ひっ迫状況をレベル相当という形で称し、可視化して注意喚起していくという取組をしていくこととしております。
次の5ページ目でございますけれども、こちらが、今申し上げたところを踏まえまして改定をしたというものでございます。
「レベル0」をなくしておりますのと、右上の灰色の矢印で右に伸ばしております「レベル3」、「レベル4」につきましては、病床使用率や社会機能の制限状況等を踏まえ、移行を慎重に判断するということを入れているところでございます。
対策の下のところですけれども、「レベル1」の対策は、基本的な感染防止対策の実施、ワクチンの接種の促進ということを掲げております。「レベル2−Ⅰ」につきましては、「警戒警報」といたしまして、感染に不安を感じている無症状者への検査要請を実施します。先に「レベル3」のところをご覧ください。接触機会の低減に係る要請等を行わせていただきます。「レベル2−Ⅱ」では、「レベル3」を前倒しするような形で、高齢者等の重症化リスクの高い方や、そうした方と接する方に対象を絞り前倒しで実施するというものでございます。
下のほうに少し細かく「※」で提示をさせていただいております。1点目につきましては、こういった目安を掲げてはおりますけれども、その時点の感染状況や国の基本的対処方針、有識者のご意見等を踏まえ、総合的に判断をしていきたいというものでございます。
また、レベルにかかわらず、病床使用率や、社会機能制限の状況の推移等によっては、対策自体を前倒し実施することも検討していくべきだろうと考えているところでございます。
私からは以上でございます。
続きまして、私のほうから、感染対策のポイント等をお話しさせていただきます。
資料6ページをご覧ください。まず、現在の状況ですけれども、全国的に感染が拡大している状況でございます。本県でも連日2,000人を超える感染者が確認されています。そのような状況で、まちの中でも感染のリスクが非常に高まっているという状況がございます。
2つ目になりますけれども、医療従事者をはじめ、エッセンシャルワーカーの感染等によって、社会機能にも徐々に影響が出始めています。これ以上の影響拡大を招かないためにも、県民の皆様には改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。
特に、高齢者等の皆様には重症化リスクが高いことから、ご自身を守るため、より慎重に行動していただきたいと思います。
続いて7ページになります。これは県民の皆様全体に向けてのお願いという形になります。まず1つ目。改めて基本的な感染防止対策として、マスクの着用や三密回避、手指消毒等の徹底をお願いいたします。
また2つ目。換気ですね。冷房使用時も空気の通りを意識したこまめな換気をよろしくお願いいたします。
そして3つ目。テレワーク等による出勤者の縮減や時差出勤の推進ということで、接触機会の低減にご協力をいただければと思います。
4つ目ですけれども、帰省時等には事前に検査による陰性確認や、ワクチン接種のご協力をいただければと思います。また、夏休みになり県域を越した往来も増えてくるかと思いますけれども、県外のご家族にも事前に検査による陰性確認やワクチン接種をお声かけいただければと思います。
続いて8ページ目は、「高齢者等の重症化リスクの高い方を守るために」ということでサブタイトルを入れさせていただいております。
まず1つ目ですけれども、高齢者等の皆様にお願いでございます。感染リスクが高い場所等への外出を控えていただければと思います。
そして2つ目、家庭における親戚の集まりなど、高齢者等を含む大人数での会食等は控えるか、どうしても必要な場合には事前に検査を行うなどの工夫をしていただければと思います。
そして3つ目、はからずしも、マスク会食の不徹底などが起こってしまった場合、感染に不安を感じる場合には、3日間は高齢者等との接触を控えていただきたいと思います。
続きまして9ページは、これまでお示ししてきましたけれども、今回の変更があった部分について、本県における感染防止対策についてまとめたものでございます。
2番のところは、オレンジ色で囲っておりますけれども、今回、高齢者等の皆様を守るためにということで新しく加えさせていただきましたので、ご紹介をさせていただいております。
以降、2つのご報告、情報共有と2つのお願いがございます。
まず1つ目、10ページになりますけれども、健康観察等のさらなる重点化です。金曜日に厚生労働省から事務連絡がありました。重症化リスクのある自宅療養者の健康観察等をさらに注力するという観点から、健康観察等のさらなる重点化をしていきたいと思っております。低リスクの方や無症状者の方は、体調悪化時に本人が連絡する方法に変更することで、重症化リスクのある自宅療養者の健康観察等にさらに注力するものです。
図の下のほうに書いております低リスク者・無症状者などですけれども、これまでは左、中央の列になりますけれども、健康観察センターが電話やHER-SYSで毎日健康観察を行っておりましたが、今後は、もちろん県が事前にショートメールで連絡先等をお知らせした上での対応になりますけれども、症状悪化時のみ本人が窓口である健康観察センターに連絡していただくといった対応にさせていただきたいと思います。
上段は重症化リスク者ということで、これまでは保健所から電話やHER-SYSで毎日健康観察をしておりましたが、これからはさらなる重点化ということで、もちろん重症化のリスクが非常に高い方については重点的に保健所で実施をさせていただきますけれども、それ以外の方々については、保健所や健康観察センターが電話やHER-SYSで毎日健康観察をさせていただくことにしております。
県保健所におきましては、明日、7月29日の健康観察から、このような取組をさせていただきたいと思います。また、長崎市、佐世保市では今週中に開始予定をしております。
下に囲ってある2点につきましては、改めてのご紹介ですけれども、まず1つ目、ハイリスク施設・同居家族以外は、濃厚接触者の特定は現在行っておりません。
2つ目ですけれども、療養証明書につきましては、スマートフォンなどでMy-HER-SYSにログインすると表示されます。保健所への申請は不要でございます。
もう一つ、ご紹介、情報共有です。11ページ目、濃厚接触者の待機期間の見直しということで事務連絡がございましたので、共有をいたします。
まず、これまでは、基本的には7日間で8日目から解除ということになっておりました。検査を用いた場合では、4日目、5日目に陰性確認をした形で、5日目に解除という状況でございました。新しい基準では、2日間短縮されました。基本的には5日間待機をしていただいて、6日目に解除。検査を用いた待機期間では、2日目、3日目に検査を実施していただいて、陰性を確認した場合に3日目に解除という形になっております。
続いて2つ、これはお願いになりますけれども、12ページ目、「県民の皆様へ」と書いております。医療危機を招かないために。現在、入院患者が急激に増加をしておりますが、今後さらに増加しますと、医療スタッフの感染によってコロナ病床使用に制限が生じるだけではなく、通院外来の制限や、コロナ患者以外の入院制限、また救急搬送の受入困難など、一般医療へのさらなる影響が危惧されております。それを避けるために発熱患者やコロナ軽症・無症状の患者様につきましては、次のとおりご理解をお願いいたします。
まず1つ目ですけれども、発熱患者で緊急を要しない症状の方は、休日・夜間の受診を極力控えていただければと思います。できる限り診療時間内での受診をお願いいたします。受診の際には、症状に応じて自家用車を利用するなど、救急搬送機能の維持にご協力をお願いいたします。
2つ目は、コロナ軽症・無症状の方は、原則入院以外の、宿泊療養・自宅・施設等での療養とさせていただきますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
そして最後に13ページになりますけれども、現在、本県の医療がひっ迫しつつあります。その中でワクチン接種を改めてお願いをさせていただきます。現在のワクチン接種の状況でございますけれども、3回目については伸び悩んでいる状況でございます。4回目につきましては、全国よりも低い状況になっており、現在、13,8%という状況でございます。自らの健康を守るため、また大切な人を守るため、そして今回から新たに記載させていただいておりますけれども、本県の医療を守るために、早目の接種をよろしくお願いいたします。
私からの話は以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
まず、資料の5ページで、新型コロナウイルス感染段階の対応の目安の見直しについて、見直し後の長崎県の感染段階のレベルはどこになるのでしょうか。
今は、「レベル2−Ⅱ」の状況ということでございます。
ありがとうございます。新規感染者数について、昨日、平戸市長が県に政策要望した際に、コロナ対策に関して、新規感染者数の発表が、パニックとは言わないまでも混乱を起こしかねないので、見直せないかという話がありました。これについては、今、国で進んでいる分類の見直しとも絡んでくるとは思いますが、仮にインフルエンザと同じ5類になったとすると、感染者数の発表などは必要なくなります。知事ご自身のお考えをお聞きしたいのですけれども、この分類について、どのように今お考えになっていらっしゃるでしょうか。
多くの感染者がいる中で、重症化しにくいという現在のウイルスの特性、また、保健行政への負荷や、また、先ほどからお話しさせていただいている医療機関への負担とひっ迫状況を考慮すると、2類か5類かの2択ではないと思いますけれども、やはり今の扱いは変えていくべきだろうと私は考えています。
ただ、すぐに、5類にそのまま移行するというところでは、なかなか難しい問題もございます。例えば、入院医療費の支援制度が必要であったり、また、入院以外でも検査や治療をする場合での負担の問題、高齢者施設での支援等々、いろいろなものがあるかと思いますので、そういったところの議論が、今後深まっていくだろうと思います。
ちなみに、今日の全国知事会でもそういったところは活発な議論がされておりました。今後、そういった動きも踏まえて、しっかりと議論がされていくのだろうと思います。
私も、長崎県の状況をしっかりと把握した上で伝え、しっかりと意見を述べていきたいと思いますので、そういった動きがあるということは共有しておきます。
ありがとうございます。県独自の判断として、参考指標としての新規感染者数・療養者数の指標については削除するということがありましたので、あえて聞くのは心苦しい面もありますが、昨日、過去最多の新規感染者数になりました。通常、15時ごろに発表になりますけれども、今日の新規感染者数の発表は具体的に何人なのか。あるいは、それがまだ集計されていないのであれば、昨日より多いか少ないか、分かる範囲で教えてください。
本日は、まだ未確定の分もありますが、2,363人となる予定でございます。
幹事社からは以上です。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
資料4ページに書いてあります「レベル2−Ⅱ」で高齢者等に対象を絞った要請を前倒しで実施というのがありますけれども、これは資料の9ページにある「高齢者等の皆様を守るために」部分がそこに該当するということでしょうか。
おっしゃるとおりです。
高齢者の方に対しては、一部行動制限ということになるのでしょうか。
今回のものにつきましては、行動をこういった形で自粛をお願いするというような形だと思っております。
今日、この後、県の医師会も会見を開きます。そのあたりで医師会とも連携を取った上で、今回、レベルの判断の変更に至ったのか教えていただけますでしょうか。
医師会の先生方を含めて、各医療機関の皆様とは、日々、情報共有や意見交換を行っております。本日、医師会独自に警報を出されるということで、それに対して県のほうから何か意見を述べているということではございません。
分かりました。ありがとうございます。
先ほどの質問の中で、知事は2類から扱いを変えるべきだと理解しました。2類と5類の2択ではないとおっしゃいましたが、2類からは変えるべきという考えでいいのでしょうか。
これは2類か5類かという2択ではないという話をしました。では、なぜ今の2類相当から変える必要があるかということについては、いろいろ見方はあると思います。今の保健所のひっ迫状況であったり、医療機関の負担であったりというところをしっかり実情に合った形で解除していかなければいけない。これはどういったところが負担になっているのかというのは、非常に大きな話なので、ここで簡単にお話しすることはできませんけれども、例えば、全例把握というところをどうするのかとか、届け出ですね、そういったものをなくすと。5類になったら、これは疾患によりますけれども、全例把握ではないものもございます。どうしてもそういった傾向が必要であれば定点化するなど、いろいろな方法はあるかと思います。
ただ、重症化する可能性もゼロではありませんので、そういったところは治療をしっかりとやっていく。そういった部分では、今、受けられている公費での負担といった部分はしっかりと続けていく。そういったところは、やはり県だけでは判断が難しい。これは感染症法上の取扱いですので、しっかりと国のほうにも実情をお伝えした上で、実情に応じた形に変えていく必要があるのではないかと思います。その議論を進めていく必要があると考えております。
ありがとうございます。感染段階対応の目安をこのタイミングで変えられたのは、何か理由があるのでしょうか。
タイミングという意味で、何か明確なタイミングがあるというわけではありません。以前の会見でもお話ししておりますけれども、実情と目安が合ってきてないという状況がありましたので、国のタイミングを待つのか、本県独自でやるのかというところを見定めていたという状況でありますけれども、今回、いよいよ「レベル3」以降が数字上見えつつあるということもございましたので、なるべく早いタイミングでお示しできればということで、今回お示しをしたものでございます。
知事にお伺いします。長崎県内の病床使用率は、間もなく、強い行動制限の要請が可能な「レベル3」に達する見込みです。先ほどお話ししたように、病床使用率や一般診療、福祉サービスへの影響等を踏まえ、総合的かつ慎重に判断するということですけれども、当面は強い行動制限は要請しない、行わないという理解でよろしいでしょうか。
「当面」という言葉は非常に難しいと思います。ただ、申し上げられるのは、説明の中でもあったとおり、機械的に50%超えたから「レベル3」にしますということではないのだろうと思います。また、具体的に、どういったお願いをするのかというところについても、今、情報を集めながら検討しているところでございます。
例えば、そういったお願いをすることに当たっては、影響をいかに最小化するか、効率化していくかというところだと思います。どういった場面で、どういった対応を、関係者にどういったお願いをするのかといったようなところもしっかりと検討する必要があると思いますので、現在の感染状況も含めて、今後の動向、また有識者等の意見もしっかりと伺いながら検討を進めていきたいと思います。
ありがとうございます。「レベル3」への移行の判断基準としては、指標としては具体的にどういったものを検討材料にされるのでしょうか。
前回もお話ししましたけれども、明確に絶対値での基準を示すのは非常に難しいと思います。ただ、例えば一般診療への影響というところでお話ししますと、少し説明の中でも触れましたが、救急搬送困難事例の度合いや発生、医療従事者の感染、手術の制限といったところを包含して考えることは必要だろうと思います。
ただ、それを汎用化して、県全体の指標として数値化できるのかといったところは非常に課題があります。ですので、そこをしっかりと整理した上で検討する必要があろうかと思いますし、また、医療以外でも福祉施設や、公共交通機関、様々な部分で、社会機能と言われるところには影響が含まれてくると思いますので、そういったもの、どういったところを使用していくかというところは、継続的にしっかりと検討を深めていきたいと思います。お答えになっていますでしょうか。
分かりました。ありがとうございます。今、最大で570床あるコロナ病床を拡充するための要請を医療機関にされていますが、現時点でどうなっていますでしょうか。
お答えいたします。速報値で今集計しているところですが、まだなかなか数字が集まっていないというところでございます。今、77医療機関にご協力いただいていないので、2床以上ということでお願いをしていますが、多くの医療機関から協力するというお言葉をいただいているところでございます。ただ、その中身として、例えば一般の医療を少し止めないとコロナの医療は協力できないといった声もありますので、一つ一つの医療機関に状況を確認して、一般医療の制限がかからない状況でどれくらいご協力いただけるのかということを確認しているという段階でございます。
そうすると、数として何床増えますということは、現時点では言えないということですね。
今、現時点では言えない状況でございます。
分かりました。ありがとうございます。
以前の目安の中で、「レベル2−Ⅱ」には、会食時の人数制限や飲食店等への営業時間短縮要請ありましたが、それは今回の改定では、「レベル3」の接触機会の低減にかかる要請等に含まれると考えていいのでしょうか。
今おっしゃっていただいたところを念頭に置いて、文章を作っているわけではなく、むしろ、先ほど知事から申し上げたとおり、どういう方々に対してどういう要請を行っていくべきかということを今整理している状況であります。明確にこの中にそれが含まれているかどうかというのは、今、判然としないというところだと思います。
分かりました。レベルは県全体で判断ということです。これまでも佐世保市や長崎市など、地域で区切ってレベル判断をしているところもありましたが、改定後は完全に県全体で判断ということになるのでしょうか。
レベルの判断自体は、そのように考えております。ただ、5ページの一番下のところにお書きをして、先ほども申し上げましたけれども、医療圏域ごとに病床のひっ迫状況というのは異なってまいりますので、ここはしっかり可視化をしながら、基本的な感染防止対策の実施等の注意喚起というのは行っていきたいと思っております。
分かりました。
あと一点、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についてお尋ねします。現在8月末まで延長になっていますが、他県では7月末で終了の判断をされているところもあるようです。現状、感染者が増えている中、長崎県の判断はどうなるのでしょうか。
今のところ、現在の感染状況をもって「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の扱いを変えるということは考えておりませんけれども、今後の感染状況をしっかりと注視をしながら考えていくということだと思っています。
キャンペーンの停止について、「レベル3」で事業停止ということで発表があっていました。目安改定後も、「レベル3」での事業停止は変わらないということで理解していいのでしょうか。
国の事業でありますので、国のほうから県が「レベル3」に上げた時点で事業停止の扱いだと聞いております。基本的にはそれに沿った扱いをしていくということだと思っております。
ありがとうございます。
5ページの感染段階対応の目安の表にある、「まん延防止等重点措置・緊急事態措置の適用要請及び措置に基づく対策の実施」について、「レベル3」で行うのか、「レベル4」で行うのかは決まっているのでしょうか。
明確なところで、例えば「レベル3」になったらすぐに行うということではないと思っております。これまでもレベルに達したところですぐにというよりは、その状況をしっかりと見極め、国の制度でありますので、国との調整等も行いながらという形でやってまいりました。今回、ここにお書きをしておりますのも、こういったレベルで制度上想定されるものということでお書きはしておりますけれども、現時点、具体的にどこの水準になればということは想定できていない状況です。
分かりました。総合的に判断するということで、県民からすると分かりづらくなった形になると思います。「総合的に判断」というのは、どういった議論のプロセスを経て、最終的にどなたが決定するのか、その流れというのはいかがでしょうか。
今お示ししている中では、一つはこれまでどおりの病床使用率というところ、資料の5ページ目で言いますと、社会機能の制限状況というところで、一般診療や福祉サービス等への深刻な影響をしっかりと見ていくというのが一つだろうと思っております。
そういった状況をしっかりと把握した上で関係者、例えば有識者等にご意見を伺いつつ、本県としてはコロナ対策本部会議の意思決定をもって本県としての対応を決めていくということでございます。
分かりました。ありがとうございます。
ワクチンの接種率についてお尋ねします。ここ最近、医療スタッフの感染や、医療機関内での感染が広がっているということで、病院で接種しようと思っていた方が急遽接種できなくなってしまったという声をお聞きしました。長崎市では、予約なしでも受けられる体制を構築されていますが、今後感染者が増えていくと、そういった体制も県全体で必要になると思いますがいかがでしょうか。
はい。3回目接種についても、また4回目接種についても、全ての市町と日々やり取りをしておりますが、夏季休暇ということもあって、かなり今、ワクチン接種の希望者が増えているとは聞いています。すぐすぐ市町で対応できる状況ではないとお聞きしていますので、県と、引き続き市町の体制のフォローと、あと、好事例をしっかり共有していますので、課題の把握と事例の共有ということで促進を図っていきたいと考えております。
ありがとうございます。
あと、知事にお伺いします。昨日、湯崎広島県知事は、感染状況を踏まえた上でNPTへの参加は検討したいとお答えされています。NPT参加について現時点での知事の考えをお聞かせください。
同様だと思います。しっかりと対応できる体制を取れるかどうか、また、そういった感染状況であるかどうか、今後も注視をして判断をしたいと思います。
現時点では、行く方向で調整中ということでしょうか。直前に判断をしたいということでしょうか。
現時点では行く予定でおります。
ありがとうございます。
健康観察等のさらなる重点化ということです。端的に言うと保健所の業務が大変になっており、全ての対応をこれまで同様にはできないので重点化を図るという理解でよろしいでしょうか。
これまでも軽症・無症状の方に関しては健康観察センターにお願いをしていましたけれども、そこともやり取りをしていて、重症化する方が非常に少ないという、県の状況も把握した上で、国の今回の制度にのって、東京モデルと同じような対応をするということでございます。
分かりました。低リスク者について、「症状がない人」以外にどのような定義で捉えればいいのでしょうか。
65歳以上の方で基礎疾患が幾つもある方を重症化リスク者としていますけれども、その中でも、例えば高齢の独り暮らしの方とか、重症化リスクのある方に関しては、保健所が今後も行っていきます。また、重症化リスクはあるけれども、1つだけですとか、ご家族がいるというような方に関しては委託先の健康観察センターでやると。
それ以外の、65歳未満で重症化リスクが幾つもないというような方に関しては、ご本人にしっかりご説明をして、症状が出た時にはご連絡いただくという形を取ると、そういうことでございます。
比較的健康な方で、そんなに症状も出ていないような方を低リスク者と捉えてよろしいでしょうか。
そのとおりでございます。
分かりました。資料10ページ、重点化後の変更点で、パルスオキシメーターについては希望者のみ配付となっています。これは前回の会見時にも質問が出て、追加で発注するということでした。これは今後、自宅療養者が増えていった場合、追加で発注しても不足する可能性があるので、希望者のみ配付することにしたということでしょうか。
現時点ではまだ足りている状況ですが、今も自宅療養者1万2,000人を超えて増加が止まらない状況なので、足りなくなる可能性は否めないかなと思っていますが、そもそもパルスオキシメーターを送る時にも、「あまり必要ないんだろうけどな」という方も少なからずいらっしゃるので、希望者にはしっかりお配りするということでございます。
今後のことを見込んでということですかね。
今後のことを見込んでということと、現状を踏まえてということでございます。
現状では必要ないと思われる方にも配付しているところを、本人が希望しなければもう配付しないということですか。
そのとおりです。
資料5ページに「ハイリスク施設・同居家族以外は濃厚接触者の特定を行っておりません」とあります。これは、いつからこのような取扱いになっているのでしょうか。
3月中旬からこの対策をやっているという状況でございます。
さらに濃厚接触者を特定する対象を絞り込む考えは、現状ではないのでしょうか。
現状ではございません。ただ、国のほうからは、例えば保育所といったところに関して、国も出していますように特定しないということも、しっかり検証するようにということが出ておりますので、そこは議論の余地はあると思いますが、基本的にここに書いているとおりの状況を継続するということでございます。
すみません、ハイリスク施設というのは、例えば、どのような施設になるのでしょうか。
高齢者施設や、障害者施設が主でございます。あと、医療機関でございます。
分かりました。濃厚接触者の待機期間の見直について、国の方針に沿って見直しされるということだと思いますが、日本医師会が、7日間は他人に感染させる可能性があるので、5日間、場合によっては3日間で解除という話がひとり歩きすることに対して懸念を示されています。それについて、どのように県としてはお考えでしょうか。
厚労省のほうからも根拠に基づいて濃厚接触者の待機期間を短縮したと言われていますが、なかなかそのデータが示されていないので、こちらからも、もう少ししっかりデータを示してくれということはお伝えしていますが、いずれにしても待機期間は短縮という制度になった状況ですので、それに準じてやっているということでございます。
準じてやっているのは分かるのですが、一方では、7日間は他人に感染する可能性があるので、そこは十分注意してくださいと日本医師会がくぎを刺したような状況になっています。それについてはどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。
当然ながらゼロリスクというのはありませんので、7日であろうが10日であろうが、それ以降であろうが、感染するリスクがゼロではありませんので、引き続き待機期間を解除した後も、生活する上では基本的な感染防止対策は徹底していただくということに尽きるかなと思います。
分かりました。資料12ページ「県民の皆様へ」のところで、「入院制限、救急搬送の受入れ困難など一般医療へのさらなる影響が危惧されます」とありますが、ここに挙げている具体例は、もうすでに、このような状況が一部起きているという理解でよろしいでしょうか。
医療圏ごとに違いもありますし、各先生方に聞いても意見が必ずしも一致しないものもありますので、判断が非常に難しいのが正直なところですが、今、1週間に1回、コロナ受入病院45の医療機関に、入院と外来と救急の制限状況をお尋ねしているということと、コロナの感染、濃厚接触による休業の状況は確認をしております。
それから、救急搬送困難事例も、消防局のほうに確認をしているという状況でございますが、徐々に一般医療の制限が始まりつつあるという状況でございますので、先日もお話をしたように多くの医療機関にご協力いただきたいということで、今、お願いを継続しているという状況でございます。
そうしますと、こういう事例は一部起きているという理解でよろしいのでしょうか。
何を医療のひっ迫、一般医療への影響と捉えるかというのは難しいのですが、当然コロナ前と比べれば、ある程度の一般医療への影響というのは既に起きていると考えております。
分かりました。その下に「発熱患者で緊急を要しない症状の方は、休日・夜間の受診を極力お控えください」とありますが、緊急を要しない症状をどう判断するのか素人には難しいと思います。例えば、子どもがちょっと熱を出しているという時に、お母さんとしては、休日・夜間の診療所に連れて行きたいけれども、そのようなアナウンスがあっているから控えようとなると、結果的に急変して、重症化するというようなリスクもあります。この表現というのは、場合によっては受診控えにつながりかねないかと思いますが、その点についてはどうお考えですか。
今の救急の状況を先生方にお聞きし、あと私も10年ほど臨床医をやっていました。当然、救急を受診したいという方はたくさんいらっしゃって、そこの受診控えをしていただきたいということでは決してありません。
例えば、今の状況ですので、少ないとは思いますが、「本来は翌日でいいと思っていたけれども、仕事の関係でこの時間に来たんだ」とか、「車で来られるんだが救急車を呼んだんだ」という方も少なからずいらっしゃるとは聞いていますので、そういった趣旨ということと、あとは、救急で受診しないといけないのか、熱が出たからすぐ行かないといけないのか悩む時には、救急の電話番号もありますから、そちらへお電話いただいてご相談いただくということが望ましいのかなという趣旨でございます。
では、基本、悩んだ時には、ためらわずに受診してくださいという理解でよろしいのでしょうか。
急を要する時には当然呼んでいただいて、ホームページにも改めて記載するようにしますが、悩む時には、お電話をいただいて救急要請する必要があるかどうかということをご相談いただくというほうが望ましいと思います。
分かりました。知事にお尋ねします。現状は国の方針に従って県の方針も決めていますが、国の方針としては、いわゆる社会経済活動を回していくという方針があります。その中で感染者が急速に拡大している。社会経済活動を回そうとした結果、医療機関だけではなく、最近ではJRや長崎バスといった公共交通機関にも影響が出ている。社会経済活動を回そうとした結果、社会経済活動にも支障が出てきているという自己矛盾みたいなことにもなっていますが、それについてはどうお考えですか。
社会経済活動と医療のバランスだと思いますけれども、ゼロリスクはありません。社会経済活動をしっかりと維持する範囲の中で経済活動を継続していくということだと思います。ですけれども、ご質問にあったとおり、交通機関や、医療機関への支障の大きさというところは、県民の安全・安心、またしっかりと機能していく暮らしを守る中でも重要なものですので、今後も引き続き、そういった影響を注視しながら、どういったところで行動抑制の要請をしていかなくてはいけないのか、検討していきたいと思います。
NPTについて、県内の感染状況を踏まえて、最終的には直前に参加を判断するという理解でよろしいのでしょうか。
そうですね、引き続き、注視していきたいと思います。
わかりました。
記者会見の冒頭、ご案内しておりましたけれども、知事が3時から別の用務が入っておりますので、最後の質問でお願いしたいと思いますが、ございませんでしょうか。
すみません。会見の趣旨から外れることは重々承知していますが、関心事なのでお伺いします。岐阜県で統一教会の関係するイベントを県が後援していたり、他自治体の知事が祝電を送ったりするなど、統一教会との関与が疑われることがあり、問題になっています。長崎県及び大石知事においては、それに類するような、統一教会との関与という面があるのか伺えますでしょうか。
私が把握している範囲では、ないと思います。
ありがとうございます。今後、本当にないのかどうかを調べられるご予定というのはありますか。
すみません。あまり詳しく情報を把握できていない状況です。今この時点で、どうこうしないといけないというのが判断できないです。すみません。
ありがとうございます。
よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
通信状況が悪くなって、すみませんでした。本日は、このような機会を与えていただきまして、ありがとうございました。失礼いたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後6時30分から午後7時29分(59分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年7月21日 記者会見
会見内容
県内の感染段階の切り替え(レベル2-Ⅱへ)
それでは、ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。
知事、よろしくお願いします。
本日は、お忙しい中、こうした機会を与えていただきましてありがとうございます。また、本日は、私が政府施策要望のために上京しておりまして、このようなオンライン形式での会見とさせていただきました。不自由をおかけする場面もあるかもしれませんけれども、ご理解をいただければと思います。
新型コロナウイルス感染症については、前回、7月13日に会見の機会をいただきまして、県内の感染段階を「レベル2−Ⅰ」に引き上げたところでございますけれども、その後も7月20日、21日と過去最多を大幅に上回る1,500人を超える感染者が確認されるなど、増加が続いており、病床使用率も上昇傾向にあります。
本日は、そうした現在の感染状況等を踏まえた県のレベルの判断等についてご説明をさせていただきます。
なお、冒頭で、担当部長から現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私のほうから全体的な方向性等についてご説明をさせていただきます。
よろしくお願いします。
まずは、現在の感染状況等について、私からご説明をさせていただきます(資料「現在の感染状況等について」P1)。
新規感染者数でございますが、昨日初めて1,000人を超え、本日は1,615人と過去最多を更新しております。
病床使用率については、長崎市、佐世保市は既に県の感染段階「レベル2−Ⅱ」を超えており、一昨日、7月19日に、長崎市、佐世保市について、先に県の感染段階「レベル2−Ⅱ」に上げたところでございます。
県全体の病床使用率は、本日、36.0%と35%を超えたところでございます。
次に、入院医療の状況です(資料「現在の感染状況等について」P2)。医療圏ごとに見ていただきますと、長崎、佐世保・県北医療圏は病床使用率が4割を超え、県南医療圏は6割を超えるという状況でございます。現在、県全体で、205名入院しており、病床使用率は36.0%です。
入院患者のコロナの重症度ですが、現在、重症の方が1名いらっしゃいます。
自宅療養者が初めて7,000人を超えまして、こちらも大幅に過去最多を更新しているという状況でございます。本日で全感染数は8万人を超えたという状況です。
市町別の発生状況になります(資料「現在の感染状況等について」P3)。こちらもほとんどの市町で週10万人当たりの感染者数が大幅に増えてきているという状況でございます。
次のページですが、直近1週間の感染状況です(資料「現在の感染状況等について」P4)。感染要因ですが、家庭内感染と学校で全体の7割超を占めております。また、クラスターの発生状況は、学校と児童福祉で全体の6割を占めるということで、こちらの傾向は変わっておりません。また、高齢者福祉施設等や医療機関においてもクラスターが散発をしているという状況でございます。
次に、年代別の感染者の発生状況の前週比でございます(資料「現在の感染状況等について」P5)。ほとんどの年代で感染数が増加し、前週比が1.5倍に増加をしております。60代以上も同様に1.5倍の増加でございます。直近1週間の年代別発生割合を見ていただきますと、60代以上が13.7%でございます。約1か月半前の6月6日が7.2%でしたので、60代以上の感染者割合が増えてきている傾向ではございます。
次のページです(資料「現在の感染状況等について」P6)。60代以上の新規感染者数の推移でございますが、60代以上の新規感染者数の絶対数自体も増加をしております。
次、7ページですが、入院者の年齢構成です(資料「現在の感染状況等について」P7)。入院者の約8割を60代以上の高齢者が占めるという状況は継続をしております。
次に、入院率の推移でございます(資料「現在の感染状況等について」P8)。1月以降、全年代において入院率は減少はしておりますが、依然として60代以上の入院率が高い状況でございます。
次に、新規入院患者のコロナ重症度割合の比較でございます(資料「現在の感染状況等について」P9)。前2週間6月17日から6月30日までと、直近2週間7月1日から7月14日までを比較しておりますけれども、より重症化率の高い方、また、より緊急度の高い方が現在入院をしておりますので、その結果としてコロナの中等症以上の方の割合が4割弱という状況になっております。このコロナの無症状・軽症者でありましても、全身状態によって点滴等が必要なこと等から入院が必要になりますので、軽症・無症状の方の入院も当然いらっしゃるという状況でございます。
次に、コロナ感染に係る医療の現状といたしまして、今回、コロナのオミクロン株と季節性インフルエンザとの重症化を比較しております(資料「現在の感染状況等について」P10)。全国の比較を見ていただきますと、60歳未満では、オミクロン株が重症化が0.03%、インフルエンザは0.03%と同程度でございますが、60歳以上で見ていただきますと、オミクロン株が2.49%、インフルエンザ0.79%と、現在も60歳以上ではインフルエンザと比べると約3倍、重症化リスクが高まるという状況でございます。
長崎県に関しましては、60歳未満も60歳以上も、全国平均よりも重症化リスクが低い状況でございますが、これは健康観察を本県は徹底しているということに加えて、何よりも医療機関の皆様と福祉関係者の皆様のご尽力のおかげだというふうに思っております。改めてお礼を申し上げます。
今後、60歳以上の新規感染者数の急増等により、高齢者世代の重症者の増加が見込まれますので、より緊急度の高い感染者に適切な医療が提供できるように、入院病床運用のさらなる効率化が必要でございます。
次に、一般診療の制限状況です(資料「現在の感染状況等について」P11)。こちらコロナ患者の受入れ医療機関45施設における一般診療の制限の状況でございます。直近7月8日を見ていただきますと、外来、入院、救急ともに何らかの一般診療の制限をしている医療機関の数が増えております。また、コロナの陽性及び濃厚接触者により、医療従事者の欠勤者が増えてきているという状況でございます。
緊急時病床を含めて570床を確保しておりますが、緊急時の病床はあくまでも短期間使うものでございますので、緊急時病床を除いた最大確保病床は451床になりますが、現在、193床を使用しております。コロナ感染により、医療従事者の休業が相次いでおりますので、全570床を運用することは不可能な状況でございます。
また、コロナ病床の使用制限に加えて、一般診療にも大きな影響が及びつつございます。既に一部の医療機関におきましては、通院外来の制限、コロナ以外患者の入院制限、予定手術の延期、救急搬送の受入れ困難というところが出てきているという状況でございます。
次に、重症化リスクのある自宅療養者への健康観察等の継続でございます(資料「現在の感染状況等について」P12)。引き続き、保健所によって重症化リスクのある自宅療養者の健康観察等を継続してまいりますが、新規感染者数、自宅療養者ともに過去最多を更新しているところでございます。
保健所の主なコロナの業務といたしまして、入院・宿泊療養の調整、発生届のシステム入力、高齢者施設等のクラスター対応、電話等による健康観察等々、様々なものがございます。
感染者の急増等によりまして、本土の全保健所でBCP(事業継続計画)を発動いたしました。そのため、通常業務を制限しておりますので、県民の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。
業務効率化に向けた主な取組といたしまして、県立保健所では、ショートメールやWEBフォームによる調査を5月2日から順次開始をしております。また、重症化リスク者以外の健康観察外部委託も3月22日から開始をしているというところでございます。
今後の業務継続の課題といたしまして2点挙げております。
まず、1点目が医療機関からの発生届が現在も少なからずFAXで届いております。HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)で届けていただくようにお願いしております。統計データ自体は取れていませんが、各保健所に聞き取りを行うと、臨床では、まだ3割程度、FAXで送っているという状況でございまして、システムへの代行入力ということで、保健所全体でこの業務に追われているという状況です。引き続き医療機関の皆様には、FAXではなくHER-SYSでの入力をお願いできればというふうに思っております。
2点目が発熱時の対応、濃厚接触者の考え方など、一般的な問い合わせが急増しております。
発熱時の対応に関しては、県の受診相談センターが24時間開いておりますが、現在、連絡が非常に多くなっておりまして、1回の電話ではつながらないということが度々起きております。そのために急遽、増員の対応を今始めているところでございますが、発熱時の対応としまして、まずはかかりつけ医の先生にお電話をお願いいたします。かかりつけ医の先生がいない場合に関しては、受信相談センターへお電話をいただいて、つながらない場合には、数分おいて、もう一度お電話いただくということで、保健所へのお電話はなるべく控えていただければと思います。
また、濃厚接触者の考え方でございますが、ハイリスク施設及び同居家族以外に関しては、濃厚接触者の特定を行っておりませんので、こちらも保健所へのお電話をお控えいただければと思います。
最後に、メディアの皆様に対してお願いでございます。
情報を取っていただいて県民の皆様にお伝えするというのは、非常に大切な業務だと我々も認識しておりますけれども、保健所へのメディアからの問い合わせも非常に多くなっているというふうにお聞きをしております。感染症への対応に関しては本庁の感染症対策室にお電話をいただき、保健所のことに関しては福祉保健課にお電話をいただければと思いますので、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
次に、無料検査についてでございます(資料「現在の感染状況等について」P13)。
不安を感じる皆様に対する無料検査の期間を8月いっぱいまで、まずは延長したという状況でございます。また、お盆期間中に関しては、全国の主要な駅や空港等において無料検査を受けることができますので、各都道府県のホームページ等でご確認いただければと思います。本県においても、長崎駅の近く、佐世保駅前、長崎空港の3拠点で現在も実施中でございます。
次に、県の医療体制における取組としまして、感染症以外の患者も含め、より緊急度の高い方への対応として3点挙げております(資料「現在の感染状況等について」P14)。
まず1点目が、効率的な病床の運用に向けた関係者への協力依頼を行っているというところでございます。コロナの症状が軽症・無症状であり、コロナの症状以外でも入院不要であれば、原則、宿泊療養や自宅及び施設等で療養となります。症状が回復した場合には、コロナ療養期間中であっても、原則、退院いただくということで、関係者の皆様、また、県民の皆様にもご理解いただければと思います。
自宅療養者への対応といたしまして、先ほど申し上げたとおりでございますが、しっかりと保健所による健康観察を継続いたします。また、かかりつけ医や自宅療養サポート医による医療支援を継続し、症状悪化時には速やかに医療対応へつなげてまいります。
次に、2点目が高齢者施設における感染者発生に備えた事前準備の徹底でございます(資料「現在の感染状況等について」P15)。 感染症が施設で起きる前に医療機関との協力体制等、事前に体制を整えておくようにお願いをしているという状況でございます。また、感染が起きた時には、基本的には嘱託医の先生による対応になりますが、対応が困難な場合には、協力医療機関に診療をいただくために、現在、各郡市医師会のほうに、この拡充をお願いをしているという状況でございます。また、今後は地域ごとの医療支援体制の構築をさらに推進していく必要がございます。県全域型のCovMATで必要時には医療支援を行うための派遣を行っていますが、加えて、今回新たに長崎医師会CovMATが発足したという状況でございます。
3点目が、さらなる病床の確保に向けた医療機関への協力依頼でございます(資料「現在の感染状況等について」P16)。現在、コロナ確保病床が緊急時病床も含めてでございますが、最大570床でございますが、さらに拡充を図るべく、現在、ご協力いただけていない医療機関に対して、2床以上ご協力いただくようにお願いをしている状況でございます。
また、コロナの入院医療機関以外においても、自院関連の患者様、かかりつけ患者ですとか入院患者さんについては、自院で対応いただくようにお願いをしております。
次に、診療・検査医療機関のマップでございます(資料「現在の感染状況等について」P17)。昨日、7月20日から運用を開始しております。非常に見やすい形で示しておりますので、ぜひご活用いただければと思います。
最後に、ワクチン接種の推進です(資料「現在の感染状況等について」P18)。3回目接種率が65.7%で全国平均よりはやや上回っておりますが、若い世代を中心に伸び悩んでいるという状況でございます。引き続き、自らの健康を守るため、そして、家族や仲間など大切な人を守るためにワクチン接種をお願いいたします。
また、4回目接種につきましても、3回目接種から5か月経過した方が、今月、来月と多くなってきますので、ぜひこちらも接種をお願いいたします。
私からは以上でございます。
続きまして、私のほうから全体の方針等について説明をさせていただきます(資料「本県における感染防止対策について」)。
資料をおめくりいただきまして1ページ目、新規感染者数と病床使用率ということで、この1週間で急激に伸びているという状況でございます。
続いて2ページ目、このような状況を踏まえてではございますけれども、判断指標である病床使用率が県全体で35%を超過したというところでございます。また、医療圏別に見ても、長崎、佐世保・県北、県南の各医療圏において35%を超過している状況が続いています。
新規感染者の増加傾向が続く中で、入院者の約8割を占める60歳以上の感染者も増加傾向にございますので、ここも病床使用率については、増加傾向で推移しているのではないかというふうに思っています。
このような状況を踏まえまして、7月21日から県内の感染段階「レベル2−Ⅱ」に引き上げたいと思います。
続きまして、3ページ、現在の感染状況を踏まえた県の考え方になりますけれども、2つ目のポツに書いておりますとおり、本県では、これまでも医療や福祉など、機能が維持できる範囲であればコロナと共生し、可能な限り社会経済活動を継続していくという方針をお示ししてきたところでございます。国の方針も踏まえて、社会経済活動を引き続き継続していきたいというふうに考えています。
一方で、今後の感染拡大によって、例えば病床がさらにひっ迫して一般医療が維持できなくなるといった状況になってしまった場合には、行動制限等についても視野に入れつつ検討を進めていきたいと思います。
4ページ以降には、感染対策のポイントをお示しさせていただいております。
全国的に感染拡大が進む中で、本県でも感染者数が増えてきておりまして、感染リスクが非常に高まっている状況と認識をしています。これから夏休みを迎えるに当たって、普段会わない人との交流機会も増加します。そういった楽しい時間を安心してお過ごししていただくためにも、そのような機会には、ぜひ感染防止対策に改めて注意をしていただければと思います。
1つ目のポイントとしましては、いつもお話しさせていただいておりますけれども、会話中のマスク着用や三密回避、手指消毒などの基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いをしたいと思います。
続きまして、5ページ目になりますけれども、2つ目ですが、熱中症対策には冷房を適切に使用することが重要でございます。しかし、その際もぜひ空気の通りを意識した小まめな換気を行っていただきたいと思います。
3つ目は、会食の際、これまでもお願いしてきましたけれども、認証店の利用をお願いします。また、マスク会食や、密にならない工夫など、感染防止対策の徹底を改めてお願いします。
これにつきましては、有識者会議でも、最近、飲食店で対策が緩んできているという意見があるというご指摘もございました。そういったことも踏まえまして県民の皆様が経済活動を楽しんでいただくためにも、感染防止対策を改めて徹底をいただければと思います。
また、認証店におきましては、認証基準の再確認をお願いしたいと思います。また、非認証店においては、積極的な認証取得をお願いいたします。
続きまして、6ページ、4つ目になりますけれども、感染防止対策は、県民の皆様一人一人が心がけていただくものではありますけれども、入院の可能性が高くなります高齢者や、基礎疾患をお持ちの方と日常的に接する方は、感染防止対策の徹底をよりお願いしたいと思います。
また、そういった方々につきましては、感染リスクの高い場面は避けていただきますよう、よろしくお願いします。
続いて、5つ目になりますけれども、夏休み等の帰省時に高齢者や基礎疾患をお持ち方と会われる際には、事前の検査による陰性確認を行ったり、また、これは普段からのお願いではありますけれども、ワクチン接種について協力をお願いできればと思います。
7ページにつきましては6つ目になりますが、これまでもお話ししたとおり、自らの健康であったり、家族、仲間など大切な方々の健康を守るためにワクチン接種のお願いを改めてするものでございます。
ただ、7つ目に書いてあるとおり、体調が少しでも悪いとなった時には、外出や登校・登園を控えて、すぐに医療機関にお電話で相談をしていただければと思います。
8ページには、本県における感染防止対策についてまとめております。
今回、一部変更等があった分につきましては、オレンジ色でお示しをさせていただいております。
9ページ以降につきましては、それぞれ対象の方々に改めてお願いをさせていただきたいと思います。
まず、9ページ、「医療機関の皆様へ」と書いておりますけれども、総力を挙げて地域医療を守るためにお願いでございます。
まず1つ目、診療・検査医療機関へのさらなる登録及び登録医療機関名の公表についてご協力をお願いします。現在、診療・検査医療機関の登録率は、長崎県では33%となっており、九州の平均よりも低い状況にございます。こちらにつきまして、ぜひ医療機関の皆様、ご登録のほどよろしくお願いいたします。
2つ目になりますけれども、健康観察等の保健医療対応に迅速につなぐために、現在FAXで発生届を届けていただいている医療機関もありますが、HER-SYS入力をお願いできればと思います。
3つ目、在宅療養中の高齢者等の入院受入れに対応する医療機関を増やすために、全ての病院の方々に、コロナ病床を2床以上確保するようお願いをさせていただいております。どうぞご協力をよろしくお願いいたします。
10ページ目になります。
高齢者施設の皆様へということで、より緊急度の高い患者の入院医療確保のためにお願いでございます。
1つ目のポツになりますけれども、高齢者施設等に入所している感染者であっても、病状により入院が不要であれば、原則、施設内療養となります。入院治療によって病状が軽快した場合には、コロナ療養解除前であっても、入所者の早期退院についてご理解とご協力をいただければと思います。これは、真に入院が必要な方にしっかりと病床を利用いただくという観点からのお願いでございます。
そして、最後のポツになりますけれども、感染者の施設内療養に備えた事前の取組をお願いいたします。具体的な取組例として下に書かせていただいておりますけれども、嘱託医等に相談をして、診察できる医師をまず確保していただく。2つ目になりますけれども、発生時の連絡・報告フローや対応方針の確認を行っていただく。3つ目ですけれども、ゾーニングや防護具の着用に関しての訓練。最後になりますけれども、入所者の方やご家族に対して、原則、施設内療養となることも事前にご説明いただくなど、取組をしていただければと思います。
そして11ページ、「県民の皆様へ」になります。医療危機を招かないために、今後の対応とお願いでございます。
今後、入院患者の急激な増加に加えて、医療スタッフの感染によってコロナ感染者だけではなく、一般医療へのさらなる影響が危惧されます。こうした状況を踏まえまして、今後は、軽症・無症状であれば、原則、入院以外、例えば宿泊療養や、自宅・施設等での療養としますので、県民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
基本的な感染防止対策をさらに徹底いただくとともに、重症化予防のためにも、ぜひワクチンの接種についてご協力をお願いいたします。
12ページにつきましては、保健所に関するお願いでございます。
保健所が重症化リスクの高い自宅療養者の健康観察等、必要な業務に適切に対応できるように、以下の2点についてお願いをいたします。
1つ目は、濃厚接触者の特定に関するお問い合わせはお控えいただきたいと思います。現在、ハイリスク施設・同居家族以外の濃厚接触者の特定は行っておりませんので、ご留意いただきたいと思います。
そしてもう一つ、一般的な相談については、長崎県受診・相談センターへお願いをいたします。電話がつながらないというお声もあって、大変ご迷惑をおかけしている部分もあるかもしれませんけれども、保健所ではなく、時間を置いて再度センターへおかけ直しいただけばと思います。こちらのほうは24時間で対応しております。改めて、そこもご承知おきいただければと思います。
最後に、13ページになりますけれども、観光キャンペーンの取扱いについてでございます。
これまでの対応としましては、県の感染段階「レベル2─Ⅱ」で「新規予約停止」、「レベル3」または「まん延防止等重点措置適用時」で「事業停止」ということでありましたけれども、今後の対応案としまして、「レベル3」または「まん延防止等重点措置適用時」に「事業停止」とします。これは国の基準どおりとなります。変更点としましては、「レベル2─Ⅱ」での「新規予約停止は行わない」という方針でございます。
見直しに至った背景として下に書いておりますけれども、まず1つ目は、本県独自に実施中の「旅行に関するアンケート調査」というものがございます。こちらのほうで、全体の陽性率というところが3.4%であったのに対して、旅行した人のうち、5日以内に陽性となった人の率が1.7%という結果でございました。あくまで現時点ではございますけれども、その結果からすると完全に関係ないとまでは言えないかと思いますが、旅行自体が著しくリスクがあるとはいえないということがまず1点ございます。
また、2つ目、これまでも申し上げてきたとおり、社会経済活動をできるだけ維持をするという国の方針もございます。また、九州各県においても国の基準どおりの運用をするという方針であるという状況でございます。
14ページにつきましては、ただいまご紹介いたしましたアンケートについての速報値をご紹介しております。
最後に、15ページになりますけれども、感染段階等の運用についてというタイトルになっておりますが、要は、病床のひっ迫状況を県民の皆様に分かりやすくお示しするという観点、また、それによって注意喚起をさせていただきたいということから、今後、医療圏域の病床使用率を可視化していきたいと思います。イメージとしましては、左の図のように色を塗り分けているものを日々更新して、皆様に見ていただけるようにしていきたいと思います。
私からは以上になります。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
本日から県内の感染段階レベルを「レベル2─Ⅱ」に引き上げるということです。これはご説明いただいたように、個別の医療圏では基準を満たしてないものの、県全体の病床使用率が35%を超えたから、「レベル2─Ⅱ」に引き上げるという判断で間違いないでしょうか。
おっしゃるとおりです。
分かりました。知事から説明いただいた資料「本県における感染防止対策について」の3ページで、「病床がさらにひっ迫し、一般医療が維持できなくなるような場合については、行動制限等も視野に」と書いているのですけれども、これは具体的に、どういった段階に至ればこういった行動制限を県民に呼び掛けるのでしょうか。
具体的な内容については、まず、その時々の感染状況や、感染要因をしっかり踏まえなくてはいけないと思っております。ですので、例えば基準について、何かの数字がどのようになったらという明確なものはあるわけではありませんけれども、その時々の感染状況をしっかりと見極めて判断をしたいと思います。
少なくとも現時点で行動制限を呼びかける段階にはないという判断ですか。
はい。現時点ではそう考えております。
分かりました。とはいえ、医療従事者の方の陽性者が増えている、あるいはコロナの患者受入れを制限されている医療機関等も増えている中で、これまでどおり社会経済活動を継続するという方針は適切なのでしょうか。
ありがとうございます。やはり医療がしっかりと提供できないという状況が明らかに、より受け入れられないという状況になれば、行動制限というところを考えなくてはいけないと思いますけれども、現状で確かにそういったひっ迫の傾向は出てきていると、そういった制限が生じているところがあるということはお示ししたとおりでございますけれども、程度をしっかりと注視しながら、現時点で経済活動を止める状況にはないという判断をしましたけれども、全く、ひっ迫ぐあいが余裕があるという意味合いで申し上げていることではありませんので、しっかりと注視をしながら評価をしていきたいと思います。
分かりました。飲食店に対する対策というのは、特に考えていますでしょうか。
具体の飲食店に対する対応ということではありませんけれども、知事からも申し上げましたとおり、認証店においても、最近少し基準の徹底がなされていないという指摘もいただいております。そこについての徹底を改めて県から呼びかけていくということは具体にしていきたいと思っております。
分かりました。2日連続で新規感染者が1,000人台という数字になりました。県内の状況をどのように認識されていますでしょうか。
新規感染者が急増しているのは、本県のみならず全国的な兆候でございます。新規感染者の急増については、いろいろな要因があると思いますが、先日もお話ししたとおり、1つは、3回目ワクチンの効果が減衰してきている、あるいは一度感染した人の抗体が下がっているのだろうと思います。2点目が、本県もBA.5に置き換わりが進んでいるということ。3点目が、夏休み前ということもありますので、人流もある程度増えているだろうということ、そういった様々な要因で増えてきていると思います。
先日、長崎大学で有吉先生からもお話がありましたが、なかなか新規感染者が減るというような兆候、きっかけがありませんので、なかなか新規感染者のピークアウトというのは、しばらくは難しいのかなと認識をしております。
分かりました。私からは以上です。
資料「本県における感染防止対策について」の5ページですけど、認証店において感染対策が緩んでいるというお話がありました。それは、認証店が緩んでいるのとお客さんが緩んでいるのと両方あると思うんですけど、具体的にどういう緩みがあるのか。こういうことを注意してほしいということを知事から改めてご説明いただけないでしょうか。よろしくお願いします。
有識者会議であったご意見といいますのは、具体的に言うと、お酒を飲まれてマスク会食がだんだんと徹底がされなくなるという話であったり、距離が近くなるといったことであったりしましたので、おっしゃるとおり、どちらか一方がというわけではありません。やはりお店側もしっかりと徹底をお願いする立場もありますし、個人がしっかりと経済活動を楽しんでいただくと、そういった中でのしっかりとした徹底、心がけというもの、両方必要だと思いますので、認証店の基準のほうにも書かせていただいておりますけれども、基準を認証店側も改めてしっかりと確認をいただく。我々一人一人もしっかりと基本的な感染防止対策を徹底しながら楽しんでいただくということを改めてお願いをしたいと思います。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
今日、長崎大学の泉川教授が、「緊急事態宣言も検討すべき」というようなこともお話をされていました。県としては、正直なところ、新規感染者が減る傾向というところに何か理由があるのか、減る見込みなのか、それとも改善の兆候が少しでもあるのか、医療現場にはちょっとでも余裕があるという判断なのか、改めて行動制限をしない理由を教えていただけますでしょうか。
行動制限をしない理由ということですけれども、これまでも申し上げてきたとおり、我々としては安全に生活できるということが第一だと思います。医療提供体制がしっかりと提供できる、また、社会の機能が提供できるという段階が非常に重要だと思っております。そういったところを総合的に判断して、現在、経済活動をしっかりと回すということが可能という判断で、行動制限ではなく、経済活動をしっかりとやりながらですけれども、状況的には非常に厳しい状況にはなってきていますので、改めてこういった形でお願いをしているという状況でございます。
緊急事態宣言につきましては、これからの状況をしっかりと見極めていかなくてはいけないだろうと思いますし、全国的な動きもしっかりと注視していかなくてはいけないだろうと思っておりますので、そういうところも一つのご意見としてしっかりと受け止めながら、今後の対策に当たっていきたいと思います。
ありがとうございました。
病床使用率についてお伺いします。県の感染段階レベルを判断するのに、病床使用率を使っているというのは周知の事実です。そんな中、今日、その母数である570床が運用することが不可能な状況という発表をしていらっしゃいます。そうなると指標としての体をなしていないのではないかと思うのですけれども、いかがお考えでしょうか。
私のほうからお答えさせていただきます。
もともと570床というのは、緊急時病床を含めたものです。当初より緊急時病床は継続して使うものではなく、短期間使うというものでございます。ですので、この緊急時病床を使うということが必ずしも、初めから見込まれているということまで言い切れないという状況でございます。その時々によって使われることもあれば、使われないこともあると思います。現時点においては、570床全てを使うのは難しいという意味でございまして、10床も20床も使えないといった意味ではございません。
ありがとうございます。ということは、今後も570床をベースとした病床使用率というものを使用していくということでお間違いないでしょうか。
はい。緊急時病床の分母の考え方自体を変えるという予定はございません。今後、確保病床が増えれば、当然分母は増えるということでございます。
分かりました。ありがとうございます。
最近の陽性率に関して、もしわかれば教えていただきたいのですけれども。
直近で7月19日が37.4%でございまして、数値を見ると、大体4割弱から5割強という状況でございます。
ありがとうございます。
では、続いて、若い世代のワクチン接種について言及がございました。接種が伸び悩んでいるというのは、最近ずっと言われていると思うのですけれども、改めてこの現状と、県として、若い世代の接種を促進するための取組を教えていただけますでしょうか。
若い方への接種に対しての動画撮影等を改めて行っておりますので、担当のほうから詳細をご説明させていただきます。
ワクチン接種の現状としまして、20代、30代は6割に満たない状況です。一方で高齢者の方は9割を超えているような状況ということでございます。
対応といたしまして、若い方に対して呼びかけをするということで、現在、知事が呼びかける動画などを放送しているところでございます。
今後、新しい対策というのは、ほかにございますか。
県民への呼びかけに対して、新たな動画を今作成しているところでございます。例えばデジタルサイネージや、テレビCMなどを今検討しているところでございます。
ありがとうございます。今日から夏休みが始まったところも多く、県内も長崎空港には、県外からの旅行者がお見えになっているのを拝見しました。全国では無料の検査場を拡充する等、いわゆる玄関口の対応を強化している自治体もあります。無料検査の期間延長という話はありましたけれども、検査場の拡充等、県外からお越しになった方への対応というのは、今後、何か変わる点はございますでしょうか。
無料検査の数に関しては日々確認をしておりますけれども、急激に増加はしておりません。まだ枠も十分あります。しっかり数字を見ながらの判断になりますが、現時点では枠を増やす、あるいは場所を拡大するというようなことは考えておりません。
承知しました。
知事にお伺いします。行動制限はしないということで、県の内外からも帰省する方も増えると思います。改めて県民への注意喚起や、ワクチン接種への呼びかけがあれば教えていただきたいです。
先ほどの説明の中でも申し上げましたけれども、普段会うことがない方々、会う機会が少ない方々とも会うことが増えるかと思います。ですので、ご来県いただく方、別の都道府県を訪れる方は、ぜひ事前に検査やワクチンを打っていただく対応をしていただければと思いますし、ぜひ、往来先でも感染防止対策を徹底いただくということをお願いしたいと思います。
ただ、特にという形で申し上げましたけれども、入院のリスクが非常に高い、高齢者の方々や基礎疾患をお持ちの方々につきましても、改めて基本的な感染防止対策を徹底していただき、また、感染リスクが高いような場面を控えていただくなど、それぞれで改めて対策を徹底いただければと思います。
ありがとうございます。知事にお伺いします。県外からお越しの方の中に、「今日、ハウステンボスに行きたいんです」という方も多くいました。コロナの話からはそれてしまって申し訳ないのですけれども、今回、ハウステンボスの売却に関して報道が出ましたが、それに関して知事の受け止めと、今、現時点でコメントが可能かどうかお伺いしたいのですが。
すみません、コロナ会見ですので、ご質問はコロナに限っていただけますでしょうか。
承知しました。ありがとうございます。
今、県の感染段階の目安では、「レベル2−Ⅱ」というのは、会食時の人数制限や、飲食店への営業時間短縮要請となっているのですけれども、今回は、行動制限はしないということで、今後目安を見直す考えというのはあるのでしょうか。
目安の見直し自体は考えていかなければならないと思っております。もともとこの目安自体をつくった時にご説明しておりますけれども、オミクロン株の前のデータを元に策定しているものですから、目安を現状に合わせて見直すというのは考えております。ただ、一方でちょっと迷いがありますのが、国のほうが目安についての立てつけを行っており、そこをある程度参考にしながらこれまでやってきたものですから、国の見直しを待つのか、あるいは県独自でその前に見直すのかというところを含めて、今検討を進めているところであります。
わかりました。ありがとうございます。
説明の中で、自宅療養者が増えていて過去最多ということです。例えば自宅療養サポート医や、貸し出しているパルスオキシメーターが足りてないといった状況は起こっていないのでしょうか。
まず、パルスオキシメーターについては足りておりますが、さらに自宅療養者が増えることが見込まれますので、急遽、購入を進めているところでございます。近々足りなくなるということは今のところはないという状況でございますが、今後、全国的に足りなくなって購入できないという場合には、何らかの対応を考えないといけないと考えております。
また、自宅療養サポート医に関しては、百三十数名だと思いますが、県全体でご協力いただいております。基本的には保健所が健康観察をして、何らかの診療が必要な場合には保健所から自宅療養サポート医へ電話をし、自宅療養サポート医の先生がお電話をするという形になっております。保健所の健康観察自体をやっていただくわけではありませんから、自宅療養サポート医だけで保健所の業務が大きく減るわけではございませんが、大きく貢献をいただいているというところでございます。
また、自宅療養サポート医に限らず、かかりつけ医の先生方に健康観察を含めて、ぜひ診ていただけないかというお願いは常々しているところでございます。
分かりました。
県内の病床使用率が36%ということです。例えば病院の窓口、発熱外来等はひっ迫している状況にはないのでしょうか。
幾つか医療機関の先生にお伺いしても、ひっ迫しているとは聞いておりませんが、データを見てみると、あくまで1医療機関の平均でありますが、2週間ほど前は、1日当たり大体1人から2人コロナ患者を診ていたのが、最近は5人から6人平均で診ているという形になりますので、徐々に1医療機関当たりが診ている患者数が増えているというところでございます。そのため、発熱外来自体、診療・検査医療機関自体を増やさないといけないというふうに考えております。
説明の中で、保健所でBCPを発動しているということだったのですけれども、BCPを教えていただきたいのですが。
ビジネス・コンティニュティ・プラン(Business Continuity Planning)で、事業継続計画でございます。通常の業務をストップして、緊急時の高い業務をするという事業継続計画を発動したという意味でございます。
以上です。ありがとうございます。
観光キャンペーンについてお伺いします。説明資料「本県における感染防止対策について」13ページで、今後の対応(案)について、「レベル3またはまん延防止等重点措置適用」で「事業停止」と書いてあるのは、「レベル3」になったら自動的に停止する方向で検討しているという意味なのか、「レベル3」になった段階でもう一回考えるという含みを持たせているのか、どちらでしょうか。
「レベル3」の水準というのが、国の基準として事業をどうするかという基準でございます。そういう意味では、国の判断というのは、もう一段階ある可能性はありますけれども、現時点でお書きしているのは、国の判断に従い事業停止という趣旨でございます。
そうすると、「レベル3」になった段階で自動的に止めざるを得ない可能性が高い方向性というのは間違いないでしょうか。
今のところ、国からそういう説明をお聞きしていますので、今のままの扱いとなればそうなると思います。
分かりました。あとハウステンボスの件は、コロナとは関係ないというお話でした。コロナによる観光業への影響という意味では無関係ではないのかなと思うのですが、お答えいただけないのでしょうか。県民の関心事でもあると思うのですが。今日無理だとすれば、いつ、知事のご見解は伺えるのでしょうか。
広報課で整理をします。
何についての質問ですかね。
ハウステンボスの売却事案についてお伺いしたいのですが、知事のご見解は、今日は伺えないのでしょうか。
ハウステンボスについて、観光としては非常に重要な施設であるというふうに認識をしておりますので、引き続き、観光に来ていただいた方々には感染防止対策を徹底した上で楽しんでいただければというように思います。
本日の報道に関する知事の発言ということについては、この場ではないところで仕切らせていただければと思います。
分かりました。ありがとうございます。
先ほどのハウステンボスの件ですけれども、申し訳ありません、私がちょっと承知をしておりませんでした。本日数社の取材に、知事がお答えをいただいているようです。コロナ会見の中での質問という仕切りについては、改めてまた広報課で整理させていただきますけれども、本日のお答えとしては、今、知事からお答えをさせていただきたいと思います。
改めてですけれども、今日、私も報道で知りましたので、まず情報収集に当たっていただいていということが事実でございます。その中でHISから、そういった固まった事実はないということが発表されたと承知しておりますので、現時点でそういったことはないということが現状であって、それに対して何らコメントすることがない状況かなと私は受け止めております。
事実関係の確認です。資料「現在の感染状況等について」12ページの過去最高更新の新規感染者1,587人は7月19日ではなく、7月20日でいいでしょうか。自宅療養も7月20日という数字でよろしいでしょうか。
資料「現在の感染状況等について」12ページについて、自宅療養者は7月19日時点で6,812人ということでありますが、資料「現在の感染状況等について」2ページにありますように、本日時点で7,429名ですので、この7,429名が今過去最多という状況でございます。
そもそも新規感染者、自宅療養者というのは7月19日でいいのでしょうか。
両方とも7月19日です。
すみません。数字が正しければそれで結構です。ありがとうございます。
新型コロナも色々株が変わってくる中で、一度感染された方が再度感染されている割合や人数が分かれば教えていただきたいのですけれども。
本県におけるそのようなデータ自体は、把握はできておりません。ただ、医療機関からそのような患者さんもいらっしゃるということはお聞きしたことはございます。
爆発的に多いとか、そういうことは、分からないということでしょうか。
はい。そういったお話は、少なくともお聞きはしておりません。
分かりました。ありがとうございます。
資料「本県における感染防止対策について」9ページに「医療機関の皆様へ」部分についてお尋ねします。先ほどから、今日、長崎大学の会見の話が出ています。河野学長本人から、医療機関の皆様に診療や検査をもっとやっていただかないと、医療ひっ迫がなかなか解決していかないんだといった発言があった中で、今日、県にもお示しいただいたように、オミクロン株の場合は、重症化率が非常にインフルエンザに近いと。インフルエンザを診ない医者はいないから、そういった形で協力をお願いしたいと。ただ、非常にハードルは高いというご認識もあって、郡市医師会の判断によるということで、県としても今までお願いしていただいているが、学長としても非常にお願いしたいところだとありました。
今日、資料をいただくと、九州の平均からしても診療・検査医療機関登録率はかなり低いということで、県として、これがなぜここまで伸び悩んでいるのか、あるいはこれを上げるために具体的にどういった努力をされているのか、その点について教えてください。
まず、診療・検査医療機関に関しては、コロナが本県に出てから2年以上たっている中で、当初は偏見、スティグマ(間違った認識や根拠のない認識)があるということと、ご自分の医療機関の従事者や、あるいは患者さんが感染するのを恐れるということが多かったというふうに聞いております。現在も少なからずそういう声を耳にすることもございます。
県としては、繰り返し関係医療機関の皆様にお願いはしているところでございます。この診療・検査機関の感染防止に関しては、ゾーニングが難しいというようなお声もあるのですが、例えば発熱患者の方には自家用車の中で待っていただいて、駐車場で検査・診療するということも認められておりまして、それでも診療・検査医療機関としても登録できますし、実際、そういった形で診療していただいているところもございます。そういったこともお示ししながら、一つでも多く、できれば全ての医療機関にご協力いただきたいということを繰り返しお願いするしかないという状況でございます。
当然、多くの医療機関がご尽力いただいているのですが、今ご尽力いただいているところだけでは厳しくなってきていますので、総力戦でお願いできないかなと思っております。
もう一つの入院医療機関に関しても、同様のことであろうと思っております。こちらも、以前までは病棟単位でコロナの病床を確保しないといけなかったのですが、現在は、病床単位で行っていいという形になっておりますので、そういった意味で、全ての20床以上の病院に関して2床以上確保いただくように、今回、こちらはお願いをしているという状況でございます。
関連してお尋ねします。ちょっと意地悪な質問かもしれないのですけれども、この診療・検査医療機関登録率33%というのは、具体的に申し上げませんけれども、どこかの医療圏が足を引っ張っているのではないかという気もしなくはないのですが。例えば病床使用率を見たら、県央は極めて低いです。県央に関しては、非常に医師会の協力が得られているという取材をしたこともあり、そのような協力もあって、低く抑えられているところもあると思うのですけれども、ただ、一部の医師会については、当番医とかはやってくれるけれども、開業医が進んでやってくれていない医療圏もあると聞きます。そういったところを重点的にやっていかれるほうがいいのかなと思ったりもするのですが、何かそこら辺に対してのコメントとかお願いとかありますか。
各医療圏あるいは各郡市医師会に対して、この場で何か申し上げることはしませんが、まず、この診療・検査医療機関等に関して大きな割合の差はありません。ただ、若干の差は確かにございます。
その中で、例えば県央医療圏において入院率が低く抑えられているのは、いい悪いではありません。保健所を中心に各開業医の先生方が非常に協力いただいているというのは事実でございますが、ほかの医療圏の先生方がご尽力いただいてないというわけではありません。今、県央医療圏の事例等も、ほかの医療圏の保健所や関係者の皆様に対して、こういったことをやっているんだということを、好事例的なものとしてお伝えはしているという状況でございます。
ありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時30分から午後5時36分(66分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年7月14日 記者会見
会見内容
- 安倍晋三元内閣総理大臣の逝去について
- ニセ電話詐欺根絶のための緊急メッセージについて
- マイナンバーカードの取得促進について
- 長崎県婚活サポートセンター新愛称「あいたか」及び新ロゴデザインについて
- NPT再検討会議への参加について(1)
- NPT再検討会議への参加について(2)
- 核兵器禁止条約締約国会議について
- 参議院議員通常選挙について(1)
- 石木ダム建設事業について
- 新型コロナウイルス感染症について
- スタートアップ企業の創出について
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 長崎の被爆体験者の救済に関する厚生労働省等への要望について(1)
- 女性副知事の登用について
- 令和4年2月の知事選挙について
- 県内旅行キャンペーンについて
- 九州新幹線西九州ルートについて
- NPT(核不拡散条約)再検討会議への参加について(3)
- 長崎の被爆体験者の救済に関する厚生労働省等への要望について(2)
- 参議院議員通常選挙について(2)
- NPT(核不拡散条約)再検討会議への参加について(4)
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 参議院議員通常選挙について(3)
- 人口減少対策について
- 平和教育の実施について
- 特定複合観光施設(IR)について(3)
- 参議院議員通常選挙について(4)
安倍晋三元内閣総理大臣の逝去について
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆さん、よろしくお願いします。
まず、私からの発表の前に一言申し上げます。
先週、7月8日、安倍元総理が銃撃を受け、ご逝去されました。
安倍元総理におかれましては、これまで本県の諸課題についても、世界遺産の登録実現や各種社会資本の整備等にお力添えを賜ってまいりました。
ここに生前のご功績に深く敬意を表しますとともに、心から哀悼の意を表したいと思います。
今回の事件は、自由と民主主義に対する暴挙であり、断じて許されるものではありません。卑劣な暴力行為に対しましては、断固たる態度で臨みたいと決意を新たにしているところであります。
本県といたしましては、安全・安心に暮らしていける社会の実現に向けて全力で取組を進めてまいります。
ニセ電話詐欺根絶のための緊急メッセージについて
それでは、私のほうから4点についてお話をさせていただきます。
まず1つ目は、ニセ電話詐欺撲滅のための緊急メッセージについてでございます。
ニセ電話詐欺撲滅のための緊急メッセージについて、電話などで身分を偽ってお金をだまし取るニセ電話詐欺被害は、昨年は97件、被害総額は約2億7,000万円と急増しており、さらに本年は昨年を上回るペースで推移をしております。
そこで、6月7日に県警本部長と私から、「ニセ電話詐欺撲滅のための緊急メッセージ〜だまされんばい長崎!〜」を県民の方に向けて発信いたしました。その時に発信したメッセージが、このパネルの内容になります。
メッセージの内容は3項目ございます。
1つ目は、「詐欺を見抜く免疫力をつける」でございます。県民の方々には、ニセ電話詐欺を決して他人ごとと思わず、一人ひとりが、自分もニセ電話詐欺にだまされるかもしれないという危機感を持って、詐欺を見抜く「免疫力」をつけていただきたいと思います。
2つ目は、「犯人とつながらない環境をつくる」です。もしかすると電話の相手は、お金をだまし取ろうとする犯人かもしれません。そのため、ナンバーディスプレイにより電話番号を確認する、留守番電話機を設置するなど、犯人とつながりにくい「環境」をつくっていただきたいと思います。また、会話内容の自動録音機能がついた電話機を活用することをお勧めいたします。
最後の3つ目でございますけれども、「県民の絆を深め被害に遭わない長崎をつくる」です。昨年から、還付金が受け取れるとATMに誘導され、携帯電話で指示を受けてお金をだまし取られる還付金詐欺が増えており、特に高齢者の方々が狙われております。ご自分の家族が被害に遭うかもしれません。電話をしながらATMを操作する人を見た時は、勇気を出して声をかけていただくなど、県民の皆様の「絆」を深めていただきたいと思います。電話でのお金の話は、警察や家族に相談をして、被害に遭わないよう気をつけていただきたいと思います。
マイナンバーカードの取得促進について
続きまして、マイナンバーカード取得の促進についてお話をさせていただきます。
マイナンバーカードは、自身のマイナンバーの証明や身分証明書として使用されております。申込みによって健康保険証として利用できるようになるほか、一部ではありますがオンラインによる行政手続において電子証明書としても活用されています。今後、運転免許証や行政手続をオンラインで行うためのツールとして、その使用方法が拡大されていく見込みとなっております。
今後、ますます便利になっていくこのマイナンバーカードでございますけれども、県内における取得率は43.7%と、まだ半数の県民の皆様がカードを取得されていない状況でございます。
このような中、国のマイナンバーカード取得促進事業として、「マイナポイント第2弾」が6月30日から実施をされております。今回のキャンペーンでは、第1弾と同様に、マイナンバーカードの新規取得で最大5,000円分のマイナポイントがもらえるほか、マイナンバーカードの保険証利用の申込み及び公金受取口座の登録で、合計1万5,000円分のポイントがもらえますので、最大2万円分のポイントがもらえることとなります。
また、マイナンバーカードを既に持っている方で、第1弾の時にポイントをもらってない方も、今回ポイントの申込みをいただきますと最大5,000円分のポイントがもらえるということになっております。
ただし、ご注意いただきたいところは、カードを現在持っていない方については、9月30日までにカードを申請していただく必要があるということでございます。マイナンバーカードの申請は、市役所・町役場の窓口などで申請することができるほか、7月末頃からは、順次、お住まいの住所に届くQRコードつきの申請書を使って、インターネットまたは郵送で行うことができます。
保険証利用の申込みや公金受取口座の登録によって、「医療情報や預金額などの個人情報を1か所に集めて行政が監視をするのではないか」、また、「カードをなくしたらマイナンバーが悪用されるのではないか」というような意見をよく耳にします。マイナンバー制度において、個人情報は分散管理をされており、行政が一元的に個人情報を集約・監視することはできない仕組みとなっております。
また、カード自体に医療情報や預貯金情報は記録されておりませんので、紛失によって個人情報が外部に流出することはありません。仮にマイナンバーを他人に知られたとしても、それを悪用して個人情報を取得できない仕組みになっておりますので、ご安心いただきたいと思います。
今回のマイナポイント第2弾は、マイナンバーカードをお得に取得できる非常にいい機会だと思います。まだお持ちでない方は、ぜひカードの取得申請をよろしくお願いいたします。
なお、今後、市町の申請窓口の混雑や、申請から交付までの時間が今よりも長くかかることが予想されますので、ぜひ早めにご申請を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
長崎県婚活サポートセンター新愛称「あいたか」及び新ロゴデザインについて
続きまして、長崎県婚活サポートセンターの愛称「あいたか」及び新しいロゴデザインについて、お話をさせていただきます。
県では、結婚を希望する方の婚活を応援するため、ご本人やご家族の皆様から相談全般を受け付けるとともに、結婚支援事業を総合的に実施する長崎県婚活サポートセンターを設置しております。センターの県庁移転を記念して、昨年度末からセンターの愛称を募集し、このたび、1,247件の応募作の中から、「あいたか」という愛称にいたしました。
提案いただいた方によると、「あいたか」は、婚活や結婚によってパートナー同士の「愛を高める」という意味と、長崎弁の「会いたい」という2つの意味を持つということでありまして、県といたしましても、「巡り会った二人がつながるように」との想いを込めて選定させていただきました。
また、これに併せて新しい愛称をモチーフとしたロゴデザインを新たに作成しましたので、ここで発表させていただきたいと思います。
このロゴデザインは、カラフルなピースで表した様々な人たちがセンターで出会う様子をハート型で表現しております。新しい愛称とロゴデザインによって、今後、長崎県婚活サポートセンターに、より親しみを持っていただければと思います。
また、センターにおいては、開設から7周年を迎えることを記念して、7月21日より、お見合いシステムの登録料半額キャンペーンを行いますので、多くの皆様にご登録いただきたいと考えております。
これからもすてきな出会いと婚活を応援してまいりますので、ぜひセンターを気軽にご利用いただければと思います。よろしくお願いします。
NPT再検討会議への参加について(1)
最後にNPT再検討会議への参加について少しお話をさせていただきます。
来月1日から、ニューヨークの国連本部でNPT再検討会議が開催されます。被爆県の知事として私も現地に赴き、サイドイベントの開催や各国政府代表との意見交換などに取り組みたいと考えております。
開催するサイドイベントは、同じ戦争被爆地である広島県との共催により、核廃絶に向けた国際社会の機運を高めることを目的としたシンポジウムを予定しております。現在、広島県は、国連の開発目標、いわゆるSDGsに核廃絶を明確な目標として位置づけるため、本県をはじめ、様々な主体と連携して取組を進めております。会議に参加する各国政府代表や国際NGO等に対して、被爆地の自治体が連携して発信することで、国際社会における核廃絶に向けた機運を高めていきたいと考えています。
また、核廃絶に積極的な姿勢を示されている各国政府代表や国連関係者、国際NGOとの意見交換の実現に向けて、現在、調整を進めております。各国政府の核廃絶に向けた考え方や、被爆地に期待する役割等について意見交換し、今後の平和行政の方向性の整理や、新たな施策の構築につなげていきたいというふうに考えております。
一応、私から4点、冒頭のお話をさせていただきました。
以上になります。
NPT再検討会議への参加について(2)
では、幹事社からご質問をお願いします。
NPTへの参加についてお伺いします。
NPT再検討会議へ参加されるということで、まず、歴代の長崎県知事として初めてということですが、被爆県として、どういったメッセージを発信されていきたいと、考えていらっしゃいますでしょうか。
まず、参加の意図と意義というところになろうかと思いますけれども、NPT再検討会議は、核軍縮に関わる各国政府代表や、核廃絶に取り組む国際NGOなどが多く参集される大変貴重な機会であると思っております。そうした方々との面会を通じて、各国の核軍縮等に対する考え方や、被爆県への期待などをまずお伺いし、今後の本県の平和活動の方向性の整理、新たな施策構築につなげていきたいと思います。また、広島県との共催でシンポジウムの開催を予定しております。
一方、長崎市とは、これまでも連携して取り組んできましたけれども、今回は同じ被爆県である広島県との連携も強化していきたいと思います。今回は、両知事がそろって平和を発信する初めての機会となることから、国際社会における核廃絶に向けた機運が高まるように、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
渡米のスケジュール、現地でのスケジュールについて、現時点で分かっていることを教えてください。
現時点での日程になりますけれども、7月31日に現地に到着し、8月1日、2日に現地で活動させていただいて、4日に帰国するという予定で調整を進めています。
現地での催し・活動について、現時点で分かっていることを詳細に教えていただけますか。
現地での活動については、広島県との共催によるシンポジウムの開催と、各国の政府代表者等との意見交換を予定しておりますけれども、現在調整中というところでございます。
実際に参加されるに当たり、県内の被爆者団体の方と意見交換や、要望を受ける場を設けるということは予定をされていますでしょうか。
具体的にはございませんけれども、今後、そういったことが必要であれば、しっかりと積極的に考えていきたいと思います。
分かりました。
核兵器禁止条約締約国会議について
先月に閉幕した核兵器禁止条約の締約国会議に関して、質問させていただきます。県内からも、長崎市の田上市長や、被爆者の方々が出席されました。知事として、今回、会議全体をご覧になられて、どういった受け止めをされたのか教えてください。
今回の会議では、核なき世界の実現を国際社会に呼びかける「ウィーン宣言」や、その具体的な取組をまとめた「ウィーン行動計画」が採択されています。核兵器廃絶に向けた第一歩が、まず動き出したのではないかと考えております。締約国の関係者の皆様の努力に、まずは敬意を表したいと思います。
県として、政府にオブザーバー参加を求めている中で、ドイツ、ノルウェー、オランダ、ベルギー、オーストラリアといった米国の核の傘にある国がオブザーバー参加したことは成果ではないかと感じております。
一方で、核保有国の参加がなかったことは、大きな課題であろうと思います。
非締約国には、この条約の義務が及ばないために、今後、どのようにしてつなげていくのかは、今後の課題、議論にされるところだと思いますので、期待をしたいと思います。
また、被爆者の皆様が発信する被爆の実相や、核なき世界の実現への願い、そして、長崎市長のスピーチも、多くの参加者から高い評価をいただいていると聞いております。被爆者の皆様の存在が、核廃絶に向けた原動力となっていることを改めて実感をいたしました。加えて、若い世代の活躍も印象的ではなかったかなと思います。彼らが被爆者の方々の意志を引き継いで、次の世代を担っていくことを大いに期待をして、県としてもしっかり後押しをしていきたいと思います。
今、少し発言がありましたけれども、日本政府が今回オブザーバー参加も含めて出席を見送られたということで、県内の被爆者団体からも、政府に対して参加を要請する声もありました。県として、政府の姿勢について、どのように評価されていますでしょうか。
日本政府がオブザーバー参加をしなかったということについては、非常に残念であると思っています。
NPT再検討会議では、政府が主張されている、立場の異なる国々の橋渡しとしての役割をしっかり果たしていただきたいなと考えています。
また、唯一の戦争被爆国として、我が国への期待は大きいと感じておりますので、引き続き政府に対して、オブザーバーの参加を求めていきたいと思います。
分かりました。
参議院議員通常選挙について(1)
最後に、7月10日に投開票日を迎えた今回の参議院選挙に関してお尋ねします。知事も翌日コメントを出されましたが、改めてこの参議院議員選挙の総括をお願いします。また、投票率に関して、前回よりは上がったと言われていますけれども、県内でも50%を切るかなり低い数字になっています。投票率の向上について、知事として何か思うことがありましたら、それも加えてお話しいただければと思います。
まず、結果の受け止めというところですけれども、世界の安全保障というところへの不安や、物価高騰等、いろいろあったと思います。その中で、国政を与党に託したいという有権者の皆様の思いが、このような結果になったのではないかと思います。
また、投票率についてですけれども、今回の参議院選における県内の投票率は48.72%と、過去最低であった前回よりは上昇はしましたけれども、まだ半数以上の方々が投票されていないということで、率直に、一定そこについては残念だなと思っています。
選挙は、国や県の将来を託す代表者を選ぶために非常に重要なものでございます。これからの社会を担う若い方々を含め、できるだけ多くの県民の皆様に投票していただけるよう、県としても努力をしていきたいと思いますし、県民の皆様にも、ぜひ投票に行っていただきたいと思います。
ありがとうございました。私からは以上です。
石木ダム建設事業について
石木ダムに関して、昨日7月13日に、佐世保市と川棚町で、いわゆる推進派や、土地を供与していただいた方に意見をお聞きになられました。その場で、これまでの県政を踏襲して、ダム事業は進めていくという発言をなさいました。今の段階で、これからどのように事態を進めていくかについて、今のお考えをお聞かせください。
昨日もお話しさせていただきましたが、これまで反対をされている方々、現地住民の方々とお話をさせていただいてまいりました。
昨日は、推進をしている方々のお話を伺ったというところでございます。これからも、やはりしっかりとまずお話を聞きながら、賛成、反対の両方の立場の意見を聞いた上で、お互いの理解を得ていくといったことをしっかりとやっていけるようにお話しする機会を引き続き設けていきたいと思います。
例えば行政代執行であるといった具体的なステップについて、特にお考えがあればお聞かせください。
昨日、これも回答しましたけれども、やはり行政代執行というのは最終手段であって、それをやれば済むという話ではないと僕は思っています。繰り返しになりますけれども、まず、しっかりとご理解をいただくというところに力を尽くしてまいりたいと思います。
新型コロナウイルス感染症について
本日もコロナに関して新規感染が897名と過去最多となりました。昨日の夕方、新型コロナウイルス感染症について緊急会見を開かれましたが、改めて、3日連続で更新していることについて受け止めと、これからの対応についてお話しください。
感染者数の増加というところは、県内だけではなく、日本全土で同じ傾向ではございますけれども、感染のリスクが非常に高まっていると思います。
ですので、昨日もお話ししたとおり、県民の皆様には、改めてこういうリスクが高まっているという状況を再認識いただいて、基本的な感染防止対策の徹底と、また、該当する方につきましては、ワクチン接種のご協力をお願いしたいと思います。
スタートアップ企業の創出について
経済政策についてお伺いします。事業構想大学院大学の、「月刊事業構想」という雑誌の最後に知事のインタビューが掲載されており、拝見しました。
その中に、特に締めくくりの部分に、長崎からスタートアップをつくっていくとか、テクノロジーが集まる県にしたいということがありました。6月補正予算にも多少入っていますけれども、これからスタートアップを育成するということについて、具体的にどのように取り組んでいくのかについて、お聞かせください。
まず、長崎から新しいものが生まれていくというところですけれども、長崎県は離島や半島、また中山間地域が多く、非常に地形不利があり、課題が山積しているような状況ですけれども、見方を変えると、そういった課題を、テクノロジーを使って解決していく、ソリューションを生み出していく豊富な環境ではないかと思います。ですので、そういったところを、長崎にはないかもしれませんが、今あるテクノロジー、日本であるもの、国外であるもの、そういったものを活用する。もしくは、そういったものを社会実装していく中で、また新たなものが改善策として出てくるといった新しい取組が、この長崎県で生まれてくる。新しいテクノロジーの社会実装の場として、この長崎が応えられるように環境を整えていきたいと思っております。
それをやることで、若い方々だけではありませんけれども、何か長崎で挑戦したいけれどもできないと思っていらっしゃる方が、「おもしろかね」、「長崎はなんかおもしろかこと、しよっごたんね」と思っていただいて、この長崎に戻ってくる、長崎で頑張っていく、そうなっていただければなと願っているところです。
具体的にスタートアップをどうしていくかというところですけれども、今年度につきましては、スタートアップのコンテストですね、イベントを開きまして、スタートアップの案を競い合い、そこをみんなに見ていただいて、長崎はこういったスタートアップが起こるんだよと、そういうところをインセンティブも含めてやっていって、今後の大きな流れにつなげていきたいと思っています。
幹事社からは以上です。
特定複合観光施設(IR)について(1)
それでは、各社からご質問をお願いいたします。
IRについてお伺いします。基本協定書を2021年8月にカジノオーストリアとの間で締結されましたが、基本協定書非公開の理由をお聞かせください。
大阪府では、インターネット等で、あるいは希望する方がいれば個別に提供しているということですが、なぜ長崎は非公開なのでしょうか。弊社でも開示請求を行いましたが、不開示ということで、この対応の差というのはどこからくるのかというところをまずお聞かせ願えますでしょうか。
基本協定は、事業者の公募・選定の募集要項で定めている「重要保秘義務対象資料」に該当するものでございます。そもそも、外部に公表しないことを前提としているものです。
なお、この開示・非開示等の判断については、県の情報公開条例に基づき対応を行っているところでございます。
外部に公表しないことが前提というのは、事業者との約束があるという意味合いでしょうか。
「重要保秘義務対象資料」に該当しているということでございます。
大阪では、新型コロナウイルス感染症の収束などが撤退条項に定められるなど、IRを推進している方からしても、かなり重要な内容で、それを踏まえて県民でリスクを共有して議論するということも重要だと思います。原則があるのは分かりますが、知事として公表に踏み切るという考えは一切ないということでよろしいでしょうか。
募集要項にまず定められているというところで、一定そこに対する配慮は必要だろうと思います。
公表されるご予定は、今のところないということでしょうか。
今のところは、はい。
分かりました。
長崎の被爆体験者の救済に関する厚生労働省等への要望について(1)
厚生労働省に提出された長崎の黒い雨等に関する専門家会議の報告書に対する期待感といいますか、提出後、国から実りのある回答を引き出す必要があると思いますが、それに向けてはどういうことをされていきたいか教えてください。
被爆体験者の方々の救済に、援護につながるということは期待をしております。
今後、国は分析していくと言っていますが、分析するだけではなく、救済に向けた具体的な回答を求める必要があると思います。その働きかけについて、どのように進めていきたいとお考えか教えてください。
まず、国でしっかりと分析をするという話であったと認識をしておりますので、それはまずしっかりやっていただくというところを求めて、我々としては、その中で機会を捉えて、必要に応じて、さらなる検討や、速やかな判断というところを求めていくことが、今の段階ではないかと認識しています。
分かりました。
女性副知事の登用について
女性副知事登用の公約に関してお尋ねします。平田副知事の再任が可決されたばかりですけれども、具体的にどれくらいのスケジュール感で、どういった方法で女性副知事を誕生させるのか教えてください。
人事のことですので、こうしますというのは、なかなかここで申し上げにくいことではございますけれども、まず、平田研副知事の再任については、以前も申し上げましたけれども、まずこの長崎県が直面している、IR、新幹線、石木ダムといった大きな課題を抱えております。そのような状況で、県政の継続性、行政の継続性というところは非常に重要だと思っているところでございます。
その中で、平田研副知事がこれまで担ってこられた役割は非常に多大なものでありまして、今の状況を鑑みて、平田研副知事に引き続きご尽力いただく必要があるということで判断をいたしました。
今後のスケジュールにつきまして、国から派遣していただいているという中で、まずは1年、今年度お力を貸していただきたいとお願いをいたしました。その後は、まだ決まっていない、どういった形になるのかということは決まっておりませんので、そういった状況があること、そこが終わりということを言っているつもりはございませんけれども、そのような状況も踏まえた上で、しっかりと女性副知事の実現については、引き続き検討していきたいと思います。
ありがとうございます。
令和4年2月の知事選挙について
郷原信郎弁護士からの刑事告発の件は報道でご存じかと思います。電話料金とされていた、知事選後に振り込まれたお金が、実は報酬に当たるのではないか、それは公職選挙法に違反するのではないかという指摘について、知事としてのご見解をお聞かせください。
私としましては、これまで申し上げているとおり、適切に実施したというふうに思っておりますので、その指摘は当たらないというふうに思っております。
逆に、報酬は含まれていなくて、オートコール業務として。
それは、もちろんです。
県民団体の告発の後で、議会で答弁されていた内容がありますが、基本的にはそれと同じということですか。
はい、踏まえております。
わかりました。以上です。
県内旅行キャンペーンについて
全国旅行支援の開始が延期になるということが、今日、発表になりました。その受け止めと、今日、県として発表された「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」については延長する理由と、ブロック割についても延長ということで、九州各県との往来もできるということですけれども、3日連続で県内の新型コロナウイルス感染症の感染者が過去最多を更新していることもあって、改めて、県民の方への呼びかけもお願いします。
まず、国のほうで全国版の延期があったということで、感染が全国で急拡大しているというところを鑑みて、国のほうで、今、開始の判断をすべきではないとの判断であっただろうと理解をしています。
一方で九州ブロック割ですけれども、我々としては、病床使用率というところでは、まだ中止するというところには至っていないと思っていますし、そこを踏まえた上で、基本的な感染防止対策をしっかりやっていただく、コロナワクチンを接種いただく等の対応をした上での前提ではございますけれども、しっかりと経済活動を回していただきたいとの思いがありますので、今回は継続をさせていただきたいと考えています。
県民に対しての呼びかけは、先ほどから繰り返されているとおり、基本的な感染防止対策の徹底とワクチン接種ということでしょうか。
はい。それが基本になると思いますので。
物理的にしっかりと感染防止対策をやっていただくということが、まず感染を抑えていく、これは今までの経緯からも示されているものだと思います。
昨日の会見の場でもお話しましたが、暑くなって換気ができないとか、色々な場所でマスクを外してお話をされるといったところはあるかもしれませんけれども、今、感染拡大が非常に急激に起こっています。病床使用率もまだ中止する段階ではないと申し上げましたけれども、感染は増加傾向であり、今後も非常に増えていくことが予想されますので、そういった状況ということを、県民の皆様も改めて再認識していただいて、みんなでこの感染を抑えていくんだというところをお願いできればと思います。
九州新幹線西九州ルートについて
本日、7月16日に武雄温泉駅で、佐賀県知事との視察、かつ意見交換を行うという発表がありました。このタイミングでこういった場を設けることにした狙いと、当日どのようなお話をされる考えなのかという2点についてお伺いできますでしょうか。
まず、視察に至った経緯についてお話します。開業を間近に控えて、武雄温泉駅における施設の視察のため、鉄道・運輸機構と調整を行っていたところ、16日に視察ができるということになりました。そんな中、佐賀県も視察を考えておられて、タイミングが合ったため、佐賀県知事も一緒に視察できるということに至ったものです。当日は、鉄道・運輸機構の九州新幹線建設局に説明をいただく予定にしております。
当日の佐賀県知事との意見交換の内容ですけれども、今回は、まず、西九州新幹線の開業を間近に控え、円滑に準備を進めるために視察を行います。開業準備の状況や、両県が連携して進めている取組など様々な内容について意見交換を行いたいと思っています。
前回、知事就任後に直接お会いしてお話しされたのが最初でした。今回、開業間近というところで、開業に向けた準備を円滑に進めるというのは重要なことかと思いますが、整備方式が未定となっております武雄温泉〜新鳥栖間の整備に関しても重要な課題かと思います。そのあたりについて何かお話をしたい、こういったことをお話ししたいということはございますでしょうか。
様々な話をする中で、その整備というところに話題が及ぶという可能性はあろうかと思います。その中で建設的なお話になれば、私もうれしいなと思っています。
ありがとうございます。
NPT(核不拡散条約)再検討会議への参加について(3)
NPTの再検討会議への参加についてお尋ねします。広島県知事との協力・連携について先ほどお話しされていましたけれども、長崎市との連携は何か考えていますでしょうか。
今回、長崎市との日程が少しずれております。連携は、可能な形でやれればとは思っておりますけれども、現地での連携ということは、恐らく難しいのではないかと思っています。
ありがとうございます。
あと、先ほど、広島県と共催のシンポジウムについて、日程は確定していますでしょうか。
8月1日に予定をしております。
ありがとうございます。
原爆被爆者援護対策に関する厚生労働省等への要望について(2)
知事は、7月5日に厚生労働省への要望に参加予定でしたが、台風対応のため急遽知事の参加は取りやめになりました。改めて、厚生労働省に要望に知事が行くとしたら、どういうことを訴えるのか、知事の口からお話いただければと思います。
7月5日は、台風直撃のため、長崎にいました。実を言うと、次の日、東京に行く機会があり、厚生労働省に立ち寄らせていただきました。その場で副大臣にもご挨拶をして、要望の内容をお伝えしたところでございますので、今後、また同じような目的で行くという予定はございませんけれども、要望の内容を私からも改めてお伝えしたところでございます。
ありがとうございます。
参議院議員通常選挙について(2)
参院選の話にちょっと戻るんですけれども、知事は以前、特定の候補を応援する立場にないというふうに言われていましたけど、投開票日のときに、当選された山本さんの報告会に出られて、一緒に「頑張ろう」と言われてましたし、山本さんの事務所のほうに必勝の為書き、知事の名前の為書きを見つけたんですけども、それは特定の候補を応援したというふうにしか見えないんですけど、そのあたりの説明をお願いします。
まず、前段の投開票のときは、これは知事として、当選をした後に伺って、県勢の発展のためにお力添えをいただきたいとお願いをするというところでお伺いしたところでございます。
為書きのほうは、これは私自身も為書きをいただいたというところもありますけれども、そこは個人としてご恩を感じているところでございますので、そこはしっかりと返したというところです。
確認なんですけど、為書きを贈られたのは、山本さんのところだけなんでしょうか。
いいえ、別のところもあります。すみません、全部リストしてないので、確認をさせていただきたいと思います。
別のところというと、知事選のときに推薦いただいていた山田さんとか。
例えば、医師会の推薦を受けて参院選に出られていた自見はなこ先生とかです。
維新の会の選挙区の候補者は、贈られてないんですか。
贈ってないです。
分かりました。ありがとうございました。
NPT(核不拡散条約)再検討会議への参加について(4)
NPT再検討会議への参加についてお尋ねします。費用と参加人数を教えてください。
今のところ、私を含めて5名を予定しております。旅費等の費用は約410万円を見込んでいます。これは現時点での想定ですので、多少変わるかとは思います。
旅費等で410万円というのは、NPTに参加するに当たって、かかる経費が全体で410万円という理解でよろしいでしょうか。
そのとおりです。
先ほど、広島県と共催でのシンポジウム開催と言いましたけれども、これは広島県とHOPe(へいわ創造機構ひろしま)という団体が、現地でサイドイベントとしてパネルディスカッションを実施しますけれども、これとはまた別に実施するということなのでしょうか。
広島県がオープンにしているシンポジウムについては、どちらかというと安全保障をテーマにしたものです。それとは別に、長崎県で会場を確保し、広島県と共催で実施するイベントを準備しております。
それはシンポジウムという形で、両県知事以外に誰が参加されるのでしょうか。
現時点で、出演者や、その内容、具体的議論の内容については、現在、広島県と調整中でございまして、現時点での回答は難しいです。
すみません、現時点と言いますけど、8月1日の開催まであと半月です。現時点でまだ決まってないというのは、それはあまりにも拙速な感じがするのですけれども、それについて知事はいかがですか。
拙速という見方は、色々な見方があると思いますけれども、最大限に効果を出すために調整を引き続き継続的に行っているというのが、現状だと我々は認識しています。
そもそも知事が参加されようと思った動機は何でしょうか。
世界の核廃絶を願っている方々が集まる非常に貴重な機会ですので、そこで私が参加するということを、広島県知事と連携をして、一緒に平和を願って発信をすることを、今回初めてやれるという方向性で今、進んでいますので、そういったところを平和に向けて発信していきたいと思います。
平和を発信するというよりは、長崎県からは長崎市長が被爆地の代表として参加します。長崎市長は、NPTの再検討会議の中で位置づけられているNGOセッションの中でスピーチをします。長崎市長が平和を発信する中で、さらに長崎県知事も行って平和を発信する意味はどこにあるのでしょうか。
今回、NPTへの参加については、長崎市は5日のNGOセッションに参加をすることが主目的と聞いておりますけれども、一方、県は広島県と連携して、核廃絶へ向けた国際社会の機運醸成に取り組むことを目的としております。重なる部分もあるのだろうとは思いますけれども、県、市、それぞれ目的も役割も異なる状況かと思います。
今回、日程がずれていますので、残念ながら長崎市との連携はありませんが、連携そのものは重要だと思いますし、それぞれの役割をしっかりと整理をした上で取り組む必要性は認識しています。今後、その事業展開に当たっては、しっかりと県と市で協議をしながら進めることで、意識の共有を図りたいと思います。
その中で、県の平和の発信事業は、基本的にこれまでも長崎市と連携をした取組、あるいは長崎市の取組を補完するような形で取組をしていると認識しています。核なき世界の実現を願う気持ちは、被爆地の自治体として、私も市長も同じだと思います。
長崎市や広島県、広島市、被爆者団体の皆様など、思いを同じくする関係者の皆様と連携をして、今後も平和の訴えを続けていきたいと思います。
シンポジウムを開くに当たって、費用は幾らかかるのでしょうか。
今、広島県と、その費用の調整をしておりますので、今、具体的な数字は申し上げられない状況です。
全体としての費用は、概算で出ていると思いますがいかがでしょうか。
会場費用について、会場自体は無料、関連する設備が10万円程度。出演者の謝金等については広島県の負担になりますけれども、基本的には広島県で調整をするので、長崎県の負担はないと聞いております。
NPTでは、長崎市長がスピーチをしますが、これはNPTの中でのNGOセッションというところで正式に位置づけられています。このシンポジウムは、NPT再検討会議という全体の枠組みの中での公式なシンポジウムという形になるのでしょうか。
公式な行事としては、本体会合と、NGOセッションは公式行事になります。私どもが予定しているサイドイベント自体は、国連が会場の中で介在されるので、当然、NGOとして参加資格が与えられたところしか実施はできません。その枠組みの中に入ってイベントを実施するという状況でございます。
わかりました。
知事にお尋ねしたいのですけれども、NPT再検討会議は、「核不拡散」ということで、核軍縮を進めるということだと思います。一方で世界の中には、「核抑止力」という考え方を持っている国もあります。知事の核抑止力についての考え方を教えてください。
核抑止力によって抑えられている平和があるというような見方がある、そういう議論があるのは承知しておりますけれども、我々としては、核なき平和を訴えているというところを軸に、今後も核のない世界の実現に向けて努力を続けていくべきだと思います。
核なき世界に向けて努力するというのは、これまでも長崎市長や長崎県知事は言い続けてきています。そうではなく、核抑止力については肯定するのか、否定するのか考え方を教えてください。
最終的には核なき世界を実現するというのが、私の考えでございます。
いや、答えていません。答えてください。
どういうことですか。
核抑止力について、肯定するのか、否定するのかというところについてお尋ねしています。広島県知事は、はっきりと核抑止力については幻想だと言っています。広島県知事と同じ場でシンポジウムを開催するのであれば、核抑止力の考えについても知事の中で考えがあると思うのですけれども、それについてはどうですか。
幻想と表現されるのは、正確には理解はできていませんけれども、繰り返しになりますけど、核がない世界をしっかりと実現していくことが大事だと思いますので、そこに向けて努力をしていく必要があろうかと思います。
日本は、アメリカの核の傘に守られています。一方で長崎県、長崎市、広島県、広島市は核廃絶を訴えています。外から見ると、自治体が核廃絶を訴えながら、日本は、国としては米国の核の傘に守られているではないかという見方もされると思います。各国の政府代表、政府の方と意見交換時に、そういった議論になった場合、知事は、長崎県の知事としてどのようにお答えするつもりですか。
それはもうシンプルに、基本的なことですけれども、最終的には核のない世界を実現することがまず重要だと訴えると思います。
ただし、核に対する、保有国と非保有国の間を取り持つという国の役割ということは、我々としても尊重しなければいけないと思いますので、そこをしっかりと見極めた上で、我々としては、最終的に核のない世界の実現を訴えていく必要があろうかと思います。
今回、参加するに当たって、被爆者の方や、RECNA(長崎大学核兵器廃絶研究センター)に行って、意見を聞いたりする等、事前の準備をするお考えはありますか。
今回、ニューヨークに行くに当たって、被爆者の朝長万左男先生とも意見交換をしております。現地で各国政府との意見交換の場においても、朝長万左男先生も同席をいただくような場面も調整したいと思っております。
今回、知事が参加するに当たって、私の取材する限りでは、「これは知事のパフォーマンスである」とか、「長崎市長が行く上で、屋上屋を架すとほとんど同じだ」という批判的な意見も聞かれるのですが、それについてはどうお答えされますか。
見方はいろいろあろうと思いますけれども、私は、本日お話しした目的をしっかり達成できるように、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
特定複合観光施設(IR)について(2)
IRの出資・融資企業については、できる限り早く公表されたいということをおっしゃっていましたけれども、現時点でまだ公表されていません。いつの段階で公表される予定でしょうか。
出資、融資を行う企業等のコミットメントレター等については、IR事業者に対して提出されたものであり、現在、IR事業者において最終的な公表の調整を行っていると報告を受けています。企業・金融機関等の了解がとれ次第、公表の手続に入っていきたいと考えております。
今の答弁は、これまでと何も変わっていないと思いますけれども、具体的にいつごろぐらいまで公表するというのはないのですか。
一説には、秋から冬ごろには、どうなるのか結論が出るというところがあります。このままずるずるいくと、結果的に我々は、いつになったら、その出資・融資企業が公表されるのかと。いろいろな諸事情があるというのは何となく理解はできるのですけれども、それが公表されない限り、長崎県のIRは資金面で大丈夫であるというところを感じ取ることができず、不安があります。知事としては、例えばいつごろぐらいまでには公表したいとか、そういうものはないでしょうか。
相手があっての調整でございますが、できるだけ早くと申し上げてきたとおりでございます。本当にできるだけ早くということが、申し上げられる最大のことと思います。
基本協定書について再確認になりますけれども、県としては、公募・選定の募集要項で「重要保秘義務対象資料」になっているので、開示しない方針ということでよろしいのでしょうか。
はい。
大阪や和歌山は一度公表されています。出資・融資企業も公表できない、基本協定書も公表できないとなると、印象としてマイナス感がありますけれども、手続的にも、募集の段階でそのようになっているということであれば、今後、どこかのタイミングで開示するということは、難しいということなのでしょうか。
そのように認識をしております。
わかりました。
参議院議員通常選挙について(3)
参院選の応援の件で、「為書き」はほかのところにも出しているということですけれども、これは長崎選挙区では自民党の候補だけのところにしか出していないということですかね。
はい、そうだと認識しています。
そういうことですね。
これは、知事は、知事選で長崎県の自民党の県連とかから応援をいただいたということで、個人的な思いは大切にしたいとはおっしゃられていましたので、そこは一定理解できるとしても、前回の会見の時に、「特定の政党や立候補予定者を応援する立場にない」と言っていたにもかかわらず、そういうことをされるというのは、ほとんど何か欺いているとしか思えないんですけど、それはいかがでしょうか。
そういうご指摘、そういう見方をされるというところは、私として評価するところではないと思いますけれども、今回、「為書き」を贈らせていただいたところは、実際に「為書き」をいただいた方でございます。そういったところで、私個人として、受けたところをしっかりとお返しをするというところで贈らせていただきました。
「特定の政党や立候補予定者を応援する立場にはない」と会見で言っていて、当選の時に、ああいうふうな形でテレビが生中継されている場で「がんばろう」とかをすると、長崎県の中にはいろんな考え方とか、いろんな政党の支持者とかいる中で、国政の政党政治とは違う、地方自治体のトップがああいうことをされることについては、いろんな考え方とか見方をされる人もいると思うんですが、今回の行動については、特段、問題がなかったとお考えでしょうか。
そういったご指摘はしっかりと真摯に受けたいと思います。
ただ、先ほども申し上げたとおり、私は、当選を受けて、県勢の発展のためにお力添えをいただきたいという立場で、あの場所に駆けつけさせていただきました。
わかりました。
人口減少対策について
県議会でも質問が出ていましたけれども、知事は、合計特殊出生率の「2」を掲げていらっしゃいます。色々な方に話を聞くと、例えば「知事の任期中では難しいでしょう」、「ほとんど無理じゃないか」という意見も出ています。県議会で議員が質問されていましたけれども、知事は、この「2」について、いつまでに目指すという目標設定、スケジュールをたてられているのでしょうか。
これは、できるだけ早く達成をしたいと思いますけれども、10年後、20年後というつもりは全くありませんし、しっかりと、まずできることを一つひとつ重ねていくということが大切だと思います。
10年以内ということですかね。
そういう明確なことを申し上げるつもりはございませんけれども、議会で申し上げたとおり、まずは2025年に「1.93」の目標をしっかりと達成するところは目指したいと思います。
具体的に、そのために県が主体となってやる事業は、どのようなものをお考えでしょうか。
それは、今後色々と検討が必要になろうと思います。しっかりと包括的にやっていく必要があると思いますので、今後も、庁内も含め、また市町とも連携をして、しっかり検討を進めていきたいと思います。
すみません、もう少しその辺を明確に示さないと。知事になって3か月以上がたつ中で、検討、検討と言われても、なかなかこちらとしても納得できないところがあるんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
ご指摘は承って、今後もしっかりと、お示しできるように検討を進めていきたいと思います。
それは9月議会に示すというのはあるのでしょうか。
示せるものがあれば、しっかりとお示ししたいと思いますし、説明していけるように努めたいと思います。
長崎県の人口は既に130万人を切っていると推計されていて、長崎市についても40万人を割り込みそうだというデータが出ています。今後は、合計特殊出生率の話と絡むと思いますが、あくまで人口増を目指していくのか、それとも、当面は人口減を一定受け入れながら、担い手を確保しながら持続可能な社会を目指すのか、どちらを選択されるのでしょうか。
選択をするものではないと思いますけれども、しっかりと、まず言っているように、一つ明確に言っているのは、合計特殊出生率の「2」を目指す。また、その中でも、それ以外にも社会減についても対策は、これまでと併せて、これまで以上にしっかりやっていきたいと思っております。
適正な人口数が幾つかというところは、非常に予測・判断は難しいものだと思います。また、これまでの今の人口の構造を見ても高齢者が多く、そこで出てくる自然減が非常に大きい負担にはなっているという状況だと認識していますので、そういった中で合計として人口が減ってしまうという事情もあるかと思います。
そういったところ、状況をしっかり見ながら、できる限りの人口減少対策を打っていくというところが、今、我々にできるところだと思います。
平和教育の実施について
知事は、知事選に出る際の公約の中で、世代や地域を越えた積極的な平和教育を実施と言われていました。これは具体的には何をされるのでしょうか。
まず、私が言っているのは、一人ひとりが平和のプレゼンターになるようにというお話をさせていただいております。今、平和を訴える被爆経験者の方々が語るというところは高齢化が進んできております。それだけではありませんけれども、被爆体験、被爆県としての記憶が風化されないように、しっかりと教育の中でもやっていかないといけないですし、教育以外にも、色々なイベントを通して、そういった認識を県民の皆様に持っていただき、県民の皆様一人ひとりが平和の訴えをできるように、県としても取組を進めていきたいと思っています。
一人ひとりが平和の訴えができるように、具体的にどんな事業を考えていらっしゃるのでしょうか。
実施する事業は、今のところはありませんけれども、私も今回、NPTに参加させていただくというところも、一つの取組になろうかと思います。
NPTに参加するのであれば、一定、自分の中で、こういったことをやりたい、そのためには何が必要かというところを探りに行くということであればまだ分かるのですけれども、そういうのもないまま、NPTに行って考えますということであれば、それはあまりにも拙速な感じがするんですが、その辺はいかがでしょうか。
ご指摘はしっかり受け止めて、しっかり考えていきたいと思います。
以上です。
特定複合観光施設(IR)について(3)
IRの出資金の出資企業などの公表についてお伺いします。
先ほど、IR推進課長の答弁で、事業者等の了解が出たら迅速に公表するというお話でしたが、そもそもなぜこれまで事業者等の了解が出てこなかったのか、これについて知事のお考えをお聞きしたいのと、これまで了解を出してこなかったのですから、今後も出さないのではないかと思うのですけれども、国の認可が出るまで、ずるずる公表されないという事態が考えられますけれども、どういうふうに働きかければ事業者等の了解を引き出せるとお考えなのか、知事の考えをお聞かせください。
これまでの経緯の詳細なところについては、担当から回答します。
各企業様それぞれではありますけれども、IRという、まだ区域認定が取れていない、取れるかどうかわからないという不安定感が、まず1点あろうかと思います。
また、ご承知のとおりカジノを含むということでIRが構成されますので、そういった各企業さんがレピュテーションに対するリスク、こういったものを併せ考えて、各企業様が経営判断として、公表する、しないをご判断いただいています。
また、公表するタイミングについても、それぞれ役員会や株主総会で説明責任を果たすという意味でも、公表のタイミングは、各社、各金融機関まちまちであろうという認識をいたしております。
わかりました。これまで取材してきたので、その話はよく分かったのですが、知事としての考えをお聞きしたくてお尋ねしました。議会でもあれだけ紛糾して、議員の方々も、「なぜ出せないのか」、「県を信頼するしかないんだ」ということで賛成票を投じられた方も多いと思います。いまだもって出資する企業が明らかにできていない状態に対して、県民や議員に対して、知事がどのように感じられているのか、今後どのように誠意を尽くされていきたいのかという姿勢をお伺いしたいです。
まず、公表できていないことについては、大変心苦しく思っております。けれども、相手があってということですので、引き続き、担当部局において調整を図り、了承を得られ次第、できるだけ早く公表をしていきたいと思います。
参議院議員通常選挙について(4)
参院選の「為書き」の件は、ちょっと私も注意して見ていなかったんですが、個人でという話でしたが、どういうふうな文言で為書きを書かれていたのか、肩書きとか、お名前だけで書かれていたということなんでしょうか。
すみません、確認をさせてください。
記載の表現ですとか、出した相手方とか、ちょっと改めて整理します。
長崎県知事とか、そういう文言は書いていた記憶はない。
確認します。
「知事」と、もし書いていたとしたら、個人でというお話は通用しないのかなと思うんですが、そのあたりも全く記憶にないんですか。私も現物を確認していなかったのですけれども。
必ずしも、確かにそういう見方もされる、誤解を与えるかもしれないなというのは、今、そういうふうに思いますし、ただ、「長崎県知事 大石賢吾」と書いたところで、個人と違うと。確かにそこの整理は誤解を与えるかもしれないなと思います。まず確認をさせていただきたいと思います。
指摘は真摯に受け止めるというお話でしたが、これは、問題があったとお考えなのか、ないとお考えなのか、もう一回、伺っていいでしょうか。
すみません、どの件で。
要は、その「為書き」について、誤解、いろいろ質問があったと思うんですけど、その中で、ご指摘は真摯に受け止めるとおっしゃっていましたが。
そういった誤解を与えるのではないかというお考えがあることについては、受け止めたいというふうに思います。
問題があったんでしょうか。受け止めるというのは、問題があったから反省しているということなのか。
そういう見方をされる可能性があるということについては、確かにそういう見方があるんだろうなというふうに受け止めたいということです。
知事、事実確認はされるというお話でしたが、今後どういうふうに確認して、いつまでに発表なり、対応されるのかというのは。
そこは改めて。
わかりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後6時00分から午後6時37分(37分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年7月13日 記者会見
会見内容
県内の感染段階の切り替え(レベル1からレベル2-Ⅰへ)
それでは、ただいまから知事記者会見を始めさせていただきます。
本日は、お忙しい中、このような機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症については、7月以降、新規感染者が急速に増加しておりまして、昨日は849名、本日は861名と、2日続けて過去最多の新規感染者が確認されております。
本日は、現在の感染状況等を踏まえた県の感染段階のレベル判断等についてご説明をさせていただきます。
なお、冒頭で担当部長から、現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私の方から全体的な方向性等についてご説明をさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。資料「現在の感染状況等について」に基づきまして、ご説明申し上げます。
まず、1ページ目をお願いします。
いつもご覧いただいております感染状況の表でございます。一番右の上段をご覧いただきますと、本日公表分の病床使用率は24.2%という状況でございます。昨日、7月12日から、県全体の感染段階レベルとしましては「2−Ⅰ」の水準にあるという状況でございます。
また、新規感染者数は参考資料としてお載せをしておりますけれども、先ほど知事からございましたとおり、ここ2日間、849名、861名ということでございまして、これまでは、1月29日の717名というのが過去最高ということでございましたが、そちらを超えてきているという状況にございます。
2ページ目をお願いいたします。
入院医療の状況でございます。こちらにつきましては、医療圏毎にまとめたものでございます。長崎、佐世保・県北、県南の各医療圏がいずれも病床使用率が高めという状況でございまして、県全体では、24.2%という状況にございます。
3ページ目をお願いいたします。市町別の発生状況ということでございまして、こちらは傾向が特に大きく変わっているということではございません。4月1日分から7月13日の公表分ということでございます。
4ページ目をお願いいたします。7月4日から7月10日までの直近1週間の感染状況の分析でございます。こちらは把握できているものという形になりますけれども、左側が感染要因と考えられるものということでございまして、家庭内感染と学校で全体の7割超を占めるという状況でございます。
また、右側がクラスターに限ったところの発生状況ということで、これは件数ということになります。1週間で計11件のクラスターが起こっておりますけれども、こちらもご覧いただきますと、学校と児童福祉施設で全体の6割超を占めるという状況にございます。
5ページ目をお願いいたします。こちらが年代別の感染者の発生状況でございます。これは前週比になってございます。右上のところに文章でお書きしておりますけれども、全世代で感染者数が増加をしており、全体としましては前週比で1.6倍という状況にございます。
その中で、右側に赤枠で囲いをしておりますけれども、60代以上の方に限定した時には、約2倍に増加をしているというところでございます。また、下のところには年代別の発生割合ということで、全体数の増加とともに60代以上の方の割合自体も高まっています。これは、前回6月8日にデータをお示しした際には7%程度でございましたけれども、現在13.7%という状況でございまして、数も伸びておりますし、割合も増加をしているという状況にございます。
6ページ目をお願いいたします。
今申し上げた60代以上の方々の新規感染者数の推移で、これは日ごとに感染者数を追ったものでございます。全体の増加に伴いまして、絶対数として、60代以上の新規感染者の方も急速に増加をしているという状況でございます。
7ページ目をお願いいたします。
各年代別の入院率の推移でございます。こちらにつきましては10代から80代まで刻んだ年代でお示ししています。右下の、全体のところでございますけれども、直近1か月の入院率としては2.7%という状況にございますけれども、その上に色づけをしています60代以上の年代、60代が5.1%、70代が18.7%、80代以上が42.6%ということでございまして、60代以上で入院率が大きく上昇しているという状況が見て取れるというところでございます。
8ページ目でございます。
入院者の年齢構成ということでございまして、これは入院の方々ということになりますけれども、こちらも60代以上の方をプロットいたしますと、入院者全体の8割を60代以上の高齢者が占めているという状況でございます。
私からは以上でございます。
資料「現在の感染状況等について」の9ページ以降をご説明させていただきます。
施設内療養者への適切な医療の提供でございますが、今後、医療のひっ迫が発生し得る環境にある中で、事前に少しでも感染を抑えるためには、高齢者施設等における医療支援体制を強化していく必要があります。高齢者施設で感染者が発生したときには、24時間以内に保健所が関与するわけですが、その後の医療の提供体制についての説明でございます。
基本的には、こちらにありますとおり、嘱託医等によって対応いただくわけですが、なかなか嘱託医でも対応いただけないという場合も出てきております。現状においては、保健所が各医療機関に連絡をして、診察いただけないかお願いをしているという状況になりますけれども、なるべく早く対応いただくために、嘱託医が対応できない場合に関しては、ここに記載してあります協力可能医療機関というところにお願いをして対応いただくということを今進めている状況でございます。
今回、この表にありますとおり、郡市医師会にご協力をいただきながら、協力可能医療機関を募っている最中という状況になります。
現時点においては、51の医療機関が対応いただけるという形になっておりますが、診察方法を見ていただきますと、受診、往診、電話とございます。受診というのは、高齢者施設から医療機関に搬送して受診していただくというものです。往診は往診です。電話は電話対応になります。なるべくこの受診、往診も含めて対応いただける医療機関を今後募っていきたいと考えています。
10ページになります。
診療・検査体制の充実ということで、前回、これに似たような図を示したところになりますけれども、発熱患者は、現在の状況ですと、かかりつけ医がいる方はかかりつけ医に連絡いただき、かかりつけ医がいない方に関しては、受診相談センターにお電話をいただいています。
今後も受診相談センターは当然継続していくわけですが、Webを使用し、ご自分で診療・検査医療機関を簡単に見つけることができるマップ化というものを今進めているところでございまして、今週、7月16日土曜日からの運用開始を予定しております。
マップのイメージをお示ししておりますが、市町毎に検索いただけるのですけれども、診療・検査医療機関がマップで出てきます。その一つをクリックしていただくと、一医療機関を例として出しておりますが、医療機関の診察時間や、ここには「○」がついておりますが、診療・検査をしますよといったことが示されます。
診療・検査医療機関でも、医療圏によっては、検査をせずに診療中心というところがございますので、そういったことが分かるような形でお示しをしたいと思っています。
次、11ページが無料検査についてです。
これまでも延長を繰り返しておりましたが、今回も、まずは7月31日まで延長する形で対応させていただきたいと思います。
次に、12ページになります。
ワクチン接種の状況についてです。まず、3回目接種でございますが、現在、65.4%で全国平均は上回っておりますが、なかなか伸び悩んでいるという状況になります。左側のグラフを見ていただきますと、2回目と3回目の伸び率を比較しています。2回目の50%到達月から、1か月後、2か月後、3か月後と見ていただきますと、2回目接種に関しては、3か月後には約50%が77.8%になっています。一方で3回目に関しては、50%到達月の3か月後は65.4%にとどまっているという状況になります。
この3回目接種の年代毎に見たものが、右側の表になりますけれども、例えば、12〜19歳の方では、現時点で36.4%の方が3回目のワクチン接種をしていますが、2回目では77.5%の方がワクチン接種をしています。一方で65歳以上の方は、3回目90.4%、2回目94.6%ということで、若い方は2回目と3回目で接種率の差が広がっているということで、なかなか若い世代で伸び悩んでいるという状況でございます。引き続き、若い世代に関しても、3回目ワクチン接種の呼びかけを続けていきたいと思います。
4回目接種について、13ページになります。
3回目接種から5か月以上経過した60歳以上の方と、18歳〜59歳で重症化リスクがある方が対象になりますが、4回目接種の60歳以上の5か月以上経過した方に関する接種割合というのが、本県はまだ全国平均を下回っているという状況になります。3回目接種が、主に2月、3月に打っておりますので、5か月後の7月、8月に接種率が伸びるように、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
武田社ワクチン「ノババックス」の接種センターも、7月8日より開始をしたという状況でございます。
私からは以上でございます。
それでは、続きまして私から全体の方針等についてお話をさせていただきます。
資料「本県における感染防止対策について」の1ページをご覧ください。
オレンジ色の線が新規感染者数、青色の線が病床使用率ということで、ここ1週間程度で非常に高い伸び率が示されています。
これを踏まえて2ページをご覧ください。
感染段階レベルですけれども、判断指標としている病床使用率は、県全体で20%を超過している状況でございます。医療圏別に見ても、長崎、佐世保・県北、県南の3医療圏で20%を超えております。新規感染者数が増加傾向で推移する中で、入院者の約8割を占める60歳以上の感染者も増加しているような状況です。
今後も、病床使用率は増加傾向で推移すると考えておりますので、これらのことを踏まえて、本日から県内の感染段階のレベルを「2−Ⅰ」に引き上げるということにさせていただきたいと思います。
続いて、3ページをご覧ください。
現在の感染状況を踏まえた県の考え方について、ご説明をさせていただきます。
まず、1つ目、県全体の感染レベルが「2−Ⅰ」の水準である20%を超えているという状況がまずございます。
今般の全国的な感染拡大を受けて強い行動制限はせずとも、検査やワクチン接種、基本的な感染防止対策を徹底することで乗り越えることができるという趣旨の考え方が示されたところではございますけれども、本県では、この国の専門家の考え方も踏まえて、これまでもお示ししてきたとおりでございますけれども、医療や福祉などの機能が維持できる範囲であれば、コロナと共生し、可能な限り社会経済活動を継続していきたいと考えています。
一方で、今後の感染拡大によって、例えば病床がひっ迫をして一般診療にも影響が出てきて、一般医療維持が維持できなくなるといった状況になれば、より強い要請を検討せざるを得ない状況も考えられると考えます。
そのような事態を招かないように、いま一度、県民の皆様お一人お一人が、改めて基本的な感染防止対策をしていただき、先ほど、伸び率が鈍化しているという説明がありましたけれども、ワクチン接種にも改めてご協力をいただきたいと思います。
続きまして、4ページからは感染対策のポイントというところでお示しをさせていただいております。
基本的に感染対策については、これまでどおり基本的な感染防止対策をお願いしたいというところが県の考え方ではございますけれども、全国的に感染が拡大する中で、感染のリスクは高まってきていると考えます。感染リスクを減らすためにもワクチン接種にご協力いただくとともに、継続して基本的な感染防止対策に取り組んでいただくよう、改めてお願いを申し上げます。
1つ目は、会話時のマスク着用、三密回避、こまめな換気、最近はクーラーをつけて、暑いので換気をしにくいところもあるという報道もされているようでありますけれども、しっかりと換気をしていただくということも忘れずにお願いします。
5ページに移りまして、2つ目は、会食の際は、認証店を利用していただきたい。また、利用する際も、マスク会食や、密にならない工夫など、感染防止対策の徹底をよろしくお願いします。お酒を飲まれて楽しまれる、おいしいお食事をとられる、会話も弾むと思いますけれども、ぜひそういったところでも改めて感染リスクが高まっているというこの状況に鑑みて、マスク会食等の感染防止対策を改めてよろしくお願いいたします。
3つ目は、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する際は、家庭内であってもマスクを着用するなど、感染防止対策の徹底をお願いします。
続きまして、6ページ、4つ目はワクチン接種のお願いになります。
該当する方につきましては、自らの健康や、家族や友人、大切な方を守るためにもワクチン接種のご検討をよろしくお願いします。
5つ目は、体調が少しでも悪い時は、外出・登校等は控えて、すぐに医療機関に相談してください。早めにしっかりと対応していただけるようにお願いします。
7ページは、それをまとめたものになりますので割愛させていただきます。
8ページ、マスクの着用について。これは前回もご説明させていただきましたけれども、改めておさらいをさせていただきたいと思います。
マスク着用というのは、基本的な感染防止対策として非常に重要なものであると認識をしていますので、皆さんも、ぜひ適切なマスク着用を改めてお願いをしたいと思います。
中段の左側に、「屋内」、「屋外」と書いております。詳しくは右のマトリックスのようなものでお示ししておりますけれども、基本的には屋内ではマスクの着用をお願いしたい。屋外ではマスクの着用は必要ありません。ですけれども、屋内では基本的にはマスクの着用は必要ですけれども、例えば静かに読書をするとか、近くに誰もいないといった状況であればマスクを外していただくと。
また、屋外でありましても、基本的にマスク着用は必要ないと書いておりますけれども、近くでお話をされるといった場合にはマスクを着用していただければと思います。
下段には、子どものマスク着用について書いておりますけれども、就学前、2歳未満、2歳以上と書かれておりますけれども、2歳未満は基本的にマスクを推奨しておりません。2歳以上につきましては、一律のマスク着用は求めない。この後お話しますけれども、暑さといった影響もあるかと思います。しっかりと体調管理を、保護者等の方々が見てご判断いただければと思います。
就学後について、学校につきましては、運動場やプール、体育館、体育の授業、運動部活動、登下校の際のマスク着用は基本的に必要ありません。ですけれども、登下校で近くの距離で会話をするといった状況であれば、適宜しっかりとマスク着用をお願いできればと思います。
最後のページになりますけれども、熱中症対策というところで、最近、皆様も日々の生活の中で大変ご苦労されていると思いますけど、大変暑くなってきています。梅雨が明けまして、非常に気温が高い状況が続いておりますけれども、屋外での熱中症対策についてということで、熱中症防止の観点から、屋外でのマスクの着用が必要ない場合は積極的にマスクを外すことをお願いしたいと思います。
参考までに、下段左側に、熱中症による救急搬送件数をご紹介させていただいております。実数が今年のものでございまして、右側に括弧で書いているものが前年度になります。5月、6月、7月ということで非常に増加してきております。前年度と比較しても非常に多い状況でございます。
こういった状況を踏まえて、右側に書いておりますけれども、マスク着用によって熱中症のリスクが高まるということもございますので、運動時など、必要ではない場合はしっかりとマスクを外していただくということを徹底いただければと思います。
私のほうからは以上になります。
それでは、幹事社の方から質問をお願いいたします。
県内の感染レベルを「レベル1」から「2−Ⅰ」に引き上げられたということで、県民の方の感染対策についてこれまでと何か違いがありましたら教えてください。
感染対策については、基本的にこれまでと同じでございまして、しっかりと、改めてお願いをしたいというところが、今回の一つの趣旨でございます。
県全体として病床使用率が20%を超過しているというところですが、医療圏別に見ると20%を超えていない医療圏域もありますけれども、今回のおっしゃられた県内全体の方針というのは、全県民の方に、そういった対応をとってほしいという趣旨でよろしかったでしょうか。
おっしゃるとおりで、県全体で増加傾向もありますし、3つの医療圏で上がっているところや超えているところでございますけれども、そういうところを踏まえて、今回は県全体でしっかりとレベルを上げて、対策をお願いすることが必要だろうという判断のもとで、今回のこの判断に至っております。
県民割についてお伺いします。政府で、県民割の支援を8月末まで延期すると示されました。長崎県の「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は明日、期限を迎えるわけですが、延長等について、今、考えはありますでしょうか。
おっしゃるとおり、県においては、全国を対象とした旅行支援の実施は延期をして、7月14日までを期限とする地域ブロック割の補助対象期間を8月31日まで延長するという趣旨の報道があっていると承知をしていますが、国からの正式な発表は行われていないと認識しています。
報道のとおりであれば、国の発表後に、本県が実施している「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についても、8月31日まで延長したいと考えています。
政府の分科会で、第7波に突入したというふうな認識も示されている中で、県内でも同様の認識はあるのかというところについて、教えてください。
波が繰り返されていますけれども、いわゆる第6波においては完全に収束しない中で、どこで波を捉えるか非常に難しいですが、一旦下がった波が急激に今、病床使用率も上がってきておりますので、いわゆる新しい波に入ってきているというふうに本県でも捉えているという状況でございます。
最後に、変異株についてお尋ねします。感染力の高いBA.5への置き換わりというのは、県内でも進行しているという認識でしょうか。
ゲノム解析をしている限りにおいては、これまで県内で2例出ておりますが、他県と比べれば、その割合はまだ低いながらも徐々に出てきておりますので、当然ながら少しずつ置き換わってくるであろうと捉えています。
ありがとうございます。
知事が説明された対策について、今回新しい対策というのはあるのでしょうか。
基本的な感染対策というところは同じでございます。前回の資料に含まれていなかったものとしては、熱中症対策というところで、しっかり適切に、外す時はしっかりマスクを外していただくということも心がけていただければと思います。
つまり、今の段階では、新しい具体的な対策はないということですね。
基本的な感染防止対策が変わったところはありませんので。
県の新型コロナウイルスの感染症対策本部会議は、いつ招集されるのか教えてください。
それは、本日、この会見の前に開いております。
では、本日、対策本部会議を開いた結果として、特に具体的な対策等については、発表がないということでしょうか。
開いた結果が、今回のこの発表という形になります。
どうもありがとうございました。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
ございませんでしょうか。
今週末に3連休であったりとか、7月中旬以降には夏休みとかもあり、人流とかも増えると思いますが、対応や、危機感について、知事はどのようにお考えでしょうか。
非常に難しいとは思いますけれども、今回の会見で県内の感染段階のレベルを上げるという対応の一つの趣旨も、県民の皆様でもう一度、改めて基本的な感染防止対策をしっかりやっていただきたいと。感染リスクが高まっているこの状況をしっかりと再認識した上で、そのような対応を促したいと思います。
ただ、一方で経済活動はしっかり続けていくということもありますので、これまで基本的な感染防止対策は、県民の皆様にもだんだん浸透してきていると思います。それを改めてしっかりと徹底をするということを再認識した上で、連休もしっかり楽しんでいただくということをお願いできればと思います。
資料に「今後の感染拡大により、例えば、病床がひっ迫し一般医療が維持できなくなるような場合には、より強い要請を検討せざるを得ない」とありますが、その判断基準として数値的なものはあるのか。「より強い要請」というのはどのようなものを考えていますでしょうか。
まず一つ目、明確な数値があるかというところについては、現段階ではこれが、この数値に合致したらということはありません。その時の感染状況、場所や流行している変異株の特性等を包括的に評価した上で判断されるべきものであろうと思います。
具体的な内容というところも、その状況を踏まえた上でしっかり検討するべきであろうと思いますので、状況に鑑みて、有識者等のご意見も参考にして、しっかりと検討していきたいと思います。
ありがとうございました。
7月8日の日に佐世保市だけ県内の感染段階のレベルを「2−Ⅰ」に引き上げましたが、今回県全体でレベル引き上げたというのは、長崎医療圏と県南医療圏でも病床使用率が上がってきたので、県全体でレベルを上げるという理解でよろしいのでしょうか。
おっしゃるとおり、先日、佐世保市のレベルを引き上げた際には、佐世保・県北医療圏の病床使用率が26.1%という状況であった一方で、県全体の病床使用率が12.6%という低い水準にあったことから、まず佐世保市のみに個別のレベル判断をいたしました。
その後、県全体の感染者数が急増して、県全体の病床使用率も今は20%を超えている状況でございます。県全体で、エリアごとではなく、増加傾向にあるというところも踏まえて、今回は県全体でのレベルを上げるということを判断いたしました。
例えば、今日、公表時点での病床使用率で言えば、離島についてはまだ10%台で、対馬医療圏については0%ですけれども、ここも併せてレベルを上げる理由というのは何なんでしょうか。
離島はまだ病床使用率は低い状況ではありますけれども、県全体の感染者が急拡大をしているということ、また、離島においても、一部で徐々に感染が拡大してきているという傾向が見られますので、今回は県全体を対象にレベルを上げるという判断をいたしました。
県としては既に第7波に入ったという認識でいるのでしょうか。
波は非常に定義が難しいと思いますけれども、やはり感染者数が下がりきれない中でも、感染者が新たに急激に増加しているというところが見えますと、新たな波がきていると見てもおかしくないかなと思います。
報道や、国の専門家は第7波に入ったと言っているのですけれども、県として第7波に入ったとはっきりと言えないのはなぜでしょうか。
第7波ということで新しい波といってよろしいかと思いますけれども。
基本的に、九州各県そうですけれども、感染者が下がりきらない中で上がっているという状況があります。例えば全国的な観点で言えば、一度、感染者が底を打ってから上がっているので、波の判断はしやすいと思われますが、県では感染者が下がりきらずに今回上がっているので、波として「6.5」というのか「7」というのかというところで、少し迷いがあるというところです。
分かりました。今日感染者数が861人ということです。これまでも長崎大学で、波の予測の推計が出されていました。今回のデータは、まだ入手されてないのでしょうか。
長崎大学にはシミュレーションをお願いしており、先日お話を直接伺い、データを見せていただきました。先々週ぐらいのデータをもとにしたものになりますが、それと比べても、現在の感染と病床率の上がりというのは非常に急激なものになります。
近日中に記者会見ということはお聞きしていますが、この数日の状況を見てどう判断されるかは、まだ確認はしていないという状況になります。
いずれにしましても、先ほど申し上げた3回目のワクチンを打ってから、4〜5か月たったところで、今後、ワクチンの効果は減衰をしてきます。それから、オミクロンのBA.5への置き換わりは本県これから進みますので、今後、上がることはあっても下がる要素がなかなか見当たらないという状況ではございます。
分かりました。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についてお尋ねします。まだ国から正式な地域ブロックの8月末までの延期についての発表があっていないということですが、明日で期限を迎えます。明日国から延長しますという発表があるのか、もしなければそのまま14日で終わってしまうのか。いかがでしょうか。
私どもも国に問い合わせをしておりますけれども、今のところ明確なお答えはいただけていないという状況でございます。
ただ、先ほどおっしゃったとおり、明日までが期限となっておりますので、明日のうちには国から何らかの連絡があるものと考えております。万が一ない場合、財源は国の財源を活用している事業でございますので、そこでどうなるかというところは、少し検討が必要になろうかと思います。
分かりました。以上です。
知事は、お医者さんでもありますが、今回の感染者数の急増の要員を分析されていますか。
非常に難しい質問ですけども、先ほど福祉保健部長からも話がありましたけれども、ワクチンの3回接種から少し時間がたってきているというところもあります。また、暑さゆえの感染防止対策がし辛いというところもあろうかと思います。色々な副次的なものがあろうと思いますので、これだというものを挙げるのは非常に難しいと思っています。
今、感染者が急激に増えています。その中で例えば入院する割合というのは、これまでの経験上、想定されるものはあると思います。長崎の医療というのは、1日どのくらいの感染者まで耐え得るとシミュレーションされているのでしょうか。
具体的にどれくらいまでというシミュレーションはしていませんが、入院率自体は下がってきています。資料「現在の感染状況等について」7ページのところを見ていただきますと、入院率の推移がございます。3月で言えば入院率が4.5%、5月は3.4%で、現在2.7%ですので、入院率は下がってはおりますが、医療圏によっても差がありますし、さらなる効率化ということを求められるだろうと思っています。今日も全保健所長と話をしましたが、当然必要な方が入院しているわけですが、この入院率をより抑える、より回転をよくするということをするために、どのように医療機関の方々にお願いしていけばいいかということについて、今、取組を進めているという状況でございます。
過去のケースで見ると、病床がひっ迫し、医療圏を越えて患者を運ぶという事例もありましたが、現在の状況はいかがでしょうか。
今現在では、ございません。ただ、現在、1か月以上、重症患者は出ておりませんが、重症患者や、小児の患者に関しては、病床使用率に限らず広域搬送することはございますが、そういった広域搬送に関しては第4波の際、去年の4月の下旬から2週間程度はありましたが、それ以降はないという状況でございます。そのときには、長崎医療圏で80%超えてから行ったという状況になります。
今後の課題としては、知事も申し上げているとおり、感染者数ではなく、病床使用率になります。病床使用率を抑えるといいますか、一般医療の制限をなるべく低減するためには主に3つあると思っております。
1点目が診療・検査医療機関をいかに広げるかということになります。現在、約3割の医療機関がご協力いただいていますが、より多くの医療機関にご協力いただく必要があると思っています。
2点目が、自宅療養でございます。自宅療養サポート医のみではなかなか対応が難しい状況であります。現在、健康観察は保健所が行っていますが、かかりつけの先生ができる範囲で、通常の医療と同じような形で、ご自分の患者さんで診察をした方は、その後もフォローいただけないかということで医療をお願いしているという状況でございます。
最後、3点目が入院医療機関のより一層の効率化でございます。例えば軽症の方はある程度のリスク因子がある方においても、症状悪化時には速やかに医療機関に運ぶという前提でございますが、自宅療養の体制を強化するということ。それから、1日、2日、様子見で入院することもありますが、その場合には早めにご自宅や高齢者施設等にお戻りいただくといったようなことで、入院医療機関をより効率的に動かすということも検討していきたいと思っています。
ありがとうございます。かかりつけ医での診療に当たっては、動線の確保等ハード面での難しさというのもありますが、課題解消に向けた対策・支援策というのはありますでしょうか。
かかりつけの先生方と、直接話しております保健所からも情報を聞いておりますけれども、厳しい中で対応いただいている先生も少なからずいらっしゃいます。一度診察を診療・検査医療機関を中心に行った後については健康観察になりますので、いわゆる保健所もハーシス(HER-SYS)を使ったり、電話をしたりということになります。そういった中身であれば、電話等であれば、特に受診を再度していただく必要はありませんので、そういった形で対応いただくというのが現実的かなと思っています。
ありがとうございます。あと、BA.5に関して、何か具体的な症状や特徴があれば教えてください。
特にBA.2と比べてBA.5の特徴はこうだというような明らかなものはないというふうに認識しています。
ありがとうございます。県民割に関して、現時点では沖縄を除いた九州全体が対象になっていますが、九州全体で感染者が増えている中、条件の見直しというのも併せて行われる可能性はありますでしょうか。
現状では、そこの条件を変えるということは考えてないという状況です。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時50分から午後5時18分(28分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年6月8日 記者会見
会見内容
県内の感染段階の切り替え(レベル2-Ⅰからレベル1へ)
それでは、ただいまから記者会見を開かせていただきます。
本日は、お忙しい中、こうした説明の機会をいただきましてありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症対策については、前回は4月20日に会見の機会をいただいたところですが、その後、ゴールデンウイーク明け以降5月中旬までは、感染者数、病床使用率ともに増加傾向にありましたが、その後は減少傾向で推移をしております。
本日は、現在の感染状況を踏まえた県のレベルの判断や、コロナとの共生に向けた考え方等についてご説明をさせていただきます。併せまして、県民の皆様に改めて感染防止対策の徹底についてお願いをさせていただきたいと思います。
なお、冒頭で担当部長から現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私のほうから改めまして全体的な方向性などについてご説明をさせていただきたく思います。よろしくお願いします。
私のほうから県内の感染状況についての分析をお話しできればと存じます。
お手元の資料の1ページ目をお願いいたします(資料「現在の感染状況等について」P1)。
「県内の感染状況等について」ということでございまして、指標としております一番上、県全体の病床使用率をご覧いただきますと、緑色が続いている状態でございます。こちら、感染段階「レベル1」という状況でございまして、足元、6月7日現在で申し上げますと、病床使用率は10.4%という状況でございます。
2ページ目をお願いいたします(資料「現在の感染状況等について」P2)。
入院医療の状況でございます。県内の8医療圏別に並べ直したものでございます。病床使用率の数字をご覧いただきますと、壱岐医療圏が若干高くなっております。これは、近日発生をいたしました高齢者施設のクラスターが起因いたしまして、一時的に高くなっているという状況でございます。
下のところに黒い丸印でそれぞれの数をお載せしております。宿泊施設療養者はホテル関係でございますけれども、94名ということ、自宅療養者数は2,481名ということでございまして、数字としては多い状況ではございますものの、ピーク時よりは減少しているという状況でございます。
おめくりいただきまして3ページ目でございます(資料「現在の感染状況等について」P3)。
こちらは入院率の推移ということでございまして、オミクロン株の特性ですとかワクチン接種の進展によりまして入院率は全世代で大幅に低下をしているという状況でございます。特に80代以上の方々につきましては、60.6%と高くなっておりますけれども、全体といたしましては、現在、3.4%の入院率でございまして、1月と比較いたしましても減少傾向にあるという状況でございます。
続きまして4ページ目でございます(資料「現在の感染状況等について」P4)。
入院者の方々の年齢構成のデータでございます。右下の割合をご覧いただきますと、60代以上のところが主なボリュームゾーンになっておりまして、60代以上の高齢者の方々で75%を占めているという状況でございます。
5ページ目をお願いいたします。(資料「現在の感染状況等について」P5)
5ページ目が4月1日以降という形になりますけれども、市町別に発生状況を並べ替えたという表でございます。長崎市・佐世保市がボリュームとして多いのは従来のとおりでございますけれども、こちら、週10万人あたりの感染者数をご覧いただきますと、大村市が560.8人という形で、他の地域に比べて多くなっているという状況でございます。ただ、こちらはクラスターが大量に発生しているということではございませんで、学校や幼稚園を中心といたしまして感染が散発しているという状況であり、それがこのような数字に表れているという状況でございます。
6ページ目をお願いいたします(資料「現在の感染状況等について」P6)。
直近1週間の感染状況ということでございます。左側が感染要因でございまして、不明・確認中を除いたところの数字として、直近1週間の感染要員を分析したものでございます。ほとんどが家庭内、学校、児童施設ということでございまして、家庭内感染と学校で全体の7割超を占めるという状況でございます。
また、右側が直近1週間のクラスターの発生状況でございますけれども、17件ございまして、学校と児童福祉施設で全体の8割超を占めるという状況でございます。
続きまして7ページ目をお願いいたします(資料「現在の感染状況等について」P7)。直近1週間の年代別の発生状況ということでございまして、右側の黄色のグラフが直近の1週間の発生状況、左側の青色のグラフがその前の1週間の発生状況で比較をしてございます。各年代とも減少傾向にあるということでございますけれども、一番左の10歳未満で、少し増加しているところがありますけれども、各年代とも減少傾向であります。30代以下で全体の74%を占めるという状況でございます。
8ページ目をご覧いただきますと(資料「現在の感染状況等について」P8)、年代別の新規感染者数を人口で割り戻した数ということでございまして、年代ごとの人口当たりの感染者数を見ましても若い世代が多く、逆に3回目ワクチン接種率の高い60代以上は少ない状況になっているという状況でございます。
私からは以上でございます。
続いて、9ページ以降をご説明させていただきます(資料「現在の感染状況等について」P9)。
重症度別入院患者数の推移になります。色分けで軽症、中等症Ⅰ、中等症Ⅱ、重症という形で分けておりますけれども、第6波の初めの1月以降、入院患者数自体は増減しておりますが、入院患者に占める各重症度の割合には大きな変化は認められていないという資料になります。
続いて、県の保健所業務についてでございます(資料「現在の感染状況等について」P10)。
第6波の当初は、新型コロナウイルス感染症業務のために、通常業務をある一定程度制限せざるを得ない状況でございました。現在は、健康観察の重症化リスクの低い方に対する健康観察の外部委託や、デジタル化の推進として、例えば新規陽性者へのショートメールによる連絡等を行うことによって、現在はコロナ前の7〜8割まで通常業務を回復できているという状況でございます。
続いて、改めてになりますが、発熱等の有症状者の検査・診断等の主な流れと、今後の方向性についてご説明したいと思います(資料「現在の感染状況等について」P11)。
まず、発熱患者等の症状がある方は、かかりつけ医等に事前にお電話をいただく形になりますけれども、かかりつけ医がいない、また、相談先にお困りの時には県の受診・相談センターにお電話をいただきます。受診・相談センターが、発熱外来である診療・検査医療機関をご紹介差し上げます。その後、診療・検査医療機関で検査・診断をし、その結果に応じて処方するという形になります。
近くのかかりつけ医にお電話をされた場合には、そのかかりつけ医が検査・診断ができる発熱外来であれば、そこで検査・診断をしていだたき、その結果に応じて、処方をするという形になります。一方で、そのかかりつけ医が検査・診断ができないという場合には、近隣の診療・検査医療機関をご紹介するという形になります。
もう一つが左側になりますけれども、かかりつけ医等、自院で検査・診療ができず、かつ近くに検査診断可能な医療機関がない場合においては、いわゆるドライブスルーである地域外来・検査センターを紹介するという形になっています。
これまで8つの医療圏ごとに1か所ずつ、地域外来・検査センターがありましたが、現在は長崎、佐世保・県北、県央の3つの医療圏を除いて、診療・検査医療機関のほうに体制を移行しているところでございます。一方で、長崎、佐世保・県北、県央の3つの医療圏に関しては、曜日を記載しておりますが、この曜日のみ、いわゆるドライブスルーを行っているという状況です。
この地域外来・検査センターで陽性の場合には、医療機関を受診いただきまして、そこで処方をしていただくという形になります。
今後ですが、有症状者の方、患者さんの負担を減らすということと、少しでも早く治療につなげる必要があることから、検査・診断が可能な診療・検査医療機関を増やす取組を進めているところです。また、現在、発熱外来をする診療・検査医療機関をリストアップしてホームページに載せておりますけれども、検査・診断が可能な診療・検査医療機関をマップ化することを進めており、その作成・公表を予定しているという状況でございます。
次に、ワクチン接種の推進です(資料「現在の感染状況等について」P12)。まず、3回接種の状況になりますが、県全体の接種率は63.1%と全国平均59.8%を上回っているものの、年代別に大きな違いがございます。65歳以上ですと、約9割の方が既に3回接種しておりますが、20歳代は47.9%、30歳代は50.3%と、若い世代で伸び悩んでいるという状況でございます。
若い世代でも重症化することがあります。また、重症度に関わらず後遺症で悩む方も少なからず認められております。自らの健康を守るため、そして家族や仲間など大切な人を守るために、ワクチン接種をぜひ考えていただければと思います。
次に、4回目接種になります(資料「現在の感染状況等について」P13)。対象者は、3回目接種から5か月以上経過した方で、かつ60歳以上の方、もしくは18歳から59歳で基礎疾患や重症化リスクが高いと医師が認める方になります。60歳以上の方に関しては、現在、各市町から接種券が順次発送されているところであります。一方で18歳から59歳の方に関しては、ある市によっては全ての方に接種券をお配りしますが、多くの市においては事前に申請する必要がございますので、詳しくはお住いの市町にご確認いただければと思います。
もう一つ、武田社製ワクチン「ノババックス」ですが、今回、国から新たに薬事承認されました。県内でも接種を受けられる態勢を整備したところであります。道ノ尾病院において、7月初旬から接種ができるという形を整えております。
最後に無料検査についてです(資料「現在の感染状況等について」P14)。こちらは5月末までという形でしたが、再度延長しまして、今月(6月)末までという形にしております。濃厚接触者の方は対象外となりますが、感染不安を感じる無症状の県内在住者の方はお受けいただければと思います。引き続き、原則予約制といたします。
以上でございます。
続きまして、私のほうから全体的な方向性について、ご説明をさせていただきます(資料「本県における感染防止対策について」P1)。
1枚おめくりいただきまして、1ページ目、これは新規感染者数と病床使用率の推移でございます。ゴールデンウイーク明け以降、5月中旬までは感染者数、病床使用率ともに増加傾向にありましたけれども、その後は減少傾向で推移をしております。
続きまして2ページ(資料「本県における感染防止対策について」P2)、感染段階レベルですけれども、主な判断指標としておりました病床使用率は、医療圏単位で見ると20%を超過している地域が一部ありますが、県全体では10日以上、県内の感染段階「レベル1」の水準で推移をしているところでございます。
また、新規感染者の中で入院率の高い60歳以上の割合は約7%であり、この世代は既に4回目のワクチン接種も始まっていることから、今後、大きく病床使用率が高まっていくとは考えづらいと思っております。
以上を踏まえて、6月9日から県内の感染段階を「レベル1」に引き下げたいと考えております。
そして、コロナとの共生に向けた現在の県の考え方ということで、2つ上げさせていただいております(資料「本県における感染防止対策について」P3)。
1つ目になりますけれども、現在も週平均で1日当たり約300人の新規感染者数が確認されておりますが、オミクロン株の重症化しにくいという特性や、ワクチン接種の進展などによって、入院率が低下しております。感染者数の増加が、今後、病床使用率の上昇に直結しにくいという状況になっていると私どもは認識をしております。そのため、今後は、一定の新規感染者数が確認される状況下であっても、重症化リスクの高い高齢者などへの対策の重点化や基本的な感染防止対策を講じながら、医療や福祉、教育など、それぞれの機能が維持できる範囲の中で社会経済活動の回復・拡大を図っていきたいと考えております。
重症化リスクの高い方への対策ということで、まず、4回目のワクチン接種が基本になりますが、高齢者・障害者施設における対策の強化として、4点上げさせていただいております(資料「本県における感染防止対策について」P4)。
そのうちの初めの2つは新しい項目になってきますけれども、まず1つ目のもの、施設内療養者へ適切な医療を提供するための支援体制の強化ということで、その中に2つございます。まず、医師会の協力のもと、支援に協力できる地域の医療機関をリスト化しております。次に、クラスター発生施設への多職種による支援体制の構築ということで、今も「CovMAT(コブマット)」などの医療支援チームが行っておりますけれども、この中に日本災害リハビリテーション支援協会長崎支部の協力のもとでリハビリの専門職を登録していただけるよう、今、依頼をしているところでございます。これは、その施設の中でリハビリを行っていただくという時に非常に重要な職種でございまして、これが実現すれば、ほかの都道府県にはあまり事例がないような先進的な取組にろうかと思います。
2つ目になりますけれども、地域ごとに医療機関と高齢者施設が日頃から連携して、感染症に対応するネットワークの体制を構築していきたいと思っております。これは、状況に応じて迅速に対応できるように、日頃からネットワークを構築しようというものでございます。
続きまして5ページ、感染対策のポイントでございます(資料「本県における感染防止対策について」P5)。今までもお話しさせていただいておりますけれども、4つのポイントに分けて上げさせていただきます。
まず、その前に、今回、レベルを引き下げさせていただきますが、いまだ感染者は週平均で1日当たり約300人の方々が新規感染者として確認されています。依然として周りには感染リスクがあるということを県民の皆様に改めて認識をいただきたく思います。
その中で、まず1つ目の感染対策のポイントですけれども、会話時のマスク着用、三密回避、こまめな換気など、基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いをするところでございます。
続きまして、2つ目、会食の際は認証店を利用していただきまして、マスク会食や密にならない工夫など、感染対策の徹底をお願いしたいと思います(資料「本県における感染防止対策について」P6)。
3つ目、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する際は、家庭内であってもマスクを着用するなど、感染防止対策を徹底していただればと思います。
4つ目、これも繰り返しにはなりますけれども、自らの健康や家族、お仲間など大切な人を守るためにも、ワクチン接種へのご協力をお願いしたいと思います(資料「本県における感染防止対策について」P7)。
8ページは、本県における感染防止対策についてまとめたもので、オレンジ色の文字が今回変更となっているところでございます(資料「本県における感染防止対策について」P8)。
続きまして9ページ、マスク着用について改めて整理をしたいと思います(資料「本県における感染防止対策について」P9)。今般、マスク着用について国の方針が示されたところで、大きな変化はないと認識しておりますけれども、姿勢をしっかりと明確化したというところだと思います。
まず、マスク着用は、基本的な感染防止対策として重要というところでございます。その中で、屋内ではマスクの着用を基本的にお願いしたいと思います。ただし、人との距離が確保できる場合、また、会話がほとんどない場合、例えば図書館で勉強したり、本を読んだり、そういうところではマスク着用は必要ないのではないかと思います。
また、屋外では基本的にマスク着用の必要はありません。ただし、人との距離が確保できない場面で会話をするという場合はマスクの着用をお願いします。ただし、夏場は熱中症防止の観点から、屋外でのマスクの必要のない場面ではマスクを外すことを推奨しております。
子どものマスク着用について、2歳未満の子どもについてはマスク着用を推奨いたしておりません。2歳以上の就学前の子どもにつきましては、一律のマスク着用は求めないという姿勢でございます。これにつきまして、マスクを着用する場合には、保護者等大人が、しっかりと子どもの体調に十分注意をお願いした上で着用していただければと思います。
就学後の子どもについては、基本的には大人と同じ対応でございます。ただし、学校生活では、運動場やプール、体育館、体育の授業、運動部活動、登下校の際のマスク着用は必要ありません。これはしっかりと感染防止対策をした上での対応をよろしくお願いいたします。
認証店利用拡大キャンペーンについて周知をさせていただきます(資料「本県における感染防止対策について」P10)。キャンペーン期間6月1日から9月30日ということで、長引くコロナ禍により飲食店が大きな影響を受けたことを踏まえて、飲食店(認証店)の利用拡大と第三者認証制度の推進による感染対策の徹底を図るためのキャンペーンとなっております。
内容としましては2つありまして、まず1つ目、「お得なクーポンキャンペーン」ということで、参加店している認証店を利用された方を対象に500円分のクーポン券をお配りさせていただきたいと思います。そのクーポン券は、次回以降、来店時に飲食代が1,000円以上になった場合に割引として使えるというものでございます。
2つ目ですけれども、「県産品プレゼントキャンペーン」ということで、参加している認証店をご利用された方に、長崎県産品が4,000名に当たるというキャンペーンでございます。
また、飲食店、事業者の皆様へということで、キャンペーンへの参加、また、新規認証申請も随時受け付けておりますので、ぜひ感染拡大防止の観点からもご検討をいただければと思います。
最後、11ページになりますが、今後の検討事項ということで、2つ上げさせていただいております(資料「本県における感染防止対策について」P11)。
まず1つ目、ウィズコロナを見据え、国内外からの観光客の誘客に向けた検討を進め、状況を見極めて様々な施策を積極的に講じていきたいと思っております。
また2つ目、コロナ禍における燃料等の高騰を受けて県内の経済活動を支えていけるよう、公共交通機関への支援や省エネ化への取組の推進等、必要な対策を早急に検討していく予定としております。
私からは以上になります。
では、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
まず、6月9日から県内の感染段階を「レベル1」に引き下げるということです。「レベル1」に引き下げたことにより、緩和される部分等、県の対応の変化はありますでしょうか。
県の感染段階「レベル2−Ⅰ」の際にも基本的に感染防止の対策をお願いしたり、飲食店も認証店を活用していただいて密を避けるといった表現の変更はございますけれども、基本的には、感染防止対策をしっかりとやった上で、経済をしっかりと回していただくといったところで、基本的な姿勢が変わったということではございません。
分かりました。
資料「本県における感染防止対策について」の4ページ、「クラスター発生施設への多職種による支援体制の構築」部分で、「リハビリ専門職の登録を依頼中」とあります。このリハビリ専門職の方に期待する具体的な業務内容はどのようなものなのでしょうか。
先ほど知事のご説明の中でもあったとおりになりますが、リハビリ専門職の方、理学療法士や作業療法士、それから言語聴覚士が、施設内等でクラスターが発生した際に入っていただき、高齢者の方を中心にADLの低下を防ぐようなリハビリ、誤嚥性肺炎の予防につながるリハビリを直接していただくと。ただ、入るのは感染者がいる中での対応になると思いますから、職員の方にどういうふうな形で感染予防対策を徹底しながら、今申し上げたリハビリをやればいいのかというような指導をいただくといったことを想定しております。
ありがとうございます。
マスク着用について、政府からマスク着用についての方針を出されていますが、今回の発表の中で県独自の判断部分はありますでしょうか。
特にございません。
ありがとうございました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
県の感染段階が「レベル1」になるのは何月何日以来、何日ぶりなのか教えてください。
4月19日以来の51日ぶりです。
ありがとうございます。
感染対策に関してお尋ねします。会食に関して人数や時間の制限が、今回から変わったという認識でいいのか、既に前から変わっていたという認識なのかどちらでしょうか。
基本的に大きく変わったということではなく、引き続きですけれども、今回は基本的な感染防止対策を改めてお願いしているところです。
認証店の中で、密の回避であったり、感染防止対策として、パーテーションの設置や換気であったりといったものが含まれておりますので、まず認証店を使っていただきながら感染防止対策をしたうえで、飲食を楽しんでいただくといったところを改めてお願いしたいと思っております。
感染レベルが下がったことで、今後の経済回復への期待について知事の見解をいただけますでしょうか。
まず、今回、県内の感染段階のレベルを引き下げさせていただきますけれども、何度も申し上げますが、感染リスクというものは、まだ近くにあると認識していただきたいと思います。その中で、今、病床使用率が非常に低く抑えられているといったポジティブなところもありますので、そういうところも踏まえていただき、これは県民の皆様が今まで努力してこられた結果、賜物だと思いますけれども、経済活動を回せる、拡大していける。「維持」ではなく、「拡大」と捉えておりますけれども、そうできる判断を今回させていただいたと思っていますので、ぜひ県民の皆様には、引き続き感染防止対策を徹底した上で、飲食等色々な社会活動を楽しんでいただければと思っております。
資料「本県における感染防止対策について」11ページの「今後の検討事項について」についてお尋ねします。6月10日から政府は訪日観光客の受入れを2年ぶりに再開します。今後の検討事項に「国内外からの観光客の誘客に向けた検討を進め」とありますが、現時点で具体的に何か着手していることがあれば教えてください。
今、具体的に着手というのはございませんけれども、6月の議会において肉付け補正予算の提案をさせていただきます。その中に各種事業を設けております。肉付け補正予算の中で、コロナの状況に応じて施策を講じていくという形になっておりますので、大体やりたいということは見えていますけれども、状況を見極めながら今後実行に移していくといった考えです。
今のお話ですと、6月10日からの訪日観光客の受入れ再開を受けて、新たに追加で予算を提案するというようなことはないということでよかったでしょうか。
おっしゃるとおりです。今回の肉付け補正予算に既に盛り込んでいるという形であります。
分かりました。以上です。
6月10日からの訪日観光客の受入れ再開を見据え、政府においてガイドラインを作っておりますが、長崎ならではの対策を今の段階で何か考えられているのか教えてください。
現状は、まさにこれから再開していこうという状況ですので、これからどういった部分の方々が先に回復していくのかといったところをしっかり見極める必要があると思っています。見極める一方で、国内での争奪合戦というか、どのようにして前面に立って進んでいけるかということになりますので、そこはアンテナを高くして状況をしっかり見極めていくということだろうと思っています。
どうもありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後4時05分(35分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年5月30日 記者会見
会見内容
令和4年度6月補正予算について
それでは、ただいまから令和4年度6月補正予算案につきまして記者会見を始めさせていただきます。
よろしくお願いします。
令和4年度6月補正予算案の考え方についてご説明をいたします。
まず、令和4年度当初予算は、予算編成時期と知事選挙の関係から、政策的予算を除いた骨格予算として編成したため、今回の6月補正予算は初めての政策的予算の編成となります。
今回の補正予算は、人口減少対策をはじめ、長崎県総合計画等に沿った各種施策に新たな視点や発想を盛り込んで、さらなる強化・進化を図ることを基本として、次の3点を柱として編成をしています(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P1)。
まず、「全世代の暮らしを安全・安心で豊かにする施策」。
これは、本県の未来を担う子どもたちが希望を持って健やかに成長し、県民の全ての世代・全地域の皆様に、「ふるさと長崎県」で安全・安心で豊かな暮らしを続けていただくことのできる環境をつくりたいと考えた施策でございます。
次に2つ目、「チャレンジし成長し続ける施策」。
コロナ禍の変革期にある社会において、勇気を持って時代を切り開こうとする新たなチャレンジを、県としてもしっかりと後押しをして、長崎ならではの先進的な取組が県内外の人々を呼び込む好循環を創出するような取組をしていきたいと思っています。
3つ目ですけれども、「選ばれる長崎県を県民と一緒につくる施策」。
これは、観光・文化・スポーツ、多文化共生等による地域活性化を促進することで、「にぎわい」を創出し、これによって国内外の注目を集めて、選ばれる長崎県づくりを推進していきたいというものでございます。
また、この3点に加えて、引き続き「新型コロナウイルス感染症対策」にもしっかりと対応し、こうした施策を着実に推進することで、県民の皆様と一緒に新しい長崎県づくりの実現を目指してまいりたいと考えています。
続いて、2ページは補正予算の規模となります(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P2)。
今回の補正予算は約627億円となっております。中ほどの表に記載のとおり、令和4年度当初予算と合わせると約7,510億円となります。令和3年度当初予算額との比較では24億円の増となっており、下のポイント欄に記載のとおり、今回の補正予算では、「新型コロナウイルス感染症対策」として約20億円を計上しております。
また、ポイントの一番下に示しておりますが、コロナ禍における原油価格・物価高騰対策については、必要な対策を早急に検討の上、別途計上したいと考えています。
続いて、3ページになります(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P3)。
これは、歳入歳出の総括の概要になります。
6月補正後の予算額の歳入歳出は、④をご覧ください。
まず、歳入として県税収入は1,217億円になります。地方交付税について、臨時財政対策債と合わせた実質的な交付税総額は2,346億円となり、前年度に比べて9.8%の減になっています。
歳出では、公共事業が707億円で、前年度当初予算から20.4%の減少となっておりますが、これは国の予算編成時期との兼ね合いから、通常、当初予算で反映できない国の内示額を、今回、肉付け補正予算で反映しているためです。この詳細は次のページでご説明させていただきます。
その他の歳出のうち政策的な事業については、6ページ以降で説明をいたします。
財源不足については、令和3年度分の精算による地方交付税の減により、前年度より32億円多い173億円となっております。これについては基金の取崩しにより対応しております。
続いて、4ページは公共事業の状況です(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P4)。
まず、当初予算は骨格予算であったため、前年度当初予算の50%を計上しており、今回、6月補正予算では国の内示結果に合わせた金額を計上しています。公共事業費全体では、⑤にお示ししますように、6月補正予算後、予算額707億円と減少しておりますが、新幹線整備事業の進捗に伴う大幅な減少が要因となっております。
新幹線整備事業を除いて前年度当初予算の内示反映後の額と比較をすると、前年度比プラス8.7%となる約675億円を確保している状況でございます。今後は、令和3年度1月補正予算において計上した国の経済対策分と合わせて、県民生活の安全・安心の確保や、地域の活性化につながる道路や河川等の整備を積極的に推進していく所存でございます。
5ページの上段につきましては、財源調整のための3基金の取崩し額と年度末残額の状況を示したものになります(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P5)。精算措置に伴う地方交付税の減少分への対応によって、財源調整のための基金の取崩しは173億円と、前年度に比べて増加をしております。
なお、普通交付税の精算対応分については、あらかじめ財政調整基金へ積立てを行っているところでございます。
次に、下段の県債残高につきましては、令和4年度末で約1兆2,639億円と見込んでおります。
臨時財政対策債を除く残高は8,740億円で、令和3年度最終予算と比較しますと444億円増加する見込みですが、これは国の「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」や、緊急自然災害防止事業、緊急浚渫(しゅんせつ)推進事業などの交付税措置率の高い有利な県債事業を積極的に活用したことから増加をしております。
6ページ以降は、政策的な事業のご紹介をさせていただきたいと思います。時間の都合上、全てについて説明することはできませんので、特徴となり得るものを幾つかかいつまんでお話をさせていただきたいと思います(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P6)。
まず1つ目の柱、「全世代の暮らしを安全・安心で豊かにする施策」としては、まず1つ目、結婚・妊娠・出産・子育てに関する環境整備ということで、7ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P7)。
新規事業として、「子育て世帯等への住まいの供給促進」ということで、本県では、都市部において子育て世代などのニーズに合った賃貸住宅が少ないことから、県の空き公舎をリノベーションして子育て世帯や移住者、若者向けに提供する仕組みを構築したいと考えています。まず、今年度は県公舎で先行的に実施し、実績を見て、今後の展開を検討していきたいと思います。
続きまして、2つ目、「ICTを活用した医療の充実」ということで、9ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P9)。
「ICTを活用した離島における高度専門診療体制の整備」ということで、県内の離島において脳神経内科や皮膚科、消化器内科などの専門医が不足している現状を踏まえ、ローカル5Gネットワークを離島の基幹病院に整備し、本土の専門医から遠隔サポートを受けて、住民の皆様が住み慣れた地域で高度専門医療を受けることができる体制を整備促進したいと考えています。
加えて、「医療ICTによるオンライン診療等の推進」ということで、ICTを活用したオンライン診療など遠隔診療の実施を進めることによって、離島やへき地における受診機会の確保や、通院・待ち時間の短縮など、地域医療の充実につなげていきたいと考えています。
続いて、そのすぐ下にありますが、「医療的ケア児支援センター(仮称)の設置」ということで、こちらのほうも予算を確保したいと思っております。
健康づくりの推進ということで、10ページをご覧ください。(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P10)
一番下になりますが、これは先日の定例記者会見でご紹介した「はじめる!長崎健康革命」をキャッチフレーズとした取組の一環として、「健康づくりアプリ」を新たに導入し、ポイント獲得などのインセンティブなどによって県民の皆様に楽しく健康づくりを続けていただく環境づくりを進めていきたいと考えています。
もう一つ、1つ目の柱から、「ICT等を活用したこれからの時代に必要な学びの提供」ということで、11ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P11)。
上段の「ICTを活用した子どもの学習環境の改善」ということで、これはAIドリルなどICTを活用して学校外での自主的な学習の充実を図ることを支援することとしています。これには離島部と本土部で実践モデル校を指定し、子どもたちの学びに向かう力を育成していきたいと考えています。
2つ目の柱からは13ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P13)。
まず、1つ目、「スタートアップ企業の集積促進」ということで、「資金調達の支援と起業の機運醸成」について、14ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P14)。
14ページ、「スタートアップ企業の集積促進」として、「ミライ企業Nagasakiの創出促進」ということで、県内におけるスタートアップ企業のさらなる創出を図るため、投資家とのマッチングイベントによる資金調達を支援していきたいと考えています。
スタートアップ部門のほか、優れたアイデアやビジネスプランをお持ちの皆様を対象とするチャレンジ部門(仮称)を設け、事業化に必要な経費を支援するなど、県民の皆様が起業にチャレンジしやすい、創業にチャレンジしやすい環境の整備に積極的に取り組んでいきたいと思っています。
また、基幹産業である「農林水産業の活性化」ということで、16ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P16)。
上段になりますが、「ICTを活用したスマート農林水産業の推進」に係る主な事業として、「スマート技術を活用した沖合養殖への進出支援」、「スマート農業による生産性の向上等の推進」、また、「ICTを活用した鳥獣害対策の強化」。水産業では、AI・IoT機器などスマート技術を活用しながら、本県では取組事例がない養殖の沖合進出を支援することで、養殖の生産増大や経営の安定化につなげてまいりたいと考えています。
また、農業では、施設園芸や畜産におけるスマート機器を活用して、データの収集や解析などを通じて生産性の向上に取り組むとともに、イノシシなどの鳥獣害による農作物被害対策にもICTを積極的に活用して迅速な情報収集と被害対策につなげていくこととしたいと考えています。
「デジタル化やDXの推進」ということで、18ページ、「民間人材の登用等によるデジタル改革の推進」を挙げさせていただきます(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P18)。
「デジタル戦略補佐監・デジタルコーディネーターの配置」ということで、デジタル関連施策や県民サービスの向上などにつなげていくために、デジタル社会の最前線で活躍する人材を「デジタル戦略補佐監」として登用しまして、県施策のデジタル化をさらに推進していきたいと思います。
また、専門的な知見によって各部局のデジタル化を支援する「デジタルコーディネーター」を新たに配置して、本県のデジタル化、DX部門を促進していきたいと思います。
最後に、3つ目の柱、「選ばれる長崎県を県民と一緒につくる施策」になります。
ここからは、1つ目、「車座集会による県民との対話」ということで、21ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P21)。
「県民車座集会」は「こんな長崎どがんです会」という名前にさせていただきましたが、その設置を行います。これは皆様ご存じのとおり、県民の皆様のご意見を直接、積極的に伺いながら、今後の県政の運営を進めてまいりたいと考えております。
2つ目、「しまと本土の資源を活かした地域活性化」ということで、「新たな視点による関係人口の創出や地域コミュニティの活性化」として、23ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P23)。
上段の「オンラインコミュニティを活用した関係人口創出」です。これは、オンラインコミュニティを形成して関係人口の創出を図るだけではなく、都市部からのリモートワークやワーケーション等の県内受入れを促進していきたいと考えております。
続いて、「長崎県の魅力発信と国内外からの観光客の誘致促進」ということで、27ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P27)。
「インバウンド向け滞在型コンテンツの磨き上げ等を支援」と書いておりますが、旅の価値観の変化や個人旅行化の進展を見据えまして、観光コンテンツのカスタマイズやレンタカー等を活用した周遊促進対策を新たに実施していこうと考えております。
以上3つの柱になりますが、コロナ対策について32ページをご覧ください(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P32)。32ページからは新型コロナウイルス感染症対策を説明させていただきます。
引き続きコロナ対策については、医療提供体制の充実・強化を図るとともに、検査体制をさらに強化していきたいと思います。
新たな取組として、高齢者施設や保育所・幼稚園などを対象に、クラスターが発生した施設における入居者や職員の検査に使用する抗原定性検査キットを配布することとしております。
33ページです(資料「令和4年度6月補正予算(案)のポイント」P33)。「保健行政のデジタル化の推進」にかかる施策として、具体的には、感染者情報データの収集・分析等のデジタル化を図るとともに、新規感染者への電話連絡メッセージ送信など、保健所業務のさらなる効率化を進めていくこととしております。
34ページ、35ページは、これまでそれぞれの柱の中で説明してきた各種施策を人口減少対策として体系的に整理したものになります。
36ページは、地方創生推進交付金を活用したプロジェクトの一覧を載せております。
37ページは、特定有人国境離島地域社会維持推進交付金を活用した事業をまとめたもので、それぞれの詳細は省略させていただきます。
以上、長くなってしまいましたが、私から6月補正予算のポイントの説明になります。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
今回、知事として実質初めて取り組まれる予算になるかと思います。知事の思いを反映されて、これまでと何か変えた点があればその点と、その理由をお聞かせください。
これまでと変えた視点というところは、3月の議会でも申し上げましたが、いいもの、必要なものは続けていくというところは変わっておりません。その中で、新しい視点を盛り込みながら、それぞれの分野で新しい視点はいろいろありますけれども、そういったところをできる限り反映していく。まだ調整しきれていないところもあって、今回の6月補正に間に合わなかったものもございますけれども、そういったものをできる限り取り込んで、新時代に合った形で予算をつけていくというようなところは意識をして取り組みました。
ありがとうございます。全体を通して特に重きを置いた点がありましたら、その具体的な内容などのポイントを教えていただければと思います。
そうですね、今回の予算編成で、内部の検討の中では、しっかりと目的を持った予算編成をしようと、述べさせていただきました。県民のお金を預かっている立場でございますので、その財政を活用させていただく立場として、それぞれの事業の目標を明確化していこうといったところはしっかりと検討させていただいているところでございます。
令和4年度6月補正予算(案)のポイント等を見ても、知事の公約に掲げられていた思いが散りばめられているとも思いますが、一方で、結構細かい予算というのが多く見られて、なかなかこれといったものが見えにくいとも言えるのかなと思っています。何点か重点的なものを絞って集中的に予算を投じるという考えは、今回なかったのでしょうか。
分かりにくいというのか、説明が下手くそなのかもしれませんけれども、最初に申し上げておくと、予算額の問題ではないというところは思います。ゼロ予算でもやれることはやっていくべきだと思いますし、おっしゃるとおり、大きな額が必要なものももちろんございます。それぞれの中で調整がつかなかったこともありますので、全体的にまだ打ち出せていないところもあろうかと思いますけれども、その中でも、今回、この3つの柱に体系化して整理をした上で、それぞれの中でできることを、予算計上させていただいたと思っております。
先ほどの説明の中で、物価高騰対策については別途計上ということでした。物価高騰については、県民の生活には非常に喫緊な課題であると思います。6月の定例会中には提案するという理解でよろしいでしょうか。
今、早急に中身を詰めているところでありますので、おっしゃるとおり、スピード感を持って、今議会中には提案できるように準備を進めております。
分かりました。それと、これは県知事選挙のときからの知事の公約ですが、「「合計特殊出生率2」を目指す出産・子育て支援の展開」ということで、これは非常にチャレンジングな目標であると思っていますが、この「合計特殊出生率2」を目指すということは、要するに、長崎県は加速度的に自然減も社会減も減っているというところがあるのですけれども、そもそも出生数の減少の原因はどのようなことにあると知事はお考えでしょうか。
皆さんご存じのとおり、人口減少対策は本当に幅広いものだと思っています。特に出生率を見ても、よく言われるのが、晩婚化や未婚化であったり、必ずしも子どもを産むために結婚が必要なわけではないと思いますけれども、有配偶者率の低さであったり、また、結婚して子どもを産みたい、結婚してなくても子どもを産みたいと思ったときに、産む環境は、まだまだ環境整備の向上が必要かなと思っています。
具体的に、産むときの経済的な支援や、産んだ後の支援、また、産む前についても、母体に対する支援等、様々な取組が必要かと思いますので、それは本当に包括的にやっていかなくてはいけないなと思っています。
包括的にやっていくということですが、今回は色々な分野に予算が散りばめられていますけれども、今後施策を展開していく上で、特にどの分野に力を入れて、例えば出生率であるとか、社会減を食い止めようとお考えでしょうか。
今回、できることをやろうとしている中で取り組んだのは、拡充にもなりますけれども、結婚支援であったり、新しいものであれば、家族向けの住居の整備であるとか、そういうところをやらせていただいておりますけれども、マニフェストにも挙げさせてもらっていたとおり、産んだ後の子育て支援や、これは政府のほうで、今お話が進んでおりますけれど、産むときの一時金のお話であるとか、経済的な支援も各市町としっかりと検討した上で、進められるところをしっかりやっていきたいと思っています。
分かりました。以上です。ありがとうございました。
実質初めての予算編成で、知事のカラーが出ていると思うのですけれども、「大石カラーの施策」というのは、簡潔に言うとどのあたりになりますか。
そうですね、大石カラーですか。
人口減少対策だけではないと思います。今持っている長崎県の魅力をさらに活かしていこうと、そうですね、今までも持っていた視点だと思いますので、大石カラーかと言われると難しくは思いますけれども、今回、先ほど質問にお答えしたとおり、それぞれの事業をやるときに目標をしっかり持とうと。何のためにやるのかというのを明確化した上で、もちろん、客観的データを出すことは難しいものもあるのですけれども、よりそこをしっかりこだわって考えてつくっていこうといったところは、編成の中では力を入れて取り組んだところかと思います。
あえて今回の予算全体に名前をつけるとしたら、どうでしょうか。
そうですね、「新しい長崎県を皆さんとつくるための第一歩予算」、まだ半歩目かもしれませんけれども、第一歩です。よろしいですか。もうちょっと短くした方がいいですか。大丈夫ですか。
人口減少対策のところで、資料の34ページにもありますが、これまでは社会減対策により重点を置いて取り組んできた。今後は、これまで以上に自然減対策に重点的に取り組む必要があるとありますが、ここのところについて知事の言葉で、改めてお考えを伺いたいのですけれども。
これまでの人口減少対策と何が違うのかと聞かれると、おっしゃるとおり、社会減対策というところは非常に力を入れてきたという経緯もありますし、それによって結果が出てきたところもあろうかと思います。しかし、自然減対策としてはしっかりやっていかなくてはならなくて、子どもを産み育てたいと思う環境づくりは、特に力を注いでいきたいと思います。安心して結婚・妊娠・出産・子育てができるように、切れ目のない支援をやっていくというところにも重点的に取り組んでいきたいと思います。
ただ、社会減と自然減と、よく分けて言われますが、いろいろ考えていくと、そんなにきれいに分かれるものでもないのかなと思います。社会減対策、ここで住みたいとか、ここで働きたいとか、ここで暮らしたいと思えることは、やはり自然減対策にもなっていくのだろうと思います。逆もしかりですけれども。そういった連携をしっかりとやっていく、相乗効果をしっかりとつくっていくということは大切だと思います。ただ、社会減対策のために、例えば企業誘致をする、企業誘致はもちろん大切ですけれども、ただ職をつくればいいだけでもないですし、例えば子育て世代にニーズのあるようなお仕事であったり、教育に絡まるような企業誘致であったり、色々な考え方があろうかと思いますので、その両方に効いていくような施策を、我々は、財源が厳しい中で考えていかなくてはいけませんので、しっかりと精査をして検討して進めていきたいと思います。
「合計特殊出生率2」については、全国的に出生率の数値が減っていく中で、本当に大変な数値目標ですが、知事の考えとして、見通しとしていつぐらいまでにという具体的なプランというのはありますか。
これは希望になってしまうかもしれませんが、県の姿勢としては、まず、2030年に「2.08」をクリアするというのは、県のこれまでの目標でもございます。私が「合計特殊出生率2」を達成したいということは、必ずしも新しいものではないと思っています。これまで県もそれに向けて頑張ってこようとしていた中での「合計特殊出生率2」という数字なので、これは2030年という数字が、今のこの状況でかなり厳しいものではあると認識はしておりますけれども、その中でも目標があるということで、しっかりと認識をした上で、できる限り早く積極的に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
今回の補正予算の中で、知事が特に思い入れがあるというか、自分が考えたとか、一番気持ちが入っているという事業を具体的に教えてください。
難しいですね。今回ピックアップしたものも、頑張って触れないようにしたものも結構あるのですけれども。難しいですね。難しいです。どれも大切です。
分かりました。その上で、今回の予算は、知事の意向が本格的に反映された予算ですが、その中で大石カラーは何パーセントぐらい表現できたと思いますか。
そうですね、2割〜3割くらいですかね。もっと申し上げたような気がしますけれども。もう少ししっかり出していきたいなと思います。
知事選の選挙戦のときに、知事の訴えを聞いていて、頭に残っているのが、出産一時金の増額や、子ども医療費の話でした。今回の予算にはその部分は入っていませんが、どのような判断をされたのかお聞かせ願います。
財源のこともございますし、市町としっかりと話し合いを進めなくてはいけないということも、今回入れ込めなかった理由の一つだと思います。
また、出産一時金につきましては、国のほうで今動きが出ておりますし、そういうところを、今こちらで先にどうこうするということが、タイミング的に少しやりづらかったところもございます。出産一時金には、財源であったり調整であったり、必要なものがあるというところでございます。
要するに、諦めたわけではないということですね。
もちろんです。当たり前です。しっかりとやっていきます。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、令和4年度6月補正予算案の記者会見を終了いたします。
引き続き定例記者会見を行いますので、しばらくその場でお待ちください。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時05分から午後4時27分(22分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年5月30日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症対策について(1)
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
では、定例記者会見を始めさせていただきます。
私のほうからは、冒頭に4つ発言をさせていただきます。
まず、新型コロナウイルス感染症についてです。現在、感染状況等について資料をお配りしていますので、併せてご覧いただければと思いますが(資料「現在の感染状況等について」)、新型コロナウイルス感染症につきましては、去る4月20日に県内全域の感染段階を「レベル2−Ⅰ」に引き上げるとともに、警戒警報を発令し、ゴールデンウィーク以降のさらなる感染拡大を招かないよう、県外との往来時や会食の際の感染防止対策の徹底のほか、積極的なワクチン接種等についてお願いをしたところでございます。
県民の皆様方のご協力によって、ゴールデンウィーク終了後も大幅な感染拡大には至らず、病床使用率についても20%前後で推移するなど、医療提供体制がひっ迫するような状況ではないことから、現在も「レベル2−Ⅰ」を継続し、社会経済活動への制限もかけていないところでございます。
今後とも、基本的な感染防止対策を講じながら、医療や福祉、教育などの機能が維持できる範囲の中で、可能な限り経済を止めずにコロナとの共生を図っていくことが重要であることから、県民の皆様方におかれましては、引き続き、会話時のマスク着用や三密回避、こまめな換気などの基本的な感染防止対策の徹底とワクチン接種へのご協力をお願いいたします。
認証店利用拡大キャンペーンについて
続きまして、2つ目、認証店利用拡大キャンペーンの開始についてお話をさせていただきます。
「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」で認証を取得した店舗を対象に、利用者が早く戻ってくることを期待しまして、「認証店利用拡大キャンペーン」を6月1日から9月末まで実施することといたしました。認証店が来店客にクーポンを配布しまして、利用者は次回以降500円の割引で飲食ができるクーポンキャンペーンと、3,500円相当の県産品が4,000名の方に当たる県産品プレゼントキャンペーンというのが主な内容でございます。
県民の皆様が安心して県内の飲食店を利用していただきたいことから、このキャンペーンにご参加いただければというふうに思っております。また、飲食店の皆様にも、引き続き、認証取得をよろしくお願いいたします。
長崎の変猫キャラの名前決定について
3つ目になります。「長崎の変」プロジェクト「猫キャラ」の名前決定についてお話をさせていただきます。
県では、令和2年度から福山雅治さんを「クリエイティブプロデューサー」として起用させていただきまして、新たな変化やチャレンジを応援して、長崎県の魅力を発信する「長崎の変」プロジェクトに取り組んでおります。
今年2月には、昨年公開した動画「長崎の変、はじまる」に続く第2弾として、福山さんをはじめとする総勢8名の本県出身の著名人が声で出演する動画「長崎の変、拡大中」を公開し、直近の再生数は約52万回と、大変多くの皆様にご覧いただいているところでございます。この動画公開にあわせまして、このプロジェクトの「猫キャラ」の名前を募集したところ、1,841件ものご応募をいただきました。これまでたくさんの応募作の中から選考を重ねてまいりましたが、ようやくその名前が決定しましたので、ここで発表させていただきたいと思います。
名前は、「にゃーが」です。ですが、「素敵な名前の候補をたくさんいただいたので、つなげてみんなの想いのこもった名前にすることで、より愛着を持ってもらえるキャラクターに育てていきたい」というプロジェクトのクリエイティブプロデューサーの福山さんの意見を取り入れて、実を言うと本名は、「にゃーが・さき・にゃいす・チェンジ・せにゃ・スマイル・きらり・ココ・がんばるにゃん」。すみません、ちゃんと言えているかどうかわかりませんけれども、そういう長い名前にさせていただきました。
「猫キャラ」は、「長崎の変」プロジェクトのシンボルとして、これまでの取組の中で一定浸透してきたキャラクターですけれども、これからは「にゃーが」という名前とともに、より一層愛されるキャラクターに育てていきたいと考えておりますので、皆様もよろしくお願いいたします。「にゃーが・さき・にゃいす・チェンジ・せにゃ・スマイル・きらり・ココ・がんばるにゃん」という素敵なお名前になりました。
応募いただきました皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします
お中元における県産品愛用について
そして、最後4つ目になりますけれども、お中元における県産品の愛用について、お話をさせていただければと思います。
県においては、例年、毎年6月と11月を「県産品愛用運動推進月間」として設定をしており、県産品愛用運動を展開するとともに、ふるさと産品の普及啓発を行っているところでございます。そろそろお中元の時期になってまいりました。大切な方々へのお中元を贈る機会がございましたら、ぜひ、長崎で生まれ育った長崎県産品をお選びいただきますよう、よろしくお願いいたします。長崎駅前・県営バスターミナル2階にある「長崎県物産館」では、全国の方々への贈り物として、魅力ある長崎県産品を集めた夏のギフトコーナーを設置しております。8月12日まで「県産品お中元セール」を開催しております。また、物産館までお問い合わせいただければ、ギフトカタログをお届けいたします。
今回、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、多大な影響を受けた物産関係事業者等を応援するため、4月26日から、キャンペーン対象サイトで県産品をご購入いただきますと、商品代金の割引及び送料無料となる「長崎よかもんキャンペーン」も併せて実施をしております。ぜひ、この機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々への贈り物として、または、ご家庭におきましても積極的にご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
一応、私のほうから、冒頭4件についてご発言をさせていただきました。
新型コロナウイルス感染症対策について(2)
それでは、幹事社の方から質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。先日、国から屋外でのマスクの着用に関する方針が示されましたが、県として何か方針が決まっていればお聞かせください。
マスクにつきましては、国のほうで令和2年の5月と今年の4月に、運動時のマスク着用による体へのリスクを考慮して、感染対策を講じた場合に体育の授業や運動部の活動におけるマスクの着用は必要ないということを示していただいております。
本県においても、体育の授業だけではなく、運動を伴う活動については、熱中症などの対応を優先して、マスク着用は、しっかりと感染防止対策をした上でではありますけれども、必要ないと各学校等に周知をしているところでございます。
なお、高総体についても同様に、感染対策を講じてマスク着用は必要ないとしております。
ワクチンの4回目の接種についてお尋ねします。今後のスケジュールや進捗状況や体制などについてお教えてください。
4回目のワクチン接種ですけれども、法令が改正されて、5月25日から4回目の接種が可能となったところでございます。県内の市町では60歳以上の方に対して、早いところは5月下旬から接種券の発送が始まっており、一部の市町では既に接種を開始されているところと聞いております。
60歳以上の方に関しましては、今後、多くの市町で6月上旬頃に接種券の発行が開始される予定と聞いておりますので、その後、順次接種が開始されると思っております。
18歳以上60歳未満の方については、市町によって接種券の発行の方法が異なるところではございますけれども、6月中にはおおむね対象者へ発送されるものと思っております。
県としましては、市町としっかりと連携し、配布や、接種などについて協力して働きかけていきたいと思っています。
外国人の観光客の受入れの再開についてお尋ねします。福岡県でもインバウンド需要の回復に向けて取組が始まっています。水際対策など含めて何か具体的に県としてお考えになっていることがあれば教えてください。
まず、現状を言いますと、国の発表では、6月1日から、1日の入国者総数が1万人から2万人に引き上げられると伺っております。また、入国者の待機期間等を見直して、各国・地域、入ってくる方々の地域の流行状況や流入リスク等を総合的に勘案して3つのグループ、「赤」、「黄」、「青」に分けられると聞いております。
一方、観光を目的とした入国については、国において、5月24日から実施されている訪日観光実証事業を踏まえてインバウンドの受入れのためのガイドラインを作成すると聞いており、6月10日から入国を再開するというところでございますが、本県としては、観光目的の入国再開の動向をしっかりと見極めながら、早期の需要回復に向けて、県としては積極的にプロモーションをしていきたいと思っています。
子どもの登下校時に、会話を控えたらマスクを外してもいいということが文部科学省から出ていたと思います。現実問題として、子どもたちは登下校時には、友だちがいれば普通は、会話をすると思います。子どものマスクの着用についての知事の見解をお聞かせください。
感染防止の観点からは、距離が保てず会話をするというところでは、マスクの着用は有効だと思いますけれども、子どもの体への影響等、保護者の方々のお考えもあられると思います。色々と方針は示されておりますけれども、その中でどういったところまでどうするのかというグレーなところがあると思います。グレーなところへの理解はやはり必要であろうと思いますので、対応を一律にするとか、こういった形にしなければいけないというような状況ではないのかなと思っています。
わかりました。
令和4年7月の参議院選挙について
参議院議員選挙についてお尋ねします。知事は、自民党の候補になる方の集会に出席されたり、先日は、日本維新の会長崎県総支部設立大会にも顔を出されたりと聞いています。参院選における知事の立ち位置というのは、どのようにお考えでしょうか。
私が今考えている、選挙でも申し上げたとおり、ふるさと長崎県を本当に元気にしていきたいと、それはもう全く変わっておりません。そこが基本的な姿勢でございます。その中で、その目的達成のためにどのような政策に取り組んでいくかということが、やっぱり重要になってこようかと思うのですけれども、やはりその中では、特定の政党とか特定の候補者、候補予定者ありきというスタンスでは全くございません。政権与党とのしっかりとした連携が必要だというような観点もありますけれども、その中で、そういったこともあるけれども、一方、私個人として、やはり選挙の際に応援いただいたと、自民党長崎県連であったり、日本維新の会から推薦いただいたということもありますので、そういった思いに、個人としてはそういった思いを大切にしなければいけないというところももちろんございます。
個人としての思いはそういうことだけれども、知事としては、特定の政党とか、そういったところにくみするものではないというふうな意図でよろしいでしょうか。
はい、全くありません。
わかりました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
参院選の際は、どの候補者も応援はしないという理解でよろしいですか。
知事として、繰り返しになりますけど、特定の政党とか候補予定者を今、応援すると、そういったありきではないというふうに、そういった状況でございます。
ありきではない、というのは、応援することもあり得るということでしょうか。「ありきではない」というのはどういう意味でしょうか。
知事として、特定の政党、特定の候補者を応援する立場にないというふうに理解していただいていいと思います。
了解しました。ありがとうございます。
「知事として」と強調されていましたけれども、大石賢吾という私人として応援される可能性はあるという理解でしょうか。
応援の内容が具体的にわかりませんけど、必ずしも明らかじゃないですけど、やはり私自身が自民党長崎県連と日本維新の会から推薦いただいたという、その思いはしっかりと大切にしなくてはいけないというふうに思っていますし、というところで、私自身、個人としてはそういったところも大切にしたいというふうには思います。
先週末に自民党の街頭演説に知事は出られていましたけれども、それは私たちから見ると完全に応援演説ではないかと見てとれるのですけれども、それは知事として行かれたのではないのですか。
政権与党としてしっかりと、演説の中でも、お話の中でも触れさせていただきましたけれども、長崎県が抱える今の課題というところに目を向けますと、やはり国との連携はしっかりと取っていかなくてはいけない。予算も確保して、しっかりと補助事業も取っていかなくちゃいけないと、活用していかなきゃいけないと。
そういう中で、やはり政権与党である自由民主党から公認候補予定者となっているところで、その中での連携というところは大切にしなくてはいけない立場にいるかというふうに認識はしています。
それが、先ほど言われた、知事として応援しないというところと、かみ合っていないような気がするのですけれども。
あくまで個人を応援するという形ではないということです。特定の者を応援するということではない。
わかりました。
特定複合観光施設(IR)について
IR計画の進捗状況にお尋ねします。一番県民が知りたいと思っているのが資金調達の件で、知事もかねてから速やかに発表したいとおっしゃっていました。今の時点で開示できるのであれば、お願いしたい。それから、もしだめであれば、いつごろの開示になるかということを教えてください。
今の時点で開示できるという新しい情報は、残念ながらありませんので、まずそこは一つ整理をしておきたいと思います。
今後のスケジュールについても、今の時点ではっきりと申し上げることができないという状況でございます。できるだけ早く公表したいと思います。
わかりました。
ソニーグループの工場増設について
金曜日にソニーグループが発表した、ソニーの関連会社の諫早の工場の増設ですけれども、同日の夜に知事がコメントを発表したのは拝見していますが、特に、県の絡みでいうと雇用が重要だと思います。今回の増設で何人ぐらい雇用が増えるか、把握なさっているようであれば教えてください。
お伝えできるかも含めて確認し、具体的な数字は後ほどお伝えいたします。
以上です。ありがとうございました。
雇用人数は公表がなされていませんが、県としては数百名程度と見込んでいます。
令和4年2月の知事選挙について
2月の知事選についてお尋ねします。今月、政治団体が、知事らを相手に公選法違反の疑いで告発状を長崎県警に提出したという発表がありました。この点、一部テレビでも報道されたのですけれども、これに対して知事の見解をお伺いします。
この場では、コメントを控えさせていただきたいと思います。
「控えたい」という理由を教えていただけますでしょうか。
そういった報道があるというふうには聞いてはおりますけれども、具体的にこの場でお話しすべきことではないかなというふうに。
関連すると、同じ政治団体が今月、公開質問状を提出したのですけれども、これについては受け取られたのかということと、これに対しての見解もお願いします。
一旦、秘書課のほうで預かったというふうには報告は受けていますけれども、それについても具体的な内容というのは差し控えたいと思います。
質問状は読まれたということですね。
そこも含めて。
質問状とか告発文にあるような行為について、現時点で否定されるというか、見解についてはいかがでしょうか。
具体的な内容が、必ずしも定かではないのですけれども、知事選挙について、適切に実施をしたというふうに思っております。
特に問題はないという理解でよろしいでしょうか。
はい。
承知しました。
女性副知事の登用について
公約で掲げられていた女性副知事の登用について、現在の進捗状況などはいかがでしょうか。
人事に関わることなので、具体的な内容についてはお話しすることはできませんけれども、マニフェストに掲げたことですので、しっかりと検討を進めていきたいと思います。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、知事の定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時28分(28分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年4月26日 記者会見
会見内容
北海道知床半島沖で発生した遊覧船事故について
〇広報課長 それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
〇知事 皆さん、こんにちは。
まず初めに、去る4月23日に北海道の知床半島沖合で遊覧船が浸水し、救助を要請する事態が発生しております。
今回の事故によりお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、ご家族並びに関係者の皆様に衷心よりお悔やみを申し上げます。
現在も、海上保安庁や自衛隊、地元の皆様などにより、行方が分からない方々の捜索活動が行われており、一刻も早く全員の方が救助されますことを心よりお祈り申し上げます。
今回の事故を受け、国においては、全国の旅客船関係者に対し、旅客船の安全確保の再徹底に係る要請が行われたところでありますが、県としましても、国と連携をしながら、県内の旅客船事業者の皆様方に対して、改めて安全確保の徹底について要請をしてまいりたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症について
続きまして、本日は私から5つの件についてお話をさせていただきたいと思います。
まず、新型コロナウイルス感染症に関してでございます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、病床使用率、新規感染者数ともに3月下旬から上昇傾向にあり、去る4月20日には、感染段階を「レベル2−Ⅰ」に引き上げ、県内全域に「注意報」を発令したところでございます。
そのような中、今週末からいよいよ大型連休を迎え、県境をまたいだ人の移動や飲食の機会が多くなります。さらなる感染拡大を招かないよう、改めて感染防止対策の徹底を県民の皆様にお願いしたいと思います。
具体的には、先日の会見の場でも申し上げましたが、帰省等で県外を訪問される際には、感染リスクの高い行動はお控えいただきたいと思います。また、連休中は、県外から多くの方が帰省されると思いますが、帰省されるご家族等に、来県前にワクチンの3回接種や検査の受検について、改めて呼びかけをお願いしていただければと思います。
また、会食される際には、認証店をご利用いただき、1テーブル4人以内とするなど、密にならない工夫や会話の際のマスク着用など、十分に感染防止対策を行った上で会食を楽しんでいただければと思います。
本県における3回目のワクチン接種率は、県全体で半分を超えたところでございますが、まだ若い世代では接種率が低い状況にございます。若い方でも重症化や後遺症で悩む方も少なからずいらっしゃることから、自らの健康を守るため、そして、大切なご家族等を守るためにも、ぜひ接種をよろしくお願いいたします。
繰り返しになりますが、本県の感染状況は拡大傾向にあります。今後も予断を許さない状況ではございますが、これ以上、感染を拡大させないためにも、県民の皆様には基本的な感染防止対策を改めて徹底をしていただき、ゴールデンウィークを楽しんでいただければと思います。
特定複合観光施設(IR)について(1)
2つ目になりますが、IRについてお話をさせていただきたいと思います。
本日、九州・長崎IRに係る区域整備計画を国土交通大臣宛てに発送いたしました。明日4月27日には国土交通省へ到着する予定となっています。
IRは、地域経済に大きなインパクトをもたらし、多種多様な物品調達やサービスの需要、新たな雇用の創出など、県内や九州経済に大きな波及効果を及ぼす重要なプロジェクトでございます。今後、申請した区域整備計画について、国が設置した審査委員会による審査が予定されておりまして、設置運営事業予定者と連携をしながら適切に対応してまいりたいと考えています。
本県のみならず、九州全体の活性化につなげられるよう、九州各県や経済界との連携を深めながら、関係の皆様とともに認定獲得へ向けて全力で取り組んでまいります。
第1回県民車座集会(仮称)の実施について
3つ目でございますが、仮名ではございますけれども、第1回の県民車座集会についてお話をさせていただきます。
県政運営に当たっては、私自らが県民の皆様と対話を重ねて、県政に対するご意見等を直接お伺いすることが重要であると考えており、県民車座集会を早期に開催したいと考えていたところでございます。そこで、本日4月26日19時から県民車座集会(仮称)の第1回目を、本県が行っている「NEXT長崎ミーティング」と兼ねて、開催をさせていただきたいと思っております。
皆様もご存じのとおり、「NEXT長崎ミーティング」は、これからを担う若い皆様と一緒になって、本県の活性化や若者同士のつながりの創出を目指し、語り合う場として開催しているものであります。若い皆様と直接対話を行うことができる貴重な場であり、県民車座集会(仮称)の趣旨と重なるところもあるかと思います。
今後の県民車座集会(仮称)については、本日の集会を参考に、どのように実施していったらいいか、改めて検討していきたいと思っておりますが、今後とも、様々な分野やテーマに応じて、時には現場に赴くなどしながら、県民の皆様との対話を、積極的に実施してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
なお、今回は、県民車座集会の名称を仮称として実施をしますけれども、県民の皆様が慣れ親しみやすい名称にしたいと考えておりますので、本日のミーティングの中でもご意見をいただきながら、今後のネーミングについて考えていきたいと思っています。
道路事業の完成供用(島原道路(長野〜栗面工区))について
4つ目になりますが、道路事業の完成・供用についてお知らせをさせていただきたいと思います。
諫早市内で建設を進めておりました高規格道路「島原道路」の長野から栗面工区が、5月21日午後4時に全線開通することとなりましたので、お知らせをさせていただきます。
島原道路は、主要都市間の時間短縮や定時性を確保することで、地域間の連絡を強化し、交流人口の拡大や物流の効率化に加えて、大村市の3次救急医療施設への搬送時間の改善等が期待されるものであり、県としても重点的に整備を進めているところであります。
今回、開通する長野から栗面工区は、長野インターから栗面インター間の2.7キロメートルの自動車専用道路でありまして、平成23年度から建設を進めておりました。
現在、栗面から諫早インター間を供用開始しておりますが、この完成により、島原方面等から空港や県北・福岡方面への高速性・定時性が向上するとともに、国道57号の交通混雑の緩和により、さらなる利便性の向上が図られるものと期待をしております。
当区間の開通により、南島原市深江町と諫早インター間の島原道路は、全体延長約50キロメートルのうち約22キロメートルが完成いたします。今後とも、引き続き整備を推進し、地域の皆様の利便性や安全性の向上に努めてまいりたいと思います。
健康づくりに係るキャッチフレーズについて
そして、最後5つ目になりますけれども、本県の健康づくりに係る新キャッチフレーズについてお話をさせていただきます。
本県の健康づくりに係るキャッチフレーズは、これまで「ながさき3MYチャレンジ」というキャッチフレーズで、県民の皆様に生活習慣の改善をお願いしてまいりましたが、今回、それをリニューアルさせていただきたいと思います。
新たなキャッチフレーズは、「はじめる!長崎健康革命」とさせていただきます。長崎県民の皆様、ぜひ一緒に健康革命を始めていただければと思います。
本県には、様々な健康課題がございますが、本日はキャッチフレーズのリニューアルに併せて、特に県民の皆様にお伝えしたい「血圧の高さ」と「喫煙率の高さ」について申し上げたいと思います。
まずは「血圧」ですが、収縮期の血圧、健康診断ではよく「上の血圧」というふうに表現されたりしますけれども、これが140以上の割合について、男性・女性ともに全国ワースト9位という状況でございます。高血圧による外来の患者さんの治療も多いという状況でございます。
「喫煙率」につきましては、男性が全国でワースト4位という状況でございます。また、喫煙が主要因である、いわゆる肺気腫に含まれますCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の外来患者数は全国ワースト1位という状況でございます。
そのような状況もありまして、私としましても、県民の皆様に長く健康で過ごしていただきたいと考えております。そこで、次の4点について一緒に取り組んでいただければと思います。
1点目が運動でございます。毎日プラス10分の運動ということで、例えば階段を使うなど、10分運動をしていただければと思います。私自身も頑張りたいと思います。
そして、2点目については、食事でございます。毎日の食事の中で、サラダなど、ぜひ野菜を一皿プラスすることを心がけていただいて、また、減塩についても心がけていただければと思います。
そして、喫煙ということで、3点目が禁煙になります。喫煙は、ご自身の健康に加えて、周囲の方々、家族等の健康にも悪影響を及ぼしますので、たばこを吸われる方はぜひ禁煙にチャレンジしていただければと思います。
4点目が健診になります。本県は、特定健診を受ける方も少ない状況にございます。病気を早期に発見することも非常に重要なことでございます。1年に1回は健康診断の受診をお願いさせていただければと思います。
県としては、今、ご紹介した健康づくりに気軽に楽しく取り組んでいただけるような健康アプリ、「健康づくりアプリ」の導入を目指し、現在、検討を進めているところでございます。主な内容としましては、歩数や様々なスポーツやイベントへの参加でポイントがたまって、そのポイントによって県産品等が抽せんで当たるような、そういったインセンティブも検討しております。
最後になりますけれども、先日、福祉保健部・こども政策局において、「健康チャレンジ」ということで、職員自ら目標を定めて健康づくりにチャレンジをしたところでございます。多くの職員が参加して、体重の減少や気持ちが明るくなったなどの効果を実感している方々もいらっしゃったということです。この結果については、先ほど申し上げた健康づくりアプリの導入の際の参考としようと考えております。
県民の皆様が、より長く健やかで楽しく生活していただきたいことから、運動・食事・禁煙・健診の4点について、一緒に「長崎健康革命を」始めていただければと思います。
県民の皆様、ぜひよろしくお願いいたします。
以上、私のほうから、まず5点お話をさせていただきました。
特定複合観光施設(IR)について(2)
それでは、幹事社の方から質問をお願いいたします。
今日、IRの区域整備計画を国に送付したということに関連してお尋ねします。これまで県議会からは、出資企業名が明らかにされていないということを懸念する声、それからまた、市民団体からは、青少年への影響やギャンブル依存症を心配する声も上がっています。今回申請したタイミングで、企業名の公表や、市民の心配に対して、何か対応を新たに考えていること、このタイミングで新たにお知らせできることがありましたら、教えてください。
まず、前段の資金調達の状況等についてですけれども、これは現時点で新たに公表できることは特段ございません。ですが、議会等で受けた指摘に対しましても、しっかりと対応していきたいと思っておりますので、今後の調整の中で企業名を公表してもよいといった企業がありましたら、積極的に公表していきたいと思っております。
また、市民の方々が不安に思われているギャンブル依存症や、地域の治安等の対応等につきましても、地域住民の方々、また、安心・安全ネットワーク協議会等の議論を踏まえてしっかりと協議を重ねていきたいと思っておりますので、不安を解消していけるように、情報発信等に努めてまいりたいと思っております。
IRについては、他の候補地は出資企業名を明らかにしているということも報じられています。今後、ある程度その辺が明らかにならないと認定が厳しいというような場面が出てくれば、企業名の公表などはあり得るのでしょうか。
それは企業との調整によると思います。国には、しっかりとコミットメントレター等を添付して提出しておりますので、そういったところで公表を求められるかどうかというところも、今のところ定かではありませんけれども、そういったことがクリティカルになるような状況になりましたら、そのときにしっかりと検討していきたいと思いますが、基本的には企業との調整が必要という認識でございます。
引き続きIRについてお尋ねします。約4,383億円の資金調達は確実にできるのでしょうか。そういう自信はおありでしょうか。
まず、事実としてコミットメントレター等で提示いただいている金額を積み上げて4,383億円という数字を上回っていることは事実でございます。今後、実際の金額がどういった形で、どういった割合で出ていくのかというところは調整も必要になろうかとは思いますけれども、一つの事実として、その数字を超えているということは明らかでございます。
ありがとうございます。幹事社からは以上で結構です。各社さん、お願いします。
それでは、各社の皆様から質問をお願いいたします。
IRについてお尋ねします。4月19日の常任委員会の総務委員会での答弁にもありましたが、コミットメントレターについて知事は全て内容を確認したということで間違いなかったでしょうか。
はい。コミットメントレター「等」ですのでコミットメントレターを含めてですけれども、しっかりと見せていただいております。
全て見た上で、今日、県として区域整備計画を国に発送したということですけれども、資金調達については大丈夫だと、自信を持って言えますでしょうか。
はい。現段階でできることは全てやれたと思っておりますし、そこは自信を持って提出できるものではないかなというふうに認識をしております。
分かりました。ありがとうございます。
IRについてお尋ねします。今「コミットメントレター等」とおっしゃられましたが、4,383億円の内容としては、コミットメントレターだけなのか、「等」も含めたところで4,383億円なのか、いかがでしょうか。
「等」を含めたところでございます。
先日、議会のときの答弁でもありましたけれども、いわゆる関心表明というところを含めての「等」という理解でよろしいのでしょうか。
そうですね。全て含めてです。
関心表明というのは、いわゆる企業として最終的な取締役会や最高意思決定機関の決定を踏まえたものとして提出されているものなのでしょうか。
各社からいただいているコミットメントレター等については、各社の意思決定がなされて、印鑑、海外ですとサインが記載されたものが提出されております。
すみません、素人なものでよくわからないのですけれども。いわゆる出資の意向表明であるコミットメントレターと関心表明の違いはどういったところにあるのでしょうか。
議会でもご紹介しましたように、CBRE社については直接資金を融資するような機能は持ちませんので、CBRE社からは、今回の長崎のプロジェクトに関して、出資者、または融資を行う金融機関について責任もってアレンジしますということになりますので、CBRE社からは、コミットメントというタイトルではないレターがきています。そういった意味で「コミットメントレター等」という表現をさせてもらっています。
そうしましたら、「等」というのは、CBRE社が入るからだけで「等」であって、あとは全部コミットメントレターという理解でよろしいのでしょうか。
今回、国へ提出いたしましたのは、国内の企業様も含めて、出資の金額が入ったものもありますけれども、そこはコミットメントレターというタイトルではなくて、一般的に言われるLOIの関心表明というところも添付しておりますので、今回国に提出したものは、コミットメントレターと関心表明のLOIを添付して提出をいたしております。
わかりました。IRについては以上です。
「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」について
「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」についてお尋ねします。政府としては5月末まで実施するということです。長崎県においては、まだ明確な説明はありませんが、ゴールデンウィーク、大型連休以降についてはどのようにされるご予定でしょうか。
今のところ、感染状況をしっかり見極めてからという状況でございます。
ただ、ゴールデンウィーク後にどうするかというところも、やはり関心事ではあると思いますので、継続できるかどうか、継続するに当たってはどういった状況であればできるのかというところをしっかりと検討しまして、近日中に皆様にお知らせできればと考えております。
近日中といいますと、今週の金曜日から大型連休に入りますけれども、それより前にという理解でよろしいでしょうか。
まだ有識者等の意見等も含めて、しっかりと決めなくてはいけないことだと認識しておりますので、明確にいつまでということは申し上げられませんが、できる限り早くお知らせできればと思っております。
分かりました。
出産育児一時金について
知事が所信表明で挙げられた施策の中に、出産育児一時金の増額がありました。先日、自民党の出産費用等の負担軽減を進める議員連盟が出産育児一時金を40万円台半ばに引き上げるという提言をまとめ、5月の中旬にも首相に提出するという報道がありました。これについての知事の受け止めと、仮に国が出産育児一時金の増額を行うとなった場合でも県としてさらに増額をしようとするのか、その2点について教えてください。
まず受け止めというところですけれども、今、現実的には42万円が支給されておりまして、全国の公的医療機関での出産費用が平均で約44万円程度になっているかと思います。今回の議連の動きがどういったところを目指してされるのかというのが、まだ定かではないと認識しておりますので、まず、この動き自体は私が支援したいと思っている方向性と合致するところだと思いますので、非常にありがたいと思っておりますけれども、2つ目の質問の増額をするかというところにつきましては、まず、どういった形になるのかというところになるかと思います。
私が申し上げていたのは、産む時に少なくとも手出しがないようにしたいと考えておりましたので、そこがどういった形で与党の中でまとまるかというところは注視をした上で検討していきたいと思います。
分かりました。
佐賀県知事との面会について
○記者(長崎新聞社) 石木ダムは、先日、2回目の訪問をされました。新幹線については、山口知事と就任後3月23日に就任挨拶を兼ねて意見交換をされましたが、今後、山口知事と新幹線について直接意見交換をする場について検討はされているでしょうか。
その後は、機会を見てお電話をするなど、コミュニケーションをとっております。今後、いつお会いするかという予定までは立っておりませんので、ぜひ機会を捉えて、お会いさせていただく調整をしたいと思っております。これは新幹線だけではなく、いろいろなことになりますけれども。
分かりました。以上です。
特定複合観光施設(IR)について(3)
IRについてお伺いします。コミットメントレターを議会に示さなかったことで審議が紛糾する場面もあったかと思いますが、改めて、不開示としたことは議決を得るためのプロセスとして妥当だったとお考えでしょうか。
開示できなかったのは、企業との調整の結果ということですので、我々としては、できる限りの開示をしたいという姿勢ではございますけれども、そういった事情があっての結果であると認識しています。
企業が公開を拒んだということについて、県としてどのように捉えていらっしゃるのでしょうか。
県としてコメントするのはなかなか難しいと思います。経営判断だと思いますので、そこは尊重した上で、今後もしっかりと連携をしていきたいと思っています。
最後に、和歌山は中止となりましたが、大阪、和歌山のIRについては、企業名が明らかになっています。長崎が明らかにならなかったのは、企業の意思があったからということでしょうか。
はい。そういう認識でございます。
ありがとうございました。
半導体関連産業について
半導体関連産業について、お尋ねがあります。
中村前知事が、人口減少対策の一つとして、半導体関連産業の育成・振興について力を入れてきました。その中で人材の確保や、工業用水の確保ということが非常に重要だと話していました。大石知事としては、今後、半導体関連産業の育成・振興にどのように取り組んでいくのか、改めて考えを聞かせてください。
まず半導体は、経済安全保障上も、国がしっかりと重要なものであると位置づけをされております。本県においても、おっしゃられたように雇用であったり、税収などの面で非常に重要な基幹産業の一つになっていると認識をしております。
そのような中、去る2月に、県内で、産官学で構成する「ながさき半導体ネットワーク」を設立したところでございます。これは、企業や大学のニーズや課題を掘り起こしながら、半導体関連産業の人材育成・確保というところを具体的な施策立案するに当たって意見を求めたり、参考にさせていただくというような位置づけにありますので、しっかりと連携をして人材育成・確保に努めてまいりたいと思っております。
また、国内投資が活発化しているような半導体関連や、それだけでなく医療関連産業分野の企業でも、誘致を進める上では、工業用水が必要になってまいりますので、工業用水の確保に向けて、今後、市町と連携の上、検討を進めて、人口減少対策と県民所得の向上につながる企業誘致に力を注いでまいりたいと思っております。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時45分から午後6時11分(26分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年4月20日 記者会見
会見内容
県内の感染段階の切り替え(レベル1からレベル2-Ⅰへ)
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、このような説明の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症については、前回は3月25日に会見の機会をいただいたところですけれども、その後、病床使用率や新規感染者数は増加傾向で推移しておりまして、本日は、現在の感染状況等を踏まえた県のレベル判断についてご説明をさせていただきたいと思っております。
併せて、来週末からはゴールデンウイークを迎えます。県境をまたいだ人の移動や会食の機会が多くなることから、改めて感染防止対策の徹底についてお願いをさせていただきたいと思っております。
なお、冒頭で、担当部長から現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私のほうから全体的な方向性等についてご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
総務部長の大田でございます。まず、私のほうから、「現在の感染状況等について」という冊子のほうでご説明を差し上げたいと思います。
まず、1ページ目でございます。県内の感染状況等についてということで、こちらはいつものグラフでございます。
1つ留意点がございますのが、13日、14日の間にある青いラインについては、上のほうに米印で少し細かくお書きしておりますけれども、4月14日から病床使用率の算定方法を変更させていただいておりますので、こちらで数値の取扱いが少し変わっているということをご留意いただければと思います。
病床使用率につきましては21.2%、黄色く色書きをしておりますけれども、こちらが県内の感染段階「レベル2」の状態に突入をしているという状況でございます。
2ページ目をお願いいたします。
入院療養の状況といたしまして、医療圏域ごとに分析をしたものでございます。こちらにつきましては長崎医療圏、佐世保・県北医療圏、あるいは県南医療圏が率として高くなっているという状況でございます。
下のほうをご覧いただきますと、入院患者といたしましては、重症の方は2名、中等症・軽症の方は119名という状況でございます。
3ページ目をお願いいたします。
一方で、第6波におきます入院率の推移ということで今回お示しをしております。こちら、第6波の中で1月と3月というところをご覧いただければと思いますけれども、色づけをしたところでございますけれども、3月のところ、一番下、全体をご覧いただきますと全体としては4.5%の入院率という形でございまして、これは恐らくワクチンの接種の進展ということがあろうかと思いますけれども、全世代におきまして入院率の低下が見られるということでございます。
参考までに第5波を一番右にお載せをしておりますけれども、こちらと比較いたしまして33.2%から4.5%という形で、かなり大きく減少しているという形でございます。特に、矢印でお書きをしていますところをご覧いただきますと、全体での入院率は4.5%でございますけれども、60代以降の方につきましては、入院率が大きく上昇するという傾向にございます。
続きまして4ページ目をお願いいたします。
4ページ目が市町別の発生状況、これは1月からの状況を拾っている数字でございます。これまでのご説明と、それほど傾向的には変わりありませんけれども、長崎市と佐世保市、こちらがやはり発生割合としては多くなっているという状況でございます。
5ページ目をお願いいたします。
直近の感染状況ということで、疫学調査の中でも判明している部分という形になりますけれども、左のほうが、まずは感染要因というところでございます。3月26日から4月18日ということでございまして、「レベル1」に下げた段階からの要因という形になってまいります。一番大きなところは、黄色のところ、家庭内というところでございまして、こちらが半数以上、52%を占めるという形でございます。
そこに続きまして、学校ですとか児童福祉施設、このあたりが大きくなっておりまして、ブルーのところ、職場の率としても大きくなっているという状況でございます。
下のところに文章をお書きしておりますけれども、家庭内の感染が全体の5割超ということと、学校の児童福祉施設、これが約2割程度ということでございます。
また、右側がクラスターの発生状況でございまして、これは全体件数としては減ってきておりますけれども、傾向として少し動きがありますのが緑のところの学校、こちらが若干増えているというところ。あるいは病院の関係も人数的には増えているところでございます。
あと、一番下のオレンジのところですけれども、まだボリュームゾーン(大きな部分を占めている)というところではございませんけれども、会食の関係、こちらも人数が増えていると。会食で5件、クラスターが発生しておりますけれども、うち4件につきましては、認証店で起きているということでございますので、認証店においても感染防止対策が万全ということではございませんので、引き続き認証店における感染防止対策についてもお願いしたいというふうに考えております。
6ページ目をお願いいたします。
6ページ目が、ただいまのものを年代別に発生状況をまとめたものでございます。黄色い棒グラフが、先ほどと同じ3月26日から4月18日のところで、その左のブルーのグラフ、これが同じ期間、前にさかのぼった3月2日から3月25日までのものというところでございます。
ご覧いただきますと、20代のところに増加が見られます。吹出しでお書きしておりますけれども、1.7倍程度に増加をしていると。増加の要因といたしましては、時節柄ということもございますけれども、大学のサークル活動ですとか、職場、寮など、こちらにおける会食等を伴う感染拡大というものが見てとれるところでございます。
私からは以上でございます。
7ページ以降について、ご説明をさせていただきます。
まず、保健所業務の現状についてです。現在の第6波において、病床使用率は比較的落ち着いておりますけれども、新規感染者数と自宅療養者は、かなり多くの数がまだ続いているという状況でございます。
現在も、新規感染者の全員への聞き取り調査と、療養調整というものを行っているほか、自宅療養者への健康観察を継続しております。そのため、通常の保健所業務がほぼ停止している状況でございましたが、現在は徐々に通常業務を再開しているという状況でございます。
左側が第6波の当初でございますけれども、積極的疫学調査については、全ての濃厚接触者を特定、健康観察については、保健所が全員に毎日電話等を行うという状況でございました。
現在は、国の考え方にも準じまして、積極的疫学調査については、ハイリスク者に限定をして特定をするということ。それから、県立保健所に関しては、健康観察は、ハイリスク者以外は委託をするということを進めておりまして、徐々に通常業務を再開しているという状況でございます。
次に、重症度別の入院患者数の推移でございます(資料「現在の感染状況等について」P8)。健康把握のために、各医療機関から聞き取り調査をしたものでございますけれども、1月以降、軽症、中等症Ⅰ、Ⅱ及び重症の入院患者に占める割合というのは、大きく変わってございません。
4月13日にワンポイントで関係機関等にアンケート調査をしております。それが右側に囲っているところでございますけれども、110人の入院者のうち、無症状、軽症者の方が62名いらっしゃいましたが、そのうち、ほとんどの方がハイリスクの要因を持っていたと。また、リスク要因のない方においても、1人を除き70歳以上の高齢者であったという状況でございます。
次に、9ページをご覧ください。一般医療の制限状況になります。
毎週、45のコロナの受入れ医療機関にアンケートで調査を行っております。3月25日までは、外来、入院、救急ともに一般医療の制限をしている医療機関というのは減少傾向でございましたが、直近の4月8日を見ていただきますと、入院と救急においては医療の制限をしている医療機関が増えているという状況でございます。
その理由としましては、コロナ陽性及び濃厚接触者により職員の休業が増えているということがございます。
もう一つが、一般病床からコロナ病床への転用という状況です。全部で570の最大病床がありますけれども、即応病床、すぐに使える病床として現在413の病床を確保いただいておりますが、そのために別途一般病床を休床病床として786床が発生しておりまして、合わせて1,199床の病床がコロナ対応のために割かれているという状況でございます。
本県は、県全体で高度急性期と急性期が約1万床ありますので、1割強が使われている状況でございますが、このコロナの受入れ医療機関に限定すると、さらなる影響が生じているという状況です。今後、新規感染者数の増加により、さらに悪化することが懸念されております。
次に、コロナ感染後の後遺症でございます(資料「現在の感染状況等について」P10)。こちらは東京都の資料を拝借しております。
東京都のほうで調査をしたものになりますが、相談者の年齢構成を見ていただきますと、約6割の方が40歳代以下ということで、比較的若い世代の方に後遺症が認められているという状況でございます。
相談者が訴える症状ですが、オミクロンの発生前の症状でございますので、味覚症状や嗅覚症状というものもございますが、倦怠感、咳嗽、発熱・微熱といったものも認められます。
また、この中では示しておりませんけれども、多くの方がコロナに関しては軽症であったと。しかしながら、これだけ多くの後遺症を訴えられているという状況でございます。
次に、本県の市町別の3回目ワクチンの接種率と新規感染数の相関を見たものでございます(資料「現在の感染状況等について」P11)。
縦軸が1週間の人口10万人当たりの新規感染者数です。横軸が全世代の3回目のワクチン接種率になりますが、逆相関の関係がございまして、ワクチン接種率が上がると感染数が減少する傾向が認められます。
次に、年代別に見たものでございます(資料「現在の感染状況等について」P12)。こちらも同様の傾向でございますけれども、若い年代層に関しては、ワクチン接種率が低いと。その分、多くの新規感染者を認めております。一方で年代が高い層に関しては、逆の状況でございます。
こちらを見ていただきますと、20代、30代においては、約3割の方が3回目ワクチン接種を打っているのに関して、70代以上になりますと、約9割の方がワクチン接種をしているという状況でございます。
次に、ワクチン接種の推進についてです(資料「現在の感染状況等について」P13)。
3回目接種の状況でございますが、県全体で接種率53.5%という状況でございますが、今申し上げたとおり、若い年代層に関しては、接種率が伸び悩んでいるという状況でございます。そのため、県の大規模接種センターの期間を今月末から5月末まで、さらに延長したいというふうに考えております。毎週金曜日、土曜日に実施をさせていただきますが、予約枠に空きがある場合には、予約なしでも接種するという体制を継続いたします。現在も予約枠に空きがありますし、直接来ていただいても、接種券と身分証明書を持っていただければ接種ができるという状況でございますが、当日予約も受け付けておりますので、積極的に受診いただければと思います。
また、小児接種、5歳から11歳に関しましては、引き続き、特に基礎疾患があるお子様は、早めの接種をお願いいたします。
次に、無料検査の期間延長でございます。これも今月末までだったのを5月末まで延長したいというふうに考えております。
引き続き、濃厚接触者の方は対象外でございますので、注意をお願いいたします。
無料検査は、引き続き、原則、予約制とさせていただきます。場所と時間におきましては、時折混み合いますので、予約なしの場合には受検できない可能性もありますので、事前の予約をお願いいたします。
以上でございます。
続きまして、私のほうから全体的な方針等についてご説明をさせていただきます。資料「本県における感染防止対策について」を見ていただければと思います。
まず、1ページ目ですけれども、オレンジ色の線が新規陽性者数、また、青色の線が病床使用率を示しておりますが、先ほど説明があったように、新規陽性者数が増えてきているに合わせて病床使用率も上がっております。現在、病床使用率が県内の感染段階「レベル2-Ⅰ」ということになっております。
2ページをご覧ください。そういう状況を踏まえまして、本県では、本日4月20日から、県内の感染段階を「レベル2-Ⅰ」に引き上げることといたします。
そういう状況ではございますが、3ページ、基本的な考え方ということで、コロナ対策に当たっては、社会経済活動と感染拡大防止対策の両立が重要だと考えています。
ワクチン接種の進展や重症化リスクの低いオミクロン株の特性を踏まえると、可能な範囲でコロナとの共生を図っていきたいと考えています。
そのため、現在の病床の水準では、いわゆる行動制限は行わずに、また、観光キャンペーンについても、感染対策をしっかりと徹底した上で継続をしたいと考えています。
引き続き、県民の皆様に対して、積極的なワクチンの接種、また、会話時のマスク着用や三密の回避など、基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけさせていただきたいと思っております。
次に、4ページをご覧ください。とはいえ、今後、ゴールデンウイークを控えております。大型連休を控えて、このグラフでは県外からの人流と感染者数の関係をお示しさせていただいております。
オレンジ色が県外からの人流を示しております。縦の灰色の棒グラフが感染者数を示しております。これは必ずしも人流だけが感染者数の増加を引き起こしているわけではないというふうに思いますけれども、そういった人流が増えるところで感染者が増えてくるというような傾向があるということで、今後、ゴールデンウイークで、県をまたいだ外出や、会食の機会が増えると思いますので、県民の皆様には、改めて感染防止対策の徹底をお願いしたいと思っております。
次に、5ページから今後の感染対策のポイントとして5つお示しさせていただきます。
まず、1つ目ですけれども、本県から帰省や旅行で県外を訪問される際について、訪問先での感染リスクの高い行動ですね、三密となる場所への訪問や、マスクを外した会食などは、これは県内も同じではございますけれども、控えていただきたいと思います。
また、県外での行動によって感染の不安を感じる方は、帰県後に検査の受検をお願いしたいと思います。
続きまして、6ページ、今度は県外から帰省や旅行で本県に来県される際ということで、来県前にワクチンの3回接種や検査の受検をお願いしたいと思います。ご家族やご友人で来県される方がいらっしゃる方は、事前に県外のご家族やご友人にお知らせいただければと思います。
また、①の記載同様、県内での感染リスクが高い行動は控えていただければと思っております。
続きまして、3つ目になりますけれども、会食の際は引き続き、1テーブル4人以内とするなど、密にならない工夫をはじめ、感染対策を徹底しながら、認証店を利用していただければと思います。(資料「本県における感染防止対策について」P7)
また、先ほど担当部長からも説明がありましたが、認証店でもクラスターが発生している事例が確認されております。これはリスクがゼロになるというわけではございませんので、利用される方々、また、事業者の方々も、改めて感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。
また、4つ目は、会食時を含めて、会話をする際はマスクの着用を徹底してくださいということです。
8ページをご覧ください。これは前回と同様でございますけれども、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と接する場合、これは家庭内であってもマスクを着用するなど、感染防止対策を徹底してくださいというお願いをさせていただきます。
9ページは、本県における感染防止対策について、オレンジ色になっているところが一部変更や、追加になっております。
続きまして、10ページをご覧ください。ワクチン接種の促進についてというタイトルで、若い世代の皆様方へメッセージを打たせていただいております。今回、オミクロン株ということですけれども、若い世代でも重症化することはございます。また、若い世代においても重症度にかかわらず、後遺症で悩む方が少なからずいらっしゃるということで、自らの健康を守るため、また、家族や仲間などの大切な人を守るために積極的なワクチンの接種をお願いしたいと思います。
本県の18歳から49歳の3回目のワクチン接種率ですけれども、全国の31.8%よりは若干高いですけれども、4割を切っている状況でございます。こういった状況を踏まえて、改めて積極的なワクチンの接種をお願いできればと思います。
このワクチン接種に対する今後の取組としましては、下の四角に囲っているところでお示しさせていただいておりますが、新聞広告、SNS等によるワクチン接種の啓発り、大学や企業の協力をいただいて、メール等を活用した学生への周知、また、イベント会場等における啓発動画の放映などを計画しております。
続きまして、11ページ。既にお話をさせていただきましたが、本県の観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅」は継続をさせていただきたいと思います。この理由としましては、キャンペーンの利用の際に、他県よりも厳しいワクチン3回の接種証明、またはPCR等の陰性証明を条件としていること、また、会話時のマスク着用など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いしていることということを考えております。
このキャンペーンの停止や5月以降の延長については、今後の感染状況等を総合的に見極めながら判断していく方針としています。
最後に、12ページになりますが、今後の対応等についてということで、これは改めてのお願いになってしまうのですが、感染者がさらに増加して、病床が逼迫するなど、医療や福祉などの社会機能が維持できない状況になりましたら、強い行動制限を講じざるを得ないと考えています。そうした事態を招かないためにも、改めて県民の皆様に積極的にワクチンを接種していただくとともに、危機感を持って感染防止対策に努めていただければというふうに思っております。
私からは、以上になります。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
2点お尋ねします。病床使用率が20%を超えたということで、数字だけ見ると、県民の方には切迫感が分かりづらい方もいらっしゃると思います。この20%というのがどの程度深刻で、今後どのような危険性があるのか知事から説明していただきたいというのが1点。今後、社会機能が維持できなくなれば強い行動制限を講じざるを得ないというお話でしたが、これはどのような状況になれば強い行動制限をとるのかお伺いできますでしょうか。
まず、20%という数字ですけれども、数字だけでは表わせないところもあるかと思います。陽性者の数が増えてきており、中等症以上の入院患者を受け入れるという意味では、病床使用率ということは非常に重要だと思っております。担当部長からの説明にもあったように、陽性者や濃厚接触者で休業されているといったこともありますので、そういったところの抱き合わせで、切迫感というところは評価していかなくてはいけないのかなと思っています。
また、強い行動制限を取らざるを得ない状況としては、感染が急拡大することで、まずは病床がさらに逼迫すること。そして、一般診療にも大きな制限がかかるなど、医療提供体制の維持が困難になるような状況であったり、一定の社会機能が維持できないというような状況、これは社会福祉施設であったり学校などもあるかと思いますけれども、そういった社会機能が維持できなくなる状況になった場合、判断をしなくてはいけないと思っています。
ただし、具体的な制限内容については、その時々の感染状況や、感染事例というところをしっかりと分析した上で、感染を抑えるために有効な対策を、一律になるような形ではなく、その時々の状況を踏まえて、しっかりと検討していきたいと思っております。
ありがとうございます。
観光キャンペーンについてお伺いします。国は、ゴールデンウイークを除いて5月31日まで延長する方針を示していますが、長崎県では、今月28日で一旦停止ということで間違いないでしょうか。
国においては補助期間をゴールデンウイーク期間中、4月29日から5月8日を除きということで5月31日まで延長の方針を出されていたかと思いますけれども、本県におけるゴールデンウイーク後の取扱いについては、今後の感染状況等を踏まえて、総合的に判断してまいりたいと思っています。
ゴールデンウイーク以降については、今の時点ではまだ決まっていないということですか。
はい。
承知しました。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
ゴールデンウイーク期間中はどのように過ごしたらいいのか、県民の皆さんへのメッセージをお願いします。
繰り返しにはなりますけれども、我々がまず重要と考えているのは、社会経済活動と、医療提供体制といった感染防止対策をしっかりと両立していくということが重要だと思っています。
ですので、県民の皆様方には、せっかくのお休みということもありますので、楽しんでいただくことが重要だろうと思いますけれども、感染拡大傾向があるというのも事実ですので、感染防止対策を改めて徹底をしていただくことがまず一つ。
あと、3回目のワクチンの予防接種の対象になっている方々につきましては、積極的にワクチンの接種をしていただきたいと思いますので、その2点を改めて徹底をしていただければと思います。
ありがとうございました。以上です。
先ほど知事が、観光キャンペーンなどについては、感染状況を見極めた上で判断するということをおっしゃっていましたけれども、これを超えたらだめですよとか、これを超えなければいいですよといった、具体的な数字はあるのでしょうか。
今の時点で具体的な数字でお示しすることは、なかなか難しいという状況でございます。
ありがとうございます。
昨日も今日も感染者が500人を超えています。感染者の数が増えているということについては、どのような懸念がありますか。
まず、陽性者が増えているという事実に関しては、これはやはり危機感を持って対応すべきことだという認識をしていますので、今回の会見でも強調させていただいたこと、感染防止の対策の徹底や、ワクチン接種のさらなる向上というところで県民の皆様に改めてご協力をお願いしているところでございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後3時48分(18分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年3月30日 記者会見
会見内容
令和4年4月1日付人事異動について
それでは、ただいまから、人事異動に係る記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
令和4年4月1日付の人事異動を発表する前に、特別職である副知事の選任についてご報告を申し上げます。
上田裕司副知事が、今年度末で任期満了されることに伴い、その後任として平田修三教育長をお願いしたいと考え、本日、県議会の同意もいただいたことから、副知事として県政の推進に力を発揮していただきたいと考えております。
それでは、4月1日付の人事異動を発表いたします。
今回は、私が知事就任後、初めての人事異動となります。組織改正については、知事就任時期との関係から、早急な対応が必要な事項に限定することを基本に、部の新設・改廃など大規模な再編は行わず、課・室の改正なども当面の対応が必要な事項にとどめております。
具体的には、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症対策について、より専門的で機動的に対応するための体制を整備するとともに、本県のデジタル社会の実現を図るための体制を強化するほか、世界遺産を含む豊かな文化資源の総合的な活用・保全を推進し、本県の文化的ブランド価値の向上を図る体制を強化することとし、所要の改正を行いました。
人事異動については、行政の継続性と専門性を保ちながら、様々な課題の解決や目標達成に向けまして効果的・効率的に取り組んでいけるよう、一定必要な期間在職させることとしまして、併せて職員の意向、適性、経歴などを見極めながら、職員の専門性や総合力を生かせるような適材適所の人材、人事配置に努めております。
特に新型コロナウイルス感染症対策については、万全を期すため、主要な職務に従事している職員には引き続き在職して対応してもらうこととしております。
また、女性職員の登用については、新たに次長級職員への登用を図るとともに、優秀な女性職員を本庁課長や企画監といった責任ある役職へ積極的に配置したほか、若手女性職員を本庁課長補佐等へ登用して、意欲と能力のある女性職員が、これからの管理職として役割を早期に担えるようなキャリア形成に意を用いました。
このほか、市町との連携をより一層深め、県と市町が地域の課題を一体となって解決していくために、引き続き県・市町職員の人事交流を推進するとともに、九州各県との人事交流や国、民間等への研修派遣を行うなど県職員の人材育成に努めております。
人事異動の主なもの及び人事異動については、事前にお配りしている資料のとおりとなります。
私からは以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回、平田修三教育長が副知事になられて、引き続き副知事2人体制になります。それぞれの役割分担をどうするのかお聞かせください。
所管事項についてご説明いたします。
基本路線としましては、これまでの体制と変わりなく、少し、字句の調整は図っておりますけれども、平田修三副知事に県政の総括をしていただくという形で考えております。
幹事社からは以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
知事にお伺いします。平田修三教育長を副知事に登用した理由と、知事は2月の県知事選挙で女性副知事を公約に掲げていらっしゃいましたが、その考え方についてもう一度お聞かせください。
まず1つ目、副知事に平田教育長を選任したという理由ですが、平田修三教育長にお会いし、また経歴も拝見し、これまでの経歴とお人柄を含めて、総務部長や、産業分野でも統轄監という様々なポストでしっかりと仕事をされてこられた非常に能力の高い方で、芯が強くて、県政に本当に必要な方だと認識をしたところでございます。そういったところを踏まえ、総合的に判断して、今回お願いをしたというところです。
2つ目、女性副知事でございますけれども、これはしっかりと検討してまいりたいというところでございます。県政を担う非常に重要なポジションでありますので、しっかりと実現に向けても併せて検討していきたいと思っています。
関連して、現在の平田研副知事は今年の7月で任期満了を迎えますけれども、その後任に女性副知事登用を考えているのか、期限等は特段設けずに、任期中での女性副知事登用と考えているのか、スケジュール感はいかがでしょうか。
現在の平田研副知事の後任人事はまだ全く決まっておりませんので、何ら確定したことはないということを申し添えた上でお話しますけれども、女性副知事登用のスケジュール感も、何か決まっているというものがあるというものではありません。しっかりとそこも、できるだけ早期に実現したいと思っております。それは、県政に資するという形でということが大前提でございますので、しっかりと検討してまいりたいと思います。
ありがとうございました。
今回、新たに組織改正で設けられた中に感染症対策室があります。感染症対策室長に医療政策課医療監の長谷川さんを登用されていますが、その狙いについて教えてください。
これまで新型コロナウイルス感染症関係に、長谷川医療監も携わっていただいておりますけれども、今回の狙いとしましては、新型コロナウイルス感染症関係の一定のノウハウが蓄積されてきたということも踏まえ、意思決定の迅速化や保健所との連携の強化といったところを、もう少ししっかり図っていきたいということに加え、将来的な形になりますけれども、新たな感染症等が出てきた時でも危機管理として対応できるように、経験豊かな医師という方で配置をさせていただいております。
長谷川医療監も女性の方でいらっしゃいますけれども、先ほど知事が述べられたように、今回、女性の管理職への登用を積極的にされたと思うのですが、今回、県央振興局長に県北振興局次長の井手さんが就任されています。次長級ということですが、県内7つの振興局の中で女性がトップに立つというのは初めてという理解でよろしいのでしょうか。
おっしゃるとおりです。
そこは、今後女性を積極的に活用していきたいという知事の思いの表れと受け止めてよろしいのでしょうか。
一例ということになりますが、非常に優秀な方であると私も認識しております。その中で、女性の登用という、本当に一例になったというところだと思います。
わかりました。以上です。
今回の異動後の女性管理職の数は何人になるのでしょうか。
課長級以上で、令和3年度が58名に対しまして、令和4年度で63名という形になります。
管理職に占める女性職員の割合をご紹介しますと、令和3年度は14.5%、令和4年度は15.4%でプラス0.9ポイントでございます。
わかりました。
あと、異動数が1,214人ということで、前年度よりは増えているということですが、前年度以前の規模と比べて、今回が過去何番目になるのか教えてください。
今年が1,214名で、昨年度からプラス65名という形です。すみません、過去全てをさかのぼれるわけではないのですけれども、近年10年間ぐらいでいいますと、4番目に少ない異動数という形になります。
新年度を含めて10年間でいいでしょうか。
正確には、私の手元にあります平成23年以降という形になります。
組織改正についてお尋ねします。文化振興課と世界遺産課が一緒になるということ、医療政策課が2つに分かれるということですけれども、それぞれ新旧の職員数を教えてください。
新行政推進室長でございます。正規職員ベースでお答えします。新設の文化振興・世界遺産課について、令和3年度は文化振興課が24名、世界遺産課が13名、合計37名というところでございます。これが令和4年度文化振興・世界遺産課になりまして36名の予定です。
医療政策課関係については、令和3年度は、医療政策課が38名、福祉保健課が36名でございます。令和4年度は医療政策課、福祉保健課の組み替えを行い、医療政策課、福祉保健課、感染症対策室の3つの所属にしまして、最終的に感染症対策室の正規の職員は16名に加え応援職員などを配置します。また、医療政策課は20名、福祉保健課は31名になります。
ありがとうございます。
今回の人事は、大石知事就任後初の人事ということになられます。まだ就任されて間もないということもあるかと思いますが、あえて、大石カラーというのが、もしこの人事の中にどこかあれば、どういうところだというふうに言えますでしょうか。
そうですね、今回の人事は私自身も非常に難しく、できる限りお会いして、できる限り様々な評価を聞いた上で、思いを入れ込みました。
先ほどお話ししたところも、女性の登用というところは、もちろん優秀な方というところでの前提ではございますけれども、数は増えてきておりますし、そういったところ。また、新型コロナウイルス感染症対策等の継続性が必要なところは留任をお願いしたというところもあります。ところどころ私も思いは述べさせていただいております。どこが一番と言われるとちょっと、そうですね、どこも大事だというふうに認識しています。
副知事の苗字がお二人とも、「平田」になられますが、ファーストネームで呼ぶなど、その呼び分けについてどうされる予定でしょうか。
ぜひ、ご提案いただいて、副知事の了解を得ていただければ、ありがたいなと思います。わかりやすいように、何か考えないといけないですね。
ありがとうございます。
組織改正についてお尋ねします。感染症対策室は、特に知事のご専門であられる医療に関して、感染症への対策というところに力を込めたいという思いなのかどうかというところと、もう少し具体的な業務の内容を説明いただければありがたいです。
前段の思い入れというところですけれども、これまで、新型コロナウイルス感染症が出て2年が経過しております。既存の組織の中で、イレギュラーなところもあったとは思いますけれども、その中でしっかり対応はしてきたと思います。ですが、そのノウハウをもっと迅速な形で、県民の皆様の安全と安心な暮らしを守るというところにつなげるためにも、より機動的な県行政ができるようにという思いは込めさせていただいております。
具体的な所掌のところでありますけれども、これまでは医療政策課におきまして、医療体制の整備、入院医療機関の調整、診療・検査体制、自宅と宿泊療養施設の体制の整備、あるいはワクチン接種の推進といったところを医療政策課で担っておりました。
一方で福祉保健課におきまして、新型コロナウイルス感染症の本部の事務局があり、県内市町との調整も含めてやっていくというところでございます。
そこを、令和4年度になりますと、医療提供体制はもともと医療政策課が医療関係の県内の提供体制を行っておりますので、そこは引き続き持ちつつ、感染症対策室におきまして、先ほどの検査体制等、宿泊医療施設、ワクチン、本部の事務局をまとめて所掌していくという形に考えております。
新型コロナウイルス感染症が発生する前は、医療政策課において、総務省から話があっていた病床の再編に取り組んでいたかと思います。これは新型コロナウイルス感染症により恐らく止まっている状況だと思います。今回、感染症対策室を設け、新型コロナウイルス感染症業務を重点的に行うということで、医療政策課で病床の再編などについて今後動かしていくというような状況になっていくのでしょうか。
地域医療構想の関係は、これまでも医療政策課で、これからも医療政策課の予定であります。今年度内、国が、今は一旦、検討を止めておりますけれども、今後、方針を示していくということがあると思いますので、コロナ関係がどう転んでくるかというのはもちろんあるとは思いますけれども、基本的には医療政策課でやっていただくという形でございます。
わかりました。以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして臨時の記者会見を終了いたします。
引き続き、定例記者会見を行いますので、そのまましばらくお待ちください。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時49分から午後4時10分(21分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和4年3月30日 記者会見
会見内容
厚生労働省への要望について
それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
冒頭に、私のほうからは2点お話をさせていただきます。
まず、1つ目ですけれども、厚生労働省への要望についてです。長崎の被爆体験者の救済に関する要望の面会ということで、厚生労働大臣等にウェブでの、短時間であってでもご面会をお願いできないかということで依頼をさせていただいておりましたが、昨日3月29日、「現在国会会期中であり、かつ、コロナ対応もあり、政務三役では調整できなかった」というご連絡をいただきました。
今後は、長崎の被爆体験者の方々の思いをしっかりと伝え、被爆体験者の思いに応えるためにも、できるだけ早く厚生労働省に対して再度面会を依頼して調整をしたいと考えております。
ふるさとで”心呼吸”の旅 対象地域拡大について(1)
また、2つ目になります。お手元に資料もお配りさせていただいていますけれども、現在、県内在住者限定で実施をしている県内旅行キャンペーン「第2弾ふるさとで“心呼吸”の旅」について、4月4日月曜日から対象範囲を拡大しまして、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県在住の方も割引対象とすることとしましたのでお知らせをさせていただきます。なお、各県の感染状況によっては、この拡大する対象範囲が変更となる可能性もございますので、ご留意いただければと思います。
今回、対象範囲を拡大するに当たって、我々としましては、感染拡大防止対策は極めて重要だと認識をしております。安全・安心にご利用いただくために、県民の県内旅行を含めて、新型コロナウイルスワクチン3回の接種証明、または、陰性証明の提示を利用条件としております。
対象範囲の拡大に当たって、県外との往来も増えると思います。行く方も、旅先で気をつけていただけるということももちろんですけれども、迎える方、県民の皆様も、当事者の一人として、いま一度感染防止対策の徹底をいただければと思います。
制度の詳細につきましては、会見後、観光振興課から記者向けに説明がありますので、そちらで確認していだければと思います。
私のほうからは2点、以上になります。
ふるさとで”心呼吸”の旅 対象地域拡大について(2)
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
まず、県内旅行キャンペーン「第2弾ふるさとで“心呼吸”の旅」についてお尋ねします。全体の設計の中で、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県と、福岡県と沖縄県が入っておりません。政府の方針としては、福岡、沖縄を含めた九州・沖縄ブロックで実施するというようなことが出ています。この2県を外した理由を教えていただけますでしょうか。
国から示されたブロックについては、九州・沖縄ということではありますけれども、まだ福岡についてはリバウンド防止期間ということで、県民キャンペーンも進められていないという状況にあるということでございます。
沖縄県につきましても、まだ感染状況が落ち着いていないというようなこともありまして、今回、相互誘客を行う各県においても、福岡県と沖縄県は、現段階では対象から外しているというようなこともございまして、そういった状況でございます。
石木ダム建設事業について(1)
分かりました。どうもありがとうございます。
知事ご就任になられてから、3月10日に石木ダムの予定地に行かれ、地元住民の方々と面談されました。報道によると、知事が行かれるのは8年ぶりということです。面談の際には話し合いを続けたいという話でしたが、そのときの面談の印象も踏まえ、これから具体的にどういうふうに話し合いを続けていくのか、今の段階でのお考えをお聞かせください。
まず、ご挨拶をさせていただいたのは、石木ダム建設事業は重要な課題でございますし、まずは、大変ご苦労されているというところで、私も本当に心苦しく思っておりましたので、まずはご挨拶をというところで、いち早く現地へご挨拶に行かせていただきました。
お会いさせていただいて、現地の方々の真摯な思いを改めて認識した次第でございます。今後も思いをお話しいただく、お話を聞くという機会は続けていきたいと思っております。
また、現地でご挨拶した際に、地元住民の方から、次回は歩いて見てほしいという話がありましたので、ぜひ次回は、そういった機会を設けられるように、しっかりと時間を確保して、現地を歩かせていただけるような、次のお会いする機会にしたいなと思っております。
佐賀県知事との面会について
ありがとうございます。
3月23日に佐賀県庁で、山口佐賀県知事と面会されました。これも報道によると、トップ同士は3年ぶりということです。このときには、意見交換を継続するということだったようですが、具体的にこれからどういうふうに佐賀県にボールを投げる、あるいは意見を交換していくかということについて、今の段階でお考えがあれば、教えてください。
佐賀県知事との面会は、まず、就任のご挨拶ということで、私のほうから打診をさせていただきまして、本当にお忙しい中、このような早い段階でお会いしていただいたのは、率直に本当にうれしく思いました。
お話の中でも、日本の中でも西端に位置している2県ですので、今後のことを考えていくと、一つの県でやれることというよりは、協力して一緒にやれることの可能性のほうが非常に大きい、ポテンシャルも大きいと思っていますので、様々な分野でしっかりと連携をしていきましょうというお話をさせていただいたところでございます。
今後については、佐賀県知事も大変お忙しい中、お会いしていただきましたけれども、私の日程とも合わせて、ぜひまた、それぞれの課題もありますので、幅広の分野で話していけるように、できるだけ早いところでまたお会いして、そのときの時間の状況に応じて、できる限りの対話をしていきたいと思っています。
今の点について、中村前知事のときからの話でありますので、中村前知事のときには、折に触れて会見で、山口佐賀知事に面会を申し込んでも、「具体的な話がない限り会わない」というようなことで、かなり語気を荒げておっしゃるということもありました。大石知事の印象としては、山口佐賀県知事は話せばわかるというか、話せば応じるという、そういう感じの印象を持たれたのか教えてください。
山口佐賀県知事の印象について、私の立場からはなかなかコメントをするものではないかもしれませんけれども、長崎県と佐賀県の未来を考える、西九州地域、九州全体の利益を考えるという方向性は共有したところだと思いますので、その中で、どういったものについて、どういった連携ができるのか、それは両県がメリットを享受できるような関係性、環境をつくっていくということが大切だと思いますので、私としても、これまでの経緯も含めてしっかりと勉強して、どういったことができるのか、知恵を絞っていきたいなと思っているところでございます。
ありがとうございます。
知事就任1ヶ月の感想
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
就任から約1か月がたちました。県議会も今日無事に終わったということで、この1か月、県議会も含めて振り返ってみて率直な感想を聞かせてください。
そうですね、もう1か月ですね。県議会もございましたし、先ほどから話題に出ている石木ダムや佐賀県知事にもお会いさせていただきましたし、本当にたくさんのことがありましたけれども、特に県議会については、記者の皆様にも、県民の皆様にも見ていただいたと思いますが、初めての経験でしたので、ちょっと戸惑う部分もありましたが、議員の皆様のご指摘・ご質問に対して、可能な限り真摯に対応しようと心がけて議会に挑みました。
その中で、県政のことについてしっかり議論するということの大切さということを改めて認識をしましたし、今後、6月に向けて様々な議論・検討を進めていかなくてはいけないという現状に当たっては、しっかりと6月の議会も話し合いができるように準備を進めていきたいと思っております。
そのほかのことについても、1か月の間で様々なことがありましたけれども、私がこれまでの経緯をしっかり把握した上で、県庁内でしっかりと議論を重ねないといけないものも多くございますので、そこも改めてこれから継続的に頑張っていきたいと思っております。
6月の補正予算編成について
県議会の中の所信表明で、一定の方針を示されたと思いますが、具体的に、例えば制度設計をどうしていくのか、予算の裏付けをどうしていくのかといった課題があると思います。一番直近で言えば6月の県議会にどのようなものが出てくるのかというのが県民の関心事だと思いますけれども、それに向けて、あまり時間もありませんけれども、どのような体制で取り組んでいくのか、例えば、新たに特別なチームをつくる構想があるのかといったことがあれば教えてください。
そうですね、4月の人事がまずありますので、そういったところで少しばたばたする状況ではございますが、肉付け予算に向けて、どういったことをどういった優先順位でやっていくのかというところは、知事、副知事が議論した上で認識を共有して、できる限り効率的に、迅速に進めていけるような体制づくりというのは必要かと思っておりますが、現時点でどういったチームでどういった形でということが明確にあるわけではありませんけれども、迅速にそういう体制づくりも検討していきたいと思います。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダム建設事業について、今度は川原を歩いて見て回ってくださいというお話があり、それに知事もそのようにしたいという意向を示されましたが、例えば4月にも川原を見に行かれるという検討はされているのでしょうか。
これはもうできるだけ早くと私は思っておりますけれども、やはり現地の方々のご都合もあられると思いますので、まず、現地の方々とお話しをして、しっかりと日程を調整したいと思います。
以上です。
ふるさとで”心呼吸”の旅 対象地域拡大について(3)
先ほど発表があった県内旅行キャンペーン「第2弾ふるさとで“心呼吸”の旅」に関してお尋ねします。感染状況は、一定程度落ち着いたとはいえ、少しずつまた県内でも感染者が増えてきている状況の中で、県民の方への注意喚起という意味で、これを決めた理由というのを改めてお伺いしたいです。
決めた理由と目的は、経済活動はしっかりと拡大をしていく、回復させていくというところが一つでございます。ですが、おっしゃるとおり、感染拡大への不安というところは県民の皆様もお持ちだと思いますし、我々もそこは非常に重要だと考えています。ですので、拡大するだけではなくて、感染防止対策も引き続き徹底していただきたいと思っております。
ただ、冒頭申し上げましたけれども、今回、県外との往来が非常に増えることが予想されますので、行く方だけではなく、長崎でそういった方々を迎える我々一人ひとりも、県民の一人ひとりも、当事者として感染防止対策をいま一度徹底していくということは大切だと思いますし、我々もそれはしっかりと喚起、周知していくということが重要だと思っています。
特定複合観光施設(IR)について
ありがとうございます。
本日、IRに関する公聴会が長崎市内で開かれていますけれども、国への提出期限が4月28日と迫っている中で、臨時議会の開催日程の具体的なスケジュールというのが決まっていれば教えてください。
臨時会は、今の時点では全く何も決まっておりません。
市町訪問について
長崎は地層学的な意味でも、色々な意味で複雑で起伏に富んでいますし、県という立場は市町と国とをつなぐという重要な役割があります。県内21市町全てを訪問して首長さんに会うことはなさったのか。あるいはいつごろまでに会いたいと思っていらっしゃるか教えてください。
まず、事実から申し上げると、13市8町全てを回っているということは、まだできておりません。これからできるだけ早く日程を組んで、少なくとも13市8町全てをしっかりと回りたいと思いますし、できれば行った先々で、行政だけではなく、また団体だけではなく、地域の方とお話しできればとは思います。日程の調整状況によりますが、しっかりとそれは前向きに検討していきたいと思います。
例えば、マニフェストとしていつまで、というのは、今度、V・ファーレン長崎の理事になられた高田春奈さんも、年末にお話をお聞きした際に、私はまず21市町全部回るという目標を立て、それを1年で回られたということでした。もしいつまでに全21市町を回りたいというのがあれば教えてください。
できるだけ早く、1年と言わず、できるだけ早くと思っておりますので、できるだけ早く実現したいと思います。
被爆者団体の解散について
被爆者団体の一つの「長崎県被爆者手帳友愛会」の解散が決定されましたが、知事の受け止めをお聞かせ願えればと思います。
昭和54年から約40年にわたって活動されてきたという認識をしています。その中でも、被爆者の援護や、核廃絶に向けた運動をしっかりと取り組んでこられたと認識しております。その中で高齢化が一つ大きな課題だったと私は思っておりますけれども、それを理由に継続ができなくなったということについては非常に残念に思っております。ですが、これまで取り組んでこられたことについては本当に敬意を表しますし、それが重要であるということの認識は変わりませんので、そういった方々の思いというところも改めて認識を新たにして、平和に向けての取り組みということを進めていきたい、私としても取り組んでいきたいと思っております。
ありがとうございました。
全国知事会要望・原発への自衛隊の防衛体制について
本日の全国知事会で、国内の原発がミサイル等で攻撃を受けた場合、自衛隊による迎撃態勢、部隊の配置に万全を期すように求める要請を国側に提出しました。もし国内の原発がミサイルなどで攻撃された場合、防衛体制として長崎県も役割を担う可能性があるということで、県としてどのように受け止めているのか。今後、どのような体制をとっていくのか、そういう考えがあるのかお伺いします。
危機管理監です。防衛体制については防衛省の管轄になりますので、県としてそこに派遣をという話にはならないと思います。政府で武力攻撃という認定をした段階において、自衛隊に対する派遣というのを内閣総理大臣が命令を起こして、それに伴って対処していくということで、長崎県としましては国民保護計画を策定しておりますので、それに基づいて各自治体と住民の避難と、そういったことを含めて対応していくという形になると思います。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時45分から午後6時10分(25分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年3月25日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(レベル2-Ⅰからレベル1へ)
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
本日は、お忙しい中、こうした説明の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。
本県に適用されておりました、まん延防止等重点措置が3月6日をもって終了いたしまして、それから約3週間が経過をいたしました。措置終了後は、病床使用率や新規感染者数は減少傾向で推移しており、本日は、こうした感染状況を踏まえた県の感染段階のレベル判断についてご説明をさせていただきたいと考えております。
併せて、年度末から年度初めにかけて、人の移動や会食の機会が多くなる時期を迎えますので、改めて県民の皆様に感染防止対策の徹底についてお願いをさせていただきたいと考えています。
なお、冒頭で担当部長から、現在の感染状況等についてご説明をさせていただいた上で、私のほうから、改めて全体的な方向性等についてご説明をさせていただきます。
では、よろしくお願いします。
総務部長でございます。よろしくお願いいたします。
お手元に配付いたしております「現在の感染状況等について」というところで、まず、ご説明申し上げます。
1ページ目でございます。いつもの感染状況等についての表でございまして、一番上の県全体の病床使用率につきましては、グリーンの県の感染段階「レベル1」が1週間以上続いているという状況にございます。その下の新規感染者数のところでありますけれども、こちらにつきましては、赤色の県の感染段階「レベル4」でありますけれども、傾向としては減少傾向にきておりまして、現在見ますと、1日200人から300人程度の新規感染者というところでございますけれども、繰り返しになりますが、病床使用率のほうが減少傾向にあるという状況でございます。
2ページ目をお願いいたします。
2ページ目は、入院医療の状況ということでございまして、これは医療圏別に並べ直したものでございます。県北が少し高めではございますけれども、いずれの圏域につきましても減少傾向が続いているという状況でございます。
3ページ目をお願いいたします。
3ページ目が、市町別にこの発生状況を分析したものでございます。これは、1月1日からの公表分という形になりますので、大きな傾向の変化はございません。長崎市、佐世保市が、全体のかなり大きな部分を占めておりまして、諫早市、大村市が週人口10万人あたりでいうと、少し高めになっているという状況でございます。
4ページ目をお願いいたします。
4ページ目が、直近の感染状況を要因別、あるいはクラスターの発生状況という形で分析した資料でございます。左側の円グラフをご覧いただければと存じますけれども、こちら家庭内が一番大きな部分を占めており、55%という形でございます。また、それに続きまして、学校、児童福祉施設、子ども関係が合わせて約3割ということで、これらを合計いたしまして約8割が要因という形になってございます。
一方、右側がクラスターの発生件数というところで押さえたものでございます。これは、まん延防止等重点措置の解除前後というところで左右比較をしてございますけれども、ご覧いただきまして茶色の部分、高齢者福祉施設が非常に件数としては減ってきております。これは、ワクチンの関係が影響していると捉えております。クラスターの発生も、全体として減少傾向にあるという傾向にございます。
5ページ目をお願いいたします。
これは、年代別に発生状況を分析し直したものでございます。一つ特徴といたしましては、先ほどの学校、児童福祉施設の関係を受けまして、10代の比率が増えており、まん延防止等重点措置の解除前は17%だったものが23%に増えているという状況が見て取れます。一方で、年代別で申し上げますと、60代以上の高齢者の方々については減少傾向で、これも恐らくワクチンの影響だろうと見ております。
もう一つ、30代から40代のところに数としての山がもう一つきておりますが、ここは恐らく、先ほど申し上げた10代のお子様をお持ちのご家庭が家庭内感染によって山ができているという形で考えております。
私からは以上です。
続いて、一般医療の制限状況についてご説明いたします(資料「現在の感染状況等について」P6)。
今、総務部長から説明があったとおり、コロナの受入れ入院医療機関における病床使用率は下がってきている状況でございますが、併せて、一般医療の制限状況も緩和されてきております。第6波に入りまして、毎週、45あるコロナの受入れ入院医療機関に調査を行っておりますけれども、病床使用率が下がっていることと、それから、各医療機関での職員のコロナの陽性者も減ってきているということから、外来・入院・救急で幾つかの医療機関は、現在もある程度一定の制限はされていますけれども、その状態は改善してきているという状況でございます。
次は、濃厚接触者の待機期間についてでございます(資料「現在の感染状況等について」P7)。
先日、国から新たな方針が追加されました。まず、医療・介護・障害者支援施設等の従事者と保育所等の職員に対する濃厚接触者の待機期間の考え方になります。
引き続き、基本7日間待機は継続でございます。しかしながら、これまでは事業主の判断で4日目及び5日目に検査を行って、両方とも陰性だった場合、あるいは5日目にPCR検査か抗原定量検査の結果が陰性だった場合には、7日を待たずに5日で待機解除という形でありました。今回新しく加わりましたのは、ゼロ日目であっても、毎日検査をして陰性確認できれば業務を行っていいというものになります。
これまでは、医療従事者に関しましては、ゼロ日目から毎日検査をするということで認められておりましたが、それに加えて、障害者・介護施設の従事者及び保育所等の職員も加わったということでございます。ゼロ日目、1日目、2日目、3日目、4日目、5日目と毎日検査をして陰性が確認されれば、5日目以降は解除という形になります。あくまでも基本は7日間でございますので、事業主の判断でこういった運用も可能になったということでございます。
もう一つが、一般の方の考え方になります。これは、感染者の同居者のことになりますけれども、引き続き、基本は7日間待機でございますが、外出しなければならない特別な事情がある方に関しては、特別、4日目、5日目に検査を行って、いずれも陰性であれば5日目以降解除できるという形になります。
しかしながら、7日間が経過するまでは検温など自身の健康状態の確認をしていただきますことと、ハイリスク者との接触は極力控えていただくということが前提でございます。
この検査をする場合の抗原定性検査キットの購入方法になりますが、仮に感染した場合に7日間待機できない、外出しなければならない特別な事情がどうしてもあるという方に関しては、感染をする前から薬局で、ご自分で買っておいていただくということが基本でございます。
しかしながら、感染後、濃厚接触者が、やむを得ない事情でどうしても4日目、5日目の解除ということをご希望される場合には、薬局に事前にご連絡をいただいて感染対策を徹底した上であれば、ご購入いただいても差し支えないという状況になります。
次が、無料検査の期間延長です(資料「現在の感染状況等について」P8)。感染に不安を感じる県民の皆様への無料検査期間を今月いっぱいまでとしておりましたが、4月30日まで延長をいたします。しかしながら、これは、無症状の方の県内在住者が対象でございますので、先ほど申し上げた濃厚接触者の方は対象外でありますので、お気をつけいただければと思います。
現在、予約枠は多少空いてはおりますけれども、混み合わないように、引き続き、原則予約制とさせていただきます。
次は、ワクチン接種の推進状況です(資料「現在の感染状況等について」P9)。
現在、3回目接種率は41.5%であり、全国平均を上回っているという状況でございます。県の大規模接種センターの期間を延長したいと思います。今月いっぱいまででしたが、4月末まで延長をいたします。それに伴いまして、今回、初めて延長のことをお示しいたしますので、4月1日から3日の週末は、若干予約枠に空きが出る可能性がありますので、枠に空きがある場合に限って、予約なしでも接種可という形にさせていただきたいと思います。
5歳から11歳の小児接種の推進についてでございます。
小児接種については、3月5日から順次始まっておりまして、現在11の市町でワクチン接種を行っております。全ての市町で接種券の早期発送は既に終わっているという状況でございますので、特に基礎疾患があるお子様は、早めの接種をお願いいたします。
まだ開始していない市町に関しましても、これから順次行われますが、住所地以外での接種も可能でございますので、詳しくは接種を希望する市町にお問合せいただければと思います。また、4月中に小児に特化したワクチン接種の相談センターを設置したいと考えております。
以上でございます。
私のほうから方針等についてご説明をさせていただきます。
「本県における感染防止対策について」の資料を見ていただきまして、1ページ目、新規感染者数と病床使用率の推移ということですが、先ほど総務部長から説明があったとおり、現在、判断指標としている病床使用率というところは、1週間以上県の感染段階「レベル1」の水準で推移をしております。また、新規感染者数も減少傾向が続いているという状況でございます。
このような状況を踏まえまして、2ページにありますとおり、3月26日から県内の感染段階を「レベル2—Ⅰ」から「レベル1」に変更をして引き下げをさせていただきたいと思っております。
3ページ目をご覧ください。
冒頭の挨拶でも申し上げましたが、年度の変わり目というところで、人の移動、また会食の機会が増えるかと思います。
これは昨年の感染状況をお示ししたグラフになりますが、年末年始のところに第3波、また4月から5月の頭というところにかけて第4波がきております。こういった県外由来事例を中心に感染が拡大したという認識はしておりますが、再拡大を招かないように、県民の皆様におかれましては、いま一度、一人ひとりの方々で感染防止対策の継続をお願いしたいと思っております。レベルの引き下げというところだけではなく、それと併せて感染対策の徹底というところが必要になりますので、何とぞ、何とぞ、よろしくお願いをいたします。
今後の感染対策のポイントとしまして、4つお示しさせていただきたいと思います(資料「本県における感染防止対策について」P4)。
まず1点目は、前回はまん延防止等重点措置が適用されている地域ということでしたけれども、今回、全国でまん延防止等重点措置は解除になっておりますので、「感染リスクが高い地域との往来を極力控えてください」という言葉に変えさせていただきました。人流と、人の接触というところで感染が広まる傾向がございますので、引き続き留意をいただきながら移動をお願いしたいと思っております。
また、2番ですけれども、会食の際は1テーブル4人以内とするなど、密にならない工夫をはじめ、感染防止対策を徹底して、認証店をご利用していただきたいと考えています。
前回は、例示として「例えば」という形で書かせていただきましたけれども、今回はこのような形で中に入れさせていただきました。密にならないということが非常に重要だと認識していますので、これだけではありませんが、感染防止対策をしっかりと徹底をしていく。またそれに、感染防止対策を施している認証店の利用というところをお願いしたく思います。
3つ目、これは前回も同じですが、会食時を含め、会話をする際はマスク着用をお願いします(資料「本県における感染防止対策について」P5)。マスクを着用することで感染リスクが大幅に低減するというシミュレーションは繰り返し延べて紹介させていただいておりますが、感染防止対策にマスク着用ということは非常に重要ですので、何とぞよろしくお願いいたします。
また4つ目、感染状況のところでもお話しさせていただきましたが、やはり10代以下の感染者がまだ減ってこないという状況ですので、そこも踏まえて、県立学校や児童福祉施設等における感染防止対策の徹底を図ってまいりたいと考えています。
本県における感染防止対策について、6つに分けて書かせていただいております(資料「本県における感染防止対策について」P6)。オレンジ色でお示ししたところが前回と異なる点でございます。
まず1つ目は、県民の皆様への要請というところですが、先ほど話したとおり、感染リスクが高い地域との往来を極力控えていただくということ。また、会食の際に感染防止対策の徹底をお願いしたいということ。黒字になっておりますが、これが本当に大切なものだと思います。いま一度、県民の皆様に、基本的な感染防止対策を心がけていただきまして、ご協力をいただければと思います。
そして2つ目、事業者の皆様への要請ということで、これから春休み、また休日も含め、学習塾、習い事において時間を過ごすことも多くなってくるかと思います。そういったところでの感染防止の対策の徹底をお願いできればと思います。
3つ目、県立学校での対策でございますが、教職員の方々でも、まだワクチン接種が、例えば忙しくてできないとか、いろんな都合があってできていない方もいらっしゃるかと思います。今後の春季の休業期間も含めて活用し、ぜひワクチン接種を促進していただければと思います。
4つ目、児童福祉施設等での対策ということで、これも春季休業期間については、放課後児童クラブ等に対して、学校施設等の活用を促進していただきたいと思います。
5つ目は変わりません。6つ目、家庭内での対策ということですけれども、引き続き、家庭内感染の事例が多く観察されております。高齢者や基礎疾患を有するようなハイリスクの方々とお話しする際、同居されている方々に関しましては、マスクを着用した上で会話をしていただくなど感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。
前回の会見の際にもお示しさせていただいた、「当面の検討事項」というものの進捗状況についてお話をさせていただきたいと思います(資料「本県における感染防止対策について」P7)。
まず1つ目、観光キャンペーンの再開についてですが、これは3月14日に、対象者を県民に限定した形で再開を既にしております。今後、感染状況を見極めながら、九州各県間で相互にキャンペーンを利用できるように、他県との調整を進めてまいりたいと思っております。
経済支援策等についてということで、経済支援策にかかる予算は、現在開会中の3月定例会へ上程しております。予算が成立後、この事業継続のための給付金事業や、また飲食店の利用促進支援事業等にかかる施策を速やかに実施していきたいと考えています。
続きまして、外来医療体制のさらなる強化についてというところでございます(資料「本県における感染防止対策について」P8)。これは、引き続き、診療・検査医療機関の拡充に努めているところでございます。また施設名の公表についても、前回73%というところでございましたが、現時点で84%と徐々に拡大はしておりますが、引き続きこれも公表して、皆様が受診しやすい、利用しやすいような環境をつくってまいりたいと思っております。
続きまして、高齢者施設対策についてということでございます。ここにつきましては、施設の嘱託医等に対して、Webを使った研修会を実施してまいりました。引き続き、施設で陽性者が出た際に、入院適用とならなくてもしっかりと療養していただく体制強化をしっかりと整えてまいりたい、それに資する取組を努めていきたいと思っております。
小児ワクチン接種推進についてということで、先ほどの感染状況のところでもお話がありましたが、3月5日から、各市町において接種を順次開始しているところでございます。今後も引き続き、速やかな接種が可能となるように、県としても支援をしていきたいと思っております。
私のほうからは以上になります。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。まず、幹事社からは2つご質問します。
資料「本県における感染防止対策について」の7ページ、観光キャンペーンの再開についてお尋ねします。再開して1週間以上たっていますけれども、現状の利用状況や、この施策のこれまでの効果について、データがあればお話しください。
私のほうからお答えいたします。数字としての利用状況というのは、まだ集計ができておりません。しかしながら、私どもが宿泊施設に幾つかお話を伺ったところでは、やはりキャンペーン開始後には相当問い合わせも増えているということでございますし、我々が用意しております事務局というのもございますが、そちらのほうにも相当数の問い合わせがきているというような状況でございます。
それからもう一つ、8ページの小児ワクチン接種についてお尋ねします。10代あるいは5歳ぐらいの子どもを持つ親の方と話すこともあるのですけれども、ワクチンを打っていいのかという不安を持ってらっしゃる方がかなりいらっしゃいます。長崎市のホームページを見ても、強制ではなく任意で、きちんと保護者がリスクとリターンを考えて接種しましょうということです。知事は医者であることもありますので、知事としては、小児ワクチンは積極的に受けようというメッセージをお出しになるのでしょうか。
その場合に、受けるメリットについてご説明いただきたいと思います。
これは繰り返しお話ししているとおり、やはりハイリスクの方々、例えば基礎疾患を持ってらっしゃる方については、接種が推奨されているところでございます。
そのほかについては、情報が少し足りないというご指摘もあります。そういったところは反省すべきところではございますが、我々としては、しっかり判断に資する情報発信にまず努め、その上で、それぞれのケースでご判断いただくしかないと思っています。
それぞれのケースで判断するというのは、かかりつけ医に相談するということでしょうか。
もちろんかかりつけのお医者さん、ふだんからお話をして関係性ができている先生にご相談するのもいいと思いますし、それ以上に分からないことがあれば、4月から専門の問い合わせ窓口も設置しますので、そちらも利用していただければと思っています。
ありがとうございます。
それでは、幹事社以外の皆様からご質問をお願いいたします。
濃厚接触者の待機期間についての方針の変更はいつからとなりますでしょうか。
医療・介護・障害者支援施設等従事者と保育所等の職員については、3月16日に事務連絡を入れていますので、その時点からになります。各関係団体等への周知は既にしているところになります。
一方、一般の方については、本日のこの会見でご説明させていただいて、ホームページにも先ほどアップさせていただきましたので、明日3月26日からという形で適用させていただきます。
医療・介護・障害者施設等従事者、保健所等の職員への運用は、もう既に始まっていたという認識になるのでしょうか。
はい、そのとおりでございます。
ありがとうございます。
資料「本県における感染防止対策について」の7ページ、「当面の検討事項」の進捗についてお尋ねします。観光キャンペーンの再開がありましたけれども、「九州各県間で相互にキャンペーンを利用できるように他県との調整を進めます」とありますが、具体的な時期のめどがあれば教えてください。
今まさに九州各県と調整をしているところでございます。4月の上旬をめどに広げるということでの調整を今進めているところでございます。
今の質問に関連して、地域ブロックということでしたけれども、九州の地域ブロックというのは九州全体を指すのか、それとも、例えば西九州地域になるのか、どうでしょうか。
九州と沖縄ということで、地域ブロックについては指定をされております。
九州・沖縄の中での相互利用を4月の上旬から再開するのを目指しているという理解でよろしいでしょうか。
そうですね。そういうことでございます。
分かりました。ありがとうございます。
花見の季節ですけれども、花見については、何か気をつけることはありますか。
基本的に感染防止対策ということで、今までどおり密を避けたり、先ほどからお話ししているように、会話するときにマスクをしていただくとか、一般的な感染防止対策をしっかりとしていただきながら、楽しまれる方は楽しんでいただきたいと思っています。
花見というと屋外になりますが、飲食店では1テーブル4人以下というのを求められていましたけれども、人数的なところは何かありますか。
人数は、これは飲食店で、一例としてテーブル当たり4人という形で言いましたけれども、やはり話の中でも申し上げたとおり、密度というのが非常に重要かと思っております。とはいえ、少ないことにこしたことはない、できるだけ少なくという思いは、前回とも変わりはありませんけれども、少なくとも近くの距離でマスクを取って大きな声でしゃべるといったことを避けながら楽しんでいただければと思います。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後7時45分から午後8時23分(38分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年3月4日 記者会見
会見内容
まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
皆様、こんばんは。本日は、お忙しい中、こうした説明の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。
ご承知のとおり、先ほど政府新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、本県に適用されておりましたまん延防止等重点措置が3月6日をもって終了することが正式に決定されたところでございます。
本日は、まん延防止等重点措置終了に至った理由や、終了後の感染防止対策等についてご説明をさせていただきます。
なお、冒頭で私のほうから全体的な方向性を説明させていただきまして、その後、別途担当部長から、現在の感染状況等についてご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
資料をご覧ください(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P1)。まず、判断に至った理由でございますけれども、現在、病床使用率は県内の感染段階「レベル2−Ⅰ」の水準まで改善をしてきておりまして、2週間20%台で推移している状況でございます。
また、新規感染者数、療養者数も改善してきている状況ということに加えまして、入院率が高い高齢者へのワクチンの追加接種が5割を超えてきております。代表的な入所施設である特別養護老人ホームでは、約9割が入所者への接種を完了するなど、ワクチン接種が着実に進捗をしているということも大きな理由でございます。
第6波では、新規感染者数に占める入院者の割合が約1割であり、これまでに比べて新規感染者数の増加が病床使用率の上昇につながりにくい状況であるということが考えられます。また、重点措置の延長や感染段階を判断する上では、特に病床使用率を重視して、今回の判断をいたしました。
県内の感染段階レベルですけれども、3月7日から県内の感染段階を「レベル2−Ⅱ」から「レベル2−Ⅰ」に引き下げをさせていただきます(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P2)。
まん延防止等重点措置は3月6日で終了という形となります(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P3)。ただし、再拡大を招かないように、今後も引き続き、感染防止対策を継続しながらではございますけれども、経済活動を徐々に再開をしていきたいと思っております。
重点措置終了に伴いまして、3月6日をもって3つお示しさせていただきます(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P4)。1つ目は、飲食店への営業時間短縮要請等を終了させていただきます。2つ目は、県内における外出自粛要請を終了という形になります。ただし、引き続き、感染リスクが高い場所等への外出は十分に注意をした上で行っていただきたいと思っております。3つ目は、部活動の制限を緩和させていただきたいと思います。
今後の感染対策のポイントとしまして、5つ示させていただきます。(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P5からP7)
まず1つ目になりますが、重点措置地域等の感染リスクが高い地域との往来は極力控えていただきたいと思っております。また、必要な往来であっても、感染防止対策をしっかりとした上で行っていただきたいと思っております。
2つ目になりますが、会食は認証店を利用していただき、できるだけ少人数でやっていただきたいと思います。これは、例示として挙げさせていただいておりますが、例えば1テーブル4人以内にするなど密にならない工夫をお願いします。また、これだけではなく、認証店におきましては様々な対策をしておりますので、そういった対策をしっかりと守っていただきながら会食も楽しんでいただければと思っております。
3つ目になりますが、会食時を含めまして会話をする際はマスクの着用を徹底していただきたいと思います。中には着用は難しいというご意見もあるかもしれませんが、何とかマスクの着用を徹底していただきたいと思っております。
4つ目、部活動につきましては、部活動における密集・接触する運動や、県内外を問わず他校との交流については、地域の感染状況に応じて慎重に判断をしていただきたいと思います。これまで自粛というお願いをしておりましたが、これからは判断をしっかりとしながらではございますが、徐々に活動させていただく部分も出てくるかと思っております。感染状況を鑑みて、おのおのしっかり対策をしていただければと思います。
そして、5つ目になりますが、高齢者施設における対策の強化ということで、これまでも様々な対策をしてきましたが、感染予防につきまして、さらにワクチン接種を促進することに加え、2月中に接種を終了しない施設の職員に対して、希望に応じてにはなりますけれども、PCR検査で感染状況をしっかりと把握して、陽性であればしっかり対策をしていく、そういった対策をしていきたいと思っております。また、それに加えて、感染拡大防止としまして、クラスター発生時における保健所による迅速な感染防止の対策について現場指導を行っていきたいと思っております。
次のスライドは、これまでの対策と今後の対策で変更点があったところをお示しさせていただいております(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P8)。1番から7番までお示しさせていただいておりますが、1つ目の県民の皆様への要請というところで、これまでの対策のところに2つ線を引かせていただいておりますが、県外との不要不急の往来自粛というところにつきましては、もちろん感染リスクが高い地域は気をつけながらではございますけれども、往来についてはしっかりと対策をした上で、できる限り必要なものに限ってやっていただきたいと思っております。
また、会食につきましては、先ほども申し上げましたが、認証店を利用して、できるだけ少人数でということにさせていただきます。
そのほか、事業者の皆様への要請として、終了したものもございますが、イベントの開催時の人数の上限設定を緩和しました。また、県立学校での対策としましては、分散登校、時差登校は終了させていただきたいと思います。また、部活動につきましては、先ほどと同じように、部活動における、これまでは感染リスクの高い活動については避けるという表現でお示しさせていただいておりましたが、今後につきましては、地域の感染状況に応じてしっかりと慎重に評価した上で判断をしていただきながら活動していただきたいと思っております。
介護・障害福祉施設での対策としましては、これまでの対策に加えまして、先ほど申し上げた接種を終了していない施設の職員へのPCR検査、また、クラスター発生時の保健所による現場の指導といったところもやってまいります。
これは、今後検討していきたいと事項としまして、5つ挙げさせていただきました(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P9からP10)。
今後、観光キャンペーンの再開についても、感染状況を見極めながらではございますけれども、しっかりと早期再開に向けて検討してまいりたいと思っております。
2つ目、経済支援策等についてということですけれども、観光キャンペーンのほか、コロナ禍において、特に大きな影響を受けた幅広い事業者に対する支援、また消費喚起策等について、今後、早急に検討を進めてまいりたいと思っております。
3つ目は、外来医療体制のさらなる強化についてということで、発熱した患者様が、より身近な医療機関で受診できるように診療・検査医療機関のさらなる拡充、また、やはりそれぞれの方々が安心できるように、それらの施設名の公表を目指しまして、関係機関との協議を進めてまいりたいと思っております。
4つ目、高齢者施設対策でございますが、先ほどから繰り返し申し上げていることではございますが、それに加えまして、高齢者施設の入所者の皆様がより安心して療養できるように、施設への嘱託医等を対象とした研修会というものを検討させていただいております。入院適用とならない感染者が施設内で療養する場合においても、しっかりと安心して療養ができるように体制の強化を目指して取り組んでまいりたいと思っております。
5つ目、小児ワクチンの接種の推進について、接種券の早期発送、または住所地以外でも接種できる体制の構築について、各市町と連携し、希望する方への速やかな接種が行われるように、県としても努めてまいりたいと思っております。
最後になります(資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」P11)。今までお示しさせていただいておりますが、「HOME」ということで、やはり体調が悪いときには踏みとどまって自宅で過ごしていただく、また、オンラインの活用ですね、それからマスクの着用、また、一日も早いワクチンの接種をお願いできればと思っております。
私のほうからは以上になります。
続きまして、私から、現在の感染状況等についてということでご説明申し上げます。別冊の資料をご覧いただければと思います(資料「現在の感染状況等について」P1)。
まず、県内の感染状況ということでございますけれども、病床使用率と新規感染者数ということで並べてございます。本日、病床使用率は23.9%、新規感染者数といたしましては392人という形でございます。
入院医療の状況について、内訳を記載させていただいております(資料「現在の感染状況等について」P2)。本土におきましても、今申し上げました23.9%の内数でありますけれども、長崎医療圏、佐世保・県北医療圏、県央医療圏というところが少し高めに出ているという状況でございます。入院患者数といたしましては、重症の方が2名、中等症、軽症の方が134名という状況でございます。
市町別の発生状況ということでございます(資料「現在の感染状況等について」P3)。こちらは、これまでお話しているところと全体的な傾向にそれほど変化はございません。長崎市と佐世保市において大きな割合を占めているという状況でございます。また、例えば東彼杵町などにおきましては、人口に比して、クラスターなどが発生をいたしますと、10万人単位の週当たりの人数が少し多めになるというところでございます。
全体の傾向といたしまして、新規感染者数等の推移をご覧下さい(資料「現在の感染状況等について」P4)。黄色い線が療養者数、オレンジの線が新規感染者数、青い線が病床使用率というところでございます。いずれも、ピーク時から比べまして減少傾向で続いてきておりますけれども、足元ここ1週間程度につきましては、少し下げ止まりの傾向が見られると捉えております。
まん延防止等重点措置の前後の感染状況ということを比較したものでございます(資料「現在の感染状況等について」P5)。上から病床使用率、新規感染者数、療養者数と並べておりますけれども、真ん中をピークといたしまして、左が措置の開始時と、右が現状ということでございます。いずれもピーク時から減少を続けており、大体のめどでございますけれども、左のまん延防止等重点措置の開始時と大体同じような数字になってきているというところでございます。
病床使用率につきましては、繰り返しの説明になりますが、県内の感染段階「レベル2−Ⅰ」の水準まで改善をいたしまして、2週間、20%台で推移をしている状況。また、新規感染者数等につきましても、ピーク時から大きく改善しているという状況でございます。
続きまして、6ページ以降についてご説明をいたします。
まず、新規感染者に占める入院者の割合等でございます(資料「現在の感染状況等について」P6)。左側の表になりますが、先月2月の1か月間における、年代別の感染者数に占める入院者の割合を示しております。総計を見ていただきますと9.3%でございますので、新規感染者のうち、入院した方は全体の約1割という状況でございます。第5波におきましては、これが33%でありましたので、大分入院率は下がっているという状況でございます。
年代別に見ていただきますと、70代以上が59.9%、約6割という状況でございます。右側が現時点、3月1日時点での入院患者の年代構成でございますが、こちらも7割以上が70代以上という状況でございます。表には示しておりませんけれども、現在、中等症1の方が34.3%、中等症2の方が16.1%、重症の方が1.4%でございますので、中等症1以上が51.8%ということで半分以上を占めております。軽症の方は、今申し上げたとおりご高齢の方が多い状況でございますので、基礎疾患の重症化によって入院している方が多いという状況でございます。
次に、高齢者のワクチン接種の進捗状況になります(資料「現在の感染状況等について」P7)。65歳以上のワクチン接種でございますが、2週間前2月13日が19.9%でございましたけれども、3月3日時点では55.3%で、半分以上を占めているという状況、半分以上になったという状況でございます。その下に書いているところでございますが、このワクチンの効果が多分に影響していると思っておりますけれども、新規感染者に占める70歳以上の方の割合というのが、2週間前の約1週間を見ていただきますと、10.1%であったのが、直近1週間が7.8%でございました。この約2週間前のピーク時と比べますと、県内の感染者全体の数が減っており、かつ高齢者の割合が減っているということですので、高齢者においては、より感染者数が減っておりまして、これはワクチンの効果であろうと考えております。
その次が、下の図になりますけれども、特別養護老人ホームにおける入所者への接種が完了した施設の割合でございます。約2週間前が45.1%の施設において入所者への接種が完了をしておりましたけれども、現時点で86.7%、先ほど知事が申し上げたとおり、約9割で接種が終了しております。こちらが、今週日曜日には100%になるという状況でございます。
特別養護老人ホーム以外の施設におきましても、入所施設でほぼ接種が終了している状況でございます。まだ佐世保市のみが調査が終了しておりませんが、それ以外の市町においては、先ほど集計ができ、約9割の高齢者の入所施設において、現時点で接種が終了しているという状況でございます。
残りの1割に関しましては、先ほど知事が申し上げたとおり、入所者ではなく医療従事者に対してPCR検査を行っていくということで考えております。
次が無料検査についてでございます(資料「現在の感染状況等について」P8)。感染に不安を感じる方で、かつ、無症状の方に対する無料検査でございますが、3月6日までのまん延防止等重点措置期間までということにしておりましたけれども、これを延長いたしまして今月末、3月31日までという形にさせていただきます。
現在のところ、以前ほどは、混み合っておりませんけれども、場所や時間帯によっては待っていただくこともございますので、引き続き、原則予約制ということにさせていただこうと思います。受検の際には、事前に検査場所にご予約のほうをお願いいたします。
最後は、改めてワクチンの接種の推進でございます(資料「現在の感染状況等について」P9)。先ほど、高齢者の接種の割合のことは申し上げましたが、県の全人口に占める接種率ですと、全国平均は上回っているものの、25.3%とまだまだの状況でございます。こちらの棒グラフになりますが、接種状況別の新規感染者の割合になります。これは、未接種者、1回接種者、2回接種者、3回接種者、それぞれの人口を分母にしまして、分子を今申し上げた接種状況別の新規感染者としております。接種状況と新規感染の割合を示しておりますけれども、例えば2回接種者、3回接種者を見ていただきますと、未接種者と比べて2分の1以下、4分の1以下に割合が低下をしておりますので、これはワクチンの効果が本県においても出ているという証左であろうと思っております。
ワクチン接種によりまして発症予防効果及び入院予防の効果がありますので、接種券が届きましたら積極的に接種をお願いいたします。長崎市と佐世保市の県の大規模接種センターにおきましても、予約枠が若干空いておりますので、ぜひ接種をお願いいたします。
最後に小児接種でございます。小児のワクチン接種、5歳から11歳の接種が始まります。先ほど知事から、当面の検討事項でも申し上げたとおりでございますけれども、接種券の各自治体からの早期の発送をしっかりと進めていきたいと思っております。また、実際の接種開始時期でありますが、それぞれの市町におきまして、医療機関との調整もございますので、若干異なります。そのため、県内での住所地外での接種についても、しっかりと態勢を整えていきたいと思っております。かかりつけ医に関しましては、ご自分の住所と別の住所にあるかかりつけ医であっても、これは住所地外の届け出を出さなくても受け入れるという形になっております。しかしながら、そのかかりつけ医がある自治体で、まだワクチン接種を開始していないということもありますので、その場合接種が遅れてしまいます。そのため、ほかの市町の、例えば集団接種会場で打てるように、こちらに届け出を出さなくても打てるような態勢を今構築しておりますので、それを早急に進めたいと思っております。
詳細につきましては、調整がつき次第、ホームページでわかりやすく周知をしていきたいと思っております。特に、慢性呼吸器疾患や、先天性心疾患といった基礎疾患があるお子さんについては、特に早目の接種をお勧めいたします。以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
よろしくお願いします。状況は改善傾向ということですけれども、まん延防止等重点措置の解除後に新規感染者数が再度増加するというリバウンドの懸念については、どのような検討をされたのでしょうか。
まず、新規感染者数につきましては、解除をされた後も一定は続くだろうと思っております。私のお話の中でも触れさせていただきましたとおり、解除したからといって感染防止対策を緩めることなく、引き続き、皆様には万全な対策を行っていただき、経済活動も開始をしていただければと思っているところでございます。
ただ、病床使用率というところを考えますと、今、陽性者のうちの1割の方が入院につながっていますので、爆発的に病床使用率が増加してくることは、今のところ、可能性は高くないかなというところで検討しております。
また、ワクチン接種等については、しっかり促進していかなくてはいけませんし、そういったところも対策を講じながら、また、今後の経済活動を県としてもしっかり支援していきたいと思っております。
先ほど全国知事会に参加され、NHKのニュースでは、ワクチンと検査を両輪として、政府がワクチン検査パッケージとやっていました。これについて述べられておりましたけれども、改めてどういうふうな発想で、それから県にどのように適用していくべきかということについて教えてください。
VTP(ワクチン・検査パッケージ)の活用ということで、それは議論されているところというのは承知しております。今回、第3回の接種が今行われております。どの段階でワクチンと検査のパッケージを活用していくのか、その大枠をまず国に示していただきたいと思っております。
ただ、国の方針としましては、都市部と、また我が県では離島が多くあり、山間部、また半島もありますけれども、そういった地形に応じた、地域に応じた活用法ということも検討していかなければいけませんので、まず、国がその大枠を示した後に、本県においてどのような活用法ができるのかというところは、十分検討した上で活用していきたいと思っております。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
会見資料の、まず配布資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」の4ページについてお尋ねします。まん延防止等重点措置終了に伴って終了、緩和するものが3つ挙がっています。この①のところで「飲食店への営業時間短縮要請等を終了」となっていますが、これはつまり、8時までの営業時間短縮要請や、酒類の終日提供にもかかってくるという認識でよろしかったでしょうか。
おっしゃるとおりです。
あともう一点。②番で「県内における外出自粛要請を終了」ということで、前の知事会見の中で外出の自粛要請については一部緩和をしていたかと思います。つまりリスクの高いところには行かないでくださいというような呼びかけがあった中で、この外出自粛要請は、どのように変わっていくのでしょうか。
配布資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」の8ページ目をご覧ください。今回の変わる前後をお示ししているものでございます。今おっしゃっていただいたところは、県民の皆様への要請の一番上「混雑した場所等、感染リスクが高い場所への外出自粛」というところに該当するかと思います。こちらについては基本終了という形で考えております。
その下のところ、「県外との不要不急の往来自粛」は、その右「まん延防止等重点措置地域等の感染リスクが高い地域との往来は極力控える」に置き換わっていくという形でございます。
分かりました。ありがとうございます。
もう一点、部活動についてお尋ねします。配布資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」の8ページの一覧表、「自校のみで平日2時間程度実施」について、これまでは明確にその制限が書かれていましたが、基本的に制限はなくなった上で、感染状況等に応じて学校ごとの判断になるというイメージでしょうか。
今回、明確な基準を一律にということはお示ししていません。
冒頭に知事が感染対策に気をつけながら経済を再開していくという旨の発言がありました。改めて、現在、県内の経済状況がどのような状況で、実際に経済活動を再開していく意義をどのように見ていらっしゃるのかというところを教えてください。
これは、私も今般、長崎県知事選挙を通していろいろとご意見をいただいたところではございますけれども、やはり飲食店には、長く制限をお願いしていた、ご負担をお願いしていたところでございますけれども、それ以外の業種の方々、関連の業者の方々、例えば飲食店に納めているお肉屋さんであったり、お魚屋さんであったり、また、それに農家の方々も含めてですけれども、それら食べ物に関わらず、例えば代行運転業者であったり、様々な業種の方々が、やはりもう無理だと、続けていけないというお話を多く聞いておりました。ですので、そういった厳しい状況であるというのは認識しておりますけれども、今後、またそこを徐々に再開をしていくということを今回の会見で述べさせていただいたところでございます。
ただ、繰り返しになりますけれども、今回解除をするという話になっても、感染リスクがゼロになるわけではありませんので、県民の皆様におかれましては、これまで取り組んでこられた基本的な感染防止対策に加えて、ワクチン等を組み合わせながら、感染拡大を予防しながら経済活動を回していけるようにご協力いただければと考えております。
それから、配布資料「まん延防止等重点措置の終了と今後の対策について」5ページの「会食は認証店を利用し、できるだけ少人数で」という下に、「例えば1テーブル4人以内」とありますが、これは要請というよりは、一つの目安として県民に示している数字という認識でいいのでしょうか。
そうですね。それはお願いになります。「4」という数字をこれまで使っていたという根拠もありますけれども、密を避けるという一つの目安としてお示しさせていただいた例でございます。それ以外のところも含めて、対策を講じながら、飲食、会食を楽しんでいただきたいと思っております。
分かりました。飲食の場での感染リスクは、依然として高いと見ていらっしゃるのでしょうか。
可能性はゼロではないと思います。できるだけマスクの着用を徹底していただくようにという話もさせていただいておりますし、今回、認証店を取っていただく上でも空間の確保であったり、様々な対策を講じておりますので、そういった認証店ではリスクはある程度抑えられるという認識はしておりますが、リスクはゼロになるわけではないと思っております。
観光キャンペーンの再開について、再開時期の目安としての指標は設けていらっしゃるのでしょうか。
明確に、今のところはっきりとあるものではございません。ですけれども、このキャンペーンにかける期待ということもあります。今回まん延防止等重点措置は解除になりますけれども、感染状況をしっかりと評価をしながら、そこの兼ね合いも含めてしっかりと検討していきたいと思っております。明確な基準は今のところないというところでございます。
再開を検討するに当たっては、今回のまん延防止等重点措置の解除と同様に、病床使用率を特に重視されるのか、それとも新規感染者を重視されるのか考え方はいかがでしょうか。
両方見ていかなくてはいけないと思います。医療提供体制のひっ迫というところでは、病床使用率のほうがより重視される意味合いを持つかなと思いますけれども、感染リスクというところでは新規陽性者の数というところもしっかり評価していなくてはいけないと思っています。
まん延防止等重点措置が解除された沖縄県など、感染の再拡大もしていますが、県としてはこの状況をどう分析しているのか、現時点でお考えがあれば教えていただきたいなと思います。
ご指摘のとおり、まん延防止等重点措置を解除した自治体の中では陽性者の数がまた再び拡大してくるという事例があるのも承知しております。今回のまん延防止等重点措置を終了するに当たっても、本県としましても、県民の皆様にさらなる感染防止対策のお願いをするところでございます。
本県としましても、そういった取組をしっかりと講じていけるように、引き続き検討してまいりたいと思います。
これから春になると、進学、就職、異動等で県外との移動も増えるかと思います。今回、「重点措置地域等の感染リスクが高い地域との往来は極力控える」ということには、これらの移動は含まれないと理解していますが、移動する必要がある人たちがこれから増えていく中で、どういったことを呼びかけたいのか、どういうことに気をつけていただきたいのか、改めて知事のお言葉を聞かせていただければと思います。
これは、本当に繰り返しになりますけれども、必要な往来ということは、必ずこれはあるものと思いますが、そういったことをする中でも、やはり一人ひとりが意識をして感染防止対策に努めていただく、それに尽きるかと思っております。
沖縄の事例もありますが、今後感染者が増えていくということも考えられます。軽症者ばかりでも、例えば濃厚接触者や、陽性者が職場で増えて、自宅や宿泊療養施設で待機されるということになった場合、それはそれで経済活動も止まってしまうという懸念もありますが、その懸念はどのように考えていらっしゃるのか。また、これから再び陽性者が増えれば、療養者は増えていくので、宿泊療養施設等の療養者へのケアという部分について、今どういうことを考えていらっしゃるかというのをお伺いしてよろしいでしょうか。
療養者のケアについてでございますが、まずは自宅療養者に関しては、第5波と比べてかなり多い状況でございますけれども、自宅療養サポート医も増やしておりますし、保健所での体制もしっかりと継続をしておりますので、それについては、しっかりと経過観察を継続していくという体制はとれております。
宿泊療養施設に関しましては、現在のところ家庭内感染で軽症者が多いということもあり、宿泊療養施設を希望される方が少ないということで、かなりの室数が空いているという状況でございますが、こちらについても看護師が常駐をしておりますので、しっかり体制がとれているという状況でございます。
外出自粛といいますか、自宅待機等に伴う経済活動ということでございますけれども、ご案内のとおり、これまで濃厚接触者につきましては14日間ということでされていたものが、国において何度か見直しをいただきまして、今、相当縮まってきているというところ、あるいは、検査のキットにつきましても、今、流通が回り出しているというところもありますので、おっしゃるとおり、一定数の濃厚接触ですとか、それに伴う経済活動の抑制というところは出てくると思いますけれども、そこは徐々に解消されていくんだろうと思っております。
経済支援策の件でお尋ねします。これはいわゆる国の事業復活支援金とは別に、県独自の支援策という理解でよろしいのでしょうか。
おっしゃるとおりです。国の支援策は国のものとして県においてサポートしながら、県としてどういったことをそれに加えて支援ができるかという検討でございます。
これは2月の前知事の会見時にも、県独自の支援について検討するとおっしゃられていました。基本、それを引継いで検討するという、同じ路線にあるものと考えてよろしいのでしょうか。
中身については、先日の会見でも、状況をよく把握してということで、ご説明申し上げておりました。そこの状況の把握が一定程度進んできたのと、あと予算措置を伴うものでありますので、そこで予算の査定、あるいは議会へのご説明といったプロセスが今後入ってまいりますので、そのあたりを進めていくということであります。前回のところから、何か具体的な方針が変わったということではございません。
分かりました。介護福祉、障害福祉施設での対策について、例えば福祉施設でいわゆるクラスターが起きた時にCovMAT等の派遣をするということになっていますが、CovMATがすぐに派遣できないような状況にもあると聞いています。派遣人員等の支援体制についてはいかがでしょうか。
ご指摘のとおりでございまして、DMATとCovMATというのがございますけれども、DMATは、クラスターが発生したときに施設に入ってコホーティング(入院患者を感染者・濃厚接触者・それ以外の者の病室に分けること)やゾーニング(感染領域と非感染領域を明確に区分けすること)をするという感染症対策になります。CovMATのほうは、やはり医療従事者でありますが、施設に入ってレッドゾーン(汚染区域)で医療を行うというのがCovMATになっておりますが、DMATもCovMATも100名以上の方に参加をいただいておりますけれども、それぞれの医療機関においても、やはりある程度ひっ迫もしている状況でございますので、しっかりとDMAT、CovMATの派遣ができていないという状況でございます。
そのため保健所において、しっかり現場に入って感染対策の現場の指導を徹底するということが一つございます。
それともう一つ、知事のほうからも説明がありましたように、当然保健所が入院の調整はしますけれども、入院をする必要がない方に関しては、施設内の療養でございますので、施設内での療養を主に行っていただく嘱託医の方にしっかりと対応していただけるように、今月中に各医療圏において研修会を行うということで調整を現在しております。
分かりました。先ほどの県独自の経済支援策ということについては、3月議会がもうすぐ始まりますけど、その中で提案していくことになるのでしょうか。
先ほど申し上げたとおり、予算も作業をしておりますので、間に合うようであれば、3月議会への追加という形で考えたいと思います。ただ、そこは議会との調整を踏まえてという形になります。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時47分(47分間)
【知事就任記者会見】
会見内容
movie令和4年3月2日 記者会見
会見内容
大石賢吾知事の就任記者会見
それでは、ただいまから知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
それでは、幹事社のほうから、ご質問をお願いいたします。
これから新しい県政が始まりますが、知事が真っ先に着手したい取組や、政策というのはどういったものでしょうか。
ありがとうございます。本県は様々な課題が山積している状況でございます。特に急ぎというのは、どれも一緒ですけれども、やはり差し迫った問題であるとすれば、新型コロナウイルス感染症対策であったり、また、IR等につきましては、国への計画の提出が来月4月と期限が決まっているものでございますので、そういったものは、しっかりスケジュールに合うように、まず取り組んでいくことが必要だと思っております。
ほかにも、人口減少対策や、いろいろなものがございますので、そういったものに関しましても、それぞれの対応状況等を踏まえて、しっかりと、できる限り早く、スムーズにスタートを切れるように準備を進めてまいりたいと思います。
ありがとうございます。新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。まん延防止等重点措置が6日で期限を迎えますが、国への延長要請についてのお考えをお聞かせください。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、先ほど、初めてではございますけど、専門家ともご相談をさせていただきました。
最近の感染状況を見ると、病床使用率は、県の感染段階、「レベル2−Ⅰ」の水準に推移しおり、20%台で10日以上経過しているところでございます。新規感染者数、病床使用率というところがピーク時から大きく改善しているという状況。また、まん延防止等重点措置が適用される前と比較しましても、ワクチン接種率という点につきましては、入院の7割を占めている高齢者へのワクチン接種が3月1日時点で51.3%というところまで上がってきています。また、高齢者施設の中でも特別養護老人ホームといったところにつきましては、9割近くの施設で入所者全員の接種が完了しているといったところも出てきています。そういった点を踏まえて、3月7日以降のまん延防止等重点措置につきましては、本県ではさらなる延長要請はしないという方向で今、検討を進めているところでございます。
分かりました。ひとまず、弊社からは以上です。
よろしくお願いいたします。今の新型コロナウイルス感染症対策の件で確認ですが、長崎県としては、7日以降のまん延防止等重点措置の延長要請はしない方向だというお考えでよろしいわけですね。
現時点ではですね。
まん延防止等重点措置の延長要請については、福岡県、宮崎県、鹿児島県でも検討中ですが、報道ベースでいうと、解除する県が九州では増えてきています。長崎県の場合は、どういう手続をとって解除の要請をするのでしょうか。
まず、国に、長崎県が延長要請をしない方針であるということをお伝えするというところだと思います。
細かいスケジュール等は、まだ発表されないのでしょうか。
現時点で、国から聞いておりますのは、3月3日か4日に政府の対策本部会議があるということでありますので、本県の姿勢としては、それより前に国にお伝えをしていくという形だろうと思っております。
今日更新された県のホームページ内の「知事のページ」では、具体的プロジェクトとして西九州新幹線の開業、それからIRの2つが挙げられておりました。IRに関しては、3月議会の日程も固まっており、国への提出期限も決められております。具体的に公聴会をいつ開くか、それから、コロナがありますのでどういう形式を考えているか、そこら辺についてお話しください。
IR推進課からお答えいたします。
公聴会につきましては、国に申請をする際に、IR整備法で定められている法定手続になりますので、この後、知事に現状、スケジュール、公聴会の開催の日時、県議会の議決のスケジュール等、十分理解を深めていただくように説明をいたしまして、その後、速やかに決定をしていきたいと考えております。以上でございます。
どうもありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。まん延防止等重点措置の延長要請をしないということですが、飲食店にお願いしている酒類の提供自粛というのも、7日以降でなくなるという理解でよろしいでしょうか。
そうですね。そういったところも踏まえて、県民の皆様への要請内容の詳細につきましては、国の正式な決定の後に別途、説明の機会を設けさせていただきたいと思っておりますけれども、できる限り経済活動を再開していけるような形にしていきたいと考えております。
新規感染者数は減っていますけれども、減少スピードも少し鈍っているような感じもあります。まん延防止等重点措置にかわる県独自の対策を、今もしお考えがあれば教えてください。
新規感染者の推移につきましては、おっしゃるとおり、今、横ばいといったところであります。ですけれども、今回のまん延防止等重点措置を再延長しないというところにつきましては、やはり、病床使用率が下がってきたというところだと思います。
今後、陽性者はもちろん少ないに越したことはないのですけれども、陽性者を減らすというところだけに着目をすれば、やはり経済活動は止まってしまいますので、そういうところをどこまで許容しながら経済活動を回していくかは検討が必要なところ、議論が必要なところであろうと思っております。
長崎県知事選挙時の公約について伺います。知事は、公約で女性の副知事と民間人材の登用を挙げていますが、今現在2人いらっしゃる副知事の任免については、どうされるお考えがありますでしょうか。
それは、今のところ明確に決まっていることがあるわけではございません。ですけれども、やはり県政に資するような方に担っていただく非常に重要なポジションと認識しておりますので、今後しっかりと関係者等とも相談をしながら、ヒアリングをしながら、しっかりと判断をしてまいりたいと思います。
理解は、副知事を交代させたいという方針ということですね。
具体的な方針を決めているわけではございませんので、また別途、改めてお話しできればと思います。
副知事の任命には県議会の同意が必要ですけれども、3月に開かれる県議会での同意を目指すということでしょうか。
そうですね、適宜、適切なタイミングで、しっかりと承認を得なくてはいけないことだと認識しておりますので、必要な手続をしっかりやって進めたいと思います。
来年度の当初予算について、3月は骨格予算ですけれども、6月の県議会で、公約の実現などに向けた補正予算を出すことになります。どのように、自分の独自色を出した施策をやっていきたいのか教えてください。
幹事社のほうから一番初めに聞いていただいたことと少しかぶる点はあるのですけれども、今の検討状況、実施状況、また財政の状況も踏まえて、どれから手をつけられるのかというところを、しっかりと担当部署とも協議をしながら、まず可能なものからしっかりと手をつけていくといったところを、短い期間ではありますけれども、しっかりやっていきたい、準備を進めてまいりたいと思っています。
ロシアのウクライナ侵攻についてお尋ねします。この侵攻を受けて国内で、安倍前首相や、今回選挙で知事に推薦を出された日本維新の会が、核共有に向けての議論を促すような提起をされています。長崎は被爆県でもありますが、知事としては、こういう動きに対してどのようなお考えをお持ちでしょうか。
ありがとうございます。まず、日本政府は、今回のことについて、明確に国際法に違反しているものだと主張しており、そういった状況については、私自身も同じ気持ちでございます。先ほどご質問いただいた核の使用につきまして、ロシアの大統領が、そういった使用についてのコメントを重ねて行っているという状況は承知しております。
これまで、核兵器の廃絶、核兵器のない世界を目指すという、平和を尊ぶ本県としましては、それは強い憤りを禁じ得ないところでございます。ですので、本県としても、国際的な連携をしっかりと図って平和的な解決をしていただけるように、可能な限り、可能なことを県として強く求めていきたいと考えているところでございます。
すみません。質問の趣旨としては、国内で日本がアメリカと核を共有する議論をしていくべきだという提言を、日本維新の会や安倍前首相はされていますけれども、そのことについてどうお考えですかということをお尋ねさせていただきました。
すみませんでした。国の立場ですね。平和を守る上では、そういった話が議論されていることは承知していますけれども、国が核兵器の非保有国と保有国の間を取り持つという国の立場も理解をしつつ、一方で、核がない平和な世界を目指す本県の取組というところは、立ち位置をしっかりと認識した上で、本県としては、核兵器を持たない、核兵器がない世界をつくっていけるように、しっかりと連携を支援するような取組を検討してまいりたいと思います。
ということは、議論すべきではないというご意見なのでしょうか。
そこを、何をできるかをしっかりと考えていかなくてはいけないと思います。
分かりました。いろんなところに行かれて声に耳を傾けると言われていました。石木ダム建設事業の反対住民との面会や、九州新幹線西九州ルートをめぐる佐賀県知事との面会については、自ら足を運んで行きたいという話もされていました。具体的にそれぞれいつごろまでに実現するという目途はありますでしょうか。
今日就任したてではございますけれども、可能な限り早くというところで、ご相談を差しあげたいと思っております。日程の調整について、進めたいと思っております。
長崎県知事選挙時の公約にも掲げられていた民間人材の積極登用を踏まえて、新年度の組織改正を今どのようにお考えか、可能な限りで教えてください。
ありがとうございます。新しい時代に合った組織づくりということは非常に重要だと思っていますので、実情に即した形がどんなことか、どこをどう再編できるのかといったところは、関係者ともしっかりと協議をして進めていきたいと思っていますけれども、現時点で、どこにどうというところまでは描けておりませんので、また改めて形を示したいと思っています。
ありがとうございます。
平和行政についてお伺いします。1月に長崎の被爆体験者らが前知事を訪問し、被爆体験者の救済を求める要望をしています。その際に前知事は、広島と長崎で取扱いが異なるのは許されないとして、近々国に要請すると発言をしていました。このことについて、前知事からの引継ぎがあったのかということと、引継ぎがあったのであれば、国への要望について、今後どう対応していきたいかということをお願いします。
引継ぎの中には含まれているものでございますけれども、今後の方針としましては、やはり同じ立ち位置で、しっかりと救済は求めてまいりたいと考えています。
具体的な日時までは、決まっていないということでしょうか。
はい、まだですね。
最も重要だと捉えられている政策の中でも、例えば中村県政から引継ぎたいと思われるところ、逆に変えていきたいと思われるところがあれば、教えてください。
中村知事はこれまで、たくさんやってきてくださって、本当に実績もあられる方です。企業誘致もしっかりやってきてくださっていますし、この流れは、今、有機的な連携というものが起こりつつあるフェーズかなと思っていますので、そういったところは引き続きやってまいりたいと思っているところです。
新しい観点といいますと、選挙中もいろいろと話させていただきましたけれども、人口減少対策、また、特に県北に目を向けますと、医療提供体制というところも、県内を見渡すと、格差がある状況ですので、全世代が安心して生活できるようなまちづくりというところは喫緊の課題なのかなと認識しています。
ありがとうございます。先ほどの発言の中にありました医療提供体制に関して、ご自身のふるさとでもある離島は、少し特異な事情があると思います。先日もふるさとに帰られた際にいただいたお声は、どのように返していかれますか。
そうですね、健康に対する不安というところは、離島だけではなくて半島、また山間部でも非常に多くの声をいただいておりました。ですので、どこの地域に住んでも安心できるといったところは行政として支援をしていかなくてはいけない、整備をしていかなくてはいけないと思っています。
ただ、今後の新しい時代ということを考えますと、本県は離島が一番多い都道府県ですので、医療提供体制をどうしていくかというところは、これまでのアナログな対応だけではなく、しっかりとデジタルを利用した新しい時代の医療提供体制のあり方自体を皆さんと協議をしながら進めていかなくてはいけないなと思っています。
ありがとうございます。あと、これまでの質問の中でありました、佐賀県との向き合い方に関してお伺いします。今週末にも諫早湾干拓の関係で金子農林水産大臣が意見交換を佐賀県とする調整に入っているというお話があります。これに関して長崎県としては、国とどういうふうに連携を図っていくのか、方針と、金子農水大臣、国側と長崎県で会うような調整をされているようでしたら、教えてください。
まず、後段のお話ですけれども、今、私の立場では、現時点で明確にスケジュールがあるとのは認識しておりません。ですけれども、どういった形で関わっていくかというところでありますけれども、これは新幹線とも一緒ですけれども、当事者ですので、しっかりとスムーズに解決ができるような、そこに対する、どう連携していくか。本県として、当事者として、どういった連携の在り方があるのか、状況をしっかりと見極めながら、早期解決に資するような対応をしてまいりたいと思っています。
佐賀県と立場、考えが異なる点に関しては、どのように向き合われますか。
これも本当に新幹線と同じだと思うのですけれども、メリットを、地域でしっかりと享受できるような形でやっていかなくてはいけないと思っています。やはり当事者であれ、一者だけに都合がいいような形は、望ましくないと思っています。そういった形をどう実現していくかというところは、これからの状況を踏まえて柔軟に対応していかなくてはいけないと思っています。そこは本当に状況を見ながら、しっかりと本県、当事者としても連携をしていきたいと思っています。
今月25日に諫早湾干拓に関して法的な判断が示されます。こういったことに関しても意見、姿勢、方針というのも、佐賀県知事も気になっていると思うのですけれども、そのあたり、いかがでしょうか。
それはおっしゃるとおりだと思います。しっかりと結果を踏まえて、また対応していきたいと思っております。
長崎県知事選挙時の公約の中で、知事退職金の辞退というのを訴えられたと思いますが、これはまだ特に変わってないのかというところと、その場合、条例の改正等も必要ですが、そういったような手続を近く始めるご予定などはあるのでしょうか。
まず、前段の質問につきましては、変わっていません。しっかりと実現したいと思っています。
必要な手続につきましても、確認をした上でしっかりと対応していきたいと思っています。
ありがとうございます。
先ほどの質問の中で、これまでの県政から変えていきたい点というところで人口減少対策を挙げていらっしゃいました。どのように変えていきたいのか、具体策がありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
明確なものは、選挙でも訴えさせていただいたのですけれども、やはり出産と子育て支援というところは、しっかり実現したいなと思っています。
その中でも出産育児一時金42万円が出ていますけれども、それだけではなく、差額が出た部分をしっかりとカバーしていくということ、生まれた後のおむつなどの必要な物資の提供、医療費の助成といった、包括的なものをやっていきたいと思っております。またそれだけではなく、妊婦さんへの支援や、長崎県は既にやっていますけれども、結婚に対する支援など包括的な取組は、まちづくりも含めてやっていくというところだと思いますけれども、まずは、関係部署としっかりと協議をした上で進めてまいりたいと思います。
これも早ければ来年度からすぐにとお考えでしょうか。それとも、もう少しかかるという見通しでしょうか。
それは本当に協議次第かなと思います。財政状況も踏まえてしっかりとやっていかなくてはいけないと思いますので、その財源確保も含めて、しっかりまず状況を見極めて、どんな形で実現できるのか。一気に全てを一緒に進めるというわけではないかもしれませんし、できるところから手をつけていくことかもしれませんので、そこは柔軟に、迅速にやっていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
まず、ちょっと漠然とした質問になるかもしれませんけれども、まず、大石県政は、どのような県政を目指すのかについて教えてください。
そうですね、この選挙で訴えさせていただいたのは、新しい長崎県をということでした。今、令和の時代になり、私もいろいろな社会を見てきましたけれども、今までのアナログのよさというのも非常にあります。長崎県は、文化も食も歴史も、すごくいいものがたくさんある。ですけれども、それを、これまではアナログの世界だけで使っていたかもしれませんけれども、それをより有機的に、県外も国外もしっかりと発信をした形で、さらにその魅力を売っていくような、まちににぎわいが出てくるような、そういった県にしていきたいなと思っています。ざっくりという形になってはおりますけれども。
あと、やはり一つテーマにしたいのは、全世代の方々が安心して安全に生活できる、そういったまちづくりは、今、医療提供体制を見ても、診療科によっては安心して暮らせない地域がありますので、そういったところはしっかりと行政としては支援をしてまいりたいと考えています。
分かりました。新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねします。先ほど、総務部長から、3月3日、4日に政府で会合があるので、それまでにはまん延防止等重点措置の延長について、長崎県としての考えを伝えるということですけれども、今日は、3月2日ですけれども、これまで事務レベルでは国と協議をしてきていると思うのですが、長崎県としては、もう既に延長を要請しないという方針を伝えているという理解でよろしいのでしょうか。
国に、それをまだ伝えている状況ではございません。先ほど申し上げたとおり、国の本部会議が3日、4日、恐らく4日の可能性が高いと思いますけれども、そこまでの要請行為という形になりますので、これから行為自体は行っていくという形になります。
分かりました。内容としては、延長は希望しませんということを伝えるということでしょうか。
これまでもそうでしたけれども、基本的には文書でやり取りをすることになります。先ほど知事から申し上げた内容についてお伝えしていくという形になると思います。
分かりました。石木ダム建設事業についてお尋ねします。中村前知事も就任当初に現場に足を運んだり、反対の住民の方と面談を試みたりしているのですけれども、当初から難しい状況が続きました。大石知事については、石木ダムの反対住民と会うためには、どのような努力をされていくと考えていますか。
これは、何でもお会いできる機会を創出していくと、模索していくとしか申し上げることはできませんけれども、会っていただけるまで、しっかりと私としてもアプローチをしたいと思っていますし、私自身も足を運んで、そういった機会を探していきたいと思っています。
分かりました。新型コロナウイルス感染症対策について、選挙の際に、県内一律の要請ではなく、地域の実情に応じた最低限の要請をしていくべきだと訴えられていました。そこについてもう少し具体的なイメージを教えてください。
これまで選挙でも少しお話はさせていただいていましたが、アルコールの提供、飲食店の営業時間短縮、外出自粛といったものを一律にお願いしていた状況について、感染状況が落ち着いているところについては、緩和すべきだと、選択性にすべきだという話はさせていただいておりました。
今回、まん延防止等重点措置について、再延長は要請しないという方針で今検討しておりますけれども、そういった状況を踏まえて、今後につきましては、今まで以上に経済活動を行っていただけるような状況が、そういう形になるかなというふうに今のところ思っておりますが、今後また再燃し、行動制限、自粛をお願いするような形になった場合には、感染状況を踏まえて、飲食店や、今回、部活動などいろいろありますけれども、そういった個別の状況については、できるだけ柔軟に対応できるように検討していきたいと思っています。
分かりました。人口減少対策についてお聞きします。選挙では人口減少対策を訴えられていました。人口減少対策といったときに、社会減と自然減がありますが、いずれもいわゆる社会増、自然増を目指すのか。それとも、日本全体で人口そのものが減少してきている中で人口増を目指すというよりは、各地域で担い手を確保しつつ、それに合わせた経済活動等をしながら、人口減を一定受け入れ住みやすいまちづくりをつくっていくのか、お考えをお聞かせください。
まず、人口減について、自然増、社会増、両方目指すのかという質問があったと思いますけれども、究極にはやはりそうだと思います。両方増える形が理想だと思っています。
ですけれども、最終的な社会として適正な人口はどこかというところを問われますと、非常に難しく、検討が必要なところだと、議論されるところだと思いますけれども、今の自然減の状況を見ますと、人口の年代構造を見ても、少子・高齢化というところで、生まれてくるというよりはご高齢の方でお亡くなりになってしまう方の人数が多いというところという今の状況を踏まえますと、急にこれをプラスに転じるのは非常に難しいと思っています。
ですけれども、今の時代に生きている方々が、将来、人口が維持できるような状況をしっかりとつくっていかなくてはいけないという思いで合計特殊出生率「2」をしっかり目指していきたいという話をさせていただいております。
ですので、そういった結果として、合計として上下はあるかと思いますけれども、長期的な目では、今生きている我々が、長崎県の人口をしっかり維持できるような自然増・減の部分に関しましては取組をしていきたいと思っています。
また、社会増・減につきましては、しっかりと県内でも働く場所の創出であったり、やりがいのある職の創出であったり、また、それだけではなく教育であったり、医療もそうですけれども、全世代がまず安心して生活ができるという環境ができないと、長崎で子どもを産んで育てたいという思いに至らないかもしれませんので、そういった包括的な取組をしながら、しっかりと人口減少対策を進めてまいりたいと思っています。
分かりました。合計特殊出生率「2」というのは野心的な目標だと思います。これについて、具体的にどのような施策を展開して「2」を目指していく考えなのでしょうか。
選挙で訴えさせていただいたのは、出産と子育ての部分がメインでしたけれども、その前にも妊婦さんへの支援であったり、そもそもの結婚というところへの支援、これは長崎県では今までやっておりますけれども、そういった機会の創出や、社会づくり、まちづくり、これは県だけでは無理だと思っています。各市町としっかり連携していかなくてはいけません。安心して子どもを産んで、ベビーカーを押す道がないとか、雨が降って遊ぶ場所がないとか、いろいろなご意見もいただいておりましたけれども、こういった子育てしやすいまちづくりというのは、各市町ともしっかりと連携をしながらやっていかなくてはいけないなと思います。また、子育て世代だけではなく、介護をするとか、その上の世代の方々も含めて、生活がしやすい場所でなければいけませんので、医療であったり介護であったり、そういうところも包括的にやっていく必要があろうと考えています。
この「2」というのが非常に高いハードルであると、ゴールであるというのは認識した上ではございますけれども、これは何としてもやっぱり10年後、20年後、その先の長崎の未来を考えたときには、必ずやり遂げたいなと思っているところでございます。
今のお話にも少し出ていましたけれども、これも選挙で訴えられていました医療費の18歳までの助成適用についてお尋ねします。子どもの医療費の助成や無償化については、市町が主体的にやっており、県は、乳幼児の補助の部分の半分を出しているという状況です。これについてもしやるとすれば、県内21市町との協力や連携が非常に欠かせないというのが1点、長崎県は非常に財源が乏しい県でありますが、財源についてはどのようにお考えでしょうか。
おっしゃるとおりだと思います。やはり各基礎自治体で対応が異なっている状況かと思います。中学生まででいうと、14市町が中学生まで対象になっていまして、18歳までが4市3町というところになっております。各自治体によって差があるのが現状でございますので、そこをしっかりと県としてもサポートして、連携を取って18歳まで一律にやっていけるような形を目指していきたいなと思っております。
財源につきましても、これは未就学児に対する支援ですけれども、昨年度がおおよそ6億円の助成額の実績がありますけれども、それを拡充していくと、それ以上の予算が必要になってまいりますので、ほかの事業も含めてですけれども、対応状況と財政状況をしっかり把握した上で、財源確保がどのような形でできるか、関係部署ともしっかりと協議を進めてまいりたいと思っています。
分かりました。知事は医療の専門家ということもあるので、医療のことについてお尋ねします。先ほど知事も意識されてお話しされていたと思うのですけれども、県内の医療体制を支えていた県内の看護学校が経営難になっており、看護師が将来的に確保できないのではないかという課題があり、医師会が県に支援を求めているという経緯がありますけれども、これについてのお考えはどうでしょうか。
おっしゃるとおり、直近で言えば令和5年度に佐世保市医師会の看護学校が、学生の新規募集をやめたという話があったかと思います。そういった状況になり、一方では、今、人材の確保が追いついてないというところを踏まえますと、公益に資することだと認識していますので、県としては何らかの対応をしていかなくてはいけないなと思います。
どういった形でやっていけるかというのを、これも財源あっての話だと思いますので、しっかりと関係部署とは協議をして進めていきたいと思います。
分かりました。以上です。
医師であるというお立場のお話もありましたが、安心して暮らせるまちづくりということもありました。新型コロナウイルス感染症に関して言うと、まだまだ感染者も出ている状況で、県内では2万5,000人を超えているという状況です。
その中で、政策の中に、新型コロナウイルス感染症の後遺症の専門外来の開設という政策がありました。求めている人もいると思うのですが、これについては、感染症に強い長崎大学もありますが、知事の中ではどういった形をイメージし、めどとしていつぐらいまでにというようなお考えがあればお聞かせください。
後遺症外来はですね、不安に思われている方、まだ病態がわかっていない中で、どう対応していいかわからないと、そういった方々のご不安の声を多くいただきました。
これについては、県としてしっかりと対応していかなくてはいけないなと思っておりますが、医師会をはじめ医療業界の皆様としっかりとご相談して、どのような形ができるかというところをまず模索しなくてはいけません。これは本当にまだ協議前の話でございますけれども、私のイメージとしては、各地域で後遺症外来を展開していくというよりは、やはり拠点化は必要だろうと思っています。そういったところを踏まえて、まだ検討段階ではございますけれども、しっかりと、不安に思われている方が、ここに行けば大丈夫と思えるような、態勢づくりをしっかりやっていきたいと思っています。時期は、まだ具体的にはご提示できません。
確認です。まん延防止等重点措置の延長要請は行わない方針ということですが、営業時間短縮と、酒類の提供については、完全に解除するというお考えでしたでしょうか。
今の時点では、しっかりここで固まったものをお示しすることはできませんけれども、詳細についてはまた別途、しっかりと説明の場を設けたいと思っています。
決まっていないということですね。ただ、先ほどの長崎新聞からの質問にもありましたが、地域によって解除という話もありました。今の段階では、県内全域において営業時間短縮をどのように変えるかというのはまだ決まっていないという理解でよろしいですか。
基本的に解除の方向にしっかりと進めてまいりたいと思っていますけれども、しっかり固まった時点で改めて説明させていただきたいと思います。
分かりました。ありがとうございます。
石木ダム建設事業についてお尋ねします。行政代執行についての知事お考えを教えてください。
はい。行政代執行については、これは本当に最終手段だと思っております。本当にこれまでの経緯、長い経緯があっての話ではございますけれども、まず、先ほど申し上げたとおり、まずは、しっかりと対話の機会を創出、模索させていただいて、対話によるしっかりとした解決を目指してやっていきたいと考えています。
ありがとうございます。現職知事として全国で最年少になり、注目されるようなこともこれから増えてくるのではないかなと思います。知事としては、どんな知事を目指したいと思いますでしょうか。
そうですね、私自身は特に意識することなく、若いからといって何かあるわけではありませんので、県民の皆様に選んでいただいた、この重責を担わせていただく知事としては、皆様の生活、暮らし、安全を守れるように、県内もそうですけれども、県外また国外ともしっかりと交渉し、協議をしながら、長崎県の繁栄に資する取組を力強く進めてまいりたいと思っています。
政治家を目指されたきっかけが、公助のあり方を変えたいということでした。都道府県レベルでどこまでできるのかというところもあるとは思いますが、今何か、変えるために具体的な政策があれば、教えてください。
公助のあり方を変えたいというところにつきましては、今も思いは全く変わっておりませんで、これは本当に政治を志した根っこのところでございます。
都道府県のほうがむしろ、県という行政区域の中で裁量を持って非常に強力に進められるものなのかなと思っていますので、私が訴えさせていただいたものの中にも、例えば地域包括ケアを、長崎モデルをしっかりつくる、地域の中で暮らす方をしっかりと地域で見る。これは、医療だけではありません、しっかりと福祉、介護も含めた取組ではございますけれども、取り残さない、誰も取り残されないようなまちづくりというのをしっかりとやっていかなくてはいけないと思っています。関係団体としっかりと検討して、協議をしながら、皆様方、どの年代の方々も安心して地域で暮らせるように、しっかりと支援をしてまいりたいと思っています。
石木ダムについてお尋ねします。選挙期間中に県内各地を回られましたけれども、実際に川原(こうばる)の地域は、回られたのでしょうか。
そうですね、直接そこでお話をしたということはなかったですけれども、そうですね、現場でお話をしたという機会はなかったです。
分かりました。
最後に、これは多分、公約ではなかったとは思いますけれども、「大村湾クロスロード」という構想を語られました。その点をちょっと詳しくお聞かせください。
これはですね、そういった夢、いろんなご意見があったのは承知していますが、長崎県の経済発展を考えると、そういった夢がある話もしていかなくてはいけないなと思っております。これがほかのプロジェクトをしっかりと実現するというところに固執してお話しているわけではないですけれども、例えば、長崎と佐世保を、海を通して結ぶとか、空港からそのまま西海に行けるといった夢がある話というところも、今後、協議をして、可能であれば本当に実現したいと思っているところではございます。「大村湾クロスロード」だけには限らず、横断道路のようなお話があったのは承知しておりますけれども、大きな話もみんなで語り合えるような県政、土壌というのをしっかりつくっていきたいなと思っています。
事業としてかっちりと進めていくというよりは、夢として語られたというイメージでいいのでしょうか。
もちろん可能であればしっかりやっていきたいと思っていますので、それは今後検討した上で、財政状況も含めて、しっかりと検討、発案はしていきたいと思っています。
ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートの未着工区間に関してのお考えを、改めてお聞かせください。
これはフル規格での全線開通と、1日でも早い全線開通というところでございます。
そこに向けたコミュニケーションについては、今後ということですね。
そうですね、今後しっかりとやっていきたいと思います。
人事に関してお尋ねします。民間人材に関する登用というようなお考え、構想というのはございますか。
そうですね、特にデジタル領域等では、しっかりと民間の経験、人材というところをしっかり取り入れていきたいと思っていますし、デジタルだけではなく、行政と民間とでは少し視点が違うところがありますので、そういうところは、雇用だけではなくて人材交流、人事交流等、いろいろな方法を考えながら柔軟に対応していきたいなと思っています。官民しっかりとお互いのためになるような連携をしっかりしていきたいなと思っています。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後3時43分(43分間)
【知事退任記者会見】
会見内容
movie令和4年3月1日 記者会見
会見内容
中村法道知事の退任記者会見
知事の記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
3期12年という長い間、大変お疲れさまでした。
知事は、任期中に多くの仕事を成し遂げてこられましたが、その中でも特に印象的だった仕事をお聞かせください。
そうですね、うまくいった事例、うまくいかなかった事例がありますけれども、一番うれしかったことは、平成26年、「長崎がんばらんば国体」がありまして、当日まで総合開会式、雨が大丈夫かと大分心配をいたしましたけれども、幸いにして雨が上がり、開会式も開催され、そしてまた、競技の中では県民の皆様方の声援があんなに選手の皆さん方の力になるということは、初めて競技を拝見して実感をした、うれしい場面にも遭遇いたしました。
それからまた、いろんな曲折がありましたけれども、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録。これは1年延期を余儀なくされてきたところでありますが、私も世界遺産委員会の現地の会合に参加させていただき、多くの国々の参加の下、無事、登録が実現したということは、大変うれしい記憶として残っているところであります。
ありがとうございます。
今後についてお伺いします。今後は、どこで、どういった暮らしをなさるご予定かお聞かせください。
まだ今後どういう仕事をするのかというのを含めて、いま少し、全く白紙の状況でありますので、これから考えさせていただきたいと思っております。
ありがとうございます。
先ほど、退任の挨拶でも、県政に係る課題についてと限られた上で、これからの長崎県の方向性についてのビジョンというのも語っていただきました。
それで、県政の継続性ということで、明日、就任なさる大石新知事と具体的にどのような形で引継ぎ、意見交換をなさったのか。もしなさったとすれば、どういうことをお話しになられたかをお聞かせください。
県政の引継ぎについては、相当な範囲、ボリュームがございまして、こんなにぶ厚い引継書を差し上げたところでありますが、まだ多分、全体についてお目通しをいただく時間がない状況ではないかと、こう考えておりますので、何かございましたらいつでも参上してご説明させていただきますということを申し上げ、当面の喫緊の課題としては、4月28日が申請期限とされていますIR誘致の現状等についてお話をさせていただきました。
それと併せて、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置の適用が一応3月6日期限となっておりますが、現状の感染状況を踏まえて、今週中にも国の対策本部会議に話を上げて方針を決定していただく必要がある。そういったことなどについてお話をさせていただきました。
ありがとうございます。
確認ですが、対面で多少お話をなさったという理解でよろしいでしょうか。
そうですね、はい。
ありがとうございました。幹事社から以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
2点お伺いいたします。
退任の挨拶でも、石木ダムや新幹線といった課題を知事は述べられていましたけれども、その課題を積み残してしまうことについて責任や悔しさ等の思いがあれば教えてください。
新幹線、石木ダム、諫早湾干拓事業、いずれも約半世紀に及ぶ課題として今日に至っているところでありまして、歴代の知事の皆様方も懸命に解決に向けてご尽力をいただいての、今日、今なお課題として残されていることばかりでありますが、石木ダム等については、事業認定申請を前の知事さんが申請をされ、私の段階では、そのレールの上を走っていくという形での引継ぎをいただいて今日に至っているところでありまして、やはり話し合いの機会を得て円満な解決を図った上で事業が促進できるような環境になるのがベストだということで、そういった機会をいただけるよう、模索をしてまいりましたけれども、なかなかそういう状況に至らない状況であります。
ただ、事業は、反対活動がなされる中で、十分とは言いがたいスピード感ではありますが、一応粛々と進めさせていただいて今日に至っているという状況であり、新知事さんも、そういった状況を踏まえてご対応いただけるものと期待をいたしているところであります。
それから、新幹線については、私も山口佐賀県知事とは一緒に仕事をさせていただいてきた仲でありますので、早い段階においては、常時、情報交換をしながら、これからの政府に対してどういう申入れを行うべきか、そういった協議がなされていたわけでありますが、結果的にフリーゲージトレインが断念をされて、与党プロジェクトチーム(PT)の検討委員会のヒアリングがあって、長崎県からは、県内の意見が大半、フル規格で整備すべきであるというご意見でありましたので、そういった旨の方針を説明させていただきました。
それ以降、なかなか対話の機会をいただけてない。ただ、それに代わる枠組みとして与党PT検討委員会でのご議論、そしてまた、国土交通省との幅広い協議の場が持たれているという状況でもありますので、私どもとしては、直接、対話の機会がいただけないということであれば、少しでも共通する課題の解決に向けて進展が得られないかというようなことで、JR九州の青柳社長にも様々な要請をさせていただいたりという、いろんなチャンネルを通して協議の枠組みをいただきながら努力をしてきたところであります。
ありがとうございます。その上で課題が解決しなかったというところで、今振り返ってどんなところが足りなかったと思っていらっしゃいますでしょうか。
新幹線について、残された工事箇所は全て佐賀県内でありますので、長崎から新たな提案があればお受けしますよということはおっしゃっていただけるのですが、では、どういう提案であればお聞きいただけるのか、その概要、あるいは方向性も明らかになっていない状況であります。
したがって、課題認識をどのようにお考えであるのか。ルートでありますとか、地元負担でありますとか、並行在来線の問題でありますとか、そういった一つ一つのことについても具体的な見解などについてお示しいただいていないわけでありますので、長崎県から具体的な提案というのは、なかなか難しい状況にあるわけであります。
したがって、私どもといたしましては、まさに長崎県がそうであったように、新幹線の整備について、佐賀県内の議論が十分尽くされて一つの方向性が得られる、早期にそういった状況になることを強く期待しているところであります。
実は、私が平成22年に知事に就任をいたしましたけれども、就任当初は、主婦層の皆様方は、長崎県内においても、お会いする方々はほとんど、新幹線については反対だというようなご意見をお聞きしてまいりました。なぜ反対なさるのかということをよくお聞きしましたら、自分たちは新幹線が開業してもほとんど使わない、だから、それだけ巨額の投資を行う必要があるのかどうかということに関して疑問をお持ちだというようなご趣旨でありました。
したがって、一つは利用者の視点に立った新幹線の評価。もう一つは、実は私どもが新幹線整備に期待している大きな効果の一つとして、そういった移動手段、高速輸送手段を利用して、数多くの方々にお出かけいただける、いわゆる交流拡大の大きなきっかけになるのではないかと。例えばそういった観点からの議論も含めて、やはり佐賀県の皆様方には、もっとご議論をいただき、一つの方向性が得られていくことが一番望ましいのではないかと、こう考えているところであります。
長崎県知事選挙に関してお伺いします。新型コロナウイルス感染症対策で、知事は最初県庁にこもられていて、中盤以降、街頭に立たれていました。街頭で有権者に自分の政策を訴えて、次の4年間を決めてもらうというのが民主主義の基本というのか原理原則だと思いますが、公務と選挙のバランスの難しさを改めて教えてください。
そうですね、地方の首長選挙というのは、この間、コロナ禍の中で幾つも行われてきておりまして、そういった事例などを私も参考にさせていただきました。
細かくチェックしたわけではありませんが、長崎県ではこれまで職務代理者を置いて選挙に専念する形で選挙活動をしてこられたわけでありますけれども、全国の動向を見ますと、ほとんど職務代理者を置いておられなかった事例が多かったと記憶しております。もちろん、その時々の状況に応じて、選挙に軸足を置いた活動を展開された知事さんもいらっしゃれば、ほとんどコロナ対策に専念されている知事さんもいらっしゃったようでありますので、私の場合は、ちょうど感染急拡大時期でありましたし、まん延防止等重点措置の適用について具体的な検討を進めているような状況の中での選挙でありましたので、まずは、やはり県民の皆様方の命と健康を守る政策が最優先ではなかろうかということで、しばらく控えさせていただいて、若干、感染のピークが過ぎたかなというような時点、2月15日ぐらいの感染状況を確認の上、一旦ピークアウトしたのではなかろうかという状況を踏まえて、街頭に立たせていただいたところであります。
もちろんそれは、県民の皆様方に思いの一端をしっかりと申し上げながら、ご選択いただくように努力すべきであるというのは、それがベストであろうと思いますけれども、そういった2つの課題にどう向き合うかという中で、結果として、今申し上げたような対応になったということであります。
今日、どのような気持ちで退任式に臨まれたのか。任期満了を迎えた今の率直なご心境というのを改めてお聞かせください。
一つは、今日も申し上げましたけれども、県庁で49年間、職員の皆様方、あるいは議員の皆様方と一緒に仕事をさせていただいてまいりましたので、お礼を申し上げ、そしてまた、様々な課題も残されているわけでありますので、職員の皆様方にさらなる奮起を期待し、また、県政の活性化のために、さらなるご活躍をいただきたいという願いを込めて挨拶をさせていただいたつもりであります。
まだ庁内でありますので、これからどういう思いが湧き上がってくるかということでありますけれども、少しほっとしている面があるのは事実であります。
先ほどの退任式のご挨拶の中で、「私ども行政情報をもっと改めていかなくては」という言葉があったと思います。この思いに至るのは、3期12年の中でずっと抱えていらっしゃった思いでしょうか。それとも、ある時期から思っていらっしゃったことなのか、詳しく教えていただけないでしょうか。
私は、特に人口減少対策という課題に向き合って、様々な施策を推進してきたところでありますが、最大の要因は若年層の方々の県外流出、これは進学、就職を機に県外に出てしまわれる。その際に、いろんな選択肢を県内で提供できれば、県内にとどまっていただけるチャンスも増えるのではなかろうかということで、高校生の方々は、就職のお世話をされる先生方がいらっしゃって3者面談という形で協議の場が持たれて、一定様々な情報も提供できる形になるのですが、大学生の場合は、なかなかこれが、そういう形になっておりません。
したがって、本来であればいろんな情報を直接お届けしたいのでありますが、個人情報の取扱いが非常に厳しくなって、情報のお届け先が明確にならない。そういったこともあって、例えば保護者の方々に情報提供をさせていただいたりという手法も講じてきたところでありますが、結果としてなかなか、若い方々ご本人に情報が直接届きにくい状況がありました。
一般論として、若い方々はどういった手法で情報を入手されているのか。SNS等で入手されるケースが一番多いのではないかということで、そういった形で情報を発信していますけれども、これは一般論ですよね、どちらかというと。本来であれば、もっと工夫をして、再度そういった情報をもとにアクションを起こしていただけるような仕掛けをつくるとか、そういうことをずっと前から議論はしていたのでありますが、例えばSNSも行政情報発信手段の一つとして活用しているのですが、どちらかというと遅い。そして、堅い。そういう状況でありますので、なかなかお読みいただきにくい状況にあるのではなかろうかと、こう思っておりますので、もっと身近な、もっとふだんから接して情報入手しやすいような形で提供するための工夫というのをしていく必要があるのではないかと、強く感じているところであります。
先ほども残された課題で新幹線、石木ダム、諫早湾干拓を挙げられていましたし、ご挨拶の中でも、人口減少対策を含めて、まだまだ道半ばとお話しされていました。このような課題を残したまま退任を迎えるということについて、個別具体的な事業というよりは、全体状況を踏まえた上で心残りや、今後への不安、もどかしさというものがあれば、教えていただきたいというのが一つ。
もう一つは、新しく就任される大石新知事は、世代交代を訴えてこられた人ですけれども、改めて、大石新知事にどのような県政を一番期待するのかというところをお尋ねします。
様々な課題があるというのは認識した上で、再度立候補をさせていただきましたが、県民の皆様方のご選択でありますので、それについて、私の立場から申し上げることはございません。
それから、これから大石知事さんがかじ取りを進めていらっしゃる形になりますけれども、私自身がこれまで常々感じてきてまいりましたのは、県の行政でありますのは、県の政策だけで課題解決に結びつくようなものというのは、非常にごく限られたものであると受け止めておりまして、私が主要課題として掲げておりました県民所得向上対策でありますとか、いずれも民間の方々の主体的なお立場での取組、それぞれの諸活動、これが原点になるわけでありますので、そういった思いをまずは民間事業者の方々と共有をして、新たな分野に積極的にチャレンジしていただく、そういったチャレンジを行政がサポートしていく、そういう形でないとなかなか施策が進みませんし、成果に結びつかない形になってまいります。
したがって、その点等については、行政もしっかり思いをお伝えし、ご協力をいただく中で、互いに連携し協働しながら一つの目標達成に向かって取り組んでいく必要があるものと、こう考えているところであります。
県知事選挙について、中村さんご自身が、選挙結果が分かった最初の心境と、それから選挙を終えて、今、1週間余りがたちましたけれども、最初の気持ちから現在にかけての変化というものがあれば、教えてください。
まだ、これから変化するのかもしれませんけど、今のところ、特に大きな変化はございません。
よければ、選挙結果が分かったときの気持ちとしてはどんなお気持ちだったか教えていただけますでしょうか。
それは、もうまさに県民の皆様方の選択でありますので、県民の皆様方がお選びになって、県政を大石新知事さんに託されたわけでありますので、それはそれで、私の立場でいろいろと申し上げることは一切ございません。
先ほど3期12年を振り返った中で、この2年で言うと、新型コロナウイルス感染症対策に特に身を粉にして向かわれてきたと思います。改めてこの新型コロナウイルス感染症対策について、先が見えない中で大変だったことですとか、ご自身の中で、ある程度これは形として成果として上げられたなとお感じになっていることがあれば、教えてください。
2年前から、この新型コロナウイルス感染症が拡大してきたわけでありますけれども、これほど時間がかかるとは、正直考えておりませんでした。長崎県の特性を活かした様々な施策がほとんどストップしてしまっている。例えば海外との交流の中で独特の立ち位置を確保して、いろんな国際交流事業でありますとか、あるいは観光誘客でありますとか、物産の輸出入であるとか、いろんな政策に取り組んできたところでありますけど、それがほとんど停滞を余儀なくされている、これは非常に残念なことであります。
ちょうど世界遺産も2つそろって、観光客数であるとか、観光消費額も過去最高を記録するなど、そういった中で定期国際航空路線の誘致拡大も進めていた矢先のことであって、これが長期間にわたって停滞を余儀なくされているということは、非常に、長崎県にとって、より大きな痛手になっているものと受け止めているところであります。
実は、この間、コロナウイルスもアルファ株からデルタ株、そしてオミクロン株と、こう変わってきている状況でありまして、それぞれに感染症対策を少しずつ変えていかなければいけないものだと思っているのですが、なかなか根本的な対処方針、例えば、まん延防止等重点措置の内容等についてもあまり変わりがない。もう少し別のやり方、専門的な知見、感染症例などから見た上での対処方針、こういったものがありはしないかということで、国のほうにもそういった要請をしているところでありますが、まだまだ見えない状況であるということは、非常に残念なことであると思っております。
ただ、現状では、3度目のワクチン接種、これを加速的に進めていって、一刻も早くこの第6波の感染拡大を収束に向けていかなければいけないものと、こう思っているところでありますので、根本対策としては、そういったことが一番重要になってくるのではなかろうかと思っております。
ありがとうございます。残された課題に全力で取り組みたいという形で、今回知事選に立候補されました。特にここは成果として県民に返したかったところは、県民所得の向上や人口減少対策が主になりますでしょうか。
県民所得の向上などについても、ようやく造船関連が非常に厳しい状況にある中で、半導体分野が目覚ましい伸びを示しておりますし、また、これまで県民所得向上対策で力を入れた食品関連がまた大きく伸びているという状況を見たときに、もう少しこれを加速的に、出荷額を拡大するような方策を考えていきたいと、こう思っていたところでありますが、残念ながら、そういった機会をいただけなかったということであります。
そのほかにも、先ほど申し上げたアフターコロナに向けた準備というのは、今から進めておくべき課題もあるものと、こう認識をいたしておりましたので、職員の皆さん方には、そういった準備、情報発信等も進めておくようにと指示をしておりましたけれども、大石知事さんの下で、またそういった政策は推進していただけるものと考えております。
県職員の方には情報発信の指示をされたりとか、次に向けての施策というところのステップを少し託しますという形でお話しされたわけですけれども、新しく知事になられる大石さんには、このまいた種をどのように育てていっていただきたいなとお考えですか。
先ほどの繰り返しになるかもしれませんけど、最終的に県民所得向上対策であれ、あるいは人口減少対策であれ、民間の皆様方との連携協働体制の下で様々な政策を進めていかないと具体的な成果に結びつかない。そういった中で、今、バトンタッチをさせていただいたわけでありますので、特に大石知事さん、自ら先頭に立って取り組んでいくのだといったご姿勢をお示しいただいてますので、さらなる県勢の活性化に結びついていくものと、こう期待をさせていただいているところであります。
半世紀にわたり、本当に県民のためにありがとうございました。今後についてはまだ白紙ということですけれども、ご自身の政治活動については、どのように考えていらっしゃるでしょうか。
政治活動についても、まだ具体的に今後の方針を決めているわけではありません。
ただ、まだ選挙直後ということもありまして、後援会事務所等はそのまま残しておりますので、一段落した後、どうするのかということは、もう少し時間がありますので検討をしたいと思っております。
半世紀の間、数え切れない職員の方、県民の方と接してこられました。漠然とした質問になるかもしれませんが、この半世紀を振り返ってどのような49年間だったなと思われますか。
やはり、仕事を進める際に一人でできる仕事というのはほとんどありませんので、職員の皆さんと一緒になってチームでもって取り組まないと、仕事は具体的な成果に結びつかないものばかりであります。
ただ、私、知事になって組織をうまく連携させて取り組んでいく、政策課題に向き合っていくというのがベストなのだろうと思いますけれども、なかなか組織が縦割りになっている面もありまして、はざまに落ちてしまう課題も結構多くあります。
実は、職員のときには、組織単位ではなくて人を協力していただいて集めて、いろんな知恵を借りたこともあります。したがって、県の職員の皆さん方も非常にすばらしい能力をお持ちの方々ばかりでありまして、組織を離れてくると自由な発想と柔軟な連携、体制の下、いろいろな成果が、また異なるものが得られるなということも体験したところでありますので、やはり一番の問題は、組織間の有機的な連携をどうやって進めて具体的な成果に結びつけていくのか、これはもう永遠の課題なのかもしれませんけれども、より積極的なスタンスというのでしょうか、そういった考え方を職員の皆さん方には求めてきたところです。
申し上げていること、分かりますかね。例えば国の中央省庁では、一つの課題があると、この課題は自分の省の問題だと課題丸ごと持っていこうとする力があるのですけれども、県の場合はそうじゃなくて、ここはうちじゃないというような傾向が若干見られる。したがって、もっと積極的に仕事を取りに行けと。そうすることによって、一つの課題が二つの部局の課題として位置づけられて、より早く解決に結びつくことだってあり得るじゃないかといったようなことをよく申し上げてきました。
最後に、退任をされて少しゆっくりされる時間もあるのかなと思いますけれども、ゆっくりされたときに、何かしたいこととかはありますか。
これから考えたいと思います。
知事、これまでお疲れさまでした。
先ほど、知事のお言葉の中で、「今、これからどういうふうに思うのかわからないけれども、ほっとしているのは事実」ということをおっしゃっていました。それを聞いて、これまで知事としての3期12年間、常に相当のプレッシャーや、重い責任の中でやってこられたのかなということを感じました。その辺りを振り返って、「ほっとしている」というところには、一体どういった思いや、プレッシャーなどがあったのでしょうか、教えてください。
知事は、ご承知のとおり勤務時間が定められていない職務でありまして、常に、いろいろな動きが生じますと情報が入ってきて、それに対してどう対処していくのかといった判断が求められます。したがって、その都度その都度、やはり臨戦態勢で私の時間を過ごさないといけない状況でありましたけれども、おかげをもちまして、今日をもって退任をさせていただくということになると、少し気が緩む時間もこれから増えていくのではなかろうかと感じているところであります。
12年間、お疲れさまでした。冒頭、印象に残っていることに、長崎がんばらんば国体等を挙げていただいたんですけれども、ご自身が知事として、また政治家として、最大の功績と感じるものがあれば教えてください。
さあ、何でしょうかね。比較的スムーズに移行しつつあると考えておりますのは、やはり産業構造の問題ではないかと思います。地域経済を長年にわたって支えてまいりました大手造船関連、あるいは石炭火力などのプラント関連、これが非常に厳しい状況に直面しておりまして、それにかわって半導体分野が、世界的な需要の拡大に伴って増産体制が講じられておりますし、県内においても幸いにして、もう1期、2期の大規模投資が進められており、また、雇用数も相当数拡大していく状況にあります。
半導体を中心に、あとは航空機関連についても、各事業者の皆様方のご協力によって、航空機関連産業に入るためには認証取得が必要ですが、恐らくもう既に九州では一番、認証取得企業数が多くなっているものと、こう考えておりますので、民間の方々のご協力の下、次なる基幹産業の創出に向けた流れが少しずつ大きくなりつつあるのではなかろうかと考えているところであります。
また、研究開発拠点の誘致でありますとか、そういったことが新たなオープンイノベーションセンターを核にして新しいビジネス創出に結びついていく可能性も、これはしっかり取り組んでいきたいと、こう思っているところでありますので、そういった意味では、基幹産業が非常に厳しい状況にある中にもかかわらず、少し、官民同じ方向性に向いた政策が比較的順調に進みつつあるということではなかろうかと思っております。
ありがとうございます。半世紀の間に県庁も移転をしましたけれども、今日が最後の県庁ということで、寂しさみたいなものは、今感じていらっしゃいますでしょうか。
寂しさは、明日以降、行くところがなくて実感するんじゃないかなと思っておりますけれどもね。
これまで大変お世話になりました。ありがとうございました。
先ほど職員向けに、半世紀にわたる県政に携わった思いを述べられたところでありますけれども、これからの県政に対して、県民に今伝えたいメッセージがありましたらお願いします。
県勢の発展のためには、県民の皆様方のご協力が必要不可欠であります。行政は、しっかりと県民の皆様方のそうした思いをサポートする立場で、一緒に協力していくべきものだと、こう認識をいたしておりますので、ぜひ、いろんな可能性にチャレンジしていっていただきたいと願っているところであります。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
どうも、大変皆様方にもお世話になってまいりました。改めて、心からお礼を申し上げる次第であります。本当にありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後1時00分から午後1時51分(51分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年2月17日 記者会見
会見内容
まん延防止等重点措置に基づく対策の一部見直し
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
前回2月10日に会見の機会をいただきましたけれども、本日は、改めてその後の動向等を踏まえて、県民の皆様方にご協力をお願いしてまいりました様々な自粛要請などについて、その感染状況を踏まえた上での一部見直しをさせていただいたところであり、その取扱い等についてご説明をさせていただきたいと思います。
それでは、まず、現在の感染状況をご覧いただきたいと思います。(資料P1)
一番上の表が県全体の感染状況でありますが、おかげをもちまして、新規感染者は少しずつ減少傾向で推移してきているところであり、現在、人口週10万人当たりの新規感染者は218.7人まで低下してまいりました。過去は300人を超えるという状況で推移しておりましたが、そこまで低下したところであります。
こういった推移を踏まえ、病床使用率につきましても、直近では2月12日に41.9%という状況でありましたが、その後、低下傾向で推移し、2月16日現在では、35.9%まで低下が見られるところであります。県の感染段階「レベル2-Ⅱ」の指標である35%を少し超えるという状況まで改善が見られているという状況であります。
ただし、新規感染者数、療養者数のレベルは、いずれもいまだレッドゾーンである県の感染段階「レベル4」という状況であります。長崎市、佐世保市について、特に佐世保市の病床使用率についても低下傾向で推移しつつあるところであります。
次に、入院医療の状況であります(資料P2)。入院患者数は、前回発表時には233名でありましたけれども、入院患者数についても減少してきており、現在203名であります。病床使用率は、長崎医療圏が45.1%、佐世保・県北医療圏は51.5%、本土トータルで41.9%、県トータルで35.9%という状況となっているところであります。
続きまして、新規感染者数、病床使用率等の推移をご覧いただきたいと思います(資料P3)。オレンジのグラフが新規感染者数の推移でありますが、2月2日の320.3人をピークに順次低下傾向で推移しております。黄色のグラフは療養者数の推移であります。これは、新規感染者数の推移とほぼ連動して動いていくという状況であり、こちらのほうも低下傾向で推移しております。
病床使用率であります。これが一番懸念されたところでありますが、これも2月7日時点の42.4%をピークにギザギザという形でありますけれども、少しずつ低下し、今日35.9%まで下がってきているという状況であります。
こういった現状を踏まえての今後の対応であります(資料P4)。新規感染者数、療養者数ともに減少傾向が継続しているところであり、重点措置が延長されたことにより、今後も減少傾向で推移していくのではないかと考えているところであります。病床使用率も、減少傾向に転じつつあるところであり、今後も減少が続いていくと、さらに低下していくことが期待されるところであります。
今後、経済活動と医療提供体制の確保の両立が非常に問題になってくるところでありますけれども、その時々の感染状況に応じて柔軟に対策を見直していくべきではないかと考えているところであります。基本的な感染防止対策の徹底を図っていただき、ご協力をいただくことを前提に、まん延防止等重点措置に基づく対策を一部見直すこととさせていただきました。
具体的には、次のページをご覧いただきたいと思います(資料P5)。「主な内容」のところに下線を引いております部分が見直しの対象とした部分であります。
まず、県民の皆様方へのお願いとして、不要不急の外出自粛をお願いしてまいりました。国の対処方針によりますと、混雑した場所等感染リスクが高い場所への外出を控えてくださいというメッセージが発出されているところであり、他県も、ほぼ、それに準じた協力要請がなされておりますが、長崎県では一刻も早く感染拡大を抑え込みたいとの考え方で、不要不急の外出そのものを自粛していただくようお願いをしてきたところであります。これを2月18日から3月6日までのまん延防止等重点措置期間は、混雑した場所、感染リスクが高い場所への外出等を自粛していただきたいという要請に変更させていただきます。
それから、飲食店での営業時間短縮要請をさせていただいておりますが、これまで、一刻も早く感染拡大を抑え込みたいという思いで酒類の提供を自粛していただいてまいりました。これは、認証店であれ、非認証店であれ、一律に一番強い措置についてご協力をお願いいたしましたが、先ほどご覧いただいたように、新規感染者数の減少に伴って病床も減少に転じつつあることから、これについては認証店に対する選択制を導入させていただくことといたしたところであります。これについては、後ほど説明いたしますが、2月18日からではなく、2月21日から選択制に移行できることとしてまいりたいと考えております。
それから、イベント・集会等の開催は、中止・延期を含めて慎重にご検討をいただきたいというお願いをさせていただいてまいりました。新規感染者は減少傾向で推移しつつありますことから、この要請については解除をさせていただき、まん延防止等重点措置における国の標準的な取扱いであります開催時の人数上限等の設定にとどめることといたしております。
それから、県有施設等で開館時間の短縮、休館措置を講じてまいりましたけれども、一定、期間も相当になっておりますし、感染状況も改善傾向にありますことから、この強い休館措置等については、利便性の確保の観点等から、少し緩やかなものにしていく必要があるのではないかと考え、開館時間の短縮等の措置に切り替えるということで休館を解除していこうと考えているところであります。
それから、県立学校で部活動を停止しておりましたけれども、部活動は自校のみの活動として、平日2時間程度の部活動の再開から取組を進めていくことといたしております。
少し詳しい内容について、ご説明いたします(資料P6)。
まず、飲食店等における営業時間短縮要請における選択制の導入であります。本県においては、認証店、非認証店にかかわらず、これまでは営業時間を20時までとして営業時間短縮の協力要請を行ってきたところであります。その際、酒類の提供は、終日これを控えていただくようにお願いをいたしましたが、これに併せてもう一つの選択肢として、お酒は20時まで提供可、営業時間は21時までとする選択肢を提示させていただくことといたします。
なお、その際の協力金の支給でありますが、①の3万円に対して②をご選択いただいた場合には、2万5,000円程度の協力金を支給させていただくということにいたしております。
なお、非認証店の取扱いは、従前と全く変わりがないところであります。
それから、外出自粛であります(資料P7)。外出自粛については、不要不急の外出をお控えいただくようにということでお願いしてまいりましたけれども、今後の外出については、混雑した場所、具体的にどういう場所かは、それは県民の皆様方個々にご判断いただく必要があると思いますが、屋内で3密の場所、あるいは感染防止対策が徹底されていない店舗などへのお立ち寄り、外出はお控えいただきたいというお願いに変えさせていただきます。
なお、イベントについて、入場していただける人数上限については、従前と変わりはないところであります。
それから、県有施設についてであります(資料P8)。休館措置を講じていたところについては、順次、指定管理者との協議等も要することから、開館時間の短縮という形に緩和することを前提に、現在、協議・検討を進めているところであります。
なお、入場者の整理、あるいは基本的な感染防止対策については、引き続き十分対応策を講じていただきたいと考えております。
県立学校での部活動については、基本的に中止させていただいておりましたけれども、自校のみで平日2時間程度の実施から順次スタートさせていただきたいと考えているところであります。
なお、他校との交流の禁止は継続してお願いをいたします。
身体接触、あるいは大きな発声、激しい呼気、室内での合唱、管楽器演奏など、感染リスクが高いと思われるような活動については、引き続き避けていくことといたしております。
練習後の部室等の一斉利用、あるいは集団での飲食等を控えて、部活が終了したらできるだけ速やかに帰宅を促すということといたしているところであります。
次に、ワクチン接種の推進についてであります。(資料P9)
ワクチンの3回目接種状況については、2月14日時点で、全国10.3%、本県11.4%、15万2,381回という状況となっております。このワクチンは、発症予防、入院予防の効果を高める効果があるとされているところであり、県民の皆様方におかれましては、接種券が届きましたら3回目の接種をできるだけ早期にお受けいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
なお、県の接種センターについては、これまでもご報告をさせていただいてまいりましたように、3回目の接種券が届いたら県の接種センターでも接種をいただくと同時に、予約に余裕がある場合には、優先接種枠として高齢者施設の従業者の方々、保育施設等の従事者の方、教職員等に対する優先接種を進めておりますので、この優先接種についても積極的なご活用をいただければと考えているところであります。
それから、特に現時点で留意をお願いしたい事項についてであります(資料P10)。
高齢者福祉施設等におけるクラスターが頻発するような状況が続いており、病床の中でも重症化リスクが高い高齢者の方々の入院割合が非常に高まってきております。入院されている方々の約75%が70歳以上の高齢者の方々で占められているという状況でありますので、この高齢者施設等の入所者の方々、従事者の皆様方のワクチン接種を積極的に推進していくことが重要であると考えているところであります。引き続き、各市町とも協力をしながら、ワクチン接種を促進してまいりたいと考えておりますが、既に多くの市町で2月末までに接種を終了する見込みとなっているところであります。ぜひ各施設の関係の皆様方には、ご協力を賜りたいと願っているところであります。
なお、先ほど申し上げましたように、県の接種センターにおいても、予約が空いておりましたら、優先接種枠として提供できる状況となっておりますので、積極的なご活用をいただきたいと願っているところであります。
最後に、これは前回もお願いをさせていただきました(資料P11)。特に今後、飲食店等においては、お酒の提供が可能という形で選択していただけるようになってまいります。特に食事をとられる際には不織布マスクを着用しますが、食べる際には当然マスクを外さざるを得ません。したがって、食べる際には発声しない。会話を交わさないで食べて、会話をされる場合は、マスクをしっかり着用して会話を交わしていただきますようお願いいたします。そのことによって、会食による感染、家庭内感染、職場内感染、場所の切り替わり等の際にも十分感染防止効果が期待できるものと考えておりますので、各県民の皆様方には、小さいことではありますが、これがまさに基本的な感染防止対策として非常に重要な部分になってくるものと思いますので、マスクを外したままで会話を交わすことがないようにご協力をお願い申し上げる次第であります。
なお、前回ご覧いただいたように、感染者と対面で15分間会話をされた場合の感染リスクは、オミクロン株の場合、50センチの距離を離れてマスクなしで会話をすると、ほぼ100%感染すると言われています。1メートルの距離があっても、マスクの着用がなければ6割の方々が感染すると予測されております。
一方、マスクを着用していただいていれば、50センチの距離をあけるだけで感染リスクは5%まで下がる。1メートル離していただくと、ほぼ感染のリスクはないとされているところでありますので、こういった点をご理解いただき、家庭や職場、色々な場面に共通する感染防止対策として、会話する際のマスクの着用徹底、しかも、マスクは、布製やウレタン製のマスクではなく、不織布マスクをぜひご活用いただきたいと考えているところであります。
最後に、前回ご説明するのが漏れておりましたけれども、これまでも「HOME」、4つの挑戦で感染を防ごうということで呼びかけをさせていただいてまいりました(資料P12)。今回はこのうちの「M」について、従前は「online Мedical care」としておりましたのを、これを「HOME」の「O」に統一いたしまして「Online medical care」「Online visit」と致しました。新しい「M」は「Mask talk」、どんな場面でも会話の際には必ずマスクの着用をお願いしたい、オミクロン株の場合にもマスクを着用していただくことによって感染リスクを大幅に軽減できるということでありますので、この点についての県民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。後はよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
飲食店等の認証店への選択制導入についてお伺いします。
以前の会見で、感染者の発生状況を認証店と認証店ではない店舗で分析した結果、認証店が感染の発生頻度が低いという状況は見られなかったというお話がありました。この分析にその後変化はあったのかという点と、その上で今回、認証店のみに選択制を導入された理由をお伺いします。
認証店における感染リスクが、ほぼ非認証店と変わらない状況であったということから、両者に差を設けることなく、終日、酒類の提供をお控えいただくということにしたわけでありますが、その後、認証店におけるクラスター等の発生も見られたことから、その要因を分析させていただきました。複数店舗を確認した結果、一番大きな問題は、お酌をして会食の中で人の動きが見られたということ、もう一つは、いわゆるマスク会食の取扱いが不徹底であるということがクラスター発生の要因であるという結論に至ったところであります。したがって、認証店については、本来マスク会食について協力を求めるという内容も盛り込まれていますが、その部分の取扱いがまだ十分徹底されていなかった面があったのではなかろうかと思っております。
したがって、今回、選択制の中でお酒の提供を選択される場合にも、このマスク会食、いわゆる会話を交わされる際には必ずマスクを着用して会話を交わしていただく、そういうことについてお客様のご協力を徹底していただきたいということを前提に、そういった制度の選択も可能とさせていただいたところであります。
今日の午前中の長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議は、知事も出席されていましたでしょうか。
いいえ、長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議は、私は欠席をさせていただいておりました。
欠席した理由を教えてください。
今回の感染動向を踏まえて、できるだけ早く規制緩和について方針を示すようにという多くの県民の皆様方のお声をいただいてまいりました。その中で、やはり本日対応を講じました公共施設の休館、開館時間の取扱いの問題と学校活動の中の部活動の取扱いの問題、そして、この飲食店に対する時短要請の選択制の問題、これについては感染動向に応じて柔軟に対応する必要があるものと考え、この点については、まん延防止等重点措置の延長措置を講じたときも、今後の感染動向に応じて柔軟に対応したいと申し上げてきたかと思いますが、既に各部局に、公共施設等については十分、相当長くなりますので、今の感染状況を踏まえて柔軟に措置を検討するようにという指示をいたしておりまして、各部局、所管する公共施設等の取扱いについて、先ほど申し上げたように、全部休館する措置を、一部開館時間を短縮する方向で調整に入っていたということであります。
そのほかの事項については、例えば今回、飲食店等に対する営業時間短縮要請については、前回のまん延防止等重点措置を延長する際にも、専門家会議の皆様方と意見交換をしたところでありまして、そうであれば、どういった形、どういった時点でそういった二択の制度に戻ることができるのかといったことで、専門家のご意見もお聞きしながら、実は昨夜、専門家のご意見を福祉保健部長から報告をしていただく中で、夜間、専門家のご意見を十分踏まえた上で具体的な対応策を検討をさせていただいたという状況でありましたので、私は、ほぼ従前の指示の中で動いていくものと考えて、この対策本部会議も欠席をさせていただきました。
これまでも、いろんな行事調整等の関連もあって、対策本部会議に全て私が出席させていただくという状況ばかりではありませんでした。
具体的に、同じ時間帯に何をされていたのでしょうか。
専門家会議は9時30分からでしたので、その時間は選挙活動に取り組ませていただいておりました。
分かりました。ありがとうございます。
それでは、その他の皆様からご質問をお願いいたします。
今回の飲食店の一律自粛を求めていた効果について伺います。まん延防止等重点措置の適用以降、飲食店での感染は減ったという一方、感染拡大の場が、家庭内に広がっているということもあり、一律の飲食店への自粛要請が、本当に効果があるのかという疑問の声も上がっていました。今回、一律要請を一部緩和しますけれども、認証店、非認証店に関わらず、一律に自粛を要請したということについて、効果があったとお考えでしょうか。
これは色々な場面を想定しつつ考えていかなければいけないと思います。飲食店で飲食を共にされる中で感染が拡大するリスクが相当程度あるということについては、これまでの感染事例の中でも経験的に認められているところではないかと考えております。そういう状況の中で、そういった場を含めて外部で感染された方々が、ご家庭にお帰りになられて、それが家庭内感染につながっていくということだろうと思いますし、あるいはそれがまた福祉施設等の感染につながっていくリスクがあるものと考えております。これまでは感染の初期段階から、飲食の場が感染の場として非常に多発する状況の中でありましたけれども、一定そこが抑えられているということは、実を申しますと、私どもにとっては非常に安心感があるところであります。次の対策として家庭内感染をどうするか、職場感染をどうするか、施設のクラスターをどうするか。そういった中で、例えば、お店が順次開放されて、お酒類が提供されているということになると、どうしても施設の従業員の皆様方も、時にはお酒を飲みにお出かけになることもおありでしょうから、そういった点についても引き続き十分ご留意をいただきたいなと願っているところであります。
つまり今回の一律の制限というのは、一定程度効果があったということでよろしかったでしょうか。
効果があったと、受け止めております。
分かりました。ありがとうございます。
2月15日にまん延防止等重点措置の緩和について知事がコメントを発表された日に、長崎大学病院の泉川教授も会見をされ、県内では一般診療にも影響が出ている状況とおっしゃられていました。今日午前中の対策本部会議の中では、医療の専門家や現場の意見も踏まえて、今回の緩和の措置を出そうという方向になったのでしょうか。
おっしゃるとおりであります。昨日夜の検討の場においても、既にそういった点について、医療の専門家の皆様方のご意見等も踏まえて協議をさせていただきました。
ありがとうございます。飲食店などへの協力金についてお尋ねします。既に延長期間に入っていますが、21日から選択制の適用であれば、14日から20日まで自粛に応じたところについては、中小企業だと3万円から10万円で、21日から切り替わり、金額が変わるということでよろしいでしょうか。
はい。そう考えております。
分かりました。認証店は現時点で県内に何店舗ありますでしょうか。
現在、認証店は3,649店舗ございます。また、総申請数は3,858店舗ありますので、そう遠くないうちに、3,858店舗まで広がっていくものと考えております。
ありがとうございます。以上です。
すみません。認証店への選択制の導入について、18日からではなく21日からということの理由をもう一度教えてください。
いつも制度をスタートする時には準備期間を考慮して、若干の余裕を持たせております。今回は特に、場合によっては休業されている中で事業を再開される可能性もあるのではなかろうかと考えて、余裕をもって21日からとさせていただきました。
福祉保健部長にお尋ねします。新規感染者数が減少傾向にあるということですけれども、検査に対する陽性率はどのくらいになっているでしょうか。
陽性率は40%前後で動いてきております。日々変わりますけれども、40%前後と思っていただければいいと思います。
当社の新聞に記事が載っていたのですが、WHOの見解では、陽性率が5%未満にならないと感染が制御できたとは見られないとのことです。40%前後であれば、それを上回っています。検査が追いついていなくて、補足できていない陽性者もいるのではないかということも新聞に書いてありました。今回、40%前後の陽性率ということですけれども、感染が制御できているという見解でしょうか。
私もWHOの記事は読ませていただきました。日本の場合には、あくまでも発症前確率といいますけれども、感染の確率が高い方について検査をしておりますので、当然ながら諸外国と比べても陽性率が高いということは一般的な考えになります。
その上で、例えば他県においては、いわゆるみなし陽性者を感染症法の感染者として計上しないという県も出てきておりますが、本県については、全て感染者をしっかりと捕捉をしております。その中で当然、検査を希望されなかった方、症状があるけれども病院に行かない方もいらっしゃるので、全て一人残らず捕捉できているとは思っておりませんが、これまでの第5波までのやり方と大きくは変わりませんので、今までの推移を見る中で感染者自体も減ってきていると判断をしております。
分かりました。
それと、先ほどちょっと話が出ましたけれども、泉川教授が、まだ医療体制はひっ迫していて予断は許さないということで、警戒を緩めないようにと言われていました。一方で長崎県は、まん延防止等重点措置について、今週の月曜日から延長期間に入って、まだ4日しかたっていません。そういった中で制限緩和をされるということについて、ぱっと見た印象では、県の判断は逆のベクトルではないかという受け止めをしているのですけれども、それについて知事はどのようにお考えでしょうか。
そういった点については、私も前回も直接お話をさせていただいて、現状については十分認識をさせていただいているところでありますが、そういった中で、前回申し上げましたように、新規感染者数が継続して低下する状況であって、しかも、病床使用率もこれからも低下する動きが予測されるという状況の中で、この選択肢などについても再検討していきたいということを申し上げてきたところであります。そういった点については、専門家として泉川教授も専門家会議にご参加いただいているところでありますが、そういった議論の中でご了解をいただいて今回の措置を講じるということになったところであります。
私が懸念するのは、今おっしゃられた話は、頭では理解できるのですけれども、いわゆる県民に対するメッセージとして、警戒を緩めるような印象のメッセージを与えかねはしないのかなと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
それは、今回、一定緩和に向けた見直しを行ったわけでありますけれども、例えば公共施設についても厳しい閉館措置を講じてきたけれども、もう既にまん延防止等重点措置も一次の蔓延期間は経過して継続期間に入ってきているわけでありますので、相当長期に及ぶ状況の中で、例えば学校活動であるとか社会教育活動などが支障を来すようなことがあると、これはやはり好ましい状況ではないものと思っています。実は今週の冒頭ぐらいの時期から、長崎市長とも電話で情報交換をしまして、公共施設等については、一部緩和を含めてタイミングを見計らって取り組んでいく必要があるのではないかというようなことで提案もいただき、私も、そういうタイミングを見計らって判断をしていきたい旨のことを申し上げてきたところであります。
先ほど申し上げたように、一定、病床使用率のほうも連動して低下する動きが見られてまいりましたので、そうであれば、そういった時期にできるだけ早く緩和措置を講じて普通の学校生活や市民活動に戻っていただくきっかけになるのではないかと考えております。
分かりました。感染者の数は減っているとはいえ、第5波までは経験したことのないような感染者数が現在も続いています。保健所は業務が多忙になっているかと思いますが、保健所の職員さんたちも、制限緩和については理解を示してくれているという状況でしょうか。
日々、現場の医療機関の皆様及び保健所の職員ともやり取りを私も直接しておりますが、そこは当然理解をしてもらっている上での判断にはなります。
先日の知事の記者会見でも申し上げたとおりですけれども、保健所の機能強化も現在も継続しておりまして、保健所以外の職員も含めて、今、全庁体制で対応は継続をしております。その中で保健師としての専門的な方にやっていただく業務と、それ以外の業務ということをしっかりと分けて対応しておりますので、そこはしっかり継続できているという状況でございます。
分かりました。最後に、先ほど幹事社の西日本新聞さんも聞いていましたけれども、今日の午前中の専門家会議と対策本部会議、いずれも知事は出席をされていないということでよろしかったでしょうか。
はい。
昨日夜にも、知事が選挙活動をすることについては知事から直接説明をいただきました。そもそも選挙活動を控える理由として、コロナ対策に専念をしたいということがありましたが、対策本部会議や専門家会議に出席をされないということは、当初言われていたコロナ対策に専念したいという話と矛盾するように思えるのですがいかがでしょうか。
専門家会議に出席することが対策なのかというと、そうではなく、そういった方々と、専門的な知見をいただきながらどういった方針で臨んでいくのかを決めるのが一番重要なポイントだろうと思います。
そういった意味で、前回もこの選択制を、「さぁ、どうしたらいいでしょうか」とお諮りし、私も直接議論をさせていただいて、前回申し上げたように下降局面に入って病床使用率も下がってくるような段階では柔軟に考えようという方針を皆様方にもお伝えをし、そして、その状況については、福祉保健部長が事前に専門家の考えなども把握しておりましたことから、その状況も十分踏まえて昨夜の会議の中で、どういう方向性で取り組んでいくか検討をさせていただいたところであります。いわば、そういった形で決定をさせていただくということが責任ある立場としての対応ではなかろうかと考えているところであります。
そうしますと、私の理解としては、事前の協議の中で方向性は一定示し、一定決定をしていたということで責任は果たしているという考えということでよろしいでしょうか。
あとはどのタイミングで、そういった方向性を具体的に県民の皆様方にご説明し、緩和していくのか、あるいは強化していくのかということだと考えております。
すみません、細かいことで恐縮ですが、今日、午前中は予定どおり、諫早市内で街頭演説をされていたという形でよろしいでしょうか。
はい。
分かりました。
以上です。
なお、感染者の状況等については、随時いただくことにいたしておりますので、そういった情報などもいただきつつ活動を行っていたということであります。
今日午前中の会議で、今年に入って連日亡くなる方も多く発表されているという部分について、何かお話が出たのかという点と、それを受けても、今回こういった緩和に踏み切ろうという話になったのか、そのあたりをお聞かせください。
これは、二択方式に緩和するというのは、傾向値としては、既に皆様方にも何度もお示ししておりますように、一番強い措置を講じたということで、九州の中では、長崎県と、宮崎県があまり上昇の角度も強くなく、なだらかな形で低下傾向に推移したものと受け止めております。ただ、それを定量的に分析して、お酒の提供を自粛したことによる効果がどのくらいのものであるのかというのを厳密に把握するのはなかなか難しい状況であるということは、これまでの会見のときにも申し上げてきたところであります。
したがって、動向として感染者が高齢者のほうに拡大していって、入院者のうち4分の3が70歳以上の高齢者の方々、しかも基礎疾患をお持ちの方々が入院なされているわけでありますので、在院期間も長くなりますし、相当のリスクが高まる状況であるというのは、これまでの動きの中でも、あるいは専門家会議の中でも課題としてご指摘をいただいてきたところでありますので、十分認識をいたしておりました。
今回緩和することによって高齢者への感染リスクも一部上がるのではないかと思うのですが、連日亡くなっている方がいらっしゃることについてはどのようにお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。
高齢者の皆様方に感染が拡大しているというのは、まさに感染の場が施設内まで入り込んでいっているということの可能性の現れの一つではないかと考えております。それであれば、お酒を止めればなくなるかというと、既にこれまで本県はお酒を止めてしまっているわけですから、そういう中で福祉施設のクラスターが発生し、高齢者がご入院なさって、多くの方々が亡くなっておられるという状況でありますので、今回緩和することによって、それが拡大するかというのは、直ちに、それは可能性が高いと断定するのは難しい状況にあろうかと思います。これまで一番リスクの少ない手法を選択してきましたが、それでもやはり高齢者の皆様方が、ご入院なされて命をなくす方々が続いているという状況でありますので、そこについてはご理解をいただきたいと思います。
ありがとうございます。
冒頭で、経済も回していかなければいけないというようなお考えをお話しいただきましたけれども、現在の県内の飲食店の営業時間短縮による経済状況というのをどのように判断されていらっしゃるのか。飲食店からはどのような声が知事の耳に入ってきていたのかというのをお伺いしてもよろしいでしょうか。
飲食店は、開店してもお客様がいないというような状況だというお話をお聞きしております。併せて、今回のまん延防止等重点措置の適用に当たって、一番厳しい選択肢を選択の上、協力をお願いしてきたところでありますが、地域の経済界の方々、あるいは飲食店の経営者の方々にとどまらず、酒類を提供される業界の方々からも、なぜほかの県は選択制になっているのに、長崎県は終日にわたってお酒の提供を自粛させるのかというようなお叱りの声も数多く聞きました。
そういう中で、ご説明はその都度申し上げてきたところでありますが、その後、先ほど申し上げたように、ここら辺に要因があるのではなかろうか、そこを改善することによってより安全に飲食を楽しんでいただく可能性もあるのではなかろうかということで、このマスクの着用徹底といったことをしっかりと認証店の皆様方にもご協力いただいて守っていただくことによってリスクを低下しながら、少しでも選択肢の中で事業再開の可能性を増やしていければと考えたところであります。
ありがとうございます。
よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後7時30分から午後8時21分(51分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年2月10日 記者会見
会見内容
県内全域のまん延防止等重点措置を3月6日まで延長
ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策としてのまん延防止等重点措置の適用については、先般、延長すべく要請を行ったところでありますが、本日2月10日夕刻の国の対策本部会議において、本県を含む関係県の適用措置が延長されることと決定されたところであります。
本日は、そうした状況を受け、改めて現在の状況をご説明申し上げ、県民の皆様方にも改めてご協力のお願いをさせていただきたいと考えているところであります。
それでは、その後の感染の状況等についてご報告をさせていただきます。
県内の感染状況のその後の推移であります(資料P1)。病床使用率については、わずかながら低下いたしましたものの、相変わらず県の感染段階「レベル2−Ⅱ」の数値を超えているところであり、新規感染者数・療養者数ともに、県の感染段階「レベル4」を超えているという状況であります。長崎市も全く同様でありますし、佐世保市について、病床使用率は、県の感染段階「レベル3」を超えるという、依然として大変深刻な状況が続いているところであります。
入院医療の状況であります(資料P2)。最新の入院患者数は233名ということであり、病床使用率は、本土が46.4%、県全体で41.5%という状況となっているところであります。
なお、今年1月以降の第6波において、10名の県民の皆様方がお亡くなりになったということで、改めて心からご冥福をお祈り申し上げる次第であります。
その後の新規感染者数・病床使用率の推移をご覧いただきたいと思います(資料P3)。
新規感染者数の状況でありますが、徐々に上昇してまいりまして、2月上旬にピークを迎え、その後、新規感染者数自体は、若干低下する状況で推移しております。一方、病床使用率は依然として上昇する状況が続いているところであります。
長崎大学熱帯医学研究所の有吉教授に分析していただいた新規感染者の数理モデルによる解析結果であります(資料P4)。1月4日から1月10日までの感染実績を基に、そのまま対策を講じなかった時に、どういう形で感染者数が推移するかという解析を行っていただいたところであり、グラフの赤の点線の形で急激に感染者が上昇するであろうという推計がなされていたところであります。現状の状況は、このブルーのラインのように、若干それを下回る形で下降傾向に転じております。
この要因として指摘されておりますのが、1月11日の3連休明け以降、接触が44%程度まで低減したと見られます。21日以降、接触者が61%程度まで低減したということの影響によって、現在のような推移になっているのではなかろうかということで、まん延防止等重点措置による効果が具体的な形で現れているものというご指摘をいただいているところであります。
今回、改めて3月6日まで、まん延防止等重点措置の適用を延長させていただくということになったところでありますが、県民の皆様方、各事業者の皆様方には、大変ご不便をおかけいたしますけれども、感染者数を抑えてまいりたいと思いますので、いましばらくご協力を賜りたいと願っているところであります。
これは、いわゆる第2陣として1月21日から、まん延防止等重点措置を講じてまいりました県のその後の感染状況の推移をご紹介しているところであります(資料P5)。長崎県は赤の実線の状況であり、若干上昇傾向もなだらかに、そして、今、若干下降傾向に転じつつあるという状況ではないかと考えております。
それから、入院患者の状況であります(資料P6)。1月21日と2月5日を比較いたしております。まず、入院患者の年齢構成がどう変わってきているかということであります。70歳以上の高齢者の方々の入院割合が1月21日時点では43%でありましたけれども、2月5日には、これが73%まで高まってきております。
また、重症度の割合でありますが、「中等症Ⅱ」、いわゆる酸素投与が必要な患者の皆様方の割合について、1月21日時点では9%でありましたが、2月5日時点では、これが19%まで高まってきているということであり、高齢者の感染拡大、重症化に伴い、医療全体がひっ迫を来しているという状況になっております。
また後ほどご説明をさせていただきますが、新型コロナウイルス感染症に対応するための病床を確保するために、ほぼ倍の一般医療の病床をつぶして対応に当たっているという状況でありますので、一般医療にも非常に深刻な影響を与えつつあるという状況であります。何としても、この先行の動きであります新規感染者数を抑え込んでいかなければいけないという状況であります。
そういうことを受けまして、改めて2月14日から3月6日まで3週間にわたって、まん延防止等重点措置を、県内全域にわたり延長させていただくということにいたしたところであります(資料P7)。県民の皆様方には、どうかご理解をいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
具体的にこのまん延防止等重点措置、どういう形でお願いをさせていただいてきたかということであります。(資料P8)
まず、県民の皆様方に対しては、不要不急の外出の自粛、そして、県をまたぐ往来についても、できるだけお控えいただくようお願いをさせていただきました。そしてまた、各事業者の皆様方には、飲食店等への営業時間短縮、お酒類の提供自粛のお願いさせていただいたほか、大規模集客施設等については、お客様がお入りになられる際の入場者の整理等もお願いし、また、イベント・集会の開催等については慎重にご検討をいただきたいというお願いをさせていただいております。また、県有施設でも、開館時間の短縮もしくは休館措置を講じておりますし、児童福祉施設については、基本的な感染防止対策のさらなる徹底を改めてお願いさせていただいているところであります。
なお、児童福祉施設、県立学校、介護・障害者福祉施設等においては、エッセンシャルワーカーの皆様方の感染に伴い、クラスターが生じるというような事例も多発しているところであります。そういった事態を受け、県においては、大規模ワクチン接種センターである「長崎県新型コロナワクチン接種センター」において、優先枠を設けて3回目の接種を受けていただけるよう措置を講じているところであります。どうか関係の皆様方には、職場ごとに接種を希望される方々の名簿等を取りまとめてご連絡をいただき、積極的な3回目接種についてのご協力をお願い申し上げる次第であります。そのほか、基本的な感染防止対策の徹底をお願いさせていただいているところであります。また、学校においては分散登校、時差登校、部活の停止などの措置を講じて今日に至っております。
また、特に介護・障害者福祉施設においては、エッセンシャルワーカーが感染されることに伴って、施設の運営に非常に苦慮されているという状況もあり、そういった施設にはDMAT、CovMATの派遣等を行い、感染症対策の徹底、施設の円滑な運営についての相談対応等もさせていただいております。
一方、家庭内での感染事例が非常に多くなっていることから、家庭内でも小まめな手洗い、定期的な換気、食器の供用を避けていただくなどの対応策をお願い申し上げるとともに、会話をされる際のマスクの着用もぜひお願いをさせていただきたいと考えているところであります。
後ほど、会食等に際しての県民の皆様方のご協力については、改めて御礼を申し上げることとさせていただきます。
次に、これは、今申し上げた総括的な事項の具体的な内容をご紹介しております(資料P9)。いずれも前回ご報告申し上げた内容がほとんどであります。前回から変わった部分だけご説明をさせていただきます。
まず、県民の皆様方へのお願いであります。会食をされる際には「4人以内かつ2時間以内で」というのは、これまでお願い申し上げてまいりましたけれども、今回は、「黙食を基本に会食」のお願いを加えさせていただいております。これは、新たに国の対処方針にも盛り込まれてくるものと考えております。
それともう一つ、高齢者あるいは基礎疾患をお持ちの方々については、「ふだん会わない人との大人数での接触はぜひお控えをいただきたい」ということで、ふだんお会いになっている方々と少人数で会っていただきたいというお願いであります。これもオミクロン対策として国の対処方針の中に盛り込まれてきたところであります。
そのほかの内容については、ほぼ前回と変わっておりませんので、具体的な説明を省略させていただきます。
続いて、資料17ページをご覧いただきたいと思います。
これは、前回、具体的な形でご説明させていただかなかった分でありますが、子どもをお持ちの皆様方で、感染症対策として学校が休校等を余儀なくされた、あるいは子どもがコロナウイルスに感染してしまわれた場合等、子どもの面倒を見るために仕事を休まざるを得ないといった場合に、働く方々に対して有給休暇を取得させた事業主に対して、下に記載しておりますように、対象期間が、まん延防止等重点措置の適用期間と重複している場合には、1日1万5,000円を上限に、賃金相当額について支援措置が講じられるということになっておりますので、こういった制度等についても積極的にご活用をいただければと考えているところであります。
それから、非常に厳しい経済活動の制約を受けるような重点措置をお願いしているわけであり、経済活動に制約を受ける中で大きな課題が生じつつあるものと認識をいたしております。(資料P18)
まずは、国のほうで設けた、幅広い業種・業態に応じた「事業復活支援金」ついては申請手続等のサポート体制を講じたところでありますが、今後、それぞれの業種・業態の実態を把握の上、それでは十分な支援措置につながらないといった場合については、具体的な支援措置についても検討を進めていきたいと考えております。ただし、現在のところ、各部局において、その影響の状況等の把握に努めておりますが、あまりにも急激な感染拡大という状況で、全容を把握するには至っていないところであります。いま少し全容の把握に努め、必要な対策については、各部局と検討を進めている状況でありますので、いましばらく時間を頂戴したいと考えているところであります。
それから営業時間短縮要請における選択制についてであります(資料P19)。飲食店等における営業時間短縮要請のお願いをさせていただいた際に、いわゆる認証店については、酒類の提供ができるという選択肢が残されていたわけでありますが、これまでも申し上げてまいりましたように、県内の感染事例を分析したところ、認証店においても数多くの感染事例が確認されたということもあり、非認証店との差を設けることなく、一律お酒の提供を控えていただき、営業時間も20時までとさせていただいているところであります。これについては、他県の取扱い状況等を踏まえて、選択制にすべきではないかというご意見を多数いただいているところであります。
そういったこともあり、まん延防止等重点措置の適用期間の延長を迎えるに際して、改めてどうお考えになられるのか、経済界を代表される方々、そして医療の専門家の方々にご参加いただいている専門家会議に、改めてお諮りしたところでありますが、依然として病床使用率の上昇傾向が続いているという状況であり、一般医療への影響も生じておりますことから、当面、現在の対策を継続して、何としても感染症を抑え込んでいく必要があるのではないかというご意見等をいただいたところであり、現時点では、これまでの対策を継続させていただきたいと考えているところであります。
なお、今後、具体的な効果があらわれて、感染者数が減少傾向で推移し、病床使用率も低下する状況で推移した場合には、この選択肢の二者択一制度への変更も含めて検討をさせていただこうと考えているところであります。
なお、その際にも、食事をされ、会話を交わされる場合には、マスクの着用を徹底していただくといったことをお客様に呼びかけていただくことが必要になってくるものと考えておりますので、ご理解をいただきますようお願いをいたします。
次に、ワクチン接種の状況であります(資料P20)。3回目の接種状況はご覧のとおりであり、ほぼ全国と同じような接種率となっております。県の取組については、これまでも申し上げてまいりましたように、先週の2月5日土曜日から大規模接種センター「長崎県新型コロナワクチン接種センター」を設置・運用しております。接種会場は長崎会場、佐世保会場とありますので、接種券が届いたら積極的なご利用をいただきたいと考えております。
それからまた、予約の空き状況を活用した優先接種に取り組んでいくことといたしております。高齢者・障害者の福祉施設等の従事者の皆様方、保育所の保育士の皆様方、教職員等の皆様方には、接種券が届いてなくても結構でありますので、各事業者単位で名簿を作成していただき、県とご相談いただければと考えているところであります。
それから、各市町の取り組みであります。6か月経過した方々への接種券の配付を前倒しで進めていただいている状況であります。高齢者の方々への接種については、16市町が2月から、65歳未満の方々についても、16市町は2月から接種券の配付が始まるということになっております。
最後に、マスクの着用のお願いであります(資料P21)。
先ほど、認証店、非認証店でほぼ差がないような形で感染者が確認されているということを申し上げたところであります。換気、パーテーションの設置、消毒等いろんな面でご協力をいただいてまいりましたけれども、具体的な感染ケースを見ますと、なお問題となる点がどういった点にあるのかということを、改めてクラスターが発生した事例等から検証をさせていただきました。
皆様が食事をされる際に会話をされるということでありますけれども、これからお願いしたいと思いますのは、食事をされる際にはマスクは外していただく必要があります。食事を口に運ばれる際にはマスクを外して食べていただくわけでありますので、そのときには会話を控えていただきたい。そして、会話を交わされる際には、必ずマスクをして会話を交わしていただきたいということをお願いしていきたいと考えております。
ここにグラフをご紹介しておりますが、これは感染者と対面で15分間会話した場合の感染リスクをスーパーコンピュータ「富岳」によるシミュレーションで算定しています。感染された方が不織布マスクを着用された際には、50センチ離れて15分程度会話を交わされたという場合、感染リスクはほぼ5%程度、1メートル以上離れた距離で会話を交わされた場合にはほぼ感染リスクがないとされております。
ところが、マスク着用なしで会話を交わされた場合には、50センチ程度の距離でほぼ100%の方々が感染してしまわれる。1メートル離れても60%、1.5メートル離れても約半分の方々が感染してしまわれるという状況であります。
会食、会話を交わされる場合にはマスクの着用をお願いいたします。マスクの着用も布製マスク、ウレタンマスクでは効果が落ちるとされております。不織布マスクを着用した上で会話を交わしていただきますよう、お願いを申し上げます。これは、会食の場に限りません。職場内でも休憩中でも、あるいは家庭内でも、マスクを着用した上で会話をお楽しみいただければと考えております。
後ほど、部長からご説明をさせていただきますが、23ページをご覧いただきたいと思います。これは、具体的にコロナウイルスに感染された方々の症状を取りまとめたグラフであります。一番下が無症状の方で、感染されたのですが、全く症状がなかったという方々の割合が1割に満たないような状況であります。
軽症であれ中等症であれ、何らかの症状を自覚しておられる場合が9割を超えるという状況でありますので、ちょっと変だな、ちょっと熱っぽい、喉が痛い、くしゃみが出る、そういった症状をお感じになられた場合には、食事を共にされる場合には黙食で、そして会話を交わされる場合には必ずマスクをした上で会話を交わしていただくことで相当の感染リスクが下がってくるものと考えておりますので、ぜひこういった点について、県民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げたいと考えております。
先ほどまで申し上げましたように、ようやく新規感染者数も減少に転じつつあり、まん延防止等重点措置の効果も徐々に現れつつあるものと認識をいたしております。しかしながら、病床使用率は依然として上昇傾向で推移しており、医療提供体制への影響が非常に懸念されるような状況であります。そうした状況を踏まえて、まん延防止等重点措置の延長措置を決定させていただいたところでありますが、これから様々な分野における影響の状況等も踏まえながら、必要な支援措置等も検討してまいりたいと考えているところであります。
どうか県民の皆様方、各事業者の皆様方におかれましては、いま少し、この重点措置の対策についてご理解とご協力をいただき、一刻も早くこの感染拡大を抑え込んでまいりたいと考えているところでありますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
私からは以上でございます。
続きまして、恐縮ですが、福祉保健部長からご説明・ご報告をさせていただきます。
それでは、医療提供体制の本県の現状と取組について、福祉保健部からご説明をさせていただきます。
まず、今、知事がご説明しました、最近の新型コロナウイルス感染症の本県の状況でございます(資料P23)。こちらの資料は、新規感染者の診断時の症状でございます。先月1月の1カ月間の状況をとっておりますので、ほぼオミクロン株であると捉えていただいて構わないと思います。
年齢層ごとに示しておりますが、年齢層が60から70代、80歳以上と上がるほど、中等症以上の方が増えているということが示されております。
また、右側の重症化リスク因子でございますが、これは国が示している手引きからでございまして、オミクロン株に限らずコロナの重症化リスク因子でございます。こういった高齢者及び基礎疾患がある方は、特に重症化の傾向がオミクロン株においてもあるという状況でございます。
一方で、今、知事が申し上げたとおり、多くの方が無症状あるいは軽症でございますので、意識することなく感染を広げてしまうおそれもあります。引き続き、マスクの着用といった基本的な感染予防対策の徹底をお願いいたします。
次に、自宅療養者への取組状況になります(資料P24)。現在、全庁体制で保健所の体制強化を行っております。それによって現在も、自宅療養者全員に対する毎日の健康観察の徹底を行っております。必要な場合には医療機関への電話診療の依頼、入院医療機関との調整等も継続して行っております。
次に、コロナ病床の有効活用の必要性と現在の取組状況になります(資料P25)。
まず、一般病床からコロナ病床への転用についてですが、先ほど知事が申し上げたとおり、コロナ病床の1床を確保するために、それとは別に加えて一般病床2床の休床が必要でございます。現在、コロナ病床470床運用しておりますけれども、そのために休床病床が896床ございますので、計1,366床がコロナのために使われているという状況でございます。本県では病院の一般病床が約1.2万床ありますので、1割以上がコロナの対応、診療のために転用等をされているという状況でございます。
加えて、現在、この第6波で、さらなる一般医療が制限されております。現在、コロナの受入れ医療機関は44ございますが、その中でも特に重症等を診る重点医療機関が17施設ございます。その17施設のうち12施設で、現時点で何らかの一般診療が制限されております。外来5施設、入院11施設、救急3施設が何らかの制限がされているという状況でございます。第4波、第5波では、このような大きな一般医療の制限までなかったという状況でございます。
その理由としましては、この17施設において、医療従事者の陽性者や濃厚接触者のために、医療従事者の方が約120人休業されているということが大きいと考えております。そのため、一般医療のひっ迫をこれ以上招かないために、より効率的なコロナ病床の活用が必要であります。
次に、コロナ病床の有効活用に向けて、より一層、早期退院を進めたいと考えております(資料P26)。先日、厚生労働省から、その目安が示されたところでございます。これまでも、コロナの症状が安定した後には、療養期間前であっても自宅や宿泊療養施設へ移るということが可能でありまして、本県は既にこのような態勢をとっております。今回は、国のほうから、その早期退院の目安が示されました。入院から4日目以降の時点で、酸素投与開始など悪化を認めない方は早期退院してもいいのではないかという目安でございます。その根拠としては、4日以上経過後に酸素投与を開始となる方が0.9%しかいらっしゃらないということです。
上の図ですが、早期退院の例を示しております。コロナ病床に入院後、症状が安定した後に宿泊療養や自宅療養に移るということで、本県はこれを既に進めております。
その次の図ですが、コロナ症状安定後も入院継続が必要な例になります。症状が安定しない方、あるいは安定した後も基礎疾患の増悪等で入院継続が必要な方がいらっしゃいます。コロナの療養期間終了後には、後方支援医療機関に移っていただいております。この後方支援医療機関といいますのは、コロナ療養解除後に入院医療が必要な患者を受け入れていただく医療機関でございまして、本県では今、96医療機関ございます。
現在の本県のコロナの入院患者の平均入院日数でございますが、8.4日、中央値が8日でございます。先ほど知事のほうからも説明がありましたとおり、入院患者の高年齢化と重症化が進んでおりますので、そのため、介護や集中的な治療が必要なために平均入院日数が延びているという状況でございます。要介護者の基礎疾患増悪等により入院期間が長期化する傾向でございます。
その次が地域連携体制でございます(資料P27)。左側がコロナの受入れ医療機関44病院でございますが、本日付で45病院に拡充をいたしまして、最大の病床確保も561床から7床増えて568床となります。この中で重点医療機関と協力医療機関の中の連携を進めております。
また、今ご説明したとおり、療養期間中でありましても症状が改善した場合には宿泊療養や自宅療養に移っていただいておりますし、また、療養期間終了後、引き続きの入院が必要な方は後方支援医療機関に移っていただいていますが、この動きをよりスムーズなものにしまして、さらなる連携を進めております。こういった取組によりまして一般医療への影響を最小限にとどめていきたいと考えております。
最後が濃厚接触者の待機期間の変更になります(資料P28)。こちらも先日、国から示されたものでございます。
まず、こちらのグラフになりますが、感染者から二次感染者までの発症間隔になります。中央値が2.6日でありまして、二次感染者が7日以内に発症する確率が99.98%という状況でございます。
これを踏まえて、次のページになります(資料P29)。濃厚接触者である同居家族においての待機期間が、最短で14日から最短で7日へ短縮変更されました。まず、従来ですが、これまでは感染者が7日目に療養解除となった場合においては、同居家族の方は、この解除になる7日目が陽性者との最終接触日ということで、これをゼロ日と数えまして、それからさらに7日ということで最長14日間、待機を求められておりました。
ただ、今後は、こちらの下のグラフになりますけれども、今申し上げたとおり、同居家族の濃厚感染者の方が発症する場合には7日以内に99.98%感染するということでございますので、感染者の療養開始と同時の7日で解除され、8日目から療養解除になるということでございます。ただし、こういった運用をしていただく場合には、あくまでもこのご家族の中で感染対策を講じるということが条件になっております。マスク着用等の感染対策をしていただくということが条件になりますので、この対策が遅れた場合には、それだけ待機期間が延びるというような運用をしていただければと思います。
以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
飲食店の選択制についてお尋ねします。
この選択制の導入について、今後、状況によっては導入を検討するということをおっしゃっていますけれども、具体的に数字的な条件等あれば教えてください。
感染者数は一定、減少の兆しが見えつつありますが、病床使用率は、なお上昇傾向であります。非常に微妙な時期に差しかかっているものと思いますが、医療の現場を担われる専門家の皆様方のご意見をお尋ねすると、これ以上感染拡大を招くことがないように、現状の措置をしっかりと講じていく必要があるというようなご意見をいただいたところであります。具体的には感染者が継続して下降する傾向が続き、病床使用率が減少に転じるといった状況を踏まえて、改めてこの専門家会議の皆様方にもお諮りして具体的な対処方針を決めていきたいと考えております。
長崎県知事選挙についてお尋ねします。知事は、日曜日に街頭活動をされると聞いています。選挙が始まってから、ほとんどご自身は活動されてなかった中で、そのような決断に至った理由や心境の変化があれば教えてください。
多くの有権者の皆様方から、具体的な顔が全然見えない、声も聞こえないというようなお話をいただいているところであり、今後の新型コロナウイルス感染症の動向次第にもよりますけれども、減少の兆しが見え始めておりますので、減少傾向で推移するというような状況であれば、少し時間をいただいて、選挙カーに乗ったり街頭に立たせていただくというようなことも検討していきたいと考えているところであります。
資料9ページで、今回新しく追加された、「高齢者や基礎疾患のある方」は、「普段会わない人との大人数での接触は避ける」との呼びかけですけれども、これは例えば、選挙の話で恐縮ですけれども、街頭で何か集会を開かれている陣営の方もいらっしゃいます。そういうところにも、マスクをしても行かないほうがいいという意味なのでしょうか。
基本的に屋外であって、人と人との距離を取っていただき、きちんとマスクを着用していただく環境であれば、感染リスクもさほど高くならないのではなかろうかと考えているところであり、それぞれの場面、環境によって、この感染リスクを判断していく必要があるのではなかろうかと考えております。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
営業時間短縮要請の選択制についてお伺いします。当初は、今回は選択制を見送るということで、一番強い措置をとるということでしたが、今回、選択制を検討するという背景には、どういった方たちからの意見があったのかというのを改めてお伺いいたします。
飲食店関係団体の皆様方、商工業関係の皆様方から、「他県の状況を見ると選択制を採用している県が多い、せっかく認証取得のために協力をしてきたのに、なぜ差を設けないのか」といったお叱りの言葉もいただいているところでありますが、改めてクラスターの事例等を分析いたしますと、会食をされる際に、マスクを外したままで会話を交わされる場面がいずれのクラスター事例の中でも確認されたところであります。お酌をする、そういったことも含めて、お客様にぜひ呼びかけをしていただいて、そういうリスクを低減していただくといったご協力をいただく中で、この選択制の採用についても検討をしたいと考えているところであります。
今後延長するということですけど、重点措置がかなり長きにわたるというような意見も、商工会とか、そういったところから意見はあったのでしょうか。
そこは、改めて延長措置を講じたことによって、そういったご要請をいただいている、その前からいただいております。
分かりました。具体的に言うと、市町ごとに選択制が導入されることになるのか、県内全体でそうなるのかどちらでしょうか。
基本的には県内全域にまん延防止等重点措置を講じておりますので、統一した取扱いが好ましいのではなかろうかと考えております。
分かりました。ありがとうございます。
事業者支援の県独自の支援策のところについてお尋ねします。少しぼやっとした感じなのですけれども、例えば、どういった点について実態把握をさらに進め、どういった支援策が、考えられるのか。もう少し具体的な説明をいただければと思いますが。
これまでも様々な外出自粛や、営業時間の短縮等を含めてお願いをさせていただく中で、関連事業者の方々へも様々な影響が生じているものと受け止めております。外出自粛の影響を受けるということであれば、公共交通機関の事業者の方々や、飲食店等にお酒などを納めておられる業種・業界の皆様方等、様々な分野に影響が及ぶものと考えておりますが、一旦はそういった幅広い業種・業態については、国の事業復活支援金で救済措置が講じられることとなっております。
ただ、一定上限額が設けられておりますので、これまでもそういった枠内におさまらないような、例えば航路・航空路、バス等の運行事業者の方々に対しては、その経営実態に応じて特別の支援措置なども講じてきたところでありますので、そういう状況を十分見極め、事業復活支援金の中では、なお十分な支援策になり得ないといった部分も出てくる可能性があるものと考えておりますので、そういった分野についても実態を把握の上、どういった措置が適正であるのか、検討を進めているところであります。
県独自の支援ということになりますと、県がその財源を全額負担する、もしくは市町にも一部負担してもらう等、財源についてのお考えはどのようになっているのでしょうか。
支援措置をどういった分野にどういう形で講じるかということになってまいりますので、それぞれの支援措置の内容に応じて、市町のご協力をいただく場合もあるかもしれませんし、県独自で行う場合もあるかもしれません。
先ほど選択制の話で、仮に今後、状況が改善して、選択制を導入した場合に、酒類の提供は引き続き自粛するところ、もしくは提供するところとかが出てくるかと思うんですけれども、その場合の協力金の額には差がつけられるような形になるんでしょうか。
恐らく多くの県において、認証店の際にはお酒を提供していただき、営業時間を21時まで、お酒の提供を20時までというような形になると、協力金2万5,000円という形で協力金の支給がなされているものと認識をいたしておりますので、お酒の提供を終日自粛していただく際には3万円という形で、少し額に差が出るものと考えております。
医療体制について福祉保健部長にお尋ねします。よりコロナ病床の有効活用が必要ということで、資料27ページに具体的な図が描いてありますけれども、新たに改善した部分があれば教えてください。
この連携体制自体は、第5波におきましても行っていましたので、新たな取組ということではございませんが、これまで以上にこのコロナ受入機関同士での転院というものも実際に進んでおりますし、また、後方支援医療機関も増えておりますので、そういった転院も進んでいるという状況でございます。
また、自宅療養、宿泊療養の方も増え、特に自宅療養は増えておりますので、先ほど申し上げたとおり、健康観察の徹底を強く進めていますし、そのための自宅療養サポート医の人数も増えているという状況でございます。
分かりました。以上です。
飲食店などへの営業時間短縮要請で、選択制も今後検討と言及されていますが、今回の延長期間内で、見直しや、酒類の提供を解禁する地域を見直すといった余地というのは今のところあるのでしょうか。
今回のまん延防止等重点措置の延長については、基本的には県内全域を前提として要請を行い、延長になっておりますので、具体的な区域を見直すということになると、また改めて各市長、町長の皆さん方とも相談をしていく必要があるものと思っております。
いわゆる選択制にするかどうかというのは、まん延防止等重点措置の適用期間中において営業時間短縮要請を行っておりますので、これからの3週間の中で、どういう形でこの感染者の減少傾向が着実なものとなってくるか、その状況を踏まえて判断しなければいけないものと考えております。1週間後であるのか、10日後であるのか、2週間後であるのか。これが重点措置から外れてくると、これもう基本的にいろいろな制約を設けない形になりますので、その期間内で今後の推移を見極めて判断していきたいと思います。
あと、ワクチンの接種で、学校等、子どもたちの現場で感染拡大が広がっているということで優先枠を設置すると書いてあり、接種券なしでの接種が可能になっているということです。見出しで県立学校の中に教職員とありますが、これは別に県立学校の教職員に限らず、広く教職員という捉え方でよろしいんでしょうか。
ご指摘のとおり、県立学校に限らず、小・中学校の教員も対象にしたいと思っております。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時44分(44分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年2月8日 記者会見
会見内容
まん延防止等重点措置延長の適用期間の延長を国に要請
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策については、ご承知のとおり、本県においても急激な感染拡大傾向が見られましたことから、去る1月21日から、長崎市、佐世保市において、まん延防止等重点措置の適用を開始したところであります。その後も感染拡大をいたしましたことから、1月26日に、まん延防止等重点措置の対象区域を県内全域に拡大し、今日に至っているところであります。
2月13日までがまん延防止等重点措置の適用期限とされております。その後の取扱いについて、改めて現状を踏まえ、本日、長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催させていただきました。その前には、関係市長、町長の皆様方との情報交換を行い、専門家会議の皆様方からもご意見等を頂戴してきたところであります。
本日は、現状に合わせて、今後の方向性について発表・説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、県内の感染者の推移をご覧いただきたいと思います。(資料P1)
日々の新規感染者数は、2月2日に過去最高となります703名の新規感染者が確認されました。その後、若干低下の兆しは見られますものの、依然として高い水準で推移してきているところであります。
ちなみに、1週間ごとの新規感染者の推移をご覧いただきますと、1月11日から17日までの間は、前週比で6倍に拡大し、以後、1月18日から24日のでは前週比2.9倍、1月25日から31日では前週比1.4倍、そして、最近2月1日から7日の1週間では前週比は1を割り込んで0.94倍という状況となっております。
次に、まん延防止等重点措置適用開始後の新規感染者数の推移であります(資料P2)。これは全国の第二陣として1月21日にまん延防止等重点措置を適用した県が1都12県ありましたが、それぞれの県の感染がどういう形で推移してきているかということをご紹介しているグラフであります。
このうち、長崎県は、この赤い実線で示されております。それから、宮崎県がブルーの薄い線で推移しております。もう一つ、岐阜県が濃いブルーの実線であります。因果関係をしっかりと分析したわけでありませんが、岐阜、長崎、宮崎3県につきましては、まん延防止等重点措置を適用した際に、飲食店の営業時間短縮要請を行いました。要請については、酒類の提供ができ、21時までの営業時間として短縮をする選択肢と、20時まで終日酒類の提供を控えるという選択肢の二者択一の制度が設けられておりますが、長崎県は一刻も早く感染の拡大を防ぎたいと考え、二者択一の制度ではなく、終日酒類の提供を自粛していただくこととしました。長崎県と同様の措置を岐阜県、宮崎県においても採用しております。この3県の傾向をご覧いただきますと、比較的なだらかに推移してきている状況がご覧いただけると思います。これは、先ほど申し上げましたように、こういう理屈で低くなっているというところまで分析はできておりません。傾向としてこういう形で推移してきているということをご理解いただければと考えているところであります。
病床使用率の推移であります(資料P3)。オミクロン株は、重症化するケースが少ないと言われておりましたけれども、その後も病床使用率は徐々に拡大する傾向で推移し、2月7日現在、病床使用率は、42.4%まで高まってまいりました。
これは、非常に多くの感染者が確認されている中で、徐々に家庭内感染から高齢者の福祉施設や、医療機関へ感染が拡大することでクラスターの発生につながり、重篤化のリスクの高い高齢者の方々、既往歴をお持ちの方々にまで感染が広がりつつある傾向が示され、それが病床使用率の上昇に結びついているものと考えているところであります。
この入院基準については、できるだけ病床の逼迫を招かないようにということで、一定厳しい判断基準を設けて運用をしておりますが、そういった中でも、徐々に病床使用率が高まってきているところであり、感染拡大を一刻も早く抑え込んでいかないと、医療提供体制のひっ迫を招きかねない状況にあるものと考えているところであります。
次に、感染状況等についてご覧いただきたいと思います(資料P4)。
まず、県全体の感染状況でありますが、病床使用率は42.4%、新規感染者数、療養者数は、いずれも既にレッドゾーンである県の感染段階「レベル4」を超えているという状況であります。
長崎市においても全く同様の状況であります。特に、佐世保市においては、病床使用率が6割を超えるという状況になっており、さらに感染拡大が続きますと、病床のひっ迫を招くという状況になってきつつあるものと受け止めております。
次に、入院医療の状況であります(資料P5)。2月7日公表時点の数字でありますが、入院患者数238名、全て中等症・軽症者の方々であります。
病床使用率は、長崎医療圏が47.2%、佐世保・県北医療圏が60.4%、県央医療圏が32.6%、県南医療圏が41.9%、県トータルで42.4%という状況であります。徐々に家庭内感染が増加し、子どもに対する感染も広がっているということもあり、自宅療養者の数が拡大中であるという状況であります。
続いて、県内各市町の発生状況であります(資料P6)。
まだまだ県内の多くの市町、具体的には14市町が感染者拡大傾向で推移しております。ただ、その一方、縮小傾向の市町の数も少し増えてきつつあるという受け止め方をいたしております。
次に、感染状況の推移であります(資料P7)。高齢者福祉施設、児童福祉施設、学校、家庭内での感染が急激に拡大してまいっております。
左側の青い棒グラフがまん延防止等重点措置適用前の感染者の確認状況、右側の赤い棒グラフがまん延防止等重点措置適用後の感染状況であります。飲食の場における感染は、営業時間短縮要請などをお願いしご協力いただいているということもあり、大幅に減少してまいっておりますが、高齢者福祉施設が9.1倍、病院施設が4.8倍、学校が4.0倍、児童福祉施設が5.0倍まで拡大する傾向であります。
特に顕著でありますのが家庭内感染であり、感染の場が推定できるようなケースを見てみますと、ほぼ半分を超える感染事例が家庭内感染という状況であります。
こういった状況に伴い、それぞれの施設等においてクラスターが多発する状況となっているところであります。下の表をご覧いただくとお分かりのとおり、それぞれの医療機関、福祉施設等で感染がクラスター化している事例が数多く見られるところであります。
年代別の感染者の状況をご紹介しております(資料P8)。まん延防止等重点措置適用前の1月3日から1月20日の状況と、まん延防止等重点措置適用後の1月21日から2月7日の状況を比較しております。10歳未満の方々の感染事例が、7.2倍で大幅に拡大しております。これは、まだまだワクチンの接種が進んでいないという状況が反映されているものと受け止めております。10代の方々が4.4倍、20代が2.0倍という状況であります。この中で、60歳以上の方々も5.3倍に拡大しています。こういうことから、病床使用率も、1月20日時点で23.2%だったものが、2月7日には42.4%まで上昇してきているという状況であります。
一方、人流の状況であります(資料P9)。上の表は、昼間の人の流れを紹介した表であります。下の表は夜間の人の動きであります。県民の皆様方に不要不急の外出自粛をお願いしているところでありますが、数多くの皆様方にご協力をいただいており、特に夜間の週末においては、人の流れが半分程度に少なくなっているという状況であります。
そこで、今の感染状況についてのまとめであります(資料P10)。まん延防止等重点措置に基づく対策の実施によりまして、人の流れ、飲食の場における感染が減少し、新規感染者数も、現在は減少の兆しが見られつつありますものの、いまだ感染者数は高止まりをしているという状況であります。
また、高齢者の感染増加等に伴いまして病床使用率の上昇が続いているところであります。このまま推移いたしますと、医療提供体制への負担がますます高まってくるものと受け止めているところであります。
これは、既に新型コロナウイルス感染症にしっかりと対応していただく医療機関においても、一般病床を縮小して患者を受入れていただいている。また、そういった医療機関内でも医療関係者の感染が確認される。人的体制に非常に苦慮されている。といった状況が見てとれるわけであります。
また、本土地域では全域で拡大もしくは県の感染段階「レベル4」の状況となっております。そういった一方で、離島地域では、感染者数が減少している地域も見られるところでありますが、非常に感染力の強いオミクロン株でありまして、今後も周辺地域からの広がりを、危機感をもって対応していく必要があるものと考えており、まだまだ予断が許されない状況にあるものと考えております。
したがいまして、引き続き、県内全域での対策の継続が必要であると判断をいたしたところであります。
そこで、1月14日以降のまん延防止等重点措置の取扱いであります(資料P11)。本日、長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決定をさせていただきましたけれども、国に、引き続きの延長を要請することといたしました。なお、まん延防止等重点措置の対象地域は県内全域とさせていただくことといたしたところであります。
それから、多くの皆様方から、新型コロナウイルス感染症の影響で経済活動にも非常に苦慮しているというお声を数多くお聞きしているところであります(資料P12)。これまでもご紹介をいたしましたけれども、国で設けられました事業復活支援金が、1月末から申請が可能となってまいりました。この制度については、記載しておりますように、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた事業者の方々で、昨年2021年11月から今年2022年3月のいずれかの月の売上高が、2018年11月から2021年3月の間の任意の同じ月の売上高と比較して30%以上減少した事業者の皆様方が支援の対象となります。
具体的な支援内容であります。50%以上減少した場合には、個人事業者の場合に50万円を上限に、中小法人の場合には250万円を上限として給付金が支給されるという形になります。30%以上50%未満の影響が確認された場合には、個人事業者の場合に30万円、中小法人の場合に150万円を上限に給付金が支給されるという制度となっております。そういうことで、いよいよこの申請手続が可能となってまいりました。
この制度は国で設けられた制度であり、国でも、申請をサポートする相談窓口が、長崎市に1か所開設されているところでありますが、各事業者の皆様方の申請手続をしっかりサポートしていく必要があると考え、県の本庁、そして長崎振興局を除く県内各振興局内に申請サポート窓口等を設置したところであります。
県民の皆様方に改めてお願いをさせていただきます(資料P13)。県民の皆様方、事業者の方々のご協力により、新規感染者はやや減少の兆しも見られるところであります。この間の皆様方のご理解とご協力に心からお礼を申し上げる次第であります。
先ほど申し上げましたように、まだまだ予断が許されないということで、改めてまん延防止等重点措置を継続して要請するということになりますので、大変なご負担をおかけすることになりますけれども、県といたしましても、一日も早い収束に向けて全力を注いでまいりたいと考えておりますので、どうかご理解とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。後はよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社のほうからお願いいたします。
まん延防止等重点措置の延長要請についてお尋ねします。延長を国に要請するのは、記者会見後本日中に行うのでしょうか。それとも、既に要請されているのでしょうか。
本日の長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議終了後、国に要請をいたしました。
分かりました。ありがとうございます。
まん延防止等重点措置の対象地域についてお尋ねします。地域限定ということではなく、県内全域の重点措置を延長する決定をしたということについて理由をお聞かせください。
実は、感染者が少ない地域も散見されたところでありますが、改めて各市長、町長の皆様方のご意見等も伺ったところであります。先ほど申し上げましたように、非常に感染力の強いオミクロン株でありますので、離島地域等を含めて、外部から感染が持ち込まれることによってクラスターなどが発生することも懸念されるわけであり、各市長、町長の皆さん方も、継続してこの重点措置の適用を要請すべきであるという意見でございました。
ありがとうございます。
新規感染者数の減少の兆しが見られるということで、まん延防止等重点措置の解除を国に要請する場合の数字的な目安を持たれていれば教えていただけますでしょうか。
先行指標であります新規感染者数が減少する状況で推移していき、病床使用率も低下の動きに転じていく流れの中で、県の感染段階「レベル2」を「2-Ⅰ」、「2-Ⅱ」という形で設けてまいりましたけれども、今想定しておりますのは「レベル2-Ⅰ」といったレベルまで安定的に動いていくことが確認されるような状況を想定しているところであります。
いずれにしても総合的に勘案し、また、専門家のご意見等もお伺いしながら決定してまいりたいと考えております。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いします。
今回、まん延防止等重点措置の成果が、正確ではないかもしれないが、飲食店の営業時間短縮要請などの効果が出ているのではないかというお話がありました。一方で、医療機関や福祉施設、学校などでのクラスターが相次いでいる現状で、延長後のまん延防止等重点措置の適用期間中に何とかしなければ減少には転じないのではないかと考えていますが、その対策はどのように考えているのでしょうか。
県内の感染事例のほとんどが家庭内感染ということで、非常に難しい状況だと受け止めております。特に感染力が非常に強いとされるオミクロン株において、特にどこに注意すれば家庭内感染が防げるのか。例えば、私どもは基本的な感染症対策として、手指消毒、マスクの着用、換気といったことをよく申し上げています。いちばん難しいのは、食事をご家族の方々と共にされる、マスクを外されて会話をされるといった状況にどう対応できるのかというのが一番大きな問題点ではなかろうかと考えているところであります。したがって、またこれは飲食店を含めたところでありますけれども、これまで言われてまいりましたマスク飲食でありますが、マスク飲食と言っても、食事を召し上がるときはマスクを外して召し上がる以外にないわけであります。会話を交わされる際に、必ずマスクを着用していただいて会話を交わしていただくといった取組を県民の皆様方にもっともっとご理解いただき、ご協力をお願いしていく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。これはまた、まん延防止等重点措置の継続が国で決定された段階で、改めて県民の皆様方にお願いをさせていただく必要があるものと思っております。
教育現場や保育施設等での対応というのは、具体的に現時点では何かあるのでしょうか。
既にそれぞれ呼びかけをさせていただいておりますけれども、今回のオミクロン株はなかなか症状があらわれない無症状で感染されている方々もいらっしゃるということが、感染拡大の最大の要因になってくるものと思います。
ただ、感染されて無症状というのは、全体の1割に満たない割合であるとも言われておりますので、少しでも体調に異常を感じられた場合には、登校・登園を控えていただく、そういった面でのご協力をお願いする以外にはないのではなかろうかと思っております。登校・登園後は、お互いに密を回避したり、手指消毒を徹底していただいたり、あるいは大きな声を発するような活動については自粛をしていただいたり、それぞれの現場ではできる限りの対応策を講じていただいているものと思いますので、まずは、家庭内から学校、保育園、福祉施設等に感染が持ち込まれることがないように、その時点で最大の努力を図っていく必要があるものと考えております。
今回の政府の方針では、延長期限を3月6日とする検討案が挙がっているようです。そうなりますと、卒業式シーズンと重なる部分もあります。現在、分散登校等を行っていますが、今後の対応で何かお示しできるものというのはございますか。
まずは、今の感染状況を一刻も早く収束に向けて努力していく必要があるものと思っております。できるだけ早く感染を縮小させて、普段の学校生活などにお戻りいただけるように全力を注いでいかなければいけないと考えております。
ありがとうございました。
延長の要請期限について、具体的にいつまでというのはございますでしょうか。
最終的には国で判断されるということになります。3週間延長ということで、3月6日までというお話もありますし、2月末までであるとか、2月27日まで等、色々なお話をお聞きしておりますけれども、最終的には、国の対策本部会議で決定がなされるものと考えております。
ただし、感染が収束を見て、まん延防止等重点措置の適用が必要ないという状況になれば、その前の段階で適用を終わるという選択肢もあるものと期待を込めて考えております。
期間がまだはっきり分からない状況、例えば3月6日までになるのかというのははっきり分からない状況ということですね。
それは、国が決定いたします。
ありがとうございます。
まん延防止等重点措置の期間延長後も県内全域を対象地域にしたことについてお尋ねします。各市町の首長から継続してまん延防止等重点措置を適用すべきという声があったということですが、これは全首長が反対しなかったのか、一部反対があったけれども、トータルとして全部がいいという判断で全域にするのか、どちらでしょうか。
皆さん、賛成でありました。
分かりました。
今回、まん延防止等重点措置適用に伴って県内全ての飲食店に営業時間短縮要請と酒類の提供の自粛を求めていますけれども、この取扱いについては、延長期間後も継続するということなのでしょうか。
この点については、私どもも各事業者の皆様方から認証店については選択制にしてくれというようなご要請もいただいてきたところでありますが、昨日、改めて専門家の方々のご意見もお伺いしたところであります。病床使用率が上昇傾向で推移している中で、何としても、この感染を一刻も早く抑えていく必要があり、そのためには、現在の措置を継続していく必要があるのではないかといったご趣旨のお話をいただいたところであります。まずは病床使用率なども低下できるように、感染そのものを抑え込んでいくために最大限の努力を傾注していきたいと思っております。
今の回答は、飲食店に対する営業時間短縮要請などは継続するということなのでしょうか。それとも、まだ現段階では決めてないという趣旨なのでしょうか。
営業時間短縮要請は、今のまま継続すべきではないかというご意見をいただいたところであり、まん延防止等重点措置の取扱いについては、現在の取扱いを当面継続させていただく必要があるものと考えております。
なお、事態が改善した際に、この認証店に対する二者選択制をどうするかということについては、また視野に入れて継続して検討していく必要があるものと考えております。当面は、今のまま継続させていただきたいと思います。
今言われた「当面」というのはまん延防止等重点措置の延長期間の前に、選択制に変わることもあり得るという趣旨でしょうか。
事態が改善されると、そういった選択肢も検討していく必要があるのではなかろうかと思っております。
ありがとうございました。
営業時間短縮要請について、選択制は現時点で取らないということです。その理由の一つとしては、選択制を取っていない自治体ほうが、感染状況がなだらかであるということも関係してくるのでしょうか。
それは傾向をお示ししたグラフであり、そのことが、すなわち酒類の提供を自粛していただいたことによるものであるのかどうかまでの分析はできていないところであります。
なぜそういう判断をしたかというと、まさに専門家会議の中で、非常に医療ひっ迫が懸念されるような状況にあり、強い措置を継続して講じていくべきではないかといったようなご意見をいただいたことによるものであります。
分かりました。
病床使用率が増加しているということですが、先ほど知事の説明の中で、病床の使用について、少し厳しい運用基準で運用されているというお話がありました。それは国が示しているものなのか、それとも長崎県の医療界が独自に取り決めをしてやっているものなのか、内容についても教えてください。
国のほうも、大本の考えというのはこれまでも示しておりますが、特にオミクロン株に特化した考えを国が新たに示しているというわけではございません。本県は、医療圏ごとに先生方のご意見を踏まえ、当然ながら、重症や中等症の方、それから重症化リスクが高い軽症・中等症の方及び医師が入院の必要があるという方に関しては入院という形になっており、入院については総合的な医師の判断になります。
いずれにしましても、入院が必要な方はしっかり入院していただいているということには変わりはございません。
分かりました。
家庭や保育施設での感染が増えているということです。10歳未満のお子さんの感染が増えているということで、全国的にも保育園が休園する等、問題になっています。県内で休園している保育園の数が分かれば教えてください。
申し訳ありません。今、データがないので、後ほど確認をいたします。
休園・一部休園について、1月31日における保育園、こども園、幼稚園の状況を、各市町の担当所属に、こども政策局こども未来課において任意で聞き取りを行った。結果は、休園が27園、一部休園が5園であった。
分かりました。
保育園が休園すると保護者が仕事に行けなくなるということで、国としても、そこに対する対策を考えているというようなニュースも若干流れています。長崎県として、休園した場合の代替機能を持たせるような場の確保等、何か検討されているのでしょうか。
場の確保という検討までは進んでおりませんけれども、雇用者を休ませた場合の補?措置というのが、労働局で設けられている補助金がございます。先ほど支援金の相談窓口を設けるということを申し上げておりましたけれども、コロナ禍でそういったご相談をいただければ、しっかりとご説明できる、あるいは労働局のほうにおつなぎするという形で、サポートをしていきたいと考えております。
分かりました。
事業復活支援金について、県庁本庁と各振興局にサポート窓口を設置されます。振興局は、8つの振興局全てという理解でよろしいでしょうか。
まず、本庁には、県内全域を網羅するコールセンターを設けております。そして、各振興局でございますけれども、長崎市については、国直轄のサポート会場を設けておられますので、長崎振興局を除く6振興局ということで現時点では考えております。それに加えまして、上五島支所にも設けたいと考えております。
今、選挙期間中ですけれども、今後も当面はコロナ対策の公務に専念されるということで、選挙活動は控えるということを当面継続されるということでよろしいのでしょうか。
その時々の状況によりけりだろうと思いますけれども、基本的には、この感染症対策に最優先で取り組んでいきたいと考えております。
分かりました。以上です。
まん延防止等重点措置の延長中の対策内容について、営業時間短縮要請や酒類の自粛等、延長前とあまり変わらないのかなと思いましたが、延長後に強化する部分はあるのでしょうか。
まん延防止等重点措置で取り得る様々な規制措置は国でも一定の考え方が整理されておりますので、県独自で特別の措置を講じるというのはなかなか難しい側面もあります。ただし、県独自でできる部分、例えば、県民の皆様方に不要不急の外出自体を自粛していただくような呼びかけといったことは、県独自のお願いとしてご協力の要請をさせていただいているところであります。
感染拡大対策の鍵となっている3回目のワクチン接種についてお尋ねします。医療従事者や高齢者の方の接種は進んでいますけれども、まだ長崎県全体の接種率は6%程度で低い状態です。どのように接種を進めていくのでしょうか。
医療従事者と、高齢者施設等の入所者・従事者に関しましては、21市町全てにおいて既に接種を開始しております。その接種の促進に向けて、先日2月5日土曜日に県の大規模接種センターを開始し、昨日2月7日から優先接種枠を設けております。そういった県の取組も加えて接種を進めたいと考えております。
また、一般高齢者につきましても、6か月経過後、接種をする市町が今増えてきておりますので、先進的に進めている各市町の取組も他の市町に供用しながら、さらなる前倒しを進めているという状況でございます。
まん延防止等重点措置の効果についてお尋ねします。データを見ていくと、飲食店の感染者やクラスターが減っているということで、今打ち出されている営業時間短縮要請や、酒類の提供自粛という要請については、一定効果があると見てよろしいのでしょうか。まず、その点をお願いします。
飲食店等の営業時間短縮要請以外にも、県民の皆様方には外出自粛のお願いをさせていただいていることから、人の流れ、人と人との接触の機会というのは、先ほどの表でご覧いただいたように、相当ご協力をいただいていることから、減少しているものと考えております。
そういった総合的な協力をいただいている一つのあらわれとして、やや減少の兆しも見え始めているのではなかろうかと受け止めているところであります。
ありがとうございます。長崎県の医療状況について、最新のデータで自宅療養が5,300人余りいらっしゃいます。一方、宿泊療養者については、920室確保している中、158室程度で止まっています。この宿泊療養について、かなり余裕がありますが、家庭内感染が多いことから自宅療養の希望や、オミクロン株は重症化のリスクが低いという話もありますので、そういう意味で宿泊療養施設の活用があまり伸びていないのか、その辺の分析を教えていただいてもよろしいでしょうか。
ご指摘のとおりです。各保健所から、自宅療養、あるいは宿泊療養になり得る方、入院適用以外の方に関して希望をお聞きしておりますし、また、必要な方に関しては宿泊療養施設を勧めております。家庭内感染が多く、2人、3人、4人という形で家庭内感染しておりますので、家庭でしっかりと療養したいという希望の方が非常に多いという状況になります。
また、ご指摘のとおり、肺炎症状等もありませんので、自宅療養の中でしっかりと保健所が健康観察をしている事例が非常に多いという状況でございます。
ただ、どこかに何らかの課題がないかどうか、再度洗い直しをして、全ての保健所に改めて聞き取りをしているという状況でございます。
濃厚接触者を重点化するという政策を打ち立てられましたが、それによって、自宅療養者へのサポートに保健所等が注力できるような状況になりつつあるのかどうかというところを教えてください。
はい。少なくとも県の保健所におきましては、感染者が診断をしてから1日以内、24時間以内に感染者へのご連絡と、それから保健所が行う濃厚接触特定というのを終えております。そういった意味では、しっかりと本来必要な感染者の健康観察及びハイリスクの方に関する濃厚接触者の特定、その方々に対する自宅にいていただくようなお願いというものは徹底できているというふうに考えております。
以上です。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時44分(44分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年2月2日 記者会見
会見内容
【速報版】新型コロナウイルス感染症についての現状報告と今後の対応
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
県内の新型コロナウイルス感染症の状況でありますが、これまで1月18日に、感染の拡大状況を踏まえて、国にまん延防止等重点措置の適用を申請し、県民の皆様方には不要不急の外出の自粛、あるいは様々なイベントや集会等の開催に当たっては、中止・延期等を含めて慎重にご対応をいただきたいといったお願いをさせていただき、そして、その後、19日に国からまん延防止等重点措置対象区域に設定していただき、具体的には、1月21日から、まん延防止等重点措置が適用開始されたところであります。
当面の期間として2月13日までの24日間設けられておりましたけれども、今日は、ちょうどその中間点を過ぎたところであり、その後の感染状況の推移等についてご説明を申し上げ、県の取組等についてご紹介をさせていただきたいと思います。
まず、新規感染者数の推移であります。
ご覧いただいてお分かりのとおり、感染者は急激に拡大してまいりましたけれども、ここにきて伸び率がやや鈍化する傾向で推移しているところであります。しかしながら、依然として高止まりの状況であります。
この1週間平均の拡大の状況でありますけれども、1月12日から18日の週は、前週比5.5倍の拡大、その翌週は2.6倍、2月1日までの週が1.2倍の拡大状況ということになっておりますが、今日も700名を超える感染者が確認されているという状況でありまして、なお予断を許されない状況にあるものと認識をいたしております。
県内の感染状況であります。
県全体の病床使用率については、県の感染段階「レベル2-Ⅱ」に該当しておりますが、36.2%まで高まってまいりました。これは、前回ご説明申し上げたとおり、若年層を中心に感染が拡大しておりました傾向が、徐々に家庭内感染等を経て高齢者の感染につながっているということを申し上げました。そういうことで、徐々に入院患者の方々も増加してきているということであります。新規感染者・療養者数とも、もう既に県の感染段階は最高の「レベル4」に到達しているという状況であります。
長崎市も全く同様でありまして、36.2%の病床使用率、佐世保市においては、既に5割を超え、佐世保市だけ着目いたしますと、既に県の感染段階の「レベル3」を超えているというような状況となっているところであります。
現在の入院医療の状況でありますが、入院患者数が203名という状況でありまして、病床使用率も、長崎医療圏36.2%、佐世保・県北医療圏が56%という状況であります。本土の合計が41.9%、県全体で36.2%という状況となっております。
なお、重症者はいらっしゃいません。中等症・軽症者が203名、宿泊施設療養者の方々が220名、自宅療養者が4,099名という状況であります。
県内の市町別の発生状況でありますが、これまでの傾向とほぼ変わらない状況であり、長崎・佐世保両市合わせて60%を超えるような感染者の発生状況となっております。県内一円に感染が拡大しつつあるという状況であります。
この間の推移を市町毎に見てまいりますと、1月21日時点の感染者数と2月1日時点の10万人当たりの感染者数を比較しておりますが、ほとんどの市町で感染が拡大しております。一部は横ばい、もしくは下降傾向が見られるところでありますけれども、まさに予断が許されないという状況が、県内全域で確認される状況であります。
特に深刻な状況と受け止めておりますのが、高齢者福祉施設、児童福祉施設、病院、学校等であります。その1月10日から20日までの間と、21日から31日までの間の感染状況を比較したグラフでございます。飲食店等については、多くの事業者の皆様方にご協力をいただいている中で、感染者は大幅に減少しておりますが、これに対して高齢者福祉施設が5.8倍の新規感染者が確認されております。病院が2.5倍、学校で2.5倍、児童福祉施設で3.1倍、なお、家庭内感染者が3.6倍という状況となっておりまして、二次感染事例の約半分が家庭内感染者という状況となっているところであります。
それから、クラスターの発生状況をご確認いただきたいと思います。
クラスターについては、飲食店でのクラスターは、ご協力の結果、減少傾向でありますが、高齢者福祉施設が6件、病院5件、学校3件、児童福祉施設13件増加しているという状況でありますので、こういった施設、保育所、学校等での感染防止対策の徹底が求められていると受け止めております。
それから、年代別の状況をご覧いただきますと、10歳未満の子どもたちへの感染が一番大きく拡大している。これは、先ほども申し上げましたけれども、感染の場が家庭内に移っているということの表れであろうと考えております。10代の方々が2.9倍、合わせて60代以上の方々が3.2倍に増えているという状況でありまして、こういった状況を踏まえて、病床使用率も、23.2%でありましたのが、1月末には35.1%まで拡大しているという状況であります。
人流の状況をご覧いただきたいと思います。
不要不急の外出自粛についてお願いをさせていただいております。これは長崎・佐世保両市の人流の状況でありますが、上段は昼間、下段が夜間の人の流れの状況をご紹介しております。特に夜間については、多くの皆様方のご協力をいただいて、大幅に人流が減少している状況であります。
現在のまとめでありますけれども、まん延防止等重点措置に基づく対策の実施並びにご協力によりまして、新規感染者数の伸びは徐々に緩やかになりつつありますが、感染者数は依然として高止まりの状況であります。
特に最近では、高齢者福祉施設、学校、児童福祉施設等で感染者が増加傾向で推移しておりまして、まん延防止等重点措置に基づく対策の継続に加えて、こうした施設等における感染対策の徹底・強化が必要になっているものと考えております。
次に、福祉施設における対応の状況であります。
施設内における基本的な感染防止対策、これについて改めて呼びかけを進めているところであります。
それから、これは新たに発表させていただく項目でありますが、県の大規模接種センターで施設入所者、利用者、そして職員の皆様方に対する優先枠を設けて追加接種を実施することといたしております。
なお、この点については、接種券なしでも接種いただくことが可能となっておりますので、積極的なご利用をいただきますよう、お願いをいたします。
また、施設内においてクラスターが発生した場合、感染拡大防止や施設機能維持のために、以下にご紹介しておりますような対策を実施いたします。
まず一つは、県によるDMAT、COVMATの派遣を行いまして、感染対策の支援をさせていただくことといたしております。
それから、県とクラスター発生施設において、日々、オンライン会議等を実施し、現場の感染状況を把握の上、必要な情報、実際の例などを紹介して感染症の防止対策に取り組んでいただくことができるような支援を行ってまいりたいと考えております。
併せて、県と施設団体との覚書の締結による他の施設からの人材派遣、応援をお願いしているところであります。
次に、学校等における対応であります。
県立学校においては、できるだけ接触機会を減らす必要があるという考え方から、感染発生時の影響を最小限にとどめるために、以下にご紹介しておりますような取組の徹底を図ることといたしておりまして、また、各市町教育委員会に対しても同様な取組の要請をさせていただいております。
児童生徒ご本人はもとより、同居家族に発熱等の症状が見られる場合には登校を控えていただくように徹底をいたしております。原則として、分散登校、時差登校をしていただくようにご協力をお願いしております。
また、校内においては、教室の分散授業、学年・学級が交わらないような動線等に配慮して、授業等学校活動を行うことにいたしております。そして、音楽の合唱、合奏、理科の実験、体育の実技など、感染リスクが高いと考えられる活動については、中止または座学への振替を行っているところであります。
部活動については、2月1日から一旦停止をさせていただいているところであります。
児童福祉施設における対応であります。
ここも施設内における基本的な感染防止対策、職員の健康管理の徹底について、改めて呼びかけをさせていただいております。マスク、手指消毒、換気、密の回避。そして、職員や園児の皆さんの検温、健康管理の徹底、体調が少しでも悪い時は出勤・登園を控えていただくよう、協力のお願いをさせていただいております。
なお、施設の休園等に伴う子供の世話のための休暇を取得される場合には、各事業者に対して国の助成金制度が設けられているということを周知させていただいております。
それから、県の大規模接種センターに、こういった児童福祉施設職員の優先枠を設け、追加接種を実施することといたしております。先ほどもご紹介しましたけれども、接種券なしで接種をいただくことができるようになっておりますので、積極的な接種をお受けいただきますよう、お願いを申し上げます。
なお、まん延防止等重点措置につきましては、現在、適用中でありますが、内容については、記載のとおりであります。後ほどご覧をいただければと考えております。2月13日まで、こうした対応を取ってまいりたいと思います。
それから、最も感染が広がる場となっております家庭内感染、これをできるだけ抑えていく必要があります。具体的にどうすればいいかというお悩みもあろうかと思いますが、まずは小まめな手洗い、そして1時間に10分程度、定期的に換気をしていただく。ドアノブや電気のスイッチなど、手で触れる共用部分をできるだけ頻繁に消毒をしていただく。そして、食事をされる場合は、食べ物、飲み物の食器の共用は避けていただきたい。タオル、歯磨き粉の共用も避けていただきますよう、お願いをいたします。
そして、これはなかなか難しいことかもしれませんけれども、家族同士で会話をされる場合も、できるだけマスクを着用していただきますよう、お願いを申し上げます。
また、体調が少しでも悪いと感じられた場合には、すぐに医療機関に電話でご相談をいただきますよう、お願いを申し上げます。
ここで保健医療提供体制の強化について、改めて整理をさせていただきました。
まず、検査をお受けいただいて、感染が確認された場合には、それぞれの症状によって療養していただく施設を分けてまいります。重症化リスクが低い軽症者、無症状者の方々は、自宅療養をお願いをいたしております。この重症化リスクが高い方というと、65歳以上の高齢者、慢性腎臓病、2型糖尿病、高血圧、妊娠後期などといった方々になります。それ以外の軽症、無症状の方々のうち、重症者リスクの少ないと考えられる方々については、自宅で療養をお願いしております。
なお、自宅療養については、保健所がしっかりサポートさせていただき、また、かかりつけ医あるいはサポート医の医療的な面での支援をいただける形となっております。
なお、少し症状が悪化されたような場合には、宿泊療養施設にお移りいただく、あるいは入院で治療をお受けいただく形になります。それから、少し無症状、軽症でありますけれども、重症化リスクのあると考えられる方々は、基本的に宿泊療養施設で療養をしていただくということになっているところであります。
なお、重症、中等症の方、重症化リスクが高い軽症、中等症の方、ドクターが特に入院が必要であると判断される方々については、医療機関で治療を行っていただくという形で運用をいたしているところであります。
それから、保健医療提供体制の強化についてでありますが、経口薬の投与体制の拡充を図っております。この経口薬は、ご承知のとおり、重症化のリスクを軽減する目的で投与するわけでありますけれども、発症後5日以内に投与をする必要があります。
なお、具体的にこの経口薬は、一つの施設で3人分しか備蓄ができないということになっておりまして、地方としては、できるだけこの備蓄量を増やして速やかに投与できるような態勢にしていただくよう、国に要請をしているところでありますが、なかなか備蓄量が増やしていただけないということもありまして、取扱いを行っていただく医療機関、薬局を増やすことで、一つの施設に3人分でありますので、受診した医療機関で処方し、近くの薬局から速やかに自宅に届けることが可能となってまいります。
したがいまして、こういった取組を通して、県内における経口薬の安定供給につなげてまいりたいと考えているところであり、従前は342施設、これでも九州では一番多い施設数でありましたけれども、さらに拡大し、1月末時点で552施設で確保、協力をいただいているところであります。
次に、オミクロン株の特性を踏まえた対応であります。これまでも申し上げてまいりましたとおり、デルタ株については、感染日からほぼ5日後に発症をされるというような潜伏期間の状況でありました。したがって、発症をされる2日前から感染能力があるというんでしょうか、感染事例が確認されているところでありまして、例えば2日前にほかの人が接触された場合、発症に伴って、遡って疫学調査を行って、濃厚接触者として確認、そして、その段階で検査を行いまして必要な対策が講じられたわけでありますので、これは従前は間に合っておりました。
ところが、今回のオミクロン株は、感染日から発症日まで非常に期間が短い。発症まで2日間で発症すると、こう言われておりますので、例えば、発症から2日遡った日に接触をされますと、ここから接触者が3日目に発症されると、濃厚接触者として接触した際には既に発症されてしまっているという状況であります。
こういう状況を踏まえて、これからの疫学調査の重点化、これは既に発表をさせていただきましたけれども、県の業務負担も相当量に拡大してまいっているということも考えまして、この積極的な疫学調査の対象を、重症化リスクが高いと考えられる集団に属しておられる方々、あるいは同居家族に重点化していきたいと考えているところであります。
この重点化リスクが高い集団に属しておられる方といいますと、介護施設、障害者施設、医療機関、高齢者や基礎疾患をお持ちの方々など、こういった方々が濃厚接触者と考えられた場合には、積極的な疫学調査に継続して保健所が対応してまいります。
それ以外の皆様方については、事業者や団体の皆様方にお願いをして、濃厚接触者のチェックリストに基づいてご判断をいただき、特定をしていただき、所要の療養態勢を講じていただきたいと、こう考えているところであります。
感染者一人当たりの濃厚接触者は約5人と、こう言われているところでありますが、先ほど申し上げたように、保健所が調査に入った時点で既に感染してしまっておられるということも想定されるわけでありますので、迅速な対応が求められているところであります。
改めて下に整理しておりますが、濃厚接触者と考えられる方々が、重症化リスクが高い集団、あるいは同居家族に該当されるような場合には、保健所による積極的な疫学調査を行いますし、それ以外の場合には、事業所や団体等の皆様方にご協力をいただいて、濃厚接触者を特定していただき、所要の措置を講じていただくようにしていただいております。
それから、濃厚接触者の待機期間の取扱いが変更となってまいります。これまでは、全ての濃厚接触者、あるいは無症状患者については、10日間の待機をお願いして、解除しておりました。オミクロン株は、デルタ株に比べて発症までの潜伏期間が短い、それに併せて感染者のウイルス排出期間も短いということが報告されているところでありまして、この10日間の待機を7日間に短縮するということになっております。したがいまして、最終接触、あるいは検体採取日から不要不急の外出を7日間続けていただいて、その後、待機を解除させていただくということになってまいります。
それから、特例的な取り扱いでありますが、エッセンシャルワーカーに該当される皆様方、これも前回ご紹介しておりましたけれども、前回は5日目、6日目に検査を2度行っていただき、いずれも陰性の場合には、この待機を解除させていただくということにいたしておりました。これを1日短めまして、最終接触から4日目に1回目、5日目にもう一度検査をしていただき、それをもって待機解除ということに取扱いが変更になっているところであります。
なお、この検査費用の負担は、所属する各事業者のご負担で抗原検査キット等をご利用いただくということになっているところであります。
それからもう一点、これも新しい取扱いであります。オミクロン株の特性として、デルタ株に比べて感染力が高くて、現在、家庭内での二次感染者が急激に増加してきているところでありますが、そういった感染者が、検査を待つことで、その療養開始に遅れを来す場合が見られているところであります。検査を受けるのに2〜3日かかってしまうという場合も想定されるわけでありますけれども、同居のご家族の場合の診断の取り扱いが変ってまいります。
感染者の同居家族である濃厚接触者が症状が出た場合には、医師の判断で検査なしでの診断を可能とされたところであります。これによって療養開始の遅れを防ぐということになっておりまして、具体的には、経口治療薬の投与等が必要になった場合には、医師が検査を実施の上、投薬を進めていただくという手続になってまいります。
それからもう一つは、ワクチン接種のさらなる前倒しであります。
医療従事者、高齢者施設等入所者あるいは従事者の方々については、2回目の接種を済まされた時期から8か月とされておりましたのを、さらに2か月前倒しをして3回目の接種を進めていただくという方針が示されておりました。この取扱いについては、従前と変更はありません。
その後、一般高齢者、その他の方々を含めて、接種の予約枠に空きがある場合、まだ余裕枠がある場合には、これまでは1か月前倒しが可能でありましたけれども、さらに1か月前倒しをして3回目の接種をお受けいただくことができるようになりました。これは、一般高齢者、その他の一般の皆様方を含めてでありますけれども。
一般高齢者の方々は、従前は2月から一月前倒しで接種いただけるようになっておりましたけれども、接種予約枠に余裕がある場合には、4月に8か月目が到来する場合も、3月には接種いただく予定でしたけれども、さらに1か月前倒して、6か月経過した時点で接種可能となっているところでありますので、こういった見直しがなされたところでありますので、ご希望の方は積極的にご活用をいただければと考えております。
それから、ワクチン接種のさらなる推進でありますけれども、現在の追加接種の状況であります。接種回数は県内で4万8,503回、接種率3.6%、全国平均を少し上回る状況で推移しております。
県内の各市町とも、高齢者施設等の入所者、従事者に対する6か月への前倒しについては、12月からスタートしたところが1町、1月から始められたところが20市町あるわけであります。
こういった流れに対して、県のほうでも大規模接種センターを設けて3回目接種の促進に力を注いでいるところでありますが、今般、高齢者施設等の従事者等に対して、県のワクチン接種センターに優先枠を設けて接種をさらに促進していくことといたしました。具体的には、保育所の保育士等の皆様方、そして高齢者施設等の従事者の方々、こういった方々には別枠で優先枠を設けて接種を前倒ししていきたいと考えております。
それから、オミクロン株に関する追加接種の効果をご紹介させていただきます。
まず、発症を予防する効果についてであります。オミクロン株に対してどの程度の効果があるかということでありますが、2回接種された方々の2週間もしくは4週間後の時点で、この予防効果が67.5%ほど確認されると。ただし、時間の経過に伴いまして20週間後になりますと10%まで予防効果が低下してまいります。ここで3回目の追加接種をしていただいて2週間以降になりますと、この予防効果がさらに70%まで高まるということが言われております。
また、もう一つの入院予防効果でありますけれども、同じように2回接種していただいた後2週間あるいは24週経過するまでの間の入院予防効果が64%確認されておりますが、これも徐々に低下してまいりまして、25週以上になりますと、これが44%までに低下してまいります。これに追加接種3回目を行っていただきますと、89%まで再度この予防効果が高まってくると、こう言われているところでありますので、ぜひ、こういったことをご理解いただき、3回目の接種をぜひお受けいただきたいと願っているところであります。
それから、交互接種に関して、少し不安をお感じの方々もいらっしゃるのではなかろうかと、こう思っております。しかしながら、交互接種の効果として、1回目、2回目と異なるワクチンの接種をしていただくことによって抗体量の上昇が期待できると、こうされております。
例えば、1回目、2回目にファイザー、ファイザー、そして3回目もファイザーを接種された場合に、抗体量の上昇率が20倍と、こうされているところでありますけれども、ファイザー、ファイザー、3回目にモデルナを接種していただきますと、この抗体量が31.7倍まで高まってくると、こう言われているところであります。
また、この交互接種については、副反応については、1・2回目の接種で報告された副反応と全く同じような程度である。また、交互接種を伴う追加接種と、交互接種を伴わない追加接種の間の副反応も、これは同程度であると、こう報告されているところであります。
したがいまして、交互接種に非常に抵抗感をお持ちの方々もおいでになられるかもしれませんけれども、副反応等についても特別のご心配をいただく要因はないものと考えているところでありますので、ぜひ、3回目の接種については、この交互接種を含めてご参画をいただき、一刻も早い3回目の接種にご協力をいただきますようお願いを申し上げます。
また、最後になりますが、これまでもお願いしてまいりました、この「HOME」に対するご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
まん延防止等重点措置について、お尋ねします。
先月から、県内全域にまん延防止等重点措置が適用されていて、新規感染者数の伸びは鈍化しているということだったと思うんですけれども、本日も含めて新規感染者数の過去最多が更新されているという状況があります。
改めて、このまん延防止等重点措置の適用の効果についてどういうふうに受け止められているか、お尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。
一つは、先ほどもご覧いただきましたけれども、感染の事例として、飲食等の場における感染事例、これは大幅に減少しているところでありまして、感染の動きとして、まず飲食店等で感染が発生をして、それが家庭内に持ち込まれ、職場内に持ち込まれていって感染が拡大するという傾向でありましたけれども、このまん延防止等重点措置の適用に伴いまして、営業時間短縮にご協力をいただき、感染事例も大幅に減少し、ただ、全体として感染者がまだ増加傾向にあるということは、この防止効果、重点措置の効果を定量的に把握するのはなかなか難しいところでありますけれども、一定増加率が鈍化しつつあるということが、幅広い皆様方のご協力をいただいた一つの動きではなかろうかと考えているところであります。
ありがとうございます。
飲食店への営業時間短縮要請についてなんですけれども、今時点で把握されている、要請に応じていないお店はどのくらいあるんでしょうか。
時短要請に応じていただけない、99%ご協力をいただいている状況でありまして、これは県の職員、出先機関を含めて市や町のご協力をいただいて、確認をさせていただいております。
その1%は協力をいただけてないということなんですけれども、そこに対する命令だとかの検討状況はいかがでしょうか。
これはまだ、これから検討を進めていく必要があるものと思っております。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
先ほどの質問にも少しかぶるんですけれども、今日、また新たに過去最多を更新したということで、なかなか減ったり増えたりという状況が続いていると思いますけれども、改めて今日、過去最多を更新したことへの受け止めをお願いします。
極めて深刻な状況が続いているものと認識をしております。21日からも2週間近くになるわけでありますので、重点措置適用に伴って様々な事業活動等についても制約が生じているわけでありますけれども、一刻も早く具体的な動きとして成果として表れるように我々も経過を見極めたいと、こう考えているところであります。
ありがとうございます。
それから、先ほどのまん延防止の関連なんですけれども、まだ適用期間の2月13日までは時間がありますけれども、どの時点で延長であったりとか、もしくは13日をもっての解除であるとかというところについて、何かお考えがあれば教えてもらえますでしょうか。
先ほど県内の各市町ごとの感染状況をご覧いただきましたけれども、離島地域等では感染者が非常に少ない地域もあるわけでありまして、延長を検討するに当たっては、そうした地域の首長さんのご意見等もお伺いしながら、今後の動向を踏まえて、再度協議をしていく必要があるものと考えているところであります。
したがって、まずは、今後の感染がどういう形で推移していくのか見極めた上で、延長するかしないかの判断、するに当たっては、区域をどう考えていくか、そういう点についても十分協議、検討を進めなければいけないと思っております。
分かりました。
それから、少しコロナと離れますけれども、明日、知事選が告示されると思うんですけれども、今後の選挙活動に対してはどのように取り組まれるのかということについて、改めてお考えを伺ってもよろしいでしょうか。
できるだけ県民の皆様方に直接、各地域にお邪魔して、私の思いの一端を申し上げながら、ご支援のお願いをさせていただく機会を賜りたいと願っているところでありますが、このコロナ感染症の状況が、今申し上げたとおりでありまして、予断を許されない状況にあるものと認識をいたしております。まずは、現時点で一刻も早く、この感染状況を抑えていくために全力を注いでいかなければいけないと思っているところでありまして、感染状況が緩和されてまいりますと、私もそういった機会をいただいてまいりたいと願っているところです。
分かりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時54分(54分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年1月25日 記者会見
会見内容
まん延防止等重点措置区域を県内全域に拡大
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今日は、現在の感染状況をご説明申し上げ、まん延防止等重点措置の適用について、これを県内全域に拡大したいと考えているところであり、ご報告をさせていただきたいと思います。
まず、県内の新規感染者数の推移をご覧いただきたいと思います(資料P1)。
グラフをご覧いただいてお分かりのとおり、1月の中旬以降、急激に感染者が拡大する傾向が続いており、本日1月25日公表の新規感染者数も600人を超え、過去最高の感染者数になるものと考えているところであります。
新規感染者のワクチン接種状況については、2回接種された方、3回接種された方含めて7割を超えるという状況であります。
県内の感染状況等についてご説明差し上げます(資料P2)。病床使用率が急速に高まるという状況ではありませんが、徐々に高まりつつあります。県全体では、新規感染者数、療養者数、全てレッドゾーンである、県の感染段階「レベル4」に該当する数字となっております。
こうした状況は長崎市も同じであり、病床使用率も3割を超えるという状況まで高まってきているところであります。
佐世保市の状況でありますが、さらに病床使用率は高まっておりまして、4割近くに上っているという状況であります。
入院医療の状況であります(資料P3)。1月24日公表時点で、入院患者数154人ということであります。1月24日現在では重症者は0名ということになっておりますが、現在、重症患者も発生しております。中等症・軽症154名、宿泊療養施設療養者256名、自宅療養者2,464名ということで、自宅療養をしていただいている方々が急激に増加中という状況となっているところであります。
それから、これを市町別に見てみます(資料P4)。従前は、長崎市、佐世保市が中心でありましたけれども、県内各地域で感染者数が相当増えているという状況で推移しております。具体的に地図でご覧ください(資料P5)。まん延防止等重点措置の適用を検討しておりました1月17日時点と1月24日時点の状況であります。1月17日時点では、いわゆる最高レベルの感染者数は長崎市、佐世保市を中心に限定された市町でありましたが、1月24日時点で、ほとんどが最高の「レベル4」まで感染者が拡大しているという状況であります。
また、この感染者の年代別の状況を見てまいります(資料P6)。最新の状況1月18日から23日まで、1月12日から17日まで、そのさらに6日前1月6日から11日までという状況の比較になりますが、若い世代の感染者が非常に多いという状況から、徐々に高齢者の方々に感染が拡大している状況が見てとれるところであります。
具体的にご覧いただきたいと思います(資料P7)。従前は病院、あるいは高齢者福祉施設等でのクラスターの発生について、2次感染の事例などではほとんど見られませんでしたけれども、1月18日以降、病院、高齢者福祉施設でもクラスターが発生したところであり、2次感染された方々も急激に増加しているという状況にあります。これに伴って病床使用率も徐々に高まる傾向であり、現在、県の感染段階「レベル2─Ⅱ」を超えるという状況に至っているところであります。
具体的に入院患者の状況を年齢別にご覧いただきます(資料P8)。1月13日と1月23日のピンポイントでの数字を取りまとめたところであります。1月13日現在の入院患者の状況でありますが、60代以上が45%で、半数よりも少なかったわけでありますが、1月23日の状況を見てみますと、入院されている方で60代を超える方々の割合が7割近くにまで高まっているという状況であります。
併せて、重症度の状況であります。軽度の入院患者の方々が75%ということ。1月13日時点では、肺炎の所見が見られる中等症Ⅰが21%、酸素投与が必要な中等症Ⅱが4%、人工呼吸器が必要な重症者の方はいらっしゃらないということでありました。本日1月25日現在の状況では、軽症者の方々がほぼ半数の52%、中等症の方は中等症Ⅰ・中等症Ⅱ合わせて約半数の47%まで達しているという状況であります。なおかつ、重症者の方が2人で1%入院されているという状況であります。
まとめてみますと(資料P9)、まん延防止等重点措置の要請をさせていただいた後も、連日400人を超える感染者が確認されているところであり、県内全域で急速に拡大する状況が続いております。
併せて、病院や高齢者の福祉施設等でクラスターが発生するなど、60歳以上の感染者の方々が増加し、今後、病床のさらなるひっ迫が懸念される状況であります。
医療提供体制への深刻な影響を回避するため、まん延防止等重点措置の対象区域を拡大し、県内全域でより強い行動制限についての協力をいただくことが必要になってきているものと受け止めているところであります。
そこで、今回、まん延防止等重点措置区域を拡大し、明日1月26日から2月13日まで、県内全域にこの重点措置を講じてまいりたいと考えております(資料P10)。
なお、長崎市、佐世保市以外の市町の飲食店等への営業時間短縮要請は、1月28日金曜日からスタートすることといたしております。これは、お店の皆様方の準備が必要であるということで、一定の時間を確保しているところであります。
具体的な要請の内容については、前回もご説明をさせていただいておりますので、前回の要請から変わった点を中心にご説明をさせていただきます(資料P11)。
前回、長崎市、佐世保市に特化して重点措置を講じたところでありますが、今回、1月26日から長崎市、佐世保市以外の市町を追加し、終期をそろえて、2月13日まで県内全域で同じ措置を講じてまいります。不要不急の外出をお控えいただき、8時以降、飲食店に出入りされることはお控えをいただくということであります。その他の内容は、前回の内容と変わっておりません。
それから、飲食店等への営業時間短縮要請であります(資料P12)。先ほど申し上げましたように、長崎市、佐世保市以外の市町については1月28日から2月13日まで、同じように営業時間を午後8時までに短縮をしていただき、終日お酒の提供を控えていただきたいというお願いとなっております。
それから、集客施設への要請についても措置対象区域が拡大されたことに伴う内容の説明であり、具体的な協力要請は前回と変わっておりません(資料P13)。
イベント等の取扱いも全く同様であります(資料P14)。今回、県内全域に協力のお願いを引き続きさせていただくということになっております。
その他のお願いについても、前回同様、ご覧いただいておりますとおりのご協力を県内全域でお願いするものであります(資料P15)。
県の取組状況であります(資料P16)。県有施設の開館時間の短縮・休館を県内全域に拡大してまいります。前回、検討の対象にしなかった施設についても新たに検討対象として開館時間の短縮等を進めてまいりたいと考えております。
県立学校については、前回は長崎市、佐世保市並びに隣接する長与町、佐々町等で分散登校・時差登校を実施することといたしておりましたが、今回は全ての県立高校・県立中学校を対象に同様の措置を講じていくことといたしております。
それからもう一つ、ここが前回と少し変わったところであります。
医療提供体制の状況についてご報告を申し上げたいと思います(資料P17)。感染者が爆発的に増加している状況で、コロナ患者受入医療機関の医療従事者にも感染者が確認されており、医療提供体制への支障が一部見られる状況になりつつあります。具体的に申しますと、44のコロナ患者受入医療機関のうち、少なくとも現時点で20以上の医療機関において、150人以上の医療従事者が休業を余儀なくされているという状況であります。
そしてまた、県の精神医療センターでも院内での感染者が確認されたところであります。したがいまして、センターへの精神科救急患者の受入れが困難な状況となっておりますことから、県内民間精神病院に対して、救急患者の受入れ協力についてお願いをさせていただいているところであります。
そのほかの点については、前回と変わりがないところであります。
それから、順次、経口薬の投与体制は拡大してまいっております(資料P18)。従前の381施設から416施設へ拡大してまいりました。そしてまた、保健所の体制の見直しでありますが、現在、県の本土に所在する保健所においては、第3段階まで拡大をしておりますし、離島地域においては第2段階という状況であります。
それから、ワクチン接種であります。ワクチン接種の促進を図ってまいりたいと考えているところでありますが、今後、県医師会の協力をいただいて、施設入所者・入院患者等について追加接種をさらに促進していきたいと考えているところであります。これは、施設に入所・入院されている本人が直ちに同意をいただくというような状況であれば、あまり手間はかかりませんけれども、なかなか意思表示の確認ができないような方もいらっしゃるわけであります。その際にはご家族の皆様方のご同意をいただく手続等が必要になってまいります。また、基本的には、こういった施設については嘱託医の皆様方がいらっしゃいますが、そういった嘱託医の皆様方にお願いするだけではなかなか促進が図りにくいということがありますので、県医師会へご協力のお願いをさせていただいているところであります。
それから、もう一点、検査体制について若干課題が生じつつあります(資料P19)。ご承知のとおり、症状が具体的に確認される場合には、保険診療でPCR検査、抗原定性検査キットでの検査が行われているところであります。濃厚接触者も同じように行政検査、そして無症状者で不安を感じておられる方々については無料検査を行っているところでありますが、いずれにしても、PCR検査に併せてこの抗原定性検査キットによる検査が行われてきたところであります。全国的な状況でありますが、この抗原検査キットがなかなか入手できない状況が見られるところであり、既にほかの県では医療機関でのこの抗原定性検査ができないという状況が見られるところであります。
抗原定性検査キットで対応しておられる医療機関も数多くあるわけでありますけれども、先ほどご覧いただいたように無料検査、あるいは濃厚接触者の検査において検査キットが使用されることで、医療機関における検査が困難な状況になっているところであります。
そこで、この抗原定性検査キットの入手について、全ての医薬品卸売業者にメーカーの情報を提供して入手を促進することといたしているところであります(資料P20)。
現在、国においては、買取り保証をした上で製造各社に対して増産を要請されているところでありますが、既に品薄の状況となっていることも想定されるわけでありまして、迅速な確保が求められているところであります。
それから、濃厚接触者の検査について、県外の一部の自治体においては、検査対象を縮小している状況であります。これは先ほどの検査キットの課題や、保健所等の検査体制、人的な対応等がなかなか難しい状況になりつつあるということも確認されているところであります。本県においては、先週までは全件検査を行ってきたところであります。濃厚接触者の検査は全てPCR検査等を行って確認しなければならないということにはなっておりませんが、実質的に全件検査を行ってきたところであります。現在、これがなかなか難しい状況になっており、優先度をつけて継続していかなければいけない状況となっているところであります。県内でも感染者が多数確認されております県央保健所などについては、一部、優先度をつけて、若い方々、あるいは無症状の方々等については、少し後送りという状況になっているところであります。
それから、無料検査の検査体制であります。従前は48か所を確保しておりましたけれども、現在は56か所と拡大をいたしております。無料検査については、今後、基本的には予約制とさせていただきたいと思います。先ほど申し上げたように、この無料検査を抗原検査キットで行っている検査所もあるわけであり、一つは安定的な確保が懸念されるため、できるだけ優先的にPCR検査を活用することで対応してまいりたいと思いますが、今後は、予約をして検査をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
なお、この際には、無料検査期間は1月末までとなっておりましたけれども、これを2月末まで延長するということといたしているところであります。
以上、私からのご報告でありますが、本日も、最大の感染者が確認されるということになってまいります。感染拡大防止に向けて、引き続き、関係者のご協力をいただきながら、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうか、県民の皆様方におかれましては、まずは、基本的な感染防止対策の徹底をお願いさせていただきますとともに、前回もお願いをさせていただきました、「HOME」の4つのご協力をいただきますようお願いをさせていただくものであります。
まず、第1点は「be Home」であります。症状がある方々の外出、あるいは出勤等によって感染が拡大する状況が見られるところでありますので、少しでも症状があって不安をお感じになられた場合には、外出をお控えいただきますようお願い申し上げます。
2点は「Online visit」であります。ご覧いただいたように、多くの福祉施設でクラスターが発生しております。ご家族にお会いになる時には、ぜひオンライン面会をご活用いただきますようお願いを申し上げます。
3点目は「online Medical care」であります。医療従事者の中にも感染事例が増加する傾向にあります。ぜひ、かかりつけ医の皆様方との電話診療の活用をお願いしたいということであります。
4点目は「Early vaccination」、これから3回目の受診票が届くものと考えておりますが、接種券が届き次第、一日でも早く3回目のワクチン接種を受けていただきますように、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。
私からは以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
まん延防止等重点措置区域拡大についてお尋ねします。今回、長崎市、佐世保市から県内全自治体に拡大するということです。前回の会見時から比べて、確かに各自治体で感染者が増えていますけれども、対馬や五島等、ほかと比べるとそれほど増えていない地域もあります。その中で、拡大範囲を県内全域にしない選択肢もあったかと思いますが、あえて県内全域に対象を広げた理由を改めてお伺したいと思います。
これは、まん延防止等重点措置の適用について、各市町の皆さんと相談をさせていただいたところであります。個別には、まだ、まん延防止等重点措置の適用までは考えていないといった自治体もおられたところでありますが、このような状況を受け、最新の感染状況の情報を提供させていただいた上で、改めてお話をお伺いしたところであります。昨日1月24日に、調整をさせていただいた結果、県内全域で適用するという方針について同意が得られたところであります。
例えば五島市、対馬市等では、まだ大きく感染が拡大していない状況でありますけれども、クラスターが頻発している状況であります。クラスターが発生いたしますと、急激に感染者が拡大していくことでもって、離島地域は特に医療ひっ迫が懸念されるところでありますので、そういった点も踏まえて方向性を決めさせていただきました。
分かりました。
飲食店等への営業時間短縮要請についてお尋ねします。長崎市、佐世保市以外の自治体についても、認証店であるか、認証店でないかを問わずに営業時間を午後8時までに短縮し、終日酒類の提供を行わないこととして、協力金についても同一としています。
全国の事例を見ると、認証店については選択制にしているところもあり、今回の長崎県の措置は、全国的に見てもかなり厳しい措置に見えますが、判断をした理由について教えてください。
これは、前回、長崎市、佐世保市をまん延防止等重点措置の対象区域にするということで検討をした際にも、この取扱いをどうするかということになり、さらに追跡して感染者の発生状況を認証店と認証店ではない店舗で分析をしてみましたところ、特に認証店で感染の発生頻度が低いという状況は見られませんでした。今回のオミクロン株の感染は、非常に感染力が強いという状況であります。県内の認証店は、現在、全飲食店のうち約3割の店舗が認証を取得していただいているところでありますが、その店舗に限ってお酒を提供し、あるいは営業時間を1時間さらに延長するというような形になりますと、恐らくは、利用者の方々がそういった店舗に集中してしまうのではないかということも懸念されるところであります。大変申し訳ない話でありますけれども、一律強い措置を講じることによって、一刻も早く感染拡大を防止していくことを優先させるべきだと判断したところであります。
認証店と、認証店ではない店舗で、「認証店が感染の発生頻度が低いという状況は見られなかった」という結果を受けて、現在の認証店の制度を改める等、今後の対応というのは何かありますでしょうか。
まだ感染の要因や事例の分析というのが十分進んでおりません。一定これまで認証店については、パーテションを設けていただいたり、手指消毒を徹底していただく、あるいはマスク会食についての協力要請をしていただく、空調設備等もしっかりと整備していただくということで、従前のデルタ株については有効な手法の一つだったものと認識をいたしておりますが、結果として、オミクロン株については、まだ具体的な優位さが見られないという状況にもありますので、先ほどのような判断をさせていただきました。
ただ、これまで非常にご協力をいただいて、設備の投資なども行っていただいてきたところであり、現在、「Go To Eatキャンペーン」などの事業については、今は中止をしておりますけれども、ぜひ、飲食等においでいただく際には、やはり認証店をご利用いただきたいということで、継続してお願いをさせていただいているところであります。
分かりました。資料17ページの県精神医療センターでも院内での感染者が判明し、救急患者の受入れが困難とありますが、現状で分かっている範囲で、感染者数と、クラスターに当たるのかどうかとかをお伺いしたいのですけれども。
本日発生した事例でございまして、現在、詳細については保健所で調査中でございます。また、クラスターに当たるかどうかも含めて調査中という状況でございます。
本日判明ということは、明日発表の感染者数にカウントされるということになるのでしょうか。
はい。明日のカウントに入ります。
ありがとうございました。
長崎市と佐世保市にまん延防止等重点措置が適用されてから、数日でこの広がり、そして県内全域に適用ということです。まず、県内全域にまん延防止等重点措置を拡大したということについての受け止めを改めて教えていただいてよろしいでしょうか。
オミクロン株が確認されて、その感染力の強さ、拡大のスピードというのは、これまで経験したことがないほどのものであるという認識は持っておりましたけれども、前回までのデルタ株では、ご承知のとおりこの重点措置は長崎市、佐世保市に適用させていただく中で、全体として多くの県民の皆様方には危機意識を持ってご対応をいただいて、感染が縮小傾向に転じたところであり、そういった可能性も含めて、特に感染が厳しい状況であった長崎市、佐世保市に限定して同措置を講じてきたところでありますが、やはりその他の地域においても遅れるような形で急激に拡大してきたということであろうと受け止めております。
ありがとうございます。あと、今回、重傷者の方が2名いらっしゃるということですけれども、差し支えない範囲で、年代、ワクチン接種の有無等の情報はありますでしょうか。
すみません、個人情報になりますので、年代のほうは差し控えさせていただきます。また、ワクチン接種につきましても、昨日、本日の発生症例ですので、現在確認中という状況でございます。
ありがとうございます。今回も不要不急の外出自粛ということですけれども、その一方で、会食はコロナ対策認証店を利用し、普段一緒にいる方と、4人以内、2時間以内でということで許容されていますが、外出自粛がどの程度の強さで知事がおっしゃられているのかというところを、確認させていただきたいのですが。
こういうスピードで感染が拡大しているということについては、外に出られる際にも、できるだけお出かけになる方々の人数を減らしていただく、その時間もできるだけ短くしていただく、最終的には人と人との接触によって感染が拡大していくわけでありますので、そういう機会をできるだけ減らすためにご協力をいただきたいというお願いであります。
最も感染のリスクが高い場面として考えられるのが飲食の場だと思います。例えば飲食の場においても、ぜひ、ふだん一緒にいらっしゃるご家族の方々であるとか、そういう皆様方とお出かけいただきたいと考えているところであります。やはりそれぞれのご事情がおありでしょうから、一律に外食は控えてもらうということも難しいものと受け止めておりますので、その際には接触される方々の数を、ぜひ、ふだんよりも一段、二段と減らしてご対応をいただければと考えております。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
資料8ページにおいて中等症の患者の方も増えているということでグラフをお示しいただいたのですけれども、こちらに関して年代の特徴など、分析ができていたら、もう少し教えていただきたいのですが。
こちらの調査は、コロナの調整本部委員でもある長崎大学の先生にお願いしまして、個別に調査をしていただいたものであります。年代の詳細については調査項目に入っておりませんので把握できていないという状況でございます。
承知しました。高齢者の感染が増えてきていることと関連があるかというのは、まだ分からないでしょうか。
疫学的に分析するのは非常に難しい状況ですが、各医療機関の先生と直接お話する中では、やはり高齢者が増えてきているので、重症化するに伴って増えてきているという話はお聞きをしております。
ありがとうございます。
知事にお伺いします。まん延防止等重点措置については、長崎県においては今回で2回目の適用になります。他県の事例を見ると、早々に県内全域という、範囲を広げた形での適用を要請されたところもあります。長崎県では、感染状況が特にひどかった長崎市と佐世保市という2つの地域に絞って適用され、ほかの自治体が遅れて増えてきたということで今回適用範囲を広げたということになりますが、県内全域に適用するという選択は、長崎市と佐世保市への適用時点ではなかったということなのでしょうか。
資料5ページの感染状況をご覧ください。1月17日時点でまん延防止等重点措置の判断をしたわけでありますけれども、感染レベルの最大であります「レベル4」はご覧いただいてお分かりのとおり、長崎市、佐世保市が数的にも一番多かったわけであります。また、私どもも、長崎市、佐世保市が先行して拡大する傾向でありましたので、非常に危機感を強くしておりました。
そのほかの地域を分析しますと、これは保育施設等で大規模なクラスターが発生し、その感染が家庭内に持ち込まれる等、感染経路がほぼ特定されるような感染事例でありました。したがって、この重点措置を適用する際には、長崎市、佐世保市で先行して考えたところであります。
今回、飲食店には、要請に従った場合協力金を支給などということがありましたけれども、現に高校生のイベントなどが中止になったといったこともあります。イベントの中止に関しての協力金などの対策などはあるのでしょうか。
これは前回もご説明をさせていただきましたけれども、業種を限らず、感染症がここまで拡大する前の特定の月と現在の特定の月と比較して、30%以上減収につながっているというような場合には、個人の場合で30万円ないし50万円を限度にこの支援措置を国で準備されているところであります。
ただ、その活用に当たっては、様々なご苦労もおありだろうと思いますので、しっかり経済団体とも相談をしながら、サポートできるような体制を講じていきたいと思っているところであります。
県内独自のものも進めていく可能性もあるということでしょうか。
この措置で足らざる部分があって、なお対応していかなければいけないという状況が確認できれば、いろいろな方策を検討していく必要があるものと思っております。
承知しました。ありがとうございます。
先ほどの質問と若干かぶると思うんですけれども、21日に長崎市と佐世保市にまん延防止が適用されて、まだ4日しかたっていない段階で、今回、対象区域を県内全域に拡大するというところですが、いろいろな対応の遅れというか、もう前回やっておけばよかったんじゃないかという声も聞かれるのですけれども、それについてはいかがでしょうか。
これは感染状況を見ますと、長崎県のまん延防止等重点措置適用要請というのは全国でも早い自治体の一つではないかと認識をいたしております。感染レベルや、病床使用率等を考えた場合に、県の感染段階「レベル3」に近い状況の中で、それぞれ同措置を要請することになろうかと思いますけれども、県の感染段階「2−Ⅱ」に上げて直ちに要請をさせていただきました。
質問の趣旨がちょっと違ったんですけど、要は拡大というか、全域に拡大するのが遅かったんじゃないかという声もあるんですけど、それについてお聞きしたかったんです。
拡大は、まん延防止等重点措置を適用させていただいたのが1月21日でありまして、あと県内の状況が確認されたのが22日土曜日・23日日曜日・24日月曜日ですね。各首長さんと協議をさせていただいたのが昨日1月24日でありましたので、今日、発表させていただいているという状況であります。
1点補足します。スケジュール感で言うと、21日金曜日から営業時間短縮を始めさせていただいていますけれども、まん延防止等重点措置の要請を行って、その翌日に国から指定が行われております。まん延防止等重点措置の指定というのは1月19日からという形になります。そこからカウントしますと、今、1週間後という形になってまいります。
要するに、まん延防止等重点措置の対象区域を、長崎市、佐世保市に決めた当時には、これだけ拡大するとは予測されてなかったということなんでしょうか。
それぞれの地域を見て判断いたしましたけれども、ここまで県内全域で急激に拡大するとまでは予測しておりませんでした。
先ほど認証店のお話がありました。今の飲食店の第三者認証制度というのはオミクロン株に対しては意味がないというふうに分析されているという理解でいいのでしょうか。
全くそんなことは申し上げておりません。感染の状況を分析して把握したところ、今の認証店での感染症対応で十分に防げていない。実態として防げてないというんでしょうか、ほぼ変わらないような状況で感染者が発生しておりますので、この協力をお願いする際にも、分けて緩和措置を講じるという選択肢は採用しなかったところであります。
資料20ページの無料検査についてお尋ねします。無料検査について、今日の県のホームページでは、1月24日現在で薬局が42か所とあります。ちょっと質問がこの会見に沿う部分か分かりませんが、取材をしますと、無料検査や、検体を扱うような薬局では薬を受け取りたくないとか、そういうことをやっている薬局の人間は自分の病院に来るなといった、風評被害、差別的な被害が起きているということが分かってきました。近く記事にしようと思っているのですけれども。700ある薬局うち42の薬局が協力してくれていると聞いています。その中には、医療機関からの指摘を受けて検査を辞退したというところもあると聞いております。感染拡大の中、県の要請に従って、無症状とはいえ、心配な人に対して無料検査を実施するというのは、非常に意義のあることだと思っております。検査機関を取材したところ、相当な人が感謝をしていて、これで陰性だったら安心して仕事ができるとか、学校に行けるとか、そういう声もたくさん聞いているのですが、一方で、そういった差別的なことがあっているという状況は、非常に悲しい状況だなと思います。
知事なり、部長なり、こういう状況があることを把握していらっしゃるか、もし把握してないとしたら、こういう状況についてどう思うかということをお尋ねしたいと思っています。
まず、各薬局の皆さんで無料検査を実施しているところに、改めて感謝を申し上げます。当然、我々のほうもそういった声というのは入ってきておりまして、そういうスティグマ(差別・偏見)がないように県としてもしっかりと対応していきたいと思います。
また、今、各薬局では、先ほど知事が申し上げましたように、PCR検査と、一部キットを使った検査もしておりますが、今、PCR検査のほうに移行しておりまして、よりスムーズな検査体制というより、安全な検査体制というのを、確立をさらに進めているところでございますので、そういった情報を含めて、しっかりと県民の皆様に周知をしていきたいというふうに思います。
分かりました。ありがとうございます。
無料検査期間を2月28日まで延長というのは、やはり感染者が減らない状況で延長したということで考えてよろしいのでしょうか。
少なからず、今、感染が拡大している中で不安を感じていらっしゃる方がいますので、そのための延長という状況でございます。
ありがとうございました。以上です。
新規感染者についてもともと若い方たちが多かったと思うのですけれども、60歳以上の患者が増加している要因というのはどういったことが考えられるのでしょうか。
一つには、先ほどの資料にもございましたように、高齢者施設等でのクラスターがあるということもございます。また、ここ最近においては、濃厚接触者に対する細かな疫学調査というものの調査に日にちがかかってきている状況ではございますけれども、家族内感染もございますので、そういったことも含めて高齢者のほうにも広がってきているというふうに認識をしています。
高齢者に広がってきているということで中等症、重症の方が出てきたことにつながっているのではないかと見ているということでよろしいでしょうか。
はい。具体的な分析までできておりませんけれども、各医療機関の先生と話す中では、そのような状況であるというふうに認識をしています。
飲食店への営業時間短縮要請について、長崎市、佐世保市では、約4,000店舗が対象だということでしたが、今回新たに加わった残り19の市町での対象店舗数はどの程度の数になるのでしょうか。
私からご説明差し上げます。県全体で約7,200店舗、長崎市、佐世保市で約4,000店舗、それからいきますと、今回の新たに追加になるのは約3,200店舗ということでございます。
営業時間短縮要請の協力金の財源の内訳は国、県、市町で折半になるのでしょうか。
そのとおりです。
分かりました。資料17ページの医療提供体制の現状のところで、「コロナ患者受入医療機関の医療従事者にも感染者(濃厚接触者)が確認されており、医療提供体制に支障が生じつつある」とありますが、具体的にどのような支障が生じているのでしょうか。
いくつかの医療機関では、既に公表されておりますけれども、受入れ医療機関においても従事者等の感染者が出てきている状況です。そのために一部、一般医療に関しても新規の入院患者の制限をしてきているというところも出てきているという状況でございます。
併せて、コロナ病床のほうも若干縮小しているというところの医療機関も出てきております。
分かりました。「少なくとも、現時点で20以上」とありますが、「20以上」の具体的な数を教えてください。
こちらも聞き取り調査をするしかありませんので、我々が把握しているだけで20ということでございます。それ以上に把握できていないところもあり得ると思いますので、20以上という表現にしております。
「150人以上の医療従事者が休業中」の「150人以上」についても、県が把握しているのが150人で、把握できていないところもあり得るということで「以上」とつけているということでしょうか。
おっしゃるとおりです。
分かりました。今後、さらに、こういった医療従事者の感染が増加することも想定されると思いますが、何か具体的な対策があるのでしょうか。
一つは、今回のまん延防止等重点措置の県内全域への適用ということで、感染全体を抑えて、医療機関の従事者等に対する感染も抑えるということがあると思います。
それから、医療従事者に関しては、濃厚接触者でありましても、各医療機関の判断で、毎日検査を行って陰性と確認できれば業務が可能となっていますので、そういった内容についても議論をしているという状況でございます。
分かりました。医療従事者と関連して、学校でも感染者が出ています。例えば沖縄県では教員が出勤できなくなっているということで、学校教育自体がままならない状況もあると報道されていました。長崎県の教育現場では、まだそこまで深刻な事態には至っていないのでしょうか。
県立高校、県立中学校においては、そのような状況は起こっておりません。
分かりました。1月21日からまん延防止等重点措置を長崎市、佐世保市に適用した時点で県内全域に適用すべきだったのではないかという話もあったと思いますが、県内全域適用の判断として、感染状況ということをおっしゃられていますけれども、例えばまん延防止等重点措置や、緊急事態宣言になると、私権の制限や自粛要請が出てきます。例えば私権の制限や自粛要請を慎重に考えないといけないとか、そういった判断も一定あったこともあるのでしょうか。
それは、当然考慮すべき課題の一つであると思っております。飲食店等の営業時間を短縮していただくということは、経済活動に相当強い支障を生じるということに変わりないわけでありますので、できれば、そういった制約を設けることなく経済活動を続けていただくのが本来のあり方であると考えているところでありまして、したがって、その地域、地域の感染状況等を細かく分析しながら、こういった強い制限措置については適用していかなければいけないものと考えているところであります。
分かりました。以上です。
一点、すみません、スケジュールを補足させていただきたいと思います。
先週、1月18日と19日に知事会見を行わせていただいております。いわゆる飲食店の営業時間短縮は酒類の提供の禁止がありますので、まん延防止等重点措置の適用を受けてから措置を開始するということでありまして、一旦、18日の会見をさせていただいた際に、営業時間短縮以外のところ、外出自粛等について、県民の皆様へのお願いという形で盛り込ませていただいております。その後19日に、実際にまん延防止等重点措置の適用がなされたという会見の中で、1月21日からの適用分として、飲食店へのお願いという形が出てまいりました。時系列としましては、18日から動き始めたものと21日から動き始めたものがあるという理解でございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後6時45分から午後7時19分(34分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年1月19日 記者会見
会見内容
まん延防止等重点措置の適用について
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
昨日に引き続き、本日もこうした機会をいただき、本当にありがとうございます。
ご承知のとおり昨日は290人の新規感染者が確認されました(資料P1)。本日も、これを大幅に上回る409人の感染者が確認されるなど爆発的に感染が拡大している状況にあります。このまま拡大が続きますと、医療提供体制がひっ迫し、県民の皆様方の命や健康を守る上で重大な支障となることが懸念されているところであります。
このため本県では、県独自の病床使用率等の予測結果等を用いながら、有識者の皆様とも議論を重ね、早目早目の対策を講じてきたところであります。
そうした中、先ほど、本県へのまん延防止等重点措置の適用が正式に決定されました。長崎市、佐世保市をはじめ、県民の皆様方には、さらに強い対策の実施についてご協力をいただくことになり、ご負担をおかけすることとなりますが、私ども県といたしましても、感染拡大防止対策に引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうか県民の皆様方には、ご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
それでは、本日の感染状況を踏まえた現状について、ご報告をさせていただきます(資料P2)。
まず、県内の感染状況でありますが、先ほど申し上げましたように本日は409名の新規感染者が新たに確認されたところであります。
県全体の病床使用率が23.2%まで高まってまいりました。
一方、療養者数も1日10万人当たり132.3人と、病床使用率は県の感染段階「レベル2−Ⅰ」の状況でありますが、新規感染者数、療養者数、いずれも最高の「レベル4」に既に達しているという深刻な状況であります。
長崎市についても同様の状況であります。病床使用率は25.1%で県の感染段階「レベル2−Ⅰ」の状況であります。新規感染者数、療養者数とも県全体と同様、県の感染段階の最高レベル「レベル4」に達しているという状況であります。
一方、佐世保市については、特に病床使用率は既に県の感染段階「レベル2−Ⅱ」を超えるという状況となっており、41.8%まで高まってきているところであります。新規感染者数、療養者数、いずれも県の感染段階の最高レベル「レベル4」に達しているという状況であります。
入院医療の状況であります(資料P3)。本日公表時点での入院患者数は、130名になっております。ちなみに昨日の発表では、入院患者数は109名でありました。
病床使用率も、佐世保・県北医療圏の41.8%が最も高くなっておりますが、本土部分で26.9%、県全体で23.2%と、徐々に高まる傾向で推移しております。
なお、自宅療養者が急速に拡大する状況であります。
次に、県内各地域の発生状況であります(資料P4)。
長崎市、佐世保市の発生状況が極めて多くなっておりまして、両市合わせて6割を超えるという状況が続いているところであります。小値賀町を除く県内全ての市町で感染者が確認される状況であります。
そこで、先ほどお話をさせていただきました、長崎市、佐世保市が、まん延防止等重点措置の対象地域となりましたことから、県民の皆様方にぜひ、ご協力をお願いさせていただきたいと思います(資料P5)。
長崎市、佐世保市を重点措置区域として特別の対応をお願いする形になります(資料P6)。外出につきましては、不要不急の外出をお控えいただき、午後8時以降は飲食店への出入りをお控えいただきますようお願いを申し上げます。また、重点措置区域以外の地域におかれても、極力外出をお控えいただきますようお願い申し上げます。特に、長崎市、佐世保市への外出も含めてお控えいただきますようお願い申し上げます。それから、県外との往来でありますが、不要不急の往来は、お控えいただきますようお願い申し上げます。
会食につきましては、これも前回もお願いをさせていただきました。会食をされる際には、ながさきコロナ対策認証店をご利用いただきますとともに、普段一緒にいらっしゃる方々と4人以内で、かつ2時間以内として飲食店等をご利用いただきますようお願い申し上げます。なお、会食をされる際にも、マスクを外した状態での会話はお避けいただきますようお願い申し上げます。
そのほか、基本的な感染症の対策の徹底をお願いさせていただきますとともに、特に、家庭内の感染、職場感染が急速に拡大する傾向であります。ご家庭での会話等をなさる場合もマスクの着用、換気の徹底など感染対策にご留意をいただきますようお願い申し上げる次第であります。
次に、飲食店等の皆様方へのお願いであります(資料P7)。
今週1月21日金曜日から2月13日までの24日間、飲食店並びに遊興施設のうち食品衛生法の飲食店・喫茶店営業許可等をお受けいただいている店舗の経営者の皆様方には、ぜひ、営業時間を午後8時までに短縮をしていただきますようご協力をお願い申し上げます。併せて、終日、酒類の提供をお控えいただきたいと考えているところであります。
なお、この24日間ご協力をいただきました場合には、前回と同額でありますけれども、協力金を支給させていただくことといたしているところであります。
集客施設等を運営されている皆様方へのお願いであります(資料P8)。
床面積1,000平米を超える施設、具体的には劇場、集会場、ホテル、運動施設、遊技場、遊興施設、小売店、ショッピングセンター等でありますが、こういった施設にお客様をお迎えになる場合には、入場者の整理、入場をされる方々に対するマスク着用の周知、そしてご協力いただけない方々の入場の禁止措置を講じていただきますとともに、感染防止に効果のある諸対策についても、ぜひご協力をお願い申し上げる次第であります。
それから、イベント等の取扱いであります(資料P9)。イベント、集会等の開催に当たっては、中止・延期等を含めて、慎重にご検討をいただきますようお願い申し上げます。
なお、開催される場合にあっても、表に記載のとおり、5,000人以下のイベントの際には、大声なしで収容定員の100%を上限に、大声がある場合には収容定員の50%を上限にお客様をお迎えいただきますようお願い申し上げます。5,000人超のイベントの場合には、2万人、収容定員100%、いずれか小さい方を上限にお客様をお迎えいただきますようお願い申し上げる次第であります。
そのほかのお願い事項であります(資料P10)。
県外に出張される際には、出張先での県外の皆様方との会食をお控えいただきたいというお願いであります。業種別ガイドラインを遵守していただきますとともに、時差出勤、リモートワークの推進等によって、出勤者の半減にご協力をお願い申し上げる次第であります。
また、職場感染事例も増加傾向で推移しておりますので、職場における感染防止のための具体的な取組、基本的な感染防止対策に併せて、テレビ会議の活用、昼休みの時差取得、あるいは居場所の切り替わりの際への注意などをご徹底いただきますようお願い申し上げます。併せて、職員・従業員の皆様方の健康管理のためにN-CHAT等の積極的なご活用をお願い申し上げる次第であります。
次に、県の取組であります(資料P11)。
重点措置の対象区域となりましたことに伴い、まず、長崎市、佐世保市の県有施設については開館時間の短縮や休館等を実施することといたしております。
それから、学校での対応であります。重点措置区域である、長崎市、佐世保市(宇久高校は除く)2市の県立高校と、長与町、佐々町の県立高校については、準備が整い次第、2月13日まで分散登校、あるいは時差登校を実施することといたします。また、部活動でありますけれども、自校のみの部活で平日2時間程度の実施といたしたいと考えております。他校等との交流は控えていただきますようお願い申し上げます。また、感染リスクの高い行事等については、中止や延期等も併せて検討を進めることといたしております。
それから、観光キャンペーンであります。1月24日から割引を停止させていただき、キャンセル料の実費発生の際には、1月31日までにキャンセルされた予約分に限って、キャンセル料の県負担を行わせていただくことといたしているところであります。
なお、コロナ禍で大きな経営上の影響を受けられる事業者の皆様方については、国の事業復活支援金等を活用した支援策について、今後、検討を進めていくことといたしているところであります。
それから、医療提供体制であります(資料P12)。自宅療養者、宿泊施設療養者の皆様方の支援体制を構築しているところでありまして、陽性判明当日、あるいは翌日までに確実に皆様方と連絡を取り、必要な支援を開始した上で健康観察を実施することといたしております。具体的にはパルスオキシメーター(酸素飽和度測定器)の全員配布、迅速かつ確実な健康観察を継続することといたしております。自宅療養サポート医を配置し、本日1月19日から順次、電話診療を開始しているところであります。
また、臨時の医療施設の開設でありますが、長崎、佐世保両地区の宿泊療養施設内に臨時の医療施設を再度開設することにいたしております。具体的には1月21日から、この医療施設の中で点滴、酸素投与等ができるような体制を整備していくことといたしております。
それから、重症化予防のための経口薬の投与体制の拡充であります。1月7日時点で78施設において経口薬を投与できるような体制を整備いたしましたが、1月18日現在、381施設において経口薬を投与できるような体制を整えているところであります。
それから、保健所の体制整備でありますが、感染者の急増に伴い、感染段階に応じて、各保健所の体制拡充を図ることといたしており、最大535人体制を構築できるよう準備を進めておりますが、現時点でそれぞれの保健所の感染状況に応じて、第1段階から第3段階の体制を構築し、業務に携わっている状況であります。
それから、ワクチン接種であります(資料P13)。3回目のワクチン接種を迅速に進めてまいりますため、国の方針に沿って、2回目接種からの接種間隔を前倒しして実施する体制を整えていくことといたしております。
また、県の大規模接種会場につきましては、初回接種と同様に、長崎会場、佐世保会場を設けて3回目接種の促進化を図ることといたしております。
県民の皆様方の接種が周りの方々の命を守るということでありますので、接種券が届きましたら、積極的な接種の促進にご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、併せて米軍基地内における感染対策であります。県にまん延防止等重点措置が適用されましたことを受けて、米海軍基地内の関係者についても同様の措置を講じていただくよう国に要請を進めることといたしております。
最後に、県民の皆様方に4つのお願いをさせていただきたいと思います(資料P14)。
「HOME」の4つの取組をお願いさせていただくものであります。第1点は「be Home」。症状がある方々の外出や出勤による感染事例が数多く認められているところであります。発熱されても、一旦熱が下がってきて、自分は風邪だろうということで外出し、人に接触されて、結果的にそれが感染拡大の要因になっているという事例が数多く見られるところでありますので、少しでも体調が悪いと感じられたときには、家を出るのを踏みとどまっていただきたいというお願いであります。
2つ目は、「Online visit」であります。福祉施設等で多くのクラスターが発生しているところであります。ご家族にお会いになるときには、オンライン面会の活用をお願いさせていただくものであります。
3点目は、「online Medical care」であります。医療従事者の方々への感染拡大も認められているところであり、医療従事者の方々が感染されますと医療逼迫につながるわけでありますので、ぜひ、かかりつけ医との電話診療の活用を積極的にお願い申し上げる次第であります。
4点目は、「Early vaccination」。これはワクチンの追加接種がオミクロン株にも有効であるとされております。接種券が届き次第、一日でも早くワクチンの接種をお受けいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
大変深刻な感染状況にありますけれども、万全の対策を講じる中で、県民の皆様方のご協力をいただき、感染拡大防止に努めてまいりたいと考えておりますので、ぜひ県民の皆様方のご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
資料7ページの飲食店等への要請についてお尋ねします。今回の要請内容については、営業時間を午後8時までに短縮。終日、酒類の提供については、コロナ対策認証店であるか否かにかかわらず同一。協力金の内容についても、コロナ対策認証店であるか否かに関わらず同一。としていますが、その理由についてお伺いします。
一つは、国の選択肢の中には、認証店については、酒類を提供し、21時まで営業することで、この協力金を2万5,000円支給するという選択肢も示されておりますが、やはりここまで感染が拡大してまいりますと、酒類の提供をお控えいただき、営業時間も20時ということで統一させていただくことで、県民の皆様方のご協力をいただき、接触機会をできるだけ少なくして感染の機会の圧縮に努めていきたいということで、一番強い選択肢の中から選んだところであります。
ワクチン検査パッケージについてお尋ねします。政府は、原則一時停止とするが、知事の判断で利用継続も可能と言っています。県としてワクチン検査パッケージの対応については、どのように考えていますでしょうか。
これについても前回もご質疑をいただきましたけれども、これまでの感染状況を分析してみますと、感染者のうち、2回ワクチン接種を済まされた方々が7割を超える割合という状況であります。そういう状況を見ますと、まさにブレイクスルー感染が大半を占めているという状況にあります。ワクチン検査パッケージの適用については、なかなか感染拡大を防ぎにくいと考え、適用しないという選択を行ったところであります。
関連してお尋ねします。資料7ページの一番下に、「ワクチン・検査パッケージ登録店において利用者全員の検査陰性を確認した場合に限り人数制限を緩和」とは、どのような趣旨の記載でしょうか。
これはですね、ワクチンを2回接種していただいたワクチンパスポートでもって入場者数の制限を緩和するということは採用いたしませんで、全員の方々が、PCR検査等をお受けになられて陰性の証明がなされた場合には制限を緩和できるのではないかということで適用していきたいと考えております。
時間は2時間以内で、人数の4人以内が5人以上でも大丈夫という運用になるのでしょうか。
そうです。
分かりました。今回のまん延防止等重点措置を受けて、ご自身の県知事選挙中の選挙活動については、どのように考えていますでしょうか。
今日も400人を超える新規感染者が確認されたところであり、私の今の最大の仕事は、このコロナ感染症対策であると認識をいたしておりますので、この業務に専念していきたいと考えているところであります。
ありがとうございました。
今回、まん延防止等重点措置が適用されたということについての受け止めをお願いします。
これは、県内でも非常に深刻な状況であり、なお、連日、過去最多の感染者が確認され、なかなか終わりが見えないような状況であります。国の様々な財源措置等も活用しながら支援策を講じたうえで、飲食店等の皆様方にはご苦労を再度おかけすることになりますけれども、何としても、感染の一つの大きな要因になっております飲食の場等について、これをできるだけ控えていただくことによって感染者数の増加を防いでいきたいと考えているところであります。
これは、県単独で営業時間の短縮措置を講じるということになると、全て県独自の臨時交付金等を活用しなければいけない。まん延防止等重点措置の適用を受けることで国費の8割の負担が活用できますので、思い切った対応策を講じていきたいと考えたところであります。
ありがとうございます。 今回で、まん延防止等重点措置適用が2回目になります。前回のまん延防止等重点措置適用時の対応の経験から、今回はどの程度の期間で収束するのか、その見通しはありますでしょうか。
前回のまん延防止等重点措置の際には、多くの県民の皆様方が、県内が深刻な感染状況であるというのを改めてご認識いただき、様々な行動制限等についてもご協力をいただき、収束に向かったものと受け止めております。今回の場合は、オミクロン株の特性から考えて、どの程度の効果が期待できるのかというのは、まだ予断が許されない状況にあるものと受け止めているところであります。
したがって、今後の事態の推移等も十分慎重に見極めつつ、できることについては、いろいろな選択肢の中で積極的に対応策を講じていく必要があるものと思います。
ありがとうございました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
飲食店に対しての営業時間短縮要請については、これまでも何度か議論がありましたけれども、関連業者の方への影響というのも非常に大きいと思われます。飲食店以外の関連業者に対する支援というのをどのように考えていますでしょうか。
先ほどご覧いただいた資料の11ページ中に記載をさせていただいておりますのでご覧いただきたいと思います。
「コロナ禍で大きな影響を受ける事業者」、これは飲食店に限らず、コロナの感染拡大の影響によって大幅に売上が減少されるような事業者の皆様方に対する支援措置を国のほうでご検討いただいているという状況であります。
前回は、国のほうで、こういった支援金の幅広い活用というのが難しい面もありましたけれども、そういった意味では、例えば飲食店にお花を納められる、お酒を納められる、おしぼりを提供されている、いろいろな業種の皆様方に具体的な影響が生じた場合には、支援措置を講じたところでありますが、今回は、業種や地域を問わずおよそ3割以上の影響を被ったときに支援措置が検討されると伺っております。現在、具体的な制度設計がなされているものと考えておりますので、現段階では、国のほうで救済していただけるものと受け止めておりまして、積極的な活用を進めていきたいと思います。
病床使用率について、県央医療圏と壱岐医療圏は、既にまん延防止等重点措置を従来から検討される基準である病床使用率15%を超えていますけれども、検討状況はいかがでしょうか。
病床使用率が15%を超えたから直ちにまん延防止等重点措置を適用するかということではなく、県全体の病床使用率が15%を超え、どのくらいの期間で20%、あるいは35%を超えていくかという予測を立てながら、その段階から、国との下協議などを進めさせていただいてきたところであります。15%を超えたから、その地域について、全てまん延防止等重点措置を適用するというものではありません。それぞれの地域において感染要因も異なる側面がございます。例えば県央地域は感染者数が数多く発生している地域の一つでありますけれども、その感染者の発生状況は、大規模なクラスターの発生によるものであり、そういった要素等も加味しながら、必要な対策を講じていきたいと考えて判断したところであります。
したがって、県央地域においても、今後の推移を見極めながら、必要があるということであれば、対象区域への組み入れを含めて検討していく必要があるものと思っております。
県知事選挙についてお尋ねします。具体的に、県知事選挙で活動を控えると決めたことがあれば教えてください。
もう少し期間がありますので、最終的に決めているわけではありませんけれども、現在のような状況で、個別の演説会の開催でありますとか、あるいは選挙カーに乗るというようなことは、なかなか難しい状況にあるのではなかろうかと考えているところであります。
資料7ページの、ワクチン検査パッケージの例外の部分についてお尋ねします。「利用者全員の検査陰性を確認した場合」についてですが、いつの時点の陰性確認ということになるのでしょうか。
お店を利用していただく際に、検査の有効期間があります。PCR検査等は検体採取日(検体採取日が不明な場合は検査日)の翌日から3日以内、抗原定性検査は検査日の翌日から1日以内。有効期限内にそのお店をご利用いただく。そういう仕組みを組み立ててご活用いただく必要があるものと思います。
ありがとうございます。資料11ページの県の取組についてお尋ねします。県有施設の「開館時間の短縮や休館を実施」部分について、具体的な短縮時間、休館をする施設等、すでに決まっていたりするのでしょうか。
基本的に対応は決定してございますけれども、例えば指定管理者がいらっしゃる場合とかというところにつきましては、対応が整い次第ということにしております。
営業時間の短縮ですとか、あるいは休館・閉鎖措置といったものは、それぞれの施設で判断していくという形になります。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前11時30分から午後12時33分(63分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年1月18日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(レベル2-Ⅰからレベル2-Ⅱへ)。まん延防止等重点措置の適用を要請。県民限定観光キャンペーンの割引を停止。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。
本日は、改めてこうしたコロナウイルス感染症の状況についてご報告を申し上げ、県民の皆様方のご協力をいただきたいと考えて、こうした機会をいただいたところであります。
それでは、本日の会見のポイントであります(資料「今回の会見のポイント」)。
その後も県内の感染状況は、急激に拡大する傾向で推移しており、今後の予測を含めて、感染段階を「レベル2−Ⅰ」から「レベル2−Ⅱ」に引き上げたいと考えております。
また、まん延防止等重点措置の適用を要請させていただきました。午前中に長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしまして、まん延防止等重点措置の適用の要請について決定をした上で要請の手続を取ったところであります。
なお、県内観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅」については、1月17日から新規の予約を停止しておりましたけれども、割引の適用自体を1月24日から停止したいと考えているところであります。
それでは、現在の感染の状況について、ご説明をさせていだたきます(資料P)。
新規感染者数の推移でありますが、週人口10万人当たりの感染者数について、先週は13.1人という状況でありましたが、1週間経過いたしまして78.4人になり、前週と比べ約6倍の感染拡大傾向が見られているところであります。
具体的な感染者数の推移は、棒グラフで示しておりますが、急激に右肩上がりで推移しているという状況であります。
感染者のうちワクチン接種をされた方々の状況でありますが、2回接種を済まされた方が7割を超えるということで、ブレイクスルー感染が数多く見られるという状況であります。
年代別の感染者の内訳でありますが、20代以下で半数以上を占めるということで、若い方々の感染が非常に多くなっているという状況であります。
病床使用率等の状況であります(資料P2)。
一番上が県全体の状況でありますが、病床使用率は19.4%、最大確保病床数で算出し直しますと24.8%ということで、これは県の感染段階では「レベル1」に相当する数字となっております。
一方、新規感染者数につきましては、既に最高レベルの「レベル4」に到達しているという状況であり、今後の病床の逼迫が強く懸念される状況であります。
2段目が長崎市の状況であります。長崎市も全く同様の状況であり、病床使用率はいまだ「レベル1」の状況であります。新規感染者数は他の数値に先行して上昇してまいりますけれども、既に最高の「レベル4」の状況に到達しているという状況であります。また、療養者数も徐々に増加する傾向であります。
佐世保市については、病床使用率34.3%ということで、県内でも非常に高い状況となっております。新規感染者数、そして療養者数も最高レベルに到達しているという状況であります。
これまでの感染者の感染要因を調べてみました(資料P3)。左側の表は初発の事例でありますが、相変わらず県外由来の感染事例が一番多いという状況であります。米軍関係の感染事例、あるいは飲食等の場による感染、もしくは経路不明の事例が急速に増加する傾向で推移しております。
二次感染の事例でありますが、前回会見させていただいた際には、飲食の場における感染事例が非常に多いということを申し上げましたけれども、その後、傾向として見られますように、今回も家庭内感染、職場感染が、その後、急速に拡大しております。これは、県外から帰省されて、あるいは家庭内で食事を共にされて家庭内感染に結びついた事例、あるいは、その感染が職場で広がった事例などが徐々に増加しているというような状況であります。
長崎市(資料P4)、佐世保市(資料P5)については、後ほどご覧をいただければと思っております。
次に、入院医療の状況であります(資料P6)。現在の入院患者数109名ということで、先週13日では62名でありましたけれども、ほぼ倍増に近いような形で増加しているところであります。
病床使用率も、佐世保医療圏が最も高くなっておりますが、本土部で21.5%、県全体で19.4%ということでありまして、この病床使用率も、前回1月13日の11%から倍近い形で使用率が高まっております。
ただし、入院患者の方々で重症者の方は、いまだいらっしゃらない状況であります。中等症・軽症が109名、宿泊施設療養者360名、自宅療養者429名ということで、特に宿泊療養施設入所者の方、自宅療養者の方が急速に拡大しているという状況であります。
次に、県内各地域での発生状況であります(資料P7)。ご覧いただいてお分かりのとおり、県内では、小値賀町を除く全ての市町で感染が確認されているところであり、特に長崎市、佐世保市の規模の大きい都市において、全体の約65%の感染者が確認されているという状況であります。
感染のスピードが非常に早いということを前回申し上げました(資料P8)。前回、ご覧いただきましたのは、週10万人当たりの感染者が30人に達するまでの期間を比較し、前回の第5波と比べ約3倍のスピードで拡大しているということを申し上げましたが、今日ご紹介しておりますのは、実際、入院された方々が100名に達するまでにどのくらいの期間がかかったか。第5波では、入院患者が100名に達するまでにおよそ1か月かかって拡大をしてきたところでありますが、今回は100名に達するまでに、わずか16日しかかかっていないということであります。第5波では感染者のおよそ3分の1の方々が入院されるという状況でありましたけれども、今回の第6波の入院率は16%と、第5波の約半分であります。入院率そのものは低くなっておりますが、感染者の数が急速に拡大しているということで、具体的に入院される方々も増えていく可能性が高いものと考えているところであります。
今後の病床使用率の予測をいたしました(資料P9)。直近1週間に確認された新規感染者の状況を利用いたしまして、今後の病床使用率を推定いたしましたけれども、現在の19.4%が、週末近くになりますと、まさに「レベル2−Ⅱ」の指標であります病床使用率35%を超えていくということが予測されているところであります。
また、長崎大学の研究結果においても、第6波の感染者数は、第5波をはるかに上回ることが予測されているところであり、今後の病床の逼迫が強く懸念されるという状況であります。
そこで、現状のまとめをさせていだたきました(資料P10)。
過去最多の感染者が3日連続で更新されるなど、爆発的に感染が拡大しているものと認識をいたしております。前週比で新規感染者は約6倍に高まっているところであります。
先ほど申し上げましたように、入院率そのものは、やや低くなっておりますけれども、感染者数の総体が急激に増加しておりますので、入院される方々も約2倍のスピードで拡大しているという状況であります。
医療提供体制への深刻な影響を回避するためには、引き続き、県境対策、そして、人と人との接触の機会をできるだけ減らしていく努力が強く求められているものと受け止めております。
そこで、レベル判断であります(資料P11)。先ほどご覧いただいたような状況であり、病床使用率も近い将来、上がっていくということが予測されますので、現段階で感染レベルを「レベル2−Ⅱ」に引き上げて「特別警戒警報」を発令させていただくものであります。
それから、まん延防止等重点措置の適用を国に要請させていただきました(資料P12)。国の対策本部会議が明日1月19日に開催されるということでありますので、本県も長崎市と佐世保市を対象区域と想定して手続を進めているところであります。
そこで、県民の皆様方への再度のお願いであります(資料P13)。
まず、県外との往来については、不要不急の往来をぜひ控えていただきますよう、お願いを申し上げます。特に、このまん延防止等重点措置の適用を予定しております長崎市、佐世保市では、不要不急の外出をお控えいただきますよう、お願いを申し上げます。また、その他の地域でも極力外出をお控えいただく。特に、感染が先行して進んでおります長崎市、佐世保市への往来は、できるだけ控えていただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。
それから、会食でありますけれども、これは前回からお願いをさせていただいてまいりました。お店の利用に当たっては、コロナ対策認証店をご利用いただき、普段一緒に生活、仕事を共にされている方々と4人以内かつ2時間以内でお願いしたいということであります。
特に、ご留意をいただきたいと思っておりますのは、会食の際もマスクを外したままでの会話は、ぜひお控えいただきますようお願いを申し上げます。いわゆるマスク会食と言われておりますけれども、同席された方々とお話をされる場合には、ぜひマスクを着用した上で会話を楽しんでいただきますようお願いをいたします。
それから、これも引き続きのお願いであります(資料P14)。基本的な感染防止対策が有効であると言われているところであります。マスクの着用、手指消毒、密の回避、定期的な換気、こういった基本的な感染防止対策について、県民の皆様方のご理解とご協力をぜひお願いを申し上げる次第であります。
それから、これも前回申し上げましたけれども、非常に感染のスピードが速くなっております。接触をされて2日程度で発症をされるというケースが数多く確認されているところであります。感染の事例が確認された際には、濃厚接触者がどなたに当たるのか、すぐ調査を進めて、その濃厚接触者に対して待機等をお願いするわけでありますけれども、濃厚接触者を特定するのに一定の時間が必要になってまいります。濃厚接触者と分かった段階で既に感染されているというような状況も数多く見られるところでありますので、濃厚接触者等になられる場合、あるいはそれ以外のときも含めて、体調が少し悪いとお感じになられた際には、外出や会食を控えていただき、医療機関にできるだけ早く電話で相談をいただきますようお願いをいたします。まだ症状があらわれない状況でも人に感染させてしまうおそれがあるということを、県民の皆様におきましては、ぜひご認識をいただきますようお願いを申し上げます。
特に無症状の方でも、県外と往来された方、あるいは県外からいらっしゃった方々と接触された方、こういった方々には、無料検査の受検をしていただければありがたいと考えているところであります。
次に、事業者の皆様へのお願いであります(資料P15)。
長崎市、佐世保市を対象に、1月21日、今週の金曜日から、営業時間を20時まで短縮をしていただきますようお願いを申し上げます。併せて、お酒類の提供は終日、これをやめていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
これまでと同様でありますが、この全ての期間にわたりご協力をいただいた際には、協力金を支給させていただきたいと考えております。
それから、事業者への支援策ということで紹介しておりますが、現在、例えばこれまでもこういった飲食店等へお酒を納められたり、おしぼりを提供されたりということで、売上が相当に減少するというような影響も懸念されるところであり、そういった事業者の方々に対する支援策もこれまで講じてきたところでありますが、現在、国のほうで、そういった売上の大幅な減少等が見られる場合には、新たな支援策の検討が進められているところであります。国の支援策の内容がまだ詳細把握できないような状況でありますので、そういった支援策の活用等を含めて、影響のある事業者の方々への対応も考えてまいりたいと思っているところであります。
それから、集客施設等を経営されている事業者の皆様方へのお願いであります(資料P16)。劇場、運動施設、博物館、商業施設等については床面積1,000平米を超える施設を念頭に入れておりますけれども、そういった施設の運営をなされている事業者の方々へは、入場者の整理、マスクの着用の周知、ご協力をいただけない方々の入場の禁止措置、適切な距離の確保等感染防止に効果のあるような措置を講じてお客様をお迎えいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、イベント等の開催についてであります(資料P17)。イベントあるいは集会等の開催を予定されていらっしゃる方々におかれては、ぜひ中止・延期等を含めて慎重にご検討をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
なお、開催される場合には、以下のような考え方で、基本的な感染防止対策を徹底していただきたいというお願いでありますが、5,000人以下のイベントであります。大声を出すような場面がないようなイベント等については収容定員の100%、大声が出されるようなイベントでは収容定員の50%を上限にしていただきたいと思います。5,000人を超えるような大型イベント等については2万人、もしくは収容定員100%のいずれか小さいほうの方々を上限にお迎えをいただきたいというお願いであります。なお、基本的な感染防止対策は、下に書いておりますように、共通した項目でもありますので、ぜひご協力をお願い申し上げます。
それから、そのほかのお願いであります(資料P18)。県外にご出張される場合には、出張先での会食はお控えいただきますようお願いを申し上げます。
それから、人と人との接触の機会をできるだけ減らす必要があるものと考えているところであり、時差出勤、リモートワーク等の推進によって、出勤者の縮減についてご協力をいただきますようお願いをいたします。
併せて、N-CHAT等の活用により、従業員の健康管理をさらに徹底をしていただきますようお願いを申し上げます。
それから、これは医療従事者や、そのほかの社会機能維持のために必要なエッセンシャルワーカーといった方々が濃厚接触者となられた場合に、一定期間の自宅待機等が求められますため、業務の推進に支障を来すというようなことの課題も指摘されているところであります(資料P19)。したがいまして、濃厚接触者となられた際の自宅待機等の待機期間の取扱いが今後変わってまいります。
ご承知のとおり、これまでは基本的に14日間の自宅待機が求められていたところでありますが、今回、その取扱いが変わりますのが、6日目以降の期間であります。この14日間の自宅待機等を、基本的に10日間の自宅待機等で終了できるという取扱いに変わってまいりました。
また、併せて、この6日から10日までの間の取扱いでありますが、例えば6日目にPCR検査、もしくは抗原定量検査で陰性が確認された際には職場にご復帰いただけるという取扱いに変わってまいります。このPCR検査、抗原定量検査は、例えば抗原定性検査(簡易キット)での検査の場合には、6日目と7日目、2回検査をしていただいて、2回とも陰性であったという場合に職場に復帰していただけるというような取扱いに変わってまいります。
なお、この検査につきましては、各事業者の自費検査でこれを実施していただきたいということ、そして、併せてN-CHAT等による従業員の健康管理の徹底を前提条件としてご活用いただきたいと考えているところであります。
詳細については、県のホームページでご説明をさせていただく予定といたしています。
それから、そのほかの保健・医療提供体制の強化に向けての取組であります(資料P20)。自宅療養者が急激に拡大しているところであり、本土各地区の医療圏域ごとに自宅療養サポート医を確保しておりましたけれども、具体的に、1月19日から順次電話診療を開始することといたしております。現在、124名の方々にサポート医をお引き受けいただいておりますが、今後ともこのサポート医の更なる確保に向け医師会等と協議を継続していきたいと考えているところであります。
それから、3回目のワクチン接種の加速化の課題であります(資料P21)。
国の方針に沿って、2回目接種からの接種間隔を短縮し、前倒しで3回目の接種を進めることといたしておりました。既にご承知のとおり、医療従事者、高齢者施設等入所者及び従事者、こういった方々については、8か月の間隔を置くことなく、2回目接種から6か月経過すると3回目の接種を進めていただいているところです。これは、従前の方針どおりであります。
高齢者の方々は7か月の期間を置いて3回目の接種をしていただくということになっておりましたが、この3月からは、もう1か月前倒しして、6か月の間隔を置いた後で3回目の接種をしていただけるような体制づくりを進めているところであります。これは、基本的には各市や町で行っていただくということになりますけれども、現在、各市町ともそういった方向性で体制を整備していただきつつあります。
それから一般の方々については、8か月経過後に3回目の接種ということでありましたけれども、3月以降については1か月前倒しで3回目を接種できるように努力してまいりたいと考えております。
その上で、県における大規模接種会場の設置であります(資料P22)。初回接種の際と同様に、県の大規模接種会場を設置して、追加接種の加速化を図っていきたいと考えております。
このワクチン接種については、既にご承知のとおり、発症を予防する効果、あるいは重症化を予防する効果が言われているところであり、皆様方に接種していただくことでその周りにいらっしゃる人の健康・命を守ることにつながりますので、各市町から3回目の接種券が届きましたら、ぜひ積極的な接種にご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
なお、今の段階では2月5日から3月27日まで、長崎会場は県庁の1階エントランス、佐世保会場はレオプラザホテル佐世保を会場として、3回目の接種を進めていこうと考えているところであります。
それから、県立学校における対応であります(資料P23)。児童生徒ご本人はもとより、同居家族の方々に症状が見られる場合には登校は控えていただくよう呼びかけを進めているところでありますが、特に部活動については、身体接触の多い活動、あるいは向かい合って発声するような活動については、これを自粛するように、そして部室の一斉利用は、これを避けるように、また生徒同士の飲食等についても、これを禁止するといった取扱いを徹底していくことといたしているところであります。
なお、授業、学校行事については、従前からも申し上げてまいりましたけれども、マスク着用、手指消毒、換気、黙食、こういった感染症対策を改めて徹底しつつ、行事等を行っていくことといたしているところであります。
それから、観光キャンペーンであります(資料P24)。観光キャンペーンにつきましては、1月17日から新規予約の停止をしておりましたけれども、既に予約されている方々の旅行についても、1月24日以降の宿泊分については、この割引の適用を除外していきたいと考えております。この割引停止に伴ってキャンセル等が発生するものと想定されますが、このキャンセル料等については、県の方で実費を負担させていただくことといたしているところであります。
現在、県内の「ふるさとで“心呼吸”の旅」キャンペーンに加えて、隣接県の皆様方もお迎えしている状況であり、そういった方々への割引措置を停止することに伴って、キャンセル料等の負担も県の方で担わせていただくことにいたしているところであります。
なお、国のまん延防止等重点措置については、今後の国の対策本部会議の中で決定していただけるものと考えておりますが、現段階での新聞報道等を拝見いたしますと、国の方では3週間程度の適用を念頭に置いておられるというようなこともお聞きしているところであり、これは全国共通の期間にわたって、このまん延防止等重点措置を講じていくことになってくるものと考えておりますので、県民の皆様方、事業者の皆様方のご協力をぜひ、今後ともよろしくお願いを申し上げる次第であります。
私からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方から、ご質問をお願いします。
国にまん延防止等重点措置の適用を要請したということですけれども、要請した理由について、具体的にどのようなデータや状況を基に要請するに至ったのでしょうか。
これは、先ほどご説明申し上げたように、感染者数がこれまでにない増加傾向で推移しているということでありまして、感染者の数が相当数に上り、第5波の倍以上の感染者も確認されるという状況も想定した上で、近い将来、病床使用率も相当に高まってくるものと考えております。一般医療を含めた医療機能を維持していくためには、現段階で感染をできるだけ早く止めていかなければならないと考えたことによるものであります。
まん延防止等重点措置の対象地域について、感染者数が多い長崎市と佐世保市を想定しているということですけれども、資料7ページの発生件数の一覧では、例えば諫早市で言うと、人口10万人当たりでの感染者数という点で言えば、長崎市よりもはるかに多いのですけれども、対象地域に入れるという議論はあったのでしょうか。
諫早市の感染事例を分析いたしておりますけれども、いわゆるクラスターが発生したことによる感染拡大が非常に大きな要因になっているところであります。非常に年齢層の低い子どもたちのクラスターが発生するというような事例でありますので、そういった意味では、市中感染が見られるというような長崎市・佐世保市とは少し違いますし、また、病床使用率もまだまだ、両市と比べると低い状況であるということから判断をいたしました。
資料15ページの営業時間短縮要請ですけれども、21日から20時までの営業時間短縮を要請ということですが、期間と、解除の基準の見通しというのはありますでしょうか。
これは現段階では、まん延防止等重点措置の適用を要請しておりますので、一旦は、全国の取扱いと歩調を合わせて対策を講じていく必要があるものと考えております。その段階で、その時々の感染状況に応じて、再度、期間を延長する必要があるのかどうかということは判断していかなければいけないものと思います。
県の感染段階は、「レベル2−Ⅱ」から、まん延防止等重点措置が視野に入ってくる形になりますけれども、そのレベル以下まで感染が収まってくれば、その段階で営業時間短縮要請等は、その後の取扱いについて再度見直す必要があるものと思います。
最後に、以前、営業時間短縮要請をした際には、県の認証店とそうではない店舗と、営業時間に差をつけていましたが、今回は一律20時までの営業時間短縮ということでよかったでしょうか。
これは、まん延防止等重点措置の対象になって、認証店の営業時間を1時間延長して、ただし協力金の単価が下がるという選択をするのか、一律に合わせて協力金も同額で支給させていただくのかということを考えてきましたけれども、まん延防止等重点措置になると、お客様が少なくなる中で、営業時間を延長することによって協力金の単価が逆に低くなってくるということについては、好ましい状況ではないのではないかということで、営業時間を延長するのではなくて一律8時までという取扱いとさせていただき、同額の協力金を支給させていただこうと考えたところです。
第5波が収束して、ようやく飲食店の営業が伸びているさなかで、また営業時間短縮要請ということです。協力金支給に期待する声も大きいと思うのですが、協力金支給の申請方法などの詳細はいつぐらいまでに示されるのでしょうか。
明日1月19日に国から方向性が示されますので、そういった方向性をいただき次第、また具体的に説明をさせていただく機会をいただきたいと思います。
分かりました。以上です。
協力金などの具体的な中身は今後説明ということですけれども、現時点での想定を教えてください。
ほぼ、前回と同じような取扱いになるものと認識をいたしております。
金額等もということですね。
そうですね。
営業時間短縮が1月21日というのは間もなくですけれども、飲食店等の準備期間など、何かあるのでしょうか。
今日、こういう形で発表させていただきましたのは、営業時間短縮を実際にご協力いただくまで一定期間を置く必要があるということで、21日からとさせていただきました。
まん延防止等重点措置適用の要請について、全国では、先行して緊急事態宣言が出された沖縄などの事例も踏まえ、オミクロン株の状況もこれまでとは少し違ってきているところもあり、あえて要請しないという自治体もあるようですけれども、長崎県は要請するという決断に至ったところを、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
これは、それぞれ自治体独自のご判断によるものでありますけれども、私どもが、今回、まん延防止等重点措置の要請をさせていただくのは、先ほどからご説明しておりますように、感染のスピードが非常に速い、そして、これまでにないような数の感染者が確認されている。これは市中に幅広く蔓延してしまう前に、できるだけ早い段階で県民の皆様方のご協力をいただいて、感染者を抑え込んでいく必要があるものと受け止めたところであります。
ただ、まん延防止等重点措置については、一定、国の考え方も示されており、適用の要請ができる感染段階の基準も示されておりますので、早目早目に、やはり必要な対策を講じて、お一人でも感染の機会を回避していただけるように努力していく必要があるものと思ったところです。
ありがとうございます。県立学校について今回示されたのは、部活動等における要請等でした。今の時点で分散登校等の想定はされていないということでよろしいのでしょうか。
まん延防止等重点措置区域につきましては、分散登校や時差登校の実施をしたいと考えています。また、重点区域から多くの生徒が通っている近隣の市町の高校も含めて、分散登校や時差登校を考えてまいりたいと考えています。
それは21日からでしょうか。
21日からです。
小・中学校等については、いかがでしょうか。
県立学校における対応につきましては、市町教育委員会にお知らせをいたします。その後、市町教育委員会でご判断をされると思っております。
ありがとうございます。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
まん延防止等重点措置の適用期間と長崎県知事選挙の期間が重なりますが、ご自身の動向を含め、どういう影響が出るのか教えていただけませんでしょうか。
こういう状況の中で選挙戦が始まろうとしているわけでありますけれども、現時点での最大の県政の重要事項は、やはり新型コロナウイルス感染症対策であろうと受け止めております。したがいまして、通常の選挙であれば、職務代理者等を設けた上で選挙に取り組んでいくということになるかもしれませんけれども、こういった状況の中では、責任ある立場として、知事として、今の事態に取り組むことが最優先であろうと思っております。先ほども様々なイベント、集会等については極力、中止・延期等を含めてご検討をいただきたいというお願いをさせていただいた中で、選挙のあり方等についても考えていかなければいけないと思っております。
ありがとうございます。
まん延防止等重点措置の要請に関してお尋ねします。第5波において、まん延防止等重点措置は感染者を抑えるのに機能しなかったというような指摘も一部ではありました。今回、知事がまん延防止等重点措置を要請するに当たって、このまん延防止等重点措置を適用することでどのような効果を期待するのか、メリット、デメリットとして考えていらっしゃるところがあれば教えていただけますでしょうか。
私は、このまん延防止等重点措置の適用を国に要請して適用された事例がありますけれども、効果がなかったということは考えておりません。多くの県民の皆様方がこういったまん延防止等重点措置の適用対象になるということ自体に非常に強い危機意識をお持ちいただいて、そして様々な感染防止対策に自らご協力をいただいた結果、感染者数減少傾向に転じた実績があるものと受け止めております。これまでにないような感染者数が確認される状況について、改めてこのまん延防止措置を講じることによって、県民の皆様方の危機意識を持ったご協力がいただけるものと受け止めております。
ありがとうございます。
まん延防止等重点措置の適用期間ですけれども、始まるのは1月21日からということでよろしいでしょうか。
それ自体が政府の対策本部で決定をされていきますので、今のところの想定としては、その形になります。
あと、営業時間短縮要請の対象地域ですけれども、県の感染段階が「レベル3」になった場合、県内全体でも営業時間短縮要請をするお考えというのがあるのでしょうか。
恐らくそれぞれの地域の感染状況をしっかりと分析・把握しながら、その特徴的な要因等をしっかりつかんで、この適用対象区域に加えるかどうか判断していかなければいけないと思っております。
現状で判断した際に、規模の大きい都市から順次感染が拡大し、それが周辺地域に広がっていくというような状況でありますので、現段階では長崎、佐世保両市に適用し、その後、また新たな動きが見られるようであれば対象区域の拡大も念頭に検討をしていく必要があるのではないかと思っております。
長崎県知事選挙についてお尋ねします。「選挙のあり方等についても考えていかなければいけない」とおっしゃいましたが、具体的には職務代理者を置かないという理解でよろしいのでしょうか。
職務代理者を置かないということも念頭に、検討を進めていく必要があると思います。
分かりました。まん延防止等重点措置の適用を要請するのは何回目で、適用されれば何回目というのがもし分かれば教えてください。
要請は今回で2回目になり、今回適用されるとなれば2回目の適用という形になります。
分かりました。まん延防止等重点措置の対象地域については、今回、長崎市と佐世保市だけということで、諫早については、クラスターで市中感染とは少し違うということだとおっしゃられましたが、例えばクラスターから市中感染で広がっていくということも想定されるかと思います。例えば熊本県は県内全域を対象にしてまん延防止等重点措置の適用を要請するということです。県内全域を対象地域にする等、範囲を広げて適用を要請するというようなことは考えられなかったのでしょうか。
それは、それぞれの地域の感染状況をよく分析・把握した上で判断をしていく必要があるものと思っていますので、今回、2つの市だけを対象にしました。今後の動きによって、それにまた新たな区域を加えるという選択肢も当然考えていく必要があるものと思っているところであります。現時点での感染状況等をよく分析した中で、まん延防止等重点措置は、相当強い経済的な影響も考えられるわけでありますので、そういった上での判断であります。
3日連続で多数の感染者が出ていますけれども、今日の感染者数の正式発表は午後になりますが、今日の段階で過去最多を更新する等、感染者数の見通しなど、現時点であれば教えてください。
現在、集計中でございますが、更なる過去最多を更新する可能性があると思っています。
分かりました。ありがとうございます。
それと、資料6ページの入院患者の部分で、現在重症者がいらっしゃらないということですが、中等症と軽症の方が109名ということです。中等症の方が重症化するリスクは軽症者に比べて高いと思います。中等症の方がどのくらいいらっしゃるのか、もし分かれば教えてください。
中等症の中でも、中等症1と中等症2がありますが、酸素が必要な中等症2の方は、10名程度、今いらっしゃいます。
分かりました。それと、自宅療養者や、宿泊施設療養者がかなり増えている、急速に拡大しているとおっしゃられました。宿泊療養施設の現時点で緊急時も含めた最大確保数からさらに宿泊療養施設を確保するというようなことも考えていらっしゃるのでしょうか。
はい、現時点でも、さらなる確保に向けて、現在調整を行っている状況でございます。
分かりました。資料15ページの飲食店への営業時間短縮要請についてお尋ねします。今回は20時までの営業時間短縮を要請し、終日酒類の提供を行わないということです。これまで認証店の場合は、21時までの営業と酒類提供が認められたうえで協力金が支払われていましたが、そういったところには、今回協力金は支払わないという形になるのでしょうか。
今回お願いしておりますのは、ここに書いておりますとおり、20時までの時間短縮と、終日、酒類の提供を行わないと、この2つを満たしていただくことだと思っておりますので、今のようなところは対象にならないと思っております。
その点については都道府県知事の判断・裁量・権限で柔軟に変えられるということなのでしょうか。
基本的なところは、国との調整という形になりますけれども、今、こちらでお示ししているところの選択肢を取っている都道府県も多いというふうに承知をしております。
分かりました。それと、まん延防止等重点措置の適用期間が、1月21日から3週間という新聞報道が出ています。営業時間短縮要請期間についても、まん延防止等重点措置の適用期間に合わせて、1月21日から3週間になるということでしょうか。
そう考えております。
分かりました。ながさきコロナ対策認証店にはいろいろな優遇がありますが、今回、非認証店と認証店の対応が同じになっています。熊本県では認証店と非認証店で協力金の額に差をつけたりしています。そういった認証店に対する優遇措置の検討はされなかったのでしょうか。
経営上の影響が生じるというのは、認証店、非認証店、同じような状況であろうと思いますし、認証店はこれまでいろいろな協力をお願いし、その後については、支援措置等も講じてきたところであります。
したがって、今後は、外出の自粛をお願いし、人の流れ自体が少なくなっていく状況の中で、営業時間を延ばしたことによって協力金の単価に差が出るということは、むしろ好ましくないということで、一律の取扱いとしました。それに加算措置を講じるということであれば、県単独の財源が別途必要になってきますので、なかなか難しい状況ではなかろうかと思います。
分かりました。営業時間短縮要請の対象となる長崎市と佐世保市の飲食店の店舗数を教えてください。
協力金支給の想定店舗数でございますけれども、長崎市が約2,500、佐世保市が約1,500ということであります。
過去に実施した1日当たりの協力金の額の範囲を教えてください。
まん延防止等重点措置については、3万円から10万円ということになっておりました。
今回もそのようになる見通しという理解でよろしいのでしょうか。
国から一定示されると思いますので、その対応に応じていきたいと思っております。
予算措置は、専決処分を行うのでしょうか。
予算につきましては、議会のほうと少しご相談をしていきたいと思っておりますけれども、基本的には迅速な対応という形になろうかと思います。
分かりました。資料23ページの部活動の部分で、「身体接触の多い活動や向かい合って発声する活動」は自粛とありますが、「身体接触の多い活動」というのは、ほとんどの運動部が該当すると思いますが、事実上、部活動そのものを自粛という感じになるのでしょうか。
部活動自体は、停止はしません。記載している活動を自粛してくれということであります。
分かりました。以上です。
今回、13ページに県民へのお願いとして、「県外との不要不急の往来を控える」、「長崎市、佐世保市(重点措置予定区域)では不要不急の外出を控える」とありますが、これは新しく定めた県の感染段階「レベル2-Ⅱ」の段階では、ここまでは要請しないのではなかったのかと思いますが、これは行動制限を今回強めたという認識でよろしいのでしょうか。
不要不急の外出自粛のお願いは、これまでもさせていただいてきたところであります。特に、県外については、感染拡大地域との往来はお控えいただくようにと、これは前回からお願いをさせていただいておりますけれども、県内でもまん延防止等重点措置の対象区域になると、感染リスクが高い区域ということで、前回も、ほぼ同様の要請をさせていただいております。
今回の感染段階対応の目安の改定時には、例えばワクチン接種をしている人は、県外との往来の自粛要請はしないということであったと思うのですけれども、そこからは見直したのでしょうか。
いわゆるワクチン検査パッケージでワクチンの2回接種、あるいは、PCR検査を受検いただいて陰性証明があれば、県外との往来等については制限する必要はないのではないかという議論が行われてきました。
ただ、先ほど感染内容をご説明したように、ほとんどの感染事例が、2回接種された方が再度感染されているというブレイクスルー感染でありますので、国のほうでも、このワクチン検査パッケージの取扱いについて、今、検討がなされている状況であると思っております。毎日毎日、PCR検査をして陰性証明で行動制限を緩和する、それは選択肢としてあるのだろうと思いますけれども、今のような状況を踏まえたときに、ワクチンを2回接種したから行動制限を緩和していいかというと、非常にリスクが高い状況になっていくのではないかと思っております。現段階では、このオミクロン株の特徴を踏まえた上でも、やはり前回と同様な協力のお願いをさせていただく必要があるものと考えているところです。
分かりました。米軍関連の感染者についてお尋ねします。資料5ページで佐世保市の初発の感染事例のうち米軍関連が22.2%という分析をされています。これは初発で、ここからさらに二次感染で広がったという認識でいいのでしょうか。
そういうご認識でよろしいです。
そうした場合、何人ぐらいになるという数字はございますか。
これはちょっと古いかもしれませんけど、いわゆる米軍関係施設でお仕事をされている方々もいらっしゃいますし、そういった事例を含めると、大体50例の感染事例が確認されております。
米軍関連でこれだけの数字が出ているということについての知事の受け止めは、いかがでしょうか。
米軍については、これまでも国に対して要請を行ってきたところであり、国内対策とほぼ同様の感染防止対策を講じてもらいたいという要請を行っております。行動制限についても声明が出されて、一定ご理解いただいて協力いただいているものと思っているところであります。
資料17ページに「イベントは開催の中止・延期等を含めて慎重に検討」という言及があります。第6波の前から、既にランタンフェスティバルは中止するということでありましたが、この要請を受けて、特に県が絡むようなイベントで、中止せざるを得ないものがあれば教えてください。
現段階で、具体的なイベントを想定した上で、難しいと考える部分はございません。
分かりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了します。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後6時30分から午後7時10分(40分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年1月13日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(レベル1からレベル2-Ⅰへ)。県民限定観光キャンペーンの新規受付を停止。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
新型コロナ感染症の状況につきましては、先週、1月6日に会見の機会をいただきましたが、1週間もたたない中で、再度大きな感染拡大傾向が見られますことから、今日、改めて現状のご説明と県民の皆様方へのお願いをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず、本日の会見のポイントを冒頭にご説明させていただきます(資料「今回の会見のポイント」)。
感染が急速に拡大する傾向で推移しておりますことから、県の感染段階を「レベル1」から「レベル2-Ⅰ」に引き上げたいと考えております。
また、2次感染の主たる要因となっております会食等については、普段一緒にいらっしゃる方々と4人以内、かつ2時間以内にお願いしたいと思います。
3点目、観光キャンペーンでありますが、これは県内在住の皆様方、隣県からおいでになられる皆様方を対象にしたキャンペーンを展開中でありますが、来週月曜日、1月17日以降、新規予約の受付を停止させていただきます。
特に、今回、県民の皆様方にお願いしたいと考えておりますのは、少しでも体調が悪いと感じられた際には、ぜひ医療機関にご相談をいただきたい。なおかつ、その際には直接医療機関においでいただくのではなくて、前もって電話でご相談をいただきたいというお願いであります。
それでは、現状についてご説明をさせていただきます(資料P1)。
まず、先行して推移してまいります新規感染者数の推移でありますが、1月1日、年明けから昨日までの感染者は、累計322名でありますが、そのうち解析を済ませた方でデルタ株の確認がなされた方が9名、オミクロン株の確認がなされた方が28名いらっしゃいます。285名については、デルタ株であるか否かのスクリーニング検査を行っており、現在、検査中・分析中でありますが、その結果、「デルタ株マイナス(陰性)」という判定が出た方々が83人おいでになります。83名の方々は、極めてオミクロン株の可能性が高いということであります。したがって、この結果から83名をオミクロン株と推定し、感染者120名の中で逆算をいたしますと、オミクロン株に置き換わっている割合が92.5%という状況でありますので、ほとんど県内の感染事例は、オミクロン株に置き換わっていると考えざるを得ない状況であろうと思います。
感染者数の推移は、もう既にご承知のとおり、急速に拡大傾向で推移しておりまして、昨日の84名からほぼ倍増する形で、本日は160名の新規感染者が確認されたところであります。
こうした感染者の方々に対して、ワクチン接種状況の聞き取りを行ったところでありますが、1回接種された方が2人、2回接種された方が236人、3回接種された方が2人ということで、ほとんどの感染者の方々が、いわゆるブレークスルー感染という状況となっているところであります。
年代別の感染者の内訳を見てみますと、30代以下の方々が3分の2を占めるという状況であります。40代の方を加えますと8割の方々が若い方々だという状況であります。
県内の病床使用率等の状況であります。(資料P2)
一番上が県全体の状況ですが、本日時点の状況として、病床使用率は、県の感染段階「レベル1」という状況であります。ただ、先行して増えてまいります新規感染者数は既に県全体で「レベル2−Ⅱ」を超えるという状況であります。療養者数は、「レベル2−Ⅰ」を超えているという状況であります。
長崎市も全く同様の状況、佐世保市につきましては、病床使用率は「レベル1」の状況ですが、新規感染者数、療養者数、いずれの指標も既に「レベル3」を超えるという状況となっているところであります。今後の急速な感染拡大が懸念されているところであります。
新規感染者の感染要因を分析した状況であります(資料P3)。いわゆる初発の感染事例と考えられる感染者の方々の感染要因を分析いたしますと、そのうち8割を超える方々が、いわゆる県外由来という状況であります。また、米軍関連の感染事例が1割を超えるという状況となっております。
次に、2次感染の状況でありますが、前回もご説明申し上げましたけれども、飲食関連が感染要因になったものと推定される事例が全体の4割を超えるという状況。家庭内感染が2割、職場感染が1割という状況であります。
なお、学校関連ではクラスターが発生したということもありまして、15%という状況であります。
入院医療の状況であります(資料P4)。先週会見させていただいたときには、入院患者数21名でありましたけれども、1週間足らずで大幅に増加いたしました。
病床使用率は、本土部分が12%、県全体で11%ということで県の感染段階「レベル1」を超えている状況であります。
ただ、今回の重症化リスクの低いオミクロン株の特徴にあるように、重症の入院患者さんはいらっしゃいません。中等症・軽症の方が62名、それと宿泊療養施設に入所いただいた方が急速に増加する傾向で推移しているところであります。
なお、現時点での入院医療の状況であるため、入院していただくのか否か等含めて現在調整中の方が128名おいでになられるという状況であります。
市町村別の発生状況であります(資料P5)。ご覧いただいてお分かりのとおり、県内全域で感染者が増加する傾向で推移しているところであります。特に、佐世保市、諫早市の割合が非常に高くなっておりますけれども、これは大きなクラスターが発生したこと等によるものであると認識をいたしております。
今回の感染拡大のスピードを従前と比べて見ますと(資料P6)、いわゆる第6波として感染者が確認された年明けから今日までの状況で、既に週10万人当たり新規感染者が30人を上回る状況となっているところであります。
これを第5波、第5派はデルタ株に置き換わったときでありますけれども、そのデルタ株でも従前の感染のスピードの約2倍を超えるスピードで感染が拡大しているということを申し上げましたけれども、さらに、その第5波の3倍のスピードで感染が拡大しつつあるというように受け止めているところであります。
今後の病床使用率がどう推移していくだろうかということを、これまでの新規感染者の伸び率、年齢構成、入院率等を基に推計をいたしました(資料P7)。これは県独自の予測であります。
入院率については、第5波では、感染者のうち約33%の方々にご入院をいただきましたけれども、今回のオミクロン株では、入院率は若干下がっておりまして、約26%の方々にご入院いただくという状況であります。
一方、先ほど申し上げたような前提で今後の病床使用率を予測いたしますと、本日現在、11.1%。これが今週末もしくは週明けには次のレベル「レベル2-Ⅰ」である、20%を超えていくということが予測されているところであります。
この第6波では、無症状の方々、軽症者の方々が多いために、第5波と比較して入院率は、やや低くなっておりますが、感染拡大のスピードが非常に早いという状況でありますことから、今後、感染拡大に伴って病床の逼迫が強く懸念される状況であります。
現状のまとめをさせていだたきます(資料P8)。オミクロン株への置き換わりが進んで、これまでにない規模の感染拡大が見られております。医療提供体制の逼迫を招かないよう、早め早めの対応策の実施が求められているものと認識をいたしております。
また、感染事例を調べてみますと、初発事例の約8割が県外由来であるということ。2次感染事例の約4割以上が飲食関連であるということでありますので、県境対策、飲食に係る対策等の強化が求められているものと考えております。
また、学校の部活動、児童保育施設においてクラスターが発生しております。感染の拡大を招くことがないよう、感染対策の徹底が求められているものと考えているところであります。
そこで、現時点でのレベル判断であります(資料P9)。
新規感染者数の急激な増加等によりまして、病床使用率が近日中には大幅に上昇し、レベル判断の基準を超えていくことが予測されますので、現時点で県全体の感染段階を「レベル1」から「レベル2−Ⅰ」に移行をさせていただき、県下全域に「警戒警報」を発令させていただきます。
そこで、県民の皆様方へのお願いであります(資料P10)。
県外との往来については、まん延防止等重点措置地域である、広島、山口、沖縄をはじめ、大都市地域等を中心に感染が拡大している地域との不要不急の往来は、ぜひ控えていただきますよう、お願いを申し上げます。
それから、会食をされる場合には、感染防止対策の徹底されたコロナ対策認証店をご利用いただきますとともに、普段一緒にいらっしゃる方々と4人以内、かつ2時間以内でお願い申し上げたいと存じます。
それから、少しでも体調が悪いとお感じになられた場合には、外出や会食を控えていただき、すぐに医療機関に電話でご相談いただきますよう、お願いを申し上げます。
これは、前回の会見の際にもお話をさせていただきました(資料P11)。まだ症状は出ていないけれども、感染したかどうか不安を感じておられる方々におかれては、無料検査体制を整備しておりますので、ぜひこの無料検査の受検をしていただきますようお願いをいたします。
この検査体制については、これまで1日当たり500件程度の検査ができる体制をつくっておりましたけれども、希望者の方々も数多くおいでであります。今日時点で既に48施設、1日当たり1,200件の検査できる体制を整えているところであります。
特に、帰省などで県外と往来をされた方々や、県外からお帰りになられたご家族や友人と接触された方々については、ぜひ積極的にこの無料検査の受検をいただきますようお願いを申し上げます。
なお、検査結果が判明するまでは、極力、人との接触等を避けていただきたいと願っているところでございます。
それから、具体的な症状がおありの方々、熱が出たり、咳が出たりといった症状がある方々は、無料検査をご利用いただくのではなく、まず、医療機関に電話でご相談をいただきたいと考えているところであります。
次に、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P12)。
やはり感染事例が県外との往来というのが一番多くなっておりますので、県外にご出張される際には、県外の方々との会食はぜひお控えいただきたいと考えております。
それからまた、人との接触の機会をできるだけ少なくするために、時差出勤、リモートワークの推進等による出勤者の縮減にご協力をいただきますようお願いを申し上げます。
それから併せて、これも従前からお願いを申し上げてまいりましたけれども、従業員の皆様方の健康管理の徹底をいただきたいということで、積極的なN-CHAT等のご活用をお願い申し上げる次第であります。
保健医療提供体制の強化の状況をご報告させていだたきます(資料P13)。
診療・検査医療機関、あるいは薬局との連携によりまして、経口薬の投与体制を充実・強化いたしました。経口薬投与可能施設について、従前の78施設から286施設に拡充をいたしました。重症化を予防するという意味で経口薬をご利用いただくわけでありますけれども、具体的には、61歳以上、または基礎疾患をお持ちで、ドクターが必要と認められた方々に処方がなされるということになります。
それから、症状が出て心配であるといった場合には、これ、従前から設置いたしておりますが、診療・検査医療機関に最初に電話をかけていただいてご相談いただければと思っているところであります。
前回も申し上げました。デルタ株は、感染から4日程度で発症する状況でありましたが、今回はオミクロン株ということで、2日から3日で発症します。したがって、感染が確認され、濃厚接触者として検査をされると、既にもう感染されているというような事例も数多く見られるし、今後はさらに増加していくものと考えているところであり、診療検査や医療機関のご活用をお願いしたいと考えております。
それから、これから自宅療養者、あるいは宿泊療養施設をご利用いただく方々が急速に増えていくものと考えておりますが、安心して療養いただけるような体制の構築に全力を注いでいるところであります(資料P14)。
全ての新規感染者の方々に対して、陽性判定がなされた当日、あるいは少なくとも翌日までに確実に連絡を取り、直ちに必要な支援を開始した上で、健康観察を実施できるような態勢を整えているところであります。具体的には、パルスオキシメーターの全員への配付、あるいは迅速かつ確実な健康観察を継続してサポートさせていただきたいと考えております。
それから、保健所の体制。急速に感染が拡大しておりまして、体制的に非常に厳しい状況になっていくものと考えざるを得ないところでありますが、体制については、先に策定をいたしました保健医療提供体制の確保計画によりまして通常の業務段階から最大3段階までの体制の強化を図ることといたしております。ちなみに、現在の段階は、多くの保健所で第1段階ないし第2段階でありまして、第3段階を整えているところは県内には今のところ、ない状況であります。最高レベルでは職員の数を約4倍に増やして適正に業務に対応できるよう、体制を整えてまいりたいと考えております。
それから、ワクチン接種の問題であります(資料P15)。従前から2回目の接種を済まされた方々については、8か月後に3回目のワクチン接種を推進するということが言われておりましたけれども、これを短縮し、医療従事者、高齢者施設等の入所者・従事者等、病院等の入院患者については6か月後から、それ以外の高齢者の方々には7か月後から、その他の方々は8か月後からとしたということで、接種対象者数を再計算してみますと、3回目の接種の対象となる方々が、特に2月、332,000人の方々を対象に3回目の接種を進めていく必要があるということで、県の大規模接種会場を2月初旬から3月まで開設し、県もしっかりサポートしていきたいと考えているところであります。
それから、県立学校における対応状況をご説明させていただきます(資料P16)。児童生徒本人はもちろんでありますが、同居家族の方々に発熱等の症状が見られる場合には、登校を控えていただくよう呼びかけを進めていくことといたしております。
それから、部活動については、宿泊を伴わない自校での活動に限って、これを行っていただく。他校との交流は基本的に行わないということにいたしております。
それから授業、あるいは学校行事等については、マスクの着用、手指消毒、換気、黙食などの基本的な感染防止対策をさらに徹底した上で、どうしても地域の感染状況によっては難しいということであれば、オンライン等による授業、行事の実施、あるいは行事の縮小、延期等も検討していくことといたしております。
それから、福祉施設における対応であります(資料P17)。これについては従前から取り組んできた内容でありますけれども、N-CHATの活用等による職員の皆様方の健康管理をさらに徹底する、クラスター発生等により感染者が増加した際には、施設職員に対するスクリーニング検査を実施することといたしております。新規入所者のPCR検査等をさらに徹底していくことといたしております。外部からの面会等でお越しいただく方々については、既に県内の多くの施設で人数や面会時間等の制限を設けていただいている状況であります。
併せてオミクロン株の現状あるいは感染防止対策について、改めて県によるオンライン施設研修の実施等を進めていきたいと考えております。
児童福祉施設の対応であります(資料P18)。職員の皆様方のマスクの着用、手指消毒、施設内の換気の徹底など、感染防止対策をさらに強化していくことといたしておりますし、児童福祉施設でのクラスターの発生等を受けまして、体調不良の際には、職員の皆様方であれ、通園される園児等の方々であれ、登園を控えていただくように呼びかけを進めていくことといたしております。
次に、先ほども申し上げましたけれども、観光キャンペーンであります「ふるさとで“心呼吸”の旅」事業を推進してまいりましたけれども、県の感染段階を「レベル2−Ⅰ」へ引き上げたことに伴いまして、来週1月17日、月曜日以降、新規予約の受付を停止させていただきます。ただし、既にキャンペーンを適用し予約済みの方々の旅行は、引き続き割引の対象としてまいりたいと思っております。今後の感染状況によっては、事業全体の停止も含めて検討をしていかなければいけないと考えているところであります。
それから、米軍基地内における感染防止対策の徹底であります(資料P20)。
県内でも米軍基地内で感染事例が確認され、いわゆる濃厚接触者の方々が基地外から通勤されているという状況も見られたことから、これまで国に対して、国内と同様の措置を講じていただくよう要請を行ってきたところでありますが、ご承知のとおり、外出制限に係る日米共同声明を発表いただき、現在、対応をいただいているところであります。
また併せて、全国知事会議が昨日開催されましたけれども、本県から提案いたしました、基地内で感染者が重症化された場合には、これを県内の医療機関で受け入れるということが必要になっておりましたため、ぜひ、基地内の医療提供体制の確保・充実を米軍側に求めていただきたいという要請を行っていたところでありますけれども、全国知事会議で、そういった内容を盛り込み、国に対する要請をさせていただいているところであります。
以上、私から、新型コロナ感染症の現状についてご報告し、県民の皆様方、事業者の皆様方に改めて感染拡大防止に向けたご協力をお願いさせていただくものであります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
質問は2点あります。
県内観光キャンペーンについてお尋ねします。1月17日から新規予約の受付を停止ということですが、停止期間の見通しはありますでしょうか。
これはですね、今の感染状況がどう推移していくかと。まさに急拡大という状況でありますので、これがどのくらいの期間をかければ減少もしくは収束に向かうのか、まだ予断が許されない状況であります。
分かりました。
今日、熊本県が、まん延防止等重点措置の適用の要請を検討されているという報道もありましたけれども、長崎県の現状のスタンスとしては、どのように考えていますでしょうか。
これは、病床使用率の推移を見ておりますけれども、恐らく15%前後の段階で、まん延防止等重点措置の適用についても視野に入れて検討を進めていく必要があるものと考えております。
ありがとうございました。
前回1月6日の記者会見の際に、第6波の入り口とお答えいただきましたが、現状の認識と、今後ピークがどうなっていくのか等の見通し、今、県が検討している点があれば教えてください。
入り口ではないかということを申し上げましたけれども、まさに本日の感染者の状況を見ますと、過去最高の感染者が確認されたところであり、まさに第6波の真っただ中に差しかかろうとしている状況ではなかろうかと思っているところであります。
なお、今後の感染者の推移については、分析ツールを持ち合わせていないところでありますが、専門家のご意見等もお伺いしながら、今後の対応策を含めて、しっかり検討しておく必要があるものと認識をしております。
ありがとうございます。
次に、医療従事者が濃厚接触者になった場合の取扱いについてお伺いします。実際に今、県内でも濃厚接触者になったために医療体制に影響があるという現状があるのかどうか。今後の県の対応方針をお伺いしたいです。
現時点においては、医療従事者が濃厚接触者等になって、そのために出勤できずに通常の医療等ができないというようなことはございません。ただ、国からも新たな通知がありましたけれども、デルタ株の第5波のときの状況でもあったように、医療従事者に関しては、濃厚接触者になっても、2回ワクチン接種をしており、かつ当日のコロナ検査が陰性であれば出勤も可という形にしておりますので、そのことは各医療機関にお伝えをしているという状況でございます。
ありがとうございます。
部活動についてお伺いします。他校との交流は行わないということですけれども、全国大会等の出場が決定している学校に関しては、どういった取扱いになるのでしょうか。
いわゆる公式戦については、対象外としております。通常どおりの参加というようにしております。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
観光キャンペーンについてお尋ねします。1月17日以降、新規予約の受付を停止となっていますが、1月17日以降の宿泊分についての停止なのか、今日時点で17日以降の予約はまだできるのか教えてください。
予約をするタイミングが1月17日の月曜日以降という意味ですので、今日段階で17日以降の予約を取られるのは、まだ可能ということになります。
分かりました。ありがとうございます。
それと、資料3ページの初発と考えられる感染事例の内訳で、米軍関連の内容をもう少し詳しく教えてください。
米軍の基地で働かれている日本人の方、あるいはそのご家族と、そういった方が中心という状況でございます。
分かりました。
それと、資料3ページの2次感染事例の内訳のうち、飲食関連が41.7%とあります。今回「レベル2−Ⅰ」ということですが、「レベル2−Ⅱ」に上げた時点で営業時間短縮を要請することになってくるのでしょうか。
感染状況を十分分析をした上で、「レベル2−Ⅱ」になりますと、まん延防止等重点措置の要請も視野に入ってまいりますので、そういったことを全て含めて検討していく必要があるものと考えております。
分かりました。
資料7ページの今後の病床使用率の推移で、第5波、第6波の入院率が33%、26%とありますが、この入院率というのは、どのように見ればいいでしょうか。
これは平均の入院率という形になります。
分かりました。
去年の11月に医療病床確保計画を発表された際に、1日当たり最大170人が感染するのではないかということをおっしゃられました。今日時点で既に160人なので、170人というのは、普通に考えれば近日中に超えるのではないかと思います。その場合に病床確保計画の内容について修正すべき点等があれば教えてください。
保健医療提供体制については、12月8日に策定をしておりますが、今後、病床の拡大に向けても順次しっかりと協議等していくというところでございます。
また、現時点では軽症が多いということもありますので、当然、宿泊療養施設、それから自宅療養者が増えてきますので、先ほど知事からの説明もあったとおり、保健所の機能強化のほうも進めているという状況でございます。
分かりました。
観光キャンペーンについて資料19ページに「今後の感染状況によっては事業停止を検討」とあります。これはそもそもクレジット決済ができたかどうか、定かに覚えていませんが、例えば事業停止になった際のキャンセル料や返金が発生した場合の対応はどのようになるのでしょうか。
事業停止ということになり、そこでキャンセル料が発生する場合には、前回停止したときと同様、そのキャンセル料については県において補填するというようなことで今考えております。
分かりました。以上です。
県の大規模接種についてお尋ねします。1回目、2回目のときは高齢者以外も受け付けてくださっていました。今回は、ほぼ高齢者と考えていいのか、あるいはその他の人も含まれるのか。対象になる方を教えてください。
特段、高齢者に限定はしておりません。各市町から接種券が来た方に関しては、この時期の大規模接種センターを受けていただけるという形になります。
ワクチンについて前回はモデルナ社製を使われていましたが、今回使用するワクチンのメーカーが決まっていれば教えてください。
大規模接種センターについては、モデルナ社製を使用する予定でございます。
会場は、前回と同じく県庁と佐世保市内のどこかというイメージなのか、もしお分かりになれば教えてください。
今、検討中ということでお願いいたします。
以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時15分から午後5時55分(40分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和4年1月6日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(レベル0からレベル1へ)
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症について、こうした機会をいただきますのは、前回は10月5日ということでありました。ちょうど3か月目にまたこういう機会をいただくことになったところであります。
この間の感染者の推移は、皆様ご承知のとおり、年末に至って、県内の感染状況は、ほぼ落ち着きを取り戻している状況であったと認識をいたしておりますが、年が明けた後、新たな感染者が毎日確認され、また、感染者数も急激に上昇している状況にあります。
したがいまして、今日はそうした現状についてご説明を申し上げ、改めて県民の皆様方にご協力をお願いしたいと考えているところであります。
それでは、資料をご覧いただきたいと思います。
本日の会見のポイントであります(資料「今回の会見のポイント」)。
県下の感染段階を「レベル0」から「レベル1」に引き上げさせていただき、「注意報」を発令させていただきたいと考えております。
その要因でありますけれども、県内の感染事例においても、オミクロン株の広がりが見られますことから、感染不安を感じられる県民の皆様方、無症状の県民の皆様方に対し、無料検査をお受けいただけるようお願いをさせていただくものであります。
これまでの感染状況の推移についてお話をさせていただきます(資料P1)。
年明けの1月1日以降、毎日感染者が確認される状況でありまして、ここ3日間は6人、16人、10人という状況で推移してまいりました。この6日間の新規感染者数は35人。このうちデルタ株と確認された方が1人いらっしゃいます。また、オミクロン株として確認された方が8人、現在、ゲノム検査中の方々が26人おいでになられるという状況であります。
この26人のうち、いわゆるPCR検査を行った際にデルタ株かどうかというスクリーニング検査を行っております。その結果、デルタ株マイナス(陰性)という結果が得られた方が、26人のうち17名いらっしゃいます。ということは、極めてオミクロン株の可能性が高いと受け止めております。残り9名の方々は、デルタ株のスクリーニング検査の結果がまだ得られてないという状況であります。
ちなみに、この新規感染者35名の方々について、ワクチンをどういう形で接種されたかというのを調べてみました。ワクチンを接種されたかどうか、まだ確認が済んでない方が2名いらっしゃいます。2回接種された方々が30名いらっしゃいます。ワクチンを接種していないとおっしゃる方々が3名いらっしゃるということでありますので、35名の新規感染者のうち、2回ワクチンを接種されたということが確認された方々が30名おいでになられるという状況であります。
地域別の感染者の確認状況でありますが、最も多いのが長崎市の19名、あとは離島地域を含んで県下各地域で感染者が確認されているという状況です。
棒グラフのうちオレンジの部分は新規感染者と確認されたうち初発事例と考えられる感染者がどのくらいいらっしゃるかということをお示ししております。初発と考えられる感染事例のうち、感染拡大につながった要因を分析しているのが下の左側の表であります。県外におでかけになられてお帰りになった方々が3名、県内または県外へ帰省された方々が9名、不明・調査中の方々がそれぞれ1名ということで、県外由来と推定される感染事例が8割を超えるという状況であります。
初発事例からさらに感染が拡大した2次感染事例を分析してみますと、15名の方々が飲食の場を通して感染拡大したと推定される事例が7割を超えるという状況であります。あとは家庭内、職場関連、あるいは友人関係の中で感染が拡大したと推定される事例などが確認されているというところであります。
県内の病床使用率等の状況であります(資料P2)。
一番上の段が県全体、2段目が長崎市、3段目が佐世保市ということで係数を整理しております。病床使用率については、県全体では3.7%、人口週10万人当たりの新規感染者数が2.6人、人口10万人1日当たりの療養者数が2.8人という状況であります。最も高い長崎市でも、病床使用率6.5%、人口週10万人当たりの新規感染者数が4.6人ということで、さほど実績として高い状況ではありませんが、他県の状況等見ましても、急速に感染拡大する傾向がうかがえますことから、十分な注意を払っていく必要があるものと考えているところであります。
病床の状況であります(資料P3)。
現在、入院されている方々が21名おいでになります。病床使用率が最も高い壱岐で9.1%、本土部が4.1%、県トータルで3.7%という状況であります。入院患者数、宿泊療養施設、自宅療養者の状況等については、ご覧のとおりであります。
次に、全国、九州・沖縄、本県における新規感染者の推移を12月29日までの1週間と1月5日までの1週間を比較してみました(資料P4)。
全国では、週10万人当たりの新規感染者1.48人が、翌週には4.85人で3.3倍に拡大しております。九州・沖縄では1.79人が9.64人と5.4倍に拡大、本県は0.3人が1.88人ということで6.3倍に拡大しているところであります。グラフをご覧いただいておわかりのとおり、全国、九州・沖縄、本県いずれにおいても、これから右肩上がりで増加していく可能性が高いのではなかろうかと考えております。
全国におけるオミクロン株の発生状況であります(資料P5)。
全国の状況は、昨日1月5日時点の資料に基づいて記載をさせていただいております。ただし、本県は、本日1月6日時点で表記させていただいております。
オミクロン株の感染が確認されている都道府県がオレンジの色で塗っている都道府県で、うち市中感染と公表されている都道府県が23都府県ございます。この中に本県の感染事例からしても、感染経路が十分確認されてない事例も発生しているところであります。
それから、年末年始の人の流れをグラフでお示ししたものであります(資料P6)。
昨年8月のお盆休み前後の人の流れと年末年始の人の流れを比較しますと、昨年のお盆時期のほぼ2倍の方々が年末年始に県内にお入りになっているという状況であります。
このグラフからご覧いただけるように、やはり人の流れが大きく拡大するにつれて感染者数も増加するというような傾向にありますので、こういった人の流れが大幅に拡大した後、やはり感染者が増加していくのではなかろうかと考えているところであります。
現状のまとめであります(資料P7)。
1月以降35人の感染者が新たに確認されたところであり、そのうち8人の方々がオミクロン株でありました。その中に感染経路が特定できない人が含まれている状況であります。
また、現在検査中の方々の中にもオミクロン株の可能性のある方が多く含まれているところであり、こうした状況を総合的に勘案いたしますと、県内で市中感染が始まりつつある状況であろうと推定をいたしております。
年末年始には、県外から多くの方々が来県されたところであり、今後、さらなる感染拡大が懸念されることから、基本的な感染防止対策の徹底についてご協力をいただく必要があるということに併せて、早期の感染把握によって市中感染を抑制していく必要があるものと考えております。
感染のレベル判断であります(資料P8)。
オミクロン株の市中感染、新規感染者数の急激な増加等を踏まえて、今回、県全体の感染段階を「レベル1」に移行し、県下全域に「注意報」を発令させていただくものであります。
そこで、県民の皆様方にお願いをさせていただきたいと思います(資料P9)。
県内では、オミクロン株の市中感染が始まりつつあると考えられることから、感染不安を感じる無症状の県民の皆様方は、ぜひ無料検査の受検をお願いしたいと考えております。特に、県外と往来をされた方、普段会わない県外・海外の方々と食事をされたり、長時間過ごされたりした方々などにおかれては、無料検査の積極的な受検をお願い申し上げる次第であります。
ただし、無料検査は無症状の方々にお願いするものであり、発熱やせきなどの症状がある方々は、医療機関を受診していただきますようお願いを申し上げます。
なお、この無料検査をどこでやれるかということは、県のホームページに具体的に記載しております。県内46か所で検査をお受けいただくことができます。ただし、お近くの検査場所にお越しになる場合には、事前にご連絡をいただければありがたいと考えております。予約不要で受検は可能ですけれども、長時間お待ちいただくということであったり、その当日に検査を受けていただくことができなかったりという場合も想定されますので、無料検査を受検される際には、事前に電話でご連絡をいただければ大変ありがたいと考えているところであります。
それから、これは基本的な項目でありますが(資料P10)、感染防止対策として「マスクの着用」、「手指消毒」、「密の回避」、「定期的な換気」等についてご協力くださいますようお願い申し上げます。
飲食をされる際も、会話をするときにはマスクを着用し、いわゆる「マスク会食」の徹底をお願い申し上げる次第であります。
それから、少しでも体調が悪いとお感じになられたときは、すぐにかかりつけ医、あるいは診療・検査医療機関へ相談をしていただきたいということであります。そういった場合には、検査結果が出るまでは外出や会食を控えて、極力人とお会いになる機会を減らしていただきますようお願いを申し上げる次第です。
それから、県外との往来であります。県外との往来による感染事例がほとんどでありますので、往来を計画されるに当たっては、慎重なご検討をいただきますようお願いを申し上げる次第でありますが、特に、感染が拡大している地域との往来については、延期等を含めてご検討をいただければありがたいと考えております。
それから、二次感染は会食の場が非常に多いということになってまいりますので、会食の際は感染防止対策が徹底されたコロナ対策認証店をご利用いただき、できるだけ大人数や長時間にわたる会食を控えていただきますようお願いを申し上げます。
飲食事業者の皆様方へのお願いであります(資料P11)。
飲食店の皆様方におかれましては、これまでもお願いさせていただきましたけれども、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度(team NAGASAKI SAFETY)」の積極的なご活用をお願い申し上げます。
また、ワクチン・検査パッケージ制度のご活用をいただくことによって、人数制限等が緩和できる選択肢も残されているところでありますので、ぜひこの第三者認証制度の取得、ワクチン・検査パッケージ制度のご活用をお願い申し上げたいと存じます。
それから、保健・医療提供体制の強化について、その後の状況をご報告申し上げたいと思います(資料P12)。
診療・検査体制の強化でありますが、診療・検査医療機関が第5波の時点までは399施設でありましたけれども、現在425施設まで増やしております。
それから、経口薬としての投与体制の整備が進んでまいりました。現在、医療機関、薬局等を含めて78施設で、「モルヌピラビル(ラゲブリオ)」の処方並びに投薬が可能になってまいります。
それから、中和抗体薬「ゼビュディ」は中和抗体薬の中でも、新たな変異株に効果があると言われている抗体薬でありますけれども、67施設で投与が可能になっているところであります。
それから、病床の確保状況でありますが、第5波の時点においては549床でありましたけれども、さらに拡充をいたしまして、現在、緊急時対応を含めて561床まで対応できる体制を整えております。
宿泊療養施設については535室から920室に拡大をいたしました。
そしてまた、自宅療養をされる方々をサポートされるサポート医の確保でありますけれども、107名から124名にご協力をいただけることとなっているところであります。
それから、オミクロン株への感染が確認された方々等への対応であります(資料P13)。
これまでは、このオミクロン株に感染された方々は全員「原則入院」という取扱いとなっておりましたけれども、明日1月7日から、従来のデルタ株と同じように、症状に合わせて「入院」、「宿泊療養施設・自宅療養」の中から対応をしていくことにいたしております。
それから、オミクロン株感染者の濃厚接触者については、全員宿泊療養施設に入所していただくということにいたしておりましたけれども、感染者が急激に拡大し、施設が満床状況となるということも懸念されますために、今後は従来と同じような整理をし、自宅で療養をしていただくということに変更してまいります。
それから、経口薬の投与等については、先ほどご説明したとおりであります。
サポート体制の強化、健康観察体制の整備は従前と変わりはないところであります。
それから、ワクチン接種の推進についてであります(資料P14)。
いわゆるワクチンの3回目の接種であります。新型コロナワクチンについては、感染予防効果、重症化予防効果がありますが、この効果といいますのは、2回目接種後、時間の経過とともに低下していくとされているところであります。したがいまして、各市町から追加接種(3回目接種)の接種券が届きましたら、積極的に接種を進めていただきますようお願いを申し上げます。
それからまた、県の大規模接種センターの設置についても検討を進めているところであります。
それから、追加接種時期の前倒しであります。これまで、2回目接種後8か月にするのか、前倒しが可能として6か月にするのか、様々な議論がありましたけれども、一定考え方が整理されました。
医療従事者、高齢者施設等の入所者・従事者の方々、病院等の入院患者の皆様方は、基本的に3回目の接種時期は2回目接種から6か月経過後に接種を受けていただく。それ以外の高齢者の方々は7か月経過後に、その他の方々は8か月経過後に3回目の接種をお受けいただくということにいたしたいと考えております。
初回接種についても、まだお受けになっていらっしゃらない方々は、引き続き接種が可能であります。詳しくは各市町にご相談をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
これまで、第5波に至る感染の波を経験してまいりましたけれども、県民の皆様方、各事業者の皆様方のご協力、医療関係者をはじめ関係者の皆様方の大変なご努力をいただきまして、これまで長崎県においては、人口当たりの感染者数は九州の中でも最も少ない状況となっているところであります(資料P15)。
しかしながら、今後、オミクロン株の感染拡大により第6波の到来も懸念されるところであります。感染拡大の波をできるだけ低く抑えることができるように、県といたしましても、感染予防・拡大防止対策に全力を注いでまいりたいと考えておりますので、どうか県民の皆様方にも、基本的な感染防止対策を含めてご協力を賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。
私からの説明は以上でございます。あとはよろしくお願いいたします。
では、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。まず確認ですけれども、新型コロナウイルス感染症に関して3か月ぶりの会見の場であると知事は最初におっしゃられましたが、県内の感染段階が「レベル1」になるというのは、10月以来3か月ぶりと考えてよろしいのでしょうか。
この県の感染段階については、国のレベル判断に合わせて見直しをしてまいりましたので、従前の感染段階と今回の感染段階は同じ水準ではないとお考えいただきたいと思います。これは、国の新たな判断レベルに合わせて県の判断基準を改正しているところであります。
注意報を発令するのは、今回が初めてということになるのでしょうか。
そうですね。
わかりました。
無料検査についてお尋ねします。ワクチン・検査パッケージを利用していなくても、誰でも無料で検査を受けられるのでしょうか。
はい。今、ホームページは更新しているところでございますが、これまではワクチン・検査パッケージということで、各機関で検査が受けられる形になっていましたが、明日からは、ワクチン・検査パッケージとはまた別に無料検査という形になります。それは全ての医療圏域で受けられる形になりますけれども、ワクチンを打っている方も含めて、不安がある方は受けられる状況になります。
ホームページを開かせてもらったのですけれども、検査実施場所として、専用ブース、民間検査機関、薬局と3つありますが、箇所数を開いたら専用ブースが6か所あり、合計47か所になりますがどうなっていますでしょうか。
今、ワクチン・検査パッケージと無料検査場所がほぼ同じになると思いますけれども、それも含めて今、調整中になりますので、今夜中にはそこは修正をさせていただく予定です。
明日以降、運用するのは県内で46か所と言って大丈夫でしょうか。
今のところ、46か所になります。
わかりました。
知事にお尋ねします。先ほど、第6波の話もありましたが、今日、日本医師会の会長が会見され、全国的に第6波に突入したとおっしゃっています。知事としては、今、県内は第6波に既に入っているのか、その入り口なのか、どのように見られていますか。
もう既に1日当たりの感染者が、2日間続けて2桁発生しているという状況でありますし、他県の事例等を拝見すると、急激な感染者数に上っているということを踏まえますと、まさに第6波の入り口に差しかかっているのではないかという思いがいたしております。
ありがとうございます。
オミクロンの感染者が8名で、その中で感染経路が追えていない方もいらっしゃるということでした。感染経路が追えていない方の数はどれくらいでしょうか。
確定した8人のうち1名の方が、現時点では感染経路不明ということになります。その1名の方については、現在調査を進めている段階でございます。
わかりました。資料5ページの日本地図の中で、市中感染が起きている地域として長崎県に色がついていましたけれども、ということは、この1名の方を追えていないということを踏まえて、長崎県でも市中感染が起きたという認識でよろしいのでしょうか。
そう考えております。
ありがとうございます。
それから、今、山口県などでは米軍基地から感染が拡がっているというケースが見受けられています。長崎県内にも佐世保に米軍基地がありますが、長崎県から米軍に対して何か申し入れをしたり、情報共有を図るといったような、何か対応をしたりということはされていらっしゃるのでしょうか。
佐世保の米軍基地においても、コロナ感染が確認されたところでありまして、オミクロン株のリスクが指摘されている状況の中で、濃厚接触者に対する措置を含めて国内対策と同様の措置を講じていただきたい。具体的には、入国水際対策として2週間の経過観察などの期間が設けられているわけでありますけれど、米軍関係では施設内外を出入りされる方々が数多くいらっしゃるということでありますので、ぜひ、この外出自粛をしていただき、基地内待機などの措置を講じていただきたいというお願い。あるいは、基地内で新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した場合には、速やかにオミクロン株であるのかどうかという特定のためのゲノム解析なども進めて、早急に保健所当局と情報共有を図っていただきたいというような要請については、昨年の12月に、私と佐世保市長の連名で要請を行ったところであります。その後、全国の基地を抱える都道府県と共同で、国に対する要請活動も行ってきたところであります。
わかりました。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
米軍から、外出について、基地外に出られているような状況があるか、ないか聞いていらっしゃいますでしょうか。
恐らく、他県の状況などを拝見すると、基地内外に出入りなさっておられる事例もあるのではないかと思っております。また、基地従業員の方々も、基地外にあるご自宅から仕事場として基地内にお入りになっておられるというような事例もあるものと考えております。
それは、佐世保基地に確認したわけではなく、全国の状況を見ると、ということでしょうか。佐世保基地でどうだったかというのは、聞かれたりはされていないのでしょうか。
佐世保基地でも、従業員の方が基地外から通勤されている事例はあるものと確認をいたしております。
すみません、従業員の方ではなくて、米軍の方が基地の外に実際に出ていたかどうかというのは、わかっているのでしょうか。
直接、米軍からそのような情報の提供はございません。確実にそういう情報があるかということを聞かれますと、そういう情報は提供されていないということになります。
無料の検査のことでお伺いします。1日どれぐらいの方が受検可能で、この期間中どれぐらいの検査を受けられることを想定しているのか。キャパシティをお伺いしたいのですけれども。
今、順次、無料検査のできる箇所を拡充・拡大しているところでございますが、現状では、1日約500件程度ということで考えております。今後、1日1,000件以上検査ができる体制に拡充していきたいと思っております。
状況に応じて、この1月31日より延長するような可能性もあるのでしょうか。
はい。状況によりましては、延長する可能性はあります。
宿泊キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」などは、今後どのように検討されていくんでしょうか。
それは、今後の感染状況の推移を十分見極めながら判断していかなければいけないと思っております。
先ほどから話に出ている米軍についてお尋ねします。米軍の中では、オミクロン株、変異株のスクリーニング検査はできずに、外に検査を依頼するような形です。今、佐世保基地の中で感染者が出ても、それがオミクロン株なのかというのはわからない状況で、佐世保市民はやきもきされている方も多いと思います。率直に今、米軍で多くの感染者が出ていることについて、知事としての受止めを教えてください。
定期的に米軍から情報提供がなされております。他県と比べると、佐世保は、感染者数も少なく推移しているのかなと考えておりますが、まだ予断が許されないような状況でありますので、基地が所在することによって、そういったリスクによって市民が影響をこうむるようなことがないように、今後とも国に対して要請をしっかり行っていく必要があるものと思っております。
最後に、この基地絡みですけれども、山口県や沖縄県では、今、爆発的に感染者が増えています。もちろん県としては、佐世保市と連携しながらというところはあると思いますが、在日米軍に働きかけていく中で、都道府県単位での連携というところで考えているところや、実際に動きだしているところがあれば、教えてください。
基地が所在する都道府県で会議等も設けておりますし、要請活動も既に行ってきております。今後の推移を見極めて、必要な対策等については十分協議しながら、力を合わせて取り組んでいく必要があるものと思っております。
県全体の感染段階のレベル判断について、国の基準に合わせて基準を改めたという話がありましたが、これはいつ改められて、いつから運用されているのでしょうか。
私のほうから回答差し上げます。7月21日に知事会見をさせていただきまして、それ以降、今回の感染段階対応の目安を活用しているということでございます。
申し訳ございません。今のご質問は、改定の時期ということでしょうか。今ご回答を申し上げたのは設置の時期であり、改定したのは11月29日という形になります。
11月29日以降、新しい基準による注意報が発令されたのは初めてということでしょうか。
初めてです。
ありがとうございました。
宮崎県が沖縄県を感染拡大地域と指定して、県民に往来自粛を求められているのですが、本日の対策会議においては、特定の地域をこうした感染拡大地域として捉えて往来自粛を求めるような、専門家の声などがあったか、お伺いできますでしょうか。
具体的な地域を名指しということではないですけれども、先ほどご説明申し上げました資料10ページ目で、特に感染が拡大している地域との往来は延期等の検討をということでございますので、そういった地域には当たるところなのかなと思っております。
ありがとうございました。
よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後3時53分(23分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年12月28日 記者会見
会見内容
令和3年を振り返って
ただいまから、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和3年も、残すところ、あと僅かとなりました。まず、この1年を振り返ってご挨拶をさせていただきます。
まず、新型コロナウイルス感染症に係る振り返り並びに県民の皆様方に対するお願いであります。
新型コロナウイルス感染症については、昨年3月に本県で初めての感染者が確認されて以降、これまでに6,124人の方々が感染され、そのうち73人の方がお亡くなりになりました。
お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。
今年は、昨年の2つの波とは比べようのないような大きな波を3度経験したところであり、感染者のほぼ9割となる5,500人近くの感染が今年1年間で確認されました。特に7月から9月にかけての第5波では、「デルタ株」が猛威を振るい、3,000人近い感染者が確認されたところでありますが、県民の皆様方、事業者の方々のご協力により、人口当たりの感染者数は、九州各県の中で最も低く抑えることができたところであります。
先週、およそ1か月ぶりに新たな感染者を確認したところでありますが、11月以降は8人の感染者を確認するにとどまっており、現在は一定、落ち着きを保っているものと受け止めております。
この間、県民の皆様方の命と健康を守るために、多大なるご尽力をいただいてまいりました医療関係者や福祉関係者の皆様方に対しまして、この場をお借りして改めて心から感謝を申し上げます。
現在、本県の感染状況は落ち着いておりますが、新たな変異株「オミクロン株」が従来の「デルタ株」を上回る速さで全世界に拡大しているところであり、国内においても感染が確認されるなど、今後の拡大が危惧されるところであります。
そうした中、人の移動や飲食の機会が多くなる年末・年始を迎えることから、県民の皆様方におかれましては、日常生活におけるマスクの着用、手指消毒、密の回避といった基本的な感染防止対策の徹底をお願いさせていただきます。
また、忘年会や新年会、同窓会など飲食の際には、感染防止対策の徹底されたコロナ対策認証店をご利用いただきますよう、併せてお願いを申し上げます。
現在、国内では、複数の自治体において、「オミクロン株」の市中感染が確認されているところであり、帰省や旅行など県外との往来の際には、移動先の感染状況を事前にご確認いただき、慎重なご検討をお願いいたします。
また、ご家族・ご親戚の方々が帰省される際は、体調をご確認いただき、発熱や咳などの風邪症状が見られる場合には、帰省の延期や早期の検査等もご検討いただきますようお願いを申し上げたいと存じます。
県といたしましても、感染の再拡大を招くことのないよう、緊張感を持って感染予防・拡大防止対策に取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続き、県民の皆様方のご協力をお願い申し上げます。
次に、8月の大雨災害についてであります。
8月の大雨では、県内で5名の方がお亡くなりになられたほか、住家、土木施設、農林業、水産業などに甚大な被害が生じました。
お亡くなりになられた皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
また、8月13日に発生した雲仙市小浜町のがけ崩れ現場では、二次災害の危険がある過酷な状況下で、関係機関の皆様に懸命の捜索活動を実施いただきました。改めて厚くお礼を申し上げます。
県政150周年の記念事業であります。
今年は、1871年に長崎県が誕生してから150周年の節目の年に当たりますことから、記念イベントなど様々な事業を展開してまいりました。小・中・高校生による絵画・作文コンクールや政策提言の募集、本県の歴史に関する講演会や企画展を開催するとともに、来年1月まで、県内5地域の会場で巡回パネル展を実施しているところであります。
こうした事業の推進を通して、県民の皆様方に改めて本県の歴史を再認識していただき、これから変化していく「まち」の姿や明るい未来を共有できる契機となるよう、引き続き取り組んでまいります。
東京2020オリンピック・パラリンピックについては、7月から8月にかけて開催され、本県ゆかりの選手15名が出場されました。柔道男子81kg級の永瀬貴規(ながせ たかのり)選手、ソフトボールの藤田倭(ふじた やまと)選手の金メダルの獲得をはじめ、多くの選手の皆様方の活躍は、県民に大きな夢と感動を与えてくれました。
それから、今年は、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭について、令和7年度に長崎県で開催されることが決定されました。今後は、市町や関係団体等と一体となって、新たな地域文化の発掘や、文化を担う人材の育成に努め、文化芸術活動の振興を図りますとともに、観光振興やまちづくり、国際交流にもつなげられるよう、長崎県らしい国民文化祭の実現を目指してまいります。
最後になりましたが、報道関係の皆様方には、この1年間、県政の広報について大変なご協力をいただき、心からお礼を申し上げます。年末に向けて、皆様方もまだまだ慌ただしい日が続かれると思いますが、どうかすばらしい新年をお迎えいただきますよう、お祈りを申し上げます。
今日は、私からの発言は以上でございます。後はどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について
ご発言の中にもありましたが、変異株「オミクロン株」への対策についてお伺いいたします。年末年始で人の移動がある中で、福岡県でも感染が確認されました。政府は、該当する都道府県の知事の希望があれば、隣接する県に対して無料検査を可能にすると発表しました。長崎県として、今、どのような対策をお考えなのか、お聞かせください。
先ほど申し上げましたが、「オミクロン株」について、国内での市中感染が確認されました。福岡県で確認事例が発表されたところでありますが、隣接県での無料検査に向けて道が開かれているところでありますが、現在、厚生労働省に確認したところ、隣接県は佐賀県であるとされているところであります。
本県には、県北地域など通勤圏、あるいは経済圏が隣接県に含まれている地域がありますことから、本県への感染拡大を早期に防ぐためには、県内で市中感染が確認されていない段階で無料検査を実施することも一定有効であると考えております。
しかしながら、検査を実施するかどうかについては、隣接県における感染確認地域、あるいはその行動歴などの感染状況を踏まえながら対応を検討していく必要があるのではなかろうかと考えております。
確認ですが、現時点では隣接県の対象にならないので、隣接県での無料検査の希望はしていないという認識でよろしいでしょうか。
はい。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について
石木ダム事業に関してお伺いいたします。
10月に工事差止めの控訴審が棄却されましたけれども、福岡高裁からは、地元の理解がまだ得られていないということで、「今後も理解を得るように努力することが求められる」といった付言がありましたけれども、これに対する受け止めと、理解を得るために具体的に考えられていることがあれば教えてください。
今、ご質問がありました判決の部分といいますのは、昭和47年に当時の知事と地元3地区の総代との間で交わされた覚書について判断を示された部分であります。
判決文には、「県を始めとする本件事業の起業者には、今後も、本件事業につき地元関係者の理解を得るよう努力することが求められるものの、本件覚書が存在することにより、工事の差止請求棄却の判断が左右されるわけではない」ということが示されております。この部分については、いわゆる事実認定の一部であり、県・市に対して何らかの要請がなされたものではないと受け止めているところであります。
しかしながら、事業を進める上では、反対住民の方々のご理解をいただいた上で、円満に工事を進めていくことが最善であると考えているところであり、これまでも反対住民の方々との話し合いに向けて努力してきたところでありますが、引き続き、協力が得られるよう、関係者と力を合わせて取り組んでいきたいと考えております。
被爆者援護法第1条第3号に係る個別認定指針について(1)
昨日、「黒い雨」訴訟を踏まえた審査の指針改正の骨子案で県と長崎市が連名で厚生労働省に、受け入れられない旨の回答をされましたが、知事の思いをお願いします。
今回の「黒い雨訴訟」の広島高裁判決を受けて、長崎の被爆体験者等についても、この広島の黒い雨体験者と同様に認定・救済の道を開いていただくよう、国への要請・要望を重ねてきたところであります。
結果として、内容が示され、長崎県については引き続き県・長崎市と協議をしていくという姿勢は示されましたものの、その長崎県の求めた内容が、そのまま盛り込まれるということにはなっておりません。
私どもが主張しておりますのは、平成11年のいわゆる「証言調査」の中で、129名の方々が「黒い雨を浴びた」と証言されているところであり、そのことが争点になった調査ではないにもかかわらず、「黒い雨に打たれた」という証言があるということは、これは客観的な事実の証明につながるような証言であろうと考えているところでありますので、広島に限定する形の指針改正の骨子案は受け入れがたいと考えているところであります。
今後とも、できるだけ早い時期に機会をつくって、長崎市とも連携をしながら、国への要望を重ねてまいりたいと考えております。
知事選について
今日も知事選の関係で各関係団体から、知事に対して推薦状が提出されています。明日、自民党の選挙対策委員会が開かれますけれども、改めて、知事選に臨む知事の思いをお聞かせください。
県政には様々な課題が山積しているのは事実であります。そうした中で、時代の大きな変わり目を迎えているわけであります。これまで、バトンタッチすることも一つの選択肢であると考えてまいりましたけれども、多くの方々から、再度出馬をするようにというご要請をいただき、また、出馬表明後は推薦なども頂戴しているところであります。
新たな課題、残された課題、様々あろうかと思いますけれども、引き続き、県政の発展のために全力を尽くすためにも、次期の知事選挙に全力を注いでいかなければならないと考えているところであります。
以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
「がんばくん」・「らんばちゃん」に係るジェンダー問題について
長崎県のマスコットキャラクター「がんばくん」・「らんばちゃん」についてお尋ねをさせていただきます。
県のキャラクターの「がんばくん」と「らんばちゃん」について、今月の県議会一般質問の中で、「隊長」「副隊長」という役職や服装の色使いなどが男女の固定観念を助長しているように受け止められるとの声が上がっていました。
この指摘に対する知事の受け止めや、現在のキャラクターの設定への見直しの必要性について、お考えがあればお聞かせください。
11月議会において、県議会で、「がんばくん」と「らんばちゃん」に触れた一般質問がございましたが、内容として受け止めておりますのは、「今後、新しくつくられるキャラクターについては、ジェンダーに敏感な視点に立ってチェックすべきではないか」といった趣旨のご質問ではなかったかと受け止めております。
この「がんばくん」と「らんばちゃん」は、平成26年に開催された「長崎がんばらんば国体」と「長崎がんばらんば大会」を契機に誕生したものであり、その際には、「がんばくん」が先にマスコットキャラクターとして一人だけ誕生をし、もう一人女性のキャラクターが必要ではないかというご議論もありまして、遅れて「らんばちゃん」が誕生したところであります。
その際には隊長・副隊長といった位置づけはなかったのでありますが、両大会が終了した後で、県政の広報活動を行うために「長崎がんばらんば隊」が設立されて、その隊長として「がんばくん」、副隊長として「らんばちゃん」が就任されたという経過であると理解しております。男女の役割、あるいは主従の立場を前提としたものではありませんので、一般的に考えられる名称を使用したものと受け止めているところであり、これまで相当の時間が経過いたしましたけれども、特にジェンダーを視点としたご意見をいただいたことは、これまでありませんでした。
ただ、専門家の方々のご意見をお聞きすると、やはり適切ではないのではないかというふうなご意見もあるところであります。一定、県民の皆様方に定着をして、愛されているキャラクターでもありますので、少し時間をかけて、ご意見をさらにお伺いしながら検討をしていく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。
特定複合観光施設(IR)について
IR誘致についてお尋ねします。先日の県議会で、事業費の3,500億円の資金調達や出資企業の確保について、議員から不安の声も出ていましたけれども、今後の進捗状況によって、県として区域整備計画案の議案を県議会に提出しなかったり、来年4月が期限となっている区域整備計画を申請しない可能性というのは出てくるのでしょうか。
区域整備計画については、現在、カジノオーストリアと協力して作成を進めているところでありまして、来年4月が期限となっております区域認定申請に向け、最終の調整を進めているところであります。県議会の議決後に国に提出してまいりたいと考えております。
わかりました。
それともう1点、同じく誘致を目指している大阪のIRをめぐって、立地候補地の土壌対策の費用として追加で約800億円が必要となり、これについて大阪市が負担する方針で、市議会のほうから賛否の声が上がっています。
長崎県でも、立地を巡る費用であったりとか、将来的にIR事業者が想定よりも利益が出なかったりしたことなどを理由に、公費を投入する可能性というのはあるのでしょうか。
今回の大阪のお話は私もお聞きしておりますけれども、本県のIR候補地は、これまで既に2,500億円以上の投資が行われてまいりました国内有数のテーマパークでありますハウステンボスに隣接しているところでありまして、道路、上下水道などの生活インフラも既に一定整備済みとなっておりますことから、IR区域内において、大阪と同様の土壌改良、あるいは液状化対策等を行う必要はないものと受け止めているところであります。
将来的にIR事業者がコロナ禍により利益が出なかった等、緊急の事態により公費を投入する可能性が生じてくることはあるのでしょうか。わかる範囲でお答えください。
そうならない前提で初期の経営計画、区域整備計画をつくってまいりますので、現段階で、その時にどうするのかというのは、なかなかお答えしにくい状況であります。
ありがとうございました。
被爆者援護法第1条第3号に係る個別認定指針について(2)
被爆者認定についてお伺いします。早い時期に国に要望を重ねたいと知事の発言がありましたけれども、知事ご自身が厚生労働省に出向いて要望を行うお考えがあれば教えてください。
今年は、もう今日で仕事が終わりでありますので、年明け後のことになろうかと思いますが、私のスケジュールが空いて時間が確保できれば、私自ら要望活動を行いたいと思いますけれども、都合、時間が取れないということであれば、あるいは副知事その他で対応させていただくという選択肢もあり得ないことではないと考えております。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。この1年、大変お世話になりました。ありがとうございます。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時40分(40分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年11月10日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症について
それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、まず、私の方から、3点発言をさせていただきたいと思います。
まず、1点目は、新型コロナウイルス感染症の状況であります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に落ち着きを取り戻している状況にあり、本県でも、10月6日に県の感染段階を「ステージ1」に引き下げて以降、感染者はほぼ1桁台で推移し、直近ではゼロの日も続くなど、おおむね落ち着きを保っている状態ではなかろうかと考えております。
しかしながら、散発的ではありますが、現在も新たな感染者が確認されているところであり、感染者の中には、ワクチンの2回接種後に感染される、いわゆる「ブレークスルー感染」の事例も見られております。
また、これから冬にかけては、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されるところであり、今後も感染防止対策の徹底、医療提供体制の整備に力を注いでいく必要があるものと考えております。
このため、県といたしましては、感染の再拡大を招くことがないように、緊張感を持って感染予防・拡大防止対策に力を注いでまいりますとともに、次の感染拡大に備えて、保健所等による療養調整も含めた総合的な保健・医療提供体制の構築に取り組んでいるところであります。
県民の皆様方におかれましても、日常生活における、マスクの着用、手指消毒、密の回避といった基本的な感染防止対策の徹底に引き続きご協力をいただきますとともに、仕事や旅行などで、県外と往来される際には、移動先の感染状況も事前にご確認いただくなど、慎重なご判断、ご対応をお願い申し上げる次第であります。
また、これから年末にかけて飲食の機会も増えてくると考えておりますので、飲食をされる際は大人数を避け、コロナ対策認証店のご利用をお願い申し上げます。
なお、認証制度を取得されていない飲食業者の皆様方におかれましては、利用されるお客様の健康・安全確保、従業員を含めてコロナ感染防止をさらに徹底していただくために、こうした認証制度の積極的な取得も、併せてお願い申し上げる次第であります。
ソニーとTSMCによる熊本への新工場建設について
2点目でありますが、半導体関連産業、TSMC日本工場の熊本県での建設決定についてであります。
昨日、世界最大の半導体受託生産メーカーでありますTSMCが、本県に半導体製造拠点を持つソニーグループと合弁企業を設立し、熊本県で事業展開するという発表がありました。
半導体関連産業については、本県においてもソニーグループ、サムコグループなど世界的なシェアを持つ半導体製造メーカーの事業拡大の動きが続いているところであります。県では、こうした規模拡大の動きをさらなる集積に結びつけていきたいと考えているところであり、立地環境の整備、人材確保等について、地元の市町とも支援に努めているところであります。
今後、国においては、国内における半導体の安定確保等の観点から、半導体産業への支援施策が一層強化されてくるものと受け止めており、本県においてもさらなる投資や雇用の拡大が期待できるのではなかろうかと考えております。
県といたしましては、今回の決定を大きな弾みとして、県内半導体関連産業のさらなる振興に力を注いでまいりたいと考えているところであります。
お歳暮における県産品愛用について
3点目は、お歳暮における県産品の愛用についてお願いをさせていただきます。
県では、毎年、6月と11月を「県産品愛用運動推進月間」として、県産品の積極的な利活用をいただく運動を展開するとともに、ふるさと産品の普及啓発に力を注いでいるところであります。
11月に入り、そろそろお歳暮の時期となってまいりました。大切な方々へお歳暮を贈る機会がございましたら、ぜひ、長崎で産まれ育った県産品をお選びいただきますようお願いいたします。
長崎駅前・県営バスターミナル2階にあります長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として、魅力ある県産品を集めた「冬のギフトコーナー」を設置し、12月24日まで「県産品お歳暮セール」を開催しております。また、物産館までお問合せをいただければ、ギフトカタログをお届けすることにいたしております。
今回、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて落ち込んだ県産品の消費を回復・拡大するため、キャンペーン対象サイトで県産品をご購入いただきますと、送料を無料とする「長崎よかもんキャンペーン」も合わせて実施中であります。ぜひこの機会に、すばらしい県産品の数々を、大切な方々への贈り物として、あるいはご家庭でのご活用についても、併せて積極的にご利用いただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
以上、3点お話をさせていただいたところであります。
後は、よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
次回県知事選挙への出馬について(1)
3点伺いたいと思います。
まず、1点目です。来年2月の知事選への出馬のご意向が、現時点でおありかどうか、教えていただけますでしょうか。
このお話については、度々ご質問等を頂戴してきたところでありますが、先般の会見の場でも、もう少し時間をいただいて検討させてもらいたいと申し上げてきたところでありますが、現時点でもそういう状況には変わりがないところであります。
また、その際にも申し上げましたが、これまで知事選挙への対応については、11月議会前後で発表をさせていただいてきたところであり、いましばらくお時間をいただければと考えているところであります。
衆議院議員選挙の結果について
ありがとうございます。
次に、2点目です。先月の衆議院議員選挙で、県内からは、比例も合わせて6人の議員が当選をしました。この結果について、今後の県政運営に対する影響について、いかがお考えでしょうか。
今回の選挙は、コロナウイルス感染症への対応、あるいは経済対策等が争点になった選挙ではなかったかと受け止めております。選挙の結果については、ご承知のとおり、政権与党が勝利したことから、基本的には、これまでの国の政策が継続されることになってくるものと考えており、県政の課題にかかる対応方針を大きく変更しなければならない状況であるとは受け止めていないところであります。
各政党におかれても、新型コロナウイルス感染症対策や経済・財政政策に重点・力点を置いておられるところで、今回の選挙において国民の声を直に聞いていただいたものと受け止めており、日本経済の活性化、アフターコロナ社会を見据えた積極的な政策の展開をお願いしたいと考えているところであります。
本県選出の国会議員の皆様方にも、国政の場でご活躍を期待申し上げるとともに、県政発展のために、引き続きお力添えを賜りたいと願っているところであります。
今回の衆議院議員選挙の結果について、与党が議席の過半数をとったということは、おおむね歓迎という立場でよろしいのでしょうか。
先ほど申し上げたように、様々な論点から政策論議が行われたものと考えておりますけれども、ほぼこれからもそういった政策が継続されるのではなかろうかと受け止めております。
諫早湾干拓事業について
最後に、3点目です。今、福岡高裁で行われている諫早湾干拓事業を巡る和解協議が、事実上打ち切りとなり、判決に進むことになりました。これで司法の場での和解の道筋というのが不透明になったかと思われますが、知事の受け止めを教えてください。
請求異議訴訟について、これまで進行協議が開かれてまいりましたけれども、和解に向けた協議が打ち切られたという報道は承知をいたしているところであります。
しかしながら、県はこの訴訟当事者ではありませんので、コメントは控えるべき立場にあるものと考えておりますけれども、開門によって、地元の方々に被害が及ぶことが決してないよう、今後とも訴訟等の動向を見極めつつ、適切に対応していかなければいけないと考えているところであります。
NBCからは以上です、ありがとうございます。
クルーズ船入港について
1点、お伺いします。今日午後、長崎港にクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が入港する予定になっています。長崎港への客船の入港は1年8か月ぶりということになりますが、知事の受け止めと、今後、長崎港へのクルーズ船の入港予定はほとんど入ってない状況と聞いているのですが、今後の見通しについてのお考えもお聞かせください。
クルーズ船については、ご承知のとおり、コスタ・アトランチカの中での大規模感染者の発生等も体験してきたところであり、関係者の理解を得ながら、十分慎重な対応を求める必要があると考えてきたところであります。今回の受入れに際しては、複数回にわたる事前検査等もしっかり行った上で、適正な感染防止対策を講じつつ、このツアーが企画されるというお話をお聞きしているところであり、そういった万全の体制をとってクルーズを実施されるということで、これをお受けすることで関係者間の協議を進めてきたところであります。
前回の反省点等を踏まえて、各機関で協議の場を設けて、どういった環境のもとで受入れを進めていくか、手続等の面も含めて、受入体制の一定のルールづくりを進めてきたところであり、それに基づいて受入れを再開しようとしているものであります。
今後の状況でありますが、まずは国内クルーズとしてこういった取組が進められておりますが、国際クルーズについては少し時間がかかるものと受け止めているところであり、どういう形で再開に向けた動きが出てくるのか、まだまだ読めない状況ではないかと考えております。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、1点質問があります。
政府は、新型コロナワクチンの接種について、来月12月から3回目の追加接種を始める方針を示しています。それに伴って、長崎市や、他県の自治体でも同様の方針が示されています。長崎県として3回目の追加接種に向けてどのように取り組んでいくのか、その具体策やスケジュールについて教えてください。
具体的なスケジュールは、2回目接種から8か月の間隔を置いての接種ということになります。順序としては、医療関係者の先行接種をお受けになられた方々が、県内では一番早い接種者でありますので、そういった方々からスタートしていくのではなかろうかと考えているところであります。
引き続き、ワクチンの接種主体は、基本的には各市や町で実施していただくということになりますので、そういった方々と十分協議をし、体制を整えた上で接種を進めていきたいと考えているところであります。
それに関連して、県の大規模接種センターの今後の見通しについて、分かる範囲で教えてください。
先ほど知事からも申し上げましたとおり、接種主体、実施主体は市町でありますので、基本的には、3回目の接種も市町でやっていただきたいと思っておりますが、現在、国の審議会で接種の対象者や、交差接種の可否なども審議されておりますので、その状況を踏まえて検討してまいりたいと思っております。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(1)
先月10月21日に福岡高等裁判所での石木ダムの工事差止め訴訟についてお尋ねします。今回、県側の勝訴という形になりましたが、知事の受け止めをお願いします。
先般の福岡高等裁判所の判決によりますと、控訴なさった反対住民の方々の求めについては、これを棄却するという判断がなされたところであります。
また、その際には、昭和47年の覚書の存在も論点の一つになったところでありますが、「覚書に工事を停止する効力はない」との初めての司法の判断が出されたところであり、これからも地域住民の皆様方のご理解が得られるよう、さらに努力を続け、一刻も早い事業の完成を目指していかなければいけないと考えているところであります。
判決の中で「地元関係者の理解を得られるように努力が求められる」と県などに対して付言されていましたけれども、これまで知事が3期やってこられた中で、そのような努力は十分だったとお考えでしょうか。
私自身も就任以来、度々現地に入らせていただき、戸別訪問をさせていただいたり、現地で地権者の方々とお話をさせていただきたく、集会所等でお待ちをしたりしたことが度々ありました。これまで、私だけでも10回は、直接住民の皆様方とお話をさせていただく機会を賜ってきたところであります。
そのほかにも、様々な計画段階での説明会でありますとか、様々な機会を捉えてこの事業の内容についてご説明をさせていただき、理解が得られるよう、協力のお願いをさせていただいてきたところであります。
そうした結果、ご承知のとおり、移転対象の地権者の方々のうち約8割の方々については、任意でこの計画にご同意をいただき、ご協力をいただいている状況であります。しかしながら、やはりまだ、反対住民の方々がいらっしゃってご理解がいただけてないという現状があるわけでありますので、今後ともご理解がいただければ、直接協議の機会などもいただきながら、生活再建等を含めて誠意を持って対応してまいりたいと考えているところであります。
これまでの対応が十分だったかどうかというのは、どのように考えられていますか。
できる限りの努力は、私にとどまらず、各担当部局においても重ねてきたものと考えているところであります。
ソニーとTSMCによる熊本への新工場建設について(2)
冒頭、TSMCの話をなさいました。1980年代、九州は「シリコンアイランド」と呼ばれたことを思い出しました。先ほど長崎県としての取組ということをお話しなさいました。九州全体として、人材育成や、当時と違って、交通等のインフラも変わってきていますけれども、そういうことを踏まえて、九州内全体で何か取り組んでいくというようなお考えはありますでしょうか。
九州には半導体関連産業が数多く立地しているところでありまして、まさにシリコンアイランドとしてのDNAはしっかりと今日に引き継がれてきているものと受け止めております。
熊本県にも、佐賀県にも、長崎県にも、あるいはその他の県にも、関連産業は数多く立地されているところでありまして、こういった状況の中でTSMCの新たな生産工場が整備されるということは、様々な面で地域への発注も期待できるものと受け止めているところであります。
九州各県力を合せて、そういった生産活動をしっかりと支えながら、産業が地域に根づいていくように努力していく必要があるものと考えております。
何か共通した分野として不足するというようなことであれば、九州地方知事会議などでも議論をしながら、積極的にサポートしていきたいと考えております。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダム建設事業についてお尋ねします。今月中旬で、全用地の明け渡しから2年が経過します。行政代執行等も含めて、今後の事業推進へのお考えや判断をお聞かせください。
これまでも繰り返し申し上げてきたように、石木ダムというのは、佐世保市の安定的な飲料水源確保、川棚川の治水対策としては、必要不可欠な事業であると受け止めているところであります。特に、地球温暖化に伴う異常気象によって災害が激甚化・頻発化する状況の中で、地域の安全・安心を確保する上では、一刻も早く事業を完成させていかなければいけないものと受け止めておりますので、ぜひこの事業については、幅広い皆様方のご理解を得ながら、早期完成に全力を注いでいかなければいけないと考えているところであります。
反対住民の皆様方のご理解をいただいた上で事業を推進するのがベストの選択でありますので、話し合いの機会について模索してまいりましたけれども、なかなか条件が折り合わず、実現しなかったところでありますけれども、これからもそういった機会がいただけるということであれば、ぜひ協議を重ね、ご理解がいただけるよう努力していきたいと考えているところであります。
明け渡し期限から2年になるということで、土地の所有権が県、市、国に移っている状態が2年間続いているということについては、どのように捉えられていますか。
直ちに事業の用に供するという形になるのがベストであると思っておりますけれども、ご承知のとおり、現在関連工事を進めておりますが、反対住民の方々の妨害活動によって、工事の進捗が思うように図られていないという現状にあります。工事を進めておりますのは、任意でもってご協力をいただいた土地を中心にこれまで事業を進めてきているわけでありまして、ぜひ事業の必要性についてご理解をいただき、反対運動はおやめいただきたいと願っているところであります。
ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症について(2)
先日、政府の新型コロナウイルスの分科会が、感染状況の指標について、従来は「ステージ」という形でやっていましたが、今後は、新たな医療提供体制に注目した分類に見直すということで合意したという報道があっています。
今、長崎県も独自に感染ステージを設けてらっしゃいますけれども、これについても、政府の見直しに連動するような形で、今後見直していくような形になるのでしょうか。
国の基本的な考え方も、これまでは新規感染者数の動向等を中心に、様々な指標で感染状況のステージを判断し、必要な対策を講じていくという考え方でありましたけれども、これからは医療のひっ迫状況に重点を置いて、対応策を組み立てていく必要があると。感染段階も「レベル0」から「レベル4」までという5段階での評価、そして、必要な施策の推進という方針をお示しいただいているものと受け止めております。
したがって、県も既に5段階の感染段階、そして、それに応じた対処方針というのを定めてまいりましたけれども、新しく示された方針とは少し食い違う面があるものと思っており、この県独自の感染段階も、国の指標に合わせて見直しを行っていかなければいけないと考えているところであります。これから、具体的な作業に着手していきたいと思っているところです。
今後、見直しを行うということですが、11月議会開会まで、11月議会中、年内等、時期の目処についてはいかがでしょうか。
これは、いわゆる冬場で人の流れも拡大する時期を迎えてまいりますので、速やかに見直しを行っていきたいと考えているところであります。第6波がくることも念頭に置きながら、必要な見直しを進めていきたいと思っております。
分かりました。以上です。
九州新幹線西九州ルートについて
九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。佐賀県側との協議の今後の予定、現在の進捗を改めて教えていただけますでしょうか。
佐賀県との協議につきましては、これまでも申し上げてまいりましたように、度々直接佐賀県知事と面談・協議をさせていただきたいと考えて申し入れを行ってまいりましたけれども、「新しい話があるのであればお会いするが、単純に今までと同じ話でお願いだけなら、時間をとる必要はない」ということであります。
したがって、佐賀県で課題とご指摘なさっておられる点として、財源負担の問題、ルートの問題、並行在来線の問題、地域振興の問題、そういった点まではお聞きしているのですが、具体的にどのようなことを問題点と捉えておられるのかという、もう一歩踏み込んだ課題意識を教えていただきたい。これまでも申し上げてまいりましたけれども、例えば並行在来線の問題であれば、これは両県に共通する課題でもあるわけでありますので、力を合せて取り組んでいくことで課題解決にもつながる可能性もあるものと思っておりますので、もう一歩踏み込んだそういった点を教えていただきたいとお願いしているのですが、なかなか機会がいただけません。
一方、事務レベルの協議の場は、継続して持っているところでありますけれども、その場においても、具体的な内容についてはお示しいただけないという状況であります。ただ、国との幅広い協議でありますとか、ルートの3つの選択肢について、国に分析を求めておられるということもありますので、そういった中で、具体的な課題、ご認識なども、あるいは明らかになってくる部分もあるのではなかろうかと考えているところであり、いろいろな機会を捉えて、引き続き協議の機会をいただけるようにお願いしていきたいと思っております。
念のための確認でございますが、佐賀県と国土交通省の幅広い協議の進捗いかんで、今後、長崎県側としての次の一手が決まるということになるのでしょうか。
協議の場というのは、多様なチャンネル、多様な主体同士の協議というのが必要になってくるものと思っておりまして、直接佐賀県との協議の場も持たせていただければ、お願いしたいと思いますし、また、そのほかにも、JR九州とも、私自身、青柳社長と新幹線問題についてお話をする機会をいただいてきたところであり、また、この幅広い協議の一環として、国土交通省との協議の場があります。そしてまた、与党PT検討委員会でのご議論の場の中に参加をさせていただくといった様々なチャンネルがありますので、そういったチャンネルは最大限に活用しながら、これからも協議をさせていただく必要があるものと思っております。
次回県知事選挙への出馬について(2)
もう一点、知事選への態度の表明ですけれども、時期としては、今月中にはという考えでしょうか、それとも後にずれ込むような形になるのでしょうか。
先ほど申し上げたように、11月議会前後にはどう対応していくのか表明をさせていただくべきではなかろうかと思っております。
以上です。ありがとうございました。
長崎サミットについて
11月4日に開かれました「長崎サミット」について、お伺いします。
知事もご出席なさって、いろいろご意見をおっしゃっていました。ただ、最後の記者会見でなかなかお話を伺う機会がなかったので、改めてお尋ねしますが、市長は、サミット自体がオープンイノベーションになっているというようなことをおっしゃっていましたけれども、前回や前々回のようなオープンイノベーション宣言みたいな明確な宣言はありませんでした。そういうことも踏まえて、今回のサミットを、県としては施策にどう生かしていくお考えでしょうか。
オープンイノベーション宣言につきましては、市は市としてのお立場からそういった取組に具体的な形で対応をいただきつつあるものと受け止めております。
一方、県は県として、例えば県庁舎跡地の利活用の一環として、オープンイノベーション拠点機能を整備してはどうかというような考え方もお示しをさせていただいているところであり、いよいよこれから、形を伴う形で拠点の形成に動き出していくものと受け止めているところであり、そういった中で、産学官金、様々な主体の参加が必要不可欠でありますので、引き続きサミット等の場が、そういった諸活動促進の牽引役になっていただければ大変心強いと考えているところであり、イノベーションにつながるような役割も期待する旨の発言もさせていただいたところであります。
県庁舎跡地活用について
今の中で1点お尋ねします。皆さん非常に県庁跡地の活用にご関心があるようで、長崎サミットでもご意見が幾つか出ました。一つは、観光都市長崎なので観光の人の流れに貢献するべきだという声もありました。知事として、イノベーションを起こすような施設を置くべきだとお考えなのでしょうか。
様々なお立場でご意見等をいただいてきたところであります。長崎発祥の地として歴史が重なってきた象徴的な場所であるので、そういった歴史に重点を置いて活用を図っていくべきだというご意見もあれば、県外、海外等のお客様にまずはここにおいでいただいて、その上で、県内の各観光地に分散してお出かけいただくような拠点として使えないかといったご提案もいただいたところであります。
ただ、私としては、県庁舎跡地というのが、出島に隣接する中で様々な人の交流があり、文化・文明を受入れて、新たな価値を創造して日本の近代化に大きな役割を果たしたということで、未来につながるような役割を、引き続き、あの地で担っていくことができないかという思いを強くしているところであります。
もちろん、にぎわいの場としても活用したいと思っておりますので、多くの観光客の皆様方にお出かけいただくのは、同じ思いでありますけれども、様々な国外、県外の方との交流の中で、また長崎から、新たな価値を創造して発信できるような交流をサポートしていけるような機能を備えることで、長崎からの新たな情報発信というのができないだろうかと考えて交流支援機能を整備してはどうかとご提案をさせていただいているということです。
これは知事ご自身のお考えというか希望をお聞きしたいのですけれども、新幹線開業からスタジアムシティ、IRまで、100年に一度のイベントが様々ありますが、県庁舎跡地をどうするかという、具体的なイメージはいつごろまでにつくるべきだと考えていらっしゃいますか。
基本構想は、今年度中にまとめていきたいというスケジュール感で取り組んでいるところであり、関係の専門家の皆様方、市民の皆様方、議会の皆様方、ご意見等を頂戴しながら、基本構想をまとめていく必要があるものと考えております。
どうもありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時25分(25分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年10月13日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症について
それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
今日は、まず、新型コロナウイルス感染症について少し触れさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルス感染症につきましては、県民の皆様方や各事業者の方々のご理解とご協力によりまして、これまで最大の流行となりました第5波も、ようやく落ち着きを取り戻し、去る10月5日には県の感染段階を「ステージ1」に引き下げたところであります。しかしながら、その後も、連日、新たな感染者が確認されるなど、完全な収束までには至っていない状況であり、最近の感染事例を見ましても、県外からの持ち込み、あるいは飲食に関連した感染事例が、全体の4割を占めておりますほか、家庭内感染、高齢者福祉施設でのクラスターなども確認されております。
県といたしましては、何としても、第5波の収束を図ってまいりたいと考えているところでありますが、特に、今後、秋から冬にかけては、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行も懸念されますことから、感染の再拡大を招くことがないよう、緊張感を持って、感染予防・拡大防止対策に力を注いでいかなければならないと考えております。
どうか、県民の皆様方におかれましても、県外との往来の自粛、あるいは飲食の際などには十分ご注意をいただきますとともに、日常生活においても、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避といった基本的な感染防止対策の徹底について、引き続きご協力を賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
私からのお話は以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
それでは、幹事社から質問をお願いします。
石木ダム建設事業について(1)
私から、まず1点、石木ダム建設事業について伺います。
先月8日に本体工事に着手した後、知事は、生活再建などを含めた話し合いの機会をもらえるということであれば改めてお願いしたいと、反対住民との話し合いの機会を模索する考えを示しています。
まず、反対住民の方との話し合いに向けての進捗状況についてお聞かせください。
併せて、その後、家屋の撤去などに伴う行政代執行に踏み切ることについての知事の見解を改めて教えてください。
反対住民の方々との話し合いの機会であります。これまでも協議を重ねてきたところでありますが、条件が整わず、実現に至っていないところであります。
そうしたことから、改めて話し合いの機会を今後ともいただきたいと考え、9月2日に文書を送付させていただいているところでありますが、特段のご返事もいただけない状況であります。
いずれにいたしましても、県としては、反対住民の皆さま方にご理解をいただき、ご協力をいただいて事業を進めていくことが最善の方法であると考えているところであり、条件が整えば、今後ともそうした機会をいただいてまいりたいと考えているところであります。
それから、行政代執行についての考え方については、これまでも度々申し上げてまいっておりますが、行政代執行は、最後の最後の手段であると考えているところであり、他に取り得る方法がないという段階で検討を進めていく選択肢ではなかろうかと考えております。
そういった意味では、工事の進捗状況や現場の状況、あるいは訴訟の動向なども踏まえて、総合的に判断をしていく必要があるものと考えているところであります。
次回県知事選挙への出馬について
ありがとうございます。
もう一点、来年3月1日に任期満了を迎える長崎県知事選挙について伺います。
先日、2月3日告示、20日投票の日程が公表されました。こうした中、中村知事自身、4期目を目指す考えはあるのか、もしまだ決まっていないのであれば、いつまでに決めて公表する考えなのかお聞かせください。
4期目の対応については、先般の定例会見の際にもお尋ねをいただき、もう少し時間をいただいて検討させてもらいたいというお話を差し上げておりましたけれども、現時点でも、そうした状況には変わりはないところであります。
その際、私も申し上げたところでありますが、これまでの選挙出馬等については、11月前後に発表をさせていただいてきたということでもありますので、いましばらく、お時間をいただければと考えているところであります。
ありがとうございます。NHKからは以上です。
特定複合観光施設 (IR) について
2点お願いいたします。
まず、IRについてお尋ねします。区域整備計画の申請受付期間が1日から始まりました。改めて申請に向けた知事の所感をお聞かせください。
IRの区域認定申請の受付が開始されたということでありますが、これまでも申し上げてまいりましたとおり、来年の4月までが申請期限とされており、現在、区域整備計画の内容について、精査を重ね、より魅力的な内容となるよう、検討を進めている段階であります。
このIRにつきましては、岸田新総理も、「観光先進国となる上で非常に重要な取組であり、引き続き必要な手続を適切に進める」と述べておられるところであり、しっかりと準備を進めて、区域認定が得られるよう、引き続き全力を注いでまいりたいと考えているところであります。
公文書管理について
2点目に、県の公文書管理についてお伺いいたします。
先頃、専門家などでつくる長崎の近現代資料の保存・公開をもとめる会が、知事宛てに、県の公文書について慎重な廃棄手続などを求める緊急アピールを発表しました。
アピールには、今年度の廃棄対象となっている公文書について、一旦、中間書庫などのような場所に移して廃棄を差し止めるように求めているほか、住民代表や学識経験者などでつくる特別チームを立ち上げた資料の評価・選別などを求めていらっしゃいます。この点について知事のお考えをお聞かせください。
先般、長崎の近現代資料の保存・公開をもとめる会の皆様方から緊急アピールを頂戴したところでありますけれども、一つは、公文書の処分について、特別チームを立ち上げて評価・選別に当たるという手法が考えられないのか、あるいは全体の廃棄前の文書を一旦保存して、その後で時間をかけて選別してはどうかというご提案等もいただいていると理解しております。
県の公文書は、年間で約3万冊ございますし、重量に換算いたしますと、約44トンの公文書がございますので、全ての文書を中間的な場所に移して処分を検討するというのは、なかなか難しい状況であります。
また、専門チームを設定して評価・選別するということに関しましても、先ほど申し上げた約3万冊の公文書があるわけでありますので、多大な時間と労力が必要になってきます。また、他県の取扱い等を見ましても、ほとんどの場合で、行政のみでその処分方針について判断をなされているという状況であります。
今回は、ご承知のとおり、廃棄予定の公文書の名称をお示しし、併せて歴史的文書収集基準等を公表したうえで、県民の皆様方からご意見を頂戴したところでありますが、今後ともそうしたそれぞれの文書について、どのようなご意見があるのかというのは、引き続きご意見をお伺いしながら判断してまいりたいと考えているところであります。
また、併せて、公文書管理については、現在、「長崎県文書取扱規程」という定めを設けて、適正な管理に努めているところでありますが、条例の制定も必要ではないかというようなご意見もいただいたところであります。これは条例によるものか、あるいは規程に基づいて取り扱っていくのかということについては変わりないものと考えているところでありますので、しっかりとその規程の内容等も必要に応じて見直しを進めながら、適正な管理に努めてまいりたいと考えているところであります。
今お話いただいた点は、公文書管理条例の制定というのも視野に入れられていらっしゃるということと理解してよろしいでしょうか。
現段階では、条例という形ではありませんけれども、「長崎県文書取扱規程」という定めを設けておりまして、それに基づいて公文書の管理を進めているということであります。
では、各社の皆さまからご質問をお願いいたします。
県庁舎跡地活用について
県庁舎跡地についてお尋ねします。石垣の上の広場についてです。県が発表されている基本構想の素案では、低層の建物を建てるとなっております。歴史関係アドバイザーの意見では、そこには不要、または可変性を持たせた建物を建てるべきだというご意見でした。それも踏まえ、やはり建物を建てるという意見なのかどうかお聞かせください。
この県庁跡地の活用については、これまでもお話をさせていただいてまいりましたけれども、当地は非常に長崎の重層的な歴史を象徴するような場所であったということもありまして、まずはそういった歴史性も踏まえながら、県庁跡地のこれまでの歴史等をしっかりと紹介・説明していく必要があるものと考えているところであります。
また、広場を設けて、市民の皆さま方、あるいは県外からいらっしゃった方々の賑わい空間としてご活用いただけるようなことも考えていかなければいけない。
そうした中で、全く建物を建てなくていいのかどうか。これはやはり、例えば長崎の歴史等を紹介するにしても、それなりの施設でもって説明をさせていただくような必要が出てくるのではなかろうかと考えております。
もちろん、いただいたご意見の中で、例えば、特定の時代の建物を復元するということについては、この場所の重層的な歴史を考えた際に、あまり適正ではないのではないかというようなご意見もいただいているところであり、確かに色々な場所でありましたので、そういったご意見は確かにそうかもしれないなと思っているところでありますが、これまでも特定の形に決めてしまうのではなく、場合によっては変更もあり得るような、より柔軟な使い方ができるような形で、多くの県民の皆さま方のご意見を反映させながら、今後の整備を進めていく必要があるのではなかろうか、そういった考え方については、これまでも申し上げてきたところでありますので、堅牢な建物をしっかりと建てていくということではなくて、可変性も考慮に入れながら、その利活用について利便性を図るという意味で、建物も含めて整備を検討していく必要があるのではなかろうかと考えております。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダム建設事業について、改めてお伺いします。このダム建設の理由として、百年に一度の大雨が降ったとしても川棚川が氾濫しないようにということが建設の目的であると伺っております。
そういった中で、反対住民の方が、今年8月の豪雨を基に試算をしたところ、ダムをつくらなくても、県の想定雨量の雨が降ったとしても川棚川が氾濫することはないという試算を出し、来週判決が言い渡される予定の工事差止め訴訟の控訴審について、弁論の再開を福岡高裁に申し立てています。
こうした反対住民側の動きを受けて、改めて知事の受け止めと、そして、ダムの建設の目的について、お考えをお示しいただきたいと思います。
これまで石木ダムの建設に当たっての基本的な考え方は、前回も申し上げたとおりでありますけれども、今回、反対住民の方々が、8月の大雨を踏まえて、訴訟上、新たなご主張をなさっておられるというお話はお聞きしておりますけれども、まさに訴訟に関する可能性がございますので、この場については回答を控えさせていただきたいと考えております。
回答については控えるということですけれども、そういった考えがありつつもダムの建設を進めていくというところについて、改めてお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
前回申し上げましたのは、雨の降り方によってリスクが大きく変わってくるという面に着目して必要な規模・容量等を設定してきているところであります。したがって、今回の8月11日以降の大雨の降り方といったものがどういう特徴を有するのかというのは、また改めて視野に入れて評価していく必要があるのではなかろうかと考えております。
ありがとうございました。
衆議院議員総選挙について
衆議院議員総選挙が間もなく始まります。知事として、今回の選挙で、どういったことをテーマに論戦を繰り広げてもらいたいか、期待すること等ありましたら教えてください。
それはそれぞれの候補者の方々が、思いを込めて論戦を展開されるものであると考えておりますので、第三者の立場からは、なかなか申し上げにくい点でありますけれども、やはり最大の課題というのは、新型コロナウイルス感染症の真っ只中にあるわけでありますので、そういった課題に対する対応方針。あるいはアフターコロナを見据えた、これからの日本をどうつくっていくのか。あるいは、感染症との密接な関連もありますけれども、これからの日本経済をどう活性化させていくのか。あるいはエネルギー問題も再生可能エネルギーの取扱い等を含めて様々な選択肢が考えられるわけでありますので、多様な分野にわたって様々な論戦が展開されるものと期待をいたしているところであります。
特に応援される政党等はないでしょうか。
特に、特定の政党を支援させていただくというような姿勢ではございません。
九州新幹線西九州ルートについて
西九州新幹線についてお伺いします。10月9日に、諫早文化会館で西九州新幹線開業シンポジウムがあり、知事も参加されておられました。
この中で金沢ニューグランドホテルの庄田社長が、北陸新幹線金沢開業の際に、特に海外からの路線を引っ張ってくるうえでトップセールスが非常に有効だったとお話されていました。
今回の暫定開業に際して、それから本格開業に向けてのトップセールスについて今どういうふうに考えていらっしゃるのかお考えをお聞かせください。
庄田社長様のお話をお聞きして、うらやましいなという思いを強くしたところでありますが、現在、海外を対象にしたトップセールスというのは、これはなかなか難しい環境にあるのではないかと思っております。海外へ渡航するにしても相当の期間を要する状況でありますし、現実的にはビザの取得等も念頭に入れる必要があるものと思いますけれども、非常に困難な状況であろうと思っております。
ただ、しかるべき時期を捉えながら、海外に向けたインバウンド客の誘客拡大は、これまでも、長崎の大きな課題であると受け止めているところでありますので、新幹線の開業等の情報等も提供しながら、誘客の促進・拡大に力を注いでいく必要があるものと考えておりますので、タイミングを見計らいながら積極的に検討を進めていく必要があるのではなかろうかと思っております。
新幹線に関して、もう一つお伺いします。部分的に開業するということで、効果が限られている。それから県内で声を聞くと、来年秋の暫定開業の時に、できれば全線開通の目処が分かっているといいなというような声も聞きます。
現段階で佐賀県側とは、どのような協議になっているのか、何か進展があるのか、お聞かせください。
佐賀県との協議については、国土交通省において幅広い協議が継続してなされているところであり、先般は、フル規格新幹線についても様々なルートの選択肢があって、それについてメリット、デメリット等の整理を進めたいといった話があったやにお聞きいたしているところでありまして、そうしたことは一つの前進にもつながる可能性があるのではなかろうかと期待しているところであります。
ただ、現実的に、私もたびたび、直接、山口知事と話す機会をいただきたいとお願いしてきたのですが、まだいただけるには至っていないところでありまして、これから新しい推進体制、国の体制も変わってまいりますので、この新幹線の問題についても、検討推進体制が再度構築されていくものと考えておりますので、いろいろな対話のチャンネルが設けられてまいりますので、しっかりと長崎県の願い・思いといったものはお伝えしてまいりたいと考えているところであります。
どうもありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時26分(26分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年10月5日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ2からステージ1へ)
それでは、ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
今日もまた、こうした機会をいただき、本当にありがとうございます。
コロナ感染症につきましては、前回、9月22日に会見の機会をいただき、その際には、県内の感染ステージを「ステージ5」ないし「ステージ4」でありましたものを、9月25日から県内全域を「ステージ2」に引き下げたところであります。
それに伴い、緊急事態宣言の解除、営業時間短縮要請並びに外出自粛のお願いも終了させていただいたところであります。
本日は、その後の経過を説明させていただきます。
まず県全体の県の感染段階を、明日10月6日から、さらに「ステージ1」に引き下げてまいりたいと考えているところであります(資料「今回の会見のポイント」)。
感染者数の推移であります(資料P1)。第4波、第5波の感染の山でありますが、2週間近く一桁台の感染者にとどまる状況が続いてきているところであります。この1週間の新規感染者は、41名となっているところであります。
主な指標の状況であります(資料P2)。
今回は、県全体の指標をご紹介しております。最大病床使用率が6.6%、これは緊急時対応病床使用率と比較いたしますと5.3%に匹敵いたします。
新規感染者数も、実数で8名、人口10万人当たり週3.1人という状況であります。
そしてまた、療養者数も1日10万人当たり5.7人ということで、この3日間、全ての指標が継続して県の感染段階「ステージ1」に該当するレベルまで下がってきたところであります。
次に、入院医療の状況であります(資料P3)。現在の入院患者数は29名、病床使用率は長崎医療圏域が6%、佐世保・県北医療圏が8.2%、県央医療圏が10.8%、本土計で7.3%、県トータルで6.6%まで低下してまいっております。
なお、入院患者の状況でありますが、重傷者はいらっしゃいません。中等症、軽症者の方のみであります。
また、このほかに宿泊療養施設に入所いただいている方が28名、自宅療養中の方が14名、現在調整中の方が4名いらっしゃるという状況であります。
改めて各指標と感染段階の推移について説明いたします(資料P4)。新規感染者数が黄色の折れ線グラフ、療養者数が緑の折れ線グラフ、病床使用率が青色の折れ線グラフであります。ご覧いただいてお分かりのとおり、8月の中・下旬からピークを迎え、8月27日から9月12日までの間、まん延防止等重点措置も講じてまいりましたけれども、低下傾向で推移し、全ての指標が県の感染段階「ステージ1」を示しているところまで改善をしてまいりました。
市町別の発生件数であります(資料P5)。いずれの市町でも、今回の第5波において新規感染者が確認されているところであります。
感染事例の推移であります(資料P6)。先週9月28日から10月4日までの1週間の状況、先々週9月21日から27日までの1週間の状況を比較いたしておりますが、先々週確認された新規感染者は69人でありましたけれども、先週は39人ということで、44%減と大幅に減少してまいっております。
それから、県外由来、飲食由来の感染事例等も、全体の3分の1程度まで低下してきているところであります。
そこで、現状のまとめでありますが(資料P7)、全ての指標が3日間連続で県の感染段階「ステージ1」の状況となりました。
一定、「ステージ1」の状況まで改善しておりますけれども、さらに感染の再拡大を招かないよう、相対的なリスクが高いと考えられます県外との往来に引き続きご留意をいただく必要があるということと、飲食の場における感染防止対策は継続してご協力をいただきたいと考えているところであります。
この段階でのステージ判断を改めてさせていただきます(資料P8)。
直近の感染状況を踏まえ、明日10月6日から県全体の感染段階を「ステージ1」に引き下げることといたしました。
そこで、県民の皆様方に改めてのお願いであります(資料P9)。
ご承知のとおり、全国で緊急事態宣言、まん延防止等重点措置区域は解除されたところであります。しかしながら、独自の営業時間短縮要請、酒類の提供自粛等を継続されている地域もございます。したがいまして、営業時間短縮要請等の措置が継続されている地域とは、引き続き、往来の自粛にご協力をいただきますようお願いを申し上げます。
なお、そういった地域での会食は、極力お控えいただきますようお願いを申し上げます。
一方、県民の皆様方が県内で飲食を共にされるような場合でありますが(資料P10)、飲食をされる際には、大人数を避けていただき、コロナ感染防止対策が徹底されたコロナ対策認証店のご利用をお願い申し上げる次第であります。
それから、基本的な感染防止対策は、専門家の皆様方からも継続した取組が必要であるとされております(資料P11)。ワクチンを2回接種していただいた方も、今回の第5波では、再度感染される事例が確認されているところであります。引き続き、マスクの着用、手指消毒の徹底、三密の回避、共用部分へ接触された際には小まめな消毒をお願い申し上げる次第であります。
それから、各事業者の皆様方のうち、特に飲食事業者の皆様方へお願いをさせていただきたいと思います(資料P12)。
飲食店を経営されている事業者の皆様方には、ぜひ、このコロナ対策飲食店の第三者認証制度「team NAGASAKI SAFETY」の積極的な取得・活用をお願いしたいと考えているところであります。既にご承知のとおり、現在、国においては、コロナ禍における行動制限の緩和に向けた検討が進められているところであります。
今後、ワクチン検査パッケージ、あるいは第三者認証制度の活用を前提に、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置適用対象地域においても、例えば、お酒の提供は終日自粛していただくという取扱いを行ってまいりましたけれども、こうした第三者認証店舗においては、酒類の提供を認める、あるいは営業時間に制限を設けないでご利用いただけるといったような利活用に向けた制限緩和措置が、現在、検討されているところであります。これから実証実験が進められ、その成果を踏まえた上で一定の方向性が示されるものと考えているところであります。
ぜひ、この第三者認証制度の積極的なご活用をいただきますよう、お願いを申し上げます。
しかしながら、認証は受けたいのだけれども、認証を取得するには、どうしたらいいのかわからない、あるいは具体的に、うちのお店ではどうやったら感染防止対策の基準をクリアするのか、そういった疑問・お悩みをお持ちの方々がいらっしゃるかと思います(資料P13)。さほど難しいことではありませんので、まずは気軽にお電話をいただきますよう、お願いをいたします。その際、感染防止対策の内容や申請方法等について、しっかりとご説明をさせていただき、必要な場合にはスタッフを店舗に派遣させていただきます。
それから、こうした取組に併せまして、今後、飲食店向けの地区別説明会を開催し、認証制度の内容・申請方法等について、ご説明をさせていただく機会を賜りたいと考えているところであります。
なお、私どもの当面の目標として、飲食店が県内に1万1,000店舗あり、その8割程度の皆様方に、第三者認証を取得していただきたいと願って、呼びかけをしているところでありますが、10月4日現在、飲食店で認証をお済ましいただいた方々は、2,258店舗であります。
県単独の営業時間短縮要請をさせていただいた際、この第三者認証を取得していただいている店舗については、営業時間を午後9時まで延ばしていただいて結構ですよという取扱いをさせていただきましたところ、一時的に申請件数が増えてきたということでありましたけれども、現在は県の感染段階を「ステージ2」に引き下げておりまして、営業時間短縮要請等も解除させていだきました。
そうすると、飲食店の営業には、直接、阻害要因になるような環境になくなってきたものですから、まだ必要性を実感していただいてないお店の経営者の方々も多数おいでになられるのではないかと思います。これから年末に向けて、再度、人と人との接触の機会が増えてまいりますと、次の感染の波が恐らくまたやってくるだろうと言われているところでありまして、そういう感染拡大期に、再度、緊急事態宣言でありますとか、営業時間短縮要請をさせていただく事態になることも想定をしながら、準備に取り組む必要があるものと考えているところであり、ぜひこういった時期に、この第三者認証制度の取得に向けて積極的なお取組をいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、幹事者からご質問をお願いいたします。
改めて、およそ2か月半ぶりに県内全体で県の感染段階が「ステージ1」となりましたけれども、これについて知事としての受け止めを教えていただけますでしょうか。
県の感染段階が「ステージ1」になりましたのは、七十数日ぶりになろうかと思っておりますが、8月19日には、第5波の感染のピークとして1日114名の感染者が確認されたところであり、特に、デルタ株で非常に感染力の強い変異株が出現したということで、危機意識を強くしてきたところでありますが、度重ねての外出自粛、営業時間短縮のお願い、様々な感染症防止対策へのご協力のお願いをさせていただきましたが、多くの県民の皆様方にご理解、ご協力をいただいた結果として、収束に近い状況で感染の大きな波を越えることができつつあるものと、大変ありがたく思っているところであります。
ただ、第5波以降、いまだに新規感染者ゼロの日が一日もないところでありますので、今後とも県民の皆様方には、自ら感染をしない、ご家族や同僚の方々に感染をさせないための感染防止対策の徹底にご協力をお願い申し上げたいと考えているところであります。
もう一点お尋ねします。ワクチン接種も進む中で感染防止対策と社会経済活動の両立に向けて、県独自の取組として検討していることがあれば、教えてください。
感染防止対策は、感染状況に応じて随時必要な対策を積極的に講じていかなければいけない。その一環として、次の感染拡大期に備えて、病床の確保、後方支援、医療機関のご協力をいただけるように、あるいは宿泊療養施設等の施設内での医療支援体制の強化などについては、引き続き取り組んでいく必要があるものと考えているところでありますが、やはりこの間、様々な制約をお願いしてきたところであり、経済活動の回復拡大に向けて、支援策も積極的に講じていかなければいけない時期を迎えているものと思っております。
去る9月25日から、県単独の観光キャンペーンを再開をしたところでありますが、観光関係事業者の方々以外にも、交通事業者等、様々な分野の企業経営をなさっておられる方々は大変なご苦労をいただいている状況でありますので、そうした産業の現状に着目しながら、さらなる支援策が必要な部分については、積極的に対応を検討していく必要があるものと考えているところであります。
第三者認証制度の活用状況についてお伺いします。県全体の飲食店1万1,000店舗のうち、10月4日現在で認証を取得している店舗が2,258店舗ということで、取得状況は若干低調ではないのかなとお見受けしました。店舗の方にあまり取得のメリットが伝わりづらいなど、目標値に達していない理由をどのように分析されているか教えてください。
よく状況を聞いてみますと、例えば首都圏でありますとか、大阪でありますとか、そういった大都市部の地域では長期間にわたって営業時間短縮や、酒類の提供自粛などの要請が行われてまいりました。そういった中で様々な制限の緩和に向けた検討を進める際に、営業時間短縮についても、通常の店舗と認証取得店舗は、本県でも1時間の営業時間の差を設けましたけれども、そういった地域でも差を設けられたり、あるいはこれからさらに酒類の提供そのものについても、現状、差を設けておられる地域もおありになるわけであります。そうすると、もう目の前で経営環境が非常に異なってきますので、大都市周辺地域については、この認証制度の取得率が相当高くなっているとお聞きしております。
ところが、本県においても、緊急事態宣言に伴って営業時間短縮のお願いをさせていただきましたけれども、やはり大都市部と比べますと、その期間も比較的短く済んで、今やもう解消してしまっておりますので、改めてワクチン検査パッケージに基づいて第三者認証取得店舗であれば、どうぞご自由に入店いただけますよ、あるいはコーナーを分けますよといった意味がなくなっている現状にあるわけです。
したがって、前回の会見の際にお話をさせていただきましたけれども、例えばGo To Eat事業、食事券などを購入してお使いいただく際に、第三者認証取得店舗をご活用いただけるような何らかのメリットを設ける等、飲食店のご理解をさらに得られるよう努力していく必要があるものと考えているところであります。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
1点確認です。県の感染段階が「ステージ1」になるのは七十数日ぶりということですが、具体的な日付を教えてもらえますでしょうか。
県の感染段階が「ステージ2」に上がったのが7月21日からでありますので、78日ぶりになります。
ありがとうございます。
第6波に向けた医療提供体制についてお尋ねします。10月1日に厚生労働省から、「保健医療提供体制の整備について」という通知が出ており、10月中をめどに今後の保健医療提供体制の構築方針を作成し、遅くとも11月末までには計画を取りまとめるように通知が来ていますが、現在の検討状況を教えてください。
先日の厚生労働省からの事務連絡には、これまでの病床・宿泊療養施設確保計画を改めて、保健所等による調整機能も含めた、保健医療提供体制確保計画を作成、取りまとめということで通知が出ているところでございます。
本日も、厚生労働省とWeb会議を行っているところで、具体的にいろいろとお聞きしている最中ではございますが、今後、長崎市や佐世保市といった保健所設置市等とも連携しながら、関係者と協議をして、しっかりと作成をしていきたいと考えています。
具体的な作成は、今後詰めることになろうかと思いますが、これは要望ですけれども、10月中をめどに文書提出、11月末までに計画取りまとめということになっています。そのタイミングで、県内の医療提供体制が今後どうなるかということについては、県民の非常に大きな関心事だと思います。通常、医療提供体制については、コロナ関連の知事会見で、配布資料に記載してもらっていますが、できれば、個別に保健医療提供体制について10月末や、11月末に、福祉保健部から記者レクをしていただければなと思います。よろしくお願いします。
知事から、営業時間短縮要請の実施以降、特例措置を設けたために飲食店の申請件数が増えたという話がございましたが、補足をさせていただきます。
まず、県独自の営業時間短縮要請を8月10日から実施ました。その前の週の8月6日金曜日の知事会見で、営業時間短縮要請における営業時間について、通常午後8時までの営業時間を、認証店については午後9時まで1時間延ばすと説明をさせていただきました。
その上で、発表してから最初の平日である8月10日には、申請数が、それまで1日平均20件程度だったのが、175件と急激に伸び、翌11日も申請が非常に増えたということでございます。
以上でございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後4時41分(41分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年9月22日 記者会見
会見内容
9月25日より、佐世保市の「緊急事態宣言」を解除し、県下の感染段階を切り替え(ステージ4からステージ2へ)、県内観光キャンペーンを再開。
ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
度々会見の機会をいただき、ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症につきまして、前回は、9月9日に会見の機会をいただき、大変厳しい状況にありました感染状況も、長崎市、その他の都市では徐々に緩和される状況でありましたことから県の感染段階を「ステージ4」に引き下げ、なお、継続して大変感染状況の厳しい状況にありました佐世保市については、県の感染段階を「ステージ5」のまま継続し、県独自の「緊急事態宣言」を9月30日まで延長することとさせていただいたところであります。
今日は、その後の推移をご説明申し上げ、改めて県民の皆様方にご協力をお願い申し上げたいと考えております。
本日の会見のポイントをご説明させていただきます(資料「今回の会見のポイント」)。
佐世保市を含め、県全体において9月25日から県の感染段階を「ステージ2」に引き下げてまいりたいと考えております。また、佐世保市に発令中でありました県独自の「緊急事態宣言」も9月24日までとし、25日以降これを解除し、営業時間短縮要請、外出自粛要請も終了をさせていただきたいと考えております。
なお、これに合わせて、県内観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅」を9月25日から再開してまいりたいと考えております。
新規感染者数の推移の状況をご覧いただきたいと思います(資料P1)。
第5波の感染に際しましては、8月19日に、これまでになかった114名の新規感染者が確認されたところでありますが、その後、順次、減少傾向で推移し、9月13日には10人、9月19日には1桁台の5人という状況まで減少傾向で推移してまいりました。なお、この1週間の新規感染者は92名となっております。
主な指標をご覧いただきたいと思います(資料P2)。
まず、県全体の指標の推移であります。病床使用率が、本日現在13.9%ということで、県の感染段階としては「ステージ2」のレベルまで低下してまいりました。新規感染者数も週10万人当たり6.9人ということで、同じく「ステージ2」、療養者数が1日10万人当たり11.7人と減少傾向ではありますが、なお「ステージ3」の状況となっております。
次に長崎市でありますが、一旦「ステージ2」のレベルまで下がりましたけれども、本日7名の新規感染者が確認されたところであり、微妙な状況でありますが、病床使用率は「ステージ2」、そのほかの指標は「ステージ3」のレベルであります。
一方、これまで大変深刻な状況でありました佐世保市におきましても、順次、感染者が減少傾向で推移し、むしろ長崎市を追い越して、本日現在、病床使用率が18.4%、新規感染者が週10万人当たり4.9人ということで、それぞれ「ステージ2」の指標に該当する状況となっております。
なお、その他の地域については、病床使用率は「ステージ1」、その他の指標が「ステージ2」の状況まで改善してきているところであります。
新規感染者数の推移であります(資料P3)。
ピンクの折れ線グラフが佐世保市の動向であります。前回9月9日にお話をさせていただいた際には、長崎市の2倍を超える感染者数の状況でありましたので、一旦、県独自の緊急事態宣言、外出自粛要請、営業時間短縮要請等を継続してまいりました。その後、大幅に減少傾向で推移してまいりまして、県全体の指標を下回るような状況となっているところであります。
この間、多くの県民の皆様方、特に佐世保市民の皆様方にご協力をいただいてまいりましたことに、改めて心からお礼を申し上げる次第であります。
入院医療の状況であります(資料P4)。
今日現在、入院患者数61名。病床使用率でありますが、長崎医療圏が16.8%、佐世保・県北医療圏も18.4%まで下がってまいりました。本土で15.5%、県全体で13.9%という状況になっております。
入院患者のうち、重症1名、中等症・軽症が60名、そのほかに宿泊施設で療養されている方が37名、自宅療養者が48名、調整中の方が9名おいでになられるという状況であります。
各地域別の感染の状況であります(資料P5)。
第5波は、繰り返し申し上げておりますように、ほぼ県下全域で発生するという状況で推移してまいりましたが、本日現在、特に高くなっておりますのが五島市でありますが、これは小学校でクラスターが発生したことによって、非常に高い数字になっているところであります。
感染事例の分析状況であります(資料P6)。
先々週9月8日から14日までの1週間の状況、先週9月15日から21日までの1週間の状況と比較してご覧いただいております。先々週202名の感染者が確認されましたけれども、先週1週間では97名ということで52%の減少という状況になっているところであります。
しかしながら、感染要因別にご覧いただくとおわかりのとおり、相変わらず県外由来、あるいは家庭内感染が非常に高い割合で推移しているところであり、県外、あるいは飲食から家庭内や職場の感染へと広がってきた事例がやはり42%を占めるということで、半数近い感染要因となっているところであります。
これは佐世保市の状況をご覧いただいておりますが(資料P7)、先々週83名が先週21名ということで、75%の減少という状況になってきたところであります。
なお、県外・飲食から家庭内・職場等へ感染拡大した事例は先ほどご覧いただいた数字よりも低い状況ということで、改善されてきているところであります。
9月1日以降の感染者の状況をご覧いただきたいと思います(資料P8)。新規感染者のうち、10代以下の方々の感染者は195名で、率にいたしますと約30%で、このうち児童・生徒の方々が169名おいでになられるところであります。
この間、新学期が始まり、子どもたちが登校・登園する時期を迎え、校内感染が拡大していくのではないかということで危機感を強くしていたところでありますが、その後を含めて状況を見てみますときに、学校・保育施設等でクラスターが複数発生いたしましたものの、依然として、児童・生徒の感染要因のうち、一番大きな割合を示しておりますのは家庭内感染であり、実に74%と相変わらず高い状況で推移しているところであります。
したがって、私たち大人が、子どもたちの命と健康を守るために節度のある行動を行っていく必要があるものと改めて感じているところであります。
現状をまとめますと(資料P9)、県全体の感染状況は、佐世保市を含めて改善傾向にあり、全ての指標が、県の感染段階「ステージ2」または「ステージ3」の状況まで改善してまいりました。
評価でありますが、感染状況は改善傾向にありますが、その感染要因を分析してみますと、依然として県外関連・飲食関連の感染割合が4割を超えるという状況が続いております。したがって、県外や飲食の場における感染対策を継続して取り組んでいく必要があるものと考えております。
9月以降の状況について、県全体の感染者のうち、約3割が児童・生徒で占められているところであり、その感染要因の74%が家庭内感染等になっております。したがって、感染の再拡大を招かないように、感染リスクの高い県外や飲食の場から家庭内に感染を持ち込むことがないように対策を講じていく必要があるものと考えております。
そこで、改めて県の感染段階のステージ判断についてお話をさせていただきます(資料P10)。
佐世保市を含めた県全体の感染段階を「ステージ2」に引き下げ、佐世保市に発令中であります県独自の「緊急事態宣言」は、9月24日をもって終了し、外出自粛要請や営業時間短縮要請も同日までで解除をさせていただきたいと考えております。
そこで、県民の皆様方へ改めてのお願いをさせていただきます(資料P11)。
ご承知のとおり、全国では緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置地域がございます。したがいまして、不要不急のこのような地域との往来については、いましばらく自粛をお願いさせていただくところであります。
なお、この後、国のほうでも、こういった緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置地域の今後のあり方について検討が進められていくものと考えているところであります。
それから、もう一つの感染リスクと考えられます飲食に関してのお願いであります(資料P12)。
飲食をされる際には、大人数・長時間を避け、普段一緒にいらっしゃる方々とお楽しみいただきますようにお願いをいたします。その際、飲食店を使われるということであれば、ぜひ、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」認証店のご利用をお願い申し上げる次第であります。
なお、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」認証店について、現在1,830店が認証を取得していただいているところでありますが、感染防止対策として、お店の皆様方から様々な呼びかけをしていただくこともあろうかと思います。マスク会食をしていただきたい、大声での会食は避けていただきたい、あるいは席の移動や、お酌・返杯はぜひ控えていただきたいといったお願いがあろうかと思いますけれども、ぜひそういった呼びかけにご協力をいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
続いて、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P13)。
繰り返し申し上げますが、県外との往来、会食の場というのが非常に大きなリスクとなっているところであります。感染拡大地域との往来をぜひ少なくしていただきますよう、ご協力をお願い申し上げる次第であります。また、そのためにも、それぞれ県外にお出かけにならなくて済むように、リモート環境の整備について、ご協力をお願い申し上げたいと考えているところであります。
また、やむを得ず県外にお出かけになられた場合、あるいは県外からお客様をお迎えになられた場合、会食はお控えいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、飲食事業者の皆様方への改めてのお願いであります(資料P14)。
先ほど、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」の認証取得店舗を1,830店舗と申し上げました。ぜひ飲食店の皆様方には、この認証制度を積極的にご活用いただきたいと考えているところであります。認証を取得されますと、ステッカーが交付され、県や市町のホームページ等でお店の紹介をさせていただきますし、また、感染防止のために必要であるということであれば、設備投資等に対して補助金も準備をいたしております。
また、既にご承知のとおり、営業時間短縮要請等をさせていただきましたけれども、認証取得店舗については、一部営業時間の延長などの特例的な措置も講じてきているところであります。
今後の考え方でありますが、Go To Eat事業、あるいは「ふるさとで“心呼吸”の旅」が再度再開されてまいります。この割引対象を、今後は、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」認証取得店舗に限定する方向で検討を進めてまいりたいと考えているところであります。この制度を積極的にご活用いただき、県民・市民の皆様方に安心してご利用いただける環境を整備してまいりたいと考えているところであります。
それから、県内観光キャンペーンであります(資料P15)。「ふるさとで“心呼吸”の旅」を9月25日宿泊分から再開させていただきます。なお、予約受付の開始は、9月23日10時から受付をさせていただくことにいたしているところであります。宿泊料・飲食・お土産等に対する支援措置が準備されているところであります。
そのほか、医療提供体制等の充実強化について、ご報告をさせていただきます(資料P16)。
臨時の医療施設による抗体カクテル療法については、前回の会見でも、長崎市内に続き佐世保市内においても提供開始予定というお話をさせていただいておりましたが、佐世保市内において9月13日から提供をスタートいたしました。この抗体カクテル療法については、佐世保地域において既に3名の方々に中和抗体薬の投与をさせていただいているところであります。
それから、感染拡大時の自宅療養者の支援体制の強化を図ってまいりたいと考えております。既にご承知のとおり、自宅療養等をなさっておられる皆様方には、保健所から健康状態の確認等を毎日させていただき、必要があればサポート医の支援もいただいているところでありますが、引き続き保健所から、そうしたサービスの提供はもちろん、そのほかの生活支援、例えば食料品の調達といったような日々の生活を支援する体制を、市町と相談しながら充実させていきたいと考えているところであります。これについては市町と連携して、ご安心いただけるような環境を整えてまいりたいと考えているところであります。
それから、コロナワクチンの接種状況についてであります(資料P17)。
9月20日現在のクチン接種状況でありますが、1回目のワクチン接種を済まされた方々は、本県では71.1%、全国では66.5%という状況であります。2回目を終えられた方々が、本県では60.7%と、全国の54.4%よりも高い水準で推移してまいっております。
なお、これからの課題として考えておりますのは、10代から30代という若い世代の皆様方に、さらに接種を進めていただきたいという考え方であります。
世代ごとの接種率を表でご紹介しております。1回目の接種率でありますが、30代の方が59.7%、20代の方が55.2%、10代の方が26.9%となっております。これは若い世代の方々のワクチンの接種控えという状況ではなく、各市町のご案内、接種券の配布が他の世代より遅れているという状況のあらわれではなかろうかと考えているところであります。
しかしながら、継続して接種率の向上を目指してまいりたいと考えているところであり、県のワクチン接種センターでは、若い方々の専用の予約枠を確保することといたしております(資料P18)。9月20日から予約を受け付けておりますけれども、10月2日から10月8日までを、18歳から39歳になる方を対象に優先的に接種をお受けいただけるような体制を整備しているところであります。積極的なご活用をいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
以上、県民の皆様方のご協力により、おかげさまで県の感染状況も緩和の状況になってまいりましたことから、今後は経済活動の拡大に向けて力を注いでまいりたいと考えているところであり、引き続き、県民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。
資料14ページの「飲食事業者の皆様へ」の中で、「Go To Eat事業やふるさとで“心呼吸”の旅の割引対象を今後認証店に限定する方向で検討」とありますが、「今後」の具体的な時期について教えてください。
Go To Eat事業、あるいは「ふるさとで“心呼吸”の旅」については、対象店舗のご協力をいただいて制度を運用しております。したがって、急に切り替えるということはなかなか難しい状況でありますので、一定の猶予期間等を設けながら、最もご安心いただけるのは、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」の認証を取得していただいている店舗をご利用いただくということでありますので、徐々にシフトしていきたいと思っております。まだこれからご相談をさせていただく形になりますので、1か月ないし、それ前後の猶予期間等を設けながら、認証をできるだけ取得していただくような形で、そういった仕組みに変えていければと考えているところであります。
ありがとうございます。もう一点「ふるさとで“心呼吸”の旅」について、例えば、利用者をワクチン接種者に限定する等のお考えがあれば教えていただきたいのですが。
いわゆる国のほうで「ワクチン・検査パッケージ」を検討していただいているところでありますが、まだ具体的な仕組みも構築されていない状況でありますので、いま少し、現行の運用で事業を展開していきたいと考えております。
できれば県も、様々な事業にご協力をいただく形で、出口対策を検討していく必要があるのではなかろうかと考えているところであり、各部局にも検討のお願いをしているところであります。
ありがとうございます。以上です。
特にありませんので、各社お願いします。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
ございませんでしょうか。
ワクチン接種の件に付随してお尋ねします。ワクチン2回接種後に感染する、「ブレイクスルー感染」の県内の状況を教えていただければと思います。
いわゆる2回接種した後の「ブレイクスルー感染」ですが、直近のデータで言いますと、感染者のうち、2回ワクチン接種している方は約9%というデータを公表させていただいているところでございます。
ただ、それが2回接種して2週間程度経過したものなのか、直後なのか、その時期については、まだ検証に至っていないところでございます。
ありがとうございます。もう一点お尋ねします。感染状況が収まりつつある中、県の感染段階のステージ引き下や、観光キャンペーンを再開することによる感染再拡大の可能性について、どの程度お考えでしょうか。
これまでたびたび、「ふるさとで“心呼吸”の旅」事業を再開し、また中断しということを繰り返してまいりました。様々な感染事例を、私も1件ずつ拝見しておりますけれども、「ふるさとで“心呼吸”の旅」などが直接の感染拡大の要因になったという事例は、ほとんど見られないものと受け止めております。
冒頭も申し上げましたように、感染の要因を分析してみますと、県外にお出かけの方、県外からお越しになられた方々との会食等の場面が、一番リスクが高い状況になっているところであります。
しかしながら、この「ふるさとで“心呼吸”の旅」というのは、県民の皆様方が県内の観光地にお出かけいただけるということでありますので、それほど大きな感染拡大に結びつくようなリスクというのは少ないのではなかろうかと考えております。
承知しました。以上です。
資料9ページ「評価」中に「県下の感染状況は改善傾向にあるものの、依然として県外関連・飲食関連の感染が4割を超えていることから」とありますが、これは今月に入ってからという理解でよろしいでしょうか。
資料6ページをご覧いただきたいと思います。ここに県外11人、家庭内44人、最新の1週間9月15日から21日までの状況を分析したところの結果であります。
9月15日から21日までの1週間の直近1週間で、県外由来や、飲食の場における感染事例が4割を超えているという理解でよろしいでしょうか。
はい。
ありがとうございます。
これは、県外の方々との接触、飲食をされて、それが家庭内に持ち込まれたり、職場に持ち込まれたりと、いわゆる二次感染まで要因を引っ張って考えたときの状況です。
ありがとうございます。
資料16ページの「感染拡大時の自宅療養者の支援体制の強化」について、市町と連携して支援をしていくということですが、これは、市町に感染者の情報を全て提供するということになるのでしょうか。
情報の取扱いについては、個人情報も入りますので、そこについては協定を締結する等、何らかの方法を講じていく必要があるものと考えております。
情報全てではなく、希望する方に限っていくということでもあるのでしょうか。
9月初旬に、各市町と協議の上、住民により身近な市町にも生活支援をしていただくような形で協議をするようにという事務連絡が厚生労働省からも出ております。それに基づいて、現在、各市町と具体的な協議を始めたところになります。
個人情報の問題も当然ありますし、各市町の考えもありますので、それを今、調整中という状況で、具体的にどこまでお願いをするのか、全ての市町にお願いできるのか、調整をしているところでございます。
ありがとうございます。「ふるさとで“心呼吸”の旅」について、予約開始が9月23日とありますが、第1弾・第2弾両方とも再開するのでしょうか。利用期間も第1弾・第2弾ともに12月31日までなのでしょうか。
両方です。
第1弾も12月31日まで使えるということでしょうか。
そうです。第1弾・第2弾ともに12月31日までの利用期間です。
中高生の部活動についてお尋ねします。現状は平日の2時間程度となっていますが、今後、緩和はあるのでしょうか。
部活動につきましては、9月25日から、県内の交流のみという形にしたいと思っています。
現状は、全国大会や九州大会につながる大会への参加は可能ということですが、それ以外の大会も可能になるのでしょうか。
大会の参加につきましては、県内大会は可能とし、中央競技団体、高体連、中体連等が主催する大会については、従来どおり県外大会も出場してよいということになっております。
ありがとうございました。
「感染拡大時の自宅療養者の支援体制の強化」についてお尋ねします。従来から県では、自宅療養者の生活支援について、生活支援も含めて保健所で実施しており、以前、個人情報保護の観点から、市町との連携は考えていないと取材をしていました。今回、厚生労働省から事務連絡が出ているということですが、県の方針を転換して市町と連携を図るとなった理由を教えてください。
方針を大きく転換したというところまでではないのですが、今後の感染拡大の可能性も考慮した上で、身近にある各市町にもご協力いただいたほうが、より自宅療養者にとっても、しっかりとした療養ができるだろうということもあります。また、保健所も逼迫してくる可能性も十分にありますから、その観点からというのもございます。
厚生労働省からの事務連絡の中にもありますが、個人情報にも当然配慮しながら、個人情報に関する条例に沿った上で、例外規定も用いながら、しっかりと協定等を結んだ上で情報共有をして各市町と連携をすることになりますので、それも踏まえて、現在、市町と協議を始めたという状況でございます。
簡単に申し上げますと、これまでは県の保健所で生活支援も含めて対応ができたのだけれども、今後は、県の保健所の管轄で、さらに自宅療養者が増えたときに備えて、そういった体制を整備しておくという理解でよろしいでしょうか。
そのとおりでございます。
わかりました。自宅療養者への往診で抗体カクテル療法を条件付きで認めると厚生労働省が都道府県に通知を出していますが、自宅療養者への往診で抗体カクテル療法を実施するとなると、いろいろ超えなければならないハードルがありますが、これについての長崎県の検討状況はどのようになっているのでしょうか。
往診の中で抗体カクテル療法を実施しているのは他県でごく一部あるやに聞いておりますけれども、厚生労働省からの事務連絡でも書かれていますように、投与後1時間程度はしっかり経過観察しないといけないということ、その後24時間程度は、いつでも連絡が取れる、いつでも往診ができるような体制をとる必要があるということなので、訪問診療している医師のハードルは非常に高いだろうと思います。まずは臨時医療施設で中和抗体薬「ロナプリーブ」の投与をするということを優先的に進めているという状況でございます。
わかりました。以上です。
ワクチン接種について、今の段階では接種控えは見られないということですけれども、今後、接種率が頭打ちになるような状況というのも来るかもしれません。そうなった際に知事として、新たに接種する人にインセンティブをつけるお考えはありますでしょうか。
それは当然考えていきたいと思っております。先ほどもお話をさせていただきましたけれども、様々な出口戦略の中で、「ワクチン・検査パッケージ」をどう活用していくかというのも非常に有効な手段の一つになってくるのではなかろうかと考えているところでありますので、地方の立場からも、どういったことが可能になるのか、検討をしてみたいと思っているところであります。
今回、県全体の感染段階が「ステージ2」になるのは、いつ以来でしょうか。
7月30日から「ステージ3」になりましたので、7月29日が最後の「ステージ2」ということになります。
わかりました。ありがとうございます。
まず1点、急激に感染者数が減少しているイメージがありますが、この要因について、何か県で分析されていることがありますでしょうか。
前回の会見においても、分析状況もご報告をさせていただきましたけれども、特に、佐世保市が非常に深刻な状況でありました。その感染要因として特徴的でありましたのが、県外由来もさることながら、飲食店に由来する感染事例が非常に多く見られたところであり、その後も、まん延防止等重点措置適用に引き続いて県の緊急事態宣言、営業時間短縮要請、という形で継続してご協力のお願いをさせていただいたところであり、多くの事業者の皆様、市民の皆様方のご協力をいただいた、その成果であるものと受け止めております。
ありがとうございます。
これまで、夏休み明けに合わせて、家族に風邪症状などがあった場合は子どもも休ませてくださいというようなアナウンスをされていましたが、今回、県の感染段階が「ステージ2」に下がるということで、こういった措置について緩和するような考えがあれば教えてください。
それは、特に緩和する、あるいは特別の措置を講ずるということは考えておりません。ご自宅で発熱等があったような場合には、継続して、登校等をお控えいただくように協力を求めていきたいと思っております。
文部科学省の感染ステージでは、長崎県は「ステージ3」だったと思います。それを県の感染段階の「ステージ2」に落とした場合、文部科学省のガイドラインによると、そこまでは求めないということになっていたと認識しています。今、文部科学省の感染ステージの判断では「ステージ2」だと聞いているのですけれども、それが県の感染段階が「ステージ2」になった場合、文部科学省の感染ステージでは「ステージ1」に値すると聞いています。大変細かい話で恐縮ですが、もし後で担当者の方がわかれば教えてください。以上です。
今のところは、継続するという形で、学校の指導は続けていきたいと考えております。
ありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後6時30分から午後7時14分(44分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年9月9日 記者会見
会見内容
「まん延防止等重点措置」適用は9月12日をもって終了。佐世保市の「緊急事態宣言」は9月30日まで継続。佐世保市を除く県下の感染段階の切り替え(ステージ5からステージ4へ)
ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いします。
前回は9月2日に、新型コロナ感染症の現状等についてご報告を申し上げ、まん延防止等重点措置の対象期間の折り返しの時期でありましたことから、多くの県民の皆様方にさらなる感染防止対策について、ご協力のお願いをさせていただきました。
今日は、その後の経過を含めてご報告を申し上げ、改めて県民の皆様方にお願いを申し上げたいと思います。
今日のお話のポイントをまず冒頭に申し上げます(資料「今回の会見のポイント」)。
「まん延防止等重点措置」の適用については、9月12日に予定どおりの期間をもって終了したいと考えております。
一方で、感染が厳しい状況で推移しております佐世保市については、県の感染段階「ステージ5」をそのまま継続することといたしました。
その一方で、減少傾向に推移しております長崎市及びその他の市町は、県の感染段階を1段階引き下げ、「ステージ4」に移行することとさせていただきます。
また、県独自の「緊急事態宣言」の取扱いについては、佐世保市のみ9月30日まで延長をさせていただくことといたしました。
一方、長崎市、その他の市町については、9月12日で県独自の「緊急事態宣言」を終了し、営業時間短縮要請、外出自粛要請も終了させていただきたいと考えているところであります。
それでは、感染者数の推移をご覧いただきたいと思います。(資料P1)
左側の山は第4波の感染の山でございます。今回は第5波の感染の山でありますが、8月19日に114名の感染者が確認されましたけれども、本日は33名ということで、全体としては減少傾向で推移しております。この1週間の感染者数は、県全体で298名という状況であります。
主な感染状況の指標であります(資料P2)。
一番上は県全体の指標の状況でありますが、病床使用率は、本日現在で33.2%と、県の感染段階「ステージ3」に該当する水準まで低下してまいりました。
一方、新規感染者数は、週人口10万人当たり22.5人ということで、県の感染段階「ステージ4」に該当する数字まで低下いたしました。
一方、療養者数は、1日10万人当たり39.6人ということで、依然として県の「ステージ5」のレベルになっております。
次は、長崎市の状況でありますが、長崎市も順次減少傾向で推移し、病床使用率が26.5%、新規感染者数が週10万人当たり18.9人、療養者数が1日10万人当たり27.9人ということで、県の感染段階「ステージ3」ないし「ステージ4」の段階まで低下してまいっております。
一方、佐世保市については、大変厳しい状況が続いているところであり、病床使用率は68.8%と、まさに危機的な状況が続いております。週10万人当たりの新規感染者数49.7人、それからまた、1日10万人当たりの療養者数も93.8人ということで、予断を許されない状況になっております。
長崎市、佐世保市以外の地域であります。本日現在、病床利用率が20.7%、新規感染者が週10万人当たり14.5人、療養者が1日10万人あたり26.8人と、こちらも県の感染段階「ステージ3」ないし「ステージ4」の指標まで低下してきたところであります。
改めて新規感染者数の推移をご覧いただきたいと思います(資料P3)。
青いグラフが長崎市であります。8月の下旬にピークを迎え、その後はほぼ順調に低下傾向で推移しており、先ほどご覧いただいたとおり、県の感染段階「ステージ3」が間近なところまで至っているところであります。
これに対して佐世保市の状況、これはピンクのグラフでありますが、依然として非常に高い状況が続いているところであり、長崎市の週人口10万人当たりの感染者に比べますと2.6倍という、依然として非常に高い状況が続いているところであります。なお、その他の地域については県の感染段階「ステージ3」のレベルまで低下しているところであります。
入院の状況であります(資料P4)。
入院患者は142名いらっしゃいます。このうち重症者1名、中等症・軽症者141名という状況になっております。
それぞれの地域の病床使用率でありますが、長崎医療圏域が26.5%、佐世保・県北医療圏が68.8%ということで、医療関係者の皆様方には非常に危機的な状況の中でご対応をいただいているところであります。本土計が40.9%、県計が33.2%という状況であります。
なお、142名の入院患者のほかに、宿泊療養施設をご利用いただいている方が76名、自宅療養中の皆様が299名、現在、調整中の方が9名いらっしゃるという状況であります。
それぞれの地域の状況を改めてご覧いただきたいと思います(資料P5)。
長崎・佐世保両市で全体の感染者の6割以上が発生するという状況になっておりますが、特に佐世保市において、全体の3割を超える感染者が確認されるというのは、今回の第5波が初めてであります。ちなみに佐世保市の県全体に占める人口の割合は18.6%でありますので、非常に多くの感染者が確認されているという状況となっております。
次に、感染要因別の状況をご覧いただきたいと思います(資料P6)。
先々週8月25日から31日までと、先週9月1日から7日までの状況を比較しておりますが、県全体としては、感染者は減少傾向で推移しており、この1週間で17%の減少となっております。県外由来の感染事例、飲食由来の感染事例も減少傾向で推移しておりますが、やはり依然として、家庭内感染が非常に大きな割合を占めているという状況となっています。
次に、長崎市の感染事例の状況をご覧いただきます(資料P7)。県全体の事例と同様に感染者数は減少傾向で推移し、この1週間で18%減少いたしました。なお、県外由来の感染事例も減少しており、県外との接触等による感染が家庭内に持ち込まれた事例、職場に持ち込まれた事例等を含めましても減少傾向で推移しておりますし、また、飲食に由来する感染の事例も、全体として減少傾向で推移しております。
一方、佐世保市の感染事例の状況でありますが(資料P8)、感染者の数は、この1週間で11%減ということになりましたけれども、県外由来の感染事例は二次感染者まで含んだ数字であります。そしてまた、飲食由来の感染事例と合わせると、依然として半分ほどの割合を占めているところであり、こういった感染の割合が依然として高い状況が続いているということであります。
次に、県内の人の流れの状況であります(資料P9)。
上の表の、午後3時時点の浜町アーケード、佐世保駅周辺を前々年度と比較した数字をご覧いただくとお分かりのとおり、長崎市の浜町アーケード周辺では2割ないし3割程度の減少となっているところでありますが、佐世保駅周辺では1割ないし2割程度の減少となっているところであり、減少傾向が、長崎市と比べて若干差が見られるという状況になっております。
一方、夜の9時時点の数字であります。思案橋周辺と四ヶ町周辺でありますが、日中と同様に前々年度と比較した場合、長崎市の思案橋周辺では5割ないし6割程度の減少傾向となっているところでありますが、佐世保の四ヶ町周辺では、それよりも少し減少の割合が低いという状況となっているところであります。
また、9月の下旬には、シルバーウィークを迎えてまいります(資料P10)。シルバーウィークの昨年の人流の実績を見ると、県外から多くのお客様が県内にお入りになられております。どこからおいでになっておられるかというのを調べてみますと、緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置の地域から来られた方々が9割を超えるという状況となっております。なかでも、福岡県からの来県者が約4割を占めるという状況になっておりますので、まさに人の流れが大幅に拡大することによって、県外由来の感染がまた県内に持ち込まれ、二次感染等を通して県内に広がるおそれがあるという時期も控えているわけであります。
現状のまとめをさせていただきますと(資料P11)、県全体の感染状況は改善傾向で推移しておりますが、佐世保市では、依然として全ての指標が県の感染段階「ステージ5」を上回る状況で推移しているという厳しい状況であります。
評価であります。佐世保市の感染状況は高止まりし、依然として県外との往来、あるいは飲食に起因する事例が多発しておりますため、外出自粛、あるいは飲食店の営業時間短縮など、接触機会を低減するための対策を継続していく必要があるものと考えております。
一方、今月下旬にはシルバーウィークを迎えてまいります。県外から感染が持ち込まれ、家庭内で拡大するということがないように、県境対策に加えて、家庭内における感染防止対策についてもご協力をいただいていく必要があるものと考えているところであります。
そこで、改めて県のステージ判断をさせていただきます(資料P12)。佐世保市については継続して県の感染段階を「ステージ5」に据え置くことといたします。その他の市町については、県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ4」に引き下げてまいります。これに伴い、県独自の「緊急事態宣言」は、佐世保市を除き解除をさせていただきたいと考えております。
改めて、整理いたしますが、これまで、長崎市、佐世保市に適用されておりました「まん延防止等重点措置」については9月12日をもって終了をいたします(資料P13)。
一方で、県独自の「緊急事態宣言」については、いまだ危機的な状況にある佐世保市について、9月30日まで延長をさせていただきます。
一方、改善の傾向にあります長崎市、その他の市町は、9月12日で県独自の「緊急事態宣言」も解除をさせていただきます。
そこで、まず、佐世保市民の皆様方にお願いをさせていただきます(資料P14)。
今後とも、県外との往来自粛、外出自粛、特に夜の繁華街への自粛の徹底をお願い申し上げます。また、同居されている家族以外の方々との会食についても自粛を継続していただきますようお願いをいたします。
特に、これまでの間の営業時間短縮要請の期間中にも、飲食店に関連した感染事例が数多く確認されているところでありますので、営業時間短縮要請にご協力をいただいてない飲食店の利用は、厳にお控えいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、次に、佐世保市内の飲食店の経営者の皆様方へのお願いであります(資料P15)。まん延防止等重点措置の適用は、9月12日をもって終了いたしますが、引き続き、県独自の緊急事態宣言は継続してまいりますので、飲食店等については午後8時までの営業時間短縮をお願い申し上げます。酒類の提供は、午後7時までとさせていただきたいと思います。なお、「ながさきコロナ対策認証店」につきましては、酒類の提供、営業時間もそれぞれ1時間遅らせていただいて結構であります。
なお、期間中全ての日においてご協力をいただいた店舗の皆様方には、前回と同様の協力金を支給させていただくことといたしております。
それから、また、飲食店従業員の皆様方の感染事例も数多く発生しているところでありますので、従業員の皆様方の飲み歩きの自粛など、行動管理の徹底をお願い申し上げる次第であります。
次に、県民の皆様方へのお願いであります(資料P16)。少し分かりにくいかもしれませんが、基本的には、佐世保市民の皆様方を含めて、全ての県民の皆様方へのお願いであります。
県外との不要不急の往来は、継続して自粛をしていただきますようお願いします。特に、県外での会食は控えていただきますようお願いを申し上げます。
それから、また、同居しておられるご家族以外との会食は、極力避けていただき、飲食店を利用される際は、感染防止対策の徹底をお願い申し上げる次第であります。
県民の皆様方には、長期間にわたって大変不自由な思いをしていただいていると思いますけれども、今なお、やはり同僚の方々と会食をともにされ、感染が家庭内に持ち込まれて、それが子どもたちに伝わって、学校、あるいは保育園などの感染につながる事例が続いてきたところでありまして、いま少し感染が収束を見るまで、ご不自由ですが、ご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
なお、飲食店を利用される際は、ぜひ「ながさきコロナ対策認証店」をご利用いただきますようお願いを申し上げます。
それから、家庭内感染が、相変わらず非常に高い割合で発生しているところであります。小まめな手洗い、定期的な換気、共用部分の消毒、食器やタオル、歯磨き粉の共有を避けていただく。中でも特にお願いしたいと思っておりますのは、風邪かなと思われたら、市販薬を使われることなく、ぜひ、かかりつけ医、あるいは受診・相談センターにご相談をいただきますようお願いを申し上げます。
それから、県内の事業者の皆様方へのお願いであります(資料P17)。人と人との接触機会を減らすために、リモートワークの推進、時差出勤等による出勤者の縮減にご協力をお願い申し上げます。また、従業員の皆様方の行動管理・健康管理の徹底をお願いし、特に、県外から不特定多数の来場が見込まれるようなイベントについては、中止・延期を含めて慎重にご判断・ご検討をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
次に、児童・生徒の感染状況についてご説明をさせていただきます(資料P18)。
第5波における9月1日から7日までの新規感染者の状況でありますが、10歳未満並びに10歳代の方々の感染事例が全体として111名、全体の約32%が、10代以下の年齢層の方々の感染となっております。このうち児童・生徒の感染は95名、28%であります。こうした感染要因のうち、その75%が家庭内等での感染がそれぞれの保育園、小・中学校等に持ち込まれ、そこでまた感染が拡大するという傾向となっているところであります。
主な事例をご紹介いたしますと、複数の親子連れの家族の方が自宅で会食をされ、感染が拡大した事例、子どもさんと一緒に県外旅行をされ、県外の友人の方などと会食をされ、感染が拡大した事例、そしてまた、緊急事態宣言地域等からご兄弟が帰省され、家庭内での感染拡大につながった事例、こういった事例が非常に多くなっているところであります。
小さな子どもたちの健康を守るのは、私たち大人の責任でもありますので、ぜひ、リスクの高い行動を避けていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
そこで、保護者の皆様方に改めてのお願いでありますが、感染をぜひ家庭内に持ち込まないよう、節度ある行動を心がけていただきたいというお願いであります(資料P19)。そして、子どもさんたちの健康管理には細心の注意を払っていただき、子どもさんはもとより、家族の中にも発熱等のかぜ症状が見られる場合は、登校等を控えていただきますよう、ご協力をお願い申し上げる次第であります。
次に、ワクチンの接種について、お話をさせていただきます(資料P20)。
ワクチンについては、「発症」を予防する効果があります。これまでの感染事例を分析してみますと、65歳以上の方々の感染割合は、第4波では24%ございましたけれども、第5波では6.6%にとどまっているところであります。高齢者の感染割合が低下したのはワクチン接種によるものであるという分析結果も得られているわけでありますので、ぜひ積極的にワクチン接種にご協力をいただきますようお願い申し上げます。
それからまた、「重症化」を予防する効果があるとも言われているところであります(資料P21)。第4波では、収束時点でワクチン接種率が8.6%、第5波は、現時点で49.1%の接種率となっておりますが、第4波、第5波の重傷者数の状況を比較しますと、第4波は25人、1.6%の重症化率が確認されておりますが、第5波では3人、0.13%ということで、重症化リスクも大きく低減する効果が得られているところであります。
大人の皆様方には、子どもたちを守るためにも、若い世代の皆様方には、家族や仲間を守るために積極的なワクチン接種をお願い申し上げる次第であります(資料P22)。県では、さらなる接種加速のため、県の大規模接種センターの設置期間の延長を検討しているところであります。現在、10月8日までの設置といたしておりますが、これをさらに11月中旬まで延長すべく、今、検討を進めて体制の構築にかかろうとしているところであります。
また、県の大規模接種センターにおける若い方々向けの優先接種枠を確保していきたいと考えているところであります。もう既に県の大規模接種センターでは、接種の対象年齢を18歳以上の方々まで拡大してまいりましたけれども、若い方々に優先して接種をしていただけるような優先枠を設けてまいりたいと考えているところであります。
それから、医療提供体制の強化についてであります(資料P23)。これまでも感染症病床の確保については力を注いでまいりました。最大確保病床は、「フェーズ4」で428床でありましたが、これをさらに増床いたしまして、今般440床確保することといたしたところであります。これは、「フェーズ4」の段階で確保する病床が428床から440床に、12床拡大することといたします。なお、これに加えて、緊急時の病床として549床まで確保できる体制を整えたところであります。
それからまた、宿泊療養施設の追加確保に努めているところでありますが、併せて、臨時の医療施設における抗体カクテル療法をスタートさせたところであります。
まず、宿泊療養施設の追加確保については、長崎市内に現在122室確保しておりますが、さらなる追加に向けて調整を進めております。一方、佐世保市内では77室でありましたが、今般、ご協力をいただいて179室まで拡大するということにいたしたところであります。9月15日から入所受け入れが可能となってまいります。
一方、こうした宿泊療養施設等を利用して臨時の医療施設を開設し、抗体カクテル療法の開始をいたしました。長崎市内では、既に8月26日からスタートしておりますが、9月7日までに15名の患者の方々に投与を進めてきたところであります。
一方、佐世保市内においても、来週9月13日の週から抗体カクテル療法のサービスを提供するということになっております。
それから、併せて自宅療養者に対する医療支援体制の強化であります(資料P24)。長崎市については、自宅療養をサポートするためのサポート医の運用を8月23日から開始いたしておりましたが、佐世保市も併せて来週9月13日から運用を開始することといたしました。
これはどういうことかというと、自宅で療養中の感染者の方々については、保健所が健康相談や健康観察を行っておられるところでありますが、気になる所見等が得られた場合に、このサポート医の皆様方にお願いをして、サポート医の皆様から電話で指導や診療をしていただき、気になる患者さんがおられるということであれば、サポート医から保健所に連絡いただいて、外来受診などの調整を保健所で進めるという体制をつくっているところであります。
引き続き、何としても、第5波の早期収束に向けて全力を注いでまいりたいと考えておりますので、今後とも、県民の皆様方、市民の皆様方には、ご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。
それでは、幹事社の方、ご質問をお願いいたします。
まん延防止等重点措置の適用期間中には、公共施設の休館や、学校の分散登校、時差登校等々実施されていましたが、全て解除という形になるのでしょうか、お聞かせください。
分散登校、時差登校等については、9月12日をもって一旦終了するという方針をお聞きしております。
県有施設の休館などについてはいかがでしょうか。
県有施設の関係につきましても、まん延防止等重点措置の適用に伴いまして閉館等を行っていた施設につきましては、その前の段階に戻していくという形になっております。ただ、佐世保市には緊急事態宣言が残っておりますので、そのような形で、ホームページ等でも周知をしていきたいと思っております。
去年のシルバーウィークの時期には、県外からの流入がかなり多かったというデータが出ていますが、シルバーウィークだけでも休館する等対策について、何か検討されていらっしゃるのでしょうか。
現時点では、シルバーウィークにおきまして、流人が増えることは当然ありますが、それによって県有施設を閉館していくということは特に考えておりません。
シルバーウィークについては、去年と少し状況が変わってきていると受け止めております。去年は、観光キャンペーンなども行っておりましたし、今の状況と比べますと、今はまだ緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置の適用区域も数多くございます。また、県の単独の観光キャンペーンも、一旦中止をしている状況であります。帰省される方々が増える可能性はあるかもしれませんけれども、多くの観光客の皆様方をお迎えするというような状況については、去年ほどまでにはないのではなかろうかと推測をしているところでございます。
ありがとうございます。そうしましたら、「ふるさとで “ 心呼吸 ” の旅キャンペーン」も、今のところまだ再開の予定はないということでしょうか。
はい。9月末まで中断をしているところであります。
ありがとうございます。以上です。
2点伺います。まず、今回の会見のポイントのところです。長崎市と佐世保市に対してまん延防止等重点措置の適用は終了し、併せて長崎市やその他の市町については、県独自の「緊急事態宣言」を解除し、営業時間短縮要請や外出自粛要請も終了となっています。9月2日の会見では、県民全体に対して、真にやむを得ない場合を除いて外出自粛をお願いするということにしていました。また、長崎市には酒類の提供をしないでくださいとしていました。長崎市については、かなり緩めた印象があるのですけれども、この辺の理由について、もう一度お願いします。
まん延防止等重点措置というのは、終日にわたって酒類を提供しないということになりますので、飲食店等にとっては経済的な影響が非常に大きかったものと受け止めているところであります。ただ、関係皆様方のご協力をいただき、特に長崎地域においては、飲食店による感染事例というのは8月22日以降ゼロ件の状況であり、多くの皆様方のご協力をいただいて、そういう状況になっておりますので、やはり利用者の方々自らも感染防止対策に万全を期してご利用いただく中で、リスクを回避していただけるものと期待をいたしているところであります。
もう一点は、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方のことについてです。首都圏などでは感染が落ち着いて、新規感染数が下がってきていますが、亡くなる方々の数は必ずしも減っていません。昨日、佐世保市で一人亡くなっています。感染により亡くなっているケースというのは、長崎県ではこれまで聞いていなかったのですけれども、これに関して知事の受け止めをお聞かせください。
福祉保健部から状況をまずご説明させていただきますが、一昨日、佐世保市の方が亡くなられたという状況でございます。
これは、6月の中旬に69名目の方が亡くなられてから、約3か月弱お亡くなりになる方がいらっしゃらず、今回、残念ながらお一人亡くなったという状況でございます。約3か月弱お亡くなりになられる方がでなかったというのは、重症化の方が非常に減っているということも一つにあるであろうとは思っております。
当然ながら個人情報でございますので、詳しいことは申し上げられませんが、長らく重症の状況であったということしか申し上げられませんので、詳細は控えさせていただきます。
コロナ感染症を契機にご入院、治療中の方がお亡くなりになられた。本県にとっても、一時は高齢者の方々のクラスターが多数発生して、お亡くなりになる方々が多かったのでありますが、しばらくお亡くなりになられる方がなくてほっとしていたところでありますが、今回、またそういう形でお亡くなりになられた方がいらっしゃったということは大変残念に思っているところであります。
やはり、高齢者の方々を含めて、感染防止対策を継続してご協力をいただく必要があるものと思っているところであります。
幹事社からは以上です。ありがとうございました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
資料22ページのワクチン接種の部分で、「県の大規模接種センターにおける若者向け優先接種枠の確保を検討」されているということですけれども、この「若者」というのは何歳ぐらいを想定されているのでしょうか。
ご説明させていただきます。現在、ワクチン接種については18歳以上に枠を拡大しておりますが、これは継続して18歳以上という形で考えておりまして、この優先枠というものは、特に若者が予約をしやすいような日にちを設けたいと考えております。現在、県の大規模接種センターについては、若干ながら枠に余裕がありますが、予約が殺到している状況でございまして、特に、20代30代の方が今も多く予約を入れていただいているという状況でございますので、より若い方が予約をしやすいようにということで、優先枠を設けるといった意味でございます。
17歳以下の人たちを対象にはしないということですか。
現時点では、そこは検討しておりませんし、特に17歳以下に関しましては、かかりつけ医等の受診や、ワクチン接種ということも進められておりますので、年代については18歳以上という形で考えております。
資料23ページの医療体制の部分についてですけれども、「抗体カクテル療法の開始」について、佐世保市内が来週から開始予定ということですけれども、これは佐世保市内の宿泊療養施設に、有床診療所を設けるということなのでしょうか。
はい、おっしゃるとおりでございます。既に佐世保市の宿泊療養施設には無床の臨時の医療機関がございますので、既に有床の届け出もしているところでございますが、そこで抗体カクテル療法を開始するということでございます。
資料24ページの佐世保市のサポート医について、来週から運用を開始されるということで、今、佐世保市内でサポート医に登録されているお医者さんは何名ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
10名弱の状況でございまして、もう少し多くの先生方にご協力いただけるように、今、開業医の先生方とお話を進めさせていただいているというところでございます。
まん延防止等重点措置について、まだ適用期間中ですが、長崎市、佐世保市で営業時間短縮要請に応じてない店舗が前回4店舗と説明されていましたけれども、その後、数字が変わっていたりはしていますでしょうか。
9月7日時点で佐世保市の3店が非協力の疑いがあります。
※見回りは引き続き実施しており、今後も非協力の疑いがある飲食店は変動の可能性があります。
法に基づいて営業時間短縮等に応じてないところに命令等を出したケースというのは、今まであるのでしょうか。
まだ、ございません。
ありがとうございました。
9月12日のまん延防止等重点措置の終了をもって、学生の部活動についての制限については、どういった対応の変化がありますでしょうか。
部活動については、今回、まん延防止等重点措置の適用終了に伴いまして、現在の中止を終了するということになります。それ以降については、活動時間を制限する等、必要最低限の、例えば他校との交流をしないといった取組を行っていくということになります。
確認ですけれども、それに関しては佐世保市においても9月12日をもって制限を終了するということでよろしいでしょうか。
そのとおりです。
以上です。
資料18ページの児童・生徒の感染防止について部分についてお尋ねします。この中でほぼ毎日のように臨時休校や、学級閉鎖、学年閉鎖が出ております。2学期に入って、県内全体での学級閉鎖、学年閉鎖などについて、集計がございましたら教えていただけますでしょうか。
9月1日から9月7日の期間で、公立の小・中学校合わせまして、学級閉鎖が「7」、学年のみを閉じたものが「6」、学校を閉じたものが「3」です。高等学校では、閉鎖はあっておりません。
以上です。ありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時30分から午後5時10分(40分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年9月2日 記者会見
会見内容
第5波収束に向けてのお願い
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
今日は、急遽またこうした機会をいただき、ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症につきまして、前回は8月25日に会見の機会をいただき、「まん延防止等重点措置」の8月27日からの適用に向けて様々なお願いをさせていただいたところでありますが、今日は、その後の感染状況の動き等をご説明申し上げ、まん延防止等重点措置の適用からちょうど1週間を迎えるところであり、まさに今が正念場という状況でありますので、改めて県民の皆様方のご協力をお願いさせていただきたいと考えているところであります。
それでは、説明させていただきます。
まず、県内の感染状況であります(資料P1)。
現在、第5波の大きな感染のヤマ場を迎えているところでありますが、本日の新規感染者は70名ということであり、ここ数日の動きから、また増加してきたところであります。なかなか感染のうねりに収束が見えないという状況であります。
この1週間の感染者数は、昨日9月1日は397名ということで400名を下回りましたけれども、本日の新規感染者は70名ということで、再度400名を超え、417名という状況になっているところであります。
主な感染の指標であります(資料P2)。
県全体の感染状況につきましては、病床使用率が39.5%ということで、ピークでありました8月24日の50%から若干下がってきております。また、新規感染者数も、昨日現在でありますが、週10万人あたり60人、そしてまた、療養者数も1日10万人あたり47.9人ということで、県の感染段階「ステージ5」のレベルを超えるという状況であります。
その下に、長崎市の状況、佐世保市の状況をご紹介しておりますが、長崎市においても病床使用率が44.2%、新規感染者数が週10万人あたり19人、療養者数が1日10万人あたり42.9人という状況であり、若干低下傾向で推移しつつあるのではないかと受け止めているところであります。
しかしながら、佐世保市においては、全ての指標が県の感染段階「ステージ5」を超える状況で推移しておりまして、昨日現在の病床使用率が65.6%、新規感染者数は、昨日は18名でありましたけれども、今日は34名ということで、佐世保市において過去最大の感染者数となったところであります。
一方、その他の地域の感染状況は、病床使用率は県の感染段階「ステージ3」、感染者数、療養者数ともに県の感染段階「ステージ4」の状況で推移してきているところであります。
この間の新規感染者数の推移をグラフにしてご紹介をいたしております(資料P3)。
青い折れ線グラフは長崎市の新規感染者数の推移でありますが、8月20日前後にピークを迎え、現在若干下がって、本日、また上昇に転じたという状況であります。
週10万人当たりの感染者数は、長崎市が31.5人という状況になっておりますが、佐世保市の動きをご覧いただくと、8月の中旬以降、急激に感染者が増加傾向で推移しており、今日現在週10万人あたり65.1人ということで、長崎市の2倍を超える感染状況となっているところであります。
なお、その他の地域においては、8月の下旬にピークを迎えましたけれども、その後は低下傾向で推移しているという状況であります。
病床の状況等であります(資料P4)。
昨日現在の入院患者数が県全体で169人となっております。病床使用率については、長崎医療圏の44.2%に対して佐世保・県北医療圏が65.6%と依然として非常に高い状況が続いております。本土全体で47.7%、県全体で39.5%という状況であります。
入院患者の状況等については、下にご紹介しておりますので、説明を省略させていただきます。
また、各市町別の発生状況であります(資料P5)。
長崎市、佐世保市合わせて、6割を超える新規感染者の確認がなされているところでありますが、その後も県下各地域で新規感染者が確認されるという状況が続いております。
感染事例の分析であります(資料P6)。
これは先々週8月18日から24日までの1週間の状況、そして、先週8月25日から31日までの1週間の状況をご紹介し、比較しているところであります。県全体の感染者数は減少傾向で推移してまいりまして、県全体で30%程度減少してきているところであります。
感染の要因の分析でも、県外からの感染と想定される事例も、17%から10%に低下しております。一方、家庭内感染は相変わらず高い割合となっております。そしてまた、飲食の場における感染の割合も減少傾向で推移しているところであります。一番下のグラフは、県外との接触が要因と考えられる感染事例と、そこから二次感染に拡大したところまで分析したものでありますが、県外由来の感染事例が全体の感染事例の29.5%、一方、飲食の場における感染が21.2%、両者合わせますと、やはり感染要因の半分以上が県外との接触・往来に伴う感染、あるいは会食の場における感染という状況になっております。
これを長崎市と佐世保市に分けて分析をいたしておりますが、まず、長崎市の感染者数の推移であります(資料P7)。長崎市においては、感染者数が先々週の196名から先週は126名と、70人、36%の減という形で推移してまいりました。飲食による感染事例は極めて少なくなってきており、家庭内感染の事例も少なくなっているところであります。
一方、佐世保市の状況でございます(資料P8)。佐世保市の状況については、感染者数全体は先々週の164人から先週は150人と減少はしておりますが、他の地域と比べてわずかな減少にとどまっているという状況であります。県外由来の感染事例は大幅に減少しておりますが、家庭内感染は相変わらず高い状況が続いております。最も留意をしなければいけないと考えておりますのは、飲食の場における感染事例であり、これがむしろ増えてきているという状況にあります。
もう少し分析をいたしますと、佐世保市における飲食店での感染事例を同じように先々週と先週1週間をそれぞれ比較してみました(資料P9)。長崎市の感染事例をご紹介しておりますが、先々週が2店舗で2人の新規感染者の確認でありました。先週の確認者はありませんでした。これに対して佐世保市では、先々週が11店舗19名、これに対して先週は11店舗30人と、まさに大幅に増加しているところであります。
念のため、この感染の要因となった店舗の状況を確認いたしましたが、ご承知のとおり、8月10日から県独自の緊急事態宣言に伴いまして営業時間の短縮のお願いをさせていただいておりました。感染の場所となった店舗を、括弧書きで紹介しておりますけれども、営業時間短縮にご協力をいただいてないと推定されるお店で感染が発生したと考えられるのが先々週はお一人でありましたが、先週は4店舗17名の方々がそういったお店で感染されているという状況となっているところであります。
なお、現在確認されている感染者の方々の行動歴を見てみますと、8月27日からのまん延防止等重点措置の適用対象となる以前の要因に基づく感染確認ということになっていると推定されますので、現在はまた違う状況にあるものと考えております。特に、8月27日以降は、終日、酒類の提供をお控えいただくということになっておりますので、こういった感染の場所となった店舗においても、その後はまん延防止等重点措置に基づいて営業時間短縮にご協力いただいているものと推定をいたしておりますが、まさに、こういった状況であります。
したがいまして、これからも各飲食店をご利用いただく機会はおありだと思いますけれども、しっかりとした感染防止対策等を講じていただいていないお店、特に、営業時間短縮にご協力いただいていないお店のご利用は、ぜひお控えいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
これは、外出自粛のお願いを申し上げてまいりましたけれども、その後の人の流れをご紹介しております(資料P10)。
一番上は長崎市の浜町アーケード周辺の15時時点の人の流れ。2段目は、佐世保市駅周辺の15時時点の人の流れ。ご覧いただくと、ほぼ昨年並みの人の流れとなっていると推定しているところであります。
一方、夜の時間帯における人の流れについて、長崎市の思案橋周辺と佐世保市四ヶ町周辺を比較しておりますけれども、これは昨年と比べても数多くの皆様方に外出自粛にご協力をいただいているものと受け止めているところであり、特に、まん延防止等重点措置の適用以降においては、40%ないし20%程度の人流の減少になっているところであります。佐世保市においても、若干この減少率は少ないものの、数多くの市民の皆様方にご協力いただいているものと考えているところであります。
そういったことで現状をまとめてみますと(資料P11)、県全体の感染状況は、一定改善傾向で推移しておりますものの、依然として新規感染者数、療養者数は、県の感染段階「ステージ5」の状況が続いているところであります。
評価でありますが、中でも佐世保市においては、他の地域と比べますと感染者の減少ペースが非常に鈍くなっております。人口当たりの新規感染者数は、長崎市の約2倍という状況であり、加えて、飲食店を中心に感染がむしろ拡大している状況も見て取れるところでありますので、何としても飲食の場等におけるさらなる感染防止対策の徹底にご協力をいただく必要があるものと考えております。
それから、ご承知のとおり、9月から学校等が始まりました。教育や保育の場でのクラスターは、これまでも発生してきたところでありますが、今回のデルタ株では非常に小さな子供まで感染してしまうという事例が多発しております。今後のクラスター発生を防ぐためには、私たち大人が節度ある行動をとり、外から家庭内に感染を持ち込むようなことがないように、子供たちをしっかり守っていかなければいけないと考えているところであります。
そこで、改めてお願いをさせていただきます(資料P12)。
県内においては、県独自の緊急事態宣言、そして、長崎市、佐世保市については、まん延防止等重点措置が発令中であります。第5波の収束に向けて、今、1週間が経過したところでありますが、まさに正念場を迎えているものと考えているところであり、引き続き、幅広い県民の皆様方のご理解とご協力をお願いさせていただくものであります。
まず、県民の皆様方にお願いであります(資料P13)。
感染要因の約半分が県外との接触、交流、あるいは飲食由来の感染事例で占められているところであります。どうかこれからも県外との往来の自粛、特に県外での会食は何としてもお控えいただきたいというお願いであります。そして、ご不便ではありましょうけれども、真にやむを得ない場合を除いて、ぜひ外出の自粛を継続してお願いさせていただくものであります。
そしてまた、会食の場、先ほどは営業時間短縮要請にご協力いただけなかったお店での感染事例などもご紹介をいたしましたけれども、営業時間短縮要請にご協力をいただいているお店でも感染が確認されているところでありますので、ぜひ会食機会をできるだけ減らして、会食自粛にご協力をお願い申し上げる次第であります。
そしてまた、特に飲食店の利用に際しては、営業時間短縮要請等に応じていただいてない店舗への出入りは厳に慎んでお控えいただきますように、改めてお願いを申し上げる次第であります(資料P14)。特に、感染者が多く発生しております佐世保市においては、ぜひご協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。
それから、昨日から新学期が始まっているところでありまして、教育や保育の場でのクラスターの発生も懸念されるところであります(資料P15)。子供を守るべき私たち大人が、節度ある行動を心がける必要があるものと考えているところであります。ぜひ、子供たちの健康管理に細心の注意を払っていただきますよう、お願いを申し上げます。
そしてまた、子供はもとより、家族に発熱等のかぜ症状が見られる場合には、ぜひ子供の登校は控えていただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。これは、文部科学省からもそういった方針でご対応いただくよう呼びかけられているところでありますので、ぜひご協力をお願い申し上げる次第であります。
なお、学校等における対策については(資料P16)、幼稚園、小学校、中学校等の教職員、あるいは速やかな帰宅が困難である等の事情のある児童生徒のために、抗原簡易キットを活用する予定であります。
また、これも既に取り組んでおりますが、長崎市、佐世保市及び長与町の県立高校においては、分散登校または時差登校を9月12日まで継続して取り組んでいただくということにいたしております。
また、部活動については、全国大会等への参加準備を除き、当面中止をさせていただくことにいたしております。併せて、家庭内での感染症対策の徹底を保護者の皆様方にもお願いをさせていただいているところであり、併せて感染リスクの高い行事等については、中止、延期を検討してご協力をいただくこととしているところであります。
繰り返し申し上げますけれども、まん延防止等重点措置から1週間経過し、いよいよこれから折り返しの時期を迎えているところでありますが、第3波、第4波等で経験したように感染のうねりが収束していくという状況が、いまだ見られないような状況でありますので、いま一度、県民の皆様方のご協力をお願い申し上げる次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
私からの説明は以上でございます。
それでは、幹事社のほうからご質問をお願いいたします。
まず、配布資料の9ページに、飲食事例における店舗での発生事例とございまして、これを見ると、中には営業時間短縮要請に応じていないと推定される店が幾つかあると知事はおっしゃっていましたし、佐世保で4店舗、そのうち3店舗はまん延防止等重点措置以降も営業しているようだということ、それから見回り調査も行っているということですけれども、要請を守っていない店というのがどれぐらいあるかというのは把握なさっているでしょうか。
現在、8月27日からまん延防止等重点措置に入っておりますけれども、それ以降に長崎市、佐世保市で、外側からの目視の確認により、協力いただいていない可能性があるという店が、長崎市で2店舗、佐世保市で2店舗、合計4店舗ございます。
ただし、今申し上げたとおり、立ち入り検査等をまだ行っていない段階ですので、この数字については、若干の変動があるのかもしれません。また、まだ100%見回り調査が完了していない状況であり、回り切れていない店も若干ありますので、この数字はまた増える要素もあるということでございますが、今のところ、4店舗でございます。
それを踏まえて知事に伺います。
まん延防止等重点措置になりますと、過料を科す等、罰則的なものも可能になってきます。現状でも長崎、佐世保両市に2店舗ずつあるのはちょっと問題だと思いますが、今後またさらに見つかったりしたことを想定した場合に、一歩踏み込んだ措置をとる考えはおありですか。
これは、こういった感染状況を踏まえて、協力をお願いしていく必要があるものと考えているところであります。また、法的な措置等については、その時の状況を踏まえて判断していかなければいけないのではなかろうかと思っております。
学校が再開する、そして、その面でクラスターに留意してほしいということが、配布資料11ページに記載されています。
クラスターについては、学校以外でも、保育施設や、佐世保市ではプール、カラオケではない遊興施設等かなり幅広く報道されています。こういった一般的なクラスター対策について、もう少し踏み込んだ対策が取り得るのかどうかということについて、お考えをお聞きしたいのですけれども。
これまでは、小さな子供さんの感染事例というのは数多く確認されない状況でありましたので、我々大人が、まずは家庭内感染を避けていくということで、一定子供たちの安全は確保されていたのではなかろうかと考えておりますけれども、今回は変異株で非常に感染力が強くなっておりますことから、子供たちへの感染が非常に大きな課題になってきているものと考えております。
やはり、その感染を防止する最大の責任は我々大人が担うべきであると考えておりますし、その感染のスタートは、県外の皆様方との接触に伴う感染、あるいは飲食等による感染が一番多いわけでありますので、そういった感染が家庭内に持ち込まれるようなことがないようにする必要があると考えております。それについては、大人が、節度ある行動を示していかなければいけないものと考えているところであります。
節度ある行動ということを要請するということでございますね。日経新聞からは以上です。
まん延防止等重点措置から1週間経過しましたけれども、改めて現時点での効果というのがどのようにあるのか、教えてください。
8月27日から、まん延防止等重点措置を適用してきたところでありますが、現在確認されております感染事例というのは、そのまん延防止等重点措置適用開始の少し前の要因に基づく感染事例が確認されているという状況であります。これまでも感染者数は減少傾向で推移してきておりましたので、急速に収束に向かうことを期待していたわけでありますが、今日は再度、感染者が増えてきたという状況であります。
ただ、まん延防止等重点措置においては、終日間にわたってお酒類の提供を自粛していただくということになっておりますので、そういった意味では、飲食の場等における感染事例も少なくなっていくものと期待をしているところであります。
飲食店も様々な営業形態がありますけれども、いわゆる食事をしていただくお店よりも、遊興施設といった施設での感染事例というのが非常に多いものと考えておりますが、8月27日以降、営業時間短縮等にご協力をいただいているものと思いますので、その効果がこれから具体的な数字で現れてくるように期待しているところであります。
ありがとうございます。幹事社からは以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
配布資料16ページに、「幼稚園、小学校、中学校等の教職員や速やかな帰宅が困難である等の事情のある児童生徒へ抗原簡易キットを活用予定」ということについてお尋ねします。まず、教職員は全員これを受けるということでしょうか。
8月25日付で文部科学省から、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の変更」ということで通知がありました。小中学校においては、教職員、帰宅が困難である等の事情のある4年生以上の児童向けというように聞いておりますが、これ以降の詳細については、また後ほど文部科学省から通知が来ることになっております。
「帰宅が困難」というのは、例えばどういう事情が考えられるのでしょうか。
推測しますに、お仕事の都合で迎えになかなか来られない保護者の方のお子様等が考えられるのではないでしょうか。
ということは、この対策は、国の通知に準じるという考えでよろしいのでしょうか。
そういったことになります。
学校での対策についてお尋ねします。県立高校については分散登校、時差登校をされていますけれども、長崎市、佐世保市の小中学校は、特に分散登校等をされないようです。それについての受け止めをお聞かせください。
それはやはり、それぞれの地域の実情によるものだと受け止めております。
県立高校の場合には、生徒が広範囲な地域から登校してまいります。登下校に際しては公共交通機関、例えばバスを利用して登校する際に、時間帯によっては満員状態で通学を余儀なくされるといったこともあることから、分散登校、時差登校等の実施を進めているところであります。
例えば、小中学校等によると、ほとんどの児童・生徒が徒歩で登校しているという状況であり、登下校の際には密を回避できる余地があるものと考えておりますので、そういった点を総合的に判断され、各教育委員会で現在のような措置を講じておられるのではなかろうかと考えております。
8月の下旬から県内の新規感染者が減少してきていることについて、お盆の時期に人流が減ったことが要因ではないかという見方もあります。その中で今日は感染者数が増えたということで、感染状況の今後の見通しについてどのように考えられていますでしょうか。
感染要因として、これまでは県外との往来・接触による感染、あるいは飲食等に伴う感染、これが多い時には感染者全体の約8割を占めていたものと考えております。
また、先々週と先週の比較をご覧いただいても、県外由来の感染事例というのは着実に減少傾向で推移しております。これは、お盆の時期を中心とした帰省者などの数が減少してきていることが主な要因の一つになっているのではなかろうかと考えているところであります。
したがって、まん延防止等重点措置と併せてこの対策を講じることによって、飲食の場による感染も、お酒の提供を控えていただくことによって、感染も今後減少していくものと期待をいたしているところであり、何としても、一刻も早く正常の状況に戻れるように、引き続き県民の皆様方にご協力をお願いしていく必要があるものと考えております。
配布資料16ページ「学校等における対応」中、「全国大会等への参加や準備を除き、部活動は中止」の下の「※」部分、「全国大会等から帰県する生徒のPCR検査等の実施」とありますが、既に実施された実績はあるのでしょうか。
申し訳ありません。後ほどお伝えするようにいたします。
○体育保健課(追加回答) 対象は、8月19日以降に帰県する各種全国大会に出場した部活動とし、抗原定量検査を、任意で実施しました。
運動部では、全国高等学校総合体育大会や甲子園大会、全国中学校体育大会、文化部では、九州吹奏楽コンクールに出場した、中学生・高校生と引率教員合わせて447名の協力を得ることができました。
他県では、全国大会から帰るときではなく、出ていく際に検査を実施するという事例もあるみたいですが、そういうところは考えられていないでしょうか。
すみません。これまで私が聞いている範囲においては、大会等に参加した後、帰ってきた段階でPCR検査を実施するという説明を受けております。出かけるときには予定していないのではないかと考えております。
ありがとうございました。
現状の県内の感染状況への認識と県民の方々に訴えたいことを改めてお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
8月の感染者のピークが114名確認され、それ以降は減少傾向で推移してきておりましたので、お盆の人の流れが非常に拡大する時期を終えて、これからは収束に向かうものと期待をしておりましたけれども、なかなか思うように感染者の減少という形になってあらわれてこないところであります。
そういうことで、改めて県民の皆様方、特に感染者の減少がわずかにとどまっている佐世保市民の皆様方のご協力を継続してお願いしたいと考えて、こうした機会をいただいたところであります。
私どもも、一刻も早く通常の生活にお戻りいただけるように、全力で努力してまいりたいと思いますので、どうか幅広い県民の皆様方、各事業者の皆様方、引き続きのご協力をお願い申し上げる次第であります。
ありがとうございます。
学校における対策の抗原簡易キットに関して、検査実施のタイミングを教えてください。
抗原簡易キットについては、症状が出ないとなかなか反応が得られにくいという検査キットになりますので、発熱等の症状が発現した際にこれをご活用いただくという形になってくるものと思います。
その具体的なことに関しては、また追って国から示されるということでいいでしょうか。
はい。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時45分(45分間)
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年8月31日 記者会見
会見内容
- 8月11日からの大雨について(1)
- 新型コロナウイルス感染症について(1)
- 東京2020オリンピック・パラリンピックについて(1)
- 「長崎の変」プロジェクトの「猫キャラ」デザインの開放について
- 石木ダム建設事業について(1)
- 東京2020オリンピック・パラリンピックについて(2)
- 次回県知事選挙への出馬について(1)
- 特定複合観光施設(IR)について(1)
- 石木ダム建設事業について(2)
- 8月11日からの大雨について(2)
- 石木ダム建設事業について(3)
- 九州新幹線西九州ルートについて
- 新型コロナウイルス感染症について(2)
- 次回県知事選挙への出馬について(2)
- 次回衆議院議員選挙について
- 特定複合観光施設(IR)について(2)
- 石木ダム建設事業について(4)
- 8月11日からの大雨について(3)
8月11日からの大雨について(1)
それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、まず私から、4項目についてご報告等をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、8月11日からの大雨についての状況であります。ご承知のとおり本県では、8月11日から17日にかけて九州北部地方に停滞した前線の影響により、雲仙岳では8月の平年の4倍を超える雨量を観測するなど記録的な豪雨となり、14日午前2時15分には東彼杵町、川棚町、波佐見町に、また午前5時5分には長崎市、佐世保市(宇久を除く)、西海市(江島、平島を除く)に「大雨特別警報」が発表されました。
今回の大雨では、雲仙市において3名、西海市において2名の方々がお亡くなりになったほか、住家被害、がけ崩れ、道路損壊など大きな被害が発生しているところであります。
犠牲となられた方々に対して改めて心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様方に対しまして深くお見舞いを申し上げる次第であります。
県では、14日の特別警報の発表を受け、同時刻に災害対策本部を設置し、防災関係機関のご協力のもと、人命を最優先に救助活動や被害状況の把握、復旧活動を行ってきたところであります。
特に、雲仙小地獄の土砂崩れによる行方不明者の捜索・救助活動については、警察、消防、消防団等に加えて自衛隊へも災害派遣要請を行い、13日から23日まで延べ2,000人を超える態勢で行われました。二次災害の懸念もある中で、懸命の捜索・救助活動が行われた結果、お一人の救出、3名の方々は残念ながらご遺体ではありましたが、全員を発見していただきました。
改めて、関係皆様方に心からお礼を申し上げる次第であります。
県といたしましては、引き続き、国や防災関係機関等とも連携を取りながら、被災地の一日も早い復旧・復興に向けて全力を注いでまいりたいと考えているところであります。
新型コロナウイルス感染症について(1)
次に、新型コロナウイルス感染症の状況についてご報告をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、去る8月19日に、県全体の感染段階を最高レベルの「ステージ5」に引き上げ、県独自の「緊急事態宣言」を発令し、県民の皆様方に不要不急の県外との往来、外出、家族以外の方々との会食の自粛をお願いさせていただき、事業者の方々に対しては、県下全域の飲食店等の営業時間短縮のほか、イベントの開催の中止・延期等の検討をお願いさせていただきました。
特に、病床使用率が深刻な状況にありました長崎市と佐世保市については、8月27日からの「まん延防止等重点措置」の適用を受け、酒類の提供自粛、カラオケ設備の利用自粛、大規模集客施設の営業時間短縮など、対策のさらなる強化を図ったところであります。
県民の皆様方、そして各事業者の皆様方には、ご理解とご協力をいただいておりますことに心から感謝を申し上げる次第であります。
直近の感染状況については、8月18日公表の114人をピークに、若干減少の兆しは見られますが、遊興施設や飲食店、児童福祉施設などでクラスターが発生するなど、依然として予断を許さない状況にあります。
特に、病床使用率がひっ迫しております佐世保市においては、飲食店等を中心に感染が拡大している状況にあり、1週間前と比較し、店舗での感染者数が2倍以上に増加するなど、飲食の場におけるさらなる感染防止対策の徹底が必要であると考えているところであります。
また、明日からは多くの学校が新学期を迎えることとなり、子供の活動も活発になってくることから、学校内での感染拡大も懸念されますので、学校での感染対策をより一層強化し、地域の感染状況に応じた対策にも取り組んでいただきたいと考えているところであります。
県といたしましても、これ以上感染拡大を招かないよう、引き続き、緊張感をもって感染予防・拡大防止対策にしっかりと取り組んでまいりたいと考えておりますので、県民の皆様におかれましても、マスクの着用や密の回避といった基本的な対策に加えて、県外との往来、不要不急の外出の自粛、そして家族以外の方々との会食の自粛を引き続きご協力をいただき、しっかり取り組んでいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
東京2020オリンピック・パラリンピックについて(1)
3点目は、東京オリンピック・パラリンピックにおける本県ゆかりの選手の活躍についてであります。
この夏、開催されました東京オリンピックには、本県ゆかりの12名の選手が出場され、大変すばらしい活躍を見せていただいたところであります。
中でも永瀬 貴規(ながせ たかのり)選手は、柔道男子81キログラム級で、5年前のリオデジャネイロオリンピックでの銅メダルを超える、悲願の金メダルを獲得され、また、メンバー入りしておりました混合団体においても銀メダルという大変すばらしい成績を残されました。
永瀬選手には、2大会連続でのメダル獲得というこのたびのご活躍をたたえ、今回、「県民栄誉賞」をお贈りすることといたしました。新型コロナウイルス感染症の感染状況から、日程はいまだ決まっておりませんが、後日、県庁において表彰式を開催させていただきたいと考えております。
また、北京オリンピック以来の実施となりましたソフトボールにおいては、藤田 倭(ふじた やまと)選手が、投打にわたる二刀流の活躍で金メダルを獲得されました。藤田選手には、今回のご活躍をたたえ、11月23日に開催予定であります県民表彰式において、「県民表彰特別栄光賞」をお贈りしたいと考えております。
加えて、オリンピックに出場された本県ゆかりの選手の方々に対しましては、オリンピックでのご健闘をたたえ、県民表彰式において「県民表彰特別賞」をお贈りしたいと考えているところであります。
一方また、現在開催されております東京パラリンピックには、本県ゆかりの3名の選手の方々が出場され、大変すばらしい活躍を見せていただいております。
本県ゆかりの選手として、卓球に浅野 俊(あさの たかし)選手、車いすバスケットボールに川原 凛(かわはら りん)選手、鳥海 連志(ちょうかい れんし)選手がそれぞれ出場されました。
卓球の浅野選手は、知的障害男子シングルスでベスト8となり、車いすバスケットボール競技では、川原選手、鳥海選手ともに攻守にわたる大活躍で、決勝トーナメントへの進出を決められ、明日から始まる決勝トーナメントにおいても最高のパフォーマンスを発揮していただくことを期待しているところであります。
郷土の選手のすばらしい活躍は県民の誇りであり、県民の皆様方はもとより、日本中の多くの皆様方に感動と勇気を与えていただいたと考えており、改めて感謝を申し上げます。
選手の皆様方の今後ますますのご活躍を祈念いたしますとともに、県民の皆様方の熱いご声援をお願い申し上げる次第であります。
「長崎の変」プロジェクトの「猫キャラ」デザインの開放について
最後に、「長崎の変」プロジェクトの「猫キャラ」デザインの開放について、発表をさせていだたきます。
県では、昨年度から、関係人口の創出・拡大を図るため、福山 雅治(ふくやま まさはる)さんを「クリエイティブプロデューサー」に起用した、「長崎の変」プロジェクトに取り組んでいるところであります。
今年3月には、福山雅治さんをはじめとする総勢7名の本県出身の著名人の方々が、地元長崎を盛り上げようと長崎の猫になって県内外に「長崎の変」を呼びかける動画、「長崎の変、はじまる」を公開し、直近の再生数は約58万回と、大変多くの皆様にご覧いただいているところであります。
このプロジェクトの次の展開として、明日、9月1日10時から、「長崎の変」の「猫キャラ」デザインを一般の皆様にも自由にお使いいただくことといたしました。プロジェクトの公式サイトから「猫キャラ」の画像をダウンロードしていただき、商品のパッケージや地域を盛り上げる取組のPRなど、皆様のアイデアで自由に使っていただくことができます。
また、「猫キャラ」の使用状況は、プロジェクトの公式サイトやSNSにおいて積極的に発信していきたいと考えておりますので、「猫キャラ」をご使用いただいた皆様は、その様子をぜひSNSで「#長崎の変」をつけてご投稿いただきたいと願っております。
県内外の多くの方々に、この「猫キャラ」を使って楽しみながら「長崎の変」プロジェクトにご参加いただき、長崎県の新たな変化やチャレンジを発信していきたいと考えておりますので、ぜひ一緒に盛り上げていただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
以上4点、私のほうからご報告をさせていだたきました。後はどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
石木ダム建設事業について(1)
石木ダムの建設事業についてお尋ねします。反対住民側との話し合いの期限を県は8月末までと設定され、9月以降は工事を着実に進めていくということを示されていました。本体着工時期の目処についてどうお考えなのか、反対住民側と今後話し合いをされる意思がおありなのかお尋ねします。
現在、話し合いについては、その実現に向けて諸条件の調整についてお願いをさせていただいてまいりましたけれども、現時点でまだご回答をいただいていないところであります。
この間、数度にわたって調整を進めさせていただきましたけれども、なかなかご理解をいただけない状況にあるということを残念に思っているところでありますが、これ以上、様々な工事の着工等を延期するというのも、なかなか難しい状況にありますことから、今後、本体着工、あるいはその他の工事についても、契約に向けた手続等を進めていく必要があるものと考えているところであります。
なお、話し合いの機会については、条件が折り合えば、ぜひ今後ともそうした機会をいただきたいと願っているところであります。
東京2020オリンピック・パラリンピックについて(2)
新型コロナウイルス感染症に関して、世界最大級のイベントとして東京五輪が開催されたことで国民の気の緩みにつながり感染が拡大したのではないかという見方もありますけれども、改めて東京五輪・パラリンピックの開催の是非について、どうお考えでしょうか。
新型コロナウイルス感染症と、この東京オリンピック・パラリンピックの開催が、どの程度の因果関係があって感染状況に影響が生じたのかというのは、私の立場では、なかなか分析・把握しにくい状況でありますが、こういった大きなイベントで我が国の代表選手の方々の目覚ましい活躍を目の当たりにして、多くの国民の皆様方が感動を覚えられた大会になったのではなかろうかと考えているところであります。
基本的に無観客で開催されたということでもありますので、感染拡大に直接影響が生じるような点があったのかどうかということについては、私の立場からは、なかなかご説明しにくい状況であります。
次回県知事選挙への出馬について(1)
知事の任期が来年3月1日までということで、あと半年となります。次期知事選への出馬について、どうお考えでしょうか。
正直申し上げて、まだ目の前の課題に取り組むことが精いっぱいという状況であり、これから考えてみたいと思っているところであります。
表明のタイミングはいつ頃とお考えでしょうか。
出馬について発表させていただいてまいりましたのは、これまで私の選挙においては、11月議会前後であったと思っております。今、まん延防止等重点措置の適用もしている状況であり、また、大雨の災害にも直面しているところでありますので、まずはそういった目の前の課題に全力で取り組み、出馬については、もう少し時間をいただいて検討してまいりたいと考えているところであります。
特定複合観光施設(IR)について(1)
IRについてお伺いします。
先日の横浜市長選挙で当選した山中竹春市長は、IRの誘致撤回の方針を固めています。関係自治体による誘致合戦の構図が変化すると思われますけれども、知事の受け止めをお願いします。
そういったお話はお聞きしておりますが、IR整備法の区域整備計画の認定は、日本国内で最大3ヵ所とされているところであります。認定が1ヵ所であるのか、2ヵ所であるのか、3ヵ所であるのかというのも全く分からない状況であり、他県の動きがどのように関係してくるのか全く想像がつかない状況であります。長崎県は長崎県として、できる限りの努力をし、区域整備計画の認定申請に向き合っていく必要があるものと思っております。
ありがとうございます。
長崎県におけるIRの応募プロセスにおいて、事業者が県から公募選定過程からの辞退を迫られたと主張していることへの受け止めと、関連して、廉潔性調査の結果を公表するというお考えはありますでしょうか。
廉潔性調査を行ったのは事実でありますが、これは調査の対象となった個人、あるいは法人の機微に関する情報になってまいりますので、これを公表することは考えておりません。
また、県から辞退を迫られたといったようなお話があるのは報道で承知しているところでありますが、その公募過程の応募者との協議内容、あるいは対話の内容等については、基本的に公表しないという前提で双方やり取りを進めてきた事項であり、コメントは差し控えさせていただきたいと考えております。
ありがとうございました。幹事社からは以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダムに関連してお尋ねします。今月の大雨の際に川棚町にも大雨特別警報が出され、トータルで1,000ミリ近い雨が降ったと把握しています。
そういった中で、川棚川本流では洪水や越水などは見られなかったと聞いております。それを踏まえて、あえて石木ダムを造る必要はないという疑問の声も上がっているようですが、これについての受け止めをお聞かせいただけますでしょうか。
川棚川の治水対策というのは、これまでと同様の雨が降った程度であれば、基本的に対応できるだけの容量を確保して河川改修等に取り組んできたところでありますが、それよりもさらに大量の雨、いわゆる100年に一度の規模の雨が降った場合にも、安全・安心を確保できるような対策を講じるために、ダムの建設と一体的な整備を進める必要があると考えて、このプロジェクトを進めているところであります。
今回も、前線が長期間にわたって停滞し、川棚川流域については、私も大変心配をいたしておりましたけれども、幸いにして越水等がなくて済んだということで一安心いたしているところであります。
ただ、やはり雨の降り方によって危険度は大きく変わってきますので、万全の対策を講じて地域の安全を守っていく必要があると今回の大雨で改めて実感いたしました。したがって、一刻も早くこの事業は進めていかなければならないとの思いを強くしたところであります。
ありがとうございます。本流でそういった問題が起こらなかった一方で、河口で海からの逆流により冠水が発生していたという地元の声が聞かれています。石木ダムよりも防潮堤、防波堤の整備のほうが先ではないかという声も聞かれるのですが、それについての受け止めはいかがでしょうか。
それは、やはり今回の状況をよく調査・分析の上、必要な対策等について検討していく必要があるものと考えております。
あくまで防波堤、防潮堤よりも石木ダムのほうが優先順位としては高いと認識されていらっしゃるということでしょうか。
防潮堤を要するようなこれまでの災害というのは、私は聞いていなかったところでありますので、そのリスクがどの程度のものであるのかということは、十分現状を踏まえて分析していく必要があるのではなかろうかと考えております。だからといって、石木ダムの必要性そのものがなくなるということではないものと思っております。
8月11日からの大雨について(2)
先日、棚橋内閣府特命担当大臣との意見交換の中で激甚災害の指定を求められていらっしゃいましたけれども、その後、国から何か連絡等ございましたでしょうか。
まだ、激甚災害の指定等についての情報は、いただいていないところであります。
ありがとうございます。以上です。
石木ダム建設事業について(3)
石木ダムについてお尋ねします。8月末までが対話の期限とされていますけれども、これまで反対住民との対話が実現していない要因について、知事はどのようにお考えでしょうか。
これまで協議をさせていただいたお返事の中で、工事を即時中断し、話し合いの期間中は工事を中断する必要がある、そうでないと協議に応じられないといったようなお話も頂戴したところでありますが、先ほどからお話をさせていただいておりますように、この事業そのものは、地域の安全・安心を確保する上では、一刻も早く完成させていく必要がある事業であると考えているところであり、話し合いだけが長引いて、工事が長期中断を余儀なくされるという事態は避けていかなければいけないと考えているところであります。したがって県からは、この話し合い、条件協議の場をいただけるようにお願いをしておりましたけれども、そういったことで、話し合いの当日については、工事を中断させていただいた上で協議に応じていただくようにというお願いをいたしておりましたけれども、そういったことについても、具体的なご回答をいただけない状況となっているところ、そういった点が、なかなかご理解いただけなかった点ではなかろうかと考えているところであります。
9月以降は、着実に事業は実施されるということですけれども、今、本体工事については、9月末まで契約の延長をされていますが、9月中にも本体工事に着手するお考えはあるのでしょうか。
本体工事については、いつでも着手できるように石木ダム建設事務所で準備を進めているところでございますけれども、具体的にいつ着手するのかということについては、まだ決定してないような状況です。
分かりました。対話が結果的に8月末まで実現しない中、今後、どこかのタイミングで本体工事に着手することになれば、ますます反対住民側の態度を硬化させるのではないかということを心配しているのですけれども、そういったことについてはどのようにお考えでしょうか。
やはりこの事業というのは、繰り返し申し上げておりますように、反対住民の皆様方のご了解をいただいて、円満に工事に着手することができるということが最良の方法だろうと思いますけれども、話し合いの条件についての協議の機会自体いただけない状況になっているわけでありますので、引き続き、対話に向けて努力は続けながら、ただ、これ以上、工事中断が長くなるということは避けていかざるを得ないという思いであります。確かに反対運動がさらに高まる可能性があるかと思いますけれども、安全を確保しながら細心の注意をもって事業を進めていく必要があるものと思っております。
分かりました。行政代執行について、知事はかねてより、任期中に方向性を出したいとおっしゃられていましたけれども、3期目の任期が、あと半年になりました。残された時間は少ないですが、任期中に方向性を出したいというお考えにお変わりはないでしょうか。
出していける状況、そういった環境になれば、決断をしないといけないのではなかろうかと思いますが、これまでも申し上げてきたとおり、行政代執行というのは最後の手段であり、他に取り得る方法がないという状況になり、また、その他の工事の進捗状況でありますとか、その他の環境、訴訟の状況等も踏まえて、総合的に判断をしなければいけないものと思っております。
私は、一人の行政の責任者として、与えられた期間が、任期が定まっておりますので、その中で判断を要しなければいけないという状況になれば、政治生命をかけてでも決断していかなければいけないという思いで申し上げてまいりましたけれども、やはりそういった状況を客観的、総合的に判断して決断を行う必要があるものと思っております。
分かりました。
九州新幹線西九州ルートについて
九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。九州新幹線西九州ルートは未着工区間の新鳥栖〜武雄温泉について、環境影響評価(アセスメント)が、政府の概算要求で、見送られる見通しという報道も出ています。佐賀県と国土交通省の協議も、進展が見られませんけれども、今後、こういった状況の中で長崎県が現状を打開するために、何かできるようなことはあるのでしょうか。
県として主体的な役割を果たす中で、新鳥栖〜武雄温泉間の工事を円滑に進めるという方法を提案させていただくということはなかなか難しい状況であります。
現在、佐賀県と国土交通省との間では幅広い協議が進められておりますし、また、与党PT検討委員会においても、佐賀県がこれまで課題とされている財源負担の問題、ルートの問題、地域振興の問題、あるいは並行在来線の問題等について検討を進めていただき、一定の検討状況の取りまとめがなされたところであります。
並行在来線等については、鉄軌道を残さないといけない。そのためには、やはりJR九州での運行が不可欠であるといった方向をお示しいただきました。また、地元負担についても、これまでの貸付料財源の活用等についてお示しいただきました。そういった内容まで、これまでにないような踏み込んだ形で方向性をご提示いただいているところでありますので、なかなかそういった領域を超えるような形での長崎県からの提案というのは難しい状況であります。
ただ、引き続き、同じプロジェクトの共同体としてこれまで取り組んできた間柄でありますので、できれば、佐賀県知事と直接話し合いの機会などを持ちながら、力を合わせて課題解決に取り組めないかと考えているところでありますけれども、なかなかそういった機会もいただけないという状況であります。
したがいまして、現在、様々なチャンネルで議論の場が設けられておりますので、本県としても、その考え方をしっかりとお伝えし、一刻も早く議論が前に進むように努力していく必要があるものと考えております。
分かりました。
新型コロナウイルス感染症について(2)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。自宅療養者を医療面でどのようにサポートしていくかということがあり、長崎県並びに関係自治体では様々な努力をされていますが、全国を見渡すと、家庭内感染防止のため、自宅療養ではなく、野戦病院を設置している自治体もあります。長崎県として野戦病院を設置する考え方についてはいかがでしょうか。
これまで、宿泊療養施設を確保し、そこで療養を進めていただくこととしており、そのほかの事由、医療的な観点からのご判断もいただいた上で、自宅療養という形で療養生活を送っていただく方、そういった形になっておりますけれども、今、宿泊療養施設の確保に向けて調整を進めている段階であり、例えば福井県でご検討されている、体育館等を活用した野戦病院的な構想については、今のところ、長崎県は具体的な形で検討を進めている状況ではありません。
野戦病院よりも宿泊療養施設の拡充に力を入れていくというようなことでしょうか。
プライバシーが確保され、症状等が安定して療養生活をお過ごしいただく上で、快適性は、宿泊療養施設等が勝っているんではなかろうかと考えているところであります。
野戦病院について具体的な検討はまだということですが、野戦病院を仮に設置するとなれば、医療従事者のマンパワーの確保をどうするかというところが最大の課題になってくると思いますが、そういったこともあって、なかなか具体的な検討に入れないという状況ではないのでしょうか。
野戦病院について、マンパワーの問題で検討に入っていないということではございません。まずは宿泊療養施設の確保に向けて、こちらもマンパワーが当然必要になってまいりますので、そこは関係者と調整をしながら、取り組んでいるということでございます。
分かりました。以上です。
次回県知事選挙への出馬について(2)
次回県知事選挙への出馬については、これから検討ということですけれども、判断基準として、石木ダムなどの課題の進捗、健康面、後継者等、色々な判断材料はあると思いますが、何を一番重視して出馬を判断しようと思われていますでしょうか。
それもまだ考えておりません。
次回衆議院議員選挙について
衆院議員の任期満了まで2か月を切りました。知事は衆院選で特定の政党や、候補者を支援する考えはありますでしょうか。
特定の政党について、特別に力を入れて支援するといった考え方はございません。これまでも行政サービスを提供する上で、様々な党派等に色をつけるということは全く考えてこなかったわけであります。
ただ、私自身の選挙等に際しては、自民党の皆様方、公明党の皆様方、あるいは連合の皆様方にはお力添えをいただいて当選させていただいてきた経過もありますので、そうした方々の思いというのは、また継続して大切にしていかなければいけないと考えているところであります。
ありがとうございました。
特定複合観光施設(IR)について(2)
IRの設置運営事業予定者が決まり、計画もオープンになりました。カジノオーストリア・インターナショナル・ジャパンの提案や、設置運営事業予定者として決まったことについての受け止めを改めて聞かせてもらってよろしいでしょうか。
今般、カジノオーストリア・インターナショナル・ジャパンと基本協定を締結させていただき、設置運営事業予定者として決定をさせていただきました。いよいよこれから区域整備計画の作成を進めて、様々な、具体的な整備内容を盛り込んでいく必要があります。まさに、全国で3ヵ所以内とされております区域認定の中で勝ち残れるかどうかという正念場を迎えているわけでありますので、よりよい計画となるように知恵を拝借しながら、全力をもって取り組んでいかなければいけないと考えております。そして、そういった中で、引き続き、県内はもちろん、九州地域の活性化、あるいは我が国の観光振興等にも資することができるようなIR区域の実現をぜひ目指してまいりたいと考えているところであります。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について(4)
石木ダムについて、1点追加でお伺いします。今回の大雨で、県が100年に一度の大雨と想定されていらっしゃる24時間で400ミリの雨を超える量の雨が川棚川の周辺で降ったとされ、それでも川棚川では氾濫危険水位は越えなかったと聞いています。それでも石木ダムの必要性は変わらないと認識されていらっしゃるのでしょうか。
100年に一度の雨と言いますのは、量そのものが多いというだけではなく、いわゆる降り方によって危険度が全く変わってきます。長時間にわたってだらだらと降る雨であるのか、急激にピークを迎えるような雨であるのか。したがって、最も危険な雨の降り方、これまでの降雨実績等から計算して、流域の安全性を考える際に、そういった危険性の高い雨が100年に一度くらいの規模で降る場合にも耐え得るようにという考え方で計画を策定しているところであります。
8月11日からの大雨について(3)
今回の雲仙の災害に関して、激甚災害の指定に関しては、まだ特に情報がないということですが、先日、赤羽国土交通大臣も来県され、知事からも、再生に向けた取組や財源の確保に向け、意見交換も含めてお話しされましたけれども、県として具体的に支援策等、議会に向けて何か提案というような形で考えられていることというのはございますか。
棚橋内閣府特命担当大臣、赤羽国土交通大臣にもお願いをさせていただきましたけれども、まずは、今回の災害が激甚災害になるかならないかで相当、支援措置も変わってまいります。公共土木施設で激甚災害になるというのはなかなか難しい状況かなと判断をいたしましたけれども、一方で、農林関係の被害状況から考えますと、可能性はあるのではなかろうかと考えております。したがって、できるだけ早く激甚災害として指定の上で、圃場地のかさ上げ措置等も講じていただきたい。また、所要の災害査定手続等についても、できるだけ迅速に終了し、復旧工事にかかることができるようにご尽力をいただきたい。
それと、特に雲仙地域は、観光産業に携わられる方々が事業を営んでおられるわけでありますので、被災地の復興はもちろんでありますけれども、これからの様々な事業活動に取り組まれる際に、激甚災害あるいは局激災害等となりますと、支援措置が拡充される可能性もありますので、そういった措置の積極的な適用を含めてお願いをさせていただいたところであります。いま少し、この後の推移を見極める必要があるのではなかろうかと考えております。
今般の大雨に際して、特別警報が発表され、広い範囲で記録的な大雨を観測しました。コロナ禍ということもあり、一概には言えませんが、避難者数というのを見たときに、避難指示の想定数と実際の避難者数について、想定の数字より少なかったのではないかという見方もあります。
これに関して、命を守る一つの行動として避難が挙げられると思うのですけれども、知事として、どのように受け止められますか。
今回の長期にわたる前線の停滞で、大雨がずっと続くという状況でありましたことから、私も振り返ってみたときに、やはり避難指示等がなかなか地域の住民の方々の心に届きにくい。そういうことで、結果的に避難が遅れたり、あるいは避難されなかったことによって被害をお受けになられたりした方々もいらっしゃるということでありますので、大変重要な課題になってくるものと思っております。
災害直後に、私も周りの方とお話をさせていただきましたけれども、どうやれば、こういった高齢者の方々の避難から避難指示等のお願いに対して、すぐ応じていただけるのか、これは、各市町の皆様方とも改めて、今回の災害の大きな課題として相談をしてみる必要があるのではなかろうかと考えているところであります。
それでは、最後の質問でお願いいたします。
ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後7時46分から午後8時39分(53分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年8月25日 記者会見
会見内容
長崎県にまん延防止等重点措置適用(重点措置区域:長崎市、佐世保市)
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
今日は、このように遅い時間に会見の機会をいただき、本当にありがとうございました。
今日は、改めて新型コロナウイルス感染症の現状についてご報告をさせていただき、ご承知のとおり、長崎県も「まん延防止等重点措置」の対象地域となったところでありまして、改めて具体的な項目等について県民の皆様方のご協力を賜りたいと考えているところであります。
前回は8月19日に会見の機会をいただき、県の感染段階を「ステージ5」に引き上げ、県下全域に「緊急事態宣言」を発令させていただきました。
また、県民の皆様方に対して、県外との往来自粛、外出の自粛、ご家族以外の方々との会食の自粛を引き続きお願いするとともに、飲食店等に対する営業時間短縮要請についても、9月6日まで延長させていただくことにしたところであります。
その際、まん延防止等重点措置の適用について、どう考えるのかということについてお話を申し上げました。まん延防止等重点措置は、より強い感染防止対策が講じられる反面、終日にわたる酒類の提供を自粛することが求められ、経済活動により大きな制約が及ぶことも想定されましたことから、前回8月19日の段階では、引き続き、国との情報共有、協議を進めつつ、いま少し県内の感染者の推移を見極めたいと考えてきたところであります。
そういった状況の中、8月24日に至りまして、まん延防止等重点措置の適用について、国から意向の確認の打診があり、これに県が賛同するということであれば、8月27日からまん延防止等重点措置の適用を進めていくというスケジュールが明示されたところであります。
その段階で改めて対応について検討をしたところでありますが、後ほどご説明いたしますが、8月24日には県内の病床使用率が全体で5割に達するという状況となりました。
中でも長崎市の病床使用率が60%、佐世保市の病床使用率が83%と極めて深刻な状況にありましたことから、再度検討をさせていただきました結果、この意向打診をお受けするということにいたしました。現時点で取り得る感染防止対策に全力を注いでまいりたいと考えております。一刻も早く、県内の感染拡大に向けた動きを抑え、早期感染収束を目指して取り組んでまいりたいと考えているところであります。
それでは、内容の説明に移らせていただきます。
まず、現在の感染状況についてご説明をさせていただきます(資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」P1)。
第5波、8月19日に114名と過去最大の新規感染者が確認されたところでありますが、その後、2桁台に減少し、本日、73名の新規感染者が確認されている状況であります。この1週間の新規感染者数は568名という状況となっているところであります。
各指標の状況でありますが(資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」P2)、一番上から県下全域、長崎市、佐世保市、長崎市・佐世保市以外の地域の状況という形でご紹介をいたしております。まず、県全体の各指標であります。病床使用率は、8月24日時点で県の感染段階「ステージ5」となります50%に達したところであります。新規感染者数、療養者数、いずれも「ステージ5」の指標を超える事態となってまいりました。
中でも長崎市では、病床使用率が59.9%、新規感染者数24人、1日10万人あたり63.6人の療養者数ということになり、長崎市においても全ての指標が「ステージ5」を超えるという状況になりました。
一方、佐世保市においては、病床使用率82.8%ということで、極めて深刻な状況となっているところであります。
長崎市・佐世保市以外の地域においても、病床使用率は26.1%、最新の病床使用率が27.7%と、まだ少し余裕枠がある状況でありますが、一方で新規感染者数、療養者数は、いずれも「ステージ5」を超えるという状況が続いているところであります。
入院医療の状況であります(資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」P3)。入院患者数は199名ということであります。
病床使用率は、長崎医療圏域が53.1%で、24日をピークにして少し下がってまいりました。佐世保・県北医療圏が74.2%、本土合計で54.1%、県トータルで46.5%という状況になっております。これは入院患者さんの病状に応じて退院をされた方、あるいは宿泊療養施設にお移りいただいた方もいらっしゃるでしょうし、自宅療養にかわられた方々もいらっしゃる状況ではないかと推測をいたしております。
なお、現在の状況ですが、重症者1名、中等症・軽症198名、宿泊施設療養者等の数602名という状況となっているところであります。
最新の各地域、市町村別の発生状況でありますが(資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」P4)、相変わらず長崎市、佐世保市、2つの市で全体の感染者の6割を超えるという状況が続いているところであります。
引き続きまして、「まん延防止等重点措置」についての説明をさせていただきたいと思います(資料「長崎県まん延防止等重点措置」)。
まず、まん延防止等重点措置の対象地域をどう考えるかということでありますが、先ほどご覧いただきましたように、県内でも特に感染状況が深刻な状況に直面しております長崎市、佐世保市において重点的に感染防止対策を講じ、感染者を減らしていく努力が求められていると考えているところであり、重点措置区域は長崎市、佐世保市とさせていただきます。
なお、この施策の適用期間でありますが、来る8月27日(金曜日)から、全国と終期を合わせた形で9月12日(日曜日)までの重点措置という形になってまいります。
具体的な県民の皆様方へのお願いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P1)。
今回、長崎市、佐世保市を重点措置の区域といたしまして、お願いをさせていただく項目を整理いたしております。
一方、その他の地域については、県独自の緊急事態宣言に基づくお願いは継続してお願いをさせていただくものであります。そのようにご理解をいただきたいと存じます。
まず、新たな重点措置の対象となった長崎市、佐世保市について移動・外出等に対するお願いであります。
午後8時以降については、飲食店等にみだりに出入りをしないようにご協力をお願いします。また、混雑した場所等への外出者を半減すべく、ご協力をいただきたいとお願いをさせていただいているところであります。
そのほか、県下共通のお願い事項でありますけれども、これはこれまでも申し上げてまいりました不要不急の外出自粛、そしてまた、都道府県を越える往来の自粛、特に緊急事態宣言地域、あるいは他のまん延防止等重点措置区域との往来については、お控えいただくように継続してご協力をお願い申し上げる次第であります。
なお、これまで特に取り上げてお願いをしてこなかった項目があります。それは路上・公園等における集団での飲酒などについてであります。県内ではこういった事例はないだろうということで、特にご協力のお願いをさせていただいてまいりませんでしたけれども、最近、県民の皆様方からの情報提供等によると、一部、若い方々が公園などで飲酒をされ、後片づけもしていないといったような情報が寄せられているところであり、こういった路上・公園等における飲酒など、感染リスクが高い行動については、ぜひ自粛をしていただきますよう、お願いを申し上げます。
それから、基本的な感染防止対策は何度も何度もお願いをしてまいりましたけれども、マスクの着用、手指消毒、密の回避、人と人との距離の確保といった基本的な感染防止対策については引き続き、県民の皆様方のご協力をお願い申し上げる次第であります。
それから、会食についてのお願いであります。これまでも普段一緒にいらっしゃるご家族の皆様方以外の方々との会食は、ぜひ控えていただきますようにお願いをしてきたところでありますが、今後とも、会食をされるならばご家族の皆様とお楽しみいただきますよう、お願い申し上げます。
それから、現在、飲食店等については営業時間の短縮要請をさせていただいており、現場の確認をいたしましたところ、ほぼ99%の事業者の皆様方にご協力をいただいているという状況でありますが、ごく一部、ご理解いただいてない飲食店等もあります。ぜひ県民の皆様方には、営業時間短縮の要請に応じていただいてない飲食店の利用はお控えいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
次に、飲食店等の皆様方へのお願いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P2)。
右は、重点措置区域外、いわゆるこれまでの県独自の緊急事態宣言に基づくお願いをさせていただいてまいりました事項であります。実は、先ほども申し上げましたように、この営業時間短縮要請は、8月10日から継続して9月6日まで延長をするということを申し上げましたけれども、終期を重点措置区域の期間と合わせるため、改めて、この県独自の営業時間短縮要請を9月12日(日曜日)まで延長させていただくことにいたしたところであります。
対象施設等は重点措置区域もそれ以外の区域も変わりません。なお、その際、県独自の営業時間短縮要請について、間仕切りをしていただいたり、空調等に配意をしていただいたり、手指消毒、熱をはかっていただいたりといったご協力をいただいている「ながさきコロナ対策認証店」については、通常の営業時間からさらに1時間延長して午後9時まで営業していただいても結構ですということを申し上げてまいりましたけれども、この重点措置区域については、1時間の延長が適用されません。したがいまして、重点措置区域の営業時間については一律午後8時までに短縮をしていただきますようお願いを申し上げる次第であります。加えて、重点措置区域においては、終日にわたって酒類の提供を自粛していただきますようお願いを申し上げます。これは全ての飲食店に対してのお願いでありますので、営業時間が午後8時以前に終了してしまうお店の皆様方も同じく、昼間を含めて酒類の提供を自粛していただきますようお願いを申し上げます。利用者の方々が店内に持ち込まれたお酒類も含めて自粛していただきたいというお願いであります。
それからまた、飲食店にカラオケ設備等があり、これを利用されるような場合がありますが、そういった場合のカラオケ設備の利用も、ぜひ自粛のご協力をお願い申し上げる次第であります。
このまん延防止等重点措置におきましては、特別措置法第31条の6第1項の規定に基づきお願いする項目があり、要請に応じていただけない場合は、必要に応じて命令等の措置も検討する必要が出てまいりますし、場合によっては店舗名の公表等が可能となってくるところであります。ぜひ幅広い皆様方にご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げる次第であります。
その際の飲食店等への協力金の内容について、ご説明をさせていただきます(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P3)。
右側は従前の協力金であり、既にご説明をさせていただいたとおりであります。
今回のまん延防止等重点措置の対象区域である、長崎市、佐世保市の飲食店において営業時間短縮要請等にご協力をいただいた場合は、協力金の単価が若干変わってまいります。今までは1日当たり売上高が8万3,333円以下の場合には、1日当たりの単価2万5,000円で協力金を差し上げておりましたけれども、新たに7万5,000円以下の店舗については、3万円の協力金を支給させていただくということになったところであります。
中小企業等については、今ご説明申し上げたように、25万円以上の売上が最高10万円という形になります。また、大企業に当たっては、上限額20万円といった基準でもって協力金を支給させていただきます。
なお、この際に特にお願いしたい事項については、午後8時までに営業時間を短縮していただくというお願い、終日にわたり酒類の提供を自粛していただくというお願い、そして、カラオケ等の設備の利用も自粛していただくというお願い、この3つのお願いを全てご協力いただいた場合に限り、協力金を支給させていただくというものでありますので、併せて全ての項目について自粛等のご協力をいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
次に、集客施設に対するお願いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P4)。これは床面積1,000平米を超える大規模集客施設等についての営業時間の短縮のお願いであります。具体的な対象施設については、劇場等、集会場等、ホテル等、運動施設、博物館等、遊戯場、遊興施設、物品販売業を営む店舗、サービス業を営む店舗、こういった種類の施設の皆様方に、飲食店と同様、午後8時までという形で営業時間を短縮していただきたいというお願いであります。
なお、イベント等を開催される場合や映画館については午後9時までという形でご協力をいただきたいと考えているところであります。
それからまた大規模な小売店、ショッピングセンター、百貨店等の大規模商業施設については、入場者の方々が過密にならないように、整理・誘導、人数管理、人数制限等をぜひ進めていただきたいと考えております。特に、感染リスクが高いと考えられる百貨店の地下食品売り場等については、こういった取組を徹底していただきますようお願いを申し上げる次第であります。併せて、入場整理等の実施状況については各施設のホームページ等で広く周知いただくようお願いしたいと考えております。
この際の、集客施設の営業時間短縮にご協力をいただいた際の協力金の取扱いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P5)。飲食店に準じるような形で要請にご協力をいただいた店舗を対象に、協力金を支給させていただくものであります。どうしても個別の事情によって8月27日から営業時間の短縮が難しいとおっしゃるような場合には、8月29日までに要請に応じていただければ、この協力金の支給対象とさせていただくことにいたしております。
具体的なこの協力金の算定の基本的な考え方でありますけれども、大規模集客施設等については、自己利用部分面積、1,000平米ごとに20万円、これに時短率、時短日数を掛けて協力金を算定するという形になってまいります。時短率は、例えば、営業時間を8時間から2時間短縮する場合、8分の2を時短率とします。
一方、テナント等として事業を展開されている皆様方には、100平米ごと2万円に時短率、時短日数を掛けて協力金を算定させていただきたいと考えております。
なお、集客施設への個々具体的な協力金の詳細については、後日、ホームページで掲載し、ご紹介をさせていただくことといたしております。施設の種類によっては、支給対象とならない場合があり得るという情報もありますので、早急に国と調整を進めて、ホームページに掲載させていただくことといたしておりますので、よろしくお願いをいたします。
それから、イベント等の取扱いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P6)。これまでも、イベント等の開催については、「中止・延期等を含めて慎重にご検討をお願いしたい」というお願いをさせていただいてまいりました。今回改めて、まん延防止等重点措置の適用をするに当たり、全国共通の取扱いとして、やむを得ずイベントを開催される場合に、参加人数は人数の上限、収容率の上限、いずれか小さいほうを限度にイベントを開催していただきたいというお願いであります。開催時刻については午後9時までに短縮をしていただきますようお願いをいたします。
具体的な人数上限でありますが、最大5,000人とさせていただき、大声がないような場合のイベントは収容席数の100%で結構でありますが、大声の発生等があるイベントについては収容率50%で計算をしていただき、人数上限と収容率上限のいずれか小さいほうを限度として、イベントを開催していただきますようお願いを申し上げる次第であります。
なお、基本的な感染防止対策については、資料に記載しておりますように、ぜひ、細かなご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、その他のお願いであります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P7)。
1点目は、これまでもお願いしてまいりましたけれども、業種別にガイドラインが設けられております。引き続き、業種別のガイドラインを遵守していただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、人と人との接触の機会をできるだけ減らしていく必要があるということでありますので、出勤者の7割削減を目標として、リモートワークや時差出勤、休暇の取得促進などを進めていただきたいというお願いであります。
それからまた、各事業者それぞれの職場において、感染防止のために手洗い、手指消毒、換気の励行、テレビ会議の活用、昼休みの時差取得、居場所の切り替わり等にご注意をいただくなどの感染防止対策の徹底を、引き続きお願いしたいということ、そしてまた、職員の皆様方の行動管理、健康管理等を徹底していただきたいというお願いであります。
こういった取組の中で、県の取組をご紹介させていただきたいと思います(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P8)。
まん延防止等重点措置の対象期間の県有施設については原則として時短営業、または休館を進めてまいりたいと思っております。
学校においては、全国大会への参加、あるいは準備を除き、部活動は一時中止をすることといたしております。そしてまた、家庭内感染が非常に拡大しておりますので、家庭での感染症対策の徹底を、改めて保護者の皆様方に呼びかけていくことといたしております。感染リスクの高い行事等については、中止や延期を検討していきたいと考えているところであります。
なお、長崎市、佐世保市、長与町の県立高校等(宇久高校を除く)は、分散登校または時差登校を実施することとします。現在、準備を進めているところであり、準備が整い次第、9月12日まで実施して行きたいと考えているところであります。
それから、これはまだ予算措置はいたしておりませんけれども、県独自の緊急事態宣言等に伴い、飲食店等に対する営業時間短縮要請、外出自粛のお願いなどをさせていただいてまいりました。例えば酒屋さん、花屋さん、おしぼり屋さんといった、飲食店等との商取引があり非常にご苦労をおかけしている事業者の皆様方、あるいは外出自粛の影響があって非常にご苦労をいただいている事業者の皆様方、経済上大きな影響が生じた事業者の皆様方への支援策を検討してまいることといたしております。まん延防止等重点措置の対象地域を含めて、これから具体策を検討し、できるだけ早くお示しできるように努力していきたいと考えているところであります。
医療提供体制の見直し状況であります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P9)。これは既に皆様方にご説明した分もありますけれども、入院医療体制については、さらに感染が拡大するような場合に備え、現在の緊急時対応レベル1の490床から、レベル2の532床の病床を確保しているところでありますが、今後はさらに病床の拡大を図る必要があるものと考えているところであります。離島地域を含めて、感染拡大に応じた病床の確保に力を注いでまいりたいと考えております。
一方、宿泊療養施設についても前回の会見でもお話をさせていただきましたけれども、確保部屋数の拡大を図っていくべく、現在、具体的な事業者の皆様方と、それぞれの区域ごとに協議・調整を進めているところであります。
併せて、この宿泊療養施設については、臨時の医療施設の設置や、有床化を図ることといたしております。佐世保市内の宿泊療養施設については、臨時の医療施設として開設を図っていくことといたしておりますし、また、長崎市内の臨時医療施設は既に設置しておりましたけれども、有床診療所として開設し直すことで、先般来ご議論いただいておりました中和抗体薬、抗体カクテル療法が可能となってくるものと考えているところであります。
それから、自宅療養者の病状急変が全国的に大きな課題となっているところでありますけれども、自宅療養をされている方々に対する医療体制を強化することといたしております。医師会の皆様方と調整を進めさせていただき、自宅療養サポート医の配置を行うことといたしております。
感染症にかかった妊産婦の方々に対する周産期医療体制でありますけれども、これについては重症度に応じた受入病院を設定し、保健所あるいは県の調整本部において入院調整する体制を整備しているところであります。また、そうした体制については県内の消防部局とも情報共有を図っているところであり、ご安心いただいて療養生活をお過ごしいただけるような体制を整備しているところであります。
ワクチン接種の取組であります(資料「長崎県まん延防止等重点措置」P10)。ワクチン接種をしていただくことによって発症(重症化)予防効果があります。接種券をお持ちの方々は、ぜひ積極的な接種の促進をお願いさせていただきたいと考えているところであります。
県の大規模接種センターの取扱いについては、既にご紹介したとおり、対象年齢を18歳以上の方々に拡大して受付を行っているところであります。まだ少し枠に余裕がありますので、ぜひ積極的なご活用をいただきたいと願っているところであります。場所は、従前と変わらない場所(県庁1階エントランス、レオプラザホテル佐世保)で接種を進めているところでありますので、よろしくお願いを申し上げる次第であります。
なお、妊産婦の方々は、ワクチン接種によって健康上の影響があるのではないかとご心配される向きがあるかもしれませんけれども、現在確認された状況においては、特段の影響を及ぼすというような報告は見られないところでありますので、ぜひご安心いただいて接種を進めていただきますようご協力をお願い申し上げる次第であります。
長くなって大変恐縮でございますが、現在の感染状況と、このまん延防止等重点措置の対象地域となることに伴っての県民の皆様方への改めてのお願いをさせていただくものであります。
今後とも、よろしくご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
私からは、以上でございます。
それでは、幹事社からご質問をお願いします。
今回は国にまん延防止等重点措置の要請をしていない中での適用となりました。そこについての受け止めをお聞かせください。
人の流れが大きく拡大するお盆の時期を過ごしてきたところであり、ピークの114人を下回る形でその後も推移している状況で、できれば推移をもう少し見極めていきたいとは思っておりましたが、全国の感染状況を踏まえたうえで、国からも適用についての打診があったということもあり、病床使用率も順次高くなり、長崎、佐世保両地域においては特に深刻な状況にありましたことから、この際、思い切って取り得る対策を全て講じていこうと、そして、早期にこの感染拡大を克服していく必要があると改めて判断をいたし、今回の適用要請となったところであります。
ちょっと話が早いかもしれないのですけれども、逆にまん延防止等重点措置の解除を国に求めるための、病床使用率や新規感染者数等の目安はどのように考えられていますでしょうか。
これは、これまでもステージ判断をいたしておりまして、「ステージ2」もしくは「ステージ1」を目指して様々な対策を講じてきたところであります。今回は、期限のある施策として9月12日までという一定の目標期限を定めて、感染防止対策に徹底的に取り組むということにいたしておりますので、まずはその目標のもと、しっかり取り組んでいきたいと考えております。
9月12日以前に大幅に感染者が少なくなるということになれば、その時点でのステージ判断に応じて、国に対して早期の卒業をお願いする事態も、あるいはあり得る話ではなかろうかと考えております。
最後に、県立高校の分散・時差登校の関係で、長与町が入っているのはどういう理由になるのでしょうか。
長与町に長崎北陽台高校がございます。長崎市内から多くの生徒が通っておりますので、長与町の長崎北陽台高校を加えたということであります。
まん延防止等重点措置適用打診の受け止めについてお伺いします。打診に応じたということは、現在の県独自の緊急事態宣言だけでは、ある意味対応できないと判断してということなのでしょうか。
そこの判断をするまでには、もう少し時間が欲しかったところでありますが、今回の措置を講じなかったことによって、再度、感染急拡大という事態になるのは、何としても避けなければいけない。そういう思いのもと、この際、県民の皆様方にはさらにご不自由をおかけすることにはなりますけれども、感染防止対策を優先して取り組んでいく必要があるものと考えて決断をしたところであります。
ありがとうございます。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いします。
2点お尋ねします。まず、政府からのまん延防止等重点措置適用の打診の件についてお尋ねします。政府から、まん延防止等重点措置適用地域に入れたいという理由の説明はありましたでしょうか。
長崎県の人口10万人当たりの感染者の状況は、全国で見て33から34番目ぐらいであります。既に相当の都道府県が緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の対象区域の中に入っているわけでありますけれども、そういった中で本県の感染状況もそれぐらいの順位になってきたということであると受け止めております。
そのような説明があったということですか。
いや、それはもう客観的な数字を見ると明らかであります。
次に、まん延防止等重点措置区域の中の終日にわたる酒類の提供自粛のところで、全ての飲食店が対象とあるんですが、いわゆるキャバレー、スナック、カラオケボックスの遊興施設はこの中には含まれないのでしょうか。
飲食店の営業許可を受けて事業を展開していただいているところに全てに営業時間短縮要請をさせていただき、その要請対象店舗においては酒類の提供を控えていただくよう、加えてお願いをさせていただくというものであります。
ありがとうございました。
確認です。今月19日から発令している県独自の緊急事態宣言は、まん延防止等重点措置の適用期間に合わせて、発令期間に変更が出ているのでしょうか。
はい。9月12日まで延長をさせていただくものであります。
すみません、もう一点。今回、長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催について、いつ対策本部会議を開いて、どのような経過で今回の対応を決定したのかという大まかな経緯をお伺いできますでしょうか。
長崎県新型コロナウイルス感染症対策本部会議については、11時から開催させていただきまして、今、知事からご報告した内容につきまして、あらかたの説明をし、そこで了承を得ているという形でございます。
重点措置区域についてですが、長崎市と佐世保市の2市になっていますけれども、今後、他の市町で感染が拡大していくとなると、重点措置区域が増える可能性もあるという認識でよろしいのでしょうか。
事態の推移を見極めていく必要がありますけれども、例えば、前回、まん延防止等重点措置の適用を要請した長崎市の状況でありますと、急激に感染が拡大し、病床使用率も100%を超えるような危機的な状況になるといったことも想定されないわけではありません。それぞれの地域の状況を見極めながら適切に対応していく必要があるものと考えております。
2点お伺いします。まずは分散登校と時差登校に関して、県立高校の記載はありますが、長崎市、佐世保市の小中学校に関して、自治体への働きかけ等は県からされる予定はありますでしょうか。
県の県立学校への対応を、市町に対してはお知らせという形で通知しますが、小中学校の具体的な対応につきましては、市町の教育委員会の判断となってまいります。
私立の高校に関しては、いかがでしょうか。
私立に関しましても、県の取組につきまして市町への対応と同じような形で送付を申し上げるという形で考えております。
県の取組で資料「長崎県まん延防止等重点措置」の9ページに「自宅療養における医療体制を強化(自宅療養サポート医の配置)」とありますが、自宅療養サポート医は、誰が、どのようなことを、どうやってするのか、具体的に教えてもらえますでしょうか。
自宅療養サポート医につきましては、医師会の先生方を中心にご協力の依頼をしているところでございます。具体的には、いわゆるオンコール体制という形になります。現在、保健所の保健師が健康観察しておりますけれども、その中で必要時にオンコールで、自宅療養している方に対してお電話等の診療をいただくということを想定しています。場合によっては保健所と一緒に協力しながら健康観察もやっていただくという形になります。
今回の重点措置区域の対象となっている長崎、佐世保両市の飲食店と遊興施設の数はわかりますか。
お答えいたします。飲食店と遊興施設、合わせて約5,000店舗でございます。
大規模集客施設の対象施設の数もわかりますか。
施設の実態を具体的に把握しておりませんので、正確な対象施設の数はわからないということでございます。
わかりました。飲食店への協力金の額については、中小企業と個人事業主が従来の協力金に上積みをされ、大企業については、上限額は従来と同じという理解でよろしいでしょうか。
これは国の取扱いを準用しておりますので、今、お話にあった内容で結構だと思っております。
財源は変わってくるのでしょうか。これまでは国の臨時交付金と、一部、県の一般財源を使うということでしたが、別の財源になるのでしょうか。
財源の取扱いは、これまでと同様に、国の臨時交付金で賄い、不足する部分につきましては県の一般財源を使用します。
わかりました。重点措置区域に指定された長崎市と佐世保市について、中小企業等についての支給金3万円から10万円は8月27日から適用されていくということになるということですね。わかりました。
今日、資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」1ページ目に、8月25日までの1週間で568人とありますが、前の週の何倍になったのでしょうか。
単純に申し上げますと、資料「新型コロナウイルス感染症の感染状況等について」の1ページ目をお開きいただき、8月25日568人の1週間前8月18日のところ、476人で約1.2倍になります。
わかりました。
従来の配布資料のように、例えば、県外由来関連や飲食関連の割合等のデータはあるのでしょうか。
データとして分析をまだしておりませんけれども、今回お知らせしたかったのは県の感染状況というよりは、まん延防止等重点措置をご報告申し上げたいということでしたので、そこの詳細は事務を進めておりません。
わかりました。先ほど知事がおっしゃられた事業者への支援策で、酒屋、花屋、おしぼり屋や、外出自粛による影響を受けている事業者に対する支援策を検討するとありますが、これは国の支援制度があって、以前、県内で実施した支援制度と同じということでよろしいでしょうか。
基本的には類似の制度を検討していきたいと考えております。
わかりました。
それと、対象の事業者は、重点措置区域だけではなく、県下全域の事業者が対象になるのでしょうか。
県独自の要請もさせていただいておりますので、類似の影響は生じてくるものと思っております。ただ、異なる部分は、終日にわたって酒類の提供を自粛していただくことによる影響というのがどういう形で出てくるのか。県独自の営業時間短縮要請では、そういった取扱いは求めておりませんので、少し制度設計を検討していく必要があるのではなかろうかと思っています。
わかりました。医療体制について、緊急事態のレベル2の532床まで確保するとともに、「更なる病床の拡大を図る」とありますが、どの程度上積みが可能な状況なのでしょうか。
今、各医療機関と交渉中ですので、具体的に数値は出せませんが、大きく短期間で増えるということではございません。
宿泊療養施設の室数については、前回の会見のときと同じような状況ということでよろしいでしょうか。
はい、特に佐世保と長崎を中心に、それぞれ約2倍を目指しているという状況でございます。
わかりました。
周産期医療体制について「重症度に応じて受入病院を設定し」とありますが、県内には周産期母子医療センターが4か所あり、うち2つが総合病院ですけれども、妊婦が感染した場合、基本その4か所で、受け入れていくということになるのでしょうか。
はい、そのとおりでございます。
わかりました。ワクチン接種において、「妊産婦優先接種の実施」とありますが、具体的にどのように実施していくのでしょうか。
既に、我々県から各市町のほうにも連絡をしておりまして、優先接種をしていただきたいということをお伝えしております。一部の市町においては、20代、30代の接種、特に20代について、まだ予約を受け付けていない市町もあります。そういった市町においても、仮に20代であっても、妊産婦については優先的に予約を受け付けるという形で進めていただいています。
わかりました。以上です。
それでは、最後の質問でお願いいたします。ございませんでしょうか、よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前10時30分から午前11時18分(48分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年8月19日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ4からステージ5へ)。県下全域に県独自の緊急事態宣言発令。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
度々こういった機会をいただき、ありがとうございます。
前回は、お盆を前にした8月6日に、感染症の状況についてご説明をさせていただく機会をいただきました。その際には、県の感染段階を「ステージ4」に引き上げ、お盆期間の人の流れが拡大する前に、緊急要請という形で県外との往来の自粛、外出の自粛等の要請をさせていただいたところでありますが、本日は、その後の感染状況等を踏まえ、新たなご協力をお願いしてまいりたいと考えております。
本日、お話をさせていただきますポイントは(資料「今回の会見のポイント」)、
その後の感染段階が急速に拡大していることから、県の感染段階を「ステージ5」に引き上げ、県下全域に県独自の「緊急事態宣言」を発令させていただくものであります。
緊急要請という形で8月23日までご協力をお願いしておりましたけれども、こういった状況を踏まえ、県外との往来自粛、外出の自粛、あるいは家族以外の方々との会食等は引き続き自粛をお願いするとともに、飲食店への営業時間短縮要請も9月6日まで延長をさせていただきたいと考えているところであります。
一方、全国的に感染状況は拡大傾向で推移しているところであり、「まん延防止等重点措置」の適用も視野に入れながら、国との情報共有、協議も並行して進めてまいりたいと考えております。
それでは、本県の感染状況について、ご覧いただきたいと思います(資料P1)。
第4波の山をご紹介しておりますが、今回は、まさに第5波。これまで最高の104名の新規感染者、そして、昨日8月18日は89名の感染者が確認されたところでありますが、本日もさらにこれを上回る感染者が確認されているような状況であります。この1週間の感染者数が476名ということになっているところであります。
それぞれの指標の推移でありますが(資料P2)、一番上は県全体の感染状況であります。病床使用率は、辛うじて県全体で43.9%と50%に至っておりませんが、新規感染者数、療養者数はいずれも県の「ステージ5」を超える状況となってまいりました。その下は長崎市、佐世保市を紹介しております。長崎市も全く同様であり、病床使用率は45.6%で「ステージ4」の状況でありますが、新規感染者数、療養者数はいずれも「ステージ5」を超える状況となっております。
佐世保市は、病床使用率を含めて、全ての指標が「ステージ5」の状況となっております。
一方、長崎市、佐世保市以外の地域でありますが、大きなクラスターが発生するなどの状況が見られるところであり、新規感染者数、療養者数とも「ステージ5」を超えるというような状況となっているところであります。
入院状況であります(資料P3)。入院患者の数も徐々に増加しており、8月17日19時現在で188名となっております。病床使用率は長崎医療圏域が45.6%、佐世保・県北医療圏域が71%、県トータルで43.9%という状況であります。
なお、重症者は1名、中等症・軽症者が187名、宿泊療養施設、自宅療養等で経過を見させていただいておられる方々が449名という状況であります。
県内各地の発生状況であります(資料P4)。
これまでの第3波、第4波では、特に長崎市、佐世保市において重点的に新規感染者が発生するような状況でありましたけれども、今回は県下全域で感染者の急激な拡大が見られるという状況となっているところであります。
感染事例の分析結果であります(資料P5)。
8月4日から8月10日の週と比べて8月11日から17日の週は、全感染者の数が、約1.6倍に増加しております。上の2つのグラフは初発事例ですが、要因を分析いたしますと、やはり県外由来の感染事例が半数以上という状況であります。また、多数の感染事例が生じておりますので、不明・調査中の割合も相当多くなっているところであります。
一方、二次感染の事例でありますけれども、家庭内感染が非常に増えているという状況であります。
主な感染事由であります(資料P6)。県外で感染し、それが県内に持ち込まれ、家庭内、職場、学校等に持ち込まれる事例の割合がおよそ半分。そして、飲食に関わる感染事例が2割という状況であります。県外由来の感染、あるいは飲食を介した感染が依然として7割を占めるという状況が続いているところであります。
それから、これも全国で言われているところでありますけれども、各感染者の年齢構成を見てみますと(資料P7)、第3波では、20代以下の感染者の割合が25.1%と、4分の1程度でありましたけれども、これが第4波では30.2%になり、現在迎えております第5波では51.3%と半分を超えるという状況となっているところであります。
それから、県外からの人の流れの状況を分析、ご紹介させていただいております(資料P8)。
ブルーの折れ線グラフは昨年の7月下旬から8月中旬にかけての人の流れをご紹介しております。ピンクのグラフは今年の人の流れをご照会しておりますが、今年も7月30日から県外からの帰省、あるいは旅行等については控えていただくよう働きかけをお願いしてきたところがありますが、県外からの来県の自粛をお願いした後も、むしろ増加傾向で推移しており、15%程度人の流れが増えているという状況にあるものと考えております。
どこからおいでになられるかというと、福岡県、佐賀県、東京都、熊本県、神奈川県、大阪府という地域からいらっしゃる方々が多くなっているところであり、緊急事態宣言地域、あるいはまん延防止等重点措置地域からの来県者が約6割を占めるという状況になっております。
一方、外出自粛のお願いも同時にさせていただいたところでありますが(資料P9)、長崎市の15時時点での浜町周辺、佐世保駅周辺をご紹介しておりますけれども、長崎市では、昼間の人の流れは、前年からさらに10%から20%程度減少、一昨年からは30%から50%程度減少しているという状況が見られますが、佐世保市では、ほぼ前年と変わらず、そしてまた、一昨年と比べても減少の状況が小さいという状況になっております。
一方、夜間の思案橋周辺、佐世保の四ケ町周辺の人の流れを比べたものでありますが、夜の時点では、長崎市では2割ないし3割程度減少しており、一昨年と比べても半分以上減少するというような状況で推移してまいりましたけれども、佐世保市は長崎市と比べると減少の割合が低いという状況となっております。
次に、典型的な感染事例をご紹介しております(資料P10)。
これは、類似の感染事例が非常に多く確認されているところであります。お盆の時期を迎えて、県外にいらっしゃる方が帰省してこられました。その際、友人と会食をされ、県外で感染してしまわれたわけでありますが、来県前のPCR検査を受けることなく来県された結果、家庭内感染を引き起こしてしまった。そして、感染に気づかれることなく、お父さんは職場に出かけられ、職場での感染につながった。お母さんは外に出られ、サークル活動等で友人の皆様方に感染が拡大する。そしてまた、ご兄弟の方々は、学校に登校されて学校内での感染につながる。さらに、自ら感染していることをご承知ない状況で友人の方々と会食をともにされ、感染が広がった。こういった類似の事例が非常に多く確認されているところであります。
前回も、緊急要請として県外との往来自粛、外出の自粛、家族以外の方々との会食の自粛ということをお願いさせていただきましたけれども、さらに、こうした取り組みに対してご協力をいただく必要があるものと考えているところであります。
現状をまとめてみますと(資料P11)、新規感染者は、県外由来、飲食関連の感染事例が約7割を占めており、依然として高い状況であります。
評価であります。県外から感染が持ち込まれ、若者を中心に拡大するケースが多いことから、来県の自粛を呼びかけてまいりましたけれども、来県者数はむしろ増加傾向で推移しているような状況にあり、引き続き、県境対策の徹底が強く求められる状況であると考えております。
また、全国的に多くの県で過去最多の感染者数が確認される中、本県でも過去最多となる104名の感染者が発生しました。爆発的に感染が拡大しておりますことから、今後とも、人と人との接触の機会をできるだけ減らすための対策を強化していく必要があるものと考えているところであります。
そこで、改めて県の感染状況について、現状を踏まえて判断いたしました(資料P12)。
8月19日、本日から県の感染段階を「ステージ5」に引き上げ、県独自の「緊急事態宣言」を県下全域に発令させていただくものであります。
そこで、これまでにない規模・速度で感染が拡大しておりますので、さらに「緊急事態宣言」という形で8月19日から9月6日まで、県民の皆様お一人お一人が強い危機感を持って感染防止対策にご協力をいただきたいと願っているところであります(資料P13)。
具体的には、継続したお願いでありますが(資料P14)、県民の皆様方におかれては、県外との往来、外出、家族以外の方々との会食、これは改めて控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
先ほどもご紹介させていただきましたけれども(資料P15)、家庭内感染が非常に拡大しているところであり、家庭内でも、できる限りの感染防止対策を講じていただきますようお願いをいたします。特に、県外からの帰省者等がいらっしゃる場合には、細心の注意を払っていただく必要があるものと考えております。
手洗い、うがい。定期的な換気。共用部分の消毒。飲み物、食器等の共用を避ける。タオル、歯磨き粉等の共有を避ける。会話するときは、家庭内でもできるだけマスクをして会話を交わしていただく。そしてまた、症状が出た場合には、できるだけ早くかかりつけ医に受診をお願い申し上げる次第であります。
また、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P16)。営業時間短縮要請をさせていただいておりますが、感染に歯止めがかからない状況が見られるところでありますので、営業時間短縮要請を9月6日まで、さらに2週間延長をさせていただきたいと存じます。何かとご不自由、ご苦労をおかけすることとなりますが、何とぞよろしくお願いを申し上げるところであります。
なお、協力金については、延長期間後についても支給をさせていただく予定といたしております。
それから、様々なイベントの開催等については、中止・延期を含めてご検討をいただくようお願い申し上げます。やはり人と人との接触の機会をいかに小さくしていくかということが感染拡大にブレーキをかける最大の対策の一つになるものと考えているところであります。そのため、リモートワークの推進、休暇の取得促進等による出勤者の縮減にもご協力をお願い申し上げる次第であります。職員の皆様方の行動管理、健康管理の徹底をお願い申し上げる次第であります。
こういう事態を受けて、県有施設については、原則、開館時間の短縮、あるいは休館等を検討することといたしております(資料P17)。指定管理者等との調整も必要になってまいりますので、準備ができ次第、開館時間の短縮等を進めていくこととしております。
それから、各学校での、例えばクラブ活動等での感染拡大の事例も散見されたところであります(資料P18)。
県立学校における今後の対応であります。全国大会等への参加や準備を除き、部活動は一時中止をしていくことといたしております。また、家庭内での感染が学校に持ち込まれるというような事例も増えておりますので、改めて保護者の皆様方に家庭内での感染防止対策を徹底していただくようお願いを、既に進めていただいているところであります。感染リスクの高い行事等については、併せて中止や延期等を検討していくことといたしているところであります。
それから、医療提供体制の強化であります(資料P19)。
ご承知のとおり、最高フェーズでありますフェーズ4では、最大428床を確保しておりました。第4波から、緊急時の対応病床を確保し、フェーズ4の確保病床数428床に、緊急時対応として62床の拡大枠を確保し490床としておりました。今回さらに確保病床を42床拡大いたしまして、最大532床の病床の確保を図ったところであります。
また、宿泊療養施設の体制についても、さらに強化を図る必要がありますことから、現在433室確保しておりますが、これを大幅に拡大していきたいと考えているところであり、現在、関係者の皆様方と協議を進めているところであります。
それから、長崎市内に続いて佐世保市においても、宿泊療養施設における臨時の医療施設を設置し、療養者の健康観察体制を強化することといたしているところであります。
続いて、ワクチン接種についてであります(資料P20)。
現在、県内では積極的なワクチン接種に取り組んでいただいているところでありますが、これまでの感染事例等を確認してみますと、重症化を予防する効果は明確に確認されているものと考えております。ワクチン接種が進むにつれて、陽性者に占める高齢者の感染割合が非常に低くなっているところであります。第4波では、60歳以上の方々が約3割いらっしゃったところでありますが、現在は1割程度まで少なくなっているところであります。なお、高齢者の接種率は、1回目接種された方々が88.7%、2回目接種を済まされた方は83.3%であります。
特に、感染者の方々が重症化される割合は、第4波では1.6%ほど見られたところでありますが、第5波、7月以降はお一人の重症者のみが確認されているという状況であります。
それから、県の大規模接種センターの接種についてでありますが(資料P21)、これまでは40歳以上の方々を対象に接種を進めてまいりましたけれども、対象年齢を拡充し、18歳以上の方々も接種対象とし、8月13日から受付を開始しているところであります。接種会場は、長崎会場は県庁1階、佐世保会場はレオプラザホテル佐世保となっております。なお、まだ接種枠に余裕がありますので、ぜひ県民の皆様方には積極的なご活用をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから、まん延防止等重点措置への対応であります(資料P22)。現在、長崎県の人口に対する感染者の割合は、全国でも34、35位という低い状況で推移しておりますが、今後の状況等も踏まえながら、適用を含めて検討していく必要があるものと考えているところであり、引き続き、国との情報共有、協議を継続してまいりたいと考えているところであります。
感染が急拡大するという非常に厳しい状況に直面しているところでありますけれども、引き続き、県外との往来の自粛、外出の機会をできるだけ減らしていただくようお願いいたします。会食については、普段一緒にお過ごしの家族の方々に限ってお楽しみいただきますようお願いいたします。そしてまた、併せて、飲食店の皆様方には、さらに2週間の継続をお願いする次第であります。何としても、この感染の山を乗り越えていかなければいけないと考えておりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。
それでは、幹事社からご質問をお願いします。
2点お尋ねします。まん延防止等重点措置の要請を検討されるということですけれども、要請される目安、指標について、病床使用率や、新規感染者等の指標などを踏まえて、目安があれば教えていただきたいというのが1点。
もう一点が、お盆期間中の来県自粛を呼びかけられましたが、移動が昨年に比べて増えている要因についてどのようにお考えになられていますでしょうか。
まん延防止等重点措置の適用については、一定の基準を超えたら要請するといったような基準を定めているわけではありませんが、感染事例を細かく見てまいりますと、お盆の時期に帰省者等含めて大幅に人の流れが拡大したことによって感染の急拡大に結びついているものと受け止めているところであります。
先ほどグラフでもご覧いただきましたように、移動規模は、16日、お盆が過ぎて減少しているところであり、いま少し、今後の動きを見極めていく必要があるのではないかと思っております。といいますのは、前回、緊急要請という形でご協力をお願いした際に、飲食店の営業時間短縮のお願いをさせていただきましたけれども、県内においては99%以上の事業者の皆様方にご協力をいただいております。その他、外出自粛でありますとか、往来自粛のお願いをさせていただいており、まん延防止等重点措置とほぼ変わりないような措置、とるべき対応策は、その前にとってきたところであります。まん延防止等重点措置の適用対象になった際に取り得る方法としては、例えば終日にわたる酒類の提供をやめていただく措置が出てくるわけでありますけれども、そうなると、今の営業時間帯の中でも酒類の提供ができないという形になり、非常に大きな影響を被ってくる可能性があります。
それともう一つは、例えば旅行事業者からの問い合わせも度々あっておりますが、まん延防止等重点措置になると、修学旅行生などの訪問先から回避されるというような動きにあり、様々な面でのプラス・マイナスの要因がありますので、そういった点も見極めながら慎重に対応していく必要があるものと考えているところであります。
それから、来県自粛のお願いをさせていただいたにもかかわらず、むしろ県外からの来訪者は増えている傾向にあるのはなぜかということでありますが、これなかなか分析は難しいところでありますけれども、いろいろな要請を度重ねてさせていただいた経過もあり、なかなか繰り返しのお願いでご協力がいただきにくい状況になってきつつあるのかなということを少し感じているところであります。
まん延防止等重点措置についてお伺いします。対象として長崎市等、特定の市町に限定するのか、県内全域を対象にするのか。想定している対象地域についてお伺いします。
基本的にまん延防止等重点措置というのは、特定の地域が蔓延状況になって、そこからまた派生して県内の各地域に感染が拡がっているような状況を念頭に重点的な措置が講じられるということでありますが、第4波において長崎市が特に感染が先行して進み、病床使用率も100%を超えるような危機的な状況でありましたので、まん延防止等重点措置の適用も視野に協議を進めていた時期がありましたけれども、今回は、県下全域で、ほぼ満遍なくといったらおかしいですけれども、感染確認が見られるような状況であります。特定地域に限定する形で適用することが前提の制度でありますので、適用申請を行う際には、例えば長崎市、佐世保に限定するのか、そこにまた複数の地域を加えていくのか、改めて検討する必要があるものと考えております。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします
先ほど、冒頭で、今日の感染者数が昨日よりも増えるというようなお話がありましたけれども、今日の感染者数についてはいかがでしょうか。
すみません、後ほど、取りまとめのうえ、発表をさせていただきます。
ただ、私も、お盆が過ぎて2桁台ぐらいに留まってくるのではないかと期待を寄せておりましたけれども、再度、3桁台に乗る可能性か強いという状況を聞いております。
まん延防止等重点措置の国との協議の現状を教えてください。
現在、事務的なところで、日々の感染状況や、各都市における病床使用率等の指標について情報提供し、さらに、県内での議論の状況についてもお伝えをしているという状況です。
県立学校において、部活動は原則中止ということですけれども、市町の学校についての対応はどうなっていますでしょうか
市町の学校については、設置者が市町の教育委員会になります。対応については、これまでどおり、県立学校の取り組みについて県から市町にお知らせをして、市町がそれを基に判断されるということになります。
ありがとうございました。
今月上旬に県の感染段階が「ステージ4」に上がった後、今日さらに「ステージ5」に上がりますけれども、県民への呼びかけ等の対策がうまくいっているのか、そのあたりどのような感想を持たれているのかお尋ねします。
県の感染段階を「ステージ4」に引き上げて、ごく短期間のうちに、再度「ステージ5」に引き上げざるを得ないような状況になったところでありますけれども、これは全国的に同様の流れであり、第4波、第5波を経験してまいりましたけれども、徐々に感染のスピードが速くなっているなということを実感しているところであります。
したがいまして、第4波においても、県の感染段階が全体として「ステージ4」に上がる前から、特に第4波においては長崎市の感染状況が深刻な状況でありましたので、長崎市地域については飲食店等の営業時間短縮要請もさせていただきました。
今回も、早め、早めの対応策が必要だということで、お盆前の段階から、営業時間の短縮、県外との往来自粛、外出自粛をお願いさせていただいてきたところでありますが、それを超えるスピードで感染が拡大しているということは、一つは感染がデルタ株に置き換わってきており、デルタ株の感染力が非常に強いということのあらわれではなかろうかと思っております。
取り得る対策は、できるだけ早め、早めにということで講じてきたところでありますが、なかなか、完全にこれを防ぐというに至っていない状況であるのは、大変残念に思っております。
宿泊療養施設についてお尋ねします。室数の増加のために各方面と打ち合わせをしているということでしたが、目標について数字があれば教えてください。
これは各事業者の皆様方のご協力をいただき、それぞれの想定する規模もありますので、正確には申し上げられませんけれども、ほぼ倍近い部屋数を確保していきたいと考えているところであります。
「ほぼ倍」というのは、県内全体ではなく、感染拡大が顕著な長崎地区、佐世保地区の規模を倍近くにする想定で調整を進めているというところでございます。
ありがとうございました。
一昨日、感染者数が3桁になり、昨日も多くの感染者数が発表されましたけれども、今日、ステージ判断をし、会見に至った理由を教えてください。あと、部活動の中止という発表がありましたけれども、まもなく二学期が始まる学校もありますが、学校や、部活動でのクラスターも相次いでいます。休校等、教育現場への対応というのは、現時点でありますでしょうか。2点よろしくお願いいたします。
一昨日、過去最高の感染者数が確認されたところでありますが、病床使用率等を見てみますと、いまだ少し余裕があったというようなこともあり、少し時間をおいて、これからも感染拡大傾向で進んでいくのではないかという前提のもと、「ステージ5」の判断をさせていただいたところであります。
学校関係についての質問についてお答えします。部活動も含めた全ての教育活動については、国も考えを示しておりますけれども、感染症対策と教育活動を両立しながら学びの機会を保障していくということですので、現時点で休校等は考えておりません。
ありがとうございます。
県内全域を「ステージ5」、「緊急事態宣言」にするというのは、何回目になりますか。
初めてです。
初めてですね。これまで、長崎市だけに、県独自の緊急事態宣言を出したというのがありましたが、県下全域は今回が初めてということですね。わかりました。
宿泊療養施設について現在は433室があるということですが、現状はどのくらいが埋まっている状況でしょうか。
現在、宿泊療養施設の室数は433室ありますが、全体の3分の1ほど埋まっております。特に長崎市と佐世保市が埋まってきておりますが、全体では約3分の1から4分の1が埋まっているという状況です。
これは、今後のプレスリリースへの要望になりますが、今は重症者が少なく、中等症、軽症、もしくは無症状の方は、若い人が多いということで、今後、宿泊療養施設や、自宅療養の体制の整備というのが重要になってくると思います。病床の使用率が、毎日更新されていますけれども、宿泊療養施設の使用率についても県民の関心事になると思いますので、宿泊療養施設の使用率についてもデータを出していただくというのを要望させていただきたいと思います。
宿泊療養施設での抗体カクテル療法を、東京都や福岡県が実施していますが、長崎県での実施について検討状況はいかがでしょうか。
今、長崎圏域における宿泊療養施設で、医療機関を設置しております。国からは、新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「ロナプリーブ」の使用について、今回、医療機関に加えて、宿泊療養施設で有床の医療機関を設置しているところについては投与を開始して構わないという事務連絡が出たところです。
今、長崎の宿泊療養施設の診療所は、無床の診療所と、無床の医療機関ということで設置の届け出をしております。国に確認をしましたら、有床の届け出が必要ということであり、現在、有床化に向けて急ぎ検討を進めております。
課題としましては、当然ながら医療関係者のさらなる確保が必要ですので、そこの調整も既に開始しているところであります。
そうしますと、抗体カクテル療法を実施できるような体制に向けて検討を進めているという理解でよろしいのでしょうか。
はい、そのとおりです。現在は、各医療圏域において病床使用率が上がってはきておりますが、まだ各医療機関でロナプリーブの投与ができている状況にあります。ただ、今後、病床の使用率が上がって逼迫してきたときには、宿泊療養施設でロナプリーブの投与ができるように調整を開始しているところです。
わかりました。
これも、特に首都圏で今、問題になっていますが、自宅療養をされていた方が、数日後に亡くなっているのが見つかったということもあっています。そういった意味でも、自宅療養者の医療体制の充実が大切になってくると思いますが、現状、自宅療養をされている方は何人いらっしゃるのでしょうか。
宿泊療養施設療養車者数等ということで、資料の3ページに449名と出ていますが、そのうち121名が宿泊療養で、328名が自宅療養です。
これについても、今後のプレスリリースについての要望になりますが、それだけの人数がいると、個人の特定には至らないかと感じます。宿泊療養者数と自宅療養者数もできれば分けて出していただくよう要望としてお願いします。
また、病床を42床増やしたということですけれども、医療圏毎に何床ずつ増やしたのか後ほどでもいいので教えてください。
県外からの来県自粛を求めていたにも関わらず増加傾向にあるということで、これまで繰り返し色々なお願いしてきたけれども、ご協力が得られにくい状況になっているというのは、ある意味、慣れといいますか、そういうことでなかなか要請に応じていただけない状況になっているという認識でよろしいのでしょうか。
そういった面があるのではなかろうかと思っております。昨年、感染拡大が見られる初期の時期には、国民の皆様、県民の皆様方、相当危機感を持って対応していただいており、それぞれお一人お一人がいろいろな形でご協力をいただいてきたところでありますが、今回で第5波目を迎えているということで、いろいろなお願いを繰り返し差し上げてきたこともあり、一部そういった面があるのではなかろうかと考えているところであります。
わかりました。
営業時間の短縮要請ですけれども、今回の協力金の財源については、どのようになるのでしょうか。
財源につきましては、国の臨時交付金がありますので、臨時交付金で賄いたいと思いますけれども、不足する部分につきましては県の一般財源という形で、しかるべきタイミングで専決をさせていだく予定でございます。
専決処分で処理されるということですね。わかりました。
最後に、部活動の中止の期限は、緊急事態宣言が出されている9月6日までという理解でよろしいのでしょうか。
部活動については、当分の間ということで対応したいと思っております。
当分の間というと、最低でも緊急事態宣言期間中は中止で、それ以上になるかもしれないということなのか、緊急事態宣言期間中でも部活動の中止を解除することがあるのか、どちらでしょうか。
先ほど言いましたように、部活動については、国の考えも示しておりますけれども、部活動という教育活動と感染対策を両立させた上での学びの保障という視点で実施していくというのが一番の考え方です。
今回の対応については、資料に記載しております練習や準備は、そのような対応をしていくという中で、感染状況を見ながら個々のフェーズを変えていくということで考えております。
少なくとも、緊急事態宣言期間中は中止ということでしょうか。
少なくとも緊急事態宣言中は中止と理解していただいて結構です。
わかりました。以上です。
県立高校以外のスポーツクラブ、部活動以外の対応は、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。例えば、小学校や中学校等についてお聞かせください。
小・中学校につきましては、先ほど申し上げたとおり、県立学校における対応を市町にお知らせをしまして、管理者である市町でご判断いただくという形です。私学のほうも同様の対応であり、こういった対応を早急に私学にお知らせをして、しかるべき対応をとっていただくという形でございます。
ありがとうございます。
県は、新型コロナウイルス感染症、8月の大雨と、2つの災害が重なっており、多くの県民や事業者に様々な影響が出ていると思います。県民や事業者に対しての支援を今後どのように考えていらっしゃるか、お聞かせいただきたいです。お願いします。
これは、これまでも申し上げてまいりましたように、まずは感染の急拡大を何としても乗り越えていかなければいけないと考えているところでありまして、これをやれば感染拡大が止まるというものがありませんので、幅広い県民の皆様方、あるいは各事業者の皆様方のご協力をいただきながら、お一人お一人が感染を予防するような取り組みを徹底していただく必要があるものと考えております。
それから、また、飲食店等、あるいは様々な関連事業の分野で不自由な事業活動を余儀なくされておられる方々が数多くいらっしゃるわけでありますので、そこは協力金、あるいは、今後、再度検討したいと思いますけれども、外出自粛であるとか、影響を受けて非常にご苦労いただいている皆様方に対する支援策についても、今後、検討をしていかなければいけないと思っております。
それから、併せて、経済活動の再生に向けた対応策については、これまでもいろいろな支援策を講じてきたところでありますが、改めて現状を踏まえて必要な対策、財源が確保できる限り、積極的に取り組んでいかなければいけないと思っているところであります。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後4時48分(48分間)
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年8月6日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ3からステージ4へ)。お盆前後の緊急要請を実施、県民限定観光キャンペーンを一旦停止。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いします。
前回、7月30日に会見の機会をいただいて、わずか1週間でありますが、改めて感染の状況についてご報告申し上げ、県民の皆様方のご協力をいただく事態になりましたことについて、大変申し訳なく、また、残念に思っているところであります。
本日の会見のポイントは、以下のとおりであります(資料「今回の会見のポイント」)。
まず、県下の感染段階を従前の「ステージ3」から「ステージ4」に引き上げることといたしました。
そして、いよいよお盆を迎えてまいります。人の流れが大きく拡大する時期を迎えてまいりますことから、緊急要請をさせていただきたいと考えているところであります。具体的には、県境対策の強化として、往来の自粛をお願いするとともに、PCR等検査費用の助成制度を新たに設けました。また、不要不急の外出自粛を県下全域にお願いをさせていただこうと考えております。さらには、飲食店等に対する営業時間短縮要請をさせていただこうと考えております。
併せて、県民の皆様方に限定する形での「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を8月10日から一旦停止をすることとしたところであります。
それではまず、県内の感染状況の説明から入らせていただきます(資料P1)。
新規感染者数の推移でありますが、第4波のピークが5月の中旬頃でありました。それから徐々に減少傾向で推移し、現在は、全国、九州でも見られますように、感染が再度急激に拡大する傾向で推移しているところであります。この1週間に確認された県内の新規感染者数は、8月5日現在で225人となっているところであります。ちなみに、第4波のピークとなります5月10日時点の1週間の感染者数が364人でありました。5月10日から、この期間で急激に再度拡大しているという状況であります。
感染状況についての指標をご覧いただいております(資料P2)。表は一番上から県全体の指標、長崎市、佐世保市、そしてその他の市町という形で整理いたしております。
まず、県全体の感染状況として、病床使用率が21.3%、県の感染段階ステージとしては、「ステージ3」の状況です。ただ、新規感染者数が「ステージ4」を超える状況となってまいりました。また、療養者数は1日10万人あたり21.2人ということで、現段階では「ステージ3」の状況であります。
しかしながら、長崎市においては、新規感染者数、療養者数が「ステージ4」を超えておりますし、佐世保市においては、3つの指標全てが「ステージ4」を超える状況となっております。
なお、その他の地域においては、新規感染者数、療養者数は、依然「ステージ3」の状況というところであります。
病床の使用状況であります(資料P3)。現在、入院中の方が91名いらっしゃいます。地域によって若干格差がございますが、病床使用率は、本土部で24.6%、県下全域で21.3%という状況であります。
感染者の状況をご報告いたしますと、入院中の皆様方の中に、重症の方々はいらっしゃいませんで、中等症、軽症の方91名のご入院であります。なお、宿泊療養施設にお入りの皆様方は190名おいででいらっしゃいます。
次に、各地域の感染状況であります(資料P4)。第4波では、長崎市の感染拡大が急激に進み、その後、佐世保市に拡大が見られるという状況でありましたが、今回は前回と違い、県下全域で満遍なく感染が進んでいるという状況であります。
次に、感染事例の分析であります(資料P5)。上の2つのグラフが初発事例であり、その中の上段が先々週(7月23日から7月29日)、下段が先週(7月30日から8月5日)の状況であります。初発の感染者が先々週の35名から先週には70名という形で倍増をいたしました。前回もご報告いたしましたように、県外由来の感染事例が半分以上という状況は変わっておりません。
次に、下の2つのグラフの二次感染事例でありますが、先々週の62名が先週155名と倍以上に拡大しております。二次感染事例の主な感染の要因ですが、飲食による感染、家庭内感染、職場感染、学校に感染が持ち込まれる事例も確認されております。
前回から、この感染が元々どこからもたらされた感染であるのか、二次感染まで含めて分析をしたところでありますが(資料P6)、二次感染事例155名、初発事例70名を含めた225名の分析をいたしますと、県外から持ち込まれた感染が、家庭内、職場内、学校に持ち込まれるような事例が全体の58.2%となっております。
一方、飲食による感染が、家庭内、職場それぞれに持ち込まれたような事例が全体の18.2%ということでありますので、この2つの要因による感染の割合が約8割と、依然非常に高いという状況であります。
では、具体的にどういった感染が確認されているかということであります(資料P7)。
要因としては、県外から帰省されて感染が広がった事例、出張・旅行をされて県内に感染がもたらされたという事例でありますが、では、具体的にどことの往来によって感染事例が確認されているかということであります。
やはり、福岡県からの持ち込みが一番多く、49%が福岡県由来の感染事例となっております。22%が東京、その他が残りでありますが、これを集計してみますと、拡大前の緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域に由来する感染が全体33件で約9割となっているところであります。したがいまして、引き続き、感染拡大地域との往来は、特に注意をしなければいけないという状況であります。
それから、お盆の時期を迎えてまいります(資料P8)。お盆の時期は人の流れが拡大するということになりますが、どのくらい拡大しているかということであります。県外からの来県者について、お盆の時期とそれ以外の時期を比べてみますと昨年は約2倍、一昨年が2.3倍ということであります。お盆の時期には、普段と比べますと、県外からの来県者が2倍に増えるという状況であります。
では、どこからいらっしゃる方が増えるかということでありますが、一番多いのが福岡県、次に佐賀県、以下は記載のとおりであります。福岡県からおいでになられる方々が全体の4割。そして、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置対象地域からおいでになられる方を含めて約6割。半分以上がそういった地域から長崎県にお盆の時期にお入りになっておられるという状況であります。
次に、これまでの第3波、第4波、第5波の感染者数の推移を紹介しております(資料P9)。赤い線が全国の動き、そして緑の線が九州・沖縄の動き、青の線が長崎県内の動きであります。
週10万人当たりの感染者数が10人から30人に増えるまでに要した日数について、第3波は50日間かかりました。第4波は42日間かかりました。あえて第5波と言わせていただきますが、第5波は、わずか19日間でこれだけの拡大が確認されているところであります。
したがいまして、第5波における全国の感染スピードは、第3波と比べて2.6倍、第4波と比べて2.2倍のスピードで感染が拡大しております。県内においても、第3波、第4波と比べて、いずれも2.1倍と2倍以上のスピードで感染が拡大しつつあるということでございます。
現状をまとめてみますと(資料P10)、新規感染者数は、その前の週と比べて2倍以上に増えている。しかも、その要因が県外由来、飲食由来の事例が依然として8割ということで非常に高い水準で推移しております。
したがいまして、特に感染拡大地域からの持ち込みが多く、まさに増加に歯止めにかからない状況が続いているところであり、県境対策のさらなる強化が大変重要な施策になってくるものと考えております。
それからまた、デルタ株(インド株)の影響によって、感染拡大のスピードが極めて早くなっておりますので、来県者や、飲食の機会が増えるこれからの時期を迎えるに当たり、人と人との接触機会をできるだけ減らす対策を集中的に講じていく必要があるものと考えているところであります。
そこで、改めて感染段階の判断をさせていただきます(資料P8)。県全体の感染段階を本日8月6日から「ステージ4」に引き上げ、「特別警戒警報」を県下全域に発令させていただくものであります。
そこで、今回、特にお盆前後で大きく人流が拡大する時期を迎えてまいりますので(資料P12)、明日8月7日から8月23日までの期間を「集中警戒期間」と位置づけて、県境対策や人と人との接触機会を減らすための対策を集中的に講じていかなければならないと考えているところであります。
県民の皆様方へ、この3つを自粛していただきたいというお願いであります(資料P13)。一つは県外との往来、二つは外出、三つは家族以外の方々との会食、この3つをぜひ自粛していただきますよう、お願いを申し上げます。
特に、県外との往来については、他県にお住まいのご家族の皆様方、ご親戚の皆様方に、本県への帰省や旅行を控えるよう、ぜひ呼びかけていただきたいと考えているところであります(資料P14)。しかしながら、どうしても用事があって帰ってこなければいけないというようなケースもあろうかと思います。やむを得ず来県される際には、事前のPCR検査、抗原定量検査の受検をお願い申し上げる次第であります。検査費用については、後ほど紹介させていただきますが、一定、支援制度も新たに設けたところであります。
併せて、検査を受けて来県していただきました場合も、引き続き感染のリスクがゼロになっているわけではありませんので、会食などのリスクの高い行動は、ぜひ控えていただきますようお願いを申し上げます。
一方、やむを得ぬ事情によって他県を訪問される際にも、県外での会食は控えていただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
先ほど申し上げましたPCR検査等に対する支援であります(資料P15)。
やむを得ず来県される際には、来県される前に、それぞれのお住まいの地域の検査機関でPCR検査等の検査を済ませていただいてお越しいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。具体的には、明日8月7日から8月23日まで長崎県内においでいただく方々については、このPCR検査、抗原定量検査の費用、およそ半分の助成になろうかと思いますが、PCR検査では7,500円、抗原定量検査では3,500円の助成を考えているところであります。
なお、抗原検査には定量検査と定性検査が2つございますが、助成対象と考えておりますのは定「量」検査のほうであります。定「性」検査、いわゆる簡易キットで検査をされる場合の助成は考慮いたしておりません。
それから、後ほど県内での検査体制の拡充についてご報告を申し上げますが、県内での検査というのは、助成対象としては考えておりません。ぜひご来県の際には検査を済ませて、ご家族の皆様方、同僚の皆様方の健康を守るためにも検査を済ませてご来県いただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
それから、現在、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」ということで、県民の皆様方に限定する形でキャンペーンを展開しておりますが、「ステージ4」の段階を迎えるに当たって、一旦、県下全域で停止をさせていだたきます(資料P16)。具体的には8月10日から9月10日まで、感染状況の動向によっては、さらに停止期間を延長させていただくこともあり得ると考えているところであります。大変ご期待をいただいている皆様方も数多くいらっしゃるかと思いますが、ぜひご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
それから、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P17)。
これまで皆様方にご説明をさせていただいてまいりましたように、現在の状況で県内の飲食店でクラスターが数多く頻発しているという状況には、いまだ至っていないところですが、県外由来の感染が急拡大しており、このまま推移しますと、間違いなく、県内に感染が持ち込まれ、飲食等の場を介して市中感染につながっていくというのは、これまでも経験したところであります。
したがいまして、人と人との接触の機会を減らすという上でも、飲食店等の皆様方には大変なご負担、ご不自由をおかけいたしますが、営業時間の短縮について再度のご協力を賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。
対象区域は県下全域の飲食店、遊興施設等、いわゆる食品衛生法の営業許可等を受けておられる店舗の皆様方には、営業時間を午後8時までに短縮していただきますようお願いいたします。酒類の提供は、午後7時まで、営業時間よりも1時間早く終了していただきますようお願いします。
なお、この間、第三者認証制度の運用を図ってまいりました。「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」の認証をお受けいただいた店舗におかれては、午後9時までと1時間延長して営業をしていただくということで考えているところであります。
お願いの期間は、8月10日から8月23日までの2週間という形でお願いを申し上げます。
なお、どうしても感染が収まらないという状況であれば、その前に再度、感染状況を判断し、期間の延長等含めて再度お願いを申し上げるかもしれません。どうぞご協力賜りますよう、お願いいたします。
なお、その際に、時短要請に伴う協力金制度は前回、第4波でも支給をさせていただいたところでありますが(資料P18)、それぞれの売上高に応じて2万5,000円から7万5,000円、大企業におかれては20万円または1日の売上高の30%のいずれか低い額を上限に、売上減少額の40%を支給させていただこうと考えているところであります。
それから、事業者の皆様方にはこれまでもお願いしてまいりましたけれども(資料P19)、イベント、特に不特定多数の方々がご参加されるイベント等については、中止、延期、無観客開催、規模縮小、リモート開催等を含めて、慎重にご判断いただきますようご協力をお願い申し上げる次第であります。
併せて、リモートワークの推進や休暇の取得促進等による出勤者の縮減にご協力いただきますようお願いいたします。
そして、職場感染も確認されているところであります。職員の皆様方の健康管理について、なお一層ご徹底をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
次に、医療体制の強化について、ご報告をさせていただきます(資料P20)。
「フェーズ4」を超える緊急時対応として入院病床を確保することとしておりますが、これまでに経験したことのないスピードで感染が拡大しております。入院病床の増床について、関係機関との協議・調整を進めているところであり、緊急時対応病床の拡充を図ってまいりたいと考えております。
ちなみに、現在の最大確保病床は428床。これに緊急時対応としてこれまで確保させていただいておりましたのが62床。したがいまして、最大490床の病床はこれまで確保してきたところでありますが、それにさらに上積みをし、確保することができるよう、関係機関と協議・調整を進めているところであります。
それから、また、宿泊療養施設の医療体制の強化であります。
現在、宿泊療養施設は433室を確保しているところでありますが、特に長崎市内の宿泊療養施設には臨時の医療施設を設置し、健康観察体制を強化することといたしているところであります。その他の地域についても、地域の医療関係者の皆様方、あるいはこの宿泊施設の皆様方のご了解がいただければ、できるだけ拡大してまいりたいと考えております。
それから、県内の検査体制の充実状況について、ご紹介をさせていただきます(資料P21)。
検査機器の整備を促進してまいりましたこと等により、県内の6つの医療機関において自費検査が可能になっております。ここにご紹介した6つの検査機関((公財)長崎県健康事業団、(有)長崎医学中央検査室、(株)シー・アール・シー、長崎大学病院、日本赤十字社長崎原爆諫早病院、ながさきハートクリニック)で受け入れていただくことになっております。
なお、検査においでになられる前には、事前に電話で予約をしていただいてお越しいただくとスムーズに進むのではなかろうかと考えております。
併せて、今週から検体の搬送が可能となりました。したがいまして、離島の地域にお住まいの皆様方を含めて、県下全域で自費検査が可能となってまいりましたので、ご心配の皆様方、積極的なご活用を賜りますよう、お願いを申し上げます。
それから、ワクチン接種センターの設置期間の延長等によるワクチン接種の加速化についてであります(資料P22)。これは県がワクチン接種センターを設けておりますが、佐世保会場については、会場を変更して期間を延長することにいたしました。具体的には、吉井町にあるサンパーク吉井から佐世保駅前にございますレオプラザホテル佐世保に場所を移して、8月13日から10月8日までワクチン接種を進めることといたしました。そして、県庁の会場も8月7日から10月8日まで期間を延長し、接種を加速化してまいりたいと考えております。
なお、接種の対象として、対象年齢を40歳以上の方までさらに拡大して取り組んでいくこととしたところであります。
いよいよ、これからお盆ということで、多くの人の流れが拡大する時期を迎えますけれども、県民の皆様方、各事業者の皆様方には大変なご不便、ご負担をおかけすることになろうと思いますけれども、県民の皆様方の健康と命を守るために、今後とも、どうかご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
以上、私からの説明とさせていただきます。
それでは、幹事社からお願いいたします。
3点お伺いします。今回の営業時間短縮要請は、予防的な措置という理解でいいのかというのが1点目。今回、営業時間短縮要請に伴う協力金とPCR検査費用の助成について県での予算措置についてどう対応されるのかというのが2点目。最後に政府が、先日、コロナウイルス患者の入院制限について方針を出された後、一部修正されましたけれども、長崎県内の中等症の感染者の取扱いを今後どうされるのか教えてください。
まず、営業時間短縮のお願いをさせていただきましたけれども、今、飲食店等でクラスターが頻発するというような状況ではありませんけれども、感染拡大の最大の要因は飲食の場、これはお店を使われるか否かを別にして、バーベキューをされたり、自宅でご友人等をお迎えしたりして飲食を共にされるといったことがほとんどの感染要因になっております。
したがって、これから感染者がどんどん増えてくるということになりますと、色々な場面で飲食を共にされる、あるいはお店にいらっしゃるというケースも増えてくると思いますが、まさに、予防的な意味も含めて、大きくお客様が増える時期になりますので、ぜひ、この期間、大変心苦しい限りでありますが、営業時間短縮にご協力をいただきたいというお願いであります。
それから、予算をどうするかということでありますが、関係予算については、議会のご了解もいただいた上で専決処分とさせていただくことを想定しております。
それから、中等症の感染者の方々への対応でありますが、先ほどご覧いただいたように、病床使用率等もまだまだ余裕が見られるような状況であり、恐らくワクチン接種の効果であろうと思いますが、今、重症の方々はいらっしゃらないという状況であります。
なお、宿泊療養施設に一定入所されている方がいらっしゃいますけど、まだ余裕があるという状況でありますので、自宅療養を中心とするような考え方には、いまだ至っておりません。
まず、飲食店への営業時間短縮要請については、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条に基づくものでいいのでしょうか。あと、営業時間短縮要請の対象店舗が県内で何店舗になるのでしょうか。それから営業時間短縮要請に伴う協力金の予算規模についてどのくらいの額を計上されるご予定でしょうか。以上3点教えてください。
お答えいたします。1点目の条文の関係ですけれども、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項で結構でございます。
あと、対象店舗につきましては、過去の実績等から判定いたしまして、予算上の積算としましては7,200店舗という形でございます。これに係る予算といたしましては、36億円程度という形で考えております。
ありがとうございます。
まん延防止等重点措置の適用を政府に要請することを検討されているかどうか教えてください。
まん延防止等重点措置を要請するには、国との協議の場も出てまいりますし、一定の感染レベルに達した時という考え方が明示されておりますが、まだ、その要件を全て満たす状況ではないものと考えているところであり、まさに県の感染段階の「ステージ4」の入口といった状況でありますので、今後の事態の推移を見ながら、必要があれば、要請も含めて検討をしていかなければいけないと考えております。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
イベント関連で一番気になるのが、8月9日の平和祈念式典ですが、それに関し、県から長崎市に対して特別な要請をされていましたら教えていただけますか。
特に要請はいたしておりません。昨年も、感染が拡大する時期に当たって、長崎市の方で、細心の感染防止対策に配慮して開催していただいているものと考えておりまして、今年も、そういった点に十分留意して開催を計画していただいているところであります。
営業時間短縮について、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」の認証を受けている店舗とそうでない店舗の営業時間について1時間の差がありますけれども、理由を教えていただけますでしょうか。
これは、50項目以上のチェックポイントについて、感染防止対策に取り組んでいただいており、それを現場でしっかりと確認をし、認証をさせていただいているところであり、「ながさきコロナ対策飲食店認証制度」の認証を受けている店舗の皆様方は、感染が拡大しないように非常に大きな関心を持って取り組んでいただいています。認証を受けている店舗は感染リスクも相対的に低くなるものと受け止めているところであり、そういった点等を総合的に考えて、営業時間を1時間延長させていただいてよろしいのではなかろうかと判断したところであります。
ありがとうございました。
今日、この会見が始まる前に長崎大学でも会見があり、今後の感染のシミュレーションが示されました。
その中で、担当の先生が「第4波と同じ強度で行動を制限すれば辛うじて医療崩壊を避けられる」という見解を示されました。今回の長崎大学のシミュレーションやその見解を受けて、県としても今回の要請や施策を打ってきたという理解でよろしいのでしょうか。
確かに長崎大学からそのようなシミュレーションが出されているというお話は私もお聞きしました。
実は、第4波のときもそうでありましたけれども、早目、早目の対策を講じるということで、感染ピークを少しでも抑えていかなければならないとの考え方で、営業時間短縮要請もさせていただいた経過がありますけれども、やはりこれまでの経験等を踏まえた際に、大きく感染拡大する時期に、少しでもそういった動きを早めに抑える。早めに抑えるということは、感染者のボリュームが少ないうちに対応策を講じることによって、その後の感染者全体の規模も抑えることができるのではなかろうかと考えて、早目の形で対応策を検討したところであります。
わかりました。資料20ページの医療体制の強化で、「長崎市内の宿泊療養施設に臨時の医療施設を設置」とありますが、これは、医療法上例えば診療所を置くという理解でよろしいでしょうか。
そういう形になろうかと思います。
ここでの医療体制というのは、24時間、例えば医師や看護師が常駐するイメージでしょうか。
その時々の入所者の健康状況にもよりますけれども、常時開設するという形ではなく、必要な時期に診療機能を配置して、ドクターにおいでいただいて、診療・診察行為を行っていただくということを考えております。
医師や看護師の方というのは、例えば医師会の協力による開業医の先生なのか、それとも長崎大学病院等大きな病院の先生や看護師なのか。いかがでしょうか。
臨時の医療施設の医療体制については、県の医師会にお願いをしておりますので、長崎大学病院ということではなく、診療所の先生方にお願いをするという形になろうかと思っております。
緊急時の対応病床の拡充ということで、現状の490床から上積みを検討したいということですが、どのくらいの数の上積みを予定されているのでしょうか。
お答えいたします。現在、各医療機関の皆様と相談中でございまして、数値は具体的にまだ出せない状況ですが、本土の全ての医療圏で病床が拡充できるように、現在調整をしている段階でございます。
本土だけで、離島の拡充は、検討されていないということでしょうか。
検討はしておりますが、本土に関しては、具体的な拡充に向けて議論が進んでいるのですが、離島については、そこまではまだ議論は進んでいない、検討は進んでいないという状況です。
わかりました。
県内で重症者が現状はゼロで、ワクチン接種が進んだ結果ではないかとおっしゃられましたが、ワクチン接種と重症者が少ないという因果関係についてもう少し詳しく説明をお願いします。
今回、ワクチン接種が進んだことによりまして、感染者の年代構成がかなり変わってきております。いわゆる今回の感染拡大期である第5波といいますか、7月以降の感染者を見た場合に、60代以上の感染者は全体の1割にとどまっております。
入院されている方について、60代以上の方は、ほとんど入院ということになりますけれども、全体的な数が少ないということもあり、また、その高齢者についても重症化までは至っていないという状況でございます。
わかりました。
今日、長崎大学の先生からお聞きしたのですが、5月7日時点の入院患者の方の平均年齢は68歳であったとのことです。現在の平均年齢は48歳ということで、入院患者の方々の平均年齢も相当若くなっているとお聞きしております。
ありがとうございます。
冒頭に幹事社である西日本新聞社からも質問がありましたけれども、政府が中等症については、重症化リスクがあれば入院の対象とするという基準を出しました。その対象地域としては、現状では東京だけになっていますが、そもそも、西日本新聞社からの質問の前提として、現在、長崎県として入院基準を独自に定めているものがあるのか。もし長崎県独自の入院基準があれば、どのような人を入院させるとしているのか教えてください。
この考え方につきましては、全国の考え方と同じく、従前より、中等症以上の方は基本的に入院。無症状あるいは軽症の方で、医師が入院の必要がないと判断した方については、宿泊療養施設あるいは自宅療養という考え方で対応しているところでございます。
わかりました。長崎県は重症者がゼロであり、まだ病床に余裕があるということで、自宅療養を基本とするようなことについては、知事は考えておられないとおっしゃられていましたけれども、今後、感染者が増えてきた場合に、政府が示したような対応をとるお考えがあるのかどうか、お聞かせください。
医療が崩壊するような状況になるか、それまでにはこれまでも努力してまいりましたように関係病床を拡大する、宿泊療養施設をできるだけ各地域に確保していくといった努力を重ねていくことが第一だと考えております。しかし、それが現実的に限界に達して、それを超えるような感染者が発生するということになったときに、選択肢の一つとして検討の余地はあろうかと考えておりますが、現時点ではそういった事態というのは考えておりません。
今後、先を見越して宿泊療養施設をさらに増設していくことは検討されていないのでしょうか。
それも努力、検討をしていく必要があるものと考えております。
政府が示している、中等症でも重症化リスクがあれば入院ということについて、そもそも、重症化リスクがあるかないかの見極めの難しさはないのでしょうか。
おっしゃるとおり、8月3日に厚生労働省が事務連絡を出し、8月5日に追加の文書を出しております。その中に記載がありますけれども、あくまでも新たな選択肢ということであり、その中でも最終的な重症化の判断は医師が行うとなりますので、当然、医師が総合的に判断するものであると考えます。
医師が総合的に判断するのでしょうけれども、実際の医療の現場で、入院の判断の見極め、例えば重症化リスクがないと判断していたのに、急変するという可能性等は考えられないのでしょうか。
可能性としてはあり得る話だと思います。そのため、本県としては、現在の医療体制の状況も踏まえて、重症化リスクがある方に関しては幅広く原則入院ということの対応を継続するという状況です。
例えば今後、自宅療養が中心となって診ていかなければならなくなった場合、自宅療養者の健康管理というのが非常に大切になってくると思うのですけれども、そうした場合、自宅療養者にパルスオキシメーターを渡すだけではなく、医療者の人が巡回して診察する等のマンパワー等は現実的に対応が可能なのかというところについてはいかがでしょうか。
あくまで仮定の話になりますが、まずは医療機関の拡充、それから宿泊療養施設における臨時医療施設の体制の拡充が先にあり、その上で、いよいよ自宅療養が進むということになったときのために、自宅療養サポート医という体制を進めようとしております。具体的にどれくらい自宅療養のいわゆる在宅往診等の体制が進むかというのはこれからでございますが、そういった議論はしているところでございます。
自宅療養サポートというのは、開業医の方を想定されていのでしょうか。
基本的にはそうでございます。
わかりました。ありがとうございます。
それでは、最後の質問でお願いいたします。ございませんでしょうか。
今回、飲食店への営業時間短縮要請ということですけれども、今後、帰省ラッシュや人通りが増えることが予想される中、市や県が運営している施設や、観光地の営業時間短縮は、今後、感染の拡大状況を踏まえて変更される、もしくは閉鎖されるといった展望はありますでしょうか。
感染段階に応じて、これまでも県の管理している施設等の開館時間、イベントの開催を含めて、その都度見直しを行っているところであり、現在の「ステージ4」に引き上げたことによって、一つ一つのそのような施設でも検討をいたしているところであります。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時30分から午後5時3分(33分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年7月30日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ2からステージ3へ)県下全域に警戒警報を発令
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
今日もこうした機会をいただきまして、ありがとうございます。
改めて、新型コロナウイルスの感染状況についてご報告を申し上げ、県民の皆様、事業者の皆様方のご協力を賜りたいと考えております。
前回は、7月21日に会見の機会をいただきまして、感染段階を「ステージ1」から「ステージ2」に引き上げたところであります。それからわずか1週間余りという状況でありますが、改めて感染段階のステージを引き上げざるを得ないような状況になっているところであります。そうした状況についてご説明させていただきたいと思います。
今日、ご説明をさせていただきますのは(資料「今回の会見のポイント」)、感染段階を従前の「ステージ2」から、「ステージ3」に引き上げることといたしました。
改めて、県外との不要不急の往来自粛をお願いさせていただこうというものであります。
感染者の推移について(資料P1)、7月の下旬から徐々に感染者が増加傾向で推移し、本日は39名という新規感染者が確認されたところであり、この1週間の新規感染者は124名という状況であります。
それぞれの指標についてご覧いただきます(資料P2)。県下全体の主な指標の数値をご紹介しておりますが、先日まではグリーンの「ステージ2」の状況でありましたが、本日、さらに新規感染者が増加し、県の感染段階「ステージ3」の基準を超えるという状況に至っているところであります。
7月26日までは10人前後の数字で推移しておりましたけれども、27日、28日、29日と20人台の感染が確認され、今日は39人確認されているところであります。
ちなみに下のグラフの、赤い線は全国の推移、そして緑の線である九州の推移をご覧いただいてもおわかりのとおり、ここにきて感染者が急激に増加する傾向で推移しており、このまままいりますと、長崎県も、この後、急激に感染者が拡大していくというおそれがあるものと受け止めているところであります。
現在の入院の状況であります(資料P3)。
入院患者数は66名ということであります。病床使用率は15%ないし20%台で推移しており、県全体で15.4%と、比較的まだ深刻な事態には至っていないところであります。幸いにして重傷者はいらっしゃいません。
ワクチン接種率が相当高まってきているということも一つの要因ではなかろうかと考えているところであります。ワクチン接種の高齢者の最新の状況を申し上げますと、1回目接種完了をしていただいた方々は85%、2回目を終えていただいた方が69%という状況であり、その効果が見られるのではなかろうかと考えております。したがいまして、入院されている方々は、中等症、あるいは軽症の方々であります。その他、宿泊療養施設にお入りいただいている方々が86名いらっしゃるという状況であります。
この感染者の発生状況をそれぞれの地域別に見てみますと(資料P4)、やはり大都市であります長崎市、佐世保市が多い状況であります。表をご覧いただいておわかりのとおり、ほぼ県下全域で発生するという状況であります。第4波については、長崎市が先行して急拡大し、大変憂慮される事態でありましたけれども、今回は少し前回と異なるような感染状況で推移してきているところであります。
感染事例を分析いたしました(資料P5)。上段は先々週7月16日から7月22日まで、そして、下段が先週1週間7月23日から7月29日までの感染事例、さらに上は初発と考えられる感染事例、下は二次感染事例をそれぞれ要因別に分析したところでありますが、今回の最大の特徴は、やはり初発事例で確認されますように、県外由来の感染事例が非常に多く、そしてまた、急拡大しているという状況であります。先々週は、14人の初発事例が確認されましたが、先週は36人という初発事例の数でありました。
二次感染事例でありますが、これまでは飲食、家庭内、職場が主な感染事例となって50人の二次感染者が確認されておりましたけれども、総数は、10人ほど増えて61名の二次感染者でありました。二次感染は家庭内で感染された事例が一番多いという状況であります。
これをもう少し掘り下げて分析をしてみますと(資料P6)、これは初発事例と二次感染者を合計した感染の状況でございます。お一人お一人の感染の場がどこであったかということで分析いたしますと、県外の方々と接触して感染された方が27名、家庭内で感染されている方が29名、職場内が9名、その他グループの方々、友人関係の方々が一緒に行動され、その場が感染の場となったような事例等が確認されているところであります。これを、県外の方々と接触されて感染された方々、その感染が家庭内に持ち込まれて家庭内感染という形で拡大した事例、同じように県外の方々との接触によって感染され、職場内に感染が拡大した事例、こういった事例を含めて分析をしますと、実に、全体97名の感染者のうち、県外に由来する感染者の割合が80人で8割を超えるという状況でありますので、これは、そういった点に十分注意した対応が必要になってくるものと考えております。
もう少し具体的に分析をしてみますと(資料P7)、県外から(県外へ)の帰省、出張、旅行、その他ということで数字を整理しておりますけれども、主な事例としては、県外から帰省された方々が地元のお友達と会食をされ、それが家庭内等に広がったといった事例。仕事をされている方が県外に出張され、仕事先で会食し、それが職場内感染、家庭内感染に拡大した事例。県外でのイベントや会食等に参加され、お帰りになられた後、さらに同僚、家庭内感染につながっているといった事例が見られるところであります。
改めて、そういった状況をまとめてみますと(資料P8)、8割を超える方々が、県外に由来する感染を家庭内、職場等に持ち込まれ、急速に感染が拡大しているという状況ではないかと考えております。
したがいまして、これからの対応策としては、県外の方々との接触の機会をできるだけ減らすような努力をしていく必要があるものと考えております。また、県外の方々との接触というのも、会食の場が非常に多くなっており、そういった飲食の機会をさらに縮減し、飲食等をされる際には感染防止対策のさらなる徹底をお願いしていく必要があるものと考えているところであります。
そこで、改めてステージの判断であります(資料P9)。先ほど指標をご覧いただいたように、直近の感染状況を見ますと、新規感染者が「ステージ3」の基準を超え、なおかつ全国、九州の動きを見ましても、今後さらに急速に拡大していく可能性があると考えており、今日7月30日の段階で、県の感染段階を「ステージ2」から「ステージ3」に引き上げ、「警戒警報」を発令させていただくものであります。
そして、県民の皆様方に対する改めてのお願いであります(資料P10)。
繰り返し申し上げておりますように、県外由来の感染事例がほとんどを占めるという状況でありますので、県外との往来、特に緊急事態宣言の発令地域(東京都、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府)、あるいはまん延防止等重点措置の対象地域(北海道、石川県、兵庫県、京都府、福岡県)、ここにご紹介しております11の都道府県は、特にご注意いただきたいと思います。そうした都道府県以外でも、急速に感染が拡大する状況でありますので、不要不急の往来は、ぜひ、これから控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
本日、39名の新規感染者が確認されております(資料P11)。1週間前がどういう状況であったかというと、ご承知のとおり、いわゆる4連休で、多くの方々の移動が見られた時期であります。人の動きが感染拡大に結びついているということであり、これからもぜひ、他県にお住いのご家族の皆様、ご親戚の皆様方に対して、不要不急の帰省、ご旅行などは極力お控えいただくように呼びかけをお願い申し上げる次第であります。
それでもやはり、用事があって帰省されなければいけない、来県されなければいけないという方々もいらっしゃるかと思いますけれども、できるだけ事前にPCR検査、抗原定量検査等を活用していただければ大変ありがたいと考えているところであります。
また、そうしたことが難しいという場合にも、前後2週間にわたっては、会食をされるなどのリスクの高い行動を控えていただきますようお願いを申し上げます。
そしてまた、長崎から他県においでになられる際には、県外での会食は控えていただきますようお願いを申し上げます。
会食につきましても、これも前々からお願いをさせていただいてまいりましたけれども、普段一緒に過ごしておられるご家族、同僚以外の方々との会食は、極力控えていただきますようお願いを申し上げます(資料P12)。
そして、飲食店等を利用される際には、引き続き、感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。
これも従前から申し上げておりますように、県では、第三者認証制度を現在運用中であります。徐々に認証店舗数も増えており、昨日現在で、県内で301店舗の認証を取得していただいているところであります。認証を取得していただいた飲食店など、感染防止対策が徹底された店舗のご利用をお願いしたいと思いますし、また、飲食中でも会話を交わされるような場合には、ぜひマスクの着用をお願い申し上げます。
それから、日常生活での注意事項としてお願いを申し上げたいと思いますが、ワクチン接種を済まされた方々を含めて、下に書いておりますように、基本的な感染防止対策の徹底を引き続きお願い申し上げたいと思います(資料P14)。
2回ワクチン接種をしたけれども、再度感染されるというような事例も確認されているところであり、集団免疫を取得するまでにはもう少し時間がかかると思っておりますので、継続したご協力をお願い申し上げる次第であります。
それから、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P15)。県外に出張される際には、県外の方々との会食を極力控えていただきますようお願いを申し上げる次第でございます。
それから、併せて、県外から不特定多数の来場が見込まれるようなイベントについては、感染急拡大の状況を踏まえて、中止もしくは延期を含めたご検討をお願い申し上げる次第であります(資料P16)。
以上、まだまだこれからどういう形で新たな感染の拡大が見られるのか、非常に危惧しているところであります。感染の山がさらに高くなっていくのではないかと思っております。デルタ株の割合が総体的に高まってきており、全国的な感染拡大の要因の一つでもあろうと思いますけれども、感染力が非常に強いという状況であります。
今後とも、県民の皆様方、事業者の皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。後は、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方から、よろしくお願いいたします。
2点お伺いしたいと思います。
今、全国で第5波の到来が懸念されています。今日の長崎の感染者数も、昨日から倍近くになっています。長崎でも第5波が始まりつつあるのかどうか知事のお考えを聞かせていただけますでしょうか。
感染者の推移のグラフをご覧いただいてお分かりのとおり、1桁台が10人台、20人台、今日は39人ということでありまして、通常の状態であれば、こういった感染者は確認されない状況であろうと受け止めております。まさに第5波の感染拡大の入り口に差しかかっているものと受け止めているところであります。
分かりました。
もう一点が、今、県民限定の観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を実施されていますが、停止する必要性等どのようにお考えかをお聞かせいただけますでしょうか。
現在、県民限定の観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を展開中でありますが、このキャンペーンは国の支援措置を利用して展開しているところであり、事業前提条件として、国の感染段階の「ステージ3」以上になってくると支援措置が受けられないという形になっております。
私どもも、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の状況を見ておりまして、感染事例が確認されるかどうかということに関心を持って停止の必要性を精査してきているわけですけれども、ご活用いただいた方々の中で感染者が発生したというのは、事例はございますけれども、全体でこのキャンペーン自体を停止するような状況ではないものと考えております。
ただし、今後、感染経路不明者が高まって、市中感染のおそれがあるというような状況になってまいりますと、県民の皆様方の各地の観光によるご訪問も控えていただく必要があるものと考えており、いま少し事態の推移を見極めた上で判断していこうと思っております。
以上です。
「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の停止の判断についてお尋ねします。感染経路不明者の割合や、感染者数等、停止を判断する具体的な基準というのはあるのでしょうか。
具体的な判断基準の数値は設けておりません。先ほど感染事例の分析結果をご報告させていただきましたけれども、現段階では、ほとんどの感染経路が追えているというような状況であり、その要因のほとんどが県外由来の感染となっているということでありますので、県民の皆様方が県内を観光で移動されるということに関しては、まだ問題はないのではなかろうかと考えているところであります。
どうもありがとうございます。
もう一点お伺いします。
今日、冒頭の説明で、重症者は現在ゼロ人で、ワクチン接種によって、かなり重症化が抑えられているという認識を示されましたが、これまでの「ステージ3」の状況とは違うという認識でいらっしゃるのでしょうか。
そうですね。これだけ感染者が発生すると、当然ながら、高齢者の方々を中心に重症者の数が増えていく傾向でありましたけれども、先ほどご覧いただいたように、今の段階では重症者の方はおいでにならないということであります。
ただ、だからといって安心できるような状況ではありません。数多くの方々が感染されるということになると、その中から重症化される方々もいらっしゃるわけでありますので、引き続き、緊張感を持って対応していかなければいけないと思います。
ありがとうございました。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
分析では、県外由来の感染事例が多いということですけれども、具体的にどこの都道府県が多いのでしょうか。
こちらのほうでお答えをさせていただきます。
今回、資料5ページの中でお示しをさせていただきました27人の県外事例を調べてみますと、約52%は福岡県で、その次にくるのが東京都で2割程度となっております。それ以降は、佐賀県、熊本県、大阪府、広島県となっていますが、人数は少ないので、ほとんどが福岡県、東京都が主な県外由来の感染事例となっております。
夏休みも始り、これからお盆を迎えるわけですけれども、県として水際対策、例えば、空港で検査をする、無料の検査をする等、何か検討されていることはありますでしょうか。
他県の事例等も参考にして議論をしているところでありますけれども、例えば、他県から県内に入ってみえた方々を空港などの場所で、検査キットを差し上げて、それを郵送していただいて検査の結果をまたお知らせをするというような仕組みが設けられている事例も確認しております。
ただ、長期に渡って滞在していただく際には、一定の検査、それから結果の通知が、数日間にわたってお知らせできるということでも効果があるかもしれませんが、例えば、お盆の時期に帰省される際というと、既に検査結果が出る前に県内で色々な活動をなさっておられるという状況になる可能性もありますので、できれば出発される前に、都市部には非常に身近に、また、安価で検査ができるような機関などもあるということでありますので、そういったところをご活用いただいて検査などを済ませて帰省していただくというようなことになれば、ありがたいと思っているところであります。
他の県の全ての事例を参考にしたわけではありませんけれども、例えば、1日当たり200件程度の検査件数を想定して対応策を講じておられる事例を拝見しておりますと、やはりお盆時の帰省などは、そのような数字では間に合わない形になるだろうと思いますので、これからもう少し、どういった制度設計等が考えられるのか、議論を継続して進めていきたいと考えております。
先ほど、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」の質問の中で、知事から、「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を活用した方の中から感染が発覚した事例があるとおっしゃられました。これは今回、7月1日(佐世保市は7月15日)に再開した以降の話でしょうか、それとも再開前の話でしょうか。
再開前の話です。
現状では県外由来の事例が多いということで、飲食店の営業時間短縮要請等は考えていらっしゃらないということでしょうか。
確かに、人の流れを縮減するという意味では、営業時間短縮要請という手法も一つあるのかもしれませんけれども、飲食店が感染の場になっているということであり、クラスターが複数件発生して感染が拡大する要因になっているという状況であれば、早め早めの対応策として営業時間短縮要請等も検討する必要があると考えているところでありますが、現状ではほとんどそういう状況ではありませんので、飲食店の皆様方のご理解が得られないのではなかろうかと考えているところであります。
わかりました。
今年の春先の第4波のときには、長崎大学などがシミュレーションで、ピーク時の1日当たりの感染者数について推計値を示していましたけれども、今回は感染拡大の勢いが第4波以上に早いような気もします。例えば、ピーク時の1日当たりの感染者数の推計はされてはいないのでしょうか。
新型コロナウイルス感染症対策調整本部の中に、疫学解析チームがございまして、長崎大学で分析をしていただいております。分析結果について、色々な仮定や条件を与えることによって推計値が異なってまいりますので、いつの時期に何人というところの情報までは、まだ今の段階ではお話しする状況ではないかと思っております。
わかりました。
これはまだ先の話だと思いますが、まん延防止等重点措置の適用を国に対して求めていくという想定などはあるのでしょうか。
国の感染段階「ステージ3」から適用の範囲には入って来ますけれども、実態として国の感染段階「ステージ3」で認定されたところはほとんどありませんので、事実上、国の感染段階「ステージ4」での判断基準になろうかと思っております。
ありがとうございました。以上です。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時30分(30分間)
・特別会議室
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年7月27日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症について
それでは、ただいまから定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、まず、私の方から、新型コロナウイルスの感染状況についてお話をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症については、4月以降の第4波について、県民の皆様方のご協力により落ち着きを取り戻したことから、去る7月13日に、県全体の感染段階を「ステージ1」に引き下げたところであります。
しかしながら、その後、県外由来の感染、あるいは飲食店におけるクラスターの発生などにより、再び拡大傾向に転じてまいりましたことから、去る7月21日、県内の感染段階を「ステージ2」に引き上げ、「注意報」を発令させていただきました。
その後の状況でありますが、本県の感染状況は依然拡大傾向で推移しているところであり、本日は新たに20名の新規感染者が確認されたところであります。直近1週間で69人の感染者が発生しており、その内容を分析してみますと、実に県外からの感染が全感染者の7割を超えるという状況になっております。
また、7月25日までの直近1週間で実施いたしました変異株スクリーニング検査において、55%が変異株、デルタ株(インド株)疑いであることが判明したところであり、今後のさらなる感染拡大が危惧されるところであります。
現在、全国的にも感染が急速に拡大しているところであり、県民の皆様方におかれましては、緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置対象地域との不要不急の往来をぜひ控えていただきますようお願いを申し上げます。
また、その他の地域においても感染拡大が続いているところであり、九州各県のうち福岡県や熊本県においては、新たに飲食店の営業時間短縮要請を実施予定であるというお話もお聞きしておりますことから、こうした地域との往来についても、極力お控えいただきたいと願っているところであります。
これから人の動きが増える夏休み、お盆を迎えてまいります。こうした地域にお住まいのご家族やご親戚の皆様方に対しても、今年の夏の帰省等は極力お控えいただきますよう呼びかけをお願い申し上げる次第であります。
一方、飲食の場における感染も依然発生しているところであり、そうした感染が家庭内に持ち込まれる事例も多く確認されているところであります。
この飲食と県外由来を含めて考えてみますときに、全体の感染者の86%、ほぼ9割の要因がこうした感染要因となっているところでありますので、ぜひ会食等の際にも大人数、長時間にわたる会食は避けていただき、普段一緒にお過ごしの方々と楽しんでいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
県といたしましては、引き続き、緊張感を持って、感染拡大防止対策に全力を注いでまいりたいと考えておりますので、県民の皆様方の、今後、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。後は、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
「黒い雨訴訟」菅義偉首相広島高裁判決上告断念について
まず、広島の「黒い雨訴訟」の関連でお伺いします。
菅総理大臣は、先日、「訴訟の上告を見送ることと、同じような事情の方々の救済について、早急に検討する」と表明しました。長崎では被爆体験者の方々が救済を求めて訴訟を継続しています。既に、今日、加藤官房長官が記者会見で、「審査や認定については、長崎県や長崎市とも相談していく」と述べられていました。現時点で、国側から協議の打診があったかどうかを教えていただけますでしょうか。
また、県として被爆体験者の救済に向けて、国にどのような対応を求めていかれるか、2点お願いいたします。
まず、協議の呼びかけがあったかということに対しては、まだそういったお話は頂戴していないところであります。
被爆地域の拡大是正の問題については、これまでも県、市、力を合わせて拡大について国に働きかけを行ってきたところでありますが、その際、国の基本的な考え方として、昭和55年に、原爆被爆者対策基本問題懇談会の答申がありまして、科学的・合理的な根拠がある場合に限定してこの被爆地域の指定を行うべきであるという方針が示されてきたところであります。県内における訴訟においても、色々な方々が訴えを提起され、訴訟が継続されてきたところでありますが、なかなか科学的・合理的な根拠を医学的・科学的に見いだすことが難しい状況でありました。
そういったことから、県におきましても、対象合併症の拡大など、実効性のある被爆体験者支援の充実等を求めてきたところでありますが、今回の訴訟においては、「放射能による健康被害が否定できないことを立証すれば足りる」と。「たとえ「黒い雨」に打たれなくても、内部被ばくによる健康被害を受ける可能性があった」とされているところであり、これに対して上告を断念され、広島高裁判決を受入れる旨の表明がなされたところであります。私どもといたしましては、これまでの原爆被爆者対策基本問題懇談会の方針そのものが見直される契機になるのではなかろうかと考えているところであります。これまでも、様々な訴訟の中で、マンハッタン調査等によって、県内では900か所を超える地点の残留放射能の検査結果などの資料も示されているところであり、それが健康被害に直結する要因になり得るかどうかということが問われてきたわけでありますけれども、そうではなくて、健康被害が否定できないということを立証すれば足りるということであれば、有意さが存在することをもって被爆地域として組み入れていただくことも、あるいは可能になってくる可能性もあるのではなかろうかと考えているところであり、今後、国において考え方が整理されてくるものと期待をしているところであります。
今後の動向を踏まえて、必要であれば、長崎市とも相談をしながら、被爆地域の拡大是正について国に働きかけを進めていきたいと考えております。
ありがとうございます。今、県としては、長崎市と相談をしながら国に申し入れを行っていくということでしたけれども、例えば、広く対象を捉えてほしいなど国に要望を行うということはお考えでしょうか。
それも含めて考えていきたいと思っておりますが、長崎でも黒い雨が降ったという証言は得られているところでありますが、広島と違って、雨量が全く異なり、また、黒い雨が降ったというお話をいただいている地域のほとんどが被爆地域の中に組み込まれているという状況でありますので、今回の判決をそのまま長崎県に適用していただくというのは少し難しい面もあるのではなかろうかと考えておりますので、どういった点に立脚しながら要請活動等を進めていくのか、検討する必要があるのではなかろうかと考えております。
今回の政府の判断を受けて、県や市で連携し、検討会等の組織を組んで検討していく等、何か考えられていますでしょうか。
これまでも専門家の皆様方に、いわゆる科学的・合理的な根拠になる部分を調査、研究する場を設けてきたところであり、そういった専門家の皆様方のご意見等もお伺いしながら、今後の方針を検討していく必要があるものと思っております。
核兵器禁止条約について
ありがとうございます。
関連して、原爆関連でもう一点お伺いします。8月9日の平和祈念式典を前に、被爆者の方からは、政府に対して核兵器禁止条約への参加を求める声が上がっています。知事の現状に対するお考えと、今後政府に対して、参加に向けてどのような働きかけをしていかれるのか教えてください。
この核兵器禁止条約は、被爆者の皆様方の長年にわたるご努力が実を結び、各国が批准され、核兵器禁止条約が発効をしたところでありますが、そういった中で、この条約については核兵器保有国、あるいはその核の抑止力の傘の下にある地域等の条約を批准しない国についての規制機能はないわけであります。したがって、核軍縮に取り組もうとする国際社会の分断をもたらすということも、また一方では懸念されてきたところであります。
そういった中で日本政府におかれては、核兵器保有国と非保有国との間の橋渡し役として積極的なリーダーシップを発揮していくという方針を示されているところであります。被爆者の皆様方から、この核兵器禁止条約の批准・署名を求める声があるのは私も承知しているところでありますが、より現実的な核兵器の廃絶に向けたアプローチとして国が判断されているわけでありますので、どこに軸足を置いて今後の取組を進めていかれるのかという点については、国の立場を尊重していく必要があるのではないかと考えております。
石木ダム建設事業について(1)
最後に一点、石木ダム建設事業についてお伺いします。
反対住民の方との協議について、先日、県から反対住民へ文書が送付されましたが、反対住民の方々が今日、現地で記者会見を行い、依然として県への不信感を示されていました。現在の協議の進捗状況と今後の見通し、必要な対応などありましたら教えてください。
反対住民の皆様方との話し合いについては、12月以降、反対住民の皆様方と、現地で度々話し合いについての相談をさせていただき、現在は文書によって条件協議を進めているところであります。
先般は、反対住民の皆様方から、工事を即時中断して話し合いの期間中は工事をしないということ、あるいは、新たな工事には着手しないということを約束すべきであるといった具体的な条件をお示しいただいたところであります。
県としては、本体工事を含めて話し合いの機会をいただきたいと考え、着工を見合わせてきたところでありますが、なかなか具体的な話し合いに向けた環境が整わないという状況にあり、長くこういう状況を続けるわけにはいかないものと考えております。特に、この石木ダムについては、地域の皆様方の安全・安心を確保する上でも極めて重要な事業であると考えており、いつまでも工事を見合わせている状況を続けるわけにはいかないのではないかと考えているところであります。したがって、話し合いの当日については一旦工事を止めて、協議にご参加いただけるようにという私どもの考え方を文書でもってお示ししたところであり、これについては、現在、反対住民の皆様方にご検討をいただいているものと受け止めております。
今後は、お返事をお待ちした上で、今後の対応方針を検討してまいりたいと考えております。
石木ダム建設事業について(2)
石木ダム建設事業について、反対住民の方が現地で記者会見を行い、「話し合いに向けた環境をつくって欲しい。話し合いを拒否しているわけではなく、工事を中断し、穏やかな環境をつくって欲しい」という話があったと聞いています。そのことについての知事としてのお考えはいかがでしょうか。
私も、静穏な状況の中で話し合いの機会を設けていきたいと考え、できるだけ環境整備に努めていこうと努力をしてきたところでありますが、既に本体工事の契約は終わっている状況であり、着工を先延ばし、あるいは工期を延長して半年が経過してきているわけでありますが、なかなかご了解をいただけないという状況になっているところであります。
また、今回、「話し合いの期間中は全ての工事を中止」というお話でありますが、これについてもなかなか難しい状況であります。理由は先ほど申し上げましたように、この事業そのものが住民生活の安全・安心確保に必要不可欠な事業であると考えております。したがって、そういった点などを総合的に判断していかなければいけないものと考えているところであり、ぜひ、早急に話し合いの機会をいただければと願っているところであります。
東京オリンピック開催の意義について
東京オリンピック開催については賛否がありましたけれども、連日、金メダルを獲得し盛り上がっているようにも感じられます。県勢の活躍も報じられています。知事として、オリンピック開催の意義についてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
オリンピック自体が、平和を象徴するようなスポーツの祭典として開催されるわけでありますけれども、現状は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大によって、一部感染拡大に結びついていくおそれがあるのではないかと心配されている方々も数多くいらっしゃるものと受け止めております
選手、あるいはスタッフの皆様方の中に、一部感染者も確認されているという状況でありますが、安全な形でオリンピックが開催されて、国民が大いに盛り上がっているということは、すばらしいことではなかろうかと考えているところであり、この間、大変な努力を続けてこられた出場選手の皆様方には、ぜひこれまでの努力の成果を十分に発揮して活躍をしていただくように、そしてまた、私ども国民全体もそうした選手の皆様方の活躍から大きな勇気や励ましをいただく機会につながっていくのではなかろうかと考えているところであります。
ありがとうございました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
石木ダム建設事業について(3)
石木ダム建設事業について、反対住民の皆さんは今日現地で会見し、期間中の工事中断を求めるという意思を示され、県に文書で回答するとおっしゃっていました。県側としては、それを受け、条件面についてこれ以上歩み寄る余地はないのか教えていただけますでしょうか。
それは、これから話し合いを進めていくわけでありますので、どのようなことを求めておられるのか、お考えをしっかりお聞きしながら相談していく必要があるものと考えているところであります。
これからの検討次第では、今現在、期限を切っているかと思うんですけれども、期限を延長する可能性もなきにしもあらずということでしょうか。
本体工事の件については先ほど申し上げましたように、契約は既に12月に締結をさせていただいているわけであり、この間、既に2回工期も延長してきております。
話し合いの環境整備について、これほど時間がかかるとは私も想定していなかったところでありまして、これ以上、先延ばしするということは事業者の立場から考えても難しい状況にあるものと考えているところであり、先般、その話し合いの目処としては8月いっぱいまでということで、文書の中に記載させていただいたところであります。
特定複合観光施設 (IR) について
IRの事業者の審査が今進んでいますが、現在の進捗と今後の見通しについて教えていただけますでしょうか。
現在、設置運営事業者の公募・選定手続を進めているところであり、先月、二次審査の必要書類の提出が3事業者からなされたところであります。それを受けて、現在、二次審査の実施に向けた準備を進めております。
この二次審査は、一次審査で審査いたしました事業者の実績、財務能力、事業コンセプト等の項目に加えて、国内外からの集客、あるいは全国各地への送客、お客様を送り出す機能、施設整備などの想定される事業計画、さらには懸念事項対策、あるいは地域貢献などについてプレゼンテーションを含む審査をこれから実施することとしているところであります。
そうした審査を経て、8月いっぱいには設置運営事業者を選定してまいりたいと考えておりますが、そうした審査委員会から答申された審査結果に加えて、別途実施しております廉潔性調査、いわゆるクリーン度の確認調査でありますが、こうした結果などをもとにして、公安委員会、あるいは立地市町であります佐世保市との法定協議を経て、設置運営事業者を選定する手続きとなってまいります。
石木ダム建設事業について(4)
石木ダム建設事業の件でお尋ねします。来月8月末までを対話の期限として設けられていますが、期限を設けたことについての理由としては、本体工事を半年間実質延期しているということがあり、これ以上本体工事の延期は難しいというお話でした。対話の期限を来月8月末で切った理由として、知事は3期目のうちに行政代執行についての方向性を示したいとおっしゃられています。来年の3月1日が知事の3期目の任期満了になりますが、そういったことも見越しているということとか、もしくは、例えば10月に予定されています差止訴訟の控訴審判決がありますけれども、そういったことなども一応対話の期限を来月8月末と切ったことに影響しているのでしょうか。
確かに、これまで、私に与えられた任期の中で、それぞれの判断を行っていくべきであるという考え方を申し上げてきたところでありますが、今回の期限を切って提示させていただいたことと、その後の行政代執行の手順を考えたうえのことであるかということについては、実は全く念頭に置いておりません。この行政代執行というのは、いろいろな状況を総合的に勘案して判断をしていかなければいけないものと受け止めているところであります。誠心誠意、努めていく必要があるものと思っております。
控訴審判決が10月に控えていることについても特に対話の期限を切ったこととは関係してないということでよろしいでしょうか。
一部訴訟に対する影響も出てくるのではないかというようなご意見等もいただいたところでありますけれども、今回の判断がその訴訟を見たうえでの判断ではということではありません。
反対住民側は今日の反対住民の方の会見の中で、来月末までの期限の中では、もう今7月の終わりなので、話し合いは実質1、2回程度しかできないのではないかということもおっしゃられており、話し合いをしたというアリバイを作りたいだけではないかというようなことも言われていたのですけれども、それについて知事のお考えを教えてください。
これまで、反対住民の皆様方と話し合いの機会をいただきたいというのは、早い段階からそういう考え方をお示しし、そしてまた、現場等を含めて繰り返しそういった条件整備についてご相談をさせていただいてまいりました。
しかしながら、そういった作業ももう既に半年経過をしているわけでありまして、この石木ダム事業自体は、先ほど申し上げたとおり、これをいたずらに、話し合いの期間中全て事業を止めてしまって、長期にわたってこの話し合いを継続していくというのは、これは現実的に難しい問題であると考えております。一刻も早く、安全・安心を確保するうえでは事業を完成させていかなければいけない事業であると受け止めているところでありまして、先ほど申し上げたように、相当の時間をかけましたけれども、まだ環境整備についてご理解をいただくに至っていません。これ以上、長く時間をかけて工事を止めておくわけにはいかないものと判断をしているところであります。
反対住民側は、即時工事を中断し、期間は示していないものの話し合いが続いている間は工事を止めて欲しいという要望を出しています。それに対して県は、話し合いの期間中は工事を止めるのは難しいけれども、話し合いの日だけは止めましょうというお話をしていますが、ここがお互い歩み寄りが一番難しいところなのかなと思っています。ここでお互い歩み寄らなければ、8月過ぎてしまうと話し合いの機会が失われてしまうということになりかねないのですけれども、今後、対応を軟化させるような余地は、もう全くないという感じでしょうか。
まだ反対住民の皆さまからはお返事をいただいていない状況でありまして、近々お返事をいただけるというお話のようでありますので、お返事をいただいたうえで検討をする必要があるのではなかろうかと思っているところであります。
わかりました。以上です。
ほかにございませんでしょうか。
それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了します。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後4時00分から午後4時30分(30分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年7月21日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ1からステージ2へ)県下全域に注意報を発令
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
今日は、よろしくお願いいたします。
前回は、7月12日に新型コロナウイルス感染症に関する会見の機会をいただき、県全体のステージ判断として、「ステージ2」を「ステージ1」に引き下げるという発表をさせていただいたところであります。
本日は、その後の経過を踏まえまして(資料「今回の会見のポイント」)、再度、県下の感染段階を「ステージ2」に引き上げてまいりたいと考えているところであります。
本県を含め、全国的に感染が拡大傾向で推移しているところであり、県外との往来、あるいは飲食の場における感染防止対策を強化していただく必要があるものと考えております。
併せて、県独自の「新型コロナウイルス感染段階対応の目安」を定めてまいりましたけれども、この目安を一部見直しさせていただいたところであり、そうした内容についてご説明をさせていただきたいと思います。
その後の新規感染者数の推移であります(資料P1)。一旦、1週間の感染者数の合計は10人台まで下がってきたところでありますが、この1週間の新規感染者数は59名と、再度拡大する傾向になってきているところであります。
県内の各指標の動向をご覧いただきたいと思います(資料P2)。最大病床占有率は最大確保病床に対する稼働割合を示しておりますが、ここにはまだ大きな変化は見られないところであります。新規感染者数はゼロが続いた日もございましたけれども、その後、1桁台後半から、2桁に至る状況で今日に至ったところであります。したがいまして、新規感染者数が県のステージ判断における「ステージ2」の基準を超えるという状況になっているところであり、そのほか、療養者数、最大病床占有率は基準を超えるには至っておりませんが、いよいよ明日から4連休を迎えてまいりますし、夏休みを迎えるということもございまして、現段階でステージ判断を再度やり直す必要があるものと考えております。
下にご紹介しておりますのは、これまでの新規感染者数の推移をご紹介しております。赤の実線が全国の新規感染者数の推移状況であります。一旦ピークを越えて減少傾向で推移しておりましたが、ここにきて急速に拡大傾向に転じております。
同様に、グリーンの実線は九州・沖縄の新規感染者数の推移状況であります。九州・沖縄の動向も、山を越えて減少傾向から上昇傾向に転じております。
一方、長崎県はブルーの実線でありますが、県北地域の感染拡大等も経験してまいりましたけれども、一旦収まったかに見えた新規感染者数が、ここにきて同様に増加傾向に転じているという状況であります。
県全体の感染事例の分析をさせていただいております(資料P3)。
先週(7月14日から7月20日まで)の初発事例は、1週間で12名確認されております。先々週(7月7日から7月13日まで)と比べまして若干増えるという状況になりました。
一方、二次感染者の割合が、先々週は6名でありましたけれども、これが先週に至っては47名ということで大幅に伸びてきているところであります。
それぞれ飲食関係、家庭内感染、職場関係での感染が確認されているところでありますが、これをもう少し深く分析をしてみます(資料P4)。飲食事例、家庭内感染の数字は、先ほどご覧いただいた先週の初発事例と2次感染事例を併せた数字でありますが、もともとの感染要因について、飲食に由来する感染が家庭内に持ち込まれて家庭内感染を引き起こした事例、あるいは職場に持ち込まれて職場内の感染拡大に結びついた事例をピックアップしてみますと、この飲食に由来する感染事例がトータル59人のうち28人、約半数が飲食に由来する感染事例として確認されているところであります。
一方、県外に由来する感染の割合でありますけれども、県外にお出かけになられて人と接触したことによって感染を県内に持ち込まれ、家庭内感染につながった事例、職場感染につながった事例を総じて見てみますと、県外由来の感染事例が19名で32%。
実に全体の8割が、飲食由来の感染と県外由来の感染という状況となっております。
現状のまとめといたしましては(資料P5)、飲食の場、あるいは県外から感染が持ち込まれることが中心となって感染者数が大幅に増加してきております。
したがいまして、これからの取組であります。全国的に感染が拡大傾向で推移しているところであり、これから人の移動が増える夏休み、お盆を迎えてまいりますことから、県外との不要不急の往来を減らし、飲食の場における感染防止対策の強化を図る必要があると考えているところであります。
そうした状況の中で、ステージの判断を改めてさせていただきました(資料P6)。全ての指標が既に「ステージ2」を超える状況にはまだ至っておりませんが、連休を控え、これから人の流れが確実に増加してくるものと考えており、本日からこの県の感染段階を「ステージ2」に引き上げ、「注意報」を再度発令させていただくことといたしたところであります。
そこで、改めて県民の皆様方にお願いであります(資料P7)。緊急事態宣言地域、あるいはまん延防止等重点措置の適用対象地域、こうした感染が拡大している地域との不要不急の往来については、ぜひ自粛をしていただきたいというお願いであります。こうした地域にお住いのご家族の皆様方等に対しては、不要不急の来県を極力お控えいただくよう、ご家族の皆様方から呼びかけをお願いしたいと考えているところであります。
そういった中でも、どうしても帰省する必要があるという方々もいらっしゃるものと思っております。帰省される、あるいは来県される前後2週間程度は、会食などのリスクの高い行動を控えて、ご自身の健康管理の徹底をお願いしたいと考えております。
そしてまた、緊急事態宣言地域、まん延防止等重点措置の適用対象地域以外の地域との往来も、それぞれの地域の感染状況等を十分踏まえていただいて、慎重にご判断をお願いします。ご家族の皆様方とも、帰省等についてご相談をしていただいて、慎重な判断をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
それから2点目は、感染事例のもう一つの大きな要因が飲食の場ということになります(資料P8)。飲食店等を利用される際には、改めて感染防止対策を徹底していただきますようお願いを申し上げます。県の第三者認証制度もスタートしたところであります。認証を取得した飲食店など、感染防止対策が徹底された店舗の利用をお願いしたいと考えております。
また、飲食中も、会話をされる時にはマスクを着用されるなど、飲食店を利用される際の感染防止対策に引き続きご協力をお願い申し上げる次第であります。
それからまた、飲食をされる際には大人数、長時間での飲食を避け、普段一緒にお過ごしの方々と飲食を楽しんでいただきますようお願いを申し上げます(資料P9)。
それから、日常生活における感染防止対策も繰り返しお願いをさせていただいておりますが(資料P10)、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避、そしてまた供用部分、場面の切り替わり等に十分ご留意をいただき、小まめな消毒をお願い申し上げる次第であります。
次に、感染段階の対応の目安の一部見直しについて、説明をさせていただきます(資料P11)。後ほどご報告をさせていただきますが、県の病床確保計画について一部見直しを行い、最大確保病床の拡大を進めてまいりました。一方また、国の方でも分科会のステージ指標の改定が行われたところであります。こういった環境の変化、あるいは第4波における施策の実施状況等を踏まえて、この対応の目安の一部改正を行うことといたしました。
病床のひっ迫具合については、これは従前から、最大確保病床の使用率を用いたり、現在運用中の病床数に対する稼働状況で判断をしたりという、いわゆる二重の基準を設けておりましたけれども、国に準ずる形で最大確保病床使用率で統一的に判断をすることといたしました。
そして、第4波における平均入院期間について、従前は1週間程度入院されているだろうという想定のもと、病床稼働率なども計算をしてきたところでありますが、第4波における実績を確認しましたところ、入院期間は11日程度に及んでいるということになり、平均入院期間の見直しを行いました。また、最大確保病床をさらに積み増したということも踏まえて、各指標の見直しを行ったところであります。
そしてまた、それぞれのステージ毎に実施する施策として目安を定めておりましたけれども、例えば、いわゆる県境対策でありますけれども、感染拡大地域との往来自粛等については、これは感染段階によらず、「ステージ1」の段階でも引き続き、県民の皆様方にお願いをさせていただく必要があるのではないかと考えているところであります。
それからまた、第4波では、特に、県の「ステージ3」においても急速な感染拡大が見られた地域もあり、各市町単位で時短要請等、本来は「ステージ5」で予定しておりました対策を前倒しで実施するということもあり得ることとしたところであります。
併せて、医療危機事態宣言の発令、まん延防止等重点措置の適用要請、緊急事態措置の国への適用要請等を「ステージ5」に追加をいたしたところであります。具体的には、次の表 (資料P12) をご覧いただきたいと考えております。
大幅な見直しは行っていないところでありますけれども、若干、この数値が微妙に異なるところがあります。しかしながら、一番、見直しで柔軟な対応を図っていく必要があると考えてまいりましたのは、例えば、先ほど申し上げました感染拡大地域との不要不急の往来自粛要請はステージにかかわらず、その必要性に応じてこれを実施することといたしたところであります。
それからまた、例えば県独自の緊急事態宣言の発令、あるいは営業時間の短縮要請などについては、当初は県全体のステージ判断に応じて、県全体に措置を講じるということを念頭に置いて定めた基準でありましたけれども、第4波等においては、ご承知のとおり、県全体ではさほど感染が拡大する状況ではありませんでしたけれども、例えば長崎市においては急速な感染拡大が見られて病床がひっ迫するような事態にも直面したところであり、県全体は「ステージ3」でありながら、長崎市の事業者の皆様方に対して、飲食店等の営業時間短縮要請などをさせていただくという事態も体験したことでありますので、比較的柔軟に必要な措置を講じられるよう、対応の目安の見直しを進めたところであります。詳しくは、後ほどご説明をさせていただきます。
次に、医療体制の見直しについてであります(資料P13)。
まず、デルタ株への対応であります。本県においても、デルタ株の疑い事例が発生いたしました。これは、感染拡大地域へ訪問された経歴をお持ちの方でありました。したがって、特に県外との往来等に際しては細心の注意を払っていただき、なおかつ慎重な対応をお願い申し上げたいと考えているところであります。
なお、全ての新規感染事例について変異株検査を継続して実施し、感染拡大防止に引き続き力を注いでまいりたいと考えております。
それから、第5波に向けての対応であります。これまでの感染状況を踏まえて、各フェーズにおける確保病床数を見直し、確保病少数の拡大を図ってきたところであります。本県では、最大確保病床は、フェーズ4の体制で421床を確保しておりましたけれども、さらに7床を積み増しして最大確保病床数として428床を確保することにいたしました。
そしてまた、緊急時の病床として、トータルとして490床、フェーズ4にさらに62床を加えて確保することにいたしました。これは第4波において、長崎医療圏域においての実質的な受入機能が不足するということで、広域的な受入体制の確保を図ったところであり、その際にも、この緊急時の確保病床を積み増したところでありますが、62床をこの最大確保病床に上乗せしていくという体制を構築したところであります。
それから、同じく宿泊療養施設の確保状況であります(資料P14)。最大時確保室数は384室でありましたけれども、規模の大きい宿泊施設に借り換えをし、あるいは管理用スペースを縮減するという形で、確保部屋数を49室拡大し、433室確保することとしたところであります。
なお、これまでも同様の取扱いを行ってまいりましたけれども、入院病床の効率的・効果的な活用を図ってまいりますため、県調整本部体制を強化して、コロナ患者の後方支援病院への転院支援の推進をさらに積極的に推進してまいりたいと考えているところであります。
それから、コロナワクチン接種後の留意点について、これはぜひ、県民の皆様方にお願いを申し上げたいと存じます。
ワクチンを接種していただくと、いわゆる発症、あるいは重症化を予防する効果があると言われているところでありますが、そうした一方で、県内にはまだまだワクチン接種を済まされていない方々が数多くいらっしゃいます。したがって、ワクチン接種後もぜひ基本的な感染防止対策として、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避といった基本的な感染防止対策について、引き続きご協力をお願いしたいと考えているところであります。
感染者の中には、ワクチン接種を済まされた方も感染される事例も生じているところであり、現在のワクチン接種状況について、ワクチン接種記録システム(VRS)ベースでの進捗率でありますが、県人口全体に対し35%が1回目の接種を済まされているという状況であります。ちなみに、これは全国で高いほうから9番目になっておりますが、なお集団免疫を獲得するには至っていない状況であります。したがって、ワクチン接種を済まされた方々も、ぜひ、自ら感染しない、そして、人に感染させないためのご協力を引き続きお願い申し上げる次第であります。
私からは、以上でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問お願いします。
2点お伺いいたします。1点目は感染者数について、現在、拡大傾向で推移ということですが、知事のご認識として、第5波に入りつつあるのかどうか。認識としてはどのように考えていらっしゃるでしょうか。
2点目は、今週に入って小値賀町で感染者が相次いでいますけれども、小値賀町での医療体制はどのようになっていますでしょうか。
今の感染状況が第5波に向けた動きであるのかどうか、これはなかなか難しい問題だと思います。特定の飲食店を利用された方々でクラスターが発生しておりまして、それが家庭内感染、職場感染につながっている事例が20名を超える規模になっておりますし、一方、県外にお出かけでお帰りになられて家庭内感染、あるいは職場感染につながった事例、両者合わせて8割ぐらいのウエートを占めているところであります。
このにじみ出しがない状況であれば、これから収束に向かうものと理解しておりまして、そのほかにも、いわゆる市中感染が危惧されるような事例が多数生じてくるということになれば、第5波のまさに入り口に近づいているのではないかと考えておりますが、今の段階では、そこの判断はなかなか難しい状況にあるものと考えております。
小値賀の医療体制について、私からお答えさせていただきます。
小値賀町で陽性者が確認されておりますけれど、こちらは上五島医療圏内の新上五島町に搬送いたしまして、上五島病院及び新上五島町の宿泊療養施設で療養されております。
今回、感染段階が「ステージ2」に引き上げられましたが、現在行われている県民限定観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は予定どおり進められるのでしょうか。また、県民限定観光キャンペーンを中止にする基準の目安があれば教えてください。
現在、県民限定観光キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を再開いたしているところでありますが、県の感染段階を「ステージ2」に引き上げたことによって、これを現段階で中止するということまでは考えていないところであります。
今の状況は、感染の要因等も把握されているところであり、一定大きなクラスターが生じているといったことなどが主たる要因であります。これが、再度、感染経路が不明な方々が増えていき、市中感染が懸念されるというような状況になれば、中止を含めて検討をする必要があるものと考えておりますけれども、これまでの運用の中で、「ステージ3」以降、そういった情勢分析をした上で判断してまいりたいと考えているところであります。
ありがとうございます。「1回目のワクチンを接種していても感染する事例がある」というご発言がありましたが、何件事例が出ているのか教えてください。
県内での感染事例を確認したところ、数件確認されており、2回接種をされた方も感染される事例があったというところであります。
それでは、各社の皆様から、ご質問お願いいたします。
1点質問です。資料14ページにある「入院病床の効率的・効果的な活用」部分で、「県調整本部体制を強化し」とありますが、「強化」の部分について、具体的に教えてください。
調整本部の強化の関係です。第4波のときにも、実際、体制を強化したのですが、県の職員だけではなく、DMATを早めに県調整本部に招集をいたしまして対応したいと思っております。体制の強化といたしましては、そのようなことを考えております。
DMATは、近々召集されるのでしょうか。
まだ、現状では、「ステージ2」、「フェーズ2」の段階ですので、今そのような状況にはございません。
分かりました。以上です。
ほかにございませんでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了します。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後3時33分(33分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年7月12日 記者会見
会見内容
県下全域の感染段階をステージ1へ引き下げ、7月15日から佐世保市においても、県民限定観光キャンペーンを再開。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
前回、6月29日に新型コロナウイルス感染症の状況について会見の機会をいただき、佐世保市については、県民限定の観光キャンペーンの7月1日からの再開を見送りとさせていただき、併せて、佐世保市内での感染が拡大傾向で推移しておりましたので、感染防止対策の徹底をお願いしたところであります。今日は、その後の状況についてご説明を申し上げたいと思います。
今日の会見のポイントは(資料「今回の会見のポイント」)、
佐世保市を含めて県下の感染段階を「ステージ1」に引き下げてまいりたいと考えております。
佐世保市においても、県民限定の観光キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を7月15日から再開してまいります。
感染状況の推移であります(資料P1)。グラフのオレンジの部分が佐世保市の感染者の推移を示しているところであります。ここにきて感染者がゼロの日も見られるという状況になっており、この1週間の新規感染者数も12名と落ち着きを取り戻してきているところであります。
県下全体の感染状況であります(資料P2)。
早い段階から「ステージ2」もしくは「ステージ1」で推移しておりましたけれども、その状況が現在も継続中であります。そして、長崎市も一時、非常に感染が懸念されたところでありますが、その後、落ち着きを取り戻しているところであります。
佐世保市の状況は、「ステージ2」、「ステージ3」という状況が続いておりましたが、昨日今日と感染者がゼロの日が続いたということもあり、佐世保市を含めた感染段階は県下全域で「ステージ1」に改善されてきたところであります。
この間、特に佐世保市民の皆様方には大変なご協力をいただき、改めてお礼を申し上げる次第であります。
新規感染者数、療養者数、病床の稼働状況をグラフでお示ししたものでありますが(資料P3)、新規感染者数は、5月10日の人口10万人当たり27.4人をピークに、その後、減少傾向で推移してまいりました。療養者数も、5月13日の人口10万人当たり41.1人をピークに、その後、一時、増加する傾向も見られましたけれども、ここに至って落ち着きを取り戻しております。最大確保病床使用率も、5月18日の64.4%をピークに、改善の傾向で今日に至っているところであります。
新規感染者数の推移のグラフでありますが(資料P4)、グラフのピンクの線が長崎市、ブルーの線が佐世保市の推移であります。一旦、長崎市の感染が収まりを見せつつある段階で、佐世保市はむしろ感染者数が増加し、その後、減少しましたものの、前回、会見をさせていただいた折に再度、上昇傾向を示していたところでありますが、ご協力により、その後、収束に向かってきたところであります。
グレーの線は長崎市、佐世保市以外の地域でありますが、比較的、安定的に今日まで推移してまいりました。
新規感染者数の先々週の6月19日から7月5日までと先週の7月6日から7月12日までの感染事例の状況であります(資料P5)。初発事例が、それぞれ5人、5人と同数確認されているところであります。いわゆる二次感染の事例が先々週は27名と相当数確認されたところでありますが、先週は2名という形で落ち着いてきているところであります。
そこで、現状のまとめといたしましては(資料P6)、県全体では全ての指標が7日連続で県の感染段階「ステージ1」の状況、佐世保市についても全ての指標が県の感染段階「ステージ1」まで改善をいたしたところであります。
したがって(資料P7)、県全体としては県の感染段階「ステージ1」の状況まで改善しておりますが、今後、夏休み、お盆休みを迎えてまいります。再度、人の移動が増える時期を迎えてまいりますので、感染の再拡大を招くことがないよう、引き続き、感染防止対策についてのご協力をお願い申し上げる次第であります。
こうした感染状況を踏まえまして(資料P8)、佐世保市を含めた県全体の県の感染段階を「ステージ1」に引き下げることとしたところであります。
そこで、再度、県民の皆様方へのお願いであります(資料P9)。
ご承知のとおり、県内は落ち着きを取り戻している状況でありますが、全国の感染状況を見ますと緊急事態宣言地域がございますし、まん延防止等重点措置を講ずる地域も継続して見られるところでありますので、そうした感染拡大地域との不要不急の往来については、継続して自粛していただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
特に、大きなリスクを伴います飲食の場でありますが、大人数を避け、なるべく普段一緒にいらっしゃる方々と飲食を楽しんでいただきますよう、お願いをいたします(資料P10)。
また、飲食店を利用される際には、感染防止対策を徹底していただきますよう、継続してお願いを申し上げる次第であります(資料P11)。
感染防止対策は認証制度でもチェックポイントとして設けておりますけれども、アクリル板の設置、十分な座席間の間隔の確保等が徹底されたお店であるのかどうかということを事前に十分ご確認をいただきますようお願いします。そしてまた、飲食中でも会話をされる時には必ずマスクを着用していただきますよう、お願いします。席の移動、大声での会話、お酌、返杯、食器類の共有は、ぜひ避けていただきますよう、お願いを申し上げます。
そしてまた、日常生活においても、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避、共用部分への接触に注意し、小まめな消毒を徹底していただきますよう、基本的な感染防止対策をお願い申し上げる次第であります(資料P12)。
これまで感染拡大の4つの波を経験してまいりました(資料P13)。第2波は、昨年の夏休みの時期でありました。第3波は年末年始、第4波はゴールデンウイークを挟んだ期間であり、人の動きが活発化し、多くの方々が旅行、あるいは帰省をされる時期といずれも重なってきたところであります。
したがいまして、これから夏休み、お盆を迎えてまいります。感染拡大地域からの帰省、あるいは旅行は極力控えていただきますようお願いを申し上げます。
また、やむを得ず帰省される場合、あるいは旅行される場合は、その前後2週間程度は、リスクの高い行動を控えて、健康の管理の徹底をお願い申し上げる次第であります。
その上で、県民限定の観光キャンペーンについて(資料P14)、佐世保市の地域の皆様においては、これまで先延ばしとさせていただいてまいりましたけれども、来る7月15日から、県民限定の観光キャンペーンを佐世保市においても再開をすることにいたしました。予約の受付開始は7月14日、午前10時からスタートしてまいりたいと考えております。
なお、これまでもご紹介してまいりましたけれども、飲食店や宿泊施設の第三者認証制度の運用をスタートしているところであります(資料P15)。ぜひ積極的にご活用をいただきますようお願いいたします。具体的なお店は、その後にご紹介いたしております(資料P16、P17)。これは数十項目について、安全・安心確保のためにチェックをし、認証を取得していただいた店舗群であります。そういった店舗、宿泊施設の積極的なご利用をお願い申し上げる次第であります。
私からのご報告は以上でございます。
配布資料の終わりに記載しておりますが(資料P18)、おかげをもちまして3か月ぶりに県の感染段階「ステージ1」まで改善を図ることができたところであります。
この間の県民の皆様方、各事業者の皆様方のご協力に、改めて心から感謝を申し上げる次第であります。
しかしながら、これからお盆、夏休みなど、人の流れが増える時期を迎えてまいりますので、引き続き感染防止対策の徹底に県民の皆様方のご協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。
私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社からご質問をお願いいたします。
何点かお伺いします。まず、感染状況について、ここまで感染者を減らすことができたことについて、どういった対策が効果的だったのかという分析はされていますでしょうか。
早め早めの対策を講じてきたところであり、そういった意味では感染のピークも大きな山をできるだけ低くすることはできたのではなかろうかと考えているところでありますが、先ほどご覧いただいたように、一旦長崎市が収束に向かって動き始める中で、佐世保市で感染拡大の傾向が見られたところであります。
長崎市と比べて爆発的な感染拡大ではありませんでしたので、飲食店等に対する時短要請を行うまでには至らなかったところでありますが、幅広い市民、事業者の皆様方のご協力をいただいて、こういった事態を迎えることができたものと感謝を申し上げているところであります。
やはり、お一人おひとりの普段の日常生活の中で感染をいかにして防ぐかということが、極めて大切なことであると再認識をさせられたところであります。
飲食店への第三者認証制度が始まりましたが、現時点で、その効果など、感じる部分があれば教えてください。
6月からこの第三者認証制度をスタートしておりますので、まだ認証を取得していただいた店舗数には限りがあります。そういった店舗の状況等について、認証を取得していただいた店舗、そうでない店舗でどのくらいの違いがあるのか、これからの具体的な感染事例の中でしっかりと確認をしていく必要があるものと思いますし、なおかつ、足らざる取り組みがあるとすれば、改善すべき内容についてはこれからもしっかりと取り組んでいかなければいけないと考えているところです。
それは、効果について調査を行うということになるのでしょうか。
日々の感染状況の中で、例えば飲食店を介した感染事例等は確認されますので、その際、認証を取得していただいた店舗であるのかどうかということは関心を持って分析を進めていきたいと考えております。
最後に新型コロナワクチンについてお尋ねします。職域接種については、ワクチン供給が一部で止まるなど全国で影響が出ていますけれども、現在の長崎県への影響と、今後の懸念や、国に求めることが知事としてありましたらお願いします。
これまでは、ワクチン接種を迅速化するために、各市や町、懸命の努力を重ねてきていただいたところであり、また県も、大規模接種会場「長崎県新型コロナワクチン接種センター」を運営して多くの皆様方にご活用いただくように取り組んできたところでありますが、ファイザー社製のワクチンの供給が希望どおり配分されないという事態になりまして、各市や町では、接種スピードのスローダウン、あるいは規模の縮小なども余儀なくされている状況であると受け止めております。
先日、全国知事会も開催されたところでありますけれども、やはり安全・安心につなげていくためには、一刻も早く、数多くの皆様方にワクチン接種をしていただき、集団免疫を獲得するということは極めて大切なことであると考えておりますので、ワクチンの安定的な供給を国に対しても、引き続き要請を行っていかなければいけないと考えているところであります。
現時点で、長崎市と佐世保市での大規模接種への影響はいかがでしょうか。
今、長崎市、佐世保市におきましては、今後のファイザー製ワクチンの供給量に応じた会場の一日当たりの接種回数や場所をなるべく集約化するような取り組みを進められているところであります。
現在も引き続き、我々のほうで国から情報収集した情報について、関係市町のほうに提供させていただいて、今後の供給スケジュールに応じた体制となるように調整を進めているところであります。
現時点でどれくらい集約化や、縮小するかというのは、まだこれからということでしょうか。
現時点で、長崎市、佐世保市、両市で公表している以上の情報については、我々のほうにもまだ報告がありませんので、今後の検討となっているものと考えております。
ありがとうございます。
事実関係の確認です。人の移動が増える夏場に注意ということで、感染拡大地域への帰省や旅行を極力控えるようにということですが、感染拡大地域というのは、緊急事態宣言地域とまん延防止等重点措置の6都府県(東京都、沖縄県、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府)のことを指すのでしょうか。
主にそういう受け止め方をしておりますが、その時々で、感染者の動向について気になるところが出てまいりますので、そういったお出かけの際には、どういう状況にあるのかというのを十分見極めていただきながら、用心に用心を重ねてお出かけいただきたいと願っているところであります。
今のお話では、主に6都府県ということですが、それ以外の県については、注意を重ねて、規制するものではないということの理解でよろしいですか。
そうです。
ありがとうございました。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
7月15日から佐世保市において県民限定観光キャンペーンを再開するということは、県内の感染段階が「ステージ1」であるというところだと思いますけれども、昨日、知事も全国知事会で呼びかけられていましたが、例えば感染状況が落ち着き始めている九州エリアに向けた発信ですとか、あるいは、昨日の全国知事会の中で発言されたことも含めて、今、政府などに求めていることがあったら教えてください。
これは各県のご了解をいただいて取り組んでいく必要があると思いますけれども、先般も申し上げましたように、県民限定の観光キャンペーンということになると、宿泊施設はご利用いただく形になりますが、お土産品をお買い求めいただけるような事例が少ない場合が想定されます。
したがいまして、九州各県、いわゆる安全な地域で、双方協議しながら九州キャンペーンというような形で展開できないのかということについては、九州知事会議等もまた機会をいただいてくるものと思いますので、そういった際に各県知事とも相談をしてみたいと考えております。
例えば、今秋には、佐賀・長崎デスティネーションキャンペーンまであと1年となります。コロナワクチン接種が進んでほしいという思いはあるとは思うのですけれども、時期の目標や、思いがあったら教えてください。
九州各県の感染状況は、むしろ長崎よりも先行して落ち着きを取り戻しているような状況にあるのではないかと受け止めております。
ただ、人口規模が大きい福岡県は、まだ新規感染者数も40から50名を数えるという状況にありますけれども、そういった他県の状況等を見極めながらお出かけいただく、あるいは本県においでいただけるような取組を進めていく必要があるものと思っております。
ただ、現在、国の支援措置を活用して、県民限定の観光キャンペーンを展開中であり、これは県民の方々の県内旅行に限定される形でこの制度が組み立てられておりますので、さらに柔軟に活用できるように働きかけを進めていかなければいけないと思っております。
ありがとうございました。
確認になりますけれども、ステージの引き下げは明日13日から、佐世保市が「ステージ3」から「ステージ1」へ、それ以外の地域は「ステージ2」から「ステージ1」への引き下げということで間違いなかったでしょうか。
はい。
先ほど知事のお話では、全県で「ステージ1」になるのが約3か月ぶりというお話がありましたが、正確には何日ぶりというのはわかりますでしょうか。
前回、「ステージ2」に引き上げをしましたのが4月16日でありますのでそれ以来ということになります。
4月15日までは「ステージ1」だったということですね。わかりました。ありがとうございます。
第三者認証制度についてお伺いします。現在、県内で45店舗認証ということです。対象は約1万1,000店舗ですが、認証の進捗状況について、改めて知事のお考えを教えてください。
これはできるだけ早くお申込みをいただき、審査を経て認証させていただきたいと願っているところであります。現地の確認等を含めて体制も整備しているところでありますので、できるだけ多くの飲食店、宿泊施設等の皆様方にご参加をいただきたいと願っているところであります。
細かいところで恐縮ですが、現段階で申請は何件あっているのでしょうか。
現時点におきまして、500店舗強の申請数という形です。
大阪などでは申請に対して、マンパワーの関係で0.5%のみのステッカー発行等のトラブルがあっていると聞き及んでいるのですが、今のところ、そうした状況は県内ではまだないということでしょうか。
特段、今のところ、そういったことは伺っておりません。
ありがとうございました。
3か月ぶりに「ステージ1」への引き下げということで、ただ、一方で人手が増える時期も控えているので、緊急事態宣言地域や、まん延防止等重点地域との往来は、自主的に控えるよう呼びかけていらっしゃいますけれども、今週末、IOCのコーツ副会長が長崎市にお見えになる予定だと思いますが、受け入れ態勢や具体的なスケジュールという面で、どこまで県の方に連絡がきているのでしょうか。
まだ正式な発表をいただいてない状況ではなかろうかと思っているところであります。発表がなされ次第、また情報提供等させていただきたいと考えております。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時33分(33分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年6月29日 記者会見
会見内容
佐世保市に対する県民限定観光キャンペーン再開の見送り及び感染防止対策の更なる徹底のお願い
それでは、ただいまから、記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症については、先週6月22日に会見の機会をいただき、県全体の感染段階を「ステージ2」に引き下げ、7月1日から県民限定の宿泊割引キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を再開していきたいということを申し上げました。その際、佐世保市については、いま少し感染状況を見極めて判断する必要があるということで再開の判断を保留してきたところでありますが、今日は、その後の佐世保市内における感染状況等の推移をご説明申し上げ、このキャンペーンに対する取扱いを発表させていただきたいと思います。
今日、申し上げたい事項を最初にお示ししております(資料「今回の会見のポイント」)。
佐世保市については、県民限定の観光キャンペーンの7月1日からの再開を今回は見送りたいと考えているところであります。感染状況については、後ほど説明をさせていただきます。
全体的に見て、佐世保市では、感染が拡大傾向で推移しているところであり、感染防止対策の更なる徹底が必要であると判断をいたしたところであります。
これまでの感染者の推移であります(資料P1)。
これは第4波の状況を4月の頭からご紹介しております。県全体の感染者数のうち、オレンジで色付けをした部分が佐世保市における感染者の動向であります。第4波においては、急激な感染拡大傾向が見られたところでありますが、これは長崎市を中心としたものであり、佐世保市では比較的落ち着いた形で推移してまいりました。
こうした大きな感染の山を越え、長崎市を中心に感染が収束に向かう中、むしろその後、佐世保市の感染が拡大し、いまだにその余波が続いているという状況にあるものと受け止めているところであります。
県内のこの1週間の新規感染者は、51名確認されており、若干増加する傾向で推移しつつあるものと考えているところであります。
上から各種指標における県全体の推移、長崎市の推移、佐世保市の推移、その他の市町の推移であります(資料P2)。
県全体の各指標の推移は、ここしばらくの間、県の感染段階「ステージ1」に該当する期間が続いてまいりましたけれども、佐世保市における感染が若干拡大する傾向にありますことから、「ステージ2」の指標に逆戻りをしつつあるという状況にあります。
一方、長崎市については、6月中旬以降、全ての指標においてほぼ落ち着きを取り戻している状況であります。
佐世保市については、県の感染段階「ステージ5」に相当する指標から、「ステージ4」のレベルまで一旦下がり「ステージ3」の状況が続いてまいりましたけれども、また、ここにきて感染が拡大する傾向であり、「ステージ3」ないし「ステージ4」の指標になってきつつあるものと受け止めているところであります。
新規感染者数の推移を示したものであります(資料P3)。ピンクの折れ線グラフは長崎市の状況であります。長崎市は5月10日がピークで、その後、低下傾向で推移し、今は落ち着きを取り戻している状況であります。そして、グレーの折れ線グラフはその他の区域でありますけれども、これも落ち着きを取り戻している状況であります。
一方、ブルーの折れ線グラフは佐世保市の新規感染者数の推移でありますが、当初急激に上昇、その後、横並びで推移、5月下旬頃から拡大傾向に転じてまいりました。そして、6月8日にピークを迎え、その後、感染が減少傾向で推移したところでありますが、6月21日を底に、再度、わずかずつではありますが、拡大傾向で推移しつつあるという状況になっております。
これまでの佐世保市内における感染事例の分析結果であります(資料P4)。6月22日から28日までの直近1週間の初発事例と、その前の週の初発事例であります。初発事例として確認される件数は1件だけ増えました。2次感染者につきましては、その前の週が18名の感染者でありましたけれども、直近1週間は29名ということで大幅に拡大する状況であります。
なお、この初発事例と2次感染事例を合わせてみましたところ、直近1週間の新規感染者数の割合は、実に佐世保市が36名で、県全体の新規感染者のうち71%が佐世保市で確認されているという状況であります。
これを少し掘り下げて分析を行いました(資料P5)。これは、6月1日から昨日6月28日までの感染事例の要因別の内訳であります。
佐世保市においては、6月から一月間に、初発、2次感染を含めた新規感染者の数は、180名確認され、そのうち飲食に起因する感染事例が63人、家庭内での感染が41人、職場間での感染が28人、その他の感染事例が48人となっていたわけでありますが、これをもう少し追いかけて分析をいたしました。
まず、飲食に伴う感染事例のうち、そこで感染した人が家庭内に感染を持ち込み、家族の方々に感染を拡大されたのがどのくらいの割合だろうかということを確認しました。その割合は24人で13.3%となっております。次に、飲食から職場への感染拡大に結びついた事例は9人で5%となっております。最後に、飲食からその他、例えば友人の方々に感染が拡大していったというような事例は8人で4.4%となっており、合計で実に104人、全体の感染者180人の方々のうち6割近くの方々が、飲食が要因と考えられるような感染状況となっているところであります。
また、直接の飲食の場における感染事例63人の内訳でありますけれども、バー、スナック等23店舗で44人、居酒屋等で6店舗、9人、実に8割を超える方々が夜の繁華街等で感染が確認されているという状況になっております。
それと、これまでになかったような状況でありますけれども、飲食店の経営者、あるいは従業員の方々が感染される事例が非常に増えております。飲食店における感染事例63人の実に半分以上が経営者、従業員の方々の感染事例となっているところであります。
したがいまして、飲食の場での感染が、家庭内、職場に持ち込まれて広がった事例が全体の約6割になり、飲食事例で29店舗53人の感染が確認され、うち従業員の感染が35人約56%になっているところであります。
これを再度、直近2週間で分析をしてみますと(資料P6)、さらにその傾向が強まっているところであります。佐世保市で60名の新規感染者が確認されましたが、飲食由来の事例は38人ということで、6割を超える方々が飲食由来の感染ということになります。なお、飲食による感染事例17人のうち従業員の方々が約65%という状況になってございます。
それから、もう一つ、佐世保市内の直近2週間の世代別の感染状況を分析したものでありますけれども(資料P7)、全体の感染事例のうち20代の方々の感染割合が55%、しかも、そのうち7割が、飲食由来の感染事例ということになっているところであります。20代の方々が飲食によって感染されたという事例が半分以上を占めるという状況であります。
したがって、現段階で総合的に評価をいたしますと(資料P8)、県全体の感染状況は、一応落ち着きを取り戻し、下げ止まりの状況にあるものと考えておりますが、一方で、佐世保市の直近1週間の感染者数は拡大傾向で推移しつつあり、しかも、県全体の約7割が佐世保市で確認されているという状況であります。
そしてまた、佐世保市の感染状況は、若い方々を中心に、飲食の場における感染事例が多く発生し、そこから家庭、職場に持ち込まれて拡大しているという状況でありますので、今後とも、飲食の場における感染防止対策の一層の徹底が非常に重要なポイントになってくるものと考えているところであります。
そこで、今日は、佐世保市民の皆様方だけに対するお願いであります(資料P9)。
感染が継続して発生しております。これまでに第4波の中で、夜の繁華街を中心に30店舗以上で感染事例が確認されております。その傾向は今も続いているわけでありますので、夜の繁華街への外出は極力控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
そしてまた、夜の繁華街以外にも、例えば食事をされるというような場合もおありだと思いますけれども、ぜひ家族以外の方々との会食は自粛をしていただきたいというお願いであります(資料P10)。
そして、特に飲食店等の関係者の皆様方へのお願いであります。経営者の方、あるいは従業員の方々の感染事例が多数発生している状況でありますので、ぜひ従業員の皆様方には、ほかのお店を訪問されて飲食をされる、いわゆる飲み歩きと言ったら少し言葉が悪いかもしれませんけれども、ぜひそういう他店舗のご利用は控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
こういった状況を受けまして、県では、佐世保市の皆さんとも相談を行っているところであります(資料P12)。
一つは、クラスターが発生いたしました海上自衛隊の関係の皆様方であります。直近2週間で、佐世保市で60名の新規感染者が確認されましたけれども、そのうち11人が自衛隊の関係者の方々であります。
したがいまして、早期に感染者を検知し、感染を封じ込めるためにスクリーニング検査を実施していただきたい。これは既に佐世保市長から自衛隊に具体的にお話をしていただき、早急に取り組んでいただく旨のお話を頂戴しているところであります。
それから、いわゆる夜の繁華街を中心とした飲食店では、現在、佐世保市に包括検査を行っていただいておりますが、この検査を今後も継続をしていただき、その検査で陰性が確認された従業員等の方々に対して、ワクチン接種を加速化していただけないかというお願いを、佐世保市にさせていただいているところであります。今後、具体的な形で取組を進めてまいりたいと考えているところであります。
それから、先週からの課題でありました、県民限定の宿泊割引キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」であります(資料P13)。7月1日から再開をいたしますが、佐世保市地域については、いま少し事態の推移を見極める必要があるものと考え、今回の決定を見送ったところであります。引き続き、今後の感染状況を見極めた上で、再開時期を判断してまいりたいと考えているところであります。
本日の発表は、以上でございます。
県では、一刻も早く第4波の終息を図り、県内経済の回復に向けた取組を加速化させていきたい(資料P14)。そのことが大変重要なポイントであると考えているところであります。県民の皆様方、特に佐世保市民の皆様方には、これまで以上に危機意識を持って、感染リスクの高い場面や行動を避けるなど、感染防止対策の徹底をお願い申し上げる次第であります。どうかよろしくお願い申し上げます。
私からは、以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問お願いします。
佐世保市内の感染が拡大しているということで、佐世保市内の飲食店に対する営業時間短縮要請や、休業要請を行う可能性はあるのでしょうか。また、「夜の繁華街への外出は極力控えて」ということですけれども、例えば繁華街の店舗に対する補償はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
営業時間の短縮要請は、人の流れを全体として圧縮していかなければいけない状況にあると判断し、これまで長崎市において要請をしたところであります。前回の長崎市における営業時間短縮要請については、新規感染者数、あるいは感染経路不明者の割合、いわゆる市中感染の拡大につながっているのかどうか、あるいはクラスターの発生状況、そういった点を総合的に勘案し、急激な感染拡大に関係の業界の皆様方の協力を得るのが必要不可欠だと考えて所要の措置を講じたところでありますが、現在の佐世保市の状況は、そこまでにはないものと受け止めているところであります。
営業時間短縮をお願いするということになると、店の経営に携わられる方々もまた大変なご苦労をおかけするということになりますので、今回はそういった判断は行わなかったところであります。
「夜の繁華街への外出は極力控えて」という部分、繁華街のお店は売上が落ちてしまうと思いますが、何か補償等のケアはあるのでしょうか。
今のところ、考えておりません。
わかりました。あと一点。佐世保市の「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の再開のめどは、いつごろ判断されるかお伺いしてよろしいでしょうか。
佐世保市の感染状況の推移については重大な関心をもって見極めていきたいと考えているところであり、現在、佐世保市地域においては、県の感染段階「ステージ3」に留め置いているわけでありますけれども、これが「ステージ2」、「ステージ1」へと下がるような状況が確認できれば、その段階で改めて判断したいと考えております。
ありがとうございます。
佐世保で、飲食関連で従業員の感染割合が一定あるという要因としては、どのように分析されているのでしょうか。
これは、統計的に調査を行ったわけではありませんけれども、関係者のお話をお聞きすると、お客様は相当少なくなっているというようなお話もお聞きしているところであります。そういった中、お店の関係者の方々が、他のお店をお客様として訪問し、売上に協力されるというような事例もあるやに聞いているところであります。したがって、そういった形での他店舗での飲食等も、ぜひお控えいただければというお願いをさせていただいたところであります。
資料5ページに店の種類として「非店舗」とありますが、「非店舗」は、どのような意味でしょうか。
例えば、友人の方々とバーベキューをされたとか、自宅で酒食を共にされた。したがって、「非店舗」は店舗以外のところで飲食を通して感染された事例とお考えいただければと思います。
例えば「バー」とありますが、佐世保の特徴として外国人バーがありますけれども、外国人バーでも感染が確認されているというような事例はあるのでしょぅか。
これは、お店の名前の頭に「バー」というお名前がついたり、ついてなかったりという事例があるのですが、基本的には飲食店の営業許可を取って営業をしていただいている飲食店の一つの形態であろうと受け止めております。
すみません、今の話と関連するのですが、感染が拡大傾向にあるということについて、6月23日に米海軍佐世保基地が、基地関係者のバー、クラブ、居酒屋の利用制限を解除しているという報道があっています。この影響は考えられないのでしょうか。
その影響であるのかどうか。6月23日ですから、少しにじみ出しの影響があるのかどうか。そこまでの分析はできておりません。
今のところ、個別の状況で、そういった形で見られたものはありませんので、直接的に何かそこが影響を受けているという状態には、今ないと思っております。
わかりました。海上自衛隊のスクリーニング検査は佐世保市が実施するのでしょうか。
佐世保市の行政検査の中で対応するということになります。
いつから、何人規模で実施するのでしょうか。
これは、できるだけ早く着手していただけるよう、佐世保市から海上自衛隊に話をしていただいているものと思っております。
本日から、既に準備に取りかかっております。最終的な人数は、自衛隊と調整中ですので、確定しておりませんが、今後確認をしていきたいと思っています。
わかりました。今、全国的に、デルタ株(インド株)の感染が懸念されています。県内でもデルタ株(インド株)のスクリーニング検査は既に始めていらっしゃると思いますが、デルタ株(インド株)の疑い事例は、県内で確認されていないのでしょうか。
先週末からデルタ株(インド株)の検査をしておりますが、疑い事例を含めて、まだ県内では確認されておりません。
わかりました。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いします。
県民限定の宿泊割引キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」についてお尋ねします。佐世保市の再開見送りは、「佐世保市民の利用を見送る」、「佐世保市内の施設の利用を見送る」、その両方と考えてよろしいでしょうか。
両方でございます。
ありがとうございます。
いただいた資料の12ページ、佐世保市において実施する対策の部分で、「ワクチンの接種を推進」と書いてありますが、先ほど知事からは、佐世保市のほうにお願いをしているということでした。これはつまり、ワクチンの接種券を、高齢者の方から順番に配布する形を前倒しして、従業員の方に対しても接種券を送っていくというような形を想定されているのでしょうか。
もともと佐世保市では、7月の第1週から64歳未満のワクチン接種券の発送を予定されており、近日中に全員分が発送されると聞いております。
また、このような従業員の方々の接種の受け入れについては、佐世保市の施設だけではなく、県のワクチン接種センターもございますので、今後、受け入れについては佐世保市と調整を進め、できるだけ早く接種を受けていただけるような体制の準備を進めていきたいと考えております。
それはつまり、接種券が届いた後、優先的に飲食店の従業員の方々を接種していくという形になるのでしょうか。
はい。県が定める優先接種の対象者との位置づけの整理については、別途佐世保市のほうで整理が必要かと思っておりますけれども、この1か月間、夜の繁華街を中心に30店舗以上で感染事例が確認されている地域でもあり、市中感染を防止するためには、早い対策が必要であろうと思っています。接種のスケジュールについても加速化できるように、佐世保市と協議・連携して進めていくということであります。
このワクチン接種については、県と市、両方でやっていくという認識でよろしかったでしょうか。
はい。ワクチン接種事業自体は佐世保市で担当しておりますけれども、県の接種センターもございますので、そういった意味で市と県が協力してやっていくと理解いただければと思います。
わかりました。それに関連してもう一点お尋ねします。資料12ページでは「検査で陰性が確認された従業員等」を対象にしていますが、陽性になってしまった方々との選別のような事が行われてしまうのではないかと思うのですけれども、その点についての受け止め、考え方はいかがでしょうか。
ご質問の「選別」というところについては、いろいろ解釈があるのかもしれませんが、陽性の方に対しては、しっかりと療養していただき、陰性になってからワクチン接種をしていただく。これは、この従業員等に関わらず、全ての方がそういった対応になります。ここで申し上げているのは、今現在陰性であるということをきちんと確認するのがワクチンを打つ大前提でありますので、そういった方についてはできるだけワクチン接種を加速化できるような体制をとりたいという意味であります。
ありがとうございます。
飲食店従業員のワクチン接種自体は佐世保市で担当ということですけれども、飲食店従業員のワクチン優先接種について他の地域、他の自治体での導入の検討はされているんでしょうか。
今、いわゆる飲食店の特に従業員の皆様方の感染事例というのは、他地域では大きな要因、課題等になっているような事例というのは確認していないところであります。しかも、他の地域では、非常に感染事例も少なくなって落ち着いている状況でありますので、そこまでの必要性はないのではなかろうかと考えております。
もう一つ、飲食店従業員の方に優先接種されるということで検討されているということですけれども、公平性の観点からはどのようにお考えでしょうか。
私のほうからお答えさせていただきます。公平性の観点についても、しっかりと慎重に考えていく必要があるかと思っています。したがって、私たちも、今、高齢者の接種が進んでいる段階で、そのスケジュールを阻害してこういった対応を進めているという意味では当然ございません。県の接種センターでも、今、高齢者を前提としながら、余剰のあった枠については、それぞれの地域で優先して接種対象となっている方を受け入れておりますので、そういう考え方でできるだけ早くワクチン接種を加速化していくということであります。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後5時00分から午後5時33分(33分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年6月22日 記者会見
会見内容
佐世保市を除く県下の感染段階をステージ3からステージ2へ引き下げ。佐世保市の感染段階はステージ3を継続。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症につきましては、前回、6月4日に会見の機会をいただき、県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ、外出自粛要請、飲食店等の営業時間短縮要請を終了させていただいたところであります。今日は、それから2週間余りが経過いたしましたけれども、改めてその後の状況等をご報告申し上げ、今後の対応策についてご報告をさせていただきたいと思います。
今日、お話をさせていただきたいと思っておりますのは、3項目であります(資料「今回の会見のポイント」)。
その後の感染状況の推移を見極めまして、県下の感染段階を、これまでの「ステージ3」から「ステージ2」に引き下げてまいりたいと考えております。
ただし、佐世保市の感染段階は相変わらず厳しい状況が続いており、「ステージ3」の状況にありますので、これを継続することといたしました。
そして、7月1日から、県民の皆様方に限定する形での宿泊割引キャンペーン「ふるさとで”心呼吸”の旅キャンペーン」を再開してまいりたいと考えております。ただし、佐世保市については、いましばらく感染の推移を見極めていく必要があるものと考えておりますので、1週間程度経過を見極めた上で、改めてこのキャンペーンを再開するかどうか判断してまいりたいと考えているところであります。
それでは、新規感染者の推移の状況について、お話をさせていただきます(資料P1)。
左にご覧いただいておりますのが、いわゆる第3波の山であります。およそ2か月間で、ピークから収束を迎えるという状況でありましたが、第4波については、収束に至るまでの期間が少し長くなっているという状況ではないかと受け止めております。直近1週間の新規感染者は、47名が確認されるという状況であります。
指標の状況について、ご覧いただきます(資料P2)。
一番上の表は県全体の状況、その下の表が佐世保市の状況、さらにその下の表が佐世保市以外の長崎市を含むその他の自治体の状況であります。
県全体の感染状況は、全ての指標がグリーン以下ということであり、県の感染段階「ステージ2」の基準を下回るという状況まで改善してまいりました。
一方、佐世保市の状況でありますけれども、病床の逼迫状況並びに新規感染者は黄色の「ステージ3」の基準、療養者数はオレンジの「ステージ4」の基準ということで、まだまだ県の感染段階は「ステージ3」の状況にあるものと考えております。
その他の地域は、全て色がついておりません。「ステージ1」の状況で推移してきているということであります。
新規感染者数、療養者、病床稼働率の状況をご紹介しておりますが(資料P3)、黄色のグラフである新規感染者の感染状況は、5月10日にピークを迎え、その後、減少傾向で推移してまいりました。その後、佐世保市において感染が拡大する状況が続き、新規感染者は若干増加し、まだまだ十分には下げ止まっていないのではないかという状況に至っております。
病床の稼働状況でありますが、5月18日に、64.4%とピークを迎え、その後、減少傾向で推移しておりますが、これも今は横ばいの状況であり、併せて療養者数もほぼ同様の状況で推移しております。
これをそれぞれの地域別に分けてグラフをお示しいたしました(資料P4)。
ピンクの折れ線グラフは、長崎市の状況でございまして、4月の下旬に急激に感染者が増加、5月10日をピークに低下し、今では「ステージ1」のレベルまで下がってまいりました。ところが、このブルーの折れ線グラフ、これが佐世保市の新規感染者の状況でありますが、一旦横ばいで推移してまいりましたものの、5月末から6月上旬にかけて感染者が拡大し、6月8日にピークを迎え、その後、下降傾向で推移しつつあるという状況であります。
次は、これまでの具体的な対応策をご紹介しておりますが、後ほどご覧いただければと思います(資料P5)。
病床の稼働状況であります(資料P6)。最大確保病床に対して、現在の稼働状況は、長崎医療圏が6.4%、佐世保・県北医療圏は39.8%とまだ高い状況が続いております。県央地域も6.8%で、本土が15.2%、県全体が12.1%という状況であります。
実は、この病床確保について、佐世保・県北医療圏を除いた長崎医療圏、県央・県南医療圏について、明日から「フェーズ4」を「フェーズ3」にそれぞれ引き下げてまいりたいと考えているところであります。
次に、各市町別の発生状況であります(資料P7)。従前は、長崎市の発生割合が極めて高い状況でありましたけれども、その後、佐世保市において感染拡大が見られたところであり、若干佐世保市において発生割合が高まっているという状況であります。
県全体の感染事例をご覧いただきたいと思います(資料P8)。
まず、上のグラフは初発事例で、直近1週間とその前の週の感染事例をご紹介しております。新規感染者数は29名から15名に半減をいたしました。特に飲食に由来する感染者の割合が小さくなってきているという状況であります。
下のグラフは、2次感染事例の状況であります。直近1週間とその前の週という状況でありますが、飲食店に関連する感染事例が相当低下してきているという状況であります。
次に、佐世保市の感染事例をご覧いただくと(資料P9)、この2週間の県全体の感染事例のうち、ほぼ半数が佐世保市で発生しているという状況であります。傾向は県全体の事例とほぼ同様であり、飲食店に関係する感染事例が相当少なくなってきているという状況であります。
そこで、現在の感染状況をまとめてみます(資料P10)。県全体での感染のステージは、全ての指標が「ステージ2」以下に該当するまでに改善されてまいりました。佐世保市を除外して考えますと、全ての指標が「ステージ1」になっております。
一方、佐世保市の感染状況は、改善傾向にはありますものの、新規感染者数、病床使用率は相変わらず「ステージ3」の領域にとどまっているところであります。
こうした状況を考えますときに(資料P11)、県全体の感染状況は「ステージ2」でありますが、特に変異株の割合が相当に高まってきておりますので、リバウンドを招くことがないよう、今後とも、感染防止対策を継続していかなければいけないと思っております。
一方、佐世保市では、件数は少なくなりましたものの、飲食の場、職場などにおいて、感染が続いているという状況であります。これは特に佐世保市民の皆様方へのお願いでありますが、引き続き感染防止対策の徹底をお願いしたいと考えているところであります。
そこで、改めて県の感染段階のステージの判断であります(資料P12)。
県下の感染段階を、従前の「ステージ3」から「ステージ2」、「注意報」に切り替えてまいりたいと考えております。一方、佐世保市は「ステージ3」、「警戒警報」を継続して発令させていただくものであります。
そこで、県民の皆様方へのお願いであります(資料P13)。
これまでは県外との不要不急の往来自粛をお願いさせていただいてまいりましたけれども、他県の感染事例も相当改善傾向で推移してきております。したがいまして、今後は、特に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象となっている11の都道府県との往来自粛を引き続きお願いしたいと考えているところであります。
それから、最も感染リスクが高いと考えられる飲食の場面であります(資料P14)。リスクを回避するために、県民の皆様方には引き続き最大限の注意をお願いしたいと考えております。会食をされる際には、普段一緒にいらっしゃる方々と短時間でお願いを申し上げます。また、複数店舗の飲み歩きは控えていただきますようお願いを申し上げます。
次に、飲食の場面以外の日常場面であります(資料P15)。これまでもお願いをしてまいりましたけれども、感染防止対策の徹底に引き続き最大限のご注意をお願いします。具体的には、マスクの着用、手指消毒の徹底、3密の回避をお願いしたいと思います。また、特に場面の切り替わり、共用部分への接触にご留意をいただき、その都度、小まめに消毒をしていただきますようお願いをいたします。
次に、事業者の皆様方へのお願いであります(資料P16)。先ほど、感染拡大地域(緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象となっている11の都道府県)については、不要不急の往来を自粛していただきますようお願いを申し上げましたけれども、特に、そうした地域へお出かけの際のその地域での会食は、引き続きお控えいただきますようお願いを申し上げます。
なお、飲食店・宿泊施設における第三者認証制度をスタートさせました。県民の皆様方に安心してご利用いただくためにも、この認証制度の積極的なご活用をお願いしたいと考えているところであります。
具体的な内容については、既に事業者の皆様方に資料をお送りさせていただいているところでありますけれども、県のホームページ等でご確認をいただければありがたいと思っております。
それから、次に県の医療体制であります(資料P17)。
これまでは、いわゆる変異株であるアルファ株(英国)について検査体制を整備しておりましたけれども、今般、デルタ株(インド株)についても検査体制を整備いたしました。県の保健所においては、6月11日から全ての感染事例について検査を行っているところであります。現在まで、デルタ株(インド株)についての確認事例は発生いたしておりません。
それから、各企業の皆様方に取り組んでいただくワクチン接種がいよいよ始まっております。各関係皆様方からの相談窓口等も開設し、支援体制を構築しているところでありますので、ご利用いただければありがたいところであります。なお、現在の職域接種の状況でありますが、昨日6月21日現在、23会場が予定されており、約11万人の方々に接種を予定していただいているという状況であり、既に6月21日から順次、接種が開始されているところであります。
それから、皆様方に大変ご心配をおかけしてまいりました高齢者のワクチンの接種状況であります(資料P18)。九州最下位ということでご心配をいただいてまいりましたけれども、徐々に改善傾向で推移してきており、現在は、全国の高齢者ワクチン接種率24番目ということで、ちょうど真ん中くらいまで改善してきたところであり、今後はさらに接種を加速化させていきたいと考えているところであります。
それから、その他の事項であります(資料P19)。
冒頭に申し上げましたように、県民の皆様方に限定する形で宿泊割引キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を7月1日から再開してまいりたいと考えております。ただし、佐世保市については、いま少し今後の推移を見極めた上で改めて再開の判断をしてまいりたいと考えているところであります。
終わりになりますが(資料P20)、県民の皆様、各事業者の方々、医療関係者の皆様方には、長期にわたるご協力をいただき、県内の感染状況は徐々に落ち着きを取り戻しつつあるものと受け止めております。しかしながら、感染力の強い変異株が主流となっております現状を考えますときに、県民の皆様方には、今後も気を緩めることなく危機意識を持ち続けながら感染防止対策に取り組んでいただきますよう、改めてお願いを申し上げる次第であります。
そうした一方で、今後は県内経済の回復に向けた取組もまた、多くの関係の皆様方からご要請をいただいているところであり、ワクチン接種の加速化、第三者認証制度の創設などに併せて、7月から県民限定の宿泊割引キャンペーン「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を再開してまいりたいと考えておりますので、今後とも県民の皆様方のご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
私からは以上でございます。この後、よろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
感染者数の推移についてお尋ねします。新規感染者は、ここ最近、1桁、2と上下していますけれども、知事の中で第4波は、いまだに続いているという認識なのか、終わりつつあるのか、いかがお考えですか。
この感染者の動向を見てまいりますときに、大きな峠を越えることができたのではなかろうかと思っておりますが、なかなかゼロの日が出てまいりません。ということは、市中にまだ感染のリスクが残っていると判断せざるを得ないものと思っております。そういう意味で、県民の皆様方に、感染リスクを回避するための細心のご留意を、そしてまた、ご協力をお願いしていかなければいけないものと考えているところであります。
ありがとうございます。
県の感染段階を佐世保市以外は「ステージ3」から「ステージ2」に引き下げ、佐世保市は「ステージ3」を継続ということで、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」も再開されるということです。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は、県民からも大好評で、再開されるに当たっての知事の所感をいただきたいということが1点。
あと、佐世保市について、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を「今後の推移を見極めた上で改めて再開の判断をする」というのは、佐世保市の方が利用できないのか、佐世保市に行き先を設定することができないのか、どういった意味なのかというのをお伺いできますでしょうか。
はい。「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」については、この間、人の流れを抑制すべくご協力を要請してきたところでありまして、関係業界の皆様方も大変再開を熱望しておられる声が届いているところであります。
本県にとりまして、観光関連産業というのは重要な基幹産業の一つでありますので、それぞれの地域の活性化を占う上でも重要な分野であると考えております。
したがって、一定、県民の皆様方の安全が確保できるような状況になれば、一刻も早く再開したいと考えてきたところであります。
佐世保市の状況を見ますときに、最も懸念された事項として、飲食店等における感染事例が続いてきたところでありますけれども、ごく最近、その飲食店等を介した感染事例も減少しつつあるということでありますので、いま少し推移を見極めた上で、佐世保市民の皆様方のご協力をいただいて、もう一段、感染を抑え込んでいただけるような状況になれば、安心してこのキャンペーンもスタートできるのではなかろうかと思っているところであります。
当面、佐世保市については、「今後の推移を見極める」と申しましたけれども、現段階で、他の地域で予約がスタートしてまいりますが、佐世保市民の皆様方のお出かけ、あるいは佐世保市内の宿泊施設等へのお出かけはしばらく様子を見させていただく必要があるものと考えております。
わかりました。ワクチンの接種が進んできているとはいえ、7月1日からキャンペーン再開ということで、感染が完全にゼロではないという状況から見ると、人の流れが活性化することによって、感染拡大の要因の一つにもなりかねないという部分はあると思うのですけれども、経済を前に進めるためには余り言い過ぎることもできないと思います。その辺について知事はどのようにお考えですか。
これまでも、度々、県単独の観光キャンペーンを積極的に推進しようということで取り組んできたところでありますけれども、これまでの感染事例を分析してみるときに、「Go Toキャンペーン」、県単独のキャンペーン、宿泊施設や観光施設が感染の場になった事例というのは、ほとんどありませんでした。
なおかつ、既に、「team NAGASAKI SAFETY」という宿泊施設の第三者認証制度も先行してスタートしていただいたということもあり、何としても、そういった場所で感染が発生することは、避けていかなければならないとの思いの下、宿泊施設、観光施設の皆様方には、感染防止対策に徹底して取り組んできていただきました。そしてまた、行政もそうした動きを現地で確認させていただき、受入体制に万全の配慮をお願いしてきたところであります。
そういうことを総合的に考えますときに、県内の事例から考えますと、これが感染者の拡大に直結するというようなことは、あまり考えにくいのではないかという思いも一方で持ってまいりました。
したがって、改めて、この第三者認証制度を幅広くご活用いただくことによって、より安心していただけるような形でご利用いただくことができるのではなかろうかと思っているところです。
ありがとうございます。私からは、以上です。
県の感染状況の判断についてお尋ねします。佐世保を切り分けて「ステージ3」に残したまま、県下全体を「ステージ2」にするということですけれども、佐世保市を除くと「ステージ1」の水準にあるという説明でした。例えば、佐世保市以外は「ステージ1」に引き下げるという考え方もできるのかなとも思いますが、県全体の数字を見た上での判断ということでしょうか。
県全体の感染段階は、全体でもって一つの段階としてどこに該当するのか判断をお示ししてきているところであります。その中で、特に注意を要するような区域、従前は長崎市、現在は佐世保市、そういったところについては特別の注意喚起を行う必要があるということで、そういった区域を特別に別のステージに残して、例えば緊急事態宣言という形で市民の皆様方のご協力をお願いしてきたところであります。
したがいまして、県全体は、佐世保市を含めたところで感染段階「ステージ2」という整理を行っているところでございます。
佐世保市ですけれども、長崎市から遅れて急激に感染者が増えた要因の分析はできているのでしょうか。
経過については、ご承知のとおり、長崎市で感染が急拡大をいたしまして、飲食店等でのクラスターなども確認されたところであり、その段階では、まだ佐世保市はそういう状況ではありませんでした。したがって、長崎市に限定する形で、県独自の緊急事態宣言を発出させていただいて、飲食店等の営業時間短縮要請も行ってきたところであります。
したがいまして、長崎市の皆様方には、緊張感を持って外出自粛であるとか、飲食店のご利用を控えていただくといったことなどで協力をお願いしてきた結果として、感染者も減少傾向で推移したところでありますが、実は、佐世保市の皆様方には、長崎市のような状況ではなかったということもあり、飲食店等の営業時間短縮要請を行ってきませんでした。長崎市が下降線に転じ、減少傾向で推移する終わりの時期に、佐世保市の方では逆に感染が拡大し、少し感染の山が異なる形で推移してきたという状況であります。
わかりました。ありがとうございました。幹事社からは以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の再開についてお尋ねします。7月1日から佐世保市を除いて再開するということで、7月1日以降の宿泊についての予約受付を、例えば、今日、明日から再開するということでよかったのでしょうか。
もう一つは、佐世保市の宿泊施設を予約する場合、7月1日までは少なくとも対象にならないという考えでよかったのかお聞かせいただければと思います。
予約の再開時期につきましては、周知期間を2日程度置きまして、6月25日金曜日の午前10時から予約を再開するということで予定をいたしております。
佐世保市については、今日から1週間程度様子を見るということでございますので、来週の火曜日、6月29日あたりまでは、キャンペーンを利用した佐世保市民の方の予約や、佐世保市内の宿泊施設に対する予約につきましては、控えていただくということで考えております。
ありがとうございます。
今回、感染者数が一定抑えられてきて、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」の再開なども打ち出せたというところもありますが、一方で県内の高齢者ワクチン接種率も上がってきています。知事ご自身もワクチン接種をされて、今後は前向きに経済回復という気持ちで進んでいくという期待が大きいのか。それとも、ワクチンを打ったことで多少気の緩みが出てしまう心配というのもあるのか、率直なお気持ちを聞かせてもらえますでしょうか。お願いいたします。
それはどうなんでしょうね。ワクチンを2回接種された方は、一定安心感はお持ちいただいているのではないかと思いますけれども、ただ、継続してお願いを申し上げているように、2回接種を受けられたから感染は一切ないのかというと、決してそういう状況ではないわけであります。引き続き、マスク着用、手指消毒、密の回避、そういったご協力は継続してお願いしていく必要があるものと考えているところであります。
ただ、ワクチン接種が進む中で、重篤化しないでありますとか、感染者数が少数で抑えられるということになると、経済活動は活発化していくものと考えているところであります。海外の実例などもお聞きして、そういう状況にあるものと受け止めているところであり、我々も、一刻も早く接種率を高めて、ご安心いただく形で経済活動の再開につなげられるよう努力していかなければいけないと思っております。
ありがとうございます。やはり今後については、ワクチンの接種率というのは、施策の判断の材料になってきますでしょうか。
そうですね、今日は触れておりませんけれども、様々なイベントを開催したり、海外を含めてお客様をお迎えしたりというような場面も出てくるものと考えておりまして、そういった際にはワクチン接種率というのは、一つの判断の要素になってくる可能性はあるのではなかろうかと思っております。
ありがとうございました。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時31分(31分間)
・特別会議室
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年6月14日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症について(1)
それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、冒頭、私から2点、お話をさせていただきたいと思います。
一つは、新型コロナウイルス感染症であります。
新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、去る6月8日、長崎市に発令しておりました県独自の「緊急事態宣言」を解除するとともに、県の感染段階のステージを、それまでの「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げたところであります。その上で県下全域は「ステージ3」を維持し、「警戒警報」の発令を継続しているという状況であります。
本県におきましては、4月以降、急激に感染が拡大し、5月の大型連休明けをピークとして、その後、徐々に減少に転じ、一時、新規感染者数は1桁台が続くところまで下がってきたところでありますが、その後、佐世保市において飲食店を中心に感染者が増加する傾向で推移し、県全体としては下げ止まりの状況にあるものと受け止めております。
佐世保市においては、現在、市街地周辺の飲食店従業員等の皆様を対象とした、緊急的な包括検査を実施しているところでありますので、佐世保市からご案内が届いた際には、積極的な検査へのご協力をお願い申し上げる次第であります。
また、以前、お知らせをいたしておりました飲食店における第三者認証制度につきましては、各事業者からの申請を、明日6月15日から受け付けることとし、受付開始に合わせて県庁内に問合わせ対応の電話窓口を設置することといたしております。
県内においては、4月6日に新規感染者ゼロを確認したのを最後に、2か月以上にわたり、日々新たな感染者が確認されているところであります。6月に入ってからも、飲食店や学校、事業所などでクラスターが発生するなど、リバウンドし、いつ再拡大してもおかしくないような状況にあります。
これ以上、感染を拡大させないため、県民の皆様方におかれましては、引き続き、県外との不要不急の往来自粛をお願い申し上げます。特に、会食をされる場合には大人数や長時間にわたる飲食を避け、マスク会食に努めていただきますとともに、カラオケの利用については、今しばらくお控えいただきたいと考えております。
なお、佐世保市については、依然として感染者数、病床使用率等、共に県下全域に比べ高い状況で推移しているところであり、ご家族以外との飲食はぜひお控えいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
長崎県コロナワクチン接種センターの積極的な利用のお願い
そして、もう一点お願いがございます。ワクチン接種についてであります。県内のワクチン接種率を高めていく必要がありますため、県において「長崎県コロナワクチン接種センター」を設置し、6月12日から長崎・県北の2つの会場で接種をスタートしたところであります。現在のところ、予約状況にはまだ余裕がございます。電話、Webにより申込みを受け付けておりますので、まだ接種を終えておられない65歳以上の皆様方におかれましては、当接種センターの積極的なご利用をお願い申し上げる次第であります。
お中元における県産品の愛用について
2点目は、県産品の愛用について、お願いを申し上げる次第であります。
県においては、例年6月と11月を「県産品愛用運動推進月間」として設定し、県産品愛用運動を展開するとともに、ふるさと産品の普及啓発に力を注いでいるところであります。6月に入りまして、そろそろお中元の時期となってまいりました。大切な方々へのお中元を贈る機会がございましたら、ぜひ、長崎で産まれ育った長崎県産品をお選びいただきますようお願い申し上げます。
長崎駅前・県営バスターミナル2階にございます長崎県物産館では、全国の方々への贈り物として魅力ある長崎県産品を集めた「夏のギフトコーナー」を設置し、8月12日まで「県産品お中元セール」を開催しております。また、物産館までお問い合わせをいただければ、ギフトカタログをお届けさせていただきます。
今回、新型コロナウイルス感染症拡大等により多大な影響を受けた物産関係事業者等を応援するため、4月19日から、キャンペーン対象サイトで県産品をご購入いただきますと、送料が無料となる「長崎よかもんキャンペーン」も併せて実施しているところであります。ぜひ、この機会に、すばらしい県産品の数々を大切な方々への贈り物としてご活用いただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
以上2点、冒頭にお願いを申し上げたところであります。後はどうぞよろしくお願いいたします。
では、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
ふるさとで “ 心呼吸 ” の旅キャンペーンの再開について
緊急事態宣言解除から1週間経過した現状の認識をお聞かせいただきましたが、それを踏まえて、県独自の県の旅行代金割引キャンペーン「ふるさとで “ 心呼吸 ” の旅キャンペーン」等の再開のめどが立っていたら教えてください。
現状の新規感染者数については、県北地域でむしろ深刻な状況になりつつあると受け止めているところであり、一刻も早く、そうした事態を収束の上、経済活動の活性化に向けて取り組んでいけるように全力を注いでいかなければいけないと考えているところであります。経済活動の再拡大を図っていくためには、その手前の感染収束に向けた時間がいま少し必要になってくるものと考えております。
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて
週末に始まった「長崎県コロナワクチン接種センター」について、予約状況には空きがあるということをおっしゃいました。このような状況を踏まえ、県庁と佐世保市吉井町に設置している接種センターについて、設置場所などを含め、設置は妥当だったとお考えでしょうか。
県北地域においては、佐世保市においても接種会場が設けられる中、特に個別接種をベースに組み立てておられる松浦市、平戸市といった地域の方々にもご利用いただける場所として、サンパーク吉井を選ばせていただきました。
一方、長崎市は、人口が大きい市でありますので、少しでもワクチン接種のスピードアップのためにお役に立つのではないかと考え、県庁の玄関ロビーを会場として接種をスタートしたところであります。土曜日、日曜日には多くの皆様方にご利用をいただきましたけれども、予約状況にまだ少し余裕があるということで、できるだけ多くの皆様方にご活用いただき、一刻も早く接種を終えていただければありがたいと考えているところであります。
特に、会場設営等で問題があるものという受け止め方はいたしておりません。
ありがとうございます。
九州新幹線西九州ルートについて (1)
続いて九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。先月31日に国土交通省と佐賀県の協議の中で、佐賀県の担当者が、佐賀駅ルートだけではなく南北ルートのデータも示すよう国土交通省に求めました。鉄道局は議論が前進したと捉える一方、佐賀県は、与党のプロジェクトチームがフル規格での整備にめどをつける方向を示したことについて不快感を示しています。佐賀県と国との協議を知事はどのように受け止めていらっしゃるのか。また、今後、佐賀県への働きかけ方について知事のお考えをお聞かせください。
国土交通省と佐賀県の協議は、去年の10月23日に3回目が開催され、その後、しばらく期間が経過し、5月31日に4回目の協議が行われたところであります。
その場において国土交通省からは、佐賀県に対する課題意識等について確認されたというようなお話もお聞きしておりますし、佐賀県からは3つのルートについて検証したいというお話があったという話を聞いているところであります。
私ども長崎県としては、引き続き精力的な議論が重ねられ、この協議が進展してまいりますことを強く期待しているところであります。
長崎県から佐賀県への働きかけについてであります。佐賀県に対しては、これまでも知事協議の呼びかけをたびたび行ってきたところでありますが、佐賀県からは、「新たな提案があるのであればお会いするが、単純にこれまでと同じように協力をお願いするというだけであれば時間を取る必要がない」というような回答をいただいているところであります。
私は、これまでもたびたび山口佐賀県知事との面談の機会をいただいてまいりましたし、事務レベルでの協議の場も設けているところであります。具体的な提案を行うためには、佐賀県としてどのような点にどのような問題意識をお持ちであるのかをぜひお聞かせいただきたいということで申込みを行ったところでありますが、先ほど申し上げたようなお返事であり、いまだ具体的な内容をお示しいただくには至っていないところであります。
現在、国土交通省と佐賀県との協議、あるいは国土交通省とJR九州や本県との協議も進められておりますし、また、与党PT検討委員会でのご議論も重ねられているとお聞きいたしているところであります。今後、そうした様々な協議の機会、検討の場の状況等を踏まえて、県としてどのような対応ができるのか、働きかけを含めて検討を進めていかなければいけないと思っているところであります。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について (1)
最後に、石木ダム建設事業についてお尋ねします。反対住民の皆さんと文書のやり取りをされているということですけれども、反対住民の方からは、「工事を即時中断して話し合いができる環境をつくってほしい」というお返事が来たと聞いております。それに対して県が新たな文書を出されたということも聞いているのですが、経過と知事のお考えについてお聞かせください。
これまでも新聞報道等で、工事を中断することを前提に話し合いの機会を設けてもいいというようなご意向であるというお話をお伺いいたしましたことから、担当課長も現場にたびたび参り、ぜひそうした機会を設けていただくようにお願いをしてきたところでありますが、具体的な話し合いの機会を設けるに当たっての前提条件というのがなかなか明らかになってきませんでした。
その間、こうした記者会見の席でも申し上げてまいりましたけれども、ぜひそうした話し合いの機会を模索していきたいと考え、例えば、ダム本体工事の時期などについては、一定配慮を行ってきたところであります。
したがいまして、話し合いの場を持つに当たって、諸条件の整備をどのようにお考えになっておられるのか、例えば工事の中断についても、具体的にどのような条件をお考えいただいているのか、ぜひお聞かせいただきたいということで、事前協議の場を設けていただくようにお願いをしたところでありますが、こちらからお願いをした事前協議について具体的な回答をいただくには至っていない状況であり、改めて、そういった点を含めて文書をお送りさせていただいたところであります。
ありがとうございます。
石木ダム建設事業について (2)
石木ダム建設事業について続けてお尋ねします。反対住民側は、事前協議の前にも、事前協議をするに当たっても、工事の中断を求めているという意見もあるようですが、それについて知事はどう考えているのでしょうか。
これまで現地でお話をさせていただいた際に、いろいろなお話をいただいてきたところであります。例えば、「全ての工事を止めろとは言っていない」とか、「新たな工事に着手するな」といったようなご発言もあったと聞き及んでいるところであります。そういったお話があったということもあり、本体工事や新規案件等については一定、環境づくりに努めてきたところであります。そういったことについて、ご理解とご評価をいただければありがたいと思っているところであります。
そうしますと、事前協議をする段階では、まだ工事は中断しないという感じになるのでしょうか。
まずは、先ほど申し上げたように、工事中断というのがどのような形で「工事を止めてしまえ」とおっしゃっておられるのか、条件や真意をしっかりお聞かせいただく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。
石木ダム建設事業は、ご承知のとおり、住民の皆様方の安全・安心に直結する非常に重要な事業であると考えており、時間が限られる中で工事の進捗に努めていくことが求められるわけでありますけれども、全ての段階において工事中断、即時中断というお話をいただいているところでありますが、全て止めてしまうということになると、協議の期間中、全ての工事ができないのかどうか、そういった条件面での検討も進めていく必要があるものと考えているところであります。
そうしますと、例えば事前協議をして、様々な条件が整い話し合いをやろうということになれば工事を中断するということでしょうか。
まずは、反対住民の方々がどのような条件整備をお考えになっておられるのか、それを踏まえて十分検討をし、話し合いの機会をいただくかどうかも含めて、十分慎重に対応していく必要があるものと考えております。
わかりました。
新型コロナウイルス感染症について (2)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。冒頭に、佐世保市の状況について説明をいただきましたけれども、飲食店を中心に感染がまだ続いているということです。佐世保市内の飲食店に対して、営業時間短縮要請をかけるお考えはあるのでしょうか。
これまでの感染拡大の中で、いわゆる人の動きをできるだけ圧縮していく必要があるという事態に直面した場合、そういった段階で外出自粛、あるいは県外との往来の自粛をお願いし、それでも市中感染のリスクが高まりつつあるといった場合に、飲食店の営業時間短縮要請などを行ってきたところであります。
佐世保市の今の感染状況を見てみます時に、夜の繁華街の飲食店の従業員の方々が感染をされたり、飲食店を訪問された方々が感染されたりという事例がほとんどであり、市中感染が幅広く拡大する傾向に至るまでには至っていないと受け止めているところであります。
現在、緊急的な包括検査を行っているところであり、今日ぐらいから検査結果が一部得られるような形になるのではなかろうかと思いますけれども、その動向も踏まえて判断していく必要があるのではなかろうかと思っております。
長崎市で感染が急拡大した時には、長崎市だけ県の感染段階を「ステージ5」にして、他の地域については「ステージ3」に下げるということがありました。今回例えば、佐世保市だけ「ステージ3」を維持し、他の地域についてはステージを引き下げるといった考えはおありでしょうか。
様々な選択肢を総合的に検討していく必要があるものと考えているところであります。これからの佐世保市の動向に細心の注意を払いながら、具体的にどういう状況であるのか、実情を把握した上で必要な施策を講じていかなければならないと考えております。
併せて長崎市地域においては、ようやく感染も落ち着きを取り戻し、病床使用率も低下してきつつありますので、もう少し時間の経過を見て、対応策を検討していきたいと思っております。
わかりました。
九州新幹線西九州ルートについて (2)
次に九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。先週6月11日に鉄道・運輸機構の理事長が知事と面談をされましたが、どのようなお話をされたのでしょうか。
理事長がお代わりになられて、ご就任のご挨拶を頂戴したところであります。本工事部分について、高架橋やトンネル工事等については全て終え、あとはその他の工事を継続されているという進捗状況や、開業がいよいよ令和4年秋に迎えてまいりますので、その後も、管理面での動向等を見極めたうえで、数年後に全ての工事を終了するというようなスケジュール等について、お話をいただいたところであります。
未着工区間である新鳥栖〜武雄温泉間については、工事をする状況にはまだ至っていませんけれども、そこについて何か言及されなかったでしょうか。
鉄道・運輸機構のお立場としては、そうしたプロジェクトを現場サイドで進めていくというお役目であると理解しております。新鳥栖〜武雄温泉間はまだ九州新幹線西九州ルートの最終的な整備の方向性が定まっていないところでありますけれども、工事は認可前提の内容が終了をする時期を迎えているというような受け止めをされているものと理解しております。
わかりました。以上です。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
石木ダム建設事業について (3)
石木ダム建設事業について伺います。事前協議の中で、知事としては条件付きで工事を中断してもよいという考え方で間違いはなかったでしょうか。
中断もいろいろな中断のあり方があるものと考えております。反対住民の皆様方のご意向を踏まえて判断していかなければいけない課題ではないかと考えております。
中断についてもまだ、中身によって判断するというご認識ということでしょうか。
はい
わかりました。先週6月11日に、佐世保市の朝長市長が県に要望書を出されましたけれども、その中で、石木ダム建設事業については、土地収用法に基づく用地取得が完了しているということで、工事工程に沿った確実な事業進捗を要望していらっしゃいました。一方で知事は、要望書を受け取った後に、事業の推進には地域の皆様方のご理解が必要不可欠と言及し、反対住民側との対話を重視している印象を受けました。今後の事業の進め方の考え方について、若干前向きな佐世保市と慎重に進めたい県という認識で、県と佐世保市に少し隔たりがあるように感じたのですけれども、知事としてのご認識はいかがでしょうか。
私は、これまでもたびたび申し上げてまいりましたように、一番好ましいのは、反対住民の方々との話し合いによって理解をいただいて、工事を進めることができるような環境が整うことであると思っております。
ただ、一方で、先ほども申し上げましたように石木ダム建設事業は、住民の安全・安心に直結する非常に重要な課題でありますので、限られた工期の中で着実に事業を進めていかなければいけないという使命もまた担っているわけであります。そういった点等を踏まえて、反対住民の皆様方の理解を得ながら、いかにスムーズに事業を進めていくことができるかというのは、非常に重要なポイントになってくるものと考えております。あらゆる選択肢の中から慎重に検討をし、また協議を重ねていかなければいけないものと思っているところであります。
知事のワクチン接種について
知事は、先週土曜日にワクチンを接種されましたが、その後、体調の変化などはなかったでしょうか。
特に体調の変化はございませんでしたけれども、肩、ひじを上げるのが少しだけおっくうな感じがいたしております。
ありがとうございました。
九州新幹線西九州ルートについて (3)
九州新幹線西九州ルートについてお尋ねします。今日、新幹線について、与党PTの会合が開かれることになっています。一部報道では、佐賀県の負担を減らすために建設費の一部を国が肩代わりする、交付税措置を拡充することなどを求めて、与党の方針として取りまとめる方向だという報道もあります。これについて、知事の受け止めを聞かせていただけますでしょうか。
私も、たびたび佐賀県知事とお話をさせていただく中で、大きな課題は4つあるというお話をお伺いしてきました。並行在来線の問題、財源負担(地元負担)の問題、ルートの問題、地域振興の問題というお話は私もお聞きしているところであり、そうした課題について、検討の方向性に基づいてご議論をいただいているということは大変ありがたいことであると思っているところであります。
財源負担の問題等については、貸付料の期限の延長、交付税措置の拡充等、様々な選択肢についてご検討をいただき、ルートについても精査を進めていかれるような方向性をお示しになられたとお聞きしているところであります。ぜひ、そういった検討、協議を進めていただく中で佐賀県の理解が得られ、早期事業化が可能になってくるよう、強く期待を申し上げているところであります。
ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時00分から午後3時45分(45分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年6月4日 記者会見
会見内容
長崎市の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ。6月7日をもって「緊急事態宣言」を解除。外出自粛・飲食店等への「営業時間短縮要請」(運動施設等への時短協力依頼)を終了。県下全域の感染段階「ステージ3」及び「警戒警報」は継続。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の状況であります。前回は5月28日に記者会見の機会をいただき、長崎市を除いて県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ、それに伴い「医療危機事態宣言」も解除させていただきました。しかしながら、長崎市においては、依然として予断を許さない状況でありましたことから、「緊急事態宣言」は継続し、外出自粛要請並びに飲食店等に対する営業時間短縮要請を1週間延期させていただいたところであります。
今日は、その後の状況をご報告申し上げ、今後の対応方針について考え方をご説明させていただきたいと考えているところであります。
今日申し上げたいポイントを先にお話をさせていただきます。
長崎市の「緊急事態宣言」を解除し、感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げることといたしました。
これに伴い、長崎市内における外出自粛要請、飲食店等に対する時短要請、スポーツ施設や遊技施設等に対する営業時間短縮の協力のお願いも来週月曜日、6月7日をもって終了することといたしました。
しかしながら、一方、佐世保市では、夜の繁華街における感染事例が急増している状況であり、緊急的に包括検査を実施することとしたところであります。
それでは、新規感染者の推移等をご覧いただきたいと思います(資料P1)。第3波の感染状況、4月以降の第4波の感染状況でありますが、急激に感染者が拡大後、低下傾向で推移し、新規感染者数も1桁台まで下がってきたところであり、このまま収束に至ることを期待しておりましたけれども、その後は、再度2桁の感染者が確認される日が続いているところであり、県全体でも若干下げ止まりという感じで推移しております。ここ1週間余りの新規感染者の動向も、微増傾向で推移しており、現在1週間で計77人という感染者の状況であります。
主な指標の状況をご覧いただきたいと思います(資料P2)。表の一番上は県全体の指標、2段目が長崎市の指標、3段目が佐世保市の指標、4段目が長崎市・佐世保市以外のその他の地域の指標で県のステージ毎に色分けをしております。県全体でも大変深刻な状況でありましたけれども、その後、徐々に低下傾向を示し、現在ではほぼ「ステージ2」の指標が全てという状況になっております。
長崎市の状況であります。危機的な状況が続いてまいりましたが、長崎市もその後、低下傾向で推移し、病床使用率、療養者数は「ステージ3」、新規感染者数が「ステージ2」のレベルまで落ち着きを取り戻してきたところであります。
しかしながら、その一方で佐世保市のステージ判断としては黄色の「ステージ3」がほとんどでありますが、病床使用率も直近では少し増加傾向であり、新規感染者は昨日現在の数字で「ステージ4」のレベルを超える状況になっております。
その他の地域の状況は、白色の「ステージ1」の状況で推移しているところであります。
これまでの第4波の経緯をご覧いただいておりますけれども(資料P3)、新規感染数は5月10日をピークとして低下傾向で推移しておりましたが、5月末以降、若干右肩上がりで推移しつつあります。療養者数も下げ止まり、病床使用率も少し高いところで止まっているというような状況であります。
これをそれぞれの地域で分解してご覧いただいております(資料P4)。長崎市の状況でありますが、4月に入ってから急速に感染者が拡大し、5月10日にピークを迎えましたけれども、その後、順調に低下してまいりました。現在、「ステージ2」のレベルまで下がっております。ブルーの折れ線グラフが佐世保市でありますが、長崎市よりも先行して感染者が若干拡大する傾向でありましたが、その後、横並びで推移し、5月末から感染者が急速に拡大しつつあるという状況であります。その他の地域については、全ての指標がほぼ「ステージ1」のレベルで推移しているという状況であります。
その次の資料(資料P5)はこれまでとってきた対応策をまとめたものであり、後ほどご覧いただければと思います。
病床の使用状況であります(資料P6)。前回会見をさせていただいた際に、長崎市の病床使用率が3割を切る状況まで低下していくには、1週間程度かかるのではなかろうかということを申し上げておりましたが、現在、最大確保病床に対し27.1%の使用状況となっております。佐世保・県北医療圏では、感染者が拡大傾向で推移しており、病床使用率も少し高い状況となっております。本土全体で22.7%、県全体で18.3%の病床使用率という状況であります。
重症者2名、中等症・軽症者75名、宿泊施設利用者の方々が46名という状況となっております。
それぞれの各市町の感染者の発生状況であります(資料P7)。これまでは長崎市が非常に高い状況でありましたけれども、それが少し佐世保市にシフトしつつあるというのが読み取れる資料となっております。
次に、これまでの感染経路の状況であります(資料P8)。直近の2週間と、その前の2週間の動向をまとめたものであります。上のグラフは初発と考えられる感染事例の状況、下のグラフは2次感染事例を分析したものであります。県全体として確認できますことは、初発の感染理由としては県外由来がほぼ半数、そしてまた、依然として感染経路不明の割合が高止まりの状況であるというのが見てとれます。ただ、その一方、新規感染者数と2次感染者数の総数は相当小さくなってきているという状況であります。
2次感染の状況でありますが、飲食、家庭内感染、職場関連といった形で感染要因が確認されておりましたけれども、件数は大幅に下がりましたものの、飲食関係の2次感染拡大の割合が、直近の2週間の方が比率的高まっているという状況が見てとれるところであります。
これをさらに長崎市と佐世保市に分けて分析をしております(資料P9)。
長崎市においては、初発事例も大幅に少なくなっております。しかしながら、感染経路不明の割合は、相変わらず高い状況が続いておりますので、まだまだ市中感染についての警戒を怠るわけにはいかない状況にあるものと考えております。2次感染の状況でありますが、前の2週間は、既に飲食店等に対する営業時間短縮要請を行っており、ほとんどの飲食店の皆様方にご協力をいただいていた時期でありますけれども、2次感染の事例では、飲食関連に伴う感染事例が、件数は少なくなりましたものの割合が高まっております。
これはどういうことかというと、飲食店はほとんど閉まっているので、友人とバーベキューを一緒に楽しんだといった事例、あるいは自宅に知り合いを招いて会食を共にされたような事例、そのような場で2次感染が生じているような事例が相変わらず見られるという状況であります。
次に、佐世保市であります(資料P10)。佐世保市においては、1次感染事例、2次感染事例、件数がほとんど減っておりません。むしろ2次感染は増えているという状況であります。しかも、1次感染の飲食関連の感染割合が高まっておりますし、2次感染においては、前の週を大幅に上回る形で拡大が見られるところであります。
こういった状況をまとめてみますと(資料P11)、県全体の感染状況としては、改善傾向で推移してきておりますが、直近では、その傾向が鈍化する状況になっております。
長崎市については、新規感染者数等は減少傾向で推移しておりますが、相変わらずバーベキューや自宅などでの会食の感染事例も見られるところであり、感染経路不明割合も依然として高い状況が続いているということであります。
次に、佐世保市でありますが(資料P12)、佐世保市においては、新規感染者が増加傾向にあります。特に飲食等を介した感染事例は約3倍に増加しているということで大きな課題となっているものと受け止めているところであります。
したがって、総合的な評価としては(資料P13)、一定、対策の効果等も見られているところでありますけれども、もう少しの間、今後の経過に十分な注意を払う必要があるものと考えております。
長崎市においては、全ての指標が「ステージ3」以下の水準まで改善をしてきているところでありますが、今後、リバウンドを防ぐため、引き続き警戒が求められているものと受け止めております。
一方、佐世保市では、感染者が増加傾向にあり、飲食の場における感染事例が急増しておりますことから、感染者の早期検知、感染防止対策の徹底に力を注いでいかなければいけないものと考えております。
そこで、県のステージ判断であります(資料P14)。長崎市の感染段階を「ステージ5」で留めておりましたけれども、今回、「ステージ3」に引き下げることといたしました。したがって、県下全域を「ステージ3」に引き下げてまいります。それから、6月7日をもって「緊急事態宣言」を解除、外出自粛要請、飲食店等に対する営業時間短縮要請も終了をさせていただきます。また、運動施設等に対する営業時間短縮の協力のお願いも終了をさせていただくものであります。
そして、県下全域の感染段階については、前回、会見をさせていただいた際に「ステージ3」に引き下げたところであり、県全体としての「ステージ3」は継続をし、「警戒警報」を発令させていただくものであります。
そこで、今回は、まず、佐世保市の皆様方へのお願いから始めさせていただきたいと思います(資料P15)。佐世保市では、飲食の場を中心に感染が急速に拡大しているため、飲食店の利用に細心の注意を払っていただきたい。以下、記載しておりますように、利用されようとしている飲食店が感染防止対応策を十分講じてあるのかどうか、十分な事前確認をお願いしたい。そして、飲食等を共にされる場合には、テーブルの分散化、席の移動を控えていただく、飲食時以外にはマスクを着用していただくいわゆる「マスク会食」と言われておりますけれども、そういった感染防止対策に最大限の注意を払っていただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。
併せて、夜の繁華街での感染事例が増加しておりますことから、早期に感染者を検知する必要があると考えており、佐世保市と相談をいたしまして、佐世保市においては、緊急的な包括検査を実施されるということとなっているところであります。来週から着手していかれるということになっております。
引き続き、県民の皆様方へのお願いであります(資料P16)。不要不急の県外との往来については、今後とも自粛をお願い申し上げます。
そして、会食、飲食をされる場合には、大人数の飲食、長時間にわたる飲食は避けていただき、マスク会食に努めていただきたいというお願いであります(資料P17)。
マスク会食というのは、飲み物を口にされるとき、食事を口にされるときは、マスクを外さざるを得ませんけれども、会話を楽しまれるときには必ずマスクを着用していただきたいというお願いであります。私もお叱りをいただいたのですが、マスクを外すときには、マスクの本体部分を持って外すのは駄目だそうです。紐の部分を持って耳から外し、着用していただく際も紐の部分を持って着用していただく必要があるということであります。
ただし、長崎市と佐世保市は、県下全域と比べますと感染ステージはまだ高い状況になっております。引き続き家族以外の方々との飲食は控えていただきますよう、ご協力をお願いしたいと思っております。
そしてまた、最近もカラオケを介した感染事例が発生しているところであります。カラオケの利用は、引き続き控えていただきますようお願いをいたします。
そして、これもいつもお願いしているところでありますが(資料P18)、大切なご家族、同僚の方々を守るためにも、マスクの着用、手指消毒の徹底、密の回避、特に、場面の切り替わりや共用部分の接触に注意をしていただき、こまめな消毒の徹底をお願いしたいと考えているところであります。
それから、事業者の皆様方にお願いであります(資料P19)。市中感染が拡大するおそれが高まっているものと受け止めております。飲食等の場で感染された従業員の方々がその感染を職場に持ち込んでしまう事例が増えております。ぜひ従業員の皆様方の行動・健康管理の徹底をお願い申し上げる次第であります。
そしてまた、感染状況が深刻な地域が数多くございますので、出張等で県外にお出かけになられる場合には、県外の皆様方との会食はいましばらく控えていただきますようお願いを申し上げる次第であります。
その他の事項について、ご報告をさせていただきます(資料P20)。
まず、ワクチン接種でありますけれども、県において「長崎県コロナワクチン接種センター」を設置し、6月12日から接種をスタートしたいと考えております。ぜひ、県民の皆様方の積極的なご活用をお願い申し上げる次第であります。
予約の方法でありますが、高齢者の方々が対象になるということもあり、はがき予約が本日からスタートしました。6月14日必着でお申込みをいただきたいと思っております。来週6月7日月曜日からはW?B予約も受付けをスタートし、電話予約については6月12日からスタートしてまいりたいと考えているところであります。
それから、飲食店における第三者認証制度をスタートさせてまいります(資料P21)。申請受付を6月中旬から開始したいと考えているところでありますので、ぜひ関係事業者の皆様方には積極的なご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。詳細が決まり次第、県のホームページ等で公表してまいりたいと考えているところであります。
大きなピークを越えたとは申しますものの、長崎市の動き、佐世保市の動きが全く異なる状況で推移しているところであり、予断が許されない状況がいましばらく続いていくものと考えております。
今後とも、県民の皆様方には感染拡大防止に向けて、引き続きのご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
私からは以上でございます。後はどうぞよろしくお願いします。
続いて、幹事社の方からご質問をお願いします。
幹事社から3点、最初にお尋ねします。今回、長崎市内の緊急事態宣言と営業時間短縮要請などを解除された要因について、再度説明していただけますでしょうか。
県内では「ステージ3」の状況をクリアできていない状況でありますけれども、長崎市内においては非常に深刻な状況が続いていたところでありますが、人の往来が大きく拡大する大型連休を迎える時期にも差しかかっておりましたので、「ステージ3」の段階から、市民の皆様方の外出自粛要請、飲食店等に対しては営業時間の短縮要請を行ってきたところであります。多くの関係皆様方のご協力をいただき、ようやくピークを超え、感染者も少なくなってまいりました。長崎市内においても、新規感染者はまだ散発的な発生が少し見られるところでありますが、件数も減少傾向で推移してきたところで、一定落ち着きを取り戻してきているものと受け止めているところであります。
次に、佐世保市では、夜の繁華街における感染事例が急増しているということで、緊急的に来週から包括検査を実施されるということですけれども、具体的にいつから実施されるのでしょうか。また、長崎市では、例えば銅座周辺の飲食店というところでしたけれども、佐世保市では三カ町、四カ町周辺の飲食店といった具体的なエリアはあるのでしょうか。
地域については、佐世保市の方で調整を進めております。特定地域というイメージであります。開始時期につきましては、来週のできるだけ早い段階でスタートできるように、佐世保市と協議を進めているところであります。
対象は、飲食店や遊興施設の従業員で希望される方になるのでしょうか。
飲食店の店員、従業員、飲食店をご利用された方を想定しております。
最後に、今回、長崎市において緊急事態宣言の解除等をされました。先ほど知事が最後におっしゃられていましたけれども、感染者が下げ止まっていて、まだ予断を許さない状況になっているということですけれども、下げ止まっている要因の分析はされているのでしょうか。
第2波、第3波は、感染者の発生状況が1桁台まで下がり、その中に感染確認ゼロの日というのが挟まり、徐々に感染ゼロの日が続いていくという状況でありましたので、第4派でも1桁台になって、これからゼロの日が間に挟まってくるものと期待をしておりましたけれども、なかなかそういう状況で推移しません。
これは、地域的な取組の差があるのだろうと思いますけれども、おかげさまで長崎市は営業時間短縮等にご協力をいただき、感染の場が少なくなったということもあり、落ち着きを取り戻しておりますが、これまで大きな感染拡大の状況になかった佐世保市で、営業時間短縮要請等を行ってきていなかったということもあり、増加傾向に推移しつつあるということでありますので、今後の現状を早急に把握した上で、必要な対策が求められるという状況であれば、対応策を講じていかなければいけないと考えているところであります。
わかりました。以上です。
緊急事態宣言と営業時間短縮要請の期限を延長したことによる効果というのはどのように見ていらっしゃいますか。
5月末の時点では、長崎市の感染者も多く確認される状況で、長崎市、佐世保市の感染の動きも予断を許されないような状況でありました。これまでの経過等を踏まえ、長崎市をもっとしっかり押さえ込んでいく必要があり、その確認のための時間として、1週間の営業時間短縮要請、外出自粛要請は必要ではなかったかと考えております。おかげをもちまして、この1週間の時間の経過でもって、長崎市においては新規感染者の確認事例も少なくなっているところであり、一定安心できるような状況に近づいてきているのではなかろうかと思っております。
ありがとうございます。第三者認証制度について、導入は6月末から変わっていないでしょうか。
基本的には認証手続を進めて、運営を始めるのがそのぐらいのタイミングになってくるのではなかろうかと考えております。
一方で、これを導入することによって飲食店から、制度の認知といいますか、利用する方への周知が必要ではないかという声も上がっていると思うのですけれどもいかがでしょうか。
当然ご協力をお願いするわけでありますので、感染症対策について一般の飲食店と比べ特段のご尽力をいただいているお店として、安心してご利用いただけるお店であるといった制度内容等を含めて、県民の皆様方に十分説明をさせていただく必要があるものと考えております。
最後に一点。緊急事態宣言解除によって、「Go to Eat キャンペーン」の利用自粛も解除という認識になるのでしょうか。
「Go to Eat キャンペーン」の解除は、今後の推移をもう少し見極めていく必要があるのではなかろうかと考えております。
以上です。ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。
長崎市における県の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げる日にちは6月8日ということでよろしいでしょうか。
6月8日で結構です。
わかりました。緊急事態宣言も、7日をもって解除とありますが、7日までは緊急事態宣言が出ている状態で、8日からの解除に伴って外出自粛要請、飲食店への営業時間短縮要請も終了し、緊急事態宣言が出ていない状態になるという理解で間違いなかったでしょうか。
そうです。そういう形です。
ワクチン接種の予約方法について、今回、はがき・WEB・電話の3パターンを設けている中、予約開始時期をずらしていますが、その理由をお伺いできますでしょうか。
ワクチン接種の詳細に関しては、この後の会見でご説明をさせていただこうと思っておりますが、日程をずらした理由につきましては、短期間で多数の予約が入ることを想定しており、なるべく重複を避けようということで、時期をずらしているものであります。
わかりました。ありがとうございます。
長崎県へのまん延防止等重点措置の適用が見送られた際に、西村大臣が、長崎県の感染拡大の要因は「福岡県からのにじみ出し」ではないかというお話がありました。「にじみ出し」というのがとてもわかりにくく、「にじみ出し」というのが具体的に何なのか政府から説明を受けているのでしょうか。あるいは県としても分析をしているのか教えていただきたいと思います。
感染要因というのは、感染経路を解明する上で、個々の感染事例の中からその要因らしきものを調査・推定していくわけでありますけれども、初発の場合にはほとんどが県外の方々との接触により県内に持ち込まれたという事例であり、具体的に、例えば県外の方と会食をされる、県外から帰省される、出張でおいでいただいて会食を共にされる。いずれの場合も、その地域を探ってみますと、同じ九州内で福岡県の事例が一番多いということは、私どもも確認しているところであります。
そうしますと、今、感染者数は落ち着いていますけれども、次の波が来るのではないかとも言われていますし、福岡県からの感染事例が一番多いというところを県民にしっかり説明していく必要があるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。
人の動き自体、九州内の動きとなると福岡が第一でありますので、そういった点をお感じいただいているのではないかと思います。九州知事会議でも、そういった流れを踏まえて各県で共同し、県境をまたぐ移動については、力を合わせて自粛していこうというような取組を継続してきたところであります。
先ほど、県民の皆様方に対する協力のお願いの1番目に、今後とも県外との往来についてはできるだけ控えていただくようにというお願いをさせていただいたのも、そういう要因であります。もちろん一番割合が高いのは福岡県でありますけれども、近隣県との往来もありますし、感染事例もそれぞれ確認されている状況でありますので、特に県境をまたぐ移動については継続して注意をお願いしていく必要があるものと思っております。
外出自粛要請と飲食店への営業時間短縮要請の解除を決める中で、例えば営業時間を午後9時や、午後10時に短縮するという選択肢が議論されたのかどうか教えてください。
長崎県では、午後8時までということで営業時間短縮のお願いをさせていただきましたけれども、実を申しますと、一番厳しい形でご協力のお願いをさせていただいてまいりましたので、午後9時までという選択肢は、これまで考えませんでした。また、緩和の場面においても、午後9時まで緩和するということはあり得るのでしょうけれども、相当長期に及ぶご協力をいただいてまいりましたので、営業自体が成り立つかどうかという問題にも直結しかねない課題でありますので、今回は選択肢から外したところであります。
現在、感染状況が落ち着いてきたということですけれども、第4波を振り返ってみると、病床がかなり逼迫し、緊急時対応で病床を増やしたり、長崎医療圏では、発症から10日経過したら感染力が低下したということでバックアップ病院に転院させるシステムを稼働させてみたりと、幾つかの新たな試みがなされました。第4波を振り返るのはまだ少し早いかもしれませんけれども、次の第5波に向けて医療体制について課題や改善点について分析が一定できていれば教えていただきたいのですけれども。
今、長崎医療圏がピークを超えたところで、医療関係者とも振り返り及び検証を進めているところであります。今後さらに詰めていかなければいけないところがありますが、まず一つは、今回長崎医療圏で受けきれない患者について、他の圏域でも受け入れていただきました。長崎医療圏での今回の経験を踏まえ、さらなる受入病床、また、コロナ患者を受入れていただくような医療機関のさらなる協力要請ということをお願いする必要があると考えており、今後に向けた、さらなる積み増しの病床等も検討を進めているところであります。
また、地域間連携については、今回、他の医療圏の協力をいただき、非常に積極的に対応いただいた点については、本当に感謝申し上げたいと思っております。
なるべく、その医療圏の中で対応しきれるように、今後準備を進めていきますが、併せて、不測の事態に備え、広域連携も今後スムーズに進むよう、さらなる体制強化をしていきたいと思っております。
今回、緊急時対応で病床を増やしたときには、これが目いっぱいだというお話でした。今後、ワクチン接種が進めば、感染が今回ほど広まらない可能性もあるかもしれませんが、最悪の事態を想定し、例えば、昨年一時期、コロナに特化したような病院を用意するといった話も一部でありましたけれども、今後検討されていくご予定はないでしょうか。
今の段階で、専門の方に意見を伺う中で、一つの病院そのものをコロナの専門病院にするというのは、非常に対応として難しいだろうというお話があります。
したがいまして、今、想定しているのは、受入れに協力いただけるような医療機関を増やすことによって、さらなる病床の拡充を図る必要があるのではないかという方向で検討しています。確かに、ワクチン接種が進めば、今後、感染者の減少というのは期待されるところでありますが、新型コロナウイルスは変異をするウイルスと承知していますので、将来の新たな変異株に備え、体制はしっかりと検討しておく必要があると考えております。
わかりました。以上です。
4月に、宿泊の補助を県民向けに県内の旅行を楽しんでいただくということで「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」を開始されていましたが、現状、佐世保市において感染者がまだ若干出ているという状況ではありますけれども、キャンペーンの再開を考えていらっしゃるのかどうか。また、現時点でもし考えていないということであれば、どの程度の指標を目安に再開させるお考えなのかお伺いできますでしょうか。
感染者が収束の方向で推移し、県の感染段階の「ステージ3」から「ステージ2」、「ステージ1」へ順次移行していくであろうという想定ができるような状況にならないと再開はなかなか難しいのではなかろうかと思っております。
特に、今回の第4波においては、地域によって感染の動きが異なるような状況であり、例えば、長崎市が危機的な状況であったわけでありますけれども、では、長崎市を除外して、その他の地域だけでやれるのかというと、これもなかなか難しい面があります。お客様も長崎市からお出かけになられる方々も数多くこのキャンペーンを期待しておられるわけでありますので、やはり県全体が、どこにおいでになられても安心していただけるような状況にこぎ着けるというのが大前提になってくるものと考えているところであります。
「ステージ2」を目安にですとか、そういった指標での目安というのは、考えていらっしゃいますか。
「第2弾 ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」は、今、中断中でありますけれども、どの段階になったら再スタートするのかということを決めているわけではありません。その時々の、それぞれの地域の状況等を踏まえて判断していく必要があるものと考えております。いずれにしても、県民の皆様方が、それぞれの地域にお出かけになっても感染拡大につながることがないような状況にならないといけないと考えているところでありますので、再開は「ステージ1」が視野に入ってきたような時期ではなかろうかと思っております。
わかりました。ありがとうございます。
ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午前11時00分から午前11時51分(51分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年5月28日 記者会見
会見内容
長崎市を除く県下の感染段階をステージ5からステージ3へ引き下げ。県下全域に発令していた「医療危機事態宣言」は解除。長崎市の「緊急事態宣言」は継続。長崎市内における外出自粛要請、飲食店等への時短要請は6月7日(月)まで延長。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の状況につきましては、去る5月13日に、県内における感染の急拡大を踏まえて、県下全域に医療緊急事態宣言を発令させていただくとともに、長崎市に対しては緊急事態宣言を発出させていただいておりましたが、今日は、その後の動きをご報告申し上げ、改めて県民の皆様方にご注意いただきたいことなどについてご協力をお願いしたいと考えております。
本日発表させていただきたいと考えておりますポイントを最初に申し上げます。
長崎市を除く県下の感染段階を「ステージ5」から「ステージ3」へ引き下げたいと考えております。
また、県下全域に発令しておりました「医療危機事態宣言」を解除させていただくことにいたしました。
ただし、長崎市の「緊急事態宣言」については、病床占有率等が非常に高い状況で、現在も感染が継続して散発的に発生しているという状況を踏まえ、いま少しこれを継続するということにいたしました。
また、長崎市内における外出自粛要請と、飲食店等への営業時間短縮要請につきましても、5月31日までのご協力をお願いしておりましたけれども、再度6月7日まで1週間延長をさせていただきたいと考えているところであります。
それでは、現状についてご説明をさせていただきます(資料P1)。第3波、4月以降は第4波という形で、非常に急峻な形で感染が拡大してきたところであり、現在、6日間続けて1桁台の感染者数でありましたけれども、昨日は再度15人と2桁の感染者が発生しているところであります。1週間の新規感染者数は54名ということになっております。
県下全体の各指標の推移であります。(資料P2)。県全体の病床占有率は、5月13日のピーク時には63.4%まで上がっておりましたけれども、その後、順次低下傾向で推移し、現在5月27日時点で、最大確保病床に対して32.1%の稼働状況となっております。
新規感染数も相当高い傾向で推移しておりましたが、現在、人口10万人当たり週4.1人で、県の「ステージ2」の水準まで下がり、療養者数につきましても、現在14.4人ということで、県の「ステージ3」の水準に下がってきております。よって、県の感染段階を、県全体として「ステージ3」に引き下げていきたいと考えております。
それから、長崎市の状況であります。「ステージ5」の水準を超えるものを赤で色分けしておりますけれども、最大確保病床に対する病床使用率が6割近くに達するという状況が続いております。なお、これはピークのときに長崎医療圏内で受け入れることが難しい状況となり、他の医療圏域に広域搬送で受け入れていただいた方々が他にいらっしゃいます。最新の状況で19名の方々が他の医療圏域で治療を受けておられるところであり、この病床を仮に長崎医療圏で受け入れたということになりますと、71.4%と極めて高い状況となっているわけであります。
また、長崎市内の新規感染者数については、その後減少傾向で推移し、10万人当たり週7.5人、療養者数も10万人当たり1日に31.3人と減少傾向は見られますものの、まだ入院者、療養者数が非常に高い状況が続いているという状況であります。
一方、その他の市町の状況でありますが、病床占有率19.2%と県の「ステージ2」の水準という状況であり、新規感染者数は県の「ステージ2」を下回るような状況となっております。
次に、これまでの各指標、感染段階の状況をグラフでご覧いただいております(資料P3)。新規感染者の確認数は、5月10日の1週間364人をピークに、順次減少傾向で推移してまいりました。県全体の病床占有率も5月18日の64.4%がピークでありましたが、現在32.1%まで落ちてまいりました。
療養者数は、5月13日に545人、1日10万人当たり41.1人とピークを迎えておりましたが、これも減少傾向で推移してまいっております。
それぞれの感染段階毎に講じた施策等(資料P4)については、後ほどご覧いただければと思います。
入院医療の状況でありますが(資料P5)、長崎医療圏は、いまだ6割近くの病床使用率であり、極めて高い状況であります。本土で39.1%の利用状況、県全体で32.1%という状況になっております。
なお、ここでは、五島医療圏、壱岐医療圏は、「フェーズ4」の医療体制と整理しておりますが、昨日現在、入院者が減少したということで、それぞれ「フェーズ2」まで引き下げているところであります。
次に、県内市町毎の発生状況をご覧いただいておりますが(資料P6)、長崎市において、その後も多数感染者が発生し、およそ6割の方々が長崎市で、1割5分近くが佐世保市で確認されているという状況であります。
こういった感染事例を分析してみますと(資料P7)、初発と考えられる際の感染事由でありますけれども、ブルーで塗っております県外の方々との接触等による感染と推定される事例が44%を占め、大半の感染源になっているわけであります。
一方で、また初発事例の中で不明・調査中の割合も相当高まってきているところであり、依然として市中感染のリスクが高い状況が続いているという状況であります。
また、二次感染の状況でありますが、家庭内感染、飲食関連が合わせて6割近くに上っているということであり、県外に旅行等でお出かけになられて感染された方々が帰られて家庭内感染、あるいは飲食を通して他の人に感染させる、職場感染につながるといった事例が数多く発生しているという状況であります。
第4波における主な感染事例を改めて多い順に整理させていただいております(資料P8)。県外で飲食をされた、あるいはカラオケの場で感染された方々が家庭内に感染を持ち込まれ、家族の皆さんが感染してしまわれるといった事例。県外から帰られた方々と一緒に大人数で会食をされたり、バーベキューを楽しまれたりということで仲間に感染が拡大していった事例。院外から感染が持ち込まれ、入院されている患者・医療従事者に感染が拡大した事例。県外に出張された方が、県外で感染され、職場内で人にうつしてしまわれたというような事例。家庭内で感染した高齢者の方々が通われるデイサービス等を介して感染が福祉施設等に拡大した事例。その他、共通の趣味を持つサークルの仲間の集まりなどによって感染が拡大した事例などが確認されているところであります。
次に人の流れであります(資料P9)。21時時点でありますが、4割ないし6割の皆様方にご協力をいただいて減少をしているという状況であります。15時時点は、若干減少数が低下傾向にあるような状況が見てとれるところであります。
感染状況をまとめてみますと(資料P10)、県下の新規感染者数は減少傾向で推移しており、全ての指標が県の「ステージ3」以下の水準まで落ちてまいりました。新規感染者数は「ステージ2」まで落ちております。
また、第4波の感染事例のうち、初発事例では県外由来が依然として44%と最大の要因になっているわけであります。また、二次感染では家庭内感染、飲食を介した感染が6割を占めるという状況であります。
そして、長崎市でも新規感染者数は減少傾向にあります(資料P11)。しかしながら、依然として感染経路不明割合が非常に高い状況が続いているところであります。また、病床使用率も約6割であり、依然として医療提供体制に負荷がかかっている状況が続いているところであります。この状況を見ますと、これまで感染が県内各所で散発的に見られ、その中に感染経路不明者が徐々に増えていくといった段階に非常に似た状況にあるものと考えており、これでまた発見が遅れて大きなクラスターになる、感染がさらに拡大するということがあってはならないと考えているところであります。
総合的な評価でありますけれども(資料P12)、これまでの対策の効果によって県全体の感染状況は改善傾向にあります。長崎市では、病床がひっ迫し、依然として予断を許されない状況であります。感染経路不明割合が高く、市中感染の恐れはいまだ否定できない状況にあり、感染の再拡大を招かないよう、持続的な対応が求められていると考えております。
そこで、改めてステージ判断をさせていただいたところでありますが(資料P13)、県全体の感染段階は、従前の「ステージ5」から「ステージ3」に引き下げ、「警戒警報」に切り替えてまいります。県下全域に発令させていただいておりました「医療危機事態宣言」は、本日をもって解除させていただきます。また、長崎市の「ステージ5」及び「緊急事態宣言」は継続をしたいと考えております。
そこで、改めてお願いをさせていただきたいと思います(資料P14)。まず、長崎市内の関係者の皆様方に対するお願いであります。飲食店等に対する営業時間短縮要請を再度1週間、6月7日まで延長をさせていただきますので、大変不自由な生活を強いられることになりますけれども、いま少しご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
ただ、今後の感染状況の推移によっては、再度延長するということも検討しなければいけないところであり、できるだけそういう事態は避けてまいりたいと考えているところであります。
また、運動施設、遊技場、映画館等の各事業者の皆様方にも、営業時間の短縮についてご協力をお願いさせていただいてまいりましたが、これも6月7日まで、引き続きの延長をお願い申し上げる次第であります(資料P15)。
そして、長崎市民の皆様に引き続きのお願いであります(資料P16)。外出自粛の徹底を引き続きお願いを申し上げる次第であります。イベントの開催についても、中止、延期、無観客やリモートでの開催を含めて、慎重なご検討をお願い申し上げる次第であります。
次に、県民の皆様方へのお願いであります(資料P17)。
県外や長崎市との不要不急の往来は、これからも控えていただきますようお願いいたします。大切なご家族、同僚の方々を守るためにも、感染防止対策の徹底に最大限の注意をお願い申し上げる次第であります。
特に、家族以外の方々との会食、複数店舗の飲み歩きはお控えいただきたいと思います(資料P18)。また、カラオケの利用も自粛をお願いしたいと思います。
それから、事業所の皆様方へのお願いであります(資料P19)。これも継続したお願いで恐縮ですが、在宅勤務等を推進し、出勤者の縮減にご協力をお願い申し上げる次第であります。また、従業員の方々同士、あるいは出張先での会食は、これからも控えていただきますようお願いをいたします。また、従業員の方々同士、あるいは出張先での会食は、これからも控えていただきますようお願いをいたします。また、従業員の健康管理アプリN-CHATの活用等の徹底も引き続きお願いを申し上げる次第であります。
そういう状況を踏まえて医療体制の見直しをさせていただくことといたしております(資料P20)。病床使用率が減少傾向にありますことから、「緊急時対応」として病床を臨時的に拡大してまいりましたけれども、本土地区の病床について緊急時対応として確保している59床を解除し、「フェーズ4」に移行いたします。本土地区は緊急時対応病床として全体で394床でございましたけれども、59床減少し、335床で運用を行っていくことにいたします。
それから、検査体制の充実であります(資料P21)。重症化リスクを抱える皆様方が多数入院・入所されておられる医療機関、高齢者施設等に対して、抗原簡易キットを配布し、感染者の早期発見に力を注いでいきたいと考えているところであります。6月以降、13万キットをそれぞれの医療機関、介護・障害者施設等に配布、ご活用いただき、感染者の早期発見を進めてまいりたいと考えております。
ただし、この抗原簡易キットといいますのは、症状が出ないと、反応として現れにくい状況であります。したがって、まずはN-CHATをご活用いただき、発熱、味覚障害といった症状に応じて、簡易キットをご活用いただきたいと考えているところであります。
それから、ワクチン接種の促進についてであります。先般、国で発表されました接種率において、長崎県は九州で最下位であるという状況でありました。これは、接種状況をVRSに登録して初めてワクチン接種済みとカウントされるわけでありますけれども、それぞれの地域のVRSへの登録の実情を聞いてみますと、例えば、行政が肩代わりして順次登録を行っている事例などもあり、接種は済んだのだが、実態の反映が遅くなっている傾向がありますので、進捗状況については、随時、報告をさせていただきたいと考えております。
それから、県も広域的な接種センターを設けるなど、各市町と引き続き連携を図りながら、ワクチン接種の加速化に力を注いでまいりたいと考えているところであります。
次に、こうした長期化する新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえて、5月の補正予算を編成しているところであります(資料P22)。緊急的な感染拡大防止対策、経済対策等の実施を目指してまいりたいと考えております。
ごく簡単にご説明させていただきますが、まずは、飲食店、宿泊施設等の感染防止対策にかかる第三者認証制度に県も参加する形で県下全域への制度の普及・拡大を図っていきたいと考えているところであります。既にご承知のとおり、宿初施設等については、長崎市、佐世保市、平戸市、雲仙市がチェック項目を具体的に設けられ、現場の確認を経た上で認証する制度を運用されているところでありますが、これをさらに県下全域に拡大してまいりたいと考えております。そしてまた、飲食店については、雲仙市だけが現在取組を進めておられますけれども、これを長崎市、佐世保市含めて県下全域に普及させてまいりたいと考えております。具体的には「team NAGASAKI SAFETY」ということで、長崎大学の監修により、具体的な留意点などチェック項目を設け、現場の確認を経た上で認証がなされておりますが、こういった飲食店並びに宿泊施設の認証制度を県下全域で展開してまいりたいと考えております。
それから、新型コロナワクチン接種センターの開設は前回も発表させていただきましたけれども、長崎市、佐世保市にセンターを開設するなど、県としても、高齢者の優先接種が7月中に終了できるように協力してまいりたいと考えております。
それから、重点医療機関等の病床確保支援は、いわゆる空床補てん等に要する経費等について、追加して財政措置を講じております。
PCRの検査機器等の整備についても1日当たり4,664件から5,436件に検査能力を高めていくということにいたしております。
それから、医療関係人材の育成、介護福祉士等の育成に取り組んでおられる養成学校等で現場実習前にPCR検査を受けて実習に入ってほしいというような話も出てきているところであり、そういった実習生の検査事業等に対する支援措置を講じていきたいと考えております。
そして、診療検査医療機関における設備整備でありますけれども、空気清浄機、パーテーション、あるいは簡易ベッド等の整備に要する経費等の支援措置を講じていくことといたしております。
そして、重点医療機関等における設備整備支援であります(資料P23)。重点医療機関として非常に重要な役割を担っていただいておりますので、関係医療機器の整備支援を行ってまいりたいと考えております。
それから、救急・周産期・小児医療機関においても、緊急に入院患者を受け入れていく必要がありますので、陰圧装置、簡易ベッド、空気清浄機等の必要な機器の整備を支援することにいたしております。
外国人患者の受け入れ態勢は、いわゆる医療通訳の方々を配置する、あるいは問診票、案内の多言語化等を図っていくことにいたしております。
クラスター発生施設への感染症対策専門家の派遣はDMAT、COVMATの派遣等を引き続きできるよう関係予算を整備・拡充しております。
住居確保給付金の支給等も所要の予算措置を講じたところであります。
それから、社会経済活動の拡大対策であります。飲食店等に対して営業時間短縮要請を行っておりましたが、その協力金を6月1日から7日まで1週間延長させていただくことに伴い、所要の予算措置を講じました。
それから、また、そうした飲食店等と商取引があった関係事業者の方々、店を閉めてしまわれたので売上が大幅に減少してしまった、具体的には5割以上減少したといった事業者の方々、あるいは先ほど継続してご協力をお願いいたしましたスポーツ施設、遊技施設といった施設の皆様方にも時短要請を行っておりますが、そうした要請の結果、売上が前年、あるいは前々年の50%以上減少するというような大きな影響が生じるような場合に支援措置を講じることといたしているところであります。
それから、宿泊事業者による感染防止対策への支援であります。これは国の新たな補助金が設けられているところであり、感染防止対策に要する経費、働き方が少し変わってきており、ワーケーションなどを受け入れるための前向きの設備投資などを進められる際の、国の支援措置に対して、県といたしましても、国費2分の1に対して県費4分の1の継ぎ足しを行うという形で宿泊事業者の方々に感染防止対策や、新たな事業展開に取り組んでいただくための支援措置を講じていきたいと考えております。
それから、公共交通事業継続への支援でありますけれども、バス事業者、航路事業者、航空路事業者等非常に厳しい経営状況にありますので支援の拡充に努めていきたいと考えております。
それから、緊急資金繰り支援資金の融資枠の拡大に必要な所要の予算措置も講じているところであります。
県民の皆様方のご協力もいただき、ようやくピークを越えて少しずつ減少傾向で推移しておりますが、再度の感染拡大を何としても防いでいかなければならないと考えております。あと1週間、営業時間短縮もお願いをさせていただいたところであり、そうした取組を通して、何としても感染者ゼロの日を迎えられるように全力を注いでまいりたいと考えておりますので、県民の皆様方、事業者の皆様方のご理解とご協力を再度お願い申し上げる次第であります。
私からは、以上でございます。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
営業時間短縮要請の1週間延長ということですけれども、期間の根拠を教えてください。
ようやく新規感染者も1桁台で推移しつつあるわけでありますけれども、病床使用率は非常に高い状況が続いております。今後、順調に推移すれば、これが低下し、一定の落ち着きが見られるまでに、1週間程度の時間が必要であろうということ。それともう一つは、新規感染者が確認される中で、感染経路が不明の方々の割合が一定ございます。感染された方々が、どこで感染したのか分からないという状況でありますので、もうしばらくご協力をいただく中で、そういった事例を少しでも少なくしていく努力に1週間ほどかけて新規感染者数を減少させ、収束を迎えられるように努力していきたいと考えているところであります。
飲食店等への営業時間短縮要請に関しては、状況に応じては延長もあり得るというお話でしたが、一体どのような状況になれば解除に踏み切れるのか、基準となるようなものは一体どういったところにあるのか、教えてください。
基本的には、長崎市に「緊急事態宣言」を発令させていただき、外出自粛要請、営業時間短縮要請など総合的な措置を講じているところでありますが、県の感染ステージが「ステージ4」から「ステージ3」、「ステージ3」から「ステージ2」、と一定リバウンドがないだろうと予測される状況まで改善させる必要があるものと考えており、そういう状況が十分可能であるという状況になるまでご協力をいただいていく必要があるのではなかろうかと考えております。
なお、長崎市以外の地域においては、飲食店等の営業時間短縮のお願いをさせていただいておりませんが、その他の地域でも新たな感染事例が確認されており、飲食店等を介する感染事例も継続して複数確認されている状況でありますので、そういった感染リスクの高い場面というのは、何としても避けていただけるよう、いましばらくご協力をお願いする必要があると考えております。
営業時間の短縮などもあり、夜間の人出というのは一定程度抑えられていますが、一方、知事からのご説明にもありましたように、昼間の人出については、減少はしているものの、夜間に比べるとあまり幅がないというところで、土日、浜の町等をみてみますと、たくさんの人出があるようにも見えます。昼間の人出というのは、いわゆる県民の皆さん、市民の皆さんに外出自粛を呼びかける他手はないのでしょうか。他に何か対策といいますか、一手打つというところでお考えのところはありますでしょうか。
基本的に不要不急の外出自粛をお願いしているところであり、仕事等で必要な場面としてお出かけになられる事例も数多くおありだと思いますし、通勤途上で周辺地域を通られる方々もいらっしゃるのではなかろうかと思います。したがって、個々具体的にどのような用務でお出かけいただいているのかというのを把握するのはなかなか難しい状況でありますので、一概には言えませんけれども、ウィークデーと休日によって人の流れが大幅に違うといった状況も見てとれます。各事業者の皆様方には継続してお願いしておりますけれども、リモートワーク等の積極的な推進等についても、引き続き協力をお願いしていく必要があるものと考えております。
ここ最近、長崎市等々では、市立学校での感染者というのが比較的出ていたと感じていたのですけれども、学校での感染対策と他県の事例で、マスクの着用は本当にあったかどうかわかりませんけれども、体育の後に亡くなられている方もいらっしゃいました。マスクの着用に関して、授業中の指導、学校での感染対策の呼びかけ等県としての呼びかけというのは、今どのようなことをされているのか現状を教えてください。
総務部では私学を担当しており、私学として把握している状況を回答さしあげます。市の教育施設に関しましては、授業、部活動中、休日の取扱いにつきましては、文部科学省から通知がきておりますので、文部科学省からの通知を各市の学校に対しても周知をしているというところと承知をしております。それに伴って、私立も対策を実施しているという形になっていますので、公立における、おっしゃられたようなマスクのところは、今把握をしておりません。教育庁の担当部署から後ほどお答えさせていただきたいと思います。
3点伺います。新規感染者について、数字を見る限り、大幅に減少していますが、その減少した要因について、知事ご自身はどのように分析されているのか、伺いたいと思います。
今回、いわゆる第4波という形で感染拡大の時期を迎えてきたわけでありますけれども、少し早い段階から外出自粛でありますとか、具体的には、県の感染段階「ステージ3」の時点から営業時間の短縮要請等をさせていただいたところであります。特に大型連休に差しかかる時点でありましたので、人の流れが非常に大きく拡大する時期を前に、関係者の皆様方のご協力をいただく必要があると考え、他県と比べると少し早い時期から取組を進めたということで、少し早い効果が得られてきているのではなかろうかと考えております。
大規模接種会場について、長崎市と佐世保市に設けるということを明らかにしましたけれども、その後、具体的な接種会場など決まったことがあれば、教えてください。
接種会場につきまして、長崎医療圏を管轄する地区といたしましては、今のところ県庁を予定しております。佐世保・県北医療圏を管轄する地区として、サンパーク吉井を予定しております。議会での承認後、正式な契約とさせていただく予定であります。
長崎市の飲食店等への営業時間短縮要請の関連事業者への給付金についてお話がありましたけれども、具体的にはいつごろから始めるお考えでしょうか。
今のところ、長崎市と共同で支給を行う予定です。申請の受付並びに給付については長崎市にお願いをする予定にいたしておりますので、今後、詳細について打ち合わせをして、できるだけ早く進められるように対応していきたいと思っております。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いいたします。ございませんでしょうか。
今回、営業時間短縮要請を延長されましたが、協力金について、営業時間短縮要請の初日から、延長終了まで全ての期間において営業時間短縮をしないと支払われないのでしょうか、それとも、5月31日までで一旦区切って支給するということなのでしょうか。
それぞれ期限を区切って支給します。前回延長したときもそうでしたけれども、期間を区切りまして、それぞれの期間でご協力いただいたところで支給をしたいと考えております。
わかりました。今回、営業時間短縮の要請を延長ということですけれども、実態として多くの店が休業を選択せざるを得ない状況に陥っています。このことについて知事はどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。
確かに営業時間によっては午前5時から夜8時までという範囲内での営業という形でお願いをさせていただいておりますので、夜間を含めて営業される業種の事業者の方々は、営業時間が確保できないという状況にあり、大変厳しいお願いをさせていただいているというのは十分認識をさせていただいているところでありますが、やはり感染事例を考える際に、最大の要因であるそのような場をいかに回避できるかということが感染の拡大を防止する上で極めて重要であるとの考え方で、お願いをさせていただいてきたところであります。
確かに長崎市については、徐々に新規感染者は少なくなっておりますけれども、なおいま少しの間、十分な警戒心をもって生活をお過ごしいただく中で、何としてももう少し、あと一段、感染者数を縮減していく必要があるものと考えているところであります。
わかりました。今回営業時間短縮要請について、テイクアウトのお店は除外されていますけれども、お店に行けないということで、テイクアウトのお店に注文が増えているという話もある一方、我々のもとには、人通りが減ったことでテイクアウトも影響を受けているという声も聞こえてきています。今回テイクアウトのお店への支援は盛り込まれていませんが、今後、テイクアウトのお店等を支援の対象にするようなことについてお考えがあれば教えてください。
基本的には、長崎市内に対して外出自粛のお願いをさせていただいており、外出自粛によって人の流れが少なくなったということを要因として重大な経営上の影響を受けた事業者の方々は、長崎市内に限らずいらっしゃると思いますし、あるいは商取引の関係で他の市町村で営業を行っておられる方々の中にも影響を受けられた方がいらっしゃると思います。したがって、国の月次交付金ではありませんけれども、前年、前々年の売上の50%以上減少するような影響が生じた事業者の方々には一定、事業継続に向けた給付金を支給させていただくということで、現在、検討を行っているところであります。
それは、今回の営業時間短縮要請等に伴い大きな影響が生じた事業者に含まれるという理解でよろしいですか。
はい。
県内での“心呼吸”の旅の再開についてお尋ねします。現状長崎市に緊急事態宣言を継続しているということで、現状は難しいと思いますが、今後、例えば、長崎市の緊急事態宣言が解除されたり、営業時間短縮要請が解除されたりしたら、速やかに“心呼吸”の旅を再開したい等、意向はいかがでしょうか。
いま少し気を引き締めて感染症対策に取り組んでいかなければいけない状況にあるものと考えておりますので、今後の推移によって安心できるような状況になった段階で、再度検討をしていく必要があるものと考えております。
分かりました。以上です。
長崎市への緊急事態宣言の発令についても6月7日までの延長ということでよろしいでしょうか。
緊急事態宣言というのは、事態が改善するまでと思っております。各事業者の皆様方は、経営計画、事業計画をお持ちでしょうから、期間を限って営業時間短縮の協力のお願いをさせていただきましたけれども、緊急事態宣言というのは、幅広く県民・市民の皆様方のご協力を仰がなければいけない内容であります。事態が改善するまでと考えているところであります。
営業時間短縮要請自体は7日までで終了したとしても、緊急事態は継続するという可能性もあるということでしょうか。
そうですね。必要な協力はまた改めて、緊急事態という名のもとで行うのかどうかは別にして、継続してお願いをさせていただく必要があるのではないかと考えております。
わかりました。ありがとうございます。
事業者向けの要請についてお聞きします。ウィズコロナを考えると、在宅ワークやテレワークを進めることは重要だと思いますが、資料4ページには過去の要請内容がまとめてあり、過去2回事業者に在宅勤務を推進し、出勤者を半減と求めていらっしゃいます。この半減というのは、どの程度実行できているのか県として把握なさっていますでしょうか。
事業者の取組をつぶさに把握するというのは、できていないところですけれども、半減まではなかなか至らずの事業者が多いと承知をしております。業種毎に、半減まで至っていただいているところもありますけれども、例えば、小規模な事業所等は、例えば1割台とかいう数字もお聞きしております。業種毎の工夫もやっていただきながら、縮減に向けてという形でお願いしているという状況でございます。
今回の要請では、「出勤者の縮減」ということですけれども、今回はどれぐらい縮減してほしいというのはありますでしょうか。
半減というところにつきましては、全国的なところで緊急事態宣言が出ている地域は、例えば7割減という形で目標値を掲げております。我々としましては、集中的に取り組む期間という形で半減をお願いしておりました。
今回につきましては、そこを少しある意味、表現を緩める形にはなりますけれども、特にそういった意味では目標というのは掲げずに、これまでの取組の延長線上としてできるような対策をしていただきたいということで縮減という表現にしております。
最後に、首都圏など他の地域では、経済団体等に要請したり、行政と協議したりしています。具体的に商工会議所等と話をすることはないでしょうか。
これまでもそうですけれども、そういった団体に関しましては、個別あるいはそれぞれ集まっていただいて意見交換あるいは要請ということをさせていただいておりますので、そういったところの延長で今回も取り扱っていきたいと思っております。
どうもありがとうございました。
それでは最後に、先ほどの、KTNさんからの質問に対して体育保健課長からご回答を差し上げます。
学校におけるマスクの着用についてですけれども、様々な教育活動の中で、十分な距離が取れていればマスクの着用は必要ないということであります。
体育の授業におけるマスク着用についてですけれども、同様に距離が取れていればマスク着用は必要ないということであります。ただし、今からは熱中症等の心配もありますので、子どもたちの体調に合わせてマスクを外したり、熱中症等のリスクがないときにはマスクをつけたりといった指導をしております。以上です。
よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして記者会見を終了させていただきます。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後2時00分から午後2時46分(46分間)
・特別会議室
【定例記者会見】
会見内容
movie令和3年5月24日 記者会見
会見内容
新型コロナウイルス感染症について(1)
それでは、ただいまから知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
まず初めに、私から新型コロナウイルス感染症の現状についてお話をさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の状況でありますが、県下全域に「医療危機事態宣言」を発出し、また、長崎市においては県独自の「緊急事態宣言」を発令させていただいているところであります。
感染状況につきましては、依然として、連日、新規の感染者が確認されている状況であります。
1週間当たりの感染者数でありますが、昨日5月23日公表時点で、1週間当たりの新規感染者数は98人という状況となっており、5月10日公表時点では364人でありましたので、その後、減少傾向で推移してきているところであります。
しかしながら、県内の病床占有率は、依然として高い数値で推移しているところであり、特に長崎医療圏においては、「緊急時対応」としてフェーズ4の病床140床に36床を上乗せした176床で何とか対応を続けているという状況であります。これをフェーズ4の病床数に引き直してみますと、いまだ病床占有率は75%という状況となっているところであり、予断を許されない状況が続いているところであります。
一方、県内全体を見てみますとき、ひと頃に比べますと、一定落ち着きを取り戻しつつあるものと受け止めているところであります。全国的には、多くの都道府県が「緊急事態宣言」、あるいは「まん延防止等重点措置」の対象となるなど、まだまだ注意が必要な状況が続いているところであります。
県民の皆様方におかれましては、引き続き県外との往来の自粛、殊に、県内においても医療の逼迫が続いております長崎市との不要不急の往来はお控えいただきますよう、お願いを申し上げる次第であります。また、家族以外の方々との会食やカラオケの利用についても、引き続き控えていただきますようお願いを申し上げます。
県といたしましては、今後とも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に全力を注いでまいりたいと考えておりますので、県民の皆様方におかれましても、先ほど申し上げましたことに加えて、マスクの着用、手指消毒の徹底、3密の回避といった「新しい生活様式」の実践について、今後ともご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
以上、私から、その後の経過のご説明とお願いをさせていただくところであります。後は、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社の方からご質問をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症について(2)
今、新型コロナウイルス感染症の感染状況についてお話がありましたが、独自の長崎市への緊急事態宣言に伴い、長崎市内における外出自粛要請と飲食店等への営業時間短縮要請を5月31日まで延長されているところですけれども、要請の延長や、宣言の継続のお考えは、今の時点ではございますか。
現時点では、今後の推移を見極めていく必要があるのではなかろうかと考えているところであります。
長崎医療圏の状況でありますが、既存病床の「緊急時対応」を除きますと、病床利用率が75%と極めて高い状況が続いております。一方、療養者数も相当高い数値で推移しているという状況であり、こういった状況の中で、規模の大きいクラスターが発生するということになると、まさに身動きがとれないようなことにもなりかねない状況であろうかと考えているところであります。
したがいまして、一旦、5月31日までの期限として営業時間短縮要請等をさせていただいておりますが、この1週間の推移を見極めた上で、継続したご協力をお願いするのかという点を含めて検討していかなければいけないと考えているところであります。
検討結果というのは、今週中にも発表するのでしょうか。
はい、そう考えております。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて(1)
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種についてお尋ねします。首相が7月末を念頭に高齢者向けのワクチン接種を終えたいとしていますけれども、長崎県での接種の終了の時期はいつ頃を目標としているのか教えていただきたいと思います。
本県における高齢者への優先接種については、4月12日の長崎市を皮切りに順次開始されているところであり、全ての市町において接種を進めていただいているところであります。この進捗状況は、首相官邸のホームページで、都道府県ごとの接種回数が公表されているところであり、その集計によりますと、少し時点が古くなりますけれども、5月16日時点で、本県において2回目の接種まで終えられた方々が1,296人と集計されているところであります。高齢者接種については、これまでワクチンの供給量の見通しがなかなかつかないという状況でありましたことから、各市町においては、具体的な接種計画が立てにくいというお話でありましたけれども、先月末に国から、6月末までに全ての高齢者が2回接種できるだけのワクチンが計画的に供給されるということが示されたところであり、これをもって具体的な接種スケジュールが組めるようになったと聞いているところであります。この終了時期については、先般、厚生労働省において調査が実施され、県内各市町の意向としては、7月末までに全て終了をしたいということで回答がなされたと承知しております。県といたしましても、それに向けてできる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。
ありがとうございます。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の関連で、長崎県も独自の集団接種会場を設ける予定と伺っております。接種方針については、一日にどのくらいの規模で進めていきたいのか、その接種会場を設置する理由や、これからの課題というところについて教えてください。
国もそうでありますが、大規模接種会場の設置については、モデルナ社のワクチンを使用するということになっており、ワクチンの配送時期が具体的にどうなるのかということも課題になっておりますが、6月中旬頃の設置を前提に検討を進めているところであります。現在検討中であります規模といたしましては、例えば長崎会場であれば、1日当たり800人前後、佐世保会場で400人程度の接種を前提に体制整備を進めていきたいと考えているところであります。
ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて(2)
新型コロナウイルス感染症ワクチンについてお伺いします。キャンセルなどで余ったワクチンの活用について、他県では、キャンセル分のワクチンを市町村長に打つことを容認する指針をまとめるといった動きがありますけれども、県として何らかの指針をまとめる考えはございますでしょうか。
また、知事ご自身は既に新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種されたのか、これから接種予定なのか、それも併せて教えていただければと思います。
私はまだ接種は終えていないところであります。具体的な接種のご案内がいただけていないところであり、接種券等の配付をいただいた段階で、しかるべき方法で接種をしたいと考えているところであります。
ワクチンを一旦薄めた後、接種対象者がいらっしゃらないということで廃棄処分になった事例があるというようなお話をお聞きしておりますけれども、余るということで、事前にご連絡等いただければ、県でもできるだけ高齢者の方々に接種していただけるように調整したいと思っておりますが、一旦希釈された後の状態であれば保存期限がございますので、なかなか難しい面があるのではなかろうかと思っており、そういう状況であれば、各接種会場において緊急的にご対応いただくということも必要になってくるものと考えております。少しでも無駄にしないということが非常に大切ではなかろうかと考えているところであります。
余剰ワクチンの活用指針については、現時点において県で統一した指針というのは考えておりませんけれども、先般報道でもございましたとおり、各市町で方法を検討されていると伺っておりますので、どのようなお考えをお持ちなのかというのを伺ってみたいと思っております。
県において準備を進めている集団接種会場について、先ほど長崎市と佐世保市の2か所に設置するということでしたけれども、接種に必要な医療人材の確保というのはどうなっているのでしょうか。
県の医師会の皆様方、看護協会、歯科医師会、長崎大学等関係機関のご協力をいただきながら、必要な人材の確保に努め、計画的な接種を進めてまいりたいと考えているところであります。
水陸機動団の県内誘致について
政府が大村市の竹松駐屯地に陸上自衛隊の水陸機動団第3連隊を配備する方向で検討に入りましたけれども、この配備の受け止めについて伺えればと思います。
実はまだ私どもは一切そういったお話をお聞きしていないところであり、一部、新聞報道等でそういった趣旨の報道がなされたということは承知しておりますが、現段階では、まだコメントさせていただくような状況にないのではなかろうかと考えております。
九州新幹線西九州ルートについて
JR九州が九州新幹線の名称を「西九州新幹線」に決めたという発表がありましたけれども、知事の受け止めを伺います。
令和4年に開業を迎えようとしている、これまで「九州新幹線西九州ルート」と呼んでまいりましたルートが、西九州地域の発展に貢献できるようにというお考えの下、そのような名称にしていただいたのではなかろうかと考えているところでありますが、先般は、車両の名前も公表されましたし、「西九州新幹線」という形でこの路線の名称も公にされたところであり、県民の皆様方も期待が高まりつつあるのではなかろうかと思っているところであります。
これから多くの皆様方に愛され、ご活用いただけるような新幹線となるよう、私どもも努力してまいりたいと考えております。
それでは、各社の皆様方から、ご質問お願いいたします。ございませんでしょうか。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて(3)
県において準備を進めている集団接種会場についてお尋ねします。長崎市、佐世保市以外に県として設置する市町があるのか。集団接種は、高齢者接種からスタートしますが、第5波が来てしまう懸念もあるので、高齢者の接種を7月末までに終了というところですが、県としても、ワクチン供給計画の目処が立つ前から具体的な準備は進めていかなければいけないのではないかと思いますがいかがでしょうか。
集団接種会場でありますが、県内各市町が、7月末に接種を完了したいというご意向があるのは、十分承知しているところでありますけれども、県としても、少しでも早く接種を完了していただくことができるよう、この集団接種会場の設置運営をしっかり行いたいということで、具体的な検討に着手しているところであります。比較的接種対象者が多い長崎市地域、佐世保市地域を会場として設定し、先ほど申し上げたような規模で、できるだけ早く接種を完了していただくことができるように努力してまいりたいと考えているところであります。
確かに、今、第4波の最中にあり、今後の動向がどうなるのかということを、予断を持ってお話をさせていただくこともまだ難しい状況にあるかと思いますけれども、まだワクチン接種が完了してしまわない状況の中で、第5波のリスクもあるのではなかろうかと考えているところであります。
これは、第4波の際にも申し上げているところでありますけれども、これをやれば変異株を含めたコロナウイルスを克服できるといったような特別の対応策は見当たりません。これまでと同じようにマスクの着用、人と人との距離の確保、小まめな手指消毒、そういったことの積み重ねによって感染を回避していくことが非常に重要になってくるものと考えておりますので、そういった面では、今後とも多くの県民の皆様方に、日常生活の中でそういった視点を持ってリスク回避にお努めいただけるように呼びかけを進めていかなければいけないと考えております。
また、そういった中で、例えば飲食店等は、マスクを外して飲食をされる場になりますので、具体的な感染防止に向けた認証制度の運用について、今、具体的な項目を掲げながら調整を進め、一刻も早く各飲食店の皆様方にもご協力をいただきたいと考えているところでありますので、そういった取組などを通して第5波を回避できるように努力してまいりたいと考えております。
ありがとうございます。今、ワクチン接種が進んでいる中、県として、もう一つ、医療従事者のワクチン接種も陣頭になって取りまとめていらっしゃいますけれども、今、県内の感染状況は、営業時間短縮要請などで協力をいただいた結果、落ち着きを取り戻しつつあると思いますが、医療従事者のワクチン接種の終了時期の目安というのは出ていますでしょうか。
6月中、早ければ6月中旬までの接種完了を目指して計画を進めているところでございます。
ありがとうございます。今回、医療関係でまたクラスターが出てしまったので、ワクチン接種が進めば、そういったところのリスクというのもかなり低くできるのではないかということでの確認でした。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて(4)
県において準備を進めている集団接種会場について、現段階の表現として、長崎市と佐世保市に集団接種会場を設置することを決めたと言ってよろしいのかということと、6月中旬ともなれば既に1か月を切っていますが、集団接種会場の場所の目処と、その後に対応する医療従事者の規模の見込みを教えてください。
ワクチンの配分量の時期がまだ確定してないという意味では、決めたと言い切れるところまでは難しいと思っています。
基本的には県も協力して、できるだけ早く高齢者の優先接種を終えたいと考えているところでありますが、ワクチン配分量の具体的な時期が確定できないような状況でありますので、それを待ってからスタートをするという形になるものと受け止めております。
改めてモデルナ製のワクチンが供給されればということを前提に、ワクチン配分の時期が確定できれば設置するということでよろしいですね。
あと2つ、会場のことと対応する方の規模など、わかれば教えてください。
会場も、一応想定している会場はありますけれども、これから具体的な形で調整を進めていこうと考えているところであります。
なお、接種希望でありますけれども、先ほど、長崎会場で800人前後、佐世保会場で400人前後と申し上げましたけれども、6月中旬から始めて7月末までに大体7週間ありますが、3週間、接種させていただいて、接種間の1回目、2回目は4週間空けなければいけませんので、7月末までに2回、接種を完了してしまうということで計算いたしますと、およそ2万5,000人前後という形になるのではなかろうかと考えております。
新型コロナウイルス感染症について(3)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。今月31日まで営業時間短縮要請等を行っており、それを延長するかどうかについては、今週中に判断するということでした。第3波の際には、県内全域に営業時間短縮要請をかけ、2月の補正予算では、営業時間短縮要請に伴い影響を受けた関連事業者に対しても20万円の給付金のようなものを支給されたと思いますが、今回も営業時間短縮要請による影響を受けた関連事業者に対する給付金は検討されていますでしょうか。
いわゆる協力金以外の一時金等の支給の件でしょうか。
はい。
たしかに、営業時間短縮にご協力をいただく中、そのことによって様々な分野で影響を受けておられる事業者の方々がおいでになられると考えているところであります。
今回は、要請対象範囲が長崎市内に限定されるということでもありますので、現在、そこ取扱いをどういう形で進めていったらいいのか。既に4月28日から5月11日までの期間を再度延長させていただいて、5月31日まで延長をした上でご協力をお願いしているところであります。それぞれの依頼のたびに、いわゆる協力金の形で積算し、必要な予算措置を講じていかなければいけないと思いますが、併せて、具体的な商取引があって、甚大な影響を被られた関連の事業者の方々に対しても、国の月次支給金とまではいかないかもしれませんけれども、何らかの形で影響をできるだけ小さくするような支援措置が講じられないのか、検討を進めてみたいと考えているところであります。
わかりました。今の話を解釈すると、営業時間短縮等の影響を受けた関連事業者に対しても、規模はわからないけれども何らかの支援を検討したいと受け止めてよろしいでしょうか。
どのような対象業者に限るのか、支給の単価をどうするのか、そういった面も含めてこれから検討してみたいと考えております。
石木ダム建設事業について
石木ダム建設事業についてお尋ねします。昨年の暮れ頃から、県におきましては、地元住民の方々との話し合いに向けた検討を続けられていると思いますが、現時点で、対話に向けた検討がどのような状況にあるのか教えてください。
これまでも反対住民の皆様方との話し合いの条件等について、担当課長が現地に赴くなどして反対住民との接触に努めてきたところでありますけれども、反対住民の中には、コロナ感染をご心配なさる声もお聞かせいただいているところであり、また、具体的な条件等についての確認ができていない状況であります。
したがいまして、改めて話し合いの条件等を確認するための協議の場を設けていただくよう、先週付で反対住民の皆様方に文書でお願いをさせていただいたところであります。どういう形でそのような機会を設けたらいいのかということについて、改めて真意を確認しながら調整を進めていきたいと考えております。
今のお話ですと、先週の時点で文書をお送りになられているということですが、反対住民からは、それについての返答は、まだ来ていない状況でしょうか。
まだご返事をいただくには至っていないところであります。
それは県と地元住民とが実際に話し合いをするために、どういった条件でやるのかということを事前に協議するということでしょうか。
はい。
それは県として、いつ頃ぐらいに実施したいという考えはあるのでしょうか。
できるだけ早くご返事をいただいて具体的な調整に努めていきたいと考えております。
昨年から県の幹部が現地に行かれて様々な調整をされていると思うのですが、文書で正式に協議を投げかけるというのは初めてという理解でよろしいでしょうか。
はい、初めてになります。
そうしますと、反対住民との話し合いに向けて一歩前進と受け止めているのですけれども、時期的なものは、反対住民側が話し合いに応じるかどうかまだわからないという段階で、答え辛いかもしれませんが、6月の中旬以降に県議会も控えています、例えば、6月の県議会までに、協議ではなく、協議の先の実際の話し合いを実施したいという意向などはないでしょうか。
できるだけ早くお返事をいただければ、調整に入りたいと考えており、6月議会前にそういった機会を設けられれば大変ありがたいと思っております。
もし仮に今回対話が実現するとなれば、知事は従来から、3期目の任期中に行政代執行について何らかの方向性を示したいとおっしゃられていますけれども、今回の対話が実現すれば、判断のための大きな判断材料になると理解してよろしいのでしょうか。
今まで申し上げてまいりました行政代執行の取扱いについて、代執行を行うということは、最後の最後の手段でありますので、それまでの経緯等も慎重に見極めながら総合的に判断をしていかなければいけない課題であると考えておりますが、そこに直結するような話というよりも、前回も直接、面談の機会をいただきましたけれども、その際にも改めてその話を聞いてくれというようなご提案もいただいたところであり、それについては、お受けしますよということを申し上げてきた経緯もありますので、そういったお話の機会が持たれるということであれば、ぜひ私どもも話し合いに向き合ってまいりたいと考えております。
反対住民側は、工事の中断を求めていますけれども、今回、事前協議の中で反対住民側が工事の中断を求めてきた場合、県として、応じる意向があるのかお聞かせください。
工事の中断も、色々な中断の仕方があるだろうと思っております。例えば、話し合いの期間中は一つの合意がなされるまで全て事業を中断するようにということになると、話し合いが長引けば工事再開の目処が立たないわけでありますので、おのずと限られた期限の中この工事は進めていかなければいけない状況の中で、どこまで中断の条件としてお考えになっておられるのか具体的にお聞きした上で判断していかなければいけないものと考えているところであります。
わかりました。以上です。
特定複合観光施設(IR)について
カジノを含む特定複合観光施設 (IR)についてお尋ねします。
先週の九州地域戦略会議で、九州地方全体で依存症対策を行なっていくということが発表されました。今年の夏を目処に、一度会議を開くようになっています。長崎県において、ギャンブル依存の状態がどの程度深刻なのかということについて知事の認識をお聞きしたいと思います。
それから、全国の遊技場、いわゆるパチンコ業界が出しているデータを基にはじいてみたのですけれども、単純にパチンコ遊技場の数を都道府県の人口で割ると、長崎県は上から5番目に来ます。また、パチンコ台数を単純に都道府県の人口で割ってみると、これも上から8番目に来ます。総じて九州地方はパチンコが多く、パチンコという身近なギャンブルに馴染んでいる方が多いと思います。これを踏まえてどのようなギャンブル依存症対策をしていくべきかと考えているのでしょうか。
ギャンブル等依存症の実例というのは、なかなか把握するのが難しい状況にあるものと考えておりますけれども、専門的な医療機関、あるいはサポート体制というのが十分でないというところにも大きな課題があるものと考えているところであります。
したがって、今回、九州、山口各県が連携・協力しながら、「九州地方依存症対策ネットワーク協議会」を立ち上げようと考えておりますのは、九州を代表するような専門家の方々のご協力もいただいてまいりたいと思いますし、専門機関、各医療機関等のネットワーク化を図ることによって、しっかりとサポートをさせていただけるような体制づくりを九州、山口各県が連携して進めていく必要があるのではなかろうかと考えているところであり、そのために各地域で取り組んでおられる優良な事例があれば、それを共有する、必要な人材育成に共同して取り組んでいくといったことを当協議会の中で、各県と連携しながら議論し、協力してサポート体制を構築していきたいと考えているところであります。
もちろん、ギャンブル等依存症については、私ども行政の立場としてのみならず、事業者の立場からもしっかりとした協力を得ていく必要があるものと考えておりますので、そういった両面からの対応策をこれからしっかりと組み立てていく必要があるものと考えているところであります。
それから、パチンコ等については、非常に全国的にも多い県の一つであるということでありますので、パチンコ等の際にも、依存症になられる方々がいらっしゃるというお話もお聞きしているところでありますので、そういった方々を含めて全体としてギャンブル等の依存症、あるいはその他の薬物依存症、アルコール依存症といった分野も含めて幅広い依存症対策を講じていくための推進母体として活用していきたいと考えているところであります。
もう一つ関連してスケジュール感についてお伺いします。九州IR推進協議会で、今年の秋にも決起大会を開催することになっていますが、それまでに、依存症対策としてどの程度具体的なものをつくるべきか、打ち出すべきかとお考えでしょうか。
九州地域戦略会議の秋の会議がございます。この夏にも第1回の協議会を開催し、各県からの情報共有や、今後の取組について議論を交わし、その結果を秋の戦略会議で報告したいと考えております。
どうもありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について(4)
新型コロナウイルス感染症についてお尋ねします。飲食店の第三者認証制度を検討されているとおっしゃっていましたが、具体的な開始の時期や、対象飲食店、チェック項目については山梨モデルを踏襲したもので実施するのか、それとも長崎県独自で考えている項目があるのか、わかっている範囲で教えていただきたいです。
飲食店等の認証制度、あるいは宿泊施設等に係る認証制度はご承知のとおり、「team NAGASAKI SAFETY」ネットワークが既に運用されているところであり、長崎市、佐世保市、平戸市、雲仙市は既に旅館・ホテル関係者の方々がこの認証をお受けになられ、それぞれの事業者の方々が五十数項目程度のチェック項目にご留意をいただき、安全・安心対策を講じていただいております。
その対象業種としては、宿泊施設に加えて飲食店もありますが、先行して取り組んでおられる長崎市、佐世保市、平戸市、雲仙市の4市のうち雲仙市は飲食店まで拡大しておられるというお話を聞いておりますけれども、残りの3市は飲食店の分野まではまだ拡大しておられない状況です。
中身を見ますと、五十数項目ある中、ほとんどがいわゆる山梨方式と同じような内容になっているところであります。「team NAGASAKI SAFETY」ネットワークのシステムは、長崎大学で監修をしていただいたところであり、改めて、今回、県下全域で認証制度を動かし始めるということで、長崎大学に再度ご協力をいただき項目を監修し、各市や町、各宿泊施設、飲食店等の皆様方にご提示し、チェックした上で運用を進めていきたいと思っております。
準備のための時間が少し必要でありますけれども、できれば6月から先行的に手を挙げていただける事業者の方々には、認証制度を適用・運用できるように進めてまいりたいと考えております。
6月の細かい時期は決まっていますでしょうか。
6月下旬を目途に考えております。
ありがとうございます。
それでは最後の質問でお願いいたします。ございませんでしょうか。
新型コロナウイルス感染症について(5)
第三者認証制度についてお尋ねします。これはお客様にとっては目印というか、安全に飲食ができるお店という広報の効果があるかと思います。認証制度を導入したお店に対して、例えば営業時間短縮要請の緩和等のインセンティブを導入するお考えがあるのか、お聞きしたいです。
今、営業時間短縮要請のお願いをさせていただいておりますが、どこまでチェックし、守っていただくことによってリスクが下がるのか、あるいは回避できるのかをしっかりと評価していかなければいけないものと考えておりまして、現時点で営業時間短縮を回避するということまでは考えていないところであります。今後の運用実績等において具体的な成果が上がるというような状況になれば、その段階で検討をしてみたいと思っているところでありまます。
財政的な支援等はどうでしょうか。
恐らくこの具体的な認証を取得していただくに当たり、これまでも飲食店等の環境整備、例えば、仕切り板設置や換気装置の導入等、色々な安全・安心対策に取り組んでいただく際の支援措置を講じてきたところでありますが、今回、認証に当たり、なお必要となってくる分について具体的な対応策を講じていかれるといった面について、一定の支援措置というのも併せて検討を進める必要があるものと考えているところであります。
新型コロナウイルス感染症ワクチンについて(5)
県において準備を進めている集団接種について、接種の予約方法や、市町で進めている接種とどう住み分けをするのか検討状況はいかがでしょうか。
予約の方法については、今検討をしているところでございまして、基本的には市町の予約とは別立てになるかなと思っているところです。
ありがとうございました。
よろしいでしょうか。
それでは、以上をもちまして、記者会見を終了します。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
・午後3時30分から午後4時41分(71分間)
・特別会議室
【臨時記者会見】
会見内容
movie令和3年5月13日 記者会見
会見内容
県下の感染段階の切り替え(ステージ4からステージ5へ)県下全域に「医療危機事態宣言」を発令。長崎市内には、「緊急事態宣言」を継続。
それでは、ただいまから記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
今日も皆様方には、会見の機会をいただき、ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の状況については、前回5月7日に会見の機会をいただいたところでありますが、依然として大変深刻な状況が続いているところであります。
今日は、その後の推移等についてご説明を申し上げ、改めて県民・市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。
それでは、説明をさせていただきます。
まず、感染状況の推移でありますが(資料P1)、左側の山が第3波であります。4月以降、急速に感染者が拡大し、第4波の山を形成しているところであります。昨日40名の感染者が確認されておりますが、本日は46名の感染者が確認されるという状況であります。グラフをご覧いただくと、あたかも一つの山を越えたかのようなイメージをお持ちになられるかもしれませんが、決してそういうことではなく、これから増加傾向に推移するのか、減少傾向に転ずるのか、まだまだ予断が許されないような状況にあるものと考えているところであります。これまでの1週間の新規感染者数は340人で、非常に高い状況のまま推移しているところであります。
その他の指標の推移・状況をご覧いただきたいと思います(資料P2)。県のステージ判断で、黄色が「ステージ3」、オレンジが「ステージ4」、赤が「ステージ5」という基準となる数値であります。県全体の病床逼迫状況でありますが、順次、4月末から病床稼働率が上昇傾向で推移し、最新の状況では58.2%で6割に近くになっているところであります。まさに国のステージ判断基準であります「ステージⅣ」を上回る状況となってまいりました。新規報告者数でありますが、これも5月8日以降、県の「ステージ5」の基準を超過するという状況となっております。療養者数も、順次高くなっており、現在39.4人という状況に至っているところであります。地域によって相当の格差が見られるところであり、長崎市とその他の市町の数値を上下でご紹介をさせていただいておりますが、長崎市については連休の前後から感染段階「ステージ5」を超過する状況が続いており、病床の稼働率は最新の状況では98.6%となっております。98.6%というと、100%にはもう少しだけど余裕があると受け止められるかもしれませんが、実は、この数字は広域調整を行った後の数字であります。100%以上は受け入れられないわけであり、実はもう既に長崎医療圏で発生した患者さんを長崎医療圏で受け入れることができない状況になっております。その状況は、後ほどまた改めて説明いたします。
新規報告者数について、長崎市の推移をご覧いただいておりますが、非常に高止まりの状況が続いてきており、人口10万人当たり新規感染者数が50人という状況が続いております。また、療養者数も83.5人という状況となっております。長崎市は、この期間全て赤で塗りつぶされているという状況であります。
一方、佐世保市を含め、その他の市町の状況でありますが、下の表でご覧いただいてお分かりのとおり、順次、病床稼働率も上昇傾向で推移しておりますが、特にここ数日間については42%まで上昇してきております。これは、長崎市で発生した感染者を広域調整という形で県央、佐世保・県北、県南といった医療圏域で引き受けていただいている。したがって、長崎市の感染が県全体、あるいは他の地域の状況も深刻さを押し上げているという状況でございます。
その他の地域の新規感染者の状況でありますけれども、最新で人口10万人当たり14.8人ということであり、国の「ステージⅢ」にはまだ至っておりません。しかし、県のステージ判断基準で14人というのは「ステージ4」を超えるという状況になっております。
この間の感染者の状況について、今週1週間の感染者数と先週1週間の感染者数を比べてみますと、感染者の確認数は2倍以上に増えているという状況でありますので、長崎市以外の地域においても、極めて厳しい状況になりつつあるという状況であります。
療養者数は、現在、19.6人まで高まってきているところであります。
各指標と感染段階の推移のグラフでありますが(資料P3)、この間の新規感染者数(黄色のグラフ)は、連休明けに少し下がってまいりましたので、このまま下降線をたどるのではなかろうかと期待をいたしておりましたけれども、そういう状況にはないところであり、いま一層の感染防止対策に力を注いでいく必要があるところであります。
病床占有率(青色のグラフ)は、順次上昇してまいっており、県全体として58.2%、療養者数(緑色のグラフ)も、ほぼ比例するような形で増加してきております。
この間、連休直前には、連休期間中における緊急要請ということで、長崎市に対する不要不急の外出の自粛、飲食店等への営業時間短縮要請、イベントの中止・延期等をお願いしてきたところでありますが、まだその具体的な効果が見られるという状況にはないものと受け止めております。
また、5月8日以降は長崎市に緊急事態宣言を発令させていただいておりますけれども、なお、非常に厳しい状況が続いております。
病床の稼働状況であります(資料P4)。長崎医療圏については、病床稼働率は最大確保病床を前提に計算しておりますが、100%近く、98.6%になっております。広域調整で他の医療圏で受け入れていただいている感染者の方々が今日現在38人いらっしゃいますので、長崎医療圏で実際の感染者と病床の割合を考えてみますと、最大確保病床数に対して約130%の感染者がいらっしゃるという状況であります。その他の医療圏域においても、長崎市からの感染者を一部受け入れていただいているということもあり、順次高くなってきているところであります。本土部では66.3%、県トータルで58.2%という状況であります。
主な感染者の内容でありますが、重症者が13名、中等症・軽症者232名、宿泊療養施設等をご利用になっていただいている方々が278名ということになっております。
なお、重症者13名ということでありますが、先日まで14名の重症者であり、第4波の特徴の一つである重篤化する傾向があるということが、こういったところの数字に現れていると思います。ちなみに、第3波では、重症者のピークが10名でありました。
それぞれの県内の地域毎の感染者の発生割合であります(資料P5)。表の左側は、4月1日から5月12日まで、右側は、4月29日から5月12日までの期間を整理しております。新規感染者数は、長崎市を中心に発生しております。長崎市が65.3%で、ここからにじみ出すような形で長与町、時津町でも感染者が非常に拡大しているところであり、合わせますと7割を超える方々が長崎市並びにその隣接地で発生しているという状況であります。
この表は、第3波と第4波の感染要因等を比較してみたところであります(資料P6)。12月から2月までの第3波では3か月間で1,341人の感染者が確認されました。それに対して、第4波の感染者は4月1日以降5月11日まで929人の感染者が確認されているところであります。そのうち初発事例と考えられる感染事例の感染経路を分析した結果でありますが、第3派では、県外由来の感染事例が4割を超えるという状況で推移しております。これに対して第4波ではさらにそれが高まる状況であり、まさに県外との往来自粛をお願いしている最大の所以であります。なお、総体的に感染経路不明者の割合が3波では43.3%、4波では46.5%と高まってきております。これは感染者が拡大し、感染経路を追えない事例が増加してきているという状況であります。
一方、2次感染の事例でありますけれども、第3波と第4波を比べまして大きく変わっておりますのが、飲食関連、これが全体の13.9%が飲食の場で感染が広がったという状況であり、第4波においては3割近くの方々が、飲食関連で感染をされているという状況であります。
また、家庭内感染が継続して非常に高い割合となっております。職場関連も上昇傾向で推移しているところであり、これから申し上げられることは、県外からもたらされた感染が飲食の場、家庭内、職場を通して県内の市中まん延につながりつつあるということが言えるのではなかろうかと考えているところであります。
次に、長崎市内だけの数値を比較したところでありますが、傾向としてはほとんど変わっておりませんが、特徴的な点だけ申し上げます(資料P7)。まず、感染経路不明の割合が第4波において大幅に増加しております。感染された方々にお話をお聞きしても、感染経路が分からないという事例が増えており、まさに市中感染が広がりつつあるという状況であろうと考えております。2次感染の中で特徴的な分野として、飲食関連のカラオケ、特に昼のカラオケで感染が非常に増えているという状況であります。
その他の長崎市以外における感染事例でありますが(資料P8)、県外由来の割合が長崎市よりも顕著になっております。初発事例の感染割合のうち第3波では46%程度が県外由来でありましたけれども、第4波では、6割近くの感染要因となっているところであります。こういう状況で感染が拡大しつつあるということであります。
人の流れの状況であります(資料P9)。長崎市内の皆様方には不要不急の外出自粛をお願いしてまいっておりますが、その後の追跡調査の状況であります。5月5日以降11日までの最新の状況を振り返ってみますと、3割ないし6割、7割程度の方々が自粛をしていただいているという状況であります。前回の緊急事態宣言を発令させていただいた折には、ほぼ8割の皆様方にご協力をいただいているという状況でありましたので、夜間の減少幅は少し小さくなっているのではなかろうかと考えているところであります。昼間の人出の状況でありますけれども、これは、前回とほぼ変わりない状況ではなかろうかと考えております。
次に、感染状況の分析であります(資料P10)。改めて整理させていただきますと、長崎市では、急激な感染拡大によって新規報告者数、病床使用率、療養者数、いずれも県の最高ステージであります「ステージ5」を超過する状況となっております。
長崎市の感染拡大の影響を受け、県全体でもそれぞれの指標が「ステージ5」をオーバーするという状況となっているところであります。
長崎市の病床使用率は100%を超えるというような状況になっており、県全体の病床使用率は6割近くになっているということであります。病床使用率が98.6%ということはどういうことであるかといいますと、既に一般診療において、十分な医療サービスを受けていただけないような状況が生じております。例えば、がんの治療を要するような方々は、その治療を少し先延ばしして感染者を受け入れざるを得ないという状況もありますし、救急搬送の場合も広域的な調整を進めないと受け入れにくいという状況となっているところであります。先ほど申し上げましたように入院病床は、他の医療圏でも受け入れていただいておりますが、それぞれの地域でクラスターが発生するということになると、それぞれの医療圏で医療機能を提供できないような状況になってくることから、他の医療圏での感染者のこれ以上の受入は、なかなか難しいというのが今の状況であると考えているところであります。
それからまた、長崎市以外の感染状況は、全体としては「ステージ3」でありますけれども、直近の感染者の推移を見ますと、前週を2倍以上上回るという状況で推移しておりますので、その他の地域においても予断を許さないという状況となっております。
それから、第4波の特徴は、第3波と比べて非常に感染力が高いということであります。感染者の発生ペースが第3波のおよそ1.5倍になっています(資料P11)。具体的には、3か月間に1,341人の感染者が確認されてきましたけれども、第4波では41日間に929人の感染が確認されており、期間を同じくしてみると1.5倍の感染者数になってくるということであります。
その一つの要因が変異株であります。直近の検査結果によると94%が変異株に置き換わっているというような状況であります。
それから、第3波と比べ、重症者数が増加する傾向であります。医療を提供する際に数多くの医療スタッフが従事する必要があり、大変大きな負担となってくるわけであります。第3波はピークが10人でありましたけれども、第4波では既に14人発生しているという状況であります。
それからまた、高齢者の感染者が昼カラオケ等を通して多数発生する状況であり、第3波には見られなかったような傾向でありますけれども、第4波では55人、平均年齢73.5歳ということで、こういったこともまた重篤化の要因につながっているのではなかろうかと推測をいたしているところであります。
それから、2次感染事例における職場関連の感染事例が増えているということであります。第3波では3か月間で36事業所70人、第4波では既に43事業所71人の感染事例が発生しており、2倍を超えるペースで職場感染が増えているという状況であります。
最近の特徴的な感染事例をご紹介しますけれども(資料P12)、ゴールデンウィーク期間中に県外を訪問された方、あるいは県外から帰省された方がその感染を本県に持ち込まれ、その後、家庭内で感染が拡大するという事例が多発しております。連休以降136人、これは2次感染者の約4割が家庭内での感染拡大につながっているという状況であります。
そしてまた、連休に入る直前から、飲食店等による営業時間の短縮のお願いをさせていただきましたことも一つの要因だろうかと思いますけれども、自宅等でご親戚の方、友人の方が集まられて会食をされる、あるいは、大丈夫だろうということで、屋外でバーベキュー等をされたといったことに伴って感染が広がった事例が17件38人の感染者が確認されるという状況であります。
したがって、第3波で見られなかったような感染事例が出てきているところであり、これも変異株の感染力の強さの現れではなかろうかと考えております。
そこで、全体的なまとめを行ってみますと(資料P13)、長崎市の感染拡大が県全体の医療に大きな影響を与えているところであり、改めて幅広い県民の皆様方、事業者の皆様方のご協力をいただいて、一層の感染防止対策の徹底に取り組む必要があるものと考えております。
そして、現在の医療の危機的な状況を踏まえ、緊急的な措置を講じる必要が生じているということであります。
長崎市においては、営業時間短縮要請の結果、飲食店における感染事例は減少している状況でありますけれども、今後とも、カラオケやバーベキューなどでの感染事例が見られますので、県民の皆様、市民の皆様方には、ぜひそういった点に注意をお願いする必要があると考えております。
そして、最初の感染要因としては、県外由来の感染源が相変わらず多くなっており、そのことが家庭内感染、職場感染につながっているということでありますので、感染拡大防止に向けた注意をお願いしなければいけないということであります。
そういう状況で、改めてステージ判断を行ったところであります(資料P14)。県の指標は、先ほどご覧いただいたとおり、いずれの指標も最高レベルである「ステージ5」を上回る状況にありますので、県のステージ判断として、「ステージ4」を「ステージ5」に引き上げていきたいと思います。
長崎市が県全体のステージを押し上げるような状況になっておりますが、長崎市以外の地域は「ステージ3」の水準にあります。しかしながら、深刻な医療の状況に直面しておりますことから、現段階で県下全域に「医療危機事態宣言」を発令させていただくものであります。なお、長崎市の「緊急事態宣言」は継続して発出をしていきたいと思っております。
最高ステージであります「ステージ5」は「緊急事態宣言」というのが一つの選択肢でございました。緊急事態宣言は既に長崎市の感染状況は極めて厳しい状況でありましたので、「ステージ4」の段階から、長崎市については先行する形で緊急事態宣言を発出させていただきましたけれども、その他の地域が「ステージ5」レベルの感染状況、いわゆる感染まん延状況になっているかというと、今はまだそういう状況ではありませんので、市民生活、経済活動に過度の制約を加える状況には、いまだないものと考えております。
しかしながら、医療の逼迫状況は極めて深刻な状況にありますので、この医療危機事態宣言を発出させていただき、所要の対応策を講じていきたいと考えております(資料P15)。
医療危機事態への対応についてでありますけれども、長崎市の病床使用率が100%を超えるような状況にあり、長崎市の患者を受け入れる中で、他の医療圏域でも非常に深刻な状況となりつつあるということでありますので、改めて、この医療危機事態宣言を発令し、緊急的な対応として、病床は、最高フェーズであります「フェーズ4」を超える「緊急時対応」の病床を確保していきたいと考えております。
具体的には、現在、最大確保病床421床でありますが、「緊急時対応」として県全体で67床を追加確保し、県全体の病床数を488床まで拡大していきたいと思っております。このうち長崎医療圏においては、最大確保病床140床を36床拡大し176床として運用していきたいと考えているところであります。
併せて、長崎医療圏域における受入病床を確保するため、コロナ受入病院から医療圏域を越えた転院、後方支援病院への転院のさらなる拡大を図っていく必要があるものと考えております(資料P16)。
併せて、宿泊療養施設について、現在は384人の受入体制を整備しておりますが、医療体制をさらに充実し、軽症者の受入体制を強化する必要があると考えております。具体的に申しますと、今、宿泊療養施設には看護師が配置されており、健康観察等を行っていただいておりますが、関係者の皆様方のご協力をいただき、ドクターの訪問診療などができるような体制を整えるとともに、この宿泊療養施設においても広域調整を進めていく必要があるものと考えているところであります。
併せて、緊急の対応策ではありませんけれども、根本的な解決策としてはワクチン接種を進めるということが極めて重要でありますので、円滑な実施のために大規模接種会場の設置に向けてこれから準備を進めることとしているところであります。
そこで、改めて県民の皆様方にお願いを申し上げたいことであります(資料P17)。
変異株の拡大によって感染リスクが非常に高まっております。3密のみならず、1つの密でも感染した事例が確認されているところであります。また、依然として県外由来の感染源が多く確認されているところであり、家庭内感染、職場内の感染につながっている事例が多く発生しておりますことから、県民の皆様方には、家族や同僚を守るためにも、感染防止対策の徹底に、なお一層のご協力をいただくようお願い申し上げる次第であります。
これをやれば変異株にも勝てる、克服できるといったものはありません。マスクの着用、手指消毒の徹底、3密の回避、特に、場面の切り替わりや共用部分に接触された場合には、小まめに消毒を実施していただきたい。そしてまた、家庭内でも、具合が悪い方はぜひマスクの着用をお願いしたい。無症状の方でも、他の人に感染させるリスクがありますので、そのことを自覚していただいて、慎重な行動をお願いしたいということであります。
医療危機事態宣言の発令に鑑み、特に、医療が逼迫しております長崎市に皆様方には、少しでも感染リスクを減らすために、真にやむを得ない場合を除いて、外出自粛の徹底をお願いしたいと思います(資料P18)。必要やむを得ず外出される際にも、最小限の方々がお出かけいただけるように、ご協力をお願いしたいと考えているところであります。
既に、長崎市については緊急事態宣言を発令させていただき、飲食店の営業時間短縮、イベントの中止、延期、運動施設や遊技場などのその他の施設の営業時間短縮等もお願いをさせていただいているところでありますので、長崎市民の皆様方には、なお一層のご協力を賜りたいと考えております。
そしてまた、長崎市以外の地域の皆様方についても、感染が急速に拡大していることから、外出や人と人との接触の機会を極力減らしていただくとともに、感染防止対策を徹底していただきたいというお願いをさせていただくものであります。
そして、県外へのお出かけ、あるいは長崎市との往来は控えていただきますようお願いいたします。
やむを得ず県外にお出かけになられた方々も、お帰りになった後2週間程度は、無症状でも人に感染させるリスクがあるということをご理解いただいて、会食を避けていただく、人と人との接触の機会を減らしていただく、そのご協力をお願いしたいと考えているところであります。
家族以外との会食は屋外でのバーベキュー等を含む形で、ぜひお控えいただきたい、カラオケの利用は避けていただきたいと考えております(資料P19)。
それからまた、事業者の皆様方に対するお願いであります。今、様々な施策を講じながら、ご協力のお願いをさせていただいておりますが、まだ減少傾向に転じるという気配も見えない状況であります。人と人との接触の機会を減らすためにも、在宅勤務等を推進していただき、出勤者の半減にご協力をいただきますようお願いを申し上げる次第であります。
そしてまた、職場感染も増えておりますので、従業員の皆様同士の会食、出張先での会食はお控えいただきたいというお願いをさせていただくものであります。
職場の感染事例が増加しておりますので、N-CHAT等をこれまで以上に積極的にご活用をお願いし、職員の健康管理の徹底をお願いするところであります。
それからまた、この後の作業になりますけれども、飲食店等における第三者認証制度の導入に向けて準備を進めているところでありますので、事業者の皆様方にはご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
以上、ご説明をさせていただいたように、県内でも感染状況は相当の格差が見られるところでありますが、長崎市の感染が県下全域に大きな影響を及ぼす事態となっているところであり、その他の地域の皆様方におかれても、自ら感染しない、人に感染させないという細心の感染防止対策に取り組んでいただきますよう、改めてお願いを申し上げる次第でございます。
私からは以上でございます。あとはよろしくお願いいたします。
それでは、幹事社から質問をお願いいたします。
先日、政府にまん延防止等重点措置適用の要請を出されました。近く、政府ではまん延防止等重点措置、緊急事態宣言の拡大という検討に入られるようです。その後、政府から適用についての返答はあっているのでしょうか。
まだいただいておりません。西村大臣とお話をした折にも、国としても、しっかり感染状況の分析を進めてみたいというお話であり、その段階ではなかろうかと受け止めております。
ワクチンの大規模接種会場について、場所、時期、念頭にあるものがあれば、今の時点でのご回答をいただければと思います。
大規模接種会場につきましては、国から、今、各市町村単位で行っている高齢者のワクチン接種をさらに前倒しを進めるために、今後、承認されるであろうモデルナ製のワクチンを配布する前提での設置の意向の確認が来ております。
県といたしましては、今、各市町に、県が大規模接種会場を設ける場合の要望や留意点、各市町の意見も伺っているところであります。
各市町で行っているワクチンの体制とうまく整合性が合うような体制、規模をこれから詰めて実施してまいりたいと考えております。
以上であります。
具体的な時期というのは、何かあるのでしょうか。
国の意向調査では、今日までに自治体としての意向を回答するようにと言われておりますので、その手続をしております。国の通知によりますとモデルナ製のワクチンということですので、まだ薬事承認がされておりません。報道によると5月20日の検討会で早ければ承認ということですので、それ以降の実施になるのではないかと思っております。県としては、それ以降、速やかにワクチンが配分されても対応できるように、今、下準備を進めているところであります。
もう一点、宿泊療養施設についてお尋ねします。訪問診療ができるような体制整備という話ですが、具体的なモデルやスキームというのは、立ち上がっているのでしょうか。
今、医療スタッフの調整等を進めており、来週には体制が取れるように、準備を進めております。
まん延防止等重点措置の適用を要請されていますが、県独自の施策との相乗効果をどのように捉えていらっしゃるでしょうか。
相乗効果があるのかどうか、現段階では、まだ今後の動向が見えませんので、県として取り得る最大の対応策を講じていく必要があると考え、本日説明させていただいたような対応策を講じることとしたところであります。まん延防止等重点措置の適用対象となることによって、より関係事業者の皆様方の協力が得られるような環境が整うものと思っておりますので、今までに進めてない新たな項目が可能になってくる分野というのは、非常に制限されていると思いますけれども、柔軟な対応が可能になっていくものと考えております。
医療危機事態宣言ですけれども、今日から適用ということでしょうか。
もう猶予がないということで、これまでは翌日からということで整理させていただいておりますが、本日から適用し、病床も確保してもらっているところであります。
緊急事態宣言を長崎市に出していますけれども、医療危機事態宣言も今月31日までという期限を設けているのでしょうか。
いえ、特に期限を設けている状況ではありません。事態が解消されるまで必要な対応策を講じていく必要があるものと思います。
第三者認証制度の導入は、いわゆる山梨モデルの導入という認識でよかったでしょうか。
県内でも既に「team NAGASAKI SAFETY」モデルという形で、宿泊施設等を中心に複数の自治体で導入されている例も承知しているところであり、ほぼ、余り変わらない内容が含まれているという状況でありますので、そういった先行事例も参考にしながら、一本、認証制度を運用していけないか、調整を進めていきたいと思います。
ありがとうございます。
それでは、各社の皆様からご質問をお願いします。
宿泊療養施設での医療体制充実とありますが、現時点で県内では、宿泊療養者よりも自宅療養者のほうが多い状況になっています。他県では自宅療養者が亡くなる事例も発生していますが、自宅療養者へのフォローを何か考えていらっしゃいますでしょうか。現時点で自宅療養者が多いのには何か理由があるのでしょうか。
自宅療養者に対する医療支援体制につきましては、これまで、宿泊療養で対応するのか、入院医療が必要なのか、自宅で対応できるのか、そういったことを保健所、保健所での判断が難しい場合には病院で診察の上で、それぞれ適切な療養施設で行っているところであります。
例えば病院施設であれば、それぞれ管理者が病状の確認をできるのですけれども、自宅の場合には保健所から定期的に患者の状態について確認をするような形にしております。
これまで、例えば体調が急変したり、それに気づくのが遅れたりというようなことも他の自治体では事例がありますので、そういったおそれがある場合には、頻回に確認することや、お一人で自宅療養をされると、なかなか他者が気づきにくいということもありますので、そういった事例はなるべく施設での対応を優先する等、そういったような運用の工夫を行っているところであります。
ありがとうございます。次に、「緊急時対応」で増やされる病床に関して、従来の感染症指定医療機関の中から、さらに一般病床をこじ開けて増やすようなイメージなのでしょうか。
これまで感染症指定医療機関にお願いしていた病院も当然増やしていただいております。また、一部ですけれども、新たにコロナの受け入れのために病床を確保していただいた医療機関も含めております。そのトータルとして67床という形になっております。
長崎医療圏で既にもう広域調整が始まっているとおっしゃっていましたけれども、一昨日の夜の時点で病床使用率が98.6%ということですが、もう既に実質100%を超えているという表現で間違いないでしょうか。
長崎医療圏域にいらっしゃった方で、広域調整を行なった方をカウントするとすれば、当然100%を超えるという状況になります。
「ステージ5」の感染段階に引き上げるのは、これが初めてということでよろしいでしょうか。
初めてです。
ありがとうございました。
今回の病床の追加確保というのは、現状想定し得る最大限の受入態勢と認識してよろしいでしょうか。
はい。もうぎりぎりの状態で緊急時対応を行っていただいていますので、もうこれ以上上げるのは難しいという状況での67床の追加というものであります。
仮に、この病床が埋まってしまった場合、どのようなことが想定されるのでしょうか。
これまで入院のほうが望ましいであろうという方についても、やむを得ず宿泊療養施設での療養が行われる可能性もありますので、そういった可能性を考慮して、先ほど申し上げた医療体制の強化を図るというものであります。
ありがとうございます。まん延防止等重点措置適用の申請のタイミングについてお尋ねします。先ほどの説明の中で、連休中、ゴールデンウィーク期間中に県外からの帰省等で持ち込まれたというお話がありましたけれども、それもある程度想定し得るものだったのかなとも思います。連休前、連休後ではなく、連休の前にまん延防止等重点措置の適用の申請をするといったことは考えられなかったのか。今回のタイミングで正しかったのかというのをお答えいただけますでしょうか。
まん延防止等重点措置を要請する際に、県全体の感染状況が一定のレベル以上にないと、要請しても採用していただけないという状況がありますし、少なくとも国の感染段階「ステージⅢ」以上の状況でないと難しいと言われておりました。
したがいまして、まずは事務レベルを含めて、連休の前から、本県の極めて深刻な状況については情報を共有しながら、まん延防止等重点措置の申請もあり得るということで情報交換を進めていたところでありますが、いよいよ危機的な状況になってまいりましたことから、今週の月曜日に改めて時間をいただいて、大臣に要請を行ったところであります。
ありがとうございました。
医療についてお聞きします。緊急時対応の病床を増やすということで、先ほど部長からお話がありましたが、一般病床をコロナ病床に回すのかどうかということを聞きたいのですけれども、先般、長崎市長と一緒にみなとメディカルセンターの院長さんが会見なさいまして、今既に一般病床をコロナ病床に回しているということでした。それで何とかやっているけれども、逆に言うと、一般病床にかかる患者さんはもう受け入れられないケースが出てくるとおっしゃっています。ここも、今回の緊急時対応によって同じようなことになるんでしょうか。
各医療機関そうならないように最大限の努力を払った上で、新たに通常診療に使う病棟を閉じることによって、新たなコロナ病床を出していただいております。したがいまして、みなとメディカルセンターの院長先生がおっしゃったような事態も今後想定されますので、市民・県民の皆様にはご理解いただいた上で、なるべく感染拡大が起こらないような取り組みをお願いしたいという趣旨であります。
知事が先ほど、週明けにも緊急対応を稼働させたいというお話ですけれども、現時点で現状確保病床というのが395で、全体の421と乖離がありますけれども、これは週明けになると完全に稼働できるという理解でよろしいのでしょうか。
421床というのは、離島医療圏域も含んでいるところでありますので、そういった病床数を全て本土の感染者に稼働させるというのは、現実的には難しいことでありますけれども、緊急時対応分としては、稼働できるような状況にあります。
既に稼働できる状況になっております。
今回の緊急時対応の措置によって、いわゆる財政的な負担というのは考えていらっしゃるのでしょうか。
いわゆる確保病床という形になりますと、国の制度として、確保病床に対する補償金というような形になりますけれども、現状、それがどこまで発生しているかという具体的な見込みというのは立てておりませんので、これから、かかってきたところの精算という形になると思います。
ありがとうございました。
緊急時対応の病床で確認をしたいのですけれども、この67床というのは、基本的には県本土で確保する病床数と考えてよろしいでしょうか。
県本土圏域を合わせると59床、離島の4つの医療圏でそれぞれ2床ずつ、合わせて67床となっています。
ありがとうございます。宿泊療養施設での医療体制を充実するということですけれども、現状、各医療圏で1つないし2つ確保されていますけれども、その確保されている宿泊療養施設全てで医療体制を充実させるということになるのでしょうか。それとも、長崎市内だけといった限定的なものになるのでしょうか。
まず、長崎市を優先と考えています。
重症者が第3波より増えているということですけれども、変異株の特徴として、若い方や基礎疾患がない方も重症化するという例が見られるということですけれども、長崎県内でもそのような方が重症化している例はあるのでしょうか。
はい、そのような例もあると聞いております。これまで一般的には、高齢者に重症化リスクが高いと言われておりましたが、私の持っている今の事例の中にも、例えば40代、50代の方にも重症の対応をされているというのも確認されておりますので、若い年代の方にも注意が必要と考えております。
重症化された方の中で若い方の割合はどれくらいになりますか。
それぞれお一人程度ずつではあるんですけれども、そういった事例も実際見られているというので、注意が必要だと考えています。
ありがとうございました。
大規模ワクチン接種会場の関係で2点お伺いします。先ほど、各市町に意向調査をしているということでありましたけれども、例えば何人ぐらいの規模、接種人数を目指すのか等目標や目処があったら教えてください。
各市町の実施する計画と整合性をうまく合わせてやらないと、混乱して、かえって効果が出ないとなるといけないと思いますので、どれくらいの規模、例えば1日当たり何百人規模でやるのかというのは、今後、詳細は詰めたいと思っています。
ワクチン接種会場をつくるとなると、医療従事者の確保が必要になりますけれども、今、医療の逼迫が進んでいる状態で、どのようにスタッフを確保しようと考えておられるのか、その検討状況をお尋ねします。
今、県医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会をはじめ、各団体を通じてワクチン接種に協力いただける医療従事者の確保のお願いをしております。
それとは別に、特に長崎大学におかれましては、多くの臨床研修医の方もいらっしゃいます。大学以外の臨床研修医の受入施設に対しましても、研修医にワクチン接種の医師として活躍いただけるように調整を行うとともに、本県の場合、大学に歯学部があり、国からも、一定の要件を満たせば歯科医師も接種可能と伺っています。したがいまして、歯科医師の確保についても、大学歯学部と協議を進めさせていただいている状況であります。
ありがとうございました。
事実関係で2点確認します。「緊急時対応」の488床というのは、今日段階で確保できたと言えるのでしょうか。
昨日の段階で確保は済んでおります。
長崎医療圏について病床が逼迫しているということで、広域調整を既に行っていたということですけれども、具体的にいつから広域調整を行われていたのでしょうか。
具体的な日時まで今、確認できないのですけれども、少なくともゴールデンウィーク期間中から医療病床の逼迫状態が見えていましたので、その時点で広域調整を行っておりました。
5月に入ってからということですか。
5月に入ってからでございます。
ありがとうございます。
県内全域の病床を「緊急時対応」の病床数に引き上げているということになるのでしょうか。それとも、長崎医療圏だけ引き上げたのでしょうか。
実際に県内全域で対応はできるのですけれども、引き上げにつきましては、本土圏域について緊急時対応の病床を昨日時点で確保していただいております。
他の離島については、現在のフェーズのままということでしょうか。
そういうことでございます。
わかりました。宿泊療養施設での医療体制の充実の件についてお尋ねします。訪問診療を医師が行うこと等を検討されているということですが、宿泊療養施設で、例えば点滴治療や酸素投与等もできるようなことまで考えてらっしゃるのでしょうか。
はい、そういったことも考慮に入れております。
わかりました。ワクチンの大規模接種会場の設置についてお尋ねします。大規模接種会場となると、県内でいえば長崎市や佐世保市といったいわゆる都市部に設置することを想定されているのでしょうか。
はい、一般的にはそういったことになろうとは思うのですけれども、例えば、各市町からいただいているこれまでの意見ですと、地域で集団接種会場を設けようと思っても、医療従事者の確保が難しいというようなご要望もいただいていましたので、そういった地域の方も接種していただきやすいような場所が望ましいかなと思っています。そのようなことも考慮に入れたいと思っておりましたので、現在、各市町にも意向調査をさせていただいているというものであります。
わかりました。先日、全国知事会などで、幾つかの首長から、まん延防止等重点措置ではなく、全国一斉の緊急事態宣言を出してはどうかという意見も出たと聞いているのですが、それについて知事としてはどのようにお考えでしょうか。
緊急事態宣言でどういった措置を講じるかという話でありますが、例えば、飲食店等に対して休業要請を行うかどうかといったことも含まれてくるものと思っております。そういった際に、それぞれの地域の実情に応じて、感染者が全く発生してないような地域まで含めて、あえてそういった経済活動を制約するような措置が必要になってくるかというと、これは必ずしもそういう状況ではないのではないかと私は理解しておりますし、また、現に各県内の自治体のリーダーの方々も、それぞれの現状を踏まえて対応策を講じてほしいといった声などもいただいているところであります。それぞれの地域の感染状況の実態に応じた対応策というのが重要になってくるのではなかろうかと思っております。
わかりました。今回、感染段階を県の「ステージ5」に引き上げ、長崎市に対して営業時間短縮要請と協力金の支給をされています。長崎市や、その周辺の自治体でも、飲食店にお客さんが来なくなっており、非常に危機的な状況にあるという話も聞いたりしているのですけれども、「ステージ5」に引き上げるに当たって、他の地域に対して営業時間短縮要請や協力金の支給ということをされなかった理由というのは何かあるのでしょうか。
先ほど申し上げたように、長崎市とその他の自治体と比較してみると、感染状況のステージが明らかに違うという状況であります。
今回、「ステージ5」に引き上げるにあたり、どういった措置を講じるのか様々な選択肢もあったわけですけれども、幾つかの市のご意見等を拝見してみると、一律、例えば「ステージ5」に引き上げて緊急事態宣言のような措置を取るのであれば、営業時間短縮要請協力金は各地域、満遍なく措置すべきだというご意見もあれば、無用に経済活動等を制約するべきではないのではないかといったご意見もあるところであり、そこはしっかりと調整を図っていく必要があるものと思っております。
わかりました。現在、長崎市の施設と県の施設で、開館時間や、休館について、一定定まってないのではないかという意見も出ています。長崎市と県で会館時間や休館について統一されるお考えはないでしょうか。
一律に県立と市立の公共施設等を同一扱いにするというのが適正であるのかどうか。県の施設になりますと、例えば図書館などについては市立図書館の後方支援機能なども担っているわけであります。これが県下一律同じような状況で感染段階にあるということであれば別ですけれども、長崎市は非常に深刻な状況。しかし、他の地域については、全くそういった制約をかけてないような段階であるわけでありますので、そういった状況を踏まえつつ、総合的に調整を進めていく必要があるものと理解をしております。
最後に1点。先日、ワクチンの医療従事者の優先接種の分で、長崎市内の医療機関で余ったワクチンを、緊急的な対応として家族の方に打たれたという報道があっていました。そのような場合のルール等、国から何か示されているということはあるのでしょうか。
国から明確な手順等が示されているものではありませんけれども、ワクチンを無駄にしないようにというようなことでの考え方で我々は理解しております。
今回の場合は、例えば余った場合に、医療従事者がいない場合には、その次に優先接種になっているような高齢者、基礎疾患を持っている者という順番で一般的に接種をしていくのが順当ではないかなとは考えておりますが、一旦シリンジに移してしまうと6時間しかもたないということでありますので、そういう状況下で無駄にしないような対応については、各医療機関の判断でされたのではないかと理解しております。
今回のようなことに対して、今後、県として各医療機関に通知等を出すといったお考えというのはありますか。
これまでワクチンが余りそうな場合について、事前に予約枠を設定しているのに、例えば、どうしても打てない方が分かっている場合には、時間的余裕がありますので、県に調整担当者を置いて、次に優先する人を振り向けるという調整をこれまでさせていただいております。
一方、もう直前になって、時間になっても来られない、打てないとなりますと、ワクチンの有効時間の関係がありますので、そこは各施設の臨機応変な対応にお任せして、なるべくワクチンの廃棄がないということで対応をお願いする運用が、今のところ一番妥当ではないかなと考えております。
以上です。
それでは、最後の質問でお願いいたします。ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。